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安全鑑定基準および解説の改正に伴う既適合機の取扱いについて 生研

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安全鑑定基準および解説の改正に伴う既適合機の取扱いについて 生研
安全鑑定基準および解説の改正に伴う既適合機の取扱いについて
生研センターでは、平成 22 年 4 月 1 日付けで、
「生物系特定産業技術研究支援センタ
ー農業機械安全鑑定要領」
(以下、
「要領」といいます。)を改正しました。これにより、
安全鑑定基準および解説(以下、
「基準」といいます。
)の改正に伴う既適合機の取扱い
については、下記のようになります。
1.要領改正(平成 22 年 4 月 1 日)以降に行われる基準の改正に関係する既適合機
基準の改正(生研センターの指定するものに限る)項目に関係する機種については、
改正日より5年以内に生研センターに届け出て、再鑑定(再確認)を受ける必要があ
ります。この期間内に再鑑定(再確認)を受けなかった場合には、安全鑑定適合機と
しての資格を失います。
要領改正(H22)
再鑑定期間(5年)
基準改正
受けない該当機は失効
2.平成 22 年 3 月 31 日以前に行われた基準改正に関係する既適合機
平成 22 年 4 月 1 日より5年以内(平成 27 年 3 月 31 日まで)に生研センターに届
け出て、再鑑定(再確認)を受ける必要があります。この期間内に、関連する基準(生
研センターの指定するものに限る*1)に適合している旨の確認を受けなかった場合
には、安全鑑定適合機としての資格を失います。
*1:別添参考資料の濃い字の部分が生研センターの指定するものです。
要領改正(H22)
受けない該
当機は失効
再鑑定期間(5年)
5年以上
基準改正
安全鑑定基準(基準の解説を含む)の主要な改正一覧
確認項目
1.可動部の防護
平25(2013)
平22(2010)
平18(2006)
平17(2005)
平14(2002)
平13(2001)
平11(1999)
平10(1998)
平9(1997)
(刈払機)刈刃の上面カ
バーに関する規定の変更
(参考資料) 平8(1996)
平7(1995)
(全機種)ISO安全距離を導入
平6(1994)
平3(1991)
平2(1990)
昭62(1987)
昭54(1979)
(全機種)原則ISO準拠の網目等
(全機種)安全寸法の例外規定
(全機種)動力切断後に継続作動する危
険部位の防護
(全機種)取り外し可能なガードの規定
(全機種)人の乗るガードの強度規定
(歩トラ)ロータリ後部カバーと耕うん爪の
垂直方向距離25mm。ゴム製後部カバー
の使用限定
(さい断部)供給口、排出口が供給・排出
物の通過で自動開閉する場合の防護みな
し。ただし、農用さい断機の供給口を除く。
2.PTO軸、動力取入軸及びPT
O伝動軸の防護
3.安全装置
(全機種)ISO等との整合性
(トラ)特殊3Pと2Pの乗トラ、歩トラは、マ
スターシールドは必ずしも必要ないが、作
業機装着時に回転部に作業者が接触しな
(全作業機)アタッチメント用等動力取出軸
は上面と側面を防護
(自脱コン)手こ (自動減圧リコイ (遠心クラッチ動力断続機種、動力始動機 (刈刃機種)刈刃の停止装置(動力摘採
ぎ部原動機緊急 ルスタータ機種) 種)機関始動時に作用部(走行部や作業 機、動力刈取機(刈払型)は昭51より)
停止装置
機関始動時に作 部、乗トラの独立PTO含む)が作動しない
用部が作動しな 構造
い構造
(刈払機)遠心ク
(歩トラ)(歩行運転可能圃場内運搬機)後 (乗トラ等)外部油圧操作装置はフェン
ラッチ機種では、
進変速ありの機械には原動機緊急停止装 ダー内側面より外側で操作可能とする位
置必須(デッドマン式主クラッチ、挟圧防止 置。ロック装置などで不用意な作動を防止
アイドリングの
装置ありの機種を除く)
125%以下の回
転速度では刈刃
不作動
(歩トラ)出力に関係なくバック時のロータ (電動機の停止スイッチ)停電時または駆
リ停止装置必須
動用電源を開にした場合は自動的に回路
を「開」に保ち、通電しても「開」を維持する
構造
(定置式機械)材料供給口が変えられるも
のは動力遮断装置をそれぞれの位置で容
易に操作できること
(歩トラ)車軸耕うん専用機
の原動機後進原則禁止。
ただし、デッドマンクラッチ
機は後進可
4.制動装置
(歩行機種)90kg以上は駐車ブレーキ必須 (自走式機種)制動停止距離の規定
(自走式機種)駐車ブレーキ能力の規定
(全乗用機種)座席の前後調整50mm以上 (立ち作業機種)プラットフォームにつま先
板必要
(乗用又は乗車作業機種)ステップは単独 (運転室)風防、窓は安全ガラスまたは同
のものを除き階段状配置
等品
(左右独立ブ
(乗用機種)デフロックペダル又はレバー (全機種)表示は容易に理解できる言葉、
レーキ機種)左 は、原則右足又は右手操作で、前方又は 文字を使用。ただし、英字でもJISまたは
右ペダル非連結 下方操作で作動
ISO規格に規定してあるものなど使用可能
状態表示装置
なものもあり。
5.運転席及び作業場所
6.運転・操作装置
(乗用デフロックあり機種)作動状態表示
装置
(旋回時前輪増速装置あり機種)作動状
態表示装置
(歩行機種)主クラッチレバーを原則左側
配置
(全機種)使用目的に応じたランプの表示
色を規定
(昇降部あり機種)誤操作防止構造
(ペダルあり機種)大きさ及び形状が適切
で、滑り止めが施してあること
(全機種)座席又は操向ハンドルの中心線
から左右500mm以内に配置
(乗用機種)スロットルレバーは運転者の
前方かつ右側で容易に手が届くもの
(乗用機種)ブレーキレバーは運転席では
引いて作動
(歩行機種等)握り操作のクラッチレバー
は握って動力伝達。
(ハンドル操舵機種)キックバック防止構造
7.機体転倒時の運転者保護装 (農用運搬機(乗用型)及
び座席を有する圃場内運
置
8.作業機取付装置及び連結装
置
9.高温部の防護
(全機種)操作容易で、一旦停止
操作後は、再操作しない限り再
始動しない原動機停止装置
(自走式機種)動力による始動装
置を有するものは変速中立か又
は主クラッチを切らないと始動装
置が作動しない構造
(全乗用機種)座席が左右回動するも
のは、ロック可能なこと
(はしご装備機種)内幅は300mm以上、
踏桟間隔は350mm以下でかつ等間隔
(全機種)HSTなど変速・方向組合わせ
レバーは、中立位置から前に動かし前
進及び前進増速、後進は逆操作。前後
進直接切り換え可能機は明確な中立
位置を設定。
(全機種)前後進レバーは前進を前方
操作、後進を後方操作
(乗トラ)昇降レバーは右手操作で、後
方又は上方操作で作用部が上昇
(全機種)クランクハンドルは機械前方
から操作できないこと
(歩行機種等)前後操作のクラッチレ
バーは運転者側に引いて動力遮断
(乗用機種)アクセルペダルは右足操作
でブレーキペダルの右側
(乗用機種)ブレーキペダルは右足操
作で前方又は下方に押して作動。左右
独立式は連結して片ぎきとならない使
(乗用機種)クラッチペダルは左足操作
で前方又は下方に踏んで動力遮断
(けん引作業機)ヒッチ点荷重250N超には (けん引作業機種)非連結時の機体安
装着支援装置
定装置等ISO等との整合性
(全機種)130℃以上が高温部。手で操
作する部分は、材質により60又は75℃
以上。
(2サイクル機関機種)始動操作時に燃料 (乾燥機)異常燃焼の発生する恐れのない
が機外にこぼれない構造
火炉
(全機種)傷害を生じる鋭い突起、エッジ等
がないこと
(全機種)説明を詳細化
(乗トラ)15PS以 (乗トラ)15PS以上の車輪式は必 (乗トラ)15PS以上 (乗トラ)15PS以 (乗トラ)1.5L超の
上は必須
の車輪式は必須。 上の車輪式は 車輪式は装着可
須
ただし、機関排気 装着可能構造 能構造
量1.5L以下は装着
可能構造。
(機関あり機種)オーバーフロー燃料の高
温部流下防止構造
(刈払機)飛散物防護カ
バー基準変更
(刈払機)
ISO7918防護カ
バー追加
12.バッテリーの防護
13.安定性
(乗用機種)左右安定度30度超(特殊構造
機は転倒予防警報装置で可)
(乗用機)かじ取車輪に機体質量の20%
以上(付属作業機装着時にも)
14.作業灯
(全機種)メンテナンス時に機械から取り出 (全機種)電解液等による作業者への
しやすい場所に配置
危険がないような配置。運転室内配置
禁止
(夜間作業可能機種)作業に必要な箇所
の照明を備えられる構造
(乗トラ)取り外し可能な低
速車マークが装備されてい
る場合に貼付
(乗トラ)シート
ベルト装着喚
起の単独標識
16.取扱性
17.その他
(自脱コン)カッター詰まり時の動
力遮断装置
(乗トラ)すべて必須
搬機)転倒時運転者保護
構造物(TOPS)が装着可
能な構造であること。
10.突起部及び鋭利な端面等の
防護
11.飛散物の防護
15.安全標識
(定置式機械)動力遮断装置は
一旦操作後は、再び操作しない
限り動き出さないこと
(全機種)ISO等に整合性を取った表現
とし、明確化
(全機種)前方
視界が著しく悪
くないこと
(乗トラ)低速車マークの装 (歩行運転機種)後進に係
備
わる速度基準等変更
(歩トラ)車軸耕うん専用機
にも最高速度の規定適用
(全機種)衣類などの引っかかる突起無き
こと
(走行式防除
機)農薬被曝
軽減構造
(刈払機)保護め
がね装備、確認
試験新設
(歩行乗用兼用機種)歩行運転、乗車
運転時には、それぞれ歩行型、乗用型
の操作性を確保
(歩行運転機種)前進7km/h以下、後進
(機体後方難視自走機種)原則として後退 (防除機)給水ポンプの逆流防止構造
3.6km/h以下。ただし、歩トラの車軸耕うん 時警音装置又は障害物感知装置を装備
機は除外。
(歩行乗用兼用型圃場内運搬機)歩行運
転時の速度規制装置を装備
(圃場内運搬機、農用高所作業
機)確認試験新設
(原動機搭載機種)排気管出口は
作業者に直接排気ガスがかから
ない位置と方向
(単軌条運搬機)
確認試験:非乗用
型明文化、乗用型
新設
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