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子どもの応急手当
子どもの応急手当 品目 たばこ(2cm以下) たばこ(2cm以上は危険) 灰皿の水 水か牛乳を飲ませる 吐かせる その後の処置 何も飲ませない ○ 様子観察 何も飲ませない ○ ○ × ○ ○ 何も飲ませない × 子どもの応急手当 ●誤飲(飲み込んだ物によって対応が違います) 1.吐かせてよいものかを確認します。(下表) 2.吐かせてはいけないものの場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。 3.吐かせてよいものの場合、口の中に残っているものをすべて指でかき出します。 水か牛乳をコップ1~2杯ほど飲ませた後、のどの奥に指を入れ、舌の付け根を押して 吐かせます。 ※医療機関に行く時は、誤飲した物の容器・吐いた物などを持っていきましょう。 漂白剤・かびとり剤 トイレ用洗剤 タイル用洗浄剤など 医薬品 ボタン電池 マニキュア・除光液 すぐに 医療機関へ 農薬・殺虫剤 灯油・ベンジン シンナー・ガソリン ガラスの破片・針 ヘアピンなど 香水・ヘアトニック ナフタリン ○ 牛乳は不可 芳香剤・消臭剤 ○ 医療機関へ ○ 41 KG置賜地域_広告なし.indd 41 2015/06/03 13:55:57 子どもの応急手当 ●ひきつけを起こした 1.あわてずに衣服をゆるめ、顔を横に向けて静かに寝かせます。 2.高熱がある時は、冷たいタオルなどで冷やします。 3.一般的に、5分以内で治まることが多いですが、ひきつけの時間を計っておきましょう。 ※無理にスプーンなどで口をこじあける必要はありません。 ●溺れた 1.急いで水から引き上げます。 ※海、川、湖などで溺れている人の救助は、専門家に任せるのが原則です。 2.反応がなく、普段通りの呼吸をしていなければ心肺蘇生法を行います。 ※水を吐かせるために腹部を圧迫しないでください。 ●のどに物を詰まらせた ・傷病者に反応がある場合 1.窒息と判断すれば、ただちに119番通報をだれかに依頼し異物除去を開始します。 2.救助者の片腕にうつ伏せに乗せ、頭が低くなるような姿勢とし、乳児の顔を手で固定し て、もう片方の手のひらで背中の真ん中を力強く、連続して数回たたきます。 ※子どもが大きい場合は体と顔を横向きにして同じく、手のひらで背中の真ん中を力強 く、連続して数回たたきます。 ・傷病者に反応がない場合・なくなった場合 ただちに心肺蘇生法の手順を開始します。 ●やけどした 1.すぐに、水道水などの清潔な流水で十分に冷やします。衣服を着ている場合は、脱がさ ずに衣類ごと冷やします。 2.氷やアイスパックを使って長時間冷やすと、冷えすぎてしまいかえって悪化することが あるので注意しましょう。 3.広い範囲にやけどをした場合は、やけどの部分だけでなく、体全体が冷えてしまう可能 性があるので、10分以上の冷却は避けてください。 42 KG置賜地域_広告なし.indd 42 2015/06/03 13:55:58