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日本版 PRESS RELEASE
（米国報道発表資料抄訳―2010 年 12 月 13 日）
CNRMとDSGが米軍の外傷性脳損傷の治療に挑む
DSGの電子的治験データ入力管理システムが、CNRMが実施している
外傷性脳損傷の理解と治療を目的とした臨床試験において活用される
２０１０年１２月１３日 米ペンシルべニア州マルバーン（MALVERN, Pa）発 –米国脳科学・再生医学
センター（CNRM）は、米国軍や退役軍人にとって深刻な医療問題とされている外傷性脳損傷（TBI）
を、より正確に分類・診断するための主要となる三つの臨床試験において、DSGのeCaseLink™ＥＤＣ
システム（電子的治験データ入力管理システム）を活用している。
DSGのeCaseLinkシステムは、臨床試験のデータを試験実施期間中に電子的に収集し、症例集めを
飛躍的に効率化させます。また、試験期間中のどのタイミングであっても、クリーンで正確なデータの
レビューを可能にさせます。これにより、研究者はTBIや試験の内容についての新しい知識や発見を
瞬時に直接的な方法で得ることができます。eCaseLinkは、この一気通貫のデータ収集方法によって、
TBIの試験プロセスを加速させ、米軍に新しい知識の発見や治療方法を、より速く、安全に届けるこ
とができます。
現在実施されている試験のうち２つは、新しい診断方法について探索しています。同等のテーマに
おける過去の研究成果をベースに、CT（コンピューター断層撮影法）スキャンの代わりに、損傷の位
置や重症度、結果予測などが可能なMR（磁気共鳴）断層撮影装置を活用しています。
３つ目の試験では、基礎運動と光療法（BLT）が身体、認知、気分の刺激に活用されました。一連の
検査の後、効果を計測し、被験者と健常者の結果を比較しました。
外傷性脳損傷は、特に不朽のイラク解放作戦が開始されて以来、米国軍にとって深刻な問題となっ
てきています。２０１０年３月現在、約１４４，０００ものTBIの症状が報告されました。そのうち、およそ
77％が軽度（一般的には治療対象とはならず、認知、行動、伝達障害などを引き起こす）として分類
され、結果として生活の質の低下を引き起こす要因となっています。
複数の軍や政府機関は互いに連携し、TBIの影響度の大きさと、多くを知られていないその症状に
ついて、注意を呼びかけています。
DSGのCEO（最高経営責任者）、トニー・ヴァラノは、「DSGが米国の戦闘部隊と退役軍人のTBI治療
の研究において重要な役割を担うことができたことを大変光栄に思う。」と延べ、「私は海兵隊出身者
として、CNRMと共に、我らの誇り高き兵士たちの治療方法の探究に協力できたことを、この上ない名
誉と受け止めている。」と語りました。
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CNRMについて
CNRMは米国国防総省、国立衛生研究所、ウォルターリード陸軍病院、国立海軍病院の共同連携
プロジェクトに発展した連邦医療研究プログラムです。米国議会はCNRMを設立し、これらの首都圏
の共同参加機関に所属する医師や科学者の英知を結集し、脳損傷の診断と治療について革新的
な取り組みを目指しています。CNRMについての詳細な情報は以下のウェブサイトでご参照頂けま
す。
<http://www.usuhs.mil/cnrm/>
DSG について
DSG の主力製品であるＥＤＣを始め、データマネジメントサービス、ＩＷＲＳ（ウェブベースの治験薬・
検査キットの供給・割付管理ツール）、治験管理システム（CTMS）、オンデマンドのデジタル症例報
告書出力ソフトなどを自社開発し、治験のデータ収集と管理を総合的にサポートしています。DSG
の製品は、ユーザーの利便性を第一に考え、研究施設のインフラ環境に依存することなく、簡単で
且つ正確なデータ収集を行う事ができます。これまで、世界７３カ国で３２５社以上の顧客に対し、１、
０００以上の試験を１８，０００以上の施設にて導入されています。１９９２年に設立、米国ペンシルベニ
ア州マルバーンにグローバル本社を置くほか、米国、日本、そしてインドにそれぞれオフィスを設け
ています。ＤＳＧの会社概要・詳細は以下のウェブサイトでご参照頂けます。
<http://www.dsg-us.com>
※ 本資料は、2010年１２月１３日付けで、米国DSGが発表したニュースリリースを日本語に翻訳した
ものです。本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を
図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる
際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願
い致します。
<本件に関するお問合せ・取材等のお申し込み先>
DSG Japan株式会社
日本法人代表 三橋拓樹
TEL： (03) 6277-2295 FAX： (03) 6277-2296
E-mail: [email protected]
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