骨盤(生殖器＆胎児)2012

看護学科⑦生殖器系
女性骨盤の測定
ヒトでは男
女でなぜ骨
盤が異なる
のか？
イヌやネコ
などは雌雄
の差はな
い。
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均 15cm）．
⑦骨盤周囲，腰囲:恥骨結合上縁から腸骨稜，大転子と第 5 腰椎棘突起に至
る周囲である（平均 80cm）．
骨盤の大きさの基準
狭骨盤
比較的狭骨盤
正常骨盤（平均値）
産科真結合線 9.5cm 未満 9.5～10.5cm 未満
10.5～12.5cm
（11.5cm）
入口横径
10.5cm 未満 10.5～11.5cm 未
11.5～13.0cm
満
（12.3cm）
外 結 合 線 （ 参 18.0cm 未満
18.0～20.0cm
考）
（19.3cm）
真結合線（１１㎝）
＝棘間径-11 ㎝
＝外結合線-8 ㎝
＝対角結合線-1 ㎝
どのようにして測定するか？
①棘間径:左右の上前腸骨棘間の距離，左右の前腸
骨棘を触知してこの間を測る（平均：23cm）．
② 稜 間 径 : 左 右 の 腸骨 稜 外 縁 の 距 離 を 測る （ 平 均
26cm）．
③転子間径:左右の転子外縁間の距離を測る（平均
28cm）．
④外結合線:恥骨結合の上縁中央部と第 5 腰椎棘突
起先端を測る（平均 19cm）．
⑤外斜径:一方の前腸骨棘と他方の上後腸骨棘との距離を測る．
第一外斜径とは左上前腸骨棘と右上後腸骨棘間で，逆は第 2 斜径
である（平均 21cm）．
⑥側結合線:一側の上前腸骨棘から同側の上後腸骨棘までの距離を測る（平
女性型(gynecoid):ほぼ円形，横径が前後径とほぼ等しい．分娩予後は最も良
い．
男性型(android):前半部は V 字型で狭く，後半部は平坦．児頭が通過する
際，前方と後方とで死腔に
なる部分が大きくなるため分娩予後は不良となることが多い．
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類人猿型，細長型(anthropoid):楕円形で，横径より前後径が長い．
扁平型(platypelloid):横長の楕円形である．
イヌの骨盤（オス）
骨盤の性差
女性
岬角
わずかに突出
骨盤上口の 楕円形
形
骨盤腔の形 円筒形に近い
仙骨
幅広く、短い（正三角形）
恥骨下角
閉鎖孔
大坐骨切痕
尾骨
男性
著しく突出
ハート形
漏斗形に近い（バケツ形）
幅狭く、短い（二等辺三
角形）
大きい（80～90゜）
小さい（60～70゜）
三角形に近い
卵円形
大きい（80～90゜）
小さい（60～70゜）
弯曲に乏しい（尖端に触 弯曲し、尖端に触れない
れる）
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