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2005.7.10 現在 1 1 2 , 5 6 0 ホームページ 第 2 6 回 演 奏 会 若里市民
2005.7.10 現在 ホームページ 1 1 2 , 5 6 0 不 定 期 刊 タ ム ・ ア ム ・ ラ 新 聞 第2 6号 ’0 5 . 7 . 1 7 (日) 第26回演奏会 2 0 0 6 . 1 . 2 9 (日 ) 若里市民文化ホール ■グリーティング トゥー ヘルマン(ブロードマン作曲) 第1回演奏会の第1曲目に演奏した記念すべき曲です。3人 の奏者がトムトムを2個づつ受け持ち、あと一人が大太鼓と かなり苦労していただいたようでした。第12回に演奏しま した。 ■ヴァイオリンと打楽器のための協奏曲(ハリソン作曲) ! ! タム・アム・ラ パーカッショングループの演奏会は今日で25回を数えました。これまでに演奏した曲数は150をゆう に超え200曲に迫っています。そこで今回はそれらの中から、私が特に印象に残っている曲、また演奏してみたい曲を独 断と偏見で選んでみました。(倉崎) ヴァイオリンの加藤晃さんをお迎えし、プロの演奏家と始 いうとてもシンプルな編成で、小気味良いテンポとジャズっ ぽい雰囲気のある曲です。技術的にそれほど難しい曲ではな いのですが、アンサンブルをやりなれていなかった当時は、 何十回も練習しました。第21回にタム・アム・ラの新たな スタートという意味で再演しました。 濯たらい、鉄パイプなどを多用した編成で、ヴァイオリンの 美しい音色との対比がとても面白い曲です。お客様は曲が終 わったことがわからなかったのでしょう、なかなか拍手が起 きなかったのでヒヤヒヤしました。第15回に演奏しました。 ! ! ■黒い典礼 (荻久保和明 作曲) めて共演した曲です。打楽器はハリソンお得意の空き缶や洗 タム・アム・ラが初めて演奏した日本人の作品で、演奏時間 ■イオニザシオン(E.ヴァレーズ作曲) 1931年、クラッシック音楽界に打楽器アンサンブルと が20分を超える大曲です。鍵盤系の打楽器を全く使わずに 太鼓系の楽器だけを使いますが、メロディが浮かびあがって きます。最後はティンパニの上に置いたりんを鳴らして静か に静かに終わります。タム・アム・ラは初期の頃、なにか怪 しい曲を演奏する団体だと言われましたが、この曲でそのイ メージが付いたように思います。第3回と第10回で演奏し ました。 アニスト1名を含む)を必要とする曲で、タム・アム・ラが 演奏した中では最多人数になりました。楽器の数も41種類 と多く、準備に大変手間が掛かる割りに、ほんの数分で終 わってしまい、私は少し物足りなさを感じましたが是非もう 一度やりたい曲です。第16回に演奏しました。 ■人形の家物語 (I.マルタ作曲) ! ! ■オリンピック カデンツ (J.ワナメーカー作曲) いうジャンルを確立させた歴史的作品。13人の演奏者(ピ ハンガリーの打楽器グループ「アマディンダ」のために作 長野オリンピックを控えて各地でいろいろなイベントが盛ん に行われていた頃、私たちもそういったものに多数参加しま した。もちろんオリンピック本番中も選手村内で演奏するな ど活動しました。そんな時期によく演奏していた曲です。短 いですが躍動感のある楽しい曲で、私はオリンピックと聞く とこれを思い出します。第4回に演奏しました。 ときに偶然この曲を聴いてからファンになり、是非演奏した いと思っていました。タイゴングがいくつも必要なのですが 長野では借りられる店がありません。東京の専門店まで演奏 会の前日に車で借りに行き、翌日また車で返しに行きました。 レンタル料と高速料金とでとてもお金の掛かった曲でした。 ! ! ■ケチャ 6人の打楽器奏者のための (西村朗 作曲) られた曲です。アマディンダがなぜか戸倉で演奏会を開いた バリ島の民族芸能、ケチャダンスのリズムパターンを使って、 全くべつなケチャを作り出してあります。ケチャのリズムは 第19回に演奏しました ■マリンバ スピリチュアル(三木稔 作曲) 打楽器奏者の福島優美さんをソリストに迎え、初めてプロ 4人の奏者がそれぞれボンゴとコンガを使って演奏し、その 上にティンパニーとチャイムがエキゾチックなメロディを奏 でます。ケチャの4人がぴったりかみ合ったときには、背筋 がぞくっとするような快感を得ました。何度も演奏しました がまたやりたい曲です。第5回と第10回に演奏しました。 ■プレスト リトミコⅡ (小平光一 作曲) ですが、このとき私は降り番でしたから客席から演奏を聴い ていました。福島さんのマリンバがすばらしくて、つい拍手 に夢中になり花束を渡すのを忘れてしまいました。次にやる ときには打楽器のひとりに入りたいと思います。第21回に 演奏しました。 まだまだ紹介したい曲はたくさんありますが、紙面の都合で ! 私たちが初めてピアニストと共演した曲で、3人のマリンバ の打楽器奏者と共演しました。マリンバの他に打楽器は3人 が示すとおり非常にテンポの速い曲を、4本マレットのマリ ンバで大変苦労しました。ピアニストも普段やらない音楽で、 書ききれません。またの機会にしたいと思います。皆さんから も、また聴きたい曲などのリクエストをお待ちしております。 ! と2人の打楽器という組み合わせです。タイトルのプレスト