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設 計 仕 様 書

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設 計 仕 様 書
設計名称:赤羽台団地(建替)テレビ電波障害防除調査業務
〔
設 計 仕 様 書 〕
平成28年1月
独立行政法人都市再生機構
東日本賃貸住宅本部 設計部 電気設備チーム
1
業務名称 赤羽台団地(建替)テレビ電波障害防除調査業務
2
履行期間 契約締結日の翌日から平成 28 年 2 月 12 日まで
3
業務内容 本業務は、赤羽台団地建替事業により発生する電波障害(机上検討)の予測範囲に基づ
き、調査ポイント(52 箇所)について赤羽台団地建替事業全体計画の建物建設前の事前
調査及びヌーヴェル赤羽台第 5 住宅の建物建設後の事後調査を行う業務である。
4
業務対象地域 東京都北区赤羽台一丁目 1-17 及び周辺地
5
業務実施方法
1) 障害予測範囲図における事前及び事後のデータの調査・収集及び既存施設の確認
受信障害予測シミュレーションによる机上予測範囲での事前及び事後データの調査。
※シミュレーションのデータ及び資料は機構から貸与する。
※ 使用する地図は最新版のものを使用することを原則とする。
(1) 対象建築物
対象建築物
赤羽台団地建替事業全体計画
ヌーヴェル赤羽台第 5 住宅
※
備
考
事前調査
事後調査
建築物の詳細は別添による。
(2) 対象放送局
・東京局(東京タワー)
:地上デジタル 1 波(放送大学)
・墨田局(東京スカイツリー)
:地上デジタル 8 波
・埼玉局:地上デジタル 1 波
2) 調査及び測定
下記(1)の測定機材を用いて(2)の測定方法により調査を行う。
(1) 測定器材
① 電測車
(ワゴン車1600cc以上)
② 最長10mの電動式測定ポール
③ 測定用アンテナ
④ 測定用ケーブル
UHF帯用全帯域(14素子)
(S-5C-FB同軸ケーブル)
⑤ 測定用テレビ受像機(地上デジタルチューナーと14型以上のモニターまたは、地上デジ
タル受信機)
⑥ 受信特性測定器(スペクトラムアナライザーと制御用PC:端子電圧・振幅周波数特性・
等価CN比・ビット誤り率[BER]・所要DU比・所要SLを測定)
⑦ カメラ(レンズシャッター式または上下走行式シャッター一眼レフ)
⑧ 遮光用暗幕(画質評価および写真撮影用)
⑨ その他
(2) 測定方法
最長10mの電動式測定ポールの先端に測定用アンテナを取り付け、指定のチャンネルの受
信特性(端子電圧・振幅周波数特性・等価CN比・ビット誤り率・所要DU比・所要SL)の
測定、画像状態の評価と写真撮影を行うものとする。なお「(1)測定資材」の「⑥受信特性測定
器」を用意できない場合は、
「端子電圧測定器(スペクトラムアナライザー又は地上デジタル
放送に対応した測定精度の良いもの:25dBμV 以上の測定が可能なもので帯域内電力測定機
能、f 特性波形の取り込みが出来るもの)を用いて受信特性の測定に代えて、端子電圧の測定、
帯域内振幅周波数特性波形(f 特性波形)の記録又は撮影を行うものとする。
(3) 測定箇所
ア 測定位置は機構担当者と協議を行い決定するものとする。
イ 測定箇所数は 52 箇所以上とする(暫定箇所数とする)。
(4) 測定チャンネルおよび画像写真の指定
ア 測定チャンネル
エリア
指定チャンネル
測定
箇所数
東京局
放送大学
22
墨田局
関東広域圏東京親局・MX 親局
4
埼玉局
埼玉県域放送親局
26
※上表におけるエリアは、別紙参照のこと。
イ 画像写真(カラー写真)
上記で指定した測定エリアにおける測定箇所数の指定チャンネル。
ウ 品質評価
評価表示は特記事項に示す調査要領に基づくものとする。ただし、ブロックノイズ及び画
面フリーズがない場合は、測定した端子電圧から許容しゃへい量(SLp)を算出し、報告す
る。
6
特記事項
1) 本調査は、本仕様書、測定エリア図及び下記技術資料に基づき実施する。なお、本調査に必
要な資料、機器、材料等はすべて受注者の負担とする(調査方法については、機構担当者と協
議を行うこと)
。
・ 建造物障害計算用パソコンソフト ビルエキスパート(Windows Ver.5.0)
((一社)日本CA
TV技術協会)
・ 建造物障害予測の手引き 地上デジタル放送((一社)日本CATV技術協会)
・ 建造物による受信障害調査要領(地上デジタル放送)((一社)日本CATV技術協会発行)
2)提出書類
①業務工程表および現場代理人届
〔(一社)日本CATV技術協会「CATV総合監理技術者」、「第 1 級CATV技術者」又
は「CATVエキスパート(受信調査)
」の内、何れかの資格を有する調査責任者〕を契約
締結後、速やかに様式-3により作成し、機構担当者に提出する。
業務工程表作成にあたっては、履行途中の工程管理、機構担当者との協議において、十分
な時間的余裕を確保出来るようにし、かつ業務内容をもれなく記載すること。
②業務計画書の提出
実施体制(業務を適切に遂行できるような構成及び人員配置)、品質管理の体制・方法等
を定めた業務計画書を契約締結後、速やかに作成し、機構担当者へ提出する。実施体制が変
更された場合は、速やかに業務計画書を修正し、機構担当者へ提出する。
③現地調査等
業務の着手にあたっては、事前に業務対象敷地及び周辺の現況を十分調査する。また、そ
の他当該業務に必要な情報等を収集した上で必要な事項の抽出及び技術的な検証等を行い、
その内容を整備し、機構担当者へ提出する。
④履行の報告、協議及び設計記録の整備
現場代理人は、当初段階における業務実施方針の説明、履行途中における経過説明及び機
構担当者の指示等への対応についての説明を行うこと。
業務の各段階において必要と認められるときは、機構担当者と十分協議の上、確認を受け
る。また、協議内容については、その都度、業務記録を整備士、機構担当者に提出する。
7
調査報告書の提出
①
提出する調査報告書は、次表により取りまとめ各3部提出する。
表紙
○
調査方法
○
事前調査報告文書
○
受信状況調査結果表
○
障害予測戸数表
画像写真及び調査風景写真
○
テレビ受信障害予測図
(縮尺 1/1000~1/5000)
○
既存共同聴視施設調査結果表
○
帯域内振幅周波数特性波形
(f特性波形)記録
○
なお、調査報告書には第 1 級CATV技術者の氏名・捺印及び登録番号を記述する。
8
契約完了後の義務
契約完了後、設計図書に誤記が認められたときは、速やかに修正する。また、今後の設計に参考と
なる意見があれば提出する。
9
疑 義
本仕様書に記載のない事項等、疑義が生じたときは、その都度、機構担当者と協議する。
10 設 計 完 了 手 続
設計完了後に、次の書類を3部提出する。
①完了届
②納品書
③引渡書
④請求書
11 下 請 負 等
1) 業務請負契約書第 4 条第 1 項にある第三者に委託し、又は請け負わせてはならない指定部
分とは、次に掲げるものをいう。
(1)予測、調査の総合調整マネージメント
(2)現地での測定位置の決定
(3)画像等評価の決定
(4)打ち合せ及び内容説明
2) 業務請負契約書第 4 条第 2 項の規定により業務の一部を第三者に委託し、又は請け負わせ
ようとするときは、あらかじめ様式-1 により再委託届けを提出し承諾を受けなければなら
ない。
3) 補助的な業務を第三者に委託し、又は請け負わせようとする場合は承諾を要しない。
① 各種測定補助
② 現地調査補助
③ コピー・印刷・製本・ワープロ
④
⑤
⑥ 電算入力
CADデータ入力
⑦ トレース業務・パース作成
資料収集・資料整備・写真撮影
⑧ その他
12 契 約 の 保 証
本業務については、不要とする。
13 現 場 代 理 人
業務請負契約書第 6 条に規定する現場代理人は、下記の資格保有者でなければならない。なお、
通知様式は様式-3による。
現場代理人の資格要件
(一社)日本CATV技術協会「CATV総合監理技術者」、
「第 1 級CATV技術者」
又は「CATVエキスパート(受信調査)」の内、何れかの資格を有する
14 履 行 報 告
業務請負契約書第 6 条に規定する契約の履行に関する報告は、別途機構担当者の求めに応じて
報告しなければならない。
15 貸 与 品 等
業務請負契約書第 10 条に規定する貸与品等は次のものとする。
貸与品等の品名
事前調査成果物
数 量
1式
引 渡 し 場 所
電気設備チーム
引 渡 し 時 期
契約締結後
返 還 時 期 等
履行期日末日
16 そ の 他
(1)
業務請負契約書における監督員は、機構担当者と読み替えるものとする。
(2)
暴力団員等による不当介入を受けた場合の措置
①
業務の履行に際して、暴力団員等による不当要求又は業務妨害(以下「不当介入」という。)
を受けた場合は、断固としてこれを拒否するとともに、不当介入があった時点で速やかに警察
に通報するとともに、捜査上必要な協力を行うこと。
②
前項により警察に通報を行うとともに、捜査上必要な協力を行った場合には、速やかにその
内容を記載した文書により発注者に報告すること。
③
暴力団員等による不当介入を受けたことにより工程に遅れが生じる等の被害が発生した場合
は、発注者と協議を行うこと。
(3)
個人情報の取り扱い
重要な情報及び個人情報の保護に関する特約条項第 2 条に定める重要な情報等の保管場所、取扱
場所及び取扱場所から持ち出す場合等の手続き等については、下記のとおりとする。
一
保管場所は受注者事務所内とし、施錠できる場所に保管する。
二
取扱場所は受注者事務所内とし、取扱終了後は速やかに保管場所に返却し施錠する。
三
取扱場所から持ち出す場合は、事前に担当職員の了解を得、保管場所に返却後はその旨を
報告する。
四
原則として携帯電話に業務に係る個人情報を登録しない。
以
上
様式-1
下 請 負 等 に つ い て( 願 書 )
平成
年
月
日
独立行政法人都市再生機構 東日本賃貸住宅本部
本部長 岡 雄 一 殿
受注者 住所
氏名
印
(契約件名)
上記の契約について、業務請負契約書第 4 条第 2 項に基づき下記のとおり業務の一部を第三者
に委託したく願書を届け出ます。
記
(1) 再 委 託 先
(2) 再 委 託 内 容
(3) そ の 他 必 要 な 事 項
(再 委 託 理 由 他)
以
上
様式-2
下 請 負 等 に つ い て( 承 諾 )
平成
年
月
日
受注者
殿
独立行政法人都市再生機構 東日本賃貸住宅本部
本部長 岡 雄 一
印
(契約件名)
上記の契約について、業務請負契約書第 4 条第 2 項に基づき平成
年
月
日付にて貴社
より提出のあった願書については承諾します。
以
上
様式-3
現
場 代
理 人(
変 更 )通 知
書
平成
年
月
日
独立行政法人都市再生機構 東日本賃貸住宅本部
本部長
岡 雄 一
殿
受注者 住所
氏名
平成
年
月
印
日付け業務請負契約を締結した次の請負業務について、現場代理人を
下記のとおり決定(変更)したので業務請負契約書第8条第2項に基づき通知します。
請 負 業 務 の 名 称
記
1 氏
名
2 学
歴
(
(最 終 学 歴 を 記 入)
3 職
歴
4 取 得 資 格
(一社)日本CATV技術協会
「○○○○○○」
(第〇〇〇〇〇〇号)
年
月
日生)
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