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K2000 システム導入アプライアンス 4.0 について
Dell KACE™ K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 2016 年 11 月 このリリースノートは、Dell KACE™ K2000 システム導入アプライアンスバージョン 4.0 に関する情報を提供します。 トピック: • K2000 システム導入アプライアンス 4.0 について 1 ページ • 新機能と強化点 2 ページ • 廃止される機能 2 ページ • 解決済みの問題 3 ページ • 既知の問題 4 ページ • システム要件 9 ページ • 製品ライセンス 9 ページ • インストール手順 9 ページ • その他のリソース 11 ページ • グローバル化 12 ページ K2000 システム導入アプライアンス 4.0 について Dell KACE K2000システム導入アプライアンスは、イメージのキャプチャと展開を行うためのネットワーク中心のソリューションを提供します。 K2000はシームレスなクロスプラットフォームのイメージ処理ソリューションを提供するので、ユーザーは1台の管理コンソールからMicrosoft® Windows®プラットフォームおよびApple® OS X®プラットフォームをプロビジョニングできます。また、ユーザーは1台のデバイスまたは同時に 複数のデバイスに、設定ファイル、ユーザープロファイル、およびアプリケーションをイメージとして展開できます。 K2000は、同種および異種の両方のハードウェア環境における展開を自動化するのに必要なツールを提供し、マルチキャスト機能とタス クエンジン機能により、大規模なイメージ展開を高い信頼性で実現できます。ビルトインのドライバフィードにより、デルのドライバモデルが 自動的にダウンロードされ、パッケージ管理機能を使用することにより、サードパーティ製のドライバパッケージをアップロードすることもでき ます。また、K2000をK1000システム管理アプライアンスと統合することでK1000インベントリのイメージを作成することもできます。K2000 は、仮想アプライアンスまたは物理アプライアンスとして使用できます。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 1 この K2000 システム導入アプライアンスバージョン 4.0 は製品のメジャーリリースであり、さまざまな領域での重要な新機能および拡張機 能が導入されています。このリリースでは、改善された IT 管理機能をサポートする次の新機能が追加されています。リモートサイトアプラ イアンスの改善。マルチキャストをより多くのネットワーク環境に拡大し、Windows コンピュータでの導入を大幅に高速化し、現代のエン ドポイント向けにネイティブ UEFI の起動を実現しました。 新機能と強化点 次の K2000 システム導入アプライアンスの新しい機能と拡張機能がこのリリースに組み込まれます。 • ネイティブ UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)PXE(Preboot Execution Environment)ネットワーク ブート。K2000 システム導入アプライアンスでは、BIOS 互換性モードを設定せずに UEFI ファームウェアによるコンピュータのネットワー ク起動がサポートされるようになりました。 注: UEFI セキュア起動および 32 ビット UEFI PXE 起動はサポートされません。 • マルチキャストの追加。このリリースには代替マルチキャストプロトコル、NACK-Oriented Reliable Multicast(NORM)が含まれ ています。NORM は既存の PGM(Pragmatic General Multicast)プロトコルをサポートしない環境で使用することができます。 マルチキャストプロトコルの選択は、アプライアンスの設定または導入中に行うことができます。 • Microsoft® Windows® のイメージ展開速度の向上。このリリースには最適化された Windows イメージングクライアントが含ま れ、K-Image および WIM(Windows Imaging Format)の展開パフォーマンスが改善されました。 • ドライバフィードウィジェット。複数のダッシュボードウィジェットが追加されたため、ドライバフィード で使用可能な新しいドライバと更 新されたドライバを追跡するのに役立ちます。 • インラインインストレーションタスクの編集。展開に付随するプレインストールとポストインストールのタスクの一部フィールドを、導入 の詳細ページを離れずに編集できます。 • リモートサイトアプライアンス(RSA)の改善。このリリースでは、K2000 および RSA が同じ仮想マシンイメージを使用して導入さ れます。アプライアンスは、初期セットアップ中に K2000 モードまたは RSA モード用に設定されます。セットアップの完了後、この選択 は変更できなくなります。この変更により、RSA は 64 ビットのオペレーティングシステム上で実行されます。また、Microsoft Hyper-V® 上での実行もサポートされます。 • FreeBSD® 10.3 アップグレード。K2000 システム導入アプライアンスには、FreeBSD などいくつかのサードパーティのコンポーネント が含まれます。このリリースでは、FreeBSD がバージョン 10.3 に更新されています。このバージョンには、TLS(トランスポート層セキュ リティ)1.2 プロトコルのサポートなどの新しい機能が含まれています。 このリリースの新機能の詳細については、次のサポートサイトにあるビデオチュートリアルをご覧ください。https://support.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/kb?k=what%27s%20new 廃止される機能 次に示しているのは、K2000 システム導入アプライアンスではサポートされなくなった機能のリストです。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 2 表 1 : 廃止される機能 機能 問題 ID 前の RSA はサポートされなくなり、バージョン 4.0 を実行している K2000 では古いバージョンの 32 ビット RSA に RSA v3.7 データを同期することはできません。既存の 32 ビット RSA から新しい 64 ビットバージョンにデータを移行するため のツールおよびプロセスを利用いただけます。移行プロセスの詳細については、「既存の32ビットRSAを64ビットに移 行 11 ページ」を参照してください。 Windows User State Migration ツール(USMT)10 を使用した、USMT 4 ツールでスキャンされたユーザープ USMT 4 ロファイルの導入はサポートされません。 注: USMT 5 のツールは、Windows Media Manager を使用して USMT10 としてアップロードされます。 解決済みの問題 次に示しているのは、この Service Pack で解決された問題の一覧です。 表 2 : 解決済みの問題 解決済みの問題 問題 ID いくつかの問題により、RSA の同期の問題が発生しました。 K2-6473 K2-5208 ブート環境の削除に失敗したときにエラーメッセージが表示されるようになりました。 K2-6468 このリリースには、Windows K-Image 展開クライアントでのシンボリックリンクおよび ACL(アクセスコントロールリス K2-6404 ト)の処理の改善が含まれます。 K2-5180 K-Image の展開後は、シンボリックリンクは保持されず、機能しませんでした。 ヘルプファイルでの K2 Advisor へのリンクがこのリリースで修正されています。 K2-6398 新しいアプライアンス上のスワップ領域の割り当て量が増加し、大規模なインストール(多くの RSA、多くのクライ K2-6387 アント)の処理が改善しました。 USMT ソフトウェアのアップロード:手順のヘルプページが、このリリースで修正されています。 K2-6386 オフボードパッケージ転送でドメイン \ ユーザー認証が失敗していた原因がこのリリースで解決されています。 K2-6328 最新ニュースへの URL リンクがこのリリースで修正されています。 K2-6320 K2000 アプライアンスと RSA の正常なリンク付けを妨げていた問題がこのリリースで解決されています。 K2-6170 設定 > アプライアンスログ の下の Outgoing mail log ファイルは、メールが送信された後に正常に更新 K2-6130 されるようになりました。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 3 解決済みの問題 問題 ID NetBIOS ネームサーバを無効にしたためセキュリティ構成が改善されています。 K2-5901 PO(インストール後)タスクのドロップゾーンが増大しています。 K2-5900 再起動 ページのメッセージが更新され、更新リンクと一緒に更新が必要であることが明確に通知されます。 K2-5741 クロスサイトスクリプティングの脆弱性が ユーザー詳細 ページから削除されました。 K2-5738 Mac OS X クライアントでは、時としてマルチキャストの展開後にブート環境が起動されることがなくなりました。 K2-4860 アンダースコア ‘_’ はホスト名では無効な文字です。インタフェースが更新され、アンダースコアが提供されている場 K2-4508 合にメッセージが表示されます。 スクリプトによるインストールウィザードで、展開への ユーザープロファイルのオフラインスキャン タスクを添付できな ESMEA-1851 かった問題が、このリリースで解決されています。 既知の問題 次に示しているのは問題の一覧です。これには、サードパーティ製品に属する問題、リリース時点で存在が認識されている問題が含まれ ます。 表 3 : 一般的な問題 既知の問題 問題 ID 起動マネージャのパスワード機能は、新しい UEFI 互換起動システムでは動作しません。 ブートマネージャのパス ワード PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)バスを使用している NVMe(non-volatile memory Microsoft express)により設定されているシステム上で Windows 7 のスクリプト形式のインストールを実行しているとき、次 のエラーが発生します。 Windows needs the driver for device [Standard NVM Express Controller] この問題は K2000 アプライアンスとは関係がないため、サポートが提供されていません。 対策:次の回避方法は、そのままの状態でサポートなしで使用できます。詳細については、次の KB 記事をお読 みください。 https://support.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/kb/185551 マルチキャストイメージの展開が Mac® OS X® 10.8 で失敗します。 ESMEA-2549 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 4 既知の問題 問題 ID Mac OS X 10.11 を使用して作成された NetBoot イメージは容量の約 17.5GB を使用します。これは Mac OS ESMEA-1231 X 10.10 と比較してほぼ 2 倍のサイズです。 注: 起動するために環境全体がダウンロードされません。クライアントは NFS によりディスクイメージをマウン トします。したがって、イメージの一部のみを必要とします。この問題は、今後のリリースで解決される予定で す。 USMT 10 で Windows® XP のユーザー状態をスキャンしていると、K2000 サーバで断続的に動作中の状態のま ESMEA-1229 まになり、USMT 5 でも同じ動作になります。 対策:Windows® XP のユーザーの状態は Windows PE からスキャンできます。これは Microsoft が推奨する 対処方法です。 https://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/83ddb84e-d919-4acc-91ca78d4f1478df1/scanstateexe-from-usmt-50-from-windows-81-adk-fails-on-windows-xp-with-1-isnot-a-valid-win32 Mac® OS X® 10.11(ASR/Kimage)イメージの導入時、起動動作が設定されている場合、NetBoot ログイン ESMEA-1218 画面がクライアントマシン上に表示されます。 対策:NetBoot 環境で Mac® OS X® 10.11 用の前処理手順が完了するまで待機することをお勧めします。 完了時にはログイン画面で画面の下部にパスワードボックスと K2000 の IP が表示されます。また、導入の進行 状況は K2000 コンソールで監視できます。処理が完了する前にログインが試行された場合は、K2000 イメージン グユーティリティがドック上に表示されず、ユーザーが NetBoot 環境へと再起動する必要があります。 Mac® OS X® 10.11 NetBoot 環境では、ドック上に Maps および iBooks のアプリケーションアイコンの代わりに ESMEA-1217 疑問符が表示されます。 WINPE10(ADK 10 を使用して作成された KBE)を使用して導入すると、Windows® XP のスクリプト形式のイ ESMEA-1175 ンストールが失敗します。 対策:WINPE5(ADK 8.1 を使用して作成された KBE)を使用すると Windows XP のスクリプト形式のインス トールが正常に導入されます。 UEFI が有効な一部のコンピュータで、iPXE メニューをロードした後、ローカルドライブからの起動中に問題が発生 K2-6526 します。 RSA でオフボードストレージを使用している場合、RSA から NetBoot で Mac クライアントマシンを起動できませ K2-6502 ん。 ESXi 5.x 上で作成された仮想マシン(VM)でネットワークアダプタの NIC が E1000E に設定されている場合、 K2-6496 K2000 アプライアンスは iPXE(UEFI 用)で起動できません。 対策:VM のネットワークアダプタの NIC を E1000 に設定します。 Notepad.exe でのファイルの編集またはレジストリの編集は、K2000 ブート環境(KBE)の回復コンソール K2-6436 で Windows PE 10.0 を使用しているときに正常に動作しません。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 5 既知の問題 問題 ID PO タスクの join domain により正常にマシンがドメインに関連付けられたとき、展開ログに failed と誤って K2-6407 記録されます。 MAC イメージが正常に導入された後、進行ステータスが正常に更新されません。 K2-6406 Windows 7x86 から取得したオンラインユーザーの状態が Windows 8.1x64 に正常に導入されません。 K2-6405 Windows 10 の導入時、Windows PO タスク実行中にエクスプローラーのウィンドウが開きます。 K2-6389 3.7 SP2 アプライアンスで、ログイン情報およびパスワードとして konfig とコンソールで入力し、変更を行おうとする K2-5957 と、リンクアグリゲーションが有効な場合に、リンクアグリゲーション IP が正しくないというエラーが表示され、詳細が 表示されます。 対策:リンクアグリゲーションが有効な状態であれば、「ネットワーク設定」ページにアクセスして、ホスト名とIPアド レスを入力します。 「アプライアンスのパフォーマンス」ページに、外部ストレージのディスク使用率が表示されません。 K2-5893 Windows または Mac® のブート環境を FreeBSD 10 ISO から作成した場合、一般設定 > デフォルト K2000 K2-5836 ブート環境 ページにデフォルトでブート環境が設定されません。 ネットワーク設定 ページの ホスト名 フィールドで、K2000 ホスト名にアンダースコア(_)を使用すると、K2000 か K2-5815 ら E メール通知を行う際にエラーが発生します。 アラートや警告メッセージを閉じたりキャンセルしたりした場合、ダッシュボード ページに戻ったとき、または ダッシュ K2-5806 ボード ページを更新したときに、同じメッセージが再表示されます。 K2000アプライアンスからASRイメージがキャプチャされていない場合、インポートされたASRイメージの展開が失敗 K2-5758 します。 注: アプライアンスは、K2000 アプライアンスからキャプチャされた ASR イメージ用に ImageStore ディレクトリを作 成します。 対策:petempディレクトリにImageStoreフォルダを作成します。 K-Image内のファイルを編集した後に、保存 をクリックすると、コミット および 元に戻す のオプションが消えて、編 K2-5740 集したファイルがイメージファイルブラウザ内に表示されなくなります。 対策:イメージを複製して、コミット および 元に戻す のオプションを表示させ、オリジナルのファイルがイメージファ イルブラウザ内に表示されるようにしてください。 ZIP ファイル内にバッチファイルが含まれているアプリケーション型の事前インストールタスクが実行に失敗します。 K2-4577 10.9.2 Mac® デバイスを NetBoot イメージで起動した場合、アプライアンスのロケール設定が英語以外である K2-4562 と、指定したロケールがキーボードレイアウトに表示されません。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 6 既知の問題 問題 ID ユーザープロファイルのスキャンタスクが失敗したときに、タスクエラー ページからタスクの再試行を試みると、ステータ K2-4427 スに成功と表示されます。しかし実際には、選択したユーザープロファイルはスキャンされておらず、アプライアンスに もアップロードされていません。 対策:タスクエラー ページからターゲットデバイスを再起動した後で、再び KBE からデバイスを起動し、展開を再 開します。デバイスを再起動すると、USMTプロファイルデータ用の新しい作業ディレクトリが作成され、プロファイル が正常にキャプチャされるようになります。 K2-3200 Appleからの証明書が期限切れの場合、NetBoot環境イメージの作成が失敗します。 対策:Mac® OS® の最新バージョンをダウンロードしてください。 x64 および x86 の日本語 Windows® OS の場合、Sysprep 済みの K-Image およびスクリプト形式のインストー K2-3170 ルの展開中、デバイス名が保持されません。 手動でアップグレードを実行する場合、アップグレードプロセスがK2000管理コンソールに表示されないことがありま K2-3007 す。 K2000アプライアンスのライセンスが期限切れになったときに、K2000デバイスインベントリに含まれていないMac®デ K2-2815 バイスを起動すると、「ライセンスが限度を超えました」というエラーメッセージがターゲットデバイスに表示されません。 ターゲットデバイスが、アプライアンスからの起動を何度も試行します。 オフボードストレージデバイスの K2000 への接続が失われている場合に、パッケージ管理 ページにアクセスしようと K2-2654 すると、K2000 にアクセスできなくなります。 表 4 : Hyper-Vの既知の問題 既知の問題 問題 ID ダッシュボード ページの ネットワーク使用率 セクションに、Hyper-V® プラットフォームの情報が表示されません。 K2-5902 K2000をHyper-Vプラットフォームで実行すると、「runtime went backwards」というエラーメッセージが K2-5843 Hyper-Vコンソールに何度も表示されます。 対策:K2000での修正は必要ありません。このメッセージを無視して、展開を続行しても構いません。 表 5 : マルチキャスト展開の既知の問題 既知の問題 問題 ID ユニキャストの代わりにマルチキャストを介して、2 つまたは複数のパーティション WIM イメージを展開すると、最初 K2-5393 のパーティションのみが展開されます。 対策:この問題には解決策があります。詳細については、次の KB 記事をお読みください。https://support.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/kb/212975 一部の Mac® OS X マルチキャスト展開において、OS ではなく NetBoot 環境イメージからデバイスが起動されま K2-4860 す。ターゲットデバイスをOSから手動で起動すると、ポストインストールタスクが完了しません。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 7 既知の問題 問題 ID 対策:マルチキャスト展開を繰り返します。小規模な環境の場合、接続の「受信準備完了」状態待機のタイム アウト で各デバイスに接続できるよう時間を設定し、デバイスの再起動中に Option キーを押して、起動する NetBoot 環境イメージを選択することができます。 マルチキャストの展開を削除すると、プロセスが終了しません。したがって、新しいマルチキャストの展開を開始でき K2-4286 ません。 対策:展開のタイムアウト期間を調整します。デフォルトのマルチキャスト展開のタイムアウトは10分です。 エラー発生時にマルチキャスト展開が続行されません。 K2-4180/ESMEA-624 対策:マルチキャスト展開をエラー発生時に続行するように設定しないでください。 表 6 : リモートサイトアプライアンスの既知の問題 既知の問題 問題 ID オフボードストレージからオンボードストレージへの逆方向の移行中にRSAを再起動すると、RSAにアクセスできなく K2-3775 なります。 注: データロスを防ぐには、RSA データを別の場所またはデバイスにエクスポートします。逆方向の移行が完 了するまで、RSA の電源を切ったり再起動したりしないでください。 メディアをRSAにアップロードしようとすると、メディアマネージャに次のエラーメッセージが表示されます。「無効な応 K2-3290 答です。指定したホスト名を確認してください。」 対策:ホスト名またはIPアドレスがK2000(RSAではない)のホスト名またはIPアドレスであることを確認してくだ さい。 リンク先アプライアンスを切り替えると、管理コンソールの右上隅にあるドロップダウンリストに、シングルサインオン K2-3241 (SSO)を使用して K2000 からログインしたすべてのアプライアンスではなく、リンク先アプライアンスのみが表示さ れます。 RSA のデータが K2000 のオンボードストレージに戻されると、リモートサイトアプライアンス ページに RSA のデータが K2-2958 正しく表示されません。 対策:ストレージをオンボードからオフボードに切り替えたとき、またはその逆に切り替えたときは、RSAと同期してく ださい。 表 7 : ドライバの既知の問題 既知の問題 問題 ID スラッシュ(/)が製造元の名前内に存在する場合、ドライバの導入中に問題が発生します。 K2-6370 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 8 表 8 : メディアマネージャの既知の問題 既知の問題 問題 ID メディアマネージャを南米スペイン語からダウンロードすると、K2000アプライアンスで、MSIインストーラおよびショート K2-5585 カットアイコンのメディアマネージャの製品名がスペイン(スペイン語)で表示されます。 システム要件 バージョン 4.0 をインストールするために必要な最小バージョンは 3.7.120345(3.7 SP3)です。アプライアンスが以前のバージョンを実 行している場合は、このメジャーリリースをインストールする前に記載されているバージョンにアップデートし、アップデートをインストールした 後でアプライアンスを再起動する必要があります。アプライアンスのバージョン番号を確認するには、管理コンソールにログインし、ウィンドウ の左下にある K2000 について をクリックします。 バージョン 4.0 にアップグレードまたはインストールする前に、お使いのシステムが最小要件を満たしていることを確認してください。これら の要件は、K2000 の技術仕様で確認できます。 • 物理アプライアンスの場合:http://documents.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/4.0/technical-specifications-for-physical-appliances/ を参照してください。 • 仮想アプライアンスの場合:http://documents.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/4.0/technical-specifications-for-virtual-appliances/ を参照してください。 製品ライセンス 現在 K2000 の製品ライセンスをお持ちの場合、追加のライセンスは必要ありません。 初めて K2000 をお使いになる場合は、アプライアンスの『セットアップガイド』で製品ライセンスの詳細をご確認ください。その他のリソース 11 ページ に移動して、適切なガイドにアクセスします。 注: バージョン 4.0 の製品ライセンスは、バージョン 4.0 以降を実行する K2000 アプライアンスでのみ使用できます。バージョン 4.0 のライセンスは、3.7 など K2000 の以前のバージョンを実行するアプライアンスでは使用できません。 インストール手順 アプライアンスを更新するには、通知更新を使用するか、アップデートファイルを手動でアップロードします。 アップデートの準備 開始する前に K2000 アプライアンスを更新する前に、次の要件を満たしていることを確認します。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 9 • 現在のバージョン: K2000 4.0 をインストールするために必要な最小バージョンは 3.7.120345(3.7 SP3)です。アプライアンスの バージョン番号を確認するには、K2000 にログインし、ウィンドウの左下にある K2000 について をクリックします。以前のバージョンの アプライアンスをお使いの場合は、4.0のインストールを行う前に、記載されているバージョンにアップデートする必要があります。 • ディスク領域: K2000 アプライアンスでは 20 % 以上の空きディスク領域が必要になります。物理アプライアンスでは、このディスク領 域はアプライアンスのメインドライブに確保する必要があります。 その他の推奨事項: • 十分な時間の確保:150 MBを超えるようなサイズが大きいデータベースの場合、更新プロセスに数時間かかる可能性があります。 • 開始前のバックアップ:次のサポート技術情報の記事で説明されている手順を使用して、K2000 アプライアンスのすべてのアイテ ムをエクスポートします。 • K2000 Backup Best Practices(K2000 バックアップのベストプラクティス) • How to back up a K2000 appliance(K2000 アプライアンスをバックアップする方法) • SSHの有効化: K2000管理コンソールの「セキュリティ設定」セクションで、SSHを有効にします。 • K2000 サーバの再起動:アプライアンスのメンテナンス 設定ページで、アップデートする前に K2000 サーバを再起動します。 通知更新を使用したアプライアンスの更新 アプライアンスを更新するには、アプライアンスの「ダッシュボード」ページまたは管理コンソールの「アプライアンスのメンテナンス」ページで通 知される更新プログラムを使用してください。 注意: アップデート中は、アプライアンスを手動で再起動しないでください。 手順 1 2 次のサポート技術情報の記事で説明されている手順を使用して、K2000 アプライアンスのすべてのアイテムをエクスポートします。 • K2000 Backup Best Practices(K2000 バックアップのベストプラクティス) • How to back up a K2000 appliance(K2000 アプライアンスをバックアップする方法) 左側のナビゲーションバーで、設定 をクリックしてセクションを展開し、次に アプライアンスのメンテナンス をクリックして「アプライアン スのメンテナンス」ページを表示します。ページの下部までスクロールし、再起動 をクリックします。確認 ダイアログで はい をクリックし てサーバを再起動します。 3 左側のナビゲーションバーで、設定 をクリックしてメニューを展開し、次に アプライアンスのメンテナンス をクリックして「アプライアンス のメンテナンス」ページを表示します。 4 更新の適用 をクリックしてアップグレードプロセスを開始します。 アプライアンスのアップデートに必要な時間は K2000 にあるコンテンツによって異なります。手動でアプライアンスをハードシャットダウン しないでください。また、アプライアンスはアップグレードプロセス実行中に、完了するまで自動的に(数回の可能性あり)再起動し ます。 5 サーバ更新の確認 をクリックします。 アップグレードが完了すると、アプライアンスは自動的に再起動します。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 10 アップデートの手動によるアップロードと適用 Dell KACEでアップデートが公開されている場合、ファイルを手動でアップロードして、アプライアンスを更新できます。 注意: アップデート中は、アプライアンスを手動で再起動しないでください。 手順 1 2 次のサポート技術情報の記事で説明されている手順を使用して、K2000 アプライアンスのすべてのアイテムをエクスポートします。 • K2000 Backup Best Practices(K2000 バックアップのベストプラクティス) • How to back up a K2000 appliance(K2000 アプライアンスをバックアップする方法) ログイン資格情報を使用して、Dell Software Web サイト(https://support.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/download-new-releases)にログインし、K2000 サーバ 4.0 の更新ファイルをダウンロードして、ローカルに保 存します。 3 管理コンソールにログインします。 4 左側のナビゲーションバーで、設定 をクリックしてセクションを展開し、次に アプライアンスのメンテナンス をクリックして「アプライアン スのメンテナンス」ページを表示します。 5 K2000アプライアンスの更新 > 手動更新 で、参照 をクリックして更新ファイルを選択し、開く をクリックします。 6 サーバのアップデート をクリックします。 アプライアンスのアップデートに必要な時間は K2000 にあるコンテンツによって異なります。手動でアプライアンスをハードシャットダウン しないでください。また、アプライアンスはアップグレードプロセス実行中に、完了するまで自動的に(数回の可能性あり)再起動し ます。 既存の32ビットRSAを64ビットに移行 バージョン4.0以降、RSAは64ビットの仮想アプライアンスになります。これより前のバージョンでは、32ビットの仮想アプライアンスでした。 32 ビットの RSA 上の既存のデータは、新しい 64 ビットの RSA に移行できます。手順の詳細については、https://support.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/kb/211383 を参照してください。 その他のリソース 次の場所から、その他の情報を利用できます。 • オンライン製品ドキュメント(http://documents.software.dell.com/ProductsAZ.aspx#K) • 外部 I/O 接続リファレンス:http://documents.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/4.0/13gexternal-io-reference/ を参照してください。 • 技術仕様:製品のインストールや、最新バージョンへのアップグレードに必要な最小要件に関する情報が記載されています。 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 11 物理アプライアンスの場合:http://documents.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/4.0/technical-specifications-for-physical-appliances/ を参照してください。 仮想アプライアンスの場合:http://documents.software.dell.com/k2000-systems-deployment-appliance/4.0/technical-specifications-for-virtual-appliances/ を参照してください。 • 管理者ガイド:アプライアンスのセットアップと使用の手順です。http://documents.software.dell.com/k2000-systemsdeployment-appliance/4.0/administrator-guide/ にアクセスすると、最新リリースの版を参照できます。 グローバル化 本項には、この製品を英語以外の構成でインストールして運用するための情報(北米以外のお客様が必要とする情報など)を記載 しています。本項は、製品マニュアルの他の場所に記載されているサポート対象プラットフォームや設定に関する資料の代わりとなるもの ではありません。 このリリースでは、あらゆるシングルバイトまたはマルチバイト文字列をサポートします。このリリースでは、すべての製品コンポーネントを、同 じまたは互換性のある文字エンコードを使用するように設定する必要があり、また同じロケールと地域オプションでインストールする必要が あります。このリリースは、次の地域での運用をサポートすることを目的としています。北米、西ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中央および東ヨー ロッパ、極東アジア、日本。 このリリースは、以下の言語のローカライズ版が用意されています: フランス語、ドイツ語、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン 語。 デルについて デルはお客様の声に耳を傾け、革新的なテクノロジーやビジネスソリューション、そしてサービスを世界中に提供することにより、お客様か ら高い信頼と評価を受けています。詳細については、http://software.dell.comを参照してください。 デルへのお問い合わせ セールスまたはその他のお問い合わせについては、http://software.dell.com/company/contact-us.aspxを参照するか、 1-949-754-8000までお電話ください。 テクニカルサポートのリソース デルのソフトウェアを購入し、有効な保守契約をお持ちのお客様および評価版をお持ちのお客様は、テクニカルサポートを利用できま す。サポートポータルには、https://support.software.dell.comからアクセスできます。 サポートポータルは、問題を迅速に自身で解決するのに使用できるセルフヘルプツールを提供しており、毎日24時間アクセスできます。 また、オンラインのサービスリクエストシステムを介して、サポートポータルから製品サポートエンジニアに直接アクセスすることもできます。 このサイトでは、以下の操作を実行できます。 • サービス要求(ケース)の作成、更新、および管理 • サポート技術情報記事の表示 • 製品に関する情報の取得 • ソフトウェアのダウンロード。評価版ソフトウェアについては、http://software.dell.com/trialsにアクセスしてください。 • 説明ビデオの再生 Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 12 • コミュニティの討論への参加 • サポートエンジニアとのチャット Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 4.0 リリースノート 13 Copyright© 2016 Dell Inc. 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