Comments
Description
Transcript
MarketAnalyzer 『計算ツール』で使用できる関数
MarketAnalyzerで使用できる関数 MarketAnalyzer 『計算ツール』で使用できる関数 技研商事インターナショナル株式会社 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 1 MarketAnalyzerで使用できる関数 1.Ifnull関数 Ifnull( num1,num2 ) 数値型変数( num1 )の値から空白値を検索し、指定した値( num2 )に置き換えま す。値が入っている場合は、その値を戻します。 引数 内容 num1 空白値を検索する数値型変数名を指定します num2 空白値を置き換える数値を指定します。 例:顧客増減数 = Ifnull(顧客数04,0) - Ifnull(顧客数03,0) 『顧客増減数 = 顧客数04 – 顧客数03』という計算式を用いて顧客増減数を算 出した場合、「顧客数04」もしくは「顧客数03」のどちらかが空白値の場合、計算 結果が空白値になります。 「顧客数04」、「顧客数03」に、Ifnull関数を使用して空白値を0に置き換えて計 算することで、計算結果が空白値になることを防げます。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 2 MarketAnalyzerで使用できる関数 この行のように、計算に使用する変数のどちらかが空白値の場合 Ifnull関数を使用して計算した場合 『 顧客増減数 = Ifnull(顧客数04,0) - Ifnull(顧客数03,0) 』 「顧客増減数」に値が入ります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. Ifnull関数を使用せずに計算した場合 『 顧客増減数 = 顧客数04 - 顧客数03 』 「顧客増減数」が空白値になります。 3 MarketAnalyzerで使用できる関数 2.Round関数 Round( num1,num2 ) 数値データ( num1 ) の小数点以下を指定した位(num2 )まで求めるように四捨 五入します。num2 が負の値の場合は、整数部 num2 の位を四捨五入します。 引数 内容 num1 データを四捨五入する数値データを指定します num2 算出する位を指定します。 例:顧客シェア = Round( 顧客数04 / 人口 * 100 , 3 ) 顧客数が10人、人口が300人のエリアに対して、『顧客シェア = 顧客数04 / 人 口 * 100』という計算式を用いて顧客シェアを算出した場合、顧客シェアの値は、 「3.333333・・・」となります。。 上記の例のようにRound関数を使用して計算した場合は、少数点第3位までの 値を算出するため、小数点第4位で四捨五入するので、顧客シェアの値は、 「3.333」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 4 MarketAnalyzerで使用できる関数 この行のように、 「顧客数04」の値が204 「人口」の値が3099 というメッシュの場合 Round関数を使用して計算した場合 『 顧客シェア = Round(顧客数04 / 人口 * 100 , 3) 』 「顧客シェア」に小数点第3位まで求められた(小数点第4位 で四捨五入した) 6.583 が入ります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. Round関数を使用せずに計算した場合 『 顧客シェア = 顧客数04 / 人口 * 100 』 「顧客シェア」には 6.58276863504356 が入ります。 5 MarketAnalyzerで使用できる関数 3.Truncate関数 Truncate( num1,num2 ) 数値データ( num1 ) の小数点以下を指定した位(num2 )まで求めるように、そ れ以降の桁を切り捨てます。num2 が負の値の場合は、整数部 num2 の位を切り 捨てます。 引数 内容 num1 データを切り捨てる数値データを指定します num2 算出する位を指定します。 例:顧客シェア = Truncate ( 顧客数04 / 人口 * 100 , 3 ) 顧客数が10人、人口が300人のエリアに対して、『顧客シェア = 顧客数04 / 人口 * 100』という計算式を用いて顧客シェアを算出した場合、顧客シェアの値は、 「3.333333・・・」となります。。 上記の例のようにTruncate関数を使用して計算した場合は、少数点第3位まで の値を算出するため、小数点第4位以降を切り捨てるので、顧客シェアの値は、 「3.333」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 6 MarketAnalyzerで使用できる関数 この行のように、 「顧客数04」の値が204 「人口」の値が3099 というメッシュの場合 Truncate関数を使用して計算した場合 『 顧客シェア = Truncate(顧客数04 / 人口 * 100 , 3) 』 「顧客シェア」に小数点第3位まで求められた(小数点第4位以降 を切り捨てた) 6.582 が入ります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. Truncate関数を使用せずに計算した場合 『 顧客シェア = 顧客数04 / 人口 * 100 』 「顧客シェア」には 6.58276863504356 が入ります。 7 MarketAnalyzerで使用できる関数 4.Ceiling関数 Ceiling( num1 ) 数値データ( num1 ) の小数点以下を切り上げて、整数値を求めます。 引数 内容 num1 小数点以下を切り上げる数値データを指定します 。 例:顧客シェア = Ceiling ( 顧客数04 / 人口 * 100 ) 顧客数が10人、人口が300人のエリアに対して、『顧客シェア = 顧客数04 / 人口 * 100』という計算式を用いて顧客シェアを算出した場合、顧客シェアの値は、 「3.333333・・・」となります。。 上記の例のようにCeiling関数を使用して計算した場合は、少数点以下を切り上 げた整数値を算出するため、顧客シェアの値は、「 4 」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 8 MarketAnalyzerで使用できる関数 この行のように、 「顧客数04」の値が204 「人口」の値が3099 というメッシュの場合 Ceiling関数を使用して計算した場合 『 顧客シェア = Ceiling(顧客数04 / 人口 * 100) 』 「顧客シェア」に小数点以下を切り上げた 7 が入ります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. Ceiling関数を使用せずに計算した場合 『 顧客シェア = 顧客数04 / 人口 * 100 』 「顧客シェア」には、6.58276863504356 が入ります。 9 MarketAnalyzerで使用できる関数 5.Floor関数 Floor( num1 ) 指定した数値データ( num1 ) 以下の最大の整数値を求めます。 引数 内容 num1 整数値を求める数値データ を指定します。 例:顧客シェア = Floor ( 顧客数04 / 人口 * 100 ) 顧客数が10人、人口が300人のエリアに対して、『顧客シェア = 顧客数04 / 人口 * 100』という計算式を用いて顧客シェアを算出した場合、顧客シェアの値は、 「3.333333・・・」となります。。 上記の例のようにFloor関数を使用して計算した場合は、「3.3333・・・」以下の最 大の整数値を算出するため、顧客シェアの値は、「3 」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 10 MarketAnalyzerで使用できる関数 この行のように、 「顧客数04」の値が204 「人口」の値が3099 というメッシュの場合 Floor関数を使用して計算した場合 『 顧客シェア = Floor (顧客数04 / 人口 * 100) 』 「顧客シェア」に は、 6.58276863504356 以下の最大の整数値 6 が入ります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. Floor関数を使用せずに計算した場合 『 顧客シェア = 顧客数04 / 人口 * 100 』 「顧客シェア」には、6.58276863504356 が入ります。 11 MarketAnalyzerで使用できる関数 6.Abs関数 Abs(num1) 数値型変数( num1 )を、符号が付かない絶対値に変換して返します。 引数 内容 num1 絶対値に置き換える数値型変数名を指定します。 例:増減数絶対値= Abs(顧客増減数) 箇所によってはマイナスが存在する「増減数」に、Abs関数を使用することで 符号を外した絶対値を返すことが出来ます。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 12 MarketAnalyzerで使用できる関数 この行のように、数値にマイナスが含まれている場合 Abs関数を使用して計算 『”増減数絶対値” = Abs(“増減数”)』 マイナスの符号が取れた「絶対値」が「増減数絶対値」欄に返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 13 MarketAnalyzerで使用できる関数 7.Greatest関数 Greatest(num1,num2,num3…) 複数の数値型変数( num1,num2,num3… )のうち、最も数値が大きいものを返し ます。 引数 内容 Num1 最大値を比べる対象となる変数を設定します。 Num2 以降 最大値を比べる対象となる変数を設定します。 Num1と同様です。 例: "比較最大値" =Greatest( "07年" , "08年" , "09年" ) 例えば「07年」が「1」、08年が「5」、「09年」が「3」となっている場合 この式を使用することで、この中の最大値である「5」が返されます。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 14 MarketAnalyzerで使用できる関数 「07年」「08年」「09年」のデータから その最大値を表示させたい Greatest関数を使用して計算 『"比較最大値" =Greatest( "07年" , "08年" , "09年" )』 3つのデータを比較した最大値が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 15 MarketAnalyzerで使用できる関数 「07年」「08年」「09年」のうち、一部のデータに 空白がある場合、結果が反映されませんが Ifnull関数を使うことで、指定した値を代入する ことが出来ます。 本項では「0」を代入します。 Greatest関数とIfnull関数を併用して計算 『"比較最大値" =Greatest( Ifnull("07年“,0) , Ifnull("08年“,0 , Ifnull("09年“,0) )』 空白部に「0」が代入された上での最大値が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 16 MarketAnalyzerで使用できる関数 8.Least関数 Least(num1,num2,num3…) 複数の数値型変数( num1,num2,num3… )のうち、最も数値が小さいものを返し ます。 引数 内容 Num1 最小値を比べる対象となる変数を設定します。 Num2 以降 最小値を比べる対象となる変数を設定します。 Num1と同様です。 例: “比較最小値" =Least( "07年" , "08年" , "09年" ) 例えば「07年」が「1」、08年が「5」、「09年」が「3」となっている場合 この式を使用することで、この中の最小値である「1」が返されます。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 17 MarketAnalyzerで使用できる関数 「07年」「08年」「09年」のデータから その最小値を表示させたい Least関数を使用して計算 『“比較最小値" =Least( "07年" , "08年" , "09年" )』 3つのデータを比較した最小値が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 18 MarketAnalyzerで使用できる関数 「07年」「08年」「09年」のうち、一部のデータに 空白がある場合、結果が反映されませんが Ifnull関数を使うことで、指定した値を代入する ことが出来ます。 本項では「0」を代入します。 Least関数とIfnull関数を併用して計算 『“比較最小値" =Least( Ifnull("07年“,0) , Ifnull("08年“,0 , Ifnull("09年“,0) )』 空白部に「0」が代入された上での最小値が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 19 MarketAnalyzerで使用できる関数 9.IIf関数 IIf( 論理式,num1,num2 ) 設定した論理式に数値が該当する場合は( num1 )で設定した値を、該当しない場 合は( num2 )で設定した値を返します。 引数 内容 num1 論理式が該当する場合(正の場合)の値を設定します。 num2 論理式が該当しない場合(負の場合)の値を設定します。 例:増減数切分け=IIf(“増減数”>10,1,0) この式により、顧客増減数が10以上の場合は「増減数切分け」変数に「1」を返し 10以下(マイナスを含む)場合には「0」を返すことができます。 こうして切り分けることによって、顧客数が大きく増えた場所はどこかを 判別しやすくなります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 20 MarketAnalyzerで使用できる関数 算出された「増減数」の数値から 10人以上増えた場所を強調したい IIf関数を使用して計算 『IIF = Iif(“増減数”>10,1,0)』 「増減数」が10以上の場所には「1」が立てられ、切り分けが付けやすくなりました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 21 MarketAnalyzerで使用できる関数 10.Log関数 Log( num1 ) 数値型変数( num1 )の「自然対数」を返します。 具体的には( num1 ) が「e(約2.718)(自然対数の底といいます)」の何乗と なるかを示す値を返します。 数値を対数化し、相関分析を行う際に使用される値です。 引数 内容 num1 自然対数に置き換える数値型変数名を指定します。 例:増減数の自然対数= Log(“増減数”) この式により「増減数」が「e」の何乗となるかを示す値(自然対数)を返します。 これにより、比較したい数値を縮約する際の幅が狭まり、より精度の高い統計を 行う基準とすることができます。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 22 MarketAnalyzerで使用できる関数 算出された「増減数」の自然対数 (「増減数」が「e」の何乗かを示す値)を 計算したい Log関数を使用して計算 『Log = Log(“増減数”)』 「増減数」に対する「自然対数」が求められました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 23 MarketAnalyzerで使用できる関数 11.Log10関数 Log10( num1 ) 数値型変数( num1 )の「常用対数」を返します。 具体的には( num1 ) が「10」の何乗となるかを示す値を返します。 数値を対数化し、相関分析を行う際に使用される値です。 引数 内容 num1 自然対数に置き換える数値型変数名を指定します。 例:増減数の常用対数= Log10(“増減数”) この式により「増減数」が「10」の何乗となるかを示す値(常用対数)を返します。 これにより、比較したい数値を縮約する際の幅が狭まり、より精度の高い統計を 行う基準とすることができます。 Excelで使用される「LOG10」関数と同様の機能です。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 24 MarketAnalyzerで使用できる関数 算出された「増減数」の常用対数 (「増減数」が「10」の何乗かを示す値)を 計算したい Log10関数を使用して計算 『Log10= Log10(“増減数”)』 「増減数」に対する「常用対数」が求められました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 25 MarketAnalyzerで使用できる関数 12.Power関数 Power( num1,num2 ) 数値型変数( num1 )を、(num2 )で指定した数値で、べき乗した値を返します。 引数 内容 num1 対象となる変数を設定します。 num2 設定した変数に対し、何乗を行うか任意の数値を設定します。 例:増減数3乗= Power(“顧客増減数”,3) この数式により、例えば顧客増減数が「5」だった場合には、指定された値で べき乗され、「5」の「3」乗=125が値として返されます。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 26 MarketAnalyzerで使用できる関数 算出された「増減数」を3乗した値を求めたい Power関数を使用して計算 『Power= Power(“増減数”,3)』 「増減数」を3乗した値が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 27 MarketAnalyzerで使用できる関数 13.Ratio関数 Ratio(num1,num2 ) 数値型変数( num1 ,num2)同士の除算を行い、その結果を返します。 引数 内容 num1 対象となる変数を設定します。 num2 num1と除算を行う変数を設定します。 例:09年シェア率=Ratio (“09年”,“人口総数H17M4J”)*100 この式により、09年の件数を人口総数で割り、シェア率の作成が可能となります。 また他の関数を併用することにより、シェア率の小数点以下の値を調整すること が可能です。 例:09年シェア率=Round(Ratio (“09年”,“人口総数H17M4J”)*100,3) この式により、算出されたシェア率の小数点以下3桁を繰り上げて表示します。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 28 MarketAnalyzerで使用できる関数 「09年」の件数と人口総数を使い、シェア率を 算出したい Ratio関数を使用して計算 『09年シェア率= Ratio(“09年”,“人口総数H17M4J”)』 計算されたシェア率が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. Ratio関数とRound関数を併用して計算 『09年シェア率=Round(Ratio (“09年”,“人口総数H17M4 J”)*100,3)』 小数点第3位で四捨五入されたシェア率が返されました。 29 MarketAnalyzerで使用できる関数 14.Sheetcount関数 Sheetcount(num1 ) 現在選択しているシート内で、指定した変数( num1 )の有効なデータ数を返します。 データに空白値が存在していた場合は、それを含まずにカウントします。 引数 内容 num1 有効なデータ数をカウントする変数を設定します。 例:有効顧客件数=Sheetcount(“本年顧客”) この式により、指定されているシート内に存在する「本年顧客」のデータから 数値が入っている箇所をカウントし、その総数を返します。 「シート」は機能により範囲が異なります。 ・【ユーザーデータベース編集】をお使いの場合は「選択された都道府県」 ・【計算ツール】をお使いで、且つ「全変数」を選択されている場合には 「全ての分析地+それに紐付く全ての商圏」 ・【計算ツール】内で「レイヤ」を指定されている場合には 「全ての分析地+商圏に含まれる該当レイヤ」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 30 MarketAnalyzerで使用できる関数 現在選択している「東京都」に含まれる 「本年顧客」の有効数を求めたい =数値が入っているメッシュがいくつあるか求めたい Sheetcount関数を使用して計算 『有効顧客件数= Sheetcount(“本年顧客”)』 「本年顧客」の有効なデータ総数が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 31 MarketAnalyzerで使用できる関数 15.Sheetmax関数 Sheetmax(num1 ) 現在選択しているシート内で、指定した変数( num1 )の有効なデータ数の中から その最大値を返します。 データに空白値が存在していた場合は、それを含まずに検索します。 引数 内容 num1 最大値を検索する変数を設定します。 例:顧客最大値=Sheetmax(“本年顧客”) この式により、指定されているシート(東京都)内に存在する「本年顧客」の中から 最大値を検索して返します。 「シート」は機能により範囲が異なります。 ・【ユーザーデータベース編集】をお使いの場合は「選択された都道府県」 ・【計算ツール】をお使いで、且つ「全変数」を選択されている場合には 「全ての分析地+それに紐付く全ての商圏」 ・【計算ツール】内で「レイヤ」を指定されている場合には 「全ての分析地+商圏に含まれる該当レイヤ」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 32 MarketAnalyzerで使用できる関数 現在選択している「東京都」に含まれる 「本年顧客」の中から、最も件数の多いメッシュの 値を表示させたい Sheetmax関数を使用して計算 『顧客最大値= Sheetmax(“本年顧客”)』 「本年顧客」のデータの中から、もっとも1メッシュあたりの 数値が高い「87」が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 33 MarketAnalyzerで使用できる関数 16.Sheetmin関数 Sheetmin(num1 ) 現在選択しているシート内で、指定した変数( num1 )の有効なデータ数の中から その最小値を返します。 データに空白値が存在していた場合は、それを含まずに検索します。 引数 内容 num1 最小値を検索する変数を設定します。 例:最大離脱数=Sheetmin(“顧客増減数”) この式により、指定されているシート(東京都)内に存在する「顧客増減数」の 中から、最小値を検索して返します。 「シート」は機能により範囲が異なります。 ・【ユーザーデータベース編集】をお使いの場合は「選択された都道府県」 ・【計算ツール】をお使いで、且つ「全変数」を選択されている場合には 「全ての分析地+それに紐付く全ての商圏」 ・【計算ツール】内で「レイヤ」を指定されている場合には 「全ての分析地+商圏に含まれる該当レイヤ」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 34 MarketAnalyzerで使用できる関数 現在選択している「東京都」に含まれる 「増減数」の中から、最小数を表示させたい =最も減少数の多かったメッシュとなります Sheetmin関数を使用して計算 『最大離脱数= Sheetmin(“増減数”)』 「増減数」のデータの中から、もっとも1メッシュあたりの 数値が低い「-4」が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 35 MarketAnalyzerで使用できる関数 17.Sheetscale関数 Sheetscale(num1 ) 現在選択しているシート内で、指定した変数( num1 )の最大値と最小値の幅が 0~1の間に収まるよう、数値を変換して返します。 データに空白値が存在していた場合は、それを含まずに変換します。 引数 内容 num1 数値を変換する変数を設定します。 例:本年顧客割合=Sheetscale(“本年顧客”) この式により、指定されているシート(東京都)内に存在する「本年顧客」の 最大値、最小値を検索し、0~1に収まるよう変換して返します。 有効なデータ数の中での、割合を算出していることになります。 「シート」は機能により範囲が異なります。 ・【ユーザーデータベース編集】をお使いの場合は「選択された都道府県」 ・【計算ツール】をお使いで、且つ「全変数」を選択されている場合には 「全ての分析地+それに紐付く全ての商圏」 ・【計算ツール】内で「レイヤ」を指定されている場合には 「全ての分析地+商圏に含まれる該当レイヤ」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 36 MarketAnalyzerで使用できる関数 現在選択している「東京都」に含まれる 「本年顧客」のメッシュ毎の割合を算出したい Sheetscale関数を使用して計算 『本年顧客割合= Sheetscale(“本年顧客”)』 「本年顧客」のメッシュ毎の割合が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 37 MarketAnalyzerで使用できる関数 18.Sheetstddev関数 Sheetstddev(num1 ) 現在選択しているシート内で、指定した変数( num1 )の標準偏差を算出します。 「標準偏差」とは指定した変数が、どの程度の散らばり(ばらつき)を持つかを 表す数値で、どの程度中央値に近いかを表します。 引数 内容 num1 標準偏差を算出する変数を設定します。 例:本年顧客偏差=Sheetstddev(“本年顧客”) この式により、指定されているシート(東京都)内に存在する「本年顧客」の 標準偏差を算出し返します。 「シート」は機能により範囲が異なります。 ・【ユーザーデータベース編集】をお使いの場合は「選択された都道府県」 ・【計算ツール】をお使いで、且つ「全変数」を選択されている場合には 「アクティブになっている分析地+それに紐付く全ての商圏」 ・【計算ツール】内で「レイヤ」を指定されている場合には 「アクティブになっている商圏に含まれる該当レイヤ」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 38 MarketAnalyzerで使用できる関数 現在選択している「東京都」に含まれる 「本年顧客」の標準偏差を算出したい Sheetstddev関数を使用して計算 『本年顧客偏差= Sheetstddev(“本年顧客”)』 「本年顧客」の標準偏差が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 39 MarketAnalyzerで使用できる関数 19.Sheetsum関数 Sheetsum(num1 ) 現在選択しているシート内で、指定した変数( num1 )の合計数を返します。 データに空白値が存在していた場合は、それを含まずに集計します。 引数 内容 num1 有効なデータ数をカウントする変数を設定します。 例:有効顧客件数=Sheetsum (“本年顧客”) この式により、指定されているシート内に存在する「本年顧客」データの合計数を 集計して返します。 「シート」は機能により範囲が異なります。 ・【ユーザーデータベース編集】をお使いの場合は「選択された都道府県」 ・【計算ツール】をお使いで、且つ「全変数」を選択されている場合には 「全ての分析地+それに紐付く全ての商圏」 ・【計算ツール】内で「レイヤ」を指定されている場合には 「全ての分析地+商圏に含まれる該当レイヤ」となります。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 40 MarketAnalyzerで使用できる関数 現在選択している「東京都」に含まれる 「本年顧客」の総数を求めたい Sheetsum関数を使用して計算 『本年顧客総数= Sheetsum(“本年顧客”)』 「本年顧客」の合計数が返されました。 Copyright 2007 Giken Shoji International Co, Ltd. All Rights Reserved. 41