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「第三代横綱 丸山権太左衛門 銅像」

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「第三代横綱 丸山権太左衛門 銅像」
「第三代横綱
丸山権太左衛門
銅像」
「道の駅よねやま」の入口で訪れる人々を威風堂々と出迎えているのが、米山町中津山出身の
第三代横綱丸山権太左衛門(本名:芳賀銀太夫)の銅像です。
この銅像は横綱丸山の功績を世に讃えるべく、彫刻家海野健治氏(米山町桜岡出身)が制作し、
平成10年道の駅がオープンと同時に披露されました。
若いころから非常なる大男で力持ちだった丸山には数多くの逸話が残されております。なかで
も秋の収穫時に馬と同じ分量の稲束を背負って運び、狭い道で領主と出会ったさい、その馬を四
肢ぐるみ持ち上げ堀をまたいで道をあけ平伏したという「昔ばなし」が今日に伝えられています。
伊達藩出身の力士が江戸相撲の中心だったころに力士を志した丸山は、17歳のときに江戸に
上り、仙台出身の名力士・七ツ森折右衛門のもとに入門しました。その頃すでに身長は六尺五寸
(約197㎝)、体重四十三貫(約166㎏)、手形は長さ 8 寸(約 24.2cm)であったといわれ、1
749年(寛延2年)37歳で横綱の免許を受けましたが、その3ヵ月後に従業先の長崎で悲運
な死を遂げました。
お墓は長崎市本河内町に在り今も町内の人々によって供養されています。郷里の中津山松寿院
境内には遺髪、遺品を納めている「丸山堂」があり、墓碑が安置されています。
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