...

エンジンを始動する前に点検しましょう

by user

on
Category: Documents
12

views

Report

Comments

Transcript

エンジンを始動する前に点検しましょう
03/02/05 18:30:41 30ZA0T00_006
エンジンを始動する前に点検しましょう
点検は平坦な場所でエンジンを水平にし、エンジンを停止して行ってください。誤ってエンジンがかからないよう
に点火プラグ キャップを外してください。
各部の名称と点検箇所
ラジエータ
エア クリーナ
(空気清浄器)
オーバーヒート/
油圧警告灯
オーバーヒート/
油圧警告灯
リセット
スイッチ
エンジン
スイッチ
エンジン
スイッチ
ラジエータ液
ドレン プラグ
3Aチャージ コイル
タイプ
オイル フィルタ
点火プラグ
ラジエータ液補助タンク
エンジン号機/
タイプ打刻位置
給油キャップ
排油ボルト
5
ドレン チューブ
03/02/05 18:31:00 30ZA0T00_007
バッテリの取付け
・ バッテリを取扱うときは風通しのよいところで行いショートによる火花に注意し、火気を近づけないでくだ
さい。バッテリからは可燃性のガスが発生しているので爆発の危険があります。
・ バッテリ液面が下限以下のままで使用または充電はしないでください。バッテリ液面が下限以下のままで使
用または充電をするとバッテリの劣化を早めたり、破裂(爆発)の原因となるおそれがあります。破裂
(爆発)
の場合は、重大な傷害に至る可能性があります。
・ バッテリ液は希硫酸です。目や皮膚に付くとその部分が侵されますので十分注意してください。
万一、付着した時はすぐに大量の水で少なくとも15分以上洗浄し、専門医の診断を直ちに受けてください。
・ バッテリは12V-35AH以上の仕様のものを使用してください。
で断面積が 8
・ バッテリとエンジンの間のコードは自動車専用ビニール被覆電線(低電圧用)
以上のもので圧着端
子付きを使用してください。コード長さは1.5 m以内にしてください。
・ バッテリ端子にグリース等を塗布し保護してください。さらに⃝
+端子にはカバーをしてください。
・ 端子のゆるみ、腐触は接触不良の原因となります。
ゆるんでいるときは確実に締付けてください。端子に白い粉が付いている場合は、お湯で清掃し、グリースを塗
布してください。
バッテリ コードの接続
バッテリ コードの接続は必ず次の手順で行い、取外しは逆の手順で行ってください。誤るとショートする場
合があります。
1.バッテリの⃝
+側コードを図のようにスタータ マグネチック
スイッチの⃝
+端子に確実に接続します。
2.バッテリ アース コードを確実に本機にアースさせます。
3.バッテリ コードの⃝
+端子をバッテリの⃝
+ターミナルに接続し、
次に⃝
−端子を⃝
−ターミナルに接続します。
(−)
コード
スタータ マグネチック
スイッチ
バッテリ+側コード
オーバーヒート/油圧警告灯
リセット スイッチ
ラジエータ液の温度が高くなったり、油圧が低くなった場
合に点灯し、エンジンが停止します。
点灯した場合はエンジン スイッチを“OFF”
(停止)にし、エ
ンジン オイル、ラジエータ液を点検してください。
リセット スイッチが切れエンジンが停止した場
合は原因を調べてから、リセット スイッチを押
し
“ON”にします。
ON
: 回路が接続する
OFF : 回路が切れる
警告灯
警告灯
エンジン スイッチ
エンジン
スイッチ
10Aチャージ コイルタイプ
エンジン
スイッチ
3Aチャージ コイルタイプ
リセット スイッチ
3Aチャージ コイル タイプ
6
03/02/05 18:31:20 30ZA0T00_008
エンジンを始動する前に点検しましょう
点検は平坦な場所でエンジンを水平にし、エンジンを停止して行ってください。誤ってエンジンがかからないよう
に点火プラグ キャップを外してください。
エンジン オイルの点検
《点検》
・ エンジンを水平にしてオイル給油キャップの回りを清掃します。
・ オイル給油キャップを外し、ゲージ部のオイルを拭取ります。
・ オイル給油キャップをオイル注入口に差し込み、上限までオイ
ルがあるか点検してください。
《補給》
・ 不足している場合は、新しいオイルをオイル レベル ゲージの
上限まで補給します。
・ 汚れや変色が著しい場合は交換してください。(交換時期、方法は
12頁参照)
《推奨オイル》:(4サイクル ガソリン エンジン オイル)
Honda純正 ウルトラU汎用(SAE10W-30)
またはAPI分類SE、SF、SG級相当のSAE10W-30オイル
をご使用ください。
給油キャップ
上限
オイル粘度
下限
温度比較表
SAE
温度
・ 低温時(気温10°C以下)では、Honda純正ウルトラU汎用SAE10W-30のオイルをご使用ください。
・ 寒冷時(気温−15°C以下)では、Honda純正汎用寒冷地オイルSAE5W-30またはAPI分類SE、SF、SG級相当
のSAE5W-30のオイルをご使用ください。
・ オイル給油キャップは確実に締付けてください。締付けがゆるいとオイルが漏れることがあります。
ウイング ナット
エア クリーナ(空気清浄器)
の点検
ろ過部
(紙製)
1.ウイング ナットを外します。
2.エア クリーナ カバーを外し、ろ過部(ウレタン)が汚れていな
いか点検します。
・汚れのひどい場合は清掃をしてください。(清掃方法は14頁参
照)
・ろ過部(ウレタン)が汚れているとエンジン性能および燃費が
低下します。
ろ過部
(ウレタン)
エア クリーナ
カバー
ラジエータ カバーの点検
1.ラジエータ カバーに、ワラやゴミ等が付着していないか点検します。
2.ラジエータ カバーが汚れているときは取外し清掃してください。
ラジエータ
7
カバー
03/02/05 18:31:38 30ZA0T00_009
ラジエータ液(冷却水)
の点検
・ エンジン運転中や、エンジン停止した直後などラジエータ液の温度が高いときに、ラジエ
ータ本体のキャップを外すと蒸気や熱湯がふき出しやけどをするおそれがあります。ラジ
エータ液の温度が十分に下がってから、布切れなどでキャップを包み静かに開けてくださ
い。
・ ラジエータ本体のキャップは補助タンクが空になったときやラジエータ液を交換するとき
以外は開けないでください。
補助タンクのラジエータ液を点検します。
不足している場合は補助タンク キャップを外し“ MAX ”
(上限)
まで補給してください。
・ 指定ラジエータ液を薄めてご使用ください。
・ 液面は暖機時に上がり、冷機時に下がりますがエンジン温度
に関係なく“MAX”
(上限)まで補給してください。
《指定ラジエータ液》・・・・・・・
・・Honda純正ウルトラ ラジエータ液
《標準濃度》 ・・・・・・・
・・・・・・・
・・
・・
・・
・・・
・・
・・
・・ 30%
(寒冷地:50%)
ラジエータ原液を規定濃度に薄めるときは上水道水(軟水)を
使用してください。
指定以外のラジエータ液や、上水道水(軟水)以外の水を使用
すると錆、凍結、オーバーヒートなどの原因となります。
補助タンク
キャップ
補助タンク
上限
バッテリの点検
・ バッテリに接続されているコードはすべて取外してから行ってください。
・ バッテリを取扱うときは風通しのよいところで行いショートによる火花に
注意し、火気を近づけないでください。バッテリからは可燃性のガスが発
生しているので爆発の危険があります。
・ バッテリ液面が下限以下のままで使用または充電はしないでください。バ
ッテリ液面が下限以下のままで使用または充電をするとバッテリの劣化を
早めたり、破裂(爆発)の原因となるおそれがあります。破裂(爆発)の場合
は、重大な傷害に至る可能性があります。
・ バッテリ液は希硫酸です。目や皮膚に付くとその部分が侵されますので十
分注意してください。
万一、付着した時はすぐに大量の水で少なくとも1
5分以上洗浄し、専門医
の診断を直ちに受けてください。
+側から接続し、外す
・ バッテリの結線は正確に行ってください。接続時は⃝
ときは⃝
−側からはずしてください。工具などが接触するとショートする場
合があります。
上限
下限
・ バッテリの液面が上限と下限の間にあれば正常です。
・ バッテリ液が少ないときはキャップを外して蒸留水を上限まで補給してください。
・ キャップの通気孔の詰まりがないことを点検します。
・ バッテリの接続がまちがっていないか、また締付けナットがゆるんでいないか点検してください。
8
Fly UP