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キラリ十和田人(P24)(258KBytes)
とわだびと Ŭ Ŭ ʴ җԧဋ җԧ −第16回− さん 十和田市出身。平成19年、下切田地区 に伝わる伝統芸能・南部切田神楽(角田 博会長)の舞い手となる。UDトラック スジャパン㈱に整備士として勤務する傍 ら、練習に励む。現在の舞い手の中では 最年少の25歳。好きな演目は、三本剣 と 権現舞。 PROFILE 力 強 く 、 勇 ま し く5 頭 の 獅 子 頭 が舞う。青森県無形文化財・南部 切田神楽﹁権現舞﹂である。 初めて演じた権現舞。舞いを見 た祖母が泣いていた。 ﹁いがったよ、いがったよ﹂ 地区の人が喜んでくれた。神楽 を続けようと、そう心に決めた。 毎回、神楽を披露する日が近づ くと練習が行われる。﹁目線を き無形の民俗文化財﹂に選択され た。それを受けて、映像として後 しっかり﹂﹁目力を強く﹂﹁大き 年度に完了した。 世に残す記録事業が平成 り始まり、平成 また、近年、春祈祷として切田 集落の支村の本家筋を廻り家内安 全、無病息災や豊作祈願を行う ﹁ 霞 廻り﹂が復活した。 代々、下切田地区の長男に伝承 されている切田神楽。しかし、時 代の推移とともに後継者が不足し、 伝承が危ぶまれている。 を聞き、練習に励む。 地区の人が一番の切田神楽ファ ンであり、期待は大きく、舞い手 としてのプレッシャーを感じる。 練習は自宅でも行っているという。 気田さんの目指す舞い手は、叔 父の和幸さん。﹁踊ると、大きく キレがあって強弱がうまい。自然 と彼の舞いに惹きつけられるんで を伝えることができる舞い手にな す。彼のように見る人の心に何か 気田和幸さんの勧めで神楽を始め ﹁いずれは、切田神楽を全国に 発信して、伝統芸能の良さを広く りたいです﹂と、話す。 の一環で、基本である演目﹁虎の 伝えたいです﹂と、力を込めて語 などで見てきたし、小学校の授業 口﹂を演じたこともあったので、 る。﹁そのためにも、後継者探し が課題ですね。人数を増やして、 下切田の伝統を引き継いでいきた 統は、若き舞い手にしっかりと受 いです。がんばります﹂地域の伝 拍子に合わせて声がリズムを刻む。 け継がれている。 小 学 校 以 来 、 実 に8 年 ぶ り の 舞 い。それでも体が自然と動いた。 た。 神楽を始めることに抵抗はなかっ た。小さい頃から、地区のまつり 現在、舞い手の中で最年少の気 田一馬さんは、 歳の頃、叔父の く踊れ﹂など師匠たちからの言葉 年度よ 南部切田神楽は、平成 年に ﹁国の記録作成等の措置を講ずべ 16 21 故郷の拍子は、気田さんの体に自 然と染み付いていた。 携帯電話でQRコードを読み取るか、次のメールアドレス に空メールを送信してください。 アドレス [email protected] 「広報とわだ」は再生紙を使用しています。 「広報とわだ」バックナンバーはホームページをご覧ください。 23 1181) 地域の安全・安心に関する情報を配信! 問い合わせ先 市保健センター(☎ “駒らん情報メール” 広報とわだ 平成24年5月1日号 第115号 編集発行 十和田市総務部総務課 〒034-8615 十和田市西十二番町6番1号 ☎0176 6702 ▼ Ŭ 20 伝統を引き継ぐ、若き後継者 切田神楽を全国に発信したい 気気田田 一一馬馬 ⇓∏∐ Ŭ 十和田市ホームページアドレス http://www.city.towada.lg.jp/ 携帯サイトアドレス http://www.city.towada.lg.jp/m/