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別紙16(PDF:384KB)
森地区新構想高等学校(仮称)PFI事業
別紙 16 校内 LAN 工事特記仕様書
平成 18 年度
校内 LAN 工事特記仕様書
目
次
第1章
総括仕様
第2章
「IT 授業に対応した学習空間整備事業」ネットワークの概要
第3章
ネットワーク配線工事
第4章
サーバー群
第5章
ネットワーク機器
第6章
試験
第7章
県立高校情報整備概要図、及び IP アドレス一覧表
第8章
校内 LAN 以外の LAN 工事
静岡県都市住宅部営繕総室設備室
別紙資料 65
要求水準書
森地区新構想高等学校(仮称)PFI事業
要求水準書
第 1 章 総括仕様
1 目的
本仕様書は「IT 授業に対応した学習空間整備事業」に基づく、県立学校の構内情報通信網
(以下、校内 LAN という。)の整備に関し、そのネットワーク構築工事の仕様を示すものである。
2 適用範囲
校内 LAN を整備する為の光ファイバーケーブル及び非シールド撚り対線(UTP ケーブル)の
敷設及び附帯工事、スイッチングハブ等のネットワーク機器の取付・調整及びネットワーク通信
試験、サーバー群の取付・設定・調整、サーバー群及びネットワーク機器への電源供給、クライ
アント群への電源供給用コンセントの整備工事を適用範囲とする。
3 請負者の義務
請負者は、ネットワークセキュリティを保つため、本工事の内容全般について発注者の承認
を得ずに第三者に情報提供してはならない。
4 事前協議
請負者は、工事の施工にあたっては、着工前に監督員との十分な協議、打合せ及び現地調
査を行い、詳細な施工計画を検討の上、実施にかかるものとする。
また、既存校舎に整備する場合、騒音及び振動等の発生する工事については、夏休みなど
授業等を行わない日の施工を原則とする。これ以外の日に騒音及び振動等を発生させる場合
は、事前に監督員と協議すること。
5 仕様書への質疑
本仕様書の内容に疑義が生じた際は、監督員と協議の上、書面の提出により明確化するこ
と。請負者の一方的な解釈によってはならない。
6 保証・保守サポート
(1) 機器の無償保証期間は引渡後 1 年以上とする。
(2) 校内 LAN サーバー群(機器、ソフト等)に障害が出た場合、速やかに障害箇所を確定し、
障害箇所の切り分けを行うこと。
(3) 機器のハードウェア障害に関し、機器メーカーにおいて年中無休の、電話によるテクニカ
ルサポート窓口が準備されていること。(引渡後 1 年以上)
(4) テクニカルサポートにて障害の原因診断後、翌営業日をめどにサービスエンジニアが訪
問し修理を行うこと。また、修理に必要な部品は無償提供すること。(引渡後 1 年以上)
(5) 運用技術サポートとして、1校あたり4時間/1ヶ月の SE オンラインサポートを行うこと。
(引渡後 1 年以上)
別紙資料 66
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要求水準書
第2章 「IT 授業に対応した学習空間整備事業」ネットワークの概要
1 整備概要
(1) 整備の目的
情報化の進展に対応するため、県立学校において日常的にパソコンを活用して情報処理
や授業ができるように校内 LAN を整備し、教育の支援を行うことを目的とする。
(2) 整備の基本方針
本整備事業は、次の方針に基づき実施する。
ア 静岡県内の県立学校に全ての教室を接続するネットワークを構築する。
イ ネットワークの構成及び能力は、将来的に職員一人一台、生徒一人一台体制を想定す
る。
ウ ネットワークの変更や拡大に柔軟に対応できる構造とする。
エ ソフトウェア及びハードウェアの故障発生箇所を容易かつ速やかに特定及び判別できる
構成とし、故障の影響を局所化できる構造とする。
2 基本構成
(1) 「IT 授業に対応した学習空間整備事業」ネットワークの基本構成
ア サーバー群(第 4 章)及びネットワーク機器群(第 5 章)を EIA 規格 19 インチラック(第 3
章-2-(3)-ア)に収納する。設置場所はできるだけ温度上昇のない場所とし、施設運用面も
考慮の上、各学校の状況に合わせて最適な場所とする。
これらサーバー群、ネットワーク機器群に幹線光ファイバーケーブル、幹線 UTP ケーブ
ル、支線 UTP ケーブル及び通信回線を接続する。
イ 各校舎に LAN 機器収納盤(第 3 章-2-(3)-イ)を設置し、センター用ギガスイッチングハブ
(第 5 章-5-(1))等を収納する。
ウ 校舎間に光ファイバーケーブル(第 3 章-2-(3)-エ)を敷設し、ギガビットイーサネット対応
の高速バックボーンを構築する。
エ 各校舎内の各フロアに LAN 機器収納盤を設置し、フロア用 100M スイッチングハブ(第 5
章-5-(2))等を収納する。
エ 各校舎内の各フロア間に UTP ケーブル(第 3 章-2-(3)-ウ)(24P)を敷設し、ギガビットイー
サネット対応の幹線配線システムを構築する。
オ 各水平配線システムの終端には情報コンセント(第 3 章-2-(3)-オ)を設置する。
カ 各校舎内の各フロア内に UTP ケーブル(4P)を敷設し、水平配線システムを構築する。
キ 別途整備の ISP 接続用のアクセスルーターに接続し、INS64 によるダイアルアップ接続又
は ADSL による接続を行う。
ク ネットワーク機器群は効率のよい配置とし、配線室内に設置する場合は LAN 機器収納盤
を省略してもよい。
3 工事区分
(1) 工事の責任区分
別紙資料 67
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要求水準書
本工事の内、配線工事における責任分界点を以下の様に定める。
ア クライアント群
サーバー群
※1
ネットワーク
クライアント群
機器群
(又は HUB)
(情報コンセント)
(無線LAN)
本工事(接続確認含む)←→ 別途整備
イ 商用通信回線
NTT
保安器
(MDF)
※2
ISDN ルーター(DSU 内蔵)
又は
ADSL モデム
別途整備 ←→本工事
※1 配線工事においては、マルチモード光ファイバーケーブル及び UTP ケーブルのみ電線
類として使用するので、他ケーブルによる接続が必要な場合は LAN 機器付属品と解釈す
る。よって変換ケーブル等が必要な場合はネットワーク機器群に含めることとする。
※2 新築工事にあっては MDF 以降の配線は本工事とし、別途用意される ISDN ルーター又
は ADSL モデムに接続する。また、既設 ISDN ルーター又は ADSL モデムの移設が必要な
場合は MDF 以降の配線は本工事とする。なお、MDF とルーター若しくはハブ間は通信速
度が著しく減速しない距離とする。
別紙資料 68
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第3章 ネットワーク配線工事
1 ネットワーク工事の基本的要件
(1) ソフトウェア及びハードウェアの故障発生箇所が容易かつ速やかにわかる構成とし、故障
の影響を局所化できる構造とする。
(2) 運用管理が容易な構成であること。
(3) 棟やフロア単位で簡便に拡張できる構成であること。
(4) 盗難防止等セキュリティー、情報漏洩防止を考慮していること。
2 工事概要
(1) 工事基準等
図面特記又は本特記仕様書に記載なき事項は、LAN 配線規格(JIS X 5150:2004)、関連
法規、関連基準に準拠すること。
(2) 工事仕様
ア 光ファイバーケーブル工事
(ア) サーバー等センター装置類を設置する棟(A 棟)とそれ以外の棟(B 棟)との間には、
6芯マルチモード光ファイバーケーブルを敷設すること。
(イ) 6芯マルチモード光ファイバーケーブルは、A 棟の 19 インチラック及び B 棟センター
用スイッチングハブ設置階の LAN 収納盤内(スプライスボックス内)で成端すること。な
お、光ファイバーケーブルは全ての芯を両端で SC コネクターにて成端すること。
(ウ) ケーブルの要所には、プラスチック製又はファイバ製等の表示札等を取り付け、系
統種別・行先等を表示すること。
.
(エ) 光ケーブルの色は、基本的に黒とする。
(オ) 光ケーブル用プルボックスのサイズは、屈曲半径を考慮し決定すること。
イ UTP ケーブル工事
(ア) 各校舎センターハブより、各階フロアハブに対しエンハンスドカテゴリ5規格の UTP
ケーブル(24P)を敷設すること。
(イ) 各階フロアハブより、各教室に対しエンハンスドカテゴリ5規格の UTP ケーブル(4P)
を 2 本敷設し、その終端には情報コンセント(2個口)を設置する。
(ウ) ケーブルは、配管又はダクト、メタルモール等により保護を行うこと。また、19 インチ
ラック間の接続にあたっての露出部についても同様の保護を行うこと。なお、天井内は
特に指示がない場合はころがし配線とする。
....
(エ) UTP ケーブルの色は、基本的にイエローとする。
(オ) UTP ケーブルは屋外配線には使用しないこと。
(カ) 情報コンセントに用いるメタルモール用コンセントボックスは深型とする。
(キ) 水平配線システムのパーマネントリンク区間におけるケーブル長は 90m 以内とし、
余長を十分に考慮すること。水平配線システムのチャネル区間におけるケーブル長は
別紙資料 69
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100m 以内とすること。
(ク) チャネル区間のパッチケーブルとワークエリアケーブル長の合計は 10m 以内とし、
かつインターコネクトチャネル部分のパッチケーブル長は 3m 以内とする。
(ケ) 壁面の情報コンセント取り付け箇所には、建築仕上げに合わせたフェースプレート
等を使用し、美観を損ねることのないよう考慮すること。
(コ) ケーブルの要所には、プラスチック製又はファイバ製等の表示札等を取り付け、系統
種別・行先等を表示すること。
(サ) 情報コンセントのモジュラ部分付近には、管理番号を記入したラベルを貼り付けるこ
と。
(シ) 露出配管部及びメタルモール部は周辺に合わせた塗装を行うこと。
(ス) 工事完了後には接続管理表及び設定表を提出すること。
・ 接続管理表には、LAN 機器から最終接続機器間の接続状態が簡潔にわかるよう記
載すること。
・ 接続管理表は、各サーバ、SW-HUB、ファイアーウォールの設定情報を一覧表にまと
めること。
ウ 点検口設置工事
既存校舎に整備する場合、光ファイバーケーブル及び UTP ケーブルのころがし配線部
等については、必要に応じ点検口(450 角)を設けるものとするが、設置位置等に関しては、
事前に監督員と協議すること。
(3) 使用部材仕様等
ア 19 インチラック
(ア) 構成及び施工
a 19 インチラック内には LAN 機器収納棚、スプライスボックス、UTP パッチパネル、ケー
ブルガイド、ケーブルサポート等を収納し、幹線配線システムと水平配線サブネットシ
ステム並びに収納される LAN 機器間とを接続可能な構成とする。
b 19 インチラックの据付はアンカーボルト(ダブルナット)にて固定し床面又は壁面で支
持をとるなど、十分な耐震対策を施すこと。
c 空ポートはキャップ等により保護すること。
d 本 LAN 工事にてサーバー用の専用電源回路を設置する。
(イ) 仕様
a パネル、マウントアングルの寸法等は EIA 規格タイプの仕様とすること。
b 取付可能なユニット数は 40U 程度とし 2m 以下の高さとすること。空ユニットは 5U 以
上とすること。
c 最大積載荷重は 400kg 以上であること。
d フレーム及びコーナー(柱)部分の材質は鋼製及びアルミ製であること。
e マウントアングルは前面扉位置から 100mm 程度以上後退させること。
別紙資料 70
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f 全面にわたり扉の施錠が可能であること。
g 収納する機器用の電源コンセントを 10 個以上内蔵していること(計 30A 程度)。
h 取付機器の発熱量に応じ、必要ならばファンを取付けること。使用するファンは熱セ
ンサー付低騒音タイプ(27dB 以下)とすること。
i 排気熱がこもらない構造で、熱によるシステムダウンが起こらない型とすること。
j ケーブルホルダー及びケーブルガイドを必要数量取り付けること。
k 棚板の静荷重は 40kg 以上であること。
l 19 インチラックの前面扉は強化ガラス又は強化アクリル等とし、機器の稼動状況が外
部から見える構造となっていること。
イ LAN 機器収納盤
(ア) 構成及び施工
a 光ケーブルがある場合、LAN 収納盤内にケーブルガイド、サポートケーブル等を収納
し、幹線配線システムと水平配線サブネットシステム並びに収納される LAN 機器間と
を接続可能な構成とする。
b LAN 機器取付用のビス類を準備すること(1機器あたりビス4ヶ所止め)。
c LAN 機器収納盤のサイズは3ユニット以上とする。
d LAN 機器収納盤の設置場所は、温度環境・ファン音等を考慮すること。
(イ) 仕様
a パネル、マウントアングルの寸法等は EIA 規格タイプの仕様とすること。
b マウントアングルと扉間のスペースは 100mm 以上確保すること。
c フレームは壁掛露出タイプとすること。
d 施錠が可能なこととし、全ての LAN 収納盤を施錠可能なマスターキーを準備するこ
と。
e 収納する機器用の電源コンセントを機器数以上内蔵していること。
f 放熱計算書作成の上、ファンにより取付機器の発熱量に応じ必要な風量を確保でき
ることを確認し、使用するファンは熱センサー付低騒音タイプ(27dB 以下)とすること。
g 空ポートはキャップ等により保護すること。
ウ UTP ケーブル
(ア) エンハンスドカテゴリ5規格(TIA/EIA 568-A-5)の性能を持つ UTP ケーブルを使用
すること。
(イ) 成端部分からの撚り戻しは 13mm 以内とすること。
(ウ) RJ45 コネクタはエンハンスドカテゴリ5規格の性能を有し、ツメ折れ防止対策がとら
れていること。
(エ) モジュラプラグの配列は T-568A とする。
エ 光ファイバーケーブル
別紙資料 71
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(ア) マルチモード光ファイバーケーブル(クラッド径 125μm、コア径 50μm)を使用するこ
と。
(イ) ギガビットイーサネットに対応可能な短波長(0.85μm・500MHz・km)と長波長(1.3μ
m・600MHz・km)のダブルウィンドウタイプであること。
(ウ) 光コネクタは SC コネクタとすること。
オ 情報コンセント
(ア) エンハンスドカテゴリ5規格の性能を有すること。
(イ) 埃や塵による接触不良を防止する為、全ての RJ45 コネクタ部分にシャッタ機能等が
あること。
(ウ) ポート数は2ポートとすること。
(エ) コンセント内に収納される UTP ケーブルは折れる事がないような適度な余長とする。
(4) その他
ア 特に記載なき場合はエンハンスドカテゴリ5規格の部材を使用すること。
イ RJ45 コネクタ、情報コンセントは嵌合性能による通信トラブルを防止する為、同一製造メ
ーカー製品で統一すること。
ウ ケーブルは EM ケーブルを使用すること。
別紙資料 72
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第 4 章 サーバー群
1 目的
県立学校において日常的にパソコンを活用する上で、校内 LAN を適正に管理及び運営でき
ることを目的とする。
2 基本理念
(1) 電算機器の耐用年数 6 年以上の間、上記目的を実行できる環境を整備する。
(2) 情報社会の進展に柔軟に対応できる構成とする。
(3) 外部からの不正アクセスはもとより、内部での不正利用を制限する構成とする。
(4) 障害が発生した場合、障害の発見や障害対応が迅速にできる構成とする。
3 基本構成
(1) 管理・監視サーバー(1台/校)
ネットワーク拠点の中心的機器となり、校内 LAN を使用するパソコンは、すべてこのサ
ーバーにログインさせることにより、利用者制限をかける。
また、他のサーバーの障害検知及びネットワーク監視を行う。
更に、ファイルサーバーとしての機能を兼用し、校務処理用データや教材用データを
NTFS によりアクセス制限をかけ、保存・管理する。
(2) キャッシュサーバー(1台/校)
校内 LAN でのインターネット接続(INS64 又は ADSL)がボトルネックとなるため、WEB キ
ャッシングを行いインターネットのレスポンスを向上させる。
(3) 教材用サーバー(1台/校)
ファイルサーバーとして運用し、校務処理用データや教材用データを NTFS によりアクセ
ス制限をかけ、保存・管理する。
(4) その他周辺機器(ディスプレー、キーボード、UPS、SW-HUB、19 インチラック等)
学校内の使用状況を鑑み、今回整備する周辺機器類は 19 インチラックに一括収納し管
理できるものとする。
(5) マニュアル
機器類が外国メーカー製造の場合でも、日本語版のマニュアルを納入すること。
(6) 操作説明書
添付マニュアルとは別に、日常運用管理に支障を来たさぬ様、サーバー群等の操作説
明を作成し納品すること。その内容については監督員による事前確認及び承認を受けるこ
と。
(7) その他
備品類の添付マニュアル、保証書及び登録書等をファイリングし納品すること。また、設
定内容等は書面にて 3 部提出すること。
4 サーバー群仕様
別紙資料 73
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各サーバー機器(3 種類)はメーカー統一、又はシステム連動がとれているものを納品する。
(1) 管理・監視サーバー(一式)
規格等
CPU
CPU・メモリ等は予算額の範囲内で最速、最大容量のものとし、今後の情
報化の進展により更なる高速処理が必要になった場合でも増設できるも
のとする。
Xeon3.0GHz (相当)以上のCPUを1個装備すること。
増設が可能なこと(2WAY 以上)。
2 次キャッシュ
2MB 以上(1CPU)
メモリ
1GB 以上
フロントサイドバス
800MHz
PCI バス
64bit(100MHz)以上
ハードディスク(内蔵)
ハードディスク障害時にもサーバーの運用を停止することなく障害対応が
可能なものとする。校務処理や教材用として十分な容量を確保する。
Ultra320SISI 相当以上の能力の SCSI インターフェースにより接続する。
ディスクアレイ RAID5 の構成で実行容量 60GB 以上。
ホットプラグ対応であること。
本体内蔵にて増設が可能であること。
フロッピーディスクドライブ
3.5 インチ(1.44MB/720KB)を 1 ドライブ実装すること。
CD‐ROM ドライブ
24 倍速以上のものを 1 ドライブ以上実装すること。
バックアップ装置(内蔵)
サーバーのデータ退避のため週次で定期的に保存し、予期できないサー
バークラッシュ等が発生した場合でも、最低 1 週間前までの状態に復旧で
きるようにする。また、学校側の管理負担軽減のため、納品時にはバック
アップのスケジューリングを行うこと。
DAT、AIT もしくは DLT テープ装置を備えること。
HDD のユーザー使用領域容量を 1 本でバックアップ可能なこと(圧縮可)。
ソフトウェアによるスケジュール運転が可能なこと。
自動でバックアップ可能なこと。(週次セーブのスケジュールを設定すること(5
世代))
メディアを 5 本添付すること。
空きスロット(PCI バス)
2 個以上空いていること。
LAN カード
1000BASE‐T/100BASE‐TX/10BASE‐T に対応に対応したものを 2 ポート以
上実装すること。
1000BASE‐T のモードで 2 ポート同時使用が可能なこと。
筐体
19 インチラックに搭載可能であること。
オペレーティングシステム
GUI で管理者が容易に操作でき、比較的に管理運用しやすく、また、サポ
ートが受けやすい OS として WindowsServer2003 を採用する。
別紙資料 74
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Windows2003Server(5CAL 付)をインストールすること。
納入時点で最新のサービスパック等を適用すること。
接続する周辺機器について、動作に必要なドライバ等の組込と設定を行い実
装すること。
アプリケーション
ネットワークマネージャー
(17 年度参考ソフト)
管理・監視サーバーから常にネットワークの状態が、フロア用スイッチング
ハブのポート単位までグラフィカルに管理できるものとする。
(Allied Telesis 製 Swim Manager ST)
サーバー監視ソフト
キャッシュサーバーにおいて障害が発生した場合、管理・監視サーバーで
障害通知を受け取ることにより、障害把握が迅速に行えるものとする。こ
れにより、常時監視の必要のあるサーバーを最小限にとどめる。
(他サーバーの障害通知把握ができること)
ファイアーウォールログ解析ソフト
ファイアーウォールのデータ(トラフィック推移・IP アドレス毎の使用率等)
を収集・統計解析しグラフ表示を可能とする。
(Sonic WALL View Point)
Microsoft Office XP PRO
ファイルサーバーとしての機能を兼用するため、サーバー内データ確認用
としてインストールする。あくまでも確認用として使用しサーバーを Excel・
Word 等文書作成業務には使用しない。
機器監視ソフト
自サーバー内の性能監視・障害通知を行う。
サーバー性能監視(CPU 負荷率等をリアルタイムでモニタリングできること)
サーバー障害通知(障害情報を他のサーバー等に通知できること)
電源管理ソフト
UPS と連動して停電時には各サーバー(サーバーラックに収納される機器
すべて)が正常にシャットダウンできるものとし、障害や故障の発生を回避
する。また、復電時のサーバーの起動は手動とする。
OS の性質上必要な、1 週間に 1 度程度の再起動操作にはタイムスケジュ
ールによって自動実行できるものとする。
UPS と連動し、電源管理ができること。
停電時に正常にシャットダウンできること。
電源の ON/OFF 等を週/月/年でスケジューリングできること。
ウィルス対策ソフト
工事契約後に別途準備されるウィルス対策ソフトをインストールし設定調
整を行うこと。これにより各種ウィルスの感染によるシステム及びデータの
破壊を未然に防ぐ。学校管理者にて常に最新のパターンファイルへの更
新を行う。
クライアント用ライセンス
同サーバーへのクライアントアクセスライセンスを 100 ライセンス準備すること
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(サーバー付属と合わせ 105CAL)ユーザー登録及びグループ登録も行うこと
無償保証期間
引渡後 1 年以上(原則としてオンサイトによること)
その他
機器納入設置費用を盛り込むこと。
アプリケーションソフト等は納入時点で最新のパッチ等モジュールも納品する
こと。
アプリケーションのインストール及び正常動作に必要な設定等を全て実施し
納品すること。
納入実績のある機器であること。
エンドユーザー名は学校名で登録すること。
(2) キャッシュサーバー(一式)
規格等
アクセス頻度の高いインターネット上のコンテンツデータを保存し、Web ブラウザ(利用者)から Web サー
バーへのアクセス要求に対して、Web サーバーに代わり応答する。これにより Web 閲覧のスループットの
向上・インターネットの通信コストの削減を可能とする。
CPU
Pentium4 2.8GHz(相当)以上の CPU を 1 個装備すること。
2 次キャッシュ
1MB 以上(1CPU)
メモリ
512MB 以上
オペレーティングシステム
Linux ベース(キャッシュサーバー専用ソフト含)が望ましい。
ハードディスク(内蔵)
70GB 以上
フロッピーディスクドライブ
3.5 インチ(1.44MB/720KB)を 1 ドライブ実装すること。
CD‐ROM ドライブ
24 倍速以上のものを 1 ドライブ以上実装すること。
LAN カード
1000BASE‐T/100BASE‐TX/10BASE‐T に対応に対応したものを 2 ポート以上
実装すること。
1000BASE‐T のモードで 2 ポート同時使用が可能なこと。
筐体
19 インチラックに搭載可能であること。
ソフト機能
フォワードプロキシー、URL フィルタリング、設定ツール
機器監視ソフト
サーバー性能監視(CPU 負荷率等をリアルタイムでモニタリングできること)
サーバー障害通知(障害情報を他のサーバー等に通知できること)
無償保証期間
引渡後 1 年以上(原則としてオンサイトによること)
その他
機器設置費用を盛り込む。
ソフト等は納入時点で最新のパッチ等モジュールも納品すること。
アプリケーションのインストール及び正常動作に必要な設定等を全て実施し納
品すること。
納品実績のある機器であること。
(3) 教材用サーバー(一式)
別紙資料 76
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要求水準書
規格等
CPU
CPU・メモリ等は予算額の範囲内で最速、最大容量のものとし、今後の情報
化の進展により更なる高速処理が必要になった場合でも増設できるものと
する。
Xeon3.0GHz(相当)以上の CPU を 1 個装備すること。
増設が可能なこと。
2 次キャッシュ
2MB(1CPU)
メモリ
1GB 以上
フロントサイドバス
800MHz
PCI バス
64bit(100MHz)
ハードディスク(内蔵)
ハードディスク障害時にもサーバーの運用を停止することなく障害対応が可
能なものとする。また、校務処理や教材用として十分な容量を確保する。
Ultra320SCSI 相当以上の能力の SCSI インターフェースにより接続すること。
ハードディスクアレイ RAID1 構成で実効容量 70GB 以上。(ミラー構成制御部
分を除く)
ホットプラグ対応であること。
本体に内蔵し、増設が可能であること。
フロッピーディスクドライブ
3.5 インチ(1.44MB/720KB)を 1 ドライブ実装すること。
CD‐ROM ドライブ
24 倍速以上のものを 1 ドライブ以上実装すること。
空スロット(PCI バス)
1 スロット以上空いていること。
LAN カード
1000BASE‐T/100BASE‐TX/10BASE‐T に対応に対応したものを 2 ポート以上
実装すること。
1000BASE‐T のモードで 2 ポート同時使用が可能なこと。
筐体
19 インチラックに搭載可能であること。
オペレーティングシステム
GUI で管理者が容易に操作でき、比較的に管理運用しやすく、また、サポー
トが受けやすい OS として Windows2003Server を採用する。
Windows2003Server(5CAL 付)をインストールすること。
納入時点で最新のサービスパック等を適用すること。
接続する周辺機器について、動作に必要なドライバ等の組込と設定を行い実装
すること。
機器監視ソフト
サーバー性能監視(CPU 負荷率等をリアルタイムでモニタリングできること)
サーバー障害通知(障害情報を他のサーバー等に通知できること)
ウィルス対策ソフト
工事契約後に別途準備されるウィルス対策ソフトをインストールし、設定調整を
行うこと。
無償保証期間
引渡後 1 年以上(原則としてオンサイトによること)
その他
機器設置費用を盛り込む。
ソフト等は納入時点で最新のパッチ等モジュールも納品すること。
別紙資料 77
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要求水準書
アプリケーションのインストール及び正常動作に必要な設定等を全て実施し納
品すること。
納品実績のある機器であること。
(4) その他周辺機器等(一式)
規格等
キーボード
日本語キーボード(JIS 配列準拠)、ラックマウント用
ラック前面でキーボード及びマウス操作が可能なこと。キーボードは利用時に台
を前に引き出す形とする。
ポインティングデバイス
添付すること
ディスプレイ
15 インチ以上の TFT 液晶ディスプレイ(ラックマウント型)を実装すること。
切替器
管理・監視サーバーと教材サーバーのキーボード、マウス、ディスプレイを一括
切替可能なもの(ラックマウント型、縦置き・ベルト・両面テープ等による固定は
不可とする)
UPS
ラックマウント型
接続ケーブル共
出力コンセント数 6 個以上
最大出力容量 1200VA 以上
管理・監視サーバー、教材用サーバー、キャッシュサーバーの電源をタイムスケ
ジュールで管理できること。
週次で再起動する設定を行うこと。
電源の瞬断や停電が発生した場合にもサーバーが正常に動作するもの、また
は確実にシャットダウンできること。
サーバー用スイッチングハ
19 インチラックサーバー群を接続する。 1000BASE-T 対応ポートを 8 ポート以
ブ(SW-HUB)
上用意しサーバー群の拡張ができるものとする
無償保証期間
引渡後 1 年以上(原則としてオンサイトによること)
無線 LAN 機器
IEEE802.11g に準拠 周波数は 2.4G 帯
(今回整備対象外)
伝送方式は DS‐SS 方式
利用可能チャンネルは 13 チャンネル以上 ローミング可能とする。
PC カードは、PCMCIA TYPEⅡに対応とする。
その他
全ての機器が正常に動作するよう設定を行うこと。
マニュアルは日本語版を納入すること。
各種マニュアル、下記説明書、保証書及び登録書等は、ファイリングし納入する
こと。
各種サーバーの操作説明書(サーバー監視、ユーザー登録、バックアップの取
り方、運用の設定等の運用に困らない説明書)は事前に監督員の承認を受ける
こと)。
別紙資料 78
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要求水準書
耐震対策のため、機械類はラック十分固定すること。
19 インチラックの扉、ラック内部、サーバー前面パネルのいずれかでキーロック
ができることとする。
機器は原則として 19 インチラック 1 本に収納すること。
配線の接続換えが容易に行える構成とすること。
別紙資料 79
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要求水準書
第 5 章 ネットワーク機器
1 ネットワーク機器群の設置数(標準的なシステム構成の場合)
ファイアーウォール
1 台/校
センター用ギガスイッチングハブ
1 台/棟
フロア用 100M スイッチングハブ
1 台/階
なお、詳細はシステム構成図を参照すること。
2 IP アドレス
IP アドレスは、監督員の指示によるプライベートアドレスを適用する。
3 サブネット計画
詳細は監督員の指示に従うこと。
4 ネットワーク機器設定・試験
IP アドレス、マルチキャスト制御設定、SNMP 設定、総合教育センターへの接続に関しては、
監督員と協議の上、当該機器への接続設定を行うものとする。
各ネットワーク機器には必要なソフトウェアをインストールし、設定・試験を行うとともに、正常
に動作することについて監督員の確認及び了承を得ること。
5 ネットワーク機器仕様
(1) センター用ギガスイッチングハブ
ア 単一筐体あるいは、多筐体であることを問わず、スイッチの処理速度として 10.64Gbps 以
上であり、レイヤ 3 ギガビットイーサネットスイッチであること。
イ オートネゴシエーション対応の 1000BASE-T ポートを 6 ポート以上有すること。
ウ パケット転送能力は 64bytes/パケットにおいて、1,488,000PPS 以上であること。
エ バッファメモリは 32MB 以上であること。
オ V-LAN 登録数は 32 個以上とすること。
カ MAC アドレス学習数が装置あたり 8,000 アドレス以上であること。
キ フローコントロール機能(IEEE802.3x flow control)を有すること。
ク 交流 50/60Hz、100V±10V の電源電圧で動作すること。
ケ 装置の周囲温度 40℃以下において正常動作すること。
コ 17 年度参考機器(Centre COM 9606T)
(2) フロア用 100M スイッチングハブ
ア 単一筐体あるいは、多筐体であることを問わず、スイッチの処理速度として 10.64Gbps 以
上であり、レイヤ 2 イーサネットスイッチであること。
イ オートネゴシエーション対応の 10Mbps/100Mbps ポートを 24 ポート以上有し、速度及び通
別紙資料 80
森地区新構想高等学校(仮称)PFI事業
要求水準書
信モードは固定設定が可能であること。
ウ オートネゴシエーション対応の 1000BASE‐T ポートを 1 ポート以上有すること。
エ パケット転送能力は 64bytes/パケットにおいて、1000Mbps の場合は 1,488,000PPS 以上、
100Mbps の場合は 148,800PPS 以上であること。
オ 128 個以上の V-LAN(Port base VLAN、IEEE802.1Q VLAN Tagging)をサポートしているこ
と。
カ スパニングツリー機能(IEEE802.1d Spanning-Tree)をサポートしていること。
キ MAC アドレス学習数が装置あたり 8,000 アドレス以上であること。
ク フローコントロール機能(IEEE802.3x flow control)を有すること。
ケ IGMP スヌーピング機能を有すること。
コ バッファメモリは 10MB 以上であること。
サ RS-232C によるコンソール接続及び Web ベース(又は Telnet)での装置管理が可能であ
ること。
シ TFTP によるファームウェアバージョンアップが可能であること。
ス SNMP(MIB2)及び RMON(4 グループ、Statistic・Alarms・History・Events)をサポートして
いること。
セ LAN アナライザを使用してデータ収集が可能なポートミラーリング機能を有すること。
ソ 交流 50/60Hz、100V±10V の電源電圧で動作すること。
タ 装置の周囲温度 40℃以下において正常動作すること。
チ 17 年度参考機器(Centre COM 8324XL)
(3) ファイアーウォール
ア ファイアーウォール機能及びコンテンツフィルター機能を有すること。
イ CPU は 800MHz 以上であること。
ウ RAM 容量は 128MB 以上あること。
エ Flash メモリ容量は 64MB 以上あること。
オ DMZ ポート、VPN 機能を標準装備していること。
カ ファイアウォールノード数は無制限とする。
キ 同時セッション数は 32,000 以上であること。
ク Ethernet インターフェースは 10Base-T/100Base-TX 自動認識。
3 ポート(WAN×1、DMZ×1、LAN×1)有すること。
ケ ステータス用 LED は Power、Test 及び Alarm を有すること。
コ Ethernet ポート用 LED は Link 及び Active を有すること。
サ 交流 50/60Hz、100V±10V の電源電圧で動作すること。
シ 19 インチラックマウントが可能なこと。
ス 導入されるアプリケーションの動作に支障をきたさないものとする。
セ ファイアーウォールの接続は、下記のとおりとする。
別紙資料 81
森地区新構想高等学校(仮称)PFI事業
WAN ポート
ADSL ルーター
LAN ポート
センターハブ
DMZ ポート
サーバー群
要求水準書
ソ 17 年度参考機器(Sonic WALL RRO 2040)
第 6 章 試験
施工の立会い及び試験については、原則として国土交通大臣官房官庁営繕部監修の「公共
建築工事標準仕様書(電気設備工事編)平成 16 年版」による。なお、詳細な項目及び内容は監督
員と協議する。
絶縁抵抗測定
UTP ケーブル伝送品質測定
光ファイバーケーブル伝送品質測定
接地抵抗測定
パケット送受信機能試験
各種サーバー機能試験
その他
試験に必要な機器は請負者で準備すること(ファームウェア等は最新版を使用すること)。なお
試験結果は試験成績書として提出すること。
第 7 章 県立高校情報整備概要図 及び IPアドレス
「県立学校情報整備概要図」は別紙による。 IPアドレスについては別途指示する。
第 8 章 校内 LAN 以外の LAN 工事
校内 LAN 以外の LAN 工事のネットワーク配線工事は、本特記仕様書に準じた仕様とする。ただ
し、ケーブル色は原則として同じものは使用しないこと。
なお、その他ネットワーク機器等は個別の状況に応じた仕様とすること。
別紙資料 82
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