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交付申請等マニュアル(交付申請編)
住宅ストック循環支援事業補助金 交付申請等マニュアル (交付申請編) 申請タイプ:【C】エコリフォーム 平成28年12月 Ver.1.4 本申請タイプは、個人が自ら居住する住宅のエコリフォームに対して補助を行うものです。 また、マンション等の管理組合が行う共用部分のエコリフォームも一部対象になります。 (宅建業者が、販売前に行うエコリフォームに対する補助については、 申請タイプ【B】既存住宅の購入(買取再販)より登録・交付申請を行ってください) 住宅ストック循環支援事業事務局 、 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ はじめに 住宅ストック循環支援事業補助金 交付申請等マニュアルは、住宅ストック循環支援事業補助金(以下、 「本補助金」という)の実施にあたり、補助を受ける者(以下、「補助事業者」という)の行う交付申請の事務 手続きが円滑に実施されることを目的としています。 補助事業者は、本補助金の補助を受けるにあたり、住宅ストック循環支援事業補助金事務局(以下、 「事務局」という)が定める期間に、交付申請の手続きをしていただきます。 本補助金では、本補助金の補助対象となる事業(以下、「補助事業」という)に応じて申請タイプが分か れ、事務手続き等が異なります。各申請タイプに合わせたマニュアルを公開しておりますので、必ず以下 フローチャートを参考に、ご自身の申請タイプのマニュアルを参照してください。 居住住宅 ≪START≫ 居住する住宅を 居住する住宅を 新築する 購入する NO YES その他 NO YES 中古 購入する住宅は 新築住宅or中古住宅 新築 新築住宅は エコ住宅 NO その他 YES 購入者が 新築住宅は エコ住宅 NO 平成28年10月11日時点で 40歳未満 その他 YES 建築主が 耐震性を有しない 住宅等を除却 YES YES 購入する中古住宅が 既存住宅売買瑕疵保険に 加入 NO その他 YES NO 個人 売主が 宅建業者or個人 その他 その他 その他 YES 分譲事業者が 耐震性を有しない 住宅を除却 NO NO 宅建業者 【D】 エコリフォーム 【E】 ※エコリフォーム不可 販売事業者が エコリフォーム 購入者が エコリフォーム NO YES YES NO 居住者が エコリフォーム YES NO 購入者が エコリフォーム NO 申請タイプ 申請タイプ 【B】 YES 【B】と【C】 【A】と【C】 【A】 【C】 対象外 補助事業者 共同事業者 仲介業者 または インスペクション事業者 購入者(買主、居住者) 販売事業者(売主) 購入者(買主、居住者) 施工業者(工事請負業者) 工事発注者(居住者)*管理組合含む 【D】エコ住宅への建替え(注文) 建築事業者(工事請負業者) 建築主(居住者) 【E】エコ住宅への建替え(分譲) 分譲事業者(建築主 かつ 売主) 購入者(買主、居住者) 【A】既存住宅の購入(個人間売買) 【B】既存住宅の購入(買取再販) 【C】エコリフォーム 本マニュアル C-2 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ もくじ 第1章 事業の概要 4 1-1 目的・趣旨 5 1-2 事業名称 5 1-3 対象事業 5 1-4 補助対象の範囲 6 1-5 申請タイプと交付申請者 7 1-6 補助率と補助額 7 1-7 交付申請者と補助金の受取り 7 1-8 事業者登録 8 1-9 事業スケジュール(予定) 9 1-10 補助金の併用 9 1-11 事業予算 9 (注) 第1章は各申請タイプで共通の内容となっています。 第2章 補助対象の詳細 10 2-1 補助事業者と共同事業者 11 2-2 補助対象住宅 13 2-3 補助対象期間 14 2-4 補助対象工事 14 2-5 エコリフォームの詳細 15 第3章 申請方法 24 3-1 アカウント・事業者登録の発行単位 26 3-2 実施規約の締結 26 3-3 交付申請の登録・提出 27 3-4 交付申請の審査・訂正 29 3-5 交付決定 29 3-6 完了報告 29 第4章 添付書類の詳細 30 第5章 その他 42 第6章 更新履歴 48 C-3 住宅ストック循環支援事業補助金 第1章 事業の概要 申請タイプ:【C】エコリフォーム (注) 第1章は各申請タイプで共通の内容となっています。 C-4 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第1章 事業の概要 1-1. 目的・趣旨 良質な既存住宅の市場流通を促進し、若者の住居費負担の軽減及び既存住宅流通市場の拡大、耐震化率・ 省エネ適合率の向上等良質な住宅ストックの形成及びリフォーム市場の拡大を目的とした補助制度です。 1-2. 事業名称 住宅ストック循環支援事業補助金 1-3. 対象事業 本補助金の補助対象は、下表の(1)~(3)とする。 なお、交付申請の詳細な要件については、各申請タイプのマニュアルを参照すること。 (1)良質な既存住宅 の購入 以下の①~③のすべてを満たすものであること ① 平成28年10月11日において40歳未満の者が、既存住宅*1を自己居住用の住宅 として購入すること ② ①において、建築士によるインスペクション*2が実施され、既存住宅売買瑕疵保険*3が 付保されること ③ 補正予算成立日以降に売買契約を締結し、事業者登録した日以降に引き渡しを行うこと (2)エコリフォーム 以下の①~③のすべてを満たすものであること ① 自ら居住する住宅について、施工業者に工事を発注(工事請負契約の締結)して、別途 定めるエコリフォームを実施すること ② エコリフォーム後の住宅が耐震性を有する*4こと ③ 補正予算成立日または事業者登録した日のいずれか遅い日以降に、工事着手すること (3)エコ住宅への建替え 以下の①および②を満たすものであること ① 耐震性を有しない住宅等*5を除却した者(平成27年10月12日以降に除却したもの に限る)または除却する者が、自己居住用の住宅*6として、別途定めるエコ住宅を建築 するものであること ② 補正予算成立日または事業者登録した日のいずれか遅い日以降に、エコ住宅の建築工事 に着手すること *1 『既存住宅』とは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(平成11年6月23日法律第81号。以下、「品確 法」という)」の第2条第2項に規定する新築住宅以外の住宅をいいます。 *2 『インスペクション』とは、「既存住宅インスペクション・ガイドライン(国土交通省平成25年6月公表)」に 沿って実施される既存住宅の現況検査をいいます。 (本補助金で補助対象とするのは、当該インスペクションに対して対価が払われているもの) *3 『既存住宅売買瑕疵保険』とは、国土交通大臣が指定する住宅瑕疵担保責任保険法人が取り扱う既存住宅売買瑕疵 保険のことをいいます。 *4 『耐震性を有する』とは、新耐震基準(昭和56年6月1日に施行された建築基準法施行令第3章および第5章の 4に規定する基準をいう。昭和56年5月31日以前に施行されていた基準は「旧耐震基準」という)に適合、 または、耐震改修促進法に基づく「地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして国土交通大臣が定める 基準」(平成18年国土交通省告示185号)に適合しているものをいいます。 *5 『耐震性を有しない住宅等』とは、aまたはbのいずれかをいいます。 a. 旧耐震基準により建築された住宅 b. 平成23年以降に発生した災害で被災した住宅であって、災害対策基本法に基づき、市町村長により罹災証明書 が発行された住宅で、被害の程度が全壊とされた住宅、または、大規模半壊、半壊とされた住宅で公費により 解体されたことを証明する書類が市町村より発行された住宅 (なお、これらの住宅の除却時期は問わない) *6 分譲住宅については、分譲事業者が、耐震性を有しない住宅を除却(滅失登記するものに限る)し、エコ住宅を 建築するものであって、かつ、持ち家として譲渡されるものに限り補助対象とします。 C-5 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第1章 事業の概要 1-4. 補助対象の範囲 本補助金の補助対象は、下表のとおりです。 補助対象工事等の詳しい基準については、本補助金のホームページ等で確認できます。 (1)良質な既存住宅の購入 既存住宅売買瑕疵保険に加入するために必要となるインスペクション 以下の①~⑦に掲げるリフォーム工事等。ただし、①または②に係る補助額が5万円以上のものに限る ※②③④⑦については、工事の種類に応じて補助します ※共同住宅の共用部については、①(内窓を除く)⑤⑥のみを補助対象とします ガラスの交換 ① 断 熱 改 修 内窓の設置 開口部に対する補助対象製品を設置・交換する工事 外窓の交換 ※補助対象製品はホームページで確認できます ドア・引戸の交換 外壁 部位ごとに、対象製品である断熱材を一定量以上使用する 断熱改修工事 屋根・天井 ※補助対象製品はホームページで確認できます 床(基礎断熱) ②設備エコ改修 ③ エ コ 住 宅 設 備 の 設 置 (2)エコリフォーム ③の設備のうち3種類以上を設置・交換する工事 太陽熱利用システム 節水型トイレ 補助対象製品を設置・交換する工事 高断熱浴槽 ※補助対象製品はホームページで確認できます 高効率給湯機 節湯水栓 手すりの設置 ④ バ リ ア フ リ ー 各 1 箇 所 ま で 便所、浴室、脱衣室、その他の居室および玄関並びにこれらを 結ぶ経路に手すりを取り付ける工事 段差解消 便所、浴室、脱衣室、その他の居室および玄関並びにこれらを 結ぶ経路の床の段差を解消する工事 (勝手口その他屋外に面する開口の出入口および上がりかまち 並びに浴室の出入口にあっては、段差を小さくする工事を含む) 廊下幅等の拡張 介助用の車いすで容易に移動するために通路又は出入口の幅を 拡張する工事 ⑤耐震改修 旧耐震基準により建築された住宅について、現行の耐震基準に 適合させる工事 ⑥リフォーム瑕疵保険の加入 補助対象となるリフォーム工事に併せて加入する、国土交通大臣 が指定する住宅瑕疵担保責任保険法人が取り扱うもの ⑦ 木 造 住 宅 の 劣 化 対 策 工 事 小屋裏換気口設置 (2箇所以上の設置に限る) 小屋裏点検口設置 浴室のユニットバス設置 各 1 箇 外壁の軸組等及び土台の 所 防腐防蟻措置 ま で 脱衣室の耐水性仕上げ 木造住宅に実施される劣化対策で、 併せて加入する⑥リフォーム瑕疵保険の対象となる工事 土間コンクリート打設 床下点検口設置 非木造住宅 建替え後、一次エネルギー消費量等級5の性能を有する住宅、またはトップランナー 基準に適合する一戸建て住宅等 ※認定長期優良住宅、BEI値が0.85以下を満たす住宅については補助額を加算 木造住宅 建替え後、一次エネルギー消費量等級4以上または断熱等性能等級4以上の性能を 有する住宅、あるいはトップランナー基準の適合する一戸建て住宅等 ※認定長期優良住宅、BEI値が0.9以下を満たす住宅については補助額を加算 (3)エコ住宅への建替え C-6 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第1章 事業の概要 1-5. 申請タイプと交付申請者 補助対象となる事業は、下表の【A】~【E】の5つの申請タイプに分けて募集を行います。 補助対象 申請タイプ 【A】既存住宅の購入(個人間売買) (1)良質な既存住宅の購入 【B】既存住宅の購入(買取再販) (2)エコリフォーム (3)エコ住宅への建替え 既存住宅の売主が、 個人または宅建業許可を有さない法人の場合 既存住宅の売主が、宅建業者の場合 (販売前に宅建業者が行ったエコリフォームを含む) 【C】エコリフォーム 工事の発注者が、個人または管理組合の場合 【D】エコ住宅への建替え(注文) エコ住宅の建築主が、個人の場合 【E】エコ住宅への建替え(分譲) エコ住宅の建築主かつ売主が、分譲事業者の場合 1-6. 補助率と補助額 本補助金は、補助事業に要する費用に関わらず、事業内容に応じた定額の補助を行います。 各申請タイプごとの補助額は下表のとおりとします。 詳細については、各申請タイプのマニュアルを参照してください。 申請タイプ 【A】既存住宅の購入(個人間売買) 補助額(戸当たり) 5万円 5万円 【B】既存住宅の購入(買取再販) ※宅建業者が行ったエコリフォームを伴う場合、上記5万円とあわせ、 工事内容に応じて10万円~最大65万円 リフォーム工事の内容に応じて5万円~最大45万円 【C】エコリフォーム 【D】エコ住宅への建替え(注文) 【E】エコ住宅への建替え(分譲) ※良質な既存住宅の購入を伴う場合、 エコリフォーム分で、5万円~最大60万円 建替え後のエコ住宅の性能に応じて30万円~最大50万円 1-7. 交付申請者と補助金の受取り 補助事業および交付申請は、事業者と補助対象となる住宅の居住者が共同して行います。 なお、交付申請等の手続きおよび補助金の受取りは、事業者が「補助事業者」として、代表して行うことと しますが、補助金相当額は「共同事業者」である住宅の居住者に還元されなければなりません。 当該還元方法に関しては、予め「住宅ストック循環支援事業補助金 共同事業実施規約(様式2~4)」の 締結により、双方でとり決めてください。 申請タイプ 補助事業者 共同事業者 仲介業者 または インスペクション事業者 購入者(買主、居住者) 販売事業者(売主) 購入者(買主、居住者) 施工業者(工事請負業者) 工事発注者(居住者)*管理組合含む 【D】エコ住宅への建替え(注文) 建築事業者(工事請負業者) 建築主(居住者) 【E】エコ住宅への建替え(分譲) 分譲事業者(建築主 かつ 売主) 購入者(買主、居住者) 【A】既存住宅の購入(個人間売買) 【B】既存住宅の購入(買取再販) 【C】エコリフォーム C-7 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第1章 事業の概要 1-8. 事業者登録 本補助金の交付申請等のすべての手続きは、事務局が提供するWEBサイト「住宅ストック循環支援事業補 助金申請ポータル」(以下、「申請ポータル」という)から行います。 申請ポータルのアカウント発行依頼は、本補助金のホームページから行うことができます。 なお、申請ポータルは、申請タイプごとに設けられているため、複数の申請タイプについて交付申請を行う 場合、それぞれアカウントを取得、事業者登録を完了する必要があります。 (詳しくは、「申請ポータル操作説明書(アカウント発行/事業者登録)」を参照してください) <事業者登録から補助金交付までの一般的フロー> ①アカウント発行 ②事業者登録 ポ ー タ ル 口座・経理担当者の登録 事業登録(申請タイプBとEのみ) ・ ※以降、補助事業に着手が可能 ③交付申請の登録 交付申請書の作成・印刷 事 務 局 ④交付申請書(原本)の提出 ⑤交付決定通知 ポ ー タ ル 補 助 事 業 者 ・補助事業に係る契約の締結 ・共同事業実施規約の締結 等 ↓ ・補助事業の完了 ⑥完了報告の登録 共 同 事 業 者 ( 居 住 者 ) 完了報告の作成・印刷 ⑦完了報告書(原本)の提出 補助金交付額の確定通知 ⑧補助額の交付(振込み) 補助金相当の還元 ポータルのアカウント発行後、速やかにポータルにログインし、「事業者登録」を完了してください。 事業者登録(一部、要事業登録)の完了により、交付決定前であっても補助事業に取り掛かることが できるものとします。 (事業者登録等と補助事業着手の順序が前後する事業は、本補助金の補助対象になりません) 申請タイプ 【A】既存住宅の購入 (個人間売買) 補助事業着手の順序(確認方法) 事業者登録 (リフォーム有) → 住宅の引渡し(既存住宅売買瑕疵保険の保険開始) → 工事の着手 【B】既存住宅の購入 (買取再販) 事業者登録 事業登録 → 住宅の引渡し(既存住宅売買瑕疵保険の保険開始) 【C】エコリフォーム 事業者登録 → 工事の着手(工事請負契約の締結) 【D】エコ住宅への建替え (注文) 事業者登録 → 工事の着手 (工事請負契約の締結または確認済証の発出のいずれか遅い方) 事業者登録 → 工事の着手 (工事請負契約の締結または確認済証の発出のいずれか遅い方) 事業登録 → 不動産売買契約の締結 【E】エコ住宅への建替え (分譲) C-8 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第1章 事業の概要 1-9. 事業スケジュール(予定) 本補助金のスケジュールは以下を予定しています。 予算の執行状況により、変更になることがあります。 (予算の管理は、申請ポータルにおいて交付申請の登録が完了した件数をもって行います) 適宜、本補助金のホームページから最新情報を確認してください。 <年間スケジュールのイメージ> 平成28年度 11月 ポ ー タ ル 郵 送 アカウント発行・ 事業者登録 12月 平成29年度 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 11/1~3/31 (フローの①②) 交付申請の登録 1/18~6/30 (フローの③) 個々の補助事業の交付申請情報を随時登録可能。 ただし、交付申請書は交付申請受付期間に提出。 交付申請 受付期間 2/1~28 第1回 5/1~6/30 第2回 (フローの④) 交付決定の時期 (フローの⑤) ポ ー タ ル 郵 送 完了報告の登録 (フローの⑥) 完了報告 受付期間 3月初旬 ★ 第1回 5月初旬 ★ 第2回 9月初旬 ★ 第3回 3/1~12/31 交付決定された補助事業について、完了報告情報を随時登録可能。 ただし、完了報告書の提出は完了報告受付期間に提出。 3/1~20 第1回 7/1~8/31 第2回 11/1~12/31 第3回 (フローの⑦) 補助金の振込み (フローの⑧) 補助額の確定 5月末 ★ 以降、3月末まで毎月末振込み 初回 (前月末までに補助額が確定した事業を対象) 交付申請および完了報告の登録期間中は、申請ポータル上で随時それぞれ情報を登録できます。 ただし、申請ポータルから印刷した交付申請書(様式1)および完了報告書(様式11)は、 補助事業者が押印の上、それぞれの受付期間に事務局へ郵送することで受付が行われます。 受付期間はそれぞれ複数回設定し、各期間ごとに交付決定や補助金額の確定・振込みが行われます。 ただし、交付申請や完了報告に不備等がある場合、交付決定や補助金の振込みが遅れます。 補助金の振込みは、原則平成29年5月以降、補助額を確定した翌月末に振込みを行いますが、 いかなる理由があっても、事務局が指定する振込み時期を変更することはできません。 1-10. 補助金の併用 ●他の補助金との併用 原則、国費が充当されている他の補助金との併用はできません。 ●本補助金における重複申請 原則、申請タイプの別によらず同一の住宅で重複して交付申請をすることはできません。 ただし、良質な既存住宅(買取再販で売主である宅建業者によるエコリフォームに補助が行われるも のを除く)の購入者が、購入後、当該住宅をエコリフォームする場合、それぞれ1回ずつ交付申請を 行うことができます。 1-11. 事業予算 250億円 (平成28年度第2次補正予算、平成28年10月11日成立) ※事務費を含む。 C-9 住宅ストック循環支援事業補助金 第2章 補助対象の詳細 申請タイプ:【C】エコリフォーム C-10 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 本補助金のエコリフォームは、居住者が戸建住宅または共同住宅の専有部に行う工事、および管理組合が共同 住宅の共用部に行う工事が対象になります。それぞれ要件や補助対象が異なるので、注意してください。 2-1. 補助事業者と共同事業者 施工業者 エコリフォームの工事請負契約を締結した 施工業者が補助事業者、発注者が共同事業者となります。 それぞれの要件は以下のとおりです。 発注者 居住住宅 工事請負 契約 補助事業者 共同事業者 対象住宅 (a)補助事業者 以下①~④のすべてを満たす者。ただし(c)に掲げる項目に該当する者を除きます。 ① 法人・個人事業主 法人・団体においては、日本国内に法人格を有すること 個人事業主においては、日本国内に住民登録されていること (国籍不問) ② 工事請負契約の受注者 補助対象となるエコリフォームの工事請負契約*1において、受注者であること ③ 実施規約の締結 共同事業者と事務局指定の「住宅ストック循環支援事業補助金共同事業実施規約」(エコリ フォーム)を締結し、本補助金の手続きおよび受取りについて委任を受けていること ④ 申請ポータルを利用した 事業者登録 事務局が提供する申請ポータルを利用する環境と能力を有し、平成29年3月31日までに 当該ポータルのアカウント発行および事業者登録の手続きを終えていること (b)共同事業者 <居住者/戸建住宅、共同住宅専有部> 以下①~③のすべてを満たす者。ただし(c)に掲げる項目に該当する者を除きます。 ① 工事請負契約の発注者 補助対象となるエコリフォームの工事請負契約*1において、発注者であること ② 対象住宅の居住者 補助対象となるエコリフォーム工事を行う住宅に居住する*2こと ③ 実施規約の締結 補助事業者と事務局指定の「住宅ストック循環支援事業補助金共同事業実施規約」(エコリ フォーム)を締結し、本補助金の手続きおよび受取りについて委任を行っていること なお、①の発注者は、③に該当する個人に限り、法人名義等で契約する場合の法人代表者等を除きます。 <管理組合/共同住宅共用部> 以下①~④のすべてを満たす者。ただし(c)に掲げる項目に該当する者を除きます。 ① 管理組合 区分所有建物である共同住宅の管理組合*3であること (交付申請手続きは理事長が代表して共同事業者としての手続き等を行うこと) ② 総会等の議決 補助対象となるエコリフォーム工事の実施について、総会等で議決を行い、 必要に応じて議事録等の提出ができること ③ 工事請負契約の発注者 補助対象となるエコリフォームの工事請負契約*1において、発注者であること ④ 実施規約の締結 補助事業者と事務局指定の「住宅ストック循環支援事業補助金共同事業実施規約」(エコリ フォーム)を締結し、本補助金の手続きおよび受取りについて委任を行っていること (c)交付申請を制限される者 以下①②のいずれかに該当する者は、原則として交付申請を行うことはできません。 ① 補助金の返還歴 平成25年度以降、国土交通省住宅局が所管する他の補助金事業において、 本補助金の交付規程第13条の規定に相当する理由(虚偽・不正、法令違反等)で 補助金の返還を求められたことがある ② 暴力団、暴力団員*4 法人においては、暴力団または役員等(実質的に経営に関与する者)が暴力団員である 個人においては、暴力団員である 法人、個人によらず、暴力団および暴力団員と社会通念上不適切な関係にある *1 「建設業法(昭和24年5月24日法律第100号)」第19条に定める工事請負契約をいいます。 本補助金では、工事請負契約を締結しないリフォーム工事(DIY等)は補助対象外。 *2 『居住する』とは、住民基本台帳に登録された住所を居住地とし、完了報告時点で対象住宅を居住地としていること をいいます。 *3 建物の区分所有等に関する法律第3条に規定される区分所有者の団体をいい、管理組合法人を含みます。 *4 『暴力団』とは、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)』第2条第2号に 規定する組織をいう。また、『暴力団員』とは同法第2条第6号の規定するものをいいます。 C-11 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 <補 足> ✓ 共同事業者の既存住宅購入 共同事業者(発注者)が、リフォーム前に対象住宅を購入していた場合、当該住宅の購入に本補助金の補助を 受けることができる場合があります。 補助事業者は、共同事業者に以下の要件に合致するか確認を行い、必要に応じて助言を行ってください。 【良質な既存住宅購入の補助を受ける条件】すべて該当すること ・共同事業者(発注者)本人が、昭和51年10月12日以降の生まれであること (平成28年10月11日の予算成立時点で40歳未満) ・住宅の不動産売買契約が、平成28年10月11日(予算成立日)以降であること ・購入した住宅が、既存住宅売買瑕疵保険に加入していること ・仲介業者、インスペクション事業者(個人間売買)または宅建業者(買取再販)が所定の期間内に 本補助金の事業者登録を行っていること ・住宅の引渡し(保険の開始)が事業者登録日以降かつ完了報告期限(平成29年12月31日) までに行われること ✓ ホームセンター等に発注する工事 本補助金は、一定のエコリフォーム工事が対象であることから、「工事請負契約」の締結を伴わない工事は 対象になりません。 建材・設備等の販売伝票、契約内容の控え等は、原則として工事請負契約書として取り扱いません。 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会( http://www.j-reform.com/publish/shosiki.html )が、 リフォーム工事のための請負契約書のひな形を公表されているので、必要に応じて活用してください。 ✓ リースによる契約 本補助金は、リフォーム工事の発注者である個人が自らリフォームした住宅に居住することが要件となります。 リースによる契約の場合、工事の発注者は通常、リース事業者となるため本補助金においては対象外となります。 ✓ インターネットを利用した請負契約 契約締結の方法に関わらず、交付申請時に提出する書類より、工事請負契約の締結が確認できない場合、 補助対象になりません。 工事請負契約の締結方法に関係なく、共同事業者との事業実施規約については、 双方で記名・押印することが必要です。 ✓ エコリフォームの共同発注 エコリフォームの発注を複数の者が連名で行う場合、リフォームを行う住宅の居住者を代表者(共同事業者)と して交付申請を行うことができます。なお、既存住宅の購入の交付申請を併せて行う場合、上記代表者は平成 28年10月11日時点で40歳未満である必要があります。 ✓ 複数の事業者が行うエコリフォーム 本補助金は、施工業者が補助事業者となるため、工事請負契約単位で交付申請を行います。 また、エコリフォームの交付申請において、同一住宅は1回のみ対象とすることができます。 以上から、複数の事業者に工事を別々に発注する発注者は、いずれかの施工業者を補助事業者とし、当該補助事業者 との契約に基づくエコリフォームについて交付申請を行います。 ✓ 住民票の登録住所を対象住宅に移転できない 理由の如何を問わず、共同事業者が、住民票の登録住所を対象住宅に変更できない場合、本補助金の対象に なりません。 ✓ 建材メーカー等が自社製品を用いて実施するリフォーム工事について 対象製品を販売する建材メーカー等が自社の対象製品を用いて、実施するリフォーム工事は補助対象となりません。 なお、本件は、制度開始時から建材メーカーに対して案内しているものです。 C-12 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 2-2. 補助対象住宅 以下の要件(a)(b)を満たす住宅が対象となります。 (a)住宅であること 建物の一部または全部が以下①~③のいずれかに該当すること。 なお、不動産登記が義務である住宅(昭和35年4月1日以降の新築)は、原則①を提出すること。 添付書類 ① 建物の不動産登記 現在事項証明書 確認方法 表題部の種類が「居宅」または「共同住宅」であること (管理組合発注工事の申請は、理事長の住戸の登記を提出) (実態に関わらず、住宅に相当しない建物(離れ、倉庫等)は対象外) ② 建築基準法に基づく確認済証 または建築台帳記載事項証明書 参照 建物の用途が「一戸建ての住宅」「共同住宅」「長屋」 のいずれかであること P36 P36 (発行元により項目名が異なることがあります。住宅相当であれば可) ③ 建築士等が耐震性を証明するいずれかの書類 ・本事業用 耐震性能証明書(耐震性あり) 【リフォーム住宅用】 ・増改築等工事証明書(住宅ローン減税等用) ・耐震基準適合証明書(住宅ローン減税等用) ・住宅耐震改修証明書(所得税の特例用) ・固定資産税減額証明書(固定資産税の特例用) ・既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書等 発行を受けていること (管理組合発注工事の申請は、 「本事業用 耐震性能証明書(耐震性あり)」のみ可) (発行元により書類名称が異なることがあります) P37 (b)耐震性を有すること 以下①~③のいずれかに該当すること。 なお、不動産登記が義務である住宅は、原則①を提出すること。 添付書類 ① 建物の不動産登記 現在事項証明書 確認方法 参照 表題部の原因及びその日付が「昭和58年4月1日以降の新築」 であること(増改築の日付は不可) P36 (管理組合発注工事の申請は、理事長の住戸の登記を提出) ② 建築基準法に基づく確認済証 または建築台帳記載事項証明書 建築時の確認済証の発出日が「昭和56年6月1日以降」 であること (発行元により項目名が異なることがあります) ※①により確認できない場合に限る ③ 建築士等が耐震性を証明するいずれかの書類 ・本事業用 耐震性能証明書(耐震性あり) 【リフォーム住宅用】 ・増改築等工事証明書(住宅ローン減税等用) ・耐震基準適合証明書(住宅ローン減税等用) ・住宅耐震改修証明書(所得税の特例用) ・固定資産税減額証明書(固定資産税の特例用) ・既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書等 <補 P36 発行を受けていること (管理組合発注工事の申請は、 「本事業用 耐震性能証明書(耐震性あり)」のみ可) (発行元により書類名称が異なることがあります) ※①または②により確認できない場合に限る ※交付申請時に耐震性を有しない場合は、 完了報告までに耐震改修を行い、書類を添付すること (増改築等工事証明書、既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書等は不可) P37 足> ✓ いわゆる二世帯住宅について 複数の世帯が同居する住宅でも、建物の不動産登記が1棟として登記されている場合、1住宅(1戸)として 扱います。区分登記されている住宅は、各々の住宅について要件を満たす場合、それぞれ申請が可能です。 ✓ 管理組合が申請する共同住宅の戸数について 管理組合が申請する場合の共同住宅の戸数は、建物の不動産登記上、「居宅」として区分登記されている住戸ごと にそれぞれ1戸として扱います。「居宅」として区分登記された住戸の合計が当該共同住宅の総戸数となります。 ✓ 老人ホームやグループホーム等の施設について 施設については住宅(持ち家)ではありませんので、本事業の補助対象には該当しません。 例えば、建物の不動産登記において、「寄宿舎」「グループホーム」「老人ホーム」「老人福祉施設」等については、 建物の所有者と実際の居住者が異なるため、補助対象となりません。 C-13 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 2-3. 補助対象期間 事業者登録は、必ず補正予算の成立日(平成28年10月11日)以降であるため、 以下の要件(a)および(b)を満たす事業が対象となります。 (a)補助事業の開始 エコリフォームの工事着手日(補助事業の開始)は、工事請負契約の締結日で確認します。 補助対象となるエコリフォームは、申請ポータルにおいて「補助事業者の情報_事業者登録」を完了した後、 交付申請までに工事請負契約を締結した事業が対象となります。 H29年3月31日(予定) ▽ ▽ ▼ ▽ ア カ ウ ン ト 発 行 依 頼 ア カ ウ ン ト 発 行 事 業 者 登 録 事 業 者 登 録 期 限 H29年6月30日(予定) ▼ 交 付 申 請 期 限 この間に工事請負契約を締結した事業が対象 (交付申請受付期間に交付申請書を提出) (注)交付申請期限は執行状況により前倒しとなる可能性があります。 (b)補助事業の終了 本補助金は、事務局が指定する期間に完了報告書を提出しなければなりません。(P29参照) すべての補助事業の完了後、期間内に完了報告を提出してください。 最終の完了報告期限は平成29年12月31日(予定)です。 H29年12月31日(予定) ▽ 交 付 決 定 <補 ▼ を入( 提居未 出後入 )に居 完の 了場 報合 告は 、 工 事 完 了 ▼ 完 了 報 告 期 限 この間に事業を終了し、完了報告書を提出できるものが対象 (完了報告受付期間に完了報告を提出) 足> ✓ 工事の変更契約について 本補助金では、工事請負契約は原契約のことをいい、請負契約日は原契約の締結日をいいます。 変更契約の締結日が、補助対象期間に該当しても、補助対象になりません。 2-4. 補助対象工事 下表の①~⑦に該当する工事等を補助対象とし、①または②のいずれかに係る補助額が5万円以上であること を要件とします。(次ページ以降で各工事等について解説します) また、①~⑦の補助額の合計は30万円*1を上限とします。(耐震改修を行う場合は45万円を上限) なお、発注者が管理組合の場合は、補助額が5万円以上の①(内窓を除く)と⑤、⑥のみを補助対象とし、 補助額の合計は30万円×総戸数を上限とします。(耐震改修を行う場合は45万円×総戸数) 手すりの設置 内窓の設置 外窓の交換 ④バリアフリー 段差解消 開口部の断熱改修 廊下幅等の拡張 ガラスの交換 ①断熱改修 外壁、屋根・天井、 又は床の断熱改修 ドア・引戸の交換 ⑤耐震改修 外壁 ⑥リフォーム瑕疵保険の加入 小屋裏換気口設置 (2箇所以上の設置に限る) 屋根・天井 床(基礎断熱) 小屋裏点検口設置 ②設備エコ改修 ③の設備のうち3種類以上を設置・交換する工事 浴室のユニットバス設置 太陽熱利用システム ⑦木造住宅の劣化対策工事 脱衣室の耐水性仕上げ 節水型トイレ ③エコ住宅設備の設置 高断熱浴槽 外壁の軸組等及び土台の 防腐防蟻措置 高効率給湯機 土間コンクリート打設 節湯水栓 床下点検口設置 *1 良質な既存住宅の購入を伴う場合、上限は45万円 (耐震改修を行う場合は60万円を上限。いずれもインスペクション5万円分を除く) C-14 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 2-5. エコリフォームの詳細 管理組合は内窓の設置のみ対象外 ①断熱改修 ~開口部の断熱改修~ 改修後の開口部の熱貫流率が平成28年基準に規定する開口部の断熱性能等に関する基準*1のうち、 開口部比率の区分(ろ)の基準値以下となるよう行う次の(イ)~(ニ)のいずれかに該当する断熱改修を いいます。(対象となる開口部の窓・ドア等の仕様例については、次ページを参照) なお、発注者が管理組合の場合は、(ロ)は補助対象ではありません。(共用部を補助対象とするため) 改修方法 工事内容 (イ)ガラスの交換 既存窓を利用して、複層ガラス等に交換するもの (ロ)内窓の設置 既存窓の内側に新たに窓を新設するもの、及び既存の内窓を取り除き、新たな内窓に交換するもの (ハ)外窓の交換 既存の窓を取り除き新たな窓に交換するもの、及び新たに窓を設置するもの (ニ)ドア・引戸の交換 既存のドアを取り除き新たなドアに交換するもの、及び新たにドアを設置するもの 補助額は、改修方法および開口部の大きさに応じて定める補助額に施工箇所数を乗じた額とします。 改修方法 (イ)ガラスの交換 (ロ)内窓の設置 (ハ)外窓の交換 面積 補助額 大(1.4㎡以上) 8,000円 中(0.8㎡以上 1.4㎡未満) 5,000円 小(0.1㎡以上 0.8㎡未満) 3,000円 大(2.8㎡以上) 20,000円 中(1.6㎡以上 2.8㎡未満) 14,000円 小(0.2㎡以上 1.6㎡未満) 8,000円 大(開戸:1.8㎡以上 引戸:3.0㎡以上) 25,000円 小(開戸:1.0㎡以上 1.8㎡未満) 引戸:1.0㎡以上 3.0㎡未満) 20,000円 (ニ)ドア・引戸の交換 備考 ・面積は、ガラスの寸法を測定 ・箇所数ではなく枚数を乗じて補助額を算出 ・面積は、サッシの枠外寸法を測定 ・面積は、戸枠の枠外寸法を測定 対象工事は、上記の内容に加えて、以下のすべてを満たすものに限ります。 (1)事務局に予め「対象製品*2」として登録されたものを使用していること (住宅が属する地域区分*3により補助対象製品とならないことがあるので注意) (2)メーカーから「性能証明書」の発行を受けられること (完了報告時、改修を行った箇所ごとに提出が必要) (3)工事後の写真を準備できること(完了報告時、改修を行った開口部ごとに提出が必要) ※(ニ)ドア・引戸の交換については、屋外に面するものであることが確認できるよう、 屋外から外壁を含めて撮影すること *1 住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 (平成28年国土交通省告示第266号)を参照のこと。 *2 本補助金のホームページで確認できます。 *3 「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」(平成25年経済産業省・ 国土交通省告示第一号)の別表第4を参照のこと。 C-15 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 <対象となる窓(一重構造の建具)の仕様例> 建具の仕様 中空層の仕様 ガス*1の封入 中空層の厚さ ガラスの仕様 2枚以上のガラス表面にLow-E膜を 使用したLow-E三層複層ガラス Low-E三層複層ガラス 木製建具又は樹脂製建具 〇 7mm以上 ○ ○ ○ 〇 6mm以上 ○ ○ ○ ✕ 9mm以上 ○ ○ ○ 8mm以上 ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ - ○ ○ 6mm以上 - ○ ○ 8mm以上 ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ - ○ ○ - ○ ○ - - ○ 〇 Low-E複層ガラス ✕ 遮熱複層ガラス/複層ガラス 4mm以上 〇 Low-E複層ガラス ✕ 遮熱複層ガラス/複層ガラス ✕ Low-E複層ガラス 金属製熱遮断構造建具 遮熱複層ガラス/複層ガラス 5mm以上 10mm未満 4mm以上 8mm未満 10mm以上 5mm以上 10mm未満 10mm以上 6mm以上 10mm未満 〇 4mm以上 - ○ ○ ✕ 6mm以上 - ○ ○ 10mm以上 - ○ ○ - - ○ - ○ ○ - - ○ - ○ ○ - - ○ ✕ 〇 Low-E複層ガラス 金属製建具 8mm未満 10mm以上 ✕ 木と金属の複合材料製建具 又は樹脂と金属の複合材料製建具 地域区分ごとの適用可否 1~3 4 5~7 ✕ 6mm以上 10mm未満 8mm以上 4mm以上 8mm未満 10mm以上 5mm以上 10mm未満 遮熱複層ガラス/複層ガラス ✕ 4mm以上 - - ○ 単板ガラス2枚を組み合わせたもの*2 ✕ 6mm以上 - - ○ <対象となるドア等の仕様例> 枠と戸の仕様 中空層の仕様 ガス*1の封入 中空層の厚さ ガラスの仕様 三層複層ガラス 枠:木製 戸:断熱積層構造の戸 枠:金属製熱遮断構造 戸:高断熱フラッシュ構造の戸 枠:金属製熱遮断構造、 木と金属との複合材料製 又は樹脂と金属との複合材料製 戸:断熱フラッシュ構造の戸 ✕ 地域区分ごとの適用可否 1~3 4 5~7 12mm以上 ○ ○ ○ 10mm以上 ○ ○ ○ - ○ ○ Low-E複層ガラス ✕ 複層ガラス ✕ 10mm以上 - ○ ○ ガラスのないもの ― - ○ ○ ○ Low-E複層ガラス 〇 12mm以上 ○ ○ ○ ガラスのないもの ― - ○ ○ ○ 10mm以上 ○ ○ ○ - ○ ○ 6mm以上 10mm未満 Low-E複層ガラス ✕ 複層ガラス ✕ 10mm以上 - ○ ○ ガラスのないもの ― - ○ ○ ○ Low-E複層ガラス ✕ 10mm以上 - ○ ○ 複層ガラス ✕ 12mm以上 - ○ ○ ガラスのないもの ― - - ○ ○ 枠:指定しない 戸:木製の戸 複層ガラス ✕ 4mm以上 - - ○ ガラスのないもの ― - - - ○ 枠:指定しない 戸:フラッシュ構造の戸 複層ガラス ✕ 4mm以上 - - ○ ガラスのないもの ― - - - ○ 枠:指定しない 戸:ハニカムフラッシュ構造の戸 複層ガラス ✕ 4mm以上 - - ○ ガラスのないもの ― - - - ○ 枠:金属製熱遮断構造 戸:フラッシュ構造の戸 6mm以上 10mm未満 ※表中の用語の定義については、国立研究開発法人建築研究所が公表する「平成28年省エネルギー基準に準拠した エネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)」の「2.エネルギー消費性能の算定方法 2.2算定方法 1.概要と用語の定義」を参照(http://www.kenken.go.jp/becc/house.html) *1 「ガス」とは、アルゴンガス又は熱伝導率がこれと同等以下のものをいいます。 *2 「単板ガラス2枚を組み合わせたもの」は、中間部にブラインドが設置されたものを含むものとします。 C-16 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 ①断熱改修 ~外壁、屋根・天井、床の断熱改修~ 外壁、屋根・天井又は床の施工部位ごとに、以下に記載された使用量以上の断熱材を使用する断熱改修を いいます。 <断熱材の1戸当たりの最低使用量> 断熱材最低使用量【単位:㎥】 断熱材の区分 外壁 床(基礎断熱)*1 屋根・天井 全体断熱 部分断熱*2 全体断熱 部分断熱*2 全体断熱 部分断熱*2 戸 建 住 宅 A-1/A-2/B/C 6.0 3.0 6.0 3.0 3.0 1.5 D/E/F 4.0 2.0 3.5 1.8 2.0 1.0 共 同 住 宅 A-1/A-2/B/C 1.7 0.9 4.0 2.0 2.5 1.3 D/E/F 1.1 0.6 2.5 1.3 1.5 0.8 補助額は、施工部位および改修範囲に応じて定める補助額を合計した額とします。 発注者が管理組合の場合は、各施工部位および改修範囲に応じて定める補助額にリフォームする戸数 を乗じた額とします。 改修範囲 外壁 屋根・天井 床(基礎断熱) 全体断熱 120,000円 36,000円 60,000円 部分断熱*2 60,000円 18,000円 30,000円 対象工事は、上記の内容に加えて、以下のすべてを満たすものに限ります。 (1)事務局に予め「対象製品*3」として登録されたものを使用していること (2)卸業者等より「納品書*4」または「施工証明書*4」の発行を受けられること (完了報告時に提出が必要) (3)工事中の写真(施工していることが分かるもの)を準備できること (完了報告時、改修を行った施工部位ごとに提出が必要) <補 足> ✓ 管理組合が断熱改修を行う場合の補助対象戸数の考え方 断熱改修した外壁、屋根・天井、床(基礎断熱)に接している住戸が、工事を実施する住戸として 補助対象となります。以下、3階建てのマンションの事例を記載します。 <屋根・天井の場合> <外壁の場合> ※東側の外壁を断熱改修した場合 断熱改修をした東側の外壁に接している 住戸が補助対象となります。よって、工 事を実施した住戸は3戸(下図:104、 204、302)となります。 東側 301 302 201 202 203 204 101 102 103 104 断熱改修をした屋根・天井に接している 住戸が補助対象となります。よって、 工事を実施した住戸は4戸(右図: 201、202、301、302)となります。 301 302 201 202 203 204 101 102 103 104 301 302 ⇒ <床(基礎断熱)の場合> 断熱改修をした床に接している 住戸が補助対象となります。よって、 工事を実施した住戸は4戸 (右図: 101、102、103、104)となります。 C-17 201 202 203 204 101 102 103 104 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 <断熱材の区分> 断熱材の区分*5 熱伝導率 [W/(m・K)] 断熱材の種類の例 A-1 0.052~0.051 ・吹込み用グラスウール(施工密度13K、18K) ・タタミボード(15mm) ・A級インシュレーションボード(9mm) ・シージングボード(9mm) A-2 0.050~0.046 ・住宅用グラスウール断熱材 10K 相当 ・吹込み用ロックウール断熱材 25K 0.045~0.041 ・住宅用グラスウール断熱材 16K 相当 ・住宅用グラスウール断熱材 20K 相当 ・A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板4号 ・A種ポリエチレンフォーム保温板1種1号 ・A種ポリエチレンフォーム保温板1種2号 0.040~0.035 ・住宅用グラスウール断熱材 24K 相当 ・住宅用グラスウール断熱材 32K 相当 ・高性能グラスウール断熱材 16K 相当 ・高性能グラスウール断熱材 24K 相当 ・高性能グラスウール断熱材 32K 相当 ・吹込用グラスウール断熱材 30K、35K 相当 ・住宅用ロックウール断熱材(マット) ・ロックウール断熱材(フェルト) ・ロックウール断熱材(ボード) ・A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板1号 ・A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板2号 ・A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板3号 ・A種押出法ポリスチレンフォーム保温板1種 ・建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種3 ・A種ポリエチレンフォーム保温板2種 ・A種フェノールフォーム保温板2種1号 ・A種フェノールフォーム保温板3種1号 ・A種フェノールフォーム保温板3種2号 ・吹込用セルローズファイバー 25K ・吹込用セルローズファイバー 45K、55K ・吹込用ロックウール断熱材 65K 相当 B C D 0.034~0.029 E 0.028~0.023 F 0.022以下 ・高性能グラスウール断熱材 40K 相当 ・高性能グラスウール断熱材 48K 相当 ・A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板特号 ・A種押出法ポリスチレンフォーム保温板2種(0.034) ・A種硬質ウレタンフォーム保温板1種 ・建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種1 ・建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種2 ・A種ポリエチレンフォーム保温板3種 ・A種フェノールフォーム保温板2種2号 ・A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種 ・A種硬質ウレタンフォーム保温板2種1号 ・A種硬質ウレタンフォーム保温板2種2号 ・A種硬質ウレタンフォーム保温板2種3号 ・A種硬質ウレタンフォーム保温板2種4号 ・A種フェノールフォーム保温板2種3号 ・A種フェノールフォーム保温板1種1号 ・A種フェノールフォーム保温板1種2号 *1 床には畳床を含みます。また、基礎断熱の場合、戸建住宅は床の最低使用量に0.3を乗じた値、 共同住宅は床の最低使用量に0.15を乗じた値とします。 *2 部分断熱とは、<断熱材1戸当たりの最低使用量>の表中に示す部分断熱の断熱材使用量以上の断熱材を使用する 場合をいいます。 *3 本補助金のホームページで確認できます。 *4 ボード系、マット系断熱材は「納品書(ボード系、マット系)」、畳床用断熱材は 「納品書(畳床用)」、 吹込み・吹付け系断熱材は「施工証明書(吹込み・吹付け)」の書類であることが必要です。 本補助金のホームページで、ひな形を公開しています。必要に応じて、ご活用ください。 *5 JIS A5901で規定されるポリスチレンフォームサンドイッチ稲わら畳床のうち、PS-C25、PS-C30、及び、JIS A5914 で規定される建材畳床のうち、KT-Ⅱ、KT-Ⅲ、KT-K(1種b※)、KT-N(1種b※)については、断熱材区分A-1~Cと同 様の断熱材区分として取り扱うこととします。 ※JIS A9511で規定される押出法ポリスチレンフォーム保温材の種類を示します。 C-18 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 ②設備エコ改修/③エコ住宅設備の設置 管理組合は対象外 「設備エコ改修」とは、以下の性能を有する住宅設備(以下、「エコ住宅設備」という)のうち、3種類 以上を設置する工事をいいます。 また、「エコ住宅設備の設置」とは、エコ住宅設備のうち1種類または2種類を設置する工事をいいます。 対象設備 基 準 太陽熱利用システム 強制循環式のもので、JIS A4112に規定する「太陽集熱器」の性能と同等以上の性能を有する ことが確認できること。(蓄熱槽がある場合は、JIS A4113に規定する太陽蓄熱槽と同等以上 の性能を有することが確認できること) 節水型トイレ JIS A5207:2011に規定する「タンク式節水Ⅱ形大便器」または「洗浄弁式節水Ⅱ型大便器」、 もしくは、JIS A5207:2014に規定する「タンク式節水Ⅱ形大便器」または「専用洗浄弁式節水 Ⅱ型大便器」と同等以上の性能を有すること。 高断熱浴槽 JIS A5532に規定する「高断熱浴槽」と同等以上の性能を有すること。 高 効 率 給 湯 機 電気ヒートポンプ給湯機 (エコキュート) JIS C9220に基づく年間給湯保温効率、又は年間給湯効率が3.0以上 (ただし寒冷地仕様は2.7以上)であること。 潜熱回収型ガス給湯機 (エコジョーズ) 給湯部熱効率が94%以上であること。 潜熱回収型石油給湯機 (エコフィール) 連続給湯効率が94%以上であること。 ガスエンジン給湯機 (エコウィル) JIS B8122に基づく発電及び排熱利用の総合効率が、低位発熱量基準(LHV基準)で 80%以上であること。 ヒートポンプ・ガス瞬間式 併用型給湯機 (ハイブリッド給湯機) 熱源設備は電気式ヒートポンプと潜熱回収型ガス機器と併用するシステムで、貯湯タンクを持 つものであり、電気ヒートポンプの効率が中間期(電気ヒートポンプのJIS基準に定める中間 期)のCOPが4.7以上かつ、ガス機器の給湯部熱効率が94%以上であること。 節湯水栓*1 次の①②③のいずれかの基準を満たすものであること ①台所水栓において「手元止水機能(節湯A1*2)」又は「水優先吐水機能(節湯C1*2)」 を有すること。 ②洗面水栓において「水優先吐水機能(節湯C1*2)」を有すること。 ③浴室シャワー水栓において「手元止水機能(節湯A1*2)」又は「小流量吐水機能 (節湯B1*2)」を有すること。ただし、シャワーヘッドのみの交換は除く。 補助額は、設置台数によらず、改修を行った設備の種類に応じた補助額を合計した額とします。 エコ住宅設備の種類 補助額 太陽熱利用システム 24,000円 節水型トイレ 24,000円 高断熱浴槽 24,000円 高効率給湯機 24,000円 節湯水栓 補助額の合計 <設備エコ改修の場合> 最小 51,000円 ~ 最大 99,000円 <エコ住宅設備の設置の場合> 最小 3,000円 ~ 最大 48,000円 3,000円 対象設備は、上記の内容に加えて、以下のすべてを満たすものに限ります。 (1)事務局に予め「対象製品*3」として登録されたものを使用していること (2)メーカー、卸業者等が発行する「性能証明書」または「納品書」の発行を受けられること (完了報告時、設置した住宅設備ごとに提出が必要) (3)工事後の写真を準備できること (完了報告時、設置した住宅設備ごとに提出が必要) *1 「住宅・建築物の省エネルギー基準及び低炭素建築物の認定基準に関する技術情報」(国立研究開発法人建築研究 所、協力:国土交通省国土技術政策総合研究所)に定義される節湯水栓を示します。 *2 一般社団法人日本バルブ工業会が定める節湯水栓の種類を示します。 *3 本補助金のホームページで確認できます。 C-19 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 ④バリアフリー 管理組合は対象外 手すりの設置、段差解消および廊下幅等の拡張を行う工事をいいます。 対象となるバリアフリー改修の内容は、以下のとおりです。 なお、対象工事の内容は、原則、バリアフリー改修促進税制の取扱いに準じます。 対象工事 概要*1 詳細*2 手すりの設置 便所、浴室、脱衣室その他の居室及 び玄関並びにこれらを結ぶ経路に手 すりを取り付ける工事 転倒予防若しくは移動又は移乗動作に資することを目的として手すりを取 り付けるものをいい、手すりの取付けに当たって工事(ネジ等で取り付け る簡易なものを含む)を伴わない手すりの取付けは含まれない。 段差解消 便所、浴室、脱衣室その他の居室及 び玄関並びにこれらを結ぶ経路の床 の段差を解消する工事(勝手口その 他屋外に面する開口の出入口及び上 がりかまち並びに浴室の出入口に あっては、段差を小さくする工事を 含む) 敷居を低くしたり、廊下のかさ上げや固定式スロープの設置等を行う工事 をいい、取付けに当たって工事を伴わない踏み台、段差解消板、スロープ 等の据え置き等は含まれない。 廊下幅等 の拡張 介助用の車いすで容易に移動するた めに通路又は出入口の幅を拡張する 工事 通路又は出入口(以下「通路等」という)の幅を拡張する工事であって、 工事後の通路等(当該工事が行われたものに限る)の幅が、おおむね 750mm以上(浴室の出入口にあってはおおむね600mm以上)であるものをい い、通路等の幅の拡張を伴わない単なるドアの取り替えは含まない。 補助額は、工事箇所数によらず、改修を行った対象工事の種類に応じた 補助額を合計した額(最大 42,000円)とします。 対象工事 補助額 手すりの設置 6,000円 段差解消 6,000円 廊下幅等の拡張 30,000円 対象工事は、上記の内容に加えて、以下を満たすものに限ります。 工事後の写真を準備できること (完了報告時、改修を行った箇所ごとに提出が必要) *1 バリアフリー平成19年国土交通省告示第407号より抜粋 *2 平成25年10月1日国住政第83号、国住生402号、国住指第2293号より抜粋 C-20 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 ⑤耐震改修 旧耐震基準により建築された住宅を、現行の耐震基準に適合させる工事をいいます。 現行の耐震基準については以下のとおりです。 <現行の耐震基準> ①建築基準法施行令第3章および第5章の4に規定する基準 ②耐震改修促進法に基づく「地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして国土交通大臣が定める 基準」(平成18年国土交通省告示第185号) 補助額は、対象となる工事に対して、戸当たり150,000円とします。 発注者が管理組合の場合は、全住戸に対して耐震改修工事が行われるため、共同住宅の総戸数(非住宅部分 は除く)に150,000円を乗じて得た額とします。 対象工事は、上記の内容に加えて、以下のすべてを満たすものに限ります。 (1)国費が充当された地方公共団体が行う耐震改修に係る補助金と併用して利用しないこと ※本事業期間内(平成28年11月1日~平成29年12月31日)に耐震改修を行う場合でも、 国費が充当された地方公共団体が交付する補助金を利用する場合、本補助金の耐震改修は申請 できません。 (耐震改修以外の補助対象工事については、他の要件を満たせば申請可能です) (2)建築士*1等が発行する以下の耐震改修証明書等の発行が受けられること (完了報告時に提出が必要) 書類名 発行機関等 本事業用耐震性能証明書(耐震性あり) 【リフォーム住宅用】 建築士 増改築等工事証明書(住宅ローン減税等用) 建築士、指定確認検査機関、登録住宅性能評価機関、 住宅瑕疵担保責任保険法人 住宅耐震改修証明書(所得税の特例用) 地方公共団体、建築士、指定確認検査機関、 登録住宅性能評価機関、住宅瑕疵担保責任保険法人 固定資産税減額証明書(固定資産税の特例用) (3)工事中の写真(耐震改修をしていることが分かるもの)を準備できること (完了報告時に提出が必要) *1 建築士事務所登録を行っている事務所に所属する建築士であれば証明可 C-21 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 ⑥リフォーム瑕疵保険への加入 エコリフォーム対象工事に併せて「リフォーム瑕疵保険」に加入することをいいます。 対象となるリフォーム瑕疵保険は、国土交通大臣が指定する住宅瑕疵担保責任保険法人(以下、「保険法 人」という)が取り扱う以下の瑕疵保険です。 発注者が管理組合の場合は、大規模な共同住宅のリフォーム工事を対象とする 「大規模修繕工事瑕疵保険*1」が補助対象となります。 補助額は、瑕疵保険の種類に関わらず、1契約あたり11,000円とします。 対象となるリフォーム瑕疵保険への加入は、上記の内容に加えて、以下を満たすものに限ります。 保険法人が発行する、以下の瑕疵保険の「保険証券」あるいは「付保証明書」が受けられること (完了報告時に提出が必要) <リフォーム瑕疵保険、大規模修繕工事瑕疵保険の商品名> 保険法人名 リフォーム瑕疵保険*2 大規模修繕工事瑕疵保険 株式会社住宅あんしん保証 (問合せ先:03-6824-9440) あんしんリフォーム工事瑕疵保険 あんしん大規模修繕工事瑕疵保険 ハウスプラス住宅保証株式会社 (問合せ先:03-5962-3815) リフォーム瑕疵保険 大規模修繕工事のかし保険 株式会社日本住宅保証検査機構 (問合せ先:03-6861-9210) JIOリフォームかし保険 JIO大規模修繕かし保険 株式会社ハウスジーメン (問合せ先:03-5408-8486) リフォームかし保険 大規模修繕かし保険 住宅保証機構株式会社 (問合せ先:03-6435-8870) まもりすまいリフォーム保険 まもりすまい大規模修繕かし保険 *1 延床面積が500㎡以上または階数が4以上の共同住宅が対象となります。500㎡未満かつ階数が3以下の共同住宅に ついては、「リフォーム瑕疵保険」が補助対象となります。(ただし、工事発注者が管理組合の場合に限る) *2 「既存住宅売買瑕疵保険」のうち、引渡後リフォーム型の瑕疵保険についても、「リフォーム瑕疵保険」の対象 となる商品があります。詳しくは各保険法人にお問い合わせください。 C-22 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第2章 補助対象の詳細 ⑦木造住宅の劣化対策工事 管理組合は対象外 木造住宅において実施される以下の劣化対策工事をいいます。 ただし、実施に際して、リフォーム瑕疵保険に加入するものであって、エコリフォームを含め本事業により 補助を受けようとする工事請負契約の額に対応した保証額となっているものに限り対象とします。 劣化対策工事の種類 対象工事の内容 小屋裏換気口設置 次の(1)~(4)のいずれかの換気方式とする工事。 (屋根断熱の場合を除く) (1) 小屋裏の壁のうち屋外に面するものに換気上有効な位置に2以上の換気口を設け、 換気口の有効面積が天井面積の1/300 以上となる工事 (2) 軒裏に換気上有効な位置に2以上の換気口を設け、換気口の有効面積が天井面積 の1/250 以上となる工事 (3) 軒裏又は小屋裏の壁のうち屋外に面するものに給気口を設け、小屋裏の壁のうち 屋外に面するものに換気上有効な位置に排気口が給気口と垂直距離で90cm 以上離 して設けられ、かつ、給気口及び排気口の有効面積がそれぞれ天井面積の1/900 以上となる工事 (4) 軒裏又は小屋裏の壁のうち屋外に面するものに給気口が設けられ、小屋裏の頂部 に排気口が設けられ、給気口及び排気口の有効面積がそれぞれ天井面積の1/900 以上及び1/1600 以上となる工事 小屋裏点検口設置 目視等により小屋裏空間を点検するための点検口の設置 浴室のユニットバス設置 JIS A4416 に規定する浴室ユニットの設置 脱衣室の耐水性仕上げ 脱衣室の壁(軸組等を含む)及び床組について、防水上有効な仕上げとする工事。 ※防水上有効な仕上げの例 ビニルクロス、耐水化粧合板シージング、せっこうボード、耐水合板、塩ビ シート、耐水フローリング 外壁の軸組等及び土台の 防腐防蟻措置 地面からの高さ1m以内の部分のうち、外壁の軸組、枠組みその他これらに類する部 分(木質の下地材を含み、室内側に露出した部分を除く)及び土台について、以下の 範囲を防腐・防蟻処理する工事 ・床下空間に露出している部分 ・今回の工事で露出する部分 土間コンクリート打設 床下について、基礎内周部の一面*1を厚さ60mm以上のコンクリートで覆う工事。 床下点検口設置 目視等により床下空間の各部を点検するための点検口の設置 補助額は、工事箇所数にはよらず、劣化対策工事の種類に応じた補助額を合計した額とします。 対象工事 補助額 小屋裏換気口設置 8,000円 小屋裏点検口設置 3,000円 浴室のユニットバス設置 脱衣室の耐水性仕上げ 外壁の軸組等及び土台の防腐防蟻措置 土間コンクリート打設 床下点検口設置 備 考 給気口、排気口等の2箇所以上設置するものに限る 浴室のユニットバス設置にエコ住宅設備の設置における 「高断熱浴槽」が含まれている場合も併用可能 30,000円 8,000円 20,000円 120,000円 3,000円 対象工事は、上記の内容に加えて、以下のすべてを満たすものに限ります。 工事中あるいは工事後の写真を準備ができること (完了報告時、対象工事ごとに提出が必要) ※「小屋裏換気口設置」は給気口と排気口の2種類の写真が必要 ※「外壁の軸組等および土台の防腐防蟻措置」および「土間コンクリート打設」 は工事中の写真が必要 *1 基礎内周部の全面のことを指します。 C-23 住宅ストック循環支援事業補助金 第3章 申請方法 申請タイプ:【C】エコリフォーム C-24 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第3章 申請方法 本補助金のアカウント発行から補助金の交付までの手続きは、以下のとおりです。 本マニュアルでは、交付申請に係る手続きを中心に解説を行います。 完了報告については、交付決定を受けた者に対し別途マニュアルを公開(時期未定)する予定です。 摘要 共同事業者 <工事発注者> 事 業 者 登 録 工事関連 ポータル内 ポータル外 補助事業者 <施工業者(工事請負業者)> 事務局 アカウント発行依頼 メールアドレスの確認 アカウント発行(ID、仮パスワード) ログイン(パスワード設定) 事業者登録 ※ 以降に取り掛かる事業(請負契約の締結)が対象 口座登録・経理担当者登録 住宅の購入 (対象者のみ) ※ 本補助金「既存住宅の購入」の要件に合致する場合、仲介業者、 インスペクション事業者、宅建業者を補助事業者として別途申請が必要 工事請負契約の締結 『住宅ストック循環支援事業補助金 共同事業実施規約』の締結 交付申請の登録・印刷 交付申請書の確認・押印 交 付 申 請 交付申請書の提出 受付 ※ 交付申請受付期間内に郵送(必着) 確認・訂正 交付決定通知・控 工事着手 (該当者のみ) 交付決定通知 (郵送) 審査・交付決定 (郵送) ※契約締結後であれば、交付申請前でも可 工事完了(引渡し) 入居 (対象者のみ) 完了報告の登録・印刷 完了報告書(兼、請求書)の確認・押印 完了報告書(兼、請求書)の提出 受付 ※ 完了報告期間内に郵送(必着) 完 了 報 告 確認・訂正 補助金交付額確定通知・控 補助金の受領・精算 (郵送) (該当者のみ) 補助金交付額確定通知 (郵送) 補助金の受領・還元 ※ 共同事業実施規約の内容に従い還元 C-25 審査・補助金交付額の確定 補助金の振込み 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第3章 申請方法 3-1. アカウント・事業者登録の発行単位 申請ポータルは、以下の事項を前提に制作・提供されています。これらを踏まえ、本補助金の手続きを円滑 に行うことができる体制を整えるために必要な担当者を選定し、アカウントの取得を行ってください。 申請タイプによらず、 同一事業者は複数アカウントの取得可 本補助金を利用する事業者は、個別のメールアドレスをもつ担当者数に応じた複数の アカウントを取得することができます。ただし、各担当者がアカウントの取得を行い、 事業者登録(法人登記の提出を含む)を行う必要があります。 (注)各アカウントに登録される補助事業は、当該各アカウントの事業者登録日 以降に開始すること。 同一アカウントの 複数担当者による利用は不可 申請ポータルは、事業者登録時に『担当者』1名を登録します。 担当者は、当該アカウントに登録されるすべての交付申請等の手続き・管理を 行います。(不備等がある場合も事務局は当該担当者に連絡を行います) (注)登録後、担当者を変更する場合、新しい担当者は、当該アカウントに登録 されたすべての交付申請等の手続き・管理を引き継ぐこと。 同一申請タイプにおける 同一担当者の複数アカウント取得は不可 同じ担当者が、同じ申請タイプにおけるアカウントの複数取得はできません。 (アカウント一つで、同じ申請タイプの複数の補助事業を交付申請(申請ポータル 上で手続き)できます) 異なる申請タイプにおいて 同一担当者の複数アカウント取得は可 異なる申請タイプに交付申請等を行う場合、各申請タイプごとにアカウントの取得を 行う必要があります。 (注)各アカウントで申請ポータルに登録する補助事業は、当該各アカウントの 事業者登録日以降に開始すること。 事業者登録時の決裁者は 交付申請上の代表者 交付申請書の交付申請者(代表者)として記載されるのは、事業者登録時に登録する 『決裁者』です。 また、本事業の手続き・管理が円滑に行われない場合、事務局は当該決裁者に連絡 の上、改善を求めることがあります。 補助金の振込みはアカウント単位 交付決定や補助額の確定は、各アカウントに登録された交付申請単位です。 一方、事業者への補助金の交付はアカウント単位とし、アカウントに登録された 『口座』に振込みを行います。振込みの際、事務局はアカウントに登録された 『経理担当者』に対し、当該振込みの明細書を送付します。 なお、複数のアカウントに同一の口座を登録することができます。 なお、アカウントの取得、事業者登録等についての手続きの詳細は、別冊「申請ポータル操作説明書」を 確認してください。(本補助金のホームページからダウンロードできます) 3-2 . 実施規約の締結 本補助金は、エコリフォームの発注者(共同事業者)への補助金の還元を要件とするものですが、 交付申請等の手続きおよび補助金の受取りは、リフォームの施工業者が補助事業者として行います。 このため、補助事業を協力して行うことおよび補助金の受取りに関すること等について、 事務局指定の『住宅ストック循環支援事業補助金 共同事業実施規約』(以下、「実施規約」という)を 締結し、交付申請時に提出しなければいけません。 なお、共同事業者が管理組合の場合、理事長などの代表者が実施規約を締結してください。 <実施規約のイメージ> ※本補助金のホームページから入手できます。 ※詳しくはP32参照 C-26 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第3章 申請方法 交付申請の登録は、平成29年1月中旬から開始を予定しています。 利用方法については、別途「申請ポータル操作説明書」を公開する予定です。 3-3. 交付申請の登録・提出 (a)交付申請の新規登録 申請ポータルにログインし、トップページの「交付申請_戸建・共同住宅専有部_新規登録」 あるいは「交付申請_共同住宅共用部_新規登録」を選択します。 (「事業者登録」「口座登録」「経理担当者登録」の登録を完了している必要があります) なお、リフォーム工事を行う住宅の種別により、補助対象となるエコリフォームや必要となる添付書類が 異なります。リフォームする住宅の種別を確認の上、いずれかを選択してください。 ☑ 戸建・共同住宅専有部 : 共同事業者が個人の場合 ☑ 共同住宅共用部 : 共同事業者が管理組合の場合 (b)申請情報の登録 交付申請は、以下のカテゴリーに分けて登録を行います。 各カテゴリーでは、画面の案内に基づき必要情報を入力して、保存を行ってください。 <交付申請における入力項目> カテゴリー (1)補助事業者の情報 (2)共同事業者の情報 (工事発注者) (3)住宅および リフォーム工事の情報 戸建住宅・共同住宅の専有部 共同住宅共用部 なし(事業者登録の情報が反映されますので改めての入力は不要です) ○氏名 ○生年月日 ○住所 ○電話番号 ○組合名 ○理事長の氏名 ○理事長の生年月日 ○理事長の住所 ○理事長の電話番号 ○工事請負契約の締結日 ○工事完了予定日 ○耐震性の確認 ○建物の所在地 ○自己居住用であることの確認 ○建物の種類・構造 ○予定するリフォーム工事と補助額 ○工事請負契約の締結日 ○工事完了予定日 ○不動産番号 ○耐震性の確認 ○建物の所在地 ○建物の種類 ○住戸数 ○予定するリフォーム工事と補助額 <良質な既存住宅を伴う場合> ○既存住宅売買瑕疵保険の開始日 <建物の不動産登記が確認できる場合> ○不動産番号 (c)添付書類のアップロード 添付書類のアップロードは、カテゴリーに分けて登録を行います。 各カテゴリーでは、保存された入力情報に応じて添付が必要な書類名が指定されます。 画面の指示に基づき必要書類をスキャン、アップロードしてください。 (添付書類については、次章で詳しく解説します) <交付申請における添付書類 > カテゴリー 戸建住宅・共同住宅の専有部 共同住宅共用部 (1)補助事業者の情報 なし なし (2)共同事業者の情報 (工事発注者) ○共同事業実施規約(エコリフォーム) ○共同事業者(工事発注者)の本人確認書類 ○共同事業実施規約(エコリフォーム) ○理事長の本人確認書類 ○工事請負契約書 ○耐震性を有することが確認できる書類 ○工事請負契約書 ○建物の不動産登記 現在事項証明書 (3)住宅および リフォーム工事の情報 ・建物の不動産登記 現在事項証明書 ・確認済証または建築台帳記載事項証明書 ・建築士等が耐震性を有することを証明する書類 <良質な既存住宅の購入を伴う場合> ○既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書 C-27 (理事長が持分を有する区分登記されたもの) <建物の不動産登記で確認できない場合> ○耐震性を有することが確認できる書類 ・確認済証または建築台帳記載事項証明書 ・建築士等が耐震性を有することを証明する書類 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第3章 申請方法 <補 足> ✓ 書類のアップロードについて 申請ポータルにアップロードするファイル形式はPDFデータを推奨します。 JPEG、GIF、PNGデータも利用できますが、複数枚の書類を添付する場合、1枚ずつ添付する必要があります。 (圧縮ファイルの添付はできません) なお、保存形式に関わらず、データ容量が5MB以下のファイルのみアップロードできます。 ✓ デジタルカメラで撮影した書類について デジタルカメラ(スマートフォン、タブレットを含む)で書類を撮影した画像のアップロードは推奨しません。 画像データで書類の記載事項が確認できない場合、審査の対象になりません(交付決定されません)ので、 ご注意ください。 (d)交付申請の印刷・提出 必要な情報すべての登録が完了し、登録内容を確定させると、交付申請書を印刷できるようになります。 なお、交付申請内容の確定後は、事務局の訂正依頼がない限り、交付申請の情報を変更することは できません。 <ポータルから印刷される書類のイメージ> ☑交付申請書(様式1) (事務局に提出) 申請ポータルに登録した『交付申請者』『共同事業者』『交付申請する補助事業』 の情報が印字されます。 ☑交付申請登録内容(控) (補助事業者および 共同事業者で保管) 本補助金は、申請ポータルに登録された情報を交付申請情報として取り扱います。 交付申請書の提出時に登録された情報の一覧が印刷されます。 補助事業者は、共同事業者にも本控えのコピーを共有してください。 印刷した交付申請書に日付を記入、法人印(個人事業主は 実印)を押印の上、必ず交付申請期間内に事務局指定の 私書箱に郵送してください。 (申請ポータルにアップロードした添付書類は同封不要) 押印された交付申請書の到着をもって、交付申請の受付と します。申請ポータルの登録完了のみでは、交付申請の受 付は行われませんので、十分ご注意ください。 要 提 出 (様式 1)ver.1 平成 29 年 1 月 1 日作成 住宅ストック循環支援事業事務局 殿 住宅ストック循環支援事業補助金 交付申請書 住宅ストック循環支援事業補助金交付規程第5の規定に基づき、住宅ストック循環支援事業補助金の交 付を受けるため、以下のとおり交付申請を行います。 なお、補助事業者及び共同事業者が同規程に定める要件に適合すること、及び補助事業者の責務を履行 することを誓約するものとして、 「住宅ストック循環支援事業補助金 共同事業実施規約」を添付しま す。 【交付申請者】 補 助 事 業 者 ( 個 人 事 業 主 名 ) 代 表 者 肩 書 (決裁者) 電 話 番 【共同事業者】 氏 ( 居 住 現 住 ※受付状況により変更になることがあります ※必着(到着確認は回答しません。 必ず配達記録が残る方法で送付してください) 電 住 〒115-8691 赤羽郵便局 私書箱10号 住宅ストック循環支援事業 交付申請係 宛 代表取締役社長 話 者 番 名 山田 太郎 所 〒100-0001 東京都千代田区霞が関 1-1-100 霞が関ビル 1F 号 03-0000-0000 名 ) 所 上田 二郎 号 03-0000-1111 【交付申請する補助事業】 交 付 申 請 番 号 ■ 交付申請書の送付先 平成 29 年 1 月 1 日記入 株式会社リフォーム工務店 法人印 (個人事業主は実印) 氏 住 ■ 交付申請受付期間 第1回 平成29年2月1日~28日 第2回 平成29年5月1日~6月30日 宅 の 【注意事項】 所 在 地 押印 〒196-0025 東京都昭島市朝日町 10-10-10 KC0000001 〒196-0025 東京都昭島市朝日町 10-10-10 ・修正液、訂正印は使用できません。(ポータルの情報修正後、再出力してください) ・交付申請期間に事務局に郵送してください。 (期間外の受付は行いません) ・記入、押印漏れがある場合、交付申請の受付は行いません。 ・記入日が漏れていた場合、作成日を記入日として扱います。 ※宅配便は利用できません ※受付期間のみ書類が受理されます(期間外は返送されます) ※完了報告書は、別途私書箱を設定する予定です <補 足> ✓ 交付申請書に記名・押印する代表者 社内等において、国庫補助金の交付申請を決裁できる立場の方が代表者として交付申請を行ってください。 (完了報告書や取り下げ申請書なども同様です) 必ずしも補助事業に係る契約書の契約者と一致する必要はありませんが、 補助金の交付申請は、国に対して法律に基づいて行う行為であることに十分留意して、選定してください。 ✓ 補助金の交付決定額と補助金の確定額について 事務局は、交付申請時に申告されたリフォーム工事に基づく補助額を合計し、交付決定額を決定します。 また、完了報告時に申告される実際のリフォーム工事に基づく補助額を合計し、交付決定額を超えない範囲で 補助金額の確定を行います。 C-28 記入 交 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第3章 申請方法 3-4. 交付申請の審査・訂正 事務局は、受付期間内に交付申請書が提出された補助事業についてのみ審査を行います。 ただし、要件を満たさない場合や、重度の不備がある場合は、交付申請書を受理いたしません。 本マニュアル等を十分確認の上、正しく申請を行ってください。 審査過程において、訂正や確認の必要が生じた場合、事務局は補助事業者の担当者に対し、 電話あるいは申請ポータルを通じて訂正・確認の依頼を行います。 なお、依頼時に設定する訂正期限までに、訂正・確認が完了しない場合、提出された当該交付申請を 不受理とすることがあります。 <交付申請の訂正・確認のイメージ> 電話(期限付) 簡単な確認事項 申請ポータル 補 助 事 業 者 ( 担 当 者 ) トップ画面 メールで通知 訂正・確認サマリー表示 交付申請 詳細画面 確認 訂正・確認詳細 修正、書類差替え 不備箇所 事 務 局 連 携 登録(期限付) 訂正 電話か添付書類で、 正しい情報が確認できる場合 3-5. 交付決定 事務局は、交付要件を満たす補助事業に対し補助金の交付を 決定し、補助事業者と共同事業者に通知を行います。 交付決定の内容に不服がある場合、交付申請の取り下げを 申し出ることができます。 取り下げを希望する場合、事務局の指示に従い 『住宅ストック循環支援事業補助金申請取り下げ 申請書(様式21)』を提出してください。 <交付決定通知のイメージ> 交付決定番号 (様式 5)ver.1 KC0000001 住宅ストック循環支援事業補助金 補助金交付決定通知 株式会社リフォーム工務店 殿 事循ス住 業環ト 住宅ストック循環支援事業事務局 局 事支ッ 務援ク宅 申請された住宅ストック循環支援事業補助金は、住宅ストック循環支援事業補助金交付規程第6の規定 に基づき、下記の通り交付することを決定したので、通知します。 記 1.補助金の交付対象となる事業および内容は以下の補助金交付申請書の通りとする。 交 付 申 請 日 平成 29 年 1 月 1 日 申 請 タ イ プ エコリフォーム 号 KC0000001 者 上田 地 〒196-0025 東京都昭島市朝日町 10-10-10 交 共 3-6. 完了報告 住 完了報告期限までに補助事業を終了し、完了報告の手続きを 行ってください。 ■ 完了報告受付期間 第1回 第2回 第3回 付 申 同 宅 請 申 の 番 請 所 在 事 業 完 了 予 定 日 二郎 平成29年12月1日 2.1.の交付申請に基づく補助金の交付決定額は以下の通り確定する。 交 付 決 定 日 平成29年5月1日 交 付 決 定 額 200,000 円 3.補助金の交付を受けた者は、「住宅ストック循環支援事業補助金交付規程」および「住宅ス トック循環支援事業補助金交付申請等マニュアル等」に基づいた適正な手続き、並びに補助 金交付を受けた財産の適切な管理を行わなければならない。 以上 平成29年3月1日~20日 平成29年7月1日~8月31日 平成29年11月1日~12月31日 【注意事項】 ※受付状況により変更になることがあります ※郵便のみ、必ず配達記録が残る方法で送付すること ■ 完了報告書の送付先 交付決定を受けた者に別途お知らせします。 (交付申請書の送付先とは異なります) C-29 ・本通知は、補助金の交付を受けた年度終了後 5 年間、他の書類と合わせて保管すること。 ・事業の遅延、取り下げは、事務局に連絡の上、その指示に従うこと。 ・本通知の内容を共同事業者にも通知を行います。 住宅ストック循環支援事業補助金 第4章 添付書類の詳細 申請タイプ:【C】エコリフォーム 以下の書類は申請ポータルにアップロードしてください。 書類名 ページ数 A 住宅ストック循環支援事業補助金 B 共同事業者(工事発注者)の本人確認書類 P33 C 工事請負契約書 P35 D 耐震性を有することが確認できる書類 P36 (イ)建物の不動産登記 共同事業実施規約(エコリフォーム) P32 現在事項証明書 <(イ)により確認できない場合> (ロ) 確認済証または建築台帳記載事項証明書 <(イ)および(ロ)により確認できない場合> (ハ)建築士等が耐震性を有することを証明する書類 E <良質な既存住宅の購入を伴う場合> 既存住宅売買瑕疵保険の受理証等 P39 C-30 、 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 A 住宅ストック循環支援事業補助金 共同事業実施規約(エコリフォーム) (管理組合の場合は、理事長が代表で締結) 確認事項(以下のすべてを満たすこと) ❶ 補助金の還元方法が選択されていること ❷ 規約の締結日が記入されていること ❸ 工事発注者の氏名、住所が記入され、押印されていること (管理組合の場合、理事長名を記入) 共同事業者と一致すること ❹ 施工業者の事業者名、代表者氏名、住所が記入され、 押印(法人印)されていること (個人事業主の場合、事業者名に屋号を記入。 屋号がない場合は記入不要。また、押印は実印が必要) 補助事業者と一致すること ❶ ❷ ❸ ❹ <補 足> ✓ 補助金の還元方法について 「現金による支払い」「甲の乙に対する債務と相殺」以外の方法での還元はできません。 (商品券やポイント等、独自の還元方法の設定はできません) ✓ 規約の締結日について 実施規約は、リフォームの工事請負契約と同時に締結されることが望ましいですが、やむを得ない場合、 工事請負契約と締結日が一致しなくても構いません。 ✓ 記名と押印について 実施規約は、共同事業者と補助事業者との契約行為です。 共同事業者は本人が、補助事業者は当該取り決めについて決裁を行うことができる立場の方が代表者として、 締結してください。なお、必ずしも補助事業の契約書の締結者と一致する代表者でなければないというものでは ありませんが、当該債権に関する取決めであることから、一致させることを基本としてください。 ✓ 条項の追加について 実施規約に定めのない事項について両者で合意を行う場合、別途覚書等を取り交わしてください。 (実施規約は指定の様式であり、補助事業者が変更することはできません) C-32 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 B 共同事業者(居住者である工事発注者)の本人確認書類 以下の①~⑤のいずれかの書類を1つ (管理組合の場合は、理事長の本人確認書類を提出) ① 運転免許証 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「氏名」が共同事業者(建築主)であること 有効期限内のものであること <補 足> ✓ 返納している場合、運転経歴証明書でも可 ② 健康保険証または後期高齢者医療被保険証 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「氏名」が共同事業者(建築主)であること 有効期限内のものであること 平 成 2 8 年 ○○市○○区○○町○-○ ※有効期限内のもの ⑤ ○○県後期高齢者医療広域連合 ③ パスポート 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「姓」「名」が共同事業者(建築主)であること 有効期限内のものであること <補 足> ✓ 日本国以外が発行するものでも可 C-33 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 ④ 在留カードまたは特別永住者証明書 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「氏名」が共同事業者(建築主)であること 有効期限内のものであること <補 足> ✓ 外国人登録証明書は不可 ⑤ 住民票の写し 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「氏名」が共同事業者(建築主)であること 現況が確認できるものであること(発行時期は不問) <補 足> ✓ 個票、世帯票のいずれも可 ✓ マイナンバーが記載されていないものを提出 C-34 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 C 工事請負契約書 (管理組合の場合は、管理組合が工事発注者である工事請負契約書を提出) 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 工事請負契約の原契約であること(変更契約は添付不要) 工事請負の契約締結日の記載があり、事業者登録日以降であること 工事場所の記載があり、リフォームする住宅であること 工事発注者(注文者)の記名・押印があり、共同事業者であること (発注者が複数の場合は、いずれか) 工事請負者(受注者)の記名・押印があり、補助事業者であること (補助事業者以外の契約書は不可) 以下の項目が確認できること ・リフォーム工事の内容であること ・工事代金 <補 足> ✓ 注文書・注文請書 注文書、注文請書により請負契約を締結する場合は、上記確認事項がいずれかの書面で確認できること。 なお、工事請負契約日は、注文請書(施工業者が発行)の請負日とします。 ※注文書・注文請書は一対で請負契約書として取扱うため、両方の書類を提出してください。 ✓ 工事請負契約書として取り扱わない書類 本補助金は、一定のエコリフォーム工事が対象であることから、 「工事請負契約」の締結が確認できない場合は受付できません。 以下の書類は工事請負契約に該当しませんので、ご注意ください。 ・領収書、請求書、振込通知書 ・建材・設備等の販売伝票(ホームセンター等の小売販売店は注意すること) ・リース契約書(リース事業者が工事の発注者であり、本補助金の補助対象外) 等 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会( http://www.j-reform.com/publish/shosiki.html )が、 リフォーム工事のための請負契約書のひな形を公表されているので、必要に応じて活用してください。 ✓ インターネットを利用した請負契約 契約締結の方法に関わらず、交付申請時に提出する書類より、 工事請負契約の締結が確認できない場合、補助対象になりません。 工事請負契約の締結方法に関係なく、共同事業者との事業実施規約については、 双方で記名・押印することが必要です。 ✓ 複数の事業者が行うエコリフォーム 本補助金は、施工業者が補助事業者となるため、工事請負契約単位で交付申請を行います。 また、エコリフォームの交付申請において、同一住宅は1回のみ対象とすることができます。 複数の事業者に工事を別々に発注する発注者は、いずれかの施工業者を補助事業者とし、当該補助事業者との契約に 基づくエコリフォームについて交付申請を行います。 C-35 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 D 耐震性を有することが確認できる書類 (管理組合の場合、(ハ)建築士等の耐震性を有することを証明する書類は、 「①住宅ストック循環支援事業用 耐震性能証明書(耐震性あり)【リフォーム住宅用】」のみ提出可) (イ)建物の不動産登記 現在事項証明書 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 法務局が発行(押印)した、建物の登記であること 不動産番号の記載があること (記載がないものは不可。平成20年7月以降に発行を受けた書類には記載されます) 表題部「①種類」が、「居宅」または「共同住宅」であること (「寄宿舎」「老人ホーム」「老人福祉施設」「倉庫」「旅館」等は不可) 表題部「建物の所在地」が、リフォームする住宅であること 表題部「②構造」において、交付申請の申告(木造または非木造)と一致すること 現況が確認できるものであること(発行時期は不問) 表題部「原因及びその日付」が、昭和58年4月1日以降の新築であること (増築あるいは改築された日ではない) ※昭和58年3月31日以前の新築と記載されている場合に限り、(ロ)または(ハ) を追加で提出してください。 ※複数枚にわたる場合、全頁を提出 <補 足> ✓ 区分登記された共同住宅 「表題部(専有部分の建物の表示)」について確認してください。 ✓ 管理組合による申請 理事長が所有する区分の登記を添付してください。 ✓ いわゆる二世帯住宅について 複数世帯が同居する場合であっても、建物の不動産登記が1棟として登記 されている住宅は、ひとつの住宅(1戸)として扱います。 ✓ 登記情報提供サービスから出力されたものは受付不可。 <(イ)により確認できない場合> (ロ)確認済証または建築台帳記載事項証明書 確認事項(以下のすべてを満たすこと) ○○○○○○ 27 建築基準法第6条の2第1項の規定による 確認済証 または 建築台帳記載事項証明書であること ※建築台帳記載事項証明書は、特定行政庁により名称(確認済証の交付証明書など) が異なります。(「建築計画概要書」ではありませんので、ご注意ください) <未登記、または昭和58年3月31日以前の新築として登記された場合> (仮称)○○様邸新築工事 「確認済証の発出日」が昭和56年6月1日以降であること 戸建住宅 「建物の用途」が、「一戸建ての住宅」「共同住宅」「長屋」のいずれかであること (「寄宿舎」「老人ホーム」「老人福祉施設」「倉庫」「旅館」は不可) 木造 2 0 「工事種別」が、「新築」であること (「増築」、「改築」、「大規模の修繕」等によるものは不可) 「建物の所在地」が、リフォームする住宅であること 「建物の構造」が、交付申請の申告(木造または非木造)と一致すること <補 足> ✓ (イ)建物の不動産登記において、昭和58年4月1日以降の新築である ことが確認できる住宅は提出不要 (イ)(ロ)により確認できない場合、次ページへ C-36 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 <(イ)および(ロ)により確認できない場合> (ハ)建築士等が耐震性を有することを証明する書類 ①~⑥のいずれかの書類を1つ (交付申請時に耐震性を有しない場合は提出不要。 ただし、完了報告までに耐震改修を行い➀、②、④、⑤のいずれかの書類を提出すること) ① 住宅ストック循環支援事業用 耐震性能証明書(耐震性あり)【リフォーム住宅用】 確認事項(以下のすべてを満たすこと) ❶ ❶ ❷ ❷ 事務局指定の様式24であること (様式23【除却住宅用】は不可) 以下の内容がすべて確認できること ・「住宅の種別」が正しく記入されていること (管理組合の場合、共同住宅等にチェックがあり、 総戸数が記入されていること) ・「所在地」が、リフォームする住宅であること <本事業期間に耐震改修を実施した場合> ・「発注者」が共同事業者と一致すること ・「工事完了日」が完了報告期限前であること ❸ ❸ 建築士事務所登録された建築士により発行したもの (記名、押印があること) <補 足> ✓ 様式は本補助金ホームページよりダウンロードできます。 ✓ 本事業期間中に耐震改修工事を行う場合、本書類は必ず、完了報告時に提出してください。 ✓ 交付申請時に既に耐震性能を有する場合、「発注者」「工事期間」については記載不要。 C-37 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 ② 増改築等工事証明書(住宅ローン減税等用) 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「昭和63年建設省告知第1274号」に定める様式であること 建築士等が発行したもの(記名、押印があること) 「家屋番号及び所在地」がリフォームする住宅であること 第4号工事(耐震改修工事)が含まれているものであること (「1.実施した工事の種別」のうち、(1)および(2)のどちらの対象工事でも可) <補 足> ✓ 記載のないページも含め、すべてのページを提出してください。 ✓ 様式については国土交通省のホームページで確認することができます。 (http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html) ③ 耐震基準適合証明書(住宅ローン減税等用) 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「平成17年国土交通省告示第385号・第394号」に定める様式であること 建築士等が発行したもの(記名、押印があること) 「家屋番号及び所在地」がリフォームする住宅であること <補 足> ✓ 記載のないページも含め、すべてのページを提出してください。 ✓ 様式については国土交通省のホームページで確認することができます。 (http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html) ④ 住宅耐震改修証明書および申請書*1(所得税の特例用) 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「平成18年国土交通省告示第464号」に定める様式であること (租税特別措置法第41条の19の2第1項に基づく証明書) 地方自治体、建築士等により発行されたものであること(押印があること) 「家屋の所在地」がリフォームする住宅であること *1 「家屋の所在地」は証明書に記載されません。併せて申請書を提出してください。 <補 足> ✓ 記載のないページも含め、すべてのページを提出してください。 ✓ 様式については国土交通省のホームページで確認することができます。 (http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000025.html) ⑤および⑥は次ページ C-38 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 ⑤ 固定資産税減額証明書(固定資産税の特例用) 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 「平成18年国土交通省告示第466号」に定める様式であること (地方税法施行令附則第12条第24項に基づく証明書) ※固定資産税の減額を受けるために耐震改修したことを証明する書類を提出してください。 (固定資産税の納付や税額を証明する書類(「課税台帳」、「家屋台帳」等)は不可) 地方自治体、建築士等により発行されたものであること(押印があること) 「住宅の所在地」がリフォームする住宅であること <補 足> ✓ 記載のないページも含め、すべてのページを提出してください。 ✓ 様式については国土交通省のホームページで確認することができます。 (http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000025.html) ⑥ 既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書等 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 書類様式は 発行保険法人により 異なります 住宅瑕疵担保責任保険法人が発行する既存住宅売買瑕疵保険の 付保証明書 または 保険証券であること(受理証等は不可) 建物の所在地がリフォームする住宅であること E <良質な既存住宅の購入を伴う場合> 既存住宅売買瑕疵保険の受理証等 (管理組合の場合は、「良質な既存住宅の購入」を併せて申請することができないため、本書類の提出は不要) 確認事項(以下のすべてを満たすこと) 書類様式は 発行保険法人により 異なります 住宅瑕疵担保責任保険法人が発行する既存住宅売買瑕疵保険の受理証等であること (完了報告時、付保証明書または保険証券を必ず提出) 建物の所在地がリフォームする住宅であること <補 足> ✓ 「良質な既存住宅の購入」を併せて申請する場合 いくつかの条件に合致している必要があります。 該当するか確認の上、本書類を提出してください。 (条件の詳細については、P12 <補足>を参照 ) C-39 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第4章 添付書類の詳細 <既存住宅売買瑕疵保険の名称> 商品名 付保証明書・保険証券に記載されている 「保険の種類」等の名称*1 受理証等の名称 株式会社住宅あんしん保証 (問合せ先:03-6824-9440) あんしん既存住宅個人間売買瑕疵保険 あんしん既存住宅個人間売 買瑕疵保険 契約受理証 既存住宅個人間売買瑕疵保証責任保険 あんしん既存住宅売買瑕疵保険 あんしん既存住宅売買瑕疵 保険 契約受理証 既存住宅売買瑕疵担保責任保険 ハウスプラス住宅保証株式会社 (問合せ先:03-5962-3815) 個人間売買瑕疵保証保険 既存住宅個人間売買瑕疵 保証責任任意保険 受付票 個人間売買瑕疵保証保険 (既存住宅個人間売買瑕疵保証責任任意保険) ※保険証券の場合、明細書を提出 既存住宅販売かし保険(宅建業者用) 既存住宅販売に伴う瑕疵 担保責任任意保険 受付票 既存住宅販売かし保険 (既存住宅販売に伴う瑕疵担保責任任意保険) ※保険証券の場合、明細書を提出 株式会社日本住宅保証検査機構 (問合せ先:03-6861-9210) JIO既存住宅かし保証保険(個人間用) 既存住宅売買瑕疵保証責任保険(個人間用) JIO中古マンション 戸単位売買かし保証保険(個人間用) 既存共同住宅戸単位売買瑕疵保証責任保険 (個人間用) JIO既存住宅かし保証保険(個人間用) 引渡後リフォーム工事タイプ 保険申込受理証 既存住宅売買瑕疵保証責任保険(個人間用) 引渡後リフォーム工事タイプ JIO既存住宅かし保険(宅建業者用) 既存住宅売買瑕疵担保責任保険(宅建業者用) JIO中古マンション 戸単位売買かし保険(宅建業者用) 既存共同住宅戸単位売買瑕疵担保責任保険 (宅建業者用) 株式会社ハウスジーメン (問合せ先:03-5408-8486) 既存住宅かし保険(個人間売買) 既存住宅かし保険(個人間戸単位売買) 引渡後リフォーム型既存住宅かし保険 (個人間売買) 引渡後リフォーム型既存住宅かし保険 (個人間戸単位売買) 既存住宅販売瑕疵保証責任保険(個人間) 保険契約申込受理書 ((兼)請求書) 保険契約申込書 ※保険法人の押印 があるもの 既存住宅かし保険(宅建業者販売) 既存住宅かし保険(宅建業者戸単位販売) 既存共同住宅戸単位販売瑕疵保証責任保険 (個人間) 引渡後リフォーム型既存住宅販売瑕疵保証責任保 険(個人間) 引渡後リフォーム型既存共同住宅戸単位販売瑕疵 保証責任保険(個人間) 既存住宅販売瑕疵担保責任保険(宅建業者) 保険契約申込受理書 ((兼)請求書) 既存共同住宅戸単位販売瑕疵担保責任保険 (宅建業者) 住宅保証機構株式会社 (問合せ先:03-6435-8870) まもりすまい既存住宅保険[個人売主型] まもりすまい売買・リフォームセット保険 既存住宅個人間売買瑕疵保証責任保険 保険契約申込受理証 まもりすまい既存住宅保険 [宅建業者売主型] 既存住宅個人間売買・引渡後リフォームセット 瑕疵保証責任保険 既存住宅売買瑕疵担保責任保険 ※平成28年12月時点。詳しくは、各保険法人にお問い合わせください。 *1 保険の種類等の項目がない場合は、書類名に記載されている名称 C-40 、 住宅ストック循環支援事業補助金 第5章 その他 申請タイプ:【C】エコリフォーム C-42 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第5章 その他 完了報告に向けて準備する書類 (a)工事写真 工事写真は完了報告時に提出します。 エコリフォームの内容により、撮影方法が異なります。 工事中の写真が必要なエコリフォームにおいて、工事中の写真を提出できない場合は、 補助金の交付を受けることができませんので、十分ご注意ください。 エコリフォーム 撮影方法 撮影単位 ・開口部全体が確認できること 開口部の断熱改修 工事後 ・複数枚のガラスで構成される開口部は、交換した ガラスのすべてが確認ができる写真は1枚で可 開口部ごと に撮影 ・ドア・引戸の交換は、屋外から外壁を含めて撮影し 屋外に面するものであることが確認できること 外壁、屋根・天井、床の断熱改修 工事中 ・断熱材を敷設する作業状況が確認できること ※工事後に撮影されたものは不可 施工部位ごと に撮影 工事後 ・設置された住宅設備全体が確認できること (太陽熱利用システムは集熱器が設置されて いることがわかるもの) 住宅設備ごと に撮影 工事後 ・改修箇所が確認できること 工事箇所ごと に撮影 太陽熱利用システムの設置 エ コ 住 宅 設 備 高断熱浴槽の設置 節水型トイレの設置 高効率給湯機の設置 節湯水栓の設置 バリアフリー改修工事 リフォーム瑕疵保険への加入 小屋裏換気口設置 木 造 住 宅 の 劣 化 対 策 工 事 提出不要 工事後 (2種) 小屋裏点検口設置 ・給気口と排気口がそれぞれ確認できること (1枚で両方が確認できる写真は1枚で可) ・小屋裏または床下の点検口が確認できること ・点検口を開けた状態で撮影すること 床下点検口設置 工事後 浴室のユニットバス設置 ・ユニットバスの全体が確認できること 脱衣室の耐水性仕上げ ・床面を含めた脱衣室全体が確認できること 外壁の軸組等及び土台の 防腐防蟻措置 工事中 土間コンクリート打設 工事箇所ごと に撮影 ・防腐防蟻措置あるいはコンクリート打設の作業状況が 確認できること ※工事後に撮影されたものは不可 ・耐震補強工事の内容が確認できること 例)戸建住宅の場合 筋交いの設置、構造用合板の設置 筋交い端部の接合金物の設置 等 耐震改修 工事中 共同住宅の場合 鉄骨ブレースの設置、RC壁の増設 柱への鉄板巻き付け 等 ※工事後に撮影されたものは不可 C-43 耐震改修工事 につき 1枚を撮影 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第5章 その他 完了報告時の工事写真は、申請ポータル上にアップロードすることで提出します。 以下の(い)(ろ)のいずれかの方法により、アップロードを行ってください。 (い)事務局指定の「工事写真用台紙」を利用する場合 事務局指定の「工事写真用台紙」を使用します。 工事写真用台紙に工事写真を貼り、必要事項(補助事業者、共同事業者、工事箇所等)を記入し、 スキャン等で保存したファイルをアップロードしてください。 工事箇所の記載があるため、複数の写真を1つのファイルとして保存、アップロードすることができます。 なお、工事写真用台紙は、本事業ホームページよりダウンロードすることができます。 <工事写真用台紙の記入例> 確認事項(以下のすべてを満たすこと) ❶ ❶ 完了報告する補助事業者名、共同事業者名やページ番号が 正しく記入されていること 以下の内容が正しく記入されていること ・写真No ページ番号によらず、 提出する写真ごとに一連の通し番号を振ってください。 ❷ ・工事箇所 例)リビングの窓、外壁の断熱改修、階段の手すり 等 ・対象工事内容(いずれか1つにチェック) ❷ 撮影方法に従って、正しく撮影された写真が貼付されていること (ろ)写真データ(画像ファイル)を直接アップロードする場合 デジタルカメラで撮影した工事写真(画像ファイル)等を使用します。 画像ファイルは、当該交付申請が特定できる名称を付けて保存し、アップロードの際、 必ず各「添付書類の備考」欄に工事箇所を入力してください。 なお、画像ファイルは、1ファイルごとにアップロードを行ってください。 (工事箇所が不明の場合、完了報告を却下することがあります) <補 足> ✓ 工事写真のアップロードについて 工事写真用台紙を利用する場合、申請ポータルにアップロードするファイル形式はPDFデータを推奨します。 また、デジタルカメラ等で撮影した写真の場合、JPEG、GIF、PNGデータも利用できますが、 1枚ずつ添付する必要があります。(圧縮ファイルの添付はできません) なお、保存形式に関わらず、データ容量が5MB以下のファイルのみアップロードできます。 C-44 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第5章 その他 (b)性能証明書、納品書 等 完了報告時に提出する性能証明書、納品書等は、対象工事内容により、提出書類や発行元が異なります。 下表を参照の上、正しい書類をご準備ください。 なお、各性能証明書、納品書等の詳しい内容については、次ページ以降を参照してください。 エコリフォーム 開口部の断熱改修 外壁、屋根・天井、床の断熱改修 太陽熱利用システムの設置 エ コ 住 宅 設 備 高断熱浴槽の設置 書類名 発行元 性能証明書 …(い) (指定)納品書または (指定)施工証明書 …(ろ) 性能証明書 …(い) 提出方法 建材メーカー 納入者、 施工業者等 申請ポータルに アップロード後 完了報告書に 原本を添付して 事務局へ郵送 建材メーカー 節水型トイレの設置 高効率給湯機の設置 納品書 …(は) 納入者 写しを 申請ポータルに アップロード 節湯水栓の設置 バリアフリー改修工事 提出不要 リフォーム瑕疵保険への加入 小屋裏換気口設置 木 造 住 宅 の 劣 化 対 策 工 事 小屋裏点検口設置 浴室のユニットバス設置 脱衣室の耐水性仕上げ 外壁の軸組等及び土台の 防腐防蟻措置 リフォーム瑕疵保険 の保険証券 または付保証明書 ※詳しくは保険法人に お問合せください (P22参照) 住宅瑕疵担保責任 保険法人 土間コンクリート打設 床下点検口設置 耐震改修工事 耐震改修証明書 …(に) C-45 建築士等 写しを 申請ポータルに アップロード 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第5章 その他 (い)性能証明書 開口部の断熱改修、太陽熱利用システムおよび高断熱浴槽の設置については、建材メーカーが発行する 以下の性能証明書を準備してください。 サンプル(見本)は、本事業ホームページで確認できます。 必ず住宅ストック循環支援事業用の証明書であることを確認してください。 ■開口部の断熱改修 <内窓設置> <外窓交換> <ドア交換> <ガラス交換(4~7、5~7地域 リフォーム専用品)> <ガラス交換 (8地域リフォーム専用品)> ■太陽熱利用システムの設置 ■高断熱浴槽の設置 C-46 <ガラス交換(汎用品・二重窓 リフォーム専用品)> 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第5章 その他 (ろ)事務局指定の納品書・施工証明書(外壁・屋根、天井又は床の断熱改修) 外壁・屋根、天井または床の断熱改修を行う場合、ボード系・マット系および畳床用の 断熱材の場合は納品元(断熱材の流通事業者)が作成する「納品書」、吹込み・吹付けは断熱改修を 行う事業者が作成する「施工証明書」を準備してください。 「納品書」および「施工証明書」の様式は、対象製品型番の他に出荷量(㎥)等も必要となるため、 必ず、本事業用の納品書、施工証明書をご利用ください。 様式、サンプルは、本事業ホームページで確認できます。 必ず住宅ストック循環支援事業用の証明書であることを確認してください。 ■本事業用の「納品書」および「施工証明書」の様式 <納品書(ボード系・マット系)> <納品書(畳床用)> <施工証明書(吹込み・吹付け)> (は)納品書(節水型トイレ、高効率給湯機、節湯水栓の設置) 節水型トイレ、高効率給湯機、節湯水栓の設置を行う場合、 納品元(建材メーカー、流通事業者、販売店など)が発行する「納品書」を準備してください。 なお、任意の様式としますが、事務局に登録された対象製品型番および納品先が確認できる必要が あります。納品先の確認方法は、以下①②のいずれかとします。 ① 納品書が補助事業者宛である ② 納品場所がエコリフォームの住宅(邸名または住所)である ※下請業者が製品の受取り、施工する場合は②を選択 (に)耐震改修証明書 「耐震改修証明書」は、記載された耐震改修によって、旧耐震住宅が新耐震基準を満たす耐震性能を 有することの証明書です。交付申請時に耐震性を満たさない住宅が、本事業の期間内に耐震改修を 行い、完了報告時に提出するものです。 (交付申請時に提出するP37の「耐震性を有することを証明する書類」とは、 受付可能な書類が異なりますので、ご注意ください) <耐震改修証明書の一覧> 証明書類 発行機関等 本事業用 耐震性能証明書(耐震性あり) 【リフォーム住宅用】 ※工事着手日が事業者登録日以降のものに限る。 建築士 増改築等工事証明書(住宅ローン減税) ※第4号工事(耐震改修工事)を含むものに限る。 建築士、指定確認検査機関、登録住宅性能評価機関、 住宅瑕疵担保責任保険法人 住宅耐震改修証明書(所得税の特例用) 地方公共団体、建築士、指定確認検査機関、 登録住宅性能評価機関、住宅瑕疵担保責任保険法人 固定資産税減額証明書(固定資産税の特例用) C-47 住宅ストック循環支援事業補助金 第6章 更新履歴 申請タイプ:【C】エコリフォーム C-48 住宅ストック循環支援事業補助金 ~申請タイプ:【C】エコリフォーム~ 第6章 更新履歴 1 2016/12/7 P17 修正 <断熱材の1戸当たりの最低使用量> 「屋根・天井_部分断熱」の「共同住宅_D/E/F」の最低使用量 (修正前)1.8㎥ → (修正後)1.3㎥ 修正 (修正前)④ 住宅耐震改修証明書(所得税の特例用) → (修正後)④ 住宅耐震改修証明書および申請書(所得税の特例用) P38 ④ 住宅耐震改修証明書および申請書(所得税の特例用) 追記 2 2017/2/3 確認事項(3段目) (追記)*1「家屋の所在地」は証明書に記載されません。 併せて申請書を提出してください。 ④ 住宅耐震改修証明書および申請書(所得税の特例用)および ⑤ 固定資産税減額証明書(固定資産税の特例用) P38 P39 修正 確認事項(2段目) (修正前)建築士等により発行されたものであること(押印があること) → (修正後)地方自治体、建築士等により発行されたものであること (押印があること) (イ)建物の不動産登記 追記 確認事項(2段目) (追記)不動産番号の記載があること (記載がないものは不可。 平成20年7月以降に発行を受けた書類には記載されます) (イ)建物の不動産登記 修正 3 2017/2/15 P36 現在事項証明書 確認事項(4段目) (修正前)<確認済証が昭和56年6月1日以降の発出である場合を除き> 表題部「原因及びその日付」が、昭和58年4月1日以降の新築であること (増築あるいは改築された日ではない) →(修正後)表題部「原因及びその日付」が、昭和58年4月1日以降の新築である こと(増築あるいは改築された日ではない) ※昭和58年3月31日以前の新築と記載されている場合に限り、 (ロ)または(ハ)を追加で提出してください。 (イ)建物の不動産登記 追記 現在事項証明書 現在事項証明書 画像サンプル下に注釈追加 (追記)※複数枚にわたる場合、全頁を提出 (ロ)確認済証または建築台帳記載事項証明書 追記 <補足> (追記)✓ (イ)建物の不動産登記において、昭和58年4月1日以降の新築である ことが確認できる住宅は提出不要 ① 住宅ストック循環支援事業用 耐震性能証明書(耐震性あり)【リフォーム住宅用】 4 2017/2/15 P37 修正 <補足>(3段目) (修正前)発注日→(修正後)発注者 ⑤ 固定資産税減額証明書(固定資産税の特例用) 5 2017/2/15 P39 追記 6 2017/2/24 P12 追記 確認事項(1段目) (追記)※固定資産税の減額を受けるために耐震改修したことを証明する書類を提出し てください。 (固定資産税の納付や税額を証明する書類(「課税台帳」、「家屋台帳」等) は不可) <補足>(8段目) (追記)✓ 建材メーカー等が自社製品を用いて実施するリフォーム工事について C-49 、 住宅ストック循環支援事業事務局 ホームページ http://stock-jutaku.jp/ お問い合わせ窓口 0570-069-888(通話料がかかります) 受付時間 月~金 9:00~17:00(土曜、日曜、祝日、年末年始を除く) ※一部のIP電話からは03-4334-9252(通話料がかかります)