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Vol.34 2015年2月

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Vol.34 2015年2月
Kyushu
Branch,Japan
Civil
Engineering
Consultants
Association
九州支部
支部だより
34
Vol.
2015.2
1
技術部会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
夢アイデアコラム・・・・・・・・・・・・・・・・・24
H26 支部の役員名簿・・・・・・・・・・・・2
夢アイデア部会・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
共助研 柴北川
総務・企画部会、特別部会・・・・・・・・・3
JobCafe 報告書・・・・・・・・・・・・・・・・21
共助研研修会報告書・・・・・・・・・・別冊
対外活動部会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
講師派遣委員会リーフレット・・・・・・・・・・22
新年
挨拶
通信
30
平成 27 年支部長 新年挨拶
会員各社 皆様 新年
昨年は、8 月 20 日に広島市安佐南区で集中豪雨による斜面崩壊、9 月 27 日に御
嶽山の水蒸気爆発、10 月には 18 号と 19 号の二つの台風が上陸するなど自然災害の
多 年
一方、建設業界にとっては、1 月の末には設計業務の単価が 4.6%引き
上げられ、また、6 月には「改正品確法」が施行されるなど、うれしいニュースもありました。
さて、建設コンサルタンツ協会九州支部は、毎年支部単独で九州の各地方自治体と
意見交換会を開催しております。また、建コン協本部主催に
国交省九州地方整備
局、沖縄総合事務局との意見交換会も併せて行
地方自治体
技術力
意見交換会 九州 8 県 3 政令都市 11 回行
選定
品質 確保 向上」、そして、昨年
タントに向けて」の 3 項目でしたが、今年の第 3 項目
改正品確法 基本理念 実現 向
、共通の課題は、
魅力
建設
に変わりました。この
「改正品確法」には「品質の確保」に加えて「担い手の中長期的な育成・確保」、業務内容や地域の実情に応じた「多
様な入札契約方式の導入」などが謳われており、これについても活発な意見交換がなされました。
また、7 月 1 日に行
国交省九地整との意見交換会では、建設コンサルタント業務に関する様々な個別の課題
を抽出して解決
業務円滑化調整会議」を設置したい、とのご提案をいただきました。大変有意義なご提案
であり積極的に取り組んでいくこととなりました。しかし、こうした会議を運営するには様々な問題もあり、実際に活動する
にはもう少し時間が必要と思っていましたが、関係各位
尽力
12 月 9 日に第 1 回の会議を開催することができ
ました。これは、驚きであると同時に大変喜ばしいことであり、改めて皆様にお礼を申し上げます。この会議では、「業務円
滑化調整会議」の規約や当該会議の位置付け、年間活動のサイクルなどの課題が煮詰められるとともに、具体的なス
ケジュールが協議されました。これに基づいて確実に成果を上げられるように活動してまいります。
ところで、当支部独自の事業 夢
木学会創立 100 周年に当たり、
今年
12 年 向かえ、交流会
記念事業として行
10 回目となりました。また、昨年は土
市民普請大賞において、「夢アイデア」は選考委員特別
賞を受賞しました。
今年の「夢アイデア」には 61 作品もの応募がありましたが、日常生活の中からこういうまちであればいいのな、こんな工
夫があれば生活がし易 なるな、こんな催し物や空間があればもっと楽しくなるだろうな、という市民目線が発想の原点と
なっているものが随分多くありました。それも自分の目線だけでなく側にいる人たち、とくに 年 召した方々の目線に立っ
て周りを見
直す作品が目に着きました。やはり、別の視点 立
今までとは違った空間や世界が開けて、新しい発
想が湧いてくるのでしょうか。
身近にあって何気なく使っているものを別の方法で活用する、いつも歩いている道や毎日利用
建物 少し手を
加えるなど、私たちが周りに向けている目線を少し変えることで思い掛けなく浮かんだ新しい発想が、イラストや写真、文
字や言葉となって、「夢アイデア」の作品に生まれ変わったのだと思います。今年
こうした一般の皆様たち
交流 さ
らに進めてまいります。
会員各社 皆様
多幸
健勝
祈
新年
挨拶
平成27年1月
一般社団法人 建設コンサルタンツ協会九州支部
支部長
1
平成 26 年度 支部役員名簿
支部役職
氏名
会社名
役職
支部長
植田 薫
第一復建㈱
代表取締役社長
副支部長(理 事)
木寺佐和記
西日本技術開発㈱
監査役
副支部長(理 事)
森尾 有
㈱千代田コンサルタント 九州支店
顧問
理
事
田中 敏彦
応用地質㈱ 九州支社
執行役員支社長
理
事
岩上 憲一
㈱オリエンタルコンサルタンツ九州支店
支店長
理
事
木下 常一
サンコーコンサルタント㈱ 九州支店
支店長
理
事
田中
第一復建㈱
専務取締役技術本部長
理
事
川瀬 浩之
玉野総合コンサルタント㈱福岡支店
支店長
理
事
橋本
中央コンサルタンツ㈱ 福岡支店
執行役員支店長
理
事
大和 則夫
㈱東京建設コンサルタント 九州支社
専務執行役員支社長
理
事
御代川 亨
パシフィックコンサルタンツ㈱九州支社
支社長
理
事
柴田 貴徳
㈱福山コンサルタント
取締役副社長
理
事(福岡)
大野 博司
アジアエンヂニアリング㈱
取締役本部長
理
事(大分)
谷口 正博
松本技術コンサルタント㈱
執行役員橋梁構造事業本部長
理
事(宮崎)
亀井 慎也
㈱九州土木設計コンサルタント
代表取締役
理
事(鹿児島) 福留 三郎
㈱久永コンサルタント
代表取締役
監
事
橋爪 康則
西鉄シー・イー・コンサルタント㈱
常務取締役
監
事
尾形
㈱パスコ 九州事業部
事業部長
清
崇
隆
(平成 26 年 7 月 1 日現在)
2
部会の活動
【総務・企画部会、特別部会】
1. 平成 26 年度
若手技術者交流会 開催(企画委員会)
イベント名:
開 催 日:平成 26 年 8 月 27 日(木)
場
所:八重洲博多ビル 11 階ホール A
参 加 者:116名( 22社)内、インターンシップ22名
内
容:建設
業界 背負
意識 高
若手技術者 人的
20 代・30 代 若手技術者 対象
拡充
自覚
開催
基 調講演:「建設コンサルタントによる地域支援の取り組み」
共助研
Think&Do
活動
若手交流会発表
賞
最優秀賞
優秀賞
タイトル
高速道路 開通効果 関
発表者
戦略的広報 実践
安全 円滑 自転車通行環境 整備
工期短縮
一級河川 配慮
補修材料 工法 関
簡易風洞試験 利用
「架橋後 85 年 経過
洪水予測
橋梁 撤去計画
検討 今後 展望
高架橋 耐風安定性検討
橋 機能保全
精度向上
「南海トラフ巨大地震に対する
津波防災地域づくりの取り組みについて」
私 目指 土木技術者
岩盤
力学的特性 把握 目的
調査,試験業務 通
「ETC レーン設置効果の評価指標検討」
「Design for future
地質技術
目指
▲平成 26 年度
若手技術者交流
3
(株)建設技術研究所九州支社
清水 嘉一
(株)福山コンサルタント
金 成哲
パシフィックコンサルタンツ(株)九州支社
竹口 智也
サンコーコンサルタント(株)九州支社
池田 幸史
八千代エンジニヤリング(株)九州支店
川畑 宏志
第一復建(株)
佐久間 智恵
(株)東京建設コンサルタント九州支社
石松 丈典
日本工営(株)福岡支店
許斐 信亮
西日本技術開発(株)
志々目 真
(株)オリエンタルコンサルタンツ九州支店
加藤 慎也
八千代エンジニヤリング(株)九州支店
森田 考美
2. 第35回ソフトボール大会の開催 (総務委員会)
イベント名:第35回ソフトボール大会
開 催 日:平成26年9月26日(金)
場
所:雁ノ巣レクリエーションセンター
参 加 者:25チーム
結
果:優 勝:基礎地盤コンサルタンツ(株)九州支社
準優勝:日鉄鉱コンサルタント(株)九州本社
三 位:(株)技術開発
▲優勝の基礎地盤コンサルタンツ
西日本技術開発(株)
▲準優勝の日鉄鉱コンサルタント
3. 建設関連業五団体主催 平成26年度独占禁止法 関
会員研修会
イベント名:建設関連業五団体主催 平成26年度独占禁止法 関
▲三位の技術開発コンサルタント
開催 (特別部会)
会員研修会
開 催 日:平成26年10月20日(月)
場
所:(財)福岡県中小企業振興センター「大ホール」
参 加 者:268 名 (うち建コン会員 127 名/78 社)
内
容:「独占禁止法をめぐる最近の状況とその対応」講師・弁護士 岩下圭一 先生 小林 藤堂法律特許事務所)
▲独占禁止法に関する会員研修会の様子
4. 本部資格・CPD部会CPD委員会 CPD説明会開催支援(総務委員会)
イベント名:CPD説明会
開 催 日:平成26年10月29日(水)
場
所:八重洲博多ビル 3階 会議室6
参 加 者:52 名( 39 社)
内
容:平成 27 年 4 月 1 日改定の CPD 制度
CPD 入力管理
説明会
(会員企業の CPD 関係者、支部の関係委員会委員、支部事務局関係者向け)
4
▲CPD 説明会の様子
5. 建設関連五団体共催 平成27年新年賀詞交歓会 開催 (特別部会)
イベント名:建設関連五団体共催 平成27年新年賀詞交歓会
開 催 日:平成27年1月8日(木)
場
所:ANAクラウンプラザホテル クラウングランドボールルーム
参 加 者:239名(五団体会員 199名、来賓 40名)
▲平成27年新年賀詞交歓会 様子
6. 前川副会長講演会 開催(総務委員会)
イベント名:前川副会長講演会
開 催 日:平成27年1月27日(火)
場
所:八仙閣
参 加 者:60名 (支部理事 委員)
内
容:建設コンサルタントを巡る課題と今後の方向
▲前川副会長講演会 様子
7. 平成 26 年度 第2回委員長交流会 開催(企画委員会)
イベント名:平成 26 年度 第2回委員長交流会 開催
開 催 日:平成27年1月29日(木)
場
所:アスクビル 3F-A 会議室
参 加 者:24名 (各委員長 企画委員会)
内
容:平成 26 年度第 1 回委員長交流会議事録
平成 26 年度事業運営方針 対応結果
※各委員長 活動状況の確認
5
平成 27 年度事業運営方針
※各委員長 対応方針の確認
平成 27 年度予算計画
九州地方整備局
業務円滑化調整会議 向
その他事項
▲委員長交流会 様子
【対外活動部会】
1. 大規模災害対応演習(防災委員会)
イベント名:大規模災害対応演習
開 催 日:平成26年9月1日(月)
場
所:建コン九州支部事務局会議室
参 加 者:支部会員 113社
内
容:北海道地方(震源地 十勝沖)においてマグニチュード 8.0 の地震発生・津波警報発表と想定し、 九州
支部
同時
災害時行動計画 に基づき災害対策支部を召集・設置しました。
九州地方整備局
災害応急対策支援要請(
州支部会員会社 協力 要請
対応可能 会社 回答
同行技術者派遣要請) 対
訓練 行
▲大規模災害対応演習の様子
2. 九州建設技術フォーラム 2014 に出展(防災委員会、広報委員会、夢アイデア部会・夢アイデア企画委員会)
イベント名:九州建設技術フォーラム 2014
開 催 日:平成26年10月22日(水)、平成26年10月23日(木)
場
所:福岡国際会議場 1F・2F・3F
参 加 者:九州建設フォーラム2日間来場者数 2,682人
内
容:防災委員会 パネル展示/防災ポスター展示、防災セミナー紹介
広報委員会 ブース展示/建設コンサルタンツ協会の広報
夢アイデア企画委員会 プレゼンテーション/まちづくりの夢アイデア事業の紹介
6
九
3. JOBCAFE2014 の開催(広報委員会)
イベント名:JOBCAFE2014
開 催 日:平成26年11月19日(水)18:30 21:30
場
所:レンタルカフェ「柾」
参 加 者:学生:39名(内、スタッフ6名)、社会人:17名
内
容:土木を専攻している学生に向け、普段の就職セミナーや説明会では深くは聞けない建設コンサルタントという仕
事について学生と社会人の皆さんが気軽に話せる場として九州内外の大学生・OB/OG による「九州ランドスケー
プリーグ(KL2)
協力 開催しました。
1.建設コンサルタントとは? 2.各専門分野の事業紹介 3.フリートーク 4.質問タイム
(別途報告書参照)
4. 平成 26 年度防災
開催(防災委員会)
イベント名:平成 26 年度防災
開 催 日:平成26年11月27日(木)
場
所:鹿児島県市町村自治会館
参 加 者:30名( 16社)
内
容:・講演 1 鹿児島県地域防災計画 見直
地震 津波 想定
芝原 隆盛 氏 (鹿児島県 危機管理局 危機管理防災課 防災企画班 主幹)
・講演 2、今後の地域防災とコンサルタントの役割 =あなたの会社の 10 年後
瀧本 浩一 氏(山口大学大学院理工学研究科 准教授)
・ワークショップ
▲防災シンポジウムの様子
7
?=
【技術部会】
1. 平成26年度
の開催支援 (品質向上委員会)
イベント名:平成26年度
ー
開 催 日:平成26年7月4日(金)
場
所:天神ビル 10 号会議室
参 加 者:企業: 124 名( 53 社)、発注者団体: 3 名( 2 団体)
内
合計: 127 名
容:PFI 事業の今後の展望と建設コンサルタントの役割、CM 業務の普及に向けて、建設コンサルタントが取り組む
生物多様性の保全と低炭素化、効果的なマネジメントシステム運用、品質の確保・向上に向けて。
▲マネジメントセミナーの様子
2. 情報セミナーin 宮崎(情報委員会)
イベント名:情報セミナーin 宮崎
開 催 日:平成26年8月29日(金)
場
所:ホテルメリージュ
参 加 者:26名(13社)
内
容:情報
対策 実施例 (情報漏
対策
取 組 )
ICT に関わる最新情報
CIM に関わる最新情報
質疑応答
▲情報セミナーin 宮崎の様子
3. 河川技術講演会(河川技術委員会)
イベント名:河川技術講演会
開 催 日:平成26年9月3日(水)
場
所:八重洲博多ビル 11 階ホール A
参 加 者:125名(41社)
内
容: 河川行政 現状
国土交通省 九州地方整備局 河川部 河川調査官 宮本健也先生
国民 支持される公共事業の5つのシナリオ
8
公共事業悪玉論
公益財団法人 日本道路交通情報
「再生可能エネルギー
副理事長 藤本 貴也 先生
小水力発電 事業化 運営
日本工営株式会社 電力事業本部建設事業部 副事業部長 福田 真三 先生
▲河川技術講演会の様子
4. 情報セミナーin 大分(情報委員会)
イベント名:情報セミナーin 大分
開 催 日:平成26年9月5日(金)
場
所:ホルトホール大分
参 加 者:32名(15社)
内
容:情報
対策 実施例 (情報漏
対策
取 組 )
ICT に関わる最新情報
CIM に関わる最新情報
質疑応答
▲情報セミナーin 大分の様子
5. 平成 26 年度 河川技術セミナー【第一回】(河川技術委員会)
イベント名:河川技術セミナー【第一回】
開 催 日:平成26年9月18日(木)
場
所:サットンホテル博多シティ内5F (福岡市博多区博多駅前 3-4-8)
参 加 者:77名(29社)
内
容:工事現場の生の声
施工計画 課題 対応
講 師:黒木博氏(大成建設(株)土木本部土木技術部
9
技術室部長)
6. 品質セミナーin 大分(品質向上委員会)
イベント名:品質セミナーin 大分
開 催 日:平成26年9月19日(金)
場
所:ホルトホール大分 (大分市金池南 1-5-1)
参 加 者:56名(27社)
内
容:第1講 軟弱地盤、第2講 樋門樋管、第3講 点検・診断、第4講 補修補強設計
特別講演 大分県土木建築部工事検査室 室長 村岡 馨氏
「社会資本整備の設計者に期待すること」
▲品質セミナーin 大分の様子
7. 品質セミナーin 宮崎(品質向上委員会)
イベント名:品質セミナーin 宮崎
開 催 日:平成26年9月26日(金)
場
所:宮崎市民
参 加 者:56名( 23 社)
内
容:第1講 軟弱地盤、第2講 樋門樋管、第3講 点検・診断、第4講 補修補強設計
特別講演
宮崎県
長寿命化対策
(宮崎県 県土整備部 技術企画課 技術調整担当 主幹 桑畑 正仁氏)
▲品質セミナーin 宮崎の様子
8. 品質セミナーin 鹿児島 開催(品質向上委員会)
イベント名:品質セミナーin 鹿児島
開 催 日:平成26年10月3日(金)
場
所:宝山ホール
参 加 者:51名( 22社)
内
容:第1講 軟弱地盤、第2講 樋門樋管、第3講 点検・診断、第4講 補修補強設計
特別講演 (鹿児島県土木部 監理課 技術管理室 技術主幹兼技術指導係長 茅島 浩一郎 氏)
「設計委託等の品質確保に係る最近の動向について」
10
▲品質セミナーin 鹿児島 様子
9. 道路技術委員会 技術講演会
開催(道路技術委員会)
イベント名:道路技術委員会 技術講演会
開 催 日:平成26年10月3日(金)
場
所:八重洲博多ビル 11 階
参 加 者:112 名( 45 社)
内
容:「交通ビッグデ
活用
西鉄情報
次世代ITS構築事例
株式会社 浦 正勝 様
「太田川大橋について」
(株)エイト日本技術開発 椛木 洋子 様
九州 道路行政
国土交通省 九州地方整備局 道路部長 喜安 和秀 様
▲道路技術講演会 様子
10. 環境・都市等技術委員会「共催セミナー」の開催(環境・都市等技術委員会)
イベント名:環境・都市等技術委員会、(一社)日本環境アセスメント協会九州・沖縄支部共催
「自然公園を活かした地域活性化とその取り組み」
開 催 日:平成26年10月6日(月)
場
所:八重洲博多ビル 11 階
参 加 者:36名(21社)
内
容:・講演 1: 自然公園制度 価値
活用
則久雅司氏(鹿児島県環境林務部自然保護課長)
・事例紹介 1:「九重ふるさと自然学校の活動内容について」
川野智美 氏(一般財団法人
記念財団 九重ふるさと自然学校代表)
・事例紹介 2:「国定公園指定による地域の期待」
山下真司氏(薩摩川内市 企画政策部 企画政策課
・事例紹介 3: 朝倉市
甑島振興
小水力発電導入 地域主体形成プロセス」
11
長)
仲野美穂氏(九州大学大学院修士 1 年生 工学府都市環境システム工学専攻)
・講演(2): 地元 知
表現
市民 育
日南 幸開
高尾忠志氏(九州大学 持続可能な社会のための決断科学センター 准教授)
▲共催セミナーの様子
11. 道路技術委員会 見学会
開催(道路技術委員会)
イベント名:平成26年度 道路技術委員会 見学会
開 催 日:平成26年10月8日(水) 9日(木)
場
所:那珂川町 伊万里市 諫早市他福岡県那珂川町現場 佐賀県伊万里市現場 長崎県吉井町現場、
長崎県諫早市現場 長崎県森山町現場
参 加 者:29名(16 社)
内
容:PC3 径間連続
箱桁橋(張出架設工法) 工事状況 国土交通省佐賀国道事務所 土工工事の
現場 情報化施工
PC3 径間連続
工事状況 国土交通省唐津港湾事務所 伊万里橋(久原南地区) 現場
箱桁橋(固定支保工架設) 工事状況 長崎県県北振興局 吉井1号橋の現場、
PC5 径間連続箱桁橋(張出架設) 工事状況 国土交通省長崎河川国道事務所 仁反田川橋、田尻
高架橋 現場 鋼連続鈑桁橋工事状況 国土交通省長崎河川国道事務所 土工事の現場、補強土壁、
地盤改良 工事状況 見学
12. GIS 実践講習会の開催(情報委員会)
イベント名:GIS 講習会 2014-九州 2(ArcGIS 初級編、中級編)
開 催 日:平成26年10月 9日(木) 平成26年10月10日(金)
場
所:天神ビル 7号会議室
参 加 者:初級編 29名 (11社)、中級編 24名 (10社)
内
容:GIS を使った事が無い技術者を対象に、基礎から主題図作成までを、
本部 ICT 普及専門委員会との共催で 2 日間に渡って実施
12
▲GIS 実践講習会の様子
13. 本部主催品質セミナー エラー防止のために 開催を支援(品質向上委員会)
イベント名:品質セミナー エラー防止のために
開 催 日:平成26年10月16日(水)
場
所:天神ビル 10 号会議室
参 加 者:会員 102 名(46 社)、発注者 25 名
内
容:セミナーの目的とエラー防止への対応、エラーの技術的分析と改善策、 道路/
橋梁 土質 地質 河川構造物 砂防 急傾斜 全体質疑応答
▲品質セミナーエラー防止のためにの様子
14.リカレント教育講座1の開催(道路技術委員会)
イベント名:道路技術委員会 「設計技術者のためのリカレント教育講座1」
開 催 日:平成26年10月17日(金)
場
所:八重洲博多ビル 3 階 第 6 会議室
参 加 者:38名( 24社)
内
容: 鋼上部工 施工
留意点 不具合事例
講師:(一社)日本橋梁建設協会 九州事務所 様
・『PC上部工の施工における工夫点について』講師:(一社)プレストレストコンクリート建設業協会 九州支部 様
仮設構造物 施工
不具合事例
講師:ヒロセ(株) 様
13
▲リカレント教育講座の様子
15. 河川技術委員会 見学会 開催(河川技術委員会)
イベント名:平成26年度 河川技術委員会 見学会
開 催 日:平成26年10月20日(月)
場
所:鹿児島県川内川管内
参 加 者:30名( 16社)
内
容:虎居河道整備地区
鶴田ダム再開発現場
曾木 滝小水力発電施設 見学
16. リカレント教育講座2の開催(道路技術委員会)
イベント名:道路技術委員会 「設計技術者のためのリカレント教育講座2」
開 催 日:平成26年10月31日(金)
場
所:八重洲博多ビル 3 階 第 6 会議室
参 加 者:51名( 30社)
内
容: 防災 観点
近年 気象 変化
講師:(一財)日本気象協会 九州支社 松井 渉様
・『豪雨に着目した地質機構解析について』
講師:八千代エンジニヤリング(株) 飯島 康夫様
気象 地形 地質 踏
道路防災設計
方
講師:八千代エンジニヤリング(株) 津田 光則様
▲リカレント教育講座の様子
17.第2回河川セミナーの開催(河川技術委員会)
イベント名:平成 26 年度 九州河川技術検討会・第 2 回河川技術セミナー共催講演会
開 催 日:平成26年11月5日(水)
場
所:TKP博多駅前シティセンター8FホールB
参 加 者:70名( 28社)、発注者団体: 44名( 9団体)
内
合計: 114名
容:・「九州の風土に刻された災害の宿命」巨大災害の世紀に突入・『環境防災学』と『風土工学の視座』
竹林征三先生(富士常葉大学名誉教授 NP 風土工学
14
研究所理事長環境防災研究所所長)
・「大雨の予想はどこまで進んだのか?」 −最新の気象予報技術でも難しい大雨の予想−
松嶋 憲昭先生(九州防災
会会長 ㈱富士
顧問、技術士、気象予報士)
▲第2回河川セミナーの様子
18. 本部・情報部会 ICT 委員会「CIM の動向と関連情報講習会」開催支援(情報委員会)
イベント名:CIM の動向と関連情報講習会
開 催 日:平成26年11月21日 (金)
場
所:八重洲博多ビル 11階 ホールB
参 加 者:48名( 32社)
内
容:CIM を取り巻く関連情報等、CIM の最新動向と技術、OCF の活動、Open CIM Forum の紹介
▲CIM の動向と関連情報講習会
19. 現地見学会
開催(環境・都市等技術委員会)
イベント名:環境 都市等技術委員会 現地見学会 環境 再生可能
地域
視察
開 催 日:平成26年11月21日(金) 22 日(土)
場
所:大分県玖珠郡九重町湯坪
参 加 者:9名(8社)
内
容:日田市
資源化
八丁原地熱発電所 旧豊後森機関庫施設 見学
九重ふるさと自然学校の取り組み視察(「自然共生型田んぼづくり」、・ラムサ−ル条約湿地の「タデ原湿原」)
20. 平成 26 年度情報
講習会の開催(情報委員会)
イベント名:平成 26 年度 情報セキュリティ講習会
開 催 日:平成26年12月9日(火)
15
場
所:アークビル 会議室 B
参 加 者:31名( 24社)
内
容:・建設コンサルタント業界の情報セキュリティ対策状況− 会員
・変化する情報セキュリティの脅威とその対応− 新
最近 情報
結果
技術 理解 情報
事例− 事故 脆弱性 事例
見 業界 現状 −
対策 徹底 −
日常 対策 考
−
▲情報セキュリティ講習会の様子
21. 各自治体へ講師を派遣(講師派遣委員会)
各自治体から職員に対する研修の要望に応じて、会員会社の最適な講師を選任し派遣しています。
平成 26 年度
以下 自治体 派遣
研修名
開催日・場所・講習内容
福岡県建設技術情報センター研修 平成26年6月16日 10月16日
・福岡県建設技術情報センター
土質 地盤改良①②(地盤工学基礎概要 土質調査 試験 解釈 波及効
果 設計 施工 失敗例 軟弱地盤 地盤改良 地震 地盤 基礎土
見
たコスト縮減技術)
道路計画設計(基礎編)
①(道路 計画 設計 考 方 道路 構
造、景観について、バリアフリーからユニバーサルデザイン)、下水道(下水道管
路 設計 下水道管路 関
最近 話題) 土質・地質調査(基礎)
(地盤調査の種類・内容、調査・試験結果の解釈、地震と地盤、軟弱地盤と
対策例
縮減 技術) 橋梁(下部構造編)
①(橋梁
基礎知識 設計 必要 調査 耐震設計 橋脚 橋台 設計(演
習)、基礎の安定に関する基本事項(演習))、構造物設計(擁壁工
編)ステップ①(擁壁工の基本方針、設計に関する一般事項、コンクリート擁
壁設計(演習) 補強土壁設計(演習) 軽量材 用いた擁壁、維持管
理 設計成果簿
)
面設計(
面保護編)
①
(のり面工指針の概説および調査、のり面保護工の設計と施工(演習)、維
持管理 設計成果簿
) 河川(計画編) ステップ①(治水
計画 多自然川
(計画 設計) 河川
景観) 橋梁点
検(実務)(コンクリートの変状と原因、コンクリートの補修・補強、鋼構造物
の変状と原因、鋼構造物の補修・補強、演習問題)(株)建設技術研究所九
州支社 清水 嘉一
16
福岡市役所技術職研修
平成26年10月14日 11月28日
・天神ツインビル
土質調査 地盤改良工法 仮設工 道路設計
佐賀県建設技術職員専門研修
平成26年 5 月14日 9 月17日
・佐賀市文化会館 大会議室
河川 海岸 講座(河川構造物 計画
維持管理 河川環境 保全 創
出)
砂防 地
講座(親水 多自然護岸) 道路 道路構造物 講座
(道路計画 策定手法 道路計画 交差点計画
設
計)
長崎県建設技術研究
一般研修
平成26年5月13日 8 月 7 日
長崎県建設技術研究
「地質データの読み方・使い方 (長崎県 地質 地質調査 目的 手法 事
例紹介 地質情報 活用 適用) 仮設構造物 設計 (仮設構造物
概要 土留 工 型枠支保工 失敗事例 学 ) 土質調査
活用法
(軟弱地盤対策等)」(地盤調査について、調査・試験結果の解釈、地震と
地盤、軟弱地盤対策、コスト縮減の技術)
長崎県土木部職員等専門研修
平成26年7月10日
長崎県建設技術研究
擁壁計算例 説明
演習
長崎大学
平成26年12月1日
長崎大学工学部工学科 社会環境デザイン工学コース
土木技術者の職場説明(コンサルタント業)
講演会
大分県建設技術センター
専門技術研修
平成26年5月30日 11月28日
・大分県トラック会館 大会議室
橋梁 設計 施工 道路施設 維持 点検 仮設構造物 計画 施工 擁
壁 設計
設計 施工 道路 計画 設計
宮崎県建設技術センター研修
平成26年7月11日 9月1日
・宮崎県建設技術センター
公共工事 適正 執行 会計検査 公共工事 会計検査 道路保全 既設
橋梁 耐震対策 道路建設(
) 道路 調査 計画
九州地方整備局
九州技術事務所
平成26年8月21日
・九州地方整備局研修所(九州技術事務所)
専門技術講習会「コンクリート技術」(コンクリート変状調査の方法)
九州地方整備局
福岡国道事務所
平成26年6月25日
・福岡国道事務所
福国橋梁
技術向上講習会(橋梁技術 変遷
また、講師派遣活動周知のリーフレットと講師派遣委員会運用規程を公開しました。
22. 環境・都市等技術委員会 まちづくりセミナーの開催(環境・都市等技術委員会)
イベント名: 東北 被災
東北 復興
復興 学
九州
先進地 事前防災 取組
開 催 日:平成27年1月16日(金)
場
所:八重洲博多ビル 11F ホールA
17
)
参 加 者: 57 名( 26 社)
内
容: 東北 震災復興 状況 大船渡市 復興事業 取組
佐藤 勝幸 氏(パシフィックコンサルタンツ株式会社 東北支社)
岩手県大槌町
復興 向
歩
復興 状況
伊東 和彦 氏(株式会社東京建設コンサルタント 九州支社)
・「東日本大震災 宮城県名取市 復興 取組
岩田 糧 氏(パシフィックコンサルタンツ株式会社 東京本社)
・「全国初の焼津市津波防災地域づくり推進計画策定の取組」
松尾 環 氏(日本工営株式会社)
▲まちづくりセミナーの様子
23. 品質向上委員会 平成26年度
事例
品質向上委員会「平成26 年度
結果 公表(品質向上委員会)
業務
事例 関
調査
結果を会員に公開し
ました。
【夢アイデア部会】
1. フィールド参加型第 2 回 地域課題発見 解決力 養成研修会 開催(共助研)
イベント名:共助研 「フィールド参加型第 2 回 地域課題発見 解決力 養成研修会
開 催 日:平成26年11月14日(金) 15日(土)
場
所:長崎県雲仙市田代原地区
参 加 者:13名(9社)、学生30名
内
容:フィールド調査(ミヤマキリシマ保全地区等)、グループ討議初日(問題分析)、グループ討議 (目的分析、
選択)
基 調講演:
若手技術者
保全活動 合同討論会 成果発表
期待・・・土木研究所と大学の経験を踏まえて
▲フィールド参加型第 2 回 地域課題発見 解決力 養成研修会 様子
2. 「夢・アイデア募集」( 企画委員会)
イベント名:夢アイデア募集
18
開 催 日:平成 26 年 7 月 1 日(火) 平成26年10月15日(水)
応 募 者:61編
内
容:この企画は、みなさまが思い描く"私たちのまち・地域"像 具体化
立
目指
地域
関
大
夢
良
個性的
こどもさんや主婦の方からのアイデアも大歓迎です。
【提案募集パンフレット】
3. 夢
交流会 2014」の開催( 企画委員会)
イベント名:夢
交流会2014
開 催 日:平成26年11月29日(土)
場
所:福岡国際
(西日本新聞会館16階)
参 加 者:166名
内
容:10 名 応募者
夢
発表 行
参加
皆
投票 審査委員会 審査
「最優秀賞」1 編、「優秀賞」3 編、「佳作」6 編の各賞が選ばれました。
また応募作のなかから「特別賞」7 編、「審査委員特別賞」2 編も選ばれました。
【審査委員会メンバー】
審査委員長
玉川 孝道 氏 / 西日本新聞社 元副社長
審査委員
平井 秀輝 氏 / 国土交通省九州地方整備局企画部長
審査委員
藤木 秀則 氏 /九州観光推進機構 副本部長
審査委員
松永 千晶 氏 / 九州大学大学院工学研究院 助教
審査委員
牧 圭子 氏 / 道守長崎会議代表世話人
審査委員
植田 薫 氏 / 建設
協会九州支部支部長
19
役
広 募集
賞
作品名
応募者
最優秀賞
"復活!九大跡地 農業 "プロジェクト
今長谷 茉里
(1 編)
優秀賞
福岡都市高速をもっと楽しく活用!
&
(3 編)
佳作
(6 編)
100 万ドルの夜景を楽しむナイト 進
有三
&
手摺りのある街
関岡 孝子
燻製が廃材を資源へと変える
松瀬 健治
隣
窓 作
!
寄 添 福岡 目指
水城歴史公園
緒方 愛実
」
古代官道 東門
通
青木 利憲
風を背に道の駅を楽しもう!
赤星 文生
ホイールアートと花いっぱいの街づくりを
北原 春義
Noman-Shop PROJECT
CORE'RA
梅森晴子、岡村 渉
小山奈央美 佐藤太紀
吉田有希奈
寄生する美術館
山田 寛
特別賞
Yume-pedia の開設
矢ヶ部輝明
(7 編)
あの頃に戻れたら・・・
越路
高齢者だから出来る夢づくり
中学生 夢 膨
夢 追
福岡京築地域 大分北部 広域連携
東
緒方 義幸
赤司信義(とよのくに連携会議)、
鱒渕和裕(福岡側地域代表)、
吉野 晃、(大分側地域代表)
景観の広告
藤原 祐太
ゲリラハット
井上 恵一、堀 真美
球形で休憩
三栗野鈴菜 吉川
兵藤安季紗 國丸慶太郎
百田 直美
審査委員
特別賞
(2 編)
通ればわかる!地域情報
林田 紗英
あったらいいな!こんな家
林田
20
咲輝
21
22
23
夢アイデアコラム
■原点回帰 NO.5 真に問わるべきは何か? (掲載日:平成26年8月)
PCT 工法
従来
工法 上索(上側
索間 適当数 吊索
緊張
組んだ後、両 PCT 間 横
渡
全体
両端
定着
下索 加
Pretensioned Cable Truss(PCT) 形成
上 縦板 並
延岡で架設会社を経営する友人らと 10 年掛
上策 荷重分担率 非常 低減
) 下
作業足場
平行二面
地上作業 形 橋本体 組 立
開発
工法
安全 迅速施工性 下索
利点 特 評価
両
科学技術庁長官賞 発明協会会長賞
作用
数々 受賞
にも与ったのだったが、特許発効後間もなく、某社による侵犯とおぼしき事件が起こったので、審判へ持ち込んだところ、特許請求
文面
構成
測器 上索 下索 吊索 全索
各索 中間 計測器 挿入
挿入
のである。閉合トラスを構成する 3 索
各索
2 索
挿入
対
如
2 索 計測
each cable ではなく all cables
張力 測定
特許侵犯
本件 場合
当
」と退けられた
残索 応力 計算 容易 解
意味
解釈
結局学理
計
明明白白
常識
国語論争 押 切
った。
【渡辺氏の特許範囲を超えて何か新規のアイデアが込められているならまだしも、「白馬は馬にあらず」の詭弁にも似た抗弁ではな
いか。(コラム担当 T 生)】
昭和 56 年 1 月 宮崎県西都市 一 瀬川支流 架
速川神社参拝橋
破断
落橋し、初詣での参
拝客数人が死傷するという悲惨な事故が発生した。当日が大安吉日であったのことも話題となって巷間を揺さ振った。「事故調
査委員会」が設置され、各部門から専門家が招集され、筆者もその一員として原因究明に加担した。一方、裁判にも持ち込ま
れ、結局 6 年
結審
無罪
多
課題 残
後味 苦 結末
事故 丁度 1 年前 筆者 偶々同神社 詣
低
(
推測
垂 下
量) 余
実 渡橋中 異様 予感 襲
小
水平力 過大
破断 可能性 予感
無論 吊橋構造 対
ぬやもとの思いで、そのまま打ち過ぎたのだったが、1 年後 惨劇発生
そして、PCT 工法特許侵犯事件
一方
て、何事に
速川橋落橋事件
特 主塔上 滑
学理的
明明白白
学理的
起
屈折
思
悪化
場合 局面
咄嗟 実感 杞憂
今尚心底深 根付
問題 国語論争 片付
予感
原点回帰 学理的追及 必要性 痛感
土木屋
主塔
今
事態 実際 勃発
理不尽 感 拭
体験 通
改
次第
文:渡辺 明 九州工業大学名誉教授
夢アイデア審査委員会 初代(平成 14 年 17 年)委員長
■原点回帰 NO.6 (掲載日:平成26年9月)
その昔、「オジチャン 学校
誰 発明
?大人 学校 行
甥
詰問
勉強嫌
な子供にとって、学校の存在は余程迷惑らしい。
幼稚園
絵描
時間 姪 書
絵
太陽 二
母親
非常識
強 咎
父親
と尋ねたところ、「だって、あの日はとっても暑かったのだもん」と返ってきた由である。
朝な夕な、鏡台の前でペタペタやっているオ姉チャンに弟が訊いた。「どうしてそんなにいつもいつもお化粧するの?」「美しくなるた
24
めよ」「じゃ、どうして美しくならないの?」
容赦
袈裟懸 一刀両断 弟 剣
姉
怒
心頭 発
当然
甥や姪そして弟らの反応の何と正直なことか。彼らの単刀直入に本質を衝く自然体の生き方は、大人側がむしろ学ぶべきでは
ないのかと此頃特に考えさせられている。
貧乏は 遺伝するかと 坊や訊き
リストラは
虎
坊や訊き
九条で ミサイルに勝てるかと 息子訊き
確
様 句 何処
以上 対
例
垣間見
政治家
本質 鋭 抉
前向
検討
実 感銘深
本音
難題 先送
場凌
走
肝心
の国家を忘れて、「己の選挙のための政治」に傾いたり、万事において「本音で本気の真剣勝負」をしなくなってきていることに、筆
者は大きな危機感を禁じ得ないのである。彼らも昔はきっと純粋な正義感に燃え、瑞瑞しい感性で輝かしい未来の国造りを目指
したに違いないのである。いつから変質したのであろうか。
現在 日本 尖閣 竹島 北方領土 etc. 問題
所謂
自民党
周辺列強 軍事力 背景
民主党
手法 裏付
特 大
事態
選挙権欲しいと思う 18 歳
違
自分 選
筈
執拗 揺 振
日本 政府
先送 軟弱外交
苦闘
確固
反省 大
主張 毅然整然
求
国 見
これはある高校生が詠んだ歌だが、きっとこれまでの大人が造った日本を、もっとましな、誇りある国に造り変えたいのであろう。
筆者 九州工大勤務時代
女
保管
与
先生
先生
出張
金 盗難 遭
感激
大学
荒
君
見舞
却
出掛
痛手 大
屋
狙
遣
言葉
事務室 女 子 頼
無論
折 行
金盗
金
給料 受取
教室 皆
言
格 上
思
言葉
う訳ですよ。先生は何も悔やむことはありませ
日銀 金 全然減
妙 説得
当夜 彼
工合
本音 隠 大人
一瞬驚
近年 若者
でも、これならきっとシャッポを脱ぐに違いない。
文:渡辺 明 九州工業大学名誉教授
夢アイデア審査委員会 初代(平成 14 年 17 年)委員長
■原点回帰 NO.7 (掲載日:平成26年 10 月)
学制 改
見学
男女共学
全員連
想像
男女 7 才
方式 登場
席 同
頃 某女子高 家庭科 料理実習
教育 中 育
剛気少年
男子禁制
の園に入る驚きの初体験であった。
実習室
幾
調理台 整然 置
れにガスバーナー、水道蛇口がずらりと並び、鍋・釜・
コンロ・食器などが台上にきちんと並べられていた。
見学
少年達 後方 二列横隊 直立不
動 整列
鍋 煮立 音 聞
始
頃 突
然、キャーッという悲鳴と共にある蛇口から水が激しく
噴 上
25
問題 調理台 一同一斉 駆 寄
締
布巾 抑
紐
止
気配
間 一面飛沫 雨 化
打
つ手なしの風情となった。
時
整然 見学
級友 一人雲山悟明君
水勢 忽 弱
後
話が飛ぶが、筆者が U.C.留学 終 明日
取替
発
現場 歩 寄
一件
隣接
蛇口 次々 開
落着
日 午前中 同
九州工大
大学 留学中 松永
成徳教授が荷造りの手伝いにと、パロアルトから遥々来て下さったのであった。
荷物を日通サンフランシスコ支店へ運び出して後、 飛ぶ鳥あとを濁さず のつもりで部屋掃除にかかって間もなく、使用中の電
気掃除機が突如轟然と唸り出したので中を開けてみたら、ローターの、十字をなした四枚羽根中の 1 枚が根元から折れていたの
であった。
何とか接ぐ方法はないか、接着剤はないか、溶接してくれるところはないだろうか、色々と考えてみたものの、生憎の日曜日です
八方塞
中で途方に暮れていた矢先、「片方の羽を折るしかありませんな」と、松永教授に言われて同調、実
行
勿論 唸
止
退去
長年気掛
吸引力 低下 見 眼
後年
感
一年間
開
彼女
世話
日本人
報告
味 機転策 講
!
ろ誉めてくれるかも」との自負さえあったことをふと思い出している。
噴出している蛇口ばかりに気をとられて、そこを封じ込めることのみを考えたり、折れた羽根を元通りに接合することだけを考える
遣り方は、大抵の場合、大方の人間が咄嗟に採る策で、他の蛇口を開いて水勢を弱めたり、片方の羽根を折ってバランスをとり
直
芸当
基本原理 理解
咄嗟
技術者
要件
る。
他の蛇口 ゆるめて 一件落着
片方の羽根も折って けりをつけ
未明
文:渡辺 明 九州工業大学名誉教授
夢アイデア審査委員会 初代(平成 14 年 17 年)委員長
■原点回帰 NO.8(掲載日:平成26年 11 月)
金融資本の方ではマネーが価値を生むが如く言うが、マネーは動くだけで、価値を生むのは人間の労働と技術革新だけだ」との
森田実氏の主張など何処吹く風、いまやマネタリズムが跋扈し、日本は国際化という名の「国境なき戦い」、市場メカニズムという
名の「仁義なき戦い」の渦中で、特に中小企業が悪戦苦闘している。
弱肉強食 必要
企業 存廃
問題
論理 強行
特
長年公共事業敵視政策 晒
されてきた建設業はコストさえ維持できない受注に追い込まれ「競争に勝って赤字を出した店」が増え続け、倒産・廃業に至った
多
異常気象 災害 多発
拘
社会資本整備 担 基幹分野 若者 集
さて、新聞・TV
打
測 唯一
即応
由由
某野球選手 契約金 幾
目安
如 喧伝
機材 人材 不足
金 多寡
導
数値至上主義
見
ぞ
大人 背中
嘆
義
上層幕閣主
根差 不祥事件 多発
若
実 醜
薬師寺 高田好胤管長
滅
人間 値
増産 加担
銀行 証券会社 食品会社
者
国家
事態 立 至
賞金王 誰
拝金物狂徒 若者
有様
通
務 観念 希薄 人間
日本
今 巷
栄
権利 主張 狂奔
闊歩
因みに、山田無文師の「むもん法話集」では、「地獄に閻魔大
王 赤鬼 青鬼
26
ると言うのは嘘で、真中にテーブルが置
いてあり、その上にはご馳走がいっぱい盛られ、周りの椅子に、左手を椅子にしばられ、右手に匙が括り付けられた旧人間たちが
座っていた」
地獄館 人
何故
思 観察
痩 細
罵 合
前者 自分
食
対
極楽館 人
極
長 匙 手繰 寄
血色 良
途中 殆 落
談笑
対
後者
互いに向かいの相手に食べさせていた」と、生還者の後日談の形で【地獄と極楽】が説かれている。
己が、己がのミーイズムと、相手のことを思いやり共生を図る生き方の差を明快に教えてくれる。
日本は今後 GDP
国力 誇示
代
文化 香
感動 世界 贈
静
国
切 思
う。
文:渡辺 明 九州工業大学名誉教授
夢アイデア審査委員会 初代(平成 14 年 17 年)委員長
■原点回帰 NO.9(掲載日:平成26年 12 月)
京大 長年 中国文学
講
吉川幸次郎教授
は、ご退官に際し「私は学生達に問題点は指摘したが、解答
は決して示さなかった。学生自身に考えさせ解答させることこそ
教育の本義だと思う」と結ばれた。
また、筆者が九大院で「応用数学」を受講した際、担当教
授 皮切
挨拶 次 通
「教壇に積んだこれらの本は、私の講義を受講する上で諸君
が購入すべき参考書である。ただし、日本の専門書は一直線
に正解を示しており、いとも簡単に解答が得られたが如き印象
与
問題
思考 推移 解決 糸口 試行錯誤
失敗の数々など、艱難辛苦の過程が開示された本こそむしろ貴重なのだ」
両先生
様
単
勉強 大切
強 説
さて、筆者はその昔、某大手ガラスメーカーの本社会議室に招かれたことがあった。ブラックトーンのデスクの上には一台の電話も
一冊 本 置
練
新
辛
人 顔 識別
企画 立
考
障害
近年
雰囲気
曾
長年天下無敵
点
色々
模索
構想
見事 仕組
思索 集中
明
満艦飾 舞台
筆者 痛感
子供 勉強部屋 覗
大自由空間
暗 灯
説明
人間
不要
程度
言
図書満載 文明 利器総動員の装備に囲まれ、携帯電話までも許された満艦飾
憂国 志士達 天下 論
日本 子供達
松下村塾 咸宣園 etc.に比べ当に「月とすっぽん」である。そして、
世界 学力
次々 敗退
原因 考
ない。
人工衛星
本
眺
猛省材料
場合
東京
日本
夜景 際立
暗闇
必要
明
分不相応 資源 消費
山隅利通氏 何
日
書
某外国人ジャーナリストが「日本人は自らは考えないで新聞・TV の主張を鵜呑みにして、そのまま鸚鵡返ししているのではない
か」とさえ言っていたが、われわれはそれぞれに暫し満艦飾の明かりを消し、TV 電源 切
己自身 頭 沈思黙考 深慮遠謀
振 構
情報戦 展開
新聞 活字
特 近年 大国 武力
中 日本 今
原点 立 返
見付
他力本願型
未明
エコはどこ 日本の夜景 明るすぎ
目 見
目 閉
人 不自由
大中ともこ
大事
何 見
本質 見
座頭市
三島由紀夫
27
各自
情報 誇大 歪曲 捏造
剣に探るべきではないのか。
人工衛星 ドバイ東京を
目 離
自主自衛 生 残 道
真
昭和 18 年 4 月 18 日 連合艦隊司令長官山本五十六大将
死
日本 致命的 打撃 受
メリカの当時の情報戦力 凄
更
諸島
彼 行動 逐一 実
情報網 捕
府首脳部 実 事前 知
行
世界大戦後
史料
戦後悉 報
日本軍
奇襲
米太平洋艦隊司令長官
卑劣 騙 討
大統領
敢
採
知
大陸
書
関連
中西輝政氏
日本 奇襲 容認
陰謀
日本
政
不干渉政策 転換
惨状 知 米国民 厭戦感情 払拭 図
暴
戦
驚嘆
※注1ステネット著の「真珠湾の真実」(平成 13 年)
宣戦布告
島上空 搭乗機 撃墜
第一次
未発掘 極秘
戦争
敗
い。日本を撃破した真の主役はローレンス・サフォードやジョセフ・ロシュフォートら、日本の外交・海軍の暗号を悉く解読した人たち
今日
支
大黒柱
述
衝撃的
忘 難
さて、昭和 43 年 6 月、九大で工事中の電算センターに米軍ファントム機が墜
落
端 発
学生運動 燃 盛
同
立 籠
過激派
屋上の機体の残骸を格好のシンボルにして、激しい反戦反基地闘争を展開し
時 九大学長
苦渋 日々 続
身 危険
危惧
される事態に及んだ。
学長
10 年来師事
休
日 月 1
言
筆者
明日
隠語
君 明日 行方不明
2 度
行
時効
意味
許
頂
告白
先生 二人 間
新聞記者 勿論 側近 大学職員
通
行先 決
言
なかった。
内憂外患乱麻 渦中 苦闘
解放して差上
先生
一念
月 1
今
2度
思
一番
恩師への貢献だったのでは、とひそかに自負してもいる。
情報技術 更 高度化
周辺
剥 取
今
個人の秘密情報までも殆ど搦め捕られているといわれている。そしてそれどころか、
覇権
国
知 働
私
見
有様
中 生 抜
更 先鋭化
抵抗
操作 歴史
改竄
余程 覚悟 周到 対策 必要
角 立 ・・・夏目漱石 持 出
庶民
情報 偽装 捏造
世
や、それが亢進して夜も眠られないほど。
一体何
孟子の根本思想は、
民 貴
為
一番尊
社稷之 次
民
注 1.
君 軽
著
戦後
略
行
是 故
民
丘民(
為政者
真珠湾 真実 (平成一三年)
脳部 事前 知
告
為
)=(衆民) 得
討
惨状 知 米国民 厭戦感情 払
人 戦 意欲 意志力 創出
・・・
願
日本軍
米太平洋艦船司令長官
卑劣
天子
奇襲
大統領
政府首
あえて知らせずに、日本の奇襲を容認し、「宣戦布
採
図
大陸
不干渉政策 転換
陰謀
描
第一次世界大
情報戦
逆 意味 記憶
文:渡辺 明 九州工業大学名誉教授
夢アイデア審査委員会 初代(平成 14 年 17 年)委員長
28
■原点回帰 NO.10 (掲載日:平成27 年 1 月)
人間 出番 鍛
成長
長
順
授業 集団活動
ABC 順 出世
他
指名
出番 与
論理 開陳
回数 多 順 成
筆者 九工大 長年教育戦線 共
した、敬愛する I 助教授であった。
それを検証すべく、早速歴史をめくってみたところ、
天野貞祐 伊藤博文 内村鑑三 江藤新平 大久保利通
Archimedes, Beethoven, Caesar, Darwin, Elizabeth
などと瞬時に著名人がアイウエオ順、ABC 順 並
本理論 妥当性 概 実証
ところで、昵懇工藤矩弘氏から次の様な話も伺った。
「五高を出て東大に進まれた G 氏は在学 1 年足
戦争 駆 出
軍籍 入
試験 選抜
60 名の中にリ
ストアップされ、その中の上からと下から 1 名ずつの 2 名編成で、『特攻機乗員』30 組が決定されたのだという。そして、29 番目に
ランクされていた G 氏
明日 出撃
前日 突然 作戦中止命令 出 (沖縄陥落
のだそうである。つまり、成績が中位であったばっかり 命拾
さて、昭和 28 年 筆者 夏休
込
頃
突如
日向 赤江灘
観念
後 判
嘗
焼玉
搭載 小
停止
名
試行 空
負 荒海
推力 失
舟 2人
乗
河口
紐付
海
舟 入
舟 沖 流
沖
続
覗 見
動
赤江灘 藻屑 消
田端義夫
復調
1 に玄海、
木 葉 様 翻弄
矢先 何 助 舟 現
実 河口 工事事務所 某職員 対岸
視野 中 筆者
間違
作業
折
実施
沖へ 1km 進
2 に遠江、3
訳
宮崎市大淀川河口 水深調査(建設省)
沖に向かって 2km に亘り、確か 30m 毎 測定
中 落
) 九死 一生 得
構
偶々横 振
職員 助平 覗見
訳
生死紙一重 人生 改
理由 生 死 分
偶々僕 生 残
不可思議 思
語
神様 落書
人生の「この日・この時」を我々は粛々と刻んでゆくしかあるまい。
一寸先 闇
人生万事塞翁 馬
若人
希望 失
夢
人生
文:渡辺 明 九州工業大学名誉教授
夢アイデア審査委員会 初代(平成 14 年 17 年)委員長
29
舟
柴北川プロジェクト通信
6 月 22 日 私
35 号
大切 日
私の誕生日。そんな日を皆さんと一緒に過ごせて、とても幸せでした!
田んぼに着くといつもの皆さんの笑顔が待っていました♪^v^
指 怪我
私 皆
優
気遣
私 見学
初参加の本村亜美さんは虫が嫌いなのにもかかわらず楽しそうに苗を植えていました。
母
皆
感謝でいっぱいです。
30
田植えが終わると美味しいレディースの方の愛情お弁当♪
光
飯粒 地元 お野菜などあまりの美味しさに思わずホッコリ。
食事中も私の大好きな神楽を楽しみ、
後 濱田
考案 紙飛行機大会 子供 大人 大盛 上
31
楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰る時間になりました。
帰りに渡邉さんから美味しい地酒と(私の酒好きが広まりつつあります(^_^;))
三浦さんから、素敵な縦笛をいただきました。
大塚さんのお姉さんが縦笛のケースを作ってくださって、
心暖まるプレゼントに大感激です!
今年
米 出来 楽
私たちの素敵な想い出がまた一つ増えました♪
私 庭
三浦
綺麗 飾
風に吹かれてクルクル嬉しそうに回っています。
本当にありがとうございました☆ミ
(文責:武市)
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2
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H P.
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