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4月 - 末日聖徒イエス・キリスト教会

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4月 - 末日聖徒イエス・キリスト教会
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め られ た とき,救 い 主 は,御 自 身 の こと
を考 えて は お られ ませ んで した 。」
目 の あ る 者 が 見 え る よ うに
福 音 は,霊
的 に 盲 目な 人 々 の 目を 常
さら に,こ う勧 告 した 。「休 暇 の 忙 し
に 開 い て きた 。 人 道 支 援 部 は,視 力 保
い 中 で も,一 人 静 か に,救 い 主 の 生 涯 と
護 事 業 を 通 して,大 勢 の 末 日聖 徒 や ほ
た まもの
灘
奉 仕 の 業 が もた ら した 神 の 賜 物 に 思 い
か の 宗 教 を信 じ る 人 々 が 視 力 に 関 す る
を 巡 らす 時 問 を 取 らな け れ ば な りま せ
問 題 を 克 服 で きる よ う助 け て い る 。 教
ん 。 主 は す べ て の 人 の た め に お 生 まれ
会 は,す で に12か 国 以 上 で 実 施 さ れ て
に な りました 。 主 の 死 はす べ て の 人 に 恩
い る 事 業 を 通 して,社 会 事 業 団 や 医 師
恵 を 与 え ま した 。 主 は あ らゆ る 人 の 罪
と 協 力 し,地 元 の 眼 科 医 を 養 成 す る 一
あが な
ゴ ー ドン・B・ヒ
ン ク レ ー大 欝 長 ば,
デイ濯 一 シ ョナル で イエ ス・キ リス トと
そ の教 え に加 え,」贋 言 者 ジ ョセ フ・
あかし
ス ミ ス に つ し,τも証 した 。
た ち は 疑 い を 捨 て,真 理 を 得 る の で す 。
を 瞳 わ れ,復 活 を 通 して す べ て の 人 類
方,無 料 で 白 内 障 の 手 術 を し た り,眼 鏡
を 死 か ら解 放 さ れ た の で す 。 … …
を提 供 した りして い る。
クリスマ スの メッセ ー ジ は,馬 屋 で の 降
ナ イ ジェ リア を例 に 挙 げ る と,人 道 支
誕,博 士 た ち,羊 飼 い,エ ジ プ トへ の 逃
援 部 門 は ナ イ ジ ェ リア の6都 市 で2日 間
避 行 の 物 語 に とど まるもの で は あ りませ
に わ た り診 療 所 を 開 い た 。 そ れ ぞ れ の
ん 。 クリスマ スの メッセ ー ジ は また,救 い
診 療 所 で は,地 元 の 医 師 が 見 守 る 中,
主 の 降 誕 に よって 可 能 とな った 十 字 架 上
最 高 で100回
で の 死 と復 活 の お 祝 い な の で す。」■
1,000個 の 眼 鏡 が 必 要 な 人 々 に 配 付 さ れ
聖 文 に は,主 で あ り救 い 主 で あ る 御 方
へ の 次 の ような 賛 辞 の 言 葉 が 書 か れ て
い ます。 『… … イエ ス は,神 が 共 に お られ
るの で,よ い 働 きを … … され ました 。』(使
徒10:38)こ
の クリスマ ス の 時 期 に,そ し
て これ か ら訪 れ るす べ ての クリスマ ス に,
わ た した ち が 主 の 足 跡 を た どるよう祈 っ
た(詳 細 は 後 記 の 記 事 参 照)。
世界的規膜の
プ繊グラムを雄 進する
入道支援部門
ア ダ ム・C・オ
ル ソ ン,教
で は,こ の ような 診 療 所 を 開 い て ほ し い
とい う地 域 会 長 会 の 要 望 を 絶 えず 検 討
して い る。
新 生児 の誕 生 を助 け'る
ル ー の 聖 徒 は 物 が よく見 え る よう
多 くの 国 に お い て,乳 児 死 亡 率 は 嘆
に な り,エ チ オ ピ ア の 村 人 は 病 気
か わ しい ほ ど高 い。新 生児 が 死 亡す る
を 恐 れ る ことな く水 が 飲 め るよ うに な っ
理 由 の多 くは,出 産 に 立 ち合 う者 が 生
ぺ
主 を知 る よ うにとい うチ ャレン ジ
ペ ル ー,ウ ガ ンダ,ケ ニ ア に お い て も
同様 の診 療所 を開 い た。 人道支 援 部 門
会機関誌
て い ます。 そ うす れ ば 毎 年 の ク リス マ ス
が 最 高 の クリスマ スとな るで しょう。」
の 白 内 障 手 術 が 行 わ れ,
「わ た した ち の 課 題 は,救 い 主 に つ ω
た 。 運 動 機 能 の 障 害 で 思 うように 動 け
まれ た ば か りの 赤 ち ゃんの 呼 吸 をど う
τ知 るこ とだ け で は な く,救 い 主 御 自 身
な か っ た メキ シ コの 子 供 た ち は,初 め て
助 け てよい か分 か らな い ことに起 因 し
を 知 ることで す 。」ジ ェー ム ズ・E・フ
ァウ
車 い す を 得 た ことで 自 由 に 動 け る ように
てい る。
ス ト第 二 副 管 長 は そ う語 っ た 。 そ して,
な り,世 界 中 の 新 生 児 の 生 存 率 は 高 め
教 会 は様 々な 国の 政 府保 健 機 関 と協
わ た した ち は 主 に 仕 え る ことに よって 主
られ て い る。この ように 世 界 中 の 人 々が,
力 し,新 生児 学 者 や 新 生児 担 当の 看 護
を 知 る ように な る と説 明 し,モ ル モ ン書
教 会 の 人 道 支 援 を 通 して 恩 恵 を 受 け て
師 を派 遣 して,地 元 の 医 師や 看 護 師 に
か らベ ニ ヤ ミン 王 の 言 葉 を 引 用 した 。
いる。
「な ぜ な らば,仕 え た こ ともな く,見 も知
世 界 各 地 の 危 機 に対 す
らぬ 他 人 で,心 の 思 い と志 を 異 に して い
る教 会 の 緊急 支 援 は しば
る 主 人 を,ど の ように して 人 は 知 る こ と
しば 報 道 さ れ て い る。 し
が で きようか 。」(モ ー サ ヤ5:13)
か し,自 然 が 穏 や か で 地
また,フ ァウス ト副 管 長 は こう述 べ た 。
震 な どが な くて も,教 会 の
「自 分 の 必 要 は さて お きほ か の 人 が 必 要
人 道 支援 の 働 きは世 界 中
として い ることを まず 考 え るときに,ク リス
で行 われ てい る。
マ ス は さらに 楽 し い もの とな ります。 … …
現 在,人
道支援 活動 は
御 自 身 の 命 を 犠 牲 として ささげ られ た と
次 の4つ
の主要 分野 を中
き,救 い 主 は こ の 地 上 に そ れ まで に 生
心 に 行 わ れ て い る。す な
を 受 け た 人 々 や,将 来 生 を受 け る で あ
わ ち,視 力 の 向 上,医 者 の
ろうす べ て の 人 々 の ことを 考 えて お られ
た め の新 生 児 心 肺 蘇 生 訓
ました 。 ゲ ツセ マ ネ に 向 か うとき,ゴ ル ゴ
練,浄 水 完 備,車 い す の 提
タで 耐 えて お られ た とき,墓 に 勝 利 を 収
供 で あ る。
リアホナ/2004年4月
2
家族の ために,約20リ ットルの水がス,た か めを
背中にくくりつけて1運別=チ オ ヒア の女 牲。
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字曽 琴 聯(∂旦ζ町 罪1輩羽・(∂
劇話
`・へ(ラ(象}つ回 程 融 寸4丁 ぐ ロ ム).つ 蜘
吾 一 忠 吏 剰 国 嘉 号`勲
尋 〉;1。 マ(ン4尋
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融 峯
な
フィリピン で 専 任 宣 教 師 として 奉 仕 した 。
鰐璽
纏
■
ネル ソン長 老,
タンザ ニア癒秦 献 し
祝 福す 為
旗
行方不明の宣教師の
捜索,打 ち切られゐ
フ ェ リ ン・オ
20
ー トン と ペ ギ ー・オ
03年1!月18日,十
ー トン
二 使徒 定 員 会
の ラ ッセ ル・M・ネ
ル ソ ン長 老
タンザ=ア を奉猷 した後,オイスターベイを
見 下ろす丘の上に立 つ吃=使 徒顧
会の
ラッセル・M・ネ ル ソン長老 伸 突,,
モ ア の11月 の 洪 水 に よる事 故 で,
は,イ ン ド洋 に 臨 む オイス タ ー ベ イ を 見
七ナ人のスディープン・ε 。
ス ノー長老 ㈲,
現 地 で働 いてい た専 任 宣 教 師 が
下 ろ し な が ら タン ザ ニ ア 連 合 共 和 国 を
ケ=ア・ナ イロビ伝遁部の
死 亡 した もの と見 られ て い る。 行 方 不 明
奉 献 した 。 ま た この 国 の 指 導 者,国 民,
レーモンド・;ガテレル部 長。
となって い るの は,ノ ー スダ コタ州 マイノッ
宣 教 師,教 会 員 を 祝 福 し た 。 タ ン ザ ニ
ト出 身 の マイケル・ジ ョシュア・ベ ント長 老
ア の 首 都 ダル・エ ス・サ ラ ー ム 近 郊 の 岬
あ な た の 戒 め を 学 び,そ
で,12月 中 旬 に 捜 索 が 打 ち切 られ て か ら
に,ご く少 数 の 会 員 ととも に 集 っ た ネ ル
に よって,こ の 地 で 豊 か に 繁 栄 しま す よ
サ
は,死 亡 した と推 定 され て い る。
ソ ン長 老 は,タ ン ザ ニ ア を「天 の 御 父 に
れ に 従 うこ と
うに 。 ま た 正 直 で 高 潔 な 思 い を 持 ち,
み ここ ろ
ベ ン ト長 老 は 集 会 か らの 帰 途,ほ か の
… … 神 の 独 り子 の 御 心 と 末 日の 世 に 回
神 と互 い へ の 愛 を 心 に抱 い て,義 に か
7人 の 宣 教 師 を乗 せ た 車 を運 転 して い た
復 され た 神 の 教 会 の 目的 を 果 た す た め
な っ た 家 族 を 築 け る よう,こ の 地 の 民 に
が,洪 水 で 思 った 以 上 に増 水 して い た 川
に」奉 献 し た 。
力 を 与 え て くだ さ い 。」
を 渡 って い る 途 中,車 が 立 ち 往 生 した 。
ネ ル ソ ン長 老 は,タ ンザ ニ ア の 指 導 者
ネ ル ソ ン 長 老 とともに 同 行 した の は,
が「義 と親 切,思
乗 って い た ほ か の7人 の 宣 教 師 は 車 か ら
の 国 を 導 くように」ま た 教 会 の 宣 教 師 や
会 会 長 で 七 十 人 の ス テイー ブ ン・E・ス
抜 け 出 し,岸 まで た どりつ い た が,洪 水 は
会 員 が「神 の 守 りを 受 け て 安 全 に そ して
ノー 長 老 と フィリス 夫 人,ケ ニ ア・ナ イロ
ベ ン ト長 老 を海 の あ る下 流 へ と押 し流 し
平 安 の うち に そ れ ぞ れ の 働 きを 進 め ら
ビ伝 道 部 の レー モ ン ド・ボ テ レル 部 長 と
て い った 。
れ る ように」神 に 祝 福 を 願 い 求 め た 。
ジ ェ ー ン夫 人,副 部 長 の ジ ャク ソ ン・ム
ベ ン ト長 老 の 家 族 は,ク リスマ ス前 にベ
い や りの 心 を もって こ
ダ ン ゼ ル 夫 人,ア フ リカ 南 東 地 域 会 長
押 し寄 せ る川 の 水 は 車 を 数 回 転 させ た 。
祝 福 を 願 う祈 りの 中 で,ネ ル ソ ン 長
ブ ウ ィレ兄 弟 と ジ ュデ ィス 夫 人,そ の ほ
ント長 老 の 追 悼 式 を行 っ た 。ベ ン ト長 老
老 は 次 の ように 願 い 求 め た 。「タ ンザ ニ
は 事 故 に 遭 うまで の14か 月 間,当 地 で 専
ア の 国 民 が,努
任 宣 教 師 として 働 いて い た 。■
と な る よ う祝 福 して くだ さ い 。 そ して 彼
「ネ ル ソ ン長 老 が 使 徒 として タ ンザ ニ ア
ら の 必 要 を 満 た して くだ さ い 。 彼 らが
に特 別 な祝 福 を 与 え る場 に 同席 で き
めて義 を追 い 求 め る民
か15人 の 教 会 員 で あ っ た 。
ス ノー 長 老 は 次 の よ うに 述 べ て い る 。
て,感 動 しま した 。 タン ザ ニ ア に は こ れ
ま で に 福 音 が 確 立 さ れ て きた 歴 史 が あ
欝の不欝灘な人に光をもたらす
りま す が,今 後 さ らに し っ か りと定 着 し,
発 展 して 大 きな 繁 栄 が もた らされ る こ と
耳 口 書 に は・イ エ ス が大 勢 の 目の 見
主
え な い人 を藏 さ れ た話 が 数 か所
目 の もの で あ る。 同 様 の 事 業 が イ ジ ェ
に わた って記 され てい る。 主 が され た
テ ィ ー の 各 都 市 で も予 定 さ れ て い る 。
ニ ン ドニ 支 部 の 礼 拝 堂 に 集 っ た300人
と 同 様 の 働 き を,昨
ア ベ オ ク タ の 住 民 は,2003年
早 々に こ
の 会 員 を 前 に して 話 を した 。 そ の 場 に
ナ イ ジ ェ リアで 白内 障 の手術 を受 け
使 徒 か ら 祝 福 を 授 け られ る 機 会 に 浴
ジ ェ リ ア・ラ
年 の11月
にナイ
ゴ ス の す ぐ近 くで,今
度
は 主 の 教 会 が 実 践 した 。2003年ll月6
日 か ら8日 に か け て,教
会 は ラ ゴス の
ブ オ デ,エ
テ ィ ナ ン,ウ
ヨ,ベ
ニ ンシ
の支援 の恩 恵 に浴 してい る。
る と,時
に は ナ イ ジ ェ リ ア 通 貨 で7万
郊 外 エ グ ベ ダ に あ る 視 力 基 金(Eye
5,000ナ イ ラ も の 費 用 が か か る 。 こ れ
Foundation)と
は,こ
協 力 し て,70人
内 障 の 手 術 を施 し,1,000人
に白
以上 に無
償 で 眼 鏡 を提 供 し た 。
こ れ は,教
会 人 道支 援部 門に よ って
計 画 さ れ た,ナ
イ ジェ リア にお け る一
の国 の大多 数 の 人 には 手の 届 か
で し ょう。」
奉 献 を 終 え た 夜,ネ ル ソ ン 長 老 は キ
臨 ん だ 会 衆 は,主 の 使 徒 の 訪 問 を 受 け,
し,心 か ら の 喜 び を 感 じた 。
現 在 タ ン ザ ニ ア に は3つ の 支 部 が あ
る 。 ケ ニ ア・ナ イロ ビ 伝 道 部 の 下 に 組 織
ない 金額 で あ る。 ナ イジ ェ リア に住 む
さ れ た キ ニ ン ドニ 支 部,チ ャ ンゴ ンベ 支
教 会 員 は 約6万
部,ウ ブ ン ゴ 支 部 で あ る 。 会 員 数 は 今
人 だ が,教
会 が支 援す
る眼 科診 療所 は教会 員 以外 の市 民 に も
広 くそ の 門 戸 を 開 い て い る。 ■
連 の 視 力 保 護 事 業 の 活 動 と し て は2回
リアホナ/2004年4月
4
号
や500人 を 超 え る。 ■
写 真 /ケ ニア ・ナ イ ロビ伝 道 部 の
厚 意 によ り 掲載
第3旅 団 に 所 属 して い た 。 シュル 兄 弟 は,
幾
懸
育 った シュル 兄 弟 は,,陸 軍 第1装 甲 師 団,
量`砿>4孝
S
× 一 五=・壬
劉 理}
つ 田 つ 瀞 母 章 愈9(牢
⊇ノソ平 丸へ季!1コ唄 当を
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螺 鋼夢
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蝶 ギ 製癒⑦静 ム撰
羅
擁轡 騨
蟹磯
写真/北アメリ力南東地域広報部の厚意により掲載
7978年
事 か ら選 ん だ 情 報 を基 に して 書 か れ て
ー ア妨 妹 も こ の記
い る 。 ま た,詳
事 の た め/こ寄 萄 しτ 〈 れ た 。
た ちぱ,右 ナ人の
細 な研 究 デ ー タを載せ
た 長 め の 記 事 に もア ク セ ス で き る 。
結 婚・家
家 族壷強め愚ための
新 しいウ諜ブサイト
族 セ ラ ピー を教 え る教 授 で
あ り,こ の サ イ トの 著 者 の 一 人 で も あ
る ジ ェ フ リ ー・H・ラ
ー ソ ン は,家
族
関係 や結 婚 生活 を改 善す るた め に役 立
つ確 か な情 報 を求 め て い る人 が増 加 す
ブ論繍 ∵論1烈 簾
に ジャマ蜜力が拳献 されたとぎに
その場 に立 ち会,た 韻
や そ の 他 の 学 術 誌 に 最 近 載 せ られ た 記
本 ジ ャ マイ カ・キ ン クス トン 伝 道 部 で,宣 教
師 と し て.働ωた シ ャ[コル・ム
る傾 向 にあ る とい う最近 の調 査結 果 を
H・オ ール ドリッジ・ギ レスど一長 老とともに,
師 陣 と学 生 た ち は,宗 教 を 問 わ ず す べ
示 し た 。 ラ ー ソ ン兄 弟 は こ う語 っ て い
当峙祈 りがさ'さ'げ
βれた マンデどル の
ベ ンカル菩提 樹の木の 下に立 った。
て の 人 々 が 家 族 を 強 め,豊 か に す る こ
る 。「『永 遠 の 家 族 』 サ イ トは 信 頼 で き
とが で きる よ う,学 術 研 究 に 基 づ い た 実
る研 究 結 果 を基 に し て い ま す 。 世 に あ
用 的 知 識 や,信 仰 を 基 礎 とし た 情 報 を
るすべ ての 情報 が 信 頼 で きるわ けで は
左か 三5デ
クサン・ブ ランケット仔 醒 を
抱 ωτし】
る♪,ジ旨セフィン・タ ッカ「
ギ レスピー長 考,ベル ナ・=ユ ージェント,
ビクター・=ユ ージ士ント
提 供 す る た め に,新 し い ウ エ ブ サ イ トを
あ り ませ ん 。 こ の サ イ トの 内 容 は 注 意
立 ち 上 げ た 。 こ の サ イ ト は 現 在,
深 く吟 味 した う え で 編 集 され て い ま
www.foreverfamilies.netで
す 。 安 心 し て 活 用 で き る も の で す 。」
ア クセ ス
で き る 。 こ の「永 遠 の 家 族」(Forever
こ の サ イ トが 扱 っ て い る テ ー マ に
あか し
い 出 や 証 を 書 き,福 音 を題 材 に し た 手
Families)サ
作 りの 芸 術 作 品 を集 め,こ の 一 大 イベ ン
宣 言」の
トの 展 示 品 を準 備 し た 。 そ れ ぞ れ の 礼
イトは,「家
族
世界 へ の
は,「結
テ ーマ に添 って構 成 され てお
り,両 親,夫
婦,個
人 が,同
婚 と家 族 を 成 功 に 導 く 原 則」
「親 族 か ら の 援 助」「子
宣 言 に述
神 的 必 要」「家
供 の 身 体 的・精
族 を 強 め る 地 域 社 会」
拝 堂 の 入 り口 に は 年 表 が は ら れ,会 員
一 人 一 人 が 自 分 の 名 前 と バ プ テ スマ の
べ ら れ て い る 原 則 を家 庭 や 地 域 社 会 に
が 含 まれ てい る。 家 族生 活 を教 え る教
植 え付 け るの を助 けち れ る よう に工夫
授 で あ り,こ
日を 記 し た 。 また,礼 拝 堂 の 壁 に は25年
され てい る。
て い る ス テ ィ ー ブ ン・F・ダ
間 の 歴 史 が つ づ られ た 。
家 庭 生 活 学 部 長 の ジ ェ ー ム ズ・M・
記 念 行 事 の もう一 つ の 柱 として,ジ ャ
マ イカ 島 の4つ の 地 方 部 は,そ れ ぞ れ 神
語 っ て い る よ う に,末
「こ の 家 族 に 関 す る 宣 言 は,末
日聖徒
え が,各
リ ス ト教 会 の 指 導 者 た ち が
る。 ■
イ エ ス・キ
書 い た もの で す が,多
現 在,ジ ャ マ イカの 会 員 た ち が 神 殿 に 参
奉 して い る 原 則 を 含 ん で い ま す 。 『永
入 す る に は,ド ミニ カ 共 和 国 か 合 衆 国 南
遠 の 家 族 』 サ イ トを訪
部 ま で 旅 行 し な け れ ば な らな い 。 こ の
れ た 人 た ち は,社
集 会 の 話 者 は,七 十 人 で 北 アメリカ 南 東
学 が これ らの 原 則 の 正
ャマイ
くの 宗 教 家 が 信
一
会科
繊
総 臣臨
蟻
れ らの 原 則 を ど の よ う
ター ナ ー 部 長,ジ ャ マ イカの 地 方 部 長 た
に毎 日の 生 活 に応 用 で
ち,ジ ャ マ イカで 最 初 に バ プ テス マ を受
き る の か を 知 る こ とが
け た ビ クタ ー・ニ ュ ー ジ ェ ン ト,そ して
で き る で し ょ う 。」
至蝋 照 総
「
.顎
怪
m自mri¥睾1炉e1慧i曲ll幽Yl糟1唄
Bじ蝉KP自
『ジ ャ ー ナ ル・オ
リ ッ ジ・ア
した 元 伝 道 部 長 は,グ レン・ス トリンガ ム
ミ リ ー 』(ノoロrnalof
ン ド・フ
(フロ リダ 州 フォー トロ ー ダー デ ー ル 伝 道
MarriageandFamily),
部,1979-1982年),リ
チ ャー ド・L・バ
『チ ャ イ ル ド・デ
ト(1988-1991年),ク
ィー ド・H・ウ
ラー(1991-1994年),デ
バ ー ト(1994d997年),ユ
ム ーア(1997-2000年)で
ー
ェー
ビ ッド・R・カ ル
ー ジ ー ン・J●
ある。■
プ メ
ン
ァ
ィベ ロ
論滋
ト 』(Chfld
Deve10Pme11亡),『
ミ リ ー・リ
…1
ブ・マ
約1,000人 が 記 念 行 事 に 参 加 した 。参 加
フ ァ
ll甑
訓
欝 麗 還
∴
蓄
ww四.'σr'θ 》θr伯m〃'e5.π θ亡ば,
号
婁1匿 蓮
壷
家 族 を 強 め る た め の 情 報 を提 供 しτω る 。
ズ 』(FamflyRe!a亡foηs)
6
羅
曲巳
ブ リカ ム 。ヤ ン グ 。ヤ ン クラヒ学 の ウェブ サ イ ト
レー シ ョン
リアホナ/2004年4月
}㎝r
遷
絶lr
脳1轍蕊
こ の サ イ トの 記 事 は,
元 宣 教 師 や5人 の 元 伝 道 部 長 を 含 め,
¢職脚瑠脚鞭
・1∵
齢&
嚢
輩
タッカー 姉 妹 で あ る。
幽
こ1
瞬 睡難
た,こ
カ・キ ング ス トン伝 道 部 の リロ イ・R・
ぐ岬ド
磯 磁 麟 癖 壷1、
し さ を ど の よ う に 証 明
し て い る か,ま
鰍.N飾
瞳鈴 簿
壌
レス ピ ー 長 老,ジ
記 事 の 末尾 に リ ンク され てい
﹃
ル ドリ ッジ・ギ
日聖 徒 イエ ス・
キ リ ス ト教 会 の 指 導 者 た ち の 更 な る 教
め に 自らを再 奉 献 す る 集 会 を持 っ た 。
ー
ンカ ンが
ハ ーバ ー は この よ うに語 って い る。
殿 に参 入 す る備 えの で きた民 となる た
地 域 会 長 会 第 二 副 会 長 で あ るH・オ
の ウ ェ ブ サ イ ト を監 督 し
乗ぱ、
}勲
■
〔
劇 ⊃1軽 凶 母 ∠d`画
。9吾
▼
肖多聰 鶉
∼イコ マ4n螺
。留 吾 粟o翼`吾
説`型%へ}o翼
百 Ψ 型(圏4つ(∂
⊃匹
畔).つ
用Q>6母
尋Y.喜
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悪 コ 鴻・£ し 一 孝%把
日当去 Ψ 卑4靭
医多輩(ラ4鼻
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○
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5日 本の教会幹部が尺一カー駐日米国大使観
域 会長 会 は
して 働 い て い る こ と を 伝 え
この3月11
多 くの 帰 還 宣 教 師 か 再 来 日 し
日 東 京都 港 区赤
て 日本 の 経 済 界 の要 職 に就 い
坂 の アメ リ力 大 使
て いること また 家族を大切
ー カー
駐 日 大 使 を 表 敬 訪 問 した 。教 会 側 の
一行 は菊地良彦 アシア北 地域会長 と第一
て 話 した 。
副 会 長 の ウィ リアムRワ
のキ ム0シ
ヘ ー カ ー 大 使 は か つ て レー
地
カ ン大 統 領 の 首 席 補 佐 官 を 務
医療 宣 教 師
め るな と政 界 て 長 く活 動 して
ョン ソ ン長 老 広 報 宣 教 師 の
き た 。政 財 界 て 活 躍 す る 末 日
ーカー長老
域 幹 部 七 十 人 の新 山靖 雄 長 老
モー リス ス テ レ ット夫 妻 の6人 て あ る 。
聖徒 の 議 員 や 実 業 家 と い った
この 会 見 は アメ リ力大 使 館 て 連 邦航 空 局
(FAA)先
隔.懸1
にす る 教 会 の 信 条 な と に つ い
蔚
ワー トHヘ
購 懸
友 人 を 通 して 以 前 か らこ の 教
、撫 響1
ヘー カー 大使 に写真 集 『MISSIon』 を手 渡す 菊地 良彦 アシ ア北地 域会長 。
会 の こ と は よ く矢口って い た と
任 代表 を務 め る クリス トフ ァー
メッツ兄 弟(東 京 南 ステ ー ク 第二 副 会 長)と
い う。大 使 は か つ て モ ル モ ン 書 や 特 に 自
家 として も有 名 て1993年
大使 館 広報 担 当 の テ ヒ ット モ ア 兄 弟 ら二
身 の 家 系 図 を 贈 ら れ た こ と を 印 象 深 く覚
協 会 国 際 賞 を受 賞 し これま て に3冊 の写 真
人の 末 日聖 徒 の 外 交 官 によ って セ ッティン
え て お り 教 会 に 好 印 象 を持 って い る と
集 を 出版 しζい る。
ク さ れ た 。メ ッツ兄 弟 は福 岡 伝 道 部
語 った.ヘ ー カ ー大 使 自身
モア
兄弟 は香 港 伝 道部 の 帰 還 宣 教 師て あ る 。
シ ョンソ ン 長 老 か アイタ ホ 州 選 出 の ク レ
長老派教会の
に は全 米写 真 家
会談 は始終和やか に進み
当 初20分
の
長 老 の 職 に あ リ ク リス チ ャン と して の 価
会 見 予 定 か35分
値 観 は末 日聖 徒 と 多 くの 共 通 点 か あ る 。
囲 気 て した」と メ ッツ兄 弟 は 振 り返 る 。ま
ック上 院 議 員 か らの 紹介 状 を手 渡 し ヘ ー
この 日は教 会 か ら 『家族
世 界 へ の宣 言 』
に及 ん た 。「すこ くい い 雰
た 新 山 長 老 は「会 見 を 通 し ア メ リ力 社 会
カ ー 大 便 が 気 さ く に応 して 会 見 は 始 ま っ
ま た世 界 中 て 活 躍す る末 日聖 徒 を描 いた 写
に良 い 影 響 力 を発 揮 して 主 の 光 を 輝 か せ
た 。菊 地 長 老 ら地 域 会 長 会 は 今 日 本 て ア
真 集 『MISSIon』 か 贈 られ 大 使 は 興 味 深 そ
て い る 教 会 員 の 活 躍 振 りが う か か え ま し
メ リ 力人 の 青 年 約700人
うに受 け 取 って い た 。ベ ー カー 大 使 は 写 真
た」と 感 想 を 述 べ た 。◆
第1回「就
か専任宣教 師と
職 実 践 講 座」に
地
域 福 祉 部/東 京 雇 用 セ ン ター か 主 催
す る 第1回「就
28日
職 実 践 講 座」か2月
に開 催 さ れ た 。 会 場 と な った 東 京 都
港 区 六 本 木 の 日 本IBM本
多 数 が 来 場 一納得できる牒 と姓 破 援を目指して一
雇 用 形 態 の 変 化 を 前 提 に「自 分 自 身 の デ
ン の 時 間 も設 け られ
タイ トル と お り実 践
ィス 力 八 リー(発 見)」に 重 点 か 置 か れ た 。
的 た と好 評 て あ っ た 。 教 会 て は な く外 部
ホ ー ル 兄 弟 は「良 い リー タ ー に な る に は
の会 場 て 開 催 さ れ る こ と も 適 度 な 緊 張 感
を醸 し出 して いた 。
社 会議室 は定員
早 い 時 期 か らの リー ター シ ップ の経 験 が欠
の参加者て 満席と
か せ ま せ ん 。そ して 自分 の才 能 か 何 て あ
な っ た 。「就職 に必 要 な 教 育 と職 業 の 目 標
る か 気 つ くこ と は と て も 重 要 な こと て す」
す包 括 的 な 就 職 支 援 を 視 野 に 入 れ て 教 育
を 立 て る」と い うテ ー マ て 行 わ れ た 第1回
と強 調 し 子 供 の こ ろや 字 生 時代 の 経 験 を
と キ ャ リア ア ップ を テ ー マ に
目の セ ミ ナ ー に は
ブラ ット ホール兄弟
披 露 しな か ら 将 来 の 日 本 て 注 目さ れ るて
現場て活躍する経筥管理者
か 講 師 と して迎 え られ た 。ホ ール 兄 弟 は現
あ ろ う職 業な と につ い て も分 析 を 力口え た 。
者 な と を 招 い て の セ ミナ ー を 開 催 して い
30人
の と こ ろ か45人
在IBMの
また
ア シア 太 平 洋地 域 て働 く重 役 陣
の 管 理 運 営 能 力の 向上 や 組 織 と人 事 管 理
野
羅
教育
く方針 。地 域 福 祉 部 の 熊 沢 幸 雄 兄 弟 は「優
れ た教 育 を受 け る こ と や 自分 の 満 足 す る
職 業 に 就 くこ と に 関 心 あ る 人 に と って は
や職 業 例 か ら適 した 仕 事 や 才 能 を 見 直 す
人 生 に大 き な 影 響 を 及 ぼ す セ ミ ナ ー に な
セ ミ ナ ー て は 日本 の
と い っ た ワー ク シ ョップ や テ ィス カ ッ シ ョ
る と 思 い ま す」と 熱 心 に聞 き入 る参 加 者 を
一「
品㌦1♂
蝋㌦蔭罵蝦嚢冨』蕪臨鰯
ゆ ジ
∼
ロロき ま
∵㌧鄭1窪
∼霧 鷲襲羅 難
脚
ヒ シネ ス の
専門家
査 によ って 自 己 を評 価 し 様 々 な 職 業 領域
・、嶺 鎌
一
目 か らな る 職 業 興 味 検
今 後 も 関東 地 区 に限 ら
システムの有効 改善を
ド 担 当 して い る
。
.曝
・嚇
参 力口
者 は たた 講 師 の 話 を 聞 くた け
て は な く160項
地域福祉部ては
選
騨
曲藤繍鵡
見 詰 め な が ら話 す 。
今年 は東 京 て5回 の セ ミ ナ ー か 予定 され
て お り 第2回 目の セ ミ ナ ー は4月17日
(土)に テ ン プ ル 大 学 シ ャパ ン て 開 催 さ れ
る 。 詳 細 は 地 域 福 祉 部(Kumazaway@
ldschurchorg)ま
て 。◆
「就職実 践講 座」会 場 とな った 日本旧M本 社 ヒル
凝20階
の会。
義室。
晦
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巨6由9セ6τ勲 呈翫 堕 量 袖
⑦ 翼 産 ‡ 里 。曾鍵2`払
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轟 戻 鷺 写1拙魂4r【r∠、翻
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摯馴2呈(∂嶺¥雷 尋 攻==衡`… 捗胆(∂妾
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首(汐ミ穿聯
詳 判 ⑦ 留Y(奉 幹 へつ鏡 詳4`Ψ
曾Y⊃ 虜;聯」`掌,幣)9。4つ
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を癒 痴 艶 噸 凝謹
卿 期 嶽 灘 礒蔚
しか し西 本 家 族 の先 祖 ば広 島の 出 身 で
年 の 親 族 が 住 ん で い るか を丁 寧 に 教 え
ある。原爆 投 下 によって市 内 は壊 滅 し,
て くれ た とい う。 不 思 議 な ことに,何 を し
な い 時 間 が か か る 。 限 られ た 休 暇 期 間
役 所 の 戸 籍 も灰 儘 に 帰 して い る と思 わ
に 来 た の か な ど とは 最 後 まで まっ た く聞
で 朝 鮮 半 島 まで の 復 路 を 考 え る ともう余
れ た 。 ほ ん とうに家 族 歴 史 を調 べ る こ と
か れ な か った 。
裕 は な か った 。そ こで親 族 の お ば あさ
で は 目指 す 資 料 に た ど り着 くに は 途 方 も
か い じん
が で きるの だ ろうか 。
老 人 の 教 え を 地 図 に 記 した 西 本 青 年
ん は「付 い て 来 な さ い」と,人
混み の中
つえ
***
は 感 謝 して そ の 家 を 辞 し,教
えられ た
へ 杖 を 振 りか ざ し な が ら入 って い っ た 。
西 本 青 年 は アメ リカ軍 の 砲 兵 として 朝
家 々 を訪 問 した 。最 初 の 家 に 入 って 自分
鮮 半 島 へ や って 来 た 。 大 砲 を 撃 つ ときに
の 名 前 を 告 げ ると,い きな りそ の 家 の お
ように」西 本 青 年 を 先 導 して い く。 そ うし
は ま ず 目標 の 左 右 に 予 備 砲 撃 を して 着
ば あ さん か ら叱 られ た 。か つ て 母 が この
て 思 い が け な い 早 さ で 窓 口 に た ど り着
弾 点 を確 認 す る 。 そ れ を 基 準 に 目標 に
家 に 幼 い 彼 を 連 れ て きた とき障 子 に 穴 を
き,戸 籍 閲 覧 を 請 求 す ることが で きた 。
到 達 す る よう砲 の 照 準 を 修 正 して 本 番 の
開 け た とい うの だ 。「その 跡 を 見 せ て あ げ
係 員 が 戸 籍 を 読 み 上 げ,た くさん の 名
砲 撃 に移 るのだ った。 西本 青 年 の役 割
る,あ な た が や っ た ん で す,ず っと待 っ と
前 を 書 き写 し終 わ った 。そ の とき西 本 青
は,軍 か ら支 給 され る トレ ー シ ングペ ー
った1」一
そ れ まで は アメリカで 生 ま れ
年 の 心 に,「も う一 遍 見 て くだ さ い」と さ
パ ー を 地 図 の 上 に 置 き,目標 地 点 まで の
た もの とば か り思 い,記 録 もそ うな って い
さ や くもの が あ った 。 そ こで 同 じ資 料 を
図面 を引 いて予 備 砲 撃 のた め の照 準 計
た の に,こ の とき西 本 青 年 は 初 め て 自分
再 度 見 て もらうと,「は い こ れ だ け で す 。」
算 を す るこ とで あ っ た 。 常 に5分 以 内 に
が 日本 生 まれ で あ ると知 った の だ った 。
で もどうして か,西 本 青 年 は 心 に,ま だ あ
「ま るで モ ー セ が 杖 で 紅 海 の 水 を分 け る
ぺん
正 確 な 数 値 を 出 す よう要 求 され た 。
西本 こ家族
,1睡ll…i灘
。
そ うした 日々 の 中 で,あ るとき休 暇 を も
だ け で す 。」それ で もささ や きは 心 を 去 ら
らっ た 西 本 青 年 は 自分 の 父 祖 の 出 身 地、
な い 。 まだ あ る,ま だ あ る一
で あ る広 島 を 訪 問 す る こ とに した 。 先 祖
の 記 録 を 手 に 入 れ る た め で あ る。 アメ リ
る,と 知 って い る 。「これ もうな い ね,こ れ
窓 口は混 み
合 って お り,忙 しい 係 員 に 怒 られ た 。 そ
み たび
難幽
れで も「ま た もう一 度 見 てくだ さい」と 三 度
カに出稼 ぎに 出 か け た祖 父 の 買 った家
食 い 下 が ると,係 員 は 文 句 を 言 い な が ら
は まだ 健 在 だ った 。 広 島 に 原 爆 が 落 ち1
も見 て くれ た 。 とこ ろ が そ の とき,ペ ー ジ
た とき,祖 父 は 広 島 市 に 注 ぐ川 沿 い に あ
が1か 所 くっつ い て い た こ とが 分 か り,そ
る 家 の 屋 根 に 上 って 広 島 市 内 か ら 立 ち
上 るキノコ 雲 を 眺 め て い た 。 や が て 爆 発 毒
、し て 新 た に 開 か れ た そ の ペ ー ジ か ら16
i燃1
人 の 名 前 が 出 た の で あ る。 … …「た くさ
の 衝 撃 で 川 の 水 が 上 流 に 向 か って さ か
の ぼ り,津 波 の ように 向 か って きた 。 祖
ん の 奇 跡 が あ りました」と 西 本 長 老 は 祝
す べ 乃 の完 視 に 働 西を向 勧
父 母 の 家 に も壁 まで 水 が 来 た 。 祖 母 は
御5を 量 す るこ とが で甘 る … …
とっさに タ ンス の 引 き出 し を 引 きそ こに よ
わ た しば そ れ が 出発 京 石あ る と 悟 った 。
じ登 って 難 を 逃 れ た 。 祖 父 は,波 に さ ら
濯イド・κ・ノ1。
ツカー
わ れ た 近 所 の 人 が 流 さ れ て い くの を 屋
根 の 上 か ら見 た とい う。 そ うした 貴 重 な
***
原 爆 投 下 か ら6年,広
福 され た1週 間 の 休 暇 を 振 り返 る。
***
西 本 青 年 は そ うして 集 まった 膨 大 な 資
料 を 系 図 表 に して,弾 道 計 算 に 使 って い
た トレ ー シ ングペ ー パ ー に 鉛 筆 で 書 き記
島市 には立 派 な
して い った 。 名 前 の 横 に は 親 族 か らもら
体 験 談 も聞 き出 し,大 切 な 家 族 の 記 録 と
市 役 所 が で きて い た 。 しか も被 爆 後,全
っ た 顔 写 真 を 貼 り付 け た 。 そ う し な い
して 残 す ことが で きた 。
国 の 役 所 や 市 民 か ら 寄 せ られ た 資 料 で
と誰 が 誰 か 分 か ら な く な る ほ ど 写 真 が
母 方 の 出 身 地 は さら に 山 奥 の 小 さ な
焼 失 した 戸 籍 が 復 元 され,む しろ 被 爆 前
多 か っ た の で あ る 。 大 きな トレ ー シ ング
町 で あ っ た 。 そ の 土 地 へ 向 か って 歩 い
よりもた くさん 記 録 が あ った とい う。「原爆
ペ ー パ ー を 何 枚 も何 枚 も継 ぎ足 したb
て い る とき,西 本 青 年 の 心 に ささ や くもの
で 何 もな い と思 った ら,ほ ん とうに び っく
昼 は 砲 兵 と し て 計 算 を し,夜
が あ った,「い
ち ば ん 年 寄 りの 人 を 訪 ね
りしました 。 日本 の 人 は み ん な 系 図 を 調
で 系 図 を書 い た 。
て い きな さい」と 。 そ の 町 に 一 軒 だ け あ
べ て い る,親 戚 の 家 で も電 車 に 乗 って も,
そ の 後 祖 父 が 亡 くな り,西 本 青 年 は 再
っ た 店 で 尋 ね る と,店 の 人 が「あ あ,あ
ど こで も系 図 の ことを話 して い る … … み
び 戦 場 か ら 広 島 を 訪 れ る。 当 時 の 葬 儀
そ こ だ あ そ こ だ」と 教 えて くれ た そ の 家
ん な 心 が 自 分 の 家 族 に 向 い て い て,覚
や 法 事 は2,3週
は さらに 山 の 上 の 方 に あ っ た 。
えて お こうと記 録 を調 べ て い ました 。」
の 間,西
出 て きた の は 随 分 と高 齢 の お じ い さん
そ の 戸 籍 を 写 す べ く役 所 へ 行 こうとし
しんせ き
は 同 じ紙
間 も続 くもの だ った 。 そ
本 青年 は集 まっ た親 族 一人 一
人 と面 接 して 先 祖 の 情 報 を 聞 き 出 して
だ った。酉 本 青年 が親 戚 の 名 を 口 にす
た とき,西 本 青 年 は 再 び,あ る 親 族 の お
い く。 そ し て 戦 場 に戻 り,ま
る と,来 意 も告 げ な い の に,ま る で 彼 の
ば あ さん と一 緒 に 行 くように,と の ささや
つ と系 図 表 を書 き続 け る。
た こつ こ
来 るの を 知 って い た か の ように 家 の 裏 手
きを 受 け た 。 役 所 は 親 族 の 所 在 を 調 べ
兵役 を終 え て帰 国 す る直 前 に も 日本
へ と彼 を導 い た 。 老 人 は 眼 下 の 集 落 に
た り手 持 ち の 謄 本 を提 出 し に 来 た りす る
を 訪 れ た 。 尼 崎 の 伯 母 の 家 に 泊 ま り,
あ る家 々を 指 さ しな が ら,ど こ に 西 本 青
た くさん の 人 で ご っ た 返 して い た 。 これ
そ こ か ら汽 車 で 広 島 へ 向 か っ た 。
リアホナ/2004年4月
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薪
穂
轡講
繊 灘霧
コ も に 奉 仕 して い る 。「ADEプ ロ ジ ェ
.クトで は ス テ ー ク全 体 を 担 当 して
,
亡 くな った 人 々 の 情 報 の 処 理 も 自
の とき に 見
奉 仕 者 の 人 数 に 見 合 った 割 り当 て
気 が しま す。少 しず つ ジ グ ソー パ ズ
た,広 島 で 被 爆 して 亡 くな って い っ
を 行 って いま す。大 祭司 グル ー プ リ
ー ダ ー を 通 じて 行 って い ま す が
,平
ル の 欠 け て い た 部 分 が つ な が って
た 人 た ち が写 さ れ た 写 真 を今 で も
鮮 明 に 記 憶 して い る 。そ れ は 戸 上
日な ど に時 間 を 決 めて 奉 仕 に 携 わ
「神様 は いろ ん な 方 法 を 通 じて 道
少 年 に強 烈 な 印 象 を与 え る もの だ
って い る人 が ほ とん ど で す。ス テ ー
筋 を つ け てくれ ま す。奉 仕 して いる
った 。「決して 快 い 画 像 で は な か っ
ク 内 で7台 の パ ソコ ンが 稼 働 して お
人 た ち の入 力 して い る 姿 を 見 て,彼
た」と 戸上 兄 弟 は 静 か に 話 す。そ れ
り,1台 で約21000人
らが 白 い服 を 着 て い た ら,神 殿 と変
にも か か わ らず 一 つ の 予 感 が 少 年
の 入 力 を 行 って い ま す。す で に約1
わ りな い と感 じ る とき が あ りま す。
の 心 に浮 か んで き た 。「将来 こ の 人
万5干 人 分 の 入 力 が 終 わ りま した 。
い つ の 日 か に 備 えて,心 を 準 備 して
た ち の た め に 自分 は 何 か す るよ う
千 里 ワ ー ドと花 屋 敷 ワ ー ドで は 各
くだ さ って い るの だ と 気 が つ き まし
にな る。」その言 葉 は 決 して 消え る こ
20人
ほ ど,そ の ほ か の ワ ー ドで 数
た 。神 様 の 行 わ れ る プ ロ グ ラム に
とな く,高 校 生 の とき に 改 宗 した
人 の 会 員 が この プ ロ ジ ェクトを 助 け
は 無 駄 が あ りま せ ん 。必 ず 何 か の
戸 上 兄 弟 の人 生 の 中 で 度 々 思 い 起
て くれ て い ま す。パ ソコ ン を打 て な
備 え にな って い る んで す。」家族 歴 史
父 の 話 を 聞 くこと は あま りあ りま せ
こされ る もの とな った 。
い の で チ ェック だ け とい う方,ま た
の 奉 仕 活 動 が 活 発 に な れ.ば,神 殿
ん で した が,先 祖 へ の 思 い は,そ の
人 物 の 情 報 やエ ピソー ドを を少 しで
も 多 く知 る こ と で わ い て き ま すよ
大監薇薩禦ぞ課
3
分 た ち で 行 う準 備 を して い る よ うな
挙
と が み じゅんいち
戸 上 純 一 兄 弟 は,12才
い くよ うな イメ ー ジが あ ります ね 。」
の 死 者 の情 報
華
謎禦 翼訟驚蓮町
腔嚢嚢
聾無聾卯
導"灘讐 憂翼 嚢罫蘂謬 臨奏蟹憲 鞘垂 熱彗 韻毒
叢華
箋 雲 寒 蟹 蒙嚢 ⋮
蓬 厨嚢
操作 に不慣れで処理 速度の遅 い方
ター が 開 設 され る」と 友 人 か ら連 絡
も い ら っしゃい ま す が,数 で はな く,
殿 で ワ ー ドの 単 独 セ ッシ ョン を 行 っ
を受 け た 。「その とき に,写 真 の こ と
そ れ に参 力口してくだ さ って い る兄 弟
て い ます が,聖 餐 会 へ 出席 す る 人数
ね 。先 祖 の 話 を 親 族 か ら聞 くと,愛
が思 い 出 され ま した 。原爆 で亡 くな
姉 妹 の 働 き に尊 敬 と感 謝 の 気 持 ち
よ り多 い の で は な い か と思 うとき が
情 や 親 し み が わ い て ぎ ま す。PAP
った方 々 に とって 何 が いち ばん うれ
で い っぱ いで す。数 枚 の 入 力 が 完 了
あ りま すよ。」
に は そ の よ うな も の を 残 す こ とが
しい ことな ん だ ろうと 考 え る と,家
して 喜 ん で い らっ しゃる 姿 を 見 る と
昨年 の12月 に 戸 上 兄 弟 の 弟 さん
族 が 再 び 一 緒 に な る こ とで は な い
『
良 い プ ロ グ ラ ム に な って き た 』と
の 家 族 が 改 宗 した 。弟 さ ん は 教 会
か,と 思 い,子 供 の ころ か らの 予 感
強 く感 じま す。」戸上 兄弟 は人 が プ ロ
が 先 祖 を 大 切 にす る の か と 尋 ね て
に 自 分 は 何 か す る よ うに な る 。」少
は家 族 歴 史 の 業 の ごと だ った の か
ジェクトを 助 け,プ ロジ ュ:クトが 人 の
ぎ た 。「そこ で,教 会 が 行 って い る家
年 の こ ろ戸 土 兄 弟 の 感 じた 予 感 が
も しれ な い と思 い ました 。」
成 長 を 助 け て い る と 感 じて い る 。
族歴史や 先祖の儀式 について説 明
少 しず つ 実 現 しつ つ あ る 中,も っと
そ れ と とも に「関 西 の 意 気 込 み は す
しま した 。他 の 宗教 と比 較 した とき
た くさ ん の 亡 くな った 方 々 の た め に
こい で すよ」と確 信 を も って話 す。
に,こ れ ほ ど ま で に 亡 くな った 方 々
働 くた め にも,神 殿 が 身近 に建 設 さ
の 情 報 を 集 めて 儀 式 を 行 って い る
れ る こと へ の 希 望 は 強 ま って い る。
とこ ろ はな い の で は と思 い ます。」
「も っと も っとPAFを
せ いさん
ヘ
ユ しユ
で きる んで す ね 。」
「将来,亡
くな った 人 た ち のた め
ヨ ユ エ
ロ
大 阪 北 ス テ ー ク で は,ア ジ ア
け ユ じ 神 殿 記 録 入 力 プ ロジ ェク ト(ADEプ
ロ ジェクト)に約50人
の教 会 員 が 参
加 して い る。現在,戸 上 兄弟 はADE
争繭 轄
竃 ∼ー
騨
大阪北・㌃・簿
墨 ドのAD・プ 眺
感 動 した とい う 。「この プ ロ ジ ェクト
「PAFは
はい ず れ こ の 土 地 に 神 殿 が 建 ち,
ク トのボ・イ テ・翻
セ
ヨ
一
磁 璽鋤
断 腕隅
とと
糞
癖脊
脇
ロ ジ ェク トの 説 明 を 聞 い
た と き,戸 上 兄 弟 は そ の ビジ ョン に
プ ロ ジ ェク トの リー ダ ー として ス
テー ク 内の 会
ADEプ
騨慰
華 婁瓢
肇 甲曽
奪
数 年 前,「広 島 で も 家 族 歴 史 セ ン
へ の 参 入 も 活 発 に な る,と い う。「神
た い」と 戸上 兄 弟 は 熱 心 に 語 る 。そ
ま す。子 ども た ちが 先 祖 の ことに つ
して そ の 思 い は周 囲 の 人 々 と 共 有
い て 聞 くとき に,名 前 だ けで は 関心
す る も の へ と 変 化 して き て い る 。
が 薄 い か も しれ ま せ ん が,ど ん な顔
「神 様 の 行 わ れ る プ ロ グラ ム に は無
だ った の か(画 像 ファイル),ど ん な
駄 が な い 。必 ず 何 か の 備 え にな っ
声 だ った の か(音 声 フ ァイル),.どこ
て い る」と 語 る戸 上 兄 弟 は,ADEプ
で 育 った の か な ど を 知 る こ とが で
ロ ジ ェク トに 携 わ る 中,希 望 を持 ち
き ま す の で,ほ ん と うに す ば ら しい
な が らま た 新 た な 予 感 を 感 じて い
で すよ 。わ た しも 自分 の 父親 か ら祖
る。◆
皆翫
雪
購 黙挿欄
「4代 で15枚 の 系 図 を 書 きま し ょう」こ
い ろんな人 が利 用で き
知 って も ら い
隈騰 隔籏鶴駐
灘 溺照畢照粥 隅一
中 で 提 出 さ れ ず に 眠 って い る 名 前 は 実
繍
一 それではどこまで調べればよいのですか。
れ も一 つ の 目標 で す け れ ど,だ れ も15枚
に 数 十 万 人 に 達 す る と思 わ れ ま す),15
書 い た らそ れ で 終 わ りだ とは 言 って い な
枚 書 い た らそ れ で とりあ えず 卒 業 して し
ど こまで 調 べ る か,と い うこ とも大 切 で す
い んで す。・かつ て4代 系 図 の 提 出 が 非 常
まう。「4代 で15枚」と 表 現 す ると,家 族 歴
け れ ど,ど う調 べ る か,ど ん な 情 報 を 集
に 強 調 され た 時 期 が あ りま した 。 け れ ど
史 の 業 が ペ ー パ ー ワ ー ク に な って しまう
め るか,が 負 け ず 劣 らず 大 切 な んで す。
も,も っ と提 出 で き る戸 籍 を 持 って い る
んで す 。とに か く15枚 書 い て「さ あ 出 した
神 殿 に何 枚 送 ろ うとい う数 字 だ け が 念
の に(統 計 的 に 推 測 す る と,会 員 の 皆 さ
終 わ った[」っ て い う雰 囲 気 が もしあ ると
頭 に あ って 名 前 を 集 め に 行 っ た ら,墓 石
ん が す で に 集 め て お られ る戸 籍 謄 本 の
した らち ょっと残 念 で す 。
の 前 で 名 前 と出 生 年 月 日と死 亡 年 月 日だ
リアホナ/2004年4月
12
号
誤 解 しな い で い た だ きた い の で す が,
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白道寺 所蔵 の「肥 前 國嶋原 古城 諸将仕 寄之 副 。海 側にオ ラン ダ船 が描か れて いる 。
島 原の乱 当 時 幕府 軍 がオラ ンダ船 に依頼 して海 から原城 を砲 撃さ せた史 実 に合致 する 。
の 中 に 先 祖 の 名 前 が … …]菊 地 姉 妹 は
が,父 祖 の 地 に 旅 行 す るな ど して 先 祖 に
折 り重 な っ た 墓 石 を 引 っ 張 ろ うと す る
心 を 向 け て い った 。
住 職 は い くら か の 過
繋
た 。 過 去 帳 とは,た
灘
灘
だ
北 海 道 に 住 む 人 は,数 世 代 調 べ て い
ら 住 職 ら し い 男 性 が 出 て きた 。「何 して
くと北 海 道 の 記 録 は な くな り本 州 な ど に
年 代 順 に 亡 くな った 人
つ な が って い くことが 多 い 。 菊 地 姉 妹 の
の 名 前 と命 日を 書 き連
とが
るん で す か 。」一
答 め られ ノー トを 取 り
ね た もの で,そ
井 で は1948年
に 大 地 震 が あ り,役 所 の
人 々の相 互 のつ なが り
れ らの
るん で す」と 答 え,か な り以 前,先 代 の 住
記 録 が 焼 失 して そ こか ら先 の 手 が か りが
は 分 か らな い 。「ど うし
職 の ころに 白道寺 か ら数 人 の先 祖 の名
な い 。 何 とか そ れ を 調 べ ら れ な い か と
よ う,こ れ を 全 部 写 す
前 を教 えて もらっ た ときの 手 紙 を 差 し 出
ず っ と気 に な って い た 。
の は 何 日も泊 まり込 ん だ
した 。「お お,父 の 字 で す ね 。」住 職 は,
そ ん な とき,ワ ー ドで の 系 図 探 求 の 大
灘
場 合 も父 方 が 福 井 県 だ った 。ところ が 福
菊 地 姉 妹 は,「先 祖 の ル ー ツ を 調 べ て い
げド
講,
嚢鍵
蘂織繊灘欝講灘轍
上 げ られ る の で は,と ど きど きし な が ら
ー 購
が,び くともしな い 。 そ の ときお 寺 の 中 か
澱
欝
去 帳 を 取 り出 して くれ
購
として も無 理 だ ろう。」途
さ と う よう こ
ど うぞ ど うぞ,と 寺 の 中 へ 招 じ入 れ て く
先 輩 で あ る佐 藤 養 子 姉 妹 に こう教 え られ
方 に 暮 れて い ると,住 職
れ た 。 い つ の 間 に か 雨 は 上 が って い た 。
た 。「系 図 を 調 べ るときは 朝 も昼 も晩 もい
が ま た 別 の 資 料 を取 り
つ で もお 祈 りした らい い よ。」そこで 菊 地
出 して きた 。そ れ は ワー
姉 妹 は折 々の お 祈 りの 際 に 必 ず「少 しで
プ ロ で 打 った そ れ ら 過
も先 祖 の 系 図 が 分 か る ように 記 録 を 下
去 帳 の 写 しで,し か も家
さい」と 付 け 加 え るこ とを 忘 れ な か っ た 。
別 に 整 理 ま で して あ っ
そ の まま5,6年 の 歳 月が 流 れ て い た 。
た の で あ る。
ヨ這寺山門
慧
(
白 道 寺 に は,さ か の ぼ れ ば1400年
盤 によつτ求め る者は,
神 の徹 西にか な って求 める の だあ る
それゆ.え……求め るとあ}り
に行 われる 。
`教義と聖約46=30)
■
***
家 に 言 わ れ てそ れ らの 過 去 帳 を書 き出 し
そ う住 職 は 言 う。 そ れ は「先 祖 の 記 録 を
菊:地姉 妹 が 自分 が クリス チ ャン で あ る
き く ち
め た の は1974年,ご
亡 くな って 息 子 さん が 跡 を継 い だ とき,檀
始 め た の だ とい う。「何年 もか か りました」
***
菊 地姉 妹 が最 初 に家 族 歴 史 を調 べ 始
代
か ら の 過 去 帳 が あ っ た 。先 代 の 住 職 が
こ とを 言 い 出 しか ね て い る と,住 職 は 意
くだ さ い」と 菊 地 姉 妹 が お 祈 りを 始 め た
時 期 と重 な る 。
びん
主人 の 菊地 敏 兄 弟
外 な ことを 語 りは じめ た 。「ここは キ リシ
白道 寺 は有 馬
「主 が 命 じられ る ことに は,そ れ を 成 し
との 結 婚 の た め ハ ワイ神 殿 へ 行 っ た とき
タンの お 寺 な ん で す」一
だ った 。ハ ワイか ら帰 って 間 もな くの こ と,
大 名 の 家 臣 ゆ か りの 寺 で あ っ た 。 代 々
れ て」い る(1ニ ー フ ァイ3:7)と
新 聞 を 読 ん で い る と「こ れ か らは 直 系 以
の 当 主 の 中 に 徳 川 家 康 が キ リシタン禁 教
な聖 句 は,先 祖 の 系 図 が 刻 まれ た 真 鍮 版
外,自 由 に 謄 本 が 取 れ な くな る」と の 記 事
令 を 発 す る 契 機 ともな った 肥 前 の キ リシ
を ニ ー ファイが ラバ ンか ら得 ようとした と
が 目に留 まる 。そ の とき「御 霊 を 感 じ た と
タン大 名・有 馬 晴 信 が お り,そ の 関 係 で
きに 口 に した 言 葉 で あ る 。「神 様 が,ち
い うか,寒
家 臣 や 領 民 に もキ リシタンが 多 くい た 。
ゃん と用 意 して くだ さって い た ん だ な あ,
遂 げ られ る ように 主 に よって 道 が 備 え ら
い う有 名
しん ち ゅうばん
あ り ま はるの ぶ
くもな い の に ざ わ ざ わ って 寒
なお ずみ
気 が して,こ うしち ゃ い られ な い」と の 思
晴 信 の 子,直 純 は キ リシ タンの 父 が 甲
と思 い ました」そ う菊 地 姉 妹 は しみ じ み
い に駆 られ た 。そ れ か らは 取 れ る限 りの
斐 に 流 さ れ た 後,幕 府 に 家 督 を継 ぐこ と
振 り返 る 。 菊 地 姉 妹 が そ の 日持 ち 帰 っ
謄 本 を 請 求 し始 め た 。「自分 の 先 祖 に つ
を 認 め られ,日 向(宮 崎 県 延 岡)の 領 主 と
た コピー だ け で 数 百 人 分 の 名 前 が,さ ら
い て 親 も知 らな い ことが 分 か るの が す ご
な る。1637∼38年
の島 原 の乱 にお いて
に 手 紙 で お 願 い して 数 千 人 分 の 資 料 が
く面 白 か っ た 。 ゾ クゾ ク す る ような 気 持
は 幕 府 軍 に加 わ って,か つ て の 晴 信 の 居
白 道 寺 か ら得 られ た 。「い ち ば ん 分 か ら
ち,神 様 の 祝 福 だ と思 い ます け ど,請 求
城 で あ った 原城 に籠 城 す る天 草 四郎 時
はら じょう
あま くさ し ろ う と き
な か っ た 福 井 の 先 祖 が,結 局,い ち ば ん
さだ
した 謄 本 を 送 って くる と次 の 請 求 を 出 す
貞 らの キ リシタンー揆 軍 を攻 め た。白道
遠 くま で さか の ぼ れ た ん で す 。 分 か らな
まで 眠 れ な い ような 感 じ に な りま した 。」
い とこ ろ に神 様 の 祝 福 は あ る ん じ ゃな い
調 べ た 家 族 歴 史 を 両 親 に 見 せ る と「う
寺 に はそ の城 攻 め の各 大 名 の布 陣 を描
ひぜ んの くに しまば らこ じ ょう しょ しょう し よ せ の ず
い た「肥 前 國嶋 原 古 城 諸 将 仕 寄 之 圖」
ん,な に な に」と 身 を 乗 り出 した 。 菊 地
という絵 図が伝 わってい る。そ の後 有馬
菊 地 姉 妹 は 将 来,自 分 の 調 べ た 先 祖
姉 妹 の 父 親 は9人 きょうだ い,両 親 を 早
氏 の 領 地 の転 任 に伴 って 家 臣 も菩 提 寺
と自分 た ち の 生 涯 の 記 録 や 証,写 真 な ど
くに 亡 くした た め 女 の 子 は 皆 養 女 に 出 さ
もともに移 転 し,越 後 糸 魚 川 の領 主 を経
を1枚 のCD-Rに
れ て 散 り散 りに な って い た 。 そ れ が 家 族
て1695年,現
在 の 福 井 県・丸 岡城 主 に
に 手 渡 した い と願 って い る 。「この 時 代,
歴 史 を 調 べ るうち音 信 が 回 復 し,付 き合
落 ち 着 い た。寺 が 移 転 する際 には墓 石
た とえ 物 で 残 して もす ぐ な くな って しまい
いの なか った 親戚 にも交 流 が 生 まれ た。
も千 石 船 に乗 せ て は るばる九 州 か ら運
ます 。 そ の 点,写 真 や 記 録 は す ご く良 い
菊 地姉 妹 の 両親 は教 会 員 で はな か った
んで きたとい う。
遺 産 に な る とつ くづ く思 い ます 。」◆
で し ょうか 。」
まとめ て6人 の 子 供 た ち
しんせ き
レガシ リアホナ/2004年4月
14
号
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成 や 神殿 参 入 も 勧 め や す くな り
パ ソコ ン の な い人 の た め にも 杉
ン が 出 て き ま した 。亡 くな った
歴 史 を調 べ て神 殿 へ 行 くよ うに
ま した 。今 で は 神 殿 参 入 者 も ほ
本 姉 妹 が「主 人 を 説 得 して 譲 り
方 々 が わ た した ち を 動 か して く
な り,穏 や か な 気 持 ち で 生 活 す
ん とうに増 えま した し,家族 歴史
受 け た」と い うノー トパ ソコ ンを
れ て い るように 思 いま す」と も 言
る こ とが で き ま す。生 活 の 中 に
の 提 出 も 驚 くほ ど 増 え ま した 。」
使 って「覚 え の 書」の 制 作 の 手 伝
う。「PAFを うま く使 え な い 人 の
も 安 心感 があ ります 。」
「主 はわ た しの 周 りに多 くの 助 け'
い を して い る 。「喜んで くだ さ る
気 持 ち は分 か りま す。わ た しも
手 を 与 えて くだ さ い ま した 。主
姿 を見 る ととて も うれ しいで す。
まった くで きま せ ん で した か ら。
い で す。使 わ な い の はも った い
に あ って 一 つ とな る とい うの は
そ れ に,非 常 時 に は 重 た い アル
自分 が で き な か った の で,ど の
な い で す。」何度 も何 度 も力 説 す
まさ に,こうい うこと な の で しょ
バ ム や家 族 の 記 録 を 抱 えて 逃 げ
よ うに 教 え て あ げ た ら よい か 分
る 杉 本 姉 妹 。家族 歴 史探 究 や神
うね 。」
る より,非 常 持 ち 出 し袋 にCDを
一 つ入 れ て お け ば い いの です か
か りま 或 だか らどん な 人 にで も
殿 の 儀 式 へ の 証 か ら,神 様 の 業
『
大 丈 夫 で すよ,一 緒 にや りま し
に 終 わ りは な い と語 る。杉 本 姉
わ った人 た ち が,「覚 え の 書」の
らこれ は す こい で すよUと
目を
ょう』と言 うこと が で き ま す。そ
妹 のPAFへ
作 成 に入 って い る 。写 真 の 入 力
輝 かす。
してPAFに
能 の 発 見へ の 意欲 も まだ ま だ尽
杉 本 姉 妹 は ま た,家 族 歴 史 を
成 する 人 に は先 祖 の探 求 へ の 多
き る こと は な い,と 感 じられ た 。
調 べ るに つ れ「た くさん の ビ ジョ
くの 導 き が与 え られ ま す。」「家族
◆
現 在,松 山支 部 で は 入 力 が終
が 出 来 た ら必 要 な 所 だ け 印 刷 し
て,「覚 え の 書」を 作 成 して い る 。
JMTC/お
筆
嘗;1}・ 2004年1月(287期
生)8人
触れて家族歴史を作
「PAFは
ほ ん と うに す ば ら し
の 興 味 や 新 しい 機
知 ら せ
役員 の異動
;;i・・liii…;藤
懇繍
●上から氏名,任地(伝道地】出身ユニッ ト
2004年2月13日
か ら2004年3月12日
まで
に管 理本 部 会員 統 計記 録 課 に通知 のあ
っ た 役 員 の 異 動(敬 称 略)
●
勲勝、
●盛 岡 地 方 部 宮 古 支 部
ふ くた
一醗
と
う
ま
あ
い
こ
は らだ
當 真 愛 子
名古屋伝道部
武蔵野 ステー ク
ひばりヶ丘 ワー ド
なお ひろ
支 部長:福 田 直弘
●千葉 ス テ ー ク神 栖 支部
か わ だ
ます お
支 部長:川 田 益雄
●新潟 地 方部新 潟 支 部
と もみ
ふ くや ま あ す か
まつ う ら し ん こ
原 田 幸 実
札幌伝道部
岡山ステーク
福山支部
福 山 朝 香
福岡伝道部
京都ステー ク
下鴨ワー ド
松 浦 慎 吾
札幌伝道部
さいたまステー ク
春日部支部
うえは ら とも ひろ
支 部長:植 原 友祐
●日本 新潟 地 方部
こん ど う せ いきち
地 方部 長:近 藤
成吉
まるや ま か つ み
第 一副 部長:丸 山 勝美
●日本 仙台 伝 道部
ども ん
第 一 副 部 長:土
}…
圏
…1
.蝶羅
第 二 副 部 長:吉
田 博
●藤 沢 ス テ ー ク 厚 木 ワ ー ド
きた じま
み や ち
かず もと
門 一一元
よ しだ ひろし
ま こと
や ま した ひ ろ み
い と う け ん と
宮 地 誠
福岡伝道部
岡崎ステーク
豊 田ワー ド
山 下 裕 美
東京南伝道部
福岡ステーク
前原ワー ド
伊 藤 賢 人
ワシントン州・
ケネウィック伝道部
東京 ステー ク
小岩 ワー ド
い ざ き
伊 崎 め ぐ み
ユタ州・
プロボ伝道部
京都ステーク
下鴨 ワー ド
けい じ
監 督:北 島 啓司
●奈 良 地方 部名 張 支部
なが つな てつ
支 部長:長 綱 徹
●御 坊 地方 部新 宮 支部
支部長:穰 笛 聖笥
●御 坊 地方 部 田辺 支部
ほん だ
ゆ う じ
支部 長:本 田 裕 二
o=・
◎「リ ア ホ ナ 』 で は,皆
様か らの情報 を
■
◎ 末 日 聖 徒 イ エ ス・キ
も とに編 集企 画 を立 て てい ます。 誌 面
『リ ア ホ ナ 』 編 集 室
に対 す る ご意 見,ご
〒106-0047東
要 望,ま
た全 国の
リ ス ト教 会
◎ 国際機 関 誌 『リアホ ナ』のお 届け,
その他 商 品に関 す るお問 い合せ は
京 都 港 区 南 麻 布5-10-30
教 会 員 に 紹 介 し た い 特 別 な 経 験,証,
TEL.03(3440)2666FAX.03(3440)3275
業 績 な ど をお持 ちの方 が あ な た の身 近
電 子 メ ー ル[email protected]
教 会 配 送 セ ン ター
TEL.03(5668)3391
に お られ ま した ら,お 気 軽 に ご 一 報 く
FAX.03(5668)3392
〔
だ さい 。
リアホナ/2004年4月
16
号
Fly UP