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「だいすきだよ」~いえのしごとをやってみよう
第1学年 生活科学習活動案 平成19年11月21日(水)2校時 指導者 1.単元名 田辺 安曇 「だいすきだよ」~いえのしごとをやってみよう~ 2.単元について 本学級の児童は、非常に意欲的で、どの活動にも興味を持って楽しく活動している。学校生活に も慣れて、積極的に自分が良いと思ったことに取り組んだり、周りの友だちの様子に気を配り、声 をかけたり手伝ってあげたりする姿も多く見られるようになってきている。自分に役割や仕事を与 えられることが喜びになり、さらに頑張ろうとする気持ちが伝わってくる。この単元を通して、家 庭の仕事に挑戦するなかで、自分にできることを見付けたり、うまくできるようになったりするこ とに喜びを感じ、また失敗もしながら学び、大きく成長してほしいと考えている。 また、本単元では家庭の仕事を調べたり、している様子を観察したり、実際に手伝ったりしてい くことで、家族とのふれあいを持つことができる。家庭の仕事を見付けさせる活動から、家族の思 いや支え合いに気付き、自分にもできる役割がないか考えたり、家族の一員であるという気持ちを 持たせ、家庭生活と自分とのかかわりについて見つめ直したりする機会を作っていけるようにした い。さらに、手伝いや実践を通して、仕事の大変さやしてくれている人の気持ちに気付き、家族に 対する感謝の心を育てたい。家族の一員として、役に立っていることを実感し、自信を持つことで、 自分のことは自分で行い、自ら規則正しく健康に気を付けて生活できることを目標に目指したいと 考えている。 そのために指導にあたっては、家庭の様子に配慮しながら、子どもたちが意欲を持って学習に取 り組めるよう、教師の願いを通信などを通して家庭に知らせ、協力を呼びかけていくようにする。 また、子どもたちの意見も取り入れ、学校でも家庭の仕事を友だち同士で協力し合いながら体験さ せ、家庭でやりたいという自信を持たせていけるようにしたい。 本単元は、小学校指導要領 生活 内容(2)を主として受けている。 3.単元の目標 ○家庭での生活や家族のことに興味・関心を持ち、自分でできる役割に進んで挑戦する。 ○家族のことや自分でできることを考え、調べたことや考えたことを分かりやすくまとめたり、 表現したりする。 ○家庭生活は家族のあたたかさや家族の仕事によって支えられていることに気付く。 4.単元の評価規準 単 元 の ま と ま り ご と の 評 価 規 準 生活への関心・意欲・態度 活動や体験についての思考・ 身近な環境や自分についての 表現 気付き 家庭での生活や家族のことに、 家族のことや自分でできるこ 家庭生活は家族のあたたかさ 興味・関心を持ち、自分にでき とを考え、調べたことや考えた や家族の仕事によって支えら る役割にすすんで挑戦するこ ことを分かりやすくまとめた れていることに気付くことが とができる。 り表現したりすることができ できる。 る。 単 元 の 具 体 の 評 価 規 準 (1)生活への関心・意欲・態 度 (2)活動や体験についての 思考・表現 (3)身近な環境や自分につい ての気付き ①自分の生活をふりかえり、家 ①家族でのふれ合いを思い出 ①家庭には、色々な仕事や活動 族の存在に目を向けようと し、うれしかったことを書い があり、家族が仕事や活動を している。 たり、発表したりできる。 していることに気付く。 ②見付けた家庭の仕事を話す ②家庭の仕事をしている家族 ②家族がしている仕事をすす んで見付けようとする。 ことができる。 ③自分にできることを探し、家 ③家族の人がしている仕事の でやってみようと心がけた 良さを考え、発表することが り、実行したりしようとす できる。 る。 ④自分のことは自分で行い、さ らに、家族に喜んでもらえる ことを見付けようとしてい る。 ⑤これからも継続して続けら れる仕事や手伝いを見付け、 続けて実践しようとしてい る。 ④家で自分がしたことを記録 し、友達に伝えることができ る。 の気持ちに気付く。 ③家庭において、自分ができる 手伝いがあることに気付く。 ④家庭の仕事の大変さに気付 き、家族への感謝の気持ちを 持てる。 ⑤意欲的に家庭の仕事・手伝い ⑤仕事をして感じた家族への に取り組む自分の成長や友 感謝の気持ちを、言葉や手紙 だちの頑張りに気付くこと で表現することができる。 ができる。 5.活動及び評価計画(全 11 時間扱い) 時数 5 学 習 活 動 教師の支援 評価規準・評価方法 (1)-①② いえでこんなことをしたよ (2)-①②③ ○家族で過ごしたときを思い出し、楽 ・家族とのふれ合いを思 しかったことや言われてうれしか い出させ、家族の存在 (3)-① った言葉を見付け、紹介し合う。 に目を向けさせる。 発表・表情・つぶや ○家族の人がしている仕事を見付け ・音クイズを取り入れ、 る。 ○仕事をしている様子を観察したり、 き・お仕事カード 興味をふくらませて学 習意欲を高める。 手伝ったりする。 3 しごとめいじんになれるかな ○仕事に挑戦する。 (1)-② ・仕事をみんなで楽しみ (3)-② ・洗濯物たたみ ながらこなし、上手に 行動・発言・表情・ ・お弁当箱洗い なったことを実感さ つぶやき ・電話の応対 せ、自信を持たせる。 ・上ばき洗い 2 (1)-③ いえでもチャレンジ!! ○自分ができる仕事を見付け、家庭で 実践する。 ・家庭に連絡し、協力を 得る。 ○自分がした仕事をカードに書いて、 ・実践を紹介し合い、自 紹介する。 (2)-④ 実践・行動・発表・ お仕事カード 分に無理なくできる仕 事を見付けられるよう にする。 1 (1)-④ みんなだいすきだよ ○家族に手紙を書く。 ・家族の人の気持ちに寄 (2)-⑤ り添って考えられるよ (3)-③④ う声かけする。 手紙・がんばり表 6.本時の活動(本時3/11) (1)目標 ・家族の人がしている仕事に興味を持ち、お手伝いに挑戦しようとする。 (2)準備物 ラジカセ、掲示シート、おためしお仕事カード、ふりかえりカード (3)展開 主な学習活動 1,クイズをする。 「なんの音かな?」 ・ 掃除機をかけている。 教師の支援・かかわり 評価規準・方法 ○音クイズをすることで、興味を ふくらませ、家庭の様子を思い 出すようにする。 ・ 洗濯をしている。 ○仕事をしたことがあるか聞き、 ・ 料理をしている。 自分の生活を振り返ることがで ・ ふとんを干している。 きるようにする。 ・ 食器洗いをしている。 ○その仕事をしなかったらどうな ☆家庭の仕事をす で話し合い、発表する。 るか質問し、仕事の意味を考え すんで見付けよ 活動1で出た答えの他に・・ られるようにする。 うとしている。 2,家庭の仕事を見付けて、隣どうし ・ 洗濯物たたみ ○家事に関する仕事の価値に気付 ・ 買い物 いている意見を取り上げ、家族 ・ トイレやお風呂の掃除 の気持ちに迫れるようにする。 (発表・つぶやき) ・ ゴミ捨て ・ 弟、妹の世話 ・ 花の水やり 3,見付けた仕事の中で、手伝ってみ ○実際に手伝いをすることで、仕 ☆家事に関する仕 たい仕事を考え、「おためしお仕 事をしている様子を観察した 事のお手伝いに 事カード」を書く。 り、上手にできるコツに気付く 挑戦しようとし よう助言する。 ている。 ○意欲が持続するように家庭に連 絡し、協力を呼びかけるように する。 4,ふりかえりカードを書く。 ○感想等が苦手な児童がいるの で、机間指導をし、助言する。 (表情・ お仕事カード) (お仕事カード) おためし おしごと カード 名まえ〔 〕 ☆ じぶんが やってみたい しごと ☆ おいえで ちょうせんした しごと ☆ ここが うまく できたよ! ☆ ここが うまく できなかったよ・・。 ☆ おいえの 人に おしえて もらったこと (だいじな コツ!) ☆ おしごとを して おもったこと (ふりかえりカード) がくしゅう ふりかえり カード 名まえ ♪ きょうの べんきょうは たのしかった ですか? ♪ とても たのしかった あまり たのしかった たのしくなかった ♪ じぶんの いけんを となりの おともだちや みんなに はなせましたか? ♪ たくさん できた あまり できた できなかった ♪ おいえの しごとを てつだいたい ですか? ♪ いっぱい てつだいたい あまり てつだいたい したくない ♪ せんせいの はなしは わかりやすかった ですか? ♪ よく わかった だいたい わかった わからない ところがあった ♪ おもった ことや かんがえた ことを なんでも かきましょう。♪