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1 花王株式会社 お家のおしごと

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1 花王株式会社 お家のおしごと
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
花王株式会社
お家のおしごと
活動の内容(概要) 花王は次世代育成の企業理念を基に、子どもたちの「生きる力」の向上を願い、“全
社活動”として、手洗いや家事をテーマにした出張授業、節水実践のための環境プロ
グラム・中学家庭科教材の提供など、小学校1年生から中学校まで幅広く教育支援活
動を実施しています。中でも、「お家のおしごと」は、家事をテーマとした生活力育
成プログラムで、小学校 1~2 年生を対象に生活科や道徳、キャリア教育のねらいを
組み込んだ出張授業型で展開。低学年ということを踏まえ、“学びにつながる体験活
動”を重視し、社員がチームで講師として参加しています。多くの学校から好評を頂
き、12年度は全国の50校にのべ185人の社員が出向きます。
教員による事前授業の様子
教員が使用する布パネル、マグネ
ットは、児童用ワークブック、シ
ールと連動。視覚に訴える教材や
動きのあるワークなどの活動を
重視しています。
花王社員による出張授業の様子
低学年の体験活動を中心に実施
するため、6 名体制の社員で児童
一人一人にていねいな個別指導
をすることにこだわっています
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授業実施
企業・団体名
株式会社カプコン
株式会社カプコン
プログラム名
広報・IR 室
教育支援プログラム
活動の内容(概要) 児童生徒が当社を訪問する「企業訪問の受け入れ」と当社社員を講師として学校
などに派遣する「出前授業」の 2 つの方法で教育支援を実施している。主に「ゲ
ーム会社の仕事」の紹介を通じて、会社の多くの人の思いや努力、協力によって
1 つの仕事が完成するという意識付けの他、ゲームクリエイターのインタビュー
映像を交え、仕事のやりがい、面白さ、難しさを伝えることにより、より具体的
な就労感の提供に努めている。また、テレビゲームとのより健全な付き合い方が
できる知識と能力を身につけてもらうため、「ゲームリテラシー」教育も併せて
提案している。
2012 年 6 月 26 日、新潟
県・上越市立柿崎小学校にて
出前授業を実施しました。
同学校では、生徒の興味の幅
を広げ、一人一人が考える力
を伸ばす授業活動を推進して
おり、課外学習の一環として、
ゲームを題材に“正しい知識
や遊び方”を考える場を作り
たいとご依頼をいただいたこ
とから、当社の教育支援活動
が実現しました。
2012 年 6 月 21 日、大阪
府・大阪市立長吉西小学校に
て出前授業を実施しました。
キャリア教育の一環として、
生徒の皆様に仕事の難しさや
大切さ、やりがいといった「仕
事にかける思い」に触れてい
ただくことで、将来の職業に
ついて学ぶ機会をご提供しま
した。
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授業実施
企業・団体名
カルビー株式会社
マーケティング本部スナック事業
プログラム名
「ずっと大好き サッポロポテト」!
Kids
Special 味」キャンペーン
活動の内容(概要)子供にとって身近な存在である「スナック菓子」の商品企画・開発が体験できる
授業。自社商品を使ったオリジナル教材を提供し、小学生が食べたいお菓子の味
とそのキャッチコピーを考える表現能力の養成につながる授業を担任に実施して
もらう。授業内で出されたアイディアを応募してもらい、全国の小学生を対象に
したコンテスト形式で審査し、優秀賞の3クラスには、カルビー社員が直接訪問
し生徒たちと一緒に商品開発の体験授業を実施。さらに、自分の企画した仕事が
周りから評価されるという要素を取り入れるためにWEB投票を実施し、1位にな
った味は商品化し、プレゼントを予定している。
商品開発体験授業内で生徒た
ちが制作したパッケージデザ
イン(優秀賞3クラス分)グ
ループ毎にデザインする部分
をわけ、担当部分のデザイン
を班で1つにまとめて提出。
各班でデザインしたものをデ
ザイナーに組み合わせてもら
いパッケージデザインとして
完成させ、現在 WEB サイト
で公開し WEB 投票を実施。
商品開発体験授業内での、デ
ザイン制作風景。まずは個人
でデザインのイメージをかた
めてもらい、最終的にグルー
プで話合い、1つのデザイン
にまとめて提出してもらって
いる。
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
シャープ株式会社
障がいのある子どもたちに向けた特別支援学校等への
キャリア教育支援活動
活動の内容(概要)当社では、社会貢献活動として創業者の福祉への思いを踏襲しながら、障がい者
の社会参加支援に取組む中、障がいのある子供へのキャリア教育支援活動にも積
極的に取組んでいる。具体的には 2012 年 4 月より、中・高等部の障がいのあ
る生徒には特例子会社の場を活用し障がい者が働く職場の見学会、実習体験会や、
障がいのある社員自らが全国の特別支援学校を講師として訪問する出前教育を実
施し、就労への意欲増進に繋げている。
小学部の生徒には全国の聴覚支援学校への出前環境教育を通じ、環境啓発のみな
らず、職業(勤労観)の気付も促している。
これまで約 2,300 名の障がいのある子供へキャリア教育を実施し一定の効果・反
響に繋がっている。
・中・高等向け出前キャリア
教育
シャープ特選工業の聴覚に
障がいを持つ社員が講師と
なり、手話を用いて、自らの
経験を踏まえ、働くことに
ついて講義を行う様子。
講師:シャープ特選工業社員
・中・高等向け出前キャリア
教育
実際に特例子会社で行う作業
の一つである、補修用部品の
梱包作業をグループで行う
様子。
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
ソニー生命保険株式会社
「ライフプランニング授業」
活動の内容(概要) 2時限のグループワークを通じ、仮想家族のライフプランニングを体験し、自分の夢
やありたい姿を考えることで、人生を計画的に考え、夢に向かって努力する大切さを
学ぶ。6名程度のグループごとにワークを進め、1時限目は想定した家族の理想的な
ライフプラン(働き方、子供の誕生や進学、住宅、毎月の出費、趣味・旅行等)を考
え、決定する。2時限目は描いたプランを当社のシミュレーションソフトを使って金
銭面から分析し、プラン実現のポイントについて理解を深める。ライフプランナーは
一方的にアドバイスせず、グループの考え方をくみ取りつつ進めるので、生徒自らが
夢の実現に向け、自分の努力や工夫について具体的に気付く機会となる。
《グループワーク》
・1 枚の大きなライフプラン表を
作成します。生徒たち全員で架空
の家族の夢や、やりたいことを出
しあったのち、決めたこと書き込
んで、シールを貼り、夢をどんど
ん「見える化」していきます。
《授業の全体イメージ》
・メイン講師であるライフプラン
ナーが壇上に立ち、授業の進め方
の説明、全体運営、まとめを行う。
・シミュレーション結果の説明で
は、生徒たちはいっそう真剣なま
なざしに。
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会
標準化教室~これからを生きる子どもたちへ~
活動の内容(概要) 当法人が行っている標準化教室は、2006 年度より経済産業省と日本規格協会が
行っている「標準」や「標準化」に関する出前授業に、「環境」という新しい視
点を取り入れたものです。対象は地域の小中学生で、エコマークなどの「環境ラ
ベル」といった児童・生徒にとって身近な環境を取り上げ、環境に配慮した生活
や消費選択を行なってもらうことを目的としています。標準化教室を行うにあた
っては、経済産業省、日本規格協会、地域の教育委員会、各企業、各小中学校、
千葉大学などから協力を得ており、「産官学連携」の事業となっています。さら
に、当事業は企画から運営までをすべて学生主体で行っています。
写真①は、江東区立第五大島小
学校で実施をした際に撮影し
たものです。学生が講師とな
り、環境問題や環境ラベルなど
のテーマでパワーポイントや
映像を使った授業を行います。
児童たちも積極的に手を挙げ、
発言しています。
写真②は、墨田区立東吾嬬小学
校で実施をした際に撮影した
ものです。小グループでエコマ
ーケットと称したワークショ
ップをしている様子です。学生
が進行役として、環境ラベルの
ついた商品やそうでない商品
を実際に使用しながら児童が
環境に配慮した商品選択を体
験できる工夫を行っています。
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授業実施
企業・団体名
DIC株式会社
(経済同友会「学校と経営者の交流活動推進委員会」)
プログラム名
全国の小・中・高校生への出張授業
活動の内容(概要) DIC株式会社取締役会長杉江和男は、2010年4月経済同友会「学校と経営
者の交流活動推進委員会」委員長に就任後、小学校・中学校・高等学校への出張
授業や企業訪問受け入れを積極的に行っている。多くの子どもが抱く「働くのは
お金のためではないのか」
「なぜ勉強しなければいけないのか」という疑問を、社
会の仕組みを取り上げ易しく解いている。主旨は「一人ひとりは社会の構成員で、
社会は Win-Win の関係で成立している。夢や目標に向かって勉強し社会に出て働
くということは、自身の生き甲斐、自立、幸福につながるとともに、社会への貢
献も果たす」というものである。また、社会全体で子どもを育てる必要性を訴え、
保護者や教育関係者への講演、意見交換も実施している。
沖縄県の高校2年生が当社を訪
問。杉江による講演の他、
複数の社員による業務説明を実
施。
杉江が都内の中学校を訪問し、
中学2年生に出張授業を実施。
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授業実施
企業・団体名
DIC株式会社
プログラム名
工業高等専門学校インターンシップ生受け入れ事業
活動の内容(概要) 工業高等専門学校の専門教育の必修カリキュラムへの協力として、実践的技術
の習得、企業現場経験・社会経験をさせるため、工業高等専門学校からの依頼
を受け入れる形でインターンシップ生を約 20 年間継続して受け入れている。
実習は全国の弊社工場にて行なっており、例年 15~20 名ほどの工業高等専
門学校の本科生または専攻科生を、夏休み期間(1~2週間)に受け入れてい
る。工場では、製造部、検査課、技術部等に配属し、配属部署で用意したテー
マを中心に、化学メーカーでのものづくりの就業体験をさせている。
[
写真貼付
なし
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業実施
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
企業・団体名
プログラム名
中学生・高校生のための IT・エレクトロニクス講座
活動の内容(概要) 中学生・高校生に、IT・エレクトロニクス産業の概要や魅力、身近な製品の
仕組み等について楽しく学んでいただくことにより、理数系の勉強の重要性
について一層理解していただくとともに、「ものづくり」の楽しさを伝え、
IT・エレクトロニクス産業に対する興味を持ってもらう内容となっている。
また、「科学やものづくりの楽しさを伝えたい」、「理数系離れを何とかし
たい」、「理系・文系の進路決めのキッカケを与えてあげたい」など、学校
側からの様々なご要望に応えている。
開智中学・高等学校(埼玉県)
の授業風景(2012年5月26
日)
高校1年生を対象に、エンジニア
の仕事とはどういうものかを、企
画、製造、研究開発、営業など、
さまざまな角度から説明。
東京都立大田桜台高等学校の授
業風景(2012年10月31
日)
高校1~2年生を対象に、日常で
もっとも身近な電子機器である
携帯電話について、中身がどうな
っているのか、なぜ通信ができる
のか、などを説明。
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
公益財団法人 日本財団
Social Action Program
活動の内容(概要) 社会環境が急速に変化をする中で、社会が抱える課題も日々変化し、多様になっ
ています。それらの課題を、国や自治体だけで解決するのではなく、市民一人一
人が主体的に解決していく機運が高まり、また必要とされています。「Social
Action Program」は、長年、国内外で社会課題の解決に取り組んできた当財団
のノウハウとネットワークを活かしたプログラムです。子どもたちが、【Feel】
自ら社会の課題に気づき、【Think】その解決方法を模索し、【Act】実際に活動
を計画、実践し、【Share】その成果と変化を共有するという 4 ステップをプロ
グラム化。教えるプロである学校と社会課題解決のプロである当財団が協働し、
社会のために具体的に行動できる次の世代つを輩出することを目的としていま
す。
取り組む社会課題として選ん
だ「環境」「難病児支援」の
NPO(そらぷちキッズキャン
プ、ASEEDJAPAN)の方に
来ていただき、現場の声を聞
いた。それをもとにメッセー
ジやツールを作成。その次の
授業で、両団体への街頭募金
活動を実践した。
※筑波大学附属坂戸高校 1 年
次「キャリデザイン」
社会課題を考えるワークショ
ップ。一人最低 20 個を考え、
グループでディスカッション
して発表。
※筑波大学附属坂戸高校 1 年
次「キャリデザイン」
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
一般社団法人 日本チャレンジ教育協会
『チャレンジカッププログラム』
活動の内容(概要) 本プログラムはチャレンジを通して「自ら課題、目標を見出し、それを実現に導
く力」を育むことを狙いとしています。生徒は事前に自己分析や社会調査を実施
し、その内容をもとに、最も必要だと考えるチャレンジを設定します。そして、
実際の活動を通じて、PDCA や問題解決、仲間との関わりなどについて学んでい
きます。こうした「実践」を通じて、社会人として必要な能力・態度を身につけ
ていくことが本プログラムの特徴です。チャレンジ終了後には、振り返りを行い、
活動を通じての学びを発表にまとめます。特に素晴らしい活動をした生徒は審査
を経て、全国大会(グランプリ決定戦)にて多くの観客の前でプレゼンテーショ
ンを行います。
ベトナムで学校に通えない子
どもたちのために、幼稚園を
作るというプロジェクトを始
動させた生徒たち。
必要な資金を集めるために
毎日、街頭にたち幼稚園建設
に必要な資金を集めました。
チャレンジカッププログラム
の全国大会の様子。
大勢の観客と審査員を前に、
自分たちで考え、練習に練習
を重ねたプレゼンテーション
を行いました。
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
活動の内容(概要)
株式会社みずほフィナンシャルグループ
子どもサマー・スクール
当社は、金融教育の支援と地域社会への貢献を目的として、地域の子どもたち
を対象とした夏休み限定プログラム「子どもサマー・スクール」を、みずほ銀行
の拠点で開催している。
本プログラムの内容は、当社グループ社員によるお金や金融の仕組みについて
の講義やワークシートを使ったゲームやクイズ、銀行業務体験や銀行内の見学等
であり、プログラムの作成等にあたっては、2006 年より実施している東京学芸
大学との金融教育に関する共同研究プロジェクト(以下、共同研究プロジェクト)
で得たノウハウを最大限に活用している。
プログラムの前半では、古銭
や外貨等を使い、なぜ「お金」
が価値を持つのか、
「お金」に
よって人々の生活がどの様に
変わったのか、さらには、銀
行は社会においてどのような
役割を果たしているのか、に
ついて講義している。
プログラムの後半では、窓口
業務としてお客さまからお預
かりした現金を正確に数える
「札勘」を体験する。他にも、
銀行窓口、ATM の裏側、貸
し金庫や営業現場等の見学を
実施している。
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
活動の内容(概要)
株式会社みずほフィナンシャルグループ
〈みずほ〉の金融教育
当社は、将来を担う子どもたちに、社会生活と深い関わりのあるお金について、
基礎的な知識と関心を持ってもらうために出張授業に取組んでいる。2006 年に
は東京学芸大学と金融教育に関する共同研究プロジェクト(以下、共同研究プロ
ジェクト)を立ち上げ、それぞれの専門性やノウハウを生かして、実践的な教育
ツールの開発や金融教育の普及に取組んでおり、出張授業についてもこのプロジ
ェクトの成果を生かしている。
出張授業については、地域や校種を問わず、依頼に応じて可能な限り対応して
おり、金融の仕組みから生活設計、クレジットカードについての授業まで、さま
ざまなプログラムを用意したうえで、学校等からの依頼に応じた授業内容を構築
し、授業を実施している。
<中学校の社会科の授業に
参加>
授業では、社会でのお金の流
れや銀行の役割などについて
説明。その後、貸出の審査を
体験する「貸出ゲーム」や実
際の融資事例紹介を行いまし
た。
<中学校の総合的な学習の
時間に参加>
銀行や証券会
社の職場見学と、学校での授
業を 1 日ずつ実施しました。
授業では外国為替の基本につ
いて説明した後、為替相場の
変動が自動車会社の収益に与
える影響を実際に計算しなが
ら円高・円安の意味について
学習することができる「為替
ゲーム」を行いました。
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授業実施
企業・団体名
プログラム名
活動の内容(概要)
株式会社読売新聞東京本社
教育ルネサンス ことばの授業
新聞記者の仕事を見せ、子どもたちに体験してもらう形で「インタビューをし
よう」「記事を書こう」「見出しをつけよう」という3つの基本プログラムを行
っている。記者と、教師を目指す大学生スタッフが全国の学校を訪問し、チーム
ティーチングで授業を進行する。記者が実演した後で、子どもたちが記事の執筆
などを体験し、発表した後、記者が講評する形としている。授業を通じて、記事
の書き方、文章のまとめ方、見出しのつけ方などを学ぶことができるほか、地域
の大人へのインタビューを通じて職業観を育てることにもつながる。
2011年9月、横浜市内の
小学校で行った「ことばの授
業」で、新聞に関する記者の
質問に元気に手を上げる子ど
もたち。
2011年6月、千葉県内の
中学校で行った「ことばの授
業」
(「インタビューをしよ
う」
)で、地域の大人に、仕事
についてインタビューする中
学生たち。
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