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ジュラシックライブラリーを作ろう

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ジュラシックライブラリーを作ろう
関心・意欲・態度を高める道具として活用した実践事例1
小学校4年
国語科『ジュラシックライブラリーを作ろう』
学校名
指導者
周東町立高森小学校
福屋 憲道
【学習指導におけるコンピュータ等の活用メリット】
・ブックトークとその本に関わる Web ページを交互に紹介(Web トーク)することにより、
読書に対する興味を高めることができる。
・教材提示装置で写した本の挿絵をプロジェクタで提示することにより、どの児童にもはっ
きりと挿絵を見ることができる。
【コンピュータ等を活用するための事前準備】○
教 教師の事前準備○
児 児童の事前準備
児 Web ページの見方(戻る、進む、ホーム)を身につけておく。
○
教 紹介する本に関係するページを探し、ホームページとして登録する。
○
教 プロジェクタと各種視聴覚機器を接続し、投影できるようにしておく。
○
【単元指導計画(総時数
5時間)】
単 元 の 目 標
(1)自分なりの感想をもちながら、興味を持って読むことができる。
(2)本をみんなに紹介するための方法を工夫することができる。
(3)読書計画を立て、自分の読書生活に見通しを持つことができる。
次 時
学 習 内 容
使用機器等
機器活用の具体的な方法
第一次① 恐 竜 に 関 す る 本 や コンピュータ
各本に関するページをホームページ
インターネットエク として登録しておく。
1/1
Web ページを見る。
スプローラ
※他のページにとんだ場合にも元の
教材提示装置
ページに戻れるようにするため。
プロジェクタ
教材提示装置とプロジェクタをつな
CDラジカセ
ぎ、本を写し大きな紙芝居にする。
ビデオデッキ
CDラジカセで音楽を流し、雰囲気
を盛り上げる。
動き回る恐竜のビデオを映し、本時
学習へのめあてをつかむ。
第二次④ 自分の気に入った本を
紹介し、4年2組ジュ
ラシックライブラリー
を作り、町の図書館で
本の貸出をする。
【機器活用時実践記録】
【平成14年11月8日】
次
・
時
ね ら い
第一次・1/1時
ブックトークと Web トークを効果的に組み合わせることにより、読書意欲を高
めることができる。
場
所
コンピュータ室(9台)・・・使用した台数
○学習活動(45分)
コンピュータ等の
・学習内容
○児童の活動の様子や反応
活用形態
支)教師の支援
提示
○プロジェクタで映し出された恐
竜のビデオを見る。(5分)
※授業の様子(静止画)
○恐竜に関するブックトークと
Web トークを聞く。(15分)
ブックトークと Web トークの
関係
班
個別
○プロジェクタによって、映し出された恐竜
の映像に興味を持っていた。
○実物のダチョウのタマゴを提示したので、
恐竜のタマゴの大きさがイメージできたよ
うであった。
○熱心にブックトークや本と関係する Web
ページの紹介を聞いていた。
①出てくる恐竜との関係
○本の紹介から、恐竜体験コーナーを設けた
②書かれている内容との関係
ことにより、恐竜に対する興味を高めてい
③筆者や作者との関係
た。
発展ページ
①恐竜に関するクイズのページ
②体験的なページ
支)本とWebページとの関わ
りを明確にすることで、
Web ページを見る目的を
はっきりさせる。
○実際に本を読んだり、 Web ペ
ージを見たりする。(20分)
※授業の様子(静止画)
支)いつでも一冊の本を持って
おくようにする。
支)難解な語句があった場合に
○多くの女子児童は、 Web ページより本を
読むことに集中していた。
○多くの男子児童は、本と見比べながら Web
ページを見ていた。
○男子児童は図鑑を読み、女子児童は物語文
を読むことが多かった。
○ジュラシックライブラリーを作ることを楽
しみにしていた。
○恐竜が滅んだ理由を考えることで新たな本
の選び方を知ることができた。
は、一太郎スマイルのドク
ターマウス機能を使うよう
にする。
○一冊の本の紹介を聞くことによ
り、今後の読書計画の手だてと
する。(5分)
○図書館は、様々な視聴覚教材を総合的に扱っている。児童の様子から、
考
察
ブックトークにも様々な視聴覚機器を取り混ぜることが有効であること
がわかった。
※単元終了後、図書館内に作ったジュラシックライブラリ
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