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学習支援環境デザイン研究室 -岡本研究室の紹介-

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学習支援環境デザイン研究室 -岡本研究室の紹介-
平成 20 年度 研究室配属資料
学習支援環境デザイン研究室
-岡本研究室の紹介-
(1) 研究分野
当研究室では,学習科学&工学の立場から「学習モデル作りとそれに基づく新しい支援システムのデ
ザイン(設計)」を指向して,先進的な学習支援システムの実現を目指した研究開発を進めています.
学問的には「人間の学習をいかに支援するか?」を問題意識とし,どのように学習が行われるかを明
らかにし,それを活性化させるための方法論や技術基盤を確立することを目的とした,非常にホット
でチャレンジングな研究分野です.近年は学外の研究者との共同研究や意見交換などを活発に行いな
がら,国内の各学会や,国際学会にて積極的に成果発表を行っています.最近の学会発表論文リスト
を http://gs11.is.kochi-u.ac.jp/publication.html に掲載していますので参照して下さい.
現在進行中の主要な研究プロジェクトは以下の通りです.
・プレゼンテーション・リハーサルのためのピアレビュー支援環境(Peer Review Project)
・内省支援ツールを用いた思考の外化によるメタ認知活動の活性化(Meta-Learning Project)
・知識洗練化を支援するワークベンチ・フレームワーク
(Learning Bench Project)
(2) 情報科学英語ゼミナール
情報科学英語ゼミナールでは,卒業研究に必要になる基礎力の養成を行います.まず,英文のマニ
ュアルやチュートリアルを使って,研究プロジェクトに必要となる開発技術の習得を目的に,オブジ
ェクト指向言語の基本的な理解と実装トレーニングを行います.また,研究分野に対する理解を深め
る為の関連論文の輪講も予定しています.演習には先輩も参加して分かるまで丁寧にフォローします.
(3) 卒業・修論研究
卒論研究では,情報科学英語ゼミナールでの学習内容をふまえて,研究室の現行プロジェクトの進
捗状況に応じ,本人の学習状況に合わせて十分相談の上テーマ設定を行います.個別の研究打合せを
定期的に行い,プレゼンテーション中心のグループミーティングも実施します.院生には常に次の学
会発表を意識しながらプロジェクトを精力的に進めてもらっています.また,他大学の同じ分野の研
究室との研究交流も盛んであり,先月も徳島大学,高知工科大学などの院生を中心とした20名による
合同研究ディスカッションを当研究室主催で行ったところです.過去の卒論・修論テーマの
http://gs11.is.kochi-u.ac.jp/publication.html にありますので参考にして下さい.
(4) その他
・ 教員研究室は507号,学生研究室 501号 です.当研究室への配属を希望する学生は必ず研究室を
訪問して下さい.訪問期間中は院生も待機してくれているので,先輩に色々と詳しい話しを聞く
こともできます.また,過去の卒論や開発中のシステムなどを訪問時に見ることも出来ます.
・ 教育や学習に興味がある人,プログラミングが得意な人,大学院進学希望者を歓迎します.
・ 研究パートナーとして,三好先生との共同研究を行っています.
学習環境デザイン研究室 -岡本・三好研究室- ウェブページ: http://gs11.is.kochi-u.ac.jp/
プレゼンテーション・リハーサル支援システム
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