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創刊号 - 東海財務局
東海財務局地域連携メールマガジン 2015.2.26 発行 創刊号 ~東海財務局は財政・金融の施策の担い手として 豊かな地域の社会づくりを応援しています~ 財務局は財務省の総合出先機関として、また、金融庁 東海財務局では、地域の発展等に少しでも寄与できる からの事務委任を受け、財政、国有財産、金融等に関す よう、地域との連携を通じた活動に積極的に取組んでお る施策を実施しています。財務省及び金融庁の施策を地 ります。このメールマガジンは、東海財務局からみなさ 域に広報するとともに、地域の様々なニーズを把握し、 んへ、様々な情報とともに地域連携の取組みについてご 国の施策に反映させる、国と地域をつなぐ橋渡し役を果 紹介いたしたく、創刊に至りました。 たしています。(東海財務局のご案内) 是非ご覧ください。 ↑ 東海財務局HPへのリンク 地域連携トピックス ※ クリックすると該当ページにリンクします ○ 第107回 国有財産東海地方審議会の開催 〇 名古屋市立大学と「覚書」締結 2015春開講 ○ 局長が「日本証券アナリスト協会シンポジウ ム」で パネリストに 〇 消費生活フェア2014に出展 〇 多重債務相談等にかかる無料相談会開催 ○ 迫田総括審議官講演会を開催 in名古屋・岐阜 ○ 平成26年台風被害からの早期復旧に向けて 〇 愛知中小企業家同友会との意見交換会を開催 ○ 今後のスケジュール ○ 主婦層・子育て世代との座談会開催 当局からのお知らせ ※ クリックすると東海財務局HPにリンクします 管内経済情勢報告 (平成27年1月発表)について 全国財務局長会議が開催されるにあたり、 東海財務局管内の経済動向を取りまとめ ました。 法人企業景気予測調査 (平成26年10-12月期)について 東海財務局管内の資本金1千万円以上の 営利法人等を対象に、四半期毎に景況感 や収益などの現状と先行き見通しについ て調査し、取りまとめました。 管内地域銀行と管内証券会社の 平成26年9月期決算の概要について 東海財務局管内に本店を置く銀行(12行 )及び証券会社(16社)の平成26年9 月期決算について、取りまとめました。 金融ほっとライン(東海)の受付状況 (平成26年10-12月期)について 東海財務局では、金融サービスに関する 相談窓口「金融ほっとライン(東海)」、 「中小企業等金融円滑化相談窓口」を設置 しています。各窓口での相談受付状況を取 りまとめました。 ご意見・ご感想等をお待ちしています! E-mail:[email protected] 財務局では国有財産(国有の土地・建物等)の管 理、貸付や売却などを担当していますが、重要な事 案については国有財産地方審議会で審議を受けるこ とになっています。 平成26年11月26日(水)、東海財務局におい て、国有財産東海地方審議会が開催され、今回は、 愛知県名古屋市に所在する公務員宿舎跡地と、岐阜 県岐阜市に所在する国立病院跡地に関する処分方針 について、審議が行われました。 このうち、名古屋市内に所在する財産については、 隣接する学校法人に対し、高校及び中学校運動場用 地として売却する事案であり、これにより学習環境 の改善が図られるものです。 また、岐阜市内に所在する財産については、社会 福祉法人に対し、特別養護老人ホーム等敷地として 売却する事案です。当該法人が運営する現有施設が 狭隘のため、国有地取得により施設の一部を移転・ 拡充することにより、狭隘を解消し、福祉サービス の向上が図られるものとなっています。 いずれの事案も地域の学校施設、社会福祉施設と して国有財産の有効活用が図られるとともに、財政 貢献に資するものとして、各委員から賛同をいただ いたところです。 東海財務局では、今後も地域社会のニーズを的確 に把握し、国有財産の有効活用を通じて地域貢献の 役割を果たすべく努力していきたいと思います。 ⇒ 「売出し中の国有財産の最新情報が欲しい!」 ご興味のある方は、ここをクリック!(「国有財産 物件情報メールマガジン」配信サービス(国有財産 情報公開システムへリンク)) 経済トップ3集結! 東海財務局長 アベノミクスの第一の矢を日銀名古屋支店長が、 第二の矢を東海財務局長が、第三の矢を中部経済産 業局長がパネリストとして解説し、コーディネー ターの中日新聞経済部長の質問に答えるというシン ポジウムが、平成26年12月5日(金)、名古屋銀 行協会にて開催されました。 中日新聞経済部長の話では、名古屋で今回のよう な経済トップ3が一堂に会する講演会は記憶にない とのこと。元々は毎年日銀名古屋支店長のみで開催 されていたようですが、(長谷川局長の発案で?!) 今回はこのような顔ぶれでの開催となりました。 それぞれの立場から円安の影響や、消費税再増税 を見送った政権の判断についてコメントするなど、 パネリストの解説も中身がぎっしりでしたが、コー ディネーターの質問も結構厳しく、「円安なのにな ぜ輸出が増えてない?」「増税の見送りはどういう 影響が出る?」「人手不足なのになぜ実質賃金が上 がってない?」など、事前に打ち合わせをされたと は言え、思わずパネリストが苦笑する場面も。 終盤は質問の中心が国の財政に移り、すかさず局 長も財政の危機的状況をアピール。結果的に財政の 厳しい現状をお伝えすることができました。 名古屋 岐阜 「我が国財政・経済の現状と先行き」 国の財政や経済についての情報を地域の皆さんに お伝えするため、平成27年1月15日(木)、16日 (金)にかけて、財務省において経済全般を担当し ている迫田総括審議官を名古屋と岐阜に招いて、 「我が国経済・財政の現状と先行き」と題する講演 会を開催しました。 折しも、1月13日に平成27年度予算政府案が、 講演会前日の1月14日に平成27年度税制改正の大 綱が公表されるという、ベストタイミングでの開催 となったこともあってか、参加募集のご案内を出し てから、次々と参加申込があり、早々に定員を超え る状況となりました。 1月15日の名古屋での講演会当日は、あいにくの 雨でしたが、会場となった名古屋銀行協会には約 150名が集まり、大盛況。迫田総括審議官は、歯切 れのよいさわやかな語り口調で、賃金の上昇が物価 上昇に追いつきつつあること、経済好循環について は個人消費の喚起と地方の活性化が重要であること、 財政再建へのハードルは高いことなどを分かりやす く説明。原油価格の低下が円安によるマイナスを相 殺している面があることや、海外情勢のリスクへの 対応などについて質疑応答が交わされました。 翌日の16日は岐阜会場での講演となりました。 会場定員一杯の約80人が集まり、こちらも大盛況 で、講演の結果は新聞にも取り上げられました。 講演会後のアンケートでは、今回のような財政や 経済状況の講演会について、今後も開催を希望する との声を多数いただくなど、東海地域では財政や経 済への関心度が高いことを改めて実感するものとな りました。 今後も、我が国の財政や経済について、より多く の方に理解頂けるよう、このような機会を設けてい きたいと思っています。 ⇒ 「日本の財政ってどうなってるの?」ご興味の ある方は、ここをクリック!(財政に関する広報 ページ(財務省HP)へのリンク) 中小企業の生の声を把握し、国の施策へ反映させ ていく取組みの一環として、平成26年12月24日 (水)、愛知県内の中小企業約3,500社の経営者を 会員として活動されている愛知中小企業家同友会と の意見交換会を開催しました。 同友会と当局による意見交換会は今回で2回目。 意見交換のテーマに入る前に、冒頭のあいさつの中 で、当局局長より、消費税率引き上げ時期が延長さ れたものの、財政健全化目標は堅持すること、中小 企業再生に向けた経済対策も早々に打ち出す方針で あることを説明。 これに対して、同友会会長からは、アベノミクス で良くなった企業もあれば、円安により苦しい企業 もあること、原材料の値上げ、デフレ基調が続けば、 中小企業の8割はなくなってしまう懸念があるとの ご発言があった後、これからの経済対策への強い期 待感が示されました。 今回の意見交換会のテーマは「中小企業が金融機 関に期待する役割」。 同友会からの出席者より、「新規事業の設備投資 にあたり、スムーズに新規融資が実行された」など 金融機関の融資姿勢を評価する意見がある一方で、 ① 事業性をしっかりと見極めた融資判断(目利き 能力の向上)、② 地域経済に関する情報提供、③ 更なるコンサルティング機能の発揮などについては、 今後、強化されることに期待したいとのご意見をい ただきました。 また、同友会の皆さんからは、「今後もこうした 意見交換会などで、中小企業の声を聞いてもらいた い」との言葉をいただきました。 当局にとっても中小企業の方々との交流の機会は 非常に有意義であり、今後も、地域と積極的に関わ り合いながら、財務局の使命を果たしていきます。 平成26年11月25日(火)、「社会保障と税の 一体改革」をテーマとした主婦層・子育て世代との 座談会を開催しました。 東海財務局では「社会保障と税の一体改革」(= 社会保障のための安定財源確保と国の財政健全化を 同時に達成しようという改革)について、これまで、 訪問や講演会などを通じて企業経営者や経済団体に 対して積極的に広報活動を展開しているところです が、主婦層・子育て世代とは接点が少なく、直接的 なアプローチがなかなか難しい…。そんな中、今回 の企画は、女性経営者組織のトップを務められてい る某女性社長を訪問した際、「主婦層・子育て世代 のご意見を伺いたい」という当方の提案に対し、快 諾いただいたことから実現いたしました。 ざっくばらんな会にするため、先方には子育て中 の30~40代女性5名の出席をお願いし、当局3名 を含め合計8人という少人数の座談会形式としまし た。当局側も先方に合わせ、30~40代女性2人、 男性1人で参加し、当局のご案内、社会保障と税の 一体改革についての簡単な説明に続いて、意見交換 をするという流れで実施しました。 先方にお願いしてお集まりいただいた5名は、い ずれもお子様をお持ちの方(4人のお子さんのお母 さんも!)で、お母さん目線、主婦目線での白熱し た意見交換となりました。「育児休業なんて、男の 人が取っても、家で何にも役に立たないのよね~」 なんていう本音が飛び出すなど(男性は当局側の1 名のみ。このくだりでは、少々小さくなっていたよ うな…。)、終始和気あいあいとしたムードで会は 進み、まだまだ話し足りないといった雰囲気の中、 無事座談会は終了。あっという間の1時間でした。 今後も主婦層・子育て世代への広報に、積極的に 取り組んでいきたいと思います。 ⇒ 「社会保障はどうなっていくの?」ご興味のあ る方は、ここをクリック!(特集ページ(政府広報 オンライン(HP))へのリンク) ✿2015年 春 開講✿ 東海財務局では、愛知大学、中京大学、愛知学院 大学に続き4校目となる名古屋市立大学経済学部の 学生を対象とした講義(全15回)を、2015年春 より開講することとなりました。これまでの3大学 は私立大学でしたが、今回は国公立大学として初め ての取組みとなります。 平成27年1月21日(水)、名古屋市立大学山の 畑キャンパスにて行われた調印式において、「覚 書」を取り交わしました。 名古屋市立大学学長(写真向かって右)からは 「財務局のほか財務省の担当者から現場の生の声を 学生に伝えられるのは大変ありがたい。」、東海財 務局長(写真向かって左)からは、「財務省・金融 庁の施策をリアルタイムに、また、現場の生の声や 実例を交えた実践的な講義を行っていきたい。講義 を通じ、学生の皆さんに財務省、金融庁、財務局を より一層身近に感じていただきたい。」との挨拶が ありました。 調印式のあと、局長による記念特別講義が行われ ました。約180名の学生に対し、「君たちは非常に ラッキーである。なぜなら、アベノミクスによる一 連の経済政策により、経済は回復傾向にあり、雇用 環境も売り手市場である。逆に、君たちは非常にア ンラッキーである。なぜなら、日本は多額の借金を 抱えており、君たち将来世代がこれを返済していか なければならない。」など、臨場感溢れる話に学生 は熱心に耳を傾けていました。 名古屋市立大学についても、他の3大学と同様に、 当局のほか財務省や名古屋税関からも講師を招聘し、 財政、税制、金融、地域経済、国有財産等の幅広い テーマで講義を行うこととしています。 平成26年11月1日(土)・2日(日)、名古屋・ 栄オアシス21において開催された消費生活フェア。 投資詐欺などの金融被害を未然に防止するため、東 海財務局がブース出展を始めて6年目、ステージ出 演は4年目となります。 当日はあいにくの雨。来場者が大幅に減るのでは ないか…と懸念されましたが、思った以上に多くの 方に来場していただきました。 ブース出展では、東海財務局の業務案内や簡単な 相談会を行いました。各種パンフレットを備え置き ましたが、中でも「基礎から学べる金融ガイド」や 「家族の絆で振り込み詐欺を予防」リーフレットが 人気でした。また昨年に引き続きバルーンを用意! お子さんたちの足を引きとめ、さらにその親御さん の足も引き止め、バルーンとともに各種パンフレッ トを持って帰っていただきました。 1日(土)13:30~14:00はステージイベン トに出演。東海財務局の業務紹介後、悪質な投資詐 多重債務者対策本部の「多重債務者相談強化キャ ンペーン2014」(9月~12月)の実施にあわせ、 多重債務等に関する無料相談会を開催しました。各 地で各県等と連携したほか、弁護士、司法書士など の専門家を招き、ワンストップ型の相談会として実 施しました。 平成26年11月28日に開催した東海財務局での 無料相談会は、前日までのホームページへの掲載、 記者発表、NHKラジオでのスポット放送のほか、 開催当日には、NHKでは7時45分からのニュース で相談会の案内が、中京テレビでは11時30分から のニュースで相談会の模様が放映されました。その 後、当日放送を視聴した方からの相談も増えました。 相談実績は、全体で多重債務相談が24件、金融 サービスに関する相談が7件となりました。相談者 は、相談後は一様に安心された様子で帰られました。 また、各県等における無料相談会に当局から専門 の相談員を派遣し開催したことで、各県等の多重債 務相談担当窓口との連携強化を図ることができ、更 に、東海財務局の「多重債務相談窓口」及び金融 欺にあわないための対処法「その投資話、本当です か」と題して、当局選りすぐりの男優・女優が熱 演!観客席から笑い声も聞こえ、こちらも大成功の イベントとなりました。 ⇒ 「高齢者を狙った最新の詐欺手口って?」ご興 味のある方はここをクリック!(特集ページ(政府 広報オンライン(HP)へのリンク) サービスの相談窓口である「金融ほっとライン(東 海)」の認知度向上に繋がるものとなりました。 このほか、多重債務対策への取組みとして、市町 村の相談員等の人材育成支援を目的に、「家計管理 を含めた多重債務相談対応」、「投資詐欺の最近手 口、特徴」、「金融商品取引法の基礎知識」などに ついて研修、講演を実施しています。 多重債務、金融サービスでのお困りごと等ござい ましたら、下記までご連絡ください。 8月の台風11号、10月の台風18号及び台風19 号は、全国に大きな被害をもたらし、東海地方にも 大きな傷跡を残しました。 道路の路肩欠壊や河岸の崩壊のほか、農業用施設 等を含む平成26年の被害は、東海4県で2,418箇 所、被害総額は330億円と甚大な被害が発生しまし た。災害が発生すると、原則として発生後2か月以 内に災害を受けた地方公共団体から国庫補助の申請 がなされます。これを受け財務局では立会官として 国土交通省などが行う現地査定へ赴き、復旧方法等 が適切かなどの観点から様々な意見を述べ、速やか な災害復旧に努めています。 岐阜県高山市においては、台風11号により24時 間の雨量が200ミリを超え、8月としては観測史上 最も多い雨が降り、各地で土砂崩れが発生しました。 また、川の護岸が崩れたり、橋が流されるなど甚大 な被害が発生しました。 こうしたなか、10月22日に高山市の片野町にあ る宮川の護岸被災現場に長谷川局長が赴きました。 当日は、降雨に至らなかったものの雨雲が立ち込 める生憎の空模様のなか、地元テレビ局の岐阜放送 から取材を受けました。 査定立会の様子は、予想よりも多くの時間を割い て放送され、地域での関心の高さを感じました。災 害査定の取組みが、テレビ報道を通じ、少しでも地 元の皆さんの安心感に繋がればと思ってます。 今後のスケジュール 【 公表 】 3月上旬 3月中旬 4月下旬 法人企業統計調査 法人企業景気予測調査 管内経済情勢報告 【 イベント 】 3月 5日(木) 3月18日(水) 5月21日(木) 5月27日(水) 平成26年度「地域密着型金融シンポジウム」 中部の未来を考える会(主催:中部経済連合会) 第3回中部ライフガードTEC2015 当局ブース出展(~22日) 信金ビジネスフェア 当局ブース出展 ~ 無料講師派遣のお知らせ ~ 東海財務局では、地域の皆さんのご要望に応じて、財政・税制や地域経済のほか、金 融犯罪被害防止など、いろいろなテーマで無料の講師派遣を実施中です!お気軽にご相 談ください!! ご興味のある方は、こちらをクリックしてください。(東海財務局HPへのリンク) 【発行】 東海財務局総務部財務広報相談室 ℡:052-951-1778 〒460-8521 名古屋市中区三の丸3-3-1 Fax:052-951-0194