...

レッスンお役立ちマニュアル STAGEA mini 指導者のためのmini知識

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

レッスンお役立ちマニュアル STAGEA mini 指導者のためのmini知識
STAGEA mini(ELB-01) 指導者のための mini 知識
STAGEA mini は姿がかわいらしくて、とても優れた機能を持っているエレクトーンです。多くの jet 教室や生徒
さんのご自宅で活躍していると思います。
ここでは指導者のための mini 知識として記憶媒体 USB の便利な使い方
と簡単にできるプリセットリズムの幅広い活用方法をご紹介します。
1.ELB-01 で USB⇔USB のソングコピーをしてみよう!
2.ELS-01 のリズムをユーザーリズムにいれて ELB-01 で活用しよう!
1.ELB-01で USB⇔USB のソングコピーをしてみよう!
大切な演奏データのバックアップは必須ですよね。今回は ELB-01 で USB フラッシュメモリー同士のソングコピーを
してみましょう。生徒さんの USB に入っている演奏データを先生の USB へコピーします。
【操作手順】
①始めに先生用 USB フラッシュメモリーを ELB 上部(LK横)の USB TO DEVICE へ挿入します。
こちらが USB 01 と認識されます。(予め生徒さん用のフォルダを作成しておきましょう)
②次に生徒用 USB フラッシュメモリーを ELB 下部(右側)の USB TO DEVICE へ挿入します。
こちらが USB 02 と認識されます
③[C]を押して生徒用の USB 02 を表示します。
A <ソングセレクト>
C ≪■002:USB 02
1
B
D
④[D]を押してから、データコントロールでコピーするソングを表示します。
A ■USB 02
C ≪001:モリノクマサン
↑ 1
♪
B
D
⑤ページボタン▲で、ページ5にし[B]を押します。
A <コピー>
[ジッコウ]5
C
001:モリノクマサン
♪
B
D
⑥コピー先を指定するため、
[B]を押します。
A <コピーサキ>
C ≪■002:USB 02
5
B
D
1
⑦[C]を押して先生用の USB 01 にし、
[D]を押します。
A <コピーサキ>
C ≪■001:USB 01
5
B
D
⑧[C]を押して USB 01 の中に入っている予め作成しておいた生徒名のフォルダーを表示します。
A <コピーサキ>
C ≪□001:ヤマハハナコ
[↑]5
B
D
⑨[D]を2回押して終了します。
A <コピー>
[ジッコウ]5
C
001:ヤマハハナコ
B
D
⑩先生用 USB フラッシュメモリーの中にコピーしたソングが入っているか確認します。
ページ▼▲を同時に押します。
A ■USB 02
C ≪001:モリノクマサン
↑ 1
♪
B
D
[B]を押して、データコントロールで USB 01 を選びます。
A <ソングセレクト>
C ≪■001:USB 01
1
B
D
[D]を押して USB 01 の中の「ヤマハハナコ」フォルダを表示します。
A ■USB 01
C ≪□001:ヤマハハナコ
↑ 1
B
D
[D]を押して、データコントロールでコピーした「モリノクマサン」のソングを選びます。
A ■□ヤマハハナコ
C ≪001:モリノクマサン
↑ 1
♪
B
D
MDR を再生して確認します。
2
この他にも、ELB の演奏データを ELS-01C でソングコピーすることもできます。
【操作手順】
①予め、フロッピーディスクが使用している USB を USB TO DEVICE からはずしておきます。
②始めに先生用 USB フラッシュメモリーをどちらかの USB TO DEVICE へ挿入します。
こちらが USB 01 と認識されます。(予め生徒さん用のフォルダを作成しておきましょう)
③次に生徒用 USB フラッシュメモリーをもう片方の USB TO DEVICE へ挿入します。
こちらが USB 02 と認識されます
④USB 02 からコピーしたい生徒さんのソングを選び、ツールでソングコピーを選択します。
⑤コピー元は USB 02、コピー先を USB 01 に変更。生徒さん用のフォルダを開きコピーする場所を指定します。
⑥USB 01 にある生徒さんフォルダを開き、コピーされたか再生して確認します。
USB 同士でのデータのやり取りができると大変便利ですね。大切なデータですから、必ずバックアップデータを作って
おきましょうね。
2.ELS-01のリズムをユーザーリズムに入れてELB-01で活用しよう!
ELB-01 のリズムは 133 パターンありますが、これらのパターン以外にも ELS-01/01Cのリズムをユーザーに入れて使用
することができ、更に幅広いリズムを楽しむことが出来ますよ。
操作方法は簡単。
①使用する ELS のプリセットリズムを丸ごとそっくりユーザーに入れます。
RPP を押しながら使用するリズムを押す。
「入力」
「ボイスセレクト」
「ドラムセットアップ」は触らず、すぐ「保存」します。
②コピーしたユーザーパターンを使用して ELS でシーケンスを組みます。
例えば ELS に入っているプリセットリズムを使用して演奏した曲を ELB で再生したら、あら?違うリズムが…。
こんな時にもユーザーリズムに入れれば大丈夫。
【例】
曲目「茶色のこびん」 使用リズム「シャッフルレゲエ」
ELS でプリセットリズムのシャッフルレゲエを使用して SEQ1を組みました。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
イントロ1
イントロ1
メインA
メインA
メインA
メインA
メインA
メインA
メインA
フィルインC
11
12
13
14
15
16
17
18
19
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
シャッフル レゲエ
メインC
メインC
メインC
メインC
メインC
メインC
エンディング2
エンディング2
エンディング2
3
ELB には「シャッフルレゲエ」が入っていないため、再生すると他のリズムが流れてきます。
では、
「シャッフルレゲエ」をユーザー1に入れて、組みなおしてみましょう。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
イントロ1
イントロ1
メインA
メインA
メインA
メインA
メインA
メインA
メインA
フィルインC
11
12
13
14
15
16
17
18
19
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
ユーザー 1
メインC
メインC
メインC
メインC
メインC
メインC
エンディング2
エンディング2
エンディング2
これで、ELB でも ELS で再生したときと同じリズムで楽しむことができます。
*但し、あまり容量の多いリズムパターンの場合は、演奏データに支障が現れる場合もありますから注意してください。
使用しているパーカッションの数を減らすなどの工夫が必要となります。
STAGEA シリーズでは、今回のように「データのやり取り」や「ユーザーリズムの使い方」など、STAGEA の機能を習得
することによって、お教室での使用環境と生徒さんのご自宅での使用環境とが大変近くなってきましたね。便利な機能
を使って音楽を楽しみましょう。
4
Fly UP