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公益財団法人計算科学振興財団事業概要

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公益財団法人計算科学振興財団事業概要
平 成 2 7年 度
公益財団法人計算科学振興財団事業概要
企画調整局
目 次
頁-
第1
財 団 設 立 の 趣 旨
第2
財
の
団
1名
2
要
2
称
2 所
3 設
概
在
地
2
一一一…...........-・H・・・ . .… .. ......・…・…一一一-一一…ー…..~_.・・・ー甲山・・ ・・・…ー…Hー・・…
日
2
額
2
構
3
数
4
7 役員及び評議員等
5
4 出
立
年
f
局
月
総
5機
6職
員
定
第4
平成 2 6年 度事業報告
6
款
--T
上司ム
1事 業 報 告
5FOO
第3
2 財 務 諸 表
2 経営改善の取り組み状況
第6
主要事業の推移(平成 2 4年 度 '
"
'
"
2
6年度)
の
ム
3財 務 諸 表
qLηL
1事 業 計 画
ワ
白
平成 2 7年度事業計画
4467
第5
30
参考資料
2 FOCUSスパコン利用法人
3 FOCUSスパコン利用事例
4 FOCUSを通じた「京」へのステップアップ実績
5 スパコン関連機関
12345
33333
1 高度計算科学研究支援センターの概要
第 1 財団設立の趣旨
スーパーコンピュータの活用による研究開発、スーパーコンピュータの産業利用及び
普及啓発に関する事業を行うことにより、京を中核とする計算科学の研究教育拠点を形
成するとともに、計算科学分野の振興と産業経済の発展に寄与することを目的とする。
1
-
第 2 財団の概要
1 名
称
公益財団法人計算科学振興財団
2 所在地
神戸市中央区港島南町 7丁目 1番 28号
3 設立年月日
平成 20年 1月 22日
(平成 25年 4月 1日公益財団法人に移行)
4 出摘総額
出絹団体
101, 000千円
出摘額
出摘率
出摘年度
兵
庫
県
50, 000千円
49. 5 %
平成 19年 度
神
戸
市
50, 000千円
49. 5%
平成 19年 度
神戸商工会議所
1, 000千円
1
. 0%
平成 19年 度
101, 000千円
100.0%
2
口L
計
-
2
-
5 機構
平成 27年 8月 1日現在
理事長
秋山喜久
副理事長
平野拓也
専務理事
安井
宏く県〉
-長 野 恵 一
常務理事
事務局長
(・長野恵一)
総務グループ長
L
担当課長
普及促進グループ長
吉田雅英
太田
稔く県〉
中谷景ーく民〉
理事会・評議員会,財団庶務,人事・労務管理,
予算・決算及び会計,給与管理,財産・物品管理,
高度計算科学研究支援センターの管理運営
普及啓発事業,企業技術者向け人材育成,
F
O
C
U
SAI¥。コンの需要開拓, H
P
C
Iの産業利用促進,
産業用スハ。コン利用相談センターの運営,
分散コンヒ。ュータ博物館の運営
業務運用グ、ルーフ。長
│
担当課長
」担当課長
棲内
亮久く民〉
F
O
C
U
Sスハ。コンの保守・維持管理・運用, F
O
C
U
S
スハ。コン利用支援, H
P
C
I運営委託事業の実施,
アクセスホ。イント神戸の運営, 国・理研・登録機関・
-飛岡康明
H
P
C
Iコントシアムとの調整,賛助会員制度, C
O
E事業・
( 雫 石 芳 男 く 県 > ) 理化学研究所への研究助成,研究機関運営事務,
戦略産業雇用創造プロ γェクトの推進
【共用促進・研究部門】
研究部門長
ト 主任研究員
」 一 一 一担 当 課 長
J
注1
注2
注3
注4
長嶋
西川
(長嶋
丘
︿
共用専門員
雲
チ
ー7
コ]テ守イネータ
F
O
C
U
SAI¥oコンの共用等産業利用推進事業の総括
ヰt..てと
J
.
J
:
:
:
¥
iJc
'
T
F
O
C
U
Sスハ。コンの共用等産業利用推進事業の推進
雲兵)
研究計画の立案、実施、研究成果の公表
(西川武志)
雫石芳男〈県〉
r・ 」 は 市 派 遣 職 員
r
く県 >
J は県派遣職員
r
く民 >
J は民間の出向職員
r()J は 事 務 取 扱 及 び 兼 務
3
-
6 職員数(常勤)
平成27
年 8月 1日現在
事務職
専門職
合計
人材派遣
係長級
以下
課長級
以上
(
1
)
(
1
)
総務グループ
2
2
2
6
普及促進グループ
6
7
(
1
)
(
1
)
業務運用グ、ノレープp
2
4
2
9
共用促進 ・研究部門
3
2
、
〉
よ
口
(
1
)
(
1
)
6
1
2
計
3
注 1 兼務を除く。
注 2 役員を除く。
注3
(
2
)
()内は市派遣職員で内数を示す。
4
-
4
2
5
7 役員及び評議員等
(1) 役 員
平 成2
7
年8
月 1日現在
役職名
氏
理事長
秋山喜久
関西広域連合協議会会長
副理事長
平野拓也
兵庫県参与
専務理事
安井
常務理事
長 野 恵一
神公益戸財市企団画法調人整計局箪科政策学企振興画部財担団事当務課
局
長長
理事
阿部孝次
公益社団法人関西経済連合会理事・事務局次長
理事
家次
神戸商工会議所副会頭
理事
今西正男
神戸市理事(医療産業都市・企業誘致推進担当)
理事
今村
国 立 研 究 開 発 法 人 海 洋 研 究 開 発 機 構 特 任 参 事/兵庫県参与
理事
落合正晴
理事
加藤千幸
理事
橋本芳純
公益財団法人新産業創造研究機構専務理事
理事
平尾公彦
国立研究開発法人理化学研究所計算科学研究機構機構長
理事
藤井孝蔵
一 般 社 団 法 人 HPCIコンソーシアム理事長
理事
コ宅正史
神戸大学特別顧問
監事
村上純二
公認会計士・税理士
監事
安田義秀
神戸商主会議所常務理事・事務局長
備
名
宏
'
恒
努
考
兵庫県企画県民部参事
兵庫県企画県民部科学情報局長
東京天苧生産技術研究所
J革1
霊的シミュレーション椛究センター長(教授)
(2) 評 議 員
氏
名
備
考
井村裕夫
公益財団法人先端医療振興財団名誉理事長
生駒昌夫
一般財団法人大阪科学技術センター会長
?可回裏昭
人と防災未来センターセンター長
清原正義
兵庫県立大学学長
熊谷信昭
公益財団法人ひょうご科学技術協会理事長
佐藤慶士
公益社団法人関西経済連合会副会長
杉本直己
甲南大学先端生命工学研究所所長
関
一般財団法人高度情報科学技術研究機構理事長
武田
昌弘
贋
森脇俊道
神 戸大 学 学 長
公益財団法人神戸産業振興財団理事長
(3) 顧 問
氏
名
今井
敬
備
新日餓住金株式会社名誉会長
井 戸 敏=
兵庫県知事
久元喜造
神戸市長
一5
-
考
第3 定 款
第 1章 総 則
(名称)
第 1条
この法人は、公益財団法人計算科学振興財団と称する。
(事務所)
第 2条
この法人は、主たる事務所を兵庫県神戸市に置く。
第 2章
目的及び事業
(目的)
第 3条
この法人は、スーパーコンピュータの活用による研究開発、スーパーコンピュータの産業利用
及び普及啓発に関する事業を行うことにより、京を中核とする計算科学の研究教育拠点を形成するとと
もに、計算科学分野の振興と産業経済の発展に寄与することを目的とする。
(事業)
第 4条
この法人は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
(
1
) スーパーコンピュータの産業利用の促進
(
2
) スーパーコンビュータを活用した研究開発の促進
(
3
) スーパーコンビュータの研究成果等に関する普及啓発
(
4
) スーパーコンピュータの産業利用に関する調査研究の実施
(
5
) スーパーコンピュータの利用推進を図るための研究教育拠点の形成
(
6
) スーパーコンビュータの利用促進拠点である高度計算科学研究支援センターの管理運営
(
7
) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
2 前項第 1号から第 4号及び第 6号の事業は、日本国内において行うものとする。前項第 5号の事業
は、神戸市において行うものとする。
第 3章 資 産 及 び 会 計
(基本財産)
第 5条
基本財産は、この法人の目的である事業を行うために不可欠な財産として理事会で定めたもの
とする。
2 基本財産は、この法人の目的を達成するために善良な管理者の注意をもって管理しなければならず、
基本財産の一部を処分しようとするとき及び基本財産から除外しようとするときは、あらかじめ理事会
及び評議員会の承認を要する。
(株式の権利行使)
第 6条
この法人が保有する株式(出資)について、その株式(出資)にかかる議決権を行使する場合
には、予め理事会において理事総数(現在数)の 3分の 2以上の承認を要する。
6
-
(事業年度)
第 7条
この法人の事業年度は、毎年 4月 1日に始まり翌年 3月 31日に終わる。
(事業計画及び収支予算)
第 8条
この法人の事業計画書、収支予算書、資金調達及び設備投資の見込みを記載した書類について
は、毎事業年度開始の日の前日までに、理事長が作成し、理事会の承認を受けなければならない。こ
れを変更する場合も、同様とする。
2 前項の書類については、主たる事務所に、当該事業年度が終了するまでの間備え置き、一般の閲覧
に供するものとする。
(事業報告及び収支決算)
第 9条
この法人の事業報告及び決算については、毎事業年度終了後、理事長が次の書類を作成し、監
事の監査を受けた上で、理事会の承認を受けなければならない。
(
1
) 事業報告
(
2
) 事業報告の附属明細書
(
3
) 貸借対照表
(
4
) 損益計算書(正味財産増減計算書)
(
5
) 貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)の附属明細書
(
6
) 財産目録
2 前項の承認を受けた書類のうち、第 1号、第 3号、第 4号及び第 6号の書類については、定時評議
員会に提出し、第 1号の書類についてはその内容を報告し、その他の書類については、承認を受けな
ければならない。
3 第 1項の書類のほか、次の書類を主たる事務所に 5年間備え置き、 一般の閲覧に供するとともに、
定款を主たる事務所に備え置き、 一般の閲覧に供するものとする。
(
1
) 監査報告
(
2
) 理事及び監事並びに評議員の名簿
(
3
) 理事及び監事並びに評議員の報酬等の支給の基準を記載した書類
(
4
) 運営組織及び事業活動の状況の概要及びこれらに関する数値のうち重要なものを記載した書類
(公益目的取得財産残額の算定)
第 10条
理事長は、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律施行規則第 48条の規定に基
づき、毎事業年度、当該事業年度の末日における公益目的取得財産残額を算定し、前条第 3項第 4号
の書類に記載するものとする。
第 4章 評 議 員
(評議員の定数)
第 1
1条
この法人に評議員 6名以上 15名以内を置く。
7
-
(評議員の選任及び解任)
8年法律第
第四条評議員の選任及び解任は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成 1
48号。以下「一般法人法 j という。)第 179条から第 195条の規定に従い、評議員会において行う。
2 評議員を選任する場合には、次の各号の要件をいずれも満たさなければならない。
(
1
) 各評議員について、次のイからへに該当する評議員の合計数が評議員の総数の 3分の 1を超えな
いものであること。
当該評議員及びその配偶者又は 3親等内の親族
イ
ロ 当該評議員と婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者
ハ
当該評議員の使用人
ー
ロ又はハに掲げる者以外の者で、あって、当該評議員から受ける金銭その他の財産によって生計
を維持している者
ホ
ハ又はニに掲げる者の配偶者
へ
ロからニまで、に掲げる者の 3親等内の家族で、あって、これらの者を生計をーにする者
(
2
) 他の同一の団体(公益法人を除く。)の次のイからニに該当する評議員の合計数が評議員の総数
の 3分の 1を超えないものであること。
イ理事
ロ使用人
ハ
当該他の同一の団体の理事以外の役員(法人でない団体では代表者又は管理人の定めのあるも
のにあっては、その代表者又は管理人)又は業務を執行する社員である者
ニ
次に掲げる団体においてその職員(国会議員及び地方公共団体の議会の議員を除く。)である
者
①国の機関
②地方公共団体
③独立行政法人通則法第 2条第 1項に規定する独立行政法人
④国立大学法人法第 2条第 l項に規定する国立大学法人又は同条第 3項に規定する大学共同利用
機関法人
⑤地方独立行政法人法第 2条第 1項に規定する地方独立行政法人
⑤特殊法人(特別の法律により特別の設立行為をもって設立された法人で、あって、総務省設置法
第 4条第 15項の規定の適用を受けるものをいう。)文は認可法人(特別の法律によって設立さ
れ、かつ、その設立に関し行政官庁の認可を要する法人をいう。)
(評議員の任期)
第 13条 評議員の任期は、選任後 4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時評議員
会の終結の時までとする。
2 任期の満了前に退任した評議員の補欠として選任された評議員の任期は、退任した評議員の任期の
満了する時までとする。
3 評議員は、第 1
1条に定める定数に足りなくなるときは、任期の満了文は辞任により退任した後も、
新たに選任された者が就任するまで、なお評議員としての権利義務を有する。
8
-
ー
(評議員の報酬等)
4条 ‘評議員は、無報酬とする。
第 1
2 評議員には、その職務を行うために要する費用を弁償することができる。
第 5章 評 議 員 会
(構成)
第 1
5条評議員会は、すべての評議員をもって構成する。
(権限)
第 16条評議員会は、次の事項について決議する。
(1)理事及び監事の選任及び解任
(
2
) 理事及び監事の報酬等の額
(
3
) 評議員に対する報酬等の支給の基準
(
4
) 貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)の承認、
(
5
) 定款の変更
(
6
) 残余財産の処分
(
7
) 基本財産の処分又は除外の承認
(
8
) その他評議員会で決議するものとして法令又はこの定款で定められた事項
(開催)
第 17条
評議員会は、定時評議員会として年 1回、毎事業年度終了後 3ヶ月以内に開催するほか、必
要がある場合に開催する。
(招集)
第四条
評議員会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき理事長が招集する。
2 評議員は、理事長に対し、評議員会の目的である事項及び招集の理由を示して、評議員会の招集を
請求することができる。
3 評議員会を招集するには、理事長は評議員に対し、評議員会の日の 5日前までに、会議の日時、場
所、目的である事項を記載した書面をもって招集の通知を発しなければならない。
4 前項の規定にかかわらず、評議員全員の同意があるときは、評議員会の招集の手続きを経ることな
く開催することができる。
(議長)
第四条評議員会の議長は、評議員会において互選する。
(決議)
第 20条
評議員会の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員の過半数が出
席し、その過半数をもって行う。
9
-
2 前項の規定にかかわらず、次の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員
の 3分の 2以上に当たる多数をもって行わなければならない。
(1)監事の解任
(
2
) 定款の変更
(
3
) 基本財産の処分又は除外の承認
(
4
) その他法令で定められた事項
3 理事又は監事を選任する議案を決議するに際しては、各候補者ごとに第 1項の決議を行わなければ
ならない。理事文は監事の候補者の合計数が第 24条に定める定数を上回る場合には、過半数の賛成を
得た候補者の中から得票数の多い順に定数の枠に達するまでの者を選任することとする。
(決議の省略)
第 21条
理事が、評議員会の目的である事項について提案した場合において、その提案について、議
決に加わることのできる評議員の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときは、そ
の提案を可決する旨の評議員会の決議があったものとみなす。
(報告の省略)
第 22条
理事が評議員の全員に対し、評議員会に報告すべき事項を通知した場合において、その事項
を評議員会に報告することを要しないことについて、評議員の全員が書面又は電磁的記録により同意
の意思表示をしたときは、その事項の評議員会への報告があったものとみなす。
(議事録)
第 23条評議員会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。
2 議事録には、出席評議員のうちから、その会議において選出された議事録署名人 2名が議長ととも
に署名しなければならない。
第 6章 役 員
(役員の設置)
第 24条
この法人に、次の役員を置く。
(1)理事
6名以上 15名以内
(
2
) 監事
2名以内
2 理事のうち 1名を理事長とする。
3 理事長以外の理事のうち、それぞれ各 1名を副理事長、専務理事、常務理事とすることができる。
4 第 2項の理事長をもって一般法人法上の代表理事とし、前項の専務理事及び常務理事をもって同法
1条第 1項第 2号の業務執行理事とする。
第9
(役員の選任等)
第 25条理事及び監事は、評議員会の決議によって選任する。
2 理事長及び副理事長、専務理事及び常務理事は、理事会の決議によって理事の中から選定する。
3 理事のうち、理事のいずれか 1人及びその親族その他法令に定める特別の関係にある者の合計数が、
1
0
-
理事総数の 3分の lを超えてはならない。
4 監事は、理事、評議員又は使用人を兼ねることができない。また、各監事は、相互に親族その他法
令に定める特別の関係があってはならない。
(理事の職務及び権限)
第 26条理事は、理事会を構成し、法令及びこの定款で定めるところにより、職務を執行する。
2 理事長は、法令及びこの定款で定めるところにより、この法人を代表し、その業務を執行し、専務
理事及び常務理事の権限は、理事会において別に定めるところにより、この法人の業務を執行する。
3 理事長、専務理事及び常務理事は、毎事業年度ごとに 4箇月を超える間隔で 2回以上、自己の職務
の執行の状況を理事会に報告しなければならない。
(監事の職務及び権限)
第 27条
監事は、理事の職務の執行を監査し、法令で定めるところにより、監査報告を作成する。
2 監事は、いつでも、理事及び使用人に対して事業の報告を求め、この法人の業務及び財産の状況の
調査をすることができる。
(
役員の任期)
第 28条
理事の任期は、選任後 2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時評議員会
の終結の時までとする。
2 監事の任期は、選任後 4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結
の時までとする。
3 補欠として選任された理事又は監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとする。
4 理事又は監事は、第 24条に定める定数に足りなくなるときは、任期の満了文は辞任により退任した
後も、新たに選任された者が就任するまで、なお理事又は監事としての権利義務を有する。
(役員の解任)
第 29条
理事又は監事が、次のいずれかに該当するときは、評議員会の決議によって解任することが
できる。
(1)職務上の義務に違反し、又は職務を怠ったとき。
(
2
) 心身の故障のため、職務の執行に支障があり、又はこれに堪えないとき。
(役員の報酬等)
第 30条
理事は無報酬とする。ただし、常勤理事及び監事に対しては、評議員会において別に定める
総額の範囲内で、評議員会において別に定める報酬等の支給の基準に従って算定した額を報酬等とし
て支給することができる。
2 理事及び監事には、その職務を行うために要する費用を弁償することができる。
(役員の責任の免除文は限定)
第 31条
この法人は、一般法人法第 198条において準用される第 1
1
1条第 1項の賠償責任について、
1
1
-
法令に定める要件に該当する場合には、理事会の決議によって、賠償責任額から法令に定める最低責
任限度額を控除して得た額を限度として免除することができる。
2 この法人は、外部役員との間で、前項の賠償責任について、法令に定める要件に該当する場合には、
賠償責任を限定する契約を理事会の決議によって締結することができる。ただし、その契約に基づく
賠償責任の限度額は、金 1
0万円以上で予め定めた額と法令の定める最低責任限度額とのいずれか高い
額とする。
第 7章 理 事 会
(構成)
第 32条理事会は、すべての理事をもって構成する。
(権限)
第 33条理事会は、次の職務を行う。
(
1
) この法人の業務執行の決定
(
2
)理事の職務の執行の監督
(
3
) 理事長、副理事長、専務理事及び常務理事の選定及び解職
(招集)
第 34条理事会は、理事長が招集する。
2 理事長が欠けたとき又は理事長に事故があるときは、各理事が理事会を招集する。
(議長)
第3
5条理事会の議長は、理事長がこれに当たる。
2 前条第 2項の場合においては、理事会の議長は、理事の互選による。
(決議)
第 36条理事会の決議は、決議について特別の利害関係を有する理事を除く理事の過半数が出席し、
その過半数をもって行う。
(決議の省略)
第 37条
理事が、理事会の決議の目的である事項について提案をした場合において、その提案につい
て、議決に加わることのできる理事の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときは、
その提案を可決する旨の理事会の決議があったものとみなすものとする。ただし、監事が異議を述べ
たときは、その限りではない。
(報告の省略)
第3
8
条
理事文は監事が理事及び監事の全員に対し、理事会に報告すべき事項を通知した場合において
1
2
-
は、その事項を理事会に報告することを要しない。
2 前項の規定は、第 2
6条第 3項の規定による報告には適用しない。
(議事録)
第 39条理事会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。
2 出席した理事長及び監事は、前項の議事録に記名押印する。
第 8章 任 意 機 関
(顧問)
第 40条
この法人に 1名以上 3名以下の顧問をおくことができる。
2 顧問は、理事会において推薦し、理事長が委嘱する。
3 顧問は、この法人の特に重要な事項について、意見を述べ又は助言することができる。
4 顧問は、無報酬とする。
5 顧問には、その職務を行うために要する費用を弁償することができる。
第 9章 賛 助 会 員
(賛助会員)
第 41条
本財団の目的に賛同し、その事業に協力しようとするものを賛助会員とすることができる。
2 賛助会員は、理事会の定めるところにより、本財団の事業活動に参加することができる。
3 賛助会員は、理事会の定めるところにより、賛助会費を納入しなければならない。
4 前各号に定める場合を除くほか、賛助会費及び賛助会費に関して必要な事項は、理事会の決議によ
り別に定める賛助会員及び賛助会費規程による。
第 10章 定 款 の 変 更 及 び 解 散
(定款の変更)
第 42条
この定款は、評議員会の決議によって変更することができる。
2 前項の規定は、この定款の第 3条、第 4条及び第四条についても適用する。
(解散)
第 43条
この法人は、基本財産の滅失によるこの法人の目的である事業の成功の不能その他法令で定
められた事由によって解散する。
(公益認定の取消し等に伴う贈与)
第 44条
この法人が公益認定の取消しの処分を受けた場合又は合併により法人が消滅する場合(その
権利義務を承継する法人が公益法人であるときを除く。)には、評議員会の決議を経て、公益目的取得
財産残額に相当する額の財産を、当該公益認定の取消しの日又は当該合併の日から 1箇月以内に、公
益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律(平成 18年法律第 49号。以下「認定法」という。)
第 5条第 17号に掲げる法人又は国若しくは地方公共団体に贈与するものとする。
1
3
(残余財産の帰属)
第 45条
この法人が清算をする場合において有する残余財産は、評議員会の決議を経て、国若しくは
地方公共団体又は認定法第 5条第 17号に掲げる法人で、あって租税特別措置法第 40条第 1項に規定す
る公益法人等に該当する法人に贈与するものとする。
第 11章 公 告 の 方 法
(公告の方法)
第 46条
この法人の公告方法は電子公告とする。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子
公告による公告をすることができない場合は、官報に掲載する方法により行う。
附則
1 この定款は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認
定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成 18年法律第 50号。以下「整備
法」としづ。)第 106条第 1項に定める公益法人の設立の登記の日から施行する。
2 整備法第 106条第 1項に定める特例民法法人の解散の登記と公益法人の設立の登記を行ったときは、
第 7条の規定にかかわらず、解散の登記の日の前日を事業年度の末日とし、設立の登記の日を事業年
度の開始日とする。
3 この法人の最初の理事長及び専務理事は、次に掲げる者とする。
理事長
秋山喜久
専務理事安井宏
1
4
-
第 4 平成 2
6年度事業報告
1 事業報告
平成 26年度は新たに策定した中期事業計画(計画期間:平成 26年 度 "
"
'
2
8年度)に基づき、
「
京 Jを中核とする HPCIの更なる産業利用の拡大を図るため、増強整 備 し た
ン」や HPCIの利用拠点である
I
F0CUS
スパコ
I
H
PC1ア ク セ ス ポ イ ン ト 神 戸 j を活用し、企業の技術高度化
や利用支援を行うことにより、「京 J の産業利用を促進した。
ま た 、 今 年 度 か ら 国 に お い て 進 め ら れ る ポ ス ト 「 京 J の開発の動向も注視しながら、より
一層産業界のスパコン利活用の促進に努めた。
│
1 H
P
C
Iの産業利用の促進│
HPCIC
注 1)コンソーシアム等を活用した産業利用の促進
① 一 般 社 団 法 人HPCIコンソーシアム (
注 2)へ の 参 画
「一般社団法人 H
PCIコンソーシアム 」の正式会員と して、 産業界コ ミュニティの意見
集約活動を行い、「京 J を中核とする HPCIの 構 築 ・ 運 営 や 平 成 32 年 稼 働 予 定 で あ る ポ
(1)
スト「京 J に関する制度設計に対して、産業界ニーズの反映に努めた。
(
注 1) r
革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ」の略。
「京」を中核に圏内の大学などにあるスパコンをネットワークで結ぶとともに大規模記憶
装置を整備した計算環境のこと。
(
注 2) H
P
C
Iシステムの 整備と運用、我が国 全体の計算資源 の有効活用と整備のあり方、産業利用
の促進や人材育成、さらに将来のスパコン等について幅広いコミュニティの意見を集約し、
その推進を図るとともに、その実現を目指して国や関係諸機関へ提言を行う組織。
②
HPCI戦 略 プ ロ グ ラ ム の 研 究 成 果 の 産 業 界 へ の 普 及
「
京 Jの能力を活用して戦略的・重点的に研究を推進する HPCI
戦略プログラムの研究
成果を産業界へ普及していくため、東京大学生産技術研究所等の戦略機関と連携し、
IFOCUSスパコン 」に先端ソフトウェアの トライアノレ環境を構築し、利用促進を図った 。
(2) 高 度 計 算 科 学 研 究 支 援 セ ン タ 一 機 能 を 活 用 し た 産 業 利 用 の 推 進
①
「京」と直結された
rHPC1ア ク セ ス ポ イ ン ト 神 戸 J (
H
PC1
利用拠点)の運営
文部科学省からの委託事業として、高度計算科学研究支援センター内において、
I
HPC1
ア ク セ ス ポ イ ン ト 神 戸 J の運営を行った。
また、アクセスポイントの利用を促進するため、(一財)高度情報科学技術研究機構と
連 携 協 力 し て HPCIの広報活動に努めた。
1
5
-
②
「
京 J を活用した研究への支援
アクセスポイントにおける新設・既設機器を活用して、「京 Jの大規模計算のためのプ
リ・ポスト処理(注 3)やリモートアクセスの環境構築、「京」利用に向けたチューニング
講習会など、 IHPC1アクセスポイント神戸」での利用支援を行った。
(
注 3)プリ処理(前処理)は、スパコンで計算を行うために必要となる入力データの作成など
の作業であり、ポスト処理(後処理)は計算結果を把握・分析するために分かりやすい図
や動画に整理する作業のこと。
(3)計算科学に関する研究教育拠点 (
C
O
E
) の形成
ポートアイランド地区に集積が進む企業、大学、研究機関、研究支援機関等の有機的
な連携と研究者のコミュニティ形成を図るため、「ひょうご神戸サイエンスクラスター協
議会 J はじめ関係機関と連携を図りながら、講演会などの事業を推進した。
│
2 シミュレーション技術の普及による産業活性化│
(1)高度シミュレーション技術の産業界への移転
①技術高度化コンサルテーション
数値シミュレーションの活用に関する企業ニーズを把握し
技術の高度化を支援する
ため、企業訪問や高度計算科学研究支援センター内の相談窓口を通じて、企業コンサル
テーションを実施した。
-訪問企業:274社
.訪問回数: 512回
利用企業層の拡大
② 企 業 の 技 術 高 度 化 支 援 と HPCI
産 業 界 向 け の エ ン ト リ ー ス パ コ ン IFOCUSスパコン」や、 IHPC1アクセスポイント神
戸」に整備した HPCI産業利用加速用スパコンなどを活用し、各企業のニーズに応じた技
術高度化や利用支援を行った。
既存の FOCUSスパコン 248台(ノード)に加えて、平成 2
6年 1月から HPCI産業利用
加速用スパコン 1
2
8台を増設し、合計 376台で運用している。
また中小企業を含めたスパコン未活用企業に対して利用促進、 PR活動を実施し、 HPC 1
利用企業の裾野拡大を図った。
OFOCUSスパコン利用実績等
- 利 用 法 人 :1
4
3法人(平成 26年度末)
・ 利 用 率:45.8% (システム全体)
-利用説明会: 5回開催(東京、横浜、名古屋、神戸)
③実践的な企業技術者の人材育成
0 神戸大学と連携した人材育成プログラム「企業を牽引する計算科学高度技術者の育
1
6
-
成」によるシミュレーションスクール
1回開催
0 スーパーコンビューティング技術産業応用協議会と連携した i
H
P
C産業利用スクール」
3回開催
。神戸シミュレーションスクーノレ(構造解析編)
(流体解析編)
5回開催
5回開催
0 スパコン対応ソフトウェアなどの利用講習会
.FOCUSスパコン利用講習会
32回開催
.i
京 j 向きチューニング講習会
1
9回開催
-アクセスポイント神戸利用講習会
1回開催
-スパコンソフト(量子化学)講習会
4回開催
-東大発の「京」向き先端ソフト講習会
2回開催;
-理研発の「京 j 向き先端ソフト講習会
3回開催
-スパコン向きチューニング講習会
2回開催:
-その他、民間企業等による講習会等
20回開催
(2) 先 進 事 例 等 の 効 果 的 な 普 及 啓 発
①セミナ一等の開催
0 第 7回 ト ッ プ セ ミ ナ ー ( 参 加 人 数 : 135人)
0 神戸商工会議所と共催した「産業利用事例セミナー これからの“ものづくり"を支
え る コ ン ピ ュ ー タ ー シ ュ ミ レ ー シ ョ ン と は !'
"
'
'J (参加人数:92人 ) ※ 新 規
0 一般向けスパコンセミナー「スーパーコンピューターが拓くわたしたちの暮らし J
(参加人数:250人)
O 兵庫「咲いテク」事業「シミュレーションでみる科学の世界 J (参加人数:20人)※新規
②
先進事例の収集・周知
0 スパコン利用事例集の作成
Iこんなにも役立っている!コンピュータシミュレーション JN
o
.
5
(作成部数:4,000部)
O 展示会への出展
4
"
"
'1
6 日・東京ビッグサイト)
・クラウドコンピューティング EXP02014 (5月 1
(入場者数:82,874人)
・国際フロンティア産業メッセ 2014 (9月 4
'
"
'
'
5 日・神戸国際展示場)
(入場者数:28,053人)
・メッセナゴヤ 2014(
1
1月 5
'
"
'
'
8 日・ポートメッセなごや)※新規出展
(入場者数:65,975人)
O ホームページ運営・メールニュース配信
.(公財)計算科学振興財団ホームページによるスパコン関連の最新情報を提供
(原則毎週更新)
.J
-Focus Newsの 配 信 ( 配 信 回 数 :28回)
1
7
-
│
3
高度計算科学研究支援センターの管理・運営│
「京」や IFOCUSスパコン J等 を 利 用 す る 企 業 や 研 究 機 関 等 に 提 供 す る 「 貸 研 究 室 j、ス
パコンで産業利用が可能なソフトウェアの利用講習会等を実施できる 「
実習室・セミナ一
室」、 IFOCUSスパコン利用端末室」、「分散コンビュータ博物館」など、高度計算科学研究
支援センター内の諸施設の管理・運営を行った。
(
1
) 貸 研 究 室 の 入 居 者 (9室 入 居/全 9室)
入居者
研究・活動の内容
研
究
海洋研究開発機構
防災・減災に資する地球変動予測に関する研究
機
関
東京大学生産技術研究所
先端ものづくりソフトの研究・利用促進
アクセンチュア附
計 算 科 学 研 究 機 構 内 ITシ ス テ ム の 運 用 保 守
側 CAEソリューションズ スパコン向け熱流体ソフト(フリーソフト)の利用推進活動
1]工~
業
附フォーラムエイト
スパコンを活用したクラウドサーピス事業の研究
側ヴァイナス
企業のスパコン使用支援及び計算高速化技術の研究開発
水 in g側
環境衛生施設等の維持管理、水質、大気等の分析業務
附 R N Ai
情報処理技術による大規模情報解析
(槻創夢
ソフトウェア受託開発
(
2
) 展示コーナー
「
分 散 コ ン ビ ュ ー タ 博 物 館 J (注 4) に 認 定 さ れ た 展 示 コ ー ナ ー は 、 ス パ コ ン の 開 発 史 や
産 業 界 の HPC利用事例などの紹介を行っており、特に、「京」以前の歴代の和製世界最速ス
パコンの実機の一部を展示しているのが特徴。
平 成 26年度は、 HPC利 用 事 例 パ ネ ル を 更 新 す る な ど 普 及 啓 発 に 努 め た 0
・平成 26年 度 展 示 コ ー ナ 一 等 視 察 、 見 学 対 応 実 績
44件 (352人)
(
注 4)全国に散在するコンピュータ関連 の歴史的資料を保存・展示している施設を(一社)情報処
理学会が分散コンビュー タ博物館に平成 24年度認定。
1
4
関 係 機 関 ・ 自 治 体 と の 連 携 強 化│
文部科学省、(独)理化学研究所計算科学研究機構、(一財)高度情報科学技術研究機構、
HPCI戦略プログラム戦略機関、兵庫県、神戸市、(公社)関西経済連合会や神戸商工会議所
等の関係機関との情報交換、また、それぞれの業務への相互協力や連携、支援等を行った 。
│
5
r
京 」 の 活 用 に よ る 研 究 開 発 の 促 進│
「京」を活用した先端的な研究であり、かっ、地元大学や企業等との連携や地元への成
果還元など、地域に貢献する研究に助成を行うとともに、研究内容の普及啓発を行い、「京」
を中核とする計算科学の研究教育拠点 (
C
O
E
)の形成と計算科学分野の振興を目指した。
1
8
-
0 研 究 教 育 拠 点 (COE)形成推進事業
助成対象:理化学研究所計算科学研究機構が推薦する問機構所属の研究グノレープ
7課 題
研究課題名
研究代表者(敬称略)
計算構造生物学による生体超分子解析と創薬応用
研究
関西地域を対象とした都市防災の計算科学研究
2 一地震津波と集中豪雨被害のハザードマップの作
成ー
1
3 京コンピュータ利用による新材料設計
超並列プログフムの開発・利用環境技術の展開と
人材育成
ポストベタスケールにむけたアプリケーション・
5
アルゴリズム・アーキテクチャーの融合型開発
ビッグデータ創薬とシミュレーション創薬をつな
6
ぐ計算創薬基盤の構築
シミュレーションによる天然光合成の解明と人工
7
光合成の構築
4
計算構造生物学研究ユニット
Florence TAMA
複合系気候科学研究チーム
富田浩文
量子系分子科学研究チーム
中嶋隆人
プログフミング環境研究チーム
佐藤=久
粒子系シミュレータ研究チーム
牧野淳一郎
プロセッサ研究チーム
泰地真弘人
量子系分子科学研究チーム
中嶋隆人
実 施 期 間 : 平 成 24年度から原則 5カ年
但 し 、 平 成 25年 度 採 択 2課 題 (6,7) は 26年 度 か ら 助 成 開 始
普及啓発:ホームページや、計算科学関係のセミナ一等で研究内容を報告
│
6 賛助会員への加入促進│
財 団 の 活 動 支 援 を 通 じ て 「 京 J の利活用推進や産業経済の発展を図る賛助会員制度が、
平成 26年 4月からスタートし旧利推協(1次世代スーパーコンビュータ利用推進協議会 J
)
会員の賛助会員への移行促進を図るとともに、新たな会員を勧誘し、会員数の拡大を図っ
た
。
産 業 用 ス ー パ ー コ ン ピ ュ ー タ 一 利 用 推 進 協 力 会 j ・会
また、賛助会員交流会(愛称:r
長:川崎重工業(槻代表取締役社長
村山滋)の運営を行い、会員相互の交流、最新技術の
P
C
Iが産業界にとって利用しやすい仕組み・システムとなるよう、
習得等の活動を通じて、 H
引き続き産業界ニーズの把握に努めた 。
-賛助会員数
85法 人 ( 平 成 26年度末)
-賛助会員交流会
2回開催(平成 26年 5月 27 日・平成 27年 2月 20 日)
│
7 安定的な経営基盤の確立│
ポスト「京」の共用に際しても、継続して計算科学分野の振興と産業経済の発展に寄与
するため、自主財源および外部資金を確保し、収支均衡を図るため、健全経営に努めた。
1
9
-
2財 務 諸 表
(
1)収支計算書
平成 2
6年4月 1日から平成 2
7
年3
月3
1日まで
(単位:円)
科
目
金
事業活動収支の部
1 事業活動収入
①特定資産運用収入
②事業収入
研修事業収入
ピル管理運営事業収入
利用料収入
県立大受取賃借料
委託事業収入
国庫委託収入
兵庫県委託収入
③補助金等収入
補助金収入
負担金収入
兵庫県負担金収入
神戸市負担金収入
④寄付金収入
⑤雑収入
事業活動収入計
2 事業活動支出
①事業費支出
②管理費支出
事業活動支出計
事業活動収支差額
269
2
9
2,775,244
4
3,200
217,933,953
6
1,8
6
1
203,0
1
4,872,092
9
8,0
9
1
74,7
8
1,719
3
8,8
3
5,916,372
3
3
0,866,000
208,000
3
3
0,658,000
2
1,000
7
6,4
254,237,000
1
3,1
0
0,000
1
2,962,979
649,704,492
4
9
5,016,896
1
1
7,476,277
7
3
6
1
2,493,1
3
7,2
1
,
13
19
E 投資活動収支の部
l 投資活動収入
①特定資産取崩収入
投資有価証券(旧基本財産)売却収入
計算科学COE
形成基金取崩収入
旧基本財産引当預金取崩収入
投資活動収入計
2 投資活動支出
①固定資産取得支出
什器備品取得支出
②特定資産取得支出
形成基金取得支出
計算科学COE
旧基本財産引当預金支出
投資活動支出計
投資活動収支差額
,
18
53,719
3
7
1
0
0,000,000
2
7
1,819,719
3
4,000
,
18
53,719
3
7
1
5,076
3,5
1
5,076
3,5
350,000,000
250,000,000
100.000.000
353.515.076
18.338.643
。
。
皿財務活動収支の部
1 財務活動収入
財務活動収入計
2 財務活動支出
①リース債務返済支出
財務活動支出計
財務活動収支差額
W
額
24,026,269
24,026,269
ム 24,026.269
。
予備費支出
当期収支差額
前期繰越収支差額
次期繰越収支差額
3
,
15
2
3
.693
3
9,1
0
8,
_
57
'
4
70,632,267
2
0
-
(
2
)正味財産増減計算書
平成 2
6
年 4月 1日から平成 2
7
年3
月3
1日まで
(単位 :円)
科
目
一般正味財産増減の部
1 経常増減の部
(1)経常収益
①特定資産運用益
特定資産受取利息
②事業収益
研修事業収益
ピノレ管理運営事業収益
FOCUSスパコン等利用料収益
県立大受取賃借料収益
委託事業収益
国庫委託事業収益
兵庫県委託事業収益
③受取補助金等
受取補助金
受取負担金
受取兵庫県負担金
受取神戸市負担金
受取補助金振替額
受取負担金振替額
④受取寄付金
⑤固定資産受増益
⑥雑収益
経常収益計
(
2
) 経常費用
①事業費
②管理費
経常費用計
評価損益等調整前当期経常増減額
評価損益等計
当期経常増減額
2 経常外増減の部
(1)経常外収益
経常外収益計
(
2
) 経常外費用
①固定資産売却損
什器備品売却損
②固定資産譲渡損
什器備品譲渡損
経常外費用計
当期経常外増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
E 指定正味財産増減の部
①特定資産運用益
特定資産受取利息
②受取補助金等
受取負担金
受取兵庫県負担金
受取神戸市負担金
③固定資産受贈益
機械装置受贈益
④一般正味財産への振替額
当期指定正味財産増減額
指定正味財産期首残高
指定正味財産期末残高
皿 正味財産期末残高
公益目的事業会計
。
。
計
,
13
1
6,
643
40,724,
488
34,
2
6
9
34,
269
2
9
2,7
7
5,2
4
4
4
3,2
0
0
217,9
3
3,9
5
3
2
0
3,0
6
1,
8
6
1
1
4,
8
7
2,0
9
2
74,7
9
8,0
9
1
38,8
8
1,
719
3
5,9
1
6,3
7
2
5
1
3,3
0
6,7
9
5
208,
000
80,6
5
8,
0
0
0
43,9
2
1,
0
0
0
36,7
3
7,
0
0
0
1
6
0,6
2
1,
0
7
6
2
7
1,8
1
9,7
1
9
1
3,1
0
0,
0
0
0
30,5
2
2,9
1
6
12.962.979
8
6
2,7
0
2,
2
0
3
819,5
8
6,7
4
7
2,390,
968
40,5
9
7.6
7
3
40,5
9
7,6
7
3
1
2
6,
815
819,5
8
6,7
4
7
40,5
9
7,6
7
3
86Q,1
8
4,
420
2,5
1
7,
783
2
,390,968
1
2
6,815
2.517.783
264,1
6
9,
668
4
3,200
1
8
9,328,377
1
7
4,
456,
285
1
4,872,092
74,
798,0
9
1
3
8,8
8
1,
719
3
5,916,3
7
2
502,5
3
8,795
208,000
69,890,000
34,5
9
5,000
3
5,
295,000
1
6
0,6
2
1,
076
2
7
1,819,7
1
9
1
3,1
0
0,000
30,522,916
1
1,
646,3
3
6
8
2
1,977,7
1
5
。
。
34,269
3
4,
269
2
8,6
0
5,576
。
。
。
。
。
。
28,6
0
5,5
7
6
28,605,5
7
6
1
0,7
6
8,
000
1
0,7
6
8,
000
9,3
2
6,
000
1
,
442,000
。
。
。
。
。
819,5
8
6,7
4
7
。
。
。
。
3
,043,574
3,
043,574
3
,043,574
ム 3,043,574
ム 652,606
75,
673,
077
75,020,4
7
1
。
。
250,
000,000
250,
000,
000
32,500,
000
217,500,000
45,784,375
45,7
84,375
ム 462,963,711
ム 167,179,336
621,3
8
3,239
454,203,903
529.224,374
2
1
-
I
ロ
L
法人会計
。
。
。
5
1
2
6 81
1
2
6,815
1
2
6,
815
ム 126,815
身
。
7
,976,
845
7,
976,
845
34,
269
34,
269
。
。
。
。
3,1
7
0,3
8
9
3,1
7
0,3
8
9
3,1
7
0,3
8
9
ム 3,170,389
ム 652,606
83,
649,9
2
2
991.316
8
2,
34,2
6
9
34,2
6
9
250,
000,
000
250,
000,000
32,5
0
0,
0
0
0
217,5
0
0,
0
0
0
45,784,3
7
5
45,784,3
7
5
ム 34,2@ ム 462,997,980
ム 167,179,336
,
10
00,
000
7
2
2,38~, 239
1
0
1
0
1,
000,
000
5
5
5,20
3,
9
0
3
638,2
0
1,21
9
1
0
8,976,
845
。
。
。
。
。
。
。
(
3
)貸借対照表
平成 2
7
年3
月3
1日現在
(単位:円)
科
目
金
額
科
資産の部
目
人
斗巳.
額
E 負債の部
1 流動資産
1 流動負債
5
8,
867,
2
1
2
未払金
4
0,282,0
8
9
普通預金
5
8,1
9
4,1
1
2
合目計
IJ 戸
Jιt~
2,620,000
定期預金
673,1
0
0
預り金
7
0
7,5
9
1
未収金
5
1,812,
8
2
3
仮受金
1
2,9
2
8
立替金
1
2
2,1
0
3
現金預金
前払費用
一年以内期限到来リース債権
流動資産合計
賞与引当金
238,070
3,
452,7
3
7
一年以内返済予定リース債務
8
9,7
3
3,5
6
3
64.582,1
4
5
リース資産対応リース債務
2
5,1
5
1,
418
1
7
8,
837.020
リース債権対応リース債務
6
4,5
8
2,1
4
5
流動負債合計
1
3
3,594,
2
4
1
2 固定資産
2 固定負債
(1)特定資産
旧基本財産引当預金
1
0
1,
000,
0
0
0
機械装置
4
1
1,975,3
0
9
リース資産対応リース債務
484,654,3
9
3
ム 236,505,316
リース債権対応リース債務
1
,
244,
463,053
機械装置減価償却累計額
什器備品
什器備品減価償却累計額
減価償却引当資産
FOCUSス パ コ ン 積 立 資 産
1
,3
5
1,
3
6
6
ム 525,043
固定負債合計
1
,7
2
9,1
1
7,446
負債合計
1
,
862,7
1
1,
687
4
8,379,2
6
1
277,
9
0
7.5
8
7皿
特定資産合計
610,5
8
3,1
6
4
(
2
)そ の 他 固 定 資 産
7,739,
9
1
5
正味財産の部
1 指定正味財産
寄附金
1
0
1,000,
000
負担金(計算科学COE形成基金)
277,907,5
8
7
1
6
1,034,
857
建物減価償却累計額
ム 930,237
補助金
建物附属設備
3
6,
004,
870
受贈機械装置
建物附属設備減価償却累計額
構築物
構築物減価償却累計額
什器備品
什器備品減価償却累計額
ソフトウエア
リース資産
リース資産減価償却累計額
1
,7
2
9,1
1
7,
446
7,000,0
0
0
計 算 科 学C
OE形 成 基 金
建物
リース債務
ム 1
6,932,
5
2
6
6,1
0
3,
6
5
6
指定正味財産合計
(うち特定資産への充当額)
1
5
.2
61
.459
5
5
5,2
0
3,903
5
5
5,2
0
3,903
ム 2,968,411
7
2,009,
454
ム 50,482,991
1
8,667,3
5
9
2 一般王味財産
(うち特定資産への充当額)
正味財産合計
8
2,9
9
7,3
1
6
5
5,379,
2
6
1
638,2
0
1,219
603,050,5
7
2
ム 205,231,992
リース債権
1
,
244,463,
0
5
3
その他固定資産合計
1
.7
1
1
.492 ,]~
固定資産合計
2,322.075.886
資産合計
2,5
0
0,
912,
906
2
2
-
負債及び正味財産合計
2,5
0
0,
912,906
(
4
)財 産 目 録
平成 2
7年 3月 3
1日現在
(単位 :
円)
目
科
目
科
金 額
金 額
l 流動負債
1 流動資産
現金預金
5
8,867,212
未払金
人件費諸経費等
40,282,089
2,620,000
普通預金
三井住友銀行
5
8,194,1
1
2
前受金
研究室利用料等
定期預金
三井住友銀行
673,100
預り金
社会保険料等
未収金
スパコン利用料等
立替金
年末調整還付金
前払費用
5
1,812,823
1
2
2,1
0
3
流動資産合計
賞与引当金
1
2,928
238,070
3,452,737
一年以内返済予定リース債務
89,733,563
64,582,1
4
5
リース資産対応リース債務
25,1
5
1,418
1
7
8,837,020
リース債権対応リース債務
64,582,1
4
5
ソフトライセンス使用料等
一年以内期限到来リース債権
仮受金誤入金等
707,5
9
1
流動負債合計
1
3
3,5
9
4
.2
4
1
2 固定資産
(
1
)特 定 資 産
1
7
5,469,9931
什器備品
826,3231
U1
ハ
U
上司
円h u n H U
円
-円
。
-Aヨ
(
2
)そ の 他 固 定 資 産
建物
建物附属設備
構築物
6,809,678
1
9,072,344
3,1
3
5,245
什器備品
2
1,526,463
ソフトウェア
1
8,
667,359
リース資産
818,580
397,
リース債権
L244.463,053
その他固定資産合計
L71
,
1 492,722
固定資産合計
2,
322,. 075,
886
資 産 合 計
2,500,912,906
-23-
リース債務
リース資産対応リース債務
リース債権対応リース債務
11
,729,1
1
7,446
I 484,654,393
I
,
1 244,
463,
053
固定負債合計
,
17
2
9
.1
1
7
.446
負債合計
l,862,7
1
1,687
正味財産
638.20
,
1 219
i
一 円
-QU
O
-﹁
.,
δ
-円
。
ハU
-1i
i
L E b --
i
司
司
t
ワ
ム
, , .,
円
。
,,,
,
ヴ
nvQd
t
ヴ
inu
Qd
ハU
円 Q U
i
A
τ
減価償却引当資産
普通預金三井住友銀行
FOCUSスパコン積立資産
普通預金三井住友銀行
計 算 科 学COE
形成基金
普通預金三井住友銀行
特定資産合計
。
機械装置
O
1
0
1,000,0001 2 固 定 負 債
ハU
旧基本財産引当預金
定期預金・普通預金三井住友銀行
第 5 平成 2
7年度事業計画
1 事業計画
平成 27年度は、財団の技術スタッフを充実させ、企業の技術高度化支援、シミュレーショ
ン技術者の育成等を実施し、「京 j を頂点とする H
PCIの産業利用を促進する。
また、平成 32年を目指して国が開発を進めるポスト「京」の開発動向を注視し、産業界に
情報提供することによりスパコン利用の機運を醸成するとともに、産業界のニーズ把握に努
め、国等関係機関へ政策提言する。
│
1 HPC1
の産業利用の促進│
HPCIコンソーシアム等を活用した産業利用の促進
① 一 般 社 団 法 人 HPCIコンソーシアムへの参画
② HPCI
戦略プログラムの研究成果の産業界への普及
(1)
(2)高度計算科学研究支援センタ一機能を活用した産業利用の推進
①
「京」と直結された
rHPC1アクセスポイント神戸 J (
H
PC1
利用拠点)の運営
アクセスポイントの利用を促進するため、(一財)高度情報科学技術研究機構と連携協
PCIの広報活動に注力していく 。
力して H
②
「京」を活用した研究への支援
(3)計算科学に関する研究教育拠点 (
C
O
E
) の形成
関係機関と連携を図りながら、講演会などの事業を推進していく。
│
2 シミュレーション技術の普及による産業活性化│
(1)高度シミュレーシヨン技術の産業界への移転
①技術高度化コンサルテーション
企業訪問や高度計算科学研究支援センター内の相談窓口(産業用スパコン利用相談セ
ンター)を通じて、企業コンサルテーションを実施する。
②企業の技術高度化支援と
H
P
C
I利用企業の裾野拡大
rFOCUSスパコン J を活用し 、講 習会を 開催 す る な ど 、 各 企 業 の ニ ー ズ に 応 じ た 技 術
高度化や利用 支援を行う。また、中小企業を含めたスパ コン未利用企業に対 して利用促
進
、
P
R活動を実施し、 HPCI利用企業の裾野拡大を図る。
③実践的な企業技術者の人材育成
2
4
-
(2) 先 進 事 例 等 の 効 果 的 な 普 及 啓 発
①セミナ一等の開催
②先進事例の収集・周知
│
3 高度計算科学研究支援センターの管理・運営│
「貸研究室 J、「実習室・セミナ一室 J、 rFOCUSス パ コ ン 端 末 利 用 室 J、「分散コンビュー
タ博物館」など、高度計算科学研究支援センター内の諸施設の管理・運営を引き続き行う。
1
4 関係機関・自治体との連携強化│
関係機関との情報交換、また、それぞれの業務への相互協力や連携、支援等を引き続き
行う。
│
5
r
京」の活用による研究開発の促進│
「京」を中核とする計算科学の研究教育拠点 (
C
O
E
) の形成と計算科学分野の振興を引き
続き目指す。
│
6 賛 助 会 員 へ の 加 入 促 進│
賛助会員数の拡大を図り、「産業用クラウドスパコン利用推進協力会(賛助会員交流会)J
などを通じて産業界ニーズの把握に努め、国等関係機関への政策提言を行う。
│
7 安定的な経営基盤の確立│
継続して計算科学分野の振興と産業経済の発展に寄与するため、自主財源および外部資
金 の 確 保 に 注 力 し て 収 支 均 衡 を 図 り 、 健 全 経 営 に 努 め る 。 平 成 27年度は、厚生労働省から
の資金を得て戦略産業雇用創造プロジェクト事業に取り組むとともに、文部科学省から研
究機関の指定を受け、科学研究費補助金等の獲得に努める。
2
5
-
2 経営改善の取り組み状況
(1)これまでの取り組み
平成 20年 1月の財団設立以来、企業訪問による技術高度化コンサルテーションや
普及啓発活動を行い、高度計算科学研究支援センターの整備を機に、財団の経営方
針を示す中期事業計画(平成 2
3年度 '
"
'
'
2
5年度)を策定した。
F0CUS
スパコン j を整備し、平成 2
3年度当
同センターには国の資金を活用して i
初より産業利用支援を本格的に展開。受益者負担を原則とした運用を行いながら利
用拡大に努めた結果、中期事業計画の目標を大きく上回る成果を上げており、平成
2
5年度には公益財団法人に移行した。
iFOCUSス パ コ ン 」 は 利 用 者 の 増 大 に よ り 能 力 不 足 を 呈 す る こ と と な っ た が 、 国
の補正予算を活用したスパコンの増強整備を実施するなど、外部資金を活用して事
6年度 '
"
'
'
2
8年度)において
業を推進した。他方、新たに策定した中期事業計画(平成 2
FOCUSスパコン J に関する設備投資・維持更新を計画的に行うための資産取得
は
、 i
資金を設置した。
6年度は、スパコン産業利用のさらなる拡大を図りつつ併せて利用料収入を
平成 2
FOCUSスパコン Jの利便性向上とともに、各種キャンベーンなど利
確保するため、 i
用増進策を実施し、また、需要開拓に際しては地域的拡大を図るなど、積極的な財
FOCUSスパコン」は利用企業数や収入を伸ばした
団運営に努めた。これらの結果、 i
ところであるが、一方で、当初想定した規模までの伸びは見られない状況にある。
(2)平成 27年 度 の 取 り 組 み
「京」を中核とする H
P
C
Iの産業利用の拡大をさらに図るため、 iFOCUSスパコン J
や H
P
C
I の利用拠点である I
H
P
C
Iアクセスポイント神戸 j を活用し、企業の技術高
度化や利用支援を行うことにより、「京 j をはじめとするスーパーコンピュータの産
業利用を促進する。
継続して計算科学分野の振興と産業経済の発展に寄与するため、自主財源および
外部資金の確保に注力して収支均衡を図り、健全経営に努める。今年度は、厚生労
働省からの資金を得て戦略産業雇用創造プロジェクト事業に取り組むとともに、文
部科学省から研究機関の指定を受け、科学研究費補助金等の獲得に努める。
ー2
6
-
3財 務 諸 表
(1)収支予算書
平成 2
7年 4月 l日から平成 2
8年 3月 3
1日まで
(単位 :千円)
科
~、ム¥
目
事業活動収支の部
1 事業活動収入
①特定資産運用収入
②事業収入
研修事業収入
ビ、ル管理運営事業収入
利用料収入
県立大受取賃借料
委託事業収入
国庫委託収入
兵庫県委託収入
③補助金等収入
補助金収入
負担金収入
兵庫県負担金収入
神戸市負担金収入
④寄付金収入
⑤雑収入
事業活動収入計
2 事業活動支出
①事業費支出
②管理費支出
事業活動支出計
事業活動収支差額
1
0
304,517
44
233,022
218,1
5
0
1
4,872
7
1,
451
3
9,410
041
3
2,
322,
630
。
322,
630
7
5,319
247,3
1
1
1
5,000
1
0
0
642,257
509,700
1
1
7,942
627,642
1
4,615
H 投資活動収支の部
1 投資活動収入
①特定資産取崩収入
計算科学COE形成基金取崩収入
投資活動収入計
2 投資活動支出
①固定資産取得支出
什器備品取得支出
ソフトウェア取得支出
②特定資産取得支出
計算科学COE形成基金取得支出
FOCUSスパコン積立資産取得支出
投資活動支出計
投資活動収支差額
E
額
財務活動収支の部
1 財務活動収入
財務活動収入計
2 財務活動支出
①リース債務返済支出
財務活動支出計
財務活動収支差額
.
256,552
256,Q52
256,552
4,015
4,
015
。
。
242,000
242,000
246.015
1
0
.537
。
2
5
.1
5
2
2
5,1
5
2
ム2
5
.1
5
2
。
当期収支差額
前期繰越収支差額
次期繰越収支差額
5
5,
925
55,
925
2
7
-
(
2
)予 定 正 味 財 産 増 減 計 算 書
平成 2
7年4月 1
1
3から平成 2
8
年3
月3
1日まで
(単位 :千円)
科
目
一般正味財産増減の部
1 経常増減の部
(
1
) 経常収益
①特定資産運用益
②事業収益
研修事業収益
ピノレ管理運営事業収益
利用料収益
県立大受取賃借料収益
委託事業収益
国庫委託事業収益
兵庫県委託事業収益
③受取補助金等
受取負担金
受取兵庫県負担金
受取神戸市負担金
受取補助金振替額
受取負担金振替額
④受取寄付金
⑤雑収益
経常収益計
(
2
) 経常費用
①事業費
②管理費
経常費用計
評価損益等調整前当期経常増減額
評価損益等計
当期経常増減額
公益目的事業会計
。
262,215
44
1
9
0,720
1
7
5,848
1
4,
872
7
1,
451
3
9,
410
3
2,
0
4
1
422,
665
7
0,
472
34,
886
3
5,586
9
5,
6
4
1
256,552
1
5,
000
1
0
0
699,980
。
。
718,064
718,064
ム 1
8,
084
ム 1
8,
084
2 経常外増減の部
(1)経常外収益
経常外収益計
(
2
) 経常外費用
経常外費用計
当期経常外増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
E 指定正味財産増減の部
①特定資産運用益
特定資産受取利息
②受取補助金等
受取負担金
受取兵庫県負担金
受取神戸市負担金
③ 一般正味財産への振替額
当期指定正味財産増減額
指定正味財産期首残高
指定正味財産期末残高
I
I
I l
E味財産期末残高
、 計
ぷ
ロ
b
法人会計
。
。
。
ム 1
8,084
60,
636
42,552
。
。
1
0
42,
302
。
。
。
。
。
4
2,302
42,302
1
0,1
5
8
1
0,1
5
8
933
8,
,225
1
。
。
。
。
5
2,
470
。
。
。
。
5
2,
470
5
2,
470
。
。
。
。
7,
976
7,976
718,064
5
2,
470
770,534
ム 1
8,084
。
ム 18,084
りi
01
。
6
.1
8,0841
68,
6121
5
0,528
242,000
242,000
3
1,500
210,500
ム 352,193
ム 110,193
4{
8
, 894
338,7
0
1
1
0
,
1 000
1
0
1,000
1
0
1
0
242,000
242,000
3
1,500
210,500
ム 352,203
ム 110,193
549,
894
439,7
0
1
38
1,253
1
0
8,976
490,229
2
8
-
1
0
1
0
1
0
304,517
44
233,022
218,1
5
0
1
4,872
7
1,
4
5
1
39,410
3
2,0
4
1
432,823
80,
630
43,
819
3
6,8
1
1
95,6
4
1
256,552
1
5,000
1
0
0
752,450
。
。
。
。
。
ム 10
(
3
)予定貸借対照表
平成2
8
年3
月3
1日現在
(単位:千円)
科
目
人
』ム
額
科
目
金
額
H 負債の部
資産の部
1 流動負債
1 流動資産
現金預金
1
3,1
7
6
未払金
40,
2
8
2
未収金
5
1,
812
前受金
2,
6
2
0
3,
453
預り金
7
0
8
賞与引当金
2
3
8
前払費用
一年以内期限到来リース債権
流動資産合計
6
7,
607
1
3
6,048
2 固定資産
(
1
)特 定 資 産
投資有価証券(旧基本財産)
旧基本財産引当預金
一年以内返済予定リース債務
リース資産対応リース債務
2
6,
3
2
9
リース債権対応リース債務
67.607
流動負債合計
1
0
0,
000
1
,000
2 固定負債
機械装置
80,1
0
4
什器備品
5
5
1
リース資産対応リース債務
7,
000
リース債権対応リース債務
減価償却引当資産
F
O
C
U
Sス パ コ ン 積 立 資 産
1
3
7,
784
4
8,3
7
9
計 算 科 学C
O
E
形成基金
258,
046
特定資産合計
495,
080
リース債務
458,
3
2
5
,
1 17~J~Ql
固定負債合計
1
,
635,1
8
2
負債合計
1
.7
7
2
.966
(
2
)そ の 他 固 定 資 産
建物
建物附属設備
構築物
6,
6
0
1
1
6,
297皿
正味財産の部
2,
673
1 指定正味財産
什器備品
1
,
16
08
ソフトウエア
49,1
2
3
指定正味財産合計
2 一般正味財産
リース資産
368,
909
リース債権
1.176,
856
一般 正 味 財 産 合 計
その他固定資産合計
,
16
32,
067
正味財産合計
固定資産合計
2,1
2
7,1
4
7
資産合計
2,
263,1
9
5 負債及び正味財産合計
2
9
-
439,7
0
1
5
0,
528
490,
2
2
9
2,
263,1
9
5
第 6 主要事業の推移(平成 24年度2
6年度)
事業名
平成
平成
平成
24年 度
2
5年度
2
6年 度
中期事業計画
達成目標
備考
8年度)
(平成 2
高度シミュレーション技術の
産業界への移転
-企業訪問
訪問企業
2
0
1社
263社
274社
250杜/毎年
訪問回数
5
0
6回
604回
5
1
2回
600回/毎年
98法 人
1
2
9法 人
1
4
3法人
200法人
一 一 一 一 一 一
• FOCUSスパコンの利用
利用法人
一一一一一一一一一一.
.
.
.
.
一一
一
ー
ー一一
1
4
1人
3
8
1人
497人
開催回数
6回
6回
6回
参加人数
905人
5
6
3人
5
5
2人
-企業人材の育成
のべ 6
00人/年
先進事例の効果的な普及啓発
-セミナーの開催
一
FOCUS賛助会員の拡充
-賛助会員の拡充
)
賛助会員数(注 1
(
7
3法人)
(
9
6法人)
8
5法人
1
5
0法 人
平成 2
6年
4月 1日発足
) 平成 24
、2
5年度の会員数は「次世代スーパーコンピュータ利用推進協議会 J (平成 2
5年度末解散)の
(
注1
法人会員数。
3
0
-
参考資料
1 高度計算科学研究支援センターの概要
(1)施設規模
①延床面積:2
,
1
5
8
.
5
4r
r
f
②建物構造:鉄骨造
③開
※
設:平成 23年 4月 1日
高度計算科学研究支援センターは、計算科学センターピル(鉄骨造 7階建)のうち、財団
"
"
7階は兵庫県立大学大学院が入居)
が管理運営する 1階と 2階。 (3階 "
【計算科学センターピ、ル]
・敷地面積:3,
999.93n
f
.延床面積:7,
701
.13r
r
f
.建物構造:鉄骨造 7階建
(2)施設内容
[1階〕事務室、小会議室、技術支援室、コンビュータ室、レストラン、エントランスホール
[2階〕貸研究室 (9室)、セミナ一室(2室)、実習室、交流の場、展示コーナー(分散コン
ヒ。ュータ博物館に認定)
室
究
研
﹁Illi--ト
2F
研究室
展示コーナー乃
一一連り廊下
<
r
京J
舗殴と連結}
1F
-レストラン・売盾
‘出入口
事務室
工ントランスホール・
3F-7F'~兵庫県立大学大学院
3
1
-
2 FOCUSス パ コ ン 利 用 法 人 (
5
0音順)
※ 平 成 27年 3月末現在
側 RNAi
側アイ・アーノレ・プ、イー
附 1H 1
アイクフフト(樹
(
株
)1DA J
味の素側
側アスムス
アルフ。ス電気附
附アンクル
側 EEM
いであ附
出光興産附
伊藤忠ァクノソリューションズ附
今治造船側
(有)イワタシスァムサポート
側ヴァイナス
A G Cセフミックス附
A G Cプフイプリコ闘
Exelis VIS附
N
E
Cソリューションイノベータ附
N Sプフント設計附
N T N閥
附荏原製作所
FsTech側
(
槻M
C
H
CR
&
Dシナジーセンター
MPM
数値解析センター(欄
側エンプフス研究所
大阪ガス側
開大林組
オムロン附
海洋エネルギーエンジニアリング附
花王附
鹿島建設附
(開風工学研究所
側カネカ
川崎重工業(樹
川重ァクノロジー附
開気象工学研究所
キッセイ薬品工業(槻
京セフ附
京都コンスアフ・ァクノロジーズ
クボタシスァム開発(欄
クフボーンエンヂニアリング附
側クロスアピリティ
側計算力学研究センター
側構造計画研究所
(欄神戸製鋼所
神戸大学・水l_Qg欄
光洋サーモシスァム附
側コベルコ科研
(槻小松製作所
サイエンス ソリューションズ(掬
サイパネットシスァム側
佐藤製薬附
(
欄 CAEソリューションズ
JFEスチーノレ附
JF Eァクノリサーチ側
附ジェイァクト
シスメックス(
樹
側島津製作所
清水建設(槻
ジャパン マリンユナイテッド閥
(樹神鋼環境ソリューション
新日錨住金側
附数値フロープ、ザイン
側S
C
R
E
E
Nホーノレディングス
住友化学側
住友ゴム工業(樹
住友電気工業側
住友ベークフイト側
(槻精研
セイコーインスツル附
西菱エンジニアリング(欄
附先端力学シミュレーション研究所
ソニー側
ソニーイーエムシーエス附
側ソフトウェアクレイドノレ
ダイキン工業側
岡大真空
太陽誘電(掬
岡地圏環境ァクノロジー
千代田化工建設閥
筑波大学 ・
住友化学側・法政大学
帝人側
附プ、ンソー
東京大学生産技術研究所
東京ニュークリア ・サービス附
東洋紡(柑
東レ(槻
附豊田自動織機
閥トヨタァクニカルディベロップメン卜
閥トヨタプロダクションエンジニアリング
トヨタ紡織鮒
附酉島製作所
ナフ、
ァスコ側
開ニコン
日揮附
日機装技研(槻
附日産アーク
(欄日本アムスコ
ゴシック体は神戸市内にある事業所が利用する法人 (
2
6法人)
3
2
1
4
3法 人
日本精工(槻
(欄日本製鋼所
NUMECAジャパン附
附 NextStage
パイオニア(欄
(槻バイオモデリングリサーチ
闘爆発研究所
パシフィックコンサルタンツ附
パナソニック側
日立製作所(欄
(
柑B
e
a
u
t
y &H
e
a
l
t
hI
n
n
o
v
a
t
i
o
n
(槻ヒューリンクス
兵庫県立大学産学連携・研究推進機構
兵庫県立大学産学連携研究推進機構・マツダ糊
O
R
E
S
C
O
兵庫県立大学産学連携研究推進機構 ・
捌M
兵庫県立大学産学連携研究推進機構 リ
・ ンテック闘
側フォーフムエイト
附フォトン
富士色 素 鮒
富士ゼロックス附
富士通附
富士電機附
側ブリヂストン
プログレス・ァクノロジーズ附
みずほ情報総研附
二井造船(
槻
(補ニ井造船昭島研究所
一菱重工業(欄
二菱電機関
ニ菱目立ハ。トシステムズ、エンシ。ニ7
リ
ン
ク
守
附
一ツ星ベルト(欄
ミネベア閥
側明電舎
側森村設計
森六ァクノロジー附
側ヤマナカゴーキン
ヤマハ閥
ヤンマー側
(欄ユタカ技研
フピスセミコンダクタ附
側リコー
側菱友シスナム技館
リョービ側
3 F
O
C
U
Sス パ コ ン 利 用 事 例 (
F
O
C
U
Sスパコン利用事例集から抜粋)
事
利用成果
例
健康・医療
ナノバイオ複合系の分子シミュレーション
.F
M
O
法を用いて、タンパク質と固体表面の向精度相互作用モデリング
に世界で初めて成功。
0みずほ情報総研附
-ナノバイオ複合系について全電子量子化学計算を実現。
o立教大学
これによりペプチド中のアミノ酸残基やナノ結晶の部分構造との相互作
0東京大学生産技術研究所
用を電子状態レベルで高精度に解析することが可能になった。
防災安全
火災調査における F
O
S信頼性評価
-火災シミュレーション 1事例を実施するのに約 3日かかり、複数ケース
の同時実施および詳細メッシュの使用が困難で、あったが、 1日に 1'
"
'
"
'
2例
o韓国・湖西大学
o韓国・消防防災庁
の計算機シミュレーションを実施することが可能になり、複数ケースの
同時実行、より詳細なメッシュの使用も可能になった。
O~槻CAE ソリューションズ(協力)
環境・エネルギー
工業炉のシミュレーション
.
O
p
e
n
F
O
A
Mの燃焼モデ、/レを見直し、同時に収束計算を改善し、計算速度
を大幅に向上。
0大阪ガス附
.
O
pe
n
F
O
A
Mの燃焼計算用モジュ ールで固体との伝熱計算が出来るように
改造。
-処理物の昇温とインパノレス燃焼炉に適用し、実用的な計算時間で解析
できることを確認。
大規模数値シミュレーションによる波力
発電システムの性能評価
0海洋エネノレギーエンジニアリング附
-波浪計算を波力発電システムのシミュレータに連動させ、海面の水位
、粒子運動、発電システム内の空気流動の把握、波エネルギー吸収効率
の評価等を行うことが可能になった。
。
(
槻C
A
Eソリューションズ
リチウムイオン二次電池の劣化
-スパコンを用い原子の運動を正確に計算できる第一原理計算をリチウ
ムイオン二次電池の挙動解析に適用した。
o附コベルコ科研
-電池の劣化による原子の再配列はリチウムイオン二次電池の容量低下
と関係することがわかった。
-研究開発期間の短縮化に貢献できる。
ものづくり
変速機用ゴムベルトの構造解析シミュレー -並列計算により、計算速度が最大で従来の 10倍程度まで両速化。
ンヨン
Oニツ星ベノレ卜附
-要素分割の微細化による精度向上で計算規模が大きくなった場合でも
実用的な時間で計算でき、精度確保と計算時間短縮の両立が可能になっ
た
。
ディスプレイ用光学透明フィルムの開発
-両並列計算によって粒子の二次元配置推定を従来の6
分の l
程度の速度
で求めることができるようになった。数万個レベルの粒子の大規模、ンミ
o住友ベークライト閥
ュレーションでも 2時間程度でできるようになった。
-粒子配置とそれが引き起こす複雑な光学特性の関係を解明することが
できるようになると期待。
新材料開発技術 40N
A
N
OO
E
S
I
G
N
-ゴム中のナノレベルでの分子の挙動を調べ、表現し、素材・
のシミュレ
ーションを行うことで、これまではっきりと見えなかったナノの世界を
o住友ゴム工業側
鮮明に「見える化J して、その素材を適切に用いることで材料開発のス
ピードを向上させることが可能になった。
気泡塔型反応器内の流動予測
-工業装置の計算に適用性の高い多流体モデ、ルを界面追跡法に組み合わ
せたハイブリッドモデ、ノレを開発し、気泡流動計算に用いることで、気泡
0千代田化工建設(槻
合体・分裂挙動を考慮しつつ計算時間の短縮を実現。
3
3
-
FOCUSを通じた「京」へのステップア ップ実績
4
産業利用課題に関する採択結果:計 148課題(うち関西企業は 48課題)
、. .
,
、
.
司
r
.
,
円
、
_"
"
-,
.
,
,
,
rr
採択課題数に
対する比率
課題数
関西企業
その他
計
(
%
)
①FOCUSスパコンの利用実績
(企業名の照合)
28
43
7
1
48
略
②チューニング講習会受講経験
20
9
29
20目
③技術支援員によるサポート
(京の利用相談等)
24
28
52
35
首
④賛助会員
25
25
50
34
出
⑤ FOCUS関係企業
(① ④のいずれかに関係している企業)
46
53
99
67
覧
•
•
•
•
5割弱の企業が FOCUSスパコンを利用(①)
2割の企業が「京」向きのチューニング講習会を受講(②)
3
害IJ強の企業が技術支援員によるサポートを経験(③)
7割弱の企業が FOCUSの活動に関係(⑤)
「京」へのステップアップと産業界スパコン利用のすそ野艦大に寄与しています。
官
置製界のスJ
ロン竃鹿事周の
l.M
ための事
E
{ステップアッフ支望)
・・
・・
ー
園
、
E
E
少量置のスパコン利用の
ハイエンド企震
大学・研究慢聞の
スパコンセンター.
2
E第界H~周者のすそ野
箆大鎗置
FO
スバコン
{スタートアップ支盟国}
。,産鍵利用に量週~
アーキテクテャー
@簡素でスピーディー忽
利用手続を
@量富良E
溝遍
アフリケーシヨンソフト
‘
一
一
金績町聞による
企鰻こーズの把掴
大多数の企業が単体 PCや小規横PCクラスタ(-数十並列の計算)に滞留
3
4
-
5 スパコン関連機関
計算科学センターピル
理化学研究所計算科学研究機構
兵庫県立大学
I3-7F
神戸情 報 科 学 キ ャンパズ
計算機棟
(
3
F建)
-計算機室
(計算機 ・グトハ
ぜl
レ
77イ
l
レ
シ
ス
テ
ム
)
.空調機械室
スーパーコンビュータ「京」
シミュレーション学研究科
応用情報科学研究科
(
ー財
)高度情報科学
技術研究機構 (
R
I
ST
)
1
.
.
.
.
.
.
Z
F
」ーーーー
一
1
. I
京 j の利用者の
選定や利 用支援等を
行う登録機関
2
.元 ・(財)原子力デー
灼ンター(1995改名)
3 神戸キメアクセント t
'
.J
レ
にも入居
高度計算科学研究支援センター
・F
O
C
U
S、ス パコンユ ーザ企業、技
術支援企業が入居
.l
Fにレストランが入居
ア
ク
セ
ス
ホ。
イント神戸
「
京Jとデータをやり取りする
F
O
C
U
Sハ
ス。
ン
コ
; 管理 ・運営 :
(
園研)理化学研究所計算科学研究機構 C
A
I
C
S
)
l 文部科学省所管
l
.産業界用の
エ
ン
ト
リ
ー
ス
ハ
.
コ
ン
i
管理 ・運営:
(
公財)計算科学振興財団 C
F
O
C
U
S)
1
. I
京」の産業利用を促進
2
. 兵庫県 ・神戸市の外郭団体
3. 計算科学センタービノレ・支援セン
ター を管理 ・運営
'
--ーー---・ーーーーーーー,ー ----ーーーー ーーーー・・ーー
3
5
Fly UP