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豊田高専学生寮 (指導教員 寮生会 寮監 牧野雄一 井村優花 伊藤健吾 田中健作) ドミタウンとは・・・ ドミタウン お年寄り かぞく 小学生 3世代交流によってつくる、大きな「かぞく」 2 学生 ・小学生、お年寄り、豊田高専の寮生が世代間交流を 通じ、もうひとつの「かぞく:ドミタウン」を作る =「大家族」を地域に役立つ形で復活させたい! ・・・寮生活の「ノウハウ」を取り入れた共同生活 =地域に高専寮生の強みをドッキング! <豊田高専学生寮(dormitory):学生主体の寮運営> 集団生活や地域活動のノウハウを蓄積 ・学生による所在確認の点呼 3 ・寮内、地域での活発な自主活動 プロジェクト 概要 豊田高専の寮生活のノウハウを利用した 2泊3日の農山村交流会 対象 ・市内の小学生 15人 ・地元のお年寄り ・豊田高専寮生 ※これまでに現地にて 振興会や住民の方と打ち合わせを重ねてきた 4 期間・場所 ・夏休み中の2泊3日 ・豊田市旭町西部小渡地区笹戸町 笹戸町をフィールドにした理由 ・農山村の一般的な課題を抱え、対策が求められている ⇒高齢化、空家・空き旅館の増加、獣害、 竹林の拡大など ・空き旅館のきよみ旅館を有効活用できる ・「笹戸」までおいでんバスが走っていて、 子どもたちが集まりやすい ・自然環境が充実し、商業機能も兼ね備える 【内容】 朝体操、食事、学業といった寮生活をベースにした 自然体験学習 ・野外炊飯 ・お年寄りの方からのお話 ・星空観察会 ・記念品作り(竹細工) ・キャンプファイヤー ・農作業の手伝い (草刈り・野菜収穫) ・水生生物観察会 ・山の掃除 ・ウォークラリー ・郷土料理づくり (地元で収穫した野菜) ・カブトムシの採集 ・ 6 ☆これらを実施するために、春頃から定期的に笹戸町に通 い、ウォークラリーコースの整備や農作物の栽培を進める。 ☆準備段階から住民の皆さんにも協力をお願いする。 3世代の分析 都市・小学生 「特徴」 ・人口が多い ・若い世代が多い ・人が集まりやすく、人 を集めやすい 「課題」 ・自然が少ない ・外で遊ぶ機会が少ない ・共働きの家庭の増加 ・近所同士の関わりの薄れ ・子供の面倒を見る ・世代間交流 ・自然と触れ合う機会を増やす 7 「ニーズ」 3世代の分析 「特徴」 「課題」 ・自然が豊富 ・人口が少ない ・新しい発見 ・高齢化、独居化 ・空気が綺麗 ・山、畑の荒廃 ・生活の知恵を持つ ・地域内交流の減少 ・農作業 ・空き家、空き旅館の増加 「ニーズ」 ・人を呼び込んで活性化 ・自然の整備 ・世代間交流 ・空き施設の活用 8 農山村・お年寄り 3世代の分析 豊田高専 寮生 「特徴」 「課題」 ・人を集めやすい ・校外に出る機会が少ない ・寮生活でノウハウを持つ ・夏休みも完全閉寮による、 共住場所の確保 9 「ニーズ」 ・夏休みに住む場所の確保 ・寮の外(世間)に目を向ける ・世代間交流 様々なニーズに対応できるスケジュール ・都市 ・子供 【ニーズ】 ・子供の面倒をみる ・自然と触れ合う機会 ・人を呼び込む活性化 ・農山村 ・お年寄り ・自然環境の整備 ・空き施設の利用 ・高専生 ・住む場所の確保 ・外の世界を知る ・「学ぶ」こと 【ニーズに応じたスケジュール】 ・ウォークラリー、野外レクリエーショ ン、農作業体験、水生生物観察会、星空 観察会、竹細工、カブトムシの採集 ・高専生、小学生の地域での活動 ・山の環境整備、農作業体験 ・きよみ旅館での集団生活 10 ☆常に3世代と地域が関わりあったメニュー =お互いがニーズに応えあうことで、自らのニーズに 応えることができる! このプロジェクトの効果 ◎3世代と地域のニーズに応えられる ・3世代間の交流が実現 ⇒お年寄りの同世代の交流にも繋がる ・子どもたちの未知の発見、経験 =ミライの社会を担う「人」を育成できる ・地域(農山村)の自然環境の利活用 ⇒里山整備、新しい「にぎわい」創出 11 =ミライの社会を担う「地域」を整備できる まとめ 【本プロジェクトの特長】 小さな家族では実現できなかったことを 農山村地域で大きな家族をつくり実現させること =みんなが充実、満足できるプロジェクト =3世代が関わることで「家族」ができ、新し い「絆」が生まれる この「絆」はミライにつなぐバトンになる! ⇒人をつくり、地域をつくる 12 バトンを繋いで家族の輪が広がる社会 ⇒豊田市のミライのフツーとなる社会にしたい! 「大きな家族」がバトンを繋いで、ひとつの町「ドミタウン」に 本プロジェクトをその“きっかけ”として機能させていきたい もう一つの“かぞく”:「ドミタウン」 様々な問題を解決し新し いミライを創る大家族! ドミタウン 13 かぞく