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在籍者データ、修了生メッセージ、勉強会、英語コース

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在籍者データ、修了生メッセージ、勉強会、英語コース
在籍者データ・沿革
Student Data/The History
在籍者データ
当研究科の学生層は、地方自治体の市長・区長、現役議員、公務
です。それらの学生が「ガバナンス研究科」という空間で意見を
員、会社員、NPO関係者、さらには、将来そうした職種に就き社
交換し、知識や情報を集め、直面する政治や行政の課題につい
会的課題を解決できる一員となることを希望する学生など多様
て、具体的な解決策を創造していきます。
その他
17%
女性
23%
男女構成
50 歳∼
17%
議員・首長
20%
45∼49 歳
11%
現職構成
男性
77%
民間
32%
その他
4%
∼24 歳
18%
年齢構成
25∼29 歳
16%
40∼44 歳
11%
公 務員
31%
35∼39 歳
14%
30∼34 歳
13%
茨城県
15%
埼玉 県
10%
通学範囲
東 京都
43%
神奈川県
10%
千葉 県
18%
沿革
2004 年度 4 月ガバナンス研究科が独立大学院として開設される
政治コース、行政コース、公務員養成コースを設置
自宅での遠隔授業聴取・リモートラーニングを開始
2006 年度 4 月外国人留学生コースを増設
2007 年度
4 月ガバナンス研究科が専門職学位課程(専門職大学院)
へ移行
9 月9 月入学・9 月卒業を開始
2010 年度
4 月コース制から、より実質的な履修を可能とするプログラム制へ変更
都市政治プログラム、自治体マネジメントプログラム、
社会・生活創生プログラム、
コミュニティ共創プログラムを提供
英語コースの設置
グローバル 30 事業の採択を機に、外国人留学生コースを拡大・拡充し、
英語コースを設置
開発政策・経済科目群、環境・コミュニティ政策科目群を増設
2013 年度
9 月英語コース一般入学試験開始
自治体議員の政務活動費
(旧政務調査費)と公共政策大学院学費
政務活動費(旧政務調査費)を使って通学できます。
自治体議員の政務活動費(旧政務調査費)の使途をめぐっては、かねてより新聞報道による厳しい論評が行われており、その一つに公共政策大
学院の学費の問題がとりあげられたケースがあります。これについては、すでに区議会議員の学費支出の当否を論じた住民訴訟判例(判例集未
登載)があり、そこでは、議員が、政務活動費(旧政務調査費)を用いて、公共政策大学院に学ぶことの意義が高く評価されています。以下、その内
容(地裁判決・高裁判決[本件確定])をご紹介します。
○「地方分権推進の流れの中で、自治体にも福祉行政、環境行政、都市計画など複雑高度な問題に対する対応能力が要求されるようになること
に鑑み、同会派所属議員の政策立案能力や法務能力の向上を図るため、同会派の議員‥‥を明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科に派遣
したことが認められ、こうした経緯に同ガバナンス研究科の前記研究、教育内容に照らせば、(議員の)通学は、(議員)個人の能力を高め、それを区
政に還元させることを目的としたものであり、また客観的にも区政の充実に役立つものとみることができるから、これを区政とは関係のない(議
員)個人の知識、能力の取得にとどまるものであるということは到底できない。したがって、控訴人(原告)の(政務調査費の目的外使用との)主張
は理由がない」(東京高裁平成18年11月8日/平成18年(行コ)第211号)」。
GRADUATE SCHOOL OF GOVERNANCE STUDIES
25
修了生メッセージ(公務員・会社員)
公 務員だけ、議 員だけ、若
手だけといった 勉 強 会は
沢 山 ありま す が、様 々 な
立 場 の人 が 渾 然 一 体 と
なって学 べ る場 はここだ
け。得られた知識とネット
ワークは生 涯の財産にな
ります。
北川 嘉昭
【1期生】
(荒川区役所)
内藤 達也
【1期生】
(国分寺市役所)
公共 経営を専門に仕事を
していますが、もう一度、
体系的に学び 直すために
大 学 院 に 通 い ました。中
でも最 大の収穫は「人 脈」
で、各 界 の 多 様 な 人材 が
学 び 交 流 する 場 が 魅 力
で す。修 了 後 も 一 緒 に 学
んだ仲間たちとの交 流は
続 いて いて、今 も 刺 激 的
な生活を送っています。
片田 保
【3期生】
(みずほ情報総研㈱)
山影 聡香
【7期生】
(市川市役所)
萬年 直子
【4期生】
(蕨市役所)
幅 広 い 行 政のスペシャリ
ストになりたいと思い、入
学しました。授 業 は、新し
いことを知る喜びと、知識
を吸収する楽しさを感じ
る充実したものでした。そ
して、魅 力的な 教 授 陣や、
仕事も立場も年齢も異な
る仲間との出会いは、入学
しなければ得られなかっ
た財産です。
佐藤 潤
【8期生】
(社団法人代表理事)
GRADUATE SCHOOL OF GOVERNANCE STUDIES
菊池 宏江
【3期生】
(日光市役所)
大 学 院 で は、教 授 から 理
論 を 学 び、そ の 理 論 の 活
用について、市 区 町 村長、
公 務員、議 員、民 間 の方々
と多角的な視 点で議 論し
ました。そこで得た知識を
多いに活用し実務に励ん
で い ま す。卒 業 後 も さ ま
ざ ま な ネットワー クで つ
ながっており、いまも研鑽
が続いています。
実務や海外経験の豊富な
教 員から学んだ知 識とノ
ウハウ、そして、大 学 院 で
構築した人脈が、職業人と
しての人 生を豊 かなもの
にしてくれます。この 研究
科で学んだ知 識を活かせ
る 場 は、行 政 機 関 だ け で
はありません。知識をひろ
く社 会で 活 用してくだ さ
い。
藤巻 祐一
【4期生】
(東日本旅客鉄道株式会社)
民間企業から公募で副市
長に就任し、企業経営との
違いについて学ぶために、
週 末 片道6時 間を 使って
通学しました。それぞれの
立場を超えた平場の議論
を 通じ て、公 共 経 営 の 現
状と未 来 像を学ぶことが
できました。
真野 毅
【6.5期生】
(兵庫県豊岡市 副市長)
ボランティアマネジメント
が主な研究テーマの私に
とり、研究成果を実践され
て い る 先 生 方 が 多 くい
らっしゃる当 研 究 科で の
少人 数の講義は大 変に充
実していました。
社 会 の 力、市 民 の 力 で 社
会を 変えられる可能 性を
確 信 で きた、有 意 義 な 学
校生活でした。
26
少子高齢化や財政危機等
により社会経済の両 面で
急激な変化を迎えていま
す。この 時 代 の 自 治 体 経
営には様々な政策課題へ
の解決能 力が 求められる
が、そ れを 備 え 理 論 武 装
さ せ てくれるところが こ
こにあります。加えてここ
のガバネットには 現 在 も
助けられています。
自身の知識や感性を豊か
にする必要性を感じつつ、
気力・体力の面で大学院
に通 えるか 不 安を感じて
いる方がいたら、その心配
はいりません。ここは知識
と意欲の充電源です。
ガバナンス研究科は、優れ
た教 授陣と充実した学習
環 境、利 用し や す い 立 地
条件が魅力です。
仕事では得られない知識
と、共に学ぶ仲間との
ネットワー クな ど 大 きな
財産になりました。
久保田 久和
【6.5期生】
(東京都庁)
Message
仕事だけでは得られない
知 識 や出 会 い。そして、自
分 はそ の 財産をどのよう
に仕事や社 会に活かせる
のかを日々 模 索していま
す。吸収 だけで なく、実 践
という挑戦が待っている。
公共政策大学院の醍醐味
がここにあります。
柏山 卓智
【7.5期生】
(厚生労働省)
本 研 究 科 の 魅 力 は、経 験
豊 富 な 教 授 陣 の も と、異
なった 分 野 の人々が 一 同
に集い、共に議論しながら
新しい社会運営の手法を
学ぶことです。この場で学
んだことが、実践に即生き
ています。
津賀 正晶
【7期生】
(東京ガス株式会社)
ここの 最 大 の 魅 力 は、経
験 豊かな教授をはじめ職
種 や 年 齢、立 場 の 違う 仲
間に出会えることです。ま
た、たくさんの知識や理論
を吸収することが できま
す。この研究科で勉強でき
た2年間は私の財産です。
松下 ゆか里
【8期生】
(掛川市立曽我小学校[事務職員])
北海道からの通学と会社
経営の両立は相当な労力
でしたが、本研究科で得ら
れた知見は、企業として地
域 社 会にどう関 与するの
か、大きなヒントを与えて
くれました。それらは既に
地域組織の運営にも生か
されています。
永田 裕一
【10.5期生】
(㈱北見ハッカ通商 代表取締役)
まちづくりは、建物の整備
だけではなく、防災・環境・
コミュニティ等 様 々 な分
野に関わりを持ちます。民
間の立場で入学し、公共政
策の考え方を学ぶことで、
ま ち づくりを多 面 的・俯
瞰 的に考えるいい 機 会と
なり、自分の視野が広がり
ました。公 共 政 策 大 学 院
岩瀬 賢信
は、民間の立場だからこそ
【11期生】
得られるも のが沢 山 詰
(森ビル株式会社)まっています。
修了生メッセージ(政治家)
松崎 秀樹
【1期生】
(浦安市長)
一 昨 年3月の東日本 大 震
災で未曾有の液状化に見
舞 わ れ、激 甚 災 害 の 指 定
を 受 け た 本 市 で す が、被
災直後からの災害対策本
部、更に本 復旧、生 活再 建
に 向 け ての 復 興 本 部 な
ど、そ の 全 て が 当 研 究 科
で学んだ 事 です。今、現 実
に直面して、尚更中身の濃
い2年 間 だったと 思 い ま
す。
早坂 よしひろ
小川 智之
政 策 立案できる政治家を
目指して入学しました。教
授、学生ともに多種多様な
出自の方々であり、一線級
のプ ロフェッショナル ば
かりです。理論と実学をバ
ランス 良く学ぶことが で
きる、まさに日本唯一の場
がこの大学院です。
菅原 文仁
添野 ふみ子
田村 たくみ
【4.5期生】
(埼玉県議会議員)
卒 業するのが勿体ないと
思 えるほどの充 実した 授
業内容と強 力な 教 授陣
で、実 践 的 な 政 策 形 成 能
力を高めることが できま
した。卒 業 後 も 最 新 の 政
策を学び続けられ、素晴ら
しい 仲間も作れたことか
ら、インプット以 上のアウ
トカムを 得られ たと思い
ます。
多 士 済 々 の人 達 が 志 を
もって学んで い る事が 分
かり、励 ま さ れ ました。学
んだことをすぐ 議 会 活 動
と議員活動に活かす事が
できるので、多少(かなり)
無 理 をして でも 通ってよ
かったと実感しています。
切磋琢磨が当研究科の良
さです。
当 研 究 科 の 魅 力 は、何と
言っても実務 経 験のある
教授陣と行政職や民間企
業、議 員 な ど が 実 例 に 基
づ いて、お 互 い に 政 策 を
議 論 で きることにあると
思 い ま す。教 授 や 同 窓 と
卒 業後も活発に交流でき
ることは、私の財産になっ
ています。
古川 直季
【2期生】
(横浜市会議員)
高柳 俊哉
【4期生】
(さいたま市議会議員)
自治 体議員や議 会のあり
方 が 問 わ れて い る 時 代。
当 研 究 科 で 得 た「生 き た
知 識」や「豊富な人 脈」は、
今後の活動に絶対に生き
て き ま す。卒 業 後 も 様 々
な 形 で、学 校 と の つ な が
りが 継 続 できるのも大き
な 魅 力。ご 自 身 の テ ーマ
を さ ら に 深 め、政 策 化 し
て い く た め に も、ぜ ひご
活用ください。
昔、大 学 の 教 科 書 で 教
本 県 は 地 震、津 波、そして
わった授業の内容は、今で
原 発 事 故、更 に は 風 評 被
はあまり役にたちません。
害と四重苦との戦いが継
ここは、現状の政治、行政、
続 中 で す。危 機 管 理 に 強
コミュニティーを少しでも
い 行 政、議 会、人材 が 求め
機 能するものにしたいと
られる今、当研究科で学ん
考える、政治家、行政職員、
だ 事 は、随 所 に 役 立 つ も
企 業 人、学 生 が 智 恵 を 出
のとなりました。次は復興
し合う場所です。アドバイ
に向けて更に経 験を活か
スをするのは経 験 豊富な
して参ります。
菅 克己
教 授 陣 で す。私にとって、 亀岡 義尚
【5期生】
政 策 立 案 のために無くて 【5期生】
(埼玉県議会議員) はならない場所です。
(福島県議会議員)
ここには、知的好奇心を満
たしてくれる 優 れ た 先 生
と、志を同じくする多くの
仲間がいます。生涯にわた
る知 的 ネットワー クを 築
きたい 皆さん、是 非、ご 参
集を!
遠藤 守
【4.5期生】
(大田区長)
【4期生】
(さいたま市議会議員)
地方分権が進み議会の役
割も増大しています。行政
の監視や政策立案の能力
が 問 わ れて い ま す。当 研
究科で学んだことで、様々
な事案に対し早急に対応・
立 案 できる能 力を磨くこ
と が で き、議 会 活 動 で 生
かすことができています。
【6.5期生】
(東京都議会議員)
松原 忠義
成澤 廣修
【1期生】
(文京区長)
【1期生】
(千葉市議会議員)
【3期生】
(埼玉県議会議員)
教 授 陣 のメンバーが 充 実
して い ま す。各 種 職 業 人
として活躍している、やる
気 の あ る人々が 集まって
い ま す の で、人 脈 づ くり
に は 最 高 で す。卒 業 して
も引き続き学べるのが魅
力です。
この 大 学院に来 たからこ
そ区 長に当選したと確信
しています。政 策 を 学び、
志を磨く場所です。そして
党 派を 超 え たネットワー
ク も 魅 力 で す。防 災 や 危
機 管 理、まち づくり、政 策
法務などの即戦 力の力が
つきます。
初 挑 戦 の 都 議 選 は、無 所
属・最 下 位 落 選。浪 人 生
活は、昼間はNPOで働き、
夜は奨 学 金を借りて大学
院で学ぶ、とても厳しいも
のでした。2度目の都議選
で、党 の 公 募 で 当 選 で き
た の は、本 学 で「政 策」を
身に付けたからです。
【1期生】
(東京都議会議員)
Message
すばらしい 先 生 方や 多く
の仲間と出会えたことは、
何ものにも代え難い人 生
の財産となりました。この
大 学院でこそ学べる日本
の 未 来 が ありま す。地 域
主権時代の政策創造の梁
山泊こそ、本研究科に他な
りません。
小山 くにひこ
【7期生】
(東京都議会議員)
白田 信夫
私 は 県 議5期 で 入学しま
したが、議員を目指す人は
もちろん、議会議員として
3期12年を過ぎたら多種
多 様 の 仲 間、魅 力 溢 れる
教授と共に、先入観に問わ
られる事 無く自身を見 直
し、磨き上げる最適の場所
で す。ぜ ひ、ガバ ナンスの
扉を叩いて下さい。
【8.5期生】
(茨城県議会議員)
GRADUATE SCHOOL OF GOVERNANCE STUDIES
27
教員・修了生・在学生の勉強会
Network
ガバナンス政策研究ネットワーク(卒業生・現役生会員対象)
ガバナンス研究科を卒業した後でも、最新の研究動向や政府・
自治体の動きにふれ、
またネットワークを維持すると共に、
学年
を超えた同窓の出会いを生み出す場として「ガバナンス政策研
究ネットワーク」を設立いたしました。
在学生に限らず、卒業生
も、このネットワークを通じて、大学の資源を活用し、政策研究
の向上と公共サービスの新しい展開について、学び続けること
ができます。
このようにして公共経営における真のプロフェッ
ショナルとして、
社会に重要な貢献を行う人材を育成します。
【例年の活動】
○ガバナンス研究科修了生による公共政策研究発表会∼その後のガバナンス∼
・例年9月の日曜日午後開催
○David Hutchinson 氏(大ロンドン市環境政策部長)による講演と意見交換
∼ヨーロッパの環境政策、ロンドンの都市政策など∼(通訳あり)
・例年11月の日曜日午後開催
○『ガバ ナンス 政 策 研 究 ネット ワーク会報』誌の発行
・例年2回程度、教員や修了生の研究発表など
○随時、外部講師による講演会等開催
都市政策フォーラム
都市政策フォーラムは、ガバナンス研究科で学ぶ現役生と修了生の
「政策研磨」ネットワークで、百数十人が活動しています。現役の政治
【最近行われた主なシンポジウム・討論会】
○社会企業家のカリスマ、ロザンヌ・ハガティ氏と語る∼市民活動の財政力∼
家・公務員・会社員・社会活動家などのメンバーが自主的に企画・運営
○これからのまちづくり∼小都市の振興策∼
し、誰でも公開シンポジウム等を主催したり研究発表できます。
○政治家による政策討論会
虎ノ門ヒルズ、新丸ビル、東京港、都庁、都議会、茨城県、さいたま市、
○東日本大震災と自治体・事例演習会
荒川区をはじめ、各社・各自治体との交流も行っています。最近は、三
○人口減少・少子化と自治体
宅島・伊豆大島復興支援交流や新島訪問も行いました。
∼問題の本質は何か
また、アメリカ、アジア、ヨーロッパ諸都市への訪問交流なども行っ
○オリンピックと都市(オックスフォード
ています。
大学のジョン・ゴールド教授招聘)
2015年度からは、現役生に対する奨学金給付支援も始めました。
公共品質マネジメントフォーラム(PQM フォーラム)
公共の主体が行政にとどまらず、民間企業や市民、NPOなどま
【これまでの活動例】
すます多様化するこれからは、公共品質とは何かが問われ、公
⑴公共サービス・マネジメントの研究(行政、民間の研究者を迎えて研究)
共品質を維持・向上させるマネジメントの在り方が重要な論点
⑵公共サービスの品質マネジメントに関するシンポジウム
になることでしょう。当フォーラムはこうした論点に着目し、
⑶視察研修(沖縄県、北海道、豊岡市など)
公共分野における品質マネジメントを研究、あるいは実践する
⑷研究部会活動(保健師によるガバナンス・マネージャー研究部会、協調
者が交流し、公共品質マネジメントに関する新しい知見を創
的公共調達研究会、プログラム評価普及研究会、自治体イノベーション
造、探求することを目的として活動しています。メンバーには、
に関する学習会)
国・自治体などの行政機関や公益団体の職員、民間企業社員、議
員、研究者などが参画しています。
⑸ メ ー リ ン グ リ ス ト 、ホ ー ム
ページ、SNSによる議論・情
報発信
みんなでガバナンスフォーラム
公共サービスに求めるものが多様化・高度化する社会の中では、
び合います。
2015年度には、外部講師によるファンドレイジン
多様な主体の協働によるガバナンスのあり方が一層求められてく
グセミナーや新しい学びの場づくりへのチャレンジとして、パー
るのではないでしょうか。
「みんなでガバナンスフォーラム」
は、住
ティ形式のプレゼンテーショ
民や企業、
NPO等の多様な主体と行政との協働を通じた新しい
ンイベント「ラーニングパー
ガバナンスのあり方を探求し、より良い協治社会の形成を目指し
ティ」
などを開催し、修了生と
て、実践者として貢献することを目的に研鑽を行います。
フィール
在校生が楽しく学び合いまし
ドワークやセミナー等を行う他、一人ひとりの実践に向けて、ファ
た。
シリテーションやワークショップなどの具体的手法についても学
28
GRADUATE SCHOOL OF GOVERNANCE STUDIES
英語コース
E n g l i s h Tr a c k
日本の公共政策を世界へ発信する
英語コースについて
ガバナンス研究科英語コースでは、授業・演習などすべて英語
た政治・行政のガバナンスに関わる諸問題の研究を通して、各
で行われ、最終的な論文等も英語で提出が求められます。学生
国の公共政策分野におけるリーダーの養成を行っています。修
の多くは、海外各国の現職公務員や公的機関職員です。このコー
了者は、社会的課題を分析する能力が養われるのはもとより、政
スでは、地球規模の諸問題に関連する各専門分野のディシプリ
策形成・実施者、国際機関・NGOの専門家等、社会の多様な場
ンを高めるとともに、特に戦後における日本をはじめとする各国
において新たな価値を創造し得る人材となって各方面で活躍し
の経済 発展、政治・行政改革等の事例分析を踏まえ、政 府・民
ています。
間企業並びに市民がどのように社会運営に携わるべきかといっ
詳細については、英語版ガイドブックを参照してください。
プ ログラム
①公共政策プログラム
②国際開発政策プログラム
③コミュニティ・マネジメント・プログラム
公共政策に関する課題発掘・立案・実施・評
価にいたる一連の過程に基づく科目編成を
行うことが特色である。
具体的な学問領域と
しては、
政治、
行政、
財政、
公共経営、
都市政策
等がある。
国際開発・経済・環境に関する学問領域から
構成され、グローバル・イシューである持続
的開発や貧困問題を、政策、経済、システム論
といった社会システムの諸側面から捉える。
国際開発政策、国際金融システム、環境政策、
環境経済、資源管理等の分野を中心とした科
目を配置している。
より地域に密着したローカルな視点でグロー
バル・イシューを捉え、その解決に向けての
政策形成・実施・評価のプロセスに基づき科
目編成を行う。
学問領域としては、コミュニ
ティ論、
地域開発、
NPO・NGO 論、社会開発、
危機管理行政等がある。
留学生受 入 実 績
これまで、日本国文部科学省国費、マレーシア政
府、世界銀行、インドネシア政府、人材育成無償資
国別
派 遣元別
金 援 助(JDS)、JICA(国 際協 力 機 構)、ABEイニ
シアティブ、アジア・シード、ASJA等により派遣
バングラデシュ
15%
される留学生を、2004年より積極的に受け入れ
その他
(中央アジア、
アフリカ、
中南米ほか)
ています。
ベトナム
15%
34%
その他
13%
マレーシア
政 府派 遣
8%
JICA
11%
JDS
68%
フィリピン
12%
ラオス
10%
キルギス
6%
マレーシア
8%
受入累積数:157 名(2016年6月現在)
日英 授 業
毎年、留学生と日本人学生が合同で行う授業を実施しています。
この授業は日曜日に実施される集中授業で、同時通訳を入れ進
2015年度は政策研究Ⅸ-I(公共政策・公共経営の今日的動向)
行します。座学形式の講義だけでなく、フィールドスタディやグ
が開講されました。
ループディスカッションも行うことで、留学生と日本人学生の双
方の視点から活発な意見交換が行われました。
一 般 学 生の 英 語コース 受 入
英語コースへの入学試験を、各年度秋季(9月)入学者のみを対
入学試験の詳細は、各年度の秋季入学試験要項を参照してくだ
象として実施しています。修了要件のうち、演習科目を除く20
さい。
単位以上を英語科目で修得することが定められており、入学試
なお、英語コースの授業は、主に平日昼間に開講しています。
験は全て英語で実施されます。
GRADUATE SCHOOL OF GOVERNANCE STUDIES
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設備・施設案内
キャンパス
抜群のアクセスを誇る駿河台キャンパス
「ガバナンス研究科」
の置かれた駿河台キャンパスは、伝統ある
明治大学のまさに本拠地。
授業は「社会に開かれた生涯教育の
拠点」
をコンセプトに2004 年 4月
から稼働を始めた「アカデミーコモ
ン」にて行われます。地上11階・地
下 2 階の校舎に充実した最新設備
を備えています。
JR線のほか地下鉄が 5 線利用可能
と、交通アクセスは抜群です。
忙し
い毎日を送っている社会人も負担
なく通学できるロケーションです。
院生共同研究室
ネット時代に対応した院生共同研究室(14 号館)
「ガバナンス研究科」の院生共同研究室 ( 自習室 ) は、全座席に
PC コンセントを取り付け、大学院生が常時 PC を利用できるよ
ディスカッションルーム/研究科共用ラウンジ
14号館4階には、グループ学習等に利用できるディスカッション
ルームや、
専門職大学院共用のラウンジを用意しています。
う整備。
インターネットによる情報検索や図書館蔵書検索、オン
ラインジャーナル及び外部データベース検索が自由にできるよ
うになっています。
また、
ロッカー、
コピー、
オープン・プリンター・
サービスも完備しています。
開室時間 7:00∼23:00
留学生交流ラウンジ
留学生との交流の場
外国人留学生の学生生活や日本での生活全般についてトータ
ルにサポートしています。
留学生と日本人学生、教員の交流の
場として広く利用されています。
開室時間 月曜日∼土曜日 10:00∼18:00
場所 グローバル・フロント 2 階
MINDモバイル接続サービス
端末を大学ネットワークに接続
MIND(Meiji University Integrated Network Domain)は、教 育・研 究 利
用を主な目的とする本学情報ネットワークの総称です。MINDは、国立情報学
研究所のネットワークであるSINETと、商用プロバイダであるIIJに接続され
ており、広大なネットワークであるInternetの一部となっています。
MINDへ の 一 時 的 な 接 続 サービ スを 利 用すると、みなさんが 所有 するコン
ピュータを、自宅及び学内に用意しているモバイル用情報コンセントから一時
的に大学のネットワーク(MIND)に接続できます。
30
GRADUATE SCHOOL OF GOVERNANCE STUDIES
Educational Facilities
図書館(駿河台キャンパス)
120万冊の蔵書を誇る中央図書館
中 央 図 書 館(面 積12,485、座 席 数1,276席)は、120万 冊 の
蔵書と4万種の新聞・雑誌をはじめ、マイクロ資料、CD-ROM
などのデジタル資 料も充 実した、知の宝 庫で
す。目録 情 報 の デー タベース化によりOPAC
(蔵 書 検 索 シ ス テム)が 利 用 可 能 で、ま た、
LEXIS-NEXISをはじめとする各種学術情報
データベースも自由に利用できます。
書籍部
三省堂書店明治大学駿河台店
駿河台キャンパス12 号館地下2 階には、三省堂書店が出店して
います。
講義に使用する教科書はもちろん、雑誌や書籍など充
実した品揃えで、皆さんの学問をサポートしています。
明大生は、
学生証を提示することですべての書籍が 1 割引きとなります。
営業時間 10:30∼19:30
(平日)
10:30∼18:00
(土曜)
※夏休みや冬休み等営業時間が変更になる場合があります。
学食
眺望抜群のカフェテリア形式の学食
リバティタワー17 階にある席数367席の、抜群の眺望を誇るカ
フェテリア形式の学食
「スカイラウンジ暁」
が利用できます。
また、
アカデミーコモン 1 階には飲み物や軽食が
楽しめる喫茶店
「カフェ・パンセ」
もあります。
●スカイラウンジ暁
営業時間 10:30∼19:00(平日)
10:30∼17:00
(土曜)
●カフェ・パンセ スカイラウンジ暁
営業時間 10:00∼20:00(平日)
10:00∼18:00(土曜)
カフェ・パンセ
※夏休みや冬休み等営業時間が変更になる場合があります。
リバティアカデミー講座
ビジネス講座も充実!「明治大学リバティアカデミー」
明治大学の生涯学習プログラム「明治大学リバティアカデミー」
では、駿河台キャンパスをはじめとして、和泉・中野・生田の各
キャンパス及び黒川農場にて講座を開設しています。
各講座は「ビジネス」
・
「教養・文化」
・
「資格・実務・語学」の 3
プログラムに分かれており、ビジネス講座についても入門編だけ
ではなく、より深いレベルまで学べる充実した内容になっていま
す。
受講料も学生は半額になりますので、
「明治大学リバティアカ
デミー」
を有効にご活用ください。
GRADUATE SCHOOL OF GOVERNANCE STUDIES
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