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ハードウェアガイド D-Link DGS

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ハードウェアガイド D-Link DGS
D-Link DGS-6600 シリーズ
Layer3 Chassis-Based Switch
ハードウェアガイド
安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために
ご自身の安全を確保し、システムを破損から守るために、以下に記述する安全のための指針をよくお読みください。
安全上のご注意
必ずお守りください
本製品を安全にお使いいただくために、以下の項目をよくお読みになり必ずお守りください。
この表示を無視し、まちがった使いかたをすると、火災や感電などにより人身事故になるおそれがあります。
この表示を無視し、まちがった使いかたをすると、傷害または物損損害が発生するおそれがあります。
記号の意味
してはいけない「禁止」内容です。
必ず実行していただく「指示」の内容です。
ケーブル / コード類や端子を破損させない
分解・改造をしない
分解禁止
禁 止
禁 止
機器が故障したり、異物が混入すると、やけどや火災の原因と
なります。
禁 止
落としたり、重いものを乗せたり、強いショックを
与えたり、圧力をかけたりしない
故障の原因につながります。
発煙、焦げ臭い匂いの発生などの異常状態のまま
使用しない
感電、火災の原因になります。
使用を止めて、ケーブル / コード類を抜いて、煙が出なくなって
から販売店に修理をご依頼してください。
正しい電源ケーブル、コンセントを使用する
禁 止
水ぬれ禁止
禁 止
内部に水が入ると、火災、感電、または故障のおそれがあります。
禁 止
火災、感電、または故障のおそれがあります。
静電気注意
火災、感電、または故障のおそれがあります。
コネクタやプラグの金属端子に触れたり、帯電したものを
近づけますと故障の原因となります。
表示以外の電圧で使用しない
コードを持って抜かない
火災、感電、または故障のおそれがあります。
コードを無理に曲げたり、引っ張りますと、コードや機器の
破損の原因となります。
振動が発生する場所では使用しない
たこ足配線などで定格を超えると火災、感電、または故障の
原因となります。
接触不良や動作不良の原因となります。
設置、移動のときは電源プラグを抜く
禁 止
火災、感電、または故障のおそれがあります。
雷鳴が聞こえたら、ケーブル / コード類にはさわらない
禁 止
光ファイバケーブルの断面、コネクタ、および製品のコネクタを
のぞきますと強力な光源により目を損傷するおそれがあります。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所、振動の激しい
ところでは使わない
たこ足配線禁止
禁 止
・直射日光のあたる場所
・高温になる場所
・動作環境範囲外
光源をのぞかない
禁 止
内部に金属物や燃えやすいものを入れない
禁 止
やけど、ケガ、または感電の原因になります。
次のような場所では保管、使用をしない
禁 止
感電のおそれがあります。
水をかけたり、ぬらしたりしない
火災、感電、または故障の原因となります。
乳幼児の手の届く場所では使わない
禁 止
ぬれた手でさわらない
ぬれ手禁止
無理なねじり、引っ張り、加工、重いものの下敷きなどは、
ケーブル / コードや端子の破損の原因となり、火災、感電、
または故障につながります。
付属品の使用は取扱説明書にしたがう
禁 止
付属品は取扱説明書にしたがい、他の製品には使用しないで
ください。機器の破損の原因になります。
感電のおそれがあります。
電波障害自主規制について
本製品は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス A 情報技術装置です。
この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。
この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。
2
安全にお使いいただくために
ご使用上の注意
けがや感電、火災および装置の破損のリスクを減らすために、以下の注意事項を遵守してください。
●
保守マーク表示を守ってください。また、ドキュメント類に説明されている以外の方法でのご使用はやめてください。三角形の中に稲妻マーク
がついたカバー類をあけたり外したりすると、感電の危険性を招きます。筐体の内部は、訓練を受けた保守技術員が取り扱うようにしてください。
●
以下のような状況に陥った場合は、電源ケーブルをコンセントから抜いて、部品の交換をするかサービス会社に連絡してください。
------
電源ケーブル、延長ケーブル、またはプラグが破損した。
製品の中に異物が入った。
製品に水がかかった。
製品が落下した、または損傷を受けた。
操作方法に従って運用しているのに正しく動作しない。
●
本製品をラジエータや熱源の近くに置かないでください。また冷却用通気孔をふさがないようにしてください。
●
食べ物や飲み物が本製品にかからないようにしてください。また、水気のある場所での運用は避けてください。万一製品が濡れてしまった場
合は、トラブルシューティングガイドの該当する文をお読みになるか、サービス会社に連絡してください。
●
本システムの開口部に物を差し込まないでください。内部コンポーネントのショートによる火事や感電を引き起こすことがあります。
●
本製品と一緒にその他のデバイスを使用する場合は、弊社の認定を受けたデバイスを使用してください。
●
カバーを外す際、あるいは内部コンポーネントに触れる際は、製品の温度が十分に下がってから行ってください。
●
電気定格ラベル標記と合致したタイプの外部電源を使用してください。正しい外部電源タイプがわからない場合は、サービス会社、あるいは
お近くの電力会社にお問い合わせください。
●
システムの損傷を防ぐために、電源装置の電圧選択スイッチ(装備されている場合のみ)がご利用の地域の設定と合致しているか確認してください。
-- 東日本では 100V/50Hz、西日本では 100V/60Hz
-- DC 電源供給ユニットについては -48VDC
●
また、付属するデバイスが、ご使用になる地域の電気定格に合致しているか確認してください。
●
付属の電源ケーブルのみを使用してください。
●
感電を防止するために、本システムと周辺装置の電源ケーブルは、正しく接地された電気コンセントに接続してください。このケーブルには、
正しく接地されるように、3 ピンプラグが取り付けられています。アダプタプラグを使用したり、ケーブルから接地ピンを取り外したりしない
でください。延長コードを使用する必要がある場合は、正しく接地されたプラグが付いている 3 線式コードを使用してください。
●
延長コードと電源分岐回路の定格を守ってください。延長コードまたは電源分岐回路に差し込まれているすべての製品の合計定格アンペア数
が、その延長コードまたは電源分岐回路の定格アンペア限界の 8 割を超えないことを確認してください。
●
一時的に急激に起こる電力の変動からシステムコンポーネントを保護するには、サージサプレッサ、回線調整装置、または無停電電源装置(UPS)
を使用してください。
●
ケーブルと電源コードは慎重に取り付けてください。踏みつけられたりつまずいたりしない位置に、ケーブルと電源コードを配線し、コンセ
ントに差し込んでください。また、ケーブル上に物を置いたりしないようにしてください。
●
電源ケーブルやプラグを改造しないでください。設置場所の変更をする場合は、資格を持った電気技術者または電力会社にお問い合わせくだ
さい。国または地方自治体の配線規則に必ず従ってください。
●
システムに対応しているホットプラグ可能な電源装置に電源を接続したり、切り離したりする際には、以下の注意を守ってください。
-- 電
源装置を取り付ける場合は、電源装置を取り付けてから、電源ケーブルを電源装置に接続してください。
-- 電源装置を取り外す場合は、事前に電源ケーブルを抜いておいてください。
-- システムに複数の電源がある場合、システムから電源を切り離すには、すべての電源ケーブルを電源装置から抜いてください。
●
製品の移動は気をつけて行ってください。キャスタやスタビライザがしっかり装着されているか確認してください。急停止や、凹凸面上の移
動は避けてください。
3
安全にお使いいただくために
ラック搭載型製品に関する一般的な注意事項
ラックの安定性および安全性に関する以下の注意事項を遵守してください。また、システムおよびラックに付随する、ラック設置マニュアル中の注
意事項や手順についてもよくお読みください。
●
システムとは、ラックに搭載されるコンポーネントを指しています。コンポーネントはシステムや各種周辺デバイスや付属するハードウェア
も含みます。
前面および側面のスタビライザを装着せずに、システムをラックに搭載すると、ラックが倒れ、人身事故を引き起こす場合があります。ラッ
クにシステムを搭載する前には、必ずスタビライザを装着してください。
接地用伝導体を壊したり、接地用伝導体を適切に取り付けないで装置を操作しないでください。適切な接地ができるかわからない場合、電
気保安協会または電気工事士にお問い合わせください。
システムのシャーシは、ラックキャビネットのフレームにしっかり接地される必要があります。接地ケーブルを接続してから、システムに
電源を接続してください。電源および安全用接地配線が完了したら、資格を持つ電気検査技師が検査する必要があります。安全用接地ケー
ブルを配線しなかったり、接続されていない場合、エネルギーハザードが起こります。
●
ラックにシステム / コンポーネントを搭載した後は、一度にスライド・アセンブリに乗せて引き出すコンポーネントは 1 つのみとしてください。
2 つ以上のコンポーネントが引き出されると、ラックがバランスを失い、倒れて重大な事故につながる恐れがあります。
●
ラックに装置を搭載する前に、スタビライザがしっかりとラックに固定されているか、床面まで到達しているか、ラック全体の重量がすべて
床にかかるようになっているかをよく確認してください。ラックに搭載する前に、シングルラックには前面および側面のスタビライザを、複
数結合型のラックには前面用スタビライザを装着してください。
●
ラックへの装置の搭載は、常に下から上へ、また最も重いものから行ってください。
●
ラックからコンポーネントを引き出す際には、ラックが水平で、安定しているかどうか確認してから行ってください。
●
コンポーネントレール解除ラッチを押して、ラックから、またはラックへコンポーネントをスライドさせる際は、指をスライドレールに挟ま
ないよう、気をつけて行ってください。
●
ラックに電源を供給する AC 電源分岐回路に過剰な負荷をかけないでください。ラックの合計負荷が、分岐回路の定格の 80 パーセントを超え
ないようにしてください。
●
ラック内部のコンポーネントに適切な空気流があることを確認してください。
●
ラック内の他のシステムを保守する際には、システムやコンポーネントを踏みつけたり、その上に立ったりしないでください。
資格を持つ電気工事士が、DC 電源への接続と接地を行う必要があります。すべての電気配線が、お住まいの地域、および国の電気基準と
規制に準拠していることを確認してください。
静電気障害を防止するために
静電気は、システム内部の精密なコンポーネントを損傷する恐れがあります。静電気による損傷を防ぐため、マイクロプロセッサなどの電子部品に
触れる前に、身体から静電気を逃がしてください。シャーシの塗装されていない金属面に定期的に触れることにより、身体の静電気を逃がすことが
できます。
さらに、静電気放出(ESD)による損傷を防ぐため、以下の手順を実行することをお勧めします。
1.
静電気に敏感なコンポーネントを箱から取り出す時は、コンポーネントをシステムに取り付ける準備が完了するまで、コンポーネントを静電気
防止包装から取り出さないでください。静電気防止包装から取り出す直前に、必ず身体の静電気を逃してください。
2.
静電気に敏感な部品を運ぶ場合、最初に静電気防止容器またはパッケージに入れてください。
3.
静電気に敏感なコンポーネントの取り扱いは、静電気のない場所で行います。可能であれば、静電気防止床パッド、作業台パッド、および帯電
防止接地ストラップを使用してください。
バッテリの取り扱いについて
不適切なバッテリの使用により、爆発などの危険性が生じることがあります。バッテリの交換は、必ず同じものか、製造者が推奨する同等
の仕様のものをご使用ください。バッテリの廃棄については、製造者の指示に従って行ってください。
4
安全にお使いいただくために
電源の異常
万一停電などの電源異常が発生した場合は、必ず本スイッチの電源プラグを抜いてください。電源が再度供給できる状態になってから電源プラグを
再度接続します。
このたびは、弊社製品をお買い上げいただきありがとうございます。
本書は、製品を正しくお使いいただくための取扱説明書です。必要な場合には、いつでもご覧いただけますよう大切に保管してください。
また、必ず本書、設置マニュアル、および同梱されている製品保証書をよくお読みいただき、内容をご理解いただいた上で、記載事項に従ってご使
用ください。
● 本書および同梱されている製品保証書の記載内容に逸脱した使用の結果発生した、いかなる障害や損害において、弊社は一切の責任を負いません。あ
らかじめご了承ください。
● 本書および同梱されている製品保証書は大切に保管してください。
● 弊社製品を日本国外でご使用の際のトラブルはサポート対象外になります。
なお、本製品の最新情報やファームウェアなどを弊社ホームページにてご提供させていただく場合がありますので、ご使用の前にご確認ください。
また、テクニカルサポートご提供のためにはユーザ登録が必要となります。
http://www.dlink-jp.com/
5
目次
目次
安全にお使いいただくために......................................................................................................................................................................................... 2
ご使用上の注意............................................................................................................................................................................................................... 3
ラック搭載型製品に関する一般的な注意事項............................................................................................................................................................... 4
静電気障害を防止するために......................................................................................................................................................................................... 4
バッテリの取り扱いについて......................................................................................................................................................................................... 4
電源の異常...................................................................................................................................................................................................................... 5
はじめに
9
本マニュアルの対象者.................................................................................................................................................................................................. 10
表記規則について......................................................................................................................................................................................................... 10
DGS-6600 シリーズにおける注意 / 警告事項
11
安全に使用するための注意事項................................................................................................................................................................................... 11
スイッチの取り扱いに関する注意事項................................................................................................................................................................. 11
電池の取り替え、取り外しに関する注意事項...................................................................................................................................................... 11
スイッチの設置、移動に関する注意事項............................................................................................................................................................. 11
電機の安全に関する事項....................................................................................................................................................................................... 12
接地要件................................................................................................................................................................................................................. 12
静電放電ダメージの防止....................................................................................................................................................................................... 12
レーザー安全性...................................................................................................................................................................................................... 12
第 1 章 本製品のご使用にあたって
13
DGS-6600 シリーズについて....................................................................................................................................................................................... 13
サポートする機能(DGS-6604/DGS-6608)................................................................................................................................................................ 13
製品外観........................................................................................................................................................................................................................ 14
DGS-6604 外観...................................................................................................................................................................................................... 14
DGS-6608 外観...................................................................................................................................................................................................... 15
DGS-6604/6608 ハードウェア構成............................................................................................................................................................................. 16
シャーシ................................................................................................................................................................................................................. 16
「モジュールプラグイン」フレーム...................................................................................................................................................................... 16
DGS-6604/6608 の換気 / 放熱システム....................................................................................................................................................................... 17
DGS-6604 換気システム........................................................................................................................................................................................ 17
DGS-6608 換気システム........................................................................................................................................................................................ 17
DGS-6600 コントロールモジュール/ I/O モジュール............................................................................................................................................... 18
DGS-6600-CM........................................................................................................................................................................................................ 18
DGS-6600-CM-II..................................................................................................................................................................................................... 19
DGS-6600-24SC2XS............................................................................................................................................................................................... 21
DGS-6600-16XS-D................................................................................................................................................................................................. 22
DGS-6600-48P....................................................................................................................................................................................................... 23
DGS-6600-48S ...................................................................................................................................................................................................... 24
DGS-6600-48T ...................................................................................................................................................................................................... 25
DGS-6600-48TS..................................................................................................................................................................................................... 26
DGS-6600-8XG....................................................................................................................................................................................................... 27
第 2 章 スイッチの設置
29
インストール要件......................................................................................................................................................................................................... 30
ラックマウント要件.............................................................................................................................................................................................. 30
排気要件................................................................................................................................................................................................................. 30
電力要件................................................................................................................................................................................................................. 31
システム接地要件......................................................................................................................................................................................................... 31
安全な接地............................................................................................................................................................................................................. 31
落雷対応接地......................................................................................................................................................................................................... 31
EMI 関連事項.......................................................................................................................................................................................................... 32
ファイバ接続に関する事前注意事項..................................................................................................................................................................... 32
必要工具........................................................................................................................................................................................................................ 32
DGS-6600 開封時の確認事項....................................................................................................................................................................................... 32
同梱物..................................................................................................................................................................................................................... 32
設置フローチャート..................................................................................................................................................................................................... 33
インストール前の確認.................................................................................................................................................................................................. 34
キャビネットの設置..................................................................................................................................................................................................... 34
キャビネット設置時の事前注意事項..................................................................................................................................................................... 34
シンプルインストールステップ(キャビネット)................................................................................................................................................ 34
DGS-6600 シリーズのキャビネットへの取り付け ..................................................................................................................................................... 34
キャビネットマウントの事前注意事項................................................................................................................................................................. 34
シンプルインストールステップ(DGS-6600)..................................................................................................................................................... 34
ファンモジュールの設置.............................................................................................................................................................................................. 35
6
目次
電源サプライの設置..................................................................................................................................................................................................... 36
エアフィルタの取り付け.............................................................................................................................................................................................. 37
システム接地接続......................................................................................................................................................................................................... 38
接地時の事前注意事項........................................................................................................................................................................................... 38
シンプル接地ステップ........................................................................................................................................................................................... 38
AC 電源サプライと電源モジュールの接続.................................................................................................................................................................. 39
電源サプライ接続の事前注意事項........................................................................................................................................................................ 39
シンプル電源接続ステップ................................................................................................................................................................................... 39
コントロールモジュールケーブルの接続.................................................................................................................................................................... 39
シンプルコントロールモジュールケーブル接続ステップ................................................................................................................................... 39
モジュールの取り外し.................................................................................................................................................................................................. 40
モジュールの取り付け.................................................................................................................................................................................................. 41
外部インタフェースケーブルの接続............................................................................................................................................................................ 41
外部インタフェースケーブル接続時の事前注意事項 .......................................................................................................................................... 41
シンプルインタフェースケーブル接続ステップ.................................................................................................................................................. 41
ケーブル管理................................................................................................................................................................................................................ 42
ケーブル管理における事前注意事項..................................................................................................................................................................... 42
シンプルケーブル管理ステップ............................................................................................................................................................................ 42
設置後の確認................................................................................................................................................................................................................ 42
キャビネット確認.................................................................................................................................................................................................. 42
ケーブル確認......................................................................................................................................................................................................... 42
電源サプライ確認.................................................................................................................................................................................................. 42
第 3 章 スイッチの接続
43
エンドノードと接続する.............................................................................................................................................................................................. 43
ハブまたはスイッチと接続する................................................................................................................................................................................... 44
バックボーンまたはサーバと接続する........................................................................................................................................................................ 44
コントロールモジュールケーブルの接続.................................................................................................................................................................... 45
外部インタフェースケーブルの接続..................................................................................................................................................................... 45
ケーブル管理......................................................................................................................................................................................................... 45
第 4 章 スイッチ管理の導入
46
管理オプション............................................................................................................................................................................................................. 46
端末をコンソールポートに接続する............................................................................................................................................................................ 46
コンソールポートとターミナルの接続................................................................................................................................................................. 47
スイッチへの初回接続.................................................................................................................................................................................................. 48
イーサネット管理ポートへの接続............................................................................................................................................................................... 49
パスワード設定............................................................................................................................................................................................................. 50
ユーザアカウントの作成....................................................................................................................................................................................... 50
設定変更の保存............................................................................................................................................................................................................. 50
SNMP 設定.................................................................................................................................................................................................................... 51
トラップ................................................................................................................................................................................................................. 51
MIB......................................................................................................................................................................................................................... 51
第 5 章 Web ベースのスイッチ管理
52
Web ベースの管理について......................................................................................................................................................................................... 52
Web UI の有効化と設定................................................................................................................................................................................................ 53
Web マネージャへのログイン..................................................................................................................................................................................... 54
Web マネージャの画面構成......................................................................................................................................................................................... 55
Web マネージャのメイン画面について................................................................................................................................................................ 55
Web UI を使用した管理インタフェースの設定........................................................................................................................................................... 56
第 6 章 スイッチのメンテナンス
57
モニタリング機能......................................................................................................................................................................................................... 57
ハードウェアのメンテナンス....................................................................................................................................................................................... 57
モジュールのメンテナンス................................................................................................................................................................................... 57
給排気システムのメンテナンス............................................................................................................................................................................ 57
電源サプライのメンテナンス................................................................................................................................................................................ 57
リモートメンテナンス........................................................................................................................................................................................... 57
7
目次
第 7 章 トラブルシューティング
58
インストールに関するトラブルシューティングの流れ.............................................................................................................................................. 58
一般的なトラブルシューティング............................................................................................................................................................................... 59
【問題1】:ログインパスワードの紛失................................................................................................................................................................. 59
【問題2】:AC 電源モジュールが動作していない................................................................................................................................................ 59
【問題3】:モジュールの LED が正しく動作しない............................................................................................................................................. 59
【問題4】:モジュールの LED がしばらく正常に動作した後、正しく動作しない............................................................................................. 59
【問題5】:コントロールモジュールの LED の動作が不安定 .............................................................................................................................. 60
【問題6】:ファントレイが動作しない /LED の動作が不安定............................................................................................................................. 60
【問題7】:シリアルポートに接続してもコンソールからの反応がない............................................................................................................. 60
【問題8】:シリアルポートコンソールに文字化けが発生している..................................................................................................................... 60
付録 A 仕様情報
61
DGS-6604/6608 ハードウェア仕様一覧表............................................................................................................................................................ 61
DGS-6600-CM/CM II コントロールモジュール製品 ハードウェア仕様一覧表.................................................................................................. 61
DGS-6600-PWR/FAN ハードウェア仕様一覧表................................................................................................................................................... 61
DGS-6600 シリーズ I/O モジュール製品 ハードウェア仕様一覧表................................................................................................................... 62
ソフトウェア仕様一覧表....................................................................................................................................................................................... 63
付録 B 拡張モジュール
64
DGS-6600 シリーズ対応 SFP/SFP+/XFP モジュール(ホットスワップ対応)
. ................................................................................................... 64
付録 C 接続メディア
66
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T ポート........................................................................................................................................................ 66
光ファイバ接続...................................................................................................................................................................................................... 67
8
はじめに
はじめに
xSD-Link DGS-6600 シリーズ ハードウェアガイドは、本スイッチのハードウェアに関するインストールおよび操作方法を例題と共に記述しています。
第 1 章 本製品のご使用にあたって
-- 本スイッチの概要とその機能について説明します。また、外観、構成や各モジュールのパネルと LED 表示について説明します。
第 2 章 スイッチの設置
-- システムの基本的な接地条件や設置方法について説明します。また、キャビネットや各モジュールの接地方法についても紹介します。
第 3 章 スイッチの接続
-- スイッチをご使用のネットワークに接続する方法を説明します。
第 4 章 スイッチ管理の導入
-- 各種デバイスからの本スイッチへの接続など基本的なスイッチの接続について説明します。
第 5 章 Web ベースのスイッチ設定
-- Web ベースの管理機能への接続方法および使用方法について説明します。
第 6 章 スイッチのメンテナンス
-- モニタリング、ハードウェア、リモートでのメンテナンス方法について説明します。
第 7 章 トラブルシューティング
-- インストールや、よくある問題について説明します。
付録 A 仕様情報
-- シャーシ、モジュールの各仕様情報について説明します。
付録 B 拡張モジュール
-- 対応している拡張モジュールについての情報を示します。
付録 C 接続メディア
-- 各ポートの接続メディアについて説明します。
9
はじめに
本マニュアルの対象者
本マニュアルは、本製品の設置および管理についての情報を記載しています。また、ネットワーク管理の概念や用語に十分な知識を持っているネッ
トワーク管理者を対象としています。
表記規則について
本項では、本マニュアル中での表記方法について説明します。
注意では、特長や技術についての詳細情報を記述します。
警告では、設定の組み合わせ、イベントや手順によりネットワークの接続状態やセキュリティなどに悪影響を及ぼす恐れのある事項につい
て説明します。
表 1 に、本マニュアル中での字体、・記号についての表記規則を表します。
表 1 字体・記号の表記規則
字体・記号
「」
青字
10
解説
メニュータイトル、ページ名、ボタン名。
参照先。
例
「Submit」ボタンをクリックして設定を確定してください。
" ご使用になる前に "(13 ページ)をご参照ください。
courier フォント CLI 出力文字、ファイル名。
(switch-prompt)#
courier 太字
コマンド、ユーザによるコマンドライン入力。
show network
courier 斜体
コマンドパラメータ(可変または固定)。
value
<>
可変パラメータ。< > にあたる箇所に値または文字を入力します。 <value>
[]
任意の固定パラメータ。
[value]
[< >]
任意の可変パラメータ。
[<value>]
{}
{ } 内の選択肢から 1 つ選択して入力するパラメータ。
{choice1 | choice2}
|(垂直線)
相互排他的なパラメータ。
choice1 | choice2
[{ }]
任意のパラメータで、指定する場合はどちらかを選択します。
[{choice1 | choice2}]
DGS-6600シリーズにおける注意/警告事項
DGS-6600 シリーズにおける注意 / 警告事項
DGS-6600 シリーズ 使用時、設置時の注意事項、警告事項について説明します。
安全に使用するための注意事項
DGS-6600 シリーズは安全基準に遵守し設計、製作されており不正な使用は感電、火災や使用者の怪我などを引き起こす可能性があります。 DGS6600 の設置前には必ず以下の注意事項を読んでください。
スイッチの取り扱いに関する注意事項
-- DGS-6600 シリーズシャーシ (6604 / 6608) はモジュール類を設置後は特に重くなります。1 人で運搬や持ち上げなど行うと怪我や製品の破損、故
障などにつながる可能性もあるので十分気をつけてください。
-- DGS-6600 シリーズスイッチの運搬や持ち上げを行う場合、「図 1」を参考にスイッチ上部の取っ手を使ってください。その他部分を持っての運搬
や持ち上げは行わないでください。
-- DGS-6600 シリーズスイッチは歩行の邪魔になるような場所や、安全上問題があると思われる場所への設置は避けてください。
-- DGS-6600 スイッチの運搬や設置、メンテナンスの際は動きやすく、機械に引っかかる事のない服装で行ってください。
電池の取り替え、取り外しに関する注意事項
DGS-6600 シリーズの含まれる電池は厳重に保護されており、資格のある保守サービス管理者によってのみ取り外しを行うことが可能です。電池を
交換する際は四角のある保守サービス管理者に連絡をして下さい。自分で電池の交換は行わないでください。もし本注意事項を遵守せず電池交換を
行う場合、以下のガイドラインに従い電池の爆発の危険性を回避するようにして下さい。
-- 電池製造業者の推薦する電池の種類、もしくは同じ種類の電池を使用してください。
-- 電池製造業者の指示に従い使用済みの電池は廃棄してください。
スイッチの設置、移動に関する注意事項
DGS-6600 スイッチを移動する前には、必ず全てのモジュールや電源モジュール、ファントレイを取り外してください。全てのモジュール類を取り
外した後、シャーシ上部にある取っ手を使用してスイッチを移動します。
-- DGS-6604/6608 の設置時や取り外し時には必ず、漏電を防ぐための接地がなされていることを必ず確認してください。
-- DGS-6604/6608 の接地時や取り外し時には必ず、電源モジュールはオフになっている事、電源ケーブルはコンセントから外れている事を必ずご
確認ください。
図 1:スイッチの持ち方、移動方法
11
DGS-6600シリーズにおける注意/警告事項
電機の安全に関する事項
-- 電気関連の制約事項や法令を必ず遵守してください。あらゆる電気関連の業務などは資格を持った管理者が実施してください。
-- スイッチへの作業を開始する前に、作業エリアの安全を確保してください。例 : 床の濡れや湿り、床面の電源や信頼性の低い電源などに注意して
ください。
-- スイッチへの作業を開始する前に、部屋の緊急電源オフスイッチを確認してください。
-- 電気的なアクシデントが発生した際は、スイッチの電源を最初にオフにしてください。
-- スイッチの電源をつけたままメンテナンス装備を持ち出したりしないでください。
-- 電源を切る前に、必ず安全かどうかを確認してください。
-- スイッチを湿度の高い場所、濡れた床面などに設置しないでください。あらゆる液体がスイッチにかからないようにしてください。
-- 接地の接続が両端ともにつながっていることを確認してください。
-- 作業の前に全ての電源の接続を解除してください。
-- 20A 以下のサーキットブレーカーに接続するようにしてください。
-- 複数の電源を設置する場合、各電源を独立した過電流遮断器といわれる機器に接続してください。単一の電源が落ちてしまった場合、接続されて
いる唯一の電源として影響を受けます。
接地要件
適切な接地により DGS-6600 の安定した信頼性の高い操作が可能になります。接地要件を満たしたスイッチの導入後の適切な接地状況の確認をする
ことはとても重要です。全ての接地機器は AC 電源が DGS-6600 に電力供給を開始する前に、接地が完了している必要があります。
DGS-6604 シリーズの AC 電源は最小 0.823 mm2 (or 18AWG) の接地ケーブルを使用する必要があります。このケーブルは装置のある部屋のグラウン
ドと、DGS-660 シャーシグラウンドターミナルを接続します。このケーブルは装置のある部屋のグラウンドと、DGS-6608 シリーズの AC 電源は最
小 1.32 mm2 (or16AWG) の接地ケーブルを使用する必要があります。
注意 : 直接、または間接であっても電源と濡れた物体が触れると致死的な危険を招く場合があります。
注意 : 不正な電源の取り扱いなどで電気ショックや火災などが発生する場合があります。これらにより人体への致死的なダメージなどを与える可能
性もあります。
静電放電ダメージの防止
DGS-6600 において機器にダメージを与える可能性のある静電気の発生も事前に考慮しておく必要があります。発生する静電気がある一定の限度を
越えると、スイッチの回路や装備そのものにダメージを与える可能性があります。
静電気は DGS-6600 スイッチが次のネットワークメンバである場合に、発生する可能性があります。
-- 雷など高電圧の電力供給が発生による外部電場
-- ビル内の要因:例:ビル設計、内部フロアなど
幾つかの要因は注意することで静電気からのダメージを防ぐことが可能です。以下のガイドラインに従い静電気殻のダメージを防いでください。
1. 全ての電気機器を適正な方法で接地する。
2. 埃を防ぐ対策を行う。
3. 環境を適正な湿度に保つ。
4. 回路版の端を持つ。回路版の表面には触らない。
5. 電気回路の側で仕事をする場合は静電気防止ストラップなどを使用する。
6. 服に回路版が触れないようにする。静電気防止ストラップは人体からの静電気は防止するものの、服に発生している静電気の低減にはならない。
レーザー安全性
DGS-6600 シリーズの幾つかのモジュールは「クラス1レーザー機器」として認定されています。これらの機器を使用する場合、以下のことに注意
してください。
-- ファイバトランシーバが接続されているか、埃防止キャップが設置されているかを確認します。埃が入ることを防止することで目へのダメージを
回避できます。
-- オプティカルポートを覗かない。
どのような状況であってもオプティカルポートを覗かないようにします。眼球にダメージを与える可能性があります。
12
本製品のご使用にあたって
第 1 章 本製品のご使用にあたって
-------
DGS-6600 シリーズについて
サポートする機能(DGS-6604/DGS-6608)
製品外観
DGS-6604/6608 ハードウェア構成
DGS-6604/6608 の換気 / 放熱システム
DGS-6600 コントロールモジュール/ I/O モジュール
DGS-6600 シリーズについて
DGS-6600 シリーズスイッチは順応性、拡張性をデザインして作られたモジュール、シャーシベースバックボーンスイッチです。現在 DGS-6600 シ
リーズのシャーシは 4 スロットの DGS-6604 と 8 スロットの DGS-6608 があります。DGS-6600 スイッチは管理モジュール(コントロールモジュール)
に 576Gbps(6604)、1152Gbps(6608)のスイッチ容量を搭載したマネジメントプラットフォームを提供しています。シャーシは、DGS-6604 は管
理モジュール用に 1 スロット、その他モジュール用に 3 スロットが用意されています。DGS-6608 は管理モジュール用に 2 スロット、その他モジュー
ル用に6スロットが用意されています。DGS-6600 シリーズ全てのモジュールはホットスワップ対応となっています。DGS- 6600 シャーシには電源
用のスロットがあり、DGS-6604 だと 4 個、DGS-6608 だと 8 個までのリダンダント電源モジュールを確保することが可能です。複数のリダンダン
ト電源の設置は電源喪失などの事態が発生した場合でも、安定して継続的な操作を行うことが可能です。
サポートする機能(DGS-6604/DGS-6608)
拡張性
DGS-3620
• DGS-6604/6608 は IPv6 を利用した戦略的なルーティングの設定が可能です。複数の種類のモジュールに対応することで、各々のネットワーク要件に合ったスイッチの設定
をカスタマイズすることが可能です。
ホットスワップ対応
• DGS-6604/6608 モジュールのホットスワップに対応しています。ネットワークに不調が合った場合、ファントレイや電源モジュールの交換もネットワークの遮断を最小限に
留めることができます。
冗長性電源
• DGS-6604/6608 には複数の電源モジュールが格納可能な電源スロットがあります。DGS-6600 が PoE のないネットワーク環境で稼動していても、スイッチは電源モジュー
ル 1 つのみで稼動します。最悪の場合、3 つの 48 ポートPoE モジュールがインストールされている場合にも、すべての電力需要に対応可能です。
効率的なデータプロセス
• DGS-6604/6608 は複数の機能を搭載しています。スイッチング、ルーティング、ACL、そして QoS などの機能をスイッチハードウェアを通して使用することが可能です。
• スイッチハードウェアを使用することでソフトウェア間の複雑な設定などで発生する問題も回避することが可能です。
• ネットワーク管理、ルート管理、幾つかの機能は管理モジュールによって動作します。その他モジュールはマルチキャストやスイッチング、ルーティングなど搭載された機
能を使用することができます。
• 各スイッチポートには機器に搭載された ACL や QoS 機能を使用することができます。これらの機能の組み合わせで機器の処理能力は大幅に改善されます。
物理的な回復力
• DGS-6604/6608 は何らかの不具合が生じた時に、複数のリダンダント電源モジュールやモジュールのホットスワップ対応などで、物理的な不具合にも対応するように幾つ
かの機能を搭載しています。
安全なスイッチ管理方法
• DGS-6604/6608 は ネットワークの障害になる非管理者などの不正ログインを防ぐ幾つかの機能をサポートしています。SSH などを含む暗号化ログイン機能や、Telnet の
規制強化や指定送信元グループのみへの Web アクセスの許可などで対応しています。
802.1X 対応
• DGS-6604/6608 は 802.1X に対応しています。802.1X は特定のネットワークデバイスや権限ユーザなどにのみ、ユーザまたはネットワーク機器がポートからのフレームの
転送や受信を許可する前に直面することで、スイッチの各ポートに基準を構築し、ネットワークリソースへのアクセスを許可するメカニズムです。
広範囲のアプリケーション対応
• DGS-6604/6608 は QoS やマルチキャストを含む広範囲の アプリケーションをサポートしています。
• QoS 機能は「Strict Priority モード」、
「Weighted Round Robin」(WRR)、
「Deficit Round Robin」(DRR)、そして HOLブロッキングなどによりサポートされています。これらの
QoS 機能は様々なアプリケーションへの帯域の確保を提供します。
• マルチプルマルチキャストは IGMP スヌーピング、IGMP、PIM (SM,DM)、そして DVMRP を含むスイッチによりサポートされています。これらのマルチキャストはネットワー
クに提供されるマルチキャストアプリケーションに最低限必要な帯域を確保します。
ECMP 対応
• 従来のルーティングテクニックは他のリンクがスタンドバイ/ アクティブではない場合も、同じアドレス、パケットに届く複数のリンクから宛先に届くリンクの 1 つのみを取得
することができるネットワークでした。
• 従来のルーティングテクニックはダイナミックルーティングを使用した環境での幾つかのリンクでのスイッチングに、ある程度時間がかかっていたことが問題でした。
• 従来のルーティングに比べても ECMP はネットワーク環境において複数のリンクを同時に使えるなどといった面で改善しています。
• 通信帯域の増大においてもECMP は遅延やデータロスを発生させずにリンクのデータ送信のバックアップを行います。
STP/VRRP 対応
• DGS-6604/6608 はスパニングツリープロトコル (STP) とバーチャルルータリダンダンシープロトコル (VRRP) をサポートしています。スパニングツリー (STP) バージョンは ス
パニングツリープロトコル (IEEE 802.1D)、ラピッドスパニングツリープロトコル (IEEE 802.1w),、マルチプルスパニングツリープロトコル (IEEE 802.1s) を含むスイッチによっ
てサポートされています。
13
本製品のご使用にあたって
製品外観
DGS-6604 外観
パワーサプライユニット用スロット
モジュールスロット
コントロールモジュール用スロット
ファンモジュール用スロット
名称
14
概要
パワーサプライユニット用スロット
4 つまでの電源モジュールを格納することが可能です。
コントロールモジュール用スロット
コントロールモジュール格納することが可能です。
モジュールスロット
コントロールモジュール以外のモジュールを格納します。3 つまで格納可能です。
ファンモジュール用スロット
ファンモジュールを格納します。
本製品のご使用にあたって
DGS-6608 外観
8
パワーサプライユニット用スロット
5
6
7
8
コントロールモジュール用スロット
5
6
7
8
モジュールスロット
( スロット 1 - 3 / 6 - 8 )
ファンモジュール用スロット
名称
概要
パワーサプライユニット用スロット
8 つまでの電源モジュールを格納することが可能です。
コントロールモジュール用スロット
2 つまでのコントロールモジュール格納することが可能です。
モジュールスロット
コントロールモジュール以外のモジュールを格納します。スロット 1-3 と 6-8 になります。
6つまで格納可能です。
ファンモジュール用スロット
ファンモジュールを格納します。
15
本製品のご使用にあたって
DGS-6604/6608 ハードウェア構成
DGS-6604/6608 のハードウェアはシャーシ、コントロールモジュール、モジュール、パワーサプライモジュール、ファンモジュールで構成されてい
ます。
シャーシ
DGS-6604/6608 は通常の 19 インチシャーシです。コントロールモジュールスロット、モジュールスロット、パワーサプライ用スロット、ファンモ
ジュール用スロットで構成されています。コントロールモジュールスロット、モジュールスロットは「モジュールプラグイン」で構成されています。
これは様々な DGS-6600 シリーズのモジュールを接続するのに使用されます。
パワーサプライ用スロットはシャーシの上部にあります。 ファンモジュール用スロットはシャーシの右側にあり、DGS-6604 のファンモジュール自
体は 8 個のファン、DGS-6608 のファンモジュールは 16 個のファンによって構成されています。ファンの大きさは 80x80x20mm になります。
「モジュールプラグイン」フレーム
DGS-6604/6608 シリーズの「モジュールプラグイン」フレームはモジュールスロットとバックプレーンで構成されています。
DGS-6604 は 4 個のモジュールスロット、DGS-6608 は 8 個のモジュールスロットをサポートしています。DGS-6604 は一番上のスロット、6608 の
場合スロット4と5はコントロールモジュールスロットとして使用されます。他のスロットは通常のモジュールを使用できます。DGS-6604/6608 で
使用される全てのモジュールは同じサイズで、高さ 42mm、幅 388mm、深さ 422mm となり水平方向にシャーシに装着します。DGS-6604/6608 の
バックプレーンはスイッチにインストールされたコントロールモジュールとその他のモジュールを内部で接続する役割を果たします。
DGS-6604/DGS-6608 バックプレーンの主な機能については以下の通りです。
•
•
•
•
高速通信用のチャンネル提供とモジュール間の様々な信号送信のメカニズムの提供。
受動バックプレーンとしての動作。
各スロットに装着されたモジュールの種類の自動識別。
電源の電力供給管理。
DGS-6604/6608 のスロットは最大で次のレイアウトを構成します。
• コントロールモジュール 1 個(6604)、2 個(6608)
• ネットワーク要件に合った 3 個のモジュール(6604)、6 個のモジュール(6608)
コントロールモジュールのスロット番号は 6604 は「1」、6608 は「4」と「5」になります。
16
本製品のご使用にあたって
DGS-6604/6608 の換気 / 放熱システム
DGS-6604 /DGS-6608 は 0-50ºC 内の環境で操作可能です。DGS-6604/6608 のハードウェアはスイッチの修復性、安全性、信頼性に影響を与えること
ない様に、表面温度が50℃を超える環境での使用を避けるようにデザインされています。DGS-6604/6608 のハードウェアデザインは特定の環境
でも通常のように動作するよう、内部の熱を強制的に輩出するようにファンを搭載しています。以下の図では DGS-6604/6608 に搭載されたの換気 /
放熱システムを説明します。
DGS-6604 換気システム
吸気方向
排気方向
放出されたの空気は左から右へ流れるようになっています。
DGS-6608 換気システム
吸気方向
排気方向
放出されたの空気は左から右へ流れるようになっています。
17
本製品のご使用にあたって
DGS-6600 コントロールモジュール/ I/O モジュール
DGS-6604/6608 は下記のモジュールをサポートしています。
モジュール
DGS-6600-CM
DGS-6600-CM-II
DGS-6600-24SC2XS
DGS-6600-16XS-D
DGS-6600-48P
DGS-6600-48S
DGS-6600-48T
DGS-660048TS
DGS-6600-8XG
概要
DGS-6600-CM は DGS-6604 で使用されるコントロール(CPU)モジュールです。L2、L3 プロセス、ルー
ティング、ネットワーク管理、ユーザアクセスの管理を含む 全システムの管理に使用されます。
DGS-6600-CM-II は DGS-6604/6608 で使用されるコントロール(CPU)モジュールです。
DGS-6608 では 2 つのコントロールモジュールを使用可能です。
24 スロット SFP / 12Combo ポート 10/100/1000BASE-T / 2 スロット 10GSFP+ モジュール
使用可能シャーシ:DGS-6604
16 スロット 10G SFP+ モジュール
使用可能シャーシ:DGS-6604・DGS-6608
48 ポート 10/100/1000BASE-T PoE モジュール
使用可能シャーシ:DGS-6604・DGS-6608
48 スロット SFP モジュール
使用可能シャーシ:DGS-6604・DGS-6608
48 ポート 10/100/1000BASE-T モジュール
使用可能シャーシ:DGS-6604・DGS-6608
24 ポート 10/100/1000BASE-T / 24 スロット SFP モジュール
使用可能シャーシ:DGS-6604・DGS-6608
8 スロット 10G XFP モジュール
使用可能シャーシ:DGS-6604
DGS-6600-CM
DGS-6600-CM コントロールモジュールはシステムスイッチング、ユーザアクセス制御、システムステータス制御、ルーティング管理、ネットワー
ク管理、ネットワーク動作制御など DGS-6604 の機能を管理のためのデザインになっています。DGS-6600-CM は DGS-6604 シャーシのスロット 1
に差し込んで使用します。
インタフェース
UART コンソールインタフェース
DGS-6600-CM の前面パネルは 2 種類の UART コンソールインタフェースで構成されていて、RS-232 コネクタと USB コネクタの 2 種類のコンソー
ルがあります。これらのインタフェース相互排他性になっており、USB インタフェース側に高いプライオリティがあります。スイッチに RS-232 と
USB 接続の両方がある場合、CLI エンジンは自動的に USB を選択し RS-232 コンソール接続は解除されます。
アウトオブバンド管理ポート
DGS-6600-CM モジュール機能はアウトオブバンド管理ポートです。 管理ポートは RJ-45 接続を採用し、通常のイーサネットケーブルを使用し簡単
に接続することが可能です。アウトオブバンド管理のポートに接続し、Web ブラウザ、または Telnet コマンドを使用して管理を行うことができます。
管理ポートは初期値で有効になっており、スイッチに接続してすぐに使用することが可能です。スイッチ管理に使用するコンピュータのインタフェー
スとイーサネットケーブルで接続することで使用することが可能です。管理ポートの初期 IP アドレスは「10.90.90.90」、サブネットマスクは「255.0.0.0」
で、IP アドレスの重複がないように設定を行います。
18
本製品のご使用にあたって
LED について
DGS-6600-CM の LED 表示内容については次の通りです。
LED
Power
System
状態
緑点灯
オフ
Master
USB
RS-232
Compact Flash
電源が入っています。
電源が入っていません。
緑点灯
問題なく作動しています。
赤点灯
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
オフ
CPU Utilization
概要
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
CPU の使用率を示します。30% から 100% の間で表示されます。
緑点灯
コントロールモジュールはマスタ管理モジュールとして作動しています。
オフ
緑点灯
オフ
緑点灯
オフ
緑点滅
コントロールモジュールはバックアップモジュールとして作動しています。
USB コンソールポートを通じてログインしています。
USB コンソールポートは使用されていません。
RS オフ 232 コンソールポートを通じてログインしています。
RS オフ 232 コンソールポートは使用されていません。
コンパクトフラッシュカードの書き込み、読み出し中です。
DGS-6600-CM-II
DGS-6600-CM-II コントロールモジュールはシステムスイッチング、ユーザアクセス制御、システムステータス制御、ルーティング管理、ネットワー
ク管理、ネットワーク動作制御など DGS-6604/6608 の機能管理のためのデザインになっています。DGS-6600-CM-II は DGS-6604 シャーシのスロッ
ト 1、DGS-6608 シャーシスロット4,5に差し込んで使用します。
インタフェース
UART コンソールインタフェース
DGS-6600-CM-II の全面パネルは 2 種類の UART コンソールインタフェースで構成されていて、RS-232 コネクタと USB コネクタの 2 種類のコンソー
ルがあります。これらのインタフェース相互排他性になっており、USB インタフェース側に高いプライオリティがあります。スイッチに RS-232 と
USB 接続の両方がある場合、CLI エンジンは自動的に USB を選択し RS-232 コンソール接続は解除されます。
アウトオブバンド管理ポート
DGS-6600-CM-II モジュール機能はアウトオブバンド管理ポートです。 管理ポートは RJ-45 接続を採用し、通常のイーサネットケーブルを使用し簡
単に接続することが可能です。アウトオブバンド管理のポートに接続し、Web ブラウザ、または Telnet コマンドを使用して管理を行うことができ
ます。管理ポートは初期値で有効になっており、スイッチに接続してすぐに使用することが可能です。スイッチ管理に使用するコンピュータのイン
タフェースとイーサネットケーブルで接続することで使用することが可能です。管理ポートの初期 IP アドレスは「10.90.90.90」、サブネットマスク
は「255.0.0.0」で、IP アドレスの重複がないように設定を行います。
19
本製品のご使用にあたって
LED について
DGS-6600-CM-II の LED 表示内容については次の通りです。
LED
状態
緑点灯
Power
オフ
System
Master
赤点灯
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
緑点灯
CPU の使用率を示します。30% から 100% の間で表示されます。
コントロールモジュールはマスタ管理モジュールとして作動しています。
オフ
緑点灯
オフ
Compact Flash
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
緑点灯
RS-232
電源が入っていません。
問題なく作動しています。
オフ
USB
電源が入っています。
緑点灯
オフ
CPU Utilization
概要
緑点滅
コントロールモジュールはバックアップモジュールとして作動しています。
USB コンソールポートを通じてログインしています。
USB コンソールポートは使用されていません。
RS-232 コンソールポートを通じてログインしています。
RS-232 コンソールポートは使用されていません。
コンパクトフラッシュカードの書き込み、読み出し中です。
DGS-6600-CM/CM II ハードウェア仕様一覧表
製品名称
標準規格
D-Link Green 省電力機能
DGS-6600-CM
IEEE 802.3 10BASE-T、IEEE 802.3u 100BASE-TX、IEEE 802.3ab 1000BASE-T
○(リンクダウン時の省電力機能に対応)
インタフェース
RS-232 DB-9/
USB コンボコンソール
1
コンパクトフラッシュス
ロット
2
RJ45 マネジメントポート
1
スイッチ性能
SDRAM
2GByte
スイッチファブリック
フラッシュメモリ
576Gbps
ホットスワップ
―
最大消費電力
53.86W
電気的仕様
環境仕様
温度
湿度
寸法
動作時 / 保管時
動作時 / 保管時
質量
適合規格
EMI 規格
20
DGS-6600-CM-II
1GByte
○
54.86W
0 ~ 50℃ / − 40 ~ 70℃
10 ~ 90%(結露なきこと)/5 ~ 90%(結露なきこと)
3.605 kg
388(W)× 422(D)× 42(H)mm
CE/FCC/VCCI/C-Tick Class A
3.76kg
本製品のご使用にあたって
DGS-6600-24SC2XS
DGS-6600-24SC2XS は DGS-6604 用の I/O モジュールで、12 SFP ポート、12 コンボポート combo ports (10/100/1000Base-T/SFP) 、そして 2 SFP+ ポー
トを搭載しています。
Combo
Combo
DGS-6600-24SC2XS
Combo
10G
25
26
1T
2T
3T
4T
2F
4F
5T
6T
7T
8T
6F
8F
9T
10T
11T
12T
10F
12F
14
16
18
20
22
24
25
26
インタフェース
DGS-6600-24SC2XS は 12 SFP ポート、12 コンボポート combo ports (10/100/1000Base-T/SFP) 、そして 2 SFP+ ポートを搭載しています。
LED について
DGS-6600-24SC2XS の LED 表示内容については次の通りです。
LED
Power
System
状態
緑点灯
オフ
Mode
電源が入っています。
電源が入っていません。
緑点灯
問題なく作動しています。
赤点灯
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
オフ
Link/Act/Speed
概要
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
各機器と安全に接続されています。(1000 Mbps または 10 Gbps、10/100/1000
Mbps ポート、SFP ポートまたは 10G ポート )
緑点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
橙点灯
各機器と安全に接続されています。(10/100 Mbps または 100Mbps)
橙点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
(10/100 Mbps または 100Mbps)
オフ
当該ポートでのリンク、接続がありません。
21
本製品のご使用にあたって
DGS-6600-16XS-D
DGS-6600-16XS-D は DGS-6604/6608 用の I/O モジュールで、16 個の 10G SFP+ ポートを搭載しています。
DGS-6600-16XS-D
1
Link/Act
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
Link/Act
PWR
SYS
10G
インタフェース
DGS-6600-16XS-D は 16 個の 10G SFP+ ポートを搭載しています。
LED について
DGS-6600-16XS-D の LED 表示内容については次の通りです。
LED
Power
System
状態
緑点灯
オフ
Mode
電源が入っていません。
問題なく作動しています。
赤点灯
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
各機器と安全に接続されています。(10 Gbps)
緑点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
橙点灯
各機器と安全に接続されています。(1Gbps)
橙点滅
オフ
22
電源が入っています。
緑点灯
オフ
Link/Act/Speed
概要
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
当該ポートでのリンク、接続がありません。
1G
本製品のご使用にあたって
DGS-6600-48P
DGS-6600-48P は DGS-6604/6608 用の I/O モジュールで、48 個の 10/100/1000Base-T RJ-45 PoE ポートを搭載しています。
LED について
DGS-6600-48P の LED 表示内容については次の通りです。
LED
Power
System
状態
緑点灯
オフ
Mode
電源が入っていません。
問題なく作動しています。
赤点灯
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
各機器と安全に接続されています。(1000 Mbps)
緑点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。(1000 Mbps)
橙点灯
各機器と安全に接続されています。(10/100 Mbps または 100Mbps)
橙点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
(10/100 Mbps または 100Mbps)
オフ
PoE
電源が入っています。
緑点灯
オフ
Link/Act/Speed
概要
緑点灯
オフ
当該ポートでのリンク、接続がありません。
接続した機器に PoE での電源供給をしています。
PoE での電源供給はオフになっています。
23
本製品のご使用にあたって
DGS-6600-48S
DGS-6600-48S は DGS-6604/6608 用の I/O モジュールで、48 個の SFP スロットを搭載しています。
LED について
DGS-6600-48S の LED 表示内容については次の通りです。
LED
Power
状態
緑点灯
オフ
緑点灯
System
Mode
電源が入っていません。
問題なく作動しています。
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
各機器と安全に接続されています。(1000 Mbps)
緑点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。(1000 Mbps)
橙点灯
各機器と安全に接続されています。(100Mbps)
橙点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
(100Mbps)
オフ
24
電源が入っています。
赤点灯
オフ
Link/Act/Speed
概要
当該ポートでのリンク、接続がありません。
本製品のご使用にあたって
DGS-6600-48T
DGS-6600-48T は DGS-6604/6608 用の I/O モジュールで、48 個の 10/100/1000Base-T ポートを搭載しています。
LED について
DGS-6600-48T の LED 表示内容については次の通りです。
LED
Power
System
状態
緑点灯
オフ
Mode
電源が入っています。
電源が入っていません。
緑点灯
問題なく作動しています。
赤点灯
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
オフ
Link/Act/Speed
概要
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
各機器と安全に接続されています。(1000 Mbps)
緑点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。(1000 Mbps)
橙点灯
各機器と安全に接続されています。(10/100Mbps)
橙点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
(10/100Mbps)
オフ
当該ポートでのリンク、接続がありません。
25
本製品のご使用にあたって
DGS-6600-48TS
DGS-6600-48TS は DGS-6604/6608 用の I/O モジュールで、24 個の 10/100/1000Base-T ポートと 24 個の SFP スロットを搭載しています。
LED について
DGS-6600-48TS の LED 表示内容については次の通りです。
LED
Power
System
状態
緑点灯
オフ
1000Mbps
Link/Act/
Speed Mode
Link/Act/
Speed Mode
赤点灯
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
各機器と安全に接続されています。(1000 Mbps)
緑点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。(1000 Mbps)
橙点灯
各機器と安全に接続されています。(10/100Mbps)
橙点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
(10/100Mbps)
当該ポートでのリンク、接続がありません。
緑点灯
各機器と安全に接続されています。(1000 Mbps)
緑点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。(1000 Mbps)
橙点灯
各機器と安全に接続されています。(100Mbps)
橙点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。
(100Mbps)
オフ
26
電源が入っていません。
問題なく作動しています。
オフ
SFP モジュール
電源が入っています。
緑点灯
オフ
10/100/
概要
当該ポートでのリンク、接続がありません。
本製品のご使用にあたって
DGS-6600-8XG
DGS-6600-8XG は DGS-6604 用の I/O モジュールで、8 個の 10G XFP スロットを搭載しています。
LED について
DGS-6600-8XG の LED 表示内容については次の通りです。
LED
Power
System
状態
緑点灯
オフ
Speed Mode
電源が入っています。
電源が入っていません。
緑点灯
問題なく作動しています。
赤点灯
システムに異常が発生しています。
緑点滅
機器が起動中、またはシャットダウン中です。
オフ
Link/Act/
概要
機器はシャットダウンしています。
緑点灯
各機器と安全に接続されています。(10000 Mbps)
緑点滅
当該ポートでのデータ送受信が発生しています。(10000 Mbps)
オフ
当該ポートでのリンク、接続がありません。
27
本製品のご使用にあたって
DGS-6600 シリーズ I/O モジュール製品 ハードウェア仕様一覧表
製品名称
DGS-6600-48T
DGS-6600-48S
DGS-6600-48TS
DGS-6600-48P
DGS-6600-8XG
DGS-6600-16XS-D DGS-6600-24SC2XS
標準規格
IEEE 802.3ae 10G BASE-SR/LR/ER(8XG、16XS-D)、IEEE 802.3 10BASE-T(48T、48TS、48P、24SC2XS)、
IEEE 802.3u 100BASE-TX(48T、48TS、48P、24SC2XS)、IEEE 802.3ab 1000BASE-T(48T、48TS、48P、24SC2XS)、
IEEE 802.3aq 10GB-LRM(16XS-D)、
IEEE 802.3z 1000BASE-X(48S、48TS、24SC2XS)、IEEE 802.3x Flow Control(48T、48TS、48P、24SC2XS)、
IEEE 802.3af Power Over Ethernet(48P)、
IEEE 802.3ad/ax Link Aggregation、
IEEE 802.1Q VLAN Tagging、
IEEE 802.1D Spanning Tree
(STP compatible)
、
IEEE 802.1w Rapid Spanning Tree、
IEEE 802.1s Multiple Spanning Tree、IEEE 802.1p Class of Service、IEEE 802.1X Port Based Network Access Control
インタフェース
10BASE-T/100BASE-TX/
1000BASE-T ポート
(RJ-45)
(PoE)
─
12 ※ 2
─
─
24
─
16
2
8
─
─
48
─
24
48(48)
─
SFP スロット
─
48
24
─
10 ギガ用 SFP+ スロット
─
─
─
─
10 ギガ用 XFP スロット
─
─
─
─
オートネゴシエーション
○
─
○
─
─
○
Auto MDI/MDI-X
○
─
○
─
─
○
─
IEEE 802.3x
Flow Control
(Full Duplex)、
バックプレッ
シャー
(Half Duplex)、
ヘッドオブライン
(HOL)
ブロッキング防止
フローコントロール
IEEE 802.3x
Flow Control
(Full Duplex)、
バックプレッシャー
(Half Duplex)、
ヘッドオブライン
(HOL)
ブロッキング防止
─
IEEE 802.3x Flow Control(Full
Duplex)、
バックプレッシャー(Half Duplex)、
ヘッドオブライン(HOL)ブロッキング防止
─
SIM
32 ※
管理数(D-Link SIM)
スイッチ性能
SDRAM
512MByte
フラッシュメモリ
128MByte
MAC アドレス数
MAC アドレステーブル:32K/ モジュール、スタティックMAC アドレス:256
ホットスワップ
○
電気的仕様
最大消費電力
109.8W
118.6W
114.2W
873W
200.26W
179.84W
105.5W
─
給電方式:
Alternative A
1 ポートあたり
最大 15.4W
─
─
─
3.36kg
3.328kg
PoE
─
─
環境仕様
温度
動作時 / 保管時
0 ~ 50℃ / − 40 ~ 70℃
湿度
動作時 / 保管時
10 ~ 90%(結露なきこと)/5 ~ 90%(結露なきこと)
寸法
質量
388(W)× 422(D)× 42(H)mm
3.51kg
3.37kg
3.38kg
3.74kg
適合規格
EMI 規格
※ 対応予定
※ 1 DGS-6604 用です。
※ 2 コンボポート
28
CE/FCC/VCCI/C-Tick Class A
3.38kg
スイッチの設置
第 2 章 スイッチの設置
-----------------
インストール要件
システム接地要件
DGS-6600 開封時の確認事項
設置フローチャート
インストール前の確認
キャビネットの設置
ファンモジュールの設置
電源サプライの設置
エアフィルタの取り付け
システム接地接続
AC 電源サプライと電源モジュールの接続
コントロールモジュールケーブルの接続
モジュールの取り外し
モジュールの取り付け
外部インタフェースケーブルの接続
ケーブル管理
29
スイッチの設置
インストール要件
DGS-6600 シリーズは屋内で使用する必要があります。通常の動作と製品寿命の維持には、以下の条件に合致した環境での使用が必要です。
ラックマウント要件
DGS-6600 シリーズスイッチをラックマウントで使用する場合、ラックマウンティングにおいて以下の条件を満たす必要があります。
• オープンキャビネットの状態でラックマウントを行ってください。クローズキャビネットの状態で設置する場合は、キャビネットの排気状態と
排熱システムによって製品に熱がこもらないよう設置を行ってください。
• DGS-6604、6608 と装着するモジュールの重量に耐え、安定してキャビネットにしっかりと安定した状態になるように設置してください。
• DGS-6604、6608 の前面、側面、そして背面に、設置、モジュール装着する際の十分な空間を確保してキャビネットの設置を行ってください。
• キャビネットも正しく接地するようにしてください。
排気要件
DGS-6604/6608 の排気方向は以下の図のようになります。通常の排気を確保するように設置スイッチの周りに十分な空間を確保し、排気が行われる
ようにします。6600 シリーズにケーブル接続後、ケーブルがスイッチの給排気の邪魔にならないように接地をして下さい。
吸気方向
排気方向
DGS-6604 の排気
吸気方向
排気方向
DGS-6608 の排気
30
スイッチの設置
電力要件
DGS-6604/6608 への電力供給には AC 電源サプライ を使用します。以下がその電力要件になります。
製品名称
DGS-6604
DGS-6608
電気的仕様
定格入力電圧(周波数)
消費電力
100-240VAC(50/60Hz)
PoE デバイス未設置時:696.94W(最大)
PoE デバイス設置時:2715.16W(最大)
PoE デバイス未設置時:1017.8W(最大)
PoE デバイス設置時:5430.3W(最大)
システム接地要件
DGS-6600 シリーズの電源サプライは「+1」冗長で行います。スイッチ動作の継続的な運用と安定性の維持には、複数の電源サプライの使
用が必要で、これにより電源サプライの動作が 1 つ不良になってもすぐにバックアップを提供することが可能です。電源サプライは必ず正
規の物を使用し、サポートされていない電源サプライは使用しないでください。
DGS-6600 シリーズスイッチは安定して信頼性のある機器の動作のために的確な接地を必要としています。接地システムは放電からのダメージ防止
や耐干渉性において重要な要素となりえます。スイッチを設置する前には注意深く設置環境の接地条件を確認し、接地要件に合致しているか確認し
てください。
安全な接地
AC 電源サプライに使用する装置は必ず「黄 / 緑」の接地ケーブルを使用して接地する必要があります。もし「黄 / 緑」の設置ケーブルを使用しな
い場合や電源サプライや使用装置の絶縁を行わないと(耐性減少)、電気ショックが発生する場合があります。
落雷対応接地
本スイッチの落雷防御対応は分散したシステムになっています。落雷防御システムは雷ロッド、下位誘導コンダクタ、そして接地コネクタによって
構成されています。接地システム用コネクタは通常、電力基準接地と「黄 / 緑」安全ケーブル接地を共有しています。落雷放電対応接地は落雷防御
システムによってのみ使用され他のスイッチシステムの運用上は無関係です。
DGS-6604 の落雷対応接地位置
31
スイッチの設置
EMI 関連事項
スイッチのシステムは様々な干渉を受ける可能性があります。システムに影響を思すそれらの干渉には様々な干渉方法があり、静電結合、誘導結合
や電磁放射などがあります。
電磁干渉には 2 種類あり、伝導性干渉と放射性干渉があります。電磁干渉の種類は伝播経路に依存し変化します。
放射性干渉は通常 RF エネルギーにより発生し、空気を通じてセンシティブな部品に吸着します。干渉の元となる物は、干渉によ瑠影響を受けてい
るシステムそのものか、または別の機器からになります。干渉元と干渉される部品の間にある電磁ワイヤ、または信号ケーブルの接続は別の伝導性
干渉波を発生させる可能性があります。干渉の影響を受けているケーブルは、ネットワーク内の別の機器への干渉を発生させる可能性があります。
電源サプライなどはよく伝導性干渉を引き起こす場合があります。フィルタなどを使用すると干渉問題を制限することも可能です。しかし、機器内
の信号経路は放射性干渉を受けている可能性もあり、防御が困難なケースもあります。
1.
2.
3.
4.
送電網からの干渉を防ぐ場合、電源システムのユニット内に電波性干渉に対応する効果的な対策をする必要があります。
接地された電力機器や落雷対応接地済み機器などは、ルータなどの設置場所からできる限り距離のある場所に設置して下さい。
高周波大電流の機器、高電力無線送信機、レーザー送信機などはスイッチから極力離すようにしてください。
滞留静電気などへの的確な対応を行ってください。
ファイバ接続に関する事前注意事項
スイッチに使用するファイバの種類、コネクタの種類を確認して必ず合致した物を使用します。ファイバの「Tx」や「Rx」の方向にも注意が必要で
す。スイッチの「Tx」側は必ず「Rx」側とリモート環境で接続する必要があります。またクラス1のオプティカルトランシーバのみ、DGS-6600 シリー
ズモジュールの SFP ポートに、差し込むことが可能です。
必要工具
通常工具
プラスドライバー、マイナスドライバー、電気ケーブル、その他ケーブル、ボルト、ペンチ、固定ひも
特殊工具
静電気防止工具
計測器
マルチメーター
DGS-6600 開封時の確認事項
同梱物
1. DGS-6604 / DGS-6608 シャーシ箱
• DGS-6600 シリーズシャーシ(モジュールなし)
2. モジュール箱
• DGS-6600-CM
• モジュール(注文別)
• 電源サプライ(注文別)
3. DGS-6604 / 6608 アクセサリ箱
• AC 電源コード
• RS-232 コンソールケーブル(9 ピン D-Sub)
• USB コンソールケーブル
• ファンモジュール
• エアフィルタ
• CD/ 取扱説明書
• QIG
32
スイッチの設置
設置フローチャート
DGS-6600 シリーズの開梱
キャビネットの設置
DGS-6600 の
キャビネットへの設置
DGS-6600 の接地
AC 電源サプライの接続
(接続のみ)
モジュールの挿入・設置
各モジュールへの
ケーブル類の接続
ケーブル類の固定
インストールの確認
インストール完了
33
スイッチの設置
インストール前の確認
DGS-6600 シリーズの設置時には事前に必ず次のことに注意をして下さい。設置場所、使用するネットワークの種類、電源の要件、およびネットワー
クケーブルの接続環境です。
DGS-6600 シリーズの設置前に必ず以下のことを確認してください。
• 設置場所の温度や湿度はスイッチの仕様条件内にあるか?
• 設置場所の吸排気環境はスイッチの仕様条件内にあるか?
• 設置場所の電源供給環境はスイッチの仕様条件内にあるか?
• 設置場所のネットワークケーブル接続環境はスイッチの仕様条件内にあるか?
キャビネットの設置
キャビネット設置時の事前注意事項
キャビネットインストール時には以下のことを推奨いたします。
• キャビネットの土台の設置に使用する拡張ボルトは、下から順に設置すること。そして各部品を正しい順番で使用する必要があります。(大き
いワッシャー、スプリングワッシャー、ナット)
• 全ての拡張ボルトはキャビネットの土台のインストール用の穴に設置される必要があります。
• キャビネット設置後、キャビネットが安定してしっかりと固定された状態であることをご確認ください。
• キャビネットが水平に設置されていることをご確認ください。
• キャビネット設置後、キャビネット前後のドアが開閉可能かご確認ください。またキャビネットに鍵がかかることもご確認ください。
• 機器のラベリングが正しいかご確認ください。
• キャビネットのバックパネルが設置されているかご確認ください。
• 使用されるネジやボルトが全て同じ種類の物であるかご確認ください。
• キャビネットにインストールされるボードが全て正しく設置されているかご確認ください。
• ネズミなどの小動物がキャビネット内に入らないようにし、ケーブル類などは網の大きさが 1.5cm 以下の大きさのネットで囲ってください。
• キャビネットは常に静電気防止リストバンドなどを着用して触れるようにしてください。
シンプルインストールステップ(キャビネット)
1.
2.
3.
4.
キャビネットをインストールする前に、メンテナンスなどを行うためにモジュールを出し入れできるスペースを必ず確保します。
インストール場所の確認後、キャビネットを設置、マウントを行います。
ケーブル類の設置・接続を行います。
アクセサリ類をキャビネットに取り付けます。
DGS-6600 シリーズのキャビネットへの取り付け
キャビネットマウントの事前注意事項
キャビネットの前後左右を確認して DGS-6600 を正しく取り付けられるかご確認ください。もし前部のブラケットがキャビネットの前面から離れす
ぎている場合、ネットワークケーブルなどを接続した後、キャビネットのドアを閉めることができなくなります。最低 10cm の空間を機器のフロン
トパネルとキャビネットの前面に空けて、フロントドアの開閉に問題が起きないようにしてください。
スイッチの取り付け前に、下記のことをご確認ください。
• キャビネットのネジ類が正しく締められているか。
• フレームの各モジュールがインストールされているか。
• スイッチの取り付け時に周囲やフレームに障害物などがないかご確認ください。
シンプルインストールステップ(DGS-6600)
1.
トレイ、またはスライドレールを使用して、シャーシへのインストールを助けます。
2.
スイッチの両脇に人を配置し、ラックの正しい位置にスイッチを配置します。
3.
1人はスイッチのサポート。もう1人はブラケットホールへのネジの締め付けを行います。キャビネットへの取り付け後、スイッチは安
定的で、安全に設置され手いるか確認します。
34
スイッチの設置
ファンモジュールの設置
DGS-6600-FAN は DGS-6600 シリーズの換気に使用されます。以下の設置方法で正しく設置します。
ファンモジュールのブラケットからネジを外します。
ファンモジュールのスロットのガイドレールにファントレイを装着します。
ネジを締めファンモジュールをしっかりと取り付けます。
取り付け用ネジ
ファンモジュールの設置(6604)
取り付け用ネジ
ファンモジュールの設置(6608)
35
スイッチの設置
電源サプライの設置
電源サプライの設置(6604)
電源サプライの設置(6608)
36
スイッチの設置
エアフィルタの取り付け
DGS-6604/6608 背部の右端にエアフィルタを設置できるスロットがあります。スロットに掃除済みのエアフィルタを差し込みます。フィルタの上下
にある二つのネジを使用して、フィルタを固定します。以下の図を参照してください。
エアフィルタの設置(6604)
エアフィルタの設置(6608)
37
スイッチの設置
システム接地接続
DGS-6604 の背部には二つ接地用の接続があります。接地はシステムの適切な防御として設定されます。接地接続は直接接地ポールか、接地バーに
接続する必要があります。
接地接続端子
接地接続(6604)
接地時の事前注意事項
• 可能最大電流は接地ケーブルのセクションにより決まります。接地ケーブルは良質な状態のものを使用します。
• むき出しのワイヤ(裸線)は使用しないでください。
• 連結接地は接地抵抗が 1Ω 以上ある必要があります。
シンプル接地ステップ
1.
2.
3.
4.
38
スイッチ背部の接地ポストからナットを取り外してください。
接地ポールに接地ケーブルの端を固定します。
ナットを締め付けます。
他の端子の接地も行う場合は同様にステップ 1-3 を行います。
スイッチの設置
AC 電源サプライと電源モジュールの接続
AC 電源ケーブル電源モジュールパネルを接続します。
電源ケーブルの接続(6604)
電源サプライ接続の事前注意事項
• 接続前に外部の電源サプライがスイッチにインストールされている電源モジュールに合致するか確認が必要です。
• 電源の接続には通常の3ピンコネクタを使用します。
• 電源ケーブルはしっかりと接続するようにします。
シンプル電源接続ステップ
1.電源ケーブルを電源モジュールに差し込みます。
2.電源抜け防止金具で電源ケーブルをしっかりと止めます。
3.電源コンセントに電源ケーブルの端を差し込みます。
コントロールモジュールケーブルの接続
シンプルコントロールモジュールケーブル接続ステップ
1.コントロールモジュール (DGS-6600-CM and DGS-6600-CM-II) のイーサネットポートに RJ-45 コネクタのイーサネットケーブルを接続し、他の
端を管理に使用する PC の LAN コネクタに接続します。
2.コントロールモジュール (DGS-6600-CM and DGS-6600-CM-II) の RS-232 シリアルポートに DB9 端子のシリアルケーブルを接続し、他の端を管
理に使用する PC のシリアルコネクタに接続します。
コントロールモジュールは事前に設置してください。
39
スイッチの設置
モジュールの取り外し
DGS-6600 からモジュールを取り外す場合は次のステップを実施してください。
1.現在の設定内容を必ず保存します。
2.接続ケーブルを取り外します。
3.シャーシパネルのネジを緩めます。
4.両手を使ってモジュールの両端を持ちシャーシからモジュールをゆっくり取り外します。
モジュールを取り外す前に、必ず静電気防止ストラップなどで静電気の発生を抑える対策を行ってください。
モジュールの端子盤に触れたり、持ったりしないように気をつけてください。
モジュールの取り外し(6604)
40
スイッチの設置
モジュールの取り付け
DGS-6600 からモジュールを取りつける際は次のステップを実施してください。
1.上記「モジュールの取り外し」の内容に従い、設置されてあるモジュール、または黒いパネルをシャーシから取り外します。
2.新しいモジュールを空いているスロットに差し込みます。
3.モジュールの両端にあるレバーを使用して押し込み、ドライバーを使用してネジで止めます。
モジュールの端子盤に触れたり、持ったりしないように気をつけてください。
必ずモジュールの両端にあるレバーを使用して、モジュールは取り扱ってください。
モジュールの取り付け(6604)
外部インタフェースケーブルの接続
外部インタフェースケーブル接続時の事前注意事項
• ファイバケーブルとインタフェースのシングルモード / マルチモードをしっかりと識別します。
• 接続部が「曲げ半径」にならないように気をつけます。
シンプルインタフェースケーブル接続ステップ
1.コントロールモジュール (DGS-6600-CM and DGS-6600-CM-II) のイーサネットポートに RJ-45 コネクタのイーサネットケーブルを接続し、他の
端を管理に使用する PC の LAN コネクタに接続します。または、コントロールモジュール (DGS-6600-CM and DGS-6600-CM-II) の RS-232 シリ
アルポートに DB9 端子のシリアルケーブルを接続し、他の端を管理に使用する PC のシリアルコネクタに接続します。
2.シングルモード / マルチモードのファイバケーブルを対応するファイバインタフェースに接続します。ファイバケーブルの「RX/TX」端子を間
違えないように気をつけます。
3.イーサネットポートに RJ-45 コネクタのイーサネットケーブルを接続します。
4.正しい順序で各モジュールにイーサネットケーブル / ファイバケーブルを接続します。
41
スイッチの設置
ケーブル管理
ケーブル管理における事前注意事項
• ファイバケーブルの接続時に曲げ半径は最小になるようにします。
• ケーブルの接続はきつくなりすぎないようにします。内部に損傷を与えて送信に問題が発生する場合があります。
シンプルケーブル管理ステップ
1.モジュールに簡単に接続できるようにケーブルが継がれているか確認します。ケーブルの緩みのある箇所を直します。
2.ケーブル管理システムを使用して、ファイバケーブルをしっかり固定します。
3.電源ケーブルをなるべくまっすぐにした状態にします。
設置後の確認
キャビネット確認
• 外部電源サプライがキャビネットのパネルに対応しているか確認します。
• キャビネットのドアがモジュールのインストール後に正しく開閉できるか確認します。
• キャビネットが正しく設置されていて、動いたり傾いたりしないことを確認します。
• キャビネットに必要な全ての装置が正しく設置されていることを確認します。
ケーブル確認
• ファイバケーブルが正しく接続されているか確認します。
• ケーブルの向きが正しいか確認します。
電源サプライ確認
• 電源ケーブルの状態が良好で、正しく、安全基準に遵守した形で接続されているか確認します。
• スイッチの電源オン時に電源サプライが問題なく作動しているか確認します。
42
スイッチの接続
第 3 章 スイッチの接続
-- エンドノードと接続する
-- ハブまたはスイッチと接続する
-- コントロールモジュールケーブルの接続
エンドノードと接続する
本スイッチの 1000BASE-T ポートとエンドノードを UTP/STP ケーブルを使用して接続します。
エンドノードとは、RJ-45 コネクタ対応 10/100/1000Mbps ネットワークインタフェースカードを装備した PC やルータを指しています。エンドノー
ドとスイッチ間は UTP ケーブルで接続できます。エンドノードと正しくリンクが確立すると本スイッチの各ポートの Link/Act LED は緑または橙に
点灯します。データの送受信中は点滅します。
RJ-45 コネクタ
エンドノードと接続した図(6604)
43
スイッチの接続
ハブまたはスイッチと接続する
使用するケーブルによって以下のように接続します。
•
•
•
•
カテゴリ 3 以上の UTP/STP ケーブル:10BASE-T ハブまたはスイッチと接続する。
カテゴリ 5 以上の UTP/STP ケーブル:100BASE-TX ハブまたはスイッチと接続する。
エンハンスドカテゴリ 5 以上の UTP/STP ケーブル:1000BASE-T スイッチと接続する。
光ファイバケーブル : SFP ポート経由で光ファイバをサポートするスイッチにアップリンクする。
クロスケーブル
スイッチまたはハブ
ストレートケーブル
ストレート、クロスケーブルでハブまたはスイッチと接続する図(6604)
バックボーンまたはサーバと接続する
SFP ポートと 1000BASE-T ポートは、ネットワークバックボーンやサーバとのアップリンク接続に適しています。RJ-45 ポートは、全二重モード時に
おいて 10/100/1000Mbps の速度を提供し、SFP ポートは、全二重モード時において 100Mbps または 1000Mbps の速度を提供します。
ギガビットイーサネットポートとの接続はポートのタイプによって光ファイバケーブルまたはエンハンスドカテゴリ 5 ケーブルを使用します。正し
くリンクが確立すると Link LED が点灯します。
サーバ
サーバ、PC、スイッチスタックとのアップリンク接続図(6604)
44
スイッチの接続
コントロールモジュールケーブルの接続
外部インタフェースケーブルの接続
外部インタフェースケーブル接続時の事前注意事項
• ファイバケーブルとインタフェースのシングルモード / マルチモードをしっかりと識別します。
• 接続部が「曲げ半径」にならないように気をつけます。
シンプル外部インタフェースケーブル接続ステップ
1.コントロールモジュール (DGS-6600-CM and DGS-6600-CM-II) のイーサネットポートに RJ-45 コネクタのイーサネットケーブルを接続し、他の
端を管理に使用する PC の LAN コネクタに接続します。または、コントロールモジュール (DGS-6600-CM and DGS-6600-CM-II) の RS-232 シリ
アルポートに DB9 端子のシリアルケーブルを接続し、他の端を管理に使用する PC のシリアルコネクタに接続します。
2.シングルモード / マルチモードのファイバケーブルを対応するファイバインタフェースに接続します。ファイバケーブルの「RX/TX」端子を間
違えないように気をつけます。
3.イーサネットポートに RJ-45 コネクタのイーサネットケーブルを接続します。
4.正しい順序で各モジュールにイーサネットケーブル / ファイバケーブルを接続します。
ケーブル管理
ケーブル管理における事前注意事項
• ファイバケーブルの接続時に曲げ半径は最小になるようにします。
• ケーブルの接続はきつくなりすぎないようにします。内部に損傷を与えて送信に問題が発生する場合があります。
シンプルケーブル管理ステップ
1.モジュールに簡単に接続できるようにケーブルが継がれているか確認します。ケーブルの緩みのある箇所を直します。
2.ケーブル管理システムを使用して、ファイバケーブルをしっかり固定します。
3.電源ケーブルをなるべくまっすぐにした状態にします。
45
スイッチ管理の導入
第 4 章 スイッチ管理の導入
-------
管理オプション
スイッチへの初回接続
イーサネット管理ポートへの接続
パスワード設定
設定変更の保存
SNMP 設定
管理オプション
本システムはコンソールポートを経由した接続や Telnet を使用した接続を行い管理することができます。さらに Web ブラウザによっても管理する
ことができます。
Web ベースの管理インタフェース
本スイッチの設置完了後、以下の推奨ブラウザによって本スイッチの設定、LED のモニタ、および統計情報をグラフィカルに表示することがで
きます。
■推奨ブラウザ
• Microsoft® IE8 以上
• Mozilla
• Firefox 4 以上
• Opera 9 以上
• Apple Safari 5.1 以上
• Google Chrome 4 以上
SNMP ベースの管理
SNMP をサポートするコンソールプログラムでスイッチの管理をすることができます。本スイッチは SNMP v1.0、v2c、および v3.0 をサポート
しています。SNMP エージェントは、受信した SNMP メッセージを復号化し、マネージャからの要求に対してデータベースに保存された MIB オ
ブジェクトを参照して応答を返します。SNMP エージェントは MIB オブジェクトを更新し、統計情報およびカウンタ情報を生成します。
リモートの Telnet 経由のコマンドラインインタフェース管理
Telnet を使用したスイッチのモニタリングと設定のために RJ-45 イーサネットポートを搭載しています。
シリアルポートの Telnet 経由のコマンドラインインタフェース管理
スイッチのモニタリングと設定のためにシリアルポート(USB/RS-232)を搭載しています。
端末をコンソールポートに接続する
DGS-6600-CM/CM-II のフロントパネルには 2 種類の UART コンソールインタフェースで構成されていて、RS-232 コネクタと USB コネクタの 2 種類
のコンソールがあります。これらのインタフェースは相互排他性になっており、USB インタフェース側に高いプライオリティがあります。スイッチ
に RS-232 と USB 接続の両方がある場合、CLI エンジンは自動的に USB を選択し RS-232 コンソール接続は解除されます。
コンソール接続されている RS-232/USB 間のスイッチングファームウェアによって自動的に制御されています。しかしこの機能は起動中には作動し
ません。システム起動中にコンソール接続について変更を行う場合、重要な情報が失われる場合があります。
USB コンソールインタフェースを使用するにあたり、ホストにはターミナルエミュレーションソフト(ハイパーターミナル、Tera Term など)と正
しい USB ドライバ(付属 CD に同梱)をインストールする必要があります。以下が必要です。:
• RS-232 ポートのターミナル、RS-232 または USB シリアルポートのあるコンピュータとターミナルをエミュレートする機能。もし USB を使用
しドライバが必要な場合は、付属の CD からインストールできます。
• ターミナルエミュレーションソフトを搭載しているコンピュータの RS-232 ポート(メス)と、接続する DB-9 コネクタのコンソールケーブル(ス
イッチ同梱)を差し込みます。または、USB コンソールケーブル(スイッチ同梱)のタイプ A コネクタをコンピュータに差し込み、コントロー
ルモジュールのタイプ B コネクタをコンピュータに接続します。
46
スイッチ管理の導入
コンソールポートとターミナルの接続
同梱のコンソールケーブルのメス DB-9 コネクタをターミナルとなる管理コンピュータの RS-232 シリアルポートに接続し、スイッチの RS-232 コン
ソールポートに、コンソールケーブルのオス DB-9 コネクタを接続します。または、やはり同梱のコンソールケーブルのタイプ A の USB コネクタをター
ミナルとなる管理コンピュータの USB シリアルポートに接続し、スイッチの USB コンソールポートに、コンソールケーブルのタイプ B の USB コネ
クタを接続します。
ターミナルソフト側では以下の手順で設定を行います。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
「接続方法」で、適切なシリアルポート(COM ポート1または2)を選択します。
選択したポートの「プロパティ」画面で「115200」ビット / 秒にデータ速度を設定します。
「データビット」は「8」、「ストップビット」は「1」、「パリティ」は「なし」に設定します。
「フロー制御」は「なし」に設定します。
「エミュレーションモード」を「VT100」に設定します。
「ファンクションキー」、「方向キー」、「Ctrl キー」の使い方で「ターミナルキー」を選択します。
「ターミナルキー」(Windows キーではない)
の選択を確認します。
Microsoft® Windows® 2000 でハイパーターミナルを使用する場合は、Windows 2000 Service Pack 2 以降がインストール済みであることを
確認してください。Windows 2000 Service Pack 2 以降でないとハイパーターミナルの VT100 端末で矢印キーは使用できません。Windows
2000 Service Pack に関する情報はマイクロソフト社のホームページでご確認ください。
7.
8.
9.
端末設定の完了後、本スイッチに電源ケーブルを接続し、電源プラグをコンセントに接続します。端末でブートシーケンスが始まります。
ブートシーケンスが完了すると、コンソールのログイン画面が表示されます。
購入後はじめてログインする場合は、ユーザ名(UserName)とパスワード(PassWord)プロンプトで Enter キーを押します。本スイッチには、ユー
ザ名(UserName)とパスワード(PassWord)の初期値はありません。はじめに、管理者によるユーザ名(UserName)とパスワード(PassWord)
の作成が必要です。既にユーザアカウントを作成している場合は、ログインし、続けて本スイッチの設定をします。
10. コマンドを入力して設定を行います。コマンドの多くは管理者レベルのアクセス権が必要です。CLI のすべてのコマンドリストおよび追加情報
については、製品付属 CD-ROM に収録された「D-Link DGS-6600 シリーズ コマンドラインインタフェース (CLI) マニュアル」を参照してください。
11. 管理プログラムを終了する場合は、logout コマンド使用するか、ターミナルソフトを終了します。
12. 接続する端末または PC が以上の通り設定されたことを確認してください。
端末上で接続に問題が発生した場合は、ターミナルソフトの設定で「エミュレーション」が「VT-100」となっていることを確認してください。「エミュ
レーション」は「ハイパーターミナル」画面の「ファイル」メニューから「プロパティ」をクリックし、「設定」タブにて設定します。何も表示さ
れない場合はスイッチの電源を切り再起動してください。
コンソールに接続すると、以下のようにコンソール画面が表示されます。この画面上でコマンドを入力し、管理機能を実行します。ユーザ名とパスワー
ドの入力プロンプトが表示されます。初回接続時はユーザ名とパスワードは設定されていないため、「Enter」キーを 2 度押して CLI に接続します。
PROM Version: 1.00.001
DRAM Test ..... done
Loading Runtime Image ..... done
System initializing. Please wait!
Initializing:kutil
Initializing:bsp
i2c ...
gpio ...
cpld ...
isr ...
eeprom ...
bspmgt ...
bspioctl ...
cf ...
devinfo ...
Initializing: path setting
Initializing:ASICdriver-1
kernel bde ...
Initializing: protocol stack
Initializing:vr
Initializing:fm
wait runtime images sync ...
コンソールのブート画面
47
スイッチ管理の導入
スイッチへの初回接続
本スイッチは本スイッチへのアクセス権限のないユーザのアクセスや設定変更を防ぐセキュリティ機能をサポートしています。このセクションでは
「out-if -band」コンソール接続、または「out-of-band」管理ポート接続で本スイッチにログインする方法を説明します。
パスワードは大文字小文字を区別します。例えば、「S」と「s」は別の文字として認識されます。
スイッチに初めて接続すると、次のログイン画面が表示されます。
rip ...
dvmrp ...
pdm ...
ospf6 ...
pim ...
ripng ...
dhcpr4 ...
dhcps4 ...
dhcpc4 ...
web ...
time ...
dhcpc6 ...
dhcpr6 ...
sflow ...
devinfo ...
acl ...
ospf ...
DGS-6600 Chassis-based High-Speed Switch
Command Line Interface
Firmware: 3.00.048
Copyright (c) 2012 D-Link Corporation. All rights reserved. DGS-6600:2>
コンソールの初期画面
少なくとも CLI コマンドインタフェースを通じて一つユーザカウントを作成するまで、初期ログイン手順はありません。はじめにログインしたユー
ザが自動的に管理者権限を取得します。アクセス権を取得をするには、次のコマンドを実行して設定モードへ移行してください。
DGS-6600:2>enable
DGS-6600:15#configure terminal
DGS-6600:15(config)#
設定モードへのアクセスコマンド
「enable」で管理者モードへの移行して「configure terminal」でグローバル設定モードへ移行します。
パスワード設定したユーザを作成するまでは、初回ログインで自動的に管理者モードへの権限を取得します。少なくとも 1 つの管理者レベ
ル権限のアカウントを作成する必要があります。
48
スイッチ管理の導入
イーサネット管理ポートへの接続
コントロールモジュールの前面パネルには Out-of-Band(帯域外)イーサネット管理ポートがあります。ポートは、標準的なイーサネットケーブル
を使用してノート PC に簡単に接続可能な RJ-45 ポートです。Web ブラウザまたは Telnet コマンドプロンプトインタフェースを使用して、Out-ofBand 管理を行うポートに接続します。管理ポートは初期値で有効であるため、初めてスイッチに接続するために使用することができます。
各スイッチに対して、SNMP ネットワークマネージャまたは他の TCP/IP アプリケーション(例 : BOOTP、TFTP)と通信するために IP アドレスを割
り当てる必要があります。この IP アドレスはご使用のネットワークのアドレス計画に基づいて変更することができます。
管理ポートを使用するためには、イーサネットケーブルを使用してスイッチ管理に使用するコンピュータのイーサネットインタフェースにポートを
接続します。IP アドレスの初期値は 10.90.90.90 で、サブネットマスクは 255.0.0.0 です。スイッチ管理に使用するコンピュータが、10.0.0.0/8 サブネッ
トで重複しない IP アドレスを持っていることを確認してください。
コンソールポートのスイッチ管理インタフェースを通じて IP 設定または管理ポートのステータスを変更することができます。
管理ポートの設定を変更するためには、以下のコマンドを使用します。:
DGS-6600:2>enable
DGS-6600:15#configure terminal
DGS-6600:15(config)#mgmt-if
DGS-6600:15(mgmt-if)#ip address 10.78.62.51/8
DGS-6600:15(mgmt-if)#end
DGS-6600:15#
IP 設定のステータスを参照するためには、以下のコマンドを使用します。
DGS-6600:15#show mgmt-if
Management Interface
------------------------------------Admin Status
: Up
IPv4 Address
: 10.78.62.51/8
Default Gateway
: 10.1.1.254
IPv6 Address
: ::/0
IPv6 Default Gateway : ::
IP MTU
: 1500
Link Status
: Up
DGS-6600:15#
コントロールモジュールは出荷時に特別な MAC アドレスを割り当てられています。その MAC アドレスは変更できませんが、CLI で「show system」
コマンドを実行すると表示されます。コントロールモジュールの管理イーサネットポートの MAC アドレスは以下の内容で表示されます。
DGS-6600:15(mgmt-if)#show system
Device Type
First MAC Address
Number of MAC Address(es)
:Chassis-based High-Speed Switch
:00:01:02:03:04:00
:4096
Slot: 1
Hardware Version
Bootloader Version
Firmware Version
S/N
Model Name
First MAC Address
Number of MAC Address(es)
:0A1G
:2.10.001
:2.10.001
:123456789-123456789-123456789-0123456789
:DGS-6600-CM
:06:60:0c:10:00:35
:1
Slot: 4
Hardware Version
Bootloader Version
Firmware Version
S/N
Model Name
First MAC Address
Number of MAC Address(es)
:0A1G
:2.10.001
:2.10.001
:123456789-123456789-123456789-0123456789
:DGS-8000-48P
:00:01:02:03:04:00
:48
スイッチの MAC アドレスは Web 画面の「Device Information」にも表示されます。
49
スイッチ管理の導入
パスワード設定
本スイッチは、初期値としてユーザ名およびパスワードの設定はありません。はじめにユーザアカウントの作成を行います。定義済みの管理者レベ
ルのユーザ名でログインすることでスイッチ管理ソフトウェアに接続できます。
はじめてログインした際に本スイッチに対する不正アクセスを防ぐためにユーザ名に対して必ず新しいパスワードを定義してください。このパス
ワードは忘れないように記録しておいてください。
管理者レベルのアカウントを作成する手順は以下の通りです。
ユーザアカウントの作成
本スイッチでは複数のアクセスレベルでのユーザアカウント作成がサポートされています。「Level 1」「Level 2」
「Level 12」「Level 15」のアクセス
レベルのユーザアカウントが作成可能です。他のレベルを指定するとコンソールにエラーが表示されます。
ユーザが「Level 1」または「Level 2」のアカウントでログインすると、ユーザは「user EXEC」(ユーザ管理)モードとしてログインします。より高
い権利レベルのアクセスをする場合、「enable」コマンドを実行する必要があります。しかしユーザが「Level 1」ユーザアカウントでログインして
いる場合、管理権限のある「EXEC」モードでログインすることはできません。
「level 12」「level 15」のユーザアカウントでログインしている場合、「EXEC」モードに直接ログインします。
ユーザアカウントの作成時には、パスワードの暗号方法なども設定可能です。パスワード暗号機能が有効のときに、プレーンテキストでパスワード
を入力するとパスワードは暗号フォームで表示されます。
設定変更を保存する前に、パスワードが正しく変更されたか確認してください。
新しいユーザアカウントを作成するには次のコマンドをグローバル設定モードにて実行します。
DGS-6600:15(config)#username admin privilege 15 password plain-text mypassword
DGS-6600:15(config)#
本コマンドにより作成された「level 15」(Privileged EXEX) の管理者のアカウントユーザは「admin」です。パスワードは「mypassword」で暗号化
はされていません。変更した設定を保存する場合は、次の「設定変更の保存」を参照ください。
設定変更の保存
DGS-6604 の設定を変更する場合、現在の設定 (running-config) をスタートアップ設定 (startup-configuration) 似保存する必要があります。もしこの
設定コピーが次の起動時に実行されないと、変更事項は保存されずに失われます。変更事項の保存をする場合は、次のコマンドを実行してください。
DGS-6600:15#copy running-config startup-config
Save system configuration (y/n) [n]?Y
Configuration has been copied successfully.
DGS-6600:15#
50
スイッチ管理の導入
SNMP 設定
SNMP(Simple Network Management Protocol)は、OSI 参照モデルの第7層(アプリケーション層)のプロトコルで、ネットワークデバイスの管
理やモニタリングを行います。ネットワーク管理デバイスは、SNMP を利用してゲートウェイ、ルータ、そしてその他のネットワークデバイスの設
定状態を確認または変更できます。SNMP を利用してスイッチやスイッチ群、またはネットワークに対し、正常な動作のためのシステム設定、パフォー
マンスの監視、問題の検出を行います。
SNMP をサポートする管理デバイスは、デバイス上でローカルに動作する SNMP エージェントと呼ばれるソフトウェアを備えています。SNMP エー
ジェントは管理オブジェクトの変数定義を保持し、デバイスの管理を行います。これら管理オブジェクトは MIB(Management Information Base)
内に定義され、デバイスの SNMP エージェントにより管理される情報表示の基準を(管理側のデバイスに)伝えます。SNMP では、MIB(情報管理ベー
ス)仕様形式およびネットワークを経由してこれらの情報にアクセスするために使用するプロトコルの両方を定義しています。
本スイッチは、SNMP のバージョン 1(SNMP v1)、2c(SNMP v2c)、および 3(SNMP v3)を実装しており、スイッチの監視と制御にどの SNMP バー
ジョンを使用するかを指定します。これらの 3 つのバージョンでは、管理ステーションとネットワークデバイス間に適用されるセキュリティのレベ
ルに違いがあります。
SNMP バージョン 1 と 2 では、ユーザ認証において SNMP コミュニティ名をパスワードとして利用します。リモートユーザの SNMP アプリケーショ
ンとスイッチの SNMP は同じコミュニティ名を使用する必要があります。認証が行われていない SNMP パケットを受信した場合、そのパケットは
無視(廃棄)されます。
SNMP バージョン 1 と 2 を使用するスイッチのデフォルトのコミュニティ名は、以下の 2 種類です。
• public -(ネットワークデバイス SNMP 管理ソフトに)MIB オブジェクトの読み取り権限が許可されているコミュニティ名です。
• private - MIB オブジェクトの読み取りと書き込みの権限を与えられているコミュニティ名です。
SNMP バージョン 3 では、2 つのパートで構成され、さらに高度な認証プロセスを採用しています。最初のパートは SNMP マネージャとして動作す
ることができるユーザとその属性を掲載したリストを保持し、次のパートではリスト上のユーザの SNMP マネージャとしての権限を記載しています。
スイッチではユーザのグループをリストにまとめ、権限を設定できます。リスト上の SNMP マネージャのグループに対して、SNMP バージョン情報
を登録可能です。そのため、SNMP マネージャを「SNMP バージョン 1 を使用して読み取り専用の情報とトラップの受信のみを可能にするグループ」
や、
「SNMP バージョン 3 を使用して高いセキュリティレベルを与え、読み書き可能にするグループ」など、グループごとに登録することができます。
個別のユーザや SNMP マネージャグループに SNMP バージョン 3 を使用すると、特定の SNMP 管理機能を許可または制限できるようになります。
そのような管理機能の可否は、各 MIB に関連付けられる OID(Object Identifier)を使用して定義します。SNMP バージョン 3 では SNMP メッセー
ジを暗号化することにより、さらに強固なセキュリティを実現できます。スイッチでの SNMP バージョン 3 の設定方法については DGS-6600 ユーザ
ザマニュアルをご参照ください。
トラップ
トラップとは、スイッチ上で発生したイベントを、ネットワーク管理者に警告するためのメッセージです。イベントには、再起動(誰かが誤ってスイッ
チの電源を切ってしまった)などの重大なものから、ポートの状態変化を知らせるものまで幅広い種類があります。スイッチはトラップを生成して
トラップ受信者(またはネットワークマネージャ)に送信します。典型的なトラップには、認証の失敗、トポロジの変化、ブロードキャスト / マルチキャ
ストストーム発生などがあります。
MIB
スイッチの MIB には管理情報およびカウンタ情報が格納されています。本スイッチは標準 MIB-II モジュールを使用し、MIB オブジェクトの値を
SNMP ベースのネットワーク管理ソフトウェアにより取得します。本スイッチは、標準 MIB-II に加えて、拡張 MIB としてベンダ固有の MIB もサポー
トしています。MIB OID の指定によってもベンダ固有の MIB を取得することができます。MIB の値は読み取り専用、または読み書き可能なものがあ
ります。
51
Webベースのスイッチ管理
第 5 章 Web ベースのスイッチ管理
------
Web ベースの管理について
Web UI の有効化と設定
Web マネージャへのログイン
Web マネージャの画面構成
Web UI を使用した管理インタフェースの設定
Web ベースの管理について
本スイッチのすべてのソフトウェア機能は、実装されている Web ベース (HTML) インタフェース経由で管理、設定およびモニタできます。標準的な
ブラウザを使用してネットワーク上のリモートステーションから本スイッチを管理できます。ブラウザが普遍的なアクセスツールの役割をし、HTTP
プロトコルを使用してスイッチと直接通信することが可能です。
Web ベースの管理モジュールとコンソールプログラム(および Telnet)は、異なるインタフェースを経由して同じスイッチ内部のソフトウェアに
アクセスし、その設定を行います。つまり、Web ベースでスイッチ管理を実行して行う設定は、コンソール接続によっても行うことができます。
Web UI を通じてログインが可能なのは 1 人のみです。
Web ベース管理モジュールと Console/Telnet モジュールでスイッチングソフトへのアクセス方法、設定方法が異なります。
Web ベース管理モジュールの設定は Console/Telnet CLI で確認できる機能の一部のサブセットのみです。次の表で Web 管理の機能を確認します。
設定項目
52
表示項目(表示のみ)
編集可能項目
Device Information/ 機器情報
○
-
Slot 1 Information/ スロット1 情報
○
-
Slot 3 Information/ スロット3 情報
○
-
Protocol Status/ プロトコルステータス
○
-
Management Interface Settings
/ 管理インタフェース設定
○
○
System Logging Settings
/ シスログ設定
○
○
System Log Servers
/ シスログサーバ
○
○
Interface Settings
/ インタフェース設定
○
○
CPU Utilization
/CPU 使用率
○
-
Environment Temperature
/ 環境温度
○
-
Environment Fans
/ファン状態
○
-
Power Status
/ 電源状態
○
-
Webベースのスイッチ管理
Web UI の有効化と設定
TWeb UI の再有効化には次のコマンドを「privileged EXEC」モード権限で実行してください。
DGS-6600:2>enable
DGS-6600:15#configure terminal
DGS-6600:15(config)#ip http server
DGS-6600:15(config)#end
DGS-6600:15#
例:WEB UI の TCP ポート番号を「8000」にする :
DGS-6600:2>enable
DGS-6600:15#configure terminal
DGS-6600:15(config)#ip http service-port 8000
DGS-6600:15(config)#end
DGS-6600:15#
Web UI 設定表示:
DGS-6600:15(config)#show system protocol-state
Password Encryption
:Disabled
SNMP Server
:Disabled
Sys Logging
:Enabled
TELNETv4
:Enabled(TCP:23)
TELNETv6
:Enabled(TCP:23)
WEB
:Enabled(TCP:8000)
SSH
:Disabled(TCP:22)
IP Domain Lookup
:N.A
RMON
:Disabled
Spanning Tree Version
:Enabled(MSTP)
LACP
:Enabled
802.1x
:Disabled
GVRP
:Disabled
RIP
:Enabled
OSPP
:Enabled
BGP
:Disabled
Multicast Routing
:Disabled
DVMRP
:Enabled
PIM-DM
:Enabled
PIM-SM
:Enabled
IGMP Snooping
:Enabled
IGMP
:Enabled
DHCPv4 Relay
:Disabled
DHCPv4 Client
:Enabled
DHCPv4 Server
:Disabled
AAA Authorization
:Disabled
Vlan Tunnel
:Disabled
RIPng
:Disabled
OSPFv3
:Disabled
IPv6 DHCP Relay
:Disabled
IPv6 DHCP Client
:Disabled
VRRP
:Enabled
DGS-6600:15(config)#
53
Webベースのスイッチ管理
Web マネージャへのログイン
スイッチの管理を行うには、はじめにコンピュータでブラウザを起動し、本スイッチに定義した IP アドレスを入力します。ブラウザのアドレスバー
に以下のように URL を入力します。例 : http://10.90.90.90(10.90.90.90 はスイッチの IP アドレス。)
URL の入力
工場出荷時設定では IP アドレス「10.90.90.90」、サブネットマスク「255.0.0.0」が設定されています。端末側の IP インタフェースを本スイッ
チにあわせるか、本スイッチを端末側の IP インタフェースにあわせてください。
以下のユーザ認証画面が表示されます。
パスワード入力用画面
「ユーザー名」欄と「パスワード」欄を空白のまま「OK」をクリックし、Web ベースユーザインタフェースに接続します。Web ブラウザによって
使用可能な機能を以下で説明します。
CLI でユーザ名、パスワードを既に設定している場合は、設定したパラメータを入力します。
54
Webベースのスイッチ管理
Web マネージャの画面構成
Web マネージャによるスイッチの設定または管理画面にアクセス、およびパフォーマンス状況やシステム状態をグラフィック表示で参照できます。
Web マネージャのメイン画面について
Web マネージャのメイン画面は 6 つのエリアで構成されています。
図 5-1 Web マネージャのメインページ
エリア
機能
緑
選択したモジュールのフロントパネルの現在の状態を表示しています。このエリアではモジュールの LED 状態、ポート、ボタン、
スロット固有の機能の状態について、表示しています。「D-Link」ロゴをクリックすると D-Link の Web サイトにアクセスします。
右側にあるドロップダウンメニューから表示の更新時間を選択し、「Apply」ボタンをクリックしてフロントパネルの状態を一
定期間で更新することが可能です。
水色
ドロップダウンメニューから表示するシャーシのスロットを選択します。選択されたモジュールのフロントパネルが緑の枠内に
表示されます。
赤
表示するフォルダ、またはウインドウを選択します。フォルダを開けハイパーリンクをクリックしウィンドウを開けるか、フォ
ルダ内のサブフォルダを開きます。
黄色
青
ピンク
インストールされているモジュールや電源サプライを表示します。
ユーザの選択したスイッチのパラメータや、設定情報、設定可能なパラメータのドロップダウンメニューを表示します。
システム時間を表示します。ログインしているユーザ名、IP アドレスなども表示されます。「Logout」をクリックするとスイッ
チからログアウトします。
55
Webベースのスイッチ管理
Web UI を使用した管理インタフェースの設定
1.「Configuration」フォルダの (+) をクリックしてサブフォルダを広げます。
2. サブフォルダの中から「Management Interface」をクリックします。
3. 表示された項目に IPv4/IPv6 を入力し指定します。
4.「Apply」をクリックします。
5. 新しく指定した IP アドレス再度ログインします。
56
スイッチのメンテナンス
第 6 章 スイッチのメンテナンス
本スイッチのメンテナンスについて説明します。
-- モニタリング機能
-- ハードウェアのメンテナンス
モニタリング機能
DGS-6600 シリーズにインストールされたモジュールには各モジュールの状態が表示されるシステム LED があります。システム LED が赤く点灯して
いる時は何か問題が発生しており、問題を解決させるために何らかの診断が必要です。DGS-6600-FAN/FGS-6600-FAN-II の LED が赤く点灯している
場合、1 つ以上のファンが異常な動作をしている可能性があります。DGS-6600-PWR の LED が点灯していない場合はすぐに交換する必要があります。
スイッチの以下の状態をモニターする CLI コマンドがあります。
•
•
•
•
モジュールやトレイがシャーシに挿入 / インストールされた時
ポート状態と設定情報
電源サプライとファンモジュールの状態
スイッチの温度
DGS-6600 シリーズの CLI マニュアルを参照してスイッチをモニターするコマンドを確認してください。
ハードウェアのメンテナンス
モジュールのメンテナンス
モジュールに異常が発生した場合のモジュール交換手順については 41 ページの「モジュールの取り付け」
、「モジュールの取り外し」を参照くだ
さい。
給排気システムのメンテナンス
ファンはスイッチにファンの状態を通知します。異常が発生した場合、アラームが発生しユーザに知らせます。
ファンの交換が必要な場合は、下記の手順に従い交換を実行します。
1.ファントレイのネジを緩めます。
2.故障しているファンを取り替えます。
3.ファントレイのネジを締めます
ファンの交換時に同時にエアフィルタも掃除することをお勧めします。
電源サプライのメンテナンス
電源サプライの交換が必要な場合は、下記の手順に従い交換を実行します。
1.電源ケーブルを持ち電源抜け防止金具を丁寧に外します。
2.電源ケーブルを電源モジュールから外します。
3.電源サプライの緑のレバーを左側にゆっくり押し、故障している電源モジュールを引き抜きます。
4.開いた電源サプライスロットに交換用の電源モジュールを差し込みます。
5.電源ケーブルを再度差し込みます。
リモートメンテナンス
DGS-6604 ではリモートでのメンテナンスもサポートしています。スイッチのインストールが完了するとインターネットに接続可能になります。
Telnet 接続をインターネット経由で構築してリモートでの管理を行うことも可能です。
57
トラブルシューティング
第 7 章 トラブルシューティング
-- インストールに関するトラブルシューティングの流れ
-- 一般的なトラブルシューティング
インストールに関するトラブルシューティングの流れ
インストール後の異常発生
キャビネットの状況確認
マウント状況の確認
電源接続状況の確認
電源モジュールの確認
モジュールやプラグイン
ユニットの確認
モジュールの
インストール状況の確認
モジュールの
インディケータ(LED)の確認
シリアルポートの接続と
パラメータの確認
各ポートの
ケーブル類の接続の確認
テクニカルサポートへ連絡
58
トラブルシューティング
一般的なトラブルシューティング
【問題1】:ログインパスワードの紛失
概要 :
システムのログインパスワードを紛失、または忘れてしまいスイッチにログインすることができない。
トラブルシューティング :
D-Link カスタマーサービス、テクニカルサポートへ連絡します。
【問題2】:AC 電源モジュールが動作していない
概要 :
各モジュールの LED が消えていて、ファントレイなども動作していない。
トラブルシューティング :
1.キャビネットの電源ケーブルが全て正しく接続されているか確認。
2.キャビネットの電源ソケットと電源モジュールがしっかりと電源ケーブルで接続されているか確認。
3.電源サプライが正しくインストールされているか確認。
4.電源システムのバックボードにあるコネクタが固定されているが確認。
5.コンセントの電源に電力が供給されているか確認。
【問題3】:モジュールの LED が正しく動作しない
概要 :
モジュールのシステム LED が消えている、緑、または赤で点滅をくりかえしたり、Link/Act LED がネットワークが構築されていないのにも関わらず
緑に点灯しているなど。再起動後にも状況が変わらない。
トラブルシューティング :
モジュールがしっかりと固定されてインストールされているか確認します。モジュールがしっかりと固定された状態でインストールされていなけれ
ば、正しい位置にしっかりと再度インストールします。それでも正常に動作しない場合はバックプレーンのスロットのコネクタ状態やガイドレール
などが変形していないかなどを確認します。バックプレーンのスロットやガイドレールの問題だった場合は、他のスロットにインストールしてみて
ください。それでも改善しない場合は修理に出す必要があるかもしれません。
【問題4】:モジュールの LED がしばらく正常に動作した後、正しく動作しない
概要 :
モジュールのステータス LED が突然オフになったり、点滅をしたり赤く点灯したりする、Link/Act LED も突然オフになるなど。再起動後にも状況が
変わらない。
トラブルシューティング :
モジュールがしっかりと固定されてインストールされているか確認します。モジュールがしっかりと固定された状態でインストールされていなけれ
ば、正しい位置にしっかりと再度インストールします。それでも正常に動作しない場合はバックプレーンのスロットのコネクタ状態やガイドレール
などが変形していないかなどを確認します。バックプレーンのスロットやガイドレールの問題だった場合は、他のスロットにインストールしてみて
ください。それでも改善しない場合は修理に出す必要があるかもしれません。
59
トラブルシューティング
【問題5】:コントロールモジュールの LED の動作が不安定
概要 :
コントロールモジュールの LED の動作が不安定だったり、しばらくは動作するもののやはり異常な動作を見せるなど。例えばステータス LED が点
滅化消えているなど。
トラブルシューティング :
コントロールモジュールがしっかりと固定されてインストールされているか確認します。コントロールモジュールがしっかりと固定された状態でイ
ンストールされていなければ、正しい位置にしっかりと再度インストールします。それでも正常に動作しない場合はバックプレーンのスロットのコ
ネクタ状態やガイドレールなどが変形していないかなどを確認します。
【問題6】:ファントレイが動作しない /LED の動作が不安定
概要 :
ファントレイのファンが動作していない、電源 LED が消えている、アラーム LED が赤く点灯しているなど。
トラブルシューティング :
バックプレーンとファントレイがしっかりと固定されているかを確認。正常に設置されている場合は修理が必要な場合もあります。
【問題7】:シリアルポートに接続してもコンソールからの反応がない
概要 :
電源をオンにした後でもシリアルポートに情報が表示されない。
トラブルシューティング :
シリアルポート正しく接続されているか、コンソールとスイッチが同じ種類のシリアルポートかどうか確認します。シリアルポートの設定が DGS6600 設定ガイドの記述通りになっているか確認します。設定ガイドと違う場合はあわせるようにします。問題が解決されない場合はテクニカルサ
ポートへご連絡ください。
【問題8】:シリアルポートコンソールに文字化けが発生している
概要 :
シリアルポートコンソールに文字化けが発生している。
トラブルシューティング :
通常文字化け等の問題はボーレートなどシリアルポートの設定に関連しています。シリアルポートの設定が DGS-6600 設定ガイドの記述通りになっ
ているか確認します。
60
付録A 仕様情報
付録 A 仕様情報
DGS-6604/6608 ハードウェア仕様一覧表
DGS-6604
DGS-6608
スロット総数
4
8
コントロールモジュールスロット
1
2
製品名称
製品概要
スイッチ性能
スイッチファブリック
パケットフォワーディングレート
(64Byte)
576Gbps
1.152Tbps
714.28Mpps
1428.57Mpps 電気的仕様
定格入力電圧(周波数)
100-240VAC(50/60Hz)
PoE デバイス未設置時:696.94W(最大)
PoE デバイス設置時:2715.16W(最大)
PoE デバイス未設置時:1017.8W(最大)
PoE デバイス設置時:5430.3W(最大)
寸法
445(W)× 470(D)× 280(H)
445(W)x 500(H)x 470(D)
質量
21.6kg
37kg
消費電力
環境仕様
DGS-6600-CM/CM II コントロールモジュール製品 ハードウェア仕様一覧表
DGS-6600-CM ※ 1
製品名称
DGS-6600-CM-II ※ 2
標準規格
IEEE 802.3 10BASE-T、IEEE 802.3u 100BASE-TX、IEEE 802.3ab 1000BASE-T
D-Link Green 省電力機能
○(リンクダウン時の省電力機能に対応)
インタフェース
RS-232 DB-9/USB コンボコンソール
1
RJ45 マネジメントポート
1
コンパクトフラッシュスロット
2
スイッチ性能
SDRAM
2GByte
スイッチファブリック
576Gbps
フラッシュメモリ
1GByte
ホットスワップ
―
○
53.856W
54.86W 電気的仕様
最大消費電力
環境仕様
温度
動作時 / 保管時
0 ~ 50℃ / − 40 ~ 70℃
湿度
動作時 / 保管時
10 ~ 90%(結露なきこと)/5 ~ 90%(結露なきこと)
寸法
388(W)× 422(D)× 42(H)mm
3.605 kg
質量
3.76kg
適合規格
CE/FCC/VCCI/C-Tick Class A
EMI 規格
DGS-6600-PWR/FAN ハードウェア仕様一覧表
製品名称
DGS-6600-PWR
DGS-6600-PWRDC
DGS-6600-FAN ※ 1
DGS-6600-FAN-II ※ 2
853.5W
300W
42.3W
84.6 W
電気的仕様
消費電力
給電可能電力
586W
―
ホットスワップ
質量
○
1.24kg
1kg
1.475kg
2.7kg
※ 1 DGS-6604 用です。
※ 2 DGS-6608 用です。
61
付録A 仕様情報
DGS-6600 シリーズ I/O モジュール製品 ハードウェア仕様一覧表
製品名称
DGS-6600-48T
DGS-6600-48S
DGS-6600-48TS
DGS-6600-48P
DGS-6600-8XG ※ 1
DGS-6600-16XS-D
DGS-6600-24SC2XS ※1
標準規格
IEEE 802.3ae 10G BASE-SR/LR/ER(8XG、16XS-D)、IEEE 802.3 10BASE-T(48T、48TS、48P、24SC2XS)、
IEEE 802.3u 100BASE-TX(48T、48TS、48P、24SC2XS)、IEEE 802.3ab 1000BASE-T(48T、48TS、48P、24SC2XS)、IEEE 802.3aq 10GB-LRM(16XS-D)、
IEEE 802.3z 1000BASE-X(48S、48TS、24SC2XS)、IEEE 802.3x Flow Control(48T、48TS、48P、24SC2XS)、
IEEE 802.3af Power Over Ethernet(48P)、
IEEE 802.3ad/ax Link Aggregation、
IEEE 802.1Q VLAN Tagging、
IEEE 802.1D Spanning Tree
(STP compatible)
、
IEEE 802.1w Rapid Spanning Tree、
IEEE 802.1s Multiple Spanning Tree、IEEE 802.1p Class of Service、IEEE 802.1X Port Based Network Access Control
インタフェース
10BASE-T/100BASE-TX/
1000BASE-T ポート
(RJ-45)
(PoE)
─
12 ※ 2
─
─
24
─
16
2
─
48
─
24
48(48)
─
SFP スロット
─
48
24
─
10 ギガ用 SFP+ スロッ
ト
─
─
─
─
─
10 ギガ用 XFP スロット
─
─
8
─
オートネゴシエーション
○
─
○
─
─
○
Auto MDI/MDI-X
○
─
○
─
─
○
─
IEEE 802.3x
Flow Control
(Full Duplex)、
バックプレッシャー
(Half Duplex)、
ヘッドオブライン
(HOL)
ブロッキング防止
フローコントロール
IEEE 802.3x
Flow Control
(Full Duplex)、
バックプレッシャー
(Half Duplex)、
ヘッドオブライン
(HOL)
ブロッキング防止
─
─
IEEE 802.3x Flow Control(Full Duplex)、
バックプレッシャー(Half Duplex)、
ヘッドオブライン(HOL)ブロッキング防止
─
SIM
32 ※
管理数(D-Link SIM)
スイッチ性能
SDRAM
512MByte
フラッシュメモリ
128MByte
MAC アドレス数
MAC アドレステーブル:32K/ モジュール、スタティックMAC アドレス:256
ホットスワップ
○
電気的仕様
最大消費電力
109.8W
118.6W
114.2W
873W
200.26W
179.84W
105.5W
─
─
─
給電方式:
Alternative A
1 ポートあたり
最大 15.4W
─
─
─
3.36kg
3.328kg
PoE
環境仕様
温度
動作時 / 保
管時
0 ~ 50℃ / − 40 ~ 70℃
湿度
動作時 / 保
管時
10 ~ 90%(結露なきこと)/5 ~ 90%(結露なきこと)
寸法
質量
388(W)× 422(D)× 42(H)mm
3.51kg
3.37kg
3.38kg
3.74kg
適合規格
EMI 規格
※ 対応予定
※ 1 DGS-6604 用です。
※ 2 コンボポート
62
CE/FCC/VCCI/C-Tick Class A
3.38kg
付録A 仕様情報
ソフトウェア仕様一覧表
製品名称
DGS-6600 シリーズ
L2 機能
IGMP スヌーピング:v1/v2/v3、スヌーピンググループ数:2K、スタティックマルチキャストグループ数:2K、
VLAN 毎の IGMP、IGMP Fast Leave
L2 マルチキャストフィルタリング、L2 スタティックマルチキャストグループ数:1024
スパニングツリー:IEEE 802.1d STP/IEEE 802.11w RSTP/IEEE 802.1s MSTP、ルートガード
ループバック検知(STP なし)
ポートトランキング:IEEE 802.3ad/IEEE 802.1ax/ スタティック、モジュール間、128グループ / デバイス、8 ポート/グルー
プ
ポートミラーリング:1 ポート対 1 ポート、多対 1 ポート、モジュール間、RSPAN
E-RPS(ITU-T G.8032 イーサネットリング)、ジャンボフレーム:9732Bytes
VLAN
IEEE 802.1Q タグ VLAN、ポートベース VLAN、VLANグループ数:4094(スタティック)/256(ダイナミック)、
VLAN IDレンジ:1-4094、IEEE 802.1v プロトコルベース VLAN、Subnet ベース VLAN、
MAC ベース VLAN:1024 エントリ、GVRP、ダブル VLAN:Port-base Q in Q/Selective Q in Q、
VLANトランスレーション、Voice VLAN、Super VLAN
L3 機能
ダイナミックルーティングエントリ
(IPv4/IPv6 共有)
:最大 12K
スタティックルーティングエントリ
(IPv4/IPv6 共有)
:最大 256
L3 フォワーディングエントリ
(IPv4/IPv6 共有)
:最大 8K
デフォルトルート(IPv4/IPv6)、IP インタフェース数:4K、VLAN 毎の IP インタフェース数:256
RIPv1/v2/ng、RIP パッシブインタフェース、OSPFv2/v3、OSPF パッシブインタフェース、BGP4、
Graceful restart、ECMP、ループバックインタフェース、VRRP。、プロキシ ARP、IPv6トンネリング
マルチキャスト
マルチキャストテーブル:2K
スタティックIP マルチキャストルート:128
IGMP v1/v2/v3、
DVMRP v3.10、
PIM DM、
PIM SM、
マルチキャストデュプリケーション
MPLS
MPLS QoS、MPLS ping/traceroute、LDP、VPWS、VPLS、PW Redundancy
QoS
帯域制御、キュー:8レベル / ポート
キュースケジューリング:Strict/WRR/Strict+WRR/DRR/WDRR
CoS:IEEE 802.1p プライオリティ、DSCP
QoS フローアクション:802.1p プライオリティリマーク、ToS/DSCPリマーク、帯域制御
trTCM/srTCM
ACL.
(アクセスコントロールリス
ト)
Ingress ACL
MAC ACL:15ACL、64 ルール /ACL、最大 510 ルール
IPv4 ACL:256ACL、32 ルール /ACL、最大 3071 ルール(IPv4/IPv6 ACL、QoS 共有)
IPv6 ACL:256ACL、32 ルール /ACL、最大 639 ルール(IPv4/IPv6 ACL、QoS 共有)
MAC ACL:VLAN ID、IEEE 802.1p プライオリティ、MAC アドレス、Ether タイプ、LLC
IPv4 ACL:IPv4 アドレス、DSCP、プロトコルタイプ、TCP/UDP ポート
IPv6 ACL:IPv6 アドレス、DSCP、プロトコルタイプ、TCP/UDP ポート、IPv6トラフィッククラス、IPv6 フローラベル
タイムベース ACL
セキュリティ
SSHv2、管理アクセス認証用:ローカル /RADIUS/TACACS/XTACACS/TACACS+
ユーザ認証用:ローカル /RADIUS
IEEE 802.1X 認証:ポート/ ホストベース認証、ゲスト/ ダイナミックVLAN
ブロードキャスト/ マルチキャストストームコントロール、トラフィックセグメンテーション
IP-MAC ポートバインディング:ARP モード、DHCP スヌーピングモード
ポートセキュリティ:16MAC/ ポート、DoS 攻撃防御、DHCPクライアントフィルタリング、DHCP サーバスクリーニング
D-Link セーフガードエンジン
マネージメント
16レベルのユーザアカウント権限、LLDP、LLDP-MED、Web ベース GUI、CLI
Telnet サーバ(IPv4/IPv6)、Telnetクライアント、SNMPv1/v2c/v3、SNMP over IPv6、SNMPトラップ
RMONv1、sflow、トラストホスト、DHCPクライアント、DHCPv6クライアント、DHCPリレー:オプション 82
DHCPv6リレー、DHCP サーバ、Syslog(IPv4/IPv6)、TFTPクライアント、
フラッシュファイルシステム、デバッグコマンド、
SNTPクライアント、パスワードリカバリ、複数設定ファイル、複数イメージ、
IPv6 Neighbor Discovery(ND)、タイムベース PoE、NLB:マルチキャストモード、CPU モニタリング、メモリモニタリン
グ、DDM
MIBs
MIB Ⅱ(RFC1213)、SNMPv2-MIB(RFC3418)、IF MIB(RFC2863)、IP-MIB(RFC4293)、
IP-FORWARD-MIB(RFC4292)、Ether-like MIB(RFC3635)、OSPF-MIB(RFC4750)、BGP4-MIB(RFC4273)、
RMON MIB(RFC2819)、Bridge MIB(RFC4188)、P-BRIDGE-MIB(RFC4363)、Q-BRIDGE-MIB(RFC4363)、
RIPv2-MIB(RFC1724)、ENTITY-MIB(RFC2737)、VRRP-MIB(RFC2787)、DISMAN-PING-MIB(RFC4560)
DISMAN-TRACEROUTE-MIB(RFC4560)、PIM-STD-MIB(RFC5060)、IPMCAST-MIB(RFC5132)、
PIM-BSR-MIB(RFC5240)、MGMD-STD-MIB(RFC5519)、PIM-MIB(RFC2934)、
SNMP-FRAMEWORK-MIB(RFC3411)、SNMP-MPD-MIB(RFC3412)、SNMP-TARGET-MIB(RFC3413)、SNMPNOTIFICATION-MIB(RFC3413)、SNMP-USER-BASED-SM-MIB(RFC3414)、
SNMP-VIEW-BASED-ACM-MIB(RFC3415)、SNMP-COMMUNITY-MIB(RFC3584)、Private MIB
63
付録B 拡張モジュール
付録 B 拡張モジュール
DGS-6600 シリーズの各モジュールは SFP/XFP モジュールをサポートしています。それぞれの対応モジュールについて説明します。
DGS-6600 シリーズ対応 SFP/SFP+/XFP モジュール(ホットスワップ対応)
種 別
SFP+(10Giga)
型 番
仕 様
DEM-431XT
10GBASE-SR
2 芯 MMF
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-SR ●コネクタ:LC ●光波長:850nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯マルチモード(50/125µm、62.5/125µm)
●伝送距離※2:最大33m(62.5µm、OM1 200MHz-km)、最大300m(50µm、OM3 2000MHz-km)
●デジタル診断モニタ
(DDM)対応
DEM-432XT
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-LR ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:10km
10GBASE-LR
DEM-432XT-DD
300m
10km
2 芯 MMF
2 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-LR ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:10km
●デジタル診断モニタ
(DDM)対応
10GBASE-LR
DEM-433XT
10km
2 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-ER ●コネクタ:LC ●光波長:1550nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:40km
10GBASE-ER
40km
2 芯 SMF
DEM-433XT-DD
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-ER ●コネクタ:LC ●光波長:1550nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:40km
●デジタル診断モニタ
(DDM)対応
DEM-434XT
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-ZR ●コネクタ:LC ●光波長:1550nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:80km
DEM-435XT
●標準規格:IEEE 802.3aq 10GBASE-LRM ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯マルチモード(50/125µm、62.5/125µm)
●伝送距離※2:最大220m(62.5µm、OM1 200MHz-km)、最大220m(50µm、OM3 2000MHz-km)
DEM-435XT-DD
●標準規格:IEEE 802.3aq 10GBASE-LRM ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯マルチモード(50/125µm、62.5/125µm)
●伝送距離※2:最大220m(62.5µm、OM1 200MHz-km)、最大220m(50µm、OM3 2000MHz-km)
●デジタル診断モニタ
(DDM)対応
10GBASE-ER
10GBASE-ZR
10GBASE-LRM
10GBASE-LRM
DEM-436XT-BXU
※1
80km
220m
220m
2 芯 SMF
2 芯 SMF
2 芯 MMF
2 芯 MMF
20km
1 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-LR ●コネクタ:LC ●光波長TX:1330nm、RX:1270nm ●光
ファイバケーブルタイプ:1芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:20km
10GBASE-LR
40km
20km
1 芯 SMF
DEM-421XT
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE‐SR ●コネクタ:LC ●光波長:850nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯マルチモード
(50/125µm、
62.5/125µm)●伝送距離※2:300m
DEM-422XT
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE‐LR ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:10km
10GBASE-SR
10GBASE-LR
DEM-423XT
DGS-6600-2+4SC2XS
DGS-6600-16XS-D
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-LR ●コネクタ:LC ●光波長 TX:1270nm、RX:1330nm ●光
ファイバケーブルタイプ:1芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:20km
10GBASE-LR
DEM-436XT-BXD ※1
300m
10km
2 芯 MMF
2 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE‐ER ●コネクタ:LC ●光波長:1550nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:40km
10GBASE-ER
64
300m
DEM-431XT-DD
10GBASE-SR
XFP(10Giga)
対応モジュール
●標準規格:IEEE 802.3ae 10GBASE-SR ●コネクタ:LC ●光波長:850nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯マルチモード(50/125µm、62.5/125µm)
●伝送距離※2:最大33m(62.5µm、OM1 200MHz-km)、最大300m(50µm、OM3 2000MHz-km)
40km
2 芯 SMF
DGS-6600-8XG
付録B 拡張モジュール
種 別
WDM 対応 1 芯 SFP
(1Giga)
型 番
DEM-330T ※1
仕 様
1000BASE-BX-D
※1
DEM-331T ※1
●標準規格:IEEE 802.3z、IEEE 802.3ah 1000BASE‐BX-D ●コネクタ:LC
●光波長TX:1550nm、RX:1310nm ●光ファイバケーブルタイプ:1芯シングルモード
(9/125µm)
●伝送距離※2:40km
1000BASE-BX-D
DEM-331R
※1
40km
1 芯 SMF
1 芯 SMF
40km
1 芯 SMF
DEM-310GT
●標準規格:IEEE 802.3z 1000BASE‐LX ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)、2芯マルチモード(50/125µm、
62.5/125µm)
●伝送距離※2:10km(SM9/125µm)、2km(MM50/125µm)、550m(MM62.5/125µm)
DEM-311GT
●標準規格:IEEE 802.3z 1000BASE‐SX ●コネクタ:LC ●光波長:850nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯マルチモード(50/125µm、62.5/125µm)
●伝送距離※2:550m(50/125µm)、275m(62.5/125µm)
DEM-312GT2
●標準規格:IEEE 802.3z 1000BASE‐SX2 ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯マルチモード(50/125µm、62.5/125µm)
●伝送距離※2:1km(50/125µm)、2km(62.5/125µm)
DEM-314GT
●標準規格:IEEE 802.3z 1000BASE‐LH ●コネクタ:LC ●光波長:1550nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:50km
1000BASE-LX
1000BASE-SX
1000BASE-SX
1000BASE-LH
DEM-315GT
DGS-712
DEM-220T ※1
※1
50km
2 芯 MMF
2 芯 MMF
2 芯 SMF
80km
2 芯 SMF
100m
20km
1 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3ah 100BASE-BX-U ●コネクタ:LC
●光波長TX:1310nm、RX:1550nm ●光ファイバケーブルタイプ:1芯シングルモード
(9/125µm)
●伝送距離※2:20km
100BASE-BX-U
20km
DGS-6600-48S
DGS-6600-48TS
DGS-6600-2+4SC2XS
1 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3u 100BASE‐FX ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:15km
100BASE-FX
DEM-211
2km
2 芯 MMF
●標準規格:IEEE 802.3ah 100BASE-BX-D ●コネクタ:LC
●光波長TX:1550nm、RX:1310nm ●光ファイバケーブルタイプ:1芯シングルモード
(9/125µm)
●伝送距離※2:20km
100BASE-BX-D
DEM-210
550m
2 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3ab 1000BASE‐T ●コネクタ:RJ-45 ●伝送距離:100m
1000BASE-T
DEM-220R
10km
DGS-6600-48S
DGS-6600-48TS
DGS-6600-2+4SC2XS
DGS-6600-16XS-D
●標準規格:IEEE 802.3z 1000BASE‐ZX ●コネクタ:LC ●光波長:1550nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯シングルモード(9/125µm)●伝送距離※2:80km
1000BASE-ZX
2 芯 SFP(100M)
10km
●標準規格:IEEE 802.3z、IEEE 802.3ah 1000BASE‐BX-U ●コネクタ:LC
●光波長TX:1310nm、RX:1550nm ●光ファイバケーブルタイプ:1芯シングルモード
(9/125µm)
●伝送距離※2:40km
1000BASE-BX-U
1 芯 SFP(100M)
1 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3z、IEEE 802.3ah 1000BASE‐BX-U ●コネクタ:LC
●光波長TX:1310nm、RX:1550nm ●光ファイバケーブルタイプ:1芯シングルモード
(9/125µm)
●伝送距離※2:10km
1000BASE-BX-U
Copper SFP(1Giga)
10km
DEM-330R
2 芯 SFP(1Giga)
対応モジュール
●標準規格:IEEE 802.3z、IEEE 802.3ah 1000BASE‐BX-D ●コネクタ:LC
●光波長TX:1550nm、RX:1310nm ●光ファイバケーブルタイプ:1芯シングルモード
(9/125µm)
●伝送距離※2:10km
15km
2 芯 SMF
●標準規格:IEEE 802.3u 100BASE‐FX ●コネクタ:LC ●光波長:1310nm
●光ファイバケーブルタイプ:2芯マルチモード(50/125µm、62.5/125µm)●伝送距離※2:2km
100BASE-FX
2km
2 芯 MMF
※ 1 DEM-330T と DEM-330R は対向でご使用ください。DEM-331T と DEM-331R は対向でご使用ください。DEM-220T と DEM-220R は対
向でご使用ください。DEM-436XT-BXU と DEM-436XT-BXD は対向でご使用ください。
※ 2 光ファイバケーブルの最長伝送距離は、光ファイバ損失分散、光コネクタ、スプライス損失箇所によって異なります。
65
付録C 接続メディア
付録 C 接続メディア
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T ポート
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T ポートは自動的に 3 つの速度を調整、MDI または MDIX モードでの動作を決定します。1000BASE-T の利点を
受けるには、100 ㍍までサポートしている CAT5e 以上のネットワークケーブルを使用する必要があります。1000-BASE-T は IEEE 802.3ab に準拠
しています。本スイッチの 1000BASE-T ポートは全て 4 ペアのケーブルを送信に使用しています。以下の図は如何にツイステッドペアケーブルが
1000BASE-T ポートに接続しているか表示しています。
ストレートケーブル
クロスケーブル
1000BASE-T の 4 ツイステッドペアのストレートスルー vs クロスオーバの概略図
上記での説明に加え、100BASE-TX/10-BASE-T の接続は、10mbps 接続用の 100-ohm カテゴリ 3, 4, 5 ケーブルや、100 メートルの長さまで対応している、
100mbps 接続用の 100-ohm カテゴリ 5 ケーブルなど、低いグレードでのケーブルでも可能です。下記の表では、100BASE-TX/10BASE-T で使われる
ピン配列を表示します。
ピン
1
2
3
6
4,5,7,8
ソケット
Input Receive Data+/ 入力受信データ+
Input Receive Data-/ 入力受信データ-
Output Transmit Data+/ 出力送信データ+
Output Transmit Data-/ 出力送信データ-
Not Used/ 未使用
プラグ
Output Transmit Data+/ 出力送信データ+
Output Transmit Data-/ 出力送信データー
Input Receive Data+/ 入力受信データ+
Input Receive Data-/ 入力受信データ-
Not Used/ 未使用
10BASE-T/100BASE-TX のピン配列
下記の図では 10BASE-T/100BASE-TX ストレートスルーとクロスオーバのツイステッドペア接続の詳細について表示しています。
ストレートケーブル
クロスケーブル
10BASE-T/100BASE-TX に必要な 4 ツイステッドペアのストレートスルー vs クロスオーバの概略図
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付録C 接続メディア
光ファイバ接続
光ファイバポートを使用する場合は、必ず正しいファイバケーブルを選択します。ファイバモジュールはシングル / マルチモードどちらのケーブル
も使用することが可能です。下記の光ファイバ接続の概略図をご確認ください。
光ファイバ接続の概略図
DJSW-HWG0250/R01-0913-00/WE-R3.00-A1 67
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