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M1 履修科目一覧表 - 大阪市立大学大学院医学研究科・医学部

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M1 履修科目一覧表 - 大阪市立大学大学院医学研究科・医学部
統計学A、統計学B
Statistics A, Statistics B
l.研究室名:生物統計学
2.スタッフ
准 教 授
福 井
充
3.学習目標
実験的・調査的研究もしくは臨床の場での検査データなど、さまざまな形でデータを処
理・解析する機会が生じる。得られたデータの統計的考察は、医学に限らずあらゆる分野に
おいて要求されている。その際に必要となる統計学的な考え方の基礎を統計学A・統計学B
(Ml)で講義している。「医学統計学」(M3・M4)の講義においては、さらに広範囲
の統計的手段や適応の問題点について、具体的な例をとおして応用の立場から紹介する。
4.講義内容
続計学A:(前期)
標本調査の考え方を示して上で、統計学の基礎として記述統計・確率分布、応用として
推定法・検定法についての講義を行う。
・ 統計学とは。標本調査の考え方
・ 記述統計:度数分布表・ヒストグラム・箱ヒゲ図・散布図、
平均・分散・標準偏差・中央値・四分位偏差・相関係数・回帰直線
・ 確率分布:確率変数・確率分布の概念、
代表的な確率分布(正規分布・二項分布・ポアソン分布)
・ 推定の考え方:点推定、区間推定
・ 検定の考え方:有意水準と検出力、片側検定と両側検定、棄却域、P値
統計学B:(後期)
統計学の応用としての推定法・検定法についての講義を行う。
・ 正規母集団の母平均・母分散についての検定・推定
・ 非正規母集団についてのノンパラメトリック検定
・ 二項母集団の母比率についての検定・推定
・ 独立性の検定・適合度検定
5.教科書
丹後俊郎著「新版 医学への統計学」(朝倉書店)
(この教科書はM3・M4での医学統計学でも使用する)
医療倫理学
Medical Ethics
対象学年:1 年次学生
コマ数:7
担当教官:土屋 貴志(文学研究科)
講義実習場所:学舎 6 階中講義室 2
【コース概要】
医療倫理学の基礎を学ぶ。医学・医療における倫理と倫理学的思考の重要性について説明し、具体的事
例に即して、その倫理的問題点を分析する。
【講義計画】
学習目標:医学・医療における倫理と倫理学的思考の重要性を理解し、具体的場面における倫理的問題
を的確に把握して分析できる。
到達目標
1.医学・医療における倫理と倫理学的思考の重要性を説明できる。
2.具体的事例における倫理的ディレンマを的確に指摘できる。
3.具体的事例における倫理的問題点に関して明晰な議論を展開できる。
【学習方法】
テキストおよびプリントの事前読解(予習)、講義、ビデオ視聴、討論、授業レポート執筆(宿題)
【評価方法】
1.「平常点」で評価する。学期末の試験やレポートは行わない。ただし、以下の三つの条件をすべて満
たさなければならない。
(1) 受講カードの提出
所定の受講カードに、顔写真を貼って提出すること。どうしても顔写真を貼りたくない人は申し出るこ
と(ただし、その場合は担当者に顔を覚えさせるように、毎回質問するなど、努力を払うこと)。
(2) 授業への出席
毎回、出席を確認する。遅刻した人は授業終了後に申し出ること。また、やむをえず欠席した場合は、
後日、本人が欠席の理由を申し出ること。
(3) 授業レポート(宿題)の提出
各回の課題に対する解答を、所定の用紙に次回までに書いてきて、本人が次回の授業時に提出すること。
2.成績の評価は以下の基準に則って行う。
(1) 受講カードの提出は必須とする。履修登録をしていても受講カードを提出しない場合は履修放棄とみ
なす。
(2) 出席確認と授業レポートの提出の両方をもって 1 回分の出席とする。いずれか一方を欠く場合には出
席回数には数えない。
(3) 出席 4 回以上を合格の必要条件とする(十分条件ではない)。3 回以下の場合は不合格とする。
なお、欠席した理由が正当と見なされる場合は、欠席回数に数えない(授業レポートの提出は必要)。
教科書・参考書
必携
常石敬一『七三一部隊』講談社現代新書、1995 年
ハンセン病と人権を考える会編『知っていますか?ハンセン病と人権・一問一答』第 3 版、解放出版社、
2005 年
推奨
丸山マサ美編『医療倫理学』第2版、中央法規出版、2009 年
世界医師会『WMA医の倫理マニュアル』日本医師会(日本医事新報社発売)、2007 年
医療文化研究センター・佐藤純一編『100 問 100 答・医療のふしぎ』河出書房新社、2001 年
G. E. ペンス『医療倫理』(上/下)みすず書房、2000 年/2001 年
R. ヴィーチ『生命倫理学の基礎』メディカ出版、2004 年
参考
R. F. ワイヤー『障害新生児の生命倫理』学苑社、1991 年
T. L. ビーチャム&J. F. チルドレス『生命医学倫理』麗澤大学出版会、2009 年
W. K. フランケナ『倫理学』培風館、改訂版 1975 年
加藤尚武『現代倫理学入門』講談社学術文庫、1997 年
J. レイチェルズ『現実をみつめる道徳哲学』晃洋書房、2003 年
常石敬一『医学者たちの組織犯罪』朝日文庫、1999 年
A. ミッチャーリッヒ&F. ミールケ『人間性なき医学』ビイング・ネット・プレス(発売・星雲社)、
2001 年
D. J. ロスマン『医療倫理の夜明け』酒井忠昭監訳、晶文社、2000 年
椿広計・藤田利治・佐藤俊哉編『これからの臨床試験』朝倉書店、1999 年
共同通信社社会部移植取材班『凍れる心臓』共同通信社、1998 年
中山研一・石原明『資料に見る尊厳死問題』日本評論社、1993 年
R. B. アンドルーズ『ヒト・クローン無法地帯』紀伊国屋書店、2000 年
米本昌平・松原洋子・橳島次郎・市野川容孝『優生学と人間社会』講談社現代新書、2000 年
D. プロッツ『ノーベル賞受賞者の精子バンク』ハヤカワ文庫、2007 年
大泉実成『説得』現代書館、1988 年
日程、テーマ
5月10日
第1回
事例呈示・倫理学について
5月17日
第2回
クラス討論とその分析
5月24日
第3回
七三一部隊──医学研究の倫理
5月31日
第4回
尊厳死・安楽死──生命の質その1
6月 7日
第5回
生殖技術とデザイナー・ベビー──生命の質その2
6月14日
第6回
エホバの証人の輸血拒否──医療と自己決定
6月21日
第7回
らい予防法と優生保護法──医療政策の倫理
担当:土屋貴志(文学研究科)
内線(杉本)2356
E-mail: [email protected]
医学序論
Introduction of Medical Science
対象学年:1年次学生
担当教員:稲葉
コマ数:6
コース主任:塩見
雅章(代謝内分泌内科学),新宅
日野
雅之(血液内科学),塩見
進(核医学)
治夫(小児科学)、大畑
進(核医学),首藤
建治(脳神経外科学),
太一(総合診療医学)
講義実習場所:学舎4階 小講義室 2
コース概要:現在、1回生が受講する科目の大部分は総合教育科目(一般教養)、基礎教育科目(物
理、化学、推計学等)と外国語科目からなる全学共通教育です。これらは良き医療人
となるための基盤形成に重要なものですが、残念ながら受け身の授業に慣れた学生に
とって、その意義を見失いがちです。
本コースでは医学導入教育の一環として、医学・医療を学ぶ上で、ともすれば無意
味に感じられることの中に如何に重要な考え方が含まれているかを考えてもらうため
に計画されたものです。医学部教員がオムニバスで医学・医療に関連する話題を提供
します。
学習方法:講義、プリント読解、ビデオ視聴等
評価方法:各講義はオムニバス形式であるので、成績評価は講義の出席とレポートにより行われる。
教科書・参考書:特になし
日程、テーマ、担当者
5月10日(火)
第1回
メタボリック症候群-どのような医学的根拠で決められたか-(稲葉
5月17日(火)
第2回
画像診断の進歩
(塩見
進)
5月24日(火)
第3回
子どもの病気を最先端の医学で解明する
(新宅
治夫)
5月31日(火)
第4回
脳神経外科というサイエンス
(大畑
建治)
6月
7日(火)
第5回
プロ意識を育め!‐どんなお医者さんになりたいですか?-(首藤
太一)
6月14日(火)
第6回
医者の第一歩~患者さんと話してみよう~
雅之)
※第6回の講義では患者さんに来ていただいて、講義を進めます。
将来医師になる者として、身だしなみには留意してください。
(日野
雅章)
医学コミュニケーション論
Medical Communication
対象学年:1年次学生
担当教員: 新平
斎藤
岸本
細澤
三浦
コマ数:12コマ
コース主任:三浦
克之(薬効安全性学)
鎮博 (国立特別支援教育総合研究所・教育情報部長・上席総括研究員)
清二 (立命館大学特別招聘教授・富山大学名誉教授)
寛史 (高槻赤十字病院 緩和ケア診療科部部長)
仁
(フェルマータ・メンタルクリニック院長)
克之(薬効安全性学)
講義実習場所:大講義室
講義概要:医療の中で、医師と患者のコミュニケーションは、もっとも基本的な行為となる。コミュニケーションは、
診断・治療に影響するだけでなく、医師患者の信頼関係の熟成、患者の生活支援などに貢献し、QOLの
向上、生きる力を支えるといった、医療がめざす、本質的なところに関与する。複雑化する社会において、
どの分野においても、プロとしてコミュニケーション能力が問われる時代となり、医学教育の中で、コミ
ュニケーション(面接)能力が重要視されるようになった。
本講義では、医療現場、保健現場など、コミュニケーションに関係する事例を提示し、問題意識をもつ。
その後、医学面接の基礎的な知識あるいは役立つ内容の講義をうけ、加えて、コミュニケーションに深く
関わる臨床心理(カウンセリング)などの知識を紹介し、その基本的な素養を学ぶことで、コミュニケー
ションの大切さを伝えたい。その上で、コミュニケーションに関係するグループ・ディスカッションを行
うことで、自分なりに理解を深めるようにしていく。これから科学である医学を学びながら、どのように、
医療に応用していくか、自分で答えをみつける基本としたい。
評価方法:
1.授業への出席 毎回、授業のはじめに出席を確認する。明白な理由がない欠席やエスケープの場合、下記のレポ
ートは提出できない。
2.グループ討議についてレポート提出
3.講義最終日に出す課題についてのレポート提出
4.授業前の宿題提出(9月28日 午前9時提出)
すべてに出席する(途中退出は欠席と見なす)とともに授業に積極的に参加すること、授業前の宿題提出、自ら熟考
したレポートを提出することが合格の要件です。
授業前の宿題
「はじめての医療面接」を良く読んでから次の2つの課題について併せて約 2000 字程度にまとめよ。ワープロ不
可。人のレポートを写したと判断された場合、提供者を含め零点とする。
課題1.良好な医師患者関係を築くために必要なことについて概説するとともに、そのために医療面接において
如何なる点に注意すべきか。その技法も含め概説せよ。
課題2.教科書には患者に対し共感することが重要と記載されているが、共感することで問題が生じる場合もあ
る。どのような場合か考察せよ。
教科書・参考書
必携: 「はじめての医療面接」 斎藤清二著、医学書院 (授業の前に必ず読んでおくこと。この本は今回の授業に限ったものではなく、上級学年でも有用な本です) 推奨: 日程、テーマ、担当者
9月 28日(水)1.2限 9月 28日(水)3.4限 9月 29日(木)1.2限 9月 29日(木)3.4限 9月 30日(金)1.2限 9月 30日(金)3.4限 医学コミュニケーション論(1) 医学コミュニケーション論(2) 医学コミュニケーション論(3) 医学コミュニケーション論(4) 医学コミュニケーション論(5) 医学コミュニケーション論(6) (新平)
(斎藤)
(細澤) (岸本)
(新平・M6 有志)
(新平・M6 有志)
基礎医学研究推進コース
(Basic Medical Sciences Program)
対象学年:
第1学年
コース主任:
担 当 教 員 :
教務委員長
鰐渕 英機(分子病理学)
、水関 健司(細胞情報学)
、金子 明(寄生虫学)
、広常 真治(細
胞機能制御学)
、中嶋 弘一(免疫制御学)
、金子 幸弘(細菌学)
、大澤 政彦(病理病態学)
、
福島 若葉(公衆衛生学)
、森田 隆(遺伝子制御学)
、石川 隆紀(法医学)
、池田 一雄(機
能細胞形態学)
、中島 裕司(器官構築形態学)
、冨田 修平(分子病態薬理学)
、システム神経
科学、環境衛生学
講義:学舎4階 小講義室1
講義実習場所:
コマ数:
15(講義 15)
コ ー ス 概 要 :
本年度より、基礎医学の各教室で行っている研究を分かりやすく説明し、その魅力を伝えるべ
く、基礎医学研究推進コースを設けた。本コースでは、オムニバス形式で、基礎医学の第一線の
研究者による最先端の内容を講義する。MD-PhD コースと並ぶ、次世代の基礎医学研究者を育成す
るためのプログラムの一環でもある。
近年、コアカリキュラムや、初期臨床研修医制度・専門医制度などの取り組みにより、卒前・
卒後ともに臨床重視の教育となっている。今や医師になるための知識は膨大であり、基礎医学の
知識も、臨床に役立つ内容に絞られつつあり、研究という視点で伝えることが難しい状況にある。
多くの学生が、臨床医となることを考えれば、臨床力の向上は当然であるが、一方で、医療を支
える医学研究も同じように重要である。根拠に基づいた医療(evidence based medicine, EBM)
が求められており、科学的視点は、基礎研究者だけでなく、日常診療に当たる医師にも期待され
ている能力である。課題を発見し、批判的に吟味し、正しい方法で解決するといった科学的視点
を養成するための医学プログラムは発展途上にあり、探究心を持つことの重要性も、コアカリキ
ュラムで述べられているものの、研究を促進するための方策面の課題は取り残された状態にあ
る。
医学研究には、大きく分けて臨床研究と基礎研究があるが、特に、基礎医学の研究者の減少は
深刻な問題となっている。日常診療における疑問(clinical question)に基づいた比較的短期
的な視点による臨床研究と、生命現象を解明することで新しい医療につなげようとする長期的な
展望をもった基礎研究は、研究の両輪であり、ともに欠かすことのできない研究である。臨床研
究や、基礎と臨床の橋渡しであるトランスレーショナル研究が主流となりつつある現在、基礎研
究者の育成が大きな課題である。特に、学年が進むにつれて、基礎医学研究に割く時間は少なく
なるため、専門課程に進む前に、基礎医学研究の重要性を理解してもらうことが重要と考え、本
コースを設けた。最先端の技術を学び、生命の神秘にも触れる貴重な機会である。次世代の医療
の担い手として、是非基礎研究にも眼を向け、その魅力を味わってほしい。
評 価 方 法 :
出席、レポート提出
講義は2/3以上を必須とする。受けた講義の中から、興味を持った講義を選び、その内容に関
するレポートを作成し、学務課に提出する。レポートの形式は指定しないが、レポートのタイト
ル、選んだ講義名とその受講日、学籍番号、氏名は必ず記入すること。ただし、講師から指定が
ある場合にはそれに従うこと。
日程、テーマ、担当教室
1
2016/10/4-4 限
発がん研究の最前線
分子病理学
2
2016/10/11-4 限
海馬体神経回路の情報処理機構
細胞情報学
3
2016/10/18-4 限
地球規模におけるマラリア根絶への挑戦
寄生虫学
4
2016/10/25-4 限
神経細胞における細胞骨格、モータータンパンク質の
制御
細胞機能制御学
5
2016/11/1-4 限
細胞外情報への応答のしくみ
免疫制御学
6
2016/11/8-4 限
感染症発症の謎に迫る
細菌学
7
2016/11/15-4 限
鼻腔リンパ腫
診断病理・病理病態学
8
2016/11/22-4 限
生体の恒常性と危機管理
システム神経科学
9
2016/11/29-4 限
疫学~ヒト集団における健康事象を解明するための
医学研究手法~
公衆衛生学
10
2016/12/6-4 限
遺伝子の恒常性と多様性
遺伝子制御学
11
2016/12/13-4 限
中枢神経系・内分泌系器官の形態学的および分子生物
学的研究-ストレス診断の客観的評価に関する包括的
検討-
法医学
12
2016/12/20-4 限
調整中
分子病態薬理学
13
2017/1/10-4 限
生活習慣病発症の危険因子の探究
環境衛生学
14
2017/1/17-4 限
肝星細胞活性化が関連する肝病態解析
機能細胞形態学
15
2017/1/24-4 限
生物の形作りを司る細胞運動とそのメカニズム
器官構築形態学
16
2017/1/31-4 限
予備日
遺伝と遺伝子コース(遺伝)
Molecular Genetics
対 象 学 年:1 年次学生
コマ数:16
コース主任:森田 隆(遺伝子制御学)
担 当 教 員:森田 隆(遺伝子制御学)、中嶋 弘一(免疫制御学)、小島 裕正(免疫制御学)
國本 浩之(免疫制御学)
講 義 場 所:学舎 4 階 小講義室 2
コ ー ス 概 要:本コースでは、生命の設計図である遺伝子の構造を理解し、生体におけるその役割を分子
レベルから、細胞、個体、さらに、進化のレベルまで理解できるよう指導する。テキスト
として、[Molecular Biology of the Cell]を用いて、その内容を分かりやすく解説し、遺
伝子に関する基本的な概念を正しく、十分理解させ、医学、生物学の分野における理解を
深めることにも貢献できるように行う。
評 価 方 法:成績評価はコース終了時に行われる筆記試験の成績と講義の出席を総合し、採点し、60%
以上の成績が必要である。
教科書・参考書
必携:Molecular Biology of The Cell (6th edition)
推奨:Genome
日程、テーマ、担当者
4月
4月
4月
5月
5月
5月
5月
6月
6月
6月
6月
7月
7月
7月
7月
7月
12 日
19 日
26 日
10 日
17 日
24 日
31 日
7日
14 日
21 日
28 日
5日
12 日
19 日
19 日
26 日
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
第 16 回
生物における遺伝子の働き
DNA の構造
DNA 複製と修復
DNA の転写
DNA の転写と DNA 結合タンパク
真核細胞の遺伝子発現制御
クロマチンの構造と転写
転写後修飾
ノンコーディング RNA
タンパクの合成と分解
遺伝子構造の解析法 1
遺伝子構造の解析法 2
遺伝子構造の解析法 3
遺伝子構造の解析法 4
ヒト遺伝医学の基礎
試験
(森田)
(森田)
(森田)
(中嶋)
(中嶋)
(中嶋)
(國本)
(國本)
(國本)
(森田)
(小島)
(小島)
(小島)
(小島)
(小島)
細胞と組織の基本構造と機能コース(組織)
Cell & tissue structure and function
対象学年:1 年次学生
コマ数:20
コース主任:池田 一雄(機能細胞形態学)
担当教員:池田 一雄、仲谷 和記、松原 勤、斎藤 千恵子(機能細胞形態学)
講義実習場所:学舎 4 階小講義室 2、組織学実習は 5 階組織実習室
コース概要:本コースは、基礎教育科目で学んだ、生物学・化学的基礎知識を土台に、正常な細胞についての
形態・微細形態・基本的な機能について学ぶ。またその多様性を理解する。さらに細胞の集団で
ある組織についての総論を学ぶ(組織学総論)。光学顕微鏡を用いた正常組織総論の実習を同時
に行う。本コースは系統別(臓器別)に展開される各論各コースの基盤として位置づけられる。
評価方法:成績評価はコース終了時(または中間)に行われる筆記試験、講義・実習の出席及び提出レポート
を総合的に評価する。合格には、総合して 60%以上の成績が必要である。なお、試験では標本画
像を見せて問う問題を含む。
教科書・参考書
推奨:1)Ross 組織学(南江堂)
2)組織学カラーアトラス(ガートナー/ハイアット)第 3 版(メディカルインターナショナル)
3)ジュンケイラ組織学(丸善株式会社)
4)標準組織学 第 4 版(医学書院)
日程、テーマ、担当者
10 月 6 日
第1回
上皮組織
(池田)
10 月 7 日
第 2・3 回
組織学実習(上皮組織)
(解剖 1)
10 月 13 日
第4回
結合組織
(仲谷)
10 月 14 日
第 5・6 回
組織学実習(結合組織)
(解剖 1)
10 月 20 日
第7回
骨格系組織
(池田)
10 月 21 日
第 8・9 回
組織学実習(骨格系組織)
(解剖 1)
10 月 27 日
第 10 回
血液
(松原)
10 月 28 日
第 11・12 回
組織学実習(血液)
(解剖 1)
11 月 4 日
第 13 回
骨格筋
(仲谷)
11 月 4 日
第 14・15 回
組織学実習(筋組織)
(解剖 1)
11 月 18 日
第 16 回
神経組織(神経細胞)
(仲谷)
11 月 18 日
第 17・18 回
組織学実習(神経組織)
(解剖 1)
1 月 13 日
第 19・20 回
試験
発生学コース(発生)
Human Embryology and Developmental Biology
対象学年:1 年次学生
担当教員:中島
コマ数:11
コース主任:中島 裕司(器官構築形態学)
裕司(器官構築形態学)
小野 勝彦(京都府立医科大学)
講義場所:学舎 4 階大講義室
コース概要:ヒトの発生は一個の受精卵からはじまり、脊椎動物に共通する基本体制を持つ胚発生と器官形成
がすすみ、変態の過程を経てヒトの特徴を備えた胎児になる。発生学のコースでは主に胚発生過
程と器官形成について学習し体と器官の基本構造を学ぶ。また代表的な先天異常の発生過程を正
常発生と比較し学習する。
評価方法:出席、小テスト、コース終了時の試験による、総合 60 点以上(100 点満点)を合格とする。
教科書・参考書:ムーア人体発生学(医歯薬出版)、ラングマン人体発生学(メディカルサイエンスインター
ナショナル)、人体発生学(南山堂)、Gilbert Developmental Biology (Sinauer)
日程、テーマ、担当者
10 月 7 日
第 1 回
脊椎動物の基本パターンと胚発生
(中島)
10 月 7 日
第 2 回
受精、着床、胚盤胞、胚葉の分化と胚発生
(中島)
10 月 14 日
第 3 回
胚膜
(中島)
10 月 14 日
第 4 回
咽頭弓と頭頚部の発生
(中島)
10 月 21 日
第 5 回
神経系の発生 1
(小野)
10 月 21 日
第 6 回
神経系の発生 2
(小野)
10 月 28 日
第 7 回
循環器系の発生
(中島)
10 月 28 日
第 8 回
消化器、呼吸器系の発生
(中島)
11 月 4 日
第 9 回
泌尿生殖器系の発生
(中島)
11 月 4 日
第 10 回
骨格、筋、四肢の発生
(中島)
11 月 18 日
第 11 回
試験
早期臨床医学入門
(1 回生から始めるプライマリケア外来診断学)
The first step of Primary Care Medicine
対 象 学 年:1年次学生
コ ー ス 主 任:板金広(いたがねファミリークリニック)
担 当 教 員:板金広(いたがねファミリークリニック)松村榮久(松村医院)嶋田一郎(嶋田クリニック)
藤岡雅司(ふじおか小児科) 大島久明(大島内科医院) 桜井隆(さくらいクリニック)
生野照子(浪速生野病院心身医療科) 佐田竜一(亀田総合病院総合内科)
講 義 場 所:学舎 4 階
小講義室 2・大講義室・看護学舎ホール(都度掲示板にて周知する)
履 修 目 的:症候診断学だけでなく、予防接種や認知症や終末期診療などを通してチーム医療や医療連携、あるいは
患者中心の医療に必要な医師の素養(リーダーシップ、人間力、プロフェッショナリズムなど)につい
ても触れる。また実際の臨床場面において必要な基礎医学(解剖学、生理学、病理学など)との関連を
示し、今後学ぶ基礎医学の重要性を理解する。
授 業 内 容:前半の授業では、夏期に行われる早期診療所実習のオリエンテーションを行う。プライマリケアの最
前線ともいえる診療所での見学実習・研修を通して、診療所医療の独自性・重要性、医師のやりがい
や醍醐味が体験できるように必要な準備知識を培う。 秋季の授業では、地域医療で必ず出会う頭痛や
風邪などの普遍的症候から診断を行う過程を疑似経験し、医師として基本的に必要な技能である①患
者の観察能力、②医療面接の基本、③臨床推論、④患者とのコミュニケーション、⑤身体診察法、⑥
鑑別診断の考え方を学ぶ。
授 業 方 法:症候学はグループ学習の形式をとることがある。予習資料の提示があるときは、各授業の前に個々で
必ず予習をすること。
予習資料、読んでいただきたい教科書(web site を含む)にいては講義日の30日前までに提示する。
グループ学習:8人程度の小グループに分かれて学習する。この学習方式では、与えられた学習テーマに対して、あら
かじめ個人学習し、課題に対してグループ内で討論し、さらにグループ間で全体討論することにより、
理解を深めて行くことを目的としている。
評 価 方 法:各講義の出席点と学期末試験の合計点で評価する。この講義では学生諸君を社会人として扱うので、
授業への遅刻、途中退室、授業中の携帯操作、飲食、私語などを認めない。
資料、教科書あるいは推薦図書:前述通り講義開始 30 日前までに学務課を通じて提示する。
講 義 予 定: 7月~1 月の木曜午後(日程詳細は掲示板にて通知する)
早期臨床実習
Early Exposure
対 象 学 年:1年次学生
日
程:8 月下旬 2 日間(オリエンテーション含め 3 日間になる病院もあり)
※6 月下旬にガイダンスを行う(全員出席)
コ ー ス 主 任:教務委員長
担 当 教 員:教務委員
実 習 場 所:本学附属病院
大阪市立総合医療センター
弘済院附属病院
東住吉森本病院
履 修 目 的:保健医療チームの一員として、将来共に働いていく看護職の役割と患者の入院環境を知る。
評 価 方 法:実習終了後レポートの提出(レポートの提出がない場合は、実習出席と認めない。)
(1)
(2)
テーマ
提出様式
「Early Exposure
に参加して」
(次の事柄を含めて書くこと。)
①
感想
②
特に勉強になった点
③
今回の経験をふまえた今後の指針
用紙サイズ
・・・
A4(縦長で使用し横書きすること)
そ
・・・
テーマ・学籍番号・氏名は最初の2~3行で記入
の
他
表紙は付けないこと
※レポートは各実習先に送付する為、PC で作成すること。
注 意 事 項
1. 白衣・名札を持参し、着用すること。
2. 病院の担当者・引率の教員の指示に従うこと。
3. 病院の規律と秩序を乱さないこと。
4. 私語を慎むこと。
5. 身だしなみは、将来医師となる者として、ふさわしいものを選ぶこと。
6. 手荷物は最小限にすること。
7. 実習中、携帯電話は持ち歩かないこと。
8. 欠席・遅刻・早退は原則として修了と認めない。
9. 実習に行く際の交通費は自己負担となる。
10. 抗体検査で陰性だった学生は、実習までに小児感染症ワクチンの接種を完了しておくこと。
早期診療所実習
対 象 学 年:1年次学生
日
程:8月~9月の夏期休業中1日
※事前にガイダンスを行う(全員出席)
コ ー ス 主 任:教務委員長
実 習 場 所:本学卒業生の先生方の診療所
履 修 目 的:医師として備えるべき基本姿勢を身につけるとともに、医師・患者関係を理解することを目標とする
学 習 方 法:各診療所の指導医に委ねる
評 価 方 法:①時間厳守 ②身だしなみ ③あいさつ を指導医に評価いただく。
学生は実習前にプレアンケート、実習終了後にポストアンケートを学務課宛提出する。
注 意 事 項
1. 実習の数日前(少なくとも5日前まで)に、診療所に電話連絡し、自己紹介した上で、実習をしていただけ
ることに対してお礼を述べる。当日の来院時刻と場所を再確認する。
2. 実習当日は来院時刻を厳守すること(基本は10分前到着)。
3. 身だしなみは、将来医師となる者として、ふさわしいものを選ぶこと。
4. 名札・白衣を持参し着用すること。
5. 指導医の指示に従うこと。
6. 診療所の規律と秩序を乱さないこと。
7. 患者の前では私語を慎むこと。
8. 実習中携帯電話は持ち歩かないこと。
9. 欠席、遅刻、早退は原則として修了と認めない。
10. 各診療所への交通費は自己負担となります。
11. 抗体検査で陰性だった学生は、実習前に小児感染症ワクチン接種を完了しておくこと。
心肺蘇生法実習
Basic Life Support training
対 象 学 年:1年次学生
日
程: 6 月 9 日(木)・6 月 16 日(木)17:00~
コ ー ス 主 任:首藤
担
4 年次学生
太一(総合医学教育学)
当:ライフサポートクラブ(LSC)、医学部教務委員
実 習 場 所:スキルスシミュレーションセンター(あべのメディックス 8 階)
履 修 目 的:目前で発生した心肺停止などの緊急事態に際して、心肺蘇生法の意義を理解して施行できる。医療行
為にかかわることで、将来医師になる自覚を萌芽(1 年次学生)・再確認(4 年次学生)させる。
さらに 1 年次学生を指導することで、4 年次学生に Teaching is Learning 効果を体感させる。これに
より医師は常に「教育者」であることを自覚させる。
評 価 方 法:実習への参加、小テスト、アンケート記入をもって修了とする。
具体的到達目標:
1.
一次救急処置の概略を説明できる。
2.
傷病者の意識の確認ができる。
3.
119番通報とAEDの要請ができる。
4.
気道の確保ができる。
5.
呼吸の確認ができる。
6.
胸骨圧迫心臓マッサージができる。
7.
AEDを使用できる。
注 意 事 項

グループ分けは別途掲示する

動きやすい服装を着用すること(女子はスカートやヒール靴を避けること)

4年次学生で Teaching に自信のない人は、最寄りの LSC メンバーに相談して、実習日までに復習し
ておくこと
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