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平成28年度環境生命科学科リスト(PDF:45KB)
氏名 坂田 昌弘 (教授) 桑原 厚和 (教授) 下位 香代 子 (教授) 小林 亨 (教授) 谷 晃 (教授) 伊吹 裕子 (教授) 研究室 講義タイトル 講義内容 水の不思議さ、大切さ 水には非常に不思議な性質があり、この水のおかげで地球上に生命 が誕生し、温暖な気候が維持されていること等について説明します。 講義番号 E01 かつての公害問題の主役であった重金属による環境汚染の現状につ いて、中国大陸からの越境汚染問題(PM2.5)を中心に説明します。 E02 消化管存在する化学物質受容体の生理作用と生体のエネルギーバラ ンスの関係について講義します。 E03 自律神経系の1つである腸管神経系の働きと生体の恒常性について 講義します。 E04 夜間に光をあびると私たちのからだはどうなるか、「体内時計」と「スト レス」の視点から考えます。 E05 科学技術の進展をふりかえりながら、今までに創り出された種々の化 学物質とそれらがもたらした自然環境、ヒトの健康への影響について 考えます。 E06 脊椎動物で2番目に発見された 有性生殖を可能とさせる雌雄性の成り立ちのメカニズム(進化を含む) 性決定遺伝子から分かったこと をメダカの性決定遺伝子Dmyの同定までの道のりと明らかとなった機 能の点から解説します。 生態発生遺伝学 – Dmy 発見物語 – E07 生物多様性をもたらす環境要因 環境要因の発生現象(からだ作り)に及ぼす影響について表現型の多 – 色や形が異なっても同一種 – 様性(正常、異常)をもたらすメカニズムについて解説します。 E08 野菜工場の現状と工場産野菜 の安全性 E09 水質・土壌環境 環境生理学 生体機能学 古くて新しい環境問題 -重金属による環境汚染- ーえっ、おなかに味覚細胞-“知 られざる消化管の監視システ ム” おなかの中にある第2の脳― “第3の自律神経系 腸管神経 の働き” 24時間型社会における光環境 とストレス 科学技術の進展と環境 植物環境 現在注目されている、野菜を工場的に生産する植物工場の現状と、そ こで生産される野菜の安全性について解説します。 気象予報士の環境科学講座― 気象予報士でもある講演者が、静岡の地形と気象の関係、温暖化に 温暖化により森林の二酸化炭素 よる森林の二酸化炭素吸収能力の変化について説明します。また、 吸収能力はどう変わるか?― 気象予報士の仕事や資格試験について簡単に紹介します。 E10 日に焼けると皮がむけるのはな 日焼けをした後皮が剥けるのは、紫外線により傷ついた皮膚細胞が ぜ?-紫外線から身を守る精巧 自ら死ぬことで私たちの体を守ろうとしているから。その精密に制御さ れた機構とその制御が崩れた時の危険性についてお話します。 光環境生命科学 なプログラム E11 放射性物質と食品の安全性に ついて 福島原発事故後、放射性物質による食品の汚染が問題になりました。 食品摂取による放射線被曝についての考え方を講義します。 E12 2014年4月開設 食品栄養科学部 環境生命科学科 近年高齢化が進行し、人々の健康意識が高まる中で健康の維持・増進を図るためには、人々が摂取する食品や水の安全性が重要な課 題となっています。安全・安心な食品や水の確保には、環境(大気・水・土壌)を清浄に保つことが必要不可欠です。一方、地球規模での気 候変動や環境汚染の問題は、農水産物等の食料生産とも直接関わり、将来にわたって持続可能な社会を実現する上で解決していかなくて はなりません。このような「環境・食・健康」をキーワードとする様々な問題は、現在わが国のみならず世界において大きな関心が持たれてい ます。そこで、食品栄養科学部では、食と健康に密接に関わりのある環境分野の知識を併せ持つ人材を養成するため、2014年4月に環境 生命科学科を設置しました。本学科の教員が県内の高校に出張して、下記の講義を行います。 氏名 研究室 雨谷 敬史 (准教授) 大気環境 牧野 正和 (准教授) 谷 幸則 (准教授) 講義タイトル 講義内容 環境中のPM2.5について PM2.5の発生源、健康影響などについて最新の知見を紹介します。 E13 地球温暖化研究の現状 地球温暖化説は今どうなっているのかについて紹介します。 E14 殺虫剤は何故効くのか? 昆虫にスプレー式殺虫剤を噴射すると身動きが取れなくなる。この理 由を神経伝達の仕組みと併せて説明します。 E15 果実と残留農薬(副題:ウシの 角とシカの角とサイの角) リンゴと柿では食べている部分が厳密には異なる。果実の分類と農薬 の残留性を過去の事例と併せて説明します。 E16 レアメタル資源問題と微生物に 微生物の力を利用した低エネルギー型レアメタルのリサイクルの可能 性について講義します。 よるリサイクル E17 湖沼の堆積物レコードから読み バイカル湖や浜名湖などから採取した堆積物から環境の変化を読み 取る研究を紹介します。 取る環境の変化 E18 物性化学 環境微生物学 医薬品などの有用物質をつくる微生物が、土などの自然環境から多く 発見されています。これら微生物を改良し、最適な環境で育て、その 能力を最大限に引き伸ばす発酵工学についてお話しします。 化石資源から様々な物質を生産している現在のオイルリファイナリー バイオリファイナリー入門 社会の転換を目指し、再生可能資源から様々な物質を生産するバイ オ(マス)リファイナリーについてお話しします。 マララチョウはなぜ鳥にたべられ アレロパシーとは生物が持っている化学物質による生物個体間の攻 撃、防御、協同現象、そのほかの情報伝達に関する相互作用の事で ないのか? す。 基準値やリスク本来の意味を、健康や食品を通じて感じてもらいま 安全と危険を考える す。また、アクティブ・ラーニングを通じたリスク教育プログラム開発に ~基準値とリスク~ ついても紹介します。 微生物によるものづくり 原 清敬 (准教授) 環境工学 藁科 力 (助教) 生態化学 内藤 博敬 (助教) 環境微生物学 アジアの畜産・水産養殖から食 東南アジアのエビ養殖、モンゴルの牧畜における環境問題の現状を と環境を考える ~海外研究の 通じて、輸入農水産物の安全性や環境保全について紹介します。 勧め~ 斎藤貴江子 茶学総合研究セ お茶とミツバチ ンター (助教) 大気環境 E19 E20 E21 E22 E23 静岡の特産物のお茶とミツバチの生態から環境・食・健康について語 ります。 E24 下水処理場の役割としくみ 下水道と浄化槽の違いなどについて解説します。 E25 バイオマスエネルギー バイオマスエネルギー利用の現状と課題について解説します。 E26 関川 貴寛 環境工学 (助教) 三宅 祐一 (助教) 講義番号 微量有害化学物質の環境動態 ゴミ焼却に伴い排出される物質を例に、環境中での動きを予測する方 法(シミュレーション技術)を紹介し、その排出量を削減できる技術につ と削減対策技術 いても紹介します。 E27 化学物質の曝露量と健康へのリ 日々、非常に多くの化学物質に曝(さら)されています。これら化学物質 の曝露量と健康リスクとの関係についてお話しします。 スク E28