Comments
Description
Transcript
神吉式 オサ掘りの秘伝とマナー
神吉式 オサ掘りの秘伝とマナー *ここでオサムシ堀りの名人、神吉先生のオサ掘りの極意をご紹介しよう! でも、あまのじゃくなものも世の中にいるもの。 1.オサムシの気持ちになって場所を見つける。 2.掘る前に ・崖上の落ち葉を落とす。掘る下にある落ち葉をど ける。 3.掘り始めると ・少しずつ堀り、 「出て来いよ!」と声をかける。 ・少しずつ掘りながら、崖を良く見ながら掘る。 ・少し掘ったら、落ちた土を見てオサがいないか探 す。 ・次に土が積もっていればならして見る。 ・これを繰り返して、奥へ5cmまでで十分。 深さは10cmまでで十分。 4.そこで注意 ・崖が上の部分だけ、ひさしみたいに出ていたら、 奥の土まで掘る。 ・石ころが落ちやすい所は、落ちた石が頭や足に当 たらないように気をつける。 ・出てこなくとも、今掘っている横にいるのではと 信じて掘る。 5.反省 ・出てこない時、オサムシの気持ちに慣れたか、反 省する。 「この崖に自分なら潜りたいか?」と。 日当たり、土の質、環境、などと見て考える。 「自 分は、何オサムシの気持ちの気持ちで考えたの か?」と。 ・オオオサムシか、ヤコンオサムシか、マヤサンオ サムシかの自覚が足りたか? 6.そこで秘伝 じゃ、どこを掘る?結局、どこでも掘ってみる。 あまりこだわらずに、出てきたら掘り進め。出 てこなくても、掘り進め。 しんどくなれば、休んでは掘り進め。 オサムシのこころがわかるまで掘り進め。 *大切なマナー ・無茶掘りはしない。 (沢山潜っているところでも、4~5匹採れば次 へ移動する。絶滅させないため) 掘った後はさっと土をならしておくように。 ・木を痛めすぎない(特に根っこを出した場合は埋 めてやる。) ・公園や人家の近くは、掘るのを控える。 (コラーッと怒られるよ) 。 土地の所有者がいる(農家の方など)場合は声を かけて掘る。 でも掘った後は汚くなるので「土地の神様、ごめ んなさい」と言って次へ移る。 ・オオオサムシは、強い、力持ち、環境何するもの ぞ・・・ガラガラの石ころだらけでも、固い土で も潜るんだ。 ・ヤコンオサムシは、粘土質が好き・・・でも粘土が なければ固い土でももぐりましょう。 ・マヤサンオサムシは、力がない、環境に弱い。・・・ 柔らかい土にそっと入って寝ています。 ・マイマイカブリは、寂しがりやの木登り上手.・・・ 皆で集団で寝ます。木の根っこでかたまって。時 には木の1m位の高さにほこらがあれば、そこも 寝床。 ブルーグリーンに輝く美し い マヤサンオサムシ 16