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【概要】スラスラ工法(下水道施設の防食被覆工法)

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【概要】スラスラ工法(下水道施設の防食被覆工法)
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下水道施設の防食被覆工法
スラスラ工法
(株)間組,BASFポゾリス(株),(株)ケー・エフ・シー
・.1””””1−”l”””l・l”l”””ll・ll”””llll・.1””””l・.1””””l・.1””””1−”l”””1−”l”””ll−”l”””l・ll”l””lll・ll”””llll・ll”””llll・.1”M””l・.1””””ll・.1””””1−”l”””l・ll”””llll・ll”””llll・.1”””llll・.1”M””l・.1””””l・.1”M””l・.1””””l・l”l”””ll・ll”””llll・.1””…lllll”M””l・
1.技術の概要
スラスラ工法は,下水道施設におけるコンクリート
構造物表面にシートライニングを形成する,型枠を用
いない防食被覆工法(日本下水道事業団「下水道コン
クリート構造物の腐食抑制技術及び防食技術マニュア
ル 平成19年7月」シートライニング工法「D2種」:
後貼り工法:高密度ポリエチレン樹脂板)である。
まず,劣化診断薬を用い硫酸により腐食したコンク
リートの除去すべき劣化範囲を確実に判断して,同劣
化部分をはつり取る。次にはつり後の既存コンクリー
ト面(はつり厚さが3cm以上の場合は溶接金網をアン
カーボルトで既存コンクリートに固定)に専用モルタ
ル(防菌剤混入)を吹付け,あるいは塗布して防食被覆
層を形成し,構造物の強度を回復・維持させる。また,
専用モルタル吹付け面を左官仕上げした未硬化面に支
持体付きシート(高密度ポリエチレン樹脂製)を差込み,
シートライニングする防食被覆工法である。
2.適用範囲
下水道施設の硫酸劣化コンクリートの補修
・コンクリート劣化部欠損断面の修復
・防食被覆
3.開発目標と審査の結果
本技術の開発目標および審査の結果は,次に示す
とおりである。
(1)硫酸劣化診断:硫酸により腐食したコンクリー
トの除去すべき劣化範囲を確実に診断できる
と認められる。
(2)断面修復部強度:専用モルタルで断面修復した
構造物は当該構造物の設計強度と同等以上の
強度を有すると認められる。
①破壊性状 ②ひび割れ発生荷重 ③最大強度
(主筋の降伏強度)
(3)一体性:専用モルタルによる防食被覆部と躯体
コンクリートとの一体性が確保できると認め
られる。
(力曲げ強度 ②圧縮強度 ③接着力 ④長さ変
化率 ⑤耐酸性 ⑥硫酸浸透深さ
(4)品質性能:本技術による防食被覆層は,日本下
水道事業団「下水道コンクリート構造物の腐食
抑制技術及び防食技術マニュアル 平成19年
7月」シートライニング工法「D2種」の品質規
格に適合する品質を有すると認められる。
(力被膜の概観 ②コンクリートとの固着性
③耐酸性 ④硫黄侵入深さ ⑤耐アルカリ性
⑥透水性
スラブ下面(天井部)
写真−1被覆の外観(特殊人孔:施工後約9年経過)
図−1標準施工断面図(修復厚さ30mm以上)
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