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サラリーマン世帯の主婦500 名に聞く「年末年始の過ごし方」調査(2003
<報道関係者各位> 2003 年 1 月 20 日 損保ジャパンDIY生命 <「わが家の生活防衛策」第 4 弾> サラリーマン世帯の主婦 500 名に聞く 「年末年始の過ごし方」調査 結果発表 ■ 昨冬のボーナスは「前年より減った」が 45.3%。平均「−10.2 万円」と大幅ダウン。 ■ お歳暮を「贈るのを止めた」が 13.0%。おせち料理も「質素になった」が 30.1%。 ■ 今年は「財布のひもをきつくする」(72.2%)が 7 割以上。 ■ 今年の抱負・夢は、「この1年、忍耐・辛抱・見栄張らない」。 損保ジャパンDIY生命(代表取締役社長:加瀨等)では、サラリーマン世帯の主婦 500 名を 対象に、この「年末年始の過ごし方」に関する調査を本年 1 月 5 日(日)∼7 日(火)に実施しました。 その結果、昨年(2002 年)の冬のボーナスは約半数が前年(2001 年)より減り、この年末年始 はお歳暮を止めたり、おせち料理を質素にしたりする傾向が見られました。また、今年は財布の ひもをきつくするとの回答が 7 割を越え、今年の抱負や夢についても忍耐や辛抱を求めるものが 多くありましたが、一方で心機一転・前向きに過ごすなど積極的な姿勢も見られました。 年末年始は、お歳暮や帰省のほか、お年玉、おせち料理の用意など、一年で最もお金のかかる 時期です。そこで弊社では、 “わが家の生活防衛策シリーズ”第4弾として、長引く経済不況の中、 家計を切り盛りしている主婦がこの年末年始をどのように過ごし、また、今年の家計について どのような見通しや期待を抱いているのかをアンケート調査しました。今回の調査では、夫が サラリーマンである世帯の 20 歳から 59 歳の主婦(平均年齢 39.4 歳)500 名を対象に、「昨冬の ボーナス」 、 「お歳暮」 、 「おせち料理」 、 「お年玉」 、 「帰省・旅行」 、 「今年の家計の見通し」「今年の 抱負・夢」など、年末年始の家計に関わる事柄を様々な角度から聞き、2003 年の生活防衛策に ついて浮き彫りにしました。 「年末年始の過ごし方」の調査結果の概要は以下の通りです。 昨冬のボーナスについて ◆昨冬のボーナスの平均は「63.7 万円」 。約半数が前年に比べて減り、平均で「−10.2 万円」と 厳しい結果に。 昨年(2002 年)の冬のボーナスについて聞いたところ、ボーナスの手取りの平均は 63 万 7 千円 となりました。最も多かったのは「100 万円以上」(17.8%) 、次いで「60∼80 万円未満」 (16.6%)、 「40∼60 万円未満」(16.0%)、「20∼40 万円未満」(15.6%)の順ですが、「0 円(もらって いない) 」も 15.0%ありました。 また、前年(2001 年)のボーナスと比較して増減額をみると、最も多かったのは「±0(前年 同額) 」 (31.4%)で、以下「‐10∼29 万円」 (19.0%) 、 「+1∼9 万円」 (14.8%) 」 、 「‐1∼9 万円」 (13.2%)となりました、マイナスを回答した人は全体の 45.3%と約半数にのぼり、平均でも マイナス 10 万 2 千円となりました。 年齢別では、年齢が高いほど平均額でマイナスの額が大きくなっています。また、夫の役職別 では、《課長クラス以上》の平均がマイナス 16 万 5 千円なのに対し、 《係長・主任クラス以下》 の平均はマイナス 6 万 2 千円となり、役職が高いほどマイナス額が高い結果となっています。 ◆夫の仕事ぶりからみると昨冬のボーナスは少ないと思うが約 8 割(77.4%) 。 もらったボーナスの金額は、ご主人の日頃の仕事ぶりに見合った額だと思うかと聞いたところ、 「仕事ぶりからみるとかなり少ないと思う」(40.5%)が最も多く、次いで「やや少ないと思う」 (36.9%)となっており、この両者を合計すると『少ないと思う』人が 8 割近く(77.4%)に のぼります。 一方、今回のボーナスに対する理解度について聞いてみると、「納得はしていないが、やむを 得ないと思う」 (62.4%)と回答した人が最も多く、次いで「会社の経営状況や世の中の動き から見て納得できる」(24.7%)の順となっており、夫の仕事には見合っていないが、世の中の 経済状況からみれば納得しているとの結果になりました。 ◆冬のボーナスが少ないため、年末年始の計画の中止や縮小が「あった」 (22.1%)人が 2 割強。 計画の中止や縮小したものは、 「衣料品の購入をやめた」 、 「国内旅行・温泉旅行をやめた」など。 昨年の冬のボーナスをもらって計画をやめたり、予算や規模を縮小したことがあるか聞いた ところ、「ある」(22.1%)は約 2 割で、「ない」(77.9%)と回答した人が圧倒的に多いとなり ました。また、年齢別では、子供の教育費や住宅ローンなど最も家計がふくらむ世代でしょうか。 「ある」は≪40 代≫(29.9%)で最も多くみられました。また、計画をやめたものとしては、 「衣料品の購入をやめた」 「国内旅行・温泉旅行をやめた」などが上位となりました。 <計画をやめたり、予算や規模を縮小したもの トップ 10> 順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10 位 回答内容 スーツなど衣服品の購入をやめた 家電品の購入を断念した(テレビ・エアコン・マッサージ機など) 年末年始の国内旅行・温泉旅行をやめた デジタルカメラやビデオの購入をやめた パソコンの購入・買い換えをやめた クルマの購入・買い換えをやめた 買いたかったものをあきらめた(バック・ブランド宝飾品など) 家具やインテリアの購入をやめた スキーに行くのをやめた 年末の外出と外食が減った 2 件数 18 15 13 7 6 6 6 5 5 5 昨年末のお歳暮について ◆お歳暮は「昨年は贈らなかった」 (13.0%) 、「質素になった」 (11.6%)が 1 割以上。贈った数 も「減った」が 16.0%にのぼる。最も高いお歳暮を贈った相手は「親(義理の親) 」 (37.5%)、 「会社関係(上司など) 」 (16.7%) 、 「仲人」 (15.0%)の順で平均額は「5.5 千円」に。 昨年末のお歳暮について聞いたところ、お歳暮を「贈った」(58.6%)との回答が最も多く、 まだまだ半数を越えています。「例年、贈っていない」 (28.4%)人は2割強で、 「昨年は贈らな かった」(13.0%)人も 1 割以上います。また、昨年お歳暮を贈らなかった理由を聞いたところ、 最も回答が多かったのは「儀礼的なことはやめようと思い」 (40.0%)、次いで「先方も送って こなくなったので」 (30.8%)となっています。 年齢別では、「贈った」人は、年齢が高いほど多く、 「例年、贈っていない」人は、年齢が低い ほど多くみられます。また、 「昨年は贈らなかった」人は 50 代と 20 代に多くみられました。 また、予算・内容をみると、例年と「変わらない」(81.6%)と回答した人が約 8 割で多くを 占める一方で、「やや質素になった」(10.9%)と「非常に質素になった」(0.7%)の『質素に なった』が 11.6%となりました。なお、一番高い金額を送った相手は、 「親(義理の親) 」 (37.5%) が最も多く、次いで「会社関係(上司など)」(16.7%) 、「仲人」 (15.0%)の順となっており、 金額の平均は 5 千5百円となりました。 次ぎに、贈った人数を聞いたところ、やはり「変わらない」(74.4%)と多く占める一方で、 「やや減った」(10.6%)と「減った」(5.5%)の『減った』が 16.0%に上りました。なお、 お歳暮の送り件数の平均は 3.8 件となりました。 年始のおせち料理について ◆今年のおせち料理は例年に比べて「質素になった」が 30.1%。 今年のおせち料理は例年に比べて予算や内容的にどうだったか聞いてみると、「変わらない」 (55.8%)と回答した人が最も多く、次いで「やや質素になった」 (26.2%)の順になっています。 「非常に質素になった」との回答も 3.9%あり、これを合わせると『質素になった』が 3 割(30.1%) にのぼります。 また、今年のおせち料理は手作りかを聞いてみると、 「手作りと購入したもの」 (41.8%)との 回答が最も多く、次いで「例年、おせち料理は準備しない」 (24.2%)が続きます。年齢別では、 「手作りと購入したもの」は年齢が高いほど多く、 「例年、おせち料理を準備しない」は、年齢が 低いほど多く見られました。 3 お年玉について ◆お年玉の金額は「昨年並み」(80.4%) 。渡した人数は「減った」 (21.6%)が 2 割に。また、 現金ではなく、お菓子や玩具、図書券で渡すなど、お年玉に関して様々な工夫も。 今年のお年玉について聞いてみると、お年玉の金額は「昨年並みだった」 (80.4%)との回答が 多くを占め、「昨年より減らした」(13.8%)は 1 割強となりました。 お年玉を渡した人数についても、 「変わらない」(68.4%)との回答が多い一方で、「減った」 (11.2%)と「少し減った」(10.4%)の『減った』(21.6%)は約 2 割にのぼりました。 年齢別では、≪50 代≫は『減った』が 33.0%と多く、 『増えた』は≪20 代≫(15.9%)で多い 結果でした。なお、お年玉をあげた人数は、「2 人」 (21.6%)が最も多く、次いで「4∼5 人」 (18.4%) 、 「3 人」 (17.8%)の順で続き、平均は 3.1 人でした。 また、お年玉を渡す際に工夫したこととして「お菓子や玩具にした」 「図書券にした」 「絵本や 学用品にした」など、現金で渡さないものや、手作りのポチ袋を作った、手紙を添えて渡した など様々な工夫も多く見られました。 <お年玉を渡す際に工夫をしたこと> 内容 お菓子や玩具にした 手作りのポチ袋を作った 図書券にした 子供のいる家にはなるべく出かけないようにした 福袋(お菓子やおもちゃなど)を作って渡した 現金+品物をあげた 絵本や学用品にした お年玉なので 500 円玉であげた 好きな CD をあげた 手紙を添えて渡した 4 件数 17 12 10 8 6 5 4 4 2 2 年末年始の帰省・旅行について ◆年末年始に帰省・旅行に「出かけた」(40.2%)は約 4 割。行き先で最も多いのは「実家に帰省」。 平均予算は「5.0 万円」で、例年に比べ「質素になった」が 16.4%。 年末年始に帰省や旅行をしたかを聞いてみると、「出かけた」(40.2%)人は約 4 割となり、 年齢別では、年齢が低いほど「出かけた」人が多く、反対に年齢が高いほど「出かけなかった」 人が多い結果となりました。 また、「出かけた」人に、どこにどの程度の予算で出かけたのかを聞いてみると、行き先は、 「実家に帰省」が約 7 割で最も多く、次いで、「家族で温泉」「スキー場」となっています。 特に「実家の帰省」は子供が≪いる≫人(72.0%)は≪いない≫人(59.5%)に比べ多くなって います。予算をみてみると、「1∼2 万円未満」(24.4%)が最も多く、次いで「10 万円以上」 (15.9%) 、 「0 円」 (15.4%)の順となっており、平均予算は5万円でした。例年に比べ、予算は 「変わらない」 (75.6%)が最も多かったものの、「やや質素になった」(13.4%)と「非常に質素 になった」 (3.0%)の『質素になった』が 16.4%にのぼりました。 また、 「出かけなかった」(59.8%)人に、この年末年始に出かけなかった理由を聞いたところ、 例年「出かけていない」 (81.9%)と回答した人が 8 割以上で最も多く、例年「出かけていた」の にこの年末年始は「出かけなかった」人は、 「今年は我家でお正月を迎えたいと考えて」 (27.8%)、 「家計を切り詰めるため」 (18.5%)などの理由をあげています。 <年末年始に出かけた場所 トップ 10> 順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10 位 内容 帰省(実家へ・故郷へ) 温泉に家族で スキー場へ 暖かい伊豆へ(富士山をみながら) 伊勢神宮・鹿島神宮などへ 東京に行った 都心のホテルの宿泊プラン ディズニーランド 湯布院・博多 ハワイ 5 件数 140 17 10 9 6 5 4 3 2 2 2003 年の家計に対する見通しについて ◆今年の家計に対する見通しは「厳しくなる」 (60.0%) 。 今年の家計に対する奥様の見通しを聞いたところ、「昨年より少し厳しくなると思う」 (39.6%)と回答した人が最も多く、これに「昨年よりさらに厳しくなると思う」(20.4%)を 加えると『厳しくなる』 (60.0%)との見方が 6 割に上りました。年齢別に見ると『厳しくなる』 は≪40 代≫(71.6%)で最も多くなっています。 ◆今年は「財布のひもをきつくする」 (72.2%)が 7 割以上。今年、倹約のために実行したいと 考えていることは、 「衝動買いをしないようにする」 (78.1%) 。 今年の家計に対する奥様の基本方針を聞いてところ、 「昨年より少しきつくする」 (46.2%)と 回答した人が最も多く、これに「昨年より財布のひもをきつくする」(26.0%)を加えると、 『きつくする』 (72.2%)との回答が 7 割を超えました。 次ぎに、今年倹約のために実行したいと考えているものは、 「衝動買いをしないようにする」 (78.1%)が最も多く、次いで「外食の回数を減らす、なるべく安い店で飲食する」 (52.2%)、 「高額商品の購入を控える」(49.6%) 、「服飾品はあまり買わないようにする」 (41.5%)の順で 続きます。年齢別には、「外食の回数を減らす、なるべく安い店で飲食する」「ご主人にお弁当を 持っていってもらう」 「なるべくできることは自分でするようにする(手作り・補修など)」など は、いずれも年齢が低いほど回答が多い傾向が見られます。 <2003 年 節約のために実行したいこと トップ 15> 順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10 位 11 位 12 位 13 位 14 位 15 位 内容 衝動買いしないようにする 外食の回数を減らす、なるべく安い店で飲食する 高額商品の購入を控える 服飾品はあまり買わないようにする なるべくできることは自分でするようにする インターネットや通販を利用して良いものを安く買う 家族旅行・レジャー・娯楽の回数を減らす リサイクルを熱心にする 長電話はしないようにする 理容室や美容院に行く回数を減らす ご主人にお弁当を持っていってもらう 生命保険の見直し お歳暮やお中元の送り先や予算を減らす ご主人やお子さんのお小遣いを減らす ご主人のゴルフの回数を減らす 6 割合 78.1% 52.2% 49.6% 41.5% 39.3% 36.4% 27.5% 22.7% 18.0% 15.8% 15.2% 14.0% 6.3% 4.7% 2.6% 今年の抱負・夢を一言で表すと ◆今年の抱負・夢は、 「この1年、忍耐・辛抱・見栄張らない」、「一に貯金、二に節約」など、 厳しい世相を反映して今年も家計を引き締めようとする決意の表明が多い.一方、 「健康第一・ 家族全員の健康」 「きれいになりたい」「心機一転・前向きに」などの期待や夢も。 今年の抱負や夢を言葉(一言・川柳・熟語など)で表現してもらいました。最も多かったのが 「この 1 年、忍耐・辛抱・見栄を張らない」で、「一に貯金、二に節約」 「節約上手・節約一番、 ヘソクリ二番」 「体も家計もダイエット」など厳しい世相を反映して、今年も家計を引き締めよう とする決意の表明が多くを占めました。 一方「健康第一・家族全員の健康」「きれいになりたい」「心機一転・前向きに」 「子宝祈願 (子供が欲しい) 」 「おしゃれをしたい」「家族で海外旅行」 「マイホーム購入」 「自分を磨く、自分 を高める」などといった期待や夢も多く語られています。 また、 「焦らず・のんびり」 「ゆったり・自然体で」といった記述も見られました。 <2003 年の主婦の抱負・ 夢 トップ 15> 順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10 位 11 位 12 位 13 位 14 位 15 位 内容 この一年、忍耐・辛抱・見得張らない 健康第一・家族全員の健康 一に貯金、二に節約 節約上手(節約一番、ヘソクリ二番) きれいになりたい 体も家計もダイエット 心機一転。積極的に・前向きに 宝くじ当選 子宝祈願(子供が欲しい) おしゃれをしたい 倹約は美徳なり 家族で海外旅行 なんとかなるさ・焦らず・のんびり マイホーム購入・一戸建てを購入 自分を磨く・自分を高める・資格取得 7 件数 43 41 37 32 28 22 16 13 13 13 12 12 11 11 11 この件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします 損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険株式会社 経営企画グループ 広報担当 尾池(おいけ) 〒164-0001 東京都中野区中野 5-68-2 TEL:03−5345−7601 FAX:03−5345−7608 ※昨年 7 月 1 日付で弊社は社名をディー・アイ・ワイ生命保険株式会社から 損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険株式会社に変更いたしました。 8