...

県教委だより平成28年11月号(第686号)(PDF:7705KB)

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

県教委だより平成28年11月号(第686号)(PDF:7705KB)
県教委だより
も
発行:栃木県教育委員会
第6 8 6 号
く
平成28年11月18日
じ
タイムリーな話題
グローバル人材育成講演会を開催しました(学校教育課) ....................................2
「栃木県高等学校定時制通信制文化発表会・生徒生活体験発表大会」を開催しました
(学校教育課) ....3
文部科学省指定研究校の取組について(学校教育課) ........................................4
栃木県立文書館開館 30 周年記念企画展「災害を乗り越えた下野の人々」を開催しています
(文書館) .........7
お知らせ
人権に関するイラスト入賞作品を展示します(総務課) ......................................7
「パワーアップ講座」の開催について(学校教育課) ........................................8
読書コンシェルジュによる「高校生読書交流会」を開催します(生涯学習課) ..................9
読書ボランティア等活動交流会を開催します(生涯学習課) .................................10
総合教育センター開放事業「学びの杜の冬休み~ふれる・つくる・考える~」の御案内
(総合教育センター) .....11
「平成 28 年度栃木県教育研究発表大会」を開催します(総合教育センター) ..................12
県立図書館第 158 回「県民ライブコンサート」(県立図書館) ...............................13
芳賀青年の家からのお知らせ .............................................................14
太平少年自然の家からのお知らせ .........................................................14
とちぎ海浜自然の家からのお知らせ .......................................................16
なす高原自然の家からのお知らせ .........................................................17
埋蔵文化財センターからのお知らせ .......................................................18
シリーズ
身のまわりの文化遺産(文化財課) .......................................................19
1
グローバル人材育成講演会を開催しました
平成 28 年 11 月1日(火)に、栃木県総合文化センターサブホールを会場として、「グローバル
人材育成講演会」を開催しました。
本講演会は、次世代を担う若者の好奇心や挑戦する意欲を喚起し、幅広い教養と専門性を身に付
けたグローバル人材育成の機運を高めることを目的としており、県が目指す「グローバル化に対応
した教育の充実」を推進する上でも重要な役割を果たしています。
当日は、高校生をはじめ、保護者や教員など約 150 人が参加しました。国立極地研究所で生物圏
研究グループに所属し研究活動に取り組まれている伊村智氏の講演や、県内高校生の留学経験者等
によるパネルディスカッションなどが行われました。
(1)講演
国立極地研究所の伊村智先生に御講演をいただきました。
「地球の底から世界を観る-南極観測から学んだこと」と題
する講演では、専門分野の研究について分かりやすく解説し
ていただきながら、自分の興味関心を研究にまで昇華させる
ことの素晴らしさや、グローバル社会に生きる私たちの在り
方・物事の考え方についてお話ししてくださいました。会場
の高校生たちは伊村先生の話に真剣に聞き入っていました。
(2)パネルディスカッション①(長期留学関係)
宇都宮女子高校・宇都宮中央女子高校で長期留学を体験
した高校生をパネリストに招き、体験談の発表を通して、
長期留学することの目的や意義について議論を深めるこ
とができました。パネリストの二人は、楽しかったことや
苦労したことなどを交えて感じたことや考えたことを語
ってくれました。彼らの体験に基づいたメッセージは聴衆
の心を動かし、会場からは大きな拍手が送られました。
(3)パネルディスカッション②(海外研修関係)
最後に、佐野高校、栃木高校、足利高校で海外研修に参加
した高校生たちが、海外で研修に挑むことの素晴らしさにつ
いて発表を行い、海外で学ぶこと・挑戦することの意義につ
いて議論を深めました。高度な研究内容やその熱心な取組に
会場の人々は息を呑みました。
講演会終了後には、学生の海外留学を支援する4つの団体のブースがロビーに設けられ、パンフ
レットが配布されたほか、団体の方から留学についての説明を受ける来場者の姿も見られました。
グローバル人材育成講演会は、参加した高校生にとって、今まで以上に視野を広げ、グローバル
社会の中での自己の生き方や在り方を考える一つのきっかけとなったことでしょう。
【問合せ先】
学校教育課高等学校教育担当
2
TEL
028-623-3382
「栃木県高等学校定時制通信制文化発表会・生徒生活体験発表大
会」を開催し ま し た
平成 28 年 10 月 15 日(土)に、栃木県教育会館を会場として、「第 33 回栃木県高等学校定時制
通信制文化発表会・第 64 回生徒生活体験発表大会」が開催され、生徒や保護者など約 800 人が参
加しました。(主催:栃木県教育委員会/栃木県高等学校定時制通信制教育振興会/栃木県高等学
校文化連盟定時制通信制部会)
本大会は、定時制、通信制高校に通う生徒による生活体
験・学習活動等の発表会を催すことにより、修学への意欲
を一層喚起し、高校生活の充実を図るとともに、生徒相互
の交流・親睦を深め、自主性に富み生き生きとした定時制
通信制教育の振興に資することをねらいとしています。
今年で文化発表会は 33 回目、生活体験発表大会は 64 回
目を迎え、県が目指す「心の教育」の推進にも重要な役割
を果たしています。
開会式
(1) 文化発表会
各高校から、生徒会誌、スクールガイド、授業で制作し
た美術・書道の作品、実習で製作した作品、エッグアート、
ステンドグラス、真岡木綿、シルバーリング、絵手紙、オ
リジナルパン、益子焼などが展示されました。すべて力作
ばかりであり、生徒たちが普段の創作活動や実習に一生懸
命取り組んでいる様子が伺えました。
作品展示
(2) 生活体験発表大会
各校の代表 12 名が、7分以内という限られた時間の中で、
これまでに悩み苦しんできたことや、困難に負けず、希望を
持って自分自身を高めていこうとする姿、そして自己の生き
方を見つめ直し、真剣に学校生活を送っていることなどにつ
いて、堂々と発表を行いました。その姿に、来場者からはい
つまでも惜しみない拍手が送られました。
最優秀賞に選ばれた鹿沼商工高校の澤口美香さんは、11 月
20 日に東京の六本木ヒルズで行われる全国大会に、栃木県代表
として出場することになりました。澤口さんには、全国大会で
も、堂々と発表してきてほしいと思います。
発表の様子
【問合せ先】 学校教育課高等学校教育担当
3
TEL 028-623-3382
文部科学省指定研究校の取組について
1
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業
この事業は、将来の国際的な科学技術系人材の育成を目的としています。大学と連携し、先進的な
理数教育の長期的な実施、英語でのプレゼンテーション演習等による国際性を育成するための取組、
高大接続の在り方について共同研究を推進します。また、創造性、独創性を高める指導方法、教材等
の開発にも取り組みます。
■指定校
栃木県立宇都宮女子高等学校(平成 25 年から 29 年指定 2期目)
■研究内容 「日本の社会や科学技術を牽引する女性の人材を育成する方策の開発」
生徒研究発表会(栃木県教育会館)
海外高校生との交流
高大連携
■指定校
栃木県立足利高等学校(平成 24 年から 28 年指定 1期目)
■研究内容 「-足利から世界へ-日本最古の学校のある足利の地から、国際社会で活躍できる
科学技術者の育成を目指して」
海外研修オープン
理科教室
足高サイエンスプログラム
■指定校
栃木県立栃木高等学校(平成 24 年から 28 年指定 1期目)
■研究内容 「科学的視野や思考力、問題解決能力、国際性を備えたリーダーの育成」
研究成果発表会
高大連携(サイエンスラボラトリ)
4
海外研修
2
スーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)事業
この事業は、高等学校の職業教育を主とする学科などにおいて、大学・研究機関・企業等との連携
等により、社会の変化や産業の動向等に対応した、高度な知識・技能を身に付け、社会の第一線で活
躍できる専門的職業人を育成することを目的としています。
■指定校
栃木県立宇都宮工業高等学校(平成 27 年から 29 年指定)
■研究内容 「技術立国日本を担うグローバルエンジニアの育成」
これからの日本が、国際社会への貢献を果たしていくためには、次代を担う若者が
高い技術力を誇り、新たな創造へ果敢に挑戦していく逞しさを身に付ける必要があり
ます。
そこで、教育界や産業界及び宇都宮工業高校の現状と課題を踏まえ、国際社会で活
躍できるエンジニアの育成を目指し、教育システムの構築に向けた研究を行っていま
す。
■主な活動内容
(1)木造住宅の耐震構造に関する研究
(2)伝統技法に関する研究
宇都宮大学でのゼミ
耐震実験室での講義
「鹿沼組子」製作講習会
(3)情報技術による土木施工法に関する研究
レーザーレベルの設定
組子による木造住宅の耐震化
(4)「技能五輪全国大会」出場
レーザーレベルを用いた掘削作業
技能五輪課題製作の完成
(5)外国語(英語)活用能力に関する取組
技能五輪課題製作の様子
(6)起業家精神育成への取組
(校内パテントコンテスト)
外国人講師による講義
英語での課題研究発表
クラスでの説明
5
弁理士による講義
3
スーパーグローバルハイスクール(SGH)事業
この事業は、急速にグローバル化が加速する現状を踏まえ、社会課題に対する関心と深い教養に加え、
コミュニケーション能力、問題解決能力等の国際的素養を身に付け、将来、国際的に活躍できるグロー
バル・リーダーを高等学校段階から育成することを目的としています。
■指定校
栃木県立佐野高等学校(平成 28 年から平成 32 年指定)
■研究内容 「地域貢献から世界の社会課題解決を目指す『田中正造型』グローバルリーダーの育成」
田中正造から学ぶグローバルリーダーの資質・能力
①課題を発見し向き合う力
②論理的・批判的に思考する力
③協働して課題を解決する力 ④情報を発信する力
⑤英語で伝える力
⑥グローバル社会に貢献する高い志とチャレンジ精神
SGH 構想概念図
■主な活動内容
台湾フィールドワーク(8月)
台湾の水資源をテーマに台中・台北において、フィールドワークを実施しました。街頭に出て、
アンケート調査を行ったり、台湾の研究所で調査結果のプレゼンテーションを実施したりしました。
これらは全て英語で行いました。
台北駅での意識調査の実施
中央研究院・地球科学研究所でのプレゼンテーション
【問合せ先】学校教育課高等学校教育担当 TEL 028-623-3382
6
栃木県立文書館開館 30 周年記念企画展「災害を乗り 越えた下野
の人々」を開催し て います
県立文書館では、栃木県立文書館開館 30 周年記念企画展「災害を乗り越えた下野の人々」を開催し
ています。
今回の企画展では、中世から近代の下野の災害に関わる古文書及び写真を下記の項目で紹介してい
ます。ぜひ御観覧ください。
1
展示内容
2
3
4
開催期間
開催場所
開館時間
5
入 館 料
(1)中世の災害
(2)五十里湖の形成と決壊
(3)浅間山の噴火と飢饉
(4)安政地震と江戸への支援
(5)関東大震災と東京への支援
平成 28 年 10 月 29 日(土)から同年 12 月 11 日(日)
栃木県庁昭和館3階展示室
「近代栃木のすがた」
平日:8時 30 分~17 時 15 分
土日祝日:10 時~17 時 15 分
※11 月6日(日)は展示室閉館となり
ます。
無料
(右写真)
浅間山の噴火(国立公文書館所蔵文書)
噴火による人・作物等への被害は、広範囲に及びました。
ホームページ
【問合せ先】県立文書館 TEL 028-623-3450
http://www.pref.tochigi.lg.jp/m58/syouwakanjousetuten24.html
人権に関するイラスト 入賞作品を展示し ます
人権教育・啓発推進県民運動強調月間(8月)の教育・啓発事業の一環として、県内中学校・
高校・特別支援学校(中学部・高等部)に在籍する生徒を対象に、一人一人の人権が尊重された明
るい社会づくりに向けたメッセージとなるようなイラストの募集を行いました。
今年度は 2,080 点の応募があり、中学生の部・高校生の部それぞれ最優秀賞3点、優秀賞9点の
入賞作品が決定しました。
これら入賞作品の展示を下記の日程・会場で行います。ぜひ、お越しください。
1
2
3
展示期間
平成 28 年 12 月2日(金)~8日(木)
見学時間
平日:8時 30 分~21 時
土日:10 時~21 時
※2日(金)は 16 時 30 分からになります
会
場
県庁本館 15 階 展望ロビー 企画展示ギャラリー
【問合せ先】総務課人権教育室
7
昨年の展示の様子
TEL 028-623-3363
「 パワ ー ア ッ プ 講 座 」 の開 催 に つ い て
県教育委員会では、全国学力・学習状況調査等の結果
で 明 ら か に な っ た 課 題 の 改 善 を 図 る た め に 、昨 年 度 か ら 、
教 職 員 を 対 象 に「 パ ワ ー ア ッ プ 講 座 」を 開 催 し て い ま す 。
10 月 29 日 ( 土 ) に 、 塩 谷 庁 舎 に お い て 開 催 さ れ た 第
1回目の「パワーアップ講座」では、休日にもかかわら
ず 、主 に 県 北 地 区 の 教 職 員 約 70 名 が 参 加 し 、指 導 主 事 の
話に耳を傾けながら、授業をどう改善していけばよいか
について、熱心に話し合う姿が見られました。講座を通
して、自分の授業を見つめ直すとともに、明日からの授
業改善に向けたヒントを得ることができたようです。
田村学力向上推進室長
パワーアップ講座の様子
【参加者の感想】
・実際に問題を解き、教科書との関連について話を聞くことができ、とても勉強に
なりました。子どもたちのため、早速、月曜日から今回学んだ考え方などを授業
に取り入れていきたいと思いました。〔小学校教諭〕
・実際に問題を解き、どうしたらよいかを話してくださったので、参考になること
が多くありました。時間が短かったのが残念です。国語を担当していますので、
書く活動とその他の活動を関連付けることを意識していこうと思いました。
〔中学校教諭〕
・今、担当している学年の内容を押さえることは重要ですが、今の学習がどこにつ
ながるのか、また、つまずいている場合はどこに戻ればよいのかを考えて教材研
究していくことの大切さを再認識することができました。〔小学校教諭〕
・特別なことをするのではなく、「地道」に取り組むことが大切であることを実感
した。来年はもっと仲間を誘ってきます。〔小学校教諭〕
【問合せ先】
学校教育課学力向上推進室
8
TEL 028-623-3367
読書コ ンシェ ルジュ によ る「高校生読書交流会」を開催し ま す
今年度3年目を迎える高校生読書活動推進事業では、新たに高校生 56 名の読書コンシェルジュが
誕生しました。また、過年度の読書コンシェルジュのうち 14 名も、経験者として活動に参加していま
す。
読書コンシェルジュによる「高校生読書交流会」では、高校生におすすめの本 30 冊を選定し紹介
するリーフレットの作成や、読書をテーマとした交流会の企画などの活動を行います。
高校生読書交流会の日程と概要(全3回)
県北地区 高校生読書交流会
平成 28 年 11 月 13 日(日)
宇都宮共和大学那須キャンパス
(なすしおばらまなび博覧会
(なしお博)内で開催)
全国高等学校ビブリオバトル
2016 栃木県大会
(県央地区 高校生読書交流会)
県南地区 高校生読書交流会
平成 29 年1月 29 日(日)
下野市立石橋図書館
平成 28 年 12 月 11 日(日)
栃木県庁東館4階講堂ほか
※県央地区の交流会については、「全国高等学校ビブリオバトル 2016 栃木県大会」として開催し
ます。
募集期間 発表者(バトラー):平成 28 年 11 月 22 日(火)まで
観戦者:平成 28 年 12 月2日(金)まで
県北地区、県南地区の交流会は、ビブリオバトルやクイズ大会、ブースでの資料展示やしおりづく
りなど、読書コンシェルジュの企画による工夫を凝らしたプログラムとなっています。また、今年度
のおすすめ本 30 冊についても、各交流会で御披露目する予定です。
交流会の詳細や参加方法、当日の様子などは以下のホームページで紹介します。
多くの御参加をお待ちしています。
「読書コンシェルジュ」オフィシャルサイト
http://www.pref.tochigi.lg.jp/m06/tosyokandokusyo/d-con/d-con.html
読書コンシェルジュ
【問合せ先】
企画会議風景
H27 交流会の様子
生涯学習課ふれあい学習担当
9
TEL 028-623-3404
読書ボランティア等活動交流会を開催します
子どもの読書活動に携わるボランティアや図書館関係者、学校教職員などが情報交換を行い、関係
者同士のネットワークの構築・拡大と、活動のより一層の充実を目的とする交流会を開催します。ま
た、子どもの読書活動の推進に役立つ講演会や事例発表を併せて実施します。
活動に関する情報交換やつながりづくりの機会として、読書や本に関する知識を得る機会として、
ぜひ御参加ください。
1
日
時
平成 28 年 11 月 25 日(金)13 時 20 分~16 時 30 分(受付 12 時 50 分から)
2
内
容
Ⅰ
講
演
「すてきな紙芝居の世界〜その魅力の秘密と演じ方〜」
講師
壁画家・紙芝居文化の会統括委員
松井 エイコ 氏
Ⅱ
事例発表
那珂川町図書館おはなしボランティアグループ「たまご」の取組
Ⅲ
交 流 会
「活動で見つけた!仲間たちに知らせたい私のおすすめ本」
3
場
所
栃木県庁東館4階講堂
4
対
象
子どもの読書活動に関心のある方
(読書ボランティア、図書館関係者、学校教育・社会教育関係者、保育関係者、
幼稚園関係者、市町等行政関係者
5
定
員
等)
約 100 名(先着順)
★詳細はホームページをご覧ください。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/m06/h28dokusyobora_kouhou.html
H27 読書ボランティア等活動交流会の様子
【問合せ先】
生涯学習課ふれあい学習担当
10
TEL 028-623-3404
総合教育センター開放事業
「学びの杜の冬休み~ふれる・つくる・考える~」の御案内
栃木県総合教育センターでは、
「子どもたちの豊かな体験活動を応援します」をテーマに『学びの
杜の冬休み』を実施します。
今年も、
「ふれる」
「つくる」
「考える」を合言葉に、お子様のみならず、親子でも、大人の方でも、
楽しく学べる活動をたくさん御用意してお待ちしていますので、ぜひ御来場ください。
1
2
3
4
日 時
会 場
参加費
その他
平成 28 年 12 月 17 日(土) 10 時~15 時 (開場9時 40 分)
栃木県総合教育センター
無 料
事前の参加申込みは必要ありませんので、直接御来場ください。
☆活動予定 「美味しい日本茶のいれ方教室」 「マイナス 196℃の世界を体験しよう!」
「風に向かって走るウインドカーを作ろう!」 「パソコンでゲームをつくろう!」
「私のシンボルマークをつくろう!」
等
この他にも、たくさんの活動を予定しています。
美味しい日本茶のいれ方教室
マイナス 196℃の世界を体験しよう!
草笛を吹こう
親子はり絵教室
【問合せ先】 総合教育センター生涯学習部 TEL 028-665-7206
「とちぎレインボーネット」http://www.tochigi-edu.ed.jp/rainbow-net/information/
「栃木県総合教育センター」http://www.tochigi-edu.ed.jp/center/
11
「平成 28 年度栃木県教育研究発表大会」を開催します
本大会では、県内各教育機関における学校教育及び生涯学習に関する研究の成果が発表されます。
平成 29 年1月 27 日(金)、28 日(土)の2日間で 19 部会を開催し、42 の発表が行われます。
ぜひ、御参加ください。
1
日 時
平成 29 年1月 27 日(金)、28 日(土)9時 30 分~15 時 30 分
2
会 場
栃木県総合教育センター
3
日程及び発表部会
1月27日(金)
9時 30 分~12 時
1月28日(土)
9時 30 分~12 時
○学力向上部会Ⅰ
○校内研修部会
○道徳教育部会
○特別支援教育部会
○小学校外国語活動部会
○健康教育部会
○児童・生徒指導部会Ⅰ
○児童・生徒指導部会Ⅱ
○国語部会(中・高)
13 時~15 時 30 分
13 時~15 時 30 分
○学校経営部会
○学力向上部会Ⅱ
○小学校学習指導部会
○生涯学習部会
○人権教育部会
○幼小連携部会
○数学部会(中・高)
○社会、地歴・公民部会(中・高)
○英語部会(中・高)
○理科部会(中・高)
4 参加申込方法
栃木県総合教育センターのWebサイト http://www.tochigi-edu.ed.jp/center/
からお申込みください。
5 申込期間
平成 28 年 11 月 17 日(木)~平成 29 年1月 20 日(金)
【問合せ先】 栃木県教育研究発表大会実行委員会事務局
総合教育センター研究調査部 TEL 028-665-7204
12
県立図書館第 158 回「県民ライブコンサート」
県民の皆様が生の音楽を楽しむ場を提供するため、当館では大谷石造りのホールでライブコンサート
を開催し、多くの皆様に憩いのひとときを過ごしていただいています。
第 158 回目のコンサートを次のとおり開催しますので、お誘い合わせの上御来場ください。
1 日 時
2 会 場
平成 28 年 12 月 18 日(日)14 時開演(13 時 30 分開場)
栃木県立図書館1階ホール
3 内 容
4 出演者
5 曲 目
宇都宮市塙田1-3-23
サックスによるジャズコンサート
SAXユニット ブルートレイン
ピンクパンサー、酒とバラの日々、オーラ・リー
6 定 員
7 主 催
8 その他
Over the Rainbow、A train 他
約 80 名(先着順入場無料)
栃木県立図書館
お車でお越しの際は、県庁地下駐車場を御利用ください。
第 156 回県民ライブコンサートの様子
【問合せ先】県立図書館 TEL 028-622-5112
13
芳賀青年の家からのお知らせ
<ろくろで作る益子焼>
ろくろ陶芸を始めたい方や興味のある方のための入門講座です。
「陶芸の里」益子で、益子焼の
伝統的な技法を体験します。粘土の練りからろくろ成形、高台削り、絵付け、釉薬がけまでの一連
の工程を体験できます。同じ目的をもった初心者同士、わきあいあいと、オリジナルの作品づくり
を楽しんでみませんか。
日
時:①平成 29 年1月 14 日(土)~15 日(日) ※1泊2日
②平成 29 年1月 21 日(土)
③平成 29 年2月 4日(土)
④平成 29 年2月 18 日(土)
各回8時 30 分集合 15 時解散予定
対
象:4回とも参加できる成人
定
員:30 名(先着順)
費
用:8,500 円(県外の方 9,290 円)
応募期間:平成 28 年 12 月4日(日)~平成 29 年1月6日(金)
ろくろ陶芸体験の様子
問い合わせ・申込みは・・
芳賀青年の家
〒321-4217 芳賀郡益子町益子 4470
TEL:0285-72-2273 FAX:0285-72-7434
ホームページ:http://www.pref.tochigi.lg.jp/m61/education/shougai/kanrenshisetsu/haga-top.html
太平少年自然の家からのお知らせ
太平少年自然の家では、太平山の自然を生かしたイベントを多数企画しております。
皆様の御応募お待ちしております。
とびっきり! 門松づくり
~手作りの門松で新年を迎えましょう~
おめでたいミニ門松を一家庭で1個作ります。竹切り、荒縄巻き、お飾りづくり、飾り付けまでの作
業を家族で協力して行います。
開 催 日:平成 28 年 12 月 24 日(土)
・12 月 25 日(日)
対
象:県内の小学生以上の子どもを含む家族
定
員:両日とも 15 組(応募多数の場合は抽選)
費
用:1家族 1,000 円+保険料ひとりにつき 100 円
応募期間:平成 28 年 11 月 10 日(木)~11 月 24 日(木)(必着)
名人から技を伝授
14
たき火のつどい
~たき火を囲んでほっ こ り ~
山で集めた落ち葉や枯れ枝を燃やし、アウトドアの醍醐味、たき火を楽しみましょう。
たき火で焼いたさつま芋やマシュマロは、冬の太平少年自然の家のスペシャルスウィーツです。
開 催 日:①平成 29 年1月7日(土) ②平成 29 年1月 21 日(土)
③平成 29 年2月4日(土) ④平成 29 年2月 18 日(土)
時
間:9時~12 時(各回共通)
対
象:県内の3歳以上の子どもを含む家族やグループ(6名以内)
定
員:各回 13 組 50 名程度(応募多数の場合は抽選)
費
用:1人 300 円程度 (食材費・保険代)
応募期間:①②平成 28 年 12 月 1日(木)~同年 12 月 14 日(水)(必着)
③④平成 28 年 12 月 22 日(木)~平成 29 年 1月 11 日(水)(必着)
たき火で焼くマシュマロ最高!
親子でたきぎ拾い!
と ちぎを知ろう !
~ふるさ と 栃木のよ さ を発見し まし ょ う ~
小江戸栃木「蔵の街」を巡ったり、語り部による民話を聞いたり、座禅体験や太平山三大名物、
イチゴなど地元の食を通して栃木の文化を学びましょう。
開 催 日:平成 29 年3月4日(土)~3月5日(日) 1泊2日
対
象:県内の小学3年生~6年生
定
員:40 名(応募多数の場合は抽選)
費
用:1人 5,000 円程度 (体験活動費・保険代)
応募期間:平成 29 年1月 26 日(木)~2月8日(水)(必着)
昨年の蔵の街巡りの一コマ
茶店の本物のだしで作る卵焼き
詳細は、太平少年自然の家のホームページで御確認ください。
問合わせ・申込みは・・ 太平少年自然の家
〒328-0054 栃木市平井町 638
TEL:0282-24-8551 FAX:0282-24-8569
ホームページ:
http://www.pref.tochigi.lg.jp/m62/education/shougai/kanrenshisetsu/ohira-top.html
15
とちぎ海浜自然の家からのお知らせ
とちぎ海浜自然の家ではイベントを多数企画しております。
皆様の御応募お待ちしております。
「海浜の初日の出」
海から昇る初日の出を見たり、正月遊びをしたりしながら新春を迎える喜びを味わうとともに、家
族や仲間との親睦を深めます。
開 催 日:平成 28 年 12 月 31 日(土)~平成 29 年1月1日(日)
対
象:栃木県民一般
定
員:250 名
(部屋のタイプごとに募集し、応募多数の場合は抽選)
①ロッジ4~8人部屋
…10 組
②和室4~10 人部屋
…4組
③洋室2人部屋
…4組
④洋室3~4人部屋
…16 組
⑤洋室5~10 人部屋
…25 組
参 加 費:大 人:5,400 円
高校生:3,900 円
中学生:3,200 円
小学生:3,000 円
3歳以上学齢前:2,200 円
3歳未満:300 円
応募期間:募集中 ~ 平成 28 年 11 月 21 日(月)
「初日の出」
「凧づくり」
《今後の主催事業のご案内》
「WE
LOVE
サイエンス」
開 催 日:平成 29 年1月 21 日(土)~22 日(日)
対
象:栃木県民一般
定
員:80 名
募集期間:募集中 ~ 平成 28 年 12 月 19 日(月)
「星空観察」
「海浜冬まつり」
開 催 日:平成 29 年2月4日(土)~5日(日)
対
象:栃木県民一般
定
員:200 名
応募期間:平成 28 年 12 月5日(月)
~平成 29 年1月9日(月)
「あんこう吊し切り実演」
問合わせ・申込みは・・
とちぎ海浜自然の家
〒311-1412 茨城県鉾田市玉田 336-2
TEL: 0291-37-4004
FAX: 0291-37-4008
メールアドレス:[email protected](申込み専用)
ホームページ:http://tochigikaihin.jp
すべてのイベントの申込みは「電話」「はがき」「FAX」「メール」で受け付けております。
16
なす高原自然の家からのお知らせ
なす高原自然の家では、今後も様々なイベントを企画しております。
今回は、12 月~3月に実施される4つのイベントを紹介します。詳細は次のとおりです。
皆様方の御応募を心よりお待ちしております。
◆クリスマスファミリーデー◆
~クリスマスをなす高原自然の家で過ごそう~
創作活動や調理活動を実施予定です。詳細についてはお問い合わせください。
開 催 日 :平成 28 年 12 月 24 日(土)~25 日(日)1泊2日
対
象:県内在住の親子・家族 ※3歳未満の乳幼児を同伴することも可。
定
員:20 家族(先着順)
応募期間:平成 28 年 10 月 24 日(月)~11 月 24 日(木)17 時まで
参 加 費:大
人:7,000 円
高 校 生:5,000 円
中 学 生:4,300 円
小 学 生:4,000 円
幼
児:3,500 円
3歳未満:無
料
「クリスマスファミリーデー」
◆冬のファミリーデー①・②◆
~那須の雪を遊び尽くそう!~
ミニかまくら作り、そり滑り、スノーシューイング、木の実クラフト等を体験します。
開 催 日:第1回 平成 29 年1月 28 日(土)~29 日(日)1泊2日
第2回 平成 29 年2月 18 日(土)~19 日(日)1泊2日
対
象:県内在住の親子・家族(3歳以上)
定
員:20 家族(先着順・複数回参加不可)
応募期間:各回 平成 28 年 11 月 28 日(月)
~12 月 28 日(水)17 時まで
参 加 費:大
人:6,500 円
高 校 生:4,000 円
中 学 生:3,300 円
小 学 生:3,000 円
幼
児:2,800 円
「ミニかまくら作り」
17
◆冬のふれあい広場◆
~親子で仲良く雪遊び!杵と臼でもちつき大会!~
ボランティアさんと一緒に活動を楽しみませんか?
開 催 日:平成 29 年3月4日(土)~5日(日)1泊2日
対
象:障害のある方、特別支援学校・学級に通う児童・生徒とその家族(3歳以上)
定
員:15 家族 ※申込み多数の場合は抽選
内
容:第1日 雪遊び・ミニ運動会・DVD 鑑賞・情報交換会
第2日 調理活動(もちつき)
応募期間:平成 29 年1月4日(水)~2月4日(土)17 時まで
参 加 費:大
人:6,000 円
高 校 生:3,300 円
中 学 生:2,500 円
小 学 生:2,300 円
幼
児:2,100 円
問合わせ・申込みは・・
なす高原自然の家
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本 157
TEL:0287-76-6240
FAX:0287-76-6241
ホームページ:http://windy-nasu.jp
すべてのイベントの申込みは「電話」「はがき」または「FAX」で受け付けております。
(担当:月井)
埋蔵文化財センターからのお知らせ
巡回展「栃木の遺跡-最近の発掘調査成果から-」
埋蔵文化財センターでは、『栃木の遺跡』展を開催し、近年の発掘調査で注目される遺跡や出土
品を展示します。
開 催 日:平成 28 年 10 月 16 日(日)~12 月 11 日(日)
会
場:栃木県埋蔵文化財センター(下野市紫 474)
入 館 料:無料
【問合せ先】埋蔵文化財センター普及資料課
電話(月曜日~金曜日)0285-43-1971(普及資料課直通)
(日曜日)0285-44-8441(代表)
ホームページ http://www.maibun.or.jp/
メールアドレス [email protected]
18
シリ ーズ
第3回
お墓ものがたり
身のまわり の文化遺産
その2
① 古墳時代のお墓
前回は宇都宮藩主戸田氏の大名墓を紹介しました。ここでは古墳時代の一風変わったお墓について
紹介します。
宇都宮市長岡町の宇都宮環状線を走っていると、道路の北側に蜂の巣のように無数の横穴が開いた
岩山を見たことがありませんか?
この穴は一つ一つが古墳時代終わり頃(7世紀頃)の横穴墓(よ
こあなぼ)と呼ばれるお墓の跡です。約 50 基の墓が群がるよう造られており「長岡百穴古墳」と呼ば
れる県指定史跡になっています。
明治時代、埼玉県吉見町の横穴墓「吉見百穴」を見た考古学者は「日本の先住民族コロボックルの
穴居(けっきょ:横穴の住居)」という説を唱え、墓と考える学者と論争となりました。入口は人が
通れる程度の幅で、中はやや広くなっているので、たしかに住居のように見えるかもしれません。外
観は、昨年世界遺産に登録されたイランの穴居群「メイマンドの文化的景観」にも似ています。しか
し、その後、各地の横穴の中から人骨が見つかる事例が増え、古墳時代の墓であることが確実となり
ました。
長岡百穴古墳の周辺には、土を盛り上げて造った古墳も数多くありますので、当時の人々はこの辺
りを墓を営む場所として意識していたようです。また、地形をよく見ると、ここは宇都宮丘陵を東西
に横切るように延びる谷の中に当たります。丘陵の東西を結ぶ交通路とするのに適した地形で、現在
は長岡街道、宇都宮環状線が通っています。おそらく古墳時代もこの地域の重要な交通路だったと思
われます。道からよく見える場所を選んで墓を造ったのかもしれません。さらに、この辺りは凝灰岩
と呼ばれる軟らかい岩盤でできていて、古墳時代の技術でも容易に掘り込むことができたのも、ここ
に横穴墓が造られた理由の一つでしょう。
ところで、横穴墓の中を覗くと、奥の壁に仏像が浮き彫りになっています。これは鎌倉時代以降の
もので、横穴墓とは直接関係はありません。鎌倉時代の人々は古墳とは知らなかったかもしれません
が、ずっと宗教的な空間として利用されてきたわけです。
この他の横穴墓や土を盛って造った古墳も含めると、古墳は県内におよそ 7 千基あると考えられて
います。県内のコンビニエンスストアは 600 軒余りとのことですので、古墳はその 10 倍以上。意外に
多いと思いませんか?
長岡百穴古墳は、宮環沿いに広い駐車場がありますので、見学しやすい古墳
です。ドライブの途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
19
② 鎌倉から室町時代のお墓
発掘調査をしていると、骨が詰まった壺が見つかることがあります。蔵骨器(ぞうこつき)と呼ば
れ、山のてっぺんなど見晴らしの良いところで見つかることが多いです。平安時代後半から中世に流
行ったようですが、全てのお墓がこうだったわけではなく、限られた階層の特別なお墓だったと思わ
れます。古いお寺などでは境内の片隅からこのような蔵骨器がまとまって見つかることもあります。
鎌倉時代初め頃に作られた絵巻物「餓鬼草子」を見ると、当時の一般的な遺体の扱いがよく分かり
ます。きちんとしたお墓として五輪塔などが建てられた塚も描かれていますが、その廻りには死体や
白骨が散乱し、犬などがそれをむさぼっている風景が描かれています。
○餓鬼草子(東京国立博物館)
http://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=other_img&size=L&colid=A10476&img
_id=4&t=
これはおそらく京都付近の様子を描いたものですが、本県でも扱いはさほど変わらなかったと思わ
れます。今のようにお墓を作るようになったのはもっと後の時代で、それまではいろいろな方法で供
養が考えられていました。
鎌倉時代後半から室町時代にかけて、関東では「板碑(いたび)」を立てることが流行ります。板
碑とは板石で作った塔婆のことで、特に埼玉県秩父地方産の緑泥片岩を使ったものは「青石板碑」な
どと呼ばれ、当時の流通などを知る手がかりにもなっています。梵字や仏像、作った人物名などが刻
まれており、一部の板碑は自分が生きている間に極楽往生行きを願って立てられた(逆修(ぎゃくし
ゅう)と言います)ことが分かっています。
小山市の祇園城では中世のお墓が調査され、蔵骨器や板碑、五輪塔などが出土しています。板碑に
は刻まれた梵字などに金箔が施されるものもありました。ある時に埋められてしまったので金箔が残
ったようです。金箔が残る板碑は全国的にも非常に少なく珍しいものです。
蔵骨器として使われた壺も中国製の白磁や瀬戸・美濃産の古瀬戸など、高級品が使われています。
その内容から小山氏に関わりのあるお墓だと考えられており、出土品の一部は県指定文化財になりま
した。実物を見たい方は小山市立博物館で展示されていますので、ぜひご覧ください。
蔵骨器
板碑
【問合せ先】文化財課保護担当
20
TEL 028-623-3421
Fly UP