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Untitled - 公益財団法人 東京市町村自治調査会
はじめに 2007 年に超高齢社会を迎えた我が国の人口構成を見てみると、日中戦争前後の出生者と 団塊の世代と呼ばれる戦後直後の出生者が多いことがわかる。これらの出生者の死亡時期を 平均寿命から推定すると、前者は約 10 数年後、後者は約 20 数年後となる。したがって 10 ~ 15年後にはさらなる墓地不足社会が到来すると予想される。 戦前、戦後を通して、東京都の人口増加、市民の個人主義と核家族化の進展により、公営 墓地の需要は飛躍的に拡大した。2010 年8月現在、都立霊園の応募倍率は最大で約 30 倍に 達しており、墓地不足は深刻な社会問題となっている。これに対して東京都をはじめ都内市 町村は、多磨霊園を筆頭に多摩地域に大型公園墓地を次々と開発し、墓地供給を続けてきた。 しかし都市化が進行し、市街地が連続した多摩地域で新たな大型公園墓地を建設することは 困難となった。 新たな墓地開発が難しくなる一方で少子化による既存墓地の無縁荒廃化も見過ごせない問 題となっている。また最近では、市街地における法人墓地の開発による紛争への対応も必要 となっている。このように都内の墓地をめぐる問題は、供給量を確保するだけではなく、ま ちづくりへの対応も視野に入れなければ解決できない。 墓地行政を規律する墓地埋葬法及び厚生労働省墓地経営・管理指針では、墓地の経営主体 を市町村等の地方公共団体、宗教法人及び公益法人に限定しており、墓地供給は東京の市町 村にとって早急に研究しなければならない焦眉の課題である。 そこで本研究では、今後多摩地域の市町村が墓地とどのようにかかわっていくべきかを以 下の諸点に沿って検討することとした。 第一に多摩地域に大型公園墓地が多く立地するようになった理由と大型公園墓地の限界に 対して考案された墓地立体化の試み。第二に自宅周辺に立地する墓地や承継者の心配なく取 得できる民間の納骨堂及び合葬式墓地の経営事例。第三に墓地不足社会に対応するために、 多摩地域で必要となる墓地の必要数。その際少子高齢化の進展が市民の墓地に対する意識に 与えた影響についても検討を加える。第四にアンケート調査を元に、市民が期待する墓地の 水準を踏まえ今後多摩地域の市町村が墓地とどのようにかかわっていくべきかをまとめる。 2011 年3月 財団法人 東京市町村自治調査会 目 次 はじめに 第1章 公営墓地の誕生と火葬の普及……………………………………………………1 (1) 公営墓地の誕生……………………………………………………………………………… 1 (2) 火葬の普及…………………………………………………………………………………… 2 第2章 市街地墓地の郊外移転と公園墓地の成立………………………………………7 (1) 公営共葬墓地の飽和………………………………………………………………………… 7 (2) 市街地墓地の郊外移転……………………………………………………………………… 7 (3) 日本最初の公園墓地多磨霊園の開園……………………………………………………… 9 (4) 多磨霊園の経営方法…………………………………………………………………………10 第3章 郊外墓地供給の限界と墓地立体化の推進…………………………………… 17 (1) 東京都による墓地行政の慣例化……………………………………………………………17 (2) 公園墓地の標準化と郊外墓地供給の限界…………………………………………………17 (3) 墓地立体化の推進……………………………………………………………………………19 第4章 墓地の市街地回帰と墓地の経営事例………………………………………… 25 (1) 墓地の市街地回帰……………………………………………………………………………25 (2) 墓地の経営事例………………………………………………………………………………29 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応……………………………… 39 (1) 少産多死時代の到来…………………………………………………………………………39 (2) 多摩地域の墓地の需給状況…………………………………………………………………41 (3) 墓地需要の増加に対する行政の対応………………………………………………………52 第6章 市民が期待する墓地の水準…………………………………………………… 63 第7章 新たに求められる市町村と墓地との関わり………………………………… 79 (1) 市民の公営墓地に求める水準………………………………………………………………79 (2) 墓地供給における市町村、東京都及び宗教法人・公益法人の役割分担………………86 (3) 市町村が検討すべき墓地供給の方針………………………………………………………88 おわりに…………………………………………………………………………………… 91 資料編 1 南多摩都市霊園の経営事例…………………………………………………………………95 2 区部都立霊園再生事業………………………………………………………………………97 3 新たな葬送儀礼への対応………………………………………………………………… 105 4 アンケート調査Cの結果………………………………………………………………… 114 5 都立霊園・葬儀所の収支状況…………………………………………………………… 145 第1章 第1章 公営墓地の誕生と火葬の普及 第1章 公営墓地の誕生と火葬の普及 ここでは、公営墓地が誕生するまでの過程について述べるとともに、東京において大規模 公営墓地の建設が可能となった理由を葬法の観点から明らかにする。 (1) 公営墓地の誕生 ① 寺院墓地をめぐる状況 現在では、墓地といえば寺院の境内に設けられている寺院墓地が一般的であるが、この 形態が一般に普及したのは江戸時代のことである。墓地と寺院との関係は中世以降に密接 となっていったが、それをいっそう強固なものにしたのが江戸時代にキリスト教禁教策と して採用された寺請制度である。 寺請制度は、すべての人々をいずれかの寺院の檀家にした制度であり、これにより寺院 が葬送儀礼とより深くかかわるようになった。 明治時代以降も寺院墓地が墓地形態の主流を占めることに変わりはなかったが、信教の 自由が保障されるようになったことにより、寺請制度は根拠を失った。そしてその結果 人々は寺院の檀家から離脱する「離壇の自由」を手に入れることになった。 ② 公営墓地の誕生 明治時代に入ると、明治維新が古代神道への復古思想を伴って行われたため、明治初期 の墓地政策も神道を重視し、脱仏教化を進める方向で行われた。そのため神道により葬る ことができる墓地が必要となり、1874 年に東京の青山、染井、雑司ヶ谷、谷中に神葬祭 墓地が設けられた。その後明治政府の墓地政策が脱宗教化したことにより、これらの墓地 も共葬墓地となった。 墓地経営は、当初は明治政府により行われたが、1876 年に東京府に移管され、管理を 区務所(区役所の前身)が担うこととなった。こうして宗教・宗派の区別なく利用できる 市民墓地としての公営墓地が誕生したのである。 宗教・宗派の区別なく利用できる墓地のことをいう。 (2) 火葬の普及 火葬は、既に江戸時代には江戸や京都、大阪といった都市部では人口密集による埋葬地不 足を背景に広がりをみせていた。 第1図は江戸時代の火葬 第1図 江戸時代の火葬の様子 の様子である。当時の火葬 は、寺院がその末寺に荼毘 所を設け行われていた。代 表的なものが小塚原、深川、 代々木、上落合、桐ヶ谷な どである。 明治時代になると、これ まで仏教と結びついて行わ れていた火葬は(1)で述べ た神道への復古思想のもと 1873年には禁止された。 しかし、この火葬禁止政 策は人口が密集し、埋葬地 出典 J.M.W.Silver;illustrated by native drawing 「Sketches of Japanese manners and customs」 (同志社大学図書館所蔵) が不足している都市部では 現実的ではなかったため、 第2図 東京府と全国の火葬率の推移 1875年には解除された。 次に東京における火葬の 普及状況について述べる。 第 2 図 は 1915 年 か ら 1935 年 ま で の 全 国 と 東 京 府における火葬率の推移を 示したものである。 1915 年 に は 全 国 平 均 36.2 % に 対 し、 東 京 府 62.4 % と 全 国 平 均 を 30 ポ イント近く上回っており、 早くから火葬が普及していたことがわかる。その後の東京府における火葬率は 1920 年には 70.8%、1925 年には 78.5%に達しており、1923 年に東京市が多磨霊園を開設した時期には 東京では火葬は一般的な葬法として受け入れられていたといえる。 当時は「火屋」とも呼ばれていた。 開園当時の名称は多磨墓地であり、多磨霊園に改称されるのは 1935 年の八柱霊園開設後であるが、本書では多磨霊園に 統一して表記している。 第1章 公営墓地の誕生と火葬の普及 小 括 火葬の普及は墓地の立地にも影響を及ぼした。土葬の場合、遺体の移動に制限があるため、 埋葬地を生活圏から離れた地域に設置することは困難で、生活圏内に設置せざるを得なかっ た。しかし、火葬の普及により、埋葬物が焼骨となることで埋葬地は生活圏から離れた地域 にも設置することが可能になった。こうして火葬の普及は鉄道の郊外への延伸による人々の 移動距離の増大と相まって、後の多磨霊園をはじめとする郊外の大型墓地の建設につながっ た。 【参考文献】 ・横田睦「お骨のゆくえ」、平凡社、2000 年 ・火葬研究協会立地部会「火葬場の立地」、日本経済評論社、2004 年 ・生活衛生法規研究会「新版 逐条解説 墓地、埋葬等に関する法律」、第一法規、2007 年 ・東京都霊園問題調査会「東京都霊園問題調査会報告書」、1988 年 ・藤井正雄「お墓のすべてがわかる本」、プレジデント社、1991 年 ・森謙二「墓と葬送の社会史」、講談社、1993 年 ・東京都建設局「東京の公園130年」、2006 年 第2章 第2章 市街地墓地の郊外移転と公園墓地の成立 第2章 市街地墓地の郊外移転と公園墓地の成立 公園墓地は、1923 年に開設された東京市の多磨霊園を起点として全国に普及した。東京 では 1910年代に従来の青山墓地などの公営共葬墓地が飽和状態となり、新たに墓地の拡張・ 新設を迫られた。東京市はこれを日本の墓制の転換点ととらえ、公園と墓地を組み合わせた 都市計画と都市衛生を両立させる画期的な方策として提案した。 第2章では、第一に多磨霊園が構想される原点となる公営共葬墓地の飽和までの状況を概 観する。第二に従来の市街地内部に設けられていた墓地を郊外に移転させるために必要と なった基礎的条件を明らかにする。第三に戦前期における東京市の墓地整備戦略の構想を整 理する。第四に多磨霊園で実施された経営手法及び多磨霊園のブランド化戦略を検討し、日 本の標準的墓制である公園墓地多磨霊園の成立経過を明らかにすることとする。 (1) 公営共葬墓地の飽和 1871 年9月の寺請制度廃止により特定寺院に埋葬場所を持たない市民が東京に集中した ことで、従来の寺院墓地とは別に一般市民を対象とした公営共葬墓地が必要となった。1874 年9月、太政官は都市衛生の実現のため市街地墓地における土葬を禁止するとともに、東京 府では青山、谷中、雑司ヶ谷、染井、亀戸を公営共葬墓地として指定した。これらの公営共 葬墓地は 1889 年の東京市制施行と同時に東京府から東京市に移管され、増加を続ける東京 市民の墓地需要に対応した。 東京市の人口は 1889 年の東京市制施行時には約 137 万 6,000 人であったが、日露戦争終戦 後の 1907 年には約 214 万 6,000 人、第一次世界大戦後の 1919 年には約 236 万人となり、30 年 間で約 100 万人が増加した。1910 年代初期以降、東京市営の公営共葬墓地が飽和状態となり、 市街地の過密化、都市衛生の進展と呼応して、市街地墓地の整理・移転が俎上に上ることと なった。1903 年東京市は市区改正事業を進め、特別の由緒のある墓地を除き、市内に散在 する小墓地を東京市外に移転整理する方針を固めた。公営共葬墓地や寺院墓地に埋葬余裕が 残されている限り墓制の大規模な変革が容認される余地はなかったが、ここに至りようやく 墓制刷新に着手できることとなった。 (2) 市街地墓地の郊外移転 東京市は都市衛生と都市計画を両立する墓地として、1923 年4月に日本最初の大型公園 墓地多磨霊園を開園した。多磨霊園の開園について、設計者である東京市公園課長の井下清 は、「東京市は墓地の拡張または新設の機会を利用して日本の墳墓施設の改善を企図する時 を得た」と述べており、欧米の庭園墓地の要素を取り入れ、従来の日本の墓制を大きく刷新 する転換点と位置付けている。 井下清「都市の庭園的共葬墓地に就いて」『都市問題』25 巻6号、1937 年 12 月 大阪府は 1873 年7月に天王寺、長柄、 岩崎墓地を新設して市街地墓地に埋葬することを禁止した。横浜市は 1874 年7月に久保山共葬墓地、1887 年に根岸共葬 墓地を設置した。 井下清「庭園式墓地の再検討」、『公園緑地』1巻3号、1937 年3月 戦前期の東京では乳幼児の死亡率が高く、生産世 代人口の増加によって乳幼児の埋葬数が増加した。 井下 清「建墓の研究」雄山閣、1942 年4月 多磨霊園の開園がもたらした効果は、第一に従来の墓地行政の根本方針を転換させ、墓地 は都市内部に小規模なものを設置するのではなく、郊外に大型のものを設置するということ を標準としたことである。第二に莫大な費用を必要とする墓地移転を、墓地と公園を組み合 わせるという斬新な発想により回避できるようにしたことである。 第1図 東京市営墓地埋葬者に占める土葬・火葬率及び 東京市死亡者に占める市営墓地への埋葬率 第一の特徴である郊外 に墓地を設置する場合に 問題となるのが遺骨の運 120.0 100.0 搬性であるが、遺骨の運 Ꮢ༡Ⴤၒ⫋₸ 搬性の向上に重要な役割 ⫋ၒ⫋₸ を果たしたのが、郊外鉄 Ἣ⫋ၒ⫋₸ 道網の発達である。東京 80.0 周辺では明治末年から大 正初期かけて郊外鉄道網 が拡大して、郊外に墓地 60.0 を建設しても遺骨の運搬 が可能となり、墓地の郊 40.0 外立地への地盤が整えら れた。第1図は東京市営 20.0 墓地の埋葬者に占める土 葬・火葬率及び東京市死 1907ᐕ 1908ᐕ 1909ᐕ 1910ᐕ 1911ᐕ 1912ᐕ 1913ᐕ 1914ᐕ 1915ᐕ 1916ᐕ 1917ᐕ 1918ᐕ 1919ᐕ 1920ᐕ 1921ᐕ 1922ᐕ 1923ᐕ 1924ᐕ 1925ᐕ 1926ᐕ 1927ᐕ 1928ᐕ 1929ᐕ 1930ᐕ 1931ᐕ 0.0 出典 東京市統計課「東京市勢提要(第二十回)」、1933年6月より作成。 亡者に占める市営墓地へ の埋葬率を整理したもの で あ る。1874 年 以 降 東 京 市街地には土葬が禁止さ れたため、唯一土葬が可能であったのが東京市営墓地であった。このため当初東京市営墓地 の土葬率はかなり高い数値を示していた。しかし 1917 年には土葬火葬の割合が逆転し、東 京市営墓地においても火葬が一般的となり、遺骨の運搬性の向上は揺るがない状況となった。 また火葬率の向上は、近世以来一人一墓で設置されてきた墓石のあり方を先祖代々の納骨設 備を設置した家族墓へと展開させ、墓石の集約的利用による小面積化の地盤ができあがった。 第二の墓地再移転防止のための公園との組み合わせについては、1874 年当時の郊外に設 置された青山墓地等が、多磨霊園開設時には都市の中央に介在する状況となっていた。大都 市の発展過程では人口増加、市街地の拡大を繰り返し、郊外に設置された墓地も将来的には 市街地に包摂されてしまう。市街地内部の墓地の存在は、土地の利用性に障害を与え、墓地 の近隣に居住する者の明朗性を損なうこととなるため、都市計画上、墓地の配置及び設計は 将来の都市発達を予想したものが必要となった。そのため東京市は墓地を単なる埋葬場所と とらえず、郊外の優れた風景地に広大な面積の土地を選んで、来訪者があたかも公園を訪れ るような精神的休養の場所とすれば、墓地に対する市民の考え方も変化して再度の墓地移転 井上安元「墓地経営」、古今書院、1941 年8月 第2章 市街地墓地の郊外移転と公園墓地の成立 の必要もなくなると予測した。そこで設計者井下が着目したのが欧米において採用されはじ めた庭園墓地を基礎に、日本の土葬式墓地を採用するなど従来の送葬習俗を参酌した公園墓 地であった。欧米の庭園墓地をそのまま移植するのではなく、日本の旧来の墓制の延長線上 に位置づけることで、市民の新型墓地の受容を容易にしたことが成功の要因であった。 第2図は東京市の墓地及び霊園の配置を示したものである。東京市内に建設された公営共 葬墓地に対して、多磨霊園以降開設された八柱、小平霊園はすべて東京市外(八王子霊園開 設時は東京都となっていたため除外。)に設けられた。次節ではこうした市外立地の構想が どのように形成されたのか、多磨霊園の開園に至る経緯を確認する。 第2図 東京市の墓地及び霊園の配置 市区改正墓地(1874-1922) 都市計画墓地(1923-2010) (3) 日本最初の公園墓地多磨霊園の開園 1918 年多磨霊園設計者井下による公園墓地の研究・設計はおおむね完成の領域に達した が、膨大な建設資金の調達困難と旧来墓地の暗い印象が墓地設置地域の受入の障害となるこ とが予想された。 翌 1919 年になると都市計画法が制定され、都市計画事業である墓地に必要な土地の収用 が可能となり、大規模事業の施行が可能となった。また 1920 年末に後藤新平が東京市長に 就任し、新墓地建設事業が予算化され公園墓地計画は急速に進展した。 井下の提案した 1919 年6月の東京市墓地並施設設計計画案では、30 年間の墓地の需要を 充足するための面積を約 100haと推定して、東京市の東、北、西の郊外で各 100haの墓地建 設を予定した。用地選定の基準としては、 (1)都心から片道 30 分以内、(2)高燥、傾斜が 少ない土地で、市民が墓参するに相応しい環境をもつこと、(3)幹線道路からの連絡が容 井下前掲1 井下前掲3 東京市「東京市墓地並施設設計計画案」、1919 年6月 易なことを掲げた。三方面の墓地建設計画は、西方墓地が多磨霊園、東方墓地が八柱霊園、 北方墓地が小平霊園として、構想発表から 25 年の間に実現した。多磨霊園の候補地である 府中・小金井周辺には郊外鉄道網として、1889 年4月に甲武鉄道(中央線)が立川まで開通、 1916 年 10 月には京王電気軌道(京王線)が府中まで開通しており、甲州街道からの交通利 便性も比較的良好な環境であった。1919 年東京市は墓地予定地を北多摩郡多磨村に決定し、 1920 年8月東京都市計画事業多磨共葬墓地として決定し、同年 12 月内閣の認可を受けた。 多磨霊園は 1922 年1月に第一期工事約 10haの墓域造成を始め、1923 年3月に第一期工事を 終了し、同年4月に1区の供用を開始した。 (4) 多磨霊園の経営方法 次に多磨霊園の経営方法について検討を加える。第3図は多磨霊園の設計図及び設計の特 徴である。多磨霊園は、(1)都市計画を適用した公園墓地として、大規模な道路系統を設 けたこと、(2)墓域面積と園路・公園面積が3:7から4:6の比率で配分され、十分な 修景部分が確保されたことが大きな特色である。また墓域の設計についても、幹線道路に 沿って最大区画を置き、順次道路または通路幅員に応じて小区画を配置する計画で、墓域の 単位である区は、公営墓地の建前により最小区画から最大区画までを混成して形成し、経済 第3図 多磨霊園の設計図及び設計の特徴 出典 東京市「東京市多磨墓地平面図」、東京市「多磨墓地絵葉書(多磨墓地正門、多磨墓地内連絡路)」 (公益財団法人東京都公園協会所蔵)より作成。 井下前掲1 井下前掲2 10 第2章 市街地墓地の郊外移転と公園墓地の成立 10 力の差による区域の分離を行わないように留意している。 都市計画的統制は墓域の設計だけでなく、各区画内の建造物にも適用された。井下自身 「全園の構想による一つの風景として墓地が設けられ、個々の墓所は庭園内の一景物として 11 全園の構成分子となる」と述べており、個々の区画における盛土、囲障、墓碑の高さには詳 細な制限を加え墓地の統一的美観を維持するようにしている。 多磨霊園の区画面積は、大規模道路に面した区画を甲種(現在の1種)、道路から内部に 入った区画を乙種(現在の2種)とし、道路その他共用部分の買収金額及び利子を合計した 金額を使用面積の割合に応じて按分負担させる墓地使用料を採用した。使用料は単純な面積 按分ではなく、面積が広く、好立地の区画を使用する者からは高額の使用料を徴収し、その 他の区画使用者はなるべく低廉な使用料とする累進課金制度を適用した。第4図は多磨霊園 における各区画ごとの1㎡あたりの単価を整理したものである。最小区画の 3.3 ㎡の1㎡あ たりの単価は 1.21 円であるが、最大区画の 79.2 ㎡の1㎡あたりの単価は 27.27 円であり、 最大22.5倍の逓増率が設定されている。 第4図 多磨霊園における1㎡あたりの単価 30.00 25.00 20.00 15.00 10.00 5.00 0.00 ਸ⒳3.3䋛 ਸ⒳6.6䋛 ↲⒳6.6䋛 ਸ⒳13.2䋛 ↲⒳13.2䋛 ਸ⒳19.8䋛 ↲⒳19.8䋛 ↲⒳26.4䋛 ↲⒳39.6䋛 ↲⒳79.2䋛 出典 東京市「東京市会議案」より作成。 第5図 多磨霊園開設初年度の販売区画の割合及び販売区画ごとの使用料負担割合 ↲⒳39.6䋛 ↲⒳26.4䋛 ↲⒳19.8䋛 ਸ⒳19.8䋛 販売区画の割合 ↲⒳79.2䋛 使用料負担割合 ਸ⒳3.3䋛 ਸ⒳3.3䋛 ↲⒳79.2䋛 ↲⒳6.6䋛 ਸ⒳6.6䋛 ਸ⒳13.2䋛 ↲⒳13.2䋛 ਸ⒳13.2䋛 ↲⒳6.6䋛 ↲⒳6.6䋛 ਸ⒳13.2䋛 ਸ⒳6.6䋛 ਸ⒳3.3䋛 ↲⒳13.2䋛 ਸ⒳6.6䋛 ↲⒳13.2䋛 ਸ⒳19.8䋛 ਸ⒳19.8䋛 ↲⒳39.6䋛 ↲⒳19.8䋛 ↲⒳26.4䋛 ਸ⒳3.3䋛 ਸ⒳6.6䋛 ↲⒳6.6䋛 ਸ⒳13.2䋛 ↲⒳13.2䋛 ਸ⒳19.8䋛 ↲⒳19.8䋛 ↲⒳19.8䋛 ↲⒳26.4䋛 ↲⒳26.4䋛 ↲⒳39.6䋛 ↲⒳39.6䋛 出典 東京市「多磨霊園許可書類」より作成。 10井下清「墓苑を語る」、『庭園と風景』15 巻 10 号、1933 年 11井下前掲3 11 さらに料金制度の詳細について検討する。第5図は多磨霊園開設初年度の販売区画の割合 及び販売区画ごとの使用料負担割合である。販売区画割合は、乙種 3.3 ㎡、甲種 6.6 ㎡、乙 種 6.6 ㎡の小規模区画使用者が全体の 60%を占めている。一方使用料の負担割合をみると、 大規模区画の甲種79.2㎡、甲種39.6㎡、甲種 26.4 ㎡、甲種 19.8 ㎡、乙種 19.8 ㎡の使用者が 全体の 75%を負担している。このように少数の大規模区画の使用者が多数の小規模区画の 使用者の負担分をカバーする機能が働いていたことがわかる。 現在公園墓地の代名詞となった多磨霊園であるが、開園当初の東京市民の受容状況はどの ようなものであったのかを検討する。開園当初の多磨霊園は鉄道が開通していたとはいえ、 国鉄、京王、西武線の最寄駅から未舗装の農道を数十分徒歩で歩かなければならず、井下が 「新型墓地に対する評価は毀誉褒貶が半ばというよりは、東京市の非常識に呆れたという見 方が相当にあった。初めは有識者の他は、墓地が入手できないためやむを得ず使用する傾向 12 13 があった」 と述懐したことで、「初年度の使用者はわずかに 571 名であった」 と当初は不人気 であったと評価されている。しかし前出の第1図では、多磨霊園の開設された 1923 年以降、 死亡者に占める市営墓地埋葬率が急増しており、多磨霊園にはかなりの数の需要があったこ とがわかる。また多磨霊園開園以降の使用料収入と販売区画数から各年度の1区画あたりの 平均使用料金を算出すると、年々増加する傾向がわかる。このことから開園当初井下の悲観 した不人気とは、使用料金の大半を支える大規模区画使用者の需要が少なかったことを指摘 しているにすぎないことがわかる。 東京市としては少数の大規模区画使用者が多数の小規模区画使用者を支える経営構造上、 大規模区画を購入する市民の獲得のための販売促進戦略の展開が必要となった。販売促進戦 略の第一は、1926 年から始めた掃除料制度である。墓地使用者に代わり市が掃除料を徴収 して墓地の掃除を受託する制度である。当時使用者が遠隔地の多磨霊園に頻繁に掃除に訪れ ることは容易なことではなく、これを市が受託することで十分な管理サービスを提供できる 墓地であることを市民に訴求した。また墓地使用者が区画の使用を開始するにあたり必要と なるカロート(納骨施設)、墓標、囲障や埋葬作業のサービスを東京市街地で調達して多磨 霊園に運搬するには大きなコストがかかる。そこで東京市はこれらの工事やサービスを低廉 な料金で代行する多磨霊園工事受託規程を定め、フルスペックのサービスを宣伝した。 大規模区画購入者への販売促進戦略の第二としては、著名人の埋葬を誘致して多磨霊園の 名声を高める方針を採用した。1934 年に国民的人気のあった東郷平八郎の名誉霊域への埋 葬誘致を成功させ、その結果著名人の埋葬が著名人の埋葬を連鎖的に集めるブランド効果を 確立した。だが大規模区画購入者を確保するためのブランド戦略は、著名人の集まる首都で 14 あるがために成功したことであって、必ずしもすべての都市で採用できるモデルではなかっ たのである。 12井下前掲2 13村越知世『多磨霊園』、(財)東京都公園協会、1981 年4月 14井下前掲2 12 第2章 市街地墓地の郊外移転と公園墓地の成立 小 括 郊外公園墓地は都市計画と都市衛生を両立する画期的な手法として採用され、従来の市街 地内部に設けられた小規模な墓地のあり方を刷新した。十分な造園施設を備え、都市計画的 統制による美観を意識した公園墓地計画は、郊外交通網の発達及び火葬率の向上の動きと呼 応しながら実現された。当初の多磨霊園は大規模区画使用者の支持を受けにくかったが、受 託サービスの充実や著名人の埋葬誘致などの販売戦略が功を奏し、多磨霊園のブランド化と 墓制の標準を作りだすことに成功した。多磨霊園の経営成功により、1930 年代以降主要都 市で多磨霊園を模倣した公園墓地の建設が企図されることとなった。 13 第3章 第3章 郊外墓地供給の限界と墓地立体化の推進 第3章 郊外墓地供給の限界と墓地立体化の推進 高度経済成長期以降東京都では墓地の立体化を試みた。市街地が連続した多摩地域におい て公園墓地建設を継続することは困難となり、東京都は芝生墓地、壁墓地、立体式納骨堂な ど既存霊園の活用をはじめた。 第3章では、第一に東京都が慣例的に墓地供給を担うようになった経緯を明らかにする。 第二に建設省墓地計画標準による墓地供給のスタンダードモデルとされた公園墓地の特徴を 提示する。第三に多磨霊園方式の墓地整備方法に対する限界を認識した東京都が試みた芝生 墓地など新たな墓地形態の開発実験を検討する。さらに多摩ニュータウンなど多摩地域の市 街地連続に対応する墓地供給方法として提案された壁墓地及び立体式納骨堂並びに 1990 年 代後半以降の家族形態の変化に対応した合葬式埋蔵施設を検討し、墓地立体化の試みを明ら かにする。 (1) 東京都による墓地行政の慣例化 1923 年に開設した多磨霊園の使用者は年々増加し、1930 年頃には開設面積の半分に達し た。そこで 1933 年には東方墓地計画が実行に移され、千葉県松戸町で 72.6haを買収し、 1935 年6月に八柱霊園を開設した。さらに 1939 年には多磨霊園の既存墓域を西方に 33ha拡 張する都市計画追加決定を行った。1943 年7月東京市と東京府が合併して東京都が誕生し、 東京市が所管していた墓地行政は東京都に引き継がれた。これ以降東京の墓地行政は、それ までの府県・市の事務分担体制とは異なり、都が直接執行する体制が確立された。これに対 して八王子市や青梅市など一部の市町村では、東京都と並行して市営墓地を建設したが、多 くの都内市町村は都立霊園における墓地供給に期待して独自に墓地建設を行うことはなく、 墓地供給は東京都が整備を行うことが慣例化した。 (2) 公園墓地の標準化と郊外墓地供給の限界 第1図は東京都の世帯数及び人口と一世帯当たりの人員数の推移を整理したものである。 高度経済成長による東京への産業の一極集中は、東京都の人口増加を招いた。また世帯単位 が戦前の複合家族から単一家族(核家族)となり、墓地の使用対象者が戸主から世帯主に変 わったことで必要墓地数を大幅に増加させた。 こうした中 1959 年に建設省が決定した墓地計画標準は、公園墓地整備のノウハウを集大 成したもので、(1)墓地は緑地系統の一環として配置すること、(2)墓域面積は全体面積 の 30%以下とすることが明文化され、多磨霊園が示唆した墓地供給方式が標準形式として 制度化された。これ以降多磨霊園を起点とする公園墓地は全国の都市で展開されるようにな り、東京都は墓地行政の先駆的事例を提供する役割を果たした。しかし墓地供給方式の標準 化は、同時に東京都を含め全国の自治体が市街地の拡大と人口増加に合わせて郊外に大型公 園墓地を建設し続けることを余儀なくさせたことも事実である。第2図は 1954 年度から 井上武男「東京都における墓地事情と納骨堂」、『公園緑地』21 巻 3 ・ 4 号、1960 年4月 「東京都市計画共葬墓地及同事業並其ノ執行年度決定ノ件」(国立公文書館本館-2A-014-00・纂 02398100) 17 第1図 東京都の世帯数・人口と一世帯当たりの人員数 14,000,000 4.50 4.00 12,000,000 Ꮺᢙ ੱญ 䋱Ꮺᒰ䈢䉍 ੱຬ 3.50 10,000,000 3.00 8,000,000 2.50 6,000,000 2.00 1.50 4,000,000 1.00 2,000,000 0.50 0.00 1946ᐕ 1950ᐕ 1954ᐕ 1958ᐕ 1962ᐕ 1966ᐕ 1970ᐕ 1974ᐕ 1978ᐕ 1982ᐕ 1986ᐕ 1990ᐕ 1994ᐕ 1998ᐕ 2002ᐕ 2006ᐕ 0 出典 東京都総務局「東京都統計年鑑」各年度版より作成。 第2図 都立霊園の平面墓地(壁墓地を含む)の応募競争率 60.0 50.0 40.0 ᄙ⏴㔤 30.0 ᩇ㔤 20.0 ዊᐔ㔤 10.0 ₺ሶ㔤 2006ᐕᐲ 2003ᐕᐲ 2000ᐕᐲ 1997ᐕᐲ 1994ᐕᐲ 1991ᐕᐲ 1988ᐕᐲ 1985ᐕᐲ 1982ᐕᐲ 1979ᐕᐲ 1976ᐕᐲ 1973ᐕᐲ 1970ᐕᐲ 1967ᐕᐲ 1964ᐕᐲ 1961ᐕᐲ 1958ᐕᐲ 1954ᐕᐲ 0.0 出典 東京都建設局「事業概要」各年度版より作成。 2007 年度までの都立霊園の平面墓地(壁墓地を含む。)の応募競争率の推移を整理したもの である。戦後東京都では、人口増加にともなう墓地需要の増加ペースに墓地供給ペースが追 いつかず、慢性的な墓地不足に悩まされることとなった。墓地使用者を公募するたびに競争 率が激しくなり、「死んでも住宅難」といわれる実情であった。 井上前掲1 18 第3章 郊外墓地供給の限界と墓地立体化の推進 東京都は増加を続ける墓地需要に対して、1944 年に北方墓地計画に着手し、1948 年6月 に 99.17haの小平霊園を開園した。続いて 1971 年に八王子霊園の募集を開始するとともに、 1976 年には多摩ニュータウンの開発に合わせて南多摩都市霊園を建設した。また溢れる墓 地需要を背景に 1961 年8月の南多摩霊園、1965 年4月の東京霊園など大型の法人墓地が八 王子市や青梅市に次々と開設された。都立霊園だけでは賄いきれない都民の墓地需要を大型 の法人墓地が吸収する高度経済成長期以降の墓地需要の充足構図ができあがったのである。 東京都では、増加を続ける墓地需要に対応するために、墓地計画標準で採用された公園墓 地を中心とする墓地供給の方式を変更する必要があるとし、将来の墓地計画の実験として、 1961年度に多磨霊園で芝生墓地504ヶ所(第4図右)を建設し、翌 1962 年3月から使用を開 始した。芝生墓地は従来の平面墓地と比べて囲石を必要とせず、平面占有率も小さいので、 墓地全体の収容墓地数を増加させることが可能であった。また墓地購入者にとっても使用石 材量の減少により経済的負担が少なくなる利点があった。多磨霊園の芝生墓地は、外国の芝 生墓地とは異なり、銘板を地上水平に置かず、小石碑をカロートの上に並列する従来の日本 の葬送習俗を取り入れることで、市民の受容性を高めることを企図した。この多磨霊園にお ける芝生墓地の実験結果を踏まえ、1971 年に開設された八王子霊園では、35,000 基の墓地 すべてを4㎡芝生墓地により供給することとした。 (3) 墓地立体化の推進 多磨霊園方式による墓地供給方法によると、東京都では約 10 年ごとに約 30haの墓地を増 設をしなければならない計算となる。東京都は墓地を郊外に移転拡張する方法で墓地問題を 一時的に解決してきたが、墓地の形式を公園式としただけでは永続的な墓地問題の解決はで きなかった。また高度経済成長期以降の多摩地域における急速な市街地の連続により、多摩 地域への墓地の移転拡張が困難となったため、これまでとは一転して墓地の拡大防止策を検 討しなければならなくなった。 1963 年9月、東京都は墓地需要があれば都立霊園を供給する従来の方針を見直す抜本的 対策を立てるため、東京都公園審議会に対して都立霊園の将来計画について諮問し、1972 年11月に同審議会からの最終答申を受けた。 この間 1965 年に計画された多摩ニュータウン開発は、3,011haの面積に、総戸数 106,280 戸、41 万人の一大住宅都市を造成する計画で、東京都の試算によればニュータウン区域内 の墓地需要は 25 年間で 5,385 ヶ所であるとされた。1971 年八王子市南大沢に 8,000 ヶ所、面 積 20.3haの南多摩新都市墓園を計画した。同年に開設された八王子霊園では、先に述べた とおり多磨霊園の実験を踏まえた芝生墓地としたが、東京都心からの距離は相当離れており、 従来の平面墓地を遠方に供給することで参詣の不便が増加すると予測した。このため墓地を 立体化し収容力を増加させることが不可避であるとし、南多摩新都市墓園計画では、改善試 案として壁墓地と納骨堂方式を構想した。第3図は南多摩新都市墓園計画設計図及び前方後 円堂設計図である。南多摩新都市墓園では、埋葬形式を特に重視し、一般平面墓地 3,010 ヶ 宗教法人又は公益法人が経営する墓地をいう。 村越知世『多磨霊園』、東京公園文庫(財)東京都公園協会、1981 年4月 井下清「都市の風景墓地とその再検討」、『都市問題』48 巻 3 号、1957 年3月 19 第3図 南多摩新都市墓園計画設計図及び前方後円堂設計図 出典 財団法人都市計画協会「南多摩新都市墓園基本計画」、1971年3月 所、壇型墓地 220 ヶ所、壁墓地 570 ヶ所のほか、総墓地供給数の 50%以上を大納骨堂「前方 後円堂」(4,200ヶ所)に充てることとした。 納骨堂方式への転換は南多摩新都市墓園で突如として主張されたことではなかった。すで に多摩霊園の設計者井下自身「将来の墓地様式としては必ずしも多磨霊園式を推すものでは ない。火葬の普及した日本においては、集約的な庭園的納骨堂を提唱したい」と述べており、 1938 年から雑司ヶ谷霊園で納骨堂(崇祖堂)を設けていたが、市民の需要は多くはなかっ た。この原因について東京都では、(1)設備が簡素で宗教的雰囲気がないこと、(2)平面 墓地の永代使用に対して貸付期限が 20 年に限定されており、承継が前提となっていない点 にあると分析した。このため南多摩新都市墓園計画の納骨堂はこれらの欠点を補うため、荘 厳な日本古来の前方後円墳をモデルに直径 80 メートルの半球状ドームに覆われた半地下式 の施設を設け、円墳の中心天井より光を採り、その直下に聖火及び水を置いて、これを中心 として3層の納骨施設を円形に配置することとした。また内部装飾も従来の納骨堂とは異な り、永久保管にふさわしいものとして納骨堂需要を喚起しようとした。 納骨堂とともに改善試案として採用された壁墓地については、従来の平面墓地と同様に使 用できる環境を整えることを重視した。利用者が大規模な設備を設置することなく、直ちに 利用できる簡便さと平面墓地よりも安価な石材費用を強調し、壁面も荘厳なものとして、広 場または緑地に設置することとした。 南多摩新都市墓園計画は墓域面積の割合が 13.7%と住宅地内の墓地として、公園墓地以 上に周辺環境に配慮した前衛的計画であったが、結局壁墓地や納骨堂は実現することなく、 一般墓地のみの供給に計画が変更された。 その後東京都は 1987 年に八王子霊園の募集を終了するにあたり、前年 1986 年6月に都知 事の諮問機関として東京都霊園問題調査会を設置し、従来の墓地様式や整備方針にこだわる ことなく、将来の墓地不足に対処できる墓地造成について諮問をした。この調査会では、今 財団法人都市計画協会「南多摩新都市墓園基本計画」、1971 年3月 井下清「墓苑を語る」、『庭園と風景』15 巻 10 号、1933 年 20 第3章 郊外墓地供給の限界と墓地立体化の推進 後の墓地計画のあり方について検討し、2年後の 1989 年3月に答申を受けた。この答申を 受け同年8月、建設局長の諮問機関である東京都新霊園等構想委員会を立ち上げ、(1)新 形式納骨堂、(2)既存霊園の活用を検討して、1990 年4月、新納骨堂と壁墓地の建設を内 容とする答申を受けた。 南多摩新都市墓園計画から 20 年を経て、第4図左の壁墓地及び第5図左の新納骨堂(み たま堂)の建設が多磨霊園で始められ、1991 年度から壁墓地、1993 年度からみたま堂の長 期収蔵施設の供給を開始した。1994 年3月には新たに知事の諮問機関として、東京都霊園 管理問題等検討委員会が設置され、1997 年3月には単身者や子供のいない夫婦でも将来の 不安なく利用できる墓地供給を内容とする答申がなされ、1998 年度から小平霊園で第1号 合葬埋蔵施設の供給を開始し、従来の申込要件であった遺骨の保有以外にも生前予約を可能 とした。2003 年度からは多磨霊園で第5図右の合葬埋蔵施設、2008 年度から小平霊園で第 2号合葬埋蔵施設を供給し、2007 年度には、2002 年度以降停止していたみたま堂の長期収 蔵施設の募集を再開した。 第4図 多磨霊園の壁墓地(左)及び芝生墓地(右) 第5図 多磨霊園納骨堂「みたま堂」(左)及び合葬式埋葬施設(右) 第6図は 1993 年度から 2008 年度までの多磨霊園みたま堂及び多磨・小平両霊園の合葬式 埋蔵施設の応募倍率の推移を整理したものである。多磨霊園及び小平霊園の合葬式埋蔵施設 の募集は、将来の不安をなくすための墓地供給であることを反映して、遺骨あり区分よりも 21 生前取得区分の募集数を多く設定したが、生前取得区分の方が遺骨ありよりも応募倍率が高 く、承継を前提としない生前取得者の需要が大きいことが理解できる。 第6図 多磨霊園みたま堂及び多磨霊園・小平霊園の合葬式埋蔵施設の応募倍率 12.0 10.0 8.0 ᄙ⏴㔤䉂䈢䉁ၴ 6.0 ᄙ⏴㔤ว⫋ᑼ䋨ㆮ㛽䋩 4.0 ᄙ⏴㔤ว⫋ᑼ䋨↢೨䋩 2.0 ዊᐔ㔤ว⫋ᑼ䋨ㆮ㛽䋩 ዊᐔ㔤ว⫋ᑼ䋨↢೨䋩 2008ᐕᐲ 2007ᐕᐲ 2006ᐕᐲ 2005ᐕᐲ 2004ᐕᐲ 2003ᐕᐲ 2002ᐕᐲ 2001ᐕᐲ 2000ᐕᐲ 1999ᐕᐲ 1998ᐕᐲ 1997ᐕᐲ 1996ᐕᐲ 1995ᐕᐲ 1994ᐕᐲ 1993ᐕᐲ 0.0 出典 東京都建設局「事業概要」各年度版より作成。 小 括 高度経済成長期の人口・産業の一極集中は東京への墓地需要を飛躍的に向上させた。建設 省により多磨霊園方式が墓地供給の標準形式とされたが、同時期に市街地が急速に連続した 多摩地域において公園墓地建設を継続することは困難となった。従来郊外に拡大することで 解決してきた墓地問題は、逆に拡大防止を考えなければならなくなり、1960 年代以降東京 都は芝生墓地、壁墓地、立体式納骨堂など既存霊園の活用を試みた。1990 年代後半には承 継を前提としない家族制度に対応した合葬式埋蔵施設の供給をはじめ、墓地の生前取得を希 望する多くの者から支持を受けている。 22 第4章 第4章 墓地の市街地回帰と墓地の経営事例 第4章 墓地の市街地回帰と墓地の経営事例 これまでみてきたように都立霊園は郊外に拡大し、拡大が限界に達すると立体化を図るこ とで墓地の供給数を確保してきた。 第4章では第一に多摩地域における墓地の分布状況をみることで近年における墓地の市街 地回帰の状況を明らかにする。第二に市街地回帰に対応した墓地供給の事例を紹介し、市町 村が墓地供給を行う場合の参考事例を提示することとする。 (1) 墓地の市街地回帰 第2章、第3章でみてきたように、都立霊園は市街地から郊外に拡大し、拡大が限界に達 すると既存霊園内に壁墓地や納骨堂を開設することで墓地需要に応えてきた。 一方近年では近隣の墓地を求める市民ニーズの高まりを受けて、墓地は住宅地への回帰や 工場跡地への進出をしてきており、再び市街地へ回帰する動きをみせている。 ここでは、他地域における住宅地への回帰や工業地域への進出の事例を紹介するとともに、 最近の多摩地域における墓地の分布状況について検討する。 ① 墓地の市街地回帰の動き 当会が実施したアンケート調査 (以下「アンケート調査C」という。)によれば、墓地を 選ぶ際に重視する内容として、「交通の利便性」を挙げた者が 77.6%にのぼり、「価格」 と並んで墓地選択の重大要素であることがわかる。(第6章第 14 図参照) こうした住民の自宅近くに墓地を求める意識に呼応して、墓地が住宅地や工業地域など 市街地に回帰する動きをみせている。財団法人広域関東圏産業活性化センターが 2004 年 に発行した「墓地の需給調査と新しい事業スキームの研究報告書」によると、地価の高い 特別区で墓地の販売価格を抑えるために、1区画が 0.5 ㎡を下回るなど墓地の区画面積を 抑えることで住宅地近くの墓地が供給されている事例や、川崎市で都市計画法上の用途地 域である準工業地域に墓地が開設された事例が報告されている。 ② 多摩地域における墓地の分布状況 他地域では、墓地の住宅地への回帰や工業地域への進出などがみられるが、多摩地域で はどのような傾向がみられるのであろうか。本章では、墓地の経営許可権者である東京都、 八王子市より公営墓地及び法人墓地に関する情報の提供を受け、それらを地図上で表現す ることで、多摩地域における墓地の分布傾向を掴むこととした。なお、ここで掲載してい るデータは傾向の概略を把握するために作成したものであり、各種統計調査や実際の位置 関係とは異なる部分があることをご了解いただきたい。 過去他団体及び機関が実施したアンケート調査と区別するため、実施時系列順にアルファベットを付記した関係上、当 会アンケート調査を「アンケート調査C」と表記する。アンケート調査A及びBについては資料編3を参照されたい。 25 多摩地域における墓地の分布状況を地図上で表したものが第1図である。 第1図 墓地の分布状況 これによれば墓地は多摩地域全域にわ 第2図 公営墓地と法人墓地の構成割合 ╙㪉࿑䇭༡Ⴤ䈫ᴺੱჄ䈱᭴ᚑഀว たって分布していることがわかる。 㪈㪅㪍㩼 これらを経営形態別でみたものが第2図 である。圧倒的に法人墓地が多くなってい る。 ༡Ⴤ ᴺੱჄ 次にこれらと公営墓地、法人墓地の敷地 面積別割合を示したものが第3図である。 㪐㪏㪅㪋㩼 公営墓地は1万㎡以上の大規模墓地が半数 㪥㪔㪏㪋㪐 近くに上るのに対し、法人墓地は1万㎡未 満の小規模墓地が大多数を占めている。 第3図 経営形態別にみた敷地面積 法人墓地 公営墓地 㪇㪅㪉㩼 㪇㪅㪍㩼 㪇㪅㪈㩼 㪌㪅㪈㩼 㪉㪈㪅㪋㩼 㪇㪅㪇㩼 㪇㪅㪇㩼 㪌㪇㪅㪇㩼 㪉㪇ਁ䋛એ 㪈㪇ਁ䋛 䌾 㪉㪇ਁ䋛ᧂḩ 㪌ਁ䋛 䌾 㪈㪇ਁ䋛ᧂḩ 㪉㪏㪅㪍㩼 㪐㪊㪅㪐㩼 N=14 N=835 26 㪈ਁ䋛 䌾 㪌ਁ䋛ᧂḩ 㪈ਁ䋛ᧂḩ 第4章 墓地の市街地回帰と墓地の経営事例 経営許可年、敷地面積別にみた状況は第4図のとおりである。 第4図 年代別墓地許可件数 㪈㪐㪋㪌ᐕએ೨ 㪈㪐㪋㪍䌾㪈㪐㪍㪌ᐕ ᐕઍ 㪈㪐㪍㪍䌾㪈㪐㪏㪌ᐕ 㪈㪐㪏㪍䌾㪉㪇㪇㪌ᐕ 㪉㪇㪇㪍ᐕએ㒠 㪇 㪈㪇㪇 㪉㪇㪇 㪊㪇㪇 㪋㪇㪇 㪌㪇㪇 㪍㪇㪇 㪎㪇㪇 㪏㪇㪇 ⸵นઙᢙ N=841(※) ※経営許可年が不明な墓地8件を除外している。 1946 年から 1965 年の間に許可件数が急増しているが、その要因としては 1948 年の墓地、 埋葬等に関する法律(以下「墓埋法」という。)の施行により、警察行政から衛生行政に 所管が移り、初めて都道府県知事の許可が必要になったことに伴い、かねてより存在して いた寺院墓地の確認及び許可がこの時期に行われたことが考えられる。その後は、概ね 20 年間で 100 件程度の経営許可が行われているが、その内訳をみると、第5図のように1 万㎡以上の大規模墓地の経営許可は 1966 年~ 1985 年に 18 件行われたのに対し、1986 年~ 2005 年は7件となっている。一方で1万㎡未満の墓地の経営許可は 1966 年~ 1985 年の 82 件に対し、1986年~2005年は95件となっている。 このことから墓地の開発が大規模墓地の開発から小規模墓地の開発へと移ってきている ことがわかる。 㪈㪇㪇 第5図 年代別の敷地面積の比較 ࿑ ᐕઍ䈱ᢝ㕙Ⓧ䈱Ყセ 㪐㪌 㪏㪉 㪏㪇 ⸵นઙᢙ 㪍㪇 㪋㪇 㪉㪇 䋱ਁ䋛એ 㪈ਁ䋛ᧂḩ 㪈㪏 㪎 㪇 㪈㪐㪍㪍䌾㪈㪐㪏㪌ᐕ 㪈㪐㪏㪍䌾㪉㪇㪇㪌ᐕ ᐕઍ 27 ■用途地域別にみた墓地の分布の変化 次に都市計画の用途地域別に墓地の分布の変化についてみてみることとする。 敷地面積・経営許可年別墓地分布状況に用途地域区分を重ねたものが第6図である。 第6図 用途地域別墓地分布状況(敷地面積・許可年別) ※用途地域のデータは、東京都都市整備局「都市計画情報レイヤー(用途地域)平成 21 年3月6日現在」 を利用して作成した。 1965 年まで(第6図の と )は多摩東部に大規模都立霊園が開設されたほかは、多摩 地域の全域に小規模な墓地が分布している状況であった。 1966 年~ 1985 年(第6図の )には八王子市、あきる野市、日の出町などの郊外の自 治体の用途地域の指定のない区域において、1万㎡以上の大規模墓地の開発が行われてい た。 1986 年以降(第6図の と )になると主流は1万㎡未満の小規模墓地に移り、それと ともに開発地域も用途地域内が中心となってきている。 従って、近年の墓地開発は郊外の大規模墓地から市民の市街地回帰ニーズを反映して、 市民の生活圏内の小規模墓地に移ってきていると指摘することができる。 小 括 これまでの分析から、以下のことを指摘することができる。 墓地は多摩地域全体に分布しており、経営形態では法人墓地が圧倒的多数を占めている。 公営墓地は1万㎡以上の大規模墓地が半数近くに上るのに対し、法人墓地は1万㎡未満の墓 地が圧倒的多数を占めている。 28 第4章 墓地の市街地回帰と墓地の経営事例 1966 年~ 1985 年には、八王子市、あきる野市、日の出町など主に郊外の自治体における 大規模墓地を中心として用途地域の指定のない区域において墓地開発が行われていたが、 1986 年~ 2005 年になると墓地開発の主流は1万㎡未満の小規模墓地に移り、それに伴って 開発地域も用途地域内が中心となってきている。 (2) 墓地の経営事例 (1)でみたように近年では市民の自宅近くに墓地を望む傾向を反映して、納骨堂や合葬 式墓地など限られたスペースを有効活用することで住民の生活圏内に墓地を供給するケース がみられるようになってきている。ここでは宗教法人による納骨堂の経営事例及び市町村に よる合葬式墓地の経営事例について取り上げる。 ① 宗教法人による経営事例 ■勝楽寺納骨堂 □建設までの経緯 1961 年に勝楽寺の周辺が都市計画道路の予定地とされ、それ以来新規に檀家を募集す ることができなくなった。この間承継者の不在などでこれまでの檀家の約1割が消滅して しまっていた。 その後都市計画道路が完成する見込みとなったため、新規に檀家を募集することが可能 となった。 檀家を募集するにあたっては、駅から徒歩圏にある立地を活かすことができること、多 くの利用者が承継面で不安を抱いており、期限を限って預かる納骨堂のニーズが見込める ことから、勝楽寺の敷地内に納骨堂「無量寿の塔」を建設することになり、2008 年に完 成した。 □納骨堂の概要 納骨堂「無量寿の塔」の概要は以下のとおりである。 第7図 勝楽寺納骨堂の概要 ᚲ ┙ ᬺਥ ⽼ᄁ ⷙᮨ ଏ⛎ᢙ ↪ᢱ ↸↰Ꮢේ↸↰䋳䋭䋵䋭㪈㪉 㪡㪩↸↰㚞ᓤᱠ䋵ಽ䈾䈎 ቬᢎᴺੱ䇭ൎᭉኹ ቬᢎᴺੱ䇭ൎᭉኹ 䋹㓏ਅ䋱㓏 㪈㪊㪋㪋ს ੱს㪏㪇ਁ䋨↪ᤨ䈎䉌㪉㪇ᐕ㑆ല䇯ᑧ㐳↪ᢱ㪉ਁ䋯ᐕ䋩 ઍ䇱ს㪈㪏㪇ਁ䋨↪ᤨ䈎䉌㪊㪇ᐕ㑆ല䇯ᑧ㐳↪ᢱ㪊ਁ䋯ᐕ䋩 勝楽寺の納骨堂は納骨壇の前段が個々の利用者の祭壇となっているロッカー式である。 利用状況は、現在でも月 15 ~ 20 件の販売があるなど、好評であり、全区画が埋まるこ とも視野に入っているとの説明であった。 29 ・納 骨塔内部では、各利 用者の遺骨の前で火を 使った焼香はできない。 ・そ の代わり、各階に礼 拝所が設けられており、 電気で焼香ができる。 全景 礼拝所 ・納骨壇は個人壇と代々壇の2種類がある。 ・左記のイメージイラストの開いている戸の上段が個 人壇で下段が代々壇である。個人壇は2個の骨壷が 収容可能で、80 万円の使用料で 20 年間利用できる。 20 年間経過後は勝楽寺の敷地内にある舎利堂にて永 代に供養されるが、延長を希望すれば1年あたり2 万円の延長使用料で継続利用することができる。 ・代 々壇は5個の骨壷を収容することができ、180 万 円の使用料で 30 年間利用できる。30 年間経過後は個 人壇の利用者と同様に舎利堂に移されるが、1年あ たり3万円の延長使用料を支払うことで継続利用す 納骨壇のイメージ ※実際の納骨壇は右開きである。 ることができる。 ・納骨壇の前部は祭壇となっており利用者が自由に飾 りつけができるようになっている。 ※納骨壇及び納骨壇全部のイメージは勝楽寺提供。 納骨壇前部のイメージ 【その他の特徴】 ・冷暖房は完備していないが、井戸水を循環させ年間を通してほぼ一定の温度に保たれ ている。 ・多機能トイレ、エレベーターなどバリアフリー施設が充実している。 ・各壇には、鍵がかけられるようになっている。 30 第4章 墓地の市街地回帰と墓地の経営事例 ■関内陵苑 □建設までの経緯 関内陵苑は、宗教法人法國寺が経営している。 横浜市緑区にある法國寺の本院には従来から墓地があったが、規模が小さかったため、 墓地の拡大を考えていた。当初は本院の周辺で墓地の拡大を検討していたが適当な用地が なかったため、横浜市中区の現在地での開設となった。 法國寺の経営する納骨堂は「堂内陵墓」と呼ばれており、共用の墓石に各利用者の骨壷 の入った収納厨子をセットすることで従来の墓参と同じ感覚で参拝ができる。堂内陵墓は ㈱ニチリョクが開発した新しいスタイルの墓であるが、従来の墓地と納骨堂の中間的な墓 を作りたい考えを持っていた法國寺と意見が一致し、2005 年の関内陵苑の開設となった。 □関内陵苑の概要 関内陵苑の概要は以下のとおりである。 ╙䋸࿑䇭㑐ౝ㒺⧞䈱ⷐ ᚲ ┙ ᬺਥ ▤ℂઍⴕ ቬᵷ ⷙᮨ ଏ⛎ᢙ ↪ᢱ 第8図 関内陵苑の概要 ᮮᵿᏒਛ⠃↸䋲䋭䋷䋭䋷 㪡㪩㑐ౝ㚞ᓤᱠ䋵ಽ䈾䈎 ቬᢎᴺੱ䇭ᴺኹ ᮮᵿ✚ว▤ℂ䊺 ቬᵷ䉕䉒䈝↪น⢻ 䋷㓏 㪏㪌㪇㪇ၮ ᳗ઍ↪ᢱ㪏㪇䌾㪐㪇ਁ䋨⽼ᄁᤨᦼ䈮䉋䉍⇣䈭䉎䋩 ⼔ᜬળ⾌䇭䋱ਁ䋯ᐕ 使用料は、永代使用料及び護持会費からなる。永代使用料には永代使用権のほかに、御 影石墓碑、永代供養料が含まれる。護持会費は水道光熱費、保守管理費、修繕費及び清掃 費等に充てる。 参拝は、インターネットからも行うことができる(要別途申込)。 販売は、2010 年3月に完売している。販売開始から5年足らずで完売するのは法人墓 地としては驚異的なペースといえる。 その要因について法國寺では交通の利便性とともに、集合住宅が一般的であるため、集 合式の納骨堂にも抵抗が少ないという都市特有の事情を指摘している。 31 全景(真ん中の建物が関内陵苑) 1階ロビーの受付カウンター ・関 内陵苑は法國寺本院からは独立 した寺院となっており、寺院の境 内に納骨堂が設置されている形態 になっている。 本堂 墓石 遺骨収 納厨子 カード読取機 墓石と遺骨収納厨子(中央の四角い部分) ・墓石は全ての使用者が共通で利用する。 ・カード読取機にICカードをかざすと1分以内に遺骨収納厨子が墓石にセットされる。 32 第4章 墓地の市街地回帰と墓地の経営事例 ② 市町村による経営事例 市町村の経営する公営墓地においても、合葬式墓地や樹木式墓地などを建設する事例が みられ、墓の様式の多様化が進んでいる。ここでは、市街地内の既存墓地に合葬式墓地を 建設することで、住民の生活圏内における墓地供給を効率的に行っている八王子市の事例 を紹介する。 ■八王子市霊園の概況 八王子市の市営霊園は 1921 年に当時寺院所有地であった敷地を八王子市が買収し、現 在の緑町霊園を開設したことに始まる。その後、緑町霊園だけでは市民の墓地需要をまか なうことができなくなったため、1961 年に甲の原霊園を開設した。 1981 年には多摩ニュータウンの建設に伴って移転対象となった個人や集落を単位とし た墓地の移転先及び多摩ニュータウンの住民の墓地として東京都が開発した南多摩都市霊 園を八王子市が取得し現在に至っている。 なお、この南多摩都市霊園は第3章で述べた南多摩新都市墓園計画が具体化したもので ある。南多摩都市霊園は八王子市の霊園を他市(多摩市、町田市、稲城市)の住民が利用 するという全国的にも珍しい事例となっている。南多摩都市霊園の経営事例は資料編1を 参照されたい。 ■合葬式墓地の建設 八王子市では、1981年の南多摩都市霊園の開設以来、市営霊園の開設は行われなかった。 そのため、市営霊園の墓地供給は需要に対して少なく応募倍率は上昇を続けた。 一方でこれまでの市営霊園には従来型の区画墓地しかなく、承継者の存在を前提として いたため、承継者のいない市営霊園の使用者やこれから市営霊園に応募したいが、子がい ないなどの理由で承継が困難な市民から承継者の心配をしなくてもよい墓地を建設してほ しいとの要望が寄せられていた。 そのため、緑町霊園へ合葬式墓地を建設し、2009 年度から供用を開始した。 緑町霊園の合葬式墓地の概要は以下のとおりである。 第9図 緑町霊園合葬式墓地の概要 ╙䋹࿑䇭✛↸㔤ว⫋ᑼჄ䈱ⷐ ᚲ ┙ 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第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 前章までで都立霊園の郊外への拡大と立体化の状況及び墓地の市街地回帰の状況について 述べてきた。 第5章では、第一に墓地の承継に密接な関わりのある出生と死亡をめぐる状況を明らかに する。第二に今後の多摩地域の墓地需要予測を提示する。そして第三に墓地需要を踏まえた 対応策を紹介することで、多摩地域の行政に求められる対応を明らかにする。 (1) 少産多死時代の到来 ここでは、多摩地域における出生数と死亡数の動向について統計資料をもとに明らかにす る。 ① 出生数の動向 まず出生数の動向をみてみる。 第1図は多摩地域における出生数の年次推移を示したものである。 1971 年から 74 年にかけての第2次ベビーブーム期の最高の出生数を示した 1973 年以降 出生数は減少に転じ、1990年代からは概ね横ばい傾向となっている。 2008年の出生数は34,067人であり、1973 年の 63,742 人の概ね半数程度となっている。 ╙䋱࿑ ↢ᢙ䈱ផ⒖ 第1図 出生数の推移 ↢ᢙ 㪈㪐㪎㪊ᐕ ᦨ㜞䈱↢ᢙ 㪍㪊䋬㪎㪋㪉ੱ 㪎㪇㪃㪇㪇㪇 㪍㪇㪃㪇㪇㪇 㪌㪇㪃㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪏ᐕ䈱↢ᢙ 㪊㪋䋬㪇㪍㪎ੱ 㪋㪇㪃㪇㪇㪇 ੱ 㪊㪇㪃㪇㪇㪇 㪉㪇㪃㪇㪇㪇 㪈㪇㪃㪇㪇㪇 㪇 㪈㪐㪌㪇 㪍㪇 㪎㪇 㪏㪇 ᐕ 㪐㪇 出典 東京都衛生局「東京都衛生年報」、東京都福祉保健局「人口動態統計」 39 㪉㪇㪇㪇 㪇㪌 ② 死亡数の動向 次に死亡数についてみてみる。 第2図は多摩地域における死亡数の年次推移を示したものである。全国的には戦後 1980 年代にかけて死亡数は減少し、1980 年代以降増加傾向を示しているが、多摩地域で は戦後ほぼ一貫して増加している。2008 年の死亡数は 29,847 人であり、1950 年以降で最 も少なかった1955年の6,346人に比べ約5倍の水準となっている。 第2図 死亡数の推移 ᱫᢙ 㪎㪇㪃㪇㪇㪇 㪍㪇㪃㪇㪇㪇 㪌㪇㪃㪇㪇㪇 㪋㪇㪃㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪏ᐕ䈱ᱫᢙ 㪉㪐䋬㪏㪋㪎ੱ ੱ 㪊㪇㪃㪇㪇㪇 㪉㪇㪃㪇㪇㪇 㪈㪐㪌㪌ᐕ ᦨૐ䈱ᱫᢙ 㪍䋬㪊㪋㪍ੱ 㪈㪇㪃㪇㪇㪇 㪇 㪈㪐㪌㪇 㪍㪇 㪎㪇 ᐕ 㪏㪇 㪐㪇 㪉㪇㪇㪇 㪇㪌 出典 東京都衛生局「東京都衛生年報」、東京都福祉保健局「人口動態統計」 次に死亡者の年齢構成をみてみる。第3図は第2図の死亡数の推移のうち、1993 年か ら2008年までについて年齢構成別にみたものである。 第3図 年齢区分別死亡数 㪊㪌㪇㪇㪇 㪉㪐䋬㪏㪋㪎ੱ 㪊㪇㪇㪇㪇 㪉㪌㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪇㪇 㪈㪐䋬㪎㪏㪊ੱ 㪈㪐䋬㪈㪈㪉ੱ ੱ 㪈㪌㪇㪇㪇 㪈㪇䋬㪉㪏㪌ੱ 㪈㪇㪇㪇㪇 㪌㪇㪇㪇 㪇 㪌㪃㪍㪐㪋ੱ 㪊㪃㪐㪊㪇ੱ 㪌㪃㪉㪐㪊ੱ 㪈㪐㪐㪊 4㪃911ੱ 㪐㪋 㪐㪌 㪐㪍 㪐㪎 㪐㪏 㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪇㪈 㪇㪉 㪇㪊 㪇㪋 㪇㪌 㪇㪍 㪇㪎 㪇㪏 ᐕ 㪇䌾㪈㪋ᱦ 㪈㪌䌾㪍㪋ᱦ 㪍㪌ᱦ䌾㪎㪋ᱦ 㪎㪌ᱦએ ਇ 1993 年と 2008 年の死亡数を比較してみると、全死亡数は 1993 年が 19,783 人であったも のが、2008 年には 29,847 人となっており、約1万人増加している。これを主な年齢区分 40 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 別にみてみると、15 ~ 64 歳は 1993 年の 5,293 人が 2008 年の 4,911 人に、65 歳~ 74 歳は 1993年の3,930人が2008年の5,694人にそれぞれ 382 人の減少、1,764 人の増加となってい るのに対し、75 歳以上の死亡者は 1993 年の 10,285 人が 2008 年の 19,112 人に 8,827 人の増 加となっており死亡数の増加の大部分が 75 歳以上の死亡者で占められていることがわか る。 これから 1947 年から 49 年生まれの第1次ベビーブーム世代が 75 歳以上に達することを 踏まえると、今後も死亡数は増加傾向が続くといえる。 少子化の進展により出生数の増加は期待できない中で高齢化の進展により死亡数は増加 していく「少産多死社会」が到来するといえる。 小 括 少産多死社会の到来は承継者が不在のまま死亡する者の増加をもたらし、無縁墳墓の増加 に拍車がかかることが予想される。 また、墓地を求めるニーズもこれまでの先祖代々の承継を前提とする墓地から夫婦単位や 個人単位など承継を前提としない墓地へと変化していくことが予想される。 墓地経営にあたっては、無縁墳墓対策とともに承継を前提としない墓地の供給が求められ ているといえる。 (2) 多摩地域の墓地の需給状況 ここでは東京都福祉保健局が行った調査結果を多摩地域の地図上で表すことを通じて、少 産多死社会の到来が多摩地域における墓地の需給状況にどのような影響をもたらすかについ て、墓地の需要と供給の状況を検証することにより明らかにする。 ① 需要の状況 東京都福祉保健局提供の市町村別墓地需要推計の値を利用した。 これは、2007 年に 2000 年の国勢調査結果をもとに、大阪府方式で算出したものであり、 2010年からの5年間ごとの1年あたりの墳墓需要数を示している。 (計算式) Qi=S×Yi×(P+R)/2 Qi:i年における墳墓必要数 Yi:i年における死亡者数 S :定着志向係数 P :墳墓必要率 R :傍系世帯率 なお、今回の計算での係数はS= 0.75 、P= 0.30 、R= 0.40 とした。 分家により新しく生じた世帯のうち、一定数が現在居住している場所で定住するものとし、そのような世帯で死亡者が 発生した場合に墓地が必要とされると仮定して墓地数を求める方式をいい、墓地需要数の算定に広く用いられている。 41 ■調査結果 第4図 市町村別墓地需要数推計(2010~29年の1年あたりの数) Ꮢ↸ฬ 㔛ⷐᢙ䊶િ䈶₸ ₺ሶᏒ ┙ᎹᏒ ᱞ⬿㊁Ꮢ ਃ㣔Ꮢ 㶎િ䈶₸䈲㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋ᐕ䈫䈱Ყセ 㕍᪢Ꮢ ᐭਛᏒ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋 㪉㪇㪈㪌䌾㪈㪐 㪉㪇㪉㪇䌾㪉㪋 㪈㪃㪈㪇㪍 㪈㪃㪉㪌㪌 㪈㪃㪊㪎㪉 㪊㪎㪉 㪋㪈㪐 㪋㪌㪏 㪉㪎㪊 㪊㪇㪈 㪊㪉㪋 㪊㪌㪏 㪊㪐㪐 㪋㪊㪍 㪊㪏㪌 㪋㪉㪌 㪋㪌㪋 㪋㪌㪎 㪌㪈㪏 㪌㪍㪋 㪉㪇㪉㪌䌾㪉㪐 㪈㪃㪌㪇㪈 㪈㪊㪌㪅㪎㪈㩼 㪋㪐㪌 㪈㪊㪊㪅㪇㪍㩼 㪊㪌㪇 㪈㪉㪏㪅㪉㪈㩼 㪋㪍㪐 㪈㪊㪈㪅㪇㪈㩼 㪋㪏㪏 㪈㪉㪍㪅㪎㪌㩼 㪍㪈㪉 㪈㪊㪊㪅㪐㪉㩼 ⺞ᏓᏒ ↸↰Ꮢ ዊᐔᏒ ᣣ㊁Ꮢ Ꮢ↸ฬ 㔛ⷐᢙ䊶િ䈶₸ ᤘፉᏒ ዊ㊄Ꮢ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㔛ⷐᢙ િ䈶₸ 㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋 㪉㪇㪈㪌䌾㪈㪐 㪉㪇㪉㪇䌾㪉㪋 㪉㪍㪇 㪉㪏㪍 㪊㪇㪍 㪊㪐㪏 㪋㪊㪎 㪋㪏㪇 㪏㪇㪇 㪐㪉㪇 㪈㪃㪇㪈㪍 㪉㪇㪍 㪉㪉㪎 㪉㪋㪋 㪊㪊㪎 㪊㪎㪊 㪋㪇㪈 㪊㪉㪎 㪊㪍㪏 㪊㪐㪐 㪉㪇㪉㪌䌾㪉㪐 㪊㪉㪊 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ここでは調査結果を多摩地域の市町村ごとに地図上で表示すること等により、地域別に みた墓地の需要状況を分析する。 多摩地域全体の墓地の需要数の推移を示したものが第5図である。 ╙䋵࿑ 第5図 多摩地域全体の墓地需要数の推移 ᄙၞో䈱Ⴤ㔛ⷐᢙ䈱ផ⒖ 㪈㪉㪃㪇㪇㪇 㪈㪈㪃㪇㪇㪇 㪈㪇㪃㪇㪇㪇 ზჄᢙ 㪐㪃㪇㪇㪇 㔛ⷐᢙ 㪏㪃㪇㪇㪇 㪎㪃㪇㪇㪇 㪍㪃㪇㪇㪇 㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋 㪉㪇㪈㪌䌾㪈㪐 㪉㪇㪉㪇䌾㪉㪋 ᦼ㑆ౝ䈱䋱ᐕ䈅䈢䉍 43 㪉㪇㪉㪌䌾㪉㪐 多摩地域全体でみると、一貫して墓地需要数が増加していくことがわかる。 次に2010~2014年と2025~2029 年における需要数推計の状況を第6図、第7図に示す。 第6図 需要数推計(2010~2014年) (単位:墳墓数) 第7図 需要数推計(2025~2029年) (単位:墳墓数) 一部の自治体を除き、大多数の市町村で需要数は増加する傾向にある。需要数が 500 を 越える自治体は、2010 ~ 14 年は2団体であるが、2025 ~ 29 年には5団体に増加している。 同様に 400 以上 500 未満の自治体も 2010 ~ 14 年は1団体であったが、2025 ~ 29 年には6 団体に増加している。 44 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 第1図における 2025 ~ 29 年における対 2010 ~ 14 年比の需要数の伸び率を地図上で表現 したものが第8図である。 第8図 需要数の伸び率(2025~2029年) (単位:墳墓数) 奥多摩町を除く全ての市町村でプラスとなっている。さらに檜原村以外は 20%以上の 高い伸び率を示している。そのうち 10 団体で 30%以上、1団体で 40%以上の伸び率を示 しており、多くの市町村で大幅に需要数が増えることがわかる。 さらに地域別にみると、南側の地域において伸び率が比較的高く、稲城市では 43.5% もの伸び率を示している。 45 ② 供給の状況 東京都福祉保健局提供の墓地・納骨堂空き区画数の値を利用した。 これは 2009 年度に都立霊園を除く公営及び法人墓地を対象に事業型空き区画数、檀信 徒空き区画数について調査を実施したものである。この調査における多摩地域の対象墓地 数は 683 施設であり、そのうち 494 施設から回答があり、回答率は 72%であった。ただし、 八王子市分は回答率の算定対象からは除かれている。 ■調査結果 第9図 市町村別墓地・納骨堂空き区間数 ╙䋹࿑䇭Ꮢ↸Ⴤ䊶⚊㛽ၴⓨ䈐↹ᢙ Ꮢ↸ฬ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ ⓨ䈐↹ᢙว⸘ Ꮢ↸ฬ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ₺ሶᏒ ┙ᎹᏒ 㪐㪃㪏㪎㪈 㪍㪃㪐㪎㪏 㪈㪍㪃㪏㪋㪐 ᤘፉᏒ ᱞ⬿㊁Ꮢ 㪉㪇㪊 㪉㪍㪌 㪋㪍㪏 㪇 㪈㪐㪋 㪈㪐㪋 ⺞ᏓᏒ 㪇 ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ 㪐㪐㪉 㪈㪃㪈㪌㪌 㪏㪃㪊㪇㪏 ⓨ䈐↹ᢙว⸘ 㪐㪐㪉 㪈㪃㪈㪌㪌 㪈㪋㪃㪇㪏㪊 Ꮢ↸ฬ ᧲ጊᏒ ࿖ಽኹᏒ 㪌㪇 㪌㪏 㪉㪎㪏 㪈㪇㪊 㪊㪉㪏 㪈㪍㪈 ᷡἑᏒ 㪇 㪈㪏㪍 㪈㪏㪍 ↸↰Ꮢ ዊ㊄Ꮢ 㪌㪃㪎㪎㪌 㪇 㪇 Ꮢ↸ฬ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ ⓨ䈐↹ᢙว⸘ ਃ㣔Ꮢ ࿖┙Ꮢ ᧲ਭ⇐☨Ꮢ ᱞ⬿ጊᏒ 㪈㪃㪏㪐㪉 㪈㪃㪍㪈㪊 㪊㪃㪌㪇㪌 ዊᐔᏒ 㪈㪉㪌 㪉㪃㪏㪉㪌 㪉㪃㪐㪌㪇 ᣣ㊁Ꮢ 㪇 㪈 㪈㪃㪇㪈㪌 㪌㪇㪎 㪈㪃㪈㪎㪎 㪈㪃㪇㪈㪌 㪌㪇㪎 㪈㪃㪈㪎㪏 ↢Ꮢ 㪇 㪈㪇 㪈㪇 㩿න䋺↹ᢙ䋩 㕍᪢Ꮢ ᐭਛᏒ 㪇 㪈㪌㪊 㪈㪌㪊 ᄙᏒ ⁔ᳯᏒ ᧲ᄢᏒ 㪇 㪉㪌㪈 㪉㪌㪈 ⒷၔᏒ 㪇 㪈㪃㪊㪍㪍 㪈㪃㪊㪍㪍 ⠀Ꮢ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ 㪇 㪎㪎㪍 㪋㪎㪉 㪉㪉㪇 㪊 㪉㪍㪋 㪇 㪈㪃㪇㪐㪉 㪏㪐㪇 㪍㪐㪌 㪉 㪉㪇㪎 ⓨ䈐↹ᢙว⸘ 㪎㪎㪍 㪍㪐㪉 㪉㪍㪎 㪈㪃㪇㪐㪉 㪈㪃㪌㪏㪌 㪉㪇㪐 Ꮢ↸ฬ 䈅䈐䉎㊁Ꮢ ᧲੩Ꮢ ℰⓄ↸ ᣣ䈱↸ ᯫේ ᅏᄙ↸ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ 㪉 㪊㪃㪇㪐㪎 㪇 㪈㪃㪊㪋㪊 㪇 㪊㪇㪊 㪉㪃㪍㪇㪇 㪊㪋㪐 㪇 㪈㪈 㪉㪃㪉㪉㪌 㪎㪇 ⓨ䈐↹ᢙว⸘ 㪊㪃㪇㪐㪐 㪈㪃㪊㪋㪊 㪊㪇㪊 㪉㪃㪐㪋㪐 㪈㪈 㪉㪃㪉㪐㪌 ว⸘ ᄙၞ⸘ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ 㪉㪋㪃㪈㪍㪐 㪊㪌㪃㪏㪇㪊 ⓨ䈐↹ᢙว⸘ 㪌㪐㪃㪐㪎㪉 出典 東京都福祉保健局資料より作成 ౖ䋺᧲੩ㇺஜዪ⾗ᢱ䉋䉍ᚑ 一般に、経営主体の檀家や信徒でなければ使用できない墓地を壇信徒用と呼び、それ以外を事業型と呼んでおり、ここ でもその用例に倣った表記をしている。 46 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 ■調査結果の分析 ここでは調査結果を多摩地域の市町村別の地図上で表示すること等により、地域別にみ た墓地の供給状況を分析する。 空き区画数合計を地図上で表現したものが第 10 図である。 第10図 空き区画数合計 (単位:区画数) 壇信徒空き区画数、事業型空き区画数を地図上で表現したものが、第 11 図、第 12 図で ある。 第 11図 壇信徒空き区画数 (単位:区画数) 47 第 12図 事業型空き区画数 (単位:区画数) 第 10 図の空き区画数の合計をみると 1000 区画以上の空きを有する自治体は 14 団体と なっており、多摩地域 30 自治体のほぼ半数となっている。しかし、その多くは、第 11 図 のとおり檀信徒用の空き区画となっており、宗派を問わず利用できる事業型墓地で 1000 区画以上の空きを有する自治体は、第 12 図のとおり西多摩地区の青梅市、日の出町、奥 多摩町、南多摩地区の八王子市、町田市の5団体に限られている。また、第 13 図に示す ように空き区画数合計に占める事業型空き区画数合計の割合が 30%以上となっている自 治体は9団体となっており、事業型墓地は地域的偏在があることがわかる。 48 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 第 13 図 空き区画数合計に占める事業型空き区画数合計の割合 ③ 需給状況 需要と供給の状況から需給状況について分析を行った。 なお、この分析は、 ・空き区画数に都立霊園が含まれていないこと ・空き区画数に関する調査に回答した墓地が対象の 72%にとどまっていること ・1区画あたり1墳墓を使用すると仮定していること などから、厳密なものではなく、需給状況の傾向を把握するためのものであることに留 意いただきたい。 空き区画数合計から 2010 ~ 14 年の1年あたりの需要数を減算した結果は第 14 図のとお りである。 49 第 14図 市町村別需給状況 Ꮢ↸ฬ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ ⓨ䈐↹ᢙว⸘ 㪈ᐕ䈅䈢䉍䈱㔛ⷐᢙ䋨㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋䋩 Ꮕᒁ 㩿ⓨ䈐↹ᢙว⸘䋭䋱ᐕ䈅䈢 䉍䈱㔛ⷐᢙ䋨㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋䋩䋩 Ꮢ↸ฬ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ ⓨ䈐↹ᢙว⸘ 㪈ᐕ䈅䈢䉍䈱㔛ⷐᢙ䋨㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋䋩 Ꮕᒁ 㩿ⓨ䈐↹ᢙว⸘䋭䋱ᐕ䈅䈢 䉍䈱㔛ⷐᢙ䋨㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋䋩䋩 Ꮢ↸ฬ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ ⓨ䈐↹ᢙว⸘ 㪈ᐕ䈅䈢䉍䈱㔛ⷐᢙ䋨㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋䋩 Ꮕᒁ 㩿ⓨ䈐↹ᢙว⸘䋭䋱ᐕ䈅䈢 䉍䈱㔛ⷐᢙ䋨㪉㪇㪈㪇䌾㪈㪋䋩䋩 Ꮢ↸ฬ ᬺဳⓨ䈐↹ᢙ ᯝାᓤ↪ⓨ䈐↹ᢙ ⓨ䈐↹ᢙว⸘ 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㪉㪃㪉㪉㪌 㪎㪇 㪉㪃㪉㪐㪌 㪌㪍 䂦㩷㪐 㪉㪃㪉㪊㪐 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 多摩地域全体の状況を見てみると、このまま墓地の供給がなされないとすれば、7年ほ どで需要を吸収できなくなることがわかる。 次に個別の市町村の状況を見てみると需給が逼迫(0 ~ 100 未満)している市町村が2 団体みられ、需要超過となっている市町村(- 100 ~ 0 未満・- 100 超)が6団体みられ る。このように既に現時点においても需要が逼迫、あるいは需要が供給を上回っている自 治体があることがわかる。 なお、需要数を事業型と檀信徒用に区分することができなかったため、第 14 図では空 き区画数と需要数との減算結果のみを示している。しかし、近年では特定の寺院の檀家・ 信徒になりたがらない、いわゆる寺離れが指摘されていることを踏まえると、減算結果で 供給超過となった市町村のうち、15 団体において事業型の供給数が3以下となっている など、多摩地域の多くの市町村にとって墓地供給が課題となっていることがわかる。 小 括 これまでの分析から以下のことを指摘することができる。 まず墓地の需要数については、多死社会の到来により多摩地域の大多数の自治体において 増加傾向にある。また、第二次世界大戦後の 1947 ~ 49 年に生まれた団塊の世代が平均寿命 を迎えるようになる 2025 ~ 29 年には多くの自治体で1年あたりの需要数が、2010 ~ 14 年の それに比べて 20%を超える伸び率を示しており、急激な需要の増加に見舞われることが予 測される。 一方で墓地の供給についてみてみると、約半数の自治体で 1000 区画以上の空き区画を有 しているが、宗派を問わずに利用できる事業型墓地の空き区画に限ると西多摩地域、南多摩 地域の自治体に偏在している傾向にある。 また、現時点での需要数と供給数を比較してみると、現時点の需要水準が続くと仮定して も7年ほどで供給が追いつかなくなることが予想される。なお、ここで用いた供給数は事業 型と壇信徒用を合わせたものであり、近年寺離れが指摘されていることを踏まえると、実際 に供給が追いつかなくなる状態は7年よりも早期に訪れることが予想される。 今後急激に需要が伸びていくことや供給を短期間に増やしていくことは難しいことを考慮 すると、多くの自治体において早急な墓地供給対策が必要な状況にあると指摘することがで きる。 51 (3) 墓地需要の増加に対する行政の対応 (2)でみてきたように、多摩地域の多くの市町村で墓地供給対策が求められている中で、 行政で当面対応可能な点は、既存の公営墓地を有効活用することや、法人墓地が円滑に参入 できる環境を整備することである。 既存の公営墓地の有効活用策として、第3章では墓地の立体化の推進による有効活用につ いて述べたが、問題となっている無縁墳墓を整理することで、墓地供給の増加につなげてい くことも必要である。そこで、都立霊園で一般墓地の供給にあたり、無縁墳墓の整理を活用 している事例について述べる。 一方、法人墓地の円滑な参入を促すために、行政が地域住民との紛争を予防しつつ法人墓 地の新たな供給をすすめていくための適切な墓地法制の構築が求められる。この点に関して は、墓地開発法制の現状について述べる。 ① 東京都における無縁墳墓の整理 ■法令の規定 無縁墳墓とは、判例によれ 第15図 墳墓のある場所の立札の例 ば「葬られた死者を弔うべき 縁故者等がいなくなった墓」 を 指 す( 昭 和 38 年 2 月 22 日 最高裁判所第三小法廷決定)。 元来、死者の祭祀は私的な 問題であり、国民の宗教的感 情を尊重する意味からも承継 者のいない墳墓の改葬につい ては慎重な手続が定められて いた。しかし、承継者のいな い墳墓の増加が墓地の管理及 び経営を圧迫する要因になり、 また、改葬公告を2種以上の日刊新聞に3回以上公告することを義務付けた改葬手続は高 額な費用を要しながら実効性が薄いという不合理性が指摘されていた。 そのため、1999 年に「墓地、埋葬等に関する法律施行規則」(以下「墓埋法施行規則」 という。)が改正され、手続の簡素化が図られた(墓埋法施行規則第3条)。新たに定めら れた無縁墳墓の整理の手順は、死亡者の縁故者及び無縁墳墓等に関する権利を有する者に 対し、1年以内に申し出るべき旨の官報公告を行い、墳墓のある場所には立札を設置し、 その期間内に縁故者等の申し出がなかったことを証する書類を改葬許可申請書の添付書類 とすることが主な内容である。 東京都では一般的な平面墓地の形式を一般墓地としている。 厚生省生活衛生局「これからの墓地等の在り方を考える懇談会報告書」、1998 年6月 平成 11.3.29 生衛発第 504 号「墓地、埋葬等に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行について」厚生省生活 衛生局長から各都道府県知事、指定都市市長、中核市市長あて通知。 52 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 ■都立霊園における実施状況 都立霊園の一般墓地の公募状況は、供給数を増やしているにもかかわらず依然高倍率と なっており、新規造成が困難な状況にあって、限られた空間の中で貸付墓地を確保してい くことが必要となっていた。その一方で、使用者が死亡しその縁故者が不明な「無縁墳 墓」や、縁故者はいるが承継する意思のない「事実上の無縁となった墳墓」が問題となっ ていた。 こうした中で 1999 年に墓埋法施行規則が改正され、無縁改葬手続が簡素化されたため、 東京都は、霊園管理の適正化を図るとともに、貸付墓地の用地を確保する観点から、2000 年度より計画的な無縁墳墓の整理に着手した。 都立霊園では、東京都霊園条例により使用者が管理料を5年以上滞納している場合、使 用許可の取消しを行うことができることから、整理の対象となる墳墓は、管理料を5年以 上滞納している使用者の中から決定され、調査、官報公告及び墳墓内への立札設置による 周知を経て使用許可の取消処分が行われ、改葬工事がなされる。この間は、概ね3年のサ イクルで行われており、改葬工事後は、一定期間経過後、再貸付に当てられるが、その際、 分割可能な規模の区画の場合は、小区画化したうえで貸し付けられている。 第 16 図は 2000 年度以降の都立霊園の一般墓地の公募数を示している。無縁墳墓の整理 や自主返還により生じた空き区画を循環利用し、小区画化を組み合わせて再貸付すること により、一般墓地の供給数を増加させている。 ╙㪈㪍࿑ ㇺ┙㔤ᢙ䈱ផ⒖䋨৻⥸Ⴤಽ䋩 第 16 図 都立霊園公募数の推移(一般墓地分) 㪍㪇㪇 㪌㪇㪇 㪋㪇㪇 㪊㪇㪇 㪉㪇㪇 㪈㪇㪇 㪇 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪈 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 ᐕᐲ 出典 東京都建設局資料より作成 53 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪎 㪉㪇㪇㪏 㪉㪇㪇㪐 ② 墓地開発法制の現状 墓地の開発を規律する主な法制度には、墓地法制の基本法である墓埋法における墓地の 経営許可、土地利用の基本法である都市計画法における開発許可がある。 ■墓埋法 □沿革 近代墓地法制は1884年に「墓地及埋葬取締規則」の成立により確立をみた。 墓地及埋葬取締規則においては ・墓地は許可された区域に限られ、全て所管警察署の取締りを受けること ・埋火葬は区長若しくは戸長の認許を受けること ・碑表の建設は、所轄警察署の許可を受けること とされ、公衆衛生的側面と治安維持的側面の目的で構築された。 その後、1948 年には、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感 情に適合し、かつ公衆衛生その他公共の福祉の見地から支障なく行われることを目的に墓 埋法が施行された。 墓埋法は墓地及埋葬取締規則の内容を継承しつつも、治安維持的側面を除いたものと なっている。 このように明治以来の墓地法制は基本的に公衆衛生の観点から規制が行われてきたとい える。 □目的 墓埋法は、国民の宗教的感情に適合すること、公衆衛生その他公共の福祉の見地から支 障を生じないこと、の2つの目的に沿って墓地の管理が行われるよう各種規制措置を講じ ることとしている。 「国民の宗教的感情に適合すること」とは、信教の自由を前提とした「国民の宗教感 情」つまり「社会秩序・風俗としての国民の宗教感情・習俗及び宗教的平穏」を保護すべ き利益と考えられる。 「公衆衛生その他公共の福祉の見地から支障を生じないこと」とは、墓地の永続性(安 定的な経営・管理)の確保、利用者の多様なニーズへの対応など、利用者の利益の保護、 あるいは広域的な需給バランスの確保、周辺の生活環境との調和等の公共の福祉との調整 が重要であるとされている。 □墓地の経営許可 墓埋法第 10 条第1項は、墓地を経営しようとする者は都道府県知事等の許可が必要で 治安維持的側面が盛り込まれていたのは、都市の下層民衆の間に「投げ込み」や「取り捨て」といった埋葬が行われて おり、治安維持の面での配慮が必要だったためとされている。川添善行、近藤真由子「首都圏における事業型墓地開発 の実態とその対策」、p 40 。 森謙二「墓と葬送の現在」、東京堂出版、2000 年、p 10 。 平成 12.12.6 生衛発第 1764 号「墓地経営・管理の指針等について」、各都道府県知事・各指定都市市長・各中核市市長あ て厚生省生活衛生局長通知。 54 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 あることを定めている。 墓地の経営許可の権限を有する自治体では、墓埋法第 10 条の規定を受ける形で墓地の 経営許可に関する条例を制定し、事務を行っている。なお、本条の許可は許可権者の自由 10 裁量に属するものとされている。そのため後で述べるように、許可権者は墓埋法の目的の 範囲内で自らの地域事情に応じた許可基準を設定している。 □東京都における経営許可権者の状況 東京都は、墓埋法の目的規定を受けて、墓地等の経営許可等を支障なく行うために、 「墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例」「墓地等の構造設備及び管理の基準 等に関する条例施行規則」(以下「東京都墓地条例」という。)を制定している。 なお、東京都においては保健所設置市及び特別区に対して都知事の経営許可に関する権 11 限を移譲しており、特別区及び八王子市に対して移譲が行われている。特別区では東京都 墓地条例に従って、八王子市は独自の条例に従って経営許可に関する事務が行われている。 12 また、2011 年度からは町田市も保健所政令市となり、独自の条例に従って経営許可に関 する事務を行う予定である。 第 17 図 特別区と八王子市の移譲状況の違い ․ޣޤ Ⴤ ၒ ᴺ ᧲੩ㇺ Ⴤ᧦ ⚻༡ਥ㧔ㇺౝ╬㧕 ⸳⟎႐ᚲ ᭴ㅧ⸳㧔✛ޔ㚢ゞ႐㧕 ᚻ⛯߈㧔೨⍮㧕╬ ̪․ߦߪޔჄၒᴺߣ᧲੩ㇺჄ᧦ࠍᩮߦߒߚോࠍ․․᧦ߦࠃࠅ⒖⼑ߒߡࠆߚ․ޔ ߪ᧲੩ㇺჄ᧦ߩၮḰߦᓥߞߡჄߩ⚻༡⸵นࠍⴕߞߡࠆޕ ₺ޣሶᏒޤ Ⴤ ၒ ᴺ ₺ሶᏒ Ⴤ᧦ ⚻༡ਥ㧔Ꮢౝ╬㧕 ⸳⟎႐ᚲ ᭴ㅧ⸳㧔✛ޔ㚢ゞ႐㧕 ᚻ⛯߈㧔Ꮢ㐳೨ද⼏㧕╬ ̪₺ሶᏒߦߪޔჄၒᴺࠍᩮߦߒߚോࠍᏒ↸․᧦ߦࠃࠅ⒖⼑ߒߡࠆߚ₺ޔሶᏒߪ⁛⥄ߦ᧦ ߢၮḰࠍ⸳ߌߡ⚻༡⸵นࠍⴕߞߡࠆޕ 出典 東京都福祉保健局資料より作成 □東京都墓地条例 東京都墓地条例は、墓地の経営許可に係る墓地等の経営者の適格性の観点、墓地等の計 墓地の経営許可事務の移譲状況については第 20 図参照。 10墓地の許可に対する拒否の要件が明記されていないことから、許可権者である都道府県知事等に許可に対する自由裁量 を認めたものとされている(昭和 28.4.1 衛環第 27 号)。なお、自由裁量に属するといっても裁量の範囲には限界がある。 判例は近隣住民の原告適格を否定している。(平成 12 年3月 17 日最高裁判所第二小法廷判決) 11特別区:特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例(「特別区特例条例」という。) 八王子市:市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例(「市町村特例条例」という。) 12保健所は、地域保健法の規定により、都道府県、政令指定都市、中核市、特別区が設置するほか、政令で指定された市 (「保健所政令市」という。)が設置できる。 55 画地の永続性及び都市にふさわしい構造設備を確保する観点、墓地等の開発に伴う周辺住 民との軋轢の未然防止の観点から経営許可の基準を定めている。 東京都墓地条例における経営許可の基準は、宗教法人が墓地を経営する場合の要件を事 務所が都内又は計画地に隣接する都外の市町村に設けられていることとしている点や申請 予定者が行う墓地、納骨堂の建設計画の説明者の対象者を建設予定地に隣接する土地又は その土地の上の建築物の所有者及び使用者(以下「隣接住民等」という。)としている点 や隣接住民等からの正当な意見に対して申請予定者に隣接住民等との協議を求めることに より地域住民との紛争を防止しつつ法人墓地の導入を図っている点に特徴がある。 経営許可の基準については、地域の墓地需要の充足状況等により異なった定め方がなさ れている。ここでは八王子市と千葉市の事例を紹介し、東京都との比較を行う。 □八王子市墓地条例 八王子市は 2007 年4月の保健所政令市への移行に併せ、東京都より経営許可の権限の 移譲を受け、「八王子市墓地等の経営の許可等に関する条例」「八王子市墓地等の経営の許 可等に関する条例施行規則」(以下「八王子市墓地条例」という。)を制定した。 八王子市墓地条例は、宗教法人、公益法人が墓地を経営する場合の条件を八王子市内に 登記7年以上の事務所を有することとして経営主体の対象を厳格にしている点や申請者が 行う墓地、納骨堂の建設計画の説明会の対象者を建設予定地から 100 m以内の土地又は建 物の所有者及び使用者(以下「近隣住民等」という。)として対象者の範囲を広げている 点や近隣住民等からの正当な意見に対して申請予定者に近隣住民等との協議を行い、その 理解を得るよう努めることを求めている点などで東京都墓地条例よりも経営許可の基準を 厳しく設定していることが特徴である。 □千葉市墓地条例 千葉市では、1992 年の政令指定都市移行により、墓地の経営許可権者となったことに 伴い「千葉市墓地等の経営の許可等に関する規則」を制定し、2000 年には地方分権一括 法の施行に際し同規則を廃止し、「千葉市墓地等の経営の許可等に関する条例」「千葉市墓 地等の経営の許可等に関する条例施行規則」(以下「千葉市墓地条例」という。)を制定し た。千葉市は、墓地を設置経営することは重要な市民サービスの一つとして位置づけ、市 営霊園により計画的な墓地の供給を行い、宗教法人が経営する事業型墓地については、市 営霊園による墓地供給を補うという観点から、新規の経営を許可してきた。 しかし、宗教法人が経営する墓地が増加し、市民ニーズを大きく上回る墓地供給がされ ている状況となったため、2007 年に千葉市墓地条例を改正し、宗教法人が新たに経営す る墓地は、原則、当該宗教法人の事務所が存する境内地内、またはこれに隣接する土地に 限り、かつ檀信徒用に限り認めるとするなど千葉市内の墓地の需給バランスに配慮した経 13 営許可の要件としていることが特徴である。 第 18 図は東京都、八王子市、千葉市の墓地条例における経営許可の基準を比較したも 13 「千葉市墓地等の経営の許可等に関する条例」(平成 12 年条例第 18 号)の改正概要。 56 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 のである。 東京都墓地条例に比べ、八王子市、千葉市の墓地条例は宗教法人が墓地経営を行う場合 の条件を厳しく設定していることがわかる。 自治体によりこのような違いが出るのは、直接的には前述したような許可権者に幅広い 裁量権が与えられていることに基づくものであるが、背景として八王子市、千葉市におい ては、墓地の供給が需要を上回っていることが指摘できる。 第18図 墓地条例の比較 ╙࿑ޓჄ᧦ߩᲧセ ᧲੩ㇺჄ᧦ ₺ሶᏒჄ᧦ ㇺౝߪㇺౝ⥄ᴦ Ꮢౝߦ⊓⸥㧣ᐕએ ߩ㝼ធᏒ↸ ౝኈ ⚻༡ਥ 㧔ቬᢎᴺੱߩ ႐ว㧕 ോᚲߩⷐઙ ⺑ળ ኻ⽎⠪ ㄭ㓞᳃ ߩᗧ ↳⺧⠪ߦ᳞ߡࠆ ኻᔕ ߘߩઁ ජ⪲ᏒჄ᧦ Ꮢౝߦ⊓⸥ ᯝାᓤ↪Ⴤߢࠆߎߣ ᑪ⸳੍ቯߦ㓞ធߔࠆߪߘߩ ߩߩᑪ▽‛ߩᚲ⠪߮↪ ⠪㧔㧩㓞ធ᳃╬㧕 㓞ធ᳃╬ߣද⼏ࠍⴕ߁ ᑪ⸳੍ቯ߆ࠄߨ㨙એౝ ߩޔᑪ‛ߩᚲ⠪߮↪⠪ 㧔㧩ㄭ㓞᳃╬㧕 ㄭ㓞᳃╬ߣද⼏ࠍⴕޔ ℂ⸃ࠍᓧࠆࠃ߁ദࠆޕ ቯߥߒ ቯߥߒ ■都市計画法 □開発許可制度の概要 都市計画法は、「主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う 土地の区画形質の変更」を「開発行為」とし、(都市計画法第4条第 12 項)開発行為を行 う者に対して、都道府県知事等の「開発行為の許可」(以下「開発許可」という。)を得る ことを求めている。 14 墓地 については、1ha以上の場合、大規模な工作物である第2種特定工作物とされ (都市計画法第4条第11項)、開発許可制度の対象となっている。 □開発許可の基準 開発許可の基準は、詳細な項目が技術的細目の形で政省令において定められているが、 おおまかな内容を示すと以下のとおりとなる。 ・土地を利用する上で必要な公共施設(道路・公園・給排水施設等)・公営施設が整っ ていること ・災害に対して安全な措置(危険区域を含まない、がけ崩れのおそれがある場合は、擁 壁の設置等)が講じられていること ・開発行為を行う者に資力・信用、施工者に工事完成能力があり、区域内の土地所有者 等の相当数の同意がとれていること なお、2000 年の都市計画法の改正でこの基準については、地方公共団体が条例でその 地域の個別の事情に対応するため、強化・緩和を行うことができるようになった(都市計 画法第33条第3項)。 開発許可の基準を墓埋法の経営許可の基準と比較してみると、経営許可の基準は許可権 者が条例や規則に定めることにより、広範な範囲で定めることができるなど裁量の範囲が 14都市計画法上は、墓園とされているが、墓園も墓地もともに墳墓を設ける区域を指していることから、ここでは墓地と 表記している。 57 広く認められているのに対し、開発許可の基準は、政省令で定められている基準を条例で 強化・緩和することしかできず、経営許可の基準と比べると裁量は狭い範囲でしか認めら れていない。 □開発許可制度の問題点 このように、開発許可制度は墓地に一定の水準を担保する面での効果があるが、以下の ような問題点が認められる。 ・開発規模が1ha以上のものを対象としているため、1ha未満の墓地については規制が 及ばない。 ・許 可権者の裁量の余地が乏しいため、例えば一定の区域で墓地の建設を禁止すると いった基準を設けることができない。 墓埋法の経営許可と都市計画法の開発許可についてまとめたものが第 19 図である。 第 19 図 経営許可と開発許可の比較 ⚻༡⸵น ⋡⊛ 㐿⊒⸵น ⴐⴡ↢ߘߩઁߩߩ⏕ ኻ⽎ ోߡ ㇺᐭ⋵⍮ޔᜰቯㇺᏒߩ㐳ޔ ⸵นᮭ⠪ ਛᩭᏒߩ㐳㧔̪㧕 ⁛⥄ߩ⸵นၮ ߢ߈ࠆ 㧔ߚߛߒⵙޔ㊂ᮭߩ▸࿐ߩ⚂ࠅ㧕 Ḱߩ⸳ቯ น ᧦ઙߩઃട Ꮢⴝߩή⒎ᐨߥ⤘ᒛߩ㒐ᱛ Ꮢⴝߩᢛ᳓Ḱߩ⛽ᜬ 㧝JCએ ㇺᐭ⋵⍮ޔᜰቯㇺᏒߩ㐳ޔ ਛᩭᏒߩ㐳․ޔᏒߩ㐳㧔̪㧕 ߢ߈ߥ 㧔ߢቯࠆၮḰߩ✭㒢ߩߺ㧕 น ㇺᏒ⸘↹ᴺ╙᧦㧕 ̪ㇺᐭ⋵⍮ࠃࠅോߩ⒖⼑ࠍฃߌޔᏒ㐳㐳߇⸵นᮭ⠪ߣߥࠆࠤ߽ࠬࠆޓޕ ᐕᐲޔᄙၞߩ⥄ᴦߢ⚻༡⸵นᮭ㒢ߩ⒖⼑ࠍฃߌߡࠆߩߪ₺ሶᏒޔ㐿⊒⸵นᮭ㒢ߩ⒖⼑ࠍฃߌߡ ࠆߩߪ↸↰Ꮢ↰↸ޔ߅ߥޕᏒߪᐕᐲߩஜᚲᏒ⒖ⴕߦߞߡ⚻༡⸵นᮭ㒢ߩ⒖⼑ࠍฃߌࠆ੍ቯߢࠆޕ このように多摩地域の大多数の市町村は経営許可、開発許可ともに許可権者となってお らず、現状では直接墓地の建設に関与することはできない状況下にある。 しかし、経営許可、開発許可ともに 2008 年6月に出された地方分権改革推進委員会の 第一次勧告で市に移譲すべきと勧告された事務であり、2010 年6月に閣議決定された地 域主権戦略大綱においても同様の方針が示されている。また、全国的にみると、第 20 図 のように経営許可の権限を全市町村に移譲している道府県が 25 にのぼるなど、現在にお いても基礎自治体である市町村が許可権者となっていることが多い。このように多摩地域 の市町村が許可権者として墓地建設に関わっていく日は間近に迫っているということがで きる。 (2)で述べたように、多摩地域は墓地需要に公営墓地や既存の法人墓地のみで応える ことができないため、宗教法人・公益法人との共存を図っていくことで新たな法人墓地を 導入していくことが必要である。しかし、これまでの多摩地域の市町村の墓地建設への対 応をみてみると、住民からの要望に基づき、自らの区域内での墓地の経営をほぼ認めない とする内容の「指針」や「要綱」などを根拠に許可権者である東京都に対して墓地の経営 を認めないように要望することが多くみられる。その背景には、東京都が公営墓地の大部 58 第5章 多摩地域の墓地需要と行政に求められる対応 分を供給してきたことに加え、市町村は許可権者として墓地建設に関わることのなかった ことによる当事者意識の欠如があったのではないだろうか。 今後はこれまでのような一律反対の姿勢ではなく、将来の墓地の需給状況を踏まえた対 応が求められているといえる。 ╙ ࿑ 㧦第ઁ20 ᐭ⋵ߩჄ⸵นോߩ⒖⼑⁁ᴫ 図 他道府県の墓地許可事務の移譲状況 㧔 ᐕ 㧕 ⸵นോࠍᏒ↸ߦ⒖⼑ 㧠㧝ᐭ⋵ ోߡߩᏒ↸ߦ ో ߡ ߩ ⷙ ᮨ ߩ ⸵ น ോ ࠍ ⒖ ⼑ 㧞 㧡 ⋵ Ꮢ ↸ ߢ ⷙ ቯ ࠍ ᢛ 㧝 㧣 ⋵ 㕍 ޔጤ ᚻ ޔፉ ⨙ޔၔ ޔၯ ₹ ޔ ජ ⪲ ޔን ጊ ޔ⍹ Ꮉ ޔ㐳 ㊁ ޔ㕒 ጟ ޔ ṑ ⾐ ޔᄹ ⦟ ޔ㠽 ข ޔ㚅 Ꮉ ޔ ⾐ ޔ ᄢಽޔ㣮ఽፉ ᐭ ⋵ ߩ ⷙ ቯ ࠍ ↪ 㧤 ⋵ ർ ᶏ ޔ ↰ ⑺ޔᩔ ᧁ ޔᣂ ẟ ޔጘ 㒂ޔᐶޔፉᩮޔᗲᇫ ৻ㇱߩᏒ↸ߦ ోߡߩⷙᮨߩ⸵นോࠍ⒖⼑ 㧝㧜⋵ Ꮢ ↸ ߢ ⷙ ቯ ࠍ ᢛ 㧢⋵ ⟲㚍ޔᗲ⍮ޔጊޔᓼፉޔ 㐳ፒޔᾢᧄ ᐭ ⋵ ߩ ⷙ ቯ ࠍ ↪ 㧠 ⋵ ޔᐢፉޔጊญޔ㜞⍮ ోߡߩᏒ↸ߦ ৻ㇱߩⷙᮨ╬ߩ⸵นോࠍ⒖ ৻ ㇱ ߩ ⷙ ᮨ ╬ ߩ ⸵ น ോ ࠍ ⒖ ⼑ 㧠 ᐭ ⋵ ችၔޔጊ᪸ޔ੩ㇺޔጟ ⼑ ߒ ߡ ࠆ ߚ ޔㇺ ᐭ ⋵ ߩ ⷙ ቯ ࠍ↪ 㧞⋵ 㧔㧕 JC ᧂ ḩ ߦ 㒢 ࠆ ޕ ট ᧂ ḩ ߦ 㒢 ࠆ ޕ એ ߩ Ꮢ ↸ ߦ ࠊ ߚ ࠆ ߽ ߩ ࠍ 㒰ߊޕ ༡ࠍ㒰ߊޕ ৻ㇱߩᏒ↸ߦ ৻ㇱߩⷙᮨ╬ߩ⸵นോࠍ⒖⼑ ᄹᎹޔਃ㊀ ፉ⋵ޔᄢ㒋ᐭޔጟጊ⋵ޔችፒ⋵ޔᴒ✽⋵ߪ⒖⼑ߖߕޕ ̪ᜰቯㇺᏒਛᩭᏒߦ߅ߌࠆჄߩ⚻༡⸵นോߦߟߡߪޔ Ⴤၒᴺߦၮߠ߈ᜰቯㇺᏒ߮ਛᩭᏒߩോߣߥߞߡࠆޕ 出典 東京都福祉保健局資料 ౖ㧦᧲੩ㇺஜዪ⾗ᢱ 小 括 (1)で述べたように、今後ますます少子化が進むことにより、墓地が承継されなくなり、 墓地の無縁荒廃化が問題となることが予想される。一方で今後の大量死亡社会において墓地 59 需要が増大することが見込まれている。また、新たに大規模な墓地用地を供給することが難 しい多摩地域においては墓地の循環を促して既存の墓地を有効活用していくことが不可欠で ある。 ここで紹介した東京都の無縁墳墓処理は一定の空き墓所を生み出し、それが再貸付につな がっているという点で他自治体の公営墓地においても参考となるものである。 また、(2)で述べたように、多摩地域における墓地供給の大部分は法人墓地によって担 われており、今後もこの傾向に変化はないものと思われる。第4章(1)で述べたように近 年の法人墓地は市民の住居地の近くの墓地を求める傾向に応える形で生活圏での開発傾向が 強まっており、住民との紛争に発展することが懸念される。多摩地域の市町村が墓地の経営 許可の許可権者となった際には宗教法人・公益法人と住民との紛争を防止しつつ、必要に応 じて法人墓地の導入を図っていく墓地法制を構築していくべきである。 しかし、既存の公営墓地の活用、法人墓地の増設を図っていくことだけでは今後増大して いく多摩地域の墓地需要に応えていくことはできない。詳しくは次章でみるが、墓地の経営 主体として自治体に期待する市民の声も大きい。また、第3章(1)で述べたように多摩地 域では東京都が墓地供給を行ってきたために多くの多摩地域の市町村は独自に墓地供給を行 う必要性に迫られてこなかったという特殊事情があったが、本来は東京都以外の市町村のよ うに自ら経営主体となることも必要である。従って多摩地域の市町村には自らの区域の市民 意識と墓地需要を見極めたうえで、必要に応じて自ら経営主体として墓地経営にあたること が求められているといえる。 【参考文献】 ・生活衛生法規研究会「新版逐条解説墓地、埋葬等に関する法律」、第一法規、2007 年 ・東京都建設局「東京の公園130年」、2006 年 ・生田長人「都市法入門講義」、信山社、2010 年 60 第6章 第6章 市民が期待する墓地の水準 第6章 市民が期待する墓地の水準 ここまで東京における墓地供給の経緯と墓地を取り巻く環境変化について整理を行った。 これらの検討を踏まえ、第6章では公営私営を問わず、現在市町村の市民が求める墓地の形 態及び水準をアンケート調査Cの結果をもとに明らかにする。 アンケート調査Cでは、1.墓地の取得状況及び墓地の取得予定の有無、2.墓地の承継 者の有無、3.墓地利用の範囲、4.選択する墓地の形態、5.近隣の土地付き平面墓地が 取得できない場合の選択、6.墓地の取得時に重視する内容、7.取得したいと考える墓地 までの距離、8.取得したいと考える墓地の価格、9.取得したいと考える墓地の区画面積 の9点について検討を加えるものとし、調査結果から市民の需要する墓地の特徴を指摘する ものとする。 ① 墓地の取得状況及び墓地の取得予定の有無 まず市民の墓地取得状況を把握するために、 第1図 将来利用できる墓地の有無 将来利用できる墓地の有無及び今後の取得予 㪇㪅㪇 定を調査した。「将来利用できる墓地をすで 㪥㪔㪊㪊㪈 に所有している」と回答した者は第1図のと 㪉㪉㪅㪈 おり全体の77.9%であった。また現在または 将来において墓地を取得する予定がある者は 㪎㪎㪅㪐 第2図のとおり全体の14.5%であり、現状で は墓地を保有していない者の64.4%が「取得 予定がない」と回答している。 第3図は墓地の取得が必要と答えた者の理 䈅䉎 䈭䈇 ή࿁╵ 由を整理したものである。墓地取得理由とし て最も多いのは、「自分または家族の墓地を生前に取得しておきたいから」(60.4%)であ り、「現在持っている墓地が遠方にあるため」(33.3%)がこれに続いている。特に墓地を すでに保有している者は「現在持っている墓地が遠方にあるため」(63.6%)、墓地を保有 していない者は「自分または家族の墓地を生前に取得しておきたいから」(84.6%)を理 由とする傾向が強いことがわかる。 第2図 墓地の取得予定 㪈㪋㪅㪌 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪏㪊㪅㪈 㪉㪅㪋 ᧪↪䈪䈐䉎 䈍Ⴤ䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪌㪏㪀 㪏㪅㪌 ᧪↪䈪䈐䉎 䈍Ⴤ䈭䈚㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪊㪅㪈 㪏㪏㪅㪋 㪊㪌㪅㪍 㪍㪋㪅㪋 㪇㪅㪇 㪇㩼 㪉㪇㩼 ੍ቯ䈏䈅䉎 㪋㪇㩼 ੍ቯ䈲䈭䈇 63 㪍㪇㩼 ή࿁╵ 㪏㪇㩼 㪈㪇㪇㩼 第3図 将来利用できる墓地の保有状況別の墓地取得必要理由 䇼 㪈㪇㪇㪅㪇 䇽 㩿㩼㪀 㪏㪋㪅㪍 㪌㪇㪅㪇 㪊㪊㪅㪊 㪊㪈㪅㪏 㪋㪅㪉 㪇㪅㪇 ో㩿㪥㪔㪋㪏㪀 ᧪↪䈪䈐䉎䈍Ⴤ䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪉㪀 ᧪↪䈪䈐䉎䈍Ⴤ䈭䈚㩿㪥㪔㪉㪍㪀 㪍㪊㪅㪍 㪍㪇㪅㪋 㪎㪅㪎 㪈㪇㪅㪋 㪎㪅㪎 㪈㪏㪅㪉 㪊㪅㪏 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 ㆮ㛽䉕 ᜬ䈦䈩䈇䉎䈢䉄 䈠䈱ઁ ᜬ䈦䈩䈇䉎 䈍Ⴤ䈏㆙ᣇ䈮 䈅䉎䈢䉄 ⥄ಽ䉁䈢䈲ኅᣖ䈱 䈍Ⴤ䉕↢೨䈮ขᓧ 䈚䈩䈍䈐䈢䈇䈎䉌 ή࿁╵ ② 墓地の承継者の有無 次に墓地の承継者の有無及び承継意向並びに承継意向がない場合の理由について調査を した。 第4図 墓地の承継者の有無 第4図のとおり墓地承継者の有無では、 㪇㪅㪇 全体の 84.0%の者が「いる」と回答した。 続いて墓地承継者がいると回答した者につ 㪥㪔㪊㪊㪈 㪈㪍㪅㪇 いて、墓地の承継意向の有無を調査したも 䈍Ⴤ䉕ᛚ⛮䈜䉎ᣇ䈏䈇䉎 のが第5図である。承継者がいる者のうち 17.3%が墓地を承継させたくないと考えて 䈍Ⴤ䉕ᛚ⛮䈜䉎ᣇ䈲䈇䈭䈇 㪏㪋㪅㪇 いることがわかる。これを年代別に見ると ή࿁╵ 70 代では、承継させたくないとする者は 9%であるが、60 代以下では 15 ~ 30%程度を占め、年齢層が下がるほど承継させたくな いとする者の割合が増加する。 さらに第6図は墓地を承継させたくないと考える理由を整理したものである。「承継者 の負担となるから」(75.0%)が圧倒的に多いことがわかる。 第5図 墓地の承継意向 㪏㪈㪅㪊 ో㩿㪥㪔㪉㪎㪏㪀 㪈㪎㪅㪊 㪈㪅㪋 㪍㪏㪅㪐 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪋㪌㪀 㪉㪏㪅㪐 㪉㪅㪉 㪎㪎㪅㪋 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪏㪋㪀 㪉㪇㪅㪉 㪉㪅㪋 㪏㪋㪅㪇 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪏㪈㪀 㪈㪋㪅㪏 㪈㪅㪉 㪐㪈㪅㪇 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪍㪎㪀 㪇㩼 㪉㪇㩼 ᛚ⛮䈘䈞䈢䈇 㪋㪇㩼 㪐㪅㪇 㪍㪇㩼 ᛚ⛮䈘䈞䈢䈒䈭䈇 64 㪏㪇㩼 ή࿁╵ 㪇㪅㪇 㪈㪇㪇㩼 㪇㪅㪇 第6章 市民が期待する墓地の水準 第6図 墓地を承継させたくない理由 㪈㪇㪇㪅㪇 㩿㩼㪀 䇼ో䋨㪥㪔㪋㪏㪀䇽 㪎㪌㪅㪇 㪌㪇㪅㪇 㪉㪉㪅㪐 㪉㪇㪅㪏 㪈㪏㪅㪏 㪍㪅㪊 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 వઍ䇱䈪䈲 䈭䈒ੱ䉁䈢䈲 ᄦᇚන䈪䉎 䈖䈫䈏ᦸ䉁䈚䈇䈎䉌 ᛚ⛮⠪䈱⽶ᜂ 䈫䈭䉎䈎䉌 ว⫋ᑼჄ䈏 䉋䈇䈫ᕁ䈉䈎䉌 䈍Ⴤ⥄ᔅⷐ 䈭䈇䈫ᕁ䈉䈎䉌 䈠䈱ઁ ή࿁╵ ③ 墓地利用の範囲 次に市民がふさわしいと考える墓地利用の範囲を調査した。第7図のとおり「先祖 代々」(48.6%)及び「家族単位」(34.4%)と回答した者が多いことがわかる。これを年 代別に見ると、70 代では 90%以上の人が「先祖代々」及び「家族単位」での利用を希望 しているが、60 代以下では、「個人単位」や「夫婦単位」での利用を望む者が 10 ~ 15%程 度存在することがわかる。このことは「②墓地の承継者の有無」の墓地の承継意向で示し たとおり、60 代以下では墓地の継承を希望する者の割合が少なくなることに影響を与え ている。 第7図 墓地利用の希望範囲 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪍㪅㪐 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪌㪍㪀 㪎㪅㪈 㪊㪋㪅㪋 㪌㪅㪎 㪊㪅㪍 㪋㪏㪅㪍 㪇㪅㪍 㪊㪊㪅㪐 㪎㪅㪈 㪋㪍㪅㪋 㪊㪅㪍 㪈㪅㪏 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪈㪇㪌㪀 㪎㪅㪍 㪎㪅㪍 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪐㪌㪀 㪏㪅㪋 㪍㪅㪊 㪊㪋㪅㪊 㪌㪅㪎 㪋㪋㪅㪏 㪇㪅㪇 㪊㪉㪅㪍 㪌㪇㪅㪌 㪉㪅㪈 㪇㪅㪇 㪊㪏㪅㪋 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪌㪊㪅㪋 㪇㪅㪇 㪈㪅㪋 㪉㪅㪎 㪋㪅㪈 㪇㩼 㪉㪇㩼 ੱන ᄦᇚන 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 ኅᣖන వઍ䇱 㪏㪇㩼 䈠䈱ઁ 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ ④ 選択する墓地の形態 次に市民の選択する墓地の形態を調査するために、「土地付きの平面墓地」、「立体式納 骨堂」、「合葬式墓地」の選択意向を調査した。第8図のとおり土地付きの平面墓地を「選 びたい」及び「選んでもよい」とする者が 87.7%と圧倒的に高いことがわかる。同様に 立体式納骨堂を「選びたい」及び「選んでもよい」とする者は 27.8%、合葬式墓地は 21.4%となっており、土地付きの平面墓地に顕著な需要が見られるものの、立体式納骨堂 や合葬式墓地にも20~30%程度の需要があることが指摘できる。 さらに選択する墓地の形態を年代別に調査をしたところ、特に 70 代では土地付きの平 65 面墓地を「選びたい」とする者が 74.0%と高く、逆に立体式納骨堂や合葬式墓地に抵抗 を持っている者が多い。一方 60 代以下の年代では、立体式納骨堂や合葬式墓地に対する 抵抗が弱まり、20~35%程度が選択候補に含めていることがわかる。 第8図 選択する墓地の形態 䇼ઃ䈐ᐔ㕙Ⴤ䇽 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪍㪋㪅㪎 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪌㪍㪀 㪍㪋㪅㪊 㪋㪅㪉 㪍㪅㪇 㪉㪊㪅㪇 㪉㪅㪈 㪉㪏㪅㪍 㪌㪅㪋 㪈㪅㪏 㪇㪅㪇 㪍㪇㪅㪇 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪈㪇㪌㪀 㪉㪍㪅㪎 㪍㪅㪎 㪍㪅㪎 㪇㪅㪇 㪍㪉㪅㪈 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪐㪌㪀 㪉㪉㪅㪈 㪏㪅㪋 㪋㪅㪉 㪊㪅㪉 㪎㪋㪅㪇 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪈㪌㪅㪈 㪋㪅㪈 㪋㪅㪈 㪉㪅㪎 㪇㩼 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪋㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪍㪇㩼 㪏㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 䇼┙ᑼ⚊㛽ၴ䇽 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪍㪅㪊 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪌㪍㪀 㪎㪅㪈 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪈㪇㪌㪀 㪎㪅㪍 㪉㪏㪅㪈 㪉㪈㪅㪌 㪊㪇㪅㪋 㪉㪍㪅㪏 㪌㪅㪎 㪊㪏㪅㪋 㪊㪊㪅㪐 㪈㪅㪏 㪉㪉㪅㪐 㪊㪇㪅㪌 㪊㪎㪅㪈 㪈㪅㪐 㪍㪅㪊 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪐㪌㪀 㪉㪎㪅㪋 㪈㪍㪅㪏 㪈㪈㪅㪇 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪊㪌㪅㪍 㪉㪅㪎 㪇㩼 㪊㪎㪅㪇 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪍㪅㪊 㪋㪊㪅㪉 㪋㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪈㪊㪅㪎 㪍㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪏㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 䇼ว⫋ᑼჄ䇽 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪌㪅㪎 㪉㪉㪅㪋 㪈㪌㪅㪎 㪉㪌㪅㪇 㪈㪐㪅㪍 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪌㪍㪀 㪋㪅㪏 㪌㪈㪅㪋 㪌㪇㪅㪇 㪈㪅㪏 㪊㪅㪍 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪈㪇㪌㪀 㪍㪅㪎 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪐㪌㪀 㪎㪅㪋 㪉㪍㪅㪎 㪈㪎㪅㪈 㪋㪎㪅㪍 㪈㪅㪐 㪈㪎㪅㪐 㪈㪎㪅㪐 㪌㪊㪅㪎 㪊㪅㪉 㪏㪅㪉 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪉㪇㪅㪌 㪈㪊㪅㪎 㪌㪊㪅㪋 㪋㪅㪈 㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪉㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 66 㪏㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 第6章 市民が期待する墓地の水準 次に選択する墓地の形態と承継者の状態の関係について調査したものが第9図である。 第9図 承継者有無・承継意向別の墓地形態の選択 䇼ઃ䈐ᐔ㕙Ⴤ䇽 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪍㪋㪅㪎 㪋㪅㪉 㪍㪅㪇 㪉㪊㪅㪇 㪉㪅㪈 㪍㪎㪅㪊 ᛚ⛮⠪䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪎㪏㪀 㪉㪊㪅㪇 㪊㪅㪉 㪋㪅㪎 㪈㪅㪏 㪎㪌㪅㪉 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪉㪍㪀 㪈㪐㪅㪐 㪈㪅㪏 㪉㪅㪎 㪇㪅㪋 㪊㪌㪅㪋 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈭䈚㩿㪥㪔㪋㪏㪀 㪌㪇㪅㪐 ᛚ⛮⠪䈭䈚㩿㪥㪔㪌㪊㪀 㪇㩼 㪋㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪍㪇㩼 㪈㪊㪅㪉 㪏㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪍㪅㪊 㪈㪋㪅㪍 㪐㪅㪋 㪉㪉㪅㪍 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪈㪇㪅㪋 㪊㪊㪅㪊 㪊㪅㪏 㪈㪇㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 ή࿁╵ 䇼┙ᑼ⚊㛽ၴ䇽 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪍㪅㪊 ᛚ⛮⠪䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪎㪏㪀 㪍㪅㪈 㪉㪏㪅㪈 㪉㪈㪅㪌 㪈㪐㪅㪋 㪉㪐㪅㪈 㪈㪎㪅㪊 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪉㪍㪀 㪊㪏㪅㪋 㪌㪅㪎 㪊㪐㪅㪍 㪌㪅㪏 㪋㪉㪅㪌 㪊㪇㪅㪈 㪌㪅㪊 㪋㪅㪐 㪈㪉㪅㪌 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈭䈚㩿㪥㪔㪋㪏㪀 㪊㪈㪅㪊 㪎㪅㪌 ᛚ⛮⠪䈭䈚㩿㪥㪔㪌㪊㪀 㪊㪉㪅㪈 㪇㩼 㪋㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪍㪅㪊 㪊㪉㪅㪈 㪉㪉㪅㪍 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪉㪎㪅㪈 㪉㪉㪅㪐 㪍㪇㩼 㪌㪅㪎 㪏㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 ή࿁╵ 䇼ว⫋ᑼჄ䇽 㪌㪅㪎 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪉㪉㪅㪋 㪈㪌㪅㪎 㪈㪋㪅㪋 ᛚ⛮⠪䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪎㪏㪀 㪋㪅㪏 㪌㪈㪅㪋 㪌㪋㪅㪊 㪉㪈㪅㪍 㪌㪅㪋 㪋㪅㪊 㪐㪅㪎 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪉㪍㪀 㪍㪇㪅㪍 㪉㪉㪅㪍 㪌㪅㪏 㪈㪅㪊 㪈㪏㪅㪏 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈭䈚㩿㪥㪔㪋㪏㪀 㪊㪎㪅㪌 㪉㪎㪅㪈 㪈㪋㪅㪍 㪉㪅㪈 㪈㪊㪅㪉 ᛚ⛮⠪䈭䈚㩿㪥㪔㪌㪊㪀 㪇㩼 㪉㪉㪅㪍 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪊㪌㪅㪏 㪉㪍㪅㪋 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 67 㪏㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪅㪐 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 「承継者があり、承継意向もある」(以下「承継意向あり」という。)と回答した者の 95.1%が土地付きの平面墓地を「選びたい」及び「選んでもよい」と回答した。一方「承 継者があるが、承継意向はない」(以下「承継意向なし」という。)及び「承継者なし」と 回答した者で、土地付きの平面墓地を「選びたい」及び「選んでもよい」とする者は約 70%前後にとどまる。 立体式納骨堂については、「承継意向あり」(22.2%)と回答した者に比べて、「承継意 向なし」(43.8%)及び「承継者なし」(39.6%)と回答した者の方が「選びたい」及び 「選んでもよい」とする割合が高い。同様に合葬式墓地の選択についても、「承継意向な し」(56.3%)と回答した者及び「承継者なし」(35.8%)と回答した者が「選びたい」及 び「選んでもよい」とする割合が高く、「承継意向あり」と回答した者が「選びたい」及 び「選んでもよい」とする割合は11.0%にとどまる。 以上の検討から承継者や承継意向の有無が選択する墓地の形態に大きく影響を与えてい ることが指摘できる。承継者がおりかつ承継意向もある者は、土地付きの平面墓地を強く 希望する傾向にあるが、承継者はいるが承継させたくないあるいは承継者がいない者は、 立体式納骨堂や合葬式墓地に対する受容性が比較的高いことがわかる。 続いて選択する墓地の形態と墓地の利用範囲の関係について調査したものが第 10 図で ある。「家族単位」、「先祖代々」等広い範囲での利用を希望する者ほど土地付きの平面墓 地を選択する割合が高い。特に「先祖代々」を選んだ者の 92.6%が土地付きの平面墓地 を「選びたい」及び「選んでもよい」と回答している。 一方で立体式納骨堂を「選びたい」及び「選んでもよい」とする者の墓地の利用範囲は、 「個人単位」(56.5%)で高く、「先祖代々」は 18.0%にとどまる。同様に合葬式墓地を 「選びたい」及び「選んでもよい」とする者の利用範囲も「個人単位」(52.1%)及び 「夫婦単位」(42.1%)で高く、「先祖代々」は 10.6%にとどまる。 以上の調査結果から次の点が指摘できる。墓地を「先祖代々」で利用することを希望す る者は、土地付きの平面墓地を選択することが多く、「個人単位」及び「夫婦単位」で墓 地を利用することを希望する者は、立体式納骨堂や合葬式墓地も候補に含めて選択する傾 向にあることがわかる。 68 第6章 市民が期待する墓地の水準 第 10 図 墓地の利用範囲別の墓地形態の選択 䇼ઃ䈐ᐔ㕙Ⴤ䇽 㪍㪋㪅㪎 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪉㪊㪅㪇 㪋㪅㪉 㪍㪅㪇 㪉㪅㪈 㪋㪊㪅㪌 ੱන㩿㪥㪔㪉㪊㪀 㪉㪍㪅㪈 㪉㪈㪅㪎 㪏㪅㪎 㪇㪅㪇 ᄦᇚන㩿㪥㪔㪈㪐㪀 㪋㪎㪅㪋 㪉㪍㪅㪊 㪍㪇㪅㪌 ኅᣖන㩿㪥㪔㪈㪈㪋㪀 㪈㪇㪅㪌 㪈㪇㪅㪌 㪌㪅㪊 㪊㪅㪌 㪍㪅㪈 㪉㪏㪅㪐 㪇㪅㪐 㪎㪌㪅㪉 వઍ䇱㩿㪥㪔㪈㪍㪈㪀 㪉㪌㪅㪇 䈠䈱ઁ㩿㪥㪔㪈㪉㪀 㪈㪎㪅㪋 㪏㪅㪊 㪊㪊㪅㪊 㪇㩼 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪋㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪈㪅㪐 㪈㪅㪉 㪏㪅㪊 㪉㪌㪅㪇 㪍㪇㩼 㪋㪅㪊 㪏㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 䇼┙ᑼ⚊㛽ၴ䇽 㪍㪅㪊 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪉㪈㪅㪌 㪈㪊㪅㪇 ੱන㩿㪥㪔㪉㪊㪀 㪊㪏㪅㪋 㪉㪏㪅㪈 㪋㪊㪅㪌 㪌㪅㪎 㪉㪍㪅㪈 㪏㪅㪎 㪈㪅㪏 㪈㪇㪅㪌 ᄦᇚන㩿㪥㪔㪈㪐㪀 㪉㪈㪅㪈 㪋㪉㪅㪈 㪉㪈㪅㪈 㪈㪅㪐 㪈㪇㪅㪌 ኅᣖන㩿㪥㪔㪈㪈㪋㪀 㪉㪏㪅㪈 㪉㪐㪅㪉 㪈㪌㪅㪌 వઍ䇱㩿㪥㪔㪈㪍㪈㪀 㪊㪉㪅㪌 㪉㪋㪅㪍 㪋㪍㪅㪍 㪍㪅㪊 㪈㪊㪅㪎 㪉㪅㪌 㪉㪌㪅㪇 㪉㪌㪅㪇 䈠䈱ઁ㩿㪥㪔㪈㪉㪀 㪇㪅㪇 㪇㩼 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪌㪅㪏 㪋㪈㪅㪎 㪋㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪍㪇㩼 㪏㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 䇼ว⫋ᑼჄ䇽 㪌㪅㪎 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪈㪌㪅㪎 㪈㪊㪅㪇 ੱන㩿㪥㪔㪉㪊㪀 㪌㪈㪅㪋 㪉㪉㪅㪋 㪊㪐㪅㪈 㪋㪅㪏 㪋㪊㪅㪌 㪋㪅㪊 㪈㪅㪏 㪉㪍㪅㪊 ᄦᇚන㩿㪥㪔㪈㪐㪀 㪈㪌㪅㪏 㪊㪈㪅㪍 㪉㪍㪅㪊 㪈㪅㪐 㪍㪅㪈 ኅᣖන㩿㪥㪔㪈㪈㪋㪀 㪈㪏㪅㪋 㪋㪐㪅㪈 㪉㪈㪅㪐 㪊㪅㪉 㪏㪅㪎 వઍ䇱㩿㪥㪔㪈㪍㪈㪀 㪌㪏㪅㪋 㪉㪋㪅㪏 㪈㪊㪅㪎 㪈㪅㪐 㪏㪅㪊 䈠䈱ઁ㩿㪥㪔㪈㪉㪀 㪇㩼 㪋㪈㪅㪎 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪈㪍㪅㪎 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 69 㪉㪌㪅㪇 㪏㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪌㪅㪋 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ ⑤ 近隣の土地付き平面墓地が取得できない場合の選択 これまで検討してきたとおり、土地付きの平面墓地を選択する者が圧倒的に多いことが わかったが、市街地が連続した多摩地域で新たに土地付き平面墓地を開発するには大きな 困難がともなう。そこで近隣で土地付きの平面墓地が取得できない場合の市民の需要がど のように変化するのかについて調査をした。 第 11 図は「土地付き平面墓地」を選択したいと回答し、かつ「立体式納骨堂」と「合 葬式墓地」をどちらも選択しないと回答した者の土地付き平面墓地を取得できない場合の 代替案を調査したものである。78.8%の回答者が「遠くても土地付きの平面墓地を取得す る」と回答している。これに対して「近くの立体式の納骨堂」を選択すると回答した者は 16.9%、同様に「近くの合葬式墓地」を選択すると回答した者はわずか 2.1%である。 これを年代別に見ると、45 歳~ 49 歳で「近くの立体式の納骨堂」を選択すると回答し た者の割合が 27.6%であるほかは、50 代以上では 10 ~ 20%程度にとどまる。さらに承継 者の有無及び承継意向別に見ると、承継者がいない者の立体式の納骨堂の選択割合が 42.9%と高いことがわかる。 第 11 図 近隣の土地付き平面墓地が取得できない場合の選択 㪎㪏㪅㪏 ో㩿㪥㪔㪈㪏㪐㪀 㪈㪍㪅㪐 㪉㪅㪈 㪉㪅㪈 㪍㪌㪅㪌 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪉㪐㪀 㪉㪎㪅㪍 㪊㪅㪋 㪊㪅㪋 㪏㪏㪅㪎 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪌㪊㪀 㪈㪈㪅㪊 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪏㪊㪅㪇 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪌㪊㪀 㪈㪌㪅㪈 㪈㪅㪐 㪇㪅㪇 㪎㪈㪅㪎 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪌㪊㪀 㪈㪏㪅㪐 㪊㪅㪏 ᛚ⛮⠪䈅䉍㩿㪥㪔㪈㪍㪏㪀 㪏㪈㪅㪌 㪈㪊㪅㪎 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈅䉍㩿㪥㪔㪈㪌㪊㪀 㪏㪈㪅㪇 㪈㪊㪅㪎 㪌㪅㪎 㪉㪅㪋 㪉㪅㪋 㪉㪅㪍 㪉㪅㪍 㪏㪊㪅㪊 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈭䈚㩿㪥㪔㪈㪉㪀 㪈㪍㪅㪎 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪌㪎㪅㪈 ᛚ⛮⠪䈭䈚㩿㪥㪔㪉㪈㪀 㪋㪉㪅㪐 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㩼 㪉㪇㩼 ㆙䈒䈩䉅ઃ䈐䈱ᐔ㕙Ⴤ䉕ขᓧ䈜䉎 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 ㄭ䈒䈱┙ᑼ䈱⚊㛽ၴ䉕ขᓧ䈜䉎 㪏㪇㩼 ㄭ䈒䈱ว⫋ᑼჄ䉕ขᓧ䈜䉎 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 次に「立体式納骨堂を選択したい」、または「近隣の土地付き平面墓地が取得できない ので立体式納骨堂を選択したい」と回答した者の選択理由を調査した。第 12 図のとおり、 「管理・清掃が簡単だから」(60.5%)、「比較的価格が安いから」(58.9%)、「屋内にある ので天候を気にせず墓参できるから」(41.1%)の順に回答者が多いことがわかる。さら にこれを承継者の有無及び承継意向別にみると、「承継意向あり」と回答した者は、「各家 ごとの墓地が守れるから」(40.8%)及び「個別ごとの参拝領域があるから」(39.4%)を 選択理由とし、「承継意向なし」と回答した者は「比較的価格が安いから」(78.3%)及び 「夜間は施錠されるので墓荒らし等のいたずらの心配がないから」(39.1%)を選択の理 由とする割合が高い。 続いて立体式納骨堂を「選択したい」と回答した者を「積極的選択者」、「近くの土地付 き平面墓地が取得できないため代替案として立体式納骨堂を選択する」と回答した者を 70 第6章 市民が期待する墓地の水準 第 12 図 立体式納骨堂選択理由 㩿㩼㪀 䇼ో䋨㪥㪔㪈㪉㪋䋩䇽 㪈㪇㪇㪅㪇 㪍㪇㪅㪌 㪌㪏㪅㪐 㪌㪇㪅㪇 㪊㪉㪅㪊 㪋㪈㪅㪈 㪊㪇㪅㪍 㪉㪊㪅㪋 㪈㪉㪅㪐 㪍㪅㪌 㪏㪅㪐 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪇㪅㪇 Ყセ⊛ଔᩰ 䈏䈇䈎䉌 ▤ℂ䊶ᷡ䈏 ◲න䈣䈎䉌 䈗䈫䈱ෳ 㗔ၞ䈏䈅䉎䈎䉌 㩿㩼㪀 ฦኅ䈗䈫䈱䈍Ⴤ 䈏䉏䉎䈎䉌 ┙ᑼ䈪䉅㆑ ᗵ䈏䈭䈇䈎䉌 ደౝ䈮䈅䉎䈱䈪 ᄤ䉕᳇䈮䈞䈝 Ⴤෳ䈪䈐䉎䈎䉌 ᄛ㑆䈲ᣉ㍤䈘䉏 䉎䈱䈪Ⴤ⨹䈚╬ 䈱䈇䈢䈝䉌䈱ᔃ ㈩䈏䈭䈇䈎䉌 䇼ᛚ⛮⠪ή䋯ᛚ⛮ᗧะ䇽 㪈㪇㪇㪅㪇 㪎㪏㪅㪊 㪌㪐㪅㪍 㪌㪊㪅㪌 㪍㪌㪅㪉 㪌㪐㪅㪍 㪍㪊㪅㪊 㪌㪍㪅㪎 㪌㪎㪅㪎 㪌㪇㪅㪇 ᛚ⛮⠪䈅䉍㩿㪥㪔㪐㪋㪀 ᛚ⛮ᗧะ䈭䈚㩿㪥㪔㪉㪊㪀 㪋㪎㪅㪏 㪋㪋㪅㪎㪋㪊㪅㪎 㪋㪊㪅㪌 㪊㪐㪅㪋 㪋㪇㪅㪏 㪊㪍㪅㪉 㪊㪇㪅㪇 㪊㪎㪅㪉 㪊㪇㪅㪋 㪉㪊㪅㪋 㪉㪊㪅㪊 㪉㪈㪅㪎 㪈㪎㪅㪇 㪈㪍㪅㪐 㪈㪍㪅㪎 㪈㪊㪅㪊 ᛚ⛮ᗧะ䈅䉍㩿㪥㪔㪎㪈㪀 ᛚ⛮⠪䈭䈚㩿㪥㪔㪊㪇㪀 㪊㪐㪅㪈 㪐㪅㪐 㪇㪅㪇 㪎㪅㪋 㪏㪅㪌 㪋㪅㪊 㪊㪅㪊 㪈㪊㪅㪊 㪎㪅㪋 㪌㪅㪍 㪈㪊㪅㪇 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪇㪅㪇 Ყセ⊛ଔᩰ 䈏䈇䈎䉌 ▤ℂ䊶ᷡ䈏 ◲න䈣䈎䉌 䈗䈫䈱ෳ 㗔ၞ䈏䈅䉎䈎䉌 ฦኅ䈗䈫䈱䈍Ⴤ 䈏䉏䉎䈎䉌 ┙ᑼ䈪䉅㆑ ᗵ䈏䈭䈇䈎䉌 ደౝ䈮䈅䉎䈱䈪 ᄤ䉕᳇䈮䈞䈝 Ⴤෳ䈪䈐䉎䈎䉌 ᄛ㑆䈲ᣉ㍤䈘䉏 䉎䈱䈪Ⴤ⨹䈚╬ 䈱䈇䈢䈝䉌䈱ᔃ ㈩䈏䈭䈇䈎䉌 䇼Ⓧᭂ⊛ㆬᛯ䋯ᶖᭂ⊛ㆬᛯ䇽 㩿㩼㪀 㪈㪇㪇㪅㪇 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れによれば、徒歩を選択した者の 94.8%が 30 分以内を希望していることがわかる。これ に宅地建物取引の1分 80 mの換算方法を準用して距離に換算すると約 2.4 kmの距離とな る。 第 15 図 取得したいと考える墓地までの所要時間 䋱䋱ಽ䌾䋲䋰ಽ 䋲䋱ಽ䌾䋳䋰ಽ 䋳䋱ಽ䌾䋴䋵ಽ 䋴䋶ಽ䌾䋶䋰ಽ એౝ એౝ એౝ એౝ 䌎 䋱䋰ಽએౝ ᓤᱠ䈪 㪊㪏 㪈㪌㪅㪏 㪊㪈㪅㪍 㪋㪎㪅㪋 㪇㪅㪇 㪉㪅 㪍 㪇㪅㪇 㪉㪅㪍 ⥄ォゞ䈪 㪉㪐 㪈㪊㪅㪏 㪌㪈㪅㪎 㪊㪈㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅 㪇 㪇㪅㪇 㪊㪅㪋 䋶䋱ಽએ ή࿁╵ ⥄േゞ䈪 㪈㪊㪋 㪈㪅 㪌 㪐㪅㪇 㪋㪌㪅㪌 㪊㪅㪎 㪊㪈㪅㪊 㪉㪅㪉 㪍㪅㪎 䊋䉴䊶㔚ゞ╬䈱ㅢᯏ㑐䈪 㪈㪉㪌 㪈㪅㪍 㪇㪅㪇 㪈㪊㪅㪍 㪊㪅㪉 㪍㪎㪅㪉 㪍㪅㪋 㪏㪅㪇 同様に自動車をアクセス手段として選択した者は、21 分~ 30 分以内(45.5%)及び 46 分~60分以内(31.3%)、公共交通機関(バス・電車)を選択した者は、46 分~ 60 分以内 (67.2%)を希望する割合が高い。 回答者数では自動車及び公共交通機関を選択した者が圧倒的割合を占めるため、46 分 ~ 60 分以内を選択した者が多数を占めている。しかし設問に際して「墓地の定義」を明 示しなかったため、墓地の印象として郊外の公園墓地が前提とされてしまったことが考え 73 られ、結果郊外の公園墓地までの所要時間として最適な時間として 46 分~ 60 分以内が選 択された可能性が高い。このことは土地付き平面墓地を希望する者が約 90%を占めるこ とからも説明できる。したがって交通機関が整備された場所であれば、多少の時間を要し ても希望する墓地を取得したいとする者が多いものの、多様な墓地形態を前提とした場合、 30分程度の所要時間が選好されるのではないかと考えられる。 ⑧ 取得したいと考える墓地の価格 次に取得したいと考える墓地の取得希望価格帯を調査したものが第 16 図である。「80 万 円~ 120 万円未満」(33.2%)が最も多く、120 万円未満の価格帯を希望する者は全体の 74%となる。これを年代別に検討すると、若年層ほど 120 万円未満での取得を望む割合が 高い。前出「⑥取得時に重視する内容」で述べたとおり、若年層ほど価格を重視している ことが裏付けられる。 続いて墓地の形態別に取得希望価格帯を見ると、合葬式墓地では約 90%が 120 万円未満 での取得を希望しており、このうち 60.5%が 80 万円未満での取得を希望している。同様 に立体式納骨堂でも 82.7%が 120 万円未満での取得を希望している。これに対して土地付 き平面墓地は、120 万円以上を選択した者の割合が 25.9%となっており、許容価格帯は高 めであることがわかる。 第 16 図 墓地の形態別の取得希望価格帯(複数回答可) 㪈㪍㪅㪇 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪉㪋㪅㪏 㪐㪅㪋 㪏㪅㪉 㪍㪅㪊 㪈㪇㪅㪊 㪐㪅㪇 㪍㪅㪍 㪊㪊㪅㪉 㪉㪅㪈 ઃ䈐ᐔ㕙 Ⴤ㩿㪥㪔㪉㪐㪇㪀 㪈㪊㪅㪏 㪉㪊㪅㪋 㪊㪌㪅㪌 㪈㪅㪋 ┙ᑼ䈱 ⚊㛽ၴ㩿㪥㪔㪐㪉㪀 㪉㪇㪅㪎 ว⫋ᑼჄ㩿㪥㪔㪎㪈㪀 㪈㪐㪅㪎 㪉㪍㪅㪈 㪊㪌㪅㪐 㪍㪅㪌 㪎㪅㪍 㪊㪅㪊 㪇㪅㪇 㪋㪇㪅㪏 㪉㪏㪅㪉 㪋㪅㪉 㪋㪅㪉 㪉㪅㪏 㪇㪅㪇 㪇㩼 㪉㪇㩼 䋴䋰ਁᧂḩ 䋱䋶䋰ਁ䌾䋲䋰䋰ਁᧂḩ 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 䋴䋰ਁ䌾䋸䋰ਁᧂḩ 䋲䋰䋰ਁએ 䋸䋰ਁ䌾䋱䋲䋰ਁᧂḩ ή࿁╵ 㪏㪇㩼 㪈㪇㪇㩼 䋱䋲䋰ਁ䌾䋱䋶䋰ਁᧂḩ ⑨ 取得したいと考える墓地の区画面積 最後に取得したいと考える墓地の希望区画面積を調査したものが第 17 図である。2㎡ 程度(38.1%)から3㎡程度(32.3%)を希望する者の割合が高いことがわかる。これを 年代別に見ると若年層では2㎡までの取得希望が多く、高齢層になるほど大面積の墓地を 希望している。このことは「③墓地の利用範囲」で述べたとおり、高齢層ほど先祖代々で の利用を考えていることと合致している。 74 第6章 市民が期待する墓地の水準 第 17 図 取得したいと考える墓地の区画面積 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪈㪎㪅㪉 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪌㪍㪀 㪈㪍㪅㪈 㪊㪉㪅㪊 㪊㪏㪅㪈 㪏㪅㪏 㪉㪅㪎 㪇㪅㪐 㪉㪊㪅㪉 㪌㪊㪅㪍 㪎㪅㪈 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪉㪈㪅㪇 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪈㪇㪌㪀 㪉㪎㪅㪍 㪊㪎㪅㪈 㪐㪅㪌 㪋㪅㪏 㪇㪅㪇 㪈㪏㪅㪐 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪐㪌㪀 㪊㪎㪅㪐 㪊㪈㪅㪍 㪎㪅㪋 㪉㪅㪈 㪉㪅㪈 㪈㪈㪅㪇 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪎㪊㪀 ༡Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪉㪈㪋㪀 㪊㪎㪅㪇 㪊㪎㪅㪇 㪉㪇㪅㪍 㪊㪉㪅㪎 㪊㪌㪅㪇 㪉㪅㪎 㪈㪅㪋 㪈㪈㪅㪇 㪏㪅㪐 㪉㪅㪏 㪇㪅㪇 ༡એᄖ䈱Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪈㪇㪏㪀 㪐㪅㪊 㪇㩼 㪉㪇㩼 䋱䋛⒟ᐲ 㪊㪊㪅㪊 㪋㪋㪅㪋 㪋㪇㩼 䋲䋛⒟ᐲ 䋳䋛⒟ᐲ 㪐㪅㪊 㪍㪇㩼 䋴䋛એ 㪉㪅㪏 㪇㪅㪐 㪈㪇㪇㩼 㪏㪇㩼 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 小 括 以上アンケート調査Cに基づく9種類の考察結果から以下の諸点が指摘できる。 第一に大半の市民が土地付き平面墓地を希望していることである。第二に土地付き平面墓 地が取得できない場合、次善の策として重視する項目は、個人の領域が保障されることであ る。第三に第一第二の傾向は 80%以上を占める「承継者がいる」または「承継意向があ る」市民によって支持される考え方であり、残り 20%の「承継意向がない」または「承継 者なし」の市民には合葬式墓地が選好される。特に第3章の近年の多磨・小平両霊園の合葬 式埋蔵施設における生前取得者の申込数を踏まえれば、合葬式墓地の多くは生前取得により 墓地を取得しようとする「承継意向がない」または「承継者なし」の市民層の支持を集めて いることがわかる。このことから今後市町村で合葬式墓地を建設する場合には、東京都や横 浜市のような生前取得者の募集に一定の配慮をすることが求められる。 75 第7章 第7章 新たに求められる市町村と墓地との関わり 第7章 新たに求められる市町村と墓地との関わり 前章では公営私営を問わず、現在市町村の市民が求める墓地の形態及び水準を明らかにし た。大半の市民は旧来からの土地付き平面墓地を希望しているものの、承継者の問題など家 族制度の変化により需要する墓地のあり方は一様でないことも指摘できる。 第7章では、新たに求められる多摩地域の市町村と墓地との関わり方について提言を行う ため、第一に前章で検討できなかった公営墓地に求められる水準を明らかにする。第二に市 民の墓地需要の多様化と東京都の公園墓地の供給継続の困難により、これまでのような都立 霊園の整備を期待するだけでは、10数年後に始まる墓地不足社会に対応することができない。 そこで各市町村が地域内の墓地供給の質・量を把握し、市町村、東京都及び宗教法人・公益 法人の明確な役割分担の下に調整的役割を発揮することを提案する。さらに市町村が検討す べき墓地供給の方針について言及する。 (1) 市民の公営墓地に求める水準 まず市民が公営墓地に求める水準を検討する前に、墓地を取得する場合「都営・市営等の 公営墓地」と「公営以外の墓地(寺院等)」のどちらを選択するのかを調査した。第1図の とおり「都営・市営等の公営墓地」を選択する者は全体の 64.7%である。公営墓地を選択 した者を対象に理由を調査した第2図によれば、「自治体が経営しているので管理・運営な どの面で安心だから」(82.2%)、「費用が安いから」(76.2%)、「宗教・宗派を問わないか ら」(57.0%)、「寺院等との付き合いの煩わしさがないから」(48.6%)の順で回答した者が 多いことがわかる。 さらに年代別に公営墓地の選択理由を調査すると、45 歳~ 49 歳では「寺院等との付き合 いの煩わしさがないから」及び「宗教・宗派を問わないから」を理由として挙げた者が他の 年代よりも多く、宗教や他者とのしがらみを避けて個人主義的に利用する意識が見られる。 一方 50 代以上では自治体が管理・運営することによる安心感を重視して公営墓地を選択し ていることがわかる。 第1図 墓地の経営母体の選択 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪍㪋㪅㪎 㪊㪉㪅㪍 㪉㪅㪎 㪎㪈㪅㪋 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪌㪍㪀 㪉㪏㪅㪍 㪇㪅㪇 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪈㪇㪌㪀 㪍㪋㪅㪏 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪐㪌㪀 㪍㪌㪅㪊 㪊㪋㪅㪊 㪈㪅㪇 㪊㪇㪅㪌 㪌㪏㪅㪐 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪇㩼 㪉㪇㩼 ㇺ༡䊶Ꮢ༡╬䈱༡Ⴤ䉕ㆬ䈹 㪊㪎㪅㪇 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 㪏㪇㩼 ༡Ⴤએᄖ䈱Ⴤ䋨ኹ㒮╬䈱Ⴤ䋩䉕ㆬ䈹 79 㪋㪅㪉 㪋㪅㪈 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 第2図 公営墓地選択理由 㩿㩼㪀 䇼ో䋨㪥㪔㪊㪊㪈㪀䇽 㪈㪇㪇㪅㪇 㪏㪉㪅㪉 㪎㪍㪅㪉 㪌㪎㪅㪇 㪋㪏㪅㪍 㪌㪇㪅㪇 㪉㪉㪅㪐 㪏㪅㪐 㪇㪅㪇 㪇㪅㪌 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪇㪅㪇 ⥄ᴦ䈏⚻༡ 䈚䈩䈇䉎䈱䈪 ▤ℂ䊶ㆇ༡䈭䈬 䈱㕙䈪ᔃ䈣䈎䉌 ኹ㒮╬䈫䈱 ઃ䈐ว䈇䈱 ᾘ䉒䈚䈘䈏 䈭䈇䈎䉌 ቬᢎ䊶ቬᵷ䉕 䉒䈭䈇䈎䉌 ⾌↪䈏 䈇䈎䉌 ᣉ⸳䉇 䉰䊷䊎䉴䈏 లታ䈚䈩 䈇䉎䈎䉌 䇼ᐕઍ䇽 㩿㩼㪀 㪈㪇㪇㪅㪇 Ყセ⊛ᢝ 䈮䈏 䈅䉎䈎䉌 㪏㪌㪅㪊 㪏㪍㪅㪇 㪏㪉㪅㪊 㪎㪉㪅㪌 㪍㪎㪅㪌 㪌㪇㪅㪇 㪍㪌㪅㪇 㪌㪏㪅㪏 㪌㪊㪅㪉 㪋㪌㪅㪍 㪋㪋㪅㪉 㪌㪈㪅㪉 㪋㪊㪅㪌 㪎㪐㪅㪋 㪎㪐㪅㪈 㪎㪎㪅㪌 㪍㪐㪅㪋 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪋㪇㪀 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪍㪉㪀 㪊㪉㪅㪍 㪉㪌㪅㪇 㪈㪌㪅㪇 㪈㪎㪅㪎 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪍㪏㪀 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪋㪊㪀 㪏㪅㪏 㪈㪈㪅㪊 㪈㪈㪅㪍 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪈㪅㪍 㪇㪅㪇 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪇㪅㪇 ⥄ᴦ䈏⚻༡ 䈚䈩䈇䉎䈱䈪 ▤ℂ䊶ㆇ༡䈭䈬 䈱㕙䈪ᔃ䈣䈎䉌 ኹ㒮╬䈫䈱 ઃ䈐ว䈇䈱 ᾘ䉒䈚䈘䈏 䈭䈇䈎䉌 ቬᢎ䊶ቬᵷ䉕 䉒䈭䈇䈎䉌 ⾌↪䈏 䈇䈎䉌 Ყセ⊛ᢝ 䈮䈏 䈅䉎䈎䉌 ᣉ⸳䉇 䉰䊷䊎䉴䈏 లታ䈚䈩 䈇䉎䈎䉌 次に居住地の自治体の公営墓地に応募する場合の当選者決定の際に優先すべき内容を調査 した。第3図のとおり、「現在遺骨を持っているかどうか」(82.2%)や「経済的状況」 (64.5%)などやむを得ない理由を優先項目とする割合が高いが、「応募する自治体に居住 している期間」(77.6%)や「応募回数」(53.3%)など居住する自治体への貢献度や墓地取 得に対する努力に配慮を望む声も大きい。 第3図 公営墓地当選者決定の際に優先してほしい項目 N=214 㩿 㩼㪀 90 .0 8 2.2 77.6 80 .0 70 .0 60 .0 6 4.5 5 8.9 53 .3 50 .0 38.8 40 .0 31.8 3 0.8 30 .0 21.0 20 .0 1 3.6 2 3.8 17.8 9.8 16 .8 9.8 10 .0 4.7 2 .8 1 .4 0.0 1.4 4.2 4.2 7.0 0 .0 ㆮ 㛽 䉕 ᜬ 䈦䈩 䈇 䉎 䈎䈬 䈉䈎 ว⸘ ᔕ 䈜 䉎 ⥄ ᴦ 䈮 ዬ 䈚䈩 䈇 䉎 ᦼ 㑆 1⇟ ⋡ 䈮ఝ వ䈚䈩䈾 䈚䈇 㗄 ⋡ ⚻ᷣ⊛⁁ᴫ ᔕ࿁ᢙ 2⇟ ⋡ 䈮ఝ వ䈚䈩䈾 䈚䈇 㗄 ⋡ 80 䈠䈱 ઁ ή ࿁╵ 3⇟ ⋡ 䈮ఝ వ䈚䈩䈾 䈚䈇 㗄 ⋡ 8.4 第7章 新たに求められる市町村と墓地との関わり 次に公営墓地で選択する墓地の形態について調査したものが第4図である。公営墓地選択 者の 84.6%が土地付き平面墓地を「選びたい」及び「選んでもよい」としている。特に公 営以外の墓地選択者(96.3%)と比較すると土地付き平面墓地の選択者の割合は 10%程度 低いのが特徴である。立体式納骨堂の選択者は、公営墓地以外の選択者が 19.4%であるの に対して、公営墓地選択者は 32.2%と高い割合を占めている。同様に合葬式墓地も、公営 墓地以外の選択者が 10.2%であるのに対して、公営墓地選択者は 27.1%を占めている。以 上の結果から公営墓地選択者の墓地形態の選択幅は、公営墓地以外の選択者よりも多様化し ていることがわかる。 第4図 墓地形態の選択(複数回答可) 䇼ઃ䈐ᐔ㕙Ⴤ䇽 㪍㪋㪅㪎 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪉㪊㪅㪇 㪋㪅㪉 㪍㪅㪇 㪉㪅㪈 ༡Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪉㪈㪋㪀 㪌㪎㪅㪌 㪉㪎㪅㪈 㪌㪅㪍 㪎㪅㪐 㪈㪅㪐 ༡એᄖ䈱Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪈㪇㪏㪀 㪎㪐㪅㪍 㪈㪍㪅㪎 㪇㪅㪐 㪈㪅㪐 㪇㪅㪐 㪇㩼 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪏㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 䇼┙ᑼ⚊㛽ၴ䇽 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪍㪅㪊 ༡Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪉㪈㪋㪀 㪎㪅㪇 ༡એᄖ䈱Ⴤ䉕 㪋㪅㪍 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪈㪇㪏㪀 㪉㪈㪅㪌 㪉㪌㪅㪉 㪈㪋㪅㪏 㪊㪏㪅㪋 㪉㪏㪅㪈 㪌㪅㪎 㪊㪉㪅㪎 㪉㪐㪅㪇 㪉㪍㪅㪐 㪍㪅㪈 㪌㪇㪅㪐 㪉㪅㪏 㪇㩼 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪋㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪍㪇㩼 㪏㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 䇼ว⫋ᑼჄ䇽 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪌㪅㪎 ༡Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪉㪈㪋㪀 㪈㪌㪅㪎 㪎㪅㪐 ༡એᄖ䈱Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪈㪇㪏㪀 㪐㪅㪊 㪌㪈㪅㪋 㪉㪉㪅㪋 㪈㪐㪅㪉 㪉㪋㪅㪊 㪋㪅㪏 㪋㪊㪅㪌 㪈㪐㪅㪋 㪌㪅㪈 㪍㪎㪅㪍 㪇㪅㪐 㪉㪅㪏 㪇㩼 㪉㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈇 㪋㪇㩼 ㆬ䉖䈪䉅䉋䈇 㪍㪇㩼 䈅䉁䉍ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 81 㪏㪇㩼 ㆬ䈶䈢䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 続いて公営墓地の価格について検討を加える。第5図は公営墓地選択者の希望価格帯を示 したものである。公営墓地選択者の 80%以上が 120 万円未満での取得を希望していることが わかる。一方で公営墓地以外の選択者は、120 万円以上を選択した者が 38.9%おり、比較的 高額の墓地でも取得する意向を示している。 第5図 墓地の需要価格帯 㪈㪍㪅㪇 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪉㪋㪅㪏 㪊㪊㪅㪉 㪏㪅㪉 㪐㪅㪋 㪍㪅㪊 㪉㪅㪈 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪌㪍㪀 㪈㪐㪅㪍 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪈㪇㪌㪀 㪉㪈㪅㪇 㪉㪌㪅㪇 㪉㪌㪅㪎 㪏㪅㪋 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪐㪌㪀 ༡Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪉㪈㪋㪀 㪈㪐㪅㪍 ༡એᄖ䈱Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪈㪇㪏㪀 㪊㪋㪅㪍 㪈㪎㪅㪍 㪇㩼 㪊㪈㪅㪌 㪉㪇㩼 䋴䋰ਁᧂḩ 䋱䋶䋰ਁ䌾䋲䋰䋰ਁᧂḩ 㪏㪅㪉 㪌㪅㪌 㪉㪐㪅㪇 㪏㪅㪊 㪈㪇㪅㪌 㪈㪋㪅㪎 㪊㪋㪅㪉 㪋㪇㩼 㪈㪋㪅㪏 㪍㪇㩼 䋴䋰ਁ䌾䋸䋰ਁᧂḩ 䋲䋰䋰ਁએ 㪊㪅㪉 㪉㪅㪈 㪋㪅㪈 㪈㪊㪅㪎 㪍㪅㪌 㪈㪋㪅㪏 㪊㪅㪍 㪇㪅㪇 㪌㪅㪎 㪈㪅㪐 㪍㪅㪎 㪏㪅㪍 㪊㪊㪅㪎 㪉㪇㪅㪌 㪎㪅㪈 㪎㪅㪈 㪊㪇㪅㪌 㪉㪎㪅㪋 㪈㪊㪅㪎 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪊㪎㪅㪌 㪌㪅㪈 㪋㪅㪎 㪇㪅㪌 㪊㪅㪎 㪐㪅㪊 㪏㪇㩼 䋸䋰ਁ䌾䋱䋲䋰ਁᧂḩ ή࿁╵ 㪈㪇㪇㩼 䋱䋲䋰ਁ䌾䋱䋶䋰ਁᧂḩ 第6図は後継者のいない者や承継を前提としない者の増加、さらに将来の無縁整理を見越 して、一定期間ごとに利用資格の更新を導入する期限付墓地を供給する場合の使用更新期間 の希望を調査したものである。すでに述べたとおり、使用範囲を家族単位または先祖代々と する者の割合が多いことを反映して、「50 年以上」の使用期間(40.5%)を選択する者が多 い。 第6図 期限付墓地を取得したいと思う期限 㪍㪅㪐 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪈㪐㪅㪇 㪈㪎㪅㪉 㪐㪅㪎 㪋㪇㪅㪌 㪋㪅㪌 㪉㪅㪈 ᛚ⛮⠪䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪎㪏㪀 㪈㪏㪅㪎 㪈㪐㪅㪋 㪐㪅㪎 㪋㪊㪅㪐 㪉㪅㪉 㪋㪅㪊 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪉㪍㪀 㪈㪅㪏 㪈㪎㪅㪊 㪈㪏㪅㪍 㪏㪅㪏 㪌㪇㪅㪋 㪈㪅㪏 㪇㪅㪐 㪉㪅㪉 㪏㪅㪊 䇭ᛚ⛮ᗧะ䈭䈚㩿㪥㪔㪋㪏㪀 㪈㪋㪅㪍 㪉㪎㪅㪈 㪉㪉㪅㪐 㪈㪋㪅㪍 㪈㪉㪅㪌 㪇㪅㪇 㪈㪎㪅㪇 ᛚ⛮⠪䈭䈚㩿㪥㪔㪌㪊㪀 㪇㩼 㪉㪇㪅㪏 㪉㪇㪅㪏 㪉㪇㩼 䋱䋰ᐕᧂḩ 䋴䋰ᐕ䌾䋵䋰ᐕᧂḩ 㪋㪇㩼 㪐㪅㪋 㪌㪅㪎 㪍㪇㩼 䋱䋰ᐕ䌾䋲䋰ᐕᧂḩ 䋵䋰ᐕએ 䋲䋰ᐕ䌾䋳䋰ᐕᧂḩ ή࿁╵ 㪉㪉㪅㪍 㪊㪅㪏 㪏㪇㩼 㪈㪇㪇㩼 䋳䋰ᐕ䌾䋴䋰ᐕᧂḩ これを承継者の有無及び承継意向別に見ると、「承継意向あり」では「50 年以上」を選択 する割合が 50.4%と高く、逆に「承継意向なし」では 20 年~ 50 年未満(64.6%)、「承継者 なし」では 30 年未満の利用期限(58.6%)を選択する者が多い。このように承継者ありま たは承継意向ありの場合は長期間の使用期限を選択する一方、承継者がいない者は、短期間 での使用更新を容認する傾向が強い。 現在「承継者なし」と回答した者は全体の 19%にとどまり、このうち 30 年未満の利用期 82 第7章 新たに求められる市町村と墓地との関わり 限を選択する者はその約半数にすぎない。しかし第5章で述べたとおり、少子化の進展によ り承継者のいない者が増加することで、将来的には期限付き墓地の需要は増加していくと予 想される。 最後に実際に墓地建設計画を発表した場合に最大の懸案事項となる墓地建設予定地周辺の 市民の計画に対する対応を調査した。第7図のとおり「条件が満たされるのであれば問題な い」とする者が 54.4%を占め、「全く問題ない」の 12.7%を合わせると 67.1%が墓地建設を 容認する準備があることがわかる。一方で「条件にかかわらず建設してほしくない」とする 者は29.3%を占める。 墓地建設計画に対する市民の対応を将来利用できる墓地保有の有無別に見ると、墓地を 持っていない者は、「条件付きで建設を容認する」割合が 63.0%と高いのに対し、墓地を保 有している者は「条件にかかわらず建設してほしくない」(31.4%)の割合が高いことがわ 第7図 居住地周辺への墓地建設計画について ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪈㪉㪅㪎 㪌㪋㪅㪋 㪉㪐㪅㪊 㪉㪅㪋 㪈㪅㪉 㪏㪅㪐 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪌㪍㪀 㪍㪇㪅㪎 㪉㪌㪅㪇 㪌㪅㪋 㪇㪅㪇 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪈㪇㪌㪀 㪈㪉㪅㪋 㪌㪉㪅㪋 㪊㪋㪅㪊 㪇㪅㪇 㪈㪅㪇 㪈㪌㪅㪏 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪐㪌㪀 㪌㪌㪅㪏 㪉㪋㪅㪉 㪊㪅㪉 㪈㪅㪈 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪈㪈㪅㪇 㪇㩼 㪌㪉㪅㪈 㪉㪇㩼 ో䈒㗴䈭䈇 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪈㪉㪅㪎 ᧪↪䈪䈐䉎 䈍Ⴤ䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪌㪏㪀 㪈㪉㪅㪋 ᧪↪䈪䈐䉎 䈍Ⴤ䈭䈚㩿㪥㪔㪎㪊㪀 㪈㪊㪅㪎 㪊㪈㪅㪌 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 ᧦ઙ䈏ḩ䈢䈘䉏䉎䈱䈪䈅䉏䈳㗴䈭䈇 㪉㪅㪎 㪉㪅㪎 㪈㪇㪇㩼 㪏㪇㩼 ᧦ઙ䈮䈎䈎䉒䉌䈝ᑪ⸳䈚䈩䈾䈚䈒䈭䈇 㪌㪋㪅㪋 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪉㪐㪅㪊 㪉㪅㪋 㪈㪅㪉 㪌㪈㪅㪐 㪊㪈㪅㪋 㪊㪅㪈 㪈㪅㪉 㪍㪊㪅㪇 㪉㪈㪅㪐 㪇㪅㪇 㪈㪅㪋 䈍Ⴤ䈱ขᓧ ੍ቯ䈅䉍㩿㪥㪔㪋㪏㪀 㪈㪉㪅㪌 㪌㪋㪅㪉 㪉㪐㪅㪉 㪉㪅㪈 㪉㪅㪈 䈍Ⴤ䈱ขᓧ ੍ቯ䈭䈚㩿㪥㪔㪉㪎㪌㪀 㪈㪉㪅㪎 㪇㩼 㪌㪋㪅㪌 㪉㪇㩼 ో䈒㗴䈭䈇 ో㩿㪥㪔㪊㪊㪈㪀 㪈㪉㪅㪎 ༡Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪉㪈㪋㪀 㪈㪉㪅㪍 ༡એᄖ䈱Ⴤ䉕 ㆬᛯ㩿㪥㪔㪈㪇㪏㪀 㪈㪊㪅㪇 㪉㪐㪅㪌 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 ᧦ઙ䈏ḩ䈢䈘䉏䉎䈱䈪䈅䉏䈳㗴䈭䈇 㪉㪅㪌 㪇㪅㪎 㪈㪇㪇㩼 㪏㪇㩼 ᧦ઙ䈮䈎䈎䉒䉌䈝ᑪ⸳䈚䈩䈾䈚䈒䈭䈇 㪌㪋㪅㪋 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪉㪐㪅㪊 㪉㪅㪋 㪈㪅㪉 㪍㪈㪅㪎 㪉㪊㪅㪏 㪈㪅㪋 㪇㪅㪌 㪊㪐㪅㪏 㪋㪈㪅㪎 㪋㪅㪍 㪇㪅㪐 㪇㩼 ో䈒㗴䈭䈇 㪉㪇㩼 㪋㪇㩼 㪍㪇㩼 ᧦ઙ䈏ḩ䈢䈘䉏䉎䈱䈪䈅䉏䈳㗴䈭䈇 83 㪏㪇㩼 ᧦ઙ䈮䈎䈎䉒䉌䈝ᑪ⸳䈚䈩䈾䈚䈒䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 䈠䈱ઁ ή࿁╵ かる。さらに公営・公営以外の選択別に確認すると、公営墓地選択者は 61.7%が条件付き で建設を容認するのに対し、公営以外の墓地選択者は 39.8%にとどまっており、「条件にか かわらず建設してほしくない」の割合も 41.7%と高いのが特徴である。 続いて墓地建設を容認する条件について検討を加える。第8図のとおり墓地建設の条件と しては、「墓地内に樹林や庭園などを設け、暗い雰囲気を排除すること」(83.3%)、「夜間の 施錠や警備など治安を確保すること」(71.1%)の割合が高い。これを年齢別に見ると 45 歳 ~ 49 歳は「周辺市民は優先的に取得できること」(61.8%)、50 代は「騒音や渋滞、線香の においなどに十分な配慮をすること」(72.7%)を条件とする割合が他の年代よりも高い。 60 代及び 70 代は「墓地内に樹林や庭園などを設け、暗い雰囲気を排除すること」の割合が 約 90%を占め、前章の「⑥墓地の取得時に重視する内容」で述べたとおり環境面を重視す る傾向が確認できる。 第8図 墓地建設を容認する条件 㩿㩼㪀 㪈㪇㪇㪅㪇 䇼ో䋨㪥㪔㪈㪏㪇䋩䇽 㪏㪊㪅㪊 㪎㪈㪅㪈 㪌㪋㪅㪋 㪌㪇㪅㪇 㪋㪏㪅㪐 㪊㪊㪅㪐 㪊㪇㪅㪍 㪉㪅㪏 㪇㪅㪍 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪇㪅㪇 Ⴤౝ䈮᮸ᨋ䉇 ᐸ䈭䈬䉕⸳䈔 ᥧ䈇㔓࿐᳇䉕 ឃ㒰䈜䉎䈖䈫 ㄝ䈎䉌Ⴤ䉇 ⚊㛽ၴ䈫⼂ 䈘䉏䈭䈇䉋䈉䈮䈜䉎䈖䈫 ᄛ㑆䈱ᣉ㍤䉇 ⼊䈭䈬ᴦ 䉕⏕䈜䉎䈖䈫 㛍㖸䉇ᷦṛ䊶✢㚅 䈱䈮䈍䈇䈭䈬䈮චಽ 䈭㈩ᘦ䉕䈜䉎䈖䈫 ㄝ᳃䈲 ఝవ⊛䈮ขᓧ 䈪䈐䉎䈖䈫 ឵᧦ઙ䈫䈚䈩 ㄭ㓞䈮ᔅⷐ䈭 ᣉ⸳╬䈏 ᢛ䈘䉏䉎䈖䈫 さらに墓地保有の有無別に建設容認条件を見ると、将来利用できる墓地を保有していない 者は「周辺市民は優先的に取得できること」を建設容認の条件とする割合が高いこと、また 公営・公営以外の選択別に見ると、公営墓地選択者の方が公営墓地以外の選択者に比べて、 「周辺市民は優先的に取得できること」(54.5%)を条件とする割合が高いことがわかる。 84 第7章 新たに求められる市町村と墓地との関わり 第9図 墓地建設を容認する条件 㩿㩼㪀 㪈㪇㪇㪅㪇 䇼ᐕઍ䇽 㪐㪇㪅㪍 㪎㪐㪅㪋㪎㪍㪅㪋 㪏㪍㪅㪏 㪎㪊㪅㪌 㪎㪋㪅㪌 㪎㪉㪅㪎 㪍㪎㪅㪐㪍㪏㪅㪋 㪌㪇㪅㪇 㪌㪇㪅㪇 㪈㪎㪅㪍 㪋㪎㪅㪉㪋㪉㪅㪈 㪊㪋㪅㪉 㪊㪉㪅㪎㪊㪋㪅㪇 㪍㪈㪅㪏 㪌㪇㪅㪐 㪋㪌䌾㪋㪐ᱦ㩿㪥㪔㪊㪋㪀 㪍㪇ઍ㩿㪥㪔㪌㪊㪀 㪋㪎㪅㪋 㪊㪐㪅㪍 㪌㪇ઍ㩿㪥㪔㪌㪌㪀 㪎㪇ઍ㩿㪥㪔㪊㪏㪀 㪊㪍㪅㪏 㪊㪏㪅㪉 㪊㪇㪅㪐 㪊㪉㪅㪈 㪉㪅㪐 㪈㪅㪏 㪊㪅㪏 㪉㪅㪍 㪉㪅㪐 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪇㪅㪇 Ⴤౝ䈮᮸ᨋ䉇 ᐸ䈭䈬䉕⸳䈔 ᥧ䈇㔓࿐᳇䉕 ឃ㒰䈜䉎䈖䈫 ㄝ䈎䉌Ⴤ䉇 ⚊㛽ၴ䈫⼂ 䈘䉏䈭䈇䉋䈉䈮䈜䉎䈖䈫 ᄛ㑆䈱ᣉ㍤䉇 ⼊䈭䈬ᴦ 䉕⏕䈜䉎䈖䈫 㩿㩼㪀 㪈㪇㪇㪅㪇 㛍㖸䉇ᷦṛ䊶✢㚅 䈱䈮䈍䈇䈭䈬䈮චಽ 䈭㈩ᘦ䉕䈜䉎䈖䈫 ㄝ᳃䈲 ఝవ⊛䈮ขᓧ 䈪䈐䉎䈖䈫 ឵᧦ઙ䈫䈚䈩 ㄭ㓞䈮ᔅⷐ䈭 ᣉ⸳╬䈏 ᢛ䈘䉏䉎䈖䈫 ᧪↪䈪䈐䉎䈍Ⴤ䈅䉍㩿㪥㪔㪈㪊㪋㪀 ᧪↪䈪䈐䉎䈍Ⴤ䈭䈚㩿㪥㪔㪋㪍㪀 䈍Ⴤ䈱ขᓧ੍ቯ䈅䉍㩿㪥㪔㪉㪍㪀 䈍Ⴤ䈱ขᓧ੍ቯ䈭䈚㩿㪥㪔㪈㪌㪇㪀 䇼䈍Ⴤή䋯ขᓧ੍ቯ䇽 㪏㪌㪅㪈 㪎㪏㪅㪊 㪏㪇㪅㪏㪏㪊㪅㪊 㪎㪏㪅㪊 㪎㪍㪅㪐 㪍㪏㪅㪎 㪎㪇㪅㪇 㪋㪐㪅㪊 㪋㪈㪅㪊 㪊㪏㪅㪌 㪌㪇㪅㪇 㪉㪍㪅㪐 㪍㪐㪅㪍 㪍㪐㪅㪉 㪌㪉㪅㪇 㪎㪈㪅㪎 㪋㪈㪅㪇 㪏㪇㪅㪏 㪋㪊㪅㪌㪋㪍㪅㪉 㪋㪋㪅㪇 㪊㪇㪅㪍 㪉㪐㪅㪊 㪊㪉㪅㪎 㪉㪅㪉 㪋㪅㪊 㪊㪅㪏 㪉㪅㪎 㪇㪅㪎 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 㪇㪅㪎 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 㪇㪅㪇 Ⴤౝ䈮᮸ᨋ䉇 ᐸ䈭䈬䉕⸳䈔 ᥧ䈇㔓࿐᳇䉕 ឃ㒰䈜䉎䈖䈫 ㄝ䈎䉌Ⴤ䉇 ⚊㛽ၴ䈫⼂ 䈘䉏䈭䈇䉋䈉䈮䈜䉎䈖䈫 ᄛ㑆䈱ᣉ㍤䉇 ⼊䈭䈬ᴦ 䉕⏕䈜䉎䈖䈫 ㄝ᳃䈲 ఝవ⊛䈮ขᓧ 䈪䈐䉎䈖䈫 ឵᧦ઙ䈫䈚䈩 ㄭ㓞䈮ᔅⷐ䈭 ᣉ⸳╬䈏 ᢛ䈘䉏䉎䈖䈫 䇼༡Ⴤㆬᛯ䇽 㩿㩼㪀 㪈㪇㪇㪅㪇 㛍㖸䉇ᷦṛ䊶✢㚅 䈱䈮䈍䈇䈭䈬䈮චಽ 䈭㈩ᘦ䉕䈜䉎䈖䈫 㪏㪊㪅㪊 㪏㪊㪅㪎 㪎㪉㪅㪎 㪌㪇㪅㪇 㪊㪊㪅㪊 㪍㪌㪅㪈 㪌㪍㪅㪏 㪌㪈㪅㪉 ༡Ⴤ䉕ㆬᛯ㩿㪥㪔㪈㪊㪉㪀 ༡એᄖ䈱Ⴤ䉕ㆬᛯ㩿㪥㪔㪋㪊㪀 㪌㪋㪅㪌 㪊㪉㪅㪍 㪉㪊㪅㪊 㪊㪏㪅㪍 㪉㪇㪅㪐 㪉㪅㪊 㪉㪅㪊 㪇㪅㪏 㪇㪅㪇 㪇㪅㪇 Ⴤౝ䈮᮸ᨋ䉇 ᐸ䈭䈬䉕⸳䈔 ᥧ䈇㔓࿐᳇䉕 ឃ㒰䈜䉎䈖䈫 ㄝ䈎䉌Ⴤ䉇 ⚊㛽ၴ䈫⼂ 䈘䉏䈭䈇䉋䈉䈮䈜䉎䈖䈫 ᄛ㑆䈱ᣉ㍤䉇 ⼊䈭䈬ᴦ 䉕⏕䈜䉎䈖䈫 㛍㖸䉇ᷦṛ䊶✢㚅 䈱䈮䈍䈇䈭䈬䈮චಽ 䈭㈩ᘦ䉕䈜䉎䈖䈫 85 ㄝ᳃䈲 ఝవ⊛䈮ขᓧ 䈪䈐䉎䈖䈫 ឵᧦ઙ䈫䈚䈩 ㄭ㓞䈮ᔅⷐ䈭 ᣉ⸳╬䈏 ᢛ䈘䉏䉎䈖䈫 䈠䈱ઁ ή࿁╵ (2) 墓地供給における市町村、東京都及び宗教法人・公益法人の役割分担 本節ではこれまでの検討結果を踏まえた、新たに求められる多摩地域の市町村と墓地との 関わり方について提言を行う。 高度経済成長以後、多摩地域における市街地の連続により、従来東京都が整備してきた公 園墓地の建設が困難となったことはすでに述べたとおりである。また公営墓地に求める市民 の墓地需要が多様化していることも先に指摘したとおりである。こうした公営墓地を取り巻 く環境の中で、これまでのように都立霊園の整備を期待するだけでは、10 数年後に始まる 墓地不足社会に対応することは困難である。さらに各市町村の墓地需要の大小は地域により 大きく異なり、これまで東京都が実施してきたような一律的な墓地供給の方法では墓地需要 への対処は難しい。そこで各市町村が地域内の墓地供給の質・量を把握し、市町村、東京都、 宗教法人・公益法人における三者間の明確な役割分担の下に調整的役割を発揮することが必 要となる。 第 10 図は当会が提案する墓地供給における市町村、東京都及び宗教法人・公益法人との 役割分担の模式図である。青色の都立霊園(平面墓地)及び都立納骨堂を中心にここでは仮 に6つの市町村が周辺に介在すると想定する。 第 10 図 墓地供給における市町村、東京都及び宗教法人・公益法人の役割分担の模式図 ᩿עـίᣃᇌὸ ᩿עـίࠊထᇌὸ ᩿עـ ίܪඥʴὉπႩඥʴὸ ኛᭌؘίᣃᇌὸ ኛᭌؘίࠊထᇌὸ ኛᭌؘ ίܪඥʴὉπႩඥʴὸ 市町村が今後 10 数年で到来する墓地不足社会に対して、莫大な資金と時間を必要とする 多磨霊園方式の大型公園墓地を建設することは困難である。また大型公園墓地は事業規模が 大きく複数市町村に跨ることもあり、各市町村が単独で事業施行することも難しい。そこで 現実的に市町村が供給可能な墓地として、公園内や学校跡地など生活圏に密接した場所に立 体式納骨堂を建設し、東京都は広域的観点から大型公園墓地を整備する墓地供給における東 京都と市町村の役割分担が必要である。 次に市町村と宗教法人・公益法人との関係については、すでに指摘したとおり、大半の市 民が土地付き平面墓地を第一希望として考えており、土地付き平面墓地にこだわる者は遠隔 地であっても土地付き平面墓地を取得することを希望している。また公営墓地には宗教法 人・公益法人の墓地よりも多様性が求められていることから、宗教法人・公益法人で土地付 き平面墓地を供給し、市町村は立体式納骨堂を中心に供給することが適当である。 86 第7章 新たに求められる市町村と墓地との関わり 最後に市町村が供給する立体式納骨堂の配置について以下のとおり提案を行う。アンケー ト結果から市民が求める墓地は、徒歩圏内 20 ~ 30 分を立地として希望する声が強く、市民 が家庭の仏壇の延長として、日常生活の中で先人の事跡に触れることができる環境作りを求 めていることがわかる。市街化が進んだ多摩地域では、どのような形態を採用したとしても 墓地の建設には困難がともなう。そのため郊外で従来方式の墓地建設を行う方法では、現在 の墓地問題は解決できない。そこで都市内部において墓地を拡大させない簡潔な墓制への転 換が必要となる。当会が提案する簡潔な墓制への転換は、各市町村が円(市町村区域)内の 中心部にある公園内や学校跡地に設置する立体式納骨堂を標準化することにより実現できる。 さらに各市町村では地域の中心部に立体式納骨堂を設置するとともに、宗教法人・公益法人 の土地付き平面墓地及び納骨堂を考慮しながら市内各所に小型納骨堂を設置することで、適 正距離の保たれた安定的な墓地供給体制が確保できる。 立体式納骨堂を公園内や学校跡地など一定の環境が確保できる場所に設置する理由は次の とおりである。一口に墓制の転換といっても単に立体式納骨堂を設置しただけでは市民は市 町村の立体式納骨堂を選択することはない。それは土地付き平面墓地を第一希望とする大半 の市民にとって、従来の土地付き平面墓地が持つ公園・造園要素が作り出す環境価値に魅力 を感じているからである。したがって立体式納骨堂を土地付き平面墓地の持つ環境価値を継 承することができる場所に設置できれば、これに居住地周辺にある利便性が加わることで市 民の選好需要が確保できるようになるのである。一方でどうしても土地付き平面墓地にこだ わる市民が一定数いることは否定できない。そうした市民の需要を充足するために、都立霊 園や宗教法人・公益法人の土地付き平面墓地を供給することが適当である。 第 11 図は 2,000 ㎡の市有地に土地付き平面墓地と立体式納骨堂を建設することを想定した 場合の効果を比較したものである。まず土地付き平面墓地は第2章で説明した従来の公園墓 地の方式に従い、公園部分を 58%確保して、有効面積を 42%とした。またアンケート調査 の結果を反映して1区画2㎡の墓地を造成することとする。供給区画数は 420 区画で、1区 画平均4体の埋葬があるとすると 1,680 体の埋葬が可能となる。1区画の使用料を首都圏の 公営墓地の事例から 140 万円に設定すると、約 5.88 億円の収入があることとなる。このほか に墓地使用者の自己負担として墓石一式の設備費約 100 万円を見込むとさらに約 4.2 億円が 必要となる。 第 11 図 同一敷地における平面墓地と立体式納骨堂建設の効果比較 ίᾀὸᴾᴾ᩿ᴾـᴾע ஊᴾјᴾ᩿ᴾᆢ ᵖᵒᵎὮ ̅ᴾဇᴾᎍᴾૠ ᵒᵐᵎ ίᾁὸᴾᇌᴾ˳ᴾࡸᴾኛᴾᭌᴾؘ ע᩿ᆢỉᵒᵐᵃ ᴾཋᴾ᩿ᴾᆢ ᵖᵒᵎὮ ע᩿ᆢỉᵒᵐή ר᩿ᆢᾁὮ ̅ᴾဇᴾᎍᴾૠ ᵐᵊᵐᵒᵎ ᵏὈרᵏᵌᵓὮ ᵏᵊᵔᵖᵎ ᾀғဒרᾃ˳ ̬ᴾሥᴾᭌᴾૠ ᵖᵊᵗᵔᵎ עـᚨͳᝲ ᵐᵌᵖΕό םஙὉᡯטᚨ ẅᚨẅᝲ ̅ဇᎍਃ ـىᚨᝲ ̅ဇᎍਃ ᵒᵌᵐΕό ᵏғဒרᵏᵎᵎɢό ـىᚨᝲ ̅ဇ૰ӓλ ᵓᵌᵖᵖΕό ᵏғဒרᵏᵒᵎɢό ̅ဇ૰ӓλ ؈ẅᔀẅૠ 87 ᵏὈרᾃ˳ ᵏᵐΕό ཋὉᚨᘺፗ ᵎ Ὂ ᵏᵕᵌᵗΕό ᾀὈרᵖᵎɢό 次に立体式納骨堂を建設する場合についても、土地付き平面墓地との比較を容易にするた め公園部分を 58%、有効面積を 42%として、1ヶ所平均 1.5 ㎡とした。5階建の2~5階部 分に各560区画を配置することで2,240 区画を供給し、1区画の埋葬数を平面墓地と同様の 4 体とすれば、8,960 体の収容が可能となる。使用料はアンケート調査の結果から1区画 80 万 円に設定すれば約 17.9 億円の収入が確保できる。立体式納骨堂の使用者の負担は使用料以 外には発生しない。このように同じ面積を利用して約 5.3 倍の墓地を供給することが可能と なる。建築費自体は立体式納骨堂の方が高額であるが、使用料収入及び使用者である市民の 自己負担の設備費を考慮すれば十分経営的に成り立つものとなる。したがって問題点は先に 述べたとおり、土地付き平面墓地を継承した方法により市民に受け入れられる形態のものを 提供できるか否かにかかっているといえよう。 なお市町村でも郊外に建設余地のあるところは、公営で土地付き平面墓地を供給すること も可能である。また市民にとって宗教法人・公益法人の土地付き平面墓地や納骨堂を利用す る場合には市町村の境界は関係ない。市町村でも市街地が連続した多摩地域の特徴に配慮し て、市町村同士の協定により、一定範囲内の市民の相互共同利用協定を締結することが望ま しい。この点については、南多摩都市霊園における構成各市(八王子市、多摩市、町田市、 稲城市)の共同利用が先駆的試みを示唆している。(詳細は資料編1参照) (3) 市町村が検討すべき墓地供給の方針 次に前節で提案した各市町村で供給可能な立体式納骨堂を建設するにあたって検討すべき 方針を確認する。 市町村の立体式納骨堂の整備は、これまでの墓制を多摩から革新する試みであるものの、 従来の墓制をまったく無視したところには市民の支持を得ることはできない。再三繰り返す が、市民の大半は都市内部の土地付き平面墓地の不足にも関わらず、旧来の土地付き平面墓 地を希望している。したがって立体式納骨堂は土地付き平面墓地の要素を継承したものでな ければ砂上楼閣になることは必至である。市民アンケートの結果から土地付き平面墓地が最 善で、そうでなければ個人領域を保障された立体式納骨堂を次善とすることを指摘したとお り、大半の市民は個人領域を保障したものでなければ選好しないということになる。以上の ように考えると、立体式納骨堂が個人領域を保障した旧来の平面墓地の進化形であることを 訴えなければ土地付き平面墓地を希望する市民の墓制常識を革新することはできない。従来 の立体式納骨堂で採用されてきた合同参拝式や個人領域があってもロッカー式の納骨堂では、 土地付き平面墓地を希望する大半の市民を振り向かせることはできない。また家庭の仏壇の 延長として尊崇されるためには、各家庭の象徴となるものが設置できるものでなければなら ない。したがって個人領域を保障されたとしても、はめ込み交換型の墓碑に愛着を持つこと はない。個人・家族の唯一の象徴でなければ愛着を感じえないのである。 そこで当会が提案するのが、マンションの大型フロアー一室が公園墓地の一区を形成した ような屋内納骨壇である。基本はあらかじめ一定配列で建造した納骨壇を建売方式で使用さ せるのであるが、各家族の個人領域を確保し、オプションのモニュメント設置も可能という ものである。ただし立体式納骨堂は高層鉄筋コンクリートの建物ではあるものの、旧来どお 88 第7章 新たに求められる市町村と墓地との関わり り石材をすべての家族が設置してしまうと構造的に耐えられないため、軽量金属や樹脂を基 本とするなど一定の制限は必要である。施設にはエレベーターやバリアフリー仕様のほか、 免震・防災装置を備え、エレベーター付近や納骨壇区域の境界部分には休憩施設を設け、静 寂のうちに追憶の時間を過ごせるように配慮する。以上のとおり個人領域の保障と各家族ご とのモニュメント設置を可能とすることにより従来の土地付き平面墓地との継承性を保持し つつ、天候等から解放された快適性と納骨壇方式による簡潔な収骨方式が実現する低価格を 備えた立体式納骨堂は、多くの土地付き平面墓地を求める市民の支持を得た墓制刷新の基本 となるのである。 次に議論の余地が残されているが、市町村が立体納骨堂を建設するにあたって検討すべき 効率的経営方法の一例を紹介する。 料金制度については、第2章で触れた累進課金制度がある。立体式納骨堂でも、納骨壇の 面積及び位置によって使用料や管理料に差をつけることは必要である。累進課金制度の下で 一般区画が宗教法人・公益法人よりも低料金で提供することができる背景には、市民税によ る所得再配分と同様の措置があるからこそ実現できるものであり、少数の大規模区画の使用 者の負担により多数の小規模区画の使用者が成り立っていることからすれば、大規模区画使 用者にも何らかの利点がなければ立体式納骨堂を購入する理由がない。一方で累進課金制度 を採用せず宗教法人・公益法人並の提供価格に引き上げた場合、すべての所得階層の市民を 対象とすることが難しくなる。累進課金制度は独立採算制度においてより幅広い市民層に墓 地供給を行うことを可能にする方法である。 使用期間については墓地の有期限化(期限付き墓地)がある。本章第1節で述べたとおり、 期限付き墓地は、今後少子化の進展による無縁墓地の増加に対する有効な対策の一つである。 だが期限付き墓地の効果は墓地の使用回転率を高めるだけにとどまらない。すでに横浜市の メモリアルグリーンでは、墓地使用の更新期限を設けることで、一定期間ごとに更新料収入 を確保し、これを大規模修繕費に充てることで独立採算制度を可能にしている。このように 期限付き墓地は無縁墓地の累増抑制と独立採算制度を両立する財政面でも有効な手段となる のである。 本調査研究の提言は以上であるが、最後に将来多摩地域の市町村にとって考えうる墓地経 営の形態について言及する。 前述のとおり、地域内の墓地供給の質・量を適切に確保することは基礎的自治体である市 町村の責務であるが、東京都においては歴史的経緯から東京都が公営墓地の供給の中核を 担ってきた。提言ではこうした多摩地域の現状に即して、各市町村が単独で実施可能なもの として立体納骨堂形式による市町村の墓地供給の提案を行ったが、将来的には、多摩地域の 都立霊園である多磨霊園、小平霊園、八王子霊園の運営を東京都から関係市町村が共同で引 き継ぐことにより、市町村が公営墓地の供給を主体的かつ一元的に行うことも検討する必要 がある。 公営墓地の経営は特別会計を導入している自治体があることからわかるように、独立採算 を前提とすべき事業である。現在の都立霊園・葬儀所の運営も東京都職員の人件費などを除 89 き基本的に施設の維持管理や設備補修等に必要な経費を賄えるだけの収入が確保されており、 この点から言えば必ずしも非現実的な話ではない。(資料編5参照) しかし、実際に多摩地域の市町村が都立霊園の運営を引き継いでいくためには、利用者の 多数を占めている特別区の住民の墓地をどのように扱っていくか、また一部事務組合の設立 等も含め関係市町村が合理的な経営を行っていくためにはどのような運営形態が適している かなど実現には多くの検討課題が山積しており、今後の更なる研究が求められる。 90 おわりに 少子高齢化が進む中、年金、医療、介護など多くの高齢者を支えるための持続可能な社会 保障制度をめぐる議論が盛んに行われている。しかし、人口ピラミッドの山を形成している 日中戦争前後の出生者と団塊の世代と呼ばれる戦後直後の出生者が平均寿命に近づきつつあ る中、死後に必要となる墓地への対応は十分ではない。この点が本調査研究に取組んだきっ かけである。 本報告書では、多摩地域の多くの自治体で 2025 年には住民の墓地への需要が 2010 年に比 べて 20%を越える高い伸び率を示すことが予想される中で、現状の墓地の供給は、需要に 応えられる水準ではなく、かつ墓地供給を担っているのが特定の自治体に偏在しているなど、 多くの自治体にとって早急な墓地供給対策が必要となっている状況を明らかにしている。そ して、 多摩地域の市町村に求められる墓地との関わりとして、東京都及び宗教法人・公益 法人との役割分担のあり方及び宗教法人・公益法人との共存を図っていくための墓地法制の あり方について提案を行っているほか、市町村が墓地経営を行う場合の具体的手法について も言及している。 市町村が墓地経営を行う場合、税金の投入を最小限に抑えるとともに、可能な限り独立採 算とすることが求められるが、そのための具体的手法として墓地使用料における累進課金制 度を挙げた。これは第2章で述べたように東京市が多磨霊園において採用した手法である。 戦前の墓地行政は戦後に比べ独立採算で墓地経営を行う意識が強く、高度経済成長の中で姿 を消したこれらの手法は現在の公営墓地の経営にも要求されるものが多い。 また、最近開設された墓地はヨーロッパの庭園を思わせる外観を備えているなど、景観的 に優れているものが多い。多摩地域では増大する墓地需要に応えていくために法人墓地との 共存を図っていく必要があるが、景観面に配慮したルールを作っていくことで市民に受け入 れられる余地が広がると考えられる。 死は誰にでも訪れる事象であり、墓地問題はこれから先の社会が解決していかなければな らない課題である。本報告書が、多くの方にとって墓地について考えるきっかけになるとと もに、多摩地域の市町村が墓地に対して主体的に関わっていく出発点になれば幸いである。 最後になるが、調査研究を進めるにあたり、ご助言をいただいた有識者の皆様、ヒアリン グ調査にご協力をいただいた自治体職員の皆様及び法人墓地の関係者の皆様、アンケート調 査にご協力をいただいた多摩地域の市民の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げたい。 91 資 料編 資料編1 南多摩都市霊園の経営事例 1 南多摩都市霊園の経営事例 八王子市南多摩都市霊園は、八王子市の霊園を他市(多摩市、町田市、稲城市)の住民が 利用するという形態をとっている。ここでは、南多摩都市霊園の経営事例の概要について紹 介する。 ■沿革 南多摩都市霊園は多摩ニュータウンの建設に伴って移転対象となった個人や集落を単位と した墓地の移転先及び多摩ニュータウンの住民の墓地として東京都が整備したものである。 現在の南多摩都市霊園は東京都の整備方針の第1期分に相当する。整備当初は、区域を拡 大し一部事務組合とする予定であった。そのため、多摩ニュータウンの構成市(八王子市、 多摩市、町田市、稲城市)の中で唯一市営霊園を持ち運営ノウハウがあること、所在地も八 王子市であることから、暫定的な措置として八王子市の市営霊園として開設し、第2期分以 降の霊園開発を待って、一部事務組合に移行していく予定であった。 しかし、多摩ニュータウンの開発が想定どおりに進まなかったことなどから第2期以降の 霊園開発は断念されたため、一部事務組合への移行も行われず八王子市霊園として現在に 至っている。 ■運営の概要 南多摩都市霊園の運営は地方自治法第 244 条の3の規定により、関係市の議会の議決を経 て、多摩市、町田市、稲城市の市民が、八王子市の公の施設である南多摩都市霊園を利用す る形態となっている。 南多摩都市霊園の構成各市の区画数及 ╙㪈࿑䇭↹ᢙ䈶㕙ⓍᲧ 第1図 区画数及び面積比 び面積比は第1図のとおりである。 ಽ ↹ᢙ 㕙ⓍᲧ䋨㩼䋩 ₺ሶᏒ 㪈㪈㪌㪉 㪌㪐㪅㪍 ᄙᏒ 㪋㪎㪇 㪉㪊㪅㪊 ↸↰Ꮢ 㪈㪐㪍 㪐㪅㪋 ⒷၔᏒ 㪈㪌㪊 㪎㪅㪎 䊆䊠䊷䉺䉡䊮ఝవಽ 㪈㪋㪇 ⸘ 㪉㪈㪈㪈 㪈㪇㪇㪅㪇 使用者の募集は各市で行い、八王子市 が八王子市霊園条例に従って決定、使用 料・管理料を八王子市に対して納める。 管理支出については、管理料収入だけ では賄いきれないため、構成各市から分 㶎ᐔᚑ㪉㪇ᐕᐲ䈱↹Ⴧ⸳ᓟ䈱ᢙ୯䇯 䇭㩷ౖ ₺ሶᏒ▚ᦠ䉋䉍ᚑ䇯 担金を徴収している。 運営に関わる重要事項は、構成各市で 構成される課長会に諮ったうえで対応している。2008 年度に墓地需要の高まりに応えるた め区画数の増設を行ったが、その際も課長会に諮ったうえで構成各市の増設分の持分が決定 された。このように重要事項は課長会に諮ることによって各市の意向を尊重した運営ができ ているので、現在の方式で問題はないとのことであった。 地方自治法第 244 条の3には、普通地方公共団体は関係普通地方公共団体の議会の議決を経て、他の普通地方公共団体 の公の施設を自己の住民の利用に供することができる旨規定されている。 95 小 括 市町村が墓地経営を行うとしても、これまでノウハウのない市町村にとってはハードルの 高いものであろう。ここで紹介した南多摩都市霊園の事例は自治体間の連携による墓地供給 の一手法として検討に値するものであるといえる。 96 資料編2 区部都立霊園再生事業 2 区部都立霊園再生事業 ここでは区部都立霊園再生事業において行われている既存墓地の魅力向上のための取組み を紹介する。 ■霊園再生事業の概要 区部都立霊園とは、区部に位置する青山、谷中、雑司ヶ谷、染井の4霊園をいう。これら の霊園は明治時代初頭からの長い伝統がある。開設当時は郊外に位置したこれらの墓地は、 東京の市街地の拡大により、大正の初め頃には市街地に吸収され、その頃から、都心市街地 に存する墓地は公衆衛生などの観点から都市政策上の課題であり、郊外への移転を検討すべ きであるという考え方が示されるようになった。 そのため 1960 年以降、返還などにより生じた空き墓所の貸付を停止し、全面的な公園化 を目指すことになった。 ╙㪈࿑䇭ㇱㇺ┙㔤䈮䈍䈔䉎ⓨ䈐Ⴤᚲ䈱⊒↢⁁ᴫ 第1図 区部都立霊園における空き墓所の発生状況 ⓨ 䈐 Ⴤ ᚲ 㕙 Ⓧ ⓨ 䈐 Ⴤ ᚲ ઙ ᢙ 㕍ጊ㔤 㔀ม䊱⼱㔤 ⼱ਛ㔤 ᨴ㔤 ⸘ ✚㕙Ⓧ䋨䋛䋩 㪉㪍㪊㪃㪌㪍㪋 㪈㪇㪍㪃㪈㪈㪇 㪈㪇㪉㪃㪌㪊㪎 㪍㪎㪃㪐㪈㪈 㪌㪋㪇㪃㪈㪉㪉 Ⴤᚲ㕙Ⓧ䋨䋛䋩 㪈㪉㪏㪃㪇㪈㪐 㪌㪋㪃㪏㪐㪐 㪌㪈㪃㪋㪐㪈 㪊㪏㪃㪐㪎㪋 㪉㪎㪊㪃㪊㪏㪊 Ⴤᚲઙᢙ䋨▎ᚲᢙ䋩 㪈㪌㪃㪏㪏㪎 㪐㪃㪐㪋㪎 㪍㪃㪌㪈㪍 㪋㪃㪐㪋㪏 㪊㪎㪃㪉㪐㪏 ⓨ䈐Ⴤᚲ㕙Ⓧ䋨䋛䋩 㪋㪃㪌㪎㪐 㪋㪃㪍㪊㪏 㪈㪃㪌㪌㪇 㪋㪃㪊㪉㪉 㪈㪌㪃㪇㪏㪐 Ⴤᚲ㕙Ⓧ䈮භ䉄䉎ഀว䋨㩼䋩 㪊㪅㪍 㪏㪅㪋 㪊㪅㪇 㪈㪈㪅㪈 㪌㪅㪌 ⓨ䈐Ⴤᚲઙᢙ䋨▎ᚲᢙ䋩 㪈㪃㪊㪉㪊 㪈㪃㪈㪇㪈 㪊㪈㪌 㪌㪎㪉 㪊㪃㪊㪈㪈 Ⴤᚲઙᢙ䈮භ䉄䉎ഀว䋨㩼䋩 㪏㪅㪊 㪈㪈㪅㪈 㪋㪅㪏 㪈㪈㪅㪍 㪏㪅㪐 出典 東京都公園審議会「区部霊園の管理について」答申、2002年12月 しかし、第1図のように空き墓所の貸付停止により生じた面積は区部都立霊園全体の面積 の5.5%に過ぎず、全面的な公園化を図るには程遠い状況であった。 このため、全面的な公園化からの転換がなされ、霊園と公園との共存を図りつつ、区部都 立霊園の再利用を図っていくことになった。 ■各区部都立霊園の再生事業 区部都立霊園の立地条件や特性は大きく異なっており、再生の手法も1つではないことか ら、再生事業は各区部都立霊園ごとに行われている。ここでは、再生事業がスタートしてい る青山霊園、谷中霊園の事例を紹介する。 97 ᴺ߽㧝ߟߢߪߥߎߣ߆ࠄޔౣ↢ᬺߪฦㇱㇺ┙㔤ߏߣߦⴕࠊ ࠇߡࠆޔߪߢߎߎޕౣ↢ᬺ߇ࠬ࠲࠻ߒߡࠆ㕍ጊ㔤⼱ޔਛ 㔤ߩࠍ⚫ߔࠆޕ غ㕍ጊ㔤 ٨ⷐ □青山霊園 㕍ጊ㔤ߪޔㇱㇺ┙㔤ਛᦨ߽㕙Ⓧ߇ᄢ߈ߊ↪ޔ⠪߽ᄙ㔤 ●概要 ߢࠆޕ ✚青山霊園は、区部都立霊園中最も面積が大きく、使用者も多い霊園である。 㕙 Ⓧ ߪ ⚂ स ߢ ࠅ ߘ ࠃ ߅ޔඨ ಽ ߇ Ⴤ ᚲ ߣ ߒ ߡ ↪ ߐ ࠇ ߡ ࠆ ޕ ⥄ὼ⾗Ḯ߇⼾ንߢㇺᔃߦ߅ߡߪᭂߡ⾆㊀ߥሽߣߥߞߡࠆޕ 総面積は約 26haであり、およそ半分が墓所として使用されている。自然資源が豊富で ߹ߚޔ㔤ౝߦߪޔㄭઍᣣᧄߩ␆ߦ⽸₂ߒߚੱ‛ߩჄ߇ᄙᢙሽ 都心においては極めて貴重な存在となっている。また、霊園内には、近代日本の礎に貢献 ߔࠆߥߤޔᄙߊߩੱᢥ⾗Ḯ߽⫾Ⓧߒߡࠆޕ した人物の墓地が多数存在するなど、多くの人文資源も蓄積している。 ߐࠄߦޔㄝㇱߩ↪ߪઁߩㇱㇺ┙㔤ߦᲧߴߡᦨ߽㜞ᐲ ൻ ߐさらに、周辺部の土地利用は他の区部都立霊園に比べて最も高度化されており、六本木、 ࠇ ߡ ߅ ࠅ ޔ ᧁ ᧄ ޔේ ኋ ߦ ߽ ㄭ ߊ ޔㇺ ᔃ Ꮢ ⴝ ߦ ┙ ߒ ߡ ࠆ ޕ 原宿にも近く、都心市街地に立地している。こうした中で青山霊園は、周辺には再開発に ߎ߁ߒߚਛߢ㕍ጊ㔤ߪޔㄝߦߪౣ㐿⊒ߦ߁ㇺᏒߩࠝࡊࡦࠬ ࡍ伴う都市のオープンスペースが配置されており、都市における緑のネットワークを形成す ࠬ߇㈩⟎ߐࠇߡ߅ࠅޔㇺᏒߦ߅ߌࠆ✛ߩࡀ࠶࠻ࡢࠢࠍᒻᚑߔ ࠆるうえで重要な拠点となっているとともに、広域避難場所にも指定されており、防災機能 ߁߃ߢ㊀ⷐߥὐߣߥߞߡࠆߣߣ߽ߦޔᐢၞㆱ㔍႐ᚲߦ߽ᜰቯ ߐ拠点としての役割も担っている。 ࠇߡ߅ࠅޔ㒐ἴᯏ⢻ὐߣߒߡߩᓎഀ߽ᜂߞߡࠆޕ ٨ౣ↢ᣇ㊎ ●再生方針 એߩࠃ߁ߥ㕍ጊ㔤ߩ․ᓽࠍ〯߹߃ޔ ޟᱧ ผ ߁ ߣޠ ✛ ޟߣޠ㧞 ߟߩ⾗↥ࠍᦨᄢ㒢ߦᵴ↪ߔࠆߣߣ߽ߦߢ߹ࠇߎޔ㕍ጊ㔤߇ೞࠎߢ 以上のような青山霊園の特徴を踏まえ、「歴史」と「緑」という2つの資産を最大限に ߈ߚᱧผࠍዅ㊀ߔࠆߣ߁ⷞὐߦ┙ߞߚ╙㧞࿑ߩࠃ߁ߥ㧡ߟߩౣ↢ 活用するとともに、これまで青山霊園が刻んできた歴史を尊重するという視点に立った第 ᣇ ㊎ ߇ ╷ ቯ ߐ ࠇ ޔᐕ ᐲ ࠃ ࠅ ߨ ᐕ 㑆 ࠍ ⋡ ᮡ ߦ ౣ ↢ ᬺ ߇ ⴕ 2図のような5つの再生方針が策定され、2004 年度より概ね 10 年間を目標に再生事業が ࠊࠇߡࠆޕ 行われている。 ╙ 㧞 第2図 青山霊園5つの再生方針 ࿑ 㕍ጊ㔤㧡ߟߩౣ↢ᣇ㊎ ౣ↢ᣇ㊎Ԙ̖㘑ᩰࠆ᧲ޟ੩ߩ㗻ߡߒߣޠౣ↢ ౣ↢ᣇ㊎ԙ̖ㇺᔃߩ⾆㊀ߥߣߒߡౣ↢ ౣ↢ᣇ㊎Ԛ̖ㇺ᳃ߩࠝࡊࡦࠬࡍࠬߣߒߡౣ↢ ౣ↢ᣇ㊎ԛ̖⨿㊀ޔᷡᵺޔ㕒⻙ߥᔃᵞࠊࠇࠆⓨ㑆ߣߒߡౣ↢ ౣ↢ᣇ㊎Ԝ̖✛ߩࡀ࠶࠻ࡢࠢὐߣߒߡౣ↢ 出典 東京都公園審議会「区部霊園の管理について」答申 ౖ ᧲੩ㇺክ⼏ળޟㇱ㔤ߩ▤ℂߦߟߡ↳╵ޠ 2 98 資料編2 区部都立霊園再生事業 第3図 青山霊園の再生イメージ 䋼⁁䈱⺖㗴䋾㩷 ⓨ䈐Ⴤᚲ䈲ᢔ䈚䈩䈍䉍䇮⁁䈪䈲 ല䈭↪䈏㔍䈚䈇⁁ᴫ䈪䈅䉎 㔤ౝ䈮䈲⪺ฬੱჄ䈭 䈬䇮ᄙ䈒䈱ᱧผ⊛䈭ੱᢥ⾗ Ḯ䈏⫾Ⓧ䈘䉏䈩䈇䉎䈏䇮ච ಽ䈭ᵴ↪䈲࿑䉌䉏䈩䈇䈭 䈇 㔤䈱ᱧผ䈫䈮ᚑ㐳䈚䈩䈐䈢Ꮒ᮸ 䈏ሽ䈜䉎䉅䈱䈱䇮චಽ䈭ᵴ↪䈏࿑ 䉌䉏䈩䈇䉎䈫䈲⸒䈋䈭䈇 ↪⠪䈱▤ℂ䈜䉎Ⴤᚲ䈮䈲䇮▤ℂ䈱 ⴕ䈐ዯ䈇䈩䈇䈭䈇႐ᚲ䉅䈅䉎 ⓨ䈐Ⴤᚲ ⪺ฬੱჄ 0 10 20m 㔤ౝ䈮䈲ᐢຬ䈱〝䉅ሽ 䈜䉎䈏䇮ㅢⴕ䈫Ⴤෳ⠪䈱㚢ゞ䉴䊕 䊷䉴⒟ᐲ䈱↪䈚䈎䈘䉏䈩䈇䈭䈇 㧨ౣ↢ߩࠗࡔࠫ㧪 ⓨ䈐Ⴤᚲ䉕㓸⚂䈚䇮ዊᐢ႐䈫䈚䈩 ᵴ↪䈜䉎䈖䈫䈪䇮ᙑ䈇䉇ભᙑ䈱ⓨ 㑆䉕ഃㅧ 㔤ౝߩᐢຬߩ〝ࠍޔᙑ ߩᯏ⢻ࠍᜬߚߖߚⓨ㑆ߣߒߡౣ ↢ ⪺ฬੱჄߩㄭறߥߤߦޔᱧผߩ ⺑╬ࠍ߃ߚޔዊᐢ႐ࠍ↪ᗧߒޔ ੱᢥ⾗Ḯߩᵴ↪ࠍ࿑ࠆ 㔤ߩੱᢥ⾗Ḯࠍㅢߓߡޔᱧผ ࠍត⸰ߢ߈ࠆࠃ߁⺑᧼╬ࠍ ⸳⟎ 㕍ጊ㔤ߩᱧผߣߦᚑ㐳ߒߚᏂ ᮸ࠍᵴ߆ߒߚᐢ႐ࠍࠅޔㇺᔃߢߪ ⾆㊀ߥ✛ߦ⸅ࠇࠆⓨ㑆ࠍឭଏ 0 10 ᐢ႐╬ 20m ⪺ฬੱჄ 出典 東京都公園審議会「区部霊園の管理について」答申 99 ⺑᧼ 䍦䍍䍢䍺䍎 䍖〝 ᐢ႐ߩ৻ㇱࠍޔዊⷙᮨߥว⫋ᑼ Ⴤߣ৻ߣߥߞߚᷡᵺߥჄᚲ ⓨ㑆ߣߒߡౣ↢ □谷中霊園 ●概要 谷中霊園は、明治維新の戦禍で荒廃していた谷中天王寺の敷地を東京府が引き継ぎ、公 営墓地として開設されたのが始まりである。谷中霊園は第4図のように周囲に寺院が多く、 敷地内に寛永寺(徳川家墓地)や天王寺墓地が飛び地として混在するなど他の都立霊園に は見られない特徴がある。 第4図 谷中霊園平面図 出典 東京都公園審議会「谷中霊園再生のあり方について」答申、2005年5月 ࿑㧙㧞 ⼱ਛ㔤ᐔ㕙࿑ 総面積は、約 10.3haであり、約半分が墓地の区域となっている。園内は近隣住民の通 勤や通学の道として利用されているとともに、散策の場として多くの者が訪れている。 敷地内の緑は、寛永寺や上野恩賜公園などと一体となり、環境保全、景観など様々な役 割を果たす重要な緑と位置づけられている。 また、東京都地域防災計画に基づく避難場所に指定されるなど防災機能拠点としての役 割も担っている。 100 資料編2 区部都立霊園再生事業 ٨●再生方針 ౣ↢ᣇ㊎ એ以上のような谷中霊園の特徴を踏まえ、 ߩ ࠃ ߁ ߥ ⼱ ਛ 㔤 ߩ ․ ᓽ ࠍ 〯「歴史」と「緑」という2つの財産と「地域」 ߹߃ޔ ޟᱧ ผ ߁ ߣޠ ✛ ޟߣޠ㧞 、 ߟ ߩ ⽷ ↥ ߣ ޟ ၞ ޟޔޠ㔤 ࠍ ⸰ ࠇ ࠆ ੱ ⷞ ߁ ߣ ޠ ޘὐ ߆ ࠄ ╙ ޔ㧡 ࿑ 「霊園を訪れる人々」という視点から、第5図のように5つの再生方針が策定され、2008 ߩ ࠃ ߁ ߦ 㧡 ߟ ߩ ౣ ↢ ᣇ ㊎ ߇ ╷ ቯ ߐ ࠇ ޔᐕ ᐲ ߆ ࠄ ߨ ᐕ 㑆 ࠍ 年度から概ね10年間を目標に再生事業が行われている。 ⋡ᮡߦౣ↢ᬺ߇ⴕࠊࠇߡࠆޕ ╙ 㧡 ࿑ 第5図 谷中霊園5つの再生方針 ⼱ਛ㔤㧡ߟߩౣ↢ᣇ㊎ ౣ↢ᣇ㊎㧝̖ᳯᚭએ᧪ߩᱧผ߿ᢥൻࠍવ߃ࠆⓨ㑆ߣߒߡౣ↢ ౣ↢ᣇ㊎㧞̖ੱߤߟ߇ޘᙑ߁ߎߣ߇ߢ߈ࠆⓨ㑆ߣߒߡౣ↢ ౣ↢ᣇ㊎㧟̖ၞߩ⾆㊀ߥࠝࡊࡦࠬࡍࠬߣߒߡౣ↢ ౣ↢ᣇ㊎㧠̖ੱࠍத߱㕒⻙ߥⓨ㑆ߣߒߡౣ↢ ౣ↢ᣇ㊎㧡̖✛ߩࡀ࠶࠻ࡢࠢߩὐߣߒߡౣ↢ ౖ 㧦 ᧲ ੩ ㇺ ክ ⼏ ળ ⼱ ޟޟਛ 㔤 ౣ ↢ ߩ ࠅ ᣇ ߦ ߟ ߡ ޠ ↳ ╵ ޠ 出典 東京都公園審議会「谷中霊園再生のあり方について」答申 2 101 第6図 谷中霊園再生の概念図 出典 東京都公園審議会「谷中霊園再生のあり方について」答申 ⼱ਛ㔤ౣ↢ߩᔨ࿑ 102 資料編2 区部都立霊園再生事業 ■再生の手法 以下では、青山霊園、谷中霊園の再生のために用いられている手法について紹介する。 □墓所移転制度 広場などの共有スペースを建設するためには、まとまった空き墓所が必要である。空き 墓所は無縁墳墓の整理を実施した場合や、墓所が返還された場合に発生するが、これらは 使用者の事情に依拠するため霊園の中に散らばって存在している。 このため、第7図のように使用者に共有スペースの建設予定地外の空地に移転してもら い、共有スペースの建設予定地に空地を集約することにより共有スペース建設のためのま とまった空地を生み出すのが墓所移転制度である。 䋨࿑ 㪎䋺Ⴤᚲ⒖ォ䈮䉋䉎ⓨ㓸⚂䈱䉟䊜䊷䉳䋩㩷 第7図 墓所移転による空地集約のイメージ 䋼㓸⚂೨䋾 䋼㓸⚂ᓟ䋾 ᐢ႐ ⓨჄᚲ ㆶჄᚲ ⓨჄᚲ䊶ㆶჄᚲ䈱㓸⚂䈮䉋䉎ⓨ䈱ഃ 出典 東京都公園審議会「区部霊園の管理について」答申 墓所移転の対象となった使用者の墓所移転は概ね以下のような手順に従って行われる。 その1 対象となった墓所の使用者への説明、意向確認 ↓ その2 墓所状況の調査、移転に関する補償額の算定 ↓ その3 墓所移転に関する補償契約の締結 䋼㓸⚂೨䋾 ↓ その4 墓所移転の実施 䋼㓸⚂ᓟ䋾 ᐢ႐ □合葬式墓地の建設 合葬式墓地は、一般墓地に比べて単位面積あたりの収容可能数が多く、一般の墓所から の移転による空地拡大効果が期待できることから再生事業において建設されている。 □無縁墳墓整理 無縁墳墓整理は、都立霊園全体で行われているものであるが、区部都立霊園においても 積極的に行われている。 ⓨჄᚲ ㆶჄᚲ ⓨჄᚲ䊶ㆶჄᚲ䈱㓸⚂䈮䉋䉎ⓨ䈱ഃ 103 □墓所返還特例制度 墓所の返還とは、使用者の申し出により、墓所を管理者に返還する行為である。通常墓 所を返還する場合、墓地使用契約により使用者には埋蔵遺骨を全て改葬した上で、墓石な どを撤去し、更地に戻す原状回復義務がある。しかし、こうした条件が墓所の返還が進ま ない要因となっていることもあることから、再生事業期間中は使用者の原状回復義務を免 除する特例的な措置を講じ、墓所の返還を促進することを図っている。 □合葬式墓地への改葬の優遇 使用者に墓所の原状回復義務が免除されたとしても、改葬は使用者の責任で行う必要が あるため、改葬先が確保できず墓所の返還が進まない恐れがある。そこで、青山霊園・谷 中霊園の合葬式墓地をはじめ、多磨霊園、小平霊園の合葬式墓地への改葬を希望する使用 者に対しては、新たな使用料負担なしで改葬ができるような措置が講じられている。 □特別貸付の実施 再生事業は、なるべく都民の税負担に頼らず進めていく必要がある。そのため再生事業 の期間中、再生計画の将来像に反しない範囲で墓所の貸付けを行い、財源確保に努めてい る。 小 括 既存墓地の有効活用を図っていくには、霊園が歴史の中で育んできた自然資源や歴史資源 を活かしながら、霊園利用者のみならず、歴史散策のような公園的利用が可能な緑空間とす るなどし、墓地のイメージを向上するリニューアル事業が有効である。 市町村の管理する公営墓地は古くは明治時代以来の伝統を誇る墓地も多い。伝統があると いうことは、著名人が眠るなど歴史的価値が高い反面、都立の郊外型霊園や民間の公園墓地 にみられるような「明るい、開放的」といったイメージからは程遠い「暗い、陰鬱な」イ メージでとらえられる傾向にある。 また、伝統的な墓地は、ベンチなどの休憩施設の不足や園路等の整備が不十分であるなど 墓参者の使い勝手が悪い傾向にある。東京都が行っている区部都立霊園の再生事業は伝統的 な墓地の良さを活かしながら、時代に即した墓地に生まれ変わらせるものとして注目に値す るものといえよう。 【参考文献】 ・東京都公園審議会「都立霊園における新たな墓所の供給と管理について」答申、2008 年 2月 ・東京都公園審議会「区部霊園の管理について」答申、2002 年 12 月 ・東京都公園審議会「谷中霊園のあり方について」答申、2005 年5月 104 資料編3 新たな葬送儀礼への対応 3 新たな葬送儀礼への対応 近年、これまでの伝統にとらわれない新たな葬送儀礼が生み出されてきている。ここでは、 自然葬と呼ばれる樹木葬と散骨について取り上げるとともに、今後、多摩地域の自治体がこ れらについてどのような対応をとっていくべきか検討を行う。 ① 樹木葬と散骨 樹木葬墓地とは、土中に遺骨を埋蔵するものの、外柵や墓石を設けず、樹木などを墓標 とする墓地をいう。一方「散骨」は、遺骨を粉にして撒く行為をいう。 樹木葬墓地に葬る行為は「樹木葬」などと呼ばれ、散骨とともに自然志向の葬法とされ ている。しかし、両者は樹木葬が墓埋法に規定されている墓地に葬る行為であるのに対し、 散骨は墓埋法の想定外の行為であることに違いがある。両者の違いをまとめたものが第1 図である。 ╙䋱࿑䇭᮸ᧁ⫋䈫ᢔ㛽䈱Ყセ 第1図 樹木葬と散骨の比較 ⴕὑ ᮸ᧁ⫋ ᢔ㛽 ㆮ㛽䉕ਛ䈮ၒ⬿䈜䉎 ㆮ㛽䉕☳䈮䈚䈩᠋䈒 Ⴤ䈫䈚䈩⸵น䉕ฃ䈔䈢ၞ ႐ᚲ䊶․ᓽ ጊᨋ䇮ᶏ䈭䈬 Ⴤᮡ䈮᮸ᧁ╬䈏↪䈇䉌䉏䉎 Ⴤၒᴺ 䈱ㆡ↪ 䈅䉎 䈭䈇 以降では、樹木葬墓地と散骨について検討していくことにする。 ② 樹木葬墓地 ■概要 我が国において初めて樹木葬墓地が設けられたのは、1999 年岩手県一関市の祥雲寺(現 在の経営主体は知勝院)においてである。ここでは墓地として許可された里山の雑木林の 土の中に直接遺骨を埋め目印としてヤマツツジやエゾアジサイなどの花木を植えている。 こうした葬送の形態が、「死後は自然に還りたい」という人々の共感を得て法人墓地を 中心に全国に広がりをみせている。 ■法人墓地における樹木葬墓地の導入事例 NPO法人エンディングセンターは町田市にある町田いずみ浄苑において「桜葬 en21」 祥雲寺の樹木葬は、里山保全を目的として遺骨が自然に還る形での埋葬が行われている。後述する樹木葬を用いた墓地 は里山保全を目的としていない部分もあるが本稿では「樹木葬墓地」に含めている。 尊厳ある死と葬送を実現するために活動している市民団体。市民が自らの手で集めた死と葬送に関する情報の提供、相 談、生活者の視点で企画・実現した樹木葬墓地を核とした交流や支援活動、葬送に関するサポート、講座・シンポジウ ム・研究活動などを行っている。 105 「桜葬 木立」「宙 sora」「桜葬・樹林墓地」 第2図 桜葬en21 の4つの樹木葬墓地を展開している。 最初の樹木葬墓地として設けられた「桜葬 en21」は桜を墓標とし、2005 年に区画数 251 の規模で完成した。当初は5年間で販売する 予定であったが、2年で完売するという盛況 であった。その後設けられた「桜葬木立」、 「宙sora」も区画数の規模を拡大して設置し たが、それらも2年で完売するなど好調な販 エンディングセンター提供 売実績となっている。 ■公営墓地における導入事例 第3図 ケヤキを墓標とする区画 公営墓地における導入事例は少ないが、横浜市は 2006 年度に供用を開始したメモリアルグリーンにおいて樹木 葬墓地を導入している。 ケヤキ、ヒメシャラ、クスノキをそれぞれ墓標とした 3つの区画があり、併せて 3000 体分の遺骨の収容能力を 備えている。 2013 年 度 ま で 毎 年 度 300 体 ず つ の 募 集 を 行 う こ と と なっている。(ただし、2006年度は900 体を募集した。) ■都立霊園における導入状況 東京都公園審議会は「都立霊園における新たな墓所の供給と管理について(答申)」 (2008 年2月)において東京都に対し、「墓所としての集約性とともに、都市における良 好な緑の形成に役立つなど、環境保全に寄与する側面を有することも認められる。景観的 にもすぐれ、人々に安らぎをあたえるこの墓所形態は、都立霊園への導入が期待される」 とし、自然に還りたいという思いに応える新たな墓所である樹林墓地と樹木墓地の供給 を提案した。これを受け東京都では樹林墓地・樹木墓地を建設するため、2008 年度から 調査研究を進めており、2010 年度は最初の計画地である小平霊園において設計を行って いる。 エンディングセンターが企画し、町田いずみ浄苑を運営する、宗教法人観泉寺および業務委託代行者である㈱日本墓苑 開発センターと共同開発した。 ただし、メモリアルグリーンの場合骨壷を土中に埋める形式であるため、遺骨が土に還ることはない。 公園及び霊園の整備拡充とその適正な運営を図るために設置された東京都知事の附属機関。 樹林の中に設けた納骨施設に、合同で遺骨を埋蔵するタイプの集合墓地。 遺骨を土中に個々に埋蔵し、土に触れることで遺骨が土に還るタイプの墓所。 2010年9月 21 日都政新報。 106 資料編3 新たな葬送儀礼への対応 ③ 散骨 ■概要 散骨とは、遺骨を粉にして山林や河川、海などに撒くことをいう。 我が国では、ほとんどの人が火葬され、遺骨は墓や納骨堂などに納められるが、海外で は散骨が公式に認められている国もあり、インドのネール元首相、中国の周恩来元首相、 フランスの俳優ジャン・ギャバンなどが散骨された著名人として知られている。 一方、これまでの我が国では、墓埋法第4条において「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以 外の区域に、これを行ってはならない。」と規定していること、また、刑法第 190 条にお いて「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてあるものを損壊し、遺棄し、又は領得した者は、 3年以下の懲役に処する。」と規定されていることから、遺骨遺棄罪に該当し、違法行為 であると受け止められていた。 こうした中、1991 年2月に「葬送の自由をすすめる会」が発足し、同年 10 月に神奈川 県の相模灘沖で散骨が実施されたことから社会的注目を浴びることになった。 「これからの墓地等の在り方を考える懇談会」が 1998 年6月に厚生省生活衛生局(当 時)に提出した報告書において「墓地埋葬法は、本来、伝統的な葬法である埋葬・火葬の 取締法規であり、葬法の在り方自体を直接的に規制するものではない。また、刑法の遺骨 遺棄罪は社会的な習俗、倫理に関するものであり、相当の節度をもって行う場合は、処罰 の対象とすることはできない」との見解を示すなど一般に法規制の対象外であるとの解釈 が広く認められるようになった。なお、2004 年に厚生労働省は墓埋法第4条の「焼骨の 埋蔵」にあたる行為として、「地面に穴を掘り、その穴の中に焼骨をまいた上で、『その上 に樹木の苗木を植える方法により焼骨を埋めること』、または『その上から土や落ち葉等 をかける方法により焼骨を埋めること』」を挙げているが、焼骨を埋めずに撒くだけの行 10 為については言及していない。 ■市民意識 □市民意識の変化 散骨に対する市民意識はどのように変化してきたのであろうか。ここでは、過去に散骨 に関する質問を行ったアンケート調査とアンケート調査Cとの比較を行うことにより分析 する。各アンケート調査の概要は以下のとおりである。 ●墓地に関する世論調査(以下「アンケート調査A」という。) ・出典 内閣総理大臣官房広報室「墓地に関する世論調査」 ・調査時期 1990年7月 ・対象者 人口30万人以上の都市に居住する 20 歳以上の者 ・標本数 3,000人 ・抽出方法 層化2段無作為抽出法 ・調査方法 面接聴取 『葬送の自由』と『自然葬』について考え、実践し、社会的合意を広げるための活動を行っているNPO法人。活動の一環 として会員のための自然葬を行っている。 10平成16.10.22 健衛発第 1022001 号厚生労働省健康局生活衛生課長から北海道環境生活部長あて回答。 107 ●墓地に関する意識調査(以下「アンケート調査B」という。) ・出典 厚生科学特別研究事業「墓地に関する意識調査」 主任研究者 森 謙二 ・調査時期 1998年2月 ・対象者 全国満20歳以上の男女 ・標本数 2,000人 ・調査地点 133ヶ所 ・抽出方法 層化2段無作為抽出法 ・調査方法 個人面接調査法 ●アンケート調査C ・調査時期 2010年9月~11月 ・対象者 多摩地域に居住する 45 歳から 79 歳の男女個人 ・抽出方法 層化2段無作為抽出法 エリアサンプリング ・調査方法 郵送調査法 訪問留め置き法 ╙䋴࿑ ᢔ㛽䈱ኈᐲ䋨䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪘䋩 散骨に対する容認度を比較したものが第4図、第5図である。 第4図 散骨の容認度(アンケート調査A) 䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪘 䌎䋽㪉㪇㪍㪈 㪉㪈㪅㪐 㪇㩼 㪌㪍㪅㪎 㪉㪇㩼 㪋㪇㩼 ⫋ᴺ䈫䈚䈩䉄䈩䉅⦟䈇䈫ᕁ䈉 䈬䈤䉌䈫䉅䈇䈋䈭䈇 䉒䈎䉌䈭䈇 ╙䋵࿑ 㪈㪍㪅㪈 㪍㪇㩼 㪇㪅㪈 㪌㪅㪈 㪏㪇㩼 㪈㪇㪇㩼 ⫋ᴺ䈫䈚䈩䉄䉎䈼䈐䈪䈲䈭䈇䈫ᕁ䈉䇯 䈠䈱ઁ ᢔ㛽䈱ኈᐲ䋨䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪙䇮䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪚䋩 第5図 散骨の容認度(アンケート調査B、アンケート調査C) 䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪙 䌎䋽㪈㪌㪉㪋 㪌㪅㪍㩷 㪍㪐㪅㪇㩷 㪇㪅㪉㩷 㪇㪅㪇㩷 㪌㪅㪏㩷 㪈㪐㪅㪋㩷 㪇㪅㪇㩷 䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪚 䌎䋽㪊㪊㪈 㪐㪅㪋㩷 㪇㩼 Ⓧᭂ⊛䈮䉄䉎䈼䈐䈪䈅䉎 㪎㪊㪅㪎㩷 㪉㪇㩼 㪋㪇㩼 ᧄੱ䈱Ꮧᦸ䈏䈅䉏䈳䉄䈩䉅䉋䈇 108 㪐㪅㪋㩷 㪍㪇㩼 䉄䉎䈼䈐䈪䈲䈭䈇 㪍㪅㪍㩷 㪇㪅㪐㩷 㪏㪇㩼 䉒䈎䉌䈭䈇 㪈㪇㪇㩼 䈠䈱ઁ ή࿁╵ 資料編3 新たな葬送儀礼への対応 3つの調査は、対象者の年齢、調査地点、標本数等が異なるため、一概に比較すること 11 はできない。しかし、散骨を容認した者の割合はアンケート調査Aでは 21.9%に過ぎな かったが、アンケート調査Bでは 74.6%、アンケート調査Cでは 83.1%に達するなど大 12 幅に増加している。反対に否定する者の割合は、アンケート調査Aでは 56.7%と半数を 超えていたが、アンケート調査Bでは 19.4%、アンケート調査Cでは 9.4%と大幅に減少 している。このように、近年散骨に対する理解が急速に進んでいるといえる。 次に散骨で葬られることについての希望を比較したものが第6図である。 ╙䋶࿑ ᢔ㛽䈱Ꮧᦸ 第6図 散骨の希望 䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪘 䌎䋽㪋㪌㪉 㪋㪈㪅㪉㩷 㪊㪏㪅㪈㩷 㪈㪐㪅㪇㩷 㪈㪅㪏㩷 㪇㪅㪇㩷 㪇㪅㪌㩷 䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪙 䌎䋽㪈㪈㪊㪎 㪈㪎㪅㪉㩷 㪍㪏㪅㪇㩷 㪈㪋㪅㪊㩷 㪇㪅㪇㩷 㪇㪅㪇㩷 䉝䊮䉬䊷䊃⺞ᩏ㪚 䌎䋽㪉㪎㪌 㪉㪉㪅㪌㩷 㪇㩼 㪋㪌㪅㪌㩷 㪉㪇㩼 Ꮧᦸ䈜䉎 㪋㪇㩼 Ꮧᦸ䈚䈭䈇 㪊㪈㪅㪍㩷 㪍㪇㩼 䉒䈎䉌䈭䈇 㪏㪇㩼 䈠䈱ઁ 㪇㪅㪋㩷 㪈㪇㪇㩼 ή࿁╵ 散骨を希望する者の割合は、アンケート調査Aと比較しアンケート調査Cでは半数程度 となっている。しかし、散骨に対する理解が急速に進んだ中で一定程度の希望があるとい うことは、市民の間に1つの葬法として散骨が定着しつつあるといえるのではないかと考 えられる。 □アンケート調査Cの結果 その他の散骨についてのアンケート調査Cの結果は以下のとおりである。 ●散骨の認知 散骨について知っているかどうかを尋ねたところ、第7図のように「知っている」と回 答した人が96.7%で男女、年代を問わず認知されていることがわかる。 11アンケート調査Aでは「葬法として認めても良いと思う」と回答した者の割合。アンケート調査B、アンケート調査C では、「積極的に認めるべきである」「本人の希望があれば認めてもよい」と回答した者の割合の合計。 12アンケート調査Aでは「葬法として認めるべきではないと思う」と回答した者の割合。アンケート調査B、アンケート 調査Cでは「認めるべきではない」と回答した者の割合。 109 第7図 散骨の認知度 全体(N=331) 96.7 男性(N=142) 95.8 2.4 0.9 3.5 0.7 97.9 女性(N=187) 1.6 0.5 94.6 45~49歳(N=56) 5.4 0.0 50代(N=105) 98.1 60代(N=95) 97.9 1.9 0.0 2.1 0.0 95.9 70代(N=73) 2.7 1.4 0% 20% 知っている 40% 知らない 60% 80% 100% 無回答 6 ●散骨についての考え 全ての人に対して、散骨についてどのように考えているかを尋ねたところ、第8図のよ うに 9.4%が「積極的に認めるべきである」、73.7%が「本人の希望があれば認めてもよ い」と回答しており、全体の8割以上が散骨を容認していることがわかる。 男女間では散骨への考え方の違いはみられなかったが、年代別では、60 代以降で散骨 を容認する比率が低くなる傾向にある。 第8図 散骨についての考え(性別/年代別) 9.4 全体(N=331) 73.7 9.4 6.6 10.6 4.9 8.6 8.0 0.0 0.9 男性(N=142) 7.7 75.4 女性(N=187) 10.2 73.3 8.9 76.8 0.0 1.4 45~49歳(N=56) 7.1 0.0 0.0 7.1 0.0 0.0 12.4 50代(N=105) 77.1 5.7 4.8 0.0 0.0 8.4 60代(N=95) 72.6 11.6 6.3 0.0 1.1 5.5 70代(N=73) 69.9 13.7 9.6 0.0 1.4 0% 20% 積極的に認めるべきである わからない 40% 60% 本人の希望があれば認めてもよい その他 110 80% 認めるべきではない 無回答 100% 資料編3 新たな葬送儀礼への対応 散骨に対する考え方を承継者の有無及び承継意向別にみると、第9図のように「承継意 13 向なし」で散骨を容認する意見が特に多く、5人に1人は「積極的に認めるべきである」 14 と考えている。一方で、「承継意向あり」は「認めるべきではない」の比率が 11.9%とや や高く、積極的に容認する比率も5.8%と低くなっている。 第 9 図 散骨についての考え(承継者有無/承継意向別) 第9図 散骨についての考え(承継者有無/承継意向別) 全体(N=331) 9.4 73.7 9.4 6.6 承継者あり(N=278) 8.3 74.8 9.7 6.1 0.0 0.9 0.0 1.1 5.8 承継意向あり(N=226) 73.9 11.9 7.1 0.0 1.3 20.8 承継意向なし(N=48) 77.1 15.1 承継者なし(N=53) 0% 0.0 0.0 2.1 0.0 67.9 20% 40% 積極的に認めるべきである わからない 7.5 60% 本人の希望があれば認めてもよい その他 80% 9.4 0.0 0.0 100% 認めるべきではない 無回答 ●散骨の希望 散骨を容認する人に対して、自身の散骨を希望するかを尋ねたところ、第 10 図のよう に自身の散骨を「希望する」と回答した人は 22.5%、「希望しない」と回答した人は 45.5%である。これを性別にみると、女性の方が「希望する」比率が 24.4%とやや高く なっている。また年代別では、50代より上の年代で「希望しない」と回答した比率が高く、 70代では60.0%となっている。 第 10 図 散骨の希望(性別・年代別) 45.5 22.5 全体(N=275) 31.6 0.4 19.5 男性(N=118) 50.0 29.7 0.8 女性(N=156) 24.4 45~49歳(N=48) 22.9 33.3 42.3 0.0 47.9 27.1 2.1 24.5 50代(N=94) 22.1 60代(N=77) 0% 希望する 40% 60% 希望しない 13承継者がいるものの、承継させたくないと考えている者。 14承継者がいて、かつ承継させたいと考えている者。 111 0.0 21.8 60.0 20% 0.0 29.9 48.1 18.2 70代(N=55) 30.9 44.7 わからない 80% 0.0 100% 無回答 散骨の希望について、承継者の有無及び承継意向別にみると、第 11 図のように散骨を 15 希望すると回答した人は「承継意向なし」(46.8%)及び「承継者なし」(40.9%)で高く なっている。一方で、「承継意向あり」では「希望する」と回答した人の比率が 12.2%と 低くなっており、「希望しない」と回答した人は 53.9%に上っている。 第 11 図 散骨の希望(承継者有無/承継意向別) 45.5 22.5 全体(N=275) 19.0 承継者あり(N=231) 48.5 25.5 40.9 承継者なし(N=44) 0% 20% 希望する 0.4 33.3 46.8 承継意向なし(N=47) 0.4 32.0 53.9 12.2 承継意向あり(N=180) 31.6 27.7 29.5 29.5 40% 0.6 60% 希望しない 80% わからない 0.0 0.0 100% 無回答 散骨の希望について、将来利用できるお墓の有無別にみると、第 12 図のように散骨を 希望する人の比率はお墓を持っている人(18.6%)に比べ、持っていない人(35.4%)の 方が高く、両者の間には 16.8 ポイントの差がある。また、お墓の取得予定別にみると、 お墓を取得予定の人で散骨を希望する人の比率は 17.8%、取得予定がない人で 24.2%と なっており、お墓の取得予定がない人の方が散骨を「希望する」比率が高くなっている。 第 12 図 散骨の希望(お墓の有無/取得予定別) 45.5 22.5 全体(N=275) 将来利用できる お墓あり(N=210) 49.5 18.6 将来利用できる お墓なし(N=65) 35.4 お墓の取得 予定あり(N=45) 0% 希望する 40% 希望しない 0.0 24.4 42.2 20% 0.5 32.3 57.8 24.2 0.4 31.4 32.3 17.8 お墓の取得 予定なし(N=223) 31.6 33.2 60% わからない 0.0 0.4 80% 100% 無回答 ■問題点 葬送の自由を進める会は、散骨を実施する際に海で行う場合には養魚場や養殖場の近く は避ける、山で行う場合には、飲み水の取水源を避ける、人家や施設から人目に触れない 場所を選ぶ、といったルールに基づいて散骨を行っている。しかし、問題は散骨が法律の 対象外であることにより、散骨の実施についての公的なルールが存在しないという点であ 15そもそも承継者がいない者。 112 資料編3 新たな葬送儀礼への対応 り、そのことが無秩序な散骨の実施を規制することを困難にしている。1994 年には、東 京都所有の水源林の区域に散骨が実施されたことに対し、地域住民から苦情が出され、地 元市町村から東京都に対して散骨を容認しないことを求めるよう要請書が提出されるに 至った。 こうした中で散骨を独自に規制する自治体もでてきている。 北海道長沼町では、散骨を請け負う団体と地域住民との間にトラブルが起きたことを契 機として、長沼町さわやか環境づくり条例を制定し、その第8条において「何人も、墓地 以外の場所で焼骨を散布してはならない。」として墓地以外で散骨を行うことを禁止する に至った。同様の動きは埼玉県秩父市など他の自治体にもみられている。 小 括 樹木葬墓地は1区画に面積を取らないため、納骨堂、合葬式墓地と並び広い敷地を用意で きない多摩地域の市町村が墓地を整備する際の選択肢となるものと思われる。また、同じく 「自然に還りたい」というニーズに応える葬法である散骨が墓埋法の対象外であり、規制す る法制度がないという微妙な位置づけであることから自治体にとっては取組みが難しいと思 われるのに対し、樹木葬墓地は、墓地として許可を受けた区域の土中に埋めるものであるた め、墓埋法の範疇であり、自治体が墓地の経営主体となる場合において、取組みやすい内容 ではないかと思われる。 一方、散骨は諸外国においても認められている葬法であり、節度をもって行う限りにおい ては環境に与える負荷も小さいことから葬法の1つとして認められるべきものであると考え られる。 反面散骨は公衆衛生上の面や宗教的な平穏の面から一定の規制の下に行われる必要があり、 何らかの公的なルール作りが必要である。しかし、現状は法律の対象外であるという状態で あり、かえってそのことが公的なコントロールを難しくしている。 法律の対象外とされている現状下では自治体が地域の実情に応じた具体的なルールを条例 で定めていくなどの方策を行っていく必要があるものと考えられる。 【参考文献】 ・茨城県弁護士会「墓地の法律と実務」、ぎょうせい、1997 年 ・八木澤壮一、武田至、石井良次、上野国光「霊園墓地・納骨堂開発と葬送ビジネスの市 場展望資料集」、綜合ユニコム、2009 年 ・小谷みどり「変わるお葬式、消えるお墓【新版】」、岩波書店、2006 年 ・NPO法人葬送の自由をすすめる会ホームページ (http://www.shizensou.net/index.html) 113 4 アンケート調査Cの結果 (1) 調査概要 ① 調査目的 「墓地と市町村との関わりについての調査研究」の一環として、市民のお墓や墓地に関 する意識などについて把握することを目的として実施した。 ② 調査地域・対象者 多摩地域の市町村に居住する、2010 年9月1日現在で 45 歳~ 79 歳の男女個人。 ③ 調査方法 調査は郵送調査法と訪問留め置き法を併用した。 ■郵送調査法 抽出方法 :住民基本台帳を用いた層化二段無作為抽出法 調査期間 :2010年9月30日(木)~ 11 月8日(月) 設定標本数:993サンプル 回収標本数:143サンプル 回収率 :14.4% ■訪問留め置き法 抽出方法 :エリアサンプリング (調査地域の任意の場所より一定の間隔で訪問し、対象者を設定する方法) 調査期間 :2010年10月27日(水)~ 11 月8日(月) 回収標本数:188サンプル ④ 調査実施委託機関 ㈱RJCリサーチ 114 資料編4 アンケート調査Cの結果 (2) 調査結果 *** *** お墓・墓地に関するアンケート 㧖㧖㧖ޓ࠻ࠤࡦࠕࠆߔ߅ჄჄߦ㑐ޓ㧖㧖㧖 ߅Ⴤขᓧᤨߦ㊀ⷞߔࠆౝኈޓ㧟 ޓޓή ޓޓ࿁ ޓޓ╵ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓߘ ޓޓߩ ޓޓઁ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ߤࡃ ሶ䐴 ޓߢࠕ ޓࡈჄ ޓෳ ޓ߇ 䏚 ޓߢᣉ ޓ߈⸳ ޓࠆ 䐳 ޓߥゞ ޓߥઃ ޓߤᏪ ޓ ᣉ䐴 ޓޓ⸳ ޓޓ 䐳 ޓޓᢪ ޓޓ႐ ޓޓޔ ޓޓᄁ ޓޓᐫ ޓߥ▤ ޓߤℂ ޓ 䐴 ޓޓ ޓޓ 䐳 ޓޓᣉ ޓޓ㍤ ޓޓ ޓޓᷡ ޓޓ ߤߣ ↹ ߩ䐴 ޓ䐳 㑆 ޓߦᢝ ޓ ޓ߿ ޓ߇ઁ ޓߩ ޓࠆ߅ ޓߥჄ ޓ߇Ⅳ ޓ⦟Ⴚ ޓ 䐳 ޓߥ✛ ޓߤ߇ ޓ ᄙ䐴 ޓޓ ޓޓޔ ޓޓዷ ޓޓᦸ ޓ▤ ଔޓㄭ ޓ ᩰℂޓㅢ ޓ⾌ 䐳ޓߥߩ ޓ↪ ขޓߤ ޓ ᓧ䐴ޓ ଢ䐴 ޓޓ⾌ ޓޓᕈ ޓޓ↪ ޓޓ 䐳 ޓޓ ޓޓ㚞 ޓޓ⛽ ޓޓ߆ ޓޓ ᜬޓޓࠄ ޓ㧠 ᐔဋ ᤨ㑆 ޓޓޓ ޓᐔޓ ޓޓޓ ޓဋޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ↱߅Ⴤ߇ᔅⷐߥℂޓ㧞ઃ㧝 ޓޓࠨ ޓޓࡦ ޓޓࡊ ޓޓ࡞ ޓޓᢙ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓή ޓޓ࿁ ޓޓ╵ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓή ޓޓ࿁ ޓޓ╵ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ขᓧߒߚߣᕁ߁߅Ⴤ߹ߢߩ〒㔌ޓ㧠 ޓޓή ޓޓ࿁ ޓޓ╵ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓ㧢 ޓޓ㧝 ޓޓಽ ޓޓએ ޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓ㧠 ޓޓ㧢 ޓޓಽ ޓޓ 䐾 ޓޓ㧢 ޓޓ㧜 ޓޓಽ ޓޓએ ޓޓౝ ޓޓޓ ޓޓ㧟 ޓޓ㧝 ޓޓಽ ޓޓ 䐾 ޓޓ㧠 ޓޓ㧡 ޓޓಽ ޓޓએ ޓޓౝ ޓޓޓ ޓޓ㧞 ޓޓ㧝 ޓޓಽ ޓޓ 䐾 ޓޓ㧟 ޓޓ㧜 ޓޓಽ ޓޓએ ޓޓౝ ޓޓޓ ޓޓ㧝 ޓޓ㧜 ޓޓಽ ޓޓએ ޓޓౝ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ޓޓޓ ขᓧߒߚߣᕁ߁߅Ⴤߩ↹㕙Ⓧޓ㧢 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7 142 資料編4 アンケート調査Cの結果 ᔀඥỆếẟềấᎥẨẲộẴ ᾋẴỔềỉ૾Ệấ˨ẟẲộẴᾍ Ṽբᵏᵒ ẝễẺỊᭌửắ܍ჷỂẴẦẇẝềỊộỦờỉửᾀếᢠỮỂṺҮửếẬề ẪẻẰẟẇ ḤᭌểỊẆᢡᭌử؈ᔀẲễẟỂብỆẲềẆޛẆඕ߷ẆෙẆᆰễỄỆઑẪᘍໝửẟẟộẴẇ ᾀ ჷẾềẟỦ ᾁ ჷỤễẟ Ṿ˄բᾀẅẔẴỔềỉ૾Ệấ˨ẟẲộẴẕ ẝễẺỊᭌỆݣẲềỄỉợạỆấᎋảỂẴẦẇẝềỊộỦờỉửᾀếᢠỮ ỂṺҮửếẬềẪẻẰẟẇ ᾀ ᆢಊႎỆᛐỜỦỔẨỂẝỦ ᾁ ஜʴỉࠎஓầẝủịẆᛐỜềờợẟ ᾂ ᛐỜỦỔẨỂỊễẟ ᾃ ỪẦỤễẟ ᾄ Ẹỉ˂ίẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅẅὸ Ṿ˄բᾁẅẔ˄բᾀỂẐᾀẑộẺỊẐᾁẑỆṺҮửếẬẺ૾ỉỚỆấ˨ẟẲộẴẕ ẝễẺắᐯ៲ỊᭌửࠎஓẲộẴẦẇẝềỊộỦờỉửᾀếᢠỮỂṺҮử ửếẬềẪẻẰẟẇ ᾀ ࠎஓẴỦ ᾁ ࠎஓẲễẟ 8 143 ᾂ ỪẦỤễẟ இࢸỆẝễẺắᐯ៲ỆếẟềấᎥẨẲộẴẇ ṞẅẝễẺỉࣱКỆṺҮửếẬềẪẻẰẟẇ ᾀ ဏࣱ ᾁ ࣱڡ ṟẅẝễẺỉ࠰ᱫỆṺҮửếẬềẪẻẰẟẇḤᵐᵎᵏᵎ࠰ᵗஉᵏଐྵנỉ࠰ᱫỂấሉảẪẻẰẟẇ ᾀ ᵒᵓ῍ᵒᵗബ ᾁ ᵓᵎ῍ᵓᵒബ ᾂ ᵓᵓ῍ᵓᵗബ ᾃ ᵔᵎ῍ᵔᵒബ ᾄ ᵔᵓ῍ᵔᵗബ ᾅ ᵕᵎ῍ᵕᵒബ ᾆ ᵕᵓ῍ᵕᵗബ ṠẅẝễẺỉấ˰ộẟỊỄẼỤỆễụộẴẦẇấ˰ộẟỉᐯ˳ӸửˌɦỆắᚡλ ẅẅẪẻẰẟẇ ί̊ὸοྛࠊ܇ όόόឋբỊˌɥỂኳỪụỂẴẇắңщẝụầểạắằẟộẲẺẇόόό 9 144 資料編5 都立霊園・葬儀所の収支状況 5 都立霊園・葬儀所の収支状況 第1図 2009年度都立霊園・葬儀所の収支状況 〈収 入〉 〈支 出〉 㪊㪌 㔤↪⸵น⸽ ઃ 㪈㪊㪃㪊㪈㪐㪃㪐㪇㪇 㪊㪇 㔤▤ℂᢱ 㪈㪃㪇㪎㪎㪃㪊㪏㪋㪃㪋㪉㪎 㪉㪌 㔤⫋ᚲᢛ⾌ 㪐㪊㪏㪃㪇㪇㪋㪃㪏㪉㪈 㪉㪇 ం 㪈㪌 㔤⫋⑂ᣉ⸳ 㪉㪃㪈㪈㪐㪃㪊㪌㪍㪃㪍㪇㪏 㪈㪇 㔤⫋ᚲ▤ℂ⾌ 㪈㪃㪌㪋㪋㪃㪍㪐㪍㪃㪌㪈㪋 㪌 㪇 合 計 3,210,060,935円 合 計 2,482,701,335円 <留意事項> ・都立葬祭施設 霊園…青山、雑司ヶ谷、谷中、染井、多磨、八柱、小平、八王子 霊園内の施設…多磨霊園みたま堂などの収蔵施設(納骨堂) 葬儀所…青山、瑞江 ・ 「霊園葬祭施設」とは、東京都行政財産使用料条例、東京都霊園条例及び東京都葬儀所 条例に基づく霊園等の使用料。 ・ 「霊園管理料」とは、東京都霊園条例に基づく霊園の広場や園路等の管理料。 ・ 「霊園使用許可証交付」とは、東京都霊園条例に基づく霊園使用許可証の承継による名 義等の書換及び再交付の手数料。 ・ 「霊園葬儀所管理費」とは、霊園及び葬儀所の維持管理・運営に要する経費。 ・ 「霊園葬儀所整備費」とは、霊園及び葬儀所の整備に要する経費。 ・支出には東京都職員の人件費などは含まれない。 出典:第1図の霊園葬祭施設・霊園管理料・霊園使用許可証交付・霊園葬儀所管理費・霊 園葬儀所整備費の金額は、『平成21年度 一般会計歳入歳出決算説明書 東京都 建設局』による。 留意事項は、東京都建設局公園緑地部ヒアリング結果をもとに作成。 145 ⽷࿅ᴺੱ ᧲੩Ꮢ↸⥄ᴦ⺞ᩏળ 㧔ᤘ 㧕ᐕ ߦޔᏒ↸ߩ⥄ᴦߩᝄ⥝ࠍ࿑ࠆߎߣࠍ⋡⊛ߦ᧲੩ㇺ ోᏒ↸ߩ✚ᗧߦࠃࠅ⸳┙ߐࠇߚⴕࠪࡦࠢ࠲ࡦࠢߢߔޕ ᄙፉߒࠂၞߩᐢၞ⊛⺖㗴߿ㅢ⺖㗴ߩ⺞ᩏ⎇ⓥޔᖱႎឭଏޔหᬺ ߥߤࠍⴕߞߡ߹ߔޕ ⚕౮⌀ౖ 㧔Ꮐ㧕᧲੩Ꮢޟᄙ⏴Ⴤ⛗⪲ᦠޠ㧔ᄙ⏴Ⴤᱜ㐷㧕⋉⽷࿅ᴺੱ ᧲੩ㇺදળᚲ⬿ 㧔ฝ㧕₺ሶᏒධᄙㇺᏒ㔤 㧔Ꮐਅ㧕ޟว⫋ᑼჄ᧲ޠ੩ㇺᄙ⏴㔤 㧔ฝਅ㧕߹ߚߺޟၴ᧲ޠ੩ㇺᄙ⏴㔤 㧞㧜㧝㧝ᐕ㧟⊒ⴕ עـƱࠊထƱƷ᧙ǘǓƴ᧙Ƣǔᛦ௹ᄂᆮإԓ ⊒ ⴕ ⽷࿅ᴺੱ ᧲੩Ꮢ↸⥄ᴦ⺞ᩏળ ᧲ ޥ੩ㇺᐭਛᏒᣂ↸ ᧲੩⥄ᴦળ㙚ౝ ;㧦 (#:㧦 74.㧦JVVR㧦YYYVCOCQTLR ࠕࡦࠤ࠻ᆔ⸤ ᩣᑼળ␠ 4,% ࠨ࠴ ᧲ ޥ੩ㇺජઍ↰↰ዊᎹ↸ ;㧦 (#:㧦 74.㧦JVVRYYYTLEEQLR ࿑ ᆔ ⸤ ᧲੩ࠞ࠻ࠣࡈࠖ࠶ࠢᩣᑼળ␠ ᧲ ޥ੩ㇺ᧖ਗ⩆ ;㧦 (#:㧦 74.㧦JVVRYYYVEIOCRLR ශ ᩣᑼળ␠ ᦺ㓷 ᧲ ޥ੩ㇺ┙ᎹᏒ㍪↸ ;㧦 (#:㧦 74.㧦JVVRYYYEJQWICEQO