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シェルパ族(ネパール)の生活見聞と栄養調査
- 27ー 大阪市 立 大 学 生 活 科 学 部 紀 要 ・第 23 巻 (1 975) シェルパ族(ネパール )の生活 見聞と栄養調査 平井和子・奥田豊子 ・福渡もと子 Observation o fL iving of the Sherpa Tribe in Nepal andTheir Dietary Survey KAZUKO HIRAI, TOYOKO O KUDA AND MOTOKO FリKU WATARI 序 いた。年令計算には r1 2支 J を用いていたが.生まれ月 論 日はあまり明白ではなく , 年令を数える ~t~ 慣がないよう ネパールには 20 近くの民族が住んでいるが,) その, であった。 医 療 施設は, ;;ムジュンにヒラリーの開設した病院が つにシェルパ族がある 。 彼 ら は ヒ マ ラ ヤ 山 岳 地 帯 2500m あり,ニュ 以上の高地に情住し?ヒマラヤ登山隊のポーター,ガイ ジー ランドの l 疑者 二 人 が 診 療 し て い た 。 彼 ド役として 知られている。 他 方 , 各 問 主!t光歌 1 1 !iすの高度 らの話によると . インフルエンザ .i 貴疹 (行 手 料 ,i 商の I~~Iγ による死亡率は約 0 . 3% 引と手何者に高い。 こ の高 地寒冷 t J l の皮 l 持病が多く . ヨード不足に とりすぎ),モンスーン J な環境への適応を .栄主主の I 白から解析する 一助とする目 まされつつあると よる叩状線肥大痕も多かったが現イE治 4 9 7 4年 1 0月末から 1 1月 中 旬 に わ た り , シ ェ ル パ 朕 的で. 1 いうことだった。 ネパー jレは文盲半90%,就 学 率30%リであり , 0 ) : , 1 歪t t 也 の栄養調脊および小 ・ 中 q~lt の体格 . 体力測定を行った。 W t . ! . t l ' L t ..エ ベ レ ス ト の な 山 口 で あ る ク ン プ 地 方 に 位 置 す }止の教育施設としては.ナムチ ェ ・バザー Jレに政 / { i小 学 る, : ' , ¥I~ 3 450-3790m3 ) の 3部活(ナムチェ ・ノ〈ザール ( F ig 'ヰ立が 校,クム ジュンに ヒラリー の設立した 広立 小 ・中γ あ勺た。政府校は生徒総数約 50人.教員 4人 で .寺 小 屋 形 1 ). ツ ア ロ ッ ク ,クムジュン)の住民を対象と したの 式に近く学習科皮により 4段階に分かれていた 。 ( F i g . 2) 調 査 地域の概況 以 立 中 学 校 は 中 従 総 数 約150人.外人を含む教員6人て ! A 5 告を含む一般教科の他 に技術教育 {毛糸作り . じゅ うた 1.気候と風土 6J Iから 9Hのモンスーン j 洲町の月r. l降 水祉は 99-295 ん織り等)を教えていた。 mmと多く ,1 0月から 5月は乾期l で , 0-25m mてーある?気 2.生 業 と 生 活 状況 ナムチェ ・パ ザ ーノレは商業,ツアロックは牧帯, 7ム jRは月日Ij平均段高 8月の 1 6.5 . C.最 低 1 2月のー 1 0.2 . Cで 時期 の 1 1 }Iは最高 7 .9.C,最低 -8. : r cである ご 我々 調 脊i 二J ュンは j足業 と いう傾向が ややみられ た が の :WI 定では午前 6 時半頃室内約 1 0.C ,原外来~) O.C. i W 支 ホーター,ガイド .尚業 等,出嫁ぎに行き ,仕 ' I t f 本みに ommであった。 是 非)70%,雨 f 註 ì→, に y~ 竹は は摘を節、 み な が ら 隣 近 所 で 話 を し ,家 内 労 働 は あ ま り し 味を有し, シェルバ はチ ベット訴で「東 の 人 J というぷ l l足的な半煤半l'Ii Hニ従官l 与 し てい なか った。 主 婦 は , 自 給 t 彼らの卜1先はチ ベット から南下し てき たと 云わ れ,カト 1 ' ;をしていた 。 糸つむぎ, じゅうたん{乍り手{木みなくイ士 ' ?ンズを中心とするネノマ-}レ-Ì:'. ijíC il~ からはアウト ・ カ ¥綴 ぎ に 行 き , 子 供 は . 文末始の女特もポーターとして H スト伐されている 3 現 住 で も 総 て の 中 市 に お い て , チ ベ y 1皮牧家IEJ のiII:~首やまさとり . トの計三科を受けているようであった 。 宗教としては. l '治 f ,_~仰の ". にチベヌト仏教 (ラ マ教) iにあわせてン エル パダンスに 興 じて いた 。 月光下てつ欣) t I l ! I : , f J 十されるf1!牧1 はオオム ギ. ソ ノ ペ ジャガイモ , オオ がある位l 支の表 l 師 1 ' ' 1 : を も って 伝 j f l lさ れ て お り ? 熔 .マ ニ Fi g. 3)。 牧 市 で は 牛 パカラシナ,カブラ等叫である ( I仏経文石,終文旅,お守り(首飾り)や仏画等が多くみら に似た毛の長いヤク (k : ( U,ナク (雌),牡午 とナ 7のかけ れた。 言語は 水汲みを分担 l していた が . l 時に は,急、な斜而でタコあげ .イ」けりをし て走り回り . y ェルノヴ吾があり.チ ベ ッ ト 語 , ネ ノ マ-}レ J ? ?も jU, ゾム(附f ),及 び 羊 , 鴻 を 飼 ってい 合せのゾムキョ(o f 変われ ていた。 J t4-5人の小家版制であり, 般 に , チf た。 n常の牛舎活 交 易 はよにチ ベソ トから岩庖,タ ン茶 { 千 ベ ット の 茶 の A) を,カトマ/ズや南部地方から米,小女粉,紅茶 , 上では 大 人 , チj j ; l, Y JJ x ' 立対等に話をし ,協力しあって (27) - 28- 食 物 Fig.l V i ew of t he v il Jage o f Nam che-Bazar 寸ー Fi g.2 Scene of teachi ng a tt h e Namche School F ig.4 Bazar at t he Namche-Bazar vi l lage Fig.3 Scene of dr yi ng Ol l t d o or o f chop ped pot etoes and ccrcal s F i g.5 I n s i d eo ft hc house 主 主ゐ Cor ner of t h e dining-ki t chen 1・ 匂〆 長 Fi g.6 Fami l i es at a po t a t of iel d i nt he v i l l a g eo f KlImjun F i g . 7 Costume and buddha-frag (28) - 29ー 平 井 ・ 他 : シ ェ ル パ族 の 生 活 見 聞 と 栄 美 調 査 砂精を購入 してくる fナムチェ ・バザ ールで i 割に一度聞 時使用され ていた ( Fi g. S)。飲 料用には ,水準1 ,金属製の かれる市て は ,, J , 司 1 f .地 域 で は と れ ない野菜聖i(,各Ht殺矧 i 易飲腕やガラスコ a F i g. 4 )。 例 え 1 ; 1 :, や:fi.頬等が売買されていた ( [ : j m取 さ れ て い た f.,ール され , ¥ I !に陶器製の碗を 使 用する世帯もあ った。 各々 の食器の使用昔. 特に世帯主や t , 吐; i ;につき約40g摂取され ていた「タン茶 J 430gが20ル ( J80g ビー , .8 * y プが使用 妥 等 大 人の食器量は決 ま っていたが .科穫の質に差はなく ナク 3し の 男女間の芸:もみられなかった 。スプーンを用い る場合も パ 7ー} 幸ヲ400gが 2 0ルビー,カランナ約400g・ カ lル ビ あ ったが.スプーンのある世帯でも手で向後食べる場合 ー,ミカン (約 3 0g大 )J O l l A J が1 ルビ ーて' あった ., r ,-jrー が多か っ た。食前に手を洗うことや使用後の食器類を洗 のl t全は 1日約 1 0ルビー(約 300円 )であることと比絞す う判 t r tも殆んどないようであった。 以 下 に 食 生 活 調奇 結 果 ると物価は高か った。 を報告 す る。 3,生 活 機 式 調 査 方 法 a 住 居 殆んどが:附建で竹紛が木事~. c ,は石造りで上から白 調 炎I 也I 戒にある Zつの小・中学校 (生徒 総 数 約 2 00人 ) t :が検られていた.敷地は長方形(約 5mX 1 2m)の場 8..tまでの 1 1 2人(男 70人 ,~42 人)の体 格 で , 4..tから 1 合 が 多 <.窓は道路に I Y Iする片側だけであ った。 一 階 は * r 野小屋,食料.まきの貯蔵庫に分かれておヴ, .体 力 測 定 を行い .文そ の地主主に居住する -.~持は y ェJレバ族 (世 00人)の 20 世 帯 (男38人. 女 帯 総 数 約 200.人口総数約9 一宅又・ はニ 室 形 式 が 多 <,一 室にかまど .木製のね台, 5 6人)について栄養調査を行な った。な お年令は r 1 2 支 」 怜子 (fi),杭.棚型事が備 えつけて あり.家族 全只の ' t . i 首 の 生 ま れ 年 か ら 計 算 した。 Fi g .S)。 て 宅 形 式 の 場 合 他 の * . 1 1小宮1 の場であった ( I 体格,体力測定 本竜並びに体力テストJ! Ot "t~l カ.乗 l奄とぴ,前 身長 ,f [ ; ! _ で ,(L,聞としたり.他の世僚が{主んでいた場合が多か った 男性や客 は情子の 七に女 性 は 床 にあくらをかいて 回.上体そらしの 4項目について測定した . かまどを中心に土足のまま~り.食事や容の桜待をして i O . lCmの最小目 躍 の j ジャーを用 い,体重は 0.5 身長 l いた。寝台 .附 子 (台)はヤクの毛のじゅうたんを倣き, f,!のまま測定した。 k gめ最 小 円 慌 の ヘルスメータ ー で矯 1 夜 1: 毛布を使用 し 特に {-H~ I1 裸で寝ていた 。 太陽と共に ただし .ぷJ I F J . i R 鼠l i別 途l i 判定 した他ょっ算定 し差し づ │ い 起き寝るという牛ー活であり.活動出来る 4 2明るくはなか f こ 。 f 屋力 l 立0 .5kgの 最 小 目 盛 り の ったが明りとして泊のラ ンプ を用いていた。燃料と して wカバで.ItJ定 し た。 手 はヤクの焚の乾燥物やまきが使用されていたが ~21誌には 直と び .前1 瓜,上体そ らし 1 1.r体力診断テスト』叫の方 なく , 上下水道もな く 遠 <)1卜や池から水を巡んでいた 。 法により。IItJ~ した。 ま最f 氏限度を無駄なく使用していた。 ランプ,燃料.水 l I I 栄養鯛査 1j l t ' 1 v , : ・ に 1名 の 調 査 員 と 現地 人 の 通 訳 1名 を 配 置 し , 又便所は殆んどなく.ハエは見うけなかったがノミやシ ラミ 1 :多くいたよ うだった。 b 衣 1 司人科汲凋伐を行 った。すなわち制作原材料,出来 上り 忍量,1C.人@付量,残食最を 秤 f 立するこ とによ り 1日 1 類 Fi g.6,7は 代 表 的 な 民 旅 衣 裳 で .宇もから糸をつむぎ. 人当りの全傾取量を測定し.食品詳別限取量及び栄養素 純 q の 色 に 公 色 し.織りあ げられたものであり.文制t は 彩色荷iとヤクの皮を縫い合せたチベ 消 .ズボン,セーター,ヤ y γ f 買取批を算 出した。 一 般に外食の i 吋慣はなか ったが.外 ト靴であった。1-. 出時の間食等については ,形,大きさ ,容量のききとり ケ,長華f t .j' s 動 華f tな どの消 調査をにより侠取髭を推定 した。 なお侠耳Z 栄~索 t止および n出に 当つては各"" ' : . . HH本 食 品 機 i f成分表剖 用も男性,子供 に多くみられ .又 .幼 児 は 必 足 の ' ¥ Jが多 ア ミノ椴枇 かった。衣類や靴はかなり汚れていたが,イヤリング. 日本食品アミ/般車R成 表 7) を使用 した。{同し , ミルクは ヰソクレス .腕 給 .指 輸 ,.,ニキュアをしたり .みつあ ナ 7宇L 又は羊手しとの混合物であり i l l 交が希薄であったの みの 髪の毛に色糸又は.(j jをあみこんだり,かなりおしゃ 色を用いた。 で,符能検伐の結栄摂取量を 70%とし .牛 乳1 向家製のヨーグルトも ,発酵粍m:, i l . 度 から判断して牛 れであった 。 乳 似 を 採 用 し た 。 自 家 製 の 地 測 は ア ル コ ー ル 度 がl 1 i : かっ 桝!チ以外何も身につけていない生後 2 ヵ月の乳児に . m 京極 1 2-13ぞ の 窓 際 で 1: l e をさせるなど. 一 般 に 大 人 止を たので佼取 l 子供とも薄着で深さに鋭か った 。 xに換算し, 一 二級 i 州I I i を1 日いて算出した。 結果及び考察 c 食生活 l 体 格 及 び体 力 金属。製の大JDl. ì本肌が ~-t,経であり.f.îんとの快.:w で常 (29) 食 ・ Height (Boy) ( eI I 学 - 30- 物 ( " ' )1 (QI ) Tru n kBen d i n g He i g ht( G i r l) 。 同 1 6 1 6 0 , 。 3 0 国 1 2 0 1 2 . Na t i o n a lN叫 r i t i onSur v e y ( " ,) 曲~ { 同} I~ IBodyWeight 品d yWe i g ht( Bo y ) r 1 8 {個} Po we r ( V er t i c alJ ump ) 曲 - ( Gi r 1 } LTrunk Japan問 ¥ 8 _ 邑串 ‘ E x t e nt i o n T'手Y 吋 T', ‘ノ J a 仰 n e s eY 柑~ 崎 " A/ .. ぷ/ 叫ム~ 担 Sh e r p a Sh er p a 1 2 1 6 1 6 " Ag e( Ye ar s ) ・ " 1 ・ 1 Fi g. 8 Ph ysi calconst i t u t ion atsc h o o l ch i l dren . Age ( Ye a rs ) Fi g. 9 . Ph ysi ca ls trengthat sc ho o l chi l dr en . 小・ 中 学 生 の 体格, 体力.1I 1 J定結栄を 各 々 F ig. 8. 9に示 ない理由として体育教育を充分に受けている日本の生徒 した。また比較 の 為 日本 文 部省 による体格 8) 体力的調盗 に対 し. 対 象 生徒はこれら体力テストの方法に全〈 慣 れ 紡 染 ( 日 本全 国平均 値 )を示した。 ていないことが巧ーえられる の し か し な が ら 以 上 の 結 栄 か ら 対 象 生 徒 が 体 物 ・体 力 共 1 体 格 に日本より少くとも i 金れているとは認められない。 身長.体重共に 1 973 年の日本の平均値よ り低 (.又男 9 5 0 年の日本値と 身長 は ほ ぼ 同 一 で あ り,体重は貞 女 共1 Il栄隻調査 対象者 ( 男3 8 人 女56 人)を Tabl eIに示したように性別 に 低 か っ た 。 な お 各 年 令 で 対 象 者 4人 以 上 の 場 合 縁 準 偏 年 令別 に 差 を 図示 した。 2 体 力 8 : 宇に分鰍した。身長体重 共 に 前 述 の 学 校 で の 測 定 結果 同 様 日 本 に 比 し 低 い が , 大 人 に な る と 廷 が 認 め t t i l力 (Grip). 垂 直 と ぴ (Vert i c alJump). l j i i胤 られず ,男 子 身 長 は む し ろ 高 か っ た 。 ロ ー レ ル 桁数 は い (Trunk 8en d i n g ) . 上体そらし ( Trunk Ext ent i o n )の ず れ の 年 代 も 日 本 よ り 低 (. 事 笑 , 肥 満 の 人 を み か け な 4 項 目共. 男女 間 に差がなく . 又. 日本 ( 1 973 年 )に 比 8-t以上の男チ対象者数の少い製自は,ポータ かった 。 1 較 し 低 値 で あ っ た 。 この差がJt の体力差でないかむしれ ー,商人として出綴ぎに行っている為であった。 Tabl e 1. Ageandsexco mposi t i o nofpop u l a t i o nandphys i ca lco nst i t ut i o ni ncl udedi nt h ed ietar ysurvey . Sex v vw日 明 唱 咽 咽 Femal e - H EW Mal e Gr oup Age (Year s ) Number H e ight( c m ) Sherpa Japa nese ( 19 7 4) ( 19 7 3 ) 申 Weight ( k g ) Sher pa Japanese' (1 9 7 4 ) (1 9 7 3 ) Rohr er index Sh e r p a Japa nese・ (1 9 7 4 ) (1 9 7 3 ) 3 6 7 -1 7 1 8 ・3 9 4 0 - 1 1 1 5 5 7 9 4 1 2 4 1 71 1 6 6 1 0 6 1 3 2 1 6 3 1 6 1 1 3. 6 21 .4 5 9. 2 5 5. 2 1 7 . 3 2 9 . 8 5 9 . 9 5 8 ." 1 1 5 1 1 9 1 21 1 3 0 1 3 9 1 4 1 3 6 7 -1 7 1 8 3 9 4 0 - 5 1 6 2 2 1 3 1 0 0 1 3 5 1 5 1 1 5 2 1 0 5 1 4 6 1 5 3 1 4 8 1 56 2 9 . 0 4 9 . 4 4 7. 8 1 7 . 5 3 9 . 9 5 0 . 9 5 0 . 4 1 1 5 1 4 3 1 3 6 1 2 9 1 4 3 1 5 6 •N a t i o n a l Nut r i t i o nS u r v c yb yM i n i s tr yofHea 1 tha n dW c l f a r e . ( 30 ) 目 - 31 - 平井・他:シェ lレバ族の生活 見聞と栄重量淵盆 Table 3. Nutri en ti n t a k eco mparedt o recommendedallowanceperc a p i t a . Sherpa Japanese Table 2. Averaged a i l yfoodi n t a k eperc a p i t a . I n l a k e( g ) Sherpa Japanese・ (1 9 7 3) ( 1 97 4) FoodsGroup , ノ﹄ Calorie (Cal ) P r o t e i n ( g ) Calcium ( mg) 1 ron ( mg ).U . ) Vitamm A (I mg ) Vitamin 8 ( mg) Vi t amin 82 ( Vi t a m i nC ( mg ) , ‘ .3 361 50. 7 1 2 . 4 .1 31 1 4. 0 63. 6 96.0 73. 9 41 .3 94. 3 81 .3 21 0.2 1 84. 0 1 1 .5 1 15. 7 396243 51 9 75854A7 6 n Cereal 390. 3 Starchy Roots andTubers 494.8 Sugar 1 9 . 7 Sweets 3. 1 fat s and O i l s 1 8 .1 P u lses 0. 6 0. 0 f ishes and S h e l lF ish巴s Meatand Pou l t r y 1 7 .0 Eggs 0. 2 M i l k and M i l k Products 85. 6 Leaf yandY e l l o wVegetables 59.3 Olher Vegetabl e s 49.8 f r u i ls 5. 5 Sea Weeds 0 . 0 Beverages and L i q uors 545.6 I n l a k e " L..L. ' Percent l O [ n l a k e allowance (%) (1 9 7 4 ) N u t r i e n t (1 9 7 3 ) 1802 土 630 t 15 42 : 369 : t 170 t 4 1 1: 1 210 土 960 1 . 23 土 0 . ~4 0. 7 4 士 0. 25 138 : t 84 2270 84 551 1 4 2040 1 .22 0.98 1 1 7 2 . • Group VU: 18-39 year.ol df e m a l e, ~n 2 • ~at i onal t ¥u l r i t i o n Survey by Ministry o f H e a l t h and Welfare. 当り l 日 平 t~)20-30H[ 頬と非常 に少いにもかかわらず , E 魚 . 卵 を 除 〈各Z 学 習J Iか ら比較的広〈 照 取 していた。 ジャガイモ及び殺鎖(ヒエ ,アワ*小主一)を主体;と •N a l i o n a lN u t r i t i o n Survey by Ministry ofHealth and Welfare する食生活であり, 1 向者共臼本の筏取量より多く ! l f 取し 0 j 音被 取 し,又日本では ていた。特にイモ頒は日本の約 1 1 献立パターンと形態 献立 内容 は 一村 類 の 場 介が 多 <,刷食 は始んどなく単 イモ 類 が 殺 t r lの約!1で ある の心付し .対象地域では l 山l 者 純て: パターンも 単一化されていた。 調理方法 としては鉄 板 9 7 3f 受取 をほぼ同地熊取 していた。他の食品併を日本の 1 焼 た l.'Aが主であり,時に妙める こと があった。生の E Eと比較すると .砂私有 ,1由目旨鎖は多〈綬取していた反面 . .粒 チ ー ズ まま烈取するものは.トウガラシ. ニンニ 7 frí 白 j援である IL~ ,魚介類.卵形1の 隈取はな く;吠鳥肉 芥辛料 等 をつぶして岩出で味つけをしたタレ I I!l.のもの程 nl も ffì んど1!!1f)(していなかった 。手L~i だけは J973 .iI'-の日 度で非常に少なか った。始んどの 材 料 を 加 熱 す る 食 生 活 本と同程度であ った。紙質野菜 (主にカランナ)はや や 少 や ,生水を飲まないことは .水 に 不 自 由 な 地 域 で は .特 いが . その他の野菜(主にカブラ)の侠取 量 に比べると多段 に衛'主 H金れ た習慣だと思われる。主な保存) 1 日て食品 に ( ! に t ! I : してい た。しかし .カ ラ シ ナ で 95%以上を占め . l は , 米やイモの民主造酒.バター . ヨーグルト ,チーズ 骨H偏差が極めて大きか っ た 。*~ , ,f品製 f l T ,.カ ラシナの胤 i 武物, 等の M ど 照1Iil.せ ず ,特 にクムジュン宮 11 淡ではヨ ー ド不足の.I.!.\ ~ トウガ ラシ 宇の油 u ' ( キノコ i毎 1J! ,立始ん Lみられた 。 1骨好飲料は多〈摂取し.バタ ー茶. ミルク 等があ った. .1次のようであった。起床直後チベット 代表的な献立 1 茶. チ ャン(向家製の酒). ロキシー (チャンの蒸留酒) 風茶 (バター , タン者ちの出合物に}証味をつけた飲料,以後 が主であった バタ ALと記す 1やミ Jレ7茶を飲み . 朝食はみジャガイ モ.又 はツアンパ(麦こがし)か主であった。 3 栄餐泰子要取量 H食 1 . 1 ク ノ レ 栄美紫綬取1Jとその所要 泣 に対する比率を ,Tabl e3 に示した。全体の予 t~JfI直 は各 Mーの人数を考慮して.各Z干 (ジャガイモ . 小」乙粉,ソパ粉等で作ったチャパ干ィ), ) むの) .又 1 . 1:,在シャガイ セン (ソパ. ヒ エ 粉 の 砧 1 の予均値から 算出 した。な お所 望 書l , ! : I; t l9 6 9 年 決定 の H本 モ にタレをつけて 奴取する .夕食は野 ~, 又 1 .1ウド J'/ 生省栄主主 rfr~もtt1 ,'l\ ) J式剛により各対象者毎に1T-:1lし ン等を・絡に煮込んだトウクパや γ ャクパ等の 判長炊 j 瓜の て;)<め ,これ に対する充足度をハ一セントで示した。代 ものや,ンャクパを飯の上にかけて照取していた 。 食 !j~ ぷ例として l接 対 象者 の 多 い 第 7l t f( 女性 J 8-39・ j .. 対 ~( . 1人 1日当り の 栄養 傾 取 量 を 示 し.又日 時間 1 . 1 .定しておらず,図書~I .1 i凶常 1 日 3 食伐取してい 象者数 2 2人)の た 。 8~ かいバタ ー 茶を時間l に制限なく l 日中飲み,夕食 本国民栄省調査成績全国平均値(19 73 年刊を附記した に暖かい;船主物を取り,トウガラ y a 熱 量 ニンニクを 1 常用す 男I xM: 、 昔ての 作 で る という食生治は ,空事 J令 J也 の1.,~に普及したと d問、われる。 m取 量 が,i ) r' l . l !i止をは l .r充足し .‘jlt~) 充足率は 95%であ った。し かしながらこの I 也被は 11 : に 食品群別便取量 T a b l e2に食品群矧H斉取ほ {1人 11 : 1 当 り )の 結 * を 示 比べ高地'来‘ ff であリ . 従ってその彩特を考慮した所~量 した。参 J 7 ーまでに日本の食料H4 成 ( 1 9 7 3 年 l人 1日当り の検 討 が必要てある。 摂取 i 止)81 をぶした。使用食品数は 7 2師長Iiであり ,J一世情 b 蛋白質 (31) - 32ー 食 物 て時期的条件によって変動しやすいと恩われる。 Table 4. Percent aged i s t ri b u t i o nof 4 2%と高い充足率を示した。これは精白度の{氏ぃ穀 平均1 Cercal calory Tribe Protei n Lipi d Carbohydrate Rati o(%) 8.0 ・ 3 . 7 Japanese 1 ( 1 9 7 1) 1 5 .1 76.9 51 .1 1 9 .1 6 6 . 1 55.0 販の筏取に由来した。 V.Bzの摂取量は所要最に対し 62% 平 均74%)と低〈充分に満たされているとは云え -82%( ない 。 ジャガイモの多食の結果V.Cは平均 263%の充足率 を示し,最低 166%.最 高 306%とかなり多〈摂取してい た。 V. Cの投与が呼吸総疾患の発'主を少なくすると報管 • N a t i o n a lN u t r i t i o n Survey by Ministry o f He a l t h and Welfare されているが:ル叫シェ Jレパ族の耐高地位のー 凶として, 多年の V.C多量侠取による呼吸器官系への効果が考えら 各群の f 斉取量が所要量の 61%-80%の範囲であり, .平 れるかもしれない。 均 71%程度しか i 前たされていなかった。 c 脂 V .B, の傾取置が総てのま宇において 113%ー 163%の範岡であり so urces o fc a l o r i e s Calory r a t i o( %) Sherpa ( 1 9 7 4 学 調理による矧失 (V.A.20%;V . B"30%;V .B z .25%; V .C .50%) 凶を ~I.l しでも V.B , . V.Cの摂取; 止は所要量 質 。 3オ -17 オの男 1 ; : 群では. 20-27gの摂取最であり, をi 前たしていたが,他方. V . A .VB21 i所要最を更に下因 ω% 以下となった。 1 8オ以上の男 1 ; :4群では. 30-39gとI 曽加していたが. 日本と比べるとやや少なかった。 4 栄 養 比 率 a 熱 震 比率 d カルシウム 所要 量にわI し総ての群で摂取量が4 1%-69%.平 均53 三栄 養 素 の 熱 i 止比を算出し , 日本 ( 1 9 71 年)の栄養淵 %の充足率であ1).かなリ低かった 。特に 7オ -17. j ' の 保成績剖と対比して T abl e4 に示した .i H白 質 熱 量 比 l i 成長期の男 1 ; :共に各々 43%.41%純度しか満たされてい 各群男友共はほ閉じでその平均値は 8.0%で あ っ た 日 本 i , *k l 賀野菜のカラシ十とチ なかった。このカルンウム昔話 l (1 9 7 1年) 1 3.7%に比し非常に f ほし同様に脆肪熱最比 も又 15.1%の平均値を示し ,低率であった。炭水化 物 熱 ーズ等乳製品であった。 6. 9%を示し.日本 (66.1%)より高い比率であ 量比は 7 e 鉄 り.他方穀類熱 l i U t l i日本とほぼ同じであ っ た。このこ 1 8 オ以上の女子の隈取量が所要最の 70-73%で特に低 <.他の群はやや不足がちではあるがほぼ充足しており. とはジャガイモ由来の炭水化物摂取が多いことを示して 平均充足率は 89%であった。 7..tの株では男友共殺 l l i 然批比が他の鮮に比 いた。 7-1 しR 唱 し 成 長 期 の 熱 量t として殺類からの侠取率が高いこ f ビ タ ミン V.Aの烈取は少〈所要是の 39%-75%.平均56%の 充 とを示していた 。他 方 1 8--1'以上の場合.脂肪性の熱量摂 又. V.Aの){-}{がカロチンで 取が地加の傾向にあ った。 これはバター茶の多飲に白米 足寧とかなり少なカザふ した。 あり,特に供給源は殆んどカラシナ ー 械であった .従っ Table 5.The pr ot e i n qua l i t y ofdi e t Protei n Tribe Age (Years) Malc Sherpa Female I n t a k e ( g ) Per c e n tt o allowance Animal P r o t e i n scorc prot ei n Score (%) L i m i t i n g amino aci d Chemical score (Egg) Score L i m i t i n g amino a c i d 2 8 . 8 .3 41 日) . 1 41 .7 8 0 7 3 6 8 6 1 2 0 . 6 1 0 . 0 1 6 .S 1 3 . 1 7 3 7 6 7 1 6 9 Met+Cys Mct+Cvs Met+Cvs Met+Cvs 6 7 7 0 6 8 6 7 Met+Cys Met+Cvs Met+Cvs Met+C 円 1 0 - ~7. Cl 8 0 7 0 7 0 6 5 1 1 .7 7 . 6 1 5 . 8 1 0 . 1 n 18-~9 3 2 . 5 4 1 . 1 4 2 . 1 Met+Cys Met+C円 Mct+Cvs Met+Cys 7 0 7 1 6 7 6 5 Met+Cvs Met+C円 Met+Cvs Met+Cvs 7 1 1 2 . 9 7 2 3 6 7 1 7 18-~9 1 0 1・6 7 1 7 Mean ( 1 9 7 3 ) Japanese・ ( 1950) 8 4 . 1 6 8 . 0 7 5 7 1 6 6 4 9 . 8 2 5 . 0 • N a t i o n a lN u t r i t i o n Survey by Ministry o f Heal t h and Welfare. (32) 日8 - 33ー 平井・他:シェルパ族の生活見聞と栄養凋盆 , 体重は更に{氏か った 。 J 民力,垂直とひ , i j j / t i ¥,上体そら b 蛋白貨の貨について Table5に明らかな如1< .1 費取盗 向 伎 は 殺 矧 ,いも覧i を 主 と し た 純 物 性 蛍 自 慣 が 極 め て 多 <,動物件必白T'f比は しの 4Jfi自において.男女間に差がなく.又日本 1 1 (( 19 7 3 年)に比較し 1 1 ¥ ; 1 d lて あ った。 e 7.6-20.6%(平均 12.9%)にすぎず,日本の 1 9 5 0 年より更 に少なかった。このことが 2.2 0 ! 吐術(兇 3 8人, / ; ( 5 6人 , 調 伐 地 人 口 の 約 10%)に F供の発行に惑い最長官を及ぼ ついて行った符冠調査の結果 a I i白債 の 質 を 示 す i l iI l価 . 化 乍 しているかもしれない 。 i f 薗が各々 7 2,6 8であり. 1 1 ¥ ; '、他を示していた。第・制限 献 立 内 容 は 単 純 で . パタ ー ン も 単一 化されており 焼, 佼 ; t !k.が主な調里担方法であった。 アミノ般は男/;(.Jもどの年令 J 時も含硫アミノ俄であった. b ジャガイモ及び. 殺 頬 (ヒエ.アワ.米小友)を主体 このことは. 多 食 の ジ ャ ガ イ モ ( 蛋 白 価4 8 . 第一制限ア とする食生活であった。 1日 1人 当 つ の 食 品 俳 別 摂 取 量 l p J合 の ミ / 般 は 含 硫 ア ミ / 椴 ) に 白 米 す る 蛋 白 質 の 烈 取; を日本食ぬ桃成 ( 1 9 7 3 年国民栄義ぷ.f1 t成 紛 ) と比較する 多いことを反映していた 0 1 音 4 95gを侠取していた。絞類 と,イモ傾は凶ノドの約 1 砂糠類 . 消防 ~I の t買取誌は各々 390 g,2 0g,1 8gであり, L 類 は 86gで , 日 本 と は ぽ l 司し筏度 日 本 よ り や や 多 <,1 以上の栄主主謙作結果 l i, こ の 地 域 の 標 準 値 よ り も や や 高 い か も し れ な い 。 そ の 型 的 と し て ,一般 に 食 ' J 長は 1I : l 9gで や や 少 <, そ の 他 の 野 摂 取 し て い た 。 総武 野 菜 は 5 Z回である吋のに対し,O : l俗 世 僚 は 3食 摂 取 し . 更 に 使 用 菜, ~仏肉鮫は日本の 30% 以下であった 。その 他の食品鮮 人がいた世帯が多か勺たこと等から中i K t以 上 の 家 縫 と 忠 は非常に少枇か.もしくは殆んど摂取されていなかった。 わ れ る 。 又 秤i 注調1fが 1 f.:I又は 2 日であったt.~平?首の献 c 1人 1H当 り の 栄 養 素 烈 恥 最 が 所 袋 量 ( 日 本厚生 立と変る可能性もあリ.賃金と物価から考えた場合,こ 省 栄 養所要;,t 算出方式による)を1:1'0]るのは のような同様な献、Zを 続 け る こ と は 不 可 能 と 忠 わ れ る 世 の < : :rR~tl で.然 l,t ,鉄はほぼ所要量を満た してい た。他 ; : 伐の時期差も考!¥!の上.更に謝盆 情 も あ っ た 。 従 ってぷ1 の栄1't.A 取 i 止は所要:止を下副り.出 ( 1t 1 .¥ '. B.U各々 を重ねる必要がある 。 71%.74%,カルシウム, V . Aは各々 53%. 56%の 充 足 率 V. B ., V.C m n . 言語:予の異なる対象地域で,料 I, t . J : I1tが 民族.判 t であった。 可 能 で あ っ た 最 大 の 段r l:lは,彼らの生活が食生活中心で d ili l'l't'i.脂肪,炭水化物.殺 ~!I の熱 id: 比率は,各 あり,台所が社交の場であり,客間であり.総ての'!:.活 々 8%, 15%.77%.5 1%であった。動物刊:!lま白比 l i1 3 の中心の場であった為と J rえ ら れ る 。 又 , ~も|廿*が栄失 %であり 調伐を受け入れてくれた婆[~として,日頃から.~ーター. .i t自1 面,化学価 l i各 1 : l7 2,6 8を 示 し . 第 一 制 限アミノ僚は向価共含碕アミノ俄であった。 ガ イ ド と し て 外 人 観 光 容 と の 接 触 が 多 <,慣れ ていたこ 謝 J と,快活で明るく従順なシェルパ族の民候性と,ltに . I 辞 ぷ1 1 正に i 卸協 } J 卜さいました P e 0 1 b aTsc・,l n g 氏を初め 本 人 と 答 姿 !.\!.I,~,、が似ている1.) ,親密町!惑があ っ た こ と 等 j/ " <, f~' 介の労をと ってドさ り純々の御助 シェルパ欣の ) が上げられる。 要 言をドさいました現地農業指導 約 uの竹村{JE. k.洋子 夫妻 l i m a r a y a n Tour 仕 の 方 々 に 深 〈 感 謝 の を初め Trans f 高 地 寒 冷 な 環 境 へ の 適 応 を . 栄 養 面i から解析するー助 立を表します ヲンプ地万の気象の未 ~N結果を布教え Fさ い ま し た 名 占 桜 大 学 の 樋 口 敬 二 教 授 を 初 め i 茂辺興亜 となす 1 )に . 1 9 7 4ifl0月 か ら 1 1月にかけて . ネパール. 先生. 4 事件略行先生.電子計算憾の栄1 l . l U量計算プロ 7 シェルノマ族の栄主主,~司代および小・中学生の体椅・体 }J i ! ' 1 定を行った。 ,~',11f.J也はエベレスト〈士山 U である 7 ンブJ也万に{立 i~,'し ラムを使 mき し て 下 さ い ま し た 小 行 秀 夫 教 授.itぴに. 極々の参 J t -資 料 等 を お 教 え 下 さ い ま したi1:幸治先生. I~P 高 度3 450-379001.~\以 11 J lj 波高 7 . 9・ C.絞{J¥ ;-8.3'Cで 本治~氏. j 合平敏子先生.下志万千鶴子先生に!写 くお礼 あり, . I ' t . 象家庇 l i主にポーター,商業, ~n妻、ド門書に従事 申し七 ( fま r していた 文 淵伐の幸古来.以下の結泊を得た。 献 1)ネパール 農業問先日十創業務参巧鰍 l t fJ ト 1. 4 . !から 1 8,jまでの 1 1 2人 の 小 ・中 学'!'.(リ)7 0人./.( 1 1 . 際協})' f ' , . 1 r ; 凶 (外務'(i) ( 1 9 7 2) 4 2人 . 生 徒 総 数 の 約 55%)の 身 長 ・体重は.日本)(部省 による 1 9 7 3ipのぷi 伐 給 米 と 比 較 す る と ,男 ! J . : . J 七 { 氏 い { 前 で 三)竹村征夫,竹村洋子(ネパール農業指導貝):私信 9 5 0 年 の 日 本l l f iと 身 長 は ほ ぼ 1 , 1 .ー で あ ったが, あ1),又 1 3)情i口 敏 二 i 度辺輿可E . 藤 井 理 行 (名 古 ほ 大 学 ) :1 9 (33) - 34- 食 物 9)学校体育,学校体育編集部,日本体脊社(1974) 7 3 年の クンプ地方の気象観測結果(未発表) 4)柳本治美:季初l 人類学, 学 2-4, 1 7 2( 1 9 7 1) 1969) 1 0) 日本人の栄養所要最,厚生省側, ( . M.: I n d .J.Med.S c i ., 1 3,1 26, 1 1 ) Mclean,E 5)松向茂普編:改訂スポーツテスト,第一法規出版司 (1 9 6 2 ) 1 3 3( 1 9 7 3 ) 6)三訂日本食品棟準成分表.科学技術庁資源剥査会編 1 2 ) 中村正,日谷ベ郎,萩野幸男,岩榊iJ1寺児.菅原利夫 ( 1 9 6 7 ) 田中満子,小林弘.高橋政訴t.前原~ ニ .日本公衆衛 7)日本食品アミノ般組成表,科学技術庁資源調査会編 生 雑 誌,1 3,578 ( 19 6 6 ) ( 1 9 6 6 ) 1 3 ) 松元文子編 :調理のための食品成分表.柴田容庖. ( 1 9 7 4 ) 8)国民栄養の現状,昭和 48年度同民栄養謝盗成績.厚 1 9 7 6 ) 生省公衆術生局栄養諜編,第一出版 ( Summary e t ar ys urve y was made f rom Tr y i n gt of i n dt he a d a p t a t i o nt oh i gh ahitude i n vi ewofn u t r i t i o n,di 、 lovember 1974on t h e nut r i t i o n a l s回 t u so fpeople i nt h e Sherpa t r i b ei n Nepal , who l i veon October t or e i g h t s near Mt. Everestand work as porters, businessmen or farmers . about~日 00 m h 1 . Physi calexa minat i o n on 1 12 s cho o l ch i l dren o f4 t o1 8 years o fage (70boys and ~2 g i r l s ), present i n g 円。% of' t h et o t a l st u d e n t s, were car r i ed out . Th er e s u l t s show t he lowvalues i nt he mean hei ght and wei ghtcompared w i t ht h e values f r om Japanese school ch i l d ren of I h e same age i n1971. b l l t almost equal t ot h a ti n 19~O i nt h e mean h e i g h t and lower t h a ni nt h e mean wei g h t . Thei r each val ue ofg r i p power, v e r t i c a ljum p, t r u n k bending and t runk e x t e n t i o n were a l s o lower t h a n those o fJapanese i n 1 9 7 3 . 2 . The d i e t a r ) 's l l r v e yi n cl uded20 f a m i l i e s( e lf ! men a nd 56 women),t hat r epresen t ed about 10% o f s i n gt h e 2~ t h et o t a lp o p u l a t i o n,and done u hour i n d i v i d u a l weighed i n t a k e methods. ( 1 ) The d i e t ar y pat t ern was verv si m p le and u n i f i e d . Foods were g e n e r a l l y cookedbyt h e method o i l and s t e a m i n g . ofbake,b ( 2 ) The d ie tcosisted m a i n l yo f starchy vegetabl e f o o d s such as p o t a t o and c e r e a l s . Foods of anim alori g in were almost m il k and dai r y pr oduc t s. The d a i l yd i e twas composedo fp o t a t o,495g・c e a t s,18g; meat ,1 7g: m i l k and mi J k products,8日 g ;l e a f yandy e l l o¥V vegereal s .~90g; sugar,20g; f t a b l e s, ~9g; ot h e r vegetabl e s,円。 g ;and onl y sm a l l amounts 01' n o other f o o d s. ( 3 ) The average d a i l y nut r i e nti n t a ke per person was compared t o reco mm ended allowance asses 司 sed u s i n gt h e Japan Recommendations. The i n t a k e ofonl y tw on u t r i e n t s exeeded allowances-t h at o f t hiami n (l ~2%) and o fascorbic a c i d (2時:~%) . l ta lso s upp l i e s 95% of cal o r i e and 89% of i r o n . I twas b a s i c a l l y d e f i c i e n ti np r o t e i n (71%に r i b o f l a v i n( 7 1%). c a l cium(円~%) andv i t a mi n A (56%ト The amountofl i p i di nt h ed i e t was 1 01'1. ( 4 ) l nt he compari s o nw i t ht h e percent age d i s t r i b u t i o no f t he sources o fcal or ie s, il .1 %. 1 ~.6%. 76. 4% and 50.2% came fromp r o t e i n, l i p i d ,carbohydrate and cereal respectively.The propor ti o n ofa n i m a lp r o t e i n was 1 2.9%. The p r o t e i n qua l i t yo feach d i e ti n d i c a t e dt hat t h e protein score was 72. and t h e chem i c a l score was 凪8 . and t hen t h e mos tl i m it i n g am i no a c i d s were t he s l l l p hlr amino a c i d si nb o t h scores . ( 34)