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カーボンナノファイバーシート製造技術
電 気 ・ 電 子 ・ 通 信 機 械 カーボンナノファイバーシート製造技術 [シーズ提供元:東洋紡株式会社] 活用企業イメージ ・カーボンナノファイバーシート製造販売会社 → 触媒性能、吸脱着性能が高いカーボンシートの製造、販売 ・フィルターを部材として含む商品の製造販売会社 → カーボンシートを利用した各種商品の製造、販売 ・燃料電池用電極、化学製品等製造販売会社 → カーボンシートを触媒担体等に応用した製品開発等 建 設 ・ 建 築 ・ 土 木 技術内容 ・吸脱着剤や燃料電池電極の触媒担体として使用されるカーボンナノファイ バーシートの製造方法 ・活性炭素繊維前駆体の原料を荷電紡糸によりナノファイバーシートを形成 した後に、炭化・賦活して製造する。 食 品 ・ 医 療 ・ バ イ オ ・ 環 境 技術の特徴 ・ポリアクリロニトリル系、ピッチ系、セルロース系、フェノール系等の各 種活性炭素繊維前駆体を使用でき、従来の粒状活性炭、活性炭ペーパーと比 較して、高い触媒性能、吸脱着性能が得られる。 ・ナノファイバーシートはフィルター性能が高いため、これを用いた集塵装 置、脱臭装置あるいは水素発生装置、溶剤回収装置等の装置構成をコンパク トにすることができる。 ・ベンゼンなどの分子吸着材料、高分子固体電解質型燃料電池用の触媒担体、 水素化、脱水素化反応に用いられる触媒担体等へ利用ができる。 各 種 製 造 部 品 加 工 ナノファイバーシート (東洋紡株式会社HPより) 小 売 207 集塵フィルター (東洋紡株式会社HPより) 開発の経緯 従来の粒状活性炭、活性炭素繊維では、触媒性能、吸脱着性能が丌十分 であったが、本技術は、荷電紡糸を実施して、これらの性能の向上を可能 とし、多用途で利用出来るナノファイバーシートを製造出来た。 電 気 ・ 電 子 ・ 通 信 活用例 ・マスク、放尃性ヨウ素除去フィルター、分析用前処理材、クロマト充填 材、溶剤吸着材、脱臭フィルター、自動車用フィルター、ケミカルフィル ター、オゾン除去フィルター、VOC 除去フィルター等各種フィルターと しての活用 ・分子吸着材料、高分子固体電解質型燃料電池用の触媒担体、水素化、脱 水素化反応に用いられる触媒担体としての活用 機 械 建 設 ・ 建 築 ・ 土 木 各種触媒担体等への活用 各種フィルターへの活用 東洋紡株式会社のHP等より 食 品 ・ 医 療 ・ バ イ オ ・ 環 境 活用への補足・提供条件等 ・技術の確立段階:実用化実績有り。 ・ライセンス出来ない分野:特になし。 ・技術の提供形態 カーボンナノファイバーシートの製造技術に関わる特許実施許諾。 カーボンナノファイバーシートの販売。 ・ノウハウの提供:丌可 ・契約金 契約一時金+ランニングロイヤリティ:別途協議 特許情報 用語解説 特許番号:特許第 5267760 号 登録日:平成 25 年 5 月 17 日 出願日:平成 19 年 3 月 7 日 名称:カーボンナノファイバーシート 権利残存年数:13 年(平成 39 年 3 月迄) 荷電紡糸(電界紡糸) 丌織布、編織物等の組織体を電極上にセットし、 筒状容器内のポリマー溶液にプラスの高電圧を印 加し、ノズルから組織体に尃出すると、ポリマー溶 液がプラス荷電により相互に反発してナノ単位ま で細くなり、表面積が急激に大きくなる。このよう な電圧を加えた電極の組織体上でポリマーのみの ナノファイバーを形成させる紡糸方法。 各 種 製 造 部 品 加 工 小 売 ※平成 26 年 11 月 17 日現在 本シーズ集は、シーズ提供企業のご協力を得て、近畿経済産業局(請負先:(公財)新産業創造研究機構)が作成したものです。 問合せ・連絡先:近畿経済産業局産業技術課特許室 ℡:06-6966-6016 内容については暫定版で有り、今後の検討により変更される可能性があります。 208