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産総研中部センター研究発表会・オープンラボ
産業技術総合研究所 中部センター 研究発表会・オープンラボ 平成23年 6月28日 ・29日 会場 独立行政法人 産業技術総合研究所 中部センター 研究発表会 6月28日 オープンラボ 定員 100名 参加 無料 9:45▶14:35 ◆産学官連携活動の紹介 6月28日 (申込順) 10:05∼10:20 6月29日 10:20∼11:20 11:20∼13:40 13:40∼14:00 14:00∼14:30 (申込順) Bコース ◆ポリ乳酸の熱延伸過程のレオオプティカル解析 ◆高信頼性マグネシウム鍛造部材に関する研究 Cコース ◆木質材料の複雑3次元形状の変形加工 ◆粉体層せん断評価装置および関連する粉体特性測定器のデモ 6月29日 9:45▶14:35 ◆研究講演 材料・プロセス基盤技術 医療機器関連技術 計測・標準技術 ◆ポスターセッション第2部 各回 75名 見学コース ●1回目 14:50∼ ●2回目 15:45∼ ●3回目 16:35∼ Aコース ◆次世代固体酸化物形燃料電池(SOFC)モジュール製造 ◆レアメタル対策に資する硬質材料の開発 ◆研究講演 次世代自動車技術 航空機関連技術 計測・標準技術 ◆ポスターセッション第1部 参加 無料 14:35▶17:55 14:35▶17:55 見学コース ●1回目 14:50∼ ●2回目 15:45∼ ●3回目 16:35∼ Dコース ◆超音波を用いたマイクロ流路中の微小物体の非接触操作技術 ◆ステレオファブリック造形技術 10:00∼11:00 11:00∼13:40 13:40∼14:00 14:00∼14:30 Eコース ◆新規医療用部材の開発とその応用について ◆新規調湿材料 「ハスクレイ」 Fコース ◆環境にやさしい熱電発電デバイス ◆ポリ乳酸の熱延伸過程のレオオプティカル解析 ポスターセッションでは、ポスター発表に加え、研究講演の内容及び 産学官連携活動についても改めて紹介しますので、お気軽にご質問、 ご相談下さい。 ※近隣に食事のできる所が少ないため、事前(6月17日迄)にお申し込みいただければ弁当を用意させていただきます。 必要な方は参加申込書よりお申し込みください。 (弁当1,000円(お茶付き)) 産総研中部センターまでチャーターバスにて送迎 J 集合場所 テレビ塔北観光バス駐車場(地図参照) パナソニック セントラルパーク アネックス 名古屋 テレビ塔 ホテルエコノ 名古屋栄 セントラルパーク 15 住友商事 テレビ塔北 観光バス 駐車場 ブロッサ ジャスコ JUSCO 高蔵寺 Kozoji N 214 荒田 Arata y wa ess xpr ei E Tom 至今池 志段味西小学校 Shidami Nishi ES 錦通り 桜通り 久屋大通り 栄 久屋大通 地下鉄名城線 中部センター発 地下鉄桜通線 久屋大通り ●復路 夕 終了後 至名古屋 定刻になり次第出発しますので、 時間厳守でご集合ください。 神領 Jinryo Line Main huo JR C 線 R中央 路 道 速 高 名 東 ●往路 朝 8:20集合 8:30出発 ▪地下鉄名城線・東山線「栄」駅下車 3番もしくは4番出口 ▪地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」 駅下車南改札を出て4B 出口 155 至春日井IC To Kasugai IC 参加登録用紙にて乗車お申し込みください。 .. .. 中志段味 Naka Shidami 消防学校 Fire Academy 独立行政法人 産業技術総合研究所中部センター Independent Administrative Institution National Institute of Advanced Industrial Science and Technology Chubu Center 志段味サイエンスパーク Shidami Science Park 名鉄瀬戸線 Meitetsu Seto Line 東谷山フルーツパーク Togokusan Fruit Park 印場 Inba 旭前 Asahi-mae 至尾張瀬戸 To Owari Seto 至瀬戸 To Seto オアシス21 至矢場町 名古屋駅 http://unit.aist.go.jp/chubu/ci/ 至藤ケ丘 To Fujigaoka Program 研究発表会 第1部 6 228 司会:中部センター所長代理 山内 幸彦 開会の挨拶 9:45∼10:05 中部センター所長 三留 秀人 産学官連携活動の紹介 10:05∼10:20 産総研の産学官連携活動について 研究講演 <次世代自動車技術> 10:20∼10:40 10:40∼11:00 11:00∼11:20 イノベーションコーディネータ 山東 睦夫 (座長:サステナブルマテリアル研究部門 副研究部門長 小林 慶三) マグネシウム合金の研究開発動向 冷間プレス成形を可能とするマグネシウム合金圧延材の開発 多燃料での低温発電が可能な固体酸化物形燃料電池製造技術 研究講演 <航空機関連技術> 11:20∼11:40 11:40∼12:00 12:00∼13:10 13:10∼13:40 サステナブルマテリアル研究部門 坂本 満 サステナブルマテリアル研究部門 千野 靖正 先進製造プロセス研究部門 鈴木 俊男 (座長:先進製造プロセス研究部門 主幹研究員 平尾 喜代司) セラミックスと樹脂のコンポジット化による CFRP 樹脂の改質 耐熱性新規硬質材料の切削工具への応用 先進製造プロセス研究部門 堀田 裕司 サステナブルマテリアル研究部門 松本 章宏 昼食 航空・宇宙構造物への超音波検査技術の適用 計測フロンティア研究部門 津田 浩 研究講演 <計測・標準技術> (座長:イノベーションコーディネータ 渡村 信治) 13:40∼14:00 固体 NMR によるリン酸系プロトン導電体の解析評価 14:00∼14:30 ポスターセッション 第1部 計測フロンティア研究部門 西田 雅一 ポスターセッション:16テーマ 産学官連携活動の紹介(1テーマ) 、次世代自動車技術(7テーマ) 、航空機関連技術 (4テーマ) 、計測・標準技術(2テーマ) 、材料・プロセス基盤技術(2テーマ) オープンラボ 14:30∼14:35 終了の挨拶 14:35∼14:40 開催の説明 14:40∼14:50 休憩・準備 14:50∼17:30 見学 A 第1部 コース B コース C コース 中部センター所長代理 山内 幸彦 3コース(各2テーマ) 所要時間:約40分/1コース 1回目:14:50∼ 2回目:15:45∼ 3回目:16:35∼ 次世代固体酸化物形燃料電池(SOFC)モジュール製造 ∼次世代自動車用ハイブリット電源技術∼ 先進製造プロセス研究部門 藤代 芳伸 サステナブルマテリアル研究部門 松本 章宏 レアメタル対策に資する硬質材料の開発 計測フロンティア研究部門 新澤 英之 ポリ乳酸の熱延伸過程のレオオプティカル解析 サステナブルマテリアル研究部門 斎藤 尚文 高信頼性マグネシウム鍛造部材に関する研究 サステナブルマテリアル研究部門 金山 公三 木質材料の複雑3次元形状の変形加工 サステナブルマテリアル研究部門 高尾 泰正 粉体層せん断評価装置および関連する粉体特性測定器のデモ 名刺交換会・質疑応答 17:30∼17:55 見学対応研究者、イノベーションコーディネータ 終了の挨拶 17:55 研究発表会 第2部 6 229 司会:中部センター所長代理 山内 幸彦 開始の挨拶 9:45∼10:00 産業技術総合研究所 理事 上田 完次 研究講演 <材料・プロセス基盤技術> 10:00∼10:20 10:20∼10:40 10:40∼11:00 (座長:サステナブルマテリアル研究部門 副研究部門長 田澤 真人) 調光ミラーデバイスの耐久性向上技術開発 環境浄化触媒における貴金属低減への取り組み 調湿特性に優れた多孔質材料のイモゴライト、ハスクレイの合成と応用 研究講演 <医療機器関連技術> サステナブルマテリアル研究部門 田嶌 一樹 サステナブルマテリアル研究部門 多井 豊 サステナブルマテリアル研究部門 犬飼 恵一 (座長:先進製造プロセス研究部門 副研究部門長 飯田 康夫) 11:00∼11:20 11:20∼11:40 11:40∼12:00 12:00∼13:10 マルチガスセンサを用いた呼気分析機器開発 生体分子を融合した半導体酸化物電極のデバイス応用への期待 粒子構造による機能構造の形成 13:10∼13:40 回転型補助人工心臓の開発:一点支持から非接触軸受へ 先進製造プロセス研究部門 申 ウソク 先進製造プロセス研究部門 加藤 一実 サステナブルマテリアル研究部門 尾崎 公洋 昼食 研究講演 <計測・標準技術> ヒューマンライフテクノロジー研究部門 山根 隆志 (座長:イノベーションコーディネータ 山東 睦夫) 13:40∼14:00 CNT の水系分散手法の開発:毒性評価を目指して 14:00∼14:30 ポスターセッション 第2部 計測フロンティア研究部門 太田 一徳 ポスターセッション:17テーマ 産学官連携活動の紹介(1テーマ) 、材料・プロセス基盤技術(10テーマ) 、医療機器 関連技術(5テーマ)、計測・標準技術(1テーマ) オープンラボ 14:30∼14:35 閉会の挨拶 14:35∼14:40 開催の説明 14:40∼14:50 休憩・準備 14:50∼17:30 見学 D 第2部 コース E コース F コース 17:30∼17:55 中部センター所長代理 山内 幸彦 3コース(各2テーマ) 所要時間:約40分/1コース 1回目:14:50∼ 2回目:15:45∼ 3回目:16:35∼ 先進製造プロセス研究部門 小塚 晃透 超音波を用いたマイクロ流路中の微小物体の非接触操作技術 ステレオファブリック造形技術 ∼レゴブロックに似た新しいセラミックスの製造技術∼ 先進製造プロセス研究部門 堀田 幹則 先進製造プロセス研究部門 寺岡 啓 新規医療用部材の開発とその応用について サステナブルマテリアル研究部門 前田 雅喜 新規調湿材料「ハスクレイ」 サステナブルマテリアル研究部門 尾崎 公洋 環境にやさしい熱電発電デバイス 計測フロンティア研究部門 新澤 英之 ポリ乳酸の熱延伸過程のレオオプティカル解析 名刺交換会・質疑応答 見学対応研究者、イノベーションコーディネータ 17:55 終了の挨拶 Program ポスターセッション 1 第 部|平成23年6月28日(火) 14:00∼14:30 <産学官連携活動の紹介> P-1 ○ 産総研の産学官連携活動について イノベーションコーディネータ 山東 睦夫 <次世代自動車技術> P-2 ○ マグネシウム合金の研究開発動向 P-3 ○ 冷間プレス成形を可能とするマグネシウム合金圧延材の開発 P-4 ○ 多燃料での低温発電が可能な固体酸化物形燃料電池製造技術 P-5 機能性セラミックスの構造制御技術による革新電池向け部材開発 P-6 電磁振動プロセスによるマグネシウム合金鋳造組織微細化技術の開発 P-7 Mg 合金鍛造のための Mg-Al 合金棒の高温圧縮特性 P-8 DLC コーティングによるマグネシウム合金の耐食性の向上 サステナブルマテリアル研究部門 坂本 満 サステナブルマテリアル研究部門 千野 靖正 先進製造プロセス研究部門 鈴木 俊男 先進製造プロセス研究部門 濱本 孝一 サステナブルマテリアル研究部門 李 明軍 サステナブルマテリアル研究部門 渡津 章 サステナブルマテリアル研究部門 池山 雅美 <航空機関連技術> P-9 ○ P-10 ○ P-11 ○ P-12 セラミックスと樹脂のコンポジット化による CFRP 樹脂の改質 耐熱性新規硬質材料の切削工具への応用 航空・宇宙構造物への超音波検査技術の適用 CFRP マトリックス樹脂の高熱伝導化につながる複合化技術 先進製造プロセス研究部門 堀田 裕司 サステナブルマテリアル研究部門 松本 章宏 計測フロンティア研究部門 津田 浩 先進製造プロセス研究部門 佐藤 公泰 <計測・標準技術> P-13 ○ 固体 NMR によるリン酸系プロトン導電体の解析評価 P-14 ○ 不均質性解析評価基盤技術の開発:粒子分散・配向状態の記述と熱特性 計測フロンティア研究部門 西田 雅一 計測フロンティア研究部門 丸山 豊 <材料・プロセス基盤技術> P-15 重希土類元素フリー SmFeN 焼結磁石の開発 P-16 真空焼結による WC-FeAl 超硬合金の作製 サステナブルマテリアル研究部門 高木 健太 サステナブルマテリアル研究部門 加藤 清隆 2 第 部|平成23年6月29日(水) 14:00∼14:30 <産学官連携活動の紹介> P-1 ○ 産総研の産学官連携活動について イノベーションコーディネータ 山東 睦夫 <セラミックス系プロセス> P-17 ○ P-18 ○ P-19 ○ P-20 P-21 P-22 P-23 P-24 P-25 P-26 調光ミラーデバイスの耐久性向上技術開発 環境浄化触媒における貴金属低減への取り組み 調湿特性に優れた多孔質材料のイモゴライト、ハスクレイの合成と応用 環境調和型顔料の開発(Ta 基酸窒化物顔料) 高分散ナノ粒子プロセスと応用 組織制御によるセラミックス多孔体の多機能化 計算科学を用いたナノクリスタル凝集粒子の形成過程の解明 セラミックス核真珠の研究開発 マイクロ波 / ミリ波による金属の焼結、精錬 レアメタル使用量削減に向けた ZnO 系紫外線発光素子の開発 サステナブルマテリアル研究部門 田嶌 一樹 サステナブルマテリアル研究部門 多井 豊 サステナブルマテリアル研究部門 犬飼 恵一 サステナブルマテリアル研究部門 大橋 優喜 先進製造プロセス研究部門 伊豆 典哉 先進製造プロセス研究部門 福島 学 先進製造プロセス研究部門 安井 久一 サステナブルマテリアル研究部門 長江 肇 サステナブルマテリアル研究部門 佐野 三郎 サステナブルマテリアル研究部門 楠森 毅 <医療機器関連技術> P-27 ○ P-28 ○ P-29 ○ P-30 ○ P-31 マルチガスセンサを用いた呼気分析機器開発 生体分子を融合した半導体酸化物電極のデバイス応用への期待 粒子構造による機能構造の形成 回転型補助人工心臓の開発:一点支持から非接触軸受へ 骨代替材料の表面構造最適化のための細胞応答解析手法の開発 先進製造プロセス研究部門 申 ウソク 先進製造プロセス研究部門 加藤 一実 サステナブルマテリアル研究部門 尾崎 公洋 ヒューマンライフテクノロジー研究部門 山根 隆志 先進製造プロセス研究部門 斎藤 隆雄 <計測・標準技術> P-32 ○ CNT の水系分散手法の開発:毒性評価を目指して 計測フロンティア研究部門 太田 一徳 ※○を付したテーマは口頭発表も行います 産業技術総合研究所 中部センター研究発表会後援機関・協賛団体 後 援 協 賛 中部経済産業局 (財)中部科学技術センター (財)東海産業技術振興財団 (財)北陸産業活性化センター (財)科学技術交流財団 (財)岐阜県研究開発財団 (財)三重県産業支援センター (財)富山県新世紀産業機構 (財)石川県産業創出支援機構 (財) 名古屋都市産業振興公社 全国イノベーション推進機関ネットワーク 名古屋工業技術協会 (社) 応用物理学会 (社) 化学工学会 型技術協会 (社) 軽金属学会 (社) 自動車技術会 触媒学会 (社) 電気化学会 (社) 日本化学会 (社) 日本機械学会 (社) 日本金属学会 日本材料科学会 (社) 日本材料学会 (社) 日本生物工学会 (社) 日本セラミックス協会 日本ゾルーゲル学会 (社) 日本鋳造工学会 (社) 日本鉄鋼協会 日本粘土学会 (社) 日本農芸化学会 日本バイオマテリアル学会 日本表面科学会 (社) 日本ファインセラミックス協会 日本複合材料学会 (社) 日本分析化学会 日本木材学会 粉体工学会 無機マテリアル学会 参加申込 事前登録、当日受付可 ※会場・資料準備の都合上、定員により参加いただけない場合がありますので、事前の登録をおすすめいたします。 事前登録方法:事前登録は、E-mailまたはFaxにてお受けします。参加申込書に必要事項をご記入の上、ご登録下さい。 詳細情報 URL: http://unit.aist.go.jp/chubu/ci/(参加申込書をダウンロード可能です) 2011 産業技術総合研究所中部センター 研究発表会 オープンラボ 産業技術総合研究所中部センターオープンラボ2011 日時:平成22年6月28日(火) ∼6月29日(水) 14:35∼17:55 会場: (独)産業技術総合研究所中部センター 事務管理棟3F 大会議室 産総研中部センターが進めている主な研究テーマを実際の研究現場にて、装置・実験等の実演を通してご紹介します。 また、研究者と直接に意見交換・名刺交換を行える交流の場をご用意します。 開催日 コース名 内 容 次世代固体酸化物形燃料電池(SOFC)モジュール製造 ∼次世代自動車用ハイブリット電源技術∼ 先進製造プロセス研究部門 藤代 芳伸 Aコース 次世代自動車向けの新たな電源技 術への展開を目指して、機能性セラミック電極のナノ構造制御を活用する新しい高集 積 型マイクロ SOFC モジュールの製 造技 術開発を進めています。ジルコニア系にて世界的にも高い発電性能密度(1w/ cm²@600℃)を有するセルや、ハニカム形状を活用する急速作動停止が可能なコンパクトモジュール等を紹介します。 レアメタル対策に資する硬質材料の開発 サステナブルマテリアル研究部門 松本 章宏 超硬合金の構成元素であるタングステンとコバルトはレアメタルです。 ここでは、超硬合金の代替として取り組んでいる新しい硬質材料(WC-FeAl、サーメット)の研究成果について紹介します。 ポリ乳酸の熱延伸過程のレオオプティカル解析 計測フロンティア研究部門 新澤 英之 6月28日 (火) Bコース 実用可能な強度のプラスチック製品の製造には、プラスチックの変形メカニズムを詳細に計測する技術が不可欠です。プラス チック(ポリ乳酸)が延伸、加圧等の力により変形を受ける過程をレオオプティカル赤外分光法により解析する技術を紹介し ます。 高信頼性マグネシウム鍛造部材に関する研究 サステナブルマテリアル研究部門 斎藤 尚文 マグネシウムは実用金属中もっとも軽量であり、製品の素材をマグネシウムに置き換えることで重量を大幅に削減することが 期待されます。オープンラボでは、高い信頼性を持つマグネシウム部品を作る技術として注目されている鍛造について、平成 18年度から22年度まで行なった「マグネシウム鍛造部材技術開発プロジェクト」の成果の一端を紹介します。 木質材料の複雑3次元形状の変形加工 サステナブルマテリアル研究部門 金山 公三 Cコース 木質系材料はカーボンニュートラルかつ再生産可能な素材であり、有効利用を促進することは地球温暖化や資源枯渇問題な どへの解決策となるため、最近、プラスチックの代替材料として注目されています。当研究グループが世界で初めて開発した「流 動現象の発現」とその利用による変形加工技術について紹介します。 粉体層せん断評価装置および関連する粉体特性測定器のデモ サステナブルマテリアル研究部門 高尾 泰正 化粧品の「手触り」や Li イオン電池の電極成形層の横ずり強度など“粉体層”のせん断力の評価法を紹介します。 その評価装置を販売するため起業したベンチャー企業によるデモと帯電量測定器や顆粒体圧壊試験機など関連測定装置も説 明します。 開催日 コース名 内 容 超音波を用いたマイクロ流路中の微小物体の非接触操作技術 先進製造プロセス研究部門 小塚 晃透 Dコース マイクロマシンやバイオテクノロジーにおいて、微小物体を非接触で操作する技術が求められています。当所では、ガラス基 板上のマイクロ流路中を液体媒質と共に流れる懸濁粒子を、超音波を用いて操作する研究を行っています。超音波の定在波 音場を流路中に生成して音圧の節に粒子を捕捉し、任意の出口に誘導することが可能です。本展示では、実験時の粒子操作 をビデオ画像で示すと共に、実験装置を用いて水中及び空気中に超音波の定在波音場を生成し、音圧の節に粒子が捕捉され る様子をデモンストレーションします。 ステレオファブリック造形技術 ∼レゴブロックに似た新しいセラミックスの製造技術∼ 先進製造プロセス研究部門 堀田 幹則 セラミックスの製造およびセラミックスの使用過程における省エネ化を実現するため、小型の精密ブロックを設計・作製し、 立体的に組み立てて、 局所加熱等により接合・一体化させることで、 大型で精密かつ複雑形状な部材を得られるプロセス技術 (ス テレオファブリック造形)の開発を国家プロジェクトとして進めております。オープンラボでは、同技術の内容ならびにこれま でに得られた成果について紹介します。 新規医療用部材の開発とその応用について 先進製造プロセス研究部門 寺岡 啓 6月29日 (水) 「材料が人工骨に仕立てられるために必要なことは何か?」を考え抜いた結果「Bio-Unit concept」にたどり着いた。 ここでは Bio-Unit concept による人工骨設計、製造、及び評価に関してご説明します。 Eコース 新規調湿材料「ハスクレイ」 サステナブルマテリアル研究部門 前田 雅喜 ハスクレイは、低結晶性粘土鉱物と非晶質アルミニウムケイ酸の複合体からなる新規調湿材料です。天然の土壌中に存在する ナノチューブであるイモゴライトの大量合成に関する研究の中で開発されました。ハスクレイは、幅広い湿度範囲で水蒸気を 吸着することが可能なばかりでなく、70∼80℃程度の低温で再生することが可能なため、デシカント空調用吸着剤としての 実用化が期待されています。オープンラボではその具体的な合成手順を紹介します。 環境にやさしい熱電発電デバイス サステナブルマテリアル研究部門 尾崎 公洋 Fコース 熱を電気に代えることができる熱電発電デバイスを使って、廃熱をエネルギーに再生することが期待されています。これまで, 低い温度で効率的に電気が取り出せるデバイスに使用されていた材料は、希少金属や毒性などの問題があり、大量に使用す ることができませんでした。オープンラボでは、Fe や Ti を中心とした環境にやさしい材料で発電するデバイスについて紹介 します。 ポリ乳酸の熱延伸過程のレオオプティカル解析 計測フロンティア研究部門 新澤 英之 実用可能な強度のプラスチック製品の製造には、プラスチックの変形メカニズムを詳細に計測する技術が不可欠です。プラス チック(ポリ乳酸)が延伸、加圧等の力により変形を受ける過程をレオオプティカル赤外分光法により解析する技術を紹介し ます。 問い合わせ・申込み先 独立行政法人 産業技術総合研究所 中部産学官連携センター 〒463-8560 愛知県名古屋市守山区下志段味穴ヶ洞2266-98 Tel: 052-736-7063・7064 Fax: 052-736-7403 E-mail: [email protected] ●詳細情報はこちらから http://unit.aist.go.jp/chubu/ci/ 産業技術総合研究所 中部センター 研究発表会・オープンラボ 参加申込みについて 日 時 平成23年6月28日 (火) ∼29日 (水)9:15 受付開始 ●研究発表会 9:45∼14:35 ●オープンラボ 14:35∼17:55 (チャーターバスによる送迎あり) 会 場 参加無料 独立行政法人 産業技術総合研究所中部センター 産総研中部センターでは、研究成果やリソースを主に企業の経営層、研究者・技術者、大学・公設研究 機関の関係者に広くご理解いただくことを目的とし、 「 研究発表会」を開催します。また、更なる効果を 推進するため、実際の研究現場を公開し、その研究活動を間近でご紹介する「オープンラボ」を同日連携 開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。 ※近隣に食事のできる所が少ないため、事前にお申し込みいただければ弁当を用意させていただきます。 必要な方は参加申込書よりお申し込みください。 (弁当1,000円(お茶付き)) 事前登録(申込締切日:6月17日)、当日受付可 ※会場・資料準備の都合上、定員によりご参加いただけない場合がありますので、事前の 登録をおすすめいたします。 ■ 事前登録方法 参加申込み 事前登録は、E-mailまたはFA Xにてお受けします。裏面の必要事項をご記入の上、 ご登録ください。 詳細情報 URL: http://unit.aist.go.jp/chubu/ci/ 〈参加申込書をダウンロード可能です〉 ■ 記載事項 氏名、 所属 (社名・組織名等、 所在地) 、 連絡先 (TEL・E-mail) 、 参加希望イベント、 オープン ラボ希望見学コース、 チャーターバス送迎希望の有無 ※本登録にご記入頂きました情報につきましては、 個人情報保護のもと適切に 管理し、本目的以外への転用は行わないことを申し添えます。 独立行政法人 問い合わせ先 ・ 申込み先 産業技術総合研究所 中部産学官連携センター 〒463-8560 名古屋市守山区下志段味穴ヶ洞2266-98 Tel:052-736-7063・7064 FAX:052-736-7403 E-mail:[email protected] 研究発表会・オープンラボ参加申込書(FAX用) (フリガナ) 氏 名(複数登録可) 所 属(社名・組織名等) 〒 所 在 地 E-mail TEL ご連絡先 FAX 弁当申込み希望 □ 事前登録(申込締切日:6月17日) □ (弁当1,000円お茶付き) 参加申込み 希望 □ □ □ □ 28日 有 ・ 無 送迎バスの乗車希望 29日 有 ・ 無 □ □ 28日 有 ・ 無 29日 有 ・ 無 産業技術総合研究所中部センター 研究発表会(28日) 産業技術総合研究所中部センター 研究発表会(29日) 産業技術総合研究所中部センター オープンラボ(28日) ※下記コースを選択 してください 産業技術総合研究所中部センター オープンラボ(29日) 産業技術総合研究所中部センター オープンラボ2011 参加申込書 ●希望するコースと時間を選択( ○ を記入)の上、FAXもしくはE-mailで本参加申込書を返信してください Aコース Bコース Cコース (定員25名/40分) (定員25名/40分) (定員25名/40分) 見学時間 見学 テーマ ●次世代固体酸化物形燃料電 池 (SOFC)モジュール製造 ●レアメタル対策に資する硬質材 料の開発 ●ポリ乳酸の熱 延伸過程のレオ オプティカル解析 ●高信頼性マグネシウム鍛造部材 に関する研究 ●木質材料の複雑3次 元 形 状の 変形加工 ●粉体層せん断評価装置および 関連する粉体特性測定器のデモ 14:50∼15:30 1回目 A -1 B -1 C -1 15:45∼16:25 2回目 A-2 B-2 C-2 16:40∼17:20 3回目 A-3 B-3 C-3 6月28日(火) 6月29日(水) Dコース Eコース Fコース (定員25名/40分) (定員25名/40分) (定員25名/40分) 見学時間 見学 テーマ ●超音波を用いたマイクロ流路中 の微小物体の非接触操作技術 ●ステレオファブリック造形技術 ●新規医療用部材の開発とその 応用について ●新規調湿材料「ハスクレイ」 ●環境にやさしい熱電発電デバイス ●ポリ乳酸の熱 延伸過程のレオ オプティカル解析 14:50∼15:30 1回目 D -1 E -1 F -1 15:45∼16:25 2回目 D-2 E-2 F-2 16:40∼17:20 3回目 D-3 E-3 F-3 ●同じ回(時間帯)で複数のコースを選択することはできません。 ●見学に参加しない方も、メイン会場内において、パネル展示、中部センター紹介ビデオ等をご覧いただけます 送付先 : 産業技術総合研究所中部産学官連携センター FAX:052-736-7403