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耐候性鋼用被覆アーク溶接棒・JIS
■耐候性鋼用被覆アーク溶接棒 1 規格 (種類)対比表 銘 柄 2 備 考 種 類 E4916-NCAU 種類記号の付け方は下記による。 E XX XX ー XXX X U HX 溶着金属の水素量の記号(表 4 による) 規格一覧(耐候性鋼用被覆アーク溶接棒・JIS) 3 LAC-51B シャルピー吸収エネルギーレベルの記号 (記号なし:27J U:47J) 溶接後熱処理の有無の記号 (A:溶接のまま、 P:溶接後熱処理あり、 AP:溶接のまま及び溶接後熱処理あり) 溶着金属の化学成分の記号(表 3 による) 被覆剤の記号(表 2 による) 溶着金属の機械的性質の記号(表 1による) 被覆アーク溶接棒の記号 表 3 溶着金属の化学成分 溶着金属の 化学成分の記号 CC NC NCC C ≦ 0.12 ≦ 0.12 ≦ 0.12 NCC1 ≦ 0.12 NCC2 N5CM3 N5M4 N9M3 ≦ 0.12 ≦ 0.12 ≦ 0.12 ≦ 0.12 注 意 Si ≦ 0.90 ≦ 0.90 ≦ 0.90 0.35 ~ 0.80(1) ≦ 0.80(2) 0.40 ~ 0.70 ≦ 0.80 ≦ 0.80 ≦ 0.80 化学成分(%) Mn P 0.30 ~ 1.40 ≦ 0.03 0.30 ~ 1.40 ≦ 0.03 0.30 ~ 1.40 ≦ 0.03 S ≦ 0.03 ≦ 0.03 ≦ 0.03 Cu 0.20 ~ 0.60 0.20 ~ 0.60 0.30 ~ 0.70 0.50 ~ 1.30 ≦ 0.03 ≦ 0.03 0.30 ~ 0.75 0.40 ~ 0.70 1.00 ~ 1.60 1.40 ~ 2.00 1.00 ~ 1.80 ≦ 0.025 ≦ 0.03 ≦ 0.03 ≦ 0.03 ≦ 0.025 ≦ 0.03 ≦ 0.03 ≦ 0.03 0.30 ~ 0.60 - - - (1) 被覆剤の記号が 03、16 又は 18 の種類に適用する。 (2) 被覆剤の記号が 28 の種類に適用する。 − 93 − (JIS Z3214-2012) 表 1 溶着金属の機械的性質 引張試験 衝撃試験 (参考) シャルピー吸収 エネルギーレベル J 27J 又は 47J 引張強さ MPa 49 ≧ 490 49J ≧ 490 ≧ 400 ≧ 20 0 47J 55 ≧ 550 ≧ 460 ≧ 17 -20 27J 又は 47J 57 ≧ 570 ≧ 490 ≧ 16 -5 27J 又は 47J 57J ≧ 570 ≧ 500 ≧ 16 -5 47J 78J ≧ 780 ≧ 700 ≧ 13 -20 47J 注 意 0.2% 耐力 MPa ≧ 390(1) ≧ 420(2) 伸び % ≧ 20 試験温度 ℃ 0(1) -20(2) 27J 又は 47J (1) 溶着金属の化学成分の記号が CC、NC、NCC 及び NCC1 の種類に適用する。 (2) 溶着金属の化学成分の記号が NCC2 の種類に適用する。 表 2 被覆剤 被覆剤の記号 03 16 18 28 注 意 被覆剤の系統 ライムチタニヤ系 低水素系 鉄粉低水素系 鉄粉低水素系 溶接姿勢(1) 全姿勢(3) 全姿勢(3) 全姿勢(3) PA、PB 及び PC 電流の種類(2) AC 及び DC( ± ) AC 及び DC( + ) AC 及び DC( + ) AC 及び DC( + ) (1) 溶接姿勢の記号は、JIS Z3011 による。 (2) 電流の種類に用いている記号の意味は、次による。 AC:交流、DC( + ):棒プラス、DC( ± ):棒プラス及び棒マイナス (3) 立向姿勢は、PF が適用できるものとする。 表 4 溶着金属の水素量 単位 mℓ / 溶着金属 100g Ni - 0.25 ~ 0.70 0.05 ~ 0.45 Cr 0.30 ~ 0.70 ≦ 0.30 0.45 ~ 0.75 Mo - - - V - - - 0.40 ~ 0.80 0.45 ~ 0.70 - - 0.20 ~ 0.40 2.10 ~ 2.80 2.10 ~ 2.80 4.20 ~ 5.00 0.15 ~ 0.30 0.10 ~ 0.40 ≦ 1.20 ≦ 1.20 - 0.30 ~ 0.65 0.50 ~ 0.80 0.35 ~ 0.65 ≦ 0.08 - - - − 94 − 溶着金属の水素量の 記号 水素量 H5 ≦5 H10 ≦ 10 H15 ≦ 15 2 3 規格一覧(耐候性鋼用被覆アーク溶接棒・JIS) 溶着金属の 機械的性質 の記号 1