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塚田: あの、、、もうカメラ回っています。カメラ回りました。 はい、今ですね

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塚田: あの、、、もうカメラ回っています。カメラ回りました。 はい、今ですね
レクチャー2
自動操縦 で「 願望 」を実現する脳の仕組みとは?
-望む未来 を脳に直接イン プットするフ ォーミュラ-
塚田:
あの、
、、もうカメラ回っています。カメラ回りました。
はい、今ですね、収録にあたってエッセンスゼロをしておりまして、これで準備状態を作っ
た上でみなさんに動画をお届けしようと、こういう意味でエッセンスゼロをしておりました。
鶴田:
結構エッセンスゼロって、このふうに何か重要な仕事をする前にやるとオススメなのですよ
ね。
塚田:
はい。決して放送事故ではなく、これはエッセンスゼロを収録前にやっていたという形です。
はい。では改めまして、みなさんこんにちは。
鶴田&川崎:
こんにちは。
塚田:
他力型行動心理メソッド、エッセンシャルコード実践講座α第 2 話になります。今回もナ
ビゲーターはフォレスト出版塚田でお送りさせて頂きます。今日も最後までよろしくお願い
します。
鶴田&川崎:
よろしくお願いします。
塚田:
では、改めまして講師の先生お二人をご紹介したいと思います。
1
まず、行動心理コンサルタントの鶴田豊和(つるたとよかず)先生です。
鶴田:
はい、よろしくお願いします。
塚田:
前回も長大なお話を聞かせて頂きましてありがとうございました。今回は実践の方お話をよ
り深く聞かせて頂けるのですよね。
鶴田:
はい、その通りです。
塚田:
楽しみです。よろしくお願い致します。はい、こちらの川崎康彦(かわさきやすひこ)先生
も今回も登壇して頂いています。よろしくお願い致します。
川崎:
よろしくお願い致します。
塚田:
前回もかなりアカデミックな話を聞かせて頂きまして今回も聞かせて頂けるということで。
川崎:
はい、よろしくお願いします。
塚田:
はい、よろしくお願い致します。
では、先ほどまでエッセンスゼロをやっていたので、今こちらの綺麗なお寺から、講義を進
めるにあたって一旦研究所に戻りたいと思います。はい!じゃあ、行きまーす。
川崎:
ちょっとまってください。塚田さん。前回やった、コレやるんですか?指パッチン。このパ
ッチンやりたいです。
塚田:
あの・・・研究所に戻るので。。。
2
川崎:
前回、鳴りませんでしたよね?
塚田:
大丈夫です。前回鳴らなかったので、ちゃんと練習をしてきました。
川崎:
いやいやいや!今日僕やってもいいですか?ぜひやらせてください!
塚田:
川崎先生、ちゃんと鳴るのですか?
川崎:
もちろんです。任せてください。じゃあやります。せーの、(パチンッ)。
塚田:
確かに移動はしたのですけど、研究所じゃない何か豪華なところに来ちゃったんですけど、
ここはどこなのですか?
川崎:
見覚えありますねここ。さっき行ったところですね。
あ、トイレだ!
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塚田&鶴田:
ははははは
塚田:
これ、トイレですか!この豪華なところトイレ
川崎:
さっき行きましたね、はい。
塚田:
ちょっと待って下さい。なんでトイレに来たのですか。
川崎:
えっと、すいません。
塚田:
あ、ミス、これはダメですよー、トイレでは講義はできないので。
川崎:
そうですか、じゃあまたお任せします。
塚田:
やっぱり、ちょっと僕じゃないと駄目ですかね。
川崎:
駄目ですね、お願いします。
塚田:
はい、わかりました、じゃあ行きたいと思います。今度こそいきます、はい。(スカッ)
まぁ鳴りはしなかったけれど、ちゃんと研究所に戻って来ました。
それでは講義の方に入って行きたいと思います。最初に少しだけ復習の方をしていきたいと
思います。前回、第 1 話ということで行動できて成功する人に共通することということで、
『コントロールをしない』、というふうな話をさせて頂きました。コントロールをすると思
考・感情・身体というインナーパートナーが上手く連動しなくなって、なかなか行動ができ
なくなって行動が嫌になる。もしくは、しなくなる。逆に『インナーパートナーと協力関係
を作っていくことで自然と何もしない感覚で次々と行動することができていく』、という話
を鶴田先生・川崎先生にお話頂きました。その為のツールとして前回、『エッセンスゼロ』
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を実践したのですけれども、今回はそれをどう願望実現につなげていくのかということを教
えて頂くという形でよろしいでしょうか。
鶴田:
はい、よろしくお願いします。
塚田:
はい、よろしくお願い致します。まず、今回願望実現をお聞きするにあたって、みなさんや
っぱり気になっているだろうというところをお聞きしたいのですけれども、すごい願望が叶
いやすい人がいると思うのですね。どんな分野でも結果を出したりする、仕事も趣味も家族
も全部上手くやっている人。というのがいる一方で、どの分野も何かいまいち願望が叶いづ
らいという人もいると思うのですね。この差ってどういうところで生まれてくるのか、教え
ていただいてもいいですか?
鶴田:
はい、わかりました、一番の差は思考・感情・身体イコール自分と思っているかどうか、と
いうことですね。
塚田:
なるほど
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鶴田:
前回インナーパートナーっていうお話をさせて頂きました。いわゆる自分の思考・感情・身
体は自分とイコールではなくて内側のパートナー、インナーパートナーであるというお話を
したと思うのですね
塚田:
はい
鶴田:
自分は一切行動しないけれども、その思考・感情・身体にお任せをする。お任せをして彼ら
にやって頂くと『自分では一切何もしていない感覚』で第三者から見たら何か行動している
ように見える。自分の中では、いつのまにか気付いたら結果が出ているっていう状態になる
わけですよね。
塚田:
はい
鶴田:
そういう人はもうどんどん願いが叶ってきます。自然体に、本人が全く意識していなくて、
どんどん物事が進んでいって自分の望みが実現していくっていう生き方なのですね。一方で
こういうことを知らないで、思考・感情・身体イコール自分だ、インナーパートナーなんて
知らないって思っている人は全部自分がやらなきゃいけない、パートナーがいないから、だ
から自分の思考をコントロールして、感情をコントロールしてなんとかやる気をだして前に
進むっていう感じに不自然な状態になって苦しい状態です。
6
塚田:
はい
鶴田:
全部自分がやらなきゃいけないっていうのは苦しいのですよね。そうすると、やっぱり続か
ない。だから、本当に叶えたい目標があっても持続できないから結果的に叶わないというふ
うになってしまいますね。
塚田:
なるほどです。そこでやっぱりインナーパートナーがやってくれるということを知っている
状態になっていればいいという形ですね。
鶴田:
その通りなのです。
塚田:
なるほどです。今のだと、自分が行動するって当然それが前提だと思うのですけど、一方で
願いが叶う人って運がめちゃくちゃ良い人っていると思うのですね。大体、叶えている人っ
て自分の行動もすごいのに加えて何か運が良くて、周りも何か皆すごく自然と、なんでそん
なことが起きちゃうの?みたいなことが起きていく人が多いと思うのですけど、ここにはど
ういった秘密があるでしょうか。
鶴田:
これも自分でがんばらなきゃならない、自分がやらなきゃというふうになっている人、それ
からコントロールっていう概念の人はその運を引き寄せられないのです。
塚田:
なるほど
鶴田:
なぜかっていうと、とにかく視野が限られるのですね。コントロールできるって、今自分が
思っている選択肢の中だけでなんとかしないとコントロールってできませんよね。自分の今
持っている視野以外のところから色んなチャンスがやってきてもそれを受け取れない状態
なのです。
塚田:
はい
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鶴田:
実際運ってどういうところから来るかっていうと、まずは自分自身が何か目標とか夢に向か
って動き出しているとまず来るのですね。動き始めていたり動き出したりしている。
塚田:
はい
鶴田:
その時に誰かから、大体、人を通じて来ることが多いのですけれども、何かしらチャンスの
お話がきます。一緒に仕事しましょうかとか、お金出しましょうとか、お手伝いしますよと
か、こういう人を知っていますよとか。色んなチャンスっていうのは大体人を通じてやって
くるのですけれども。その人がそういうチャンスをくれるっていうのは、例えば私だったら
私が望む結果を明確にしてそれをまず情報発信しているから、それに役立つ情報なりチャン
スをくれるっていうわけですね
塚田:
なるほど!
鶴田:
さらに、情報を持っていなかったとしても、知らなかったとしても、たまたまこういうこと
やっているよって誰かが言った時に自分が動き出していれば、あっ!それ自分のこれに活か
せるのではないか、ということで取り入れやすのなるんですね、アンテナが張っている状態
になるのです。
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塚田:
動いてもいなかったらその来た情報が、どう取り入れられるかもわからないから、気づかな
かった物が、それに動いていることによってキャッチできるようになる。
鶴田:
その通りです。そしてお任せ状態になっているので、どんなチャンスもウェルカムなのです
ね、その実現する方法とかにこだわらない。コントロールするとやっぱりそれをこだわるわ
けですよ。それ以外の方法ではなく、とにかくこの通りにやろうと。
塚田:
はい
鶴田:
だけど、コントロールを手放していると色んなチャンスにオープンな状態になってくるので、
あ、このやり方ならもっと良いんじゃない?このやり方ならもっと良いんじゃない?という
ことでより良いやり方をやっていくと、当初思っていた結果より良い結果が得られるように
なるということです。
塚田:
そもそもコントロールしようとして、自分でやっている人はもうそのやり方に気づかないか
ら来ているのにわかっていないということなのですね。
鶴田:
その通りなのです。視野が圧倒的に狭くなっているのですよ。
塚田:
なるほど。では、引き寄せているというふうに世間的に言われると自分で思っている人は、
ただその人の視野が広くて元々来ている物にちゃんと気づけて動けているから、いわゆる引
き寄せているという状態になってくる。
鶴田:
はい、その通りです。
塚田:
なるほどです。これは、この間お伺いしたシナプスはコントロールしようとすると同じとこ
ろしかいけないけれど、コントロールを手放すと色んなところに多様性をもって広がってい
くというお話とかなり通じる物がある
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川崎:
そうですね。要するにコントロールがない状態というのは、あらゆるところにいける状態で
すよね。ですので、自分がいつも同じような行動しかできない方というのは、シナプスのネ
ットワークという物が限られている訳ですよね。それが色んなところに伸びる準備ができて
いる状態というのはどういったチャンスが来てもそれを受け取る準備ができているのです
ね。
塚田:
なるほど、受け取れるから引き寄せているという状況なのですね
川崎:
そうですね、はい。
塚田:
ありがとうございます。 何かつながってきたような気がしてわくわくしているのですけれ
ども、つまり願望を実際に実現する為にはおまかせモードになってインナーパートナーがや
ってくれる状態を作らなければいけないということなのですね。
鶴田:
まぁ、作らなければならないというのはちょっと言い過ぎなところがあるのですけれども。
そうするとかえって苦しくなっちゃって、何々しなければならないってなると、ちょっと苦
しい感じになっちゃうのですよ。
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塚田:
なるほど。
鶴田:
前回、楽でなければエッセンスゼロでないってお伝えしたと思うのですが、楽でいる、そし
てオープンでいるのが大事なのですよね。インナーパートナーに頼らなきゃ、となっている
と、インナーパートナーもあまりいい気がしないというか。コントロールの方になっちゃう
ので。
川崎:
インナーパートナーと協力するっていう感じですかね。皆で賛成しあって1つの意見をまと
めるという感じですよね。
塚田:
確かにお任せしなきゃ、だと全然協力できてないですもんね。協力関係を作っていくという
こと、それがお任せモードなのですね。
鶴田:
そうですね。だから、インナーパートナーにお任せするのもそうだし、他の人、インナーパ
ートナーたちがあんまりやりたくないっていう場合には、他の人にお任せした方が良いです
ね。とにかく、自分のインナーパートナーにお任せし、他の人にもお任せし、それでやれる
だけのことをやって後はもう天にお任せするという。
塚田:
なるほどです。それが上手くいく人の特徴ということですね
鶴田:
はい、その通りです。
塚田:
ありがとうございます。よくわかったのですけど、具体的に叶わない時はこういう感じだけ
ど、叶う時はこういう感覚という具体的な事例とかを教えて頂いてもよろしいですか。
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鶴田:
そうですね、私の経験で言いますと私は元々昔自力型で、なんでも頑張るが口癖でしたしい
わゆる思考・感情・身体と自分が違うというのも知らなかったし、インナーパートナーの存
在も知りませんでしたから、なんでも自分でやらなきゃいけないというふうに思っていたの
ですよね。
塚田:
はい。
鶴田:
だから、何か目標、何か資格を取ると、簿記で2級を取りますよっていう。そういうのがあ
った時に、とにかく頑張るっていうだけだったのですよ。頑張って自分でやる、勉強自体は
自分でやるっていうのはあるのですけど、インナーパートナーの存在を知らなかったからと
にかく無理矢理コントロールしてやっていたのですね。どうやったら自分はやる気が出るの
か、とにかく出世して、簿記2級を取ったら出世する。そして収入が増えるかもしれないと
いうのをイメージで浮かべようとしていたのですよね。それで絶対に自分はこの簿記2級を
取れる、そしてその為に必要なことして簿記の教科書・テキストを買って、それで毎日時間
を取ってやる。仕事の終わりに他の同僚達はみんな飲みに行っているんですけど、私は一人
で勉強して、何ヶ月かたってその資格を取ったんですよ。まぁそのプロセス自体がもう辛か
ったんですよね。同僚とも疎遠になったし、会社で孤立した。かつ資格は受かったんですけ
ど受かっても全然幸せじゃなかった。何かやっているプロセスも苦しかったしその資格をと
っても嬉しくない。なぜかと言うと簿記大嫌いなんですよね。
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塚田:
なるほど。
鶴田:
ただ単に、頭でなんというか、頭・心・身体の関係で言うと、頭はこれを取ったら将来有利
になるから前を向く訳ですよね。だけど、心は簿記大嫌いなのですよ。同僚と関係を築いた
方が良いというふうに思っているのですよね。身体は無理矢理ムチを打っているのですよね。
塚田:
はい。
鶴田:
勉強しているって、これすごく苦しいのですよ。だから、そのプロセス自体も苦しいし、取
っても幸せじゃない。そこでさらに、もっと行けるのではないかということで米国公認会計
士という資格を取ろうというふうにしたのです。90万払ってその学校に通い始めたのです
けど苦しい訳ですよ。ずっとプロセスも苦しいし、結局途中で挫折したのです。
塚田:
はい。
鶴田:
90万も返ってこない。簿記は数ヶ月だったら、心と身体が不自然な形でも耐えられたので
すけれども、心と身体がチグハグでも無理矢理ムチを打って耐えられたのですけれど、それ
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よりも長くなると、とても耐えられなかった。そのやり方では、これはまさにまず自力モー
ドの話ですね。
塚田:
もう全然願望も実現しないし、今の話だとしてもあんまり幸せじゃないということなのです
ね。
鶴田:
そうですよ。自力モードの人は達成しても幸せにならない。一瞬だけ満足感が合格通知を貰
った一瞬の満足感はあるのですけど、そこで終わりなのですよね。その先に何の充足感も無
い。
塚田:
なるほど、また次の何か願望実現とか目標達成が始まって。
鶴田:
そうしないと自分は価値が無いというふうになっちゃうのですよ。
塚田:
ある意味願望実現の自転車操業みたいな感じなのですね
鶴田:
あ、流石うまいこと言いますね。
塚田:
ありがとうございます。
鶴田:
というのが自力型の時の私でした。それで、私が他力型に移ってからは、本当に全く違う経
験をするようになったのですよね。他力型に移った直接のきっかけというのが、私のメンタ
ーであるジャネット・アットウッドに出会ったことなのです。
塚田:
はい。
鶴田:
彼女は世界一の情熱発見ツールと言われるパッションテストの開発者であり、また世界的な
ベストセラー作家の人なのですね。彼女に会いにカナダに行って彼女の講座を向こうで受け
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たのですね。そこで、やっぱり彼女の教えている内容はすばらしい、彼女の本を翻訳して日
本で出版したいというふうに強く思ったのです。
塚田:
はい。
鶴田:
これを日本の多くの人に知ってもらいたい、もっと日本の人達が情熱的に生きられるように
なったらすばらしいというふうに思ったのです。だけど、私は出版の経験も無いし、公演の
経験もない、セミナーの経験もない。ないない尽くしでそういう人脈とかも全然無い状態だ
ったのですね。だけど、もうその頃には他力型に気付いたら移っていたので、でも絶対大丈
夫だろう、って思ったのですよ。
塚田:
なるほど。
鶴田:
その時にジャネットにパッションテストの本、これを日本で翻訳したいのだけれども、そう
いう話を進めても良いかって聞いたら「No」って言われたのですよ。
塚田:
「No」って言われたのですね、そうなのですね。
鶴田:
なぜかと言うと、私には翻訳の経験が無かったからなのです。翻訳の経験が無い人。
塚田:
なるほどです。
鶴田:
はい。それでも、翻訳出版ができないとは一切思わなかったのですね。実現の手段はわかり
ませんけれど、もう既にお任せ状態になっていましたから、もうインナーパートナーにまか
せていたのですよ。そうしたらいわゆる自分に今必要な理想の状態を手に入れる為に今自分
ができることは、って色々模索をどんどんしていったのです。アンテナをはっていましたか
ら。気付いたら出版企画書の書き方の本を Amazon に発注し、それを読んでいって。
塚田:
へぇー!それはほぼ無自覚だったのですか。
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鶴田:
無自覚なのですよね。何か気付いたらベストセラー作家になるための翻訳出版のノウハウを
教えてくれるイベントに申し込みしていました。気付いたら参加して出版企画書を見てもら
ってチェックしてもらっていたのですね。
塚田:
はい
鶴田:
あとは、これも不思議なことにプロの翻訳者の人をジャネットが紹介してくれたのですよ。
これ、私ジャネットに紹介してくれってお願いしてないのですよ。お願いしていないのだけ
ど、なぜか知らないけれどジャネットが私にプロの翻訳者を紹介してくれたのですよ。
塚田:
なるほど。
鶴田:
そのプロの翻訳者の人に一緒にこのパッションテストの本を出版しませんか?共同で。って。
それで出版企画書を出版社に持って行っていいですか?と言ったらいいですよっていう話
になったのですよ。それでこれもたまたまご縁のあった出版社に企画書を提出したらすぐに
会いましょうということで、翌日会って、すぐにもうその場で出版しようという話になった
のですよね。これも、当初この本を出版したいって思った時には一切そういうふうになるな
んて思ってもいないのですよ。
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塚田:
全部その要素はまだなかった状態のことですね。
鶴田:
はい、なかったのですよ。だから、コントロールなんてできないのですよ。こういう手順で
やるとかって全くわかりませんから。
塚田:
そうですよね。
鶴田:
もう、お任せ状態で次から次へとアンテナを張っているからどんどん、どんどん来るのです
よね。自分のインナーパートナーも動いてくれているし、そういうふうに翻訳者を紹介して
くれたりとか、最初「No」って言っていたジャネットですけれども、出版社が「OK」と言
っている、それからプロの翻訳者も一緒にやる。彼らが「NO」と言う理由がなくなったの
ですよね。
塚田:
なるほど。
鶴田:
これも 1 つの教訓なのですけれども、誰かが「No」と言っている、誰かに拒絶された時と
いうのは、それは自分の夢の実現が絶たれたわけじゃないのですよ。それはただ単にその
「No」と言っている理由をつぶせばいくらでも「Yes」になるわけなのですね。
塚田:
条件さえ変われば、全然大丈夫だったりしますね。
鶴田:
そうなのですよ。だから、お任せ状態になっている時っていうのは誰かから「No」と言わ
れても一切気にならないのですよ。その理由がいつの間にかつぶれているのですよね。
塚田:
なるほど。
鶴田:
つぶれて実現しているので、何か特定のやり方をやって上手く行かなかったら、別のやり方
を試せばいいというような感じに自然になっているのですよ。だって、自分でやろうとして
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いないのですから、そうすると楽でどんどん柔軟に自分の望む結果の方に向かっていけるわ
けですね。
塚田:
なるほど。今お聞きして、企画書をもし作ってなかったら翻訳者の方に会っても何か話が進
まなかった可能性もありますよね。
鶴田:
はい。
塚田:
確かに今のお話しを聞いていると確かに鶴田先生がされたことって企画書を書かれたって
いうところですよね。他の物は全部外から集まってきた感じで。
鶴田:
ははは、そうです、そうです。
塚田:
すごいですね、それで成り立ってしまうのですね。
鶴田:
そんな感じですよ、大体。
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塚田:
なるほど。
鶴田:
だから、ほとんどいわゆる自分自身の行動というところも大事なのですけど、それ以上にお
任せ状態にすると色んな人が助けてくれるようになるし、そういうチャンスがやってくるよ
うになるのですよね。それで、いつのまにか気付いたら、当初思っていたよりも素晴らしい
結果に繋がっているというふうになるわけです。
塚田:
なるほどです。今の何か、鶴田先生がすごいからなったんじゃないかっていう気がするんで
すけど、これは誰でもそういう状態になれるのですか?
鶴田:
誰でもそういう状態になれます。例えば、このエッセンシャルコードを学ばれた方とかです
ね。本当にそれまでは結構、自分に合わない仕事をしていた人がこれを学んでハートの声を
聞けるようになって自分の好き嫌いがはっきりするようになっていて、今まで損得だけで選
んでいてうまく方向性がわからないってなっている人がはっきりと自分はこの道だってい
うのがわかったのですね。それによって以前の会社をやめて、そして自分はこうなりたいっ
ていう明確なものがあって、その道筋の中でまずはこの仕事をした方がいいってなったので
す。
塚田:
この仕事ではなくて別の仕事に。
鶴田:
はい。一旦就いたのですよ。だから、何かみなさんが天職とか理想の仕事ってなった時に
いきなりそれに就けなくても別に良いのですよ。その間の中間地点にある何かそこで経験し
たことがこっちに活かせれば良いのですよね。繋がっているわけです。そちらにシフトされ
て、大体半年からもうちょっと経ってから気付いたらこちらに、これも手に入れています。
塚田:
そうなのですか。じゃあ結局 1 年で天職の方に行けたということ。
鶴田:
その通りなのですよ。
塚田:
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すごいですね。
鶴田:
それはもう本人は頑張っているという感覚は一切なく、流れに身を委ねて、つまりお任せ状
態で気付いたらそうなっていたということなのですよ。本当に自分が今、心からやりたいこ
とをやっているのですよね。
塚田:
なるほど。
鶴田:
あとは、例えば今まで所属して働いていた人、会社に所属して働いていた人がエッセンシャ
ルコードを学んでフリーランスで働くという道が自分に合っているということで、フリーラ
ンスで働き始めて、そこでもう緩やかに流れに身を任せたら色んなところから、いわゆる仕
事の依頼が来て、もうそっちで仕事をするようになったのですよね。
塚田:
それはもう仕事の依頼が来るからやめようって思ったわけじゃなくて、流れに身を任せてや
ったからっていう。
鶴田:
その通りなのですよね。自分の本質に気付いて自分の持ち味、才能であったり、自分が何に
対して情熱を持っているのか。その辺がはっきりして、それに沿って生きるようになると、
もうあとは自然にお任せ状態になれて、お任せ状態になるとはっきり言って無敵状態なので
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すよね。だって、自分以外の全ての人達とか、インナーパートナーの力を借りられるわけで
すから、なんでも可能になるっていう確信があるのですよ。だから、誰かに「No」と言わ
れても拒絶されても、一見上手くいかないと思われても、気にならずに前に進んでチャンス
を受け取れるようになるのですよ。
塚田:
なるほどです。それはもうみなさんちゃんと、ただお任せにしているのではなくて、インナ
ーパートナーと協力関係を作っているからということですよね。
鶴田:
その通りです。だから、もうそれでインナーパートナーとか、あとはもう周りの人達にお任
せ状態になっている時というのはもう信頼があるのです。そこに、もうお任せしておけば大
丈夫だ、自分はのんびりしていよう、彼らがやってくれるだろうというふうになって、結果
が出ているのですよね。
塚田:
なるほど。願いが叶うとか叶わないで一喜一憂したり、大丈夫かな、大丈夫かなみたいには
ならないということ。
鶴田:
そんなふうにはならないですよね、お任せしていますから。最終的には一番いいところに行
くだろうっていうことがわかっているということです。
塚田:
なるほどです。今のお話だとその状態になっていると、ちょっと脳の状態とかも変わってく
るのかなと思うのですけど、何かこれ脳の状態がこう変わっているのではないか、とかって
科学的にご説明ってありますか?
川崎:
要するに今おっしゃられた状態っていうのは、もう脳のネットワークが準備 OK、自分が準
備 OK だよっていう段階にいるっていうことですよね。ということは、その脳の中の環境が
すごく最適に保たれている状態ですね。
塚田:
はい。
21
川崎:
例えば、ホルモンのお話しですれば、やる気ホルモンと言われるドーパミンだとか安定ホル
モンのセロトニンだとかが、適度に分泌されて一番自分が動きやすいネットワークが最適に
活動しやすいっていう状態に今いる。その状態になると色んな情報が入ってくるともう瞬時
にネットワークが動き回るのですね。コントロールされている場合というのは既存のシナプ
スしか動かないので、いつも同じようなことを使っているのでそういう瞬発力とかもない。
塚田:
はい。
川崎:
でも、そういった準備 OK の状態が来ているところというのは色んな方向に飛び出していけ
るというので、そのホルモンが既にこの環境を作っている、周りの環境を作っている状態で
すよね。その状態では何か情報が来た場合にはすぐネットワークが動くことができるという
ことが言えると思います。
塚田:
なるほどです。
川崎:
ですので、色んなものを受け入れることもできるしそれが自然にできるというのが、あまり
努力しないでも既にネットワークが動いているというような状況が考えられると思います。
22
塚田:
なるほどです。前回のことにも通じると思うのですけど、準備状態になっているからそうい
う状態で、それが無敵の状態になっているということで言えるということですよね。ありが
とうございます。すごくよく分かりまして、他の方でも学べばそういう状態になれるという
ことがわかったので、ぜひ今日はそれをどうやってやるかをお話で教えて頂けると、よろし
くお願い致します。
鶴田:
はい、わかりました。
おまかせ状態になる具体的な方法、色々あるのですけれども、私が一番今オススメしている
ものというのが、意図の入力という物なのですね。
塚田:
意図の入力、意図を持つとかじゃなくて、入力していく。
鶴田:
その通りなのです。
塚田:
どこに入力をしていくのですか?
鶴田:
これはですね、意図の入力というのが具体的にどういう意味かと言うとインナーパートナー
にいわゆる伝えるっていうことです。自分が望んでいることを。
塚田:
なるほど。
23
鶴田:
例えば、どういう形でお伝えするかというと「何々しました、ありがとうございます。」
、も
しくは「何々できました、ありがとうございます。」という完了形+感謝の形でお伝えする
のですね。
塚田:
完了形+感謝ですか?
鶴田:
はい。例えばベストセラー作家になれました、ありがとうございます。とか世界的なピアニ
ストになれました、ありがとうございます。とか、あとは経済的な自由を手に入れました、
ありがとうございます。とか。何でも良いのですけども、こういう形でいわゆる願望、それ
を実現した、そしてそのことに対して感謝しているという形でそっと思うということをやり
ます。これが意図の入力ですね。
塚田:
そっと思う、なるほどです。その完了形+感謝の文章は、今の自分ではちょっとどうだろう
と思うものでも良いのですか?
鶴田:
そうなのですよ。だから、例えばこういう自己啓発のメソッド、願望実現メソッドでよくあ
るのが、自分の願望をありありとイメージして、五感をフルに使って感じましょうっていう
のをやるわけですよ。それがスムーズにできる人も中には少数ながらいるのですが、大多数
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の人はベストセラー作家になれましたって言われても、そのイメージってよくわからないの
ですよね。ベストセラー作家にならないとその具体的なイメージってわからないわけなので
す。
塚田:
そうですよね、なってないのですもんね。
鶴田:
なってないでありありしたイメージを描くのって殆どの人には難しいわけなので、それがで
きなくて、ああ自分はダメだというふうになっちゃう人が多いわけです。でも、この意図の
入力ではありありとイメージする必要は全くないのです。その文をそっと思うだけで良い、
ベストセラー作家になれました、ありがとうございます。という文をそっと思うのはできま
すよね。そして、そこにはそっと思うだけだからどうせダメかもとかいうものが入りづらい
のですよ。
塚田:
なるほど。
鶴田:
ありありイメージしようとしてもどうもできないというふうになるのですけど、そっと思う
分にはそこに何も不安とかないですよね。ただそっと思うだけですから。
塚田:
そうですね、はい。
鶴田:
さらに、これが効果的なのはエッセンスゼロをやっている最中にこの意図を入力すると
さらに良いのですよ。
塚田:
それはどうしてなのでしょうか?
鶴田:
そうですね。エッセンスゼロをやっていて宇宙全体のスペースを感じてくださいって言いま
すよね。
塚田:
はい。
25
鶴田:
そのあと、しばらく音がない部分がありますよね。そこで「何々しました、ありがとうござ
います」、「何々できました、ありがとうございます。」ってそっと思うわけです。そうする
となぜ良いかというと、いわゆるエッセンスゼロって吉備団子って話をしましたよね。
塚田:
はい。
鶴田:
インナーパートナーをキジ、猿、犬と例えたら吉備団子をあげるようなことなのです。だか
ら、エッセンスゼロをやっている時って吉備団子をあげているわけです。そうすると良い関
係を築けているわけですよね。思考、感情、身体と。その状態、吉備団子をあげていい状態
になっている時に私の願望はこれですよっていうふうに伝えてありがとうと言うと、彼らが、
思考、感情、身体がそれの実現に向かって自然と動き出してくれるのですよ。
塚田:
なるほど、吉備団子をあげながら、お願いしますね、という感じ。
鶴田:
そうですね。まぁ実際にお願いするというよりは、もう私の望む物はこれだからよろしくね
なのですよ。
塚田:
よろしくね、みたいな感じですね。なるほどです。
26
鶴田:
もっと軽い感じなのですよね。ぜひともお願いします。じゃないのですよ。自分これ望むか
らあとよろしくっていう感じで、あとは自然に動いてくれるっていうことなのですよね。
塚田:
なるほどです。
鶴田:
あと、もちろんその時には、いわゆるエッセンスゼロをやっている時ってあんまり思考が入
りづらいのですよね。普段よりも。そうすると、どうせダメなんじゃないかとか怖いとか不
安だとかという気持ちがあんまり起こりづらいのですよ。
塚田:
はい。
鶴田:
だから、スムーズにそれに向かって進めるのですね。いわゆる頭、身体、心が同じ方向性に
向かって進みやすいのです。これが普通の時だと、ありありとイメージしようとすると頭の
イメージでは願望実現したい、これ実現すると良いなって思うのだけど。でも、心はこわい
っていうふうな物がパッと出てきやすいからチグハグになりやすいのです。
塚田:
なるほど。
鶴田:
エッセンスゼロをやっている時にこの意図を入力するとその辺がスムーズに全部が同じ方
向に向かって進んで生きやすくなる。
塚田:
なるほどです。反対意見とかが出づらくなってくるということですか?
鶴田:
はい。という感じですね。
塚田:
ありがとうございます。じゃあこちらも今日は実践して。
鶴田:
27
そうですね、これも一緒にみなさんと体験して行きたいなと思います。
塚田:
ありがとうございます。じゃあちょっとまた今回も、前回は綺麗なお寺に行ったので、また
別の場所にちょっと今から移動してみたいと思います。
川崎:
わかりました。
塚田:
じゃあ、良いですか、では行きます。はい。(指スカッ)ちょっと海岸に来てみました。こ
ういうところも良いかなと思ったのですけど。
川崎:
だんだん上手になりましたね。(指パチン)
塚田:
あ、本当ですか、ちょっと進化しているので私のキジが頑張ってくれているので、ちょっと
こういうところに来てみたのですけれども、屋外でもエッセンスゼロはできるのでしょうか。
鶴田:
その通りですね。
28
鶴田:
はい、どこでもできますよ、例えばトイレでもできる訳ですよ。
塚田:
なるほど、冒頭のあそこでもやっても良いと。
鶴田:
そうなのですよ。例えば、会社員の方でこの後重要な会議がある。その前にちょっとスッキ
リして頭をクリアにした状態で臨みたいという時に、トイレにそっと入って数分ちょっとエ
ッセンスゼロをやってまた戻るというのもできるわけです。
塚田:
なるほど、会議前だと効果的ですね。
鶴田:
効果的ですね、もうとにかくいつでも気軽にできるのですよね。どこでも、電車の中でも、
それからお外でもですね。
塚田:
冒頭のトイレがまさかこんな伏線になっているとは。
鶴田:
そうなのですよ、もう考えに考えぬかれた。そんなことないですね、たまたまですね。
塚田:
たまたまですね、たまたまです。
鶴田:
でも、これも全部インナーパートナーがやってくれているということなのですよ。
塚田:
なるほど、こういう場が作られているということですか。
鶴田:
その通りなのです。
塚田:
はい、じゃあよろしくおねがいします。
29
鶴田:
はい。では、早速みなさんと一緒にやっていきたいのですけれども、やり方は基本的には前
回と殆ど同じなのです。エッセンスゼロですね、私の声を流し聞きするぐらいで丁度いい。
もうそれ以外にみなさんがやることは基本的に殆どないです。ただ、前回と違うのは意図を
入力するという部分なのですね。これはどこで入力するかというと、エッセンスゼロをやっ
ている最中で宇宙全体のスペースを感じて下さい。しばらく宇宙全体のスペースを感じて下
さいと言った後の音がない部分、無音部分で今度は私が、「それでは今から意図を入力して
下さい」と言います。そうしたら視聴者のみなさんご自身の意図をそっと思うというのをや
って頂きたいのです。思う文というのは『完了形+感謝』です。何々しました、ありがとう
ございます。もしくは何々できました、ありがとうございます。という形で入れるというこ
とですね。ただ、そうは言っても、何か意図ってすぐに思い付かないなっていう方もいると
思うのですね。急にぱっと言われても。そういう方のために、今回2つだけこちらで、仮で
ご用意させて頂きました。何も思い付かないという方はこちらを入力して頂ければと思いま
す。1 つ目は、
「私の願望が楽に実現しました、ありがとうございます。」というのが 1 つで
すね。もう 1 つは、
「この半年で劇的に成長することができました、ありがとうございます。」
という、この 2 つを一応サンプルとして用意しましたので、ちょっと入力して頂くのが良
いと思います。これ、結局この動画を見られている方ってやっぱり願望実現に興味がある方
ですよね?
塚田:
そうですね、この 2 話がまさに願望実現の鍵となるところなので、はい。
鶴田:
そうですよね、だから、願望を実現しました。というのはみなさんが多分共通して持ってい
る意図だと思いますし、あとこの動画はやっぱり成長したいという人が結構見ていますよね。
塚田:
そうですね、はい。
鶴田:
なので、成長しました。というのも一応ご用意したと、ただ別にこれは必ず入力しなきゃい
けない訳じゃないのです。別にこれを入力したくなかったら入力する必要はない、何を入力
しても良いんですね。ですから、ご自身の意図、この 2 つをとりあえず入力して、他もど
んどん入力しても良いし、この 2 つを別に全く入力しなくても思いつくものをどんどん入
力すれば OK です。
塚田:
1 回のエッセンスゼロで何個も入力しても大丈夫なのですか?
30
鶴田:
その通りなのです。ですから、1 回のエッセンスゼロは 1 個しか入力しちゃいけないという
のはないのですね。
塚田:
はい、5 個でも 10 個でも。
鶴田:
はい。好きなだけ、結構これを一緒にやると「私欲張っちゃって 20 個やっちゃいました」
という人もいるのですけど、それでも OK です。それも OK ですよ。
塚田:
20 個はすごいですね。
鶴田:
一方、1 個だけでしたっていう人もいるのですよ。別にどっちが良い悪いじゃないのですよ。
たくさんすれば良いっていう物じゃないです。ただ、その時に自分が入力したい物を入力し
たいだけ入力すれば良いということです。
塚田:
なるほどです。わかりました
鶴田:
もう 1 度おさらいですね、エッセンスゼロ。普通にみなさんが前回と同じように受ける、
ただ宇宙全体のスペースを感じて下さい。と言った後に私が意図を入力して下さいと言った
ら意図を好きなだけ入力する。そして、あとはもうそれ以外は終わりという形です。なので、
まぁ本当に流し聞きする感じで聞いて頂ければと思います。
塚田:
はい。
鶴田:
では、今回も 3 人で一緒にやって行きたいと思います。
塚田:
海岸でスーツ、暑苦しいですけど。
31
鶴田:
そうですね。本当は脱いだ方が良かったのですけれども。
川崎:
脱ぎますか?
鶴田:
やりましょうか、はははは。
塚田:
大丈夫です、はい。
鶴田:
では、楽な姿勢で座って頂いてそっと目を閉じて頂けますでしょうか。それでは初めて行き
ます。何か考えことをして頂いても結構ですし、何も考えない状態でいて頂いても結構です。
楽になさってください。
32
『意図の入力』
頭全体のスペースを感じて下さい。
顔全体のスペースを感じて下さい。
両耳のスペースを感じて下さい。
首のスペースを感じて下さい。
両肩のスペースを感じて下さい。
両肘のスペースを感じて下さい。
両手首のスペースを感じて下さい。
両手のスペースを感じて下さい。
背中のスペースを感じて下さい。
胸のスペースを感じて下さい。
お腹のスペースを感じて下さい。
腰のスペースを感じて下さい。
太もものスペースを感じて下さい。
両膝のスペースを感じて下さい。
ふくらはぎと脛のスペースを感じて下さい。
両足首のスペースを感じて下さい。
両足のスペースを感じて下さい。
頭のてっぺんから手の指先、足のつまさきまで
体全体のスペースを感じて下さい。
体全体のスペースが広がって、自分の体の周囲 1 メートルのスペースを感じて下さい。
さらにスペースが広がってこの街全体のスペースを感じて下さい。
さらにスペースが広がって、この国全体のスペースを感じて下さい。
さらにスペースが広がって、地球全体のスペースを感じて下さい。
さらにスペースが広がって、地球から月までのスペースを感じて下さい。
さらにスペースが広がって、地球から太陽までのスペースを感じて下さい。
さらにスペースが広がって、太陽系全体のスペースを感じて下さい。
さらにスペースが広がって、銀河系全体のスペースを感じて下さい。
さらにスペースが広がって、宇宙の果てまで宇宙全体のスペースを感じて下さい。
しばらく宇宙全体のスペースを感じて下さい。
それでは、今からゆっくりと目を開ける準備をしていきます。
私が 10 から 0 まで数えて、⁰になったらゆっくりと目を開けてください。
10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0
それでは手足や体をそっと動かしながら、ゆっくりと目を開けて下さい。
33
鶴田:
はい、いかがだったでしょうか。では、塚田さんは今回いかがでしたか?
塚田:
はい。今回、本当に意識がすごい前よりもクリアになって途中から思考がしているのか止ま
っているのか、ちょっと微妙な状態の時が続いて、ただ意図の時にはしっかりと意図を入れ
られました。
鶴田:
はい、ありがとうございます。川崎さんいかがでした?
川崎:
そうですね。僕もやっぱり意図の入力の時に、普段あんまり意図を入力する時にこれはでき
るかな、というちょっと疑問とか、ちょっとした恐れとかが入ると思うのですけど、 今あ
の状態で意図を入力するとすんなり入力できて、ありがとうございました。という感謝がす
んなり出るような感じが出てきたので、どんどん、どんどん言えるという感じがちょっと驚
きでしたね。
塚田:
確かにそうですね、何かこれ無理でしょっていう思いがいつもより全然出なかった感じはす
ごくありましたね。
鶴田:
ちなみに私は意識が飛んでいましたけれども。私のキジですね、身体が動いてくれてちゃん
と誘導最後まで終わっていましたね。気付いたら終わっていました。
塚田:
すごいですね!そうなのですか、そうなのですか。でも、ちゃんと数も 1 つも。
鶴田:
飛ばしていなかったですよね
塚田:
飛んでなかったです。すごいですね、そこまで自動運転でしてくれるのですね。
鶴田:
完全に自動運転ですね。
34
塚田:
今ので、入力をして、これを入力したことによってインナーパートナーにそれが伝わってい
るという状態になっているという。
鶴田:
その通りなのですね。あとはこれをお任せするということです。では、ここでちょっと意図
の入力について補足説明してもよろしいですか?
塚田:
はい、お願い致します。
鶴田:
わかりました。まずですね、これが結構やられる方の中で陥りやすいというか、意図を入力
して上手く行かない人と上手くいく人というのが出てくるのですね。上手くいかない人はど
ういうことをやっているかというと、例えば、今日ベストセラー作家になれました、ありが
とうございます。という意図を入力しました。次の日まだ叶ってないじゃないか、どうなっ
ているのだ。またその日にベストセラー作家になれました。ありがとうございます。また次
の日、まだ実現しないじゃないか、何をやっているのだ。ということで、意図の入力をした
物が実現しているかどうかっていうのを毎日のようにチェックする、というのがあるのです
よ。
塚田:
なるほど。
35
鶴田:
これってインナーパートナーを信頼していないというふうになってしまうのですよ。自分の
思考・感情・身体を信頼していない、例えば子どもと親の関係で見た時にいつもですね。親
が子どもに勉強しなさいって言うとするじゃないですか。子どもは今せっかくやろうという
気になっているのに、やろうとして机に向かっているところで、何やっているの、早く勉強
しなさいって言われたら、とたんにやる気なくなるっていうことありませんか。
塚田:
あります。
鶴田:
ありますよね。会社とかでも上司が自分の 1 つ 1 つの仕事を細かく見ていて、まだできて
いないのか、まだできていないのか、ちゃんとやっているのかって言われたら、萎縮してか
えってやる気がなくなりますよね。
塚田:
そうですね。
鶴田:
それよりは、子どもにしても部下にしても信頼して任せている方が子どもも部下も動いてく
れやすいですよね。
塚田:
確かにそうですね。
鶴田:
それが信頼のパワーというものなのですね。
塚田:
なるほど。
鶴田:
ですから、インナーパートナーを信頼する、もうお任せするということは信頼という物がベ
ースにあるわけなのですよね。信頼がなかったらお任せはしていないのですよ。
塚田:
確かに、そんな人のために動きたくないですよね。
36
鶴田:
だから、広い視点で見てインナーパートナーを信頼して頂きたいのです。具体的にはベスト
なタイミングでベストな結果が起こるということ。短期的な視野でその願望が実現している
かどうかというふうに判断しないということ。それが結果に執着しないということなのです。
塚田:
なるほどです。よくわかりました。
鶴田:
はい。もう 1 つありまして、インナーパートナーが実は意図のチェックをしてくれます。
塚田:
意図のチェックをしてくれるのですか、それはどういうチェックをしてくれるのでしょう
か?
鶴田:
例えばですね、願望って全ての願望って実現したら良いかっていうと実現しない方がいい願
望という物も結構あるのです。
塚田:
あ、そうなのですね。
鶴田:
例えば、私が昔米国公認会計士の資格を取るためにお金を払ったという。
塚田:
先ほどの90万の
鶴田:
はい。あれもその時、願望を実現していたら、私米国公認会計士になっていたわけですが、
私会計大っ嫌いなんですよね。
塚田:
そうだったのですね。資格だけとりあえず取ろうと思ったという。
37
鶴田:
はい。仮にもし、当時私がエッセンスゼロを知っていて、意図の入力、インナーパートナー
の存在も知っていて、良い関係を築けていたら、90 万払う前にインナーパートナーがそれ
を実現しない方向に進んでくれていたはずなのですよ。
塚田:
なるほど、もう 90 万払う前に何かそれを諦めるような環境に勝手に行っていたという。
鶴田:
はい、その通りです。インナーパートナーは私の本質に沿った物を実現してくれるけれども
沿っていない意図を私が入力しても、それが実現しない方向に働きかけてくれるのです。な
ぜなら、それが実現したら私は不幸になりますから。だけど、インナーパートナーと良い関
係を築いていないと、そういうチェックをしてくれないのです。だから、そのまま突き進ん
でしまう、簿記 2 級の資格を取っちゃったりする訳ですね。今となっては、それは無駄で
はないのですけれども。でも、今からまた簿記 1 級を取りたいかっていうと取りたくない
のですよ。だから、過去の体験は無駄なものはないのですけれども、あえてこれから無駄な
ことをしようとする必要はないということですね。
塚田:
では、この本心と違うものというのは勝手にインナーパートナーの方で選別をして除いてい
ってくれると。
鶴田:
その通りです。ですから、楽なのです。とにかく手当たり次第に意図を入力していけば良い
のです。
38
塚田:
はい。
鶴田:
よく頂く質問で、これは本質に沿った意図と本質に沿っていない意図をどうやって見分けれ
ば良いのですかっていう質問なのですが、それを見分けるのはインナーパートナーがやって
くれますから気にしないで下さいということです。
塚田:
そこをコントロールする必要はないということですね、自力で。
鶴田:
はい。そこで意図を入力する時に、そこを判断しようとすると苦しくなりますよね。そうす
るともう楽じゃなくなるので楽でなければエッセンスゼロでない、というルールを破ってし
まうのです。
塚田:
なるほど。
鶴田:
全く違うことをやることになってしまうのですよね。ですので、とにかく楽にやって頂くと
いうことです。
塚田:
わかりました。すごく今ので、意図の入力が効果的だっていうのがすごくわかったのですけ
れども、これは何か脳科学的に、多分この意図の入力がこういうところで効果的なんじゃな
いかってご説明とかありますか?
川崎:
これって結構意図の入力の仕方に工夫があると思うのですね。例えば何々をしました、あり
がとうございます。というのを言われていましたよね。
塚田:
はい。
川崎:
要するに過去形ですよね。私たちの記憶というのにちょっと注目して頂きたいのです。記憶
というのは私たちの頭の中、たとえば辺縁系の海馬というところだったり、小脳というとこ
39
ろだったり、色んな記憶がされていくのですが、私たちが一般的に思う記憶としては大体過
去のことが記憶として詰まっていきますよね。
塚田:
はい。
川崎:
それを過去の色んな出来事とか知識を記憶として収めるというのが普通ですよね。でも、今
のような状態では意図というのは自分が理想とする未来に視点を置いたことですよね。
塚田:
そうですね、はい。
川崎:
それを過去形で置くことによって記憶の箱の中に一旦収めておくというのが起こるような
感じがしますね。
塚田:
なるほど。
川崎:
一旦、その中に置いておくことによって記憶があたかもそこに有るような感じで、未来記憶
とでも呼びましょうかね、そんな感じの記憶がその記憶の箱の中に一旦収まると、そういっ
た状態というのは脳の中で色んな状態を作るのですね。例えば、環境がベストな状態になる、
40
例えばセロトニンとかが上手い状態で流れている。そういった状態で環境がうまくなると、
さっき言われたようなインナーパートナーの信頼とか、あたかももう確信しているような状
態になった、そうするともうそこにある記憶というのを主軸に色んなことをやればいい。ど
んなことをやれば良いのか、っていうのが自ずと周りからもやってくれるし、自分からも行
動することができる、そういう状態になっているのが実際に起きているのではないでしょう
か。
塚田:
なるほどです。経験したことじゃないけれど、経験したかのようにすることによって、例え
ば何か何々をしたいみたいな未来にやるような言葉でやるよりも、しっかりと記憶に残ると
いうことなのですね。
川崎:
そうですね。それが過去形で意図するということで可能になっているのではないでしょうか。
塚田:
なるほどですね。それによって記憶という物にきちんとなっているということですね。
川崎:
そうですね、はい。だから、この何々をしましたというところがすごくポイントになるかと。
塚田:
なるほど、これは何かエッセンスゼロの最中にやることに何か効果的な側面ってあるのでし
ょうか?
川崎:
エッセンスゼロという状態というのは、色んな、例えば雑念でしたり、色んな僕らが会話と
かで関わる色んなノイズとかもなくなりますよね。
塚田:
そうですね、はい。
川崎:
スペースを大きくする内に、どんどん、どんどんそこがリセットされて、何でも入ってくる
のがすごく簡単なのですね。
塚田:
先日の準備状態の状態になっているということですか?
41
川崎:
そうですね。そういった時ってなんでも受け入れる状態になっているのです。なので、そう
いう意図を入力したらすんなりと入ってくる、僕らが今まで記憶というのは結構一生懸命や
らなきゃとか、とにかく覚えなきゃみたいな感じになっていると思うのですけれども、そう
じゃなくて、ただ思ってそれを思うことによってすんなりと入ってくるという状態にあるの
がエッセンスゼロの中で行う 1 つの秘訣だと思いますね。そういった準備状態になってい
る時に意図を入力すると、ただ単に僕らがこの実生活の中で意図を入力するよりも簡単に、
その記憶の箱に収まるというのを可能にするというふうに考えられます。
塚田:
なるほどですね。先ほど終わった後の感想で、何か意図が変な否定とかがなく、キチンと入
っていたというのはその効果があったからなのですね。
川崎:
はい。だから、エッセンスゼロの中でやるというのが 1 つのポイントですね。あと過去形
でそれを終えるというのが 2 つ目のポイントですね。この 2 つのポイントって結構重要な
ところだと思いますね。
塚田:
ありがとうございます、よくわかりました。では、この意図の入力の中で意図をきちんと入
力していけば、この願望がどんどん実現していく、という形なのですね。
鶴田:
はい、その通りです。
塚田:
もう願望はどんな物でも良いのですか?今後入力していくにあたって。
鶴田:
そうですね、どんな物でも大丈夫です。いつか種類がありまして、一つはまず長期的な願望
ですよね。長期的な意図、ここで言う意図というのは望む結果ということです。
塚田:
望む結果ですか。
鶴田:
ですから、長期的に望む結果ですので、例えばさっきもお伝えしたベストセラー作家になれ
ました、とか経済的な自由を手に入れました、とか理想的なパートナーとお付き合いするこ
42
とができましたとかですね。ありがとうございます。これ、そういう長期的なものも OK、
あとはもうちょっと短期的、中期的なものですよね。長期的な物が起業して成功するという
ものだとしたら、もうちょっと中期的なものというのは事業計画書が作成できました、あり
がとうございます。あとはテストマーケティングが上手くいきました。商品やサービスを開
発できました、ありがとうございます。そういうのが入ってきます。あと、もっと短期的な
もので見ると、例えば今日一日のアクションですね。例えば今日大切な人とのミーティング、
これはなんとしても成功させたい。商談を成功させたい。この場合には今日のミーティング
を最高に楽しめました、ありがとうございます。楽しんでいる時っていうのは私たちは最高
のパフォーマンスを発揮しやすい時なので、何々というアクションを楽しんでできました。
という意図を入力すると実際にそうなるのですよね、これオススメです。
塚田:
なるほど、これだとすぐに結果がわかりますね。
鶴田:
そうなのですよね、はい。行動に対して悪いイメージを持っている人でも、そっとこれを思
うというのはあんまり悪いイメージ無くできるはずですよね。少なくともエッセンスゼロを
やっている時というのは、それを利用して、そういう意図、何々というアクションを楽しん
できましたってやると、本当にね、気付いたらできているのです。これ、みなさんそうなの
ですよ。即効性を、即効果を感じられますので、これは今日でも明日でもすぐに効果を実感
して頂けると思います。
塚田:
ではもう、今日入力して、明日の意図を今、今日入力しておけば明日すんなりできる。
43
鶴田:
その通りです。明日の朝でも良いのですけれどもね。
塚田:
あ、明日の朝でも良いということですね。よくわかりました。
もう今日はこの意図というところをすごくみなさん学ばれたと思いますので、ぜひ明日から
すぐ、明日というか、今日からすぐにできることだと思いますので、ぜひ活用していただけ
ればと思います。はい、第2話ではかなり願望実現について深く学ばせて頂きました。あり
がとうございます。
鶴田&川崎:
ありがとうございます。
塚田:
はい。今回また第 2 話として少しまとめさせて頂きますと、まず願望が実現する人としな
い人の圧倒的な違いはお任せモードになっているかなっていないか、というところでインナ
ーパートナーを信頼してキチンと任せられているかというところが問題になっていて、それ
ができるようになっていると、自然とどんどん鶴田先生が初めて翻訳出版をされた時みたい
に、自分も自然と行動できるし、成功の条件がどんどん引き寄せられてくるという状態が作
られてくる、という状態が作れるというお話をお伺いしました。その為のツールとして『イ
ンテーションインプット』、
『完了形+感謝』でエッセンスゼロの最中にそちらの意図を入力
していくということと、またどんな意図にしていくのか、意図をどうやって知っていけば良
いのかというところを学んで行きました。ここまで学んでですね、実はまだ第2話、なので
残り2話も残っているのですけれども、じゃあ第3話ではどういうことをしていくかと言い
ますと、ここでどうしていくかというところが明確になったと思うのですけれども、やはり
それを阻害する要素というのがやっぱりどうしても目について来るという方も沢山いらっ
しゃると思いますので、そういったこれから先すんなり進んで行ける方法というところを第
3 話ではまた教えて頂ければと思います。よろしくお願いします。
鶴田:
はい、わかりました。お願いします。
塚田:
今回も最後まで見て頂きましてありがとうございます。今回も最後まで見て頂いたみなさん
にコメント特典の方ご用意させて頂きました。コメントをまた動画の下の方のコメント欄に
キチンと入力して頂いた方には、こちらのコメント特典をプレゼントさせていただきますの
で、ぜひこちらも参考にご覧になって頂ければと思います。はい、今日は綺麗な海岸の背景
から今回も終わりにしたいと思います。
44
鶴田:
はい。
川崎:
はい。
塚田:
では、また第 3 話楽しみにお待ち頂ければと思います。本日もありがとうございました。
鶴田&川崎:
ありがとうございました。
45
第 2 話のご受講、ありがとうございました!
本講座は参加型の実践プログラムです。
第 2 話についての感想や質問を
コメント投稿フォームへご投稿お願いいたします。
コメントをいただいた方全員に
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コメント特典第 2 弾
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日常の生活の中から、
あなたの本当の願望をあぶり出していく 7 つテンプレートと
インナーパートナーが
より効果的に動いてくれる意図の立て方が丸わかりの内容です!
ぜひ、手に入れてさらなる理解にお役立てくださいね。
第 2 話をご受講いただき、誠にありがとうございました!
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上記 コメ ントフ ォーム で、 次の質 問にお 答え くださ い!
① レクチャー2 でのあな たの学びや気付 き、感想
② 意図の入力(インテンション・インプット)を実践してみての感想
③ 鶴田先生に聞いてみたいこと、鶴田先生へのメッセージ
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