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環境レポート

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環境レポート
NTT 情報流通基盤総合研究所
NTT
Information Sharing Laboratory Group
環境レポート
2009
E nvironmental R eport2009
目 次 -Contents目次
・・・・・・・・・・・・・・・・1
編集方針
・・・・・・・・・・・・・・・・2
トップメッセージ
・・・・・・・・・・・・・・・・3
情報流通基盤総合研究所のご紹介
・・・・・・・・・・・・・・・・5
廃棄物トピックス
・・・・・・・・・・・・・・・・7
「ごみ減量資源化推進事業者」に認定
・・・・・・・・・・・・・・・・7
環境マネジメントシステム
・・・・・・・・・・・・・・・・8
環境方針
・・・・・・・・・・・・・・・・8
環境マネジメント体制
・・・・・・・・・・・・・・・・9
環境目的・目標
・・・・・・・・・・・・・・・10
環境に配慮した研究開発の推進
・・・・・・・・・・・・・・・11
社外への情報発信
・・・・・・・・・・・・・・・15
環境負荷の全体像
・・・・・・・・・・・・・・・17
省エネルギー活動
・・・・・・・・・・・・・・・18
省資源活動
・・・・・・・・・・・・・・・20
廃棄物の適正管理活動
・・・・・・・・・・・・・・・21
グリーン購入活動
・・・・・・・・・・・・・・・22
汚染防止活動
・・・・・・・・・・・・・・・23
環境教育
・・・・・・・・・・・・・・・24
内部環境監査・審査機関による審査
・・・・・・・・・・・・・・・25
地域との共生をめざして
・・・・・・・・・・・・・・・26
労働安全衛生の取り組み
・・・・・・・・・・・・・・・29
環境報告ガイドライン(2007年版)対照表
・・・・・・・・・・・・・・・30
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
1
編 集 方 針
環境レポート2009発行の目的
本レポートはNTT情報流通基盤総合研究所の研究活動が環境に与える負荷を低減させるこ
ととともに、研究開発成果により環境へ貢献する取り組みについてお客様や地域の住民の皆
様に情報を開示することを目的としています。
報告対象範囲
環境に関してはNTT情報流通基盤総合研究所のISO14001の認証範囲を、地域との共生や
労働安全に関する内容についてはNTT武蔵野研究開発センタのみを対象としています。
報告対象期間
2008年度(2008年4月1日∼2009年3月31日)の1年間です。データの経年変化を示すものや、
継続して行っている活動については2007年度以前の情報も記載しています。
参照ガイドライン
本レポートは環境省環境報告ガイドラインとGRI(Global Reporting Initiative)のガイドライン
2006、及びNTTグループ会社環境報告書作成ガイドラインに基づいて作成しました。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
2
トップメッセージ
日本電信電話株式会社
情報流通基盤総合研究所
所長
情報流通基盤総合研究所は、
(1)ブロードバンド・ユビキタス社会を実現するための次世代ネットワーク基盤技術
(2)これを活用した多彩なサービス技術やそれらを支えるプラットフォーム技術
(3)地球にやさしい情報流通社会を実現するための、ICT(ICT:Information Communication
Technology=情報通信技術)の活用による環境貢献技術
の研究開発を進めています。
近年、情報が高速・大容量でさらにいつでも、どこでも、誰とでも、何にでもつながるブロ−ドバンド・ユ
ビキタスサービスが求められ、社会生活や経済活動においてICTの果たす役割が大きく変化し多様化・
高度化しています。
このようななか、NTTグループは世界に先駆けて次世代ネットワークサービス(NGN)の提供を開始しま
した。これは、NTT研究所の最先端のネットワーク技術が開花したもので、ブロードバンド・ユビキタス社
会の実現に大きな一歩を踏み出したといえます。
環境面では、北海道・洞爺湖サミットにおける気候変動枠組条約(UNFCCC)の全締約国間での温室効
果ガス排出量半減、気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)でのコペンハーゲン協定(留意)、
政府による温室効果ガス排出量の2020年まで1990年比25%削減の国際的公約など、内外で中長期目
標の宣言・議論が進んでいます。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
3
このような情勢のもとで、NTTグループが提供するICTサービスには、社会生活、経済活動の分野のみなら
ず環境面においても社会的課題の解決に大きく貢献できる可能性があります。
NTTグループでは、「つなぐ。それはECO」の合言葉をもとに、「NTTが提供するICTサービスによる社会全
体のCO2排出量削減(Green by ICT)」、および「NTTの事業活動で発生させる CO2排出量の削減(Green
of ICT) 」の取り組みをキーワードに「低炭素社会への貢献」を進めています。
NTTグループは、NGN技術により人の移動、物流などの効率化、生産・業務活動の効率化、情報の電子
化などを促進することで社会全体のCO2排出量削減に貢献することをめざしています。情報流通基盤総合
研究所ではNGNをより高度なものにするためのネットワークの基盤技術からネットワークをより便利に、簡単
に、しかも安心、安全に利用するための技術にいたるまで、様々な分野で先端的な研究から実用化開発まで
を幅広く取り組み、新しいネットワークサービスの実現をめざし、更なるCO2排出量削減につなげる取り組み
を進めています。
情報流通基盤総合研究所では、事業活動で発生させるCO2排出量の削減に向けたNTTグループ「グリー
ンNTT」の先駆けとして、武蔵野研究開発センタ本館ビル南壁にソーラーシステムを1999年竣工以来稼動
させ、本館の照明用電力などに利用しています。また、本年には新たにプロジェクトを立ち上げ、研究所のオ
フィス、実験装置・設備の電力削減を一層進め、事業活動におけるCO2排出量削減を強力に推進することと
しました。
当センタでは、2001年2月にISO14001環境マネジメントシステムの認証
を取得して8年が経過しました。この間、研究開発活動における、省エネ、
省資源活動、資源リサイクル率の向上やグリーン調達など各種の取り組み
が順調に進み、当センタで働くすべての人が意識を持って進んで活動を続
けています。
本業の研究開発分野では、NTTグループグリーンR&Dガイドラインに基
づき、研究開発成果にともなう環境負荷を評価するグリーンアセスメントを
実施するとともに、社会で情報通信技術・サービスとして使われる研究開発
成果がどれだけ環境に貢献できるか定量的な評価にも取り組んできました。
これからもCO2排出量削減をはじめとした環境負荷低減に貢献する環境に
配慮した研究開発成果の創出に引き続き力を入れていきます。
さらに、情報流通基盤総合研究所で働くすべての人の労働安全衛生確
保に取り組むとともに、地域社会の一員として、周辺の清掃活動や施設の
公開を通して、地域の皆様とのコミュニケーションなども行っております。
このような活動を含めて2008年度のNTT情報流通基盤総合研究所の
環境活動を環境レポート2009としてまとめました。
お読み頂き、皆様からの率直なご意見とご支援をいただければ幸いです。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
4
情報流通基盤総合研究所のご紹介
情報流通基盤総合研究所は、ブロードバンド・ユビキタス社会を実現するための次世代ネットワーク基盤
技術、次世代ネットワークを活用した多彩なサービス技術やそれらを支えるプラットフォーム技術の研究開
発、さらに地球にやさしい情報流通社会を実現する環境ICT技術の研究開発を進めています。
■NTT研究所における情報流通基盤総合研究所の位置づけ
■ロケーション
NTT筑波研究開発センタ
(筑波ロケ)
NTT武蔵野研究開発センタ
(武蔵野ロケ)
NTT横須賀研究開発センタ
(横須賀ロケ)
NTT厚木研究開発センタ
(厚木ロケ)
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report2009
5
5
■組織
サービスインテグレーション基盤研究所(武蔵野ロケ)
次世代の情報通信ネットワークの基盤の実現に向けた研究開発戦略策定と、それを着実に実行するための環境作り
を担っています。
具体的には、ネットワーク、サービスの両面からあるべき姿をアーキテクチャとして描き、その実現に向けて技術のグ
ローバルな潮流と市場動向に即した研究開発テーマを選定する戦略的企画、ネットワークやサービスの多様化に対応
した、通信トラヒック・品質に関する設計・制御・管理・運用法の研究開発、研究所技術を確実・迅速に事業化につなげ
るための研究所横断的な商用化開発推進に取り組んでいます。
情報流通プラットフォーム研究所(武蔵野ロケ)
お客様に安心・安全・便利にサービスをご利用いただくため、世界トップクラスの暗号技術をはじめ、セキュリティ、
FMC(Fixed Mobile Convergence)、インターネット・IP通信、ならびにコンピュータアーキテクチャ等の情報処理基盤技
術をベースにブロードバンド&ユビキタス時代のプラットフォームの研究開発を推進しています。
また、同領域のフロントランナーとして、IT技術の社会的インパクトを考慮する社会科学領域を含めた広い視点で活
動しています。
ネットワークサービスシステム研究所(武蔵野ロケ)
ブロードバンド・ユビキタスサービスを提供するためのコアネットワーク基盤技術の研究開発を進めています。
具体的には次世代ネットワーク(NGN)の研究実用化、並びに、それを支える要素技術として超高速フォトニックネット
ワーク技術・大容量バックボーンネットワーク構成技術、ネットワーク制御サーバ構成技術とネットワーク運用・監視技術
等に取り組んでいます。
アクセスサービスシステム研究所(筑波ロケ、横須賀ロケ)
お客様とNTTビルを結ぶアクセスネットワークに関する研究開発を行っています。
具体的には、より高速な光サービスを実現するための光アクセスシステムの高度化、光サービスの普及をサポートす
るオペレーションシステムの充実、光ブロードバンドサービス大量開通に向けた即応化技術をはじめ、ユーザが扱いや
すく簡単で便利な光ファイバ・ケーブル技術、ワイヤレスアクセスによるシームレスなアクセス手段の提供、ケーブル、
地下管路といった各種インフラ設備の経済化など、アクセス系に関するさまざまな研究開発に取り組んでいます。
また、多チャンネル映像をIP通信と同じ1本の光ファイバで提供する新たなサービスにも取組んでいます。
環境エネルギー研究所(武蔵野ロケ、厚木ロケ)
「地球」に優しく、環境負荷が小さい循環型の「社会」の実現、それを育む「人間」の安心・安全な生活を実現すること
を3つの大きな柱として、「環境」「エネルギー」の2つの分野からの研究開発を進めています。
環境技術では、環境情報を入手するためのセンサの開発、得られた情報からの予測手法などの環境情報ネットワー
クの開発や、これら技術を活かした防災や福祉分野への適応展開時に必要な研究開発を行っています。
エネルギー技術では、燃料電池や太陽光などを使ったクリーン発電や通信機器の大容量化に伴う次世代給電も踏ま
えた高効率なエネルギー給電方法とエネルギーの最適制御などに注力しています。
(2009.10 現在)
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report2009
66
廃棄物トピックス
2年連続で
「ごみ減量資源化推進事業者」
(Ecoパートナー)
として認定表彰されました。
NTT情報流通基盤
総合研究所(武蔵野
研究開発センタ)が
昨年度に引き続き2
年連続で、武蔵野市
より 「ごみ減量資源
化推進事業者」
(Ecoパートナー)
として認定表彰され
ました。
この認定制度は、武蔵野市が事業活動においてエネル
ギー・資源の消費を抑えながらごみの発生を抑制し、また、
発生するごみについても、生ごみ・雑誌等の全量資源化に
努めてきた事業者に対し、その功績を認定する制度として
2007年度より創設されたものです。
当センタでは、今後もごみの分別徹底とリサイクルの促進
を進め、更にごみの減量化および資源化の取り組みを継続
し、環境保護活動を推進していきます。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
7
環境マネジメントシステム
担当:あきやま
情報流通基盤総合研究所では環境マネジメントシステム(EMS)を2000年に構築し、組織を挙げて環境
保全活動に取り組み、継続的な改善を進めています。
環境方針
環境マネジメントシステムの根幹である環境方針を情報流通基盤総合研究所長が制定し、環境に貢献
する研究開発成果の創出と環境負荷の低減に取り組んでいます。
NTT情報流通基盤総合研究所
NTT情報流通基盤総合研究所
環境方針
環境方針
現在、地球温暖化など地球環境問題が深刻さを増す中で、情報通信は地球環境に優
現在、地球温暖化など地球環境問題が深刻さを増す中で、情報通信は地球環境に優
しい重要なインフラストラクチャ−として期待されています。
しい重要なインフラストラクチャ−として期待されています。
NTT情報流通基盤総合研究所は、ブロードバンド・ユビキタスサービスの開発と普及
NTT情報流通基盤総合研究所は、ブロードバンド・ユビキタスサービスの開発と普及
のための情報通信ネットワークに関する研究開発を行うにあたり、環境に貢献する研究
のための情報通信ネットワークに関する研究開発を行うにあたり、環境に貢献する研究
開発成果の創出と研究開発活動時に生じる環境負荷の低減に積極的に取り組みます。
開発成果の創出と研究開発活動時に生じる環境負荷の低減に積極的に取り組みます。
1.環境に関する法規制及びその他の要求事項を順守すると共に、
1.環境に関する法規制及びその他の要求事項を順守すると共に、
「NTTグループ地球環境憲章」に基づいて環境保護活動を推進します。
「NTTグループ地球環境憲章」に基づいて環境保護活動を推進します。
2.環境に貢献する研究開発成果の創出、提供を推進します。
2.環境に貢献する研究開発成果の創出、提供を推進します。
・グリーンR&Dガイドライン等に基づいた研究開発アセスメントの実施
・グリーンR&Dガイドライン等に基づいた研究開発アセスメントの実施
・ライフサイクルアセスメント等を用いた環境貢献度の評価
・ライフサイクルアセスメント等を用いた環境貢献度の評価
3.研究開発活動に伴って生じる環境汚染の予防に取り組みます。
3.研究開発活動に伴って生じる環境汚染の予防に取り組みます。
・エネルギー及び資源の有効利用
・エネルギー及び資源の有効利用
・廃棄物のリサイクルの推進
・廃棄物のリサイクルの推進
・グリーン製品購入の推進
・グリーン製品購入の推進
・化学物質の適正管理
・化学物質の適正管理
4.地域環境保護活動への参加並びに環境関連情報の公開により、
4.地域環境保護活動への参加並びに環境関連情報の公開により、
研究所内外とのコミュニケーションを図ります。
研究所内外とのコミュニケーションを図ります。
5.環境マネジメントシステムを継続的に改善します。
5.環境マネジメントシステムを継続的に改善します。
2009年7月1日
2009年7月1日
日本電信電話株式会社
日本電信電話株式会社
情報流通基盤総合研究所長
情報流通基盤総合研究所長
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
8
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境マネジメント体制
情報流通基盤総合研究所長を最高経営層として、環境マネジメント管理体制を構築し環境保護活動を行っています。
各組織の社員に加え、業務委託者、派遣社員等も構成員として環境保護活動を推進しています。
最高経営層
環境保護推進委員会
(重要事項の審議)
(総研所長)
経営層
(総研所長、各研究所長、
総研企画部長)
省資源活動
実行責任者(正)企画部
総務経理グループ担当部長
(副)安全環境担当課長
内部環境監査チーム
(監査責任者,指揮・指導員、
監査員)
成果アセスメント活動
実行責任者(正)環境研環推PM
(副)環推P補佐
環境管理責任者
環境情報公開推進活動
(正、副)
環境推進事務局
(安全環境担当・EMSセンタ)
実行責任者(正)企画部研推担当部長
(副)情報戦略担当課長
企画部
SI研
PF研
NS研
AS研
環境研
部門管理
責任者
(正,副)
部門管理
責任者
(正,副)
部門管理
責任者
(正,副)
部門管理
責任者
(正,副)
部門管理
責任者
(正,副)
部門管理
責任者
(正,副)
関係会社
関係会社
S I研 : サービスインテグレーション基盤研究所
PF研 :情報流通プラットフォーム研究所
NS研 :ネットワークサービスシステム研究所
AS研 :アクセスサービスシステム研究所
環境研 :環境エネルギー研究所
関係会社 :NTTファシリティーズ、日本メックス、
テルウェル東日本、NTTコミュニケーションズ、
ル・パレ・ハットリ、ワイ・ケイ・エム、NTT-AT他
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
9
環
推
P
プロジェクト
・・
企画 担当
プロジェクト
・・
企画 担当
プロジェクト
・・
企画 担当
プロジェクト
・・
企画 担当
プロジェクト
企画 担当
研推関連担当
総
務
経
理
G
担
当
・・
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境目的・目標
毎年、環境目的・目標を定めて環境保護活動を推進しています。
省エネ、省資源活動に加え、環境に貢献する研究開発の取り組みを推進し、環境負荷低減に貢献しています。この中
で、省資源の推進、廃棄物のリサイクルの推進は、取り組みの成果があがり意識の高揚が認められることから、目
的・目標として設定せず、維持管理対象として活動することにしました。
環境目的
目標
実績
取り組み内容
研究開発成果物で
「環境への取組」を推進
①研究開発アセスメントの実施
②研究開発成果の環境貢献度
評価の実施
①改定研究開発グリーンアセスメント
報告書を活用した研究開発成果の環
境影響評価の実施
②NTT事業やユーザに対し、環境面で
大きな貢献を果たすものについて定量
的評価を実施
①研究開発グリーンアセスメント
を213件実施
②環境貢献度評価を4件実施
環境に配慮した
研究開発
(P11)参照
環境情報公開の推進
①研究開発成果による環境貢献、及
び研究開発時のICTによる環境貢献
のアピールを実施
①研究開発成果による環境貢献
:展示コーナ、展示ホールに環境
コーナを設け展示
研究開発時のICTによる環境貢
献のアピール:電子決済システム
を環境レポート2008に掲載
②NTT情報流通基盤総合研究所
環境レポートの公開
社外への情報
発信
(P15、16)参照
・武蔵野ロケ:
2007年度比4.0%増加
省エネルギー活
動
(P18、19)参照
②NTT情報流通基盤総合研究所環境
レポートによる情報公開
電力使用量の削減
(1)居室系(オフィス)
・武蔵野ロケ(本館及び1号館)
2010年度:2007年度実績値
維持
・筑波ロケ(管理棟)
2010年度: 2007年度実績値
維持
武蔵野ロケ 本館及び1号館の電力使
用量削減の推進
2008年度:2007年度実績値維持
筑波ロケ 管理棟の電力使用量削減
の推進
2008年度:2007年度実績値維持
(2)実験室系
実験室系の省エネ施策の推進
実験室系電力の評価
居室系全体運度の推進と実施(省エネ
運動)
・筑波ロケ:
2007年度比2.7%削減
EMSホームページ等による
啓発活動の実施
測定機器を設置し、使用量の
監視・増加原因を特定
特定システムの節電施策
①次世代NW総合検証システムの運用
改善
②NGN開発検証シシテムの運用改善
③IP対応交換システム(A-MG(SIP)の
運用改善
①、②、③運用手順書を作成し節
電施策の運用を管理
化学物質の適正管理
PCBの適正保管
保管手順書に基づき点検を
実施し適正に保管を実施(保管
量の一部を廃棄処分)
汚染防止活動
(P23)参照
グリーン製品購入の推進
契約依頼時に「環境負荷低減」を要請
取引会社へ「環境負荷低減」
を要請
EMSホームページ等による周知
の徹底
グリーン購入活
動
(P22)参照
春と秋に武蔵野ロケ周辺の清掃
活動を実施
地域との共生を
めざして
(P.26)参照
実績
取り組み内容
全体運動の推進と実施(グリーン製品
購入運動)
①グリーン製品の積極的購入
地域社会への貢献
一般管理項目
クリーン作戦の推進
目安
省資源の推進
①PPC用紙使用量322枚/月・人
②PPC用紙削減運動の推進と実施
①328枚/月・人
②EMSホームページ等による啓
発活動の実施
省資源活動
(P20)参照
廃棄物のリサイクル率向上
①廃棄物リサイクル率向上の推進
(武蔵野ロケ:97%、
筑波ロケ:73%)
②廃棄物分別の推進と実施
①武蔵野ロケ:99%
筑波ロケ:88%
②EMSホームページ等による
啓発活動の実施
廃棄物の
適正管理活動
(P.21、22)参照
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
10
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境に配慮した研究開発の推進
①改訂研究開発グリーンアセスメント報告書を活用した研究開発成果の
目標
環境影響評価の実施
②NTT事業やお客様に対し、環境面で大きな貢献を果たすものについて
定量的評価を実施
環境に貢献する研究を推進するため、研究開発成果アセスメント活動として以下の活動を推進しています。
研究開発成果グリーンアセスメント
NTTグループでは、環境負荷が小さく、かつ、社会の環境改善効果のある研究開発成果の創出を目標と
して、2000年に「グリーンR&Dガイドライン」を制定しました。NTT研究所では2008年3月に、この「グリーン
R&Dガイドライン」 に上乗せした「改訂研究開発成果グリーンアセスメント詳細ガイドライン」を制定し、
ハードウェアに加えてソフトウェアの研究開発に対しても、初期段階と完了時の2回アセスメントを実施す
ることで、環境改善を図る取り組みを強力に推進しています。
情報流通基盤総合研究所では、環境負荷の少ないシステム・サービスを開発することはもとより、研究
開発そのものがお客様に使われたときに環境改善に効果があることに視点を移し、研究企画/開発段階
から環境面のアセスメントを実施して改善点を特定し、性能及び経済性を考慮して実現可能な改善対策を
実施しています。
2008年度は、ソフトウェア研究126件、ハードウェア研究87件の研究開発プロダクト(合計213件)につい
て研究開発成果グリーンアセスメントを実施しました。 今後とも、研究開発プロダクトに対しグリーンアセ
スメントを実施し、研究開発成果の環境配慮に努めていきます。また、研究開発成果グリーンアセスメント
手法の改善についても、より有効となるように継続して検討していきます。
環境貢献度評価
情報流通基盤総合研究所では、環境に配慮した研究開発を推進するため、各研究テーマに対して、環
境にどのような影響を与えるか、またどのような対策が必要であるかを明らかにするため、LCA手法
(※)を用いて定量的にCO2排出量の評価を行っています。
H20年度は、1件のソフト(*)及び2件のハード(機器)(**)を対象とした研究テーマについてCO2排出量
の評価(LCCO2(※))を実施しました。このうち、特にソフトを対象とした研究テーマについては、ICT技術
による環境改善への貢献を図ることができると考えています。
ICT技術を使うことによる環境貢献は、情報流通基盤総合研究所として重要事項の一つです。今後も多
くのプロダクトを評価するとともに、ICT技術利用の実践による環境貢献をPRしていきます。
評価の具体例を12∼14ページで紹介しています。
*「セキュアファイル流通サービス」
**「細径低摩擦インドア光ケーブル」
**「光増幅PON中継システム」
ご覧ください。
※LCA手法:製品の製造から使用、廃棄までのライフサイクルに
わたって使用されるエネルギ(電力等)や投入される原材料(天
然資源)と環境へ排出される物質を定量的に分析し、環境への
影響を解析する手法のこと。このうちCO2排出量に着目した定量
的分析をLCCO2といいます。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
11
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
セキュアファイル流通サービスの環境貢献度評価
セキュアファイル流通サービス(SSS:Scalable Secure file Sharing System)は、企業の機密情報
や個人情報を安心してネット経由でやり取りできるシステムです。 様々な利用シーンでの機密性、安
全性、確実性、ファイル容量のトータルサポートに加え、未登録ユーザへのファイル送信、受領証明
といった様々なシーンでお使いいただけます。
武蔵野研究開発センタ
持株会社(大手町)
横須賀研究開発センタ
従来は宅配便
評価モデル
「持株会社(大手町)・武蔵野研究開発センタ・横須賀研究開発センタ・東日本・西日本」間で情報のやり
取りをした場合と、 CD-Rに情報を記録し宅配便で輸送した場合を比較し、SSSのCO2排出量の評価
(LCCO2)を実施しました。
27%削減(5.2t-CO2/年)
評価の前提:
送受信ファイル容量 :7MB/回
各事業所間の年間送信回数 :
25,467 回/年
評価結果
本サービスを利用すると、情報を記録するCD-Rの削減と宅配便の輸送に伴うCO2排出量を
27%(5.2 t-CO2 /年) 削減できることがわかりました。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
12
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
細径低摩擦インドア光ケーブルを用いた光配線方式
の環境貢献度評価
光配線方式の新しい技術として用いられている細径低摩擦インドア光ケーブルは、直径が細いため管内
に多くの光ケーブルを敷設することができます。また、ケーブル外被の摩擦が小さいため、ケーブルの追
加、撤去工事が容易にできます。
お客様宅内
共用部分
お客様宅外
細径低摩擦イ
ンドア光ケー
ブルを用いた
光配線方式
細径低摩擦
インドア光ケーブル
評 価
対象外
メタルケーブ
ルを用いたV
DSL方式
メタルケーブル
評価モデル
中規模マンション(8世帯を想定)に導入されている細径低摩擦インドア光ケーブルを用いた光配線方式と、
メタルケーブルを用いたVDSL方式を評価対象とし、両方式のブロードバンド1回線あたりのCO2 排出量を
比較しました。
CO2排出量 kg-CO2/年
90
廃棄
80
約78%削減
(60kg-CO2/年)
70
60
50
使用
40
30
廃棄
20
製造
10
0
VDSL方式
VDSL方式
製造
使用
評価の前提:
稼働時間:1日24時間
評価範囲:図の赤色およびピンク色のケー
ブ ルと、オレンジ色の領域を評価。
両方式で共通する機器(モジュラー
ジャック、宅内PC端末、IDF等)および
お客様宅外のNTTビル内装置は評価
対象外。
回線:1回線あたり約20mのケーブルの使
用を仮定。
光配線方式
光配線方式
1回あたりの線の CO2 排出量の比較
評価結果
VDSL方式では年間約77kg、細径低摩擦インドア光ケーブル方式では年間約17kgのCO2を排出し
ていることがわかりました。細径低摩擦インドア光ケーブル方式を用いた光配線方式では、VDSL方式と
比べてCO2排出量を約78%(60kg-CO2/年)削減できることがわかりました。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
13
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
光増幅PON中継システムの環境貢献度評価
光増幅PON*中継システムは、加入地域の広域化(長距離化、多分岐化)を可能とする中継器です。
サービス要求の少ない地域(ルーラルエリア)では距離の拡大が、サービス要求の高い地域(アーバン
エリア)では分岐数の増加が臨まれます。光増幅PON中継器はこのような広域化を実現することがで
き、収容効率を向上させることができます。
*) PONとは、光ファイバー網の途中に分岐装置を挿入して、一本のファイバーを複数の加入者
宅に引き込む技術。
評価モデル
CO2 排出量[kg-CO 2 /年]
光増幅PON中継器と従来型の光増幅器を対象にCO2排出量の評価を行いました。
従来型の光増幅器の製造負荷が光増幅PON中継器の半分である(光増幅PON中継器の開発で製造負
荷が2倍に増えた)と仮定して評価しました。
1600
廃棄
44%削減
(661kg-CO2/年)
1400
1200
1000
800
廃棄
使用
600
使用
400
製造
製造
200
評価の前提:
稼働時間:1日24時間
稼動期間:1年365日7年間連続運転
評価範囲:光増幅PON中継器の製造・輸送・
使用・廃棄の各プロセス
0
従来増幅器
光増幅PON中継器
評価結果
光増幅PON中継システムは、中継器の台数を従来型に比べ半分に減らすことができ、消費電力が低下
するため CO2 排出量を 44% (661kg-CO2/年)削減できることが分かりました。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
14
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
社外への情報発信-1
目 標
環境関連研究開発における外部発表等の情報公開
情報流通基盤総合研究所では様々な情報について、ホームページやパンフレット等により紹介しています。
環境に関連する情報等の公開
情報流通基盤総合研究所では様々な情報について、主にホームページを通じて紹介しています。
例えば、研究開発によって生み出された新しいプロダクトの報道発表や、夏休みに実施された子ども科
学見学会のご紹介などが掲載されています。
武蔵野研究開発センタの環境レポートです。環境に貢献
する研究開発の紹介を中心に、武蔵野研究開発センタにお
ける環境活動を紹介しています。
紙資源削減のため、ホームページ上のみで公開してい
ます。
情報流通基盤総合研究所のホームページです。
情報流通基盤総合研究所の紹介や報道発表された
研究開発成果など、様々な情報を発信しています。
http://www.ntt.co.jp/islab/index2.html
http://islab.info.rdc.ntt.co.jp/eco/report.html
施設見学の際などにお渡ししている紹介パンフレットで
す。
NTTグループの技術情報誌「NTT技術ジャーナル」
と「NTT Technical Review」の内容がホームページ
上でご覧いただけます。
http://www.ntt.co.jp/jnlandtr/
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
15
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
社外への情報発信-2
研究開発成果による環境貢献を、武蔵野研究開発センタ本館に設置されている展示ホール、展示コーナ
に環境コーナを設け公開いたしました。
研究開発成果による環境貢献
情報流通基盤総合研究所では、研究開発によって生み出された環境に貢献する研究開発成果を展示
ホール、展示コーナの環境コーナで紹介し、来訪者の方々に公開しています。
展示コーナでは、環境への取り組みとして、地球温暖化防止への取り組み、研究所の環境パフォーマン
スデータなどを紹介するとともに、情報流通基盤総合研究所が開発した、ICTサービスの環境負荷低減効
果を定量的に算出できるツールの「環境しろう」を紹介しています。
展示コーナ
環境への取り組み
「環境しろう」:情報通信サービス環境影響評価システム
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
16
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境負荷の全体像
情報流通基盤総合研究所における環境負荷の全体像です。ここでは、武蔵野ロケ及び筑波ロケで、使用
している資源・エネルギーの使用量と、排出している物質量のデータを示しています。廃棄物の量や、リサイ
クル量の詳細については、「廃棄物の適正管理」のページをご覧ください。
Input(物質、エネルギーの使用量)
武蔵野
筑波
合計
ガソリン
L/年
0
2,580
2,580
A重油
L/年
1,806
0
1,806
軽油
L/年
69
995
1,064
都市ガス
千m3/年
1,863
52
1,915
電気
千kWh/年
50,760
3,167
53,927
事業会社への成果物提供
研究開発活動
Output(廃棄物等の排出量)
外部への発表(論文等)
武蔵野
筑波
排出量合計
リサイクル量
(カッコ内はリサイク
ル率)
総排水量
t/年
152,914
9,044
161,958
−
特別管理産業廃棄物
t/年
0
0
0
0
産業廃棄物
t/年
330
50
380
379(99.5%)
一般廃棄物
t/年
12
9
21
0
自治体にて処理
紙類
t/年
91
9
100
100(100%)
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
17
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
省エネルギー活動
電力量の削減、前年度(2007年度)実績値維持
(1)居室系 武蔵野ロケ:本館及び1号館の電力使用量削減の推進
(オフィス) 筑波ロケ:管理棟の電力使用量削減の推進
目標
(2)実験室系 実験室系の省エネ施策の推進
情報流通基盤総合研究所では、省エネの目標達成のために、以下の活動を実施しました。
省エネルギーの取り組み
居室、実験室で次の取り組みを行いました。 チーム・マイナス 6% 活動も実施しており、クールビズ、
ウォームビズなどに努めています。
(1)居室では
①PC、ディスプレイ、プリンタの省エネモード設定[設定時間30分以内]
②昼休み及び退出時の照明消灯
③空調の省エネ温度の設定[室内温度 冷房28℃以上、暖房20℃以下]
(2)実験室では
(1)の施策に加えて、電力消費量の多い設備を抽出して、重点的に節電施策を実施
運用手順書に従った節電作業の実施。 作業担当者へ周知・教育を実施。
・点検(表)を基に半期毎に環境行動報告書にて運用状況を報告。
・運用(作業)手順: 作業終了後機器の電源断、検証に使用した装置及び測定器の電源断等。
・空調温度の適正化。 運用点検簿の日々のチェックと実施状況を月1回監査。
環境に配慮した施設
武蔵野ロケ本館の電力使用量の
50%以上は、コジェネレーションシス
テム(ガスタービン・燃料電池)、太陽
光発電で供給しています。今期は、
燃料電池について紹介します。
燃料電池は都市ガスを燃やして電
力と熱を取り出します。熱は空調に
使います。
燃料電池
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
18
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
本館電力使用量の内訳
電力量累計[ 万kWh ]
1,200
1,000
2.4
2.3
144.7
132.3
800
469.0
451.8
2.3
2.1
129.3
2.3
146.3
2.2
136.3
140.1
399.8
459.9
394.7
363.2
600
太陽電池
燃料電池
コジェ ネ
400
200
東電
466.0
488.9
482.5
448.9
471.9
485.4
2003
2004
2005
2006
2007
2008
0
年度
実績と今後の課題
社員等への啓発活動、環境に配慮した設備導入により、電力使用量は、居室系では、武蔵野ロケで
目標値である2007年度実績値より4.0%増、筑波ロケでは目標値より2.7%減となりました。実験室系を加
えると武蔵野ロケでは前年度実績比5.8%増でしたが、筑波ロケでは前年度実績比2.1%減となりました。
今後の取り組みとしては、日常活動で使用する居室系に加えて、実験室系についても電力削減の取り
組みを進めていきます。
電力使用量の推移(武蔵野ロケと筑波ロケ)
7000
6000
万kWh
5000
6336
5865
4909 4936 4761 5043 5028 5203
5601 5898
4000
3000
2000
1000
0
1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
年度
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
19
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
省資源活動
維持管理
目安
PPC用紙使用量を2007年度実績値以下の、
322枚/月・人(全体)
PPC用紙削減運動の推進と実施
情報流通基盤総合研究所では、省資源の維持管理目安達成のために、以下の活動を実施しました。
省資源活動の全体施策
PPC用紙削減運動として次の取り組みを行いました。
① 会議等でのペーパーレス化、あるいは資料類の最小限配布
②1/2縮小印刷等の実行と白紙裏面の有効利用
PPC用紙使用量の推移(武蔵野ロケと筑波ロケ)
1600
実 績
PPC用紙の使用量の推移
1400 1340
枚 数 / 人 ・月
1200
1046
1000
891
743
800
600
471 444
400
350 357 322 328
社内向けホームページによ
る啓発活動を行い、維持管
理目安値である322枚/月・
人と、ほぼ同レベルの使用
量(328枚/月・人) となりまし
た。
今後も引き続き省資源の
活動に取り組んでいきます。
200
0
1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
年度
リユースの取り組み
使用済みのファイルを再利用し、できる限り廃棄せず
繰返し使用しています。
再利用ファイル保管場所を設置して再利用を促進して
います。
再利用ファイル保管書庫
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
20
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
廃棄物の適正管理活動
維持管理
目 標
廃棄物のリサイクル率の向上の推進
廃棄物分別の推進と実施
情報流通基盤総合研究所では、日々排出される廃棄物を適切に分別、管理、排出することで環境負荷
の低減に努めています。PCのリユースの促進やリサイクル可能なものは極力リサイクルしています。
また、産業廃棄物処理業者の視察を行い、廃棄物のリスク管理も実施しています。
廃棄物の排出・リサイクル状況(武蔵野、筑波ロケ)
単位: t
武蔵野
筑波
廃棄物
リサイクル量(率)
一般廃棄物
12.2
−
自治体にて処理
8.9
−
自治体にて処理
紙類
90.8
90.8(100%)
9.4
9.4(100%)
330.6
329.6(99.7%)
49.6
48.2(97.2%)
産業廃棄物
排出量
空き缶、什器類、
汚泥、廃プラス
チックなど
特物管理産業
廃棄物 ※
合計
0.04
433.6
0(0%)
適正処理
420.4(97%)
排出量
リサイクル量(率)
0
67.9
−
57.6(84.8%)
※武蔵野ロケでPCB(特別管理産業廃棄物)の無害化処理を実施 :コンデンサ41台、トランス4台。
缶(圧縮済)の
保管場所
各居室の分別BOX
びんの保管場所
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
21
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
廃棄物のリサイクル率のこれまでの推移です。リサイクル率とは排出物のうちリサイクルした量の割合です。
2008年度は武蔵野ロケでは約97%、筑波ロケでは約85%のリサイクル率となっています。リサイクル率向
上に努めた結果、2003年度以降は高いリサイクル率を維持しています。
廃棄物リサイクル率の推移
98
100
94
94
90
80
︵
リ
サ
イ
60
ク
ル
率
95
95
98
99
96
97
97
85
81
72
69
40
武蔵野ロケ
筑波ロケ
︶
%
20
0
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
年度
グリーン購入活動
目標
グリーン製品購入の推進
情報流通基盤総合研究所では、グリーン購入の目標達成のために、以下の活動を実施しました。
オフィス用品をインターネット購入サイトから購入する場合は、
【ECO】表示のある製品をできるだけ選択するなど、グリーン製品
の購入に努めました。
市販品の購入においては、購入した品物がグリーン製品か否か
を納品時の受取り投入でチェックをしています。
また、取引会社に対して、「環境負荷低減」の要請を行いました。
今後も継続して、さらに環境に配慮した物品・サービスの調達に
努めていきます。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
22
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
汚染防止活動
武蔵野ロケでは、法規制に従って環境汚染物質等の漏えい防止と適正な管理を徹底しています。
重油・軽油地下タンク
非常用発電機設備の動力系燃料として、A重油
と軽油を屋外地下タンクに保管しています。
タンクからの漏えいがないか、定期的に点検を
実施し監視を行っています。また、給油時には安
全確保のために定めた作業手順書に従って作業
を行い、漏えい等の緊急時を想定した訓練も実施
し(写真)、万一の場合に被害を最小限にする対策
を行っています。
ハロン消火設備
ハロンは、高絶縁性、低毒性、高浸透性等の利
点を有する優れた消火剤ですが、フロンと同様に
オゾン層を破壊する性質があるため、大気への誤
放出は避ける必要があります。
そのため、定期的に設備点検を行い漏えいがな
いか確認をしています。漏えい、誤放出等の緊急
時に即座に対応するための手順書を定め、定期的
に訓練を行っています(写真)。
なお、新設分については環境に配慮されたものを
設置しています。
ポリ塩化ビフェニル(PCB)
PCBは熱で分解しにくく、不燃性、電気絶縁性が高いため、
電気機器の絶縁油(トランス用・コンデンサ用)、熱交換機
の熱媒体、ノーカーボン紙等に使用されていましたが、毒
性が極めて高い事から、現在は製造・輸入ともに禁止され
ています。
不要となったPCBの保管は、廃棄物処理法の特別管理産
業廃棄物の保管基準に従い、漏えい、紛失が起こらないよ
う、処理を行うまでPCB保管庫で厳重に保管しています。
なお、2008年度は、無害化処理の受け入れ業者が決まり、
コンデンサ41台とトランス4台を処分しました。
排 水
武蔵野ロケから排出される排水について、環境汚染物質が排出されないように水質検査を定期的に実施し、
監視しています。
2008年度は、排水の水質基準をオーバーしたことはありませんでした。
引き続き水質基準の管理を徹底し、しっかりと排水管理を行っていきます。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
23
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
環境教育
情報流通基盤総合研究所では、環境負荷低減及び環境保護推進活動に対する意識向上と必要な力量
を付与するため、社員等に対して以下の環境教育を実施しています。
一般環境教育訓練名
対象者
目 的
●一般環境教育
全構成員
EMSの実施、改善を円滑に行なう能力を高
める。
●特定業務従事者教育
著しい環境影響の原因となる可
能性のある作業に従事する人、
環境法規制・その他の要求によ
り能力、資格が必要な業務従事
者
著しい環境影響の原因となる可能性のある
作業を行う従事者に必要な力量及び自覚を
持たせる。
環境法規制・その他の要求により能力、資
格が必要な従事者に対して、必要な力量、
資格を持たせる。
●経営者・環境管理者教育
最高経営層、環境管理責任者、
部門管理責任者、プロジェクトマネー
ジャ、環境推進者等
経営層等が自らのEMS運営に関する能力を
高める。
●新任環境管理者教育
新任の環境管理責任者・部門管
理責任者・環境推進者・活動実
行責任者等
新任環境管理者がEMS運用手順に関する
能力を高める。
●転入者教育
情報流通基盤総合研究所EMS
への転入者
EMSの活動内容等を習得させる。
●内部環境監査員教育
内部環境監査員候補者
内部環境監査員としての力量を持たせる。
H20年度情流総研EMS
(対象者:EMS
構成員全員)
(対象者:EMS構成員全員)
1
一般環境教育配布資料
転入者教育
特定業務従事者教育の様子
(空調ガス漏洩時対応訓練)
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
24
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム
内部環境監査所見
内部環境監査所見
内部環境監査
−内部環境監査報告書より抜粋−
−内部環境監査報告書より抜粋−
環境マネジメントシステムがISO14001
の要求事項に適合し、適切に実施・維持され
ているかを評価するために内部環境監査を
実施しています。
2008年度の内部環境監査は11月18日∼20
日の3日間実施され、全組織の監査を行いま
した。監査結果は、指摘事項0件、観察事項8
件、改善課題1件、良い点3件で、観察事項に
ついてはすべて対応を完了しています。
・監査の結果、観察事項8件が検出されましたが、環境マネ
・監査の結果、観察事項8件が検出されましたが、環境マネ
ジメントシステムが概ね良好に運用され、維持されている
ジメントシステムが概ね良好に運用され、維持されている
ことを確認しました。
ことを確認しました。
・法的及びその他の要求事項については、順守上問題はあ
・法的及びその他の要求事項については、順守上問題はあ
りませんでしたが、今後も継続して法規制等の特定に注力
りませんでしたが、今後も継続して法規制等の特定に注力
されるようお願いします。
されるようお願いします。
・本来業務については、全研究所で目的・目標に設定して
・本来業務については、全研究所で目的・目標に設定して
取り組まれることが望ましいと考えます。
取り組まれることが望ましいと考えます。
・武蔵野ロケの電力使用量が増加傾向にあります。省エ
・武蔵野ロケの電力使用量が増加傾向にあります。省エ
ネ法が改正されたことでもあり、電力対策の楚とするた
ネ法が改正されたことでもあり、電力対策の楚とするた
め、武蔵野ロケの同居会社との電力使用量の切り分け
め、武蔵野ロケの同居会社との電力使用量の切り分け
の検討をお勧めします。
の検討をお勧めします。
・多くの構成員にインタビューした結果、一部の質問に正
・多くの構成員にインタビューした結果、一部の質問に正
確に答えられない方もいました。今後とも効率的かつ効
確に答えられない方もいました。今後とも効率的かつ効
果的な教育について継続して取り組まれるようお願いし
果的な教育について継続して取り組まれるようお願いし
ます。
ます。
審査機関による審査
情報流通基盤総合研究所では、財団法人 日本規格協会による審査を受審し、2001年2月にISO14001
認証登録されました。
登録された環境マネジメントシステムについては、毎年定期的に審査機関による審査を受審しISO14001
規格の要求事項を満たし継続して実行されていること、及び登録維持の遵守事項に対する実施状況が確
認されています。
2008年度の審査は、受審対象が23組織で1月20日、21日の2日間実施されました。
審査結果は、指摘事項0件、観察事項2件、改善課題0件でした。
ISO14001認証登録証と登録証付属書
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
25
地域との共生をめざして
情報流通基盤総合研究所では、地域の方々との交流・親睦を通してご理解いただくため、さまざま
な取り組みを行っています。ここでは施設公開などを進めている企画部 情報戦略担当、地域の清掃
活動などを進めている企画部 総務担当/オフィス担当よりご紹介いたします。
桜まつりに伴うNTT技術史料館※の一般公開
毎年4月に武蔵野市役所周辺で「武蔵野桜まつり」が
開催されます。それにあわせて、地域住民の方々と親睦
をはかるためにNTT技術史料館の一般公開を行なって
います。
2008年は、大人向けに「通信の不思議発見ガイドツ
アー」、子ども向けに「館内クイズラリー」「工作教室(光
で音が出る原理を体験)」を企画し、大変好評を得ました。
※NTT技術史料館: NTTグループの電気通信の歴
史的資産約1,500点を展示した施設。
むさしのサイエンスフェスタへの出典
NTTの技術に親しんでもらうために、2008年10月18
日、武蔵野市主催「むさしのサイエンスフェスタ2008」に
研究所の技術 高リアリティ 3Dキャプチャーシステ
ム を出展しました。
マーカーを用いて、自分の顔を動物に変身させて楽し
んでもらうという企画に多くの子ども達が目を輝かせて
いる様子でした。
学生特別見学会の実施
2008年は、次代を担う学生の皆様を対象に、
7回にわたり「学生特別見学会」を実施しました。
通常非公開のNTT技術史料館を見学できる
ということで、近隣の大学だけでなく、北海道か
ら九州まで広域にわたる大学の学生様にご来
訪いただきました。
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
26
地域との共生をめざして
地域との共生をめざして
子ども科学見学会の開催
2004年から電子情報通信学会と共催で、小中
学生を対象として「子ども科学見学会」を開催して
います。毎年、恒例となっている 「通信のひみ
つ」、「楽しいデジタルの世界」の講演、および音
響実験棟の無響室と有響室の見学は大好評をい
ただいています。
2008年は、NTTの最新技術 ハイビジョンテレ
ビ電話 や地図画面を見なくても、携帯電話が
手を引っ張ってナビゲーションする ぶるなび
のデモも体験でき、親子で楽しんでいただけたよ
うです。
夏休み体験型子ども科学教室の開催
夏休み体験型子ども科学教室は、武蔵野市、三
鷹市、西東京市の教育委員会の後援をうけて、小中
学生を対象に開催し、2008年は130名の方々にご参
加いただきました。
NTT研究所のOBが講師となって、携帯電話のつ
ながるしくみに関する講演にはじまり、果物で電池を
作る工作を体験、最後にNTT技術史料館をクイズラ
リー形式で見学していただきました。夏休みの楽し
い思い出になったと、大変喜んでいただけました。
目を輝かせて果物電池を作る子どもたち
−担当者より−
普段近隣の方々と接する機会が少ない中で、毎年恒
例となった数回のイベント等を通じて、色々なご意見・ご
感想を直接いただけるのは、大変貴重な機会だと感じて
います。また、そうしたご意見・ご感想を次回の企画に積
極的に取り入れ、皆様のご期待に沿うべく努めてまいり
ます。
(企画部 情報戦略担当 加藤 美香 社員)
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
27
地域との共生をめざして
地域との共生をめざして
クリーン作戦の実施
桜の舞う4月と、落ち葉の11、12月の毎週水曜日、お
昼休みを利用して武蔵野研究開発センタ周辺の清掃活
動を始めてから11年目になります。今ではしっかり定着
し、社員の他に協力会社のみなさんも多数参加してい
ます。
2008年度は雨天順延策もとりいれて、延べ639名が
参加しました。また、道路の反対側の住宅側も積極的に
実施しております。
他に、武蔵野市役所主催の三鷹駅北口周辺の春の
清掃活動には21名が参加しました。
桜の大量の花弁を清掃しています
福祉作業所による販売会
落ち葉を清掃しています
福祉作業所で作った手作りのお菓子など
を、年4回、武蔵野研究開発センタ内で定期
的に販売しています。
毎回、人気の定番製品に加え、いくつかの
オリジナル新製品を提供いただいておりま
す。
昼休みの時間に合わせ社員に販売してい
ますが、予約分はもとより、当日分も完売と
なるほど、盛況となっています。
−担当者より−
クリーン作戦は、地域活動としてはもちろんのこと、集めた落ち葉は環境
面も配慮して、堆肥に再利用しています。今後も継続して取り組むことが大
切だと思っています。
(総研企画部 総務経理グループ オフィス担当 平松健太 社員)
福祉作業所による販売会は、少しでも地域の皆様のお手伝いができ
たらという思いで、平成19年12月より開始しました。
息の長い社会貢献活動として、今後も継続して取り組んで行きたいと
考えております。
(総研企画部 総務経理グループ 総務担当 林 秀樹 社員)
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
28
労働安全衛生の取り組み
武蔵野研究開発センタでは、安全で健康に仕事ができる職場環境づくりを目指して様々な取り組みをし
ています。社員及び協力会社のみなさんに対し、各種講習会の実施や訓練、日常の点検など、安心して
働ける環境づくりを進めています。
安全・環境説明会等の開催
毎年、新入社員及び転入者に対し、安全・環境説明会を四半期
毎に開催し、武蔵野研究開発センタ内での安全・環境に関わる注
意点や取組みについて説明しています。また、電気・レーザーに
ついての安全講習会も行っています。
さらに、毎月27日に職場安全点検、四半期毎に社員のクロス
チェックによる点検、年1回安全担当による職場巡視、日常の構
内点検、終夜送電のチェック等を行い安全確保に努めています。
総合防災訓練等の実施
社員及び協力会社のみなさんを対象に、地震への初動対応、
人命・設備の被害状況確認と報告、火災発見の通報、避難誘
導および避難、避難場所での安否確認などの総合防災訓練
を実施しています。2008年度は11月に実施し、1,550名が参
加しました。
また、来訪者の安全を守るため、食堂(4カ所)、史料館等の
自衛消防訓練を年1回実施しています。
自衛消防隊訓練審査会への参加
火災や煙がでているのを発見したときに、通報や初期消
火などを迅速に対応できることを目的に、武蔵野消防署
が主催する武蔵野市自衛消防隊訓練審査会に継続して
参加しています。
ここで得られた迅速かつ的確な自衛消防技術を活用し
て、職場内への意識向上、啓発を図っています。
救急救命訓練の実施
心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の使用法につい
て社員が習得することにより、災害や不慮の事故に備えています。
2001年に訓練を開始して以来8年間、継続実施しています。
今年度は83名が受講しました。
(実際に心肺蘇生とAEDを用いる状況が発生しましたが、訓練を受けた
人々の迅速な対応により、事なきを得ました。)
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
29
環境報告ガイドライン(2007年版)対照表
本レポートは、環境省ガイドライン及びGRIガイドライン、NTTグループ環境報告書作成ガイドラインに準
拠して作成しております。本レポートは環境を主眼に置いたものであるため、環境省の発行する「環境報
告ガイドライン(2007年版)」との対照表を掲載します。
環境報告ガイドライン(2007年版)に基づく項目
記載項目
記載ページ
基礎的情報:BI
BI-1:経営責任者の緒言
トップメッセージ
BI-2-1:報告の対象組織・期間・分野
報告対象範囲、期間等
3、4
2
BI-2-2:報告範囲と環境負荷の捕捉状況
情報流通基盤総合研究所のご紹介
環境負荷の全体像
5,6
17
BI-3:事業の概況(経営指標を含む)
情報流通基盤総合研究所のご紹介
6
BI-4-1:主要な指標等の一覧
環境負荷の全体像
17
BI-4-2:事業活動における環境配慮の取組に関する目標、計画及び実績等の総括
環境目的・目標
10
BI-5:事業活動のマテリアルバランス(インプット、内部循環、アウトプット)
環境負荷の全体像
17
マネジメント・パフォーマンス指標:MPI
MP-1-1:事業活動における環境配慮の方針
環境方針
8
MP-1-2:環境マネジメントシステムの状況
環境マネジメント体制
環境教育
内部環境監査、審査機関による審査
9
24
25
MP-2:環境に関する規制の遵守状況
汚染防止活動
23
MP-3:環境会計情報
-(記載なし)
-
MP-4:環境に配慮した投融資の状況
-(記載なし)
-
MP-5:サプライチェーンマネジメント等の状況
-(記載なし)
-
MP-6:グリーン購入・調達の状況
グリーン購入活動
MP-7:環境に配慮した新技術、DfE等の研究開発の状況
環境に貢献する研究開発
環境に配慮した研究開発の推進
MP-8:環境に配慮した輸送に関する状況
-(記載なし)
MP-9:生物多様性の保全と生物資源の持続可能な利用の状況
-(記載なし)
MP-10:環境コミュニケーションの状況
社外への情報発信
地域との共生をめざして
MP-11:環境に関する社会貢献の状況
地域との共生をめざして
MP-12:環境負荷低減に資する製品・サービスの状況
環境に貢献する研究開発
12∼14
環境負荷の全体像
省エネルギー活動
17
18、19
22
12∼14
11
15,16
26∼28
26∼28
オペレーション指標:OPI
OP-1:総エネルギー投入量及びその低減対策
OP-2:総物質投入量及びその低減対策
省資源活動
20
OP-3:水資源投入量及びその低減対策
-(記載なし)
-
OP-4:事業エリア内で循環的利用を行っている物質量等
-(記載なし)
-
OP-5:総製品生産量又は総商品販売量
-(記載なし)
-
OP-6:温室効果ガスの排出量及びその低減対策
省エネルギー活動
OP-7:大気汚染、生活環境に係る負荷量及びその低減対策
汚染防止活動
23
OP-8:化学物質の排出量、移動量及びその低減対策
汚染防止活動
23
OP-9:廃棄物等総排出量、廃棄物最終処分量及びその低減対策
廃棄物の適正管理活動
OP-10:総排水量及びその低減対策
-(記載なし)
-
-(記載なし)
-
労働安全衛生の取り組み
29
18、19
21、22
環境効率指標:EEI
環境配慮と経営の関連状況
社会パフォーマンス指標:SPI
社会的取組の状況
NTT Information Sharing Laboratory Group Environmental Report 2009
NTT Information Sharing Laboratory
30Group Environmental Report2009
30
NTT情報流通基盤総合研究所 環境レポート2009
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