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公益財団法人古紙再生促進センター
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７　紙
平成 25 年度の紙、板紙の生産量は約 2,667 万トン
ン、再商品化量は 83,171トンとなっています。
Ⅳ -14）。
雑誌古紙で古紙全体の約 83% を占めています。また、
であり、そのほとんどが国内で消費されています（図 家庭から発生する古紙は、集団回収・行政回収など
を通じて集められます。オフィスなどの事業所から出る
古紙は回収業者を通じて、また印刷 / 製本工場などの
大規模発生源からの産業古紙は坪上業者や専門買出人
等によって回収されます。
平成 25 年度の古紙回収量は約 2,196 万トン、古紙
回収された古紙のうち、段ボール古紙、新聞古紙、
近年古紙の輸出が急拡大し、平成 25 年度には 471 万
トンもの古紙が輸出されています。
古紙の製紙以外への他用途利用分野ではパルプモー
ルドなどの緩衝材、建築用断熱材、固形燃料等に古紙
全体の 1％強が使用されています。
利用量は約 1,726 万トンとなっています（図 - Ⅳ -15）。
平成 25 年度は古紙回収率は 79.5％、古紙利用率（製
紙原材料全体に占める古紙の割合）は 63.8％となっ
図-Ⅳ-15　古紙の発生・流通経路（平成25 年度・単位：千トン、％）
ており高い水準を維持しています（図 - Ⅳ -16）。なお、
資源有効利用促進法に基づく省令において、紙製造業
に属する事業を行う者が目標とする古紙利用率は、平
成 27 年度までに 64％となっています。
この目標を達成し、古紙リサイクルをいっそう推進
紙・板紙生産
26,667
消費17,161
消費 102
紙・板紙輸出 1,105
紙・板紙払出
26,820
集団回収
（町内会・学校・子ども会など）
地方自治体による回収
新聞販売店回収
小規模発生坪
中間業者
（代納業者を含む）
（小規模商店街・オフィスビル・駅・市場など）
大規模発生坪
坪上業者
古紙輸入
33
市中
（主として問屋街など）
古紙回収
回収業者
段ボール・紙器工場
印刷・製本工場
出版社・新聞社
デパート・スーパーなど
17,161
市町村による紙製容器包装の分別収集量は 88,698 ト
家庭
建場（よせ屋）
極的に利用し、また、特に今後求められるのは、古紙
また、平成 24 年度の容器包装リサイクル法に基づく
他用途利用
未回収
5651
(20.5％)
紙・板紙消費
27,611
古紙発生源
*126
においては古紙利用製品への理解を深めるとともに積
の排出時に分別を徹底することです。
パルプ輸入 1,800
紙・板紙輸入 1,896
直納業者
︵総合商社を含む︶
製紙メーカーにおいては古紙利用技術の向上、消費者
パルプ輸出 438
パルプ消費
販売古紙パルプ
分野での古紙利用を進めることが大切です。そのため、
パルプ材消費
(1,000m3)
国産チップ 9,834
輸入チップ 19,075
丸太
327
合計
29,236
製紙メーカー向
古紙出荷
するためには、板紙分野に比べて古紙利用率が低い紙
パルプ生産8,434
古紙輸出
4,706
21,960
(79.5％)
注）＊については古紙パルプ用に使用された古紙を80％として換算した推定値。
資料：紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報、日本貿易月表
図-Ⅳ-14　紙の品種別生産比率（平成 25 年度） 図-Ⅳ-16　古紙回収率・利用率の推移
生産量合計 26,666,980トン
雑板紙
2.5％
紙器用板紙
6.0％
％
80
古紙回収率
新聞用紙
12.0％
古紙利用率 ＝
古紙消費量＋古紙パルプ消費量
あ
繊維原料合計消費量（パルプ＋古紙＋古紙パルプ＋その他）
70
古紙国内回収量（メーカー入荷※＋輸出－輸入） a
紙・板紙国内消費量（メーカー払出－輸出＋輸入）
※メーカー古紙入荷には、古紙パルプ入荷量を古紙換算した数値を含む。
古紙利用率 古紙回収率 ＝
60
段ボール原紙
33.8％
板紙
42.3％
紙
57.7％
印刷
・情報用紙
32.8％
50
40
雑種紙
2.9％ 衛生用紙
30
6.6％
包装用紙
3.4％
86
昭和 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63平成 2
50
元
3
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9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
年度