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国営明石海峡公園の整備・管理について
【地域事業の紹介】 国営明石海峡公園の整備・管理について 国土交通省近畿地方整備局国営明石海峡公園事務所 辻 本 慎太郎 所長 第626回建設技術講習会 H28.10.20 国営明石海峡公園の整備・管理について 国土交通省近畿地方整備局 国営明石海峡公園事務所 辻本 慎太郎 1 都市公園制度 国の営造物公園 国民公園(=皇居外苑、新宿御苑、京都御苑)・・・環境省設置法 都市公園(=国営公園) 営造物公園 地方公共団体の 営造物公園 公 園 地域制公園 都市公園 都市公園法 その他の公園(=特定地区公園など)〔社会資本整備重点計画法施行令第2条〕 ・・・国立公園、国定公園、都道府県立自然公園 自然公園法 営造物公園 ・・・ 国又は地方公共団体が一定区域内の土地の権原を取得し、目的に応じた公園の形態を創り出し 一般に公開する営造物である。 地域制公園 ・・・ 国又は地方公共団体が一定区域内の土地の権原に関係なく、その区域を公園として指定し土地 の利用の制限や一定の行為の規制等によって自然景観を保全することを主な目的とするもの。 【都市公園法(昭和三十一年四月二十日法律第七十九号)】 第二条 この法律において「都市公園」とは、次に掲げる公園又は緑地で、その設置者である地方公共団体又は国が当該公園又は緑地 に設ける公園施設を含むものとする。 一 都市計画施設(都市計画法 (昭和四十三年法律第百号)第四条第六項 に規定する都市計画施設をいう。次号において同 じ。)である公園又は緑地で地方公共団体が設置するもの及び地方公共団体が同条第二項に規定する都市計画区域内において設 置する公園又は緑地 二 次に掲げる公園又は緑地で国が設置するもの イ 一の都府県の区域を超えるような広域の見地から設置する都市計画施設である公園又は緑地(ロに該当するものを除く。) ロ 国家的な記念事業として、又は我が国固有の優れた文化的資産の保存及び活用を図るため閣議の決定を経て設置する都市計 画施設である公園又は緑地 国営公園制度 国営公園にはイ号、ロ号の2種類がある。 (都市公園法第2条第1項第2号) イ 一の都府県の区域を超えるような広域の見地から設置 する都市計画施設である公園又は緑地 ロ 国家的な記念事業として、又は我が国固有の優れた文化 的資産の保存及び活用を図るため閣議の決定を経て設置 する都市計画施設である公園又は緑地 イ号国営公園 (12公園) 国営滝野すずらん 丘陵公園 国営越後丘陵公園 国営沖縄記念公園 国営アルプスあづみの公園 淀川河川公園 ロ号国営公園 ( 5公園) 国営みちのく杜の 湖畔公園 国営ひたち海浜公園 国営武蔵丘陵森林公園 国営東京臨海広域防災公園 国営備北丘陵公園 国営海の中道海浜公園 国営吉野ケ里歴史公園 近畿管内には、イ号公園2箇所、ロ号公園1箇所 が設置されている。 国営昭和記念公園 国営木曽三川公園 国営飛鳥・平城宮跡歴史公園 国営明石海峡公園 国営讃岐まんのう公園 3 国営明石海峡公園の概要 国営明石海峡公園は、明石海峡大橋を中心とした周辺地域の広域レクリエーションに対応するため 設置された、「淡路地区(兵庫県淡路市)」と「神戸地区(神戸市北区、西区)」の2地区からなる、全体 面積330haのイ号国営公園。 □淡路地区(兵庫県淡路市) 計画面積 96.1ha 開園面積 40.4ha H6.12 都市計画決定 H14.3 第Ⅰ期開園 □神戸地区(神戸市北区、西区) 計画面積 233.9ha 開園面積 41.3ha H9.2都市計画決定 H28.5.28 第Ⅰ期開園 □位置 両地区とも神戸の中心地三宮駅から約20km、 阪神高速、明石海峡大橋利用で約30分 広域位置図 4 両地区の概要 淡路地区 文化・交流ゾーン 神戸地区 棚田ゾーン <淡路地区> <神戸地区>H28.5.28 第Ⅰ期開園 ○国際的でリゾート感溢れる「海辺の園遊空間」 ○約100haの大規模な土取り跡地の自然回復 ○四季折々の花修景(多品種、立体的な修景) ○周辺施設(淡路夢舞台等)と連携した整備 ○防災公園(広域防災拠点)として大規模災害 発生時に応急対策活動の拠点等として活用 ○年間入園者数53万人(H26) ○大都市近郊における「里地里山文化公園」 ○地域の歴史・文化を含めた里山環境の再生、 継承 ○自然との共生を中心とした日本人の伝統的な 自然観の発信 ○誰もが利用できる都市公園において、里山を 動態として保全、継承するモデルを目指す 国営明石海峡公園の基本テーマ、基本方針 基本テーマ 『自然と人との共生、人と人との交流』 □環境・人に関する方針 ① ② ③ ④ ⑤ 計画・整備・管理各段階で、環境保全への配慮を行う。 国土建設分野の環境建設技術のモデルとなる公園。 環境に対する理解を深める場となる公園。 高齢化社会・高福祉社会に対応した公園。 新たなライフスタイルを提案する公園。 □利用等に関する方針 ① ② ③ ④ ⑤ 優れた山や海の自然環境のもとでの自然との多様なふれあいの場。 豊かな自然の中での家族や異世代さらに世界の人々との多様な交流の場。 幅広い交流を通じて日本文化の継承・新しい文化の創造・発信の場。 滞在型レクリエーション拠点の創出の場。 周辺地域と一体となった広域レクリエーションゾーン形成の拠点となる場。 □ランドスケープデザインに関する方針 ① 地域の自然や文化を活かし継承する、ランドスケープデザインの実施。 ② 既存の優れたデザイン技術とともに、環境共生や景観シミュレーション等の新しい技術も活用 したデザインの実施。 ③ 基本計画におけるトータルデザインの継承のための措置を構じる。 6 淡路地区の整備方針 □淡路地区 淡路地区は、国際的な交流の場としての環境、リゾート環境の中で、周辺との役割分担を 図りながら、大規模な土取り跡地の自然を回復し、新たな園遊空間の創出を図ることを基本 とする。 ① 自然回復と望ましい環境形成を目指す。 ② 「花」「海」「島」を活かしたランドスケープと園遊空間の場づくりを図る。 ③ 21世紀の快適な都市づくりとライフスタイルに、新たな提案を行う。 ④ 周辺との連携で核となる整備を図る。 平成5年 ・昭和38年~平成6年まで採取 ・土砂採取量 1億㎥ 平成15年 平成12年、ジャパンフローラ2000の主会場として お目見え。その後、管理施設等を追加整備し、 平成14年に国営公園として開園。 7 周辺施設との連携 県立淡路島公園(兵庫県) 神戸淡路鳴門道(高速道路会社) ハイウェイオアシス (高速道路会社) 病院(民間) 夢舞台温室(兵庫県) [運営:民間] 企業等分譲地(淡路市) ホテル(民間) 淡路夢舞台国際会議場(兵庫県) [運営:民間] 交流の翼港(兵庫県) [運営:民間] 淡路地区 ゾーニング、計画図 ◇展望ゾーン (未整備) 国営公園、国際公園都市の背景として斜面緑地を整備保全。明石海峡大橋、 大阪湾を一望できる展望の場とする。 ◇文化交流ゾーン 瀬戸内海、淡路島の自然・歴史・文化を基調に、国際交流にふさわしい園遊空 間を整備する。 ◇海岸ゾーン 海岸レクリエーション利用の場となるとともに、海の玄関口として港湾施設との 連携利用を図る。 9 淡路地区 花修景 平成26年4月4日 平成26年4月14日 平成26年4月23日 平成26年5月5日 平成26年4月4日~5月1日までの淡路地区(大地の虹)の定点写真 淡路地区 大規模イベント開催 大型イベントの会場として積極的に利活用することで、 地域の活性化、交流促進。 淡路夏まつり (毎年7月) 実行委員会構成員: 淡路市、淡路市商工会、淡路島観光協会ほか 地元関係機関、管理センター、公園事務所 H28は過去最多の49,905人が来園 第11回淡路夏まつり FREEDOM aozora 淡路島(野外音楽フェス) (毎年7~8月に1日又は2日間開催) キョードー関西の持込みイベント 1日あたり7~8千人の若者層が来園 FREEDOM aozora 淡路島2016 淡路花博2015花みどりフェア <開催概要> ◇主催 位置図 淡路花博15周年記念事業実行委員会 会長:兵庫県知事、委員長:(一財)淡路島くにうみ協会理事長 委員:76名(近畿地方整備局長、淡路島内の市長や関係団体等) ◇期間 ◇会場 国営明石海峡公園 (淡路地区) 平成27年3月21日(祝)~5月31日(日)(72日間) 淡路会場、洲本会場、南あわじ会場ほか 島内観光施設等 ◇入場者数 約359万人(目標300万人) うち淡路会場は107万人(目標100万人) ◇国営公園における主な花修景 4月上旬~ チューリップ300品種60万球 5月上旬~ ダイアンサス100品種 など 【チューリップ】 【ダイアンサス】 ◇渋滞対策 近畿地整、本四高速、花博実行委員会事務局 と連絡体制を構築し対策を実施 (国営公園駐車場補充、国道28号沿い誘導看 板増設、淡路IC料金所の最大数開放等) 最多来場者数5.3万人を記録した日(5/5)も、国 道上、駐車場付近で大きな渋滞は発生せず。 淡路地区の利用状況 ○利用者数は増加傾向にあり、年間利用者 50万人を超える公園に成長 ○広域的に誘致を行い、約4割の利用者が 県外から利用 淡路地区における来園者の住所 淡路島内 兵庫県内 大阪府 徳島県 その他近畿 その他地域 県外からの来園:年間38% (H23~H26平均) (大規模な花修景が楽しめる春の休日には、 58%が県外から(H26)) 国営明石海峡公園淡路地区の整備効果 ~環境、観光、防災 ○土取り場跡地を緑化したことで、北淡路の環境回復に貢献。 ○淡路島観光の重要なスポットとして定着している。 ○広域防災拠点に指定され、災害時は自衛隊や消防の活動拠点となる。 地域の環境向上 整備前は大阪湾のベイエリア埋め立て用土取り場であり、 当公園等の整備により地域の緑が回復された。 整備前(平成6年) 観光振興拠点の形成 淡路島内の観光の一大拠点となっている。淡路花博2015花 みどりフェアのメイン会場であり、淡路市夏祭り、野外フェスな どの大型イベント会場としても活用されている。 整備後(平成12年) 広域の防災機能向上への貢献 広域防災拠点として指定されてお り、自衛隊や消防の物資の集積、 臨時ヘリポート、部隊の露営地等と して活用拠点となる。 2015年3月には自衛隊と「災害時等 の国営公園の占用に関する協定」 を結び、より円滑に運用がなされる ことになった。 年間を通して質の高い花修景を維持 多数のガイドブックで紹介 ヘリコプター離発着訓練 (H27.3.17) 第11回淡路市夏祭りでは 約5万人が来園(H28.7.24) 国営明石海峡公園淡路地区の整備効果 ~教育、福祉 ○土取り場跡地を緑化したことに関する環境学習体験の活動拠点 ○小学生等を対象とした環境学習の拠点 ○高齢者、障がい者等を対象とした健康・医療の活動拠点 教育・研究の活動拠点 淡路市内の小学生を対象とした環境学習体験を実施 (平成27年度:3回実施、233名参加) カーネーションの植栽体験 ボランティアガイドによる説明 来園者向け環境学習ツアーを実施 (平成27年度:2回実施、40名参加) 土取り跡地についての解説 緑花文化士による解説 健康・医療の活動拠点 園芸療法プログラムを実施 (淡路景観園芸学校と連携 平成27年度:3回実施、のべ29名参加(残り2回)) ハーブを使って五感を刺激 園内散策 園芸福祉の実施 (海峡フレンズと連携 平成27年度:7回実施、のべ164名参加(残り3回)) レイズドベッドを使った植栽体験 フラワーアレンジメント作り (平成28年1月時点) 神戸地区の整備方針 □ 神戸地区 神戸地区は、都市部に近接しているにもかかわらず、農業空間として維持されてきた 豊かな里地里山が大規模な範囲で残されている。この土地の歴史・文化を含めた自然 環境を保全し、自然との共生を中心とした伝統的な自然観を継承することによって、 いのちの賑わいが豊かな「里地里山文化公園」を目指すことを基本とする。 ① 歴史・文化を含めたこの土地の里地里山の景観を、新たな技術を導入しながら再生 し、継承していくことを目指す。 ② 国際都市神戸に位置することから、自然と人との共生という伝統的な日本人の自然 観を海外の人々にも発信することを目指す。 ③ 誰もが利用できる都市公園というレクリエーションの場を活用して、里地里山文化を 体感できるとともに、大規模な里地里山を「動態」として保全し、これを継承していく際の モデルとなる公園づくりを目指す。 ④ 環境保全と豊かな暮らしを同時に求める、持続可能な新しいライフスタイルの提案を 目指す。 16 神戸地区 ゾーニング計画 第Ⅰ期開園区域 全体計画面積233.9haのうち、拠点施設が 集積する棚田ゾーンを中心とする41.3haを 第Ⅰ期開園 ゾーン名 概要 棚田ゾーン 棚田、畑やため池、樹林、草地、茅葺き民家からなる 里地里山景観を保全・創出するとともに、農耕や樹林等の管理を 公園利用に取り込み、里山の生活技術や歴史文化を継承するゾーン 水と緑のゾーン 木見川や谷地田等を活かしながら、周辺との生物多様性 のネットワークを形成するゾーン 自然保全ゾーン 里山林としての利用との バランスを保ちながら、 多様な生きものの生息環境を保全するゾーン 森のゾーン 明るい林地の風景を創出するとともに、子どもの遊びなどの活動や 自然環境学習を 行うゾーン 17 神戸地区 棚田ゾーン 第Ⅰ期開園区域 神戸地区の特徴 ~里山環境の再生、継承 神戸地区の特徴① ▶地域の歴史・文化を含めた里山環境の再生、継承 農地・里山林の復元 当地では、古く中世から耕作が行われ、昭和30年代には農耕地や萌芽林が形成されて いたと見られるが、近年は放置され、ネザサ、外来種、ツル植物等の繁茂する荒れた状 態。公園整備において、里地里山の典型的な景観を再生。 2002年 8月 2014年12月 耕作楽園地区 地域の特徴的な景観の再生 地域の特徴である急勾配の畔を持つ農地の景観を、現代の技術を使って再現 施工前 施工後 のりめん 急な法面 (約40度) 工事の様子 補強材 (田・畑) 神戸地区の特徴 ~茅葺き民家 神戸地区の特徴① ▶地域の歴史・文化を含めた里山環境の再生、継承 茅葺き民家の移築・整備 伝統的な農村集落からなる里山景観を創出するため、茅葺き民家5棟を整備。 うち3棟は周辺地区からの移築であり、当時の木材をできるだけ活用。 休憩所や地域の伝統芸能が催される舞台として利用。 でんご 農村舞台(新築) かつて北区にあった農村歌舞伎舞台の 造りを踏まえて設計。直径8mの回り舞 台や花道を備えている。 伝庫の家 北区山田町原野にあった古民家 を移築。典型的な中規模農家の 家屋であり、17世紀中期の建築 とされる。 しらべし 白拍子の家 北区山田町坂本にあった古民 家を移築。庄屋であった2列6 室の大規模な家で、19世紀前 期の建築とされる。 神戸地区の特徴 ~伝統的自然観を意識した体験プログラム 特徴② ▶自然との共生を中心とした伝統的な自然観の継承 二十四節気七十二候 七十二候で表現される、花の 開花や虫や鳥の出現などの 自然の変化を感じながら、田 植えや稲刈り体験など里地 里山の生活・文化の体験と情 報発信を実施。 二十四の節気ごとに、収穫・ 体験・自然観察などの多様な メニューを取り上げたプログラ ムを提供。 観察 七十二候に現れ、 園内で観察できる 動植物など 収穫 園内で栽培・収穫 する農作物 七十二候と収穫と里地里山作業を組み合わせた 体験プログラム(案) 資料:日本の七十二候を楽しむ(東邦出版)を基に作成 里山を体験する各種プログラムの提供 <里山体験メニュー> 来園者に水田・畑等で里山管理の作業を手伝っていただき、そのお礼として収穫物等を味わい又は持 ち帰っていただくというセットを用意。(園内受付・無料) あぜの草引き トウモロコシの収穫 一部は古民家のかまどで調理し、その場で味わう <里山学習プログラム> 季節ごとの公園の魅力を引きだし活用しながら、里山に関して知ることのできるプログラムを用意。 (週末等不定期・事前予約制・無料又は実費相当の参加費) 水辺の生きもの観察会 田んぼのかかし作り 園内の竹で竹細工 探鳥会 神戸地区の特徴 ~市民参画 特徴③ ▶地域の特性を活かしたきめ細かいサービスを提供 四季折々のイベント 市民団体との連携 整備段階から参画している市民団体ととも に、地域の特性を活かしたイベントの実施や 各種プログラムの提供を実施。 季節の移り変わりに応じたイベントを展開。 田植えまつり(6月) やまももまつり (8月) 木工クラフト教室 柿狩り体験 干し柿作り とんど焼き(1月) 自然観察会 里山まつり(10月) 神戸地区内で活動する市民団体 (H28.4現在) 会員 人数 神戸地区で の活動開始 時期 野草 25 H13 野草の保全・育成・環境整備・修景、野草見本園づくり、野草観察会 炭焼き 22 H13 樹林管理、竹林管理、炭焼き、炭焼き窯の補修 32 H14 知的障がい者による竹林管理、山野草苗の育成、音楽演奏 希少動植物保全 53 H15 希少植物の調査・希少水生生物の調査・生育環境整備、観察会 <NPO> 茅葺き 14 H16 草地(茅場)管理、茅保管、古民家啓発イベント きのこ 64 H16 キノコの調査・栽培、観察コース整備、観察資料作成・情報発信等 ビオトープ 13 H16 水田耕作(水田ビオトープ)、自然・歴史ワークショップ ため池・湿地生きもの 10 H17 ため池の生物調査・保全、外来種調査、生きもの観察会 12 H18 水田・畑地耕作、作物加工品づくり、耕作イベント 環境・里山づくり 22 H18 竹林管理、竹林管理・竹細工イベント 子どもの社会体験、自然体験 12 H19 水田・畑地耕作、耕作体験イベント <大学> 里山 14 H20 水田耕作、教育機関を対象としたワークショップ <大学> 里山 7 H21 水田耕作、農作物の活用・加工・研究、耕作イベント・校外授業 8 H21 野鳥生息調査、野鳥観察会 H22 樹林共同管理、耕作共同管理、大型イベントにおける企画調整 各団体のテーマ <NPO> 障がい者支援 <NPO>シニア生きがい社会貢献 野鳥 あいな里山参画団体運営協議会(全体調整) 主な活動概要 神戸地区の特徴 ~周辺施設との連携 地域との連携 隣接する「しあわせの村」や「キーナ の森」(いずれも神戸市の施設)と、 それぞれの特色を生かしたソフト連 携を進めていく。 里山の生物多様性の保全と 環境学習の場 里山の暮らし(生活・ 文化)、農体験の場 しあわせの村(神戸市) 福祉施設をはじめ、運動広場、芝生広場、キャンプ場な ど、多種類の屋外スポーツ施設、レクリエーション施設、宿 泊施設、温泉施設などを備えた「総合福祉ゾーン」 馬事公苑 温泉施設 こどもからおとなまで、お年寄りも障がいのある人も 誰もが楽しめる総合福祉ゾーン オートキャンプ場 ユニバーサルデザイン教室 <参考> 平成28年5月国土交通省都市局公園緑地・景観課公表