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プロジェクト費用試算
Morphit バインダー プロジェクト費用試算 プロジェクト費用試算 科学技術システム事業部 計算科学部 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. はじめに © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. Morphit とは… とは データの処理 および 解析を行うツールです。 効率的に集計 各種データベースやCSVファイルからのデータインポートに 対応 グラフの描画 データ入力や操作のミスを極力抑えられるように なっています。 基本的に数式をセルではなく列に割り当て 計算範囲を自動で判別、手動で指定する必要はなし Morphitファイルは複数のページを束ねた形になる ためバインダーと呼んでいます。 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 3 2種類の 種類のページ Morphit には2種類のページがあります。 テーブル Morphit に特長的なページです。 以降でご紹介する機能はすべて「テーブ ル」ページで行えるものです。 データ解析のためのページ作成は基本的 に「テーブル」で行います。 シート 新規ファイルを作成したときにデフォルトで 挿入されているページです。 当該バインダーの説明などのメモとして利 用します。 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 4 Morphit画面構成 画面構成 Microsoft社のVisual Studioに似た画面構成 数式バー ツールボックス 数式セレクター 手順書パネル ページビュー インデックス ページ オーバービュー プロパティ パネル 列のメモ ページタブ © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 5 プロジェクト費用試算 プロジェクト費用試算の 費用試算の概要 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 本バインダーの バインダーの概要 社員名簿とグレード別標準単価か ら、プロジェクトの工程ごとの費用 を計算します。 細かな工程費用からプロジェクト全 体の費用までを把握できます。 各人員のプロジェクトへの貢献度(関 わった工程数)や費用面での影響 度をグラフ化します。 ⇒ 人員配置を考えるときに参考に なります。 同じデータを使ってこんな解析も 社員名簿から会社や各部のグレード 別構成人数を把握できます。 ⇒ 人員計画に役立ちます。 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 7 テーブル間 テーブル間の関係 -費用試算ー 費用試算ー 費用の試算 「費用試算」テーブルの各工程に人員を割り当てます。 所属 > グレード > 社員 の順に社員リストから選択 対象社員の単価と工数を掛けて費用を算出します。 「標準単価」テーブルからグレードをキーにして単価と標準時 間を参照 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 8 テーブル間 テーブル間の関係 -人員構成ー 人員構成ー 人員構成 「全社グレード内訳」 「社員」テーブルのデータをグレードを中心に集計 「所属毎グレード内訳」 所属毎にグレード人員を集計 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 9 マスターインデックス © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. マスターインデックスの マスターインデックスの構成 「社員」テーブル 社員名簿をCSVファイルからインポート このCSVファイルは社員情報を管理しているシステムから出 力されたものと想定 「標準単価」テーブル 人事制度に基づくグレードとその標準単価および標準 時間 人事制度や単価が見直された時には、「標準単価」テーブル を修正 人事制度の見直しなどでグレード数などが増減しても、他の テーブルを修正する必要なし © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 11 「社員」 社員」テーブル インポートウィザードによって「社員(一般).csv」ファ イルを読み込みます。 読み込みに利用した条件はQuery Tableに保存されます。 ファイルが更新された場合は、Query Tableをリフレッシュ するだけでデータを更新できます。 読み込み条件を 保存 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 12 「標準単価」 標準単価」テーブル 標準時間区分とグレード・単価を、階層構造を 持つテーブルで表現できます。 データの構造を一目で理解できます。 列の階層構造を ツリー表示 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 13 データインデックス © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. データインデックスの データインデックスの構成 「費用試算」テーブル 各開発工程に対して人員を配置 「貢献度」テーブル 「費用試算」テーブルの氏名ごとに工数と費用を集計 「社員」テーブルのデータを参照して所属、グレード、氏名をリスト化 グレードをキーにして「標準単価」テーブルから単価と標準時間を参照し、 各人の費用を算出 大項目(分類)ごとに開発内容の費用内訳をグラフ化 値の高低を赤→緑の色で表現 「グラフ-全容」テーブル 「費用試算」テーブルの分類ごとの費用内訳を円グラフで表現 「貢献度」テーブルの工数と費用をそれぞれ棒グラフとエリア チャートで表現 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 15 「費用試算」 費用試算」テーブル -人員配置ー 人員配置ー 所属列、グレード列、氏名列をDrop Down形式に変更 List Sourceに参照元を指定 =IF(ISBLANK(グレード),"",社員!氏名) 営業1部のA2に属す る氏名だけを表示 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 16 「費用試算」 費用試算」テーブル -費用計算ー 費用計算ー グレードを選択すると、隠し列の単価と標準時間にデー タが参照され、各人の費用を次式で計算 =IF(ISBLANK(工数),“”,工数*単価*標準時間) 計算式では対象の列を指定するだけ セルの範囲を指定する必要はなし テーブルの構造から自動的に計算範囲が決定 この計算式で © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 2つの費用の合 計になる 17 「費用試算」 費用試算」テーブル -グラフー 費用内訳列をChart形式に変更 ドーナツグラフのX軸として内容別費用列、Annotation(注釈) として内容列を指定 表にグラフを埋め込み可能 グラフ作成ウィザード © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 18 「貢献度」 貢献度」テーブル -氏名の 氏名の引用ー 引用ー 「費用試算」テーブルから氏名列を引用 「費用試算」テーブルで重複していた氏名が一意にな り降順にソート © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 19 「貢献度」 貢献度」テーブル -集計ー 集計ー 工数や費用を氏名ごとに集計 工数であれば次式で集計 =sum(費用試算!工数) 引用した氏名列をキーにして集計される © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 20 「貢献度」 貢献度」テーブル -色表示ー 色表示ー 工数や費用の高低を色で表現 割り当てる色の数値範囲を指定したり、使用する色を変更 できるなど、詳細な設定が可能 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 21 「グラフ-全容 グラフ 全容」 全容」テーブル 費用内訳列 円グラフのX軸として「費用試算」テーブルの分類別費用列、Annotationとして「費用 試算」テーブルの分類列を指定 貢献度列 費用: 棒グラフのX軸として「貢献度」テーブルの氏名列、Y軸として「貢献度」テーブル の費用列、Y2軸として「貢献度」テーブルの工数列を指定 工数: エリアグラフのX軸として「貢献度」テーブルの氏名列、Y軸として「貢献度」テー ブルの工数列、Annotation「貢献度」テーブルの氏名列を指定 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 22 補足: 補足: 人員構成の 人員構成の解析 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 人員構成の 人員構成の解析について 解析について 社員データの解析であるためマスターインデックスにあります。 「全社グレード内訳」テーブル 「所属毎グレード内訳」テーブル 全社を通じてグレードごとに人数を集計 所属ごとグレード別に人数を集計 「グラフ-グレード」テーブル 全社のグレード別人数を棒グラフで表現 各所属のグレード別人数を棒グラフで表現 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 24 「全社グレード 全社グレード内訳 グレード内訳」 内訳」テーブル グレード列 「社員」テーブルからグレード列を引用 順位列 グラフを描くときにグレードを階級順に並べるための中間列(非表示) 氏名列 グレードに属する社員 “グレード別に集計を行いたい”というときには集計したいテーブルの着目する列を新規テーブルへ引用 ⇒ 値が一意になり昇順でソートされる 順位列を「標準単価」テーブルから参照するために、「標準単価」テーブルのグレード列にもリンク グレードには複数の社員が属するためグループ列を挿入して階層化 「社員」テーブルから氏名列を引用 人数列 グレードごとの社員数を集計 =COUNTA(氏名) © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 25 「所属毎グレード 所属毎グレード内訳 グレード内訳」 内訳」テーブル 所属列 グレード列 グラフを描くときにグレードを階級順に並 べるための中間列(非表示) 社員列 所属には複数のグレードが属するためグ ループ列を挿入して階層化 「社員」テーブルのグレード列を引用 順位列を「標準単価」テーブルから参照 するために、「標準単価」テーブルのグ レード列にもリンク 順位列 「社員」テーブルから所属列を引用 グレードには複数の社員が属するためグ ループ列を挿入して階層化 「社員」テーブルから氏名列を引用 人数列 各所属のグレードごとの社員数を集計 =COUNTA(氏名) © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 26 「グラフ-グレード グラフ グレード」 グレード」テーブル 全社列 「全社グレード内訳」テーブルをグラフ化 X軸に順位(グレードの階級順)、Y軸に人数 所属グループ列 所属列 「所属毎グレード内 訳」テーブルの所属 列を引用 「所属毎グレード内訳」 テーブルをグラフ化 X軸に順位、Y軸に人 数 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 27 テンプレートとして テンプレートとして利用 として利用するために 利用するために © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 手順書の 手順書の挿入 誰もが簡単にテンプレートを利用できるよう、テンプレー トの手順書を添えることができます。 利用者は手順書に従っ て操作を行うだけ 編集ページを開いたり、 Query Tableの更新 を行う操作を設定 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 29 無用な 無用な変更を 変更を避けるために デザインモードをOFFにすると、バインダーを編集する ためのメニューが表示されなくなります。 デザイン モード ツールボックス、数式セレクター、ページオーバービュー、プロパティパネルが非表示に © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 30 テンプレートとしての テンプレートとしての利用 としての利用: 利用: 条件が 条件が変わったとき © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 職場の 職場の環境が 環境が変化しても 変化しても利用可能 しても利用可能 社員の異動や昇進、組織改正 手順書の「名簿の更新」ボタンを押すだけで社員名簿が更新 人事制度、単価、標準時間の変更 社員名簿を更新 「標準単価」テーブルを修正 「標準単価」 テーブル 「全社グレード内訳」 テーブル © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 修正 自動追加 32 開発工程が 開発工程が変化しても 変化しても利用可能 しても利用可能 「費用試算」テーブルを修正 例) 外部設計に内容を追加 詳細グループ列に 行を追加 列の設定とテーブルの構造 から、自動計算、自動描画 担当者と工数を入 力 © 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved. 33