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若手研究者養成制度について - YNU 横浜国立大学 研究推進機構

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若手研究者養成制度について - YNU 横浜国立大学 研究推進機構
若手研究者養成制度について
日本学術振興会 研究者養成課
平成23年7月8日
日本学術振興会の研究者養成事業
世界トップレベル
世界トップレベル
中堅
若手
~優れた研究者の養成・確保~
日本学術振興会賞
(平成16年度創設)
人文学、社会科学及び自然科学の全分野を対
象として優れた若手研究者(45才未満)を顕彰
(授賞25名程度。受賞者に110万円を贈呈)
海外特別研究員(486人)
若手研究者を海外の優れた大学
等研究機関に長期間(2年間)派遣
ポストドクター
大学院段階
特別研究員(6,193人)
我が国の研究者養成の中核を
担う制度 優秀な若手研究者を
特別研究員として採用し、自由な
環境で自立した研究が行えるよ
う研究奨励金及び科研費を支給
往復航空賃、滞在費・研究活動費(派遣国によって
異なる。年額約380万円~520万円)
SPD:研究奨励金535万円/年、科研費300万円以内/年
PD:研究奨励金434万円/年、科研費150万円以内/年
RPD:出産・育児による研究中断後に円滑に研究現場に復
帰できるよう平成18年度に創設
研究奨励金434万円/年、科研費150万円以内/年
DC:研究奨励金240万円/年、科研費150万円以内/年
日本学術振興会 育志(いくし)賞
大学学部段階
Page 2
(平成22年度新設)
優秀な大学院博士課程在籍者(34才未満)を顕彰
(授賞16名程度。受賞者に110万円を贈呈)
※ 特別研究員、海外特別研究員の人数は、平成23年度予算数
特別研究員制度
• 特別研究員-PD(SPD)、DC
• 特別研究員-RPD
特別研究員制度は、我が国トップクラスの優れた若手研究
者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選
びながら研究に専念する機会を与え、研究者の養成・確保を
図る制度
http://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html
Page 3
特別研究員制度
• 特別研究員-PD(SPD)、DC
http://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html
Page 4
特別研究員制度の概要①(対象者等)
• 対象者
大学院博士課程在学者(DC)及び大学院博士課程修了
者等(PD)で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究
機関で研究に専念することを希望する者
※SPDは、PDの中から特に優れた者を選考
• 対象分野
人文・社会科学及び自然科学の全分野
Page 5
※詳細は、募集要項参照
特別研究員制度の概要②(支援内容)
• 研究奨励金(平成23年度支給額)
– PD 月額 362,000円※
– SPD 月額 446,000円
– DC 月額 200,000円
※ 博士の学位を取得していない場合は、DC相当額を支給する。
• 研究費(科学研究費補助金(特別研究員奨励費))
– PD・DC 年 150万円以内
– SPD
年 300万円以内
• 採用期間
– PD 3年間
– DC 2年間又は3年間(採用される学年により異なる。)
Page 6
※詳細は、募集要項参照
特別研究員制度の概要③(申請資格)
• PD・DC共通
– 年齢34歳未満
※但し、医学、歯学又は獣医学を履修する4年制の博士課程在学・
修了者については、臨床研修の期間により、35歳~37歳未満
• PD
– 博士の学位取得後5年未満
※但し、人文学又は社会科学の分野にあっては、博士課程に標準修
業年限以上在学し、所定の単位を修得の上退学した者も含む。
– 採用後に研究に従事する研究室が、大学院在学当時の
所属研究室(出身研究室)以外の研究室であること
– 外国人の場合は、我が国に永住を許可されていること
• DC
– 我が国の大学院博士課程に在学すること
Page 7
※詳細は、募集要項参照
特別研究員制度の概要④(日程)
• 募集から採用までの日程
– 2月中旬
募集要項公表
– 6月上旬
申請受付
– 7~8月
書面審査
– 9月下旬
第一次選考(書面)
– 11月上旬
第一次選考結果通知(内定、面接、不採用)
– 12月上旬
第二次選考(面接)
– 翌年1月上旬 第二次選考結果通知(内定、補欠、不採用)
– 翌年4月1日
Page 8
採用開始
※詳細は、募集要項参照
特別研究員制度の概要⑤(審査方針等)
• 主な審査方針(DC、PD共通)
1.学術の将来を担う優れた研究者となることが十分期待
できること。
2.研究業績が優れており、研究計画を遂行できる能力及
び準備状況が示されていること。
3.研究計画が具体的であり、優れていること。
• 審査員の留意事項
– DC: DCについては研究経験が少ないことから申請書
記載の「現在までの研究状況」、「これからの研究計画」、
「自己評価」及び「評価書」を重視
– PD: PDについては「研究業績」を重視して評価
Page 9
平成23
平成23年度特別研究員
23年度特別研究員
採用状況について
採用状況について(
について(新規分)
新規分)
SPD
PD
DC2
DC2
DC1
DC1
計
領 域
申請数
採用数
申請数
採用数
申請数
採用数
申請数
採用数
申請数
採用数
人文学
-
2
590
128
522
123
295
68
1,407
321
社会科学
-
2
521
97
586
132
346
79
1,453
310
数物系科学
-
2
510
77
605
136
504
115
1,619
330
化学
-
2
132
17
455
105
256
60
843
184
工学
-
1
291
45
1,090
249
563
130
1,944
425
生物学
-
1
339
61
456
106
367
84
1,162
252
農学
-
2
303
51
383
88
258
57
944
198
医歯薬学
-
2
300
64
538
121
372
86
1,210
273
計
-
14
2,986
540
4,635
1,060
2,961
679
10,582
2,293
・ 23年度の採用率は、PD: 18.6%、DC2: 22.9%、DC1: 22.9%、全体で21.7%
Page 10
特別研究員 申請者数の推移
Page 11
新規採用者数(4月1日現在)と採用率の推移
Page 12
特別研究員制度
• 特別研究員-RPD
-出産・育児による研究中断者への復帰支援フェローシップ-
http://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html
Page 13
※RPDの記号は、研究活動を再開(Restart)する博士取得後の研究者の意味です。
特別研究員‐RPD
【趣旨】
日本学術振興会では、我が国の学術研究の将来を担う創造性に
富んだ研究者の養成・確保を図るため特別研究員制度を実施して
います。
この特別研究員制度の一環として、子育て支援や学術研究分野
における男女共同参画の観点から、優れた若手研究者が、出産・
育児による研究中断後に円滑に研究現場に復帰できるように支援
する「特別研究員-RPD」事業を平成18年度に創設しました。
Page 14
例えば、非常勤研究員や任期付ポスドクは、出産・育児休業制度
が適用されない場合があるため、出産・育児に際してその職を辞め
ざるを得ないなど、その後の研究現場への復帰が困難な状況にあ
ります。
そこで本事業により、このような方々が研究活動を再開するため
の支援を行い、多様で優れた研究者の養成・確保を更に推進する
ことを目指すものです。
特別研究員‐RPD
優れた男女の研究者が、出産・育児等による研究中断後に、円滑に研究現
場に復帰することを支援。
<従前>
従前>
<支援開始後>
支援開始後>
復帰支援
(研究奨励金)
研究奨励金)
出産・育児等
による研究中断
研究活動
出産・育児等
による研究中断
壁
研究活動
出産・育児等で研究現場を離れると、
その間に研究業績が上げられないた
め、次の研究ポストを得ることが
困難
Page 15
研究活動
研究活動
出産・育児から復帰する研究者を対象
に研究奨励金(PD相当)を支給し、円
滑に研究現場に復帰
特別研究員-RPDの概要①(支援内容)
• 研究奨励金(平成23年度支給額)
– RPD 月額 362,000円※
※ 博士の学位を取得していない場合は、DC相当額を支給する。
• 研究費(科学研究費補助金(特別研究員奨励費))
– RPD 年 150万円以内
• 採用期間
– RPD 3年間(採用開始日を4,7,10,1月から選択)
Page 16
※詳細は、募集要項参照
特別研究員-RPDの概要②(申請資格)
• RPD
– 博士の学位取得者
※但し、人文学又は社会科学の分野にあっては、博士課程に標準修
業年限以上在学し、所定の単位を修得の上退学した者も含む。
– 過去5年以内に、出産又は子の養育のため、概ね3ヶ月
以上やむを得ず研究活動を中断した者
– 外国人の場合は、我が国に永住を許可されていること
※年齢制限なし
Page 17
※詳細は、募集要項参照
特別研究員-RPDの概要③(日程)
• 募集から採用までの日程
– 2月中旬
募集要項公表
Page 18
– 5月上旬
申請受付
– 6月
書面審査
– 7月下旬
第一次選考(書面)
– 8月上旬
第一次選考結果通知(面接、不採用)
– 9月下旬
第二次選考(面接)
– 11月上旬
第二次選考結果通知(内定、補欠、不採用)
– 翌年4月1日
採用開始(7月、10月、1月も可)
※詳細は、募集要項参照
特別研究員-RPDの概要④(審査方針等)
• 主な審査方針(DC、PDと共通)
1.学術の将来を担う優れた研究者となることが十分期待で
きること。
2.研究業績が優れており、研究計画を遂行できる能力及び
準備状況が示されていること。
3.研究計画が具体的であり、優れていること。
※本事業による支援の必要性についても考慮する。
※研究従事機関が出身研究室であっても審査に影響しない。
Page 19
特別研究員-RPDの採用内定状況
領域
平成21年度
申請数
平成22年度
内定数
申請数
平成23年度
内定数
申請数
内定数
(2)
人文学
(1)
40
11
(5)
47
10
(7)
47
社会科学
(3)
40
11
(4)
43
11
(3)
44
9
数物系科学
(2)
11
3
(1)
17
3
(2)
16
3
3
1
3
1
6
1
10
2
化学
11
工学
(1)
9
3
13
3
生物学
(1)
33
9
28
8
(1)
46
11
14
4
22
5
(1)
21
5
43
9
(2)
48
11
50 (16)
238
農学
医歯薬学
合計
(2)
45 (1)
13
(10) 195 (1)
55
採用率
( )内は男性の数で内数
Page 20
28.2%
(3)
(13)
216
23.1%
(2)
53
22.3%
特別研究員-RPDの採用内定状況
Page 21
特別研究員採用後の就職状況
平成22年4月1日現在
PDの
PDの「常勤の
常勤の研究職」
研究職」への就職状況
への就職状況
直後
(平成21年度終了者): 59.7%
1年経過後
(平成20年度終了者): 76.8%
5年経過後
(平成16年度終了者): 90.9%
10年経過後
(平成11年度終了者): 93.7%
※割合は不明者等を除いて算出
《 調査結果より 》
日本学術振興会特別研究員-PDは、5年経過後調査では、90.9%が「常
勤の研究職」に就いており、本制度による支援の効果があったと考えられる。
Page 22
特別研究員制度
• 海外特別研究員
我が国における学術の将来を担う国際的視野に富む有能
な研究者を養成・確保するため、優れた若手研究者を海外に
派遣し、特定の大学等研究機関において長期間研究に専念
できるよう支援する。
http://www.jsps.go.jp/j-ab/index.html
Page 23
海外特別研究員の概要①(対象者等)
• 対象者
我が国の大学等学術研究機関、国公立試験研究機関等
に所属する常勤研究者(資格Ⅰ)、又は、常勤研究者を志
望する者(資格Ⅱ)
• 対象分野
人文・社会科学及び自然科学の全分野
• 派遣先機関
海外の優れた大学等研究機関
Page 24
※詳細は、募集要項参照
海外特別研究員の概要②(支援内容)
• 往復航空賃
• 滞在費・研究活動費
– 年額約380万円~520万円(派遣国により異なる。)
• 採用期間
– 2年間
Page 25
※詳細は、募集要項参照
海外特別研究員の概要③(申請資格)
• 資格Ⅰ・資格Ⅱ共通
– 年齢34歳未満
※但し、医学、歯学又は獣医学を履修する4年制の博士課程在学・
修了者については、臨床研修の期間により、35歳~37歳未満
– 外国人の場合は、我が国に永住を許可されていること
• 資格Ⅰ
– 申請時において博士の学位を有する者、採用前年度中
に取得する見込みの者、又は、博士の学位を取得した
者に相当する能力を有すると認められる者。
• 資格Ⅱ
– 申請時において博士の学位を有する者、採用前年度中
に取得する見込みの者
※但し、人文学又は社会科学の分野にあっては、博士課程に標準修業年限
以上在学し、所定の単位を修得の上退学した者も含む。
Page 26
※詳細は、募集要項参照
海外特別研究員の概要④(日程)
• 募集から採用までの日程
– 2月中旬
募集要項公表
– 5月上旬
申請受付
– 6月
書面審査
– 7月下旬
第一次選考(書面)
– 8月上旬
第一次選考結果通知(内定、面接、不採用)
– 9月下旬
二次選考(面接)
– 11月上旬
第二次選考結果通知(内定、補欠、不採用)
– 翌年4月1日~ 採用開始(2月末までに出発)
Page 27
※詳細は、募集要項参照
海外特別研究員の概要⑤(審査方針)
• 審査方針
(1) 海外での研究経験を通じて、学術の将来を担う優れた研究者となるこ
とが十分期待できること。
(2) 申請者が海外の研究機関で研究活動を行うことにより、研究環境を変
えて、新たな研究課題に挑戦することを目指す研究計画や、派遣前に
行っている研究を大きく発展させることが期待できる研究計画を有するも
のについて優先させること。
(3) 研究計画が具体的であり、申請者と海外における受入研究者との事
前交渉等が十分になされていること。
海外で研究活動を行うにあたり、相応の語学能力(英語であれば、TOEFL
(Computer-based) 213点、TOEIC730点、英検準1級のいずれか程度)を
有することが望ましい。
Page 28
※詳細は、募集要項参照
海外特別研究員の申請・採用状況
領域
平成21年度
平成22年度
申請数 採用数
申請数
採用数
申請数
採用数
人文学
31
3
34
9
34
8
社会科学
38
7
44
8
51
12
129
18
134
23
136
28
化学
54
9
60
8
47
9
工学
64
9
64
11
62
15
194
37
174
31
187
38
78
15
64
12
73
19
医歯薬学
174
32
161
36
175
41
合計
762
130
739
138
765
170
数物系科学
生物学
農学
採用率
17.1%
※平成23年度の採用数は、予定数
Page 29
平成23年度
18.7%
22.2%
海外特別研究員
申請・派遣者数と採用率の推移
Page 30
日本学術振興会賞
•
•
•
•
•
Page 31
事業の趣旨
– 我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展さ
せるためには、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究
者を早い段階から顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を
支援していく必要がある。この趣旨から日本学術振興会は、平成
16年度に日本学術振興会賞を設けた。
対象分野
– 人文・社会科学及び自然科学の全分野とする。
受賞条件
– 45才未満であること
– 博士の学位を取得していること
授賞候補者推薦受付期間(第8回)
– 平成23年5月18日~20日
授賞
– 授賞数25名程度。賞状、賞牌及び副賞(研究奨励金110万円)
http://www.jsps.go.jp/jsps-prize/index.html
日本学術振興会賞
推薦数と授賞数
回
1回
2回
3回
4回
Page 32
系別
推薦数
授賞数
人社
66
6
理工
123
11
生物
90
8
合計
279
25
人社
115
6
理工
177
生物
第7回授賞式
回
系別
推薦数
授賞数
人社
76
4
理工
179
11
10
生物
119
9
149
8
合計
374
24
合計
441
24
人社
60
4
人社
109
6
理工
188
13
理工
164
10
生物
116
8
生物
142
9
合計
364
25
合計
415
25
人社
65
5
人社
105
5
理工
205
11
理工
181
10
生物
103
9
生物
129
8
合計
373
25
合計
415
23
5回
6回
7回
※推薦数は、2回目以降キャリーオーバーを含む。
日本学術振興会 育志賞
•
事業の趣旨
– 平成21年、天皇陛下の御在位20年に当たり、社会的に厳しい経済
環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励する
ための事業の資として、陛下から御下賜金を拝受。
– 陛下のお気持ちを受けて、将来、我が国の学術研究の発展に寄与す
ることが期待される博士課程学生を顕彰することで、勉学及び研究意
欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的として、平成22年度に
「日本学術振興会 育志(いくし)賞」を創設。
• 対象
– 人文・社会科学及び自然科学の全分野
– 34歳未満の大学院博士後期課程在学者
• 受賞候補者推薦受付期間(第2回)
– 平成23年6月15日~6月17日
• 授賞
– 授賞数16名程度。賞状、賞牌及び副賞(学業奨励金110万円)
Page 33
http://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/index.html
日本学術振興会 育志賞
推薦数と授賞数
回
1回
系別
推薦数
授賞数
人社
65
6
理工
70
5
生物
71
6
合計
206
17
第1回授賞式
Page 34
ご清聴ありがとうございました。
問合せはこちらまで・・・
Page 35
〒102-8472
東京都千代田区一番町8番地
独立行政法人 日本学術振興会 研究者養成課
特別研究員事業担当
電 話: (03)3263-5070 募集・採用手続
(03)3263-4998 採用中、採用後の手続き等
海外特別研究員事業担当
電 話: (03)3263-5070 募集・採用手続
(03)3263-3576 採用中、採用後の手続き等
日本学術振興会賞・育志賞担当
電 話: (03)3263-0912
ファクシミリ:(03)3222-1986(研究者養成課)
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