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JIT物流で輸送効率向上! 【PDF:1.69MB】

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JIT物流で輸送効率向上! 【PDF:1.69MB】
wYAZAKI醒
VOL日 1
│
・
―
ギ
卜
り月
昭和 34年12月 3日
1′
000万円
50億 円
100台
今井 百 子氏
東京都港区虎ノ門卜33
虎 ノ門南 ビル 3階
03-3432-6095
-般 区城貨物自動車運送事業
自動車運送取扱業
豊日、厚木
︲一ン
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q田
電
口
11lFYAZAK日
醸
JIT物 流 で輸送効率向上 !
豊運輸硼殿 は、ト ヨタ自動車伸殿 と一体 となっ
て成長 した。豊運 輸船殿 の前身 は、 サ クラ 自動
動車硼殿 へ の納品輸送、ト ヨタ純 正部 品輸 送、
部品混載輸 送、試験車輸 送一一 な ど、ト ヨタ 自
車佛殿。昭和 22年、ト ヨタ自動車 工 業m殿 の芝
浦 工 場 か ら分離 して、 運送及 び トヨ タ純正部 品
の販売を行 う会社 と してスター トした。 しか し、
動車爛殿 にかかわる重要 な輸 送 部 門 を 受 け持 つ
事業 内容 とな っている。
部品 メ ー カーか らの輸送 を行 う関係 で トヨタ
昭和 34年、ト ヨタ自動車工業伸殿 の シ ャー シ輸
送業務 に携わ ってか ら、 サクラ 自動車硼 殿 を 発
系 の 日野 自動車工 業佛殿、 ダイ ハ ツエ 業働殿 を
始 め、 ほかの 自動車 メー カー ほぼ全 社 に輸 送 を
展的 に解消 し、 自動車部品、 資材輸 送 を主 業務
と した豊運輸働殿 と して再 スタ ー トを切 る こと
行 ってお り、広域 な配送網 を有 す る。し か も部
品輸送 は看板方式 による重要 な役 害」とな ってお
り、輸送 の遅れは 自動車 メ ー カ ー の 生産 ライ ン
にな った。
トヨタ 自動車硼殿 との関係が 深 く、 株 主 に豊
田達郎氏 (ト ヨタ 自動車 富」
会長)、 豊 田英 二 氏
コ
(ト タ自動車名誉会長)、豊 田章 一 郎氏 (ト ヨ
タ 自動車会長)の 名が連ね られ て い る。 豊運輸
伸殿 のメ ー ンは当然、ト ヨタ 自動車伸 殿。 こ う
した生 い立ちか ら、 各部品 メ ー カ ー の トヨタ 自
ス トップに直結す るため、 日常 の業 務 と正 確 な
輸送 を管理、運営す ることが 一 番 の 使命 とな っ
て いる。
一方、 自動車産業 は日米貿易摩擦 の折衝 の六
急速か つ大幅に海外 へ生産が移転 し、 国 内生 産
が増加 しない状況 にな って しま った。 同社 の業
0
す
豊 田事業所
厚木事業所
・
・
・
ン
MCA無
線運営体制 (異常時 の対応を システム化 した 緊急輸 送連絡網)
2ン
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■
物流 自主研、3ステップの物流改善
務 に も この環境 の変化 が 直接響 くだ けに、 従来
の事業 のあ り方 を見 直す転換点 を迎 え る ことに
な った。
道路環境 は、常 に天候、災害、 事 故 とい った
状況 で変化 す る。 これに はMCA無
線、 携帯電
話 な どの通 信機器 を車両 に装 着す る ことで リア
ルに、道路状況 を把握で きるよ うにな った。し
か し、 自社 運 行車両 の安全管理 で は、 運転 手各
自の運転 マナ ー、安全意識 を向上 させなければ、
事故 は減少 しない し、ト ヨタ ヘ の 確実 な納 品 も
果 たせない。 こ う した観点か ら、 万 一 の 自社車
両 による事故発生 を末然 に防 ぐため、ト ラ ック
ヘ の 安全運転記 録計 システム 「YAZAC―
5064」を導入 した。
トヨタ自動 車硼殿 の看板方式 は、無在庫体制。
その方式 を部品 メ ー カー、輸 送 分野 に求 めて き
各部門 での業務 を洗 いざ らい出 して、 だれ で も
分かる作業 のマニ ュアル化 を進 めて いる。 例 え
た。 その屋台 骨 を第一 線 で支 え て きたのが豊運
輸硼殿 である。世界 に知れ渡 った看板方式 は全
世界 の 自動車 メ ー カー に採用 された。
ば、物 と情報 の流れを図表化 した り、 出荷依頼
か ら配 車 までの工程表の作成、 出荷 場所、 入荷
場所 の地 図表示―― などあ らゆる面 で 、 具 体 的
に図表 を作成 している。 また、 先進 的な企業 ヘ
同社 にとって、最大 の関心 事 が 予定 時間 に正
確 に工 場 へ納品する ことである。 それが で きな
ければ、工 場 は止 まる。納品 時間 に関す る余 裕
時間 は前後合わ せて30分。 この厳 しい条件 を ク
の見学 と して、 ビデオ撮影 によ る研 究 も進 めて
いる。
第 2ス テ ップは、 ① 中継地 での 物 と情報 の 滞
リア し、毎 日、確実な輸送 を行 なわ な けれ ばな
らない。 輸送 す る部 品メ ー カ ー は100社 、 部 品
留時間 を短縮する②集荷便 と納入便 の整合性 を
図 る一― こと。
調達 とその積合 せによる効率的 な納 品、 積載効
率 ア ップが トー タルな物流 コ ス トを 抑制 で きる
そ して、第3ステ ップ と して、 「物流管理 の 維
だけに、重要な役害1を担 って い る。
トー タルな物流 コス ト削減 を具 体化 す るため
持 の 向上 (メ ンテナ ンス)」。
このよ うな ステ ップを踏み分析 を進 め、 今 ま
平成 8年 2月 、ト ヨタ 自動車仰 殿 の 協力 を得 て
で勘 と経験で行われて いた業 務 をマ ニ ュアル 化
し、ト ー タルな コス ト肖」
〕
畝 作業 の効率化を図 っ
「物流 自主研」 を社内に設 けた。 「」 IT(ジ
ャ
・
・
ス ト イ ン タイム)物 流の中で輸送効率向上 lJ
を命題 に、 自動車 メー カ ーの コ ス ト肖」減要 求 の
て い く計画 だ。
さらに、車両 の積載効率を向上 させ る狙 いで
配車計画 システムの導入 も検討 して いる。 今井
強 ま りに対応 して、社 内おける業務 の 見直 し、
無駄 の排除 を狙 いに、1年 間 で抜 本 的 な改善 策
和郎常務 は 「自動車産業 は海外生 産が増加 して
いるだ けに蔵 しい分野。各部 品 メ ー カ ー も トー
を策定す る。物 流 自主研 は、5人 の 専従者 と ト
ヨタ 自動車隅殿か ら 4人 で構成 され、 毎週木 曜
タルな物流費低減を求 め られて い る時代 だ。 そ
うい う点でも 自社 だけではな く、 荷主企 業 の 指
日に協議 しなが ら、進 めている。
第 1ス テ ップ は、 「物 と情報 の 動 き、 順序、
導 を受 けなが ら積極的に物流改 善 を研 究 しな け
進 度 が 分 か る仕 組 み をつ くる」。 まず 、 現在 の
ればいけない」 と抱 負 を語 つている。
3
一
ン
難
wYAZAK日
YAZAC-5064、 安全管理に貢献
豊運輸爛殿 の安全運転管理 は、 安全運転管理
者 による指 導 とと もに、 タ コグ ラフの活用 で行
われて いた。 しか し、長距離 運行、便数 の増加、
従業員 の高度 な管理を行 う上で、ど う して もタ
コグラフでは時間的に遅れが ちにな り、 タイ ム
リー な指導が困難 だ つた。 このため 、 一 昨年 か
らデ ジタル式 の安全運転記録計 システム 導入 の
検討 を始 めて いた。
との出会 いは、 タ コ グ
「YAZAC-5064」
ラフの代理店か らの紹介。装置 の簡 易 さ、 運転
手 へ の負担が な く、安全管理 につ い て 「だれで
も簡単 に分 かるシステム」 と して採 用 に踏 み切
り、平成 7年 9月 に導入 し、本格稼働 したの は
同年 12月。
当初、運転手 か ら管理 面強化 を懸念 す る声が
あ ったが 、運転開始時 にメモ リー カ ー ドを差 し
込み、後 は、高速 と一 般道、作業 と休 憩 のそれ
ぞれの切 り替えを行 うだけで、 支 障 な くスタ ー
卜。 運転手 は帰社時 にす ぐ、 メモ リー カ ー ドの
読み取 り日に差 し込み、 その場 で パ ソ コ ンのモ
ニ ター画面 に表示 されるグラフチ ャー トで運 行
状況 を確認 している。
導入 によ って、運転手が す ぐに細 か な分析が
でき、速度 の状況な どが ひと 目で分 か るな ど好
評 を得 ている。
000万円。投資 効
装着車両 は92台、投資額 は2′
果 について 「1年 ほど実績 をみ てか ら判 断す る
が、十分狙 いに沿 つた効果 を上 げて いる」 と今
井常務 は語 る。今後、協力輸 送 グル ー プ も含 め
た導入 の検討 を進めている。
W
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矢 崎 縦 業株 式 会孔
本
社 i 〒1 0 0 東京都港区三田1 - 4 - 2 8 三田国際ビル1 7 F I t 0 3 ( 3 4 5 5 ) 8 8 1 2
4 1 0 静岡県沼津市大問2 7 7 1 (芸機器事業部う
計
It0559(24)1117
沼津センター! 〒
札 幌 支 社
仙 台 支 社
東 京 支 社
名古 屋支 社
大 阪 支 社
な0 1 1 ( 8 5 2 ) 2 9陸1 支
3 社 北6 0 7 6 4 ( 4 1 ) 6 5 1 4
な0 2 2 ( 2 8 4 ) 9 1国1 支
3 社 中容0 8 2 9 ( 2 3 ) 2 1 1 3
合0 8 7 3 ( 3 3 ) 3 3 3 7
a o 3 ( 3 2 9 8 ) 3 1国 3 文0 社 四
8052(833)8413
九州 支 社 6 0 9 2 ( 4 1 1 ) 4 8 3 3
8 0 6 ( 4 5 8 ) 8 9 電話
9 1はすべ
米てダイヤルインです。
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