...

これからもチャレンジをつづけます。

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

これからもチャレンジをつづけます。
COMPANY PROFILE 2013
会社案内
CORPORATION
OUR GREETING
変化に対応できる企業を目指し、
これからもチャレンジをつづけます。
2
SMK 株式会社は1925年の創業以来、もの
な生産体制の確立など、さまざまな取り組み
づくりの精神、高水準の技術力・開発力
を行い、再成長に向けたチャレンジを続けて
を背景に、長年にわたって皆様から厚い信
まいります。
頼をいただく企業へと成長してまいりまし
2012年は欧州債務問題の長期化、新興国経
た。しかし、地球規模でダイナミックに市
済成長の鈍化、超円高、エネルギー問題な
場が動いている現在、従来の発想のまま
どの影響を受け厳しい年となりました。2013
では激動する環境に対応することが困難な
年に入り、米国経済の持ち直し、安倍新政
時代を迎えております。環境がどんなに厳
権の経済政策への期待感による円高是正な
しくとも、各分野で市場が変動しているか
ど明るい兆しが見え始めました。一方、各国
らこそ、数多くのチャンスも生まれてきま
で政治リスク・社会リスクが顕在化しており、
す。そして今、SMK に求められているこ
引き続き不安定な状況が続くと思われます。
と、それはこの環境変化をビジネスチャン
当社は不安定な環境のもと、サプライチェー
スとして捉える「変化に対応する力」だと
ンの一角を担う責任を認識し、一層の危機
考えています。
管理対応力の強化に努めてまいります。同時
SMK は日本生まれの企業として高い品質へ
に、経営体質のスリム化による効率的な経営
のこだわりを守りながらも、世界の市場を
を徹底するとともに、成長市場でのシェア拡
常に意識したものづくりに取り組んでまい
大、新市場への注力などにより、環境の変化
りました。今後も、さらに幅広い国内外の
に対応し、成長を継続できる企業体質づくり
ニーズにより合致した、よりよい製品をご
に万全の努力をしてまいります。
提供してまいります。
また、社会の企業に注がれる目もますま
SMK は「 情 報インフラの有力なサプライ
す厳しくなっております。1995年に制定し
ヤー」でありたいという信念を掲げてまいりま
た「SMK 環境憲章」を軸とした環境への配
代表取締役社長
代表取締役会長
した。この信念は今後も決して変わるもので
慮、1997年制定の「SMK グループ企業行動
池田 靖光
中村 哲也
はありません。しかし、さらに一歩進んで、
憲章」や2006年制定の「SMK グループ社員
より発信性の高いものづくり、例えばお得意
行動規範」に則り、CSR(Corporate Social
先様のニーズに沿った製品開発のほか、新た
Responsibility)についても、社員一人ひと
にご提案できるものづくりに取り組んでまいり
りが社会的責任を自覚しながら取り組んで
ます。お得意先様が本当に求めているものは
おります。
何かを原点に立ち帰って見直し、より付加価
間もなく迎える創業90年に向け、その歴史の
値の高い製品をご提供することを通じ、信頼
重みを踏みしめつつ、企業価値の向上を常
されるパートナーとしての存在を目指します。
に考え、皆様の信頼にお応えできる企業とし
そのために技術開発力のさらなる向上ととも
て社会に貢献してまいります。 に、マーケティング力の強化、フレキシブル
2013年7月
「企業理念」
SMKは可能性の追求を通して総合的な高度技術により、
情報社会の発展に寄与する。
「行動指針」
1.
2.
3.
4.
5.
社会への貢献を考え、誇りと自信をもって行動する。
ユーザーの立場を考え、熱意と誠意をもって行動する。
高い目標を考え、失敗を恐れぬ勇気をもって行動する。
明るい社風づくりを考え、信頼と尊重をもって行動する。
世界の中のS MKを考え、国際的視野をもって行動する。
3
基本方針・マーケット
カーエレクトロニクス
CAR ELECTRONICS
進化するニーズを先取りしてご提案するSMKブランド製品。
家庭で、オフィスで、街角で、車の中で、あらゆるシーンでさらな
オーディオビジュアル
AUDIO VISUAL
る高度化・高機能化・情報化が進んでいます。SMK は長い歴史か
ら培った高度なテクノロジーと時代を先取りする新しい発想を駆使
して、電子部品やコンポーネンツを通じ、進化する現代の暮らしを
支えています。コミュニケーション、インフォメーション、ホーム
アプライアンス / インダストリー、カーエレクトロニクス、オーディ
マーケティング活動・営業・研究開発 ●
多彩なプロダクツを開発し、製造しているのが、SMK の3つの事業
Maketing, Sales Promotion, Research & Development
コミュニケーション
オビジュアル、エコマーケット――。この幅広い分野に対応する、
COMMUNICATION
部と開発センターです。コネクタなどの接続部品を製造するCS 事
業部、スイッチやリモコンを手がけるFC 事業部、タッチパネルを
作りだす TP 事業部、そして、新しい製品を研究開発している開発
センター。それに加えて、それぞれの市場について最新動向情報の
収集・分析を行い、新しい市場の開拓・新製品の開発提案活動を
● 人材開発
展開しているマーケティング・営業。より高度で効率の良い生産体
Human Resources
制の確立を行う生産技術、SMK クオリティの要となる品質保証、
SMK を支える人材を育成する人材開発といった各部門により互い
CS 事業部 ●
を支え合う社内システムを確立。それぞれの緻密な連携で、これ
4
からの社会を豊かに、快適に変えていくためのご提案を行っていま
す。SMK はこれからも地球規模で日々進化しているニーズをしっか
品質保証 ●
Connection System Division
Quality Assurance
● FC 事業部
5
Functional Components Division
りと捉え、本当に求められている技術・製品を迅速に、的確にお届
けしてまいります。
● TP 事業部
Touch Panel Division
開発センター ●
Research & Development Center
● 生産技術
Production Engineering
環境保全 ●
Environmental Preservation
インフォメーション
INFORMATION
ホームアプライアンス
アンス
ンス /インダストリー
HOME APPLIANCE / INDUSTRY
エコマーケット
ECOLOGICAL MARKET
COMMUNICATION
INFORMATION
インフォメーション
高度な情報システム技術で
人と社会を支えます。
安定性と高機能性が同時に要求されるのが、
社会
の基盤を支える情報システムの分野です。
ノートパソコ
ンやデジタルスチルカメラから、
券売機、
ATM、
POS
システム、
オフィスの事務機器など、
SMKの技術が幅
広く活躍しています。特にタッチパネルではATMや
6
7
POSなどに対応する光学式タイプからマルチタッチ対
応の静電容量式タッチパネルまで、
幅広い製品ライン
コミュニケーション
ナップを展開しております。
さらに各種コネクタ、
小型
スマートフォン新時代を見据える
SMKの小型化・軽量化の技術。
検出スイッチ、
高周波用ユニットなど、
ニーズにきめ細
かく対応し開発しております。Bluetooth ユニットや
TransferJet™対応のRFモジュールなど無線技術
を使用した製品を提供いたします。
SMKの持つ小型化・軽量化の技術が存分に活かされてい
るのが、コミュニケーションツールの分野です。スマートフォンを
中心とする携帯電話、電子書籍、タブレットPCなどの市場
は今、さらなる製品の小型化やデータの大容量化に伴う高
速伝送が求められています。SMKはそのニーズに応えるべく、
電線対基板コネクタ
Micro-USB コネクタ
基板対基板コネクタ
MicroSIMカード用コネクタ
MicroSD™カード用コネクタ
シールド付FPC対応コネクタ
光学式タッチパネル
モーションコントロールユニット
静電容量式タッチパネル
Bluetooth ユニット
Windows 7 対応リモコン
超小型同軸コネクタ
高速伝送対応のFPCコネクタを始め、
基板対基板コネクタ、
microSD™ほか各種カード用コネクタなど、高精度の超小型
部品を開発し提案しています。また、反射や屈折を抑え、見
栄えと感度にすぐれた静電容量式タッチパネルや小型・薄型
化を実現したスイッチも高い評価を得ています。
トッププッシュスイッチ
HOME APPLIANCE /
INDUSTRY
CAR ELECTRONICS
カーエレクトロニクス
進化するカーライフを
サポートするSMKの
カーエレクトロニクス。
高機能化・電子制御化など、今急速に進化してい
るのがカーエレクトロニクスの分野です。SMKでは、
カーナビゲーション用のタッチパネル、広角カメラモ
ジュール、車載用のコネクタなど幅広く展開。中でも
8
タッチパネルのガラスを重ね合わせ車載専用に耐久
性を高めた技術は、自動車関連部品に要求される
ホームアプライアンス/インダストリー
厳しい基準をクリアしており、高評価を頂いています。
ヒューマン視点の技術で心地よい空間づくりへ。
さまざまな形で高機能化が進む生活空間。
居心地のいい暮ら
用コネクタは、
すぐれた接触性能、
独自の防水構造、
簡易な
しに役立っているのがSMKのリモコンや各種電子部品です。
作業性など高い評価を得ています。
今後普及が予想されるス
無線を使用したリモコンでは、
音声認識タイプのリモコンをはじ
マートメーターやHEMS用として特定小電力モジュールなど
め、
より付加価値の高い製品を提供しています。
省エネルギー
の無線通信モジュールを開発し提案しています。また、
最近
に配慮した製品としてLED照明用コネクタを開発。
さらにク
注目を集めているヘルスケアやメディカル関連機器に対しても
リーンエネルギーとして注目を集めている太陽電池モジュール
無線モジュールなどのSMK製品が使用されています。
さらに新製品として、寒冷地用に手袋をしたまま操
作可能な静電容量式タッチパネルやスイッチを押した
ような感触が得られるフォースフィードバックタッチパネ
ルなどを開発。進化するカーエレクトロニクス市場を
見据えた製品をご提案しています。
長寿命薄型ホリゾンタルプッシュスイッチ
Bluetooth SPPモジュール BT401
LED照明用コネクタ
ロングストロークプッシュスイッチ
プッシュスイッチ低荷重タイプ
広角カメラモジュール
車載仕様静電容量式タッチパネル
静電容量式透明タッチスイッチ
高耐久スライドスイッチ
太陽電池モジュール用コネクタ
モールドロック付SMB同軸コネクタ
FPCコネクタ
角型同軸コネクタ
9
事業部紹介
AUDIO VISUAL
■ CS 事業部
Connection
System
Division
コネクタやジャックなどの接続部品を開発・製造しています。基板対
基板コネクタや高速伝送対応のFPCコネクタ、高信頼性のバッテ
リーコネクタなど、いずれも製品の小型・薄型化を実現。製品の用
途は、デジタル家電、スマートフォン、タブレッ
ト端末、カーエレクトロニ
クス用を主力として、太陽電池、医療機などへと多方面に広がってお
り、
中でも太陽電池に代表されるエコマーケッ
ト関連が急伸しています。
■主要品目/同軸コネクタ FPC コネクタ 基板対基板コネクタ ジャック
■ FC 事業部
Functional
Components
Division
■ 主要品目/リモコン スイッチ 各種無線ユニット カメラモジュール
10
リモコン、
スイッチ、複合品ユニッ
ト、無線モジュールなどを中心に開発・
製造しています。主力であるリモコンは、赤外線送信タイプに加えて
無線送信を使用した高付加価値製品を提供しております。 近年
はデジタル家電やエアコンに加え、自動車、サニタリー、照明、健
康器具などのホームアプライアンス向けにも使用されております。
また、
通信モジュールやアンテナなどは、主流であるスマートフォン市場に加
え、普及が期待されるHEMS 関連市場での展開を目指し取り組
みます。
開発・製造を担う3つの事業部と開発センターの
の連携で SMKを支えます。
オーディオビジュアル
■ TP 事業部
高速伝送化、多機能化に対応した
新発想の製品をご提案。
人と装置とのイ
ンターフェイスの役割を果し、印刷やエッチングなど化学
的技術要素も加わる複雑な工程が特徴のタッチパネル。SMKは耐
久性・低反射が求められる車載用や、見栄えの良さと多彩な操作
めざましく進化しているオーディオビジュアルの世界。インター
性が求められる携帯・スマートフォン用のタッチパネルにおいて高い評価
ネットをベースにしたゲームや動画配信など、デジタルコンテン
をいただいています。また限られた資源のレアメタルITOの代替品とな
ツがますます多彩となり、高画質化・高機能化が進んでいま
る透明導電膜付きフィルムを使用した抵抗式タッチパネルなど、次に
す。それに伴い大容量の高速伝送技術が求められています。
SMKは、高速伝送に対応したFFCコネクタやHDMIコネク
シールド付FFC対応コネクタ
HDMIコネクタ
繋がる新技術の開発も進めています。
Touch
Panel
Division
■ 主要品目/抵抗式タッチパネル 静電容量式タッチパネル 光学式タッチパネル
タなどを開発。また、SMKが開発した無線リモコンは、赤外
■開発センター
線とは異なり、無指向性でTVなどの機器と向きを合わせなく
ても操作をすることができます。
さらに欧米を中心に需要が高まっ
ているIPTV 用高機能リモコンを開発。複雑な操作に対応す
るため、静電パッドなどの入力デバイス内蔵リモコンを開発し
検出スイッチ
リモコン用RF
(無線)
モジュール
高い評価をいただいています。
Research &
Development
Center
■ 研究・開発
標準リモートコントロールユニット
Bluetooth オーディオモジュールBT505A
標準品や新技術の製品を独自で研究・開発しているのが開発
センターです。Bluetooth モジュールや SubGHz モジュールな
ど高周波をベースにした無線モジュールを先行して開発。また次
世代製品の研究として、ホームネットワークやヘルスケアなどの分
野にも注目していき開発を進めています。
11
マーケティング活動・営業・研究開発
生産技術
一歩先を行く視点で市場を開拓。常に最新の技術をご提供。
高度技術の追求とコスト対応力の強化。
Marketing,
Sales Promotion,
Research &
Development
12
Production
Engineering
SMKでは日々進化する技術に対し、生産体制強化のため国
内・海外拠点との連携を綿密にし、より高度で効率のよい生
産体制の確立を目指しています。キーワードは高度技術の追
求とスピードあるコスト対応力の強化です。特に重視しているの
が、SMKを支える技術の向上、技術者のレベルアップのため
先を見通す力や企画力を駆使してSMKを支えているのがマーケ
電波暗室:アメリカ
ティ
ング、営業、研究開発の各部門です。
の体制づく
りです。
精密金型加工:富山事業所
マーケティ
ング部門ではそれぞれの市場について最新動向情報の
組立の一貫生産体制を実現、技術を共有化し、高品質・低
収集・分析を行い、新しい商品開発の提案や成長の見込める
コストでスピーディな立ち上げが可能となっています。
新しい市場の開拓活動を展開しています。また、営業部門では、
SMKにおけるものづく
りの再構築として進めている先進的な取り
得意先様との日々の地道な活動をベースに営業担当者による新
組みの一つに「Mプロジェクト」があります。このプロジェクトは、こ
商品開発のアイデアを募る商品開発提案制度など、新商品の
れまで外部に依存していた金型、成形、プレス、めっき、組立
開発や改善につなげるためのさまざまな取り組みを行っています。
などの固有技術を社内に取り込み、一貫した生産システムを作り
研究開発部門では、この情報を元に技術開発ロードマップ及び
構造解析:本社
営業担当者研修会:ゲートシティホール
これまでのものづく
りを見直し、国内外において設計・金型製作・
上げるものです。特に超精密金型を「内製化」することで、独自
汎用リモコン検査機:富山事業所
商品開発ロードマップを作成し、市場の変化にあわせ毎年更新
の高度技術を国内に確立し、その技術を中国など国内外の生
しながら、将来を見据えた要素技術の確立と市場のニーズを先
産事業所に展開しています。こうした「内製化」は、技術開発・
取り
した技術開発・商品開発を推進しています。さらにより長期の
設計・製造に関わる関係者がものづく
りに携わる感覚を養い、
展望に立った市場環境の変化とその対応への提案を目的に、
次代を担う各分野の技術者育成にもつながっています。
事業戦略室も活動を展開しています。
さらに、SMKでは技術者のモチベーション向上にも力を入れて
このようにマーケティ
ング部門・営業部門・研究開発部門が一体
おり、毎年、海外拠点を含めトランスナショナルに同一基準で
となり、変化する時代に対応した新しい高付加価値商品のご提
技術者を評価・表彰するなど、生産技術の向上に向け、さま
案を目指して努力を続けています。
製造ライン:中国・深圳
ざまな取り組みを行っています。
13
品質保証
人材開発
「絶対品質」
を守る、全社一貫体制の品質管理システムを構築。
世界同一基準で人材を育成。技術のSMKを支える人づくり。
Quality
Assurance
14
Human
Resources
SMKでは、国際規格であるISO9001をベースに一貫した品
質保証システムを構築しています。信念として掲げているのが
「絶対品質」です。その根幹にあるのは、品質とはZD(Zero
Defect)
を目指し、直接製造に関わる部門だけでなく、会社全
製品設計 打合せ:アメリカ
体で実現すべきものという考え方です。営業から開発、設計、
製造、検査、そして出荷、納品に至るまで、それぞれが各自の
「自主・自助・自律」の精神を伝統として受け継ぐSMKでは、
業務を全うする、という積み重ねを経て、初めて品質は保たれる
社員一人ひとりが社会人としての自覚と責任をもち、世界で活
のだと考えています。
躍できる人材の育成を目指しています。世界14カ国に事業所
特に力を入れているのは、製造部門だけでなく、製造工程での
を展開する国際的な企業として、国境や性別などを超え開か
問題発生をそれ以前の製品開発段階において、予防するフロン
れた人事制度を構築。また、会議など社内では日本語と並ん
トローディング(Front-Loading)およびDR(Design Review)
で英語を公用語と定め、早期から国内外の社内および得意
の定着です。
クリーンルームでの外観検査:フィリピン
落下解析:本社
生産現場での指導:フィリピン
TV 会議による合同 DR:中国・東莞
先などとのコミュニケーションを図る努力も続けてきました。人材
また一方では、事業部を横断して設計・生産・品質部門など
育成のための研修プログラムや、国内外の全事業所での昇
様々な立場の社員が一堂に集まって議論し、品質についての
進に関わる業績評価システムにも、世界同一の内容、同一
全社的なガイ
ドラインやルール化を目指す「品革プロジェクト」も
の評価基準によって運用。世界のレベルで優秀な人材を集
進めています。さらには、全世界の生産拠点から届く品質管理
め、育てていく仕組みを作り上げています。
状況のデータの集計や、主要な得意先様に毎年実施している
さらに、欧米からアジア地域までローカライゼーションに伴う人
CS(Customer Satisfaction)アンケートなどのご意見を始め、
材交流の推進、現地でのボランティア活動、社外での社会
SMK 製品に対する率直なご意見を受け止め、品質の改善に
貢献活動の表彰など、責任ある企業としてさまざまな取り組み
反映しております。
営業ミーティング:アメリカ
を積極的に行っています。
15
環境保全
SMKは環境憲章を定め、環境保全に向け、きめ細かい対応を 行なっています。
エコマーケット
SMKのエコ関連商品。
Environmental
Preservation
製品の環境対応については、
RoHS指令やREACH規制
など厳しさを増す世界の化学物質管理に関する要求への
的確な対応はもちろん、
規制物質を混入させない管理を行
う社内体制を構築しています。
同時に、省エネ、省資源など環境負荷の少ない開発・設
計、
環境保全に対応できる製品づくりも追求しています。
実際の製品開発に当たっては「エコ商品」
と呼ばれる商
品群を細分化。
例えば、
製造過程で電力などの消費エネ
環境憲章
ルギーを削減した商品、
電圧変換などで高効率化や耐久
基本理念
16
性能の向上で長寿命化した商品、
小型化や軽量化などに
SMK は良き企業市民として社員一人ひとりが地球規模
で持続的発展が可能な社会に寄与するという自覚を持
ち、総合的な高度技術により経済成長と環境保全の両
立に努めます。
より体積・重量の低減や構成部品等を削減した省資源化
につなげた商品、廃棄物の低減や資源循環、環境負荷
物質を削減し、
環境にやさしい技術や仕様を採り入れた商
行動指針
品など。
このように明確な定義づけを行い、
今後成長が見込
1. 環境にやさしい製品の開発をします。
2. 物を大切にし、廃棄物を減少させます。
3. 資源を大切にし、エネルギーを節約します。
4. 3R
(リデュース・リユース・リサイクル)
を推進します。
5. ムダのない購入・生産をします。
清掃活動:マレーシア
まれるエコマーケット向けに多様なエコ関連製品の開発を
進めています。
SMKでは環境保全について、世界中のSMKグループの重
携を推進しております。また、環境に配慮した活動に取り組む
要な共通課題と捉えてきました。1995年にはすでに『
取引企業から、環境負荷の少ない原材料・部品・製品など
環境憲章』を制定。特に温暖化対策には、早い時期から取
を優先的に仕入れるグリーン調達にも力を入れています。
り組んできたほか、2003年からは『環境報告書』を毎年発行
SMKの環境保全への取組みはこうした企業としての活動にと
しています。国内、海外の全生産事業所はISO14001認証
どまらず、環境教育を充実させることにより、社員一人ひとりの
を取得し、同一基準での目標設定による活動を行えるようにし
環境保全意識を高め、会社を離れた日常生活の中でもCO2
ています。具体的には、CO2 対策や廃棄物等の目標を設定
の削減など環境を意識した行動の定着に努めています。
し、世界各地からそのデータを収集するだけでなく、四半期ご
こうした活動は、2011年の東日本大震災を契機とした電力不
とにテレビ会議によって、海外も含めた全生産事業所の責任
足への対応を経て、一層強化し、推進しております。
1ドームスイッチ
Bluetooth SPPモジュール BT401
LED照明用コネクタ
ITO代替フィルム使用タッチパネル
者が CO2 排出量や廃棄物発生量の削減に向け、目標の達
内部環境監査員教育:本社
成・進捗状況、実施施策などにつき情報交換、活動の連
ACチャージャー
太陽電池モジュール用コネクタ
(パネルマウントタイプ)
17
SMK-CSR 経営
人として、企業としての責任を様々な形で推進。
SMKは国内のみならず、海外での事業展開において
ても、企業
に、従来から取り組んでいた危機管理への対応について
さらに、
としての社会的責任を果たすためのCSR(Corporate
Social
te Socia
al
は、2011年の東日本大震災を契機にグループを挙げてBCM
は、20
。19977年
Responsibility)活動を多角的に推し進めています。1997年
(Business Continuity Management)の見直しを行い、
(Busin
グループ企業行動憲章』を制定。さらに海外拠点を
外拠点
拠点を
を
IITシ
IT
Tシステムをデータセンターに移設するとともに、本社社屋に
含め、SMK 独自の「PSR(Personal Social Responsibility
onsib
bili
lit
li
itty
y
大型自家発電装置を設置するなど、万が一の際の事業活動
大型
大型自
2006
06年
6年に
年に
=個 人の社 会 的 責 任 )
」という考え方を採用し、2006年に
への
の影
への影響を最小限に
とどめるよう努めています。さらに安全確
グループ社員行動規範』を制定。社員一人ひ
人ひ
ひとりが
保
保・事業継続のための訓練や備蓄の充実、そ
・事
して地域防災
す。
コンプライアンスを考え、
責任ある行動への取り組みを行っています。
活
動へ
活動への協力な
ど、さまざまな視点から災害時への対応を
MK 倫
この規範の制定と併せて、社内外に通報窓口を置くSM
くSMK
強化
化しています。
強化し
『
『
先満
満足
足度
度
理ヘルプラインも開設。またお客様を対象とした得意先満足度
遵守度
度アン
調査、仕入先を対象としたSMKのコンプライアンス遵守度ア
18
への評
評価
ケートなどを定期的に実施し、そこでいただいたSMKへの評価
19
Corporate
Social
Responsibility
アドバイスを
やコンプライアンスへの取り組みに対する貴重な意見ア
CSR 活動に反映させています。
グループ社員行動規範(目次抜粋)
■顧客、
取引先、
競合会社との関係
製品の安全性と品質/顧客の信頼獲得/自由、
公正な競争
グループ企業行動憲章
■社員との関係
SMKグループは、公正な競争を通じて利益を追求する企業であると同
人権尊重、
差別禁止/個人情報の保護/職場の安全衛生
時に、社会に役立つ存在であることが求められている。そのためSMK
グループは、次の9原則に基づき、国の内外を問わず、全ての法律、国際
/購入先との適正取引/接待・贈答/公正な宣伝・広告活動
■会社・会社財産との関係
■社会との関係
法令の遵守/社会への貢献/児童労働、
強制労働の禁止/
秘密の管理/会社資産の適正な使用/知的財産
(権)
の保護
SMK倫理ヘルプライン
■株主・投資家との関係
経営情報の開示/インサイダー取引の禁止
1. 培った高度技術を通じて、品質、コスト、安全性に優れた製品を開
発しユーザーに提供し、信頼を得る。
■内部通報制度について
するとともに、従業員の人格、個性を尊重する。
6. 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体と
は関係を遮断する。
7. 各事業所は現地の習慣および文化を尊重しつつ国際ルールを守
就業規則の遵守/適正な会計処理/私的活動の禁止/企業
寄付行為・政治献金規制/反社会的勢力との関係遮断/
環境保全・保護/輸出入関係法令の遵守
ルールおよびその精神を遵守するとともに社会的良識をもって行動する。
5. 従業員のゆとりと豊かさを実現し、快適で安全な職場環境を確保
2. 自主・自助・自律の精神に基づいた、公正、透明、自由な競争を
行い、顧客、取引先、株主の理解と支持を得る。
3. 社会とのコミュニケーションを促進し、高度情報ネットワーク化時代の
「開かれた企業」
として、企業情報を公正に開示する。
4. 環境保全の必然性を認識し、自主的、積極的に行動する。
り、
「良き企業市民」
として現地の発展に寄与する経営を行う。
8. 本憲章の精神を実現するために経営トップはリーダーシップを発揮
し、社内外の声を常時把握し、グループ関係者への行動規範の周
知徹底と社内体制の整備を行うとともに、倫理観の涵養に努める。
9. 本憲章の趣旨に反する事態が発生したときには、経営層が問題解
決を指揮し、原因究明、再発防止に努めるとともに、社会への的
確な説明、自らを含めた必要な措置をとる。
社会貢献
国内ネットワーク
人と社会と、ともに生きていく、それが SMK の基本姿勢。
国境を越えて、時を超えて。SMKグループは日本から世界へ。
私たちSMKグループは、責任ある企業として社会福
SMKのものづく
り、製品作りには、国境も、時差もありません。すべてを世界
祉活動、地域貢献など、さまざまな活動を長年にわた
規模で展開するトランスナショナル経営――それが SMKグループの基本
り続けております。東日本大震災では SMKグループ
姿勢です。日本国内、そして世界に広がるSMK の生産拠点・販売拠
会社ならびに社員から寄付を募り、また昭和池田記念
点を中心に、世界中で生産・製造を行い、世界中のお客様にお届けし
財団を通じても義援金や救援物資を被災地にお贈り
ています。それぞれの拠点がしっかりと連携し、地球のどこにいてもお客様
しました。また、小中学生を招いてのものづくり教室や
のニーズを的確に把握し、研究開発、製造、販売まで一貫した事業シス
地元の祭り・イベントへの参加など、さまざまな形で地
テムで対応。常にお客様によりよいものをご提供することを目指しています。
域社会と連携。社会とともに寄り添う企業としての活動
を、今後も積極的に続けていきたいと考えています。
公益財団法人 昭和池田記念財団の活動
財団法人昭和池田記念財団は、SMK 株式会社(旧 昭和無線工業株式会社、創業1925年)の創業者である
故池田平四郎氏とその夫人 故池田始寿子氏が社会福祉の一助にと私財を投じ、一部当社の寄付金を合わせ
20
■ Japan
1 本社
て基金とし、創業50年を迎えた1976年に東京都の認可を得て設立されたものです。公益法人法の改訂に伴い、
2 ゲートシティオフィス
2013年(平成25年)3月25日東京都知事より認定、4月1日より「公益財団法人 昭和池田記念財団」と改め新た
3 大阪支店
な気持ちで活動していきます。
5 茨城営業所
設立以来、育英事業、心身障害者福祉、児童福祉、老人福祉など、
さまざまな活動に地道に取り組んでいます。中でも、
次の世代を育てる育英事業では、優秀な学生・生徒のために奨学金による支援を続けています。財団設立30周年にあ
たる2006年には、
育英事業をさらに拡大し、
理系大学院生への特別奨学金制度を開始。さらに、
1991年からは現在まで、
東京日本語教育センターで学ぶ外国人留学生を対象に、
奨学金を給付しています。又、
1981年から毎年、
学生論文「昭
4 名古屋支店
本 社
本 社
21
6 北陸営業所
7 福岡営業所
8 富山事業所・
富山テクノロジーセンター
9 ひたち事業所
和池田賞」
(文部科学省後援)
を開催しています。そのほかにも、社会福祉施設へ車椅子や車輌・備品の贈与、活動
8 6
9 5
1 2
行事費用の助成、伝統芸能の振興を目的とする事業への助成を行うなど、幅広く社会への貢献を行っています。
4
3
7
本社・ショールーム
しながわ寺子屋(本社)
財団設立 30 周年記念式典
車椅子用車輌の寄贈
ものづくり教室(富山事業所)
第 31 回学生論文受賞者と財団役員
障害者対象 社会福祉施設へウッドテラスを寄贈
富山事業所・富山テクノロジーセンター
ひたち事業所
ゲートシティオフィス
海外ネットワーク
リアルタイムで信頼をお届けするSMKネットワーク。
現在、SMKグループの社員数は9,850人(2013年3月現在)。
そ
のうち約90%が海外で勤務しています。国境や言葉の違いを乗り
越え、
SMKは一丸となって、
大きな力を発揮するための取り組みを
行っています。
世界各地に広がる43カ所の拠点、
そしてグループの
Electronics (Dongguan) Co.,Ltd.
全社員が連携し、
本当にお客様が求めている
「信頼」を迅速にお
届けするために。
24時間休むことなく、
地球のどこかでその努力は続
けられています。
Electronics (Phils.) Corporation
Electronics (Dongguan) Co.,Ltd.
Electronics (Shenzhen) Co.,Ltd.
Electronics (Shenzhen) Co.,Ltd.
Electronics (Dongguan) Co.,Ltd.
■ North America
23
Electronics Corporation U.S.A.
Electronics Corporation U.S.A., San Jose Office
-Link Electronics Corporation, San Jose Office
Electronics Corporation U.S.A., East Office
Electronics Corporation U.S.A., Los Angeles Office
Electronics Corporation U.S.A., Seattle Office
Electronics Corporation U.S.A., Chicago Office
Electronics Corporation U.S.A., Detroit Office
-Link Electronics Corporation
Manufacturing, Inc.
Electronica S.A. de C.V.
Mexicana S de RL de CV
Mexicana S de RL de CV, Mexico City Office
24
25
■ Europe
17
26
Europe N.V.
Europe N.V., U.K. Branch
Europe N.V., France Branch
Europe N.V., Munich Office
Europe N.V., Dusseldorf Branch
Hungary Kft.
18
19
20
21
22
27
Electronics Technology Development (Shenzhen) Co.,Ltd.
28
29
Europe N.V., U.K. Branch
30
31
32
33
34
22
18
17 21
19
20
22
27
Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd
Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd
11
12
■ Asia
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
High-Tech Taiwan Trading Co.,Ltd.
Electronics (H.K.) Ltd.
Trading (H.K.) Ltd.
Electronics (Dongguan) Co.,Ltd.
Electronics (Shenzhen) Co.,Ltd.
Electronics Trading (Shenzhen) Co.,Ltd.
Electronics (Shenzhen) Co.,Ltd. Xi’an Office
Electronics (Shenzhen) Co.,Ltd. Chongqing Office
Electronics Technology Development (Shenzhen) Co.,Ltd.
Electronics Trading (Shanghai) Co.,Ltd.
Electronics INT’L Trading (Shanghai) Co.,Ltd.
Electronics INT’L Trading (Shanghai) Co.,Ltd. Beijing Office
Electronics INT’L Trading (Shanghai) Co.,Ltd. Qingdao Office
Electronics Singapore Pte. Ltd.
Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd
Electronics (Phils.) Corporation
Korea Co.,Ltd.
Sales Office
Works
Works & Sales Office
R&D Locations / Works
R&D Locations / Sales Office
R&D Locations
6
7
3
8 4 5 2
16
29
25
23 31
32 33
9 10
1
28
24
30 26
Electronics Corporation U.S.A.
34
15
14
13
Electronica S.A. de C.V.
Electronics Corporation U.S.A.
Electronics (Phils.) Corporation
Electronica S.A. de C.V.
-Link Electronics Corporation
Electronics (Phils.) Corporation
Electronics Corporation U.S.A., East Office
Electronica S.A. de C.V.
23
株 式会社
〒142-8511 東京都品川区戸越 6 丁目 5 番 5 号
TEL. 03-3785-1111 FAX. 03-3785-1878
URL http://www.smk.co.jp/
Published in July 2013
会社案内
D AT A 2 0 1 3
CORPORATION
■役員紹介
Officer introduction
取締役
■会社概要
2013年3月31日現在
■ 商 号 株式会社
英文名 Corporate profile
■ 役員一覧(2013年6月21日現在)
CORPORATION
[ 取締役および監査役 ] ■ 創 業 1925年4月
(大正14年)
■ 資本金 7,996百万円
■ 株 式 発行する株式総数195,961,274株
発行済株式総数 79,000,000株
代表取締役会長
中村 哲也
代表取締役社長
池田 靖光
取締役 副社長
櫻井 慶雄
取締役 常務執行役員
角
取締役
棚橋 祐治
■ 決算期 3月31日
常勤監査役 監査役会議長
池田 彰孝
■ 売上高 54,475百万円
(連結)
監査役
山田 一
■ 社員数 7,121名(グループ)
監査役
杉原 幸一郎
■ 本 社 〒142-8511
監査役
中島 成
東京都品川区戸越 6丁目5番5号
代表取締役会長
代表取締役社長
中村 哲也
池田 靖光
幸
[ 執行役員 ] TEL(03)3785-1111(代)
常務執行役員
ポール・エバンス
FAX(03)3785-1878
常務執行役員
若林 幹雄
取締役 副社長
常務執行役員
大垣 幸平 櫻井 慶雄
執行役員
松本 秀夫
執行役員
磯田 勉
執行役員
宮川 宏
執行役員
柳 茂哉
執行役員
石橋 竹己
執行役員
関 晴孝
執行役員
池尾 政信
URL http://www.smk.co.jp/
2
■組織図
角
取締役
幸
棚橋 祐治
監査役
3
Organization Chart
株主総会
取締役 常務執行役員
常勤監査役
監査役会議長
池田 彰孝
監査役会
監査役
監査役
監査役
山田 一
杉原 幸一郎
中島 成
取締役会
執行役員会
内部監査室
開発センター
経営企画室
事業戦略室
渉外秘書室
生産技術センター
総務部
信頼性センター
執行役員
CS事業部
FC事業部
TP事業部
広報室
技術本部
環境室
ホームエレクトロニクス市場部
システム開発部
技術管理部
人事部
生産管理部
経理部
国内生産事業所
カーエレクトロニクス市場部
インフォメーションテクノロジー市場部
常務執行役員
常務執行役員
常務執行役員
執行役員
執行役員
ポール・エバンス
若林 幹雄
大垣 幸平
松本 秀夫
磯田 勉
インダストリー市場部
日本・アジア代理店営業部
海外生産事業所
大阪支店
事業部
名古屋支店
営業本部
城・福岡・北陸営業所
マーケティング部
業務部
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
執行役員
海外販売拠点
宮川 宏
柳 茂哉
石橋 竹己
関 晴孝
池尾 政信
■業績の推移[連結]
(単位 百万円)
■グループ売上高 (単位 百万円)
■グループ従業員数(単位 人)
2013年3月期
2013年3月31日時点
EUROPE
202
NORTH
AMERICA
1,012
JAPAN
1,046
TOTAL
7,121
ASIA
4,861
△
△
△
△
4
5
■市場別売上高[連結](単位 百万円・カッコ内は構成比)
■品質マネジメントシステム、環境マネジメントシステムの取得状況
ISO14001
●
̶
FC事業部
●
̶
事業部
CS事業部
TP事業部
●
̶
事業所
日本 *1
ISO9001
事業部・事業所
国
●は取得済
本社・国内販売拠点
̶
●
富山事業所
̶
●
ひたち事業所
̶
●
アメリカ ・ メキシコ
SMK-AG
●
●
イギリス
SMK-E/UK
●
●
ハンガリー
SMK-HU
●
●
マレーシア
SMK-ML
●
●
SMK-DG
●
●
SMK-SZ
●
●
SMK-PH
●*2
●
中国
フィリピン
■歴 史
History
■ 年譜
1925年
故池田平四郎が池田無線電機製作所創業。
1929年
昭和無線工業株式会社に改組、
設立。
1937年
(社)
日本ラジオ協会主催第1回ラジオ共進会において、
Japan
当社のオリンピック680型ダイナミック四球受信機が優秀
*
品として入賞。
1962年
東証2部上場(資本金1億円)。
1963年
富山工場(現富山事業所)設立。
1970年
1973年
城工場(現ひたち事業所)設立。 池田彰孝が代表取締役社長に就任。
新社名プレート除幕式(1984年)
1998年
Electronics Corporation U.S.A.、
米国に
Europe N.V.開設。
ベルギーに
フィリピンに
第1回SMK技術展(1985年)
Electronics(Phils.)Corporation設立。
Europe N.V.,のFrance Office(現France
フランスに
Branch)開設。
1976年
財団法人昭和池田記念財団設立。
1999年
東京・大崎に「ゲートシティオフィス」開設。
1978年
東証1部上場。香港に
2000年
ハンガリーに
1979年
シンガポールに
Electronics(H.K.)Ltd.設立。
Electronics(H.K.)Ltd.
2001年
Hungary Kft.開設。
Electronics(Shenzhen)Co.,Ltd.新工場竣工。
シンガポール事務所
Electronics(Phils.)Corporation新工場竣工。
Electronics Singapore Pte.Ltd.)開設。
(現
2002年
中村哲也が代表取締役社長に就任。
第1回学生論文「昭和池田賞」募集。
2004年
中国技術開発センター開設。
1982年
米国に
2005年
1984年
富山新工場(富山テクノポリス計画に参画。
1981年
スイスフラン建 転換社債(第1回)発行。
Manufacturing Inc.設立。
現富山事業所)竣工。
Hungary Kft.操業開始。
2006年
企業理念・行動指針制定。
6
創立80周年。
中国に
ElectronicsTrading(Shanghai)
Co.,Ltd.開設。
中国に
Electronics INT L Trading(Shanghai)
Co.,Ltd. Beijing Office 開設。
2007年
米Interlink社のリモコン事業取得。
2008年
第7回SMK技術展「SMK TEXPO 2008 」開催。
2010年
米国に
Electronics Corporation U.S.A.のDetroit Office開設。
Electronics(Phils.)Corporation工場増設。
2011年
Movea社のGyration事業取得。
中国西安に
設立当時の役員
(1929年)
部品組立風景(1954年)
後列 左より2番目 創立者 池田平四郎氏
1985年
Electronics(Shenzhen)
Co.,Ltd. Xi an
Office開設。
Asia
第1回SMK技術展開催。
英国に
1988年
メキシコに
(U.K.)Ltd.設立。
Electronica S.A. de C.V.、
韓国にIRI SMK Corporation
(現SMK Korea Co.,Ltd.)
設立。
1989年
マレーシアに
1991年
富山テクノロジーセンター設立。
1994年
中国に
(現
Electronics(Malaysia)Sdn.Bhd.設立。
Dongguan Gaobu Factory
Electronics Dongguan Co.,Ltd.)
設立。
●本社
〒142-8511 東京都品川区戸越6-5-5
Phone: 03-3785-1111(代)
Fax: 03-3785-1878
URL http://www.smk.co.jp/
● ゲートシティオフィス
〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-2
ゲートシティ大崎 イーストタワー18階
Phone:03-3785-1111(代)
Fax: 03-3785-2953
● 大阪支店
〒535-0021
大阪府大阪市旭区清水4-3-11
Phone:06-6953-7222(代)
Fax: 06-6953-7221
● 名古屋支店
〒453-0014
愛知県名古屋市中村区則武1-19-13
KSビル6階
Phone:052-453-3011(代)
Fax: 052-453-3015
● 城営業所
〒319-1301
城県日立市十王町伊師20-9
Phone:0294-20-2144
Fax: 0294-20-2145
● 北陸営業所
〒939-2366 富山県富山市八尾町保内1-1
Phone:076-455-1213
Fax: 076-455-1759
● 福岡営業所
〒812-0011
福岡県福岡市博多区博多駅前3-25-24 八百治ビル6階
Phone:092-472-7236
Fax: 092-475-6943
■ 富山事業所・富山テクノロジーセンター
〒939-2366 富山県富山市八尾町保内1-1
Phone:076-455-1212(代)
Fax: 076-455-1759
■ ひたち事業所
〒319-1301 城県日立市十王町伊師20-9
Phone:0294-20-2111(代)
Fax: 0294-20-2135
●
株式会社に社名変更。
現本社ビル竣工。
1987年
● Head Office (Sales Office / R&D)
● Head Office (Administration)
● Sales Office
● Works
● Works & Sales Office
■ R&D Locations / Works
■ R&D Locations / Sales Office
■ R&D Locations
CEATEC JAPAN(2010年)
2012年
中国青島に
第8回SMK技術展(2012年)
Electronics Trading
(Shanghai)Co.,Ltd.
Qingdao Office開設。
1995年
英国に
Europe N.V.,U.K.Branch開設。
池田靖光が代表取締役社長に就任。
1996年
中国に
Electronics(Shenzhen)Co.,Ltd.設立。
第8回SMK技術展「SMK TEXPO 2012」開催。
1997年
ドイツに
Europe N.V.,のMunich Office開設。
中国重慶に
Electronics(Shenzhen)Co.,Ltd.
Chongqing Office開設。
ドイツに
Europe N.V.,Dusseldorf Branch開設。
*オリンピック680型受信機(1937年)
昭和無線工業株式会社(SMK)
が設立された1929年、
当時製造していたパワートランスは
「オリンピック」
という商標で登録されました。
「無線で世界を結ぼう。
オリンピック大会の
ような若さと力にあふれた企業に育て、将来は世界に販路を広げよう」そのような思いを
込めた商標でした。1932年に本社工場が操業を開始すると、一般家庭向けのラジオ受信
機の製作も開始。
そして、1937年には日本ラジオ協会主催の第1回ラジオ共進会において、
出品された107台の機種の中からSMKの「オリンピック680号」が優秀品として入賞。受信
機メーカーとしてわずか5年目での快挙でした。写真はSMKに現存する当時の同機種です。
Room 11G,Golden Century,6033 Shennan Road, Futian
District, Shenzhen 518040, Guangdong, China
Phone:+86-755-8304-0990
Fax: +86-755-8304-0880
●
Electronics (Shenzhen) Co.,Ltd. Xi an Office
陜西省西安市高新区高新六路38号騰飛創新中心A座
111室
Room A111, Ascendas Building, Gao Xin 6 Road,
No.38, High & New Tech Zone, Xi an 710075, Shaanxi,
China
Phone:+86-29-8754-5612
Fax: +86-29-8754-5612
●
Electronics (Shenzhen) Co.,Ltd. Chongqing
Office
重慶市渝中区新華路388号創匯首座603
Chuang Hui Shou Zuo Building 603, Xin hna Road 388,
Yu zhong District Chongqing 400010,China
Phone:+86-23-6303-3536
Fax: +86-23-6303-3509
■
Electronics Technology Development
(Shenzhen) Co.,Ltd.
広東省深圳市南山区桃源街道留仙大道1213号
衆冠紅花嶺工業区南区3区2棟5楼
5/F., Section 3, Bldg. 2, Zhongguan Honghualing
Industrial South Area, No.1213,Liuxian Road, Taoyuan
Street, Nanshan District, Shenzhen City, 518055,
Guangdong, P.R. China
Phone:+86-755-8600-7997
Fax: +86-755-8600-7997
●
Electronics Trading (Shanghai) Co.,Ltd.
上海市長寧区婁山関路85号 東方国際大廈
C706A室
Room C706A, Orient International Plaza No.85
Lou Shan Guan Road, Shanghai 200336, China
Phone:+86-21-6278-5600
Fax: +86-21-6278-5601
●
Electronics INT L Trading (Shanghai) Co.,Ltd.
上海市長寧区婁山関路85号 東方国際大廈
C707A室
Room C707A, Orient International Plaza No.85
Lou Shan Guan Road, Shanghai 200336, China
Phone:+86-21-6278-5600
Fax: +86-21-6278-5601
●
Electronics INT L Trading (Shanghai) Co.,Ltd.
Beijing Office
北京市朝陽区曙光西里甲1号(第三置業)
東域大厦A座907
Room 907, Tower A, Dongyu Plaza No.1,
Shuguangxili Street, Chaoyang District,
Beijing,100028 China
Phone:+86-10-5822-2900
Fax: +86-10-5822-2099
●
Electronics INT L Trading (Shanghai) Co.,Ltd.
Qingdao Office
山東省青島市市南区南京路12号2号楼1103室
Room 1103 2nd lower,No12 Nanjing Road,
Shinan District, Qingdao 266071, Shandong, China
Phone:+86-532-8582-3853
Fax: +86-532-8582-3853
●
Electronics Singapore Pte. Ltd.
18, Tannery Lane #02-04, Lian Tong
Building, Singapore 347780
Phone:+65-6745-0951∼2
Fax: +65-6746-7838
●
Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd
Lot 15, Jalan Perusahaan 1, Beranang
Industries Estates,43700 Beranang,
Selangor Darul Ehsan, Malaysia
Phone:+60-3-8766-0166
Fax: +60-3-8766-7693
■
Electronics (Phils.) Corporation
Lot C-4, Clark Premiere Industrial Park,
M.A.Roxas Highway, Clark Freeport Zone,
Clark Field, Pampanga, Philippines
Phone:+63-45-599-5780
Fax: +63-45-599-5781
●
Korea Co.,Ltd.
SeoKyung B/L 2F, 1586-6, Seocho-Dong,
Seocho-Gu, Seoul 137-070, Korea
Phone:+82-2-3474-2629
Fax: +82-2-3473-5230
High-Tech Taiwan Trading Co.,Ltd.
台北市松江路87号12樓之2
12F-2, No.87, Sung Chiang Road, Taipei,
104-86 Taiwan
Phone:+886-2-2518-3650
Fax: +886-2-2518-4815
●
Electronics (H.K.) Ltd.
●
Trading (H.K.) Ltd.
香港九龍湾宏光道8号巨昇中心1字楼D座
Unit D, 1/F, Big Star Centre, No.8,
Wang Kwong Road, Kowloon Bay,
Kowloon, Hong Kong
Phone:+852-2795-4451
Fax: +852-2795-4434
■
Electronics (Dongguan) Co.,Ltd.
広東省東莞市高歩鎮振興大道東二横路
Second East Turning, Zhenxing Road,
Gaobu Town, Dongguan City, Guangdong
523289, China
Phone:+86-769-8887-3451∼3
Fax: +86-769-8887-3450
■
Electronics (Shenzhen) Co.,Ltd.
広東省深圳市南山区桃源街道留仙大道1213号
衆冠紅花嶺工業区南区3区1棟1-5楼
1-5/F., Section 3 Bldg 1, Zhongguan
Honghualing Industrial South Area,
●
Europe N.V.
No.1213, Liuxian Road, Taoyuan Street,
Hoge Wei 31, B-1930 Zaventem, Belgium
Nanshan District, Shenzhen City, 518055, Phone:+32-2-720-9883 Guangdong, P.R.China
Fax: +32-2-721-3447
Phone:+86-755-8600-0999
■
Europe N.V., U.K. Branch
Fax: +86-755-8600-1969
Evans Incubation Centre,Durham Way South, Newton
●
Electronics Trading (Shenzhen) Co.,Ltd.
Aycliffe, Co Durhum,DL5 6XP, U.K.
広東省深圳市福田区深南大道6033号金運世紀
Phone:+44-1325-300-770 大厦11G
Europe
●
Europe N.V., France Branch
43 avenue Gabriel Péri, Code 2941-Gche-3e
droite,94170 Le Perreux Sur Marne France
Phone:+33-950-93-96-29 Fax: +33-955-93-96-29
●
Europe N.V., Munich Office
Postfach 1512 D-82036 Deisenhofen, Germany
Phone:+49-89-613-00233
Fax: +49-89-613-00234
●
Europe N.V., Dusseldorf Branch
Munsterstrasse 248, D-40470, Dusseldorf, Germany
Phone:+49-211-616-63-348
Fax: +49-211-616-63-111
●
Hungary Kft.
5600 Békéscsaba Almáskerti Ipari Park 1, Hungary
Phone:+36-66-524-300
Fax: +36-66-524-301
North America
●
Electronics Corporation U.S.A.
1055 Tierra Del Rey Chula Vista, California
91910 U.S.A.
Phone:+1-619-216-6400
Fax: +1-619-216-6499
URL:http://www.smkusa.com/
●
Electronics Corporation U.S.A.,
San Jose Office
●
-Link Electronics Corporation,
San Jose Office
2001 Gateway place, 330E, San Jose, California
95110 U.S.A.
Phone:+1-408-436-2206
Fax: +1-408-436-8081
●
Electronics Corporation U.S.A., East Office
399 Knollwood Road, Suite #103, White Plains,
New York 10603-1900 U.S.A.
Phone:+1-914-328-9150
Fax: +1-914-328-9552
●
Electronics Corporation U.S.A.,
Los Angeles Office
15615 Alton Parkway, Suite 450, Irvine California
92618 U.S.A.
Phone:+1-949-271-6424
Fax: +1-949-861-9433
●
Electronics Corporation U.S.A.,
Seattle Office
16625 Redmond Way, Suite M PMB 346 Redmond, Washington 98052 U.S.A.
Phone:+1-425-961-0018
Fax: +1-425-484-6275
●
Electronics Corporation U.S.A.,
Chicago Office
1346 Aldrin Trail Elk Grove Village, Illinois 60007 U.S.A.
Phone:+1-847-513-2582
Fax: +1-847-750-0456
●
Electronics Corporation U.S.A., Detroit Office
39111 Six Mile Road, Livonia, Michigan
48152, U.S.A.
Phone:+1-734-779-1685
Fax: +1-734-293-4234
■
-Link Electronics Corporation
3601-B Calle Tecate, Camarillo, California 93012 U.S.A.
Phone:+1-805-987-6662
Fax: +1-805-987-6665
■
Manufacturing, Inc.
1055 Tierra Del Rey, Chula Vista, California
91910 U.S.A.
Phone:+1-619-216-6400
Fax: +1-619-216-6498
■
Electronica S. A. de C.V.
Calle Aguila Azteca No.19308, Nave No.B Planta 2.Col.
Bajamaq El Aguila,Tijuana B.C, C.P. 22215, Mexico
Phone:+52-664-625-9680
Fax: +52-664-625-9681
●
Mexicana S de RL de CV
Calle Aguila Azteca No.19308, Nave No.B Planta 2.Col.
Bajamaq El Aguila, Tijuana B.C, C.P. 22215, Mexico
Phone:+52-664-625-9680
Fax: +52-664-625-9681
●
Mexicana S de RL de CV, Mexico City Office
Colegio Militar No.32, Col. Popotla, Mexico
DF, C.P. 11400, Mexico
Phone:+52-55-5341-3786
Fax: +52-55-5004-4474
●
Eletrônica Brasil Ltda.
Av. Paulista 37 - 4o Andar, São Paulo,
01311-902, Brazil
Phone:+55-11-2246-2832
7
株 式会社 広報室
〒142-8511 東京都品川区戸越 6 丁目 5 番 5 号
TEL.03-3785-1111 FAX.03-3785-1878
URL http://www.smk.co.jp/
2013.7.3,000J Ⓕ
Fly UP