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Cisco WAN Manager の操作
C H A P T E R 10 Cisco WAN Manager の操作 この章では、ノード構成ファイルの保存と復元、ソフトウェア イメージとファームウェア イメー ジのダウンロードなど、Cisco WAN Manager(CWM)を操作する方法を説明します。説明する内容 は次のとおりです。 • 構成の保存と復元 • ソフトウェアとファームウェアのダウンロード • イメージの削除 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-1 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 構成の保存と復元 ノード構成ファイルの保存と復元を行うことができます。 Configuration Save and Restore(CSR)ユーティリティは、ノードとなる次のプラットフォームで構 成の保存と復元を行えます。 • (注) Cisco MGX PXM45 ベースの製品(Cisco MGX 8880、Cisco MGX 8950、および Cisco MGX 8850 (PXM45)) • Cisco MGX PXM45 ベースの製品(Cisco MGX 8830/B および Cisco MGX 8850/B(PXM45)) • Cisco MGX PXM1E ベースの製品(Cisco MGX 8830 および Cisco MGX 8850(PXM1E)) • Cisco MGX PXM1E ベースの製品(Cisco MGX 8830/B および Cisco MGX 8850/B(PXM1E)) • Cisco MGX PXM1 ベースの製品(Cisco MGX 8230、Cisco MGX 8250、および Cisco MGX 8850 (PXM1) ) • Cisco SES PNNI コントローラ • Cisco IGX 8400 シリーズ • Cisco BPX 8600 シリーズ • Cisco MGX 8220 製品 CWM ConfigSave and Restore の Release 15.1 では、HP OpenView がサポートされていません。 各ネットワーク ノードでは、battery RAM(BRAM; バッテリ RAM)またはコントローラのハード ドライブに構成情報が保存されます。どちらに保存されるかは、ノードの種類によって異なります。 ノード構成には、トランク、回線、ジョブ、接続などのサービス モジュール関連情報とトポロジ情 報が含まれています。定期的にノード構成のバックアップ コピーを作成して、ノード障害の発生時 に簡単に復元できるようにしてください。バックアップした構成は、Cisco WAN Manager(CWM) からノードに復元されます。 (注) Cisco IGX と Cisco BPX のノードでは、保存および復元の機能にライセンスが必要です。構成の保 存と復元を行うには、各ノードで cnfswfunc コマンドを使用する必要があります。 関連トピック • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「ノード構成の保存 − CWM」 (P.10-4) • 「ノード構成の保存 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」 (P.10-6) • 「ノード構成の復元 − CWM」 (P.10-11) • 「ノード構成の復元 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」 (P.10-13) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-2 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理 CSR ユーティリティを使った管理では、次の作業を行います。 • Configuration Save and Restore ユーティリティの起動 • ノード構成の保存 − CWM • ノード構成の保存 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード • ノード構成の復元 − CWM • ノード構成の復元 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード Configuration Save and Restore ユーティリティの起動 Configuration Save and Restore アプリケーションの起動には、次の方法があります。 • 任意のアプリケーションから Tools > Administration > Configuration Save and Restore を選択す る。 • 任意のアプリケーション内で右クリックし、Administration > Configuration Save and Restore を 選択する。 Configuration Save and Restore ウィンドウの In-Progress では、現在行われている保存と復元の操 作を監視できます(図 10-1 参照) 。 図 10-1 Configuration Save and Restore ウィンドウの In Progress タブ 関連トピック • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「ノード構成の保存 − CWM」 (P.10-4) Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-3 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 • 「ノード構成の復元 − CWM」 (P.10-11) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) ノード構成の保存 − CWM ノード構成を保存するには、次の手順を実行します。 ステップ 1 In-Progress タブをクリックして、現在処理中の保存操作と復元操作がないことを確認します。 ステップ 2 Config Save タブをクリックします。 図 10-2 に、Config Save タブが表示されているウィンドウを示します。 図 10-2 Config Save タブが表示されているウィンドウ ステップ 3 Type のドロップダウン メニューをクリックして、ノード種別を選択します。 ステップ 4 Backup ID フィールドにバックアップ ID を入力します。バックアップ ID は、CWM によって作成 および保存されるファイル名の一部として使われます。最大文字数は 254 文字です。UNIX のファ イル名制限規則に従ってください。 (注) Cisco BPX 8600 および Cisco IGX 8400 シリーズ ノードでは、最大文字数は 8 文字です。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-4 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 ステップ 5 ノード種別によっては、User ID フィールドにユーザ名を入力します。 ユーザ名とパスワードを入力するまで、Save ボタンは灰色になっています。 PXM1 ベースのスイッチ(Cisco MGX 8230、Cisco MGX 8250、および PXM1 ベースの Cisco MGX 8850)では、構成のアップロードとダウンロードに TFTP を使用します。User ID フィー ルドには、正しいユーザ名を入力する必要があります。 PXM1 ベース以外のスイッチ用の構成ファイルを管理する場合は、User ID フィールドに有効なユー ザ名を入力する必要があります。CSR のアクセス権については、第 2 章「Cisco WAN Manager の起 動」を参照してください。 ステップ 6 ConfigSave Password フィールドにパスワードを入力します。 PXM1 ベースのスイッチ(Cisco MGX 8230、Cisco MGX 8250、および PXM1 ベースの Cisco MGX 8850)では、構成のアップロードとダウンロードに TFTP を使用します。ConfigSave Password フィー ルドには、正しいパスワードを入力する必要があります。 PXM1 をベースにしていないスイッチの構成ファイルを管理する場合は、構成の保存操作を実行で きるパスワードを ConfigSave Password フィールドに入力する必要があります。CSR のアクセス権 については、第 2 章「Cisco WAN Manager の起動」を参照してください。 ステップ 7 Time Out フィールドにタイムアウトの時間を入力します。 タイムアウトの時間によって、保存操作が完了するまでに CWM が待つことのできる時間のリミッ トが決まります。デフォルトは 900 ∼ 5400 秒の間で、ノードの種類によって異なります。 ステップ 8 Unselected node list ペインで 1 つまたは複数のノードを選択します。 ステップ 9 矢印ボタンを使用して、ノードを Selected node list ペインに移動します。 ステップ 10 選択肢に同じ種類のノードがありすぎる場合は、Filter フィールドに、全リストから選択候補を絞 るための文字列を入力します。 ステップ 11 Save をクリックして処理を開始します。 保存操作が正常に開始されたかどうかを示す確認メッセージが Results ペインに表示されます。数 分後に次のメッセージで表示されれば、操作は成功です。 Config Save...done (注) ノードのタイプやネットワークの負荷によっては、保存処理が完了するまでに 10 ∼ 20 分 かかることもあります。 別の操作によってすでに構成が保存されつつあるノードで構成保存操作を開始しようとすると、そ の要求が他の要求と競合していることを示すメッセージが表示されます。 Cisco MGX ノードでは、同じノードに対して要求が競合していても telnet セッションを確立する必 要はありません。 Cisco BPX および Cisco IGX ノードでは、構成をダウンロードした後、runcnf コマンドを使用せず にすぐに構成を保存した場合、次の手順を実行する必要があります。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-5 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 • ノードを右クリックし、Administration > Telnet を選択してそのノードとの間で telnet セッショ ンを確立します。または、階層ツリーからノードを選択し、Tools > Administration > Telnet を選 択します。 • savecnf clear <nodename> <nodename> コマンドを入力して、loadcnf clear コマンドを実行するこ とにより既存の savecnf コマンドをキャンセルします。 CWM から実行された既存の保存操作をキャンセルするには、次の手順を実行します。 • In-Progress タブをクリックします。 • エントリを選択します。 • Abort をクリックして保存操作をキャンセルします。 ファイルは、usr/users/svplus/ConfigData/<backup ID>_<node name> ディレクトリに保存されます。 詳細については、In-Progress タブをクリックして、保存操作の進行状況の要約を表示してください。 (注) シスコでは、スイッチング プラットフォームごとに各種の復元コマンドが用意されていま す。 関連トピック • 「構成の保存と復元」(P.10-2) • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「Configuration Save and Restore ユーティリティの起動」(P.10-3) • 「ノード構成の保存 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」 (P.10-6) • 「ノード構成の復元 − CWM」 (P.10-11) • 「ノード構成の復元 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」 (P.10-13) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) ノード構成の保存 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード Cisco BPX または Cisco IGX ノードのノード構成を保存できます。 標準 TFTP プロトコルを使うと、Cisco BPX と Cisco IGX のノード構成を CWM 以外のネットワーク サーバにバックアップすることができます。ネットワーク サーバに必要な条件は、構成ファイルを 保存するためのディスクがあること、LAN を通してネットワークにつながっていること、そして TFTP サーバとして動作できることです。この条件を満たすサーバーであれば、どのようなノード でも使用できます。TFTP を使用して保存した構成ファイルは、専用の方法を使って復元すること もできます。また、その他の方法で保存と復元を行うこともできます。ただし、専用のプロトコル は、保存するファイル名とディレクトリを正しく処理できるものを使用する必要があります。 TFTP の構成保存 / 復元機能と cnfswfunc コマンドの詳細については、 『Cisco WAN Switching Command Reference, Release 9.3.30』を参照してください。 (注) BPX および IGX ノードでは、CWM の ConfigSave and Restore 機能を有効にしておく必要がありま す。このオプションが有効になっていないと、このノードからの構成の保存と復元は行えません。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-6 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 手順 Cisco BPX ノードまたは Cisco IGX ノードのノード構成を保存するには、次の手順を実行します。 ステップ 1 ターミナル ウィンドウを開きます。 ステップ 2 CLI セッションを確立するために、次の操作を行います。 a. プロンプトに対してユーザ名を入力します。 b. プロンプトに対してパスワードを入力します。 ステップ 3 cnfswfunc コマンドを入力して、Cisco BPX ノードまたは Cisco IGX ノードの Configuration Save/Restore 機能を有効にするか、または有効になっていることを確認します。 ステップ 4 Cisco BPX ノードでは、Configuration Save/Restore 機能を指定するためにインデックス番号 1 を 入力します。 Cisco IGX ノードでは、Configuration Save/Restore 機能を指定するためにインデックス番号 4 を 入力します。 ステップ 5 Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノードのどちらについても、e を入力して Configuration Save/Restore 機能を有効にします。 (注) cnfswfunc コマンドの実行中に、パスワードの入力を求められます。 次の例では、Cisco BPX ノードで Configuration Save/Restore 機能を有効にしています。 node TN Cisco BPX 8620 9.4.00 Feb. 14 2003 16:36 GMT Index Status Function 1 2 3 4 5 6 7 Configuration Save/Restore ForeSight Multiple VTs (1 session enabled) Virtual Trunks ABR standard with VSVD Priority Bumping Virtual Ports Enabled Enabled Disabled Disabled Enabled Disabled Disabled This Command: cnfswfunc 1 e Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-7 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 Cisco IGX 8400 シリーズのスイッチでは、cnfswfunc コマンドの出力が異なります。次の例では、 Cisco IPX ノードで Configuration Save/Restore 機能を有効にしています。 node TN Cisco IGX 8430 9.4.00 Feb. 14 2003 17:27 GMT Index Status Function 1 3 4 5 6 7 8 9 10 Repetitive Pattern Suppression Frame Relay Configuration Save/Restore ForeSight Frame Relay Network-to-Network Interface Multiple VTs (1 session enabled) Interface Shelf Virtual Trunks ABR standard with VSVD Disabled Enabled Enabled Disabled Disabled Disabled Disabled Enabled Disabled This Command: cnfswfunc 4 e Next Command: ステップ 6 ファームウェア イメージがこのノードにロードされているかどうかを確認するために、dspcnf コマ ンドを入力します。このノードにファームウェア イメージがロードされている場合は、dspcnf コマ ンドを実行した後に表示される状態(Status)カラムに次のメッセージが表示されます。 Reserved for firmware image dspcnf コマンドの実行結果の例を次に示します。 bpx1 Node -------bpx1 sw200 sw76 magneto TN Cisco BPX 8620 9.3.h1 Mar. 9 2001 15:16 GMT Backup ID Revision Date/Time (GMT) Status --------- -------- ----------------- --------------------------------cisco111 9.3.h1 03/08/01 23:32:16 Save on 172.29.10.72 complete Reserved for firmware image cisco111 9.3.j3 03/08/01 23:32:16 Save on 172.29.10.72 complete cisco111 9.3.h1 03/08/01 23:32:16 Save on 172.29.10.72 complete Last Command: dspcnf Next Command: ステップ 7 ロードされたファームウェア イメージと同じバッファを使用するために、savecnf コマンドを入力 します。このノードにファームウェア イメージがロードされていると、savecnf コマンドからエラー が表示されます。 (注) ステップ 8 Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノードでは、Configuration Save and Restore 機能が有効である ことと、一時メモリがファームウェアで使われていないという 2 つの条件を満たす必要が あります。 ファームウェア イメージがロードされている場合は、そのノードで getfwrev <card_type> 0.0 <node> コマンドを入力して削除します。ファームウェア リビジョン レベルには 0.0 を指定します。 <card_type> には、そのリビジョンのロード先カードを指定します。 <node> には、そのリビジョンのロード先ノードを指定します。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-8 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 (注) ステップ 9 savecnf コマンドを使用する前に、ロードされているファームウェア イメージを消去する必 要があります。 savecnf [backup_id | clear] [nodename | *] [CWM_nodename | *] <destination IP> <T> <pathname> コマ ンドを入力してノード構成をファイルに保存し、そのファイルを CWM または TFTP ネットワーク サーバにアップロードして、ディスクに保存します。 次に例を示します。 bpx1 TN Cisco BPX 8620 9.3.h1 Mar. 9 2001 15:16 GMT Node Backup ID Revision Date/Time (GMT) Status -------- --------- -------- ----------------- --------------------------------nmsbpx14 C051598 9.3.h1 03/08/01 23:32:16 Saving on SV+ at nmsbpx14 nmssigx28 Reserved for firmware image nmssigx27 C051598 9.3.h1 03/08/01 23:32:16 Save on SV+ at nmssigx27 complete nmsbpx13 Clear nmsbpx12 Save/Restore feature unavailable Last Command: savecnf C051598 nmsbpx14 nmsbpx14 172.29.23.25 Next Command: 表 10-1 に、savecnf コマンドのパラメータを示します。 表 10-1 savecnf コマンドのパラメータ コマンド名 説明 backup ID 保存する構成ファイルを識別する名前の一部を指定します。名前には 1 ∼ 8 文字の英数字を使用します。最初の文字はアルファベットにする必要があり ます。構成ファイルの名前は、大文字と小文字が区別されます。 clear 新しい構成のスナップ ショットを取る前に、RAM のバッファ領域にある古い 構成ファイルを消去することを指定します。 (注) nodename 新しいファイルをロードする場合は、その前にこのパラメータを使っ てバッファを消去する必要があります。 構成を保存する必要があるノードの名前を指定します。すべてのノード構成 を保存する場合は、nodename の代わりにアスタリスク(*)を指定します。 /usr/users/svplus/ConfigData/<backup_id>_Nodename ディレクトリの下に /usr/users/svplus/<backup_id>_Cfgdir という名前のディレクトリが作成されま す。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-9 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 表 10-1 savecnf コマンドのパラメータ (続き) コマンド名 説明 CWM nodename CWM が接続されているノードの名前を指定します。このノード名によって、 構成の保存先 CWM へ通ずるゲートウェイ ノードが識別されます。オプショ ンとしてアスタリスク(*)を指定できます。この場合、CWM の IP アドレス によって保存先 CWM が識別されます。 (注) <CWM nodename> パラメータの値は、CWM の network.conf ファイルに 設定されている構成に依存します。 /usr/users/svplus/network.conf フ ァ イ ル の エ ン ト リ の 最 後 の フ ィ ー ル ド が nwip_on に設定されている場合は、<CWM nodename> パラメータで指定する ノードが、savecnf コマンドを実行するノードになります。たとえば、<CWM savecnf コマンドを実行するノードも nodename> に nmsbpx14 と指定した場合、 nmsbpx14 になります。 /usr/users/svplus/network.conf ファイルのエントリの最後のフィールドが nwip_off に設定されている場合は、<CWM nodename> パラメータで指定する ノードが、ゲートウェイ ノード名になります。ゲートウェイ ノード名は、 CWM の /usr/users/svplus/network.conf ファイルにあるエントリの第 3 フィール ドに指定されています。たとえば、savecnf コマンドを使用して、IP アドレス が 172.29.23.25 でゲートウェイ ノード nmsbpx13 に接続されている CWM ワークステーション上にノード nmsbpx14 の構成を保存する場合を考えます。 この例では、次のように入力します。 Last Command: savecnf C051598 nmsbpx14 nmsbpx13 172.29.23.25 destination IP 構成の復元元として使用する CWM または TFTP ネットワーク サーバの IP ア ドレスをこのオプション パラメータで指定します。 (注) このパラメータは、CWM nodename にアスタリスク(*)が入力され た場合に有効です。 複数の CWM ワークステーションがネットワークに接続されている場合は、 構成の保存を行なう CWM ワークステーションを示す <destination IP> パ ラメータを指定します。 (注) /usr/users/svplus/network.conf ファイルで nwip_on が設定されている場 合は、savecnf コマンドの第 3 パラメータに「*」(アスタリスク)を 指定してすべてのノードの構成を保存することはできません。 T CWM の専用プロトコルを使用する代わりに TFTP を使ってデータを転送す る場合の TFTP のパラメータを、オプションで指定します。 pathname データ転送に TFTP を使用している場合に指定する新しいオプション パラ メータです。このディレクトリ パス名は、バックアップ ファイルの保存場所 を示します。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-10 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 ステップ 10 /usr/users/svplus/network.conf ファイルで nwip_off が設定されている場合は、すべてのルーティング ノードの構成を保存します。 次の例では、IP アドレスが 172.29.23.25 の CWM ワークステーション上にすべてのルーティング ノードの構成が保存されます。また、その際の CWM ゲートウェイ ノードとして nmsbpx13 が指定 されています。構成は、/usr/users/svplus/C051598_Cfgdir ディレクトリに保存されます。 Last Command: savecnf C051598 * nmsbpx13 172.29.23.25 Next Command: 関連トピック • 「構成の保存と復元」(P.10-2) • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「Configuration Save and Restore ユーティリティの起動」(P.10-3) • 「ノード構成の保存 − CWM」 (P.10-4) • 「ノード構成の復元 − CWM」 (P.10-11) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) ノード構成の復元 − CWM 構成データ ファイルをスイッチに転送し、そのデータに基づいてすべての構成を復元することがで きます。 手順 ノード構成を復元するには、次の手順を実行します。 ステップ 1 In-Progress タブをクリックして、現在処理中の保存操作または復元操作がないことを確認します。 ステップ 2 Config Restore タブをクリックします。 図 10-3 に、Config Restore タブが表示されているウィンドウを示します。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-11 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 図 10-3 Config Restore タブが表示されているウィンドウ ステップ 3 Node Name フィールドにノードの名前を入力します。 ステップ 4 Search をクリックして、候補となるバックアップ ID のリストを表示します。 Backup ID Filter オプションを使用して、表示されるバックアップ ID を絞ることができます。 ステップ 5 Backup ID List ペインでバックアップ ID を選択します。 ステップ 6 ノードの種類によっては、User ID フィールドにユーザ名を入力します。 ユーザ名とパスワードを入力するまで、Restore ボタンは灰色になっています。 PXM1 ベースのスイッチ(Cisco MGX 8230、Cisco MGX 8250、および PXM1 ベースの Cisco MGX 8850)では、構成のアップロードとダウンロードに TFTP を使用します。User ID フィールドには、 正しいユーザ名を入力する必要があります。 PXM1 ベース以外のスイッチ用の構成ファイルを管理する場合は、User ID フィールドに有効なユー ザ名を入力する必要があります。 ステップ 7 Password フィールドにパスワードを入力します。 PXM1 ベースのスイッチ(Cisco MGX 8230、Cisco MGX 8250、および PXM1 ベースの Cisco MGX 8850)では、構成のアップロードとダウンロードに TFTP を使用します。Password フィールドに は、正しいパスワードを入力する必要があります。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-12 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 構成の保存と復元 PXM1 をベースにしていないスイッチの構成ファイルを管理する場合は、構成の復元操作を実行で きるパスワードを Password フィールドに入力する必要があります。CSR のアクセス権については、 第 2 章「Cisco WAN Manager の起動」を参照してください。 ステップ 8 Time Out フィールドにタイムアウトの時間を入力します。 タイムアウトの時間によって、保存操作が完了するまでに CWM が待つことのできる時間のリミッ トが決まります。デフォルトは 900 ∼ 5400 秒の間で、ノードの種類によって異なります。 ステップ 9 Restore をクリックして、選択した構成ファイルを宛先ノードにダウンロードする処理を開始しま す。 ステップ 10 Results ペインで復元処理を監視します。復元に成功すると、Results ペインに次のメッセージが表 示されます。 Config Restore...done 関連トピック • 「構成の保存と復元」(P.10-2) • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「Configuration Save and Restore ユーティリティの起動」(P.10-3) • 「ノード構成の保存 − CWM」 (P.10-4) • 「ノード構成の保存 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」 (P.10-6) • 「ノード構成の復元 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」 (P.10-13) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) ノード構成の復元 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノードのノード構成を復元するには、restorecnf コマンドを使用しま す。restorecnf コマンドおよびその他の関連コマンドの詳細については、 『Cisco WAN Switching Command Reference, Release 9.3.30』を参照してください。 関連トピック • 「構成の保存と復元」(P.10-2) • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「Configuration Save and Restore ユーティリティの起動」(P.10-3) • 「ノード構成の保存 − CWM」 (P.10-4) • 「ノード構成の保存 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」 (P.10-6) • 「ノード構成の復元 − CWM」 (P.10-11) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-13 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード ソフトウェアとファームウェアのダウンロード CWM ワークステーションから Cisco WAN スイッチにソフトウェアとファームウェアをダウン ロードしてアップグレードするには、次の作業を行います。 • ダウンロードするスイッチ イメージの入手 • ソフトウェアとファームウェアのダウンロードの準備 − Cisco BPX スイッチと Cisco IGX ス イッチ • イメージ ファイルの命名規則の理解 • Image Download を使った管理 Cisco IGX ノードと Cisco BPX ノードでは、アクティブ コントローラ カードの RAM にプライマリ バージョンのネットワーク オペレーティング ソフトウェアが保持されています。また、冗長コン トローラが設置されている場合は、スタンバイ コントローラに、セカンダリ バージョンが保持さ れています。セカンダリ バージョンは、プライマリとはリリース レベルが異なることがあります。 通常、プライマリ バージョンのオペレーティング ソフトウェアは、ネットワークのすべてのノー ドでリリース レベルが同じです。 すべての Cisco IGX と Cisco BPX のカード モジュールにも、カードおよびバージョンに固有な ファームウェアがあります。これらはフロント カードのフラッシュ メモリに保存されます。ファー ムウェアをアップグレードする場合は、可能な限り、スイッチ コントローラ カードにダウンロー ドし、そこからそのスイッチの他のカードに配布します。Cisco IGX ノードと Cisco BPX ノードで は、コントローラ カードのファームウェア イメージは長期間保存されません。 Cisco MGX ノードでは、Cisco IGX ノードや Cisco BPX ノードと違って、ネットワークスイッチン グ ソフトウェアは使用しません。Cisco MGX ノードでは、シェルフとカードの動作を制御する ファームウェアを使用します。Cisco MGX コントローラには、サービス モジュール用のファーム ウェアが保持されていますが、アップグレードは管理ステーションからダウンロードすることで行 います。 ソフトウェア イメージとファームウェア イメージを CWM ワークステーションから WAN スイッ チへダウンロードする処理には、TFTP/FTP プロトコルが使用されます。 CWM Image Download を使って、ソフトウェア イメージとファームウェア イメージをダウンロー ドし、ダウンロード処理を監視します。 (注) ソフトウェア イメージのダウンロードには、CWM ワークステーションは必要ありません。FTP ク ライアント / サーバ プロセスを実行できる任意のマシンを使用して、ソフトウェア イメージをダ ウンロードできます。 ダウンロードするスイッチ イメージの入手 Cisco Connection Online(CCO)では、「WAN Switching Upgrade Planner」という Web ページを用意 しており、シスコの最新のソフトウェア製品に関する情報を提供しています。Cisco Connection Online アカウントをお持ちの場合は、ソフトウェアを注文するか、またはご使用のシステムに直接 ダウンロードできます。CCO ソフトウェアおよびファームウェアの URL は、 http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/wan/wan-planner.shtml です。 Web ページ「WAN Switching Upgrade Planner」には、次のリンクがあります。 • Product Information for WAN Switching Products • Release Information for WAN Switching Products • Documentation and Release Notes Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-14 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード • Previous Software for WAN Switching Products • Download Cisco WAN Switching Software • Download Cisco WAN Card Firmware 関連トピック • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロードの準備 − Cisco BPX スイッチと Cisco IGX ス イッチ」 (P.10-15) • 「スイッチ ソフトウェアとファームウェアのダウンロード − CWM ワークステーションからス イッチへ」 (P.10-19) • 「Cisco IGX と Cisco BPX の命名規則」(P.10-21) • 「Cisco MGX の命名規則」 (P.10-21) • 「Image Download を使った管理」(P.10-22) • 「イメージの削除」 (P.10-27) ソフトウェアとファームウェアのダウンロードの準備 − Cisco BPX スイッチと Cisco IGX スイッチ Cisco BPX スイッチと Cisco IGX スイッチでソフトウェアまたはファームウェアをダウンロードす るための準備は、次の手順で行います。 (注) この手順は Cisco IGX スイッチと Cisco BPX スイッチにだけ適用されます。また、この手順はソフ トウェア イメージの転送開始方法に関係なく必要です。 ステップ 1 ダム端末をスイッチに接続するか、スイッチに telnet で接続して、スイッチの CLI にアクセスしま す。 CWM アプリケーション ウィンドウで Cisco IGX ノードまたは Cisco BPX ノードを右クリックし、 Administration > Telnet を選択して、スイッチに telnet で接続します。ターミナル ウィンドウが表 示されます。 ステップ 2 CLI セッションを確立するために、次の操作を行います。 a. プロンプトに対してユーザ名を入力します。 b. プロンプトに対してパスワードを入力します。 ステップ 3 cnffunc コマンドを入力し、スイッチへダウンロードできるようにします。 ステップ 4 Cisco BPX ノードでは、インデックス値 6 を入力して Download From Remote Cisco StrataView Plus 機能を指定します。 Cisco IGX ノードでは、インデックス値 8 を入力して Download From Remote CWM 機能を指定します。 ステップ 5 Cisco BPX ノードでは、e を入力して Download From Remote Cisco StrataView Plus 機能を有効に します。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-15 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード Cisco IGX ノードでは、e を入力して Download From Remote CWM 機能を有効にします。 cnffunc コマンドを実行すると、スイッチは CWM ワークステーションからダウンロードできるよ うになります。ただし、その CWM ワークステーションが同一ネットワークの他のスイッチに接続 されていることが条件です。 Cisco BPX ノードの場合を次の例に示します。 node TN Cisco BPX 8620 9.4.00 Feb. 14 2003 16:36 GMT Index Status Function 1 2 3 4 5 6 7 8 9 Automatic TRK Loopback Test on Local/Remote Alarms User Command Logging Automatic Card Reset on Hardware Error Card Error Record Wraparound Card Test After Failure Download From Remote Cisco StrataView Plus Logging of conn events in local event log Logging of conn events in Cisco StrataView Plus event log Force Download From a Specific IP address Enabled Enabled Enabled Enabled Disabled Enabled Disabled Disabled Disabled This Command: cnffunc 6 e Next Command: Cisco IGX ノードの場合を次の例に示します。 node TN Cisco IGX 8430 9.4.00 Feb. 14 2003 17:27 GMT Index Status Function 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 Automatic CLN/PLN Loopback Test on Local/Remote Alarms FDP Loopback button User Command Logging Automatic Card Reset on Hardware Error TXR Model D Download Card Error Record Wraparound Card Test After Failure Download From Remote CWM Logging of conn events in local event log Logging of conn events in CWM event log Logging SVC Connection Events Force Download From a Specific IP address CDP WinkStart Signalling Logging of Bus Diagnostic Events in local event log Automatic Card Reset after Burnfw for CBI cards Logging of router state events in CWM event log Enabled Enabled Enabled Enabled Enabled Enabled Disabled Enabled Disabled Disabled Disabled Disabled Disabled Enabled Enabled Disabled This Command: cnffunc 8 e Next Command: ステップ 6 冗長プロセッサ カードが実装されていない場合は、cnfnodeparm コマンドを入力します。 Enter キーを押して、次に進みます。 ステップ 7 Cisco BPX ノードでは、パラメータ インデックス 15 を入力して CC Redundancy Cnfged エントリを 指定します。 Cisco IGX ノードでは、パラメータ インデックス 16 を入力して CC Redundancy Cnfged エントリを 指定します。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-16 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード ステップ 8 冗長プロセッサ カード(BCC、NPM、または NPC)が実装されていない Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノードでは、N を入力して、冗長プロセッサがあるかどうかを示すパラメータを No に設定し ます。 Cisco BPX ノードの場合を次の例に示します。 node TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 Cisco Update Initial Delay Update Per-Node Delay Comm-Break Test Delay Comm-Break Test Offset Network Timeout Period Network Inter-p Period NW Sliding Window Size Num Normal Timeouts Num Inter-p Timeouts Num Satellite Timeouts Num Blind Timeouts Num CB Msg Timeouts Comm Fail Interval Comm Fail Multiplier CC Redundancy Cnfged TFTP Write Retries SNMP Event logging Job Lock Timeout Max Via LCONs Max Blind Segment Size Max XmtMemBlks per NIB Max Mem on Stby Q (%) Stat Config Proc Cnt Stat Config Proc Delay Enable Degraded Mode Trk Cell Rtng Restrict Enable Feeder Alert Reroute on Comm Fail Auto Switch on Degrade Max Degraded Aborts BPX 8620 [ 5000] [30000] [30000] [ 10] [ 1700] [ 4000] [ 1] [ 7] [ 3] [ 6] [ 4] [ 5] [10000] [ 3] [ Y] [ 3] [ Y] [ 60] [50000] [ 3570] [ 3000] [ 33] [ 1000] [ 2000] [ Y] [ Y] [ N] [ N] [ Y] [ 100] 9.4.00 (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (Y/N) (D) (Y/N) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (Y/N) (Y/N) (Y/N) (Y/N) (Y/N) (D) 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 Feb. 14 2003 16:36 GMT Stats Memory (x 100KB) [ 132] (D) Standby Update Timer [ 10] (D) Stby Updts Per Pass [ 150] (D) Gateway ID Timer [ 30] (D) GLCON Alloc Timer [ 30] (D) Comm Fail Delay [ 60] (D) Nw Hdlr Timer (msec) [ 50] (D) SAR CC Transmit Rate [ 560] (D) SAR High Transmit Rate [ 280] (D) SAR Low Transmit Rate [ 56] (D) SAR VRAM Cngestn Limit [ 7680] (D) SAR VRAM Cell Discard [ 256] (D) ASM Card Cnfged [ Y] (Y/N) TFTP Grant Delay (sec) [ 1] (D) TFTP ACK Timeout (sec) [ 10] (D) Max Htls Rebuild Count [ 100] (D) Htls Counter Reset Time[ 1000] (D) Send Abit early [ N] (Y/N) Abit Tmr Multiplier M [ 0] (D) Abit Tmr Granularity N [ 3] (D) FBTC with PPDPolicing [ N] (Y/N) CommBrk Hop Weight [ 25] (D) CB Fail Penalty Hops [ 2] (D) Auto BXM upgrade [ Y] (Y/N) LCN reprgrm batch cnt [ 100] (D) Dnld LanIP or NwIP [ Nw](Lan/Nw) IP Relay gateway node [ 0] (D) Max LAN Window (sec) [ 60] (D) Max LAN Packets/Window [18000] (D) Extended Cline Object [ N] (Y/N) This Command: cnfnodeparm 15 N Next Command: Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-17 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード Cisco IGX ノードでの例を次に示します。 node TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 Cisco IGX 8430 Update Initial Delay [ 5000] Update Per-Node Delay [30000] Comm-Break Test Delay [30000] Comm-Break Test Offset [ 10] Network Timeout Period [ 1700] Network Inter-p Period [ 4000] NW Sliding Window Size [ 1] Num Normal Timeouts [ 7] Num Inter-p Timeouts [ 3] Num Satellite Timeouts [ 6] Num Blind Timeouts [ 4] Num CB Msg Timeouts [ 2] Comm Fail Interval [10000] Comm Fail Multiplier [ 3] Temperature Threshold [ 50] FRP Link Status Alarm [ Y] Job Lock Timeout [ 60] Max Via LCONs [20000] Max Blind Segment Size [ 3570] Max XmtMemBlks per NIB [ 3000] Max Mem on Stby Q (%) [ 33] Trk Cell Rtng Restrict [ Y] Stat Config Proc Cnt [ 1000] Stat Config Proc Delay [ 2000] Enable Degraded Mode [ Y] Enable Rrt on Comm Fail[ N] Auto Switch on Degrade [ Y] Max Degraded Aborts [ 100] Max Htls Rebuild Count [ 100] Htls Counter Reset Time[ 1000] 9.4.00 (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (D) (Y/N) (D) (D) (D) (D) (D) (Y/N) (D) (D) (Y/N) (Y/N) (Y/N) (D) (D) (D) 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 Feb. 14 2003 17:27 GMT CC Redundancy Cnfged MT3 Pass Through Relay Nw Pkt Tx Rate (pps) Stats Memory (x 100KB) Standby Update Timer Stby Updts Per Pass Gateway ID Timer GLCON Alloc Timer Comm Fail Delay Nw Hdlr Timer (msec) CBUS Delay (msec) SNMP Event logging TFTP Grant Delay (sec) TFTP ACK Timeout (sec) TFTP Write Retries Modem polling timer Verify CBA for non-FRP Send Abit early Abit Tmr Multiplier M Abit Tmr Granularity N CommBrk Hop Weight CB Fail Penalty Hops Dnld LanIP or NwIP IP Relay gateway node Max LAN Window (sec) Max LAN Packets/Window [ Y] (Y/N) [ Y] (Y/N) [ 500] (D) [ 130] (D) [ 10] (D) [ 150] (D) [ 30] (D) [ 30] (D) [ 60] (D) [ 100] (D) [ 20] (D) [ Y] (Y/N) [ 1] (D) [ 10] (D) [ 3] (D) [ 1] (D) [ N] (Y/N) [ N] (Y/N) [ 0] (D) [ 3] (D) [ 25] (D) [ 2] (D) [ Lan](Lan/Nw) [ 0] (D) [ 60] (D) [18000] (D) This Command: cnfnodeparm 16 N Next Command: 冗長プロセッサ カードが実装されている場合は、CC Redundancy Cnfged パラメータを Yes にする ことで、両方のプロセッサ(アクティブおよび冗長)にイメージをダウンロードできます。 (注) ステップ 9 CC Redundancy Cnfged パラメータを Yes にしても、冗長プロセッサ カードが実装されて いない場合は、ダウンロードが中断されます。 cnffwswinit <IP_addr_CWM_workstation> コマンドを入力して、スイッチが CWM ワークステーショ ンからソフトウェア イメージまたはファームウェア イメージを受信するように設定します。 <IP_addr_CWM_workstation> パラメータに、ファームウェアまたはソフトウェアのダウンロードを 開始する CWM マシンの IP アドレスを指定します。 (注) この指定は、CWM ワークステーションを使用してダウンロード要求をスイッチに送信する 場合に必要です。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-18 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード Cisco BPX ノードの場合を次の例に示します。 This Command: cnffwswinit Enter FW/SW Initiator SV+ IP addr(192.0.0.0): 関連トピック • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) • 「ダウンロード セッションの監視 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」(P.10-19) • 「スイッチ ソフトウェアとファームウェアのダウンロード − CWM ワークステーションからス イッチへ」 (P.10-19) • 「Cisco IGX と Cisco BPX の命名規則」(P.10-21) • 「Cisco MGX の命名規則」 (P.10-21) • 「Image Download を使った管理」(P.10-22) • 「イメージの削除」 (P.10-27) ダウンロード セッションの監視 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード dsprevs(ソフトウェア)コマンドおよび dspfwrev(ファームウェア)コマンドを使用することで、 ルーティング ネットワーク上にある既存のソフトウェア リビジョン(またはファームウェア リビ ジョン)と現在ダウンロードしているリビジョンを表示することができます。ただし、これらのコ マンドをフィーダで発行した場合は、そのフィーダのリビジョンだけが画面に表示されます。 dsprevs コマンドと dspfwrev コマンドを使用することで、ソフトウェアまたはファームウェアのダ ウンロード完了を監視できます。 関連トピック • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロードの準備 − Cisco BPX スイッチと Cisco IGX ス イッチ」 (P.10-15) • 「スイッチ ソフトウェアとファームウェアのダウンロード − CWM ワークステーションからス イッチへ」 (P.10-19) • 「Cisco IGX と Cisco BPX の命名規則」(P.10-21) • 「Cisco MGX の命名規則」 (P.10-21) • 「Image Download を使った管理」(P.10-22) • 「イメージの削除」 (P.10-27) スイッチ ソフトウェアとファームウェアのダウンロード − CWM ワークステーションからスイッチへ Cisco MGX ノードにイメージをダウンロードするには、次の手順に従います。 ステップ 1 次のいずれかの方法を使用して、ノードとの間で telnet セッションを確立します。 • ノードを右クリックし、Administration > Telnet を選択する。 • 階層ツリーからノードを選択し、Tools > Administration > Telnet を選択する。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-19 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード ステップ 2 Telnet ウィンドウで次の手順を実行します。 • cd C:/FW コマンドを入力してノードのディレクトリに移動し、ソフトウェアとファームウェア のイメージが特定のカードのノードに存在することを確認します。 • cp コマンドを入力して、次の CWM ワークステーション ディレクトリのどちらかにイメージを コピーします。 − Cisco IGX または Cisco BPX イメージの場合は /usr/users/svplus/images/ipxbpx ディレクトリ − Cisco MGX イメージの場合は /usr/users/svplus/images/mgx ディレクトリ FTP クライアント ソフトウェアを装備したワークステーションを使用して、スイッチ イメージを スイッチのディレクトリに転送することもできます。 ステップ 3 CWM のデスクトップを起動します。CWM のデスクトップを起動する詳細な方法については、第 2 章「Cisco WAN Manager の起動」を参照してください。 ステップ 4 トポロジに対してすべてのアクセス権を持つユーザでログインします。CWM Launch Center が表示 されます。CWM アプリケーション ウィンドウを使用すると、スイッチのソフトウェアとファーム ウェアをダウンロードするノードを選択できます。 ステップ 5 Network Monitor ウィンドウで、スイッチのソフトウェア イメージとファームウェア イメージをダ ウンロードするノードのアイコンをクリックします。 ステップ 6 Tools > Administration > Image Download を選択して、Image DownLoader ウィンドウを表示します (図 10-4 参照) 。 Image DownLoader ウィンドウには、CWM ワークステーションの /usr/users/svplus/images/ に置かれ ているイメージの中から対象ノードの種類に合ったロード候補イメージが選択されて、その一覧が 表示されます。 ステップ 7 ダウンロードするイメージを選択します。 ステップ 8 Download をクリックします。ダウンロードが開始されると、Results ペインにメッセージが表示さ れます。 ステップ 9 ダウンロードが終了したら、次の手順を実行してダウンロード イメージが存在することを確認しま す。 • ノードとの間で telnet セッションを確立します。 • C:/FW ディレクトリの内容を表示します。 (注) スイッチに関連する詳細な説明は、シスコのスイッチに関するマニュアルを参照してくだ さい。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-20 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード 関連トピック • 「Configuration Save and Restore ユーティリティを使った管理」(P.10-3) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロードの準備 − Cisco BPX スイッチと Cisco IGX ス イッチ」 (P.10-15) • 「ダウンロード セッションの監視 − Cisco BPX ノードと Cisco IGX ノード」(P.10-19) • 「Cisco IGX と Cisco BPX の命名規則」(P.10-21) • 「Cisco MGX の命名規則」 (P.10-21) • 「Image Download を使った管理」(P.10-22) • 「イメージの削除」 (P.10-27) イメージ ファイルの命名規則の理解 ソフトウェア イメージには、Cisco IGX、Cisco BPX、および Cisco MGX ノードの命名規則が使用 されます。 関連トピック • 「Cisco IGX と Cisco BPX の命名規則」(P.10-21) • 「Cisco MGX の命名規則」 (P.10-21) • 「イメージの削除」 (P.10-27) Cisco IGX と Cisco BPX の命名規則 Cisco IGX と Cisco BPX のソフトウェア イメージは次の形式になっています(例として Release 9.2.0 の場合を示してあります)。 <Release>.img <9.2.0>.img <9.2.0>.000 ... <9.2.0>.022 Cisco IGX と Cisco BPX のファームウェア イメージは次の形式になっています。 <FW Release>.img <A.A.02>.img 関連トピック • 「イメージ ファイルの命名規則の理解」(P.10-21) • 「Cisco MGX の命名規則」 (P.10-21) • 「イメージの削除」 (P.10-27) Cisco MGX の命名規則 ソフトウェア イメージには、次の命名規則が使用されています。 <cardtype>_<A>_<B> [<C>_<D>].fw <cardtype> には、カードの名前が入ります。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-21 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード <A>、<B>、<C>、および <D> は、数字と文字を任意に組み合わせた文字列です。<A>_<B> <C>_<D> は、イメージ ファイルのファームウェア バージョン番号を表します。<C> と <D> はオプションで す。拡張子 .fw は、ファイルがファームウェア イメージであることを示します。 関連トピック • 「イメージ ファイルの命名規則の理解」(P.10-21) • 「Cisco IGX と Cisco BPX の命名規則」(P.10-21) • 「イメージの削除」 (P.10-27) Image Download を使った管理 Image Download を使った管理では、次の作業を行います。 • Image Download の起動 • Image Download のアクセス タブ • イメージのダウンロード処理 Image Download の起動 Image Download アプリケーションを起動するには、次の方法があります。 • 任意のアプリケーションから Tools > Administration > Image Download を選択する。 • 任意のアプリケーション内で右クリックし、Administration > Image Download を選択する。 図 10-4 に、Image Download のウィンドウを示します。 図 10-4 In-Progress ビュー Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-22 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード (注) CWM の Image Download を使って CWM ワークステーションからスイッチへ転送できるのは、イ メージ ファイルだけです。 関連トピック • 「Image Download を使った管理」(P.10-22) • 「Image Download のアクセス タブ」(P.10-23) • 「イメージのダウンロード処理」(P.10-23) • 「イメージの削除」 (P.10-27) Image Download のアクセス タブ 表 10-2 に、イメージのダウンロード処理でアクセスするタブを示します。 表 10-2 Image Download のアクセス タブ アクセス タブ 用途 In-Progress 実行中のイメージ ダウンロード処理に関する情報を表示します。 Image Download 選択したイメージを、選択したスイッチにダウンロードします。 関連トピック • 「Image Download を使った管理」(P.10-22) • 「Image Download の起動」(P.10-22) • 「イメージのダウンロード処理」(P.10-23) イメージのダウンロード処理 イメージのダウンロード処理を使って、CWM ワークステーションからスイッチにイメージ ファイ ルを転送します。 手順 イメージのダウンロード処理を行うには、次の手順を実行します。 ステップ 1 In-Progress タブをクリックして、すでに実行中のイメージのダウンロードを表示します(図 10-5 参照)。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-23 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード 図 10-5 実行中のイメージのダウンロード Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-24 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード ステップ 2 Image Download タブをクリックして、Image Download ウィンドウを表示します(図 10-6 参照)。 図 10-6 Image Download ビュー ステップ 3 Type ドロップダウン リストからプラットフォームを選択して、そのプラットフォームに該当する すべてのノードの一覧を表示します。 ステップ 4 対象となる項目を選択し、==> をクリックして Unselected node list ペインから Selected node list ペ インに移します。 次の操作を行うことができます。 a. <==:Selected node list ペインにある項目を Unselected node list ペインへ戻す場合に使用しま す。Selected node list ペインで対象となる項目を強調表示したあと、このボタンをクリックし ます。 b. =>>:Unselected node list ペインにあるすべての項目を Selected node list ペインへ移動する場合 にクリックします。 c. <<=:Selected node list ペインにあるすべての項目を Unselected node list ペインへ戻す場合にク リックします。 ステップ 5 Image List 領域から利用可能なイメージ(複数指定可)を選択します。 ステップ 6 Download をクリックします。 選択したイメージが、Selected node list ペインに表示されているスイッチ ノードへダウンロードさ れます。結果は Results 領域に表示されます。 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-25 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 ソフトウェアとファームウェアのダウンロード (注) ステップ 7 メッセージはダウンロード要求が宛先スイッチで受信されたことだけを示します。処理が 正常に進んでいることを示すものではありません。 Clear Log をクリックして、Results 領域のメッセージを消去します。 関連トピック • 「Image Download を使った管理」(P.10-22) • 「Image Download の起動」(P.10-22) • 「Image Download のアクセス タブ」(P.10-23) • 「イメージの削除」 (P.10-27) Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-26 OL-6257-01-J 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 イメージの削除 イメージの削除 不要になったり古くなったりしたソフトウェア イメージとファームウェア イメージは、CWM から 削除することができます。 ソフトウェア イメージとファームウェア イメージは、次のような場合にネットワーク管理ステー ションから削除します。 • ネットワークのアップグレード後 • ネットワークの安定が確認された後 • 破損したソフトウェアまたはファームウェアが検出された場合 手順 CWM ディスクの空き領域が少なくなった場合に次の手順を実行します。 ステップ 1 任意の CWM アプリケーション ウィンドウ内でノードを右クリックし、Administration > Telnet を 選択してスイッチに telnet で接続します。ターミナル ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 CLI セッションを確立するために、次の操作を行います。 a. プロンプトに対してユーザ名を入力します。 b. プロンプトに対してパスワードを入力します。 ステップ 3 su コマンドを入力して、スーパーユーザになります。root アカウントでログインする例を、次に示 します。 tballraker18% su root Password: # ステップ 4 次の例に示すように、cd コマンドを入力して、ディレクトリを /usr/users/svplus/images/ipxbpx に変 更します。 # cd /usr/users/svplus/images/ipxbpx # ステップ 5 rm コマンドを入力して、ファイルを削除します。 ファームウェア リビジョン ファイルを削除する例を次に示します。 # rm -r 9103B.* # 関連トピック • 「構成の保存と復元」(P.10-2) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロード」(P.10-14) • 「ダウンロードするスイッチ イメージの入手」 (P.10-14) • 「ソフトウェアとファームウェアのダウンロードの準備 − Cisco BPX スイッチと Cisco IGX ス イッチ」 (P.10-15) Cisco WAN Manager ユーザ ガイド OL-6257-01-J 10-27 第 10 章 Cisco WAN Manager の操作 イメージの削除 Cisco WAN Manager ユーザ ガイド 10-28 OL-6257-01-J