比較 1

比較 1
Ken is taller than Yumi. ケンはユミより背が高い。
「∼より・・・」
比較級の文
Ken is the tallest in our school. ケンは私たちの学校で最も背が高い。
「∼の中で最も・・・」
最上級の文
Ken is as tall as Mark. ケンはマークと同じくらい背が高い。
「∼と同じくらい・・・」
原級の文
形容詞(tall, big, happy など)や副詞(fast, early など)は比較級、最上級といった形に変化し
ます。変化していない元の形が原級です。これらをつかって他のものと比べる言い方をするのが
比較の文です。
(1) 比較級、最上級への変化
変化の仕方
・・・つづりの短い単語と長い単語で変化の仕方が違います。
またどちらにも当てはまらない不規則変化をする単語もあります。
つづりの短い単語(big, early, easy, fast, large など)・・・比較級は語尾に er を,最上級
は語尾に est をつけます。
bigger biggest, earlier earliest, easier easiest, faster fastest, larger largest
つづりの長い単語(beautiful, famous, popular, slowly など)・・・比較級は前に more, 最上
級は前に most をおきます。
more beautiful most beautiful, more slowly most slowly
不規則な変化・・・(1) good と well 比較級 better, 最上級 best
(2) little 比較級 less 最上級 least
(3) many と much 比較級 more 最上級 most
※つづりの短い単語で注意するもの
hot や big など「短母音＋子音字」で終わるものは最後の子音字を重ねます hotter hottest
happy, early など「母音+y」で終わるものは y を i に変えます happier happiest
※細かい規則もありますが、短い単語か長い単語か迷うようなものはひとつずつおぼえたほう
が良いでしょう。
(2)
比較級の文
「∼より…」
比較級＋than∼
形容詞の文
Ken is tall.
副詞の文
Ken runs fast.
Ken is taller than Mark.
Ken runs faster than Mark.
形容詞、副詞を比較級に変化させて比べる相手を
than ∼で表して文尾に置きます。
元の文を考えてから変化させるようにすると間違いが少なくなります。
例文
ア
English is more interesting than math.
イ
My bag is heavier than yours.
ウ
Tom plays soccer better than Ken. トムはケンよりサッカーをするのが上手だ。
エ
Please speak more slowly.
英語は数学よりおもしろい。
私のかばんはあなたのより重い。
もっとゆっくり話してください。
例文エのように比べる相手をいう必要の無い場合は「than∼」を省略することもある。
(3) 最上級の文「∼の中でもっとも…」
形容詞の文
the 最上級＋of (または in)∼
Ken is tall.
副詞の文
Ken runs fast.
Ken is the tallest of the three.
Ken runs (the) fastest of the three.
Ken is the tallest in our school.
Ken runs ( the) fastest in our school.
最上級の文で「∼の中で」をあらわす 前置詞は「of ∼」
または「in∼」です。
of の後ろに来るのは of the three, of the five など「the
+ 数字」または of all animals,
of all students など「all ＋複数名詞」です。
in の後ろに来るのは in Japan, in Tokyo などの場所、または in my school, in my family な
どの組織です。
※
形容詞の最上級の前には the が必要です。
副詞の場合は the をつけなくてもかまいません。
例文
ア
Math is the most important of all subjects.
イ
My father is the oldest in my family.
ウ
Mark practices the hardest of the five. マークはその５人の中でもっとも一生懸命練習します。
(4) 原級の文
形容詞の文
副詞の文
「∼とおなじくらい…」
数学はすべての教科の中でもっとも重要です。
父は家族の中でもっとも年上です。
as 原級 as∼
Ken is tall.
Ken runs fast.
Ken is as tall as Tom.
Ken runs as fast as Mark.
同じくらいを表す原級の文では形容詞、副詞の前に as をつけ、もう一つの as は比べる相手の
前につけて文尾に置きます。
原級の文を否定文にした場合
「∼ほど・・・ではない。」という意味を表し比較級の文でほぼ同じ意味を作ることができま
す。
例文
ア
This book is as interesting as that one.
イ
Yumi swims as well as Ms. Green.
ウ
I don't play tennis as well as Mike. 私はマイクほどテニスが上手ではありません。
この本はあの本と同じくらいおもしろい。
ユミはグリーンさんと同じくらい上手に泳ぐ。