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株式会社オプトロム 2007年3月期第3四半期決算 アナリスト
デジタル・コンテンツの未来をプロデュースする光ディスク・プロバイダー 株式会社オプトロム 2007年3月期第3四半期決算 アナリスト向け説明会資料 2007年2月15日 www.optrom.co.jp (名証セントレックス) 証券コード:7824 会社概要 z 商 号:株式会社オプトロム (OPTROM,INC.) z 所 在:宮城県仙台市青葉区上愛子字松原27番地 z 事業開始:1986年7月 z 資 本 金:954百万円(発行済み株式数15,900千株) z 事業内容:光ディスク(CD-DA、CD-ROM、DVD)製造販売、 CD・DVD、CD-R・RW、DVD±R・RW用スタンパー製造販売 z 役 z z z z z 員:代表取締役 三浦一博、常務取締役 吉田実、常務取締役 須藤恒夫、 取締役 野中淳一、非常勤取締役他2名、監査役(常)高橋仁志、 他非常勤2名 株主構成:ソフトバンク・インターネットテクノロジー・ファンド2号、㈱FTビジネスディベロップメント 社 員:113名(平成18年12月31日現在:正社員) 取引銀行:三井住友銀行、七十七銀行、常陽銀行、商工組合中央金庫 事 業 所:仙台工場(本社)、東京支店(営業拠点;新橋) 取 引 先:キングレコード、マーベラスエンターテイメント、三井物産他 2 企業沿革 オプトロムはCD、CD-ROMの生産拠点として1986年仙台市に設立されました。以来、弊社は森に囲まれた豊かな自然の中で確かな 技術を築き上げ、日本でも屈指のCD、CD-ROMの大手製造企業(業界トップクラス)へと発展を遂げてきました。さらに2004年4月から DVDの製造を開始いたしました。 事 業 ト ピ ッ ク ス 1986年 7月 三井物産株式会社、三井石油化学工業株式会社(現三井化学)及び中谷グループ の合弁企業としてCDの製造販売を目的に株式会社オプトロム(実質上の存続会社) を設立(発行済株式総数9,900株、資本金4億9千5百万円) 1987年 4月 操業開始。CD生産月産50万枚 1988年10月 東京営業所(現東京支店)を東京都港区赤坂に開設 1993年11月 マスタリング工場完成、CDスタンパー生産開始 1994年12月 MD-MO生産開始(株式会社ゼウスから生産受託) 1997年 4月 発行株式の額面を500円にするため福井産業株式会社と合併 1999年 6月 MD-MO生産終了(生産受託会社であるゼウスが自社工場で生産を開始したこと による。) CD-RW事業開始 2001年 6月 CD事業に特化して会社再建を図るため、経営不振の原因となったCD-RW事業か ら撤退 2001年11月 業務拡張のため、東京支店を現所在地に移転 2003年 2月 CD生産能力月産510万枚に増強 2004年 4月 DVD生産開始、生産能力月産30万枚 2005年 4月 DVDスタンパー生産開始 2005年 5月 DVD2号ライン導入、生産能力を月産60万枚に増強 2006年 2月 DVD3号ライン導入、生産能力を月産110万枚に増強 2006年10月 DVD4号ライン導入 生産能力を月産150万枚に増強 2006年10月 事 業 部 門 CD 生産開始 原盤 (スタンパー) 生産開始 Turnaround! Turnaround! 第二次成長ステージへ DVD 生産開始 DVD スタンパー 生産開始 名古屋証券取引所セントレックス市場に上場 3 オプトロムのビジネスモデル デジタル・コンテンツの未来をプロデュースする光ディスク・プロバイダー デジタル・コンテンツの未来をプロデュースする光ディスク・プロバイダー 光ディスク生産枚数推移 (単位:千枚) 35,000 オプトロム 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 国内・国外 H14/3期 H15/3期 H16/3期 H17/3期 H18/3期 CD-DA生産枚数 CD-ROM生産枚数 スタンパー(実物写真) DVD生産枚数 CD DVD スタンパー レコード会社・ソフトメーカー 一般企業 光ディスク生産メーカー 成形工程 国内外のエンドユーザー 国内外のエンドユーザー 4 オプトロムの強み 1 ①独立系上場プレスメーカーとしての強みを発揮 発注 注の の安 安定 定ししたた顧 顧客 客をを幅 幅広 広くく数 数多 多くく確 確保 保しし、、工 工場 場稼 稼働 働率 率平 平均 均8855%%以 以上 上をを維 維持 持((系 系列 列他 他社 社は は5500--7700% %)) 発 稼働率(%) z CD、CD-ROM生産キャパ月産510万枚 – 音楽CD業界21社中5位 – 1位メモリーテック、2位ソニー、3位ビクター、4位トエミ・メディア・ソリューションズ、 5位オプトロム、6位コロムビアデジタルメディア (当社調べ) CD月産稼働率推移(2003年∼2006年) 120% 100% 80% 60% 40% 20% 0% 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 2003年 2004年 2005年 2006年 DVD月産稼働率・数量推移(2004年∼2006年) 稼働率(%) 120% 100% z DVD生産キャパ月産150万枚 2004年4月に新規参入し、2006年2月DVD3号ライン、2006年10月 DVD4号ライン導入 ⇒ 増加するDVD需要に応えて、来期には更に5号ラインを導入し、 月産210万枚の生産体制へ – 80% 60% 40% 20% 0% 数量(千枚) 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 DVD4号 稼動 2004年成形数 2004年稼働率 2005年成形数 2005年稼働率 2006年成形数 2006年稼働率 5 オプトロムの強み 2 ②スタンパー(原盤)製造技術は世界トップクラスの水準 国内外の光ディスク・プレスメーカー向けに、CD・DVD用スタンパーを販売 国内外の光ディスク・プレスメーカー向けに、CD・DVD用スタンパーを販売 2006年3月期第3Q 25.8% 2007年3月期第3Q 15.4% 0 33.4% 28.6% 12.2% 44.8% 記録型DVD±R 20,000 40,000 販売金額 販売金額 88,695千円 88,695千円 26.9% 記録型CD-R 60,000 80,000 100,000国内DVD 120,000 12.9% 販売金額 販売金額153,599千円 153,599千円 140,000国内CD 160,000 記録用DVD(ブランクメディア)の国内市場シェア(2005年) (出所:日経市場占有率2007) その他 30% 日立マクセル 21% 2005年 国内販売数量:6億47百万枚 日本ビクター 8% 三菱化学メ ディア 11% TDK 17% ソニー 13% 台湾を中心とする東南アジア地域の記録用メディア(ブランクメディア) 台湾を中心とする東南アジア地域の記録用メディア(ブランクメディア) 製造業者向けに、CD-R/RW及びDVD±R・RWスタンパーを販売。 製造業者向けに、CD-R/RW及びDVD±R・RWスタンパーを販売。 スタンパー技術は海外ブランクメディア・メーカーから高い評価を受けている スタンパー技術は海外ブランクメディア・メーカーから高い評価を受けている (主として左記グラフの「その他」や国内メーカーのOEM生産を行う海外メー (主として左記グラフの「その他」や国内メーカーのOEM生産を行う海外メー カーにスタンパーを供給) カーにスタンパーを供給) ■第3四半期売上実績において ■第3四半期売上実績において ・CD-R/RWスタンパー:受注が好調に推移し大幅に伸長、前期比132.6%増。 ・CD-R/RWスタンパー:受注が好調に推移し大幅に伸長、前期比132.6%増。 ・DVD±R/RW ・DVD±R/RWスタンパー:海外有力メーカーの品質認定を取得し、積極的 スタンパー:海外有力メーカーの品質認定を取得し、積極的 に営業展開、前期比3.5%増。記録型光ディスク市場は、未だCD-R/RWの に営業展開、前期比3.5%増。記録型光ディスク市場は、未だCD-R/RWの 世界的需要が底堅く、 世界的需要が底堅く、DVDへのメディア移行が遅れ気味の状況。 DVDへのメディア移行が遅れ気味の状況。 6 2 0 0 7 年 3 月 期 第3四半期 決算概要 7 2007年3月期 第3四半期サマリー 売上高推移 当期利益推移 経常利益推移 2,545 2,401 131 125 2006/3期 3Q 2007/3期 3Q 2006/3期 3Q 2007/3期 3Q 69 74 2006/3期 3Q 2007/3期 3Q 第3四半期累計(4月∼12月) (単位:百万円未満切捨) 売 上 06/3期 3Q累計 実績(注) 07/3期 3Q累計 実績 3Q累計実績 対前年比 07/3期 通期見込 予算進捗率 (参考)06/3期 通期実績 高 2,401 2,545 +6.0% 3,500 72.7% 3,346 経 常 利 益 125 131 +5.0% 240 54.8% 207 当 期 利 益 69 74 +7.7% 129 57.7% 105 (なお、今期第3Qに株式公開費用の約24百万円を計上しております) (注:昨年度は四半期決算を行っていませんので、上記表記は参考数字です) 8 2007年3月期 第3四半期 対前年比較 (単位:百万円未満切捨) 金 金 100.0 2,545 100.0 143 6.0% 1,768 73.6 1,518 59.7 △249 △14.1% 門 476 19.9 827 32.5 350 73.5% ス タ ン ハ ゚ ー 部 門 88 3.7 153 6.0 64 73.2% そ の 他 の 部 門 67 2.8 46 1.8 △21 △31.6% 益 427 17.8 495 19.5 68 15.9% 費 270 11.3 292 11.5 21 8.0% 益 156 6.5 203 8.0 46 29.6% 上 D D V 上 販 部 D 部 総 利 管 業 利 額 構 成 比 高 2,401 門 増 減 構 成 比 C 営 2007年3月期 第3四半期 額 売 売 2006年3月期 第3四半期 増 減 額 増 減 率 営 業 外 収 益 25 1.1 19 0.8 △6 △25.8% 営 業 外 費 用 57 2.4 90 3.6 33 58.5% 経 常 利 益 125 5.2 131 5.2 6 5.0% 特 別 利 益 0 0.0 0 0.0 0 0.0% 特 別 損 失 4 0.2 0 0.0 △4 0.0% 税 引前第3 四半期 純利益 120 5.0 131 5.2 11 8.8% 等 51 2.2 57 2.2 5 10.4% 第 3 四 半 期 純 利 益 69 2.9 74 2.9 5 7.7% 法 人 税 (注:昨年度は四半期決算を行っていませんので、上記表記は参考数字です) 売上高成長率 ・・・・・ 6.0% DVD部門 売上高成長率 73.5% スタンパー部門 売上高成長率 73.2% ・・・・ 29.6% 営業利益成長率 経常利益成長率 ・・・・ 5.0% 四半期純利益成長率 ・・・ 7.7% 営業利益率 6.5 % ⇒ 8.0% 経常利益率 5.2% ⇒ 5.2% (※公開費用24百万円の利益率影響度は、△0.9%) 四半期純利益率2.9% ⇒ 2.9% 9 2007年3月期 第3四半期セグメント別状況 ◆ 事業別売上高推移 D V D 部門売上高 (単位;百万円未満切捨) スタンパー 部門売上高 2006年3月期 第3四半期 C D 部門売上高 その他 部門売上高 2700 2500 売上高 2,401 2300 スタンパー (単位;百万円) 売上高 2,545 DVD DVD 827 476 増減率 73.5% スタンパー 2100 1900 DVD 部門売上高 2007年3月期 第3四半期 スタンパー部門売上高 153 88 増減率 73.2% 1700 1500 1300 CD 部門売上高 CD-ROM 1,518 1,768 増減率 ▲14.1% CD-ROM 1100 内 CD-DA 900 700 (音楽含む) CD-DA CD-DA 内 CD-ROM 500 941 1,019 増減率 ▲7.7% 576 748 増減率 ▲23.0% 300 2006年3月期 第3四半期 2007年3月期 第3四半期 (注:昨年度は四半期決算を行っていませんので、上記表記は参考数字です) 10 2007年3月期 第3四半期 貸借対照表 (単位:百万円未満切捨) 流動資産 現預金 売掛金・受取手形 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 総資産 負債合計 流動負債 買掛金 短期借入金 1年内返済予定長期借入金 未払金 その他 固定負債 長期借入金 純資産 資本金・資本剰余金 利益剰余金 負債・純資産合計 2006/3月期 2006/9中間 2006/12 1,252 1,144 1,335 240 844 168 △ 0 2,652 2,537 14 100 3,904 2,666 1,453 130 800 248 178 95 1,212 1,212 1,238 1,074 164 3,904 280 690 173 △ 0 2,751 2,612 13 125 3,896 2,614 1,527 89 750 250 172 264 1,087 1,087 1,281 1,074 207 3,896 344 806 184 △0 2,759 2,620 12 126 4,094 2,436 1,411 123 700 250 227 109 1,024 1,024 1,657 1,419 238 4,094 増減要因(2006/9中間、06/12比較) 流動資産 : 売掛金・受取手形増加:第3Qの売上アップ による 固定資産 : 有形固定資産増加:DVD4号ライン増設 による 負 債 : 借入金は、第3Qで長短合計約1.1億円 を返済 純 資 産 : 利益剰余金は、第3Qで約31百万円 増加 10月 10 月26 26日に株式公開 日に株式公開 資本金・資本剰余金345百万円増加 第3Q末の自己資本比率は40.5% 11 2007年3月期 第3四半期 キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円、切捨表記) 2006年3月期、2007年3月期3Q比較 営業CF 361 340 投資CF 財務CF 現金等期末残高 330 (単位:百万円、切捨表示) ◎営業キャッシュフロー ・税引前第3Q利益 : 131 225 ・減価償却費 : 214 ・棚卸資産の減少 : △31 ・売上債権の減少 : 38 58 ◎投資キャッシュフロー ・有形固定資産の取得 : △295 (10月にDVD4号ラインを稼動) ◎財務キャッシュフロー -50 ・短期借入金返済 : △100 株式公開増資資金は、 設備投資(DVD4 設備投資( DVD4号 号、 DVD5号ライン DVD5 号ライン)に充当 )に充当 -306 -295 2006年 3月期 ・長期借入金返済 : △186 ・株式の発行(IPO) : 345 ◎現金等期末残高 ・現金等増加額 : 104 2007年 3 月期 12 2007年3月期 通 期 業 績 予 想 13 2007年3月期 通期業績予想(P/L関連) ■当該3期間の売上・利益は順調に成長し、第二次成長ステージへ 4,000 2007年3月期業績推移 3,500 3,000 今期 2,500 2,000 推 業績 3,500 移 2,455 3,346 × 1,557 1,500 1,000 792 500 0 第1Q 1 (金額単位:百万円) 売上高 CD部門 DVD部門 スタンパー部門 その他部門 経常利益 当期純利 益 中間 2 第3Q 3 1Q 7 92 500 211 68 11 39 23 通期見込 4 2007年3月期 中間期 3Q 1,5 57 2 ,44 5 948 1,518 465 827 112 153 31 46 76 13 1 42 74 300 250 200 150 100 50 0 その 他 部門 スタ ン パ ー 部 門 DV D部 門 CD 部門 経 常 利益 2006年3月期 実績 5 通期見込 3 ,50 0 2,250 971 265 11 24 0 12 9 2006年3月期 3,346 2,415 695 152 83 207 105 14 第4四半期の事業戦略 通期売上高の見通し 売上高比較 CD 2006/3月期 (第3Q累計実績) (単位:百万円) 2006/3月期 (通期実績) 進捗率 2007/3月期 (第3Q累計実績) 2007年3月期 (通期見込) 実績率 2007年3月期 (第4Q必要額) 1,767 2,415 73.2% 1,517 2,251 67.4% 734 476 695 68.5% 827 972 85.1% 145 スタンパー 88 153 57.5% 153 266 57.5% 113 その他 67 83 80.7% 46 11 ― ― 合 計 2,401 3,347 71.7% 2,543 3,500 72.7% 992 DVD ■ DVD売上は、 堅調に推移。 ■ CD売上は、例年下半期に2回のピークあり。 ⇒ 主力の教材用CDは、新学期前の2月∼3月に集中。 第4Qも例年同様の受注を見込み、通期での予算達成を見込む。 ■スタンパー売上は、海外向けの記録型CD-R/RW、記録型DVD ±Rスタンパーに注力。 ⇒DVD±R/RW スタンパーは海外有力メーカーの品質認定を取得。 CD-R/RWからDVD±R/RWへのメディア移行を睨みながら積極的 に営業展開。 2回のピーク 15 デジタルメディア時代に向けた 今後の事業戦略 16 今後の事業戦略 DVD部門① コンテンツ制作に参画 ⇒ コンテンツプロバイダーとしての方向性を確立 コンテンツ制作に参画 ⇒ コンテンツプロバイダーとしての方向性を確立 DVDビデオ国内全体 ジャンル別出荷金額比率(2006年1月∼12月) その他 11.4% 芸能・趣味・教養 5.8% (前年比32.1%増) 海外のテレビド ラマ 7.1% 音楽(邦楽) 9.5% 洋画 27.2% 邦画・日本のテレ ビ ド ラマ 15.1% (前年比49.5%増) 日本のアニ メ 23.9% (前年比4.2%増) 有望なアニメ市場 有望なアニメ市場 コンテンツ制作へ参画 コンテンツ制作へ参画 CD・DVD独占製造 CD・DVD独占製造 1.事業利益の分配 TVアニメは、放映に合わ せ、シリーズタイトルが多 数発売 TVアニメ共同制作事業 に、参画・出資する 2.CD・DVDを独占的に製造 DVDのみならず、サントラ盤・ テーマソングのCD受注まで シナジー効果拡大 ☆ ☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ (出所:日本映像ソフト協会) (C)有沢まみず・メディアワークス/ 劇場版犬神使い派遣協会 4月スタートのTV 4月スタートのTV アニメ3作品に アニメ3作品に 新たに参画予定 新たに参画予定 17 今後の事業戦略 DVD部門②(設備投資) 売上 単高 位(:単 千位円; 千 円 ) 内製化率・粗利率(%) DVD売上金額推移と内製化率及び粗利率 1 ,6 0 0 ,0 0 0 1 2 0 .0 0 % 内製化率 1 ,4 0 0 ,0 0 0 1 0 0 .0 0 % 経営戦略的に 目指す上限率 1 ,2 0 0 ,0 0 0 DVD設備増強 DVD設備増強 の狙い 拡大する受注が 社外(外注) に 流れるのをSTOP 8 0 .0 0 % 1 ,0 0 0 ,0 0 0 8 0 0 ,0 0 0 6 0 .0 0 % 内製化率 内製化率 大幅アップ 大幅アップ 6 0 0 ,0 0 0 4 0 .0 0 % 4 0 0 ,0 0 0 2 0 .0 0 % 2 0 0 ,0 0 0 0 粗利率アップ 0 .0 0 % 2 00 4 /3 月 20 05 / 3月 2 00 6 /3 月 D VD 売 上 額 2 00 8 /3 月 (見込) (計画) 粗 利 率 20 09 / 3月 (計画) 内 製 化 率 目指す粗利率 2006年3月期 2007年3月期 2008年3月期 2009年3月期 第20期 第21期 第22期 第23期 DVD 3ライン (110万枚/月) DVD 4ライン (150万枚/月) 経営戦略的に DVD 5ラインへ (210万枚/月) 次世代DV D へ 次 世 代 D V D へ DVD生産ライン DVD生産ライン 新設・増強 新設・増強 20 07 / 3月 全体の利益増に 大きく貢献 高収益企業へ 高収益企業へ 前期(20期)より、DVDスタンパー(原盤)の製造も開始 18 今後の事業戦略 スタンパー部門(市場環境・戦略) スタンパー部門 世界市場において記録型光ディスクはDVD±Rへ移行しつつあるが、CD-R/RWの需要は旺盛 世界市場において記録型光ディスクはDVD±Rへ移行しつつあるが、CD-R/RWの需要は旺盛 数量(百万枚) 14,000 CD-R/RW 【CD-R/RW、DVD±R/RW世界市場予測】 ( 2006年予測と2007年予測の比較) 12,000 10,000 8,000 6,000 DVD±R/RW 4,000 は 市場 2,000 へ DVD シフ ト ・記録型光ディスクとしては世界的に圧倒的 なシェアをもつCD-R (2003年度世界総生産量は100億枚を突破) ⇒今後はCD‐R/RWからDVD±R/RWに移 行しつつあるが、現状はCD‐R/RWの需要 が底堅い。 ・記録型光ディスクメーカーにおいては、スタン パーがその品質と生産効率の決め手となる。 ・光ディスクメーカーが指定する独自の仕様製 品の開発、安定的なスタンパーの供給には、 高度な技術ノウハウが必要 (高い参入障壁) 0 2004年 CD-R/RW(2006年) 2005年 2006年 CD-R/RW(2007年) 2007年 2008年 DVD±R/RW(2006年) 2009年 DVD±R/RW(2007年) 注)1.上記資料は、㈱富士キメラ総研の2007ストレージ 関連市場調査の統計 2.上記数字は、ワールドワイドの数字(生産金額ベース) スタンパー製造・内製技術は、光ディス ク製造のかなめ スタンパー外部販売のターゲットは、ブラ ンクメディア製造業者 国内大手化学メーカーと共同で、さらに 業容拡大を構築中 ■社内製造CD・DVD ⇒音質・画質を含めたトータル 品質で差別化 ■外部へのスタンパー販売 ⇒利益率の高い事業として発展 台湾を中心とする東南アジア地域の 記録型ディスクメーカーに生産性の高い 良質なスタンパー(高寿命・高品質etc)を 供給 国内化学メーカーとの共同で、シェア 拡大を図るため、同社向け「記録膜色素」 専用スタンパーの開発を進行中 (セット販売によるシェア拡大) 記録型光ディスクは価格競争が激しいため、光ディスクの自社製造よりも、スタンパー(原盤)製造&販売が効率的なビジネスモデル! 19 凡例 まとめ 将来的な方向性について 利益率 ・当社の技術力の証明 ・国内市場は寡占市場 ・今後はDVD±R・RW向けスタンパーの生産 ・コピー量産技術 ・高い利益率 戦略の方向性 他社水準 方 の 略 戦 今後 性 向 音楽CD 戦略の 方向性 DVD DVD 音楽CD CD-ROM ・同業他社縮小による残存者利益狙いへ ・CDは収益性重視で受注 ・パッケージまでのトータル受注へ Turnaround の成功! 今後の方向性 スタンパー スタンパー CD-ROM 現状 これからは、DVD事業が当社のバリュー・ドライバー 事業環境のフォローの風に乗り、ストレート勝負 ・DVD機器の大普及に伴い、DVD-VIDEOの供給増 ・CD-ROMからDVD-ROMへ ・スタンパーからの一貫生産 ・CD生産で培った技術力 ・アニメプロジェクトへの出資とDVD製造権確保 成長性 スタンパー技術は、当社に様々なビジネスを呼び込む源泉 CD事業は、量的拡大よりも収益性を目指し、中身を重視 20 中期事業計画(売上・利益計画) 中期事業計画(売上・利益計画) セグメント別売上計画 (売上単位:百万円) 4,000 売上高 3,346百万円 3,500 売上高 3,500百万円 売上高 3,715百万円 売上高 3,910百万円 (利益単位:百万円) 340 320 3,000 300 経常利益 300 2,500 280 2,000 経常利益 275 1,500 260 240 1,000 経常利益 240 経常利益 207 500 220 200 0 2006年3月期(実績) CD部門 設備投資実績・予定 DVD部門 DVD製造ライン 2ライン追加 2007年3月期(予想) スタンパー部門 DVD製造ライン 1ライン追加 2008年3月期(予想) スタンパー社内 DVD製造ライン 1ライン追加 2009年3月期(予想) その他部門 経常利益 CD・スタンパーライン 事業維持投資 21 株式会社オプトロム I R 担当 お問合せ先 E-Mail: [email protected] TEL: 022-392-3711 FAX: 022-392-3339 本資料は、当社の企業説明に関する情報の提供を目的としたものであり、当社が発行する有価証券の投資を勧誘することを目的 としたものではありません。また、本資料は2006年12月31日現在のデータに基づいて作成されております。本資料に記載された意見 や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、その情報の正確性、完全性を保証し又は約束するものではなく、また今後、予告 なしに変更されることがあります。 投資家の皆様へ オプトロムは、 「デジタル・コンテンツの未来をプロデュースする光ディスク・プロバイダー」です。 今後も売上・利益の拡大を目指すともに、健全な財務体質を維持し、株主価値の より一層の向上に努めます。