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諸町景観まちづくり 通信(第5号)

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諸町景観まちづくり 通信(第5号)
参考
■色彩のシミュレーション
② 彩度を高く
した場合
① 現行
諸町景観
諸町景観まちづくり
景観まちづくり 通信(第5号)
基準内
2.5Y9/4
2.5Y9/1
(基準内最大彩度)
平成 22(2010)年9月 発行
諸町景観まちづくり協議会
中津市総務部まちづくり推進室
「諸町景観まちづくり協議会」
第1回役員会を開催しました。(9/27)
④ 色相を青に
変えた場合
基準外
③ 彩度を高く
した場合
8月の「諸町景観まちづくり協議会」設立総会を受け、
役員会では「景観まちづくり団体の申請」を行うことを決
定し、諸町の具体的な景観形成の検討に入りました。
2.5Y9/6
5B9/2
(基準外)
(基準外)
2.5 Y 9 / 6
色相
明度
彩度
諸町の将来像を膨らませ、景観形成に向けた「景観形成
方針(案)」や「景観形成基準(案)」を検討しました。
~色彩基準値(マンセル値)の読み方~
←「2.5ワイ 9 の 6」と読みます。
役員会で話し合ったこと
1.景観形成景観(まちづくり)方針(案)の検討
○ 景観形成方針(案)の決定
■アクセントカラー(強調色)のシミュレーション
アクセントカラー 1/5
広告物は集約化し、必要最小
限の数・大きさにするととも
に、まちなみ景観と調和した
統一感のあるものとする
採用
アクセントカラー 1/10
アクセントカラー 1/20
諸町筋には、今も城下町の流れを
汲む町屋や武家屋敷のまちなみが残
っており、江戸時代から継承されてき
伝統的な様式の町屋や
電線・電柱は、裏
建造物の保全・継承
電柱化や地中化等
まちなみから突出
により、まちなみ
した高さの建築物
景観に配慮する
の規制・誘導
×
た歴史的なまちなみと現代の建物の
×
調和により、落ち着いた佇まいを醸し
出しています。
×
この城下町の風情をもった諸町筋
×
を、一体感のある景観づくりによって
質を高め、昔の懐かしさを感じながら
散策できる閑静な佇まいをもったまち
づくりを目指します。
【景観形成のイメージ図】
*下線は、ワークショップ(8/3)で出されたキーワード
自動販売機はまち
なみと調和した色
彩とする
周辺のまちなみ景観と不
調和な派手な色彩の建築
物の規制・誘導
敷地周りの緑化の推進
2.景観形成基準(案)の検討
今後の予定
(1)現況のまちなみに対するワークショップで見えてきた諸町筋の暗黙のルール
10月20日(金) 「諸町景観まちづくり協議会」第2回役員会 (18時30分~)諸町集会所
暗黙のルール
暗黙のルール(
のルール(景観形成基準案
景観形成基準案)
*景観形成基準の決定(改修・建替え時に、全戸が守る緩やかな基準)
関心のある方は、ふるってご参加を!
問合せ
問合せ(協議会事務局)佐々木正喜 (事務局長宅) TEL:0979-22-02493 / 中津市総務部まちづくり推進室
TEL:0979-22-1111 (内線 771)
FAX:0979-24-7522
4
メール:[email protected]
街並み
街並み・
連続性
空き地や駐車場等は、ま
ちなみに調和した門扉や
板塀、和風壁、植栽など
により、まちなみの連続
性に配慮する。
歴史的まちなみと
の調和や町屋の連
続性に配慮した配
置及び形状となる
ように努める。
1
建物高さは、原則と
して2階建て以下と
する。
3階以上の場合は、
壁面等に工夫する。
車庫、物置等
の付属家は、
位置、形態、
色調等に配
慮する。
外構(
外構(緑化)
緑化)
格子や漆喰、板壁等の伝統的な
意匠や日本瓦による勾配屋根
の採用など、和風建築様式を基
調とする。
城下町に相応しい既存樹木
の保全や在来種の採用によ
り、地域固有の景観の保全
に努める。
漆喰調仕上げ又は板張り等、城
下町の風情を感じさせる材料
を取り入れように努める。
門、塀及び門扉は和風建築と調
和したものとする。
室外機等の設備は、通りから見
えない場所に設置するか、囲い
を設ける。
色彩・デザインの
色彩・デザインの統一性
・デザインの統一性
壁、屋根の色は、城下町の風情
を感じさせる落ち着きのある
色彩とする。
マンセル表色系
外構(
外構(門・戸・塀・目隠しなど
目隠しなど)
しなど)
花壇やプランターの配置に
より、潤いのある景観の保
全に努める。
看板等は、まちなみ景観と調
和した形態、意匠とする。
日よけテントを設置する場
合は、色彩やデザインに配
慮する。
自動販売機等については、周
辺の景観との調和に努める。
(2) 景観形成基準(案)の具体的な検討
① 建物等の高さの検討
建物の現況は、ほとんどが2階建て以下となっており、高さ基準を以下のとおりとします。
原則として 2 階建て以下とし、高さの最高
限度を 10m以下とする。やむを得ず 3 階に
なる場合は、通り筋に面した部分への下屋又
は庇の設置、壁面に工夫を凝らすなど、城下
町の風情を損なわないように配慮する。
修景例
② 壁、屋根の色彩について
建物の壁、屋根は、概ね落ち着いた色彩が採用されており、中津城周辺景観形成地区
(すでに諸町の店舗は規制対象)の色彩基準を採用します。
壁、屋根で使用可能な色彩範囲
(基準) 城下町の風情を保全するため、建物高さは、
但し、各壁面に使用できるアクセントカラーの割合をより低く設定します。
R(赤)~Y(黄) GY(
GY(黄緑)
黄緑)
彩度 4 以下
彩度 2 以下
他
原則として
原則として
使用不可
②さらに、無彩色又は素材色を用いるなど、城下町の風情を感じさせる落ち着きのある色彩・
素材とします。
③上記に加えて、屋根面はできる限り無彩色または低明度・低彩度色を使用し、城下町の風情
に相応しいものとします。
④使用できるアクセントカラー(強調色)は、各壁面の1
1/20以内
20以内とします。
以内
※アクセントカラーとは、壁面などにアクセントをつけるために用いられる色彩基準外の強調色です。
※但し、上記①②
上記①②の
①②の基準は
基準は、現在の
現在の建物等には
建物等には適用
には適用しませんが
適用しませんが、
しませんが、色の塗替え
塗替え、建替え
建替えの
には、
この基準
基準を
適用することとなります
することとなります。
際には
、この
基準
を適用
することとなります
。
2
屋根
屋根、
、壁面
壁面の
の色彩基準
色彩基準(
( 案)
① 屋根、壁面の色彩基準(マンセル値(別図参照)
)は、以下の色彩とする。
3
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