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お問い合わせは
さらに詳しい情報は、担当営業または販売店、
あるいは下記までお問い合わせください。
• ホームページ:www.agilent.com/chem/jp
• カストマコンタクトセンタ:
フリーダイヤル 0120-477-111
Agilent HPLC 用
Agilent HPLC 用カラムセレクションガイド
カラムセレクションガイド
最高の分離と効率的な分析を実現し、
高品質の結果を提供するカラムの総合ガイド
本資料に記載の情報、説明、製品仕様等は
予告なしに変更されることがあります。
アジレント・テクノロジー株式会社
© Agilent Technologies, Inc. 2010
Printed in Japan April 16, 2010
5990-4435JAJP
Our measure is your success.
新製品 .................................................................................................1
HPLC カラム選択ガイドライン .....................................................3
HPLC カラム選択フローチャート ......................................................................................................4
ZORBAX 逆相結合相のクイックガイド ............................................................................................5
ZORBAX 逆相 HPLC カラム選択フローチャート .............................................................................6
カラムと移動相選択のためのガイド:逆相 ..................................................................................8
HPLC カラムの USP 表記 ....................................................................................................................11
pH 1 ~12 でのメソッド開発 ............................................................................................................13
カートリッジ選択ガイド ..................................................................................................................18
分析 HPLC 用カラム .......................................................................19
Poroshell 120 ..........................................................................................................................................20
ZORBAX Eclipse Plus...............................................................................................................................23
ZORBAX Eclipse PAH ..............................................................................................................................30
ZORBAX Eclipse XDB ..............................................................................................................................32
ZORBAX 80Å StableBond .......................................................................................................................40
ZORBAX Rx .............................................................................................................................................49
ZORBAX 80Å Extend-C18.......................................................................................................................52
ZORBAX Bonus-RP..................................................................................................................................56
ZORBAXオリジナル逆相カラム .......................................................................................................61
ZORBAX 順相カラム ............................................................................................................................62
ZORBAX HILIC Plus .................................................................................................................................66
ZORBAXメソッド開発キット ...........................................................................................................68
ZORBAX メソッドバリデーションキット ......................................................................................70
ZORBAX イオン交換カラム – SAX、SCX ........................................................................................71
Agilent e-セミナー
アジレントの eセミナーは、web上で最新技術と
最新情報を紹介するプログラムです。
特殊アプリケーション用 HPLC カラム .....................................73
ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition 1.8 µm.........................................................74
ZORBAX ラピッドレゾリューションハイスループット 1.8 µm ................................................77
ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm ..................................................................................85
ZORBAX ソルベントセーバ................................................................................................................90
ZORBAX PrepHT......................................................................................................................................94
Agilent Prep LCカラム.........................................................................................................................100
Ultron ES Chiral カラム .......................................................................................................................103
バイオ分析用カラム ...................................................................105
ZORBAX を用いてタンパク質およびペプチドを分析する逆相メソッド開発方法 ............106
Poroshell 300 ........................................................................................................................................110
ZORBAX 300Å StableBond ..................................................................................................................113
ZORBAX 300Å Extend-C18...................................................................................................................118
ZORBAX アミノ酸分析 (AAA) カラムおよび部品 ........................................................................122
ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラム ....................................................................................124
Agilent バイオモノリス HPLC カラム ............................................................................................128
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• ZORBAXラピッドレゾリューション HighDefinition(RRHD)カラム –Agilent1290InfinityLC
と組み合わせて使用するために最大 120MPa(1200bar)で安定性を実現する、改良さ
れた充てん処理を備えた 1.8µmカラムです。
• 新しい EclipsePlusカラム –C18および C8カラムは、優れたピーク形状を提供しつつ、
新しいフェニルヘキシル結合相と PAH 分離用の C18 結合相でより多くのアプリケー
ションに対応します。
• ラピッドレゾリューションハイスループット (RRHT) カラム – 1.8 µm カラムを含
む、140種類以上の豊富なラインナップから、スピード、分離、感度のニーズに合わ
せて選択できます。
AgilentZORBAXLCカラムを選択するということは、信頼性の高い製品はもちろん、それ
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1
新製品
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で 120MPa(1200bar、5mL/minで 80MPa(800bar))を誇ります。InfinityLCは、比類のな
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わめて低いディレイボリュームを兼ね備えています。これらの機能は、新しい
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り、超高速グラジエントと優れた UV検出感度が実現しています。
• AgilentMax-Lightカートリッジフローセルをはじめ、
1290Infinityダイオードアレイ検出
器の光学設計は、最高 160Hzのデータレートでの高速スペクトル取り込みなど、新た
なレベルの UV感度とベースラインの安定性を提供します。
• 1290Infinityオートサンプラの次世代フロースルー設計は、
少量注入と大量注入の両方
において、きわめて高い精度を実現します。サンプルループを変更する必要はあり
ません。
• 1290フレキシブルキューブとオートサンプラを組み合わせれば、固定ループ注入モー
ドにより、きわめて短いサンプル注入サイクル時間が実現します。また、ニードル
シートの自動洗浄バックフラッシュにより、きわめて低いキャリーオーバーを実現す
ることも可能です。
• 1290 Infinity カラムコンパートメントの新しいプルアウト式バルブドライブとユー
ザーによる交換が可能なバルブヘッドは、利便性を向上するほか、超ハイスルー
プットのマルチメソッドソリューションや自動メソッド開発ソリューションを可能
にします。
• ZORBAXラピッドレゾリューション HighDefinition(1.8µm)LCカラムは、共通するカラ
ムケミストリにより、HPLCから UHPLCへの簡単で迅速、かつ安全なメソッド変換を
容易にします。
詳細については、www.agilent.com/chem/1290:jp をご覧ください
2
www.agilent.com/chem/jp
HPLC カラム選択ガイドライン
HPLC カラム選択およびメソッド開発の方法
特定のアプリケーションに適したカラムの選択は簡単ではありません。しかし、次の
項目をご覧いただければ、より簡単にカラムをお選びいただけます。カラム選択に
使っていた時間を有効に活用できます。
HPLC カラム選択フローチャート
ここでは、分析対象成分や移動相などの条件に基づいて、メソッド開発のためのカラ
ム選択方法を段階的に説明します。チャートに従うと、最適なカラムの掲載ページが
示されます。
逆相 HPLC カラムを選択するためのガイドライン
結合相やカラムコンフィグレーションなどの条件に基づいて、低分子やタンパク質/
ペプチドの分析に最適なカラムの選択方法を示します。
USP 表記と HPLC カラムの対応表
この項では、
アジレントの ZORBAX カラムファミリと USP (米国薬局方) 表記についての
対応表を掲載しています。USP、他の薬局方に従ったカラムを簡単に選択できます。
逆相 HPLC メソッド開発
クロマトグラフ上での 2 つ以上のピーク分離は、カラム効率、選択性、保持時間に依存
し、これらすべての要因が pH の影響を受けます。1 つのタイプのカラムで多くの分離
を行える場合がありますが、このセクションでは、移動相の pH の変動に基づいたメソッ
ド開発方法を説明します。
www.agilent.com/chem/jp
3
HPLC カラム選択ガイドライン
HPLC カラム選択フローチャート
サンプルと移動相に従って、下のカラム選択ガイドを左から右に進んでください。右端に示されているページでカラムの詳細を
ご覧いただけます。
LC カラムおよび消耗品の全リストについては、
『Agilent カラム分析機器部品カタログ 2009-2010 版』をご覧ください。
ヘキサンに可溶
順相モード - 未修飾シリカ
参照ページ
62
順相モード - 化学結合タイプ
参照ページ
62
有機溶媒に可溶
MeOH および
MeOH:H2O または ACN
および ACN:H2O に
可溶
THF に可溶
逆相モード - 化学結合タイプ
参照ページ
19
ゲル浸透 (低分子)
分子量 < 2000
非イオン性
逆相モード - 化学結合タイプ
19
逆相モード - イオン化コントロール
水に可溶
参照ページ
参照ページ
19
逆相モード - イオンペア試薬を使用した
化学結合タイプ
参照ページ
19
イオン性
サンプル
逆相モード - 未修飾シリカ (HILIC)
参照ページ
66
イオン交換モード
参照ページ
71
有機溶媒に可溶
分子量 > 2000
ゲル浸透クロマトグラフィ
ゲルろ過クロマトグラフィ
参照ページ
124
水に可溶
イオン交換モード - ワイドポア充てん剤
逆相モード - ワイドポア充てん剤
参照ページ
71 & 128
参照ページ
113
"Practical HPLC Methodology and Applications," Brian A. Bidlingmeyer, John Wiley & Sons, Inc., New York, p. 109 より許可を得て転載
4
www.agilent.com/chem/jp
HPLC カラム選択ガイドライン
ZORBAX 逆相結合相のクイックガイド
ZORBAX RP-HPLC カラム
Eclipse Plus
推奨用途およびアプリケーション
ページ
ü メソッド開発における第 1 の選択肢
ü pH 2 ~ 9 で、塩基性、酸性、中性化合物に対して信頼性の高い分離が可能で、
23
なおかつ長寿命
ü 塩基性化合物に対して優れたピーク形状
ü 1.8、3.5、5 µm カラムでの高い分離および効率
ü 長期再現性を実現するための厳しい QA/QC テストを実施
20
Poroshell 120
ü 低圧で高効率を実現するための表面多孔質粒子
ü 2.7 µm 粒子で 2 µm 未満の粒子と同様の効率
ü 選択性を最適化するため、エンドキャップ処理/未処理の C18 相から選択可能
ü 40 MPa および 60 MPa の LC に適合
32
Eclipse XDB
ü 柔軟性の高いメソッド開発のための 4 種類の選択肢
ü pH 2 ~ 9 の広い pH 範囲で高性能を発揮
ü 塩基性、酸性、中性に対する優れたピーク形状
ü 高密度結合とダブルエンドキャッピングで長寿命を実現
ü 1.8 および 3.5 µm カラムを使用して高速、超高速、高分離能を実現
ü キャピラリから分取用まで対応
40
ü 塩基性、酸性、中性化合物のいずれにも対応
ü 低 pH での優れた安定性
ü 高温 (C18 は最高 90 °C、C8、C3、Phenyl、CN、Aq は最高 80 °C) および低 pH で非常に
StableBond (SB)
安定
ü さまざまな選択性を示す幅広い結合相 (C18、C8、C3、CN、Phenyl、Aq) から選択可能
ü 移動相としてギ酸、酢酸、または TFA を使用できるため、LC/MS に使用可能
ü ペプチドおよびタンパク質の分離用に TFA を含む移動相を使用可能
ü 高速分離に対応する 1.8 および 3.5 µm カラム
ZORBAX Rx
ü SB カラムとは異なる選択性で、低 pH での塩基性、酸性、中性化合物を分離
ü Rx-C8 は SB-C8 と同じ製品
Bonus-RP
ü 水比率の高い移動相での塩基性化合物の分離
ü 中性 pH から低 pH での塩基性、中性、酸性化合物の分離 (低 pH で特に安定)
ü 異なる選択性でのペプチドの分離
ü 高速分離に対応する、1.8 および 3.5 µm カラム
ü 遊離塩基構造の pKa より高い塩基性化合物の分離、pH 11.5 までの高 pH での塩基性、
49
56
52
酸性、中性化合物の分離
Extend-C18
ü 低分子またはペプチドの LC/MS 分析で水酸化アンモニウムを移動相添加剤として使用
ü 高 pH、中 pH、低 pH の分離で,異なる選択性を提供
ü 高速分離に対応する、1.8 および 3.5 µm カラム
オリジナル ZORBAX カラム
推奨用途およびアプリケーション
ページ
ü SB カラムとは異なる選択性で、低 pH での塩基性、酸性、中性化合物を分離。
SB より活性シラノール基が多い
ü より中性に近い pH 値での「混合モード」分離
61
ZORBAX
ü SB または XDB カラムとは異なる選択性で、中 pH から低 pH の塩基性、酸性、
61
ZORBAX ODS Classic
(エンドキャップ処理なし)
中性化合物を分離
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5
HPLC カラム選択ガイドライン
ZORBAX 逆相 HPLC カラム選択フローチャート
低分子、高分子分析のために
多くの分析者にとって、逆相 HPLC は主要な分析方法の 1 つです。逆相 HPLC では、イオン性および非イオン性の分析対象成分を分
析できます。そのため、この ZORBAX カラム選択フローチャートでは、逆相カラムに焦点を合わせてご説明します。このページの
概要に従って、低分子および高分子用のメソッド開発に使用する逆相カラムを簡単に選択することができます。
このフローチャートでは、低分子サンプルやタンパク質およびペプチドサンプル用のメソッド開発の際に最初に使用するカラム
の選択情報を提供するとともに、結合相とカラムコンフィグレーションを決定するための必要事項についても解説します。
低分子
高分子
MW < 2000
MW > 2000
80 ~ 120 Å
充てん剤のポアサイズ
300 Å
充てん剤のポアサイズは、分析する分子のサイズを基にして選びます。一般的に小さな分子は、ポアサイズが 80 ~ 120 Å 前後で容易に拡散します
が、ペプチドやタンパク質の場合はそうはなりません。そのため、ペプチドやタンパク質のアイソクラティックまたはグラジエント分離には、
ポアサイズ 300 Å の充てん剤 (300SB) を推奨します。
Eclipse Plus C18
最初のカラム結合相
StableBond 300SB-C18
C18 は、中程度の極性から無極性の化合物を良好に保持するため、大部分のサンプルで最初に選択するカラム結合相としてお勧めします。
分解能を C18 相で最適化できない場合、または大きいタンパク質を分析したい場合には、短鎖相を考慮する必要があります。
カラム内径
4.6 mm
4.6 mm
カラム内径は、カラムに注入できる検体量 (質量) を注入できるかで規定します。内径が小さいほど良好なピーク形状を維持でき、注入量は少なくてすみ
ます。内径が小さいカラムほど感度が向上するため、LC/MS やサンプル量に制限のあるアプリケーションでは、内径の小さいカラムが主に使用されます。
6
感度向上
4.6
サンプル負荷
量 (近似値) 標準流量
0.5 ~ 3 mL/min
0.1 ~ 1.5 mg
ソルベントセーバ
3.0
150 ~ 500 ug
0.3 ~ 1.5 mL/min
+
標準 HPLC 機器を使用して溶媒使用量を節約
ナローボア
2.1
50 ~ 120 ug
0.1 ~ 0.5 mL/min
++
高感度、サンプル量が少ない場合、LC/MS、溶媒を節約
マイクロボア
1.0
10 ~ 50 ug
10 ~ 100 µL/min
++++
高感度、サンプル量が少ない場合、LC/MS
キャピラリ
0.5, 0.3
1 ~ 10 ug
1 ~ 15 µL/min
+++++
非常に高感度、LC/MS、ペプチドとタンパク質
ナノ
0.1, 0.075
100 ~ 200 ng
200 ~ 500 nL/min
++++++
非常に高感度、LC/MS、ペプチドとタンパク質
セミ分取
9.4
1 ~ 10 mg
5 ~ 10 mL/min
mg レベルの分取用分離
分取
21.2
20 ~ 250 mg
20 ~ 60 mL/min
数 100 mg から 1 g レベルの分取
カラムの
種類
内径 (mm)
アナリティカル
アプリケーション
標準分離
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HPLC カラム選択ガイドライン
低分子
高分子
MW < 2000
MW > 2000
標準多孔質粒子径
5 µm および 3.5 µm
5 µm
通常の低分子および高分子の分析に使用される標準粒子径は 5 µm です。ただし、これより小さい粒子径も用意されており、
これらを使用するとさらに高い効率と分離能が得られます。これらは短いカラム長でも提供されています。
3.5 µm の粒子は、メソッドの再バリデーションを必要とすることなく最大 5 µm、最小 1.8 µm のスケーラビリティを提供するため、
最初に使用する粒子径として適しています。
高速分析用粒子径
ラピッドレゾリューション 3.5 µm
ラピッドレゾリューション HT 1.8 µm
ラピッドレゾリューション HD 1.8 µm
ラピッドレゾリューション 3.5 µm
粒子径 3.5 µm のラピッドレゾリューションカラムは、5 µm 粒子と比較し
て 60 % 高い効率を持ち、粒子径 1.8 µm のラピッドレゾリューション HT
60 MPa (600 bar) およびラピッドレゾリューション HD 120 MPa (1200 bar) は
効率が 200 % 高くなります。さらに短いカラムを使用すれば、低分子の分
析時間を大幅に短縮できます。
ペプチドの場合は、粒子径 3.5 µm のラピッドレゾリューションカラムを
使用することにより、短いカラムで高分解能グラジエント分析を高速に行
うことができます。一方、タンパク質の場合は、ソリッドコアと多孔質外
殻を持つ Poroshell カラムを使用すると、最高速の分析を実行できます。
Poroshell 5 µm
カラム長
150 mm
5 µm 粒子で高分解能分離を実現するための標準的なカラム長は 150 mm ま
たは 250 mm です。これらのカラムを使用すると 20 ~ 30 分の分析時間で
高分解能分析が可能なため、標準的な分析の検討開始には最適です。高速
な分析には、より小さい粒子径 (3.5 µm) でより短いカラム (75 mm および
50 mm) を使用する必要があります。
150 mm
タンパク質およびペプチド消化物の場合は、長さ 150 mm のカラムからス
タートするのもよい方法です。この長さのカラムを用いた高分解能分析で
は、標準グラジエント時間は 30 ~ 60 分です。分析を高速にするには、よ
り小さな粒子 (3.5 µm) とより短いカラム (50 mm) を使用する必要があります。
最初に選択するカラム
高分子
低分子
標準分析
高速分析
標準分析
高速分析
Eclipse Plus C18
ラピッドレゾリューション
ZORBAX 300SB-C18
ラピッドレゾリューション
4.6 x 150 mm, 5 µm
959993-902
Eclipse Plus C18
4.6 x 150 mm, 5 µm
883995-902
ZORBAX 300SB-C18
4.6 x 150 mm, 3.5 µm
959963-902
4.6 x 75 mm, 3.5 µm
959933-902
4.6 x 50 mm, 3.5 µm
865973-902
Poroshell 300SB-C18
ラピッドレゾリュ―ション
HT、600 bar
2.1 x 75 mm, 5 µm
660750-902
Eclipse Plus C18
4.6 x 50 mm, 1.8 µm
959941-902
* 1200 bar
ナローボア RRHD、
Eclipse Plus C18
2.1 x 50 mm, 1.8 µm
959757-902
* 圧力上限 100 MPa (1000 bar)。1290 Infinity LC または他の UHPLC に最適
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7
HPLC カラム選択ガイドライン
カラムと移動相選択のためのガイド:逆相
HPLC カラムは 2 つの部分、カラムの化学的性質とハードウェアから構成されています。
適切なカラムの化学的性質については、各タイプの結合相のカタログセクションを参
照してください。カラムハードウェアと粒子径を選択するには、
「Agilent ZORBAX ラピッ
「ソルベント
ドレゾリューションおよびラピッドレゾリューション HT カラム」の他、
「カラムサイズと高速分離の
セーバおよびキャピラリカラムと PrepHT カラム」も含め、
選択」のセクションをご覧ください。
ポアサイズの選択
カラム選択の詳細については、
www.zorbaxmethodjp.com を
ご覧ください。
溶質の分子量が約 5000 未満の場合は、ポアサイズの小さい (60 ~ 120 Å) カラム充てん
剤を選択します。
それ以外の場合は、
ポアサイズ 300 Å のカラム充てん剤を使用します。
粒子径の選択
HPLC カラム用の標準粒子径は 5 µm で、メソッド開発には現在 3.5 µm が主流となりつ
つあります。高速分析または高分離能の分析が必要な場合には、粒子径 1.8 µm や 3.5 µm
の充てん剤を使用します。粒子径 1.8 µm で短いカラム長のラピッドレゾリューション
HT カラムを使用すると、高速で高分離能の分析を行うことができ、最高の効率が得ら
れます。通常の動作圧力で動作する粒子径 3.5 µm のカラムは、すべての LC で使用でき
ます。短い (50 mm 以下) 1.8 µm RRHT カラムを使用して標準 LC を最適化できますが、長
いカラムでは高圧 LC (400 bar を超える圧力に対応した機種) が必要な場合があります。
カラムコンフィグレーション
分析メソッドの開発に最も多く推奨されるカラムサイズは、4.6 x 150 mm または 4.6 x
75 mm です。より高い分解能が必要な場合は、さらに長い 4.6 x 250 mm のカラムを使用
するか、同じ長さでより小さい粒子径のカラムを使用してください。メソッド開発時
には、他のアプリケーション条件 (感度、溶媒使用量など) や、装置の種類 (キャピラリ、
ナノ、分取) に対応したカラム内径 (2.1、3.0 mm など) を選択します。
8
www.agilent.com/chem/jp
HPLC カラム選択ガイドライン
シリカのタイプと結合相
シリカのタイプ
Agilent ZORBAX 逆相カラムでは、3 種類の多孔質シリカ粒子 (オリジナルの ZORBAX
SIL、ZORBAX Rx-SIL、改良型 ZORBAX Rx-SIL) を使用します。ZORBAX Rx-SIL と改良型 ZORBAX
Rx-SIL は、オリジナルの ZORBAX SIL よりも純度が高く酸性度の低いシリカです。シリカ
の酸度が低いほど、分析対象成分とシリカ表面のシラノール基が相互作用する可能性
が低いことを意味し (溶質が塩基性の場合には特にその傾向が高くなります)、ピーク形
状の向上に寄与します。新しいメソッドの開発には、改良型 ZORBAX Rx-SIL (Eclipse Plus)
および ZORBAX Rx-SIL (Eclipse、StableBond など) をベースにした逆相カラムの使用を強く
お勧めします。しかし、ZORBAX SIL は高品質で信頼性が高く、優れたメソッドが多く開
発されてきたため、アジレントでは本製品も引き続き供給します。
結合相
最初に選択する結合相としては、C18 または C8 を推奨します。対象のサンプルがこれ
らの直鎖アルキル相のカラムで十分に分離されない場合は、
異なる選択性を示す CN や
Phenyl カラムを試してください。
一般に、タンパク質などの大きな分子量を持つ物質は、短鎖逆相カラム (C3、CN) で最
もよく分離され、ペプチドや小分子は長鎖カラム (C8、C18) で分離されます。しかし、こ
のような一般則が成り立たない場合も多くあります。たとえば、短鎖カラムを使用し
てもペプチドが効率的に分離されることがあり、疎水性ペプチドが長鎖相でより優れ
た回収率を示すこともあります。そのため、最初は疎水性系列の中程度の相 (C8 など)
を選択し、結果とサンプルの溶解度特性に応じて、より疎水性の高い相または親水性
の高い相に変更するのが最善です。
www.agilent.com/chem/jp
9
HPLC カラム選択ガイドライン
pH および移動相
逆相システム用の移動相を選択するには、まず有機溶媒を選択します。アセトニトリ
ル、メタノール、テトラヒドロフラン (THF) のいずれを用いるかによって、選択性とサ
ンプル保持時間は大きく変わります。サンプルの溶解度も溶媒によって異なる可能性
が高いため、使用できる溶媒やその組み合わせに影響することもあります。溶媒に
よっては、特定波長での UV 検出が不可能になることがあります (200 nm でのメタノー
ルなど)。
わずかな条件変動によって結果が大幅に変動する不安定なメソッドを作成しないよう
にするには、移動相の水溶液部分の pH とイオン強度の両方が重要です。イオン化合物
の場合、代表的な化学種の保持時間は pH 値によって大きな変化を示します。このよう
な逆相システムでは、pH を制御して、保持時間とバンド間隔を安定させることが非常
に重要です。一般的に pH 範囲が 2 4 の場合、pH の変動に対しての保持時間の変動は
~
軽微であるため、塩基性化合物や一般的な弱酸を含む大部分のサンプル用メソッド開
発を開始するには、この pH 範囲を推奨します。
HPLC カラム
カラムサイズ
固定相
表面の種類
10
ポアサイズ
粒子径
長さ
化学的性質
物理的性質
化学的寿命/感度
リテンションファクタ
効率
速度
www.agilent.com/chem/jp
内径
HPLC カラム選択ガイドライン
HPLC カラムの USP 表記
米国薬局方 (USP) には、多数の医薬品の分析方法について標準的な情報があります。USP
は、メーカーではなく、充てん剤によってカラムを指定します。USP は L1 の定義を更
新しました。下記のリストでは、最新の定義と、このカラム選択ガイドに掲載してい
るカラムの適合についての一覧を示しています。ラピッドレゾリューションハイス
ループット (RRHT) カラムは現在、L1、L7、および L11 カテゴリに選択できます。
USP 表記の全リストは、
『2009-2010 Agilent カラム分析器部品カタログ』(資料番号 59899611JAJP) をご参照ください。
USP 表記
USP 充てん剤
カラム
粒子径 (µm)
ポア
サイズ (Å)
L1
多孔質シリカまたはセラミックミクロ粒子 (直径 1.5 ~
10 µm) に化学結合したオクタデシルシラン
ZORBAX Eclipse Plus C18
ZORBAX Eclipse Plus XDB-C18
ZORBAX SB-C18
ZORBAX Extend-C18
ZORBAX Rx-C18
ZORBAX ODS
ZORBAX ODS Classic
1.8, 3.5, 5
1.8, 3.5, 5, 7
1.8, 3.5, 5, 7
1.8, 3.5, 5, 7
3.5, 5
3.5, 5, 7
5
95
80
80
80
80
70
70
L3
多孔質シリカ粒子 (直径 5 ~ 10 µm)
ZORBAX Sil
ZORBAX Rx-Sil
5
5
95
80
80
80
70
L7
完全多孔質マイクロシリカ粒子 (直径 1.5 ~ 10 µm) に
オクチルシランを化学結合した充てん剤
ZORBAX Eclipse Plus C8
ZORBAX Eclipse XDB-C8
ZORBAX SB-C8
ZORBAX Rx-C8
ZORBAX C8
1.8, 3.5, 5
1.8, 3.5, 5, 7
1.8, 3.5, 5, 7
1.8, 3.5, 5, 7
5
95
80
80
80
70
L8
完全多孔質シリカゲル担体 (直径 10 µm) に単分子層の
アミノプロピルシランを化学結合した充てん剤
ZORBAX NH2
5
70
L10
多孔質シリカ粒子 (直径 3 ~ 10 µm) にニトリル基を
化学結合した充てん剤
ZORBAX Eclipse XDB-CN
ZORBAX SB-CN
ZORBAX CN
3.5, 5
3.5, 5
3, 5
80
80
70
L11
多孔質シリカ粒子 (直径 1.5 ~ 10 µm) にフェニル基を
化学結合した充てん剤
ZORBAX Phenyl
ZORBAX SB-Phenyl
ZORBAX Eclipse XDB Phenyl
ZORBAX Eclipse Plus Phenyl-Hexyl
5
1.8, 3.5, 5
3.5, 5
1.8, 3.5, 5
70
80
80
95
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11
HPLC カラム選択ガイドライン
USP 表記
USP 充てん剤
カラム
ポア
粒子径 (µm) サイズ (Å)
L13
多孔質シリカ粒子 (直径 3 ~ 10 µm) に化学結合したトリメチルシラン
ZORBAX TMS
5
70
L14
強塩基性第 4 級アンモニウムアニオン交換基を化学結合したシリカゲル (直
径 10 µm)
ZORBAX SAX
4
70
L20
多孔質シリカ粒子 (直径 3 ~ 10 µm) にジヒドロキシプロパン基を化学結合し
た充てん剤
ZORBAX GF-250
5
150
L33
分子量範囲 4,000 ~ 400,000 da でタンパク質を分離できる充てん剤。シリカ
を基本とする球状で、pH 安定性を持たせるように処理されています。
ZORBAX GF-250
4
150
L35
親水性 (ジオールタイプ) 単分子層結合相を持つ、ジルコニウムで安定化した
球状シリカ充てん剤
ZORBAX GF-250
ZORBAX GF-450
4
6
150
300
L56
完全多孔質シリカ粒子 (直径 3 ~ 10 µm) に化学結合したプロピルシラン
ZORBAX SB-C3
1.8, 3.5, 5
80
L57
不斉認識タンパク質のオボムコイドをシリカ粒子 (直径約 5 µm、ポアサイズ
120 Å) に化学結合した充てん剤
Ultron ES-OVM
5
120
L60
球形、多孔質シリカゲル、直径 10 µm 以下、アルキルアミド基で共有結合修
飾およびエンドキャップ処理された表面
Bonus-RP
1.8, 3.5, 5
80
12
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HPLC カラム選択ガイドライン
pH 1 ~12 でのメソッド開発
複数のピーク間のクロマトグラフィ分解
能は、カラム効率、選択性、保持時間の
3 つの要因に左右されます。塩基や酸など
保持時間
のイオン化しやすい対象化合物の分離で
は、これらすべての要素が移動相の pH に
よって劇的に変わります。たとえば、分
離 pH を変更することで保持を向上でき、
イオン性の化合物を非イオン化状態で分
離できます。移動相の pH を変更するとカ
ラム効率も向上します。その理由は、サ
ンプルのイオン化と残存シラノールの解
離状態が移動相の pH により変わる可能
性があるからです。これにより、ピーク
形状不良の原因となる分析対象成分とシ
リカ基の 2 的次相互作用を最小限に抑え
られます。最適な分解能を実現するには、
移動相の pH の変更も必要な場合があり
ます。次に、カラム寿命を保ちながら、
どのようにメソッド開発を行うかを説明
サンプルの電荷
/中性
+
中性
シリカ表面の電荷
中性
イオン交換による
二次相互作用
NO
YES
NO
Eclipse Plus または
StableBond
Eclipse Plus または Bonus-RP
Extend-C18
推奨結合相
中性/-
図 1:塩基性化合物の HPLC 分離における 3 つの pH 領域
この図は、pKa と pH についての塩基性分析対象化合物の保持状態を示しています。このサンプルの pKa は 6.5
です。
します。
図 1 は、低、中、高の pH 領域を示してい
低 pH < 3 – 領域 A
中性 pH 7 - 領域 B
高 pH > 9 – 領域 C
ます。この図では、イオン性分析対象成
ü RP-HPLC カラムのシラノールが解
ü pH に多少の変化が生じても保持
ü この領域では、塩基性化合物は遊
分の分離を各 pH 領域で行う利点を示し
ています。メソッド開発では、まず低 pH
でクロマトグラフの分離を調べながら、
最
適な結果が達成されるまで pH を高めて
いきます。各 pH 領域に対して理想的なカ
ラムが提供されています。
離していない低 pH でメソッド開
の変動を最小限に抑えるために、
離塩基として存在している可能性
発を始めます。これにより、シラ
pKa が少なくとも 1 離れた条件で
が高くなります。
ノール/塩基性化合物の相互作用
メソッドを開発します。
が排除され、ピークテーリングは ü シリカ表面の SiOH 基は、pH 4 ~
最小限に抑えられます。
ü 低 pH では、塩基性化合物は正に
があります。
持力が増します。
ü 通常、保持時間は pH の小さな変
まります。
5 で SiO‾ になるため、テーリング ü この領域では保持はほとんど変化
が発生する可能性があります。
荷電し、その保持は低下すること ü エンドキャッピングされたカラム
ü 酸性化合物はプロトン化され、保
ü 塩基性化合物の保持と分解能が高
せず、そのため堅牢なメソッド開
発ができます。
を選択するか、TEA (トリエチレル ü シリカの分解は、革新的な二座型
アミン、あまり望ましくない) な
シラン、エンドキャッピング、Rx-
どの添加剤を使用するか、または
SIL の使用、最適な移動相により
極性基内包型の結合相を使用し
防止されます。
化に対して安定しており、堅牢な
て、相互作用を最小限に抑えま
メソッドになります。
す。
ü LC/MS には、ギ酸やトリフルオロ ü シリカの溶解は、革新的な結合技
酢酸 (TFA) などの揮発性移動相が
術や、エンドキャッピング、Rx-
よく使用されます。
SIL の使用により防止されます。
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ü 水酸化アンモニウムなどを、高
pH での優れた揮発性移動相とし
て使用できます。
13
HPLC カラム選択ガイドライン
低 pH (pH 2 ~ 3) でメソッド開発をスタート
選択可能なカラムが多くある中で、メソッド開発のスタートに適したカラムをどのよ
うに選択すればよいのでしょうか。メソッド開発のスタートには、緩衝作用を持たせ
た低 pH 移動相 (約 pH 2 ~3) の使用を推奨します。低 pH の移動相を使用すると、シリ
カベースカラムを用いた塩基性化合物の分析で最良のピーク形状が得られます。低
pH では、シリカ表面のシラノールは完全にプロトン化され、正電荷を帯びた塩基性化
合物は強い反応を起こしません。その結果、良好なピーク形状が得られます。酸性化
合物の多くは電気的に中性であるため、低 pH での保持時間は最大化されます。これら
は低 pH でメソッド開発を行う主な利点です。
標準的な分析作業では、LC/MS 以外のアプリケーションに対しては、移動相有機溶媒と
してアセトニトリルを、水性成分として 20 ~ 50 mM のリン酸緩衝液 (pH 2 ~ 3) を使用
してメソッド開発を開始します。この条件により、イオン化合物の分析で最大の再現
性を得るために必要な良好な pH 制御が可能になります。LC/MS アプリケーションでは、
ギ酸または TFA が低 pH 用の移動相としてよく使用されます。
最良のピーク形状のために Agilent ZORBAX Eclipse Plus をまず選択
低 pH でメソッドを開発するには、ZORBAX Eclipse Plus C18 または C8 カラムをまず選択
します。Eclipse Plus カラムは、Eclipse ファミリに新たに加わったカラムで、改良型シリ
カと結合技術を使用して、塩基性化合物に対して良好なピーク形状を示します。
Eclipse Plus カラムは pH 2 ~9 で使用できるため、メソッド開発を柔軟に行うことができ
ます。これらのカラムは最低 pH 2 まで安定性を発揮し、最初のメソッド開発には最適
です。
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HPLC カラム選択ガイドライン
低 pH で溶媒と結合相を最適化
メソッド開発の最初のステップにより、満足な分離が非常に速く得られることがあり
ます。しかし、さらに最適化が必要な場合は、アセトニトリルをメタノールまたはテ
トラヒドリフランに交換し、分離をさらに最適化できます。このステップにより満足
のいく結果を得ることができますが、さらなる選択性の最適化が必要な場合は、カラ
ム結合相を変更します。
低 pH では、最適化にあたって多くの結合相から最適なものを選択します。結合相の種
類には、Eclipse Plus の他、C18、C8、Phenyl、CN などの Eclipse XDB ファミリも含まれま
す。別の選択肢としては、SB-C18、SB-C8、SB-Phenyl、SB-CN、SB-C3、SB-Aq の 6 種類の
StableBond 結合相があります。
低 pH 領域では、酸性化合物の保持時間を調整する必要が生じることもあります。その
場合は、pH を pH 1 ~ 2 まで下げ、StableBond カラムを使用します。StableBond カラムは、
選択性を調整して最高の分離を得ることができ
非常に低い pH で最高の安定性を示し、
ます。
中性 pH (4 ~ 9) でのメソッド開発 Agilent ZORBAX Eclipse Plus を選択
低 pH では分離できない、または中性 pH の方が可溶性や安定性が高まるサンプルもあ
ります。Eclipse Plus C18 カラムでは、中性 pH 領域でのメソッド開発が可能です。Eclipse
Plus カラムは最高 pH 9 まで安定しているため、中性 pH でも低 pH と同等に信頼性が高
くなります。ダブルエンドキャップカラムには、2 つの大きな利点があります。1 つは
低 pH と中性 pH で良好なピーク形状を示すこと、もう 1 つは、十分な結合密度を持ち、
pH 6 ~ 9 でのカラムのシリカ劣化を防ぐことです。
中性 pH では、塩基性化合物 (アミンなど) は正電荷を帯び、シリカ表面のシラノールは
負電荷を帯びています。そのため、中性 pH では、シラノール基をできるだけ表面に出
さないようにすると最良のピーク形状が得られます。これにより、Eclipse Plus C18 は、中
性 pH で最初に選択するカラムとして最適です。リン酸緩衝液は、緩衝範囲が pH 6.1 ~
8.1 であるため、通常は pH 7 での移動相溶媒の第 1 の選択肢です。中性 pH に対する 2
番目の選択肢は、酢酸緩衝液です。これは pH 3.8 ~ 5.8 で緩衝し、揮発性でもあること
から、LC/MS に適しています。
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HPLC カラム選択ガイドライン
別の選択肢 - Agilent ZORBAX Eclipse Plus Phenyl-Hexyl、Eclipse XDBPhenyl、CN、Bonus-RP
低 pH での手順と同様に、中性 pH でのメソッド開発プロセスでも、分解能が十分に得
られない場合には、有機溶媒の最適化や代替結合相の選択を行います。中性 pH での代
替結合相は、Eclipse Plus Phenyl-Hexyl、Eclipse XDB-Phenyl、Eclipse XDB-CN、Bonus-RP です。
これらは、多くのサンプルに対して選択性が非常に異なるため、メソッド開発プロセ
スをさらに進めることができます。Bonus-RP カラムには、極性のあるアミド基が導入さ
れており、多くのサンプルで異なる選択性を示すとともに、塩基性化合物も良好な
ピーク形状で分離します。Bonus-RP カラムは最大 100 % の水溶液の移動相で使用でき
ます。
高 pH (9 ~ 12) でのメソッド開発用 Agilent ZORBAX Extend-C18 カラム
が最適
低 pH または中性 pH では、十分な保持や選択性が得られない塩基性化合物があります。
これらのサンプルでは、高 pH 分離が適切な場合があります。最近まで、高 pH では基
材であるシリカゲルの溶解によりカラム寿命が短くなることから、シリカ系カラムで
しかし、
シリカの溶解を防ぐことができる ZORBAX
の高 pH 分離は敬遠されてきました。
Extend-C18 などの新しいカラム技術により、満足のいくカラム寿命が実現し、高 pH で
の選択性の違いを利用できるようになりました。
Extend-C18 カラムによる高 pH での移動相緩衝液には、トリエチルアミンや水酸化アン
モニウムなどの有機緩衝液が最適です。高 pH でカラム寿命を延ばすには、これらの緩
衝液の有機溶媒としてメタノールを使用することをお勧めします。
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HPLC カラム選択ガイドライン
スタート
化合物の保持が不十分
サンプル
低 pH 3
初期分離
低 pH から高 pH までの
メソッド開発ガイドライン
ステップ 1
・ZORBAX Eclipse Plus C18 または C8
・pH 2.5 (2 ~ 3) 20 ~ 50 mM バッファ
・T = 30 °C (周囲温度 60 °C まで)
・% ACN を 0.5 < k < 20 の範囲で調整
ピーク分離不十分
ステップ 2a
カラム温度を変更: Eclipse XDB
= 最高 60 °C まで、Stablebond =
80 ~ 90 °C まで
ステップ 2
ピーク
分離
不十分
有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v) 増加
または減少
ピーク分離不十分
ステップ 3
・有機溶媒を変更 (MeOH または THF)
・有機溶媒の量 (%) を 0.5 < k < 20 の
範囲で調整
・ステップ 2 から再スタート
化合物の保持が不十分
酸
ステップ 1a
・ZORBAX SB-C18 または SB-C8
・pH 1 ~ 3、20 ~ 50 mM バッファ
・T = 30 °C (周囲温度 90 °C まで)
・% ACN を 0.5 < k < 20 の範囲で調整
ピーク分離不十分
ステップ 1b
ピーク分
離不十分
ステップ 1c
有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v)
増加または減少
ピーク
分離
不十分
ピーク分離不十分
ステップ 1d
・結合相を機能性の異なる Eclipse
XDB-C18、C8、Phenyl に変更
・SB-CN、AQ、Phenyl、Bonus-RP
・ステップ 1 から再スタート
有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v) 増加/減少
ステップ 1e
ピーク分離不十分
・有機溶媒を変更 (ACN または THF)
・0.5 < k < 20 の範囲に調整
ステップ 5
または
中性 (pH 7)
塩基性化合物 (イオンペア形成)
・MeOH 有機溶媒使用、10 mM ヘキサ
25 ~ 50 mM バッファ
ンスルホン酸、
(pH 3) を使用
・% MeOH を 0.5 < k < 20 の範囲で調整
ピーク分離不十分
ステップ 4
・ZORBAX Eclipse Plus C18 または C8
・pH 7 (6 ~ 9) 20 ~ 50 mM バッファ
・T = 30 °C (周囲温度 40 °C まで)
・% MeOH を 0.5 < k < 20 の範囲で調整
ま
た
は
塩基
化合物の保持が不十分
ピーク分離不十分
ステップ 5a
ステップ 6
酸性化合物 (イオンペア形成)
・MeOH 有機溶媒使用、10 mM リン酸
テトラブチルアンモニウム、25 ~
50 mM バッファ (pH 7) を使用
・% MeOH を 0.5 < k < 20 の範囲で調整
有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v) 増加
または減少
ピーク分離不十分
ピーク
分離不
十分
ステップ 7
・有機溶媒を変更 (ACN または THF)
・0.5 < k < 20 の範囲に調整
・ステップ 6 から再スタート
ピーク分離不十分
ピーク分離不十分
ステップ 5c
有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v)
増加または減少
ステップ 8
・結合相を機能の異なる ZORBAX Eclipse
XDB-Phenyl または Bonus-RP に変更
・ステップ 5 から再スタート
ピーク分離不十分
ステップ 9
ステップ 5b
ピーク
分離
不十分
結合相の推奨温度範囲内で温度を
変更
ピーク分離不十分
ステップ 5d
・有機溶媒を変更 (ACN または THF)
・0.5 < k < 20 の範囲に調整
・ZORBAX Extend-C18
・pH 10.5 (9 ~ 11.5)、5-20 mM アンモニ
アまたは TEA、または 10 ~ 50 mM
有機バッファ、またはホウ酸塩バッ
ファ
・T = 25 °C (周囲温度 40 °C まで)
・% MeOH を 0.5 < k < 20 の範囲で調整
高 pH 9
ピーク分離不十分
ステップ 10a
結合相の推奨温度範囲内で温度
を変更
ピーク分離不十分
ステップ 10
ピーク
分離
不十分
ピーク分離不十分
有機溶媒を変更 (ACN または THF)
0.5 < k < 20 に調整
異なる HPLC モードを試してください
アジレントにお問い合わせください
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HPLC カラム選択ガイドライン
カートリッジカラムシステム
アジレントは、さまざまな HPLC 充てん剤のカートリッジを提供します。
各種ガードカートリッジハードウェアシステムに対応するガードカートリッジについては、
アイコンを確認して選択してください。
カートリッジ選択ガイド
アイ
コン カートリッジの種類
Agilent HPLC カートリッジ
ZORBAX ガードカートリッジ:
スタンドアロンシステム
ZORBAX ラピッドレゾリューションおよび
ラピッドレゾリューション HT カートリッ
ジカラム:
3.5 µm および 1.8 µm 充てん剤、スタンド
アロンシステム
ZORBAX セミ分取ガード HPLC ハードウェア
キット
スタンドアロンシステム
ZORBAX および Agilent 分取カートリッジ
カラムおよびガード HPLC システム:
スタンドアロンおよび一体型ハードウェア
オプション
18
特徴
効果
エンドフィッティングに逆コレットを接続
して、ガードカートリッジを追加できます
安価
カラムの寿命延長
迅速なカラム交換が可能
2、3、4、4.6 mm カートリッジを使用可能
カートリッジは両端にフィルタとシーブが
付いています
詰まり防止に有効
高効率、スタンドアロン、低デッドボリュー
ムカートリッジ
最高 400 bar (40MPa) まで密閉
ガスケットは必要なし
金属面に対して漏れをなくした樹脂カート
リッジ
PEEK より溶媒耐性が高い
再使用可能なフィッティング
1/16" LC フィッティングへの接続に適合
ハイスループット LC/MS、LC/MS/MS 用
Eclipse XDB を充てん (pH 2 ~ 9 用)
StableBond を充てん (低 pH 領域用)
全種類の分析対象化合物用
低ブリード
1 本または 3 本入りで提供
簡単な低デッドボリュームアセンブリ
金属面に対して漏れをなくしたチューブ
(ポリフェニレンスルホン)
最高 2,000 psi (135 bar, 13.5MPa) まで密閉
ガスケット不要
再使用可能なフィッティング
1/16" LC フィッティングへの接続に適合
簡単な低デッドボリュームアセンブリ
カラムの寿命を伸ばす
再使用可能なフィッティング
迅速なカラム交換が可能
一体型または外部ガード用のハードウェア
オプション
内径 21.1 mm および 30 mm のカラムに使用
可能
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分析 HPLC用カラム
優れたピーク形状と分解能の実現。
分析開始時にカラム選択で迷うことはありません。
特定のアプリケーションに対して、カラムの検討の時間が十分に取れなくても心配は
いりません。ZORBAXカラムは、その豊富な種類から、お客様のサンプルや移動相に適
したカラムを選べます。
さらに、アジレントの ZORBAXシリカは他社から購入したものではなく、自社で製造し
ています。製造工程のすべての段階を自社管理していいるため、ロット間の一貫性、
優れた性能、および長期にわたる信頼性の高い結果を確保できます。
この項では、幅広い pH範囲にわたり最適な分解能を得るように設計された、さまざま
な ZORBAXカラムを紹介します。
• Poroshell120カラム –2µm未満のカラムよりも 50%低い圧力で高効率と高分離能を
備えています。
• ZORBAXEclipsePlusHPLCカラム –塩基性化合物に対して優れたピーク形状を確実に生
成できるように設計されています。
• ZORBAXEclipsePAHHPLCカラム –「平面認識能」を必要とするアプリケーションまた
は幾何異性体の分離に理想的です。
• ZORBAXEclipseXDBHPLCカラム –分析メソッドや規制メソッドに対して最適な選択肢
です。
• ZORBAXStableBondHPLCカラム –低 pHアプリケーション用の業界標準カラムです。
• ZORBAXRxHPLCカラム –pH9まで優れた安定性を示します。
• ZORBAXExtend-C18HPLC カラム – 高 pH で高分解能分離を可能にする二座型結合相を
備えています。
• ZORBAXBonus-RPHPLC カラム – 塩基性化合物に対して優れたピーク形状を示すとと
もに、代替選択性を持つアルキルアミドカラムです。
• オリジナルの ZORBAXHPLC カラム – タイプ A シリカで作られ、多くの既存の分離メ
ソッドで使用されます。
• ZORBAXHILICPlusカラム –HILICモードのシリカで、極性塩基性化合物に対して優れた
ピーク形状と保持を示します。
• ZORBAXメソッド開発キット –2本の価格で 3本のカラムが含まれます。それぞれ、最
適な選択性を得るための異なる結合相を持っています。
• ZORBAXメソッドバリデーションキット –必要なカラムをお選びください。メソッド
バリデーションを簡単に、低コストに行えます。
• ZORBAXイオン交換カラム –強アニオン交換 (SAX)と強カチオン交換 (SCX)を提供して
います。
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19
分析 HPLC用カラム
Poroshell120
• 高効率と高分解能
• 2µm未満のカラムよりも 50%低い圧力
• 40MPaおよび 60MPa(400barおよび 600bar)の LCに対応
• 選択性とピーク形状に優れた 2つの結合相
AgilentPoroshell120カラムは、1.7µmのソリッドコアと 0.5µmの多孔質外殻を持つ 2.7
µm粒子です。この小さな粒子径によって、2µm未満のカラムと同様の高い効率が得ら
れますが、圧力は 40~ 50%低くなります。これらの高効率高分離カラムは、どのタ
イプの LCでも使用できます。多孔質外殻とソリッドコアによって拡散距離が制限され、
分離スピードが向上する一方で、粒子径が小さいため効率と分離能が向上します。ソ
リッドコアによって、拡散距離が制限され、分離スピードが向上します。カラムは高
圧に対応し、複数のカラムを使用すると、可能な限り最高の分離能と効率を実現でき
ます。生体分子の高速、高分解能の分離に理想的な Poroshell300カラムでも同じ原理が
使用されています。
カラム仕様
結合相
ポアサイズ
上限温度
pH範囲
エンド
キャップ
カーボン
ロード
SB-C18
120Å
90°C
1.0-8.0
なし
7.5%
EC-C18
120Å
60°C
2.0-8.0
シングル
8%
EC-C8
120Å
60°C
2.0-8.0
シングル
5%
仕様は代表的な値のみを表しています。
20
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分析 HPLC用カラム
Poroshell120
説明
寸法(mm)
SB-C18
EC-C18
EC-C8*
アナリティカル
4.6x150
2.7
683975-902
693975-902
693975-906
アナリティカル
4.6x100
2.7
685975-902
695975-902
695975-906
アナリティカル
4.6x75
2.7
687975-902
697975-902
697975-906
アナリティカル
4.6x50
2.7
689975-902
699975-902
699975-906
アナリティカル
4.6x30
2.7
681975-902
691975-902
691975-906
ソルベントセーバ
3.0x150
2.7
683975-302
693975-302
693975-306
ソルベントセーバ
3.0x100
2.7
685975-302
695975-302
695975-306
ソルベントセーバ
3.0x75
2.7
687975-302
697975-302
697975-306
ソルベントセーバ
3.0x50
2.7
689975-302
699975-302
699975-306
ソルベントセーバ
3.0x30
2.7
681975-302
691975-302
691975-306
ナローボア
2.1x150
2.7
683775-902
693775-902
693775-906
ナローボア
2.1x100
2.7
685775-902
695775-902
695775-906
ナローボア
2.1x75
2.7
687775-902
697775-902
697775-906
ナローボア
2.1x50
2.7
689775-902
699775-902
699775-906
ナローボア
2.1x30
2.7
681775-902
691775-902
691775-906
粒子径 (µm)
*近日販売開始予定
www.agilent.com/chem/jp
21
分析 HPLC用カラム
Poroshell120カラムを用いた環境フェノールの分析
カラム A:
カラム B:
グラジエント:
検出器:
注入:
Agilent1200SL40°C
Poroshell120EC-C18
695975-902
4.6x100mm,2.7µm
1.
ヒドロキノン
6.
o-クレゾール
2.
レソルシノール
7.
2-ニトロフェノール
3.
カテコール
8.
EclipsePlusC18
959964-902
4.6x100mm,1.8µm
4.
A
2,3ジメチルフェノール
9.
4-ニトロフェノール
2,5ジメチルフェノール
10. 1-ナフトール
p-クレゾール
5.
1
2
A:水 0.1%ギ酸
B:アセトニトリル 0.1%ギ酸
2mL/min
初期:8%B
10分:30%B
3
P=332bar
9
4
5
6
0
275nm2mmフローセル
10µL
2
4
6
7
10
8
8
10
Time (min)
B
1
2
パルスダンパなし
3
ミキサなし 3µLヒータ
P=510bar
9
4
5
7
6
8
10
Poroshell120は 2µm未満カラムと同様の効率を低圧で
達成します。
0
2
4
6
Time (min)
22
www.agilent.com/chem/jp
8
10
EP_Poro120
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipsePlus
• 塩基性化合物でも優れたピーク形状
• 酸性化合物、塩基性化合物、中性化合物について、ピーク形状、分解能、寿命など、
すべてにおいて最高レベルの性能を発揮
• 厳格な QA/QC試験による優れた再現性
• 工程すべてを管理することにより、製造プロセスがさらに改善 (特許取得済)
• 粒子径 1.8、3.5、5µmの各タイプを揃え、一般分析用、高分解能分析、高速 LC分析用
に対応
新しい AgilentZORBAXEclipsePlusカラムは、シリカベースのカラムとして卓越した性能
を提供します。効率と分解能が向上し、塩基性化合物でも対称形のピーク形状を示し
ます。アジレントは、充てん剤製造プロセスのすべてを自社でコントロールすること
により、高性能のカラムを提供しています。
EclipsePlusカラムは多岐にわたるサンプルのメソッド作成にとっ
その高い性能により、
て理想的な選択肢です。高速メソッド開発と優れた生産性を実現する必要がある場
合、高分解能な粒子径 1.8µmカラムをお使いください。標準メソッドに対しては、粒
子径 5µm のカラムまたはラピッドレゾリューション 3.5µm カラムをお使いください。
すべての粒子径で、メソッドトランスファを簡単に行えます。
厳格な QA/QC試験により、ロット間の再現性が保たれ、長期間にわたり信頼性の高い
結果が得られます。
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ
表面積
上限
温度
pH範囲*
エンド
キャップ
カーボン
ロード
ZORBAXEclipsePlusC18
95Å
160m2/g
60°C
2.0-9.0
ダブル
9%
ZORBAXEclipsePlusC8
95Å
160m2/g
60°C
2.0-9.0
ダブル
7%
ZORBAXEclipsePAH
95Å
160m2/g
60°C
2.0-8.0
なし
14%
ZORBAXEclipsePlus
Phenyl-Hexyl
95Å
160m2/g
60°C
2.0-8.0
ダブル
9%
仕様は代表的な値のみを表しています。
*pH7および温度 40°Cを超える場合は、カラム寿命が大幅に短くなります。シリカを基材とするカラムを
pH6~9の範囲で最高の安定性にて使用するには、40°C未満の使用温度、0.01~ 0.02Mの範囲の低濃度緩
衝液(特に、リン酸緩衝液と炭酸塩緩衝液)を使用します。
www.agilent.com/chem/jp
23
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipsePlus:優れたピーク形状、最小限のテーリング
カラム:
移動相:
EclipsePlusC18
959996-902
4.6x100mm,5µm
流量:
A:60%水
B:40%アセトニトリル
1.0mL/min
温度:
室温
検出器:
UV254nm
資料番号:
5989-4934EN
サンプル:
ピリジン、フェノール
1
1.
Pyridine
2.
Phenol
2
Eclipse Plus C18
Ace 5 C18
SunFire C18
XBridge C18
Discovery HS C18
Luna C18 (2)
Gemini C18
XTerra MS C18
0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
3.5
Time (min)
LCEC001
1. スルファニルアミド
2. スルファジアジン
ZORBAXEclipsePlusの優れたピーク形状と効率
カラム A:
XBridgeC18、4.6x150mm、5µm
カラム B:
EclipsePlusC18
959993-902
4.6x150mm,5µm
移動相:
流量:
グラジエント:
3. スルファチアゾール
4. スルファメラジン
A
1
A:0.1%ギ酸
B:0.1%ギ酸 ACN溶液
1.0mL/min
温度:
0.0分 10%B
15分 30%B
40°C
検出器:
UV254nm
資料番号:
5989-4934EN
サンプル:
スルホンアミド
3
2
0
2
B
1
24
2
N = 41000
Tf = 1.13
5
4
4
6
Time (min)
6
8
10
N = 23000
Tf = 1.01
2
0
5. スルファメタジン
6. スルファメトキサゾール
N = 14000
Tf = 1.25
12
N = 60000
Tf = 1.00
3
4
www.agilent.com/chem/jp
4
6
Time (min)
6
5
8
10
12
LCEC003
分析 HPLC用カラム
EclipsePlusカラムによるテーリングの抑制と分離の最適化
1
EclipsePlusC18、4.6x50mm
カラム A:
EclipsePlusC184.6x50mm
カラム B:
競合他社 C18、4.6x50mm
移動相:
65%ACN:35%25mMリン酸緩衝液 (pH7.4)
、
Tf=1.20
EclipsePlusを用いた優れたピーク形状と選択性は、より高い分解能、
容易な定量、優れた分離結果を意味します。
競合他社 C18、4.6x50mm
1
1.
ノルトリプチリン
2.
フタル酸ジプロピル
Tf=4.86
2
2
0
0.5
1
1.5
2
min
EclipsePlusC18と C8、および RRHTと RRの比較
カラム A:
EclipsePlusC18
959941-902
4.6x50mm,1.8µm
カラム B:
EclipsePlusC8
959943-906
4.6x50mm,3.5µm
移動相:
水:アセトニトリル (30:70)
流量:
2.0mL/min
温度:
30°C
検出器:
UV230nm
サンプル:
リップクリーム抽出物 ACN溶液
(100°C の ACNで溶かし、冷却後
0.45µmでろ過)
オキシベンゾン
2.
内部標準
3.
メトキシ桂皮酸オクチル
A
247 bar
N: 8800
Pw : 0.014 min.
TF: 1.20
0
保持時間が短いため、分析時間が大幅に短縮されます。こ
こでは C8が最適です。RRHTカラムは期待される効率と分
解能を実現しますが、C8結合相が最適な場合があります。
1.
B
0
1
N: 5000
Pw : 0.019 min.
TF: 1.09
N: 11600
Pw : 0.047 min.
TF: 1.06
2
N: 6600
Pw : 0.037 min.
TF: 0.99
1
www.agilent.com/chem/jp
2
N: 11800
Pw : 0.093 min.
TF: 1.02
3
4
min
88 bar
N: 6300
Pw : 0.061 min.
TF: 0.98
22 min.
3
4
min
25
分析 HPLC用カラム
鎮痛剤錠剤の高速分析、pH2と pH7での選択性の違い
カラム:
グラジエント:
サンプル:
EclipsePlusC8
959946-906
4.6x50mm,5µm
10-60%B/3分
pH2.7:A:0.1%ギ酸 B:0.1%ギ酸 ACN溶液
pH7.0:A:20mMリン酸ナトリウム B:ACN
1.
アセトアミノフェン
2.
カフェイン
3.
アセチルサリチル酸
4.
未知化合物
ジェネリック エキセドリン錠剤
pH 2.7
3
1
EclipsePlusC18と C8は、どちらも広範囲の pHで、選択性と分析時間を最適化
できます。
2
0
0.5
1
4
1.5
2
2.5
3
3.5
min
pH 7.0
1
3
2 min.
2
4
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
min
EclipsePlusC8は EclipsePlusC18よりも保持時間が短い
カラム A:
EclipsePlusC8
959996-906
4.6x100mm,5µm
カラム B:
EclipsePlusC18
959996-902
4.6x100mm,5µm
移動相:
80%メタノール 8mM(合計)K2HPO4 pH7
流量:
1.0mL/min
検出器:
UV215nm
サンプル:
アミトリプチリン 0.05µg/µL(0.5µL注入)
A
3.789
C8カラムは C18カラムよりも保持時間が短く、分析時間が短縮されるため、
通常は C8カラムが選択されます。
0
1
2
3
Tf=1.04
4
B
5
6
7
8
9
min
7
8
9
min
5.777
EclipsePlusC8 カラムは、分離が困難な塩基性化合物でも優れたピーク形
Tf=1.00
状で同様の分離を達成します。
0
26
1
2
www.agilent.com/chem/jp
3
4
5
6
分析 HPLC用カラム
EclipsePlusを用いた塩基性化合物の高速、超高速分析
カラム A:
カラム B:
移動相:
流量:
EclipsePlusC18
959941-902
4.6x50mm,1.8µm
A
O
EclipsePlusC18
959993-902
4.6x150mm,5µm
N+
O
温度:
室温
UV254nm
資料番号:
5989-4934EN
サンプル:
ベルベリン、0.4mg/mL、2µL
1.
ベルベリン
OCH3
Tf = 1.00
OCH3
A:50%8mMK2HPO4、pH7
B:50%ACN
1.0mL/min
検出器:
Cl-
0
0.5
1
1.5
2
2.5
min
B
Tf = 1.06
0
0.5
1
1.5
2
2.5
min
EP103
www.agilent.com/chem/jp
27
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipsePlus
EclipsePlus
Phenyl-Hexyl
USPL11
959990-912
Eclipse
PAH
USPL1
959990-918
アナリティカル
4.6x250
5
アナリティカル
4.6x150
5
959993-902
959993-906
959993-912
959993-918
アナリティカル
4.6x100
5
959996-902
959996-906
959996-912
959996-918
アナリティカル
4.6x50
5
959946-902
959946-906
ラピッドレゾリューション
4.6x150
3.5
959963-902
959963-906
959963-912
959963-918
ラピッドレゾリューション
4.6x100
3.5
959961-902
959961-906
959961-912
959961-918
ラピッドレゾリューション
4.6x75
3.5
959933-902
959933-906
959933-912
ラピッドレゾリューション
4.6x50
3.5
959943-902
959943-906
959943-912
ラピッドレゾリューション
4.6x30
3.5
959936-902
959936-906
959936-912
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x100
1.8
959964-902
959964-906
959964-912
959964-918
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x75
1.8
959951-902
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50
1.8
959941-902
959941-906
959941-912
959941-918
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x30
1.8
959931-902
959931-906
959931-912
959931-918
ハードウェア 説明
28
Eclipse
PlusC8
USPL7
959990-906
Eclipse
PlusC18
USPL1
959990-902
寸法(mm)
粒子径 (µm)
ソルベントセーバ
3.0x250
5
ソルベントセーバ
3.0x150
5
959993-302
959993-306
ソルベントセーバプラス
3.0x150
3.5
959963-302
959963-306
959963-312
ソルベントセーバプラス
3.0x100
3.5
959961-302
959961-306
959961-312
ソルベントセーバ HD、1200bar
3.0x100
1.8
959758-302
959943-918
959990-318
ソルベントセーバ HD、1200bar
3.0x50
1.8
959757-302
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x100
1.8
959964-302
959964-306
959964-312
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x50
1.8
959941-302
959941-306
959941-312
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipsePlus
ハードウェア 説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
Eclipse
PlusC18
USPL1
Eclipse
PlusC8
USPL7
EclipsePlus
Phenyl-Hexyl
USPL11
Eclipse
PAH
USPL1
959701-912
959701-918
ナローボア
2.1x250
5
ナローボア
2.1x150
5
959701-902
959701-906
ナローボア
2.1x50
5
959746-902
959746-906
ナローボア RR
2.1x150
3.5
959763-902
959763-906
959763-912
ナローボア RR
2.1x100
3.5
959793-902
959793-906
959793-912
ナローボア RR
2.1x50
3.5
959743-902
959743-906
959743-912
959733-906
959733-912
959790-918
959793-918
ナローボア RR
2.1x30
3.5
959733-902
ナローボア RRHD、1200bar
2.1x150
1.8
959759-902
ナローボア RRHD、1200bar
2.1x100
1.8
959758-902
ナローボア RRHD、1200bar
2.1x50
1.8
959757-902
ナローボア RRHT、600bar
2.1x100
1.8
959764-902
959764-906
959764-912
959764-918
ナローボア RRHT、600bar
2.1x50
1.8
959741-902
959741-906
959741-912
959741-918
ナローボア RRHT、600bar
2.1x30
1.8
959731-902
959731-906
959731-912
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-936
820950-937
820950-938
820950-939
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
821125-936
821125-937
821125-938
821125-939
0
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
ガードハードウェアキット
www.agilent.com/chem/jp
29
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipsePAH
• EPA610で 16の PAHを高分解能で分離
• 広範囲の粒子径 (1.8、3.5、5µm)と、高速高分解能分離用のサイズ
• 予想される使用条件下での再現性を最大にするために、物質の各バッチは PAHでテス
ト済み
• Eclipse Plus カラム高品質の改良されたシリカを使用して優れたパフォーマンスを実
現
• 「平面認識能」を必要とするアプリケーションまたは幾何異性体の分離に最適
AgilentZORBAXEclipsePAHカラムは、多環芳香族炭化水素の分離にお勧めします。PAHは、
優先汚染物質とみなされ、水中、土壌、および食品に存在する可能性のあるこのよう
な発癌性化合物の分析は非常に重要です。EclipsePAHカラムは、EPAメソッド 610で 16
の PAHすべてを高分解で分離します。
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ
表面積
上限
温度
ZORBAXEclipsePAH
95Å
160m2/g
60°C
仕様は代表的な値のみを表しています。
30
www.agilent.com/chem/jp
pH範囲
2.0-8.0
エンド
キャップ
カーボン
ロード
なし
14%
分析 HPLC用カラム
RRHTEclipsePAHカラムによる高速高分離分析
EclipsePAH
カラム:
959941-918
mAU
4.6x50mm,1.8µm
2000
移動相:
A=水、B=アセトニトリル
%B
グラジエント: 時間 (分)
1750
40
0.00
1500
100
3.5
100
5.2
1250
40
5.5
40
流量:
6.5
2.0mL/min
温度:
25°C
750
検出器:
DAD220、4nmNoRef.
DADストップタイム =6.0分
500
ストップタイム =7.0
Rs=2.2と 2.0
4.6x50mm、3.5µm
Rs=2.2
1000
250
0
1
2
3
Time (min)
4
5
LCEPlusPAH
ZORBAXEclipsePAH
ハードウェア 説明
Eclipse
PAH
USPL1
アナリティカル
寸法(mm)
4.6x250
5
959990-918
アナリティカル
4.6x150
5
959993-918
アナリティカル
4.6x100
5
959996-918
ラピッドレゾリューション
4.6x150
3.5
959963-918
ラピッドレゾリューション
4.6x100
3.5
959961-918
ラピッドレゾリューション
4.6x50
3.5
959943-918
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x100
1.8
959964-918
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50
1.8
959941-918
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x30
1.8
959931-918
ソルベントセーバ
3.0x250
5
959990-318
ナローボア
2.1x250
5
959790-918
ナローボア
2.1x150
5
959701-918
ナローボア RR*
2.1x100
3.5
959793-918
ナローボア RRHT、600bar
2.1x100
1.8
959764-918
ナローボア RRHT、600bar
2.1x50
1.8
959741-918
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-939
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
821125-939
ガードハードウェアキット
粒子径 (µm)
820888-901
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm
www.agilent.com/chem/jp
31
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipseXDB
CH3
O
Si
CH3
CH3
O
Si
CH3
CH3
CH3
O
Si
CH3
CH3
CH3
O
• 1.8µm~ 7µmの粒子径
• 高密度結合とダブルエンドキャッピングで長寿命を実現
Si
CH3
CH3
O
• メソッド開発に合わせ 4 種類から選択可能
• 塩基性、酸性、中性の化合物で良好なピーク形状
• pH2~ 9の広い pH範囲で高性能を発揮
Si
CH3
高密度結合相とダブルエンドキャッピングを
導入した EclipseXDB結合相
AgilentZORBAXEclipseXDB カラムでは、メソッド開発を最適化できるよう、4つの結合相
(C18、C8、Phenyl、CN)を提供しています。このため、pH2~ 9 の幅広い領域で良好な
ピーク形状を実現し、メソッド開発における柔軟性を 1 シリーズのカラムで得るこ
EclipseXDB カラムは低 pH(2~ 3)でのメソッド開発に適したカラムで、
あ
とができます。
らゆるタイプの化合物で高い分解能と良好なピーク形状が得られます。また、中性
pH(6~ 8)での使用も可能です。中性 pH 領域では、残存シラノール基が活性が高くなり、
テーリングが起こりやすくなります。こうしたテーリングを抑えるために、Eclipse
XDB カラムでは独自のプロセスにより超高密度結合とダブルエンドキャッピングを導
入し、シラノール基の活性をできるかぎり抑えてい ます。その結果、pH2~ 9の範囲
で塩基性化合物のピーク形状が向上しています。EclipseXDBカラムには 1.8µm、3.5µm、
5µm、および 7µmの粒子径が用意されており、高速、高分解能の分析および分取スケー
ルの分離を実現します。
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ
表面積
上限
温度
ZORBAXEclipseXDB-C18
80Å
180m2/g
60°C
pH範囲*
2.0-9.0
ZORBAXEclipseXDB-C8
80Å
180m2/g
60°C
2.0-9.0
ZORBAXEclipseXDB-Phenyl 80Å
180m2/g
60°C
2.0-9.0
ダブル
7.2%
ZORBAXEclipseXDB-CN
180m2/g
60°C
2.0-8.0
ダブル
4.3%
80Å
エンド
キャップ
カーボン
ロード
ダブル
8%
ダブル
7.6%
仕様は代表的な値のみを表しています。
*EclipseXDBカラムは、幅広い pH範囲で使用できるように設計されています。シリカを基材とするカラムを
pH6~9の範囲で最高の安定性にて使用するには、40°C未満の使用温度、0.01~ 0.02Mの範囲の低濃度緩
衝液を使用します。
32
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分析 HPLC用カラム
サンプル:
広範囲の pHで最高のピーク形状が得られる ZORBAXEclipseXDB
カラム:
EclipseXDB-C8
993967-906
4.6x150mm,5µm
移動相:
A:
pH3.075%25mM
A
リン酸緩衝液
1.5mL/min
温度:
40°C
2
3
pH3.0:25%ACN
B:
pH7.090%20mM
リン酸 pH7.0
10%ACN
流量:
B
2
1
A:
1.マレイン酸エステル
2.ドキシラミン
3.クロロフェニルアミン
4.トリプロリジン
5.ジフェンヒドラミン
B:
1.プロカインアミド
2.N-アセチルプロカインアミド
3.N-プロピオニルプロカインアミド
3
4
5
1
0
2.5
5.0
Time (min)
7.5
0
2.5
5.0
Time (min)
7.5
LCEC004
幅広い pH範囲で優れたピーク形状が得られるため、ZORBAXEclipseXDBカラムは
pH2~ 9 の範囲のメソッド開発で選択するのにふさわしいカラムです。
pH7.0におけるカラム安定性のテスト
カラム A:
他社の C8
SIL-タイプ
1826カラムボリューム後
カラム B:
EclipseXDB-C8
993967-906
4.6x150mm,5µm
SOL-タイプ
1843カラムボリューム後
移動相:
A
60%ACN
40%250mMリン酸緩衝液、
pH7.0
流量:
1.5mL/min
温度:
60°C
サンプル:
三環系抗うつ剤
B
1
5
2, 3
1. ウラシル
1
2. ノルトリプチリン
5
3. ドキセピン
4. アミトリプチリン
4
5. トリミプラミン
2
3
4
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
Time (min)
0
1
2
3
4
5
Time (min)
6
7
8
LCEC006
ダブルエンドキャッピングと高密度結合を導入した耐久性の高い Rx-Sil粒子 (sol-タイプ)は、ここで使用されているシングルエンドキャッピングの sil-ゲルカラム
と比べて、pH7におけるカラム寿命が長くなっています。このテストのような高温 (60°C)、高塩分濃度 (250mM)という条件下では、シリカの溶解が加速するた
め、sil-ゲルタイプのカラムの寿命が短くなります。
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33
分析 HPLC用カラム
pH3および 60°C におけるカラム安定性のテスト
カラム:
移動相:
ZORBAXSB-C8
883975-906
4.6x150mm,5µm
7.0
EclipseXDB-C8
993967-906
4.6x150mm,5µm
6.5
流量:
パージ条件:
70%50mMNaAc-HCl、pH3.0
30%ACN
保持力試験条件:
65%メタノール
35%水
1.0mL/min
温度:
60°C
サンプル:
三環系抗うつ剤
K of Amitriptyline
カラム:
6.0
ZORBAXSB-C8
5.5
ZORBAXEclipseXDB-C8
競合他社 C8
5.0
0
6
8
4
Column Volumes of Mobile Phase (X1000)
2
10
12
LCEC005
EclipseXDB カラムは、幅広い pH 範囲で安定しています。低 pH では、エンドキャップされた Eclipse カラムは安定性が極めて高く、pH3 ではエンドキャップされ
ていないカラム、SB-C8 と同程度の安定性を示します。各カラムは 60°C、pH3 の移動相でパージしました。その後、強塩基性化合物を用いたテストにより、エ
ンドキャッピングまたは結合相がシリカ表面から加水分解されているかどうかを調べました。カラムボリューム 12,000 までのテスト範囲でアミトリプチリン
のリテンションの値にばらつきが少ないことから、EclipseXDB カラムは極めて安定性が高いことが分かります。他のエンドキャップされたカラムは同様の条件下
で安定性が低くなっています。
EclipseXDBと StableBondによる塩基性化合物の選択性の変化
カラム A:
EclipseXDB-C8
966967-906
4.6x75mm,3.5µm
カラム B:
ZORBAXRx/SB-C8
866953-906
4.6x75mm,3.5µm
移動相:
流量:
70%25mMNaH2PO4、pH3.0
30%メタノール
1.0mL/min
温度:
35°C
EclipseXDB と StableBond カラムは同じシリカを
A
B
2
3
ベースとしていますが、結合相とエンドキャッ
ピングが異なります。そのため、この例で示さ
れているように、同じサンプル、同じ条件にお
いて大きく異なる選択性が得られます。
1.
バルビタール
2.
スルファメトキサゾール
3.
カフェイン
2
3
1
1
0
0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5
Time (min)
0
0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5
Time (min)
LCEC008
34
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分析 HPLC用カラム
EclipseXDBの選択性の違いを利用した分離の最適化:
日焼け止め剤の分析
カラム A:
A
EclipseXDB-Phenyl
963967-912
4.6x150mm,3.5µm
1
2
カラム B:
EclipseXDB-C8
963967-906
4.6x150mm,3.5µm
カラム C:
EclipseXDB-C18
963967-902
4.6x150mm,3.5µm
移動相:
15%H20:85%MeOH
流量:
1.0mL/min
温度:
35°C
サンプル:
日焼け止め剤
1.
オキシベンゾン
2.
パディメート-O
3.
サリチル酸エチルヘキシル
3
0
B
2
4
6
8
10
12
14
16
10
12
14
16
1
2
3
0
C
2
4
6
8
1
EclipseXDBの全 3種類の結合相 (C18、C8、Phenyl)を使用した日焼け止め剤の
分離では、様々な結合相を分離の最適化に使用できることがわかります。
2
3 種類の結合相全てで十分な分離能が得られていますが、EclipseXDB-Phenyl
3
ではピークの溶出順序が異なるとともに、全体の分析時間も短くなってい
ます。また、3種類の結合相全てで、移動相に添加剤を加えなくても良好な
ピーク形状が得られています。
0
2
4
6
8
10
Time (min)
12
14
16
LCEC007
尿素系農薬の選択性
カラム A:
カラム B:
カラム C:
移動相:
EclipseXDB-C18
993967-902
4.6x150mm,5µm
A
2
3
EclipseXDB-CN
993967-905
4.6x150mm,5µm
EclipseXDB-C18
993967-902
4.6x150mm,5µm
流量:
A.60:40MeOH:水
B.60:40MeOH:水
C.77:23MeOH:水
1.0mL/min
温度:
25°C
サンプル:
尿素農薬
4
1
5
6
0
10
B
1
4
6
Time (min)
8
10
2
34
1
0
5
6
2
C
尿素系農薬の分離では、EclipseXDB-CN カラムを使用
するとリテンションタイムが短縮され、Eclipse XDBC18 カラムと比べて良好な選択性が得られます。
30
Time (min)
40
50
2
34
0
20
2
1.
フェヌロン
2.
モニュロン
3.
モノリニュロン
4.
ジウロン
5.
リニュロン
6.
ペンシクロン
5
6
4
6
Time (min)
8
10
www.agilent.com/chem/jp
LCEC010
35
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipseXDB
ハード
ウェア
説明
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
寸法(mm)
粒子径 (µm)
Eclipse
XDB-C18
USPL1
Eclipse
XDB-C8
USPL7
Eclipse
XDB-CN
USPL10
セミ分取
9.4x250
5
990967-202
990967-206
アナリティカル
4.6x250
5
990967-902
990967-906
990967-912
990967-905
アナリティカル
4.6x150
5
993967-902
993967-906
993967-912
993967-905
アナリティカル
4.6x50
5
946975-902
946975-906
ラピッドレゾリューション
4.6x150
3.5
963967-902
963967-906
963967-912
963967-905
ラピッドレゾリューション
4.6x100
3.5
961967-902
961967-906
ラピッドレゾリューション
4.6x75
3.5
966967-902
966967-906
966967-912
966967-905
ラピッドレゾリューション
4.6x50
3.5
935967-902
935967-906
935967-912
ラピッドレゾリューション
4.6x30
3.5
934967-902
934967-906
961967-905
ラピッドレゾリューション
4.6x20
3.5
932967-902
932967-906
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
4.6x100
1.8
928975-902
928975-906
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
4.6x50
1.8
927975-902
927975-906
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
4.6x30
1.8
924975-902
924975-906
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
4.6x20
1.8
926975-902
926975-906
ソルベントセーバ
3.0x250
5
990967-302
990967-306
990967-312
ソルベントセーバ
3.0x150
5
993967-302
993967-306
993967-312
993967-305
ソルベントセーバプラス
3.0x150
3.5
963954-302
963954-306
963954-312
963954-305
ソルベントセーバプラス
3.0x100
3.5
961967-302
961967-306
961967-312
ソルベントセーバプラス
3.0x75
3.5
966954-302
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x100
1.8
928975-302
928975-306
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x50
1.8
927975-302
927975-306
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x30
1.8
924975-302
924975-306
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x20
1.8
926975-302
926975-306
ナローボア
2.1x150
5
993700-902
993700-906
993700-912
993700-905
ナローボア
2.1x50
5
960967-902
960967-906
960967-912
960967-905
ナローボア RR*
2.1x150
3.5
930990-902
930990-906
ナローボア RR*
2.1x100
3.5
961753-902
961753-906
ナローボア RR*
2.1x75
3.5
966735-902
ナローボア RR*
2.1x50
3.5
971700-902
971700-906
ナローボア RR*
2.1x30
3.5
974700-902
974700-906
ナローボア RR*
2.1x20
3.5
972700-902
972700-906
特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm
**RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm
36
Eclipse
XDB-Phenyl
USPL11
www.agilent.com/chem/jp
990967-305
961753-905
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipseXDB
ハード
ウェア
粒子径 (µm)
Eclipse
XDB-C18
USPL1
Eclipse
XDB-C8
USPL7
Eclipse
XDB-Phenyl
USPL11
Eclipse
XDB-CN
USPL10
説明
寸法(mm)
ナローボア RRHT、600bar**
2.1x100
1.8
928700-902
928700-906
ナローボア RRHT、600bar**
2.1x50
1.8
927700-902
927700-906
ナローボア RRHT、600bar**
2.1x30
1.8
924700-902
924700-906
ナローボア RRHT、600bar**
2.1x20
1.8
926700-902
926700-906
マイクロボア RR*
1.0x150
3.5
963600-902
963600-906
マイクロボア RR*
1.0x50
3.5
965600-902
965600-906
マイクロボア RR*
1.0x30
3.5
961600-902
961600-906
マイクロボアガード、3個
1.0x17
5
5185-5921
5185-5921
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-925
820950-926
820950-927
820950-935
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
821125-926
821125-926
821125-926
821125-935
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
ガードハードウェアキット
PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要)
PrepHTカートリッジ
21.2x250
7
977250-102
977250-106
PrepHTカートリッジ
21.2x150
7
977150-102
977150-106
PrepHTカートリッジ
21.2x150
5
970150-902
970150-906
PrepHTカートリッジ
21.2x100
5
970100-902
970100-906
PrepHTカートリッジ
21.2x50
5
970050-902
970050-906
PrepHTガードカートリッジ
17x7.5
5
820212-925
820212-926
ガードカートリッジハードウェアキット
820444-901
820444-901
PrepHTエンドフィッティング、2個
820400-901
820400-901
特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm
**RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm
www.agilent.com/chem/jp
37
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipseXDB
ハード
ウェア
寸法(mm)
説明
粒子径 (µm)
Eclipse
XDB-C18
USPL1
Eclipse
XDB-C8
USPL7
Agilentカートリッジカラム (ハードウェアキット 5021-1845が必要)
アナリティカル
4.6x250
5
7995118-585
7995108-585
アナリティカル
4.6x150
5
7995118-595
7995108-595
ラピッドレゾリューション
4.6x75
3.5
7995118-344
7995108-344
ソルベントセーバプラス
3.0x75
3.5
7995230-344
ガードカートリッジ、10個
4.0x4
5
7995118-504
7995118-504
5021-1845
5021-1845
922975-906
カートリッジホルダー
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
ラピッドレゾリュ―ション HT
4.6x50
1.8
922975-902
ラピッドレゾリューション HT、3個
4.6x50
1.8
922975-932
ナローボア RRHT
2.1x50
1.8
922700-902
ナローボア RRHT、3個
2.1x50
1.8
922700-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ (ハードウェアキット 820555-901が必要)
38
ラピッドレゾリューションカートリッジ
4.6x30
3.5
933975-902
933975-906
ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個
4.6x30
3.5
933975-932
933975-936
ラピッドレゾリューションカートリッジ
4.6x15
3.5
931975-902
931975-906
ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個
4.6x15
3.5
931975-932
931975-936
ラピッドレゾリューションカートリッジ
2.1x30
3.5
973700-902
973700-906
ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個
2.1x30
3.5
973700-932
973700-936
ラピッドレゾリューションカートリッジ
2.1x15
3.5
975700-902
975700-906
ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個
2.1x15
3.5
975700-932
975700-936
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
4.6x50
1.8
925975-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
4.6x50
1.8
925975-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
4.6x30
1.8
923975-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
4.6x30
1.8
923975-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
4.6x15
1.8
921975-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
4.6x15
1.8
921975-932
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
ZORBAXEclipseXDB
ハード
ウェア
Eclipse
XDB-C18
USPL1
説明
寸法(mm)
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
2.1x50
1.8
925700-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
2.1x50
1.8
925700-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
2.1x30
1.8
923700-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
2.1x30
1.8
923700-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
2.1x15
1.8
921700-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
2.1x15
1.8
921700-932
粒子径 (µm)
RRおよび RRHTカートリッジ用ハードウェアキット
Eclipse
XDB-C8
USPL7
820555-901
キャピラリフローカラム (ガラス内面ステンレス)
キャピラリ
0.5x250
5
5064-8286
キャピラリ
0.5x150
5
5064-8287
キャピラリ RR
0.5x150
3.5
5064-8288
キャピラリ RR
0.5x35
3.5
5064-8298
キャピラリ
0.3x250
5
5064-8269
キャピラリ
0.3x150
5
5064-8291
キャピラリ RR
0.3x150
3.5
5064-8271
キャピラリ
0.5x35
5
5064-8296
キャピラリ
0.3x35
5
5064-8297
www.agilent.com/chem/jp
39
分析 HPLC用カラム
ZORBAX80ÅStableBond
R
• pH1までの低 pH移動相による分離において、カラム寿命と再現性が非常に良いカラ
O
Si
R1
R
落を抑制します
OH
• 6つの異なる化学結合相により広範囲な分析に対応できます (SB-C18、
SB-C8、
SB-CN、
SBR
O
ムです
• 特許取得済みの StableColumnChemistryにより、高温下および低 pH下での結合相の脱
Si
Phenyl、SB-C3、SB-Aq)
R1
• 優れたピーク形状を得るために高純度 (Bタイプ)シリカを採用しています
ZORBAXStableBondカラムは、低 pHでの耐久性の鍵となるシロキサン結合の加水分解を
抑制するために、ジイソブチル基 (SB-C18)やジイソプロピル (SB-C8、SB-C3、SB-Phenyl、SBCN、SB-Aq) を側鎖に持つユニークな単官能基シラン (特許取得済) を使用しています。
StableBond充てん剤は、酸性移動相で優れた安定性や長いカラム寿命と最良の再現性を
R
OH
R
維持するために、エンドキャッピングを行っていません。高純度で酸性度の低いシリ
O
Si
R
R1
カの使用により、 酸性化合物、塩基性化合物および中性化合物で素晴らしいピーク形
状を示します。そのため、StableBondカラムは多くのメソッド開発で最良の選択肢とな
ります。ZORBAXStableBondカラムは、水溶液比率の高い移動相も含めて一般的な移動
相全般を使用できます。
立体的に保護された StableBond結合相
カラム仕様
ポア
サイズ
結合相
表面積
上限
温度*
pH範囲*
エンド
キャップ
カーボン
ロード
ZORBAXSB-C18
80Å
180m2/g
90°C
0.8-8.0
なし
8%
ZORBAXSB-C8
80Å
180m2/g
80°C
1.0-8.0
なし
5.5%
ZORBAXSB-C3
80Å
180m /g
80°C
1.0-8.0
なし
4%
ZORBAXSB-Phenyl
80Å
180m2/g
80°C
1.0-8.0
なし
5.5%
ZORBAXSB-CN
80Å
180m2/g
80°C
1.0-8.0
なし
4%
ZORBAXSB-Aq
80Å
180m2/g
80°C
1.0-8.0
なし
独自
2
仕様は代表的な値のみを表しています。
*StableBondカラムは低 pHで最高の性能を発揮するように設計されています。シリカを基材とするカラムを
pH6~8の範囲で最高の安定性にて使用するには、40°C未満の使用温度、0.01~ 0.02Mの範囲の低濃度緩
衝液を使用します。中性 pHでは、EclipsePlus、EclipseXDB、および Bonus-RPの使用をお勧めします。
40
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分析 HPLC用カラム
StableBondSB-C18は、低 pH、高温下で良好な安定性を示します (pH0.8、90°C)
カラム:
ZORBAXSB-C18
883975-902
4.6x150mm,5µm
カラム:
ZORBAXRx-C18
883967-902
4.6x150mm,5µm
移動相:
50%メタノール/50%水
1.0%TFA溶液
テスト溶質 :トルエン
90°C
温度:
カラムの劣化を調べるため、移動相を使用したカラムをパージした後、トルエンのリテンションタイムを測定しました。StableBondSB-C18は、非常に低い pH
(0.8)と高温 (90°C)下で 3カ月の使用にも耐えます。ZORBAXRx-C18 も、安定した寿命を示し StableBondSB-C18 に代わるカラムとして使用できます。
StablebondSB-C18(Diisobutyl-C18)
1.0
ZORBAXRx-C18(Dimethyl-C18)
競合他社 A-C18
Relative Retention
0.8
競合他社 B-C18
0.6
競合他社 C-C18
0.4
競合他社 D-C18
競合他社 E-C18
0.2
0.0
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
Column Volumes of Mobile Phase Purge
LCSB001
SB-CN
短鎖 ZORBAXSB-CN は
低 pH(pH2.0、50°C)下で安定性を示します
ZORBAXSB-CN
883975-905
4.6x150mm,5µm
移動相:
0.1%TFA、pH2:ACN
1mL/min
流量:
グラジエント:
温度:
サンプル:
0~ 100%ACN
50°C
80
% k Remaining
カラム:
100
1-フェニルヘプタン、
50%AC/50%水の 0.1%TFA溶液
60
40
Si-(Me)2PrCN
20
ZORBAXStableBondSB-CN や他の短鎖結合相の StableBond
は低 pHでも非常に安定しています。従来のジメチル CN
などの短鎖結合相の常識を覆す安定性です。
0
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
Column Volumes
LCSB002
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41
分析 HPLC用カラム
SB-CNにより保持力と分離が最適化されます
ZORBAXSB-C18
カラム A:
A
866953-902
4.6x75mm,3.5µm
カラム B:
1
ZORBAXSB-CN
866953-905
4.6x75mm,3.5µm
移動相:
30%ACN
70%25mMNaH2PO4、pH2.5
流量:
1.0mL/min
温度:
35°C
2
4
3
B
1.
エストリオール
2.
ダイゼイン
3.
ケルセチン
4.
ゲニステイン
5.
ジエチルスチルベストロール
5
2
4
5
1
0
5
10
15
Time (min)
20
25
0
2
3
4
6
8 10
Time (min)
12
LCSB003
この例では SB-CNカラムの使用によって分析時間が 50%短縮されました。大部分の疎水性サンプルの保持時間は半分になっています。同時に、より極性の高い、
早く溶出するピークの保持時間はやや増加しています。
多くの RRHT結合相から選択でき、迅速なメソッド開発が可能
カラム A:
カラム B:
カラム C:
カラム D:
移動相:
ZORBAXSB-C18
827975-901
4.6x50mm,1.8µm
SB-C8
827975-906
4.6x50mm,1.8µm
ZORBAXSB-Phenyl
827975-912
4.6x50mm,1.8µm
ZORBAXSB-CN
827975-905
4.6x50mm,1.8µm
アセトニトリル (40%):
緩衝液 60%pH=2.425mM
NaH2PO4
流量:
検出器:
サンプル:
mAU
450
トルメチン
2.
ナプロキセン
3.
ジフルニサル
4.
イブプロフェン
5.
ジクロフェナク
ピーク 3,4,5の溶出順序の変化
A
2
1
400
3
5
4
350
1
B
300
2
3
5
4
250
200
DAD,254nm
150
LC:Agilent1200RRLC
100
1
C
1.85mL/min
リストのとおり、1µL注入
1.
3
2
5
4
1
2
5
D
3
50
4
StableBondでは、5つの異なる結合相が提供されて
いるため、メソッドの最適化に対応できます。
注:SB-Aqは示されていません
42
0
0
1
2
3
4
5
min
MoreRRHT
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分析 HPLC用カラム
5種類の異なる結合相により、選択性の自由度が拡大
カラム A:
ZORBAXSB-C18
883975-902
4.6x150mm,5µm
3
1
5
4
カラム B:
ZORBAXSB-C8
883975-906
4.6x150mm,5µm
カラム C:
ZORBAXSB-C3
883975-909
4.6x150mm,5µm
カラム D:
A
2
3
B
1
ZORBAXSB-Phenyl
883975-912
4.6x150mm,5µm
カラム E:
ZORBAXSB-CN
883975-905
4.6x150mm,5µm
移動相:
18.8分で 0~ 100%B
A:50mMNaH2PO4、
pH2.5、95%H2O/5%ACN
B:50mMNaH2PO4、
pH2.5、47%H2O/53%ACN
流量:
1.0mL/min
温度:
26°C
検出器:
254nm
サンプル:
1.プロカイン
2.リドカイン
3.d-シンコニン
4.ブタカイン
5.テトラカイン
5
4
2
3
C
1
5
4
2
3
D
1
5
4
2
SB-C3は、StableBondが提供する 5種類の選択性の 1つです。この例では、SB-C3
を使用したときに最適分解能が得られました。すべて同じ高純度 Rx-SILをベー
スとしています。そのため、異なる結合相を持つことによって大きな選択性
の変化が得られ、信頼性の高いメソッド開発が可能になります。
E
13
5
4
2
0
5
10
15
Time (min)
LCSB004
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43
分析 HPLC用カラム
ZORBAX80ÅStableBond
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
44
粒子径
(µm)
SB-C18
USPL1
SB-C8
USPL7
SB-CN
USPL10
SB-C3
USPL56
SB-Phenyl
USPL11
880967-201
880975-205
880975-209
880975-212
SB-Aq
セミ分取
9.4x250
5
880975-202
セミ分取
9.4x150
5
883975-202
セミ分取
9.4x100
5
884975-202
セミ分取
9.4x50
5
846975-202
アナリティカル
4.6x250
5
880975-902
880975-906
880975-905
880975-909
880975-912
880975-914
アナリティカル
4.6x150
5
883975-902
883975-906
883975-905
883975-909
883975-912
883975-914
アナリティカル
4.6x50
5
846975-902
846975-906
ラピッドレゾリューション 4.6x250
3.5
884950-567
ラピッドレゾリューション 4.6x150
3.5
863953-902
863953-906
863953-905
863953-912
863953-914
ラピッドレゾリューション 4.6x100
3.5
861953-902
861953-906
861953-905
861953-912
861953-914
ラピッドレゾリューション 4.6x75
ラピッドレゾリューション 4.6x50
3.5
866953-902
866953-906
866953-905
866953-912
866953-914
3.5
835975-902
835975-906
835975-905
835975-912
835975-914
ラピッドレゾリューション 4.6x30
3.5
834975-902
834975-906
ラピッドレゾリューション 4.6x20
3.5
832975-902
832975-906
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600bar
4.6x150
1.8
829975-902
829975-906
829975-905
829975-912
829975-914
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600bar
4.6x100
1.8
828975-902
828975-906
828975-905
828975-912
828975-914
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600bar
4.6x50
1.8
827975-901
827975-906
827975-905
827975-912
827975-914
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600bar
4.6x30
1.8
824975-902
824975-906
824975-905
824975-912
824975-914
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600bar
4.6x20
1.8
826975-902
826975-906
ソルベントセーバ
3.0x250
5
880975-302
880975-306
880975-305
880975-309
880975-312
880975-314
ソルベントセーバ
3.0x150
5
883975-302
883975-306
883975-305
883975-309
883975-312
883975-314
ソルベントセーバプラス
3.0x150
3.5
863954-302
863954-306
863954-305
863954-312
863954-314
ソルベントセーバプラス
3.0x100
3.5
861954-302
861954-306
861954-305
861954-309
861954-312
861954-314
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846975-914
分析 HPLC用カラム
ZORBAX80ÅStableBond
ハード
ウェア
粒子径
3x100
(µm)
1.8
SB-C18
USPL1
858700-302
SB-C8
USPL7
SB-CN
USPL10
ソルベントセーバ
HD、1200bar
3x50
1.8
857700-302
ソルベントセーバプラス
3.0x75
3.5
866953-302
ソルベントセーバ
HT、600bar
3.0x150
1.8
829975-302
829975-306
829975-305
ソルベントセーバ
HT、600bar
3.0x100
1.8
828975-302
828975-306
828975-305
ソルベントセーバ
HT、600bar
3.0x50
1.8
827975-302
827975-306
827975-305
ソルベントセーバ
HT、600bar
3.0x30
1.8
824975-302
824975-306
824975-305
ソルベントセーバ
HT、600bar
3.0x20
1.8
826975-302
826975-306
ナローボア
2.1x150
5
883700-922
883700-906
883700-905
883700-909
883700-912
ナローボア
2.1x50
5
860975-902
860975-906
860975-905
860975-909
860975-912
860975-914
ナローボア RR*
2.1x150
3.5
830990-902
830990-906
ナローボア RR*
2.1x100
3.5
861753-902
861753-906
861753-912
861753-914
ナローボア RR*
2.1x75
3.5
866735-902
ナローボア RR*
2.1x50
3.5
871700-902
871700-906
ナローボア RR*
2.1x30
3.5
874700-902
874700-906
説明
寸法(mm)
ソルベントセーバ
HD、1200bar
ナローボア RR*
2.1x20
3.5
872700-902
872700-906
ナローボア
RRHD、1200bar
2.1x150
1.8
859700-902
859700-906
ナローボア
RRHD、1200bar
2.1x100
1.8
858700-902
858700-906
SB-C3
USPL56
SB-Phenyl
USPL11
SB-Aq
829975-312
828975-309
828975-312
828975-314
827975-312
827975-314
830990-914
861753-905
871700-914
特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm
**RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm
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45
分析 HPLC用カラム
ZORBAX80ÅStableBond
ハード
ウェア
粒子径
SB-C18
USPL1
857700-902
SB-C8
USPL7
857700-906
SB-CN
USPL10
2.1x50
(µm)
1.8
2.1x150
1.8
820700-902
820700-906
820700-905
820700-912
2.1x100
1.8
828700-902
828700-906
828700-905
828700-912
828700-914
2.1x50
1.8
827700-902
827700-906
827700-905
827700-912
827700-914
2.1x30
1.8
824700-902
824700-906
824700-905
824700-912
824700-914
2.1x20
1.8
826700-902
826700-906
マイクロボア RR*
1.0x150
3.5
863600-902
863600-906
マイクロボア RR*
1.0x50
3.5
865600-902
865600-906
マイクロボア RR*
1.0x30
3.5
861600-902
861600-906
マイクロボアガード、3個
1.0x17
5
5185-5920
5185-5920
ガードカートリッジ、2個
9.4x15
7
820675-115
820675-115
820675-124
820675-124
820675-115
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-920
820950-915
820950-916
820950-922
820950-917
820950-933
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
821125-915
821125-915
821125-924
821125-924
821125-915
821125-933
ガードハードウェアキット
9.4x15
0
840140-901
840140-901
840140-901
840140-901
840140-901
0
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
877250-105
877250-112
877250-114
説明
寸法(mm)
ナローボア
RRHD、1200bar
ナローボア RRHT、
SB-C3
USPL56
SB-Phenyl
USPL11
SB-Aq
600bar**
ナローボア RRHT、
600bar**
ナローボア RRHT、
600bar**
ナローボア RRHT、
600bar**
ナローボア RRHT、
600bar**
ガードハードウェアキット
863600-905
PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要)
PrepHTカートリッジ
21.2x250
7
877250-102
877250-106
PrepHTカートリッジ
21.2x150
7
877150-102
877150-106
877150-114
PrepHTカートリッジ
21.2x150
5
870150-902
870150-906
870150-914
PrepHTカートリッジ
21.2x100
5
870100-902
870100-906
870100-914
PrepHTカートリッジ
21.2x50
5
870050-902
870050-906
870050-914
PrepHTガードカート
リッジ、2個
17x7.5
5
820212-920
820212-915
820212-915
ガードカートリッジ
ハードウェアキット
820444-901
820444-901
820444-901
PrepHTエンドフィッ
ティング、2個
820400-901
820400-901
820400-901
特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm
**RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm
46
www.agilent.com/chem/jp
820212-915
820212-933
820444-901
820444-901
820444-901
820400-901
820400-901
820400-901
分析 HPLC用カラム
ZORBAX80ÅStableBond
ハード
ウェア
寸法(mm)
説明
粒子径 (µm)
SB-C18
USPL1
SB-C8
USPL7
SB-Phenyl
USPL11
Agilentカートリッジカラム (ハードウェアキット 5021-1845が必要)
アナリティカル
4.6x250
5
7995218-585
7995208-585
アナリティカル
4.6x150
5
7995218-595
7995208-595
ラピッドレゾリューション
4.6x75
3.5
7995218-344
7995208-344
ガードカートリッジ、10個
4.0x4
5
7995118-504
7995118-504
5021-1845
5021-1845
822975-906
カートリッジホルダー
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
ラピッドレゾリュ―ション HT(RRHT)
4.6x50
1.8
822975-902
ラピッドレゾリュ―ション HT(RRHT),3個
4.6x50
1.8
822975-932
ナローボア RRHT
2.1x50
1.8
822700-902
ナローボア RRHT,3個
2.1x50
1.8
822700-932
ラピッドレゾリューションカートリッジ (ハードウェアキット 820555-901が必要)
ラピッドレゾリューションカートリッジ
4.6x30
3.5
833975-902
833975-906
ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個
4.6x30
3.5
833975-932
833975-936
ラピッドレゾリューションカートリッジ
4.6x15
3.5
831975-902
831975-906
ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個
4.6x15
3.5
831975-932
831975-936
ラピッドレゾリューションカートリッジ
2.1x30
3.5
873700-902
873700-906
ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個
2.1x30
3.5
873700-932
873700-936
ラピッドレゾリューションカートリッジ
2.1x15
3.5
875700-902
875700-906
ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個
2.1x15
3.5
875700-932
875700-936
833975-912
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ (ハードウェアキット 820555-901が必要)
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
4.6x50
1.8
825975-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
4.6x50
1.8
825975-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
4.6x30
1.8
823975-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
4.6x30
1.8
823975-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
4.6x15
1.8
821975-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
4.6x15
1.8
821975-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
2.1x50
1.8
825700-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
2.1x50
1.8
825700-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
2.1x30
1.8
823700-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
2.1x30
1.8
823700-932
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ
2.1x15
1.8
821700-902
ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個
2.1x15
1.8
821700-932
RRおよび RRHTカートリッジ用ハードウェアキット
www.agilent.com/chem/jp
820555-901
47
分析 HPLC用カラム
ZORBAX80ÅStableBond
寸法(mm)
説明
粒子径 (µm)
SB-C18
USPL1
キャピラリフローカラム (ガラス内面ステンレス)
48
キャピラリ
0.5x250
5
5064-8258
キャピラリ
0.5x150
5
5064-8256
キャピラリ
0.5x35
5
5064-8254
キャピラリ RR
0.5x150
3.5
5064-8262
キャピラリ RR
0.5x35
3.5
5064-8260
キャピラリ
0.3x250
5
5064-8257
キャピラリ
0.3x150
5
5064-8255
キャピラリ
0.3x35
5
5064-8253
キャピラリ RR
0.3x150
3.5
5064-8261
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
ZORBAXRx
• Rx-C18は低 pH用カラムとして、EclipseXDB-C18および StableBondSB-C18と同様にお
奨めできるカラムです。高温での分析には StableBondの方が適しています。このカラ
ムは、SB-C18カラムより高いカーボン量を持っています (Rx=12%、SB=10%)
• Rx-C18は低 pHでのアプリケーションで優れた安定性と良好なピーク形状を示します
• Rx-C18はジメチルオクタデシルシランを使用しており、エンドキャッピングされてい
ません。pH8まで安定して使用できます
• Rx-C8カラムは SB-C8と同じ製品です
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ 表面積
上限
温度
ZORBAXRx-C18
80Å
180m2/g
60°C
pH範囲* キャップ
2.0-8.0
なし
ZORBAXRx-C8
80Å
180m2/g
80°C
1.0-8.0
エンド
なし
カーボン
ロード
12%
5.5%
仕様は代表的な値のみを表しています。
*シリカを基材とするカラムを pH6~9の範囲で最高の安定性にて使用するには、40°C未満の使用温度、
0.01~ 0.02Mの範囲の低濃度緩衝液を使用します。
Rx-C18によるジアゼパムの分離
ZORBAXRx-C18
カラム:
880967-302
3.0x250mm,5µm
移動相:
流量:
1
2
35%H2O:65%MeOH
0.5mL/min
1.
エチルパラベン
2.
ジアゼパム
Rx-C18カラムを使用した、ジアゼパムと内部標準エチルパラベンの USP分析例で
す。内径 3.0mmのソルベントセーバ Rx-C18カラムを使用すると、4.6x250mmカ
ラムで分析した場合に比べ、溶媒使用量が 60%減少できます。
0.0
2.5
Time (min)
5.0
7.5
LCRX001
www.agilent.com/chem/jp
49
分析 HPLC用カラム
Rx-C8と SB-C8を用いた分析例(同じ性能を持つカラム)
ZORBAXRx-C8
カラム A:
880967-901
4.6x250mm,5µm
カラム B:
サンプル:
ZORBAXSB-C8
880975-906
4.6x250mm,5µm
サルファ薬
水中に各 0.125mg/mL
A
流量:
1.5mL/min
グラジエント:
tn で 10%B、25分以上 35%Bに増加、
5 分で 10%B に減少、10 分で 10%B
2
3
26°C
DAD:
254nm
サルファジアジン
2.
サルファピリジン
3.
サルファメラジン
4.
サルファメタジン
5.
サルファメトキシピリダジン
6.
サルファクロルピリダジン
7.
サルファメトキサゾール
8.
サルファジメトキシン
8
5
を保持
TCC:
1.
4
1
6
7
5
10
15
20
25
Time (min)
2
B
3
5
8
4
1
6
7
5
10
15
20
25
Time (min)
RxC8_SBC8
50
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
ZORBAXRx
ハード
ウェア
Rx-C18
USPL1
Rx-C8
USPL7**
5
880967-202
880967-201
5
880967-902
880967-901
4.6x150
5
883967-902
883967-901
4.6x150
3.5
863967-902
863953-906
ラピッドレゾリューション 4.6x100
ラピッドレゾリューション 4.6x75
3.5
861967-902
861953-906
3.5
866967-902
866953-906
説明
寸法(mm)
セミ分取
9.4x250
アナリティカル
4.6x250
アナリティカル
ラピッドレゾリューション
粒子径 (µm)
ソルベントセーバ
3.0x250
5
880967-302
880975-306
ソルベントセーバ
3.0x150
5
883967-302
883975-306
ソルベントセーバプラス
3.0x150
3.5
863967-302
863954-306
ソルベントセーバプラス
3.0x100
3.5
861967-302
861954-306
ナローボア
2.1x150
5
883700-902
883700-906
ナローボア RR*
2.1x100
3.5
861767-902
861753-906
ガードカートリッジ、2個
9.4x15
7
820675-115
820675-115
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-914
820950-913
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
821125-915
821125-915
ガードハードウェアキット
9.4x15
0
840140-901
840140-901
0
820888-901
820888-901
ガードハードウェアキット
PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要)
PrepHTカートリッジ
21.2x250
7
PrepHTカートリッジ
21.2x150
7
877150-106
PrepHTカートリッジ
21.2x150
5
870150-906
PrepHTカートリッジ
21.2x100
5
870100-906
PrepHTカートリッジ
21.2x50
5
PrepHTガードカートリッジ、2個
5
877967-102
877250-106
870050-906
820212-914
820212-915
ガードカートリッジハードウェアキット
820444-901
820444-901
PrepHTエンドフィッティング、2個
820400-901
820400-901
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm
**Rx-C8は SB-C8と同じ製品です
www.agilent.com/chem/jp
51
分析 HPLC用カラム
ZORBAX80ÅExtend-C18
• pH11.5までの高 pHで高効率で長寿命
• ユニークな二座型結合相とダブルエンドキャッピングにより高 pH での安定を
C18
O
示します
Si
• ポリマーベースのカラムよりカラム効率がよく、ピーク形状も良好です
• 塩基性化合物の保持・分離能・ピーク形状 が向上します
• ペプチドの高感度 LC/MS 分離に最適です
Si
れにより、シリカベースのカラムを用いた高 pH 移動相での高分解能分離が可能にな
AgilentZORBAXExtend-C18 カラムには、最新の二座型結合技術が活用されています。こ
O
C18
りました。高 pHでは、非電荷塩基性化合物は基材であるシリカと相互作用しません。そ
の結果、高い分離効率と良好なピーク形状が得られるとともに、分離能も向上しま
Silica Support
す。また、高 pH での分離は、高 pH 溶液で安定性と溶解性が増す化合物の分析に最
適です。高 pH 移動相用の緩衝液としては、トリエチルアミン、ピロリジン、グリシ
ン、ホウ酸塩、水酸化アンモニウムなどが挙げられます。水酸化アンモニウム系移動
相 (pH10.5)は、ペプチドや低分子化合物の LC/MS 分析に適した移動相成分で、TFA を
使用した低 pH 移動相よりも優れた感度が得られます。Extend-C18 カラムは pH2~ 11.5
の範囲で安定性を発揮し、あらゆるタイプの化合物を良好なピーク形状で分離しま
Extend-C18 結合相には、新開発の二座型結合技術
(C18-C18間)が使用されています
す。また、Extend-C18 カラムは低 pH 領域でも優れた選択性を発揮します。
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ
表面積
上限
温度*
pH範囲**
エンド
キャップ
カーボン
ロード
ZORBAXExtend-C18
80Å
180m2/g
60°C
2.0-11.5
ダブル
12.5%
仕様は代表的な値のみを表しています。
*温度上限:pH8までは 60°C、pH8~ 11.5は 40°C。
**pH6を超える場合は、使用温度を 40°C以下に下げ、低い緩衝液濃度 (0.01~ 0.02M)または有機緩衝液を
使用することで、シリカベースカラムの最高のカラム安定性が得られます。
52
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
Extend-C18による高 pH移動相での塩基性抗ヒスタミン剤の分析
pH7
ZORBAXExtend-C18
773450-902
4.6x150mm,5µm
カラム:
移動相:
7
4
2, 3
1
pH7:
30%20mMNa2HPO4
70%MeOH
5
6
pH11:
30%20mMTEA
70%MeOH
流量:
1.0mL/min
温度:
室温
検出器:
254nm
サンプル:
抗ヒスタミン剤
0
5
Time (min)
pH11
7
4
1.
マレイン酸エステル
2.
スコポラミン
3.
プソイドエフェドリン
4.
ドキシラミン
5.
クロロフェニラミン
6.
トリプロリジン
7.
ジフェンヒドラミン
3
5
1
2
プソイドエフェドリンとスコポラミンは、低 pH~中性では
保持するのが難しい成分です。プソイドエフェドリンの分析
には、イオン交換法がよく用いられます。Extend-C18カラムは、
高 pHでこれら化合物を電荷のない状態で保持し、分離能を向
上させます。
0
6
10
5
Time (min)
LC80001
高 pH でも長寿命の Extend-C18
移動相:
30
ZORBAXExtend-C18
773450-902
4.6x150mm,5µm
流量:
20%メタノール
80%0.1M炭酸塩緩衝液、pH10
1.0mL/min
温度:
室温
ZORBAXExtend-C18
高い pH ではシリカの溶解が起こるためにカラムが機能しなくなりま
す。他社カラム W と比較すると、この例から、高 pH においては
ZORBAXExtend-C18 のほうが長寿命であることが分かります。カラム寿命
は溶解したシリカ量から測定しています。
Amount of Dissolved Silica (mg)
カラム:
競合他社カラム W
20
10
0
0
3
5
9
12
15
Volume Eluent (L)
LC80002
www.agilent.com/chem/jp
53
分析 HPLC用カラム
Extend-C18は低 pHでも良好なピーク形状を保ちます
ZORBAXExtend-C18
カラム:
773450-902
4.6x150mm,5µm
移動相:
流量:
80%25mMNaH2PO4、pH3.0
20%メタノール
1.0mL/min
温度:
35°C
検出器:
254nm
サンプル:
塩基性化合物
1
3
1.
テオブロミン
2.
ジメチルキサンチン
3.
テオフィリン
4.
カフェイン
4
2
Extend-C18を使用すれば、
これらの塩基性化合物を低 pH
領域で良好なピーク形状で分離します。
Extend-C18は高
pH、低 pH領域でも使用できます。
0
1
2
3
4
5
6
Time (min)
7
LC80003
ZORBAX80ÅExtend-C18
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
Extend-C18
USPL1
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
54
アナリティカル
4.6x250
5
770450-902
アナリティカル
4.6x150
5
773450-902
アナリティカル
4.6x50
5
746450-902
ラピッドレゾリューション
4.6x150
3.5
763953-902
ラピッドレゾリューション
4.6x100
3.5
764953-902
ラピッドレゾリューション
4.6x75
3.5
766953-902
ラピッドレゾリューション
4.6x50
3.5
735953-902
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
ZORBAX80ÅExtend-C18
ハード
ウェア
粒子径 (µm)
Extend-C18
USPL1
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x100
1.8
728975-902
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50
1.8
727975-902
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x30
1.8
724975-902
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x20
1.8
726975-902
ソルベントセーバ
3.0x250
5
770450-302
ソルベントセーバ
3.0x150
5
773450-302
ソルベントセーバプラス
3.0x150
3.5
763954-302
ソルベントセーバプラス
3.0x100
3.5
764953-302
ソルベントセーバプラス
3.0x50
3.5
735954-302
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x100
1.8
728975-302
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x50
1.8
727975-302
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x30
1.8
724975-302
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x20
1.8
726975-302
ナローボア
2.1x150
5
773700-902
ナローボア
2.1x50
5
760450-902
ナローボア RR*
2.1x100
3.5
761753-902
ナローボア RR*
2.1x50
3.5
735700-902
ナローボア RRHT、600bar**
2.1x100
1.8
728700-902
ナローボア RRHT、600bar**
2.1x50
1.8
727700-902
ナローボア RRHT、600bar**
2.1x30
1.8
724700-902
ナローボア RRHT、600bar**
2.1x20
1.8
726700-902
マイクロボア RR*
1.0x150
3.5
763600-902
マイクロボア RR*
1.0x50
3.5
765600-902
マイクロボア RR*
1.0x30
3.5
761600-902
マイクロボアガード、3個
1.0x17
5
5185-5923
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-930
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
821125-930
0
820888-901
説明
寸法(mm)
ガードハードウェアキット
PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要)
PrepHTカートリッジ
21.2x150
5
770150-902
PrepHT
21.2x100
5
770100-902
PrepHT
21.2x50
5
770050-902
17x7.5
5
820212-930
PrepHTエンドフィッティング、2個
PrepHTガードカートリッジ、2個
ガードカートリッジハードウェアキット
820400-901
820444-901
特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm
**RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm
www.agilent.com/chem/jp
55
分析 HPLC用カラム
ZORBAXBonus-RP
R1
O
Si
PG
R
R1
CH3
Si
CH3
CH3
アジレントの ZORBAXBonus-RP カラムはアルキル鎖中にアミド基 (高極性) が導入され
R1
O
CH3
Si
Si
• 低 pH~中性領域で非常にシャープなピーク形状で塩基性化合物を分離できます
• ユニークな選択性を示します
• 導入された極性基と立体的保護基のある斬新な技術を使用しています
• 100%水溶液の移動相が使用可能です
ています。この斬新な結合相は塩基性化合物とシリカ担体との間の相互作用を減少さ
PG
R
せ、非常に扱い難い塩基性化合物のピーク形状を向上させます。ピーク形状とカラム
寿命は、三重エンドキャッピングによって一層、改善されています。さらに、ジイソ
R1
プロピル基を側鎖に導入し、低 pH における酸加水分解から結合相を保護しています。
CH3
します。
Bonus-RP カラムは、C18 および C8 アルキル結合相とは異なるユニークな選択性を示
CH3
R1
O
Si
カラム仕様
PG
R1
ユニークな極性アルキルグループを持つ
Bonus-RP 結合相
56
R
結合相
ポア
サイズ
表面積
上限
温度*
pH範囲
エンド
キャップ
カーボン
ロード
ZORBAXBonus-RP
80Å
180m2/g
60°C
2.0-9.0
トリプル
9.5%
仕様は代表的な値のみを表しています。
*温度上限:pH8までは 60°C、pH8~ 9は 40°C。
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
Bonus-RPを使用した塩基性化合物のピーク形状の向上
Alkyl-C8
カラム:
4.6x150mm、5µm
1.
ドキシラミン
2.
クロロフェニラミン
移動相:
3.
トリプロリジン
流量:
75%25mMNH4OAc、pH5.5
25%ACN
1.5mL/min
温度:
40°C
検出器:
254nm
1
2
TF
1. 1.8
2. 1.7
3. 2.1
Bonus-RPは代表的な C8結合相と比較して塩基性化合物のテーリングが小さ
3
くなっています。中性領域では解離したシラノール基と塩基性化合物との
相互作用が大きくなるので、テーリングが起こりやすくなります。BonusRP 結合相の極性基はシラノール基と塩基性化合物との相互作用を減少させ
ることで、ピーク形状を改善します。
0
カラム:
ZORBAXBonus-RP
883668-901
4.6x150mm,5µm
移動相:
流量:
80%25mMNH4OAc、pH5.5
20%ACN
1.5mL/min
温度:
40°C
検出器:
254nm
1
2
3
4 5 6
Time (min)
7
8
9
10
LCBR001
3
TF
1. 1.1
2. 1.1
3. 1.1
0
1
1.
ドキシラミン
2.
クロロフェニラミン
3.
トリプロリジン
2
1
2
3
4
Time (min)
www.agilent.com/chem/jp
5
6
LCBR002
57
分析 HPLC用カラム
移動相:
60%25mM
リン酸緩衝液、
pH7.0:40%ACN
流量:
1.5mL/min
温度:
23°C
Toluene Plate Height, cm
ZORBAXBonus-RPは低 pHから中性領域で安定しています
ZORBAXBonus-RP
カラム:
883668-901
0.0018
4.6x150mm,5µm
競合他社アルキル/アミドカラム
Bonus-RP
0.0016
0.0014
0.0012
Bonus-RP は 3 重エンドキャッピングを採用して
いるため、pH7 での安定性が向上しています。カ
ラムボリュームは 10,000 で、ほぼ 1ヶ月分の稼
働に相当します。
0.0010
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
35,000
Column Volume of Purge
LCBR003
Dimethyl-C18/amide、Bonus-RP
ZORBAXBonus-RP
カラム:
883668-901
4.6x150mm,5µm
流量:
温度:
エージング:
50%MeOH
50%0.1%TFA
試験:
80%MeOH
20%H2O
1.0mL/min
エージング:
60°C
試験:
23°C
側鎖による立体的保護により、類似の極性ア
ルキル結合相よりも低 pH 領域での安定性が
向上し、カラム寿命が長くなっています。
0.0055
Dimethyl-C18/amide
0.0050
Toluene Plate Height, cm
移動相:
Bonus-RP
0.0045
0.0040
0.0035
0.0030
0.0025
0.0020
0
10,000
20,000
30,000
40,000
Column Volume of Purge
LCBR004
58
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
ZORBAXBonus-RPはユニークな選択性を示します
ZORBAXBonus-RP
カラム A:
A
883668-901
mAu
4.6x150mm,5µm
1.
セファレキシン
2.
セファクロール
3.
カラム B:
セフロキシム
4.
セフォキシチン
EclipseXDB-C8
993967-906
4.6x150mm,5µm
15
10
3
移動相:
75% 25 mM クエン酸ナトリウム、5
pH6
0
25%MeOH
流量:
1.0mL/min
2
0
2
4
4
6
室温
検出器:
254nm
B
サンプル:
3µL
mAu
10
1
15
Bonus-RP を使用するとピーク溶出順序は大きく変わ
ります。この例では、最初の 3ピークの溶出順序が変
化します。
8
Time (min)
温度:
セファロスポリン
1
3
10
4
5
2
0
0
2
4
6
8
Time (min)
10
LCBR005
ZORBAXBonus-RP
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
Bonus-RP
USPL60
5
880668-901
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
アナリティカル
4.6x250
アナリティカル
4.6x150
5
883668-901
ラピッドレゾリューション
4.6x250
3.5
884950-577
ラピッドレゾリューション
4.6x150
3.5
863668-901
ラピッドレゾリューション
4.6x100
3.5
864668-901
ラピッドレゾリューション
4.6x75
3.5
866668-901
ラピッドレゾリューション
4.6x50
3.5
835668-901
www.agilent.com/chem/jp
59
分析 HPLC用カラム
ZORBAXBonus-RP
ハード
ウェア
粒子径 (µm)
Bonus-RP
USPL60
4.6x100
1.8
828668-901
4.6x75
1.8
830668-901
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
4.6x50
1.8
827668-901
ソルベントセーバ
3.0x250
5
880668-301
ソルベントセーバ
3.0x150
5
883668-301
ソルベントセーバプラス
3.0x150
3.5
863668-301
説明
寸法(mm)
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
ソルベントセーバプラス
3.0x100
3.5
864668-301
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x100
1.8
828668-301
ソルベントセーバ HT、600bar
3.0x50
1.8
827668-301
ナローボア
2.1x150
5
883725-901
ナローボア
2.1x50
5
861971-901
ナローボア RR*
2.1x150
3.5
863700-901
ナローボア RR*
2.1x100
3.5
861768-901
ナローボア RR*
2.1x50
3.5
861700-901
ナローボア RRHT、600bar
2.1x100
1.8
828768-901
ナローボア RRHT、600bar
2.1x50
1.8
827768-901
マイクロボア RR*
1.0x150
3.5
863608-901
マイクロボア RR*
1.0x50
3.5
865608-901
マイクロボア RR*
1.0x30
3.5
861608-901
マイクロボアガード、3個
1.0x17
5
5185-5922
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-928
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
821125-928
0
820888-901
ガードハードウェアキット
PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要)
PrepHTカートリッジ
21.2x250
7
878250-101
PrepHTカートリッジ
21.2x150
7
878150-101
PrepHTカートリッジ
21.2x150
5
868150-901
PrepHTカートリッジ
21.2x100
5
868100-901
PrepHTカートリッジ
21.2x50
5
868050-901
PrepHTエンドフィッティング、2個
PrepHTガードカートリッジ、2個
ガードカートリッジハードウェアキット
特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm
60
www.agilent.com/chem/jp
820400-901
17x7.5
5
820212-928
820444-901
分析 HPLC用カラム
ZORBAX オリジナル逆相カラム
アジレントオリジナルの ZORBAX カラムはタイプ A シリカで作られており、多くの酸
性や中性化合物の分析に使用することができます。このカラムは高い活性レベルを持
ち、そのため異性体 (シス-トランス異性体、幾何異性体)や、その他シラノール活性が
選択性を高める化合物の分離に有効 です。オリジナル ZORBAX カラムは多くの確立さ
れたメソッドで使用することができます。
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
ODS(C18)
粒子径 (µm) USPL1
C8
USPL7
フェニル
USPL11
CN
USPL10
TMS
USPL13
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
セミ分取
9.4x250
5
880952-202
880952-206
アナリティカル (エンドキャップあり)
4.6x250
5
880952-702
880952-706
880952-712
884950-507
880952-710
アナリティカル (エンドキャップなし)
4.6x250
5
884950-543
アナリティカル
4.6x150
5
883952-702
883952-706
883952-712
884950-526
883952-710
ソルベントセーバ
3.0x250
5
880952-302
ソルベントセーバ
3.0x150
5
883952-302
ガードカートリッジ、2個
9.4x15
7
820675-115
820675-115
820675-115
820675-124
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-902
820950-906
820950-912
820950-905
820950-924
ガードハードウェアキット
840140-901
840140-901
840140-901
840140-901
840140-901
ガードハードウェアキット
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
877952-102
877952-106
877952-105
820400-901
820400-901
820400-901
ガードカラム (ハードウェアが必要)
PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要)
PrepHTカートリッジ
PrepHTエンドフィッティング、2個
21.2x250
7
www.agilent.com/chem/jp
61
分析 HPLC用カラム
ZORBAX順相カラム
順相クロマトグラフィ用として、AgilentZORBAX製品ラインには結合および非結合シリ
カ充てん剤が揃っています。
ZORBAXRx-SIL
• 高純度 (>99.995%) の多孔質シリカ微細球製 (ポアサイズは固体シリカ微粒子の間の
距離です)
• 1.8と 5µmの粒子径を用意
• 他の種類のシリカよりも強力
• ZORBAX-SILよりも弱い酸性で、金属含有量が少ない
• 低い酸性度と低い金属含量という特徴により、ZORBAXRx-SILは、酸性の強いシリカで
ピーク対称性が悪い極性化合物の順相分離に理想的
• 強い親水性を持つ化合物を有機溶媒を多くした移動相で HILICモードで分離する用途
に有用
ZORBAXEclipseXDB-CN
• 高純度 Rx-SILから製造
• 塩基性化合物の順相分析に最適
• ZORBAXRx-SILよりも速く平衡化し、同じ順相分析の多くに使用
ZORBAXCN
• ZORBAXSILに結合されたシアノプロピルジメチルシラン単分子層
• ZORBAXSILよりも速く平衡化し、同じ順相分析の多くに使用
• 詰まりにくく、シリカよりも親水性ではありません
ZORBAXNH2
• ZORBAXSILに結合されたアミノプロピルシラン相
• 順相分離と弱アニオン交換、および極性化合物の逆相 HPLC に使用
• ビタミン Aと Dは順相モードで分離されます
• 炭水化物と糖類は逆相モードで分離されます
62
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ
表面積
pH範囲
エンド
キャップ
ZORBAXRx-SIL
80Å
180m2/g
0-8.0
なし
カーボン
ロード
ZORBAXEclipseXDB-CN
80Å
180m /g
2.0-8.0
あり
ZORBAXSIL
70Å
300m2/g
0-8.0
なし
ZORBAXCN
70Å
300m2/g
2.0-7.0
あり
7%
ZORBAXNH2
70Å
300m2/g
2.0-7.0
あり
4%
2
4.3%
オクチルフェノキシエタノール表面活性剤 (n=10)の高分離,
ZORBAXCN
カラム:
ZORBAXCN
880952-705
4.6x250mm,5µm
移動相:
第 1:ヘプタン
第 2:2-メトキシエタノール/イソプロパノール (50/50)
流量:
2mL/min
グラジエント:
温度:
10分で 2~ 20%第 2移動相、20%で直線保持
50°C
検出器:
278nm
サンプル:
オクチルフェノキシ (ポリエチレンオキシ)
エタノール界面活性剤 (n=10)
0
5
10
15
Time (min)
20
LCNP001
www.agilent.com/chem/jp
63
分析 HPLC用カラム
ZORBAXRx-SILが基材の順相カラム
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
Rx-SIL
USPL3
Eclipse
XDB-CN
USPL10
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
セミ分取
9.4x250
5
880975-201
アナリティカル
4.6x250
5
880975-901
990967-905*
993967-905*
アナリティカル
4.6x150
5
883975-901
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
4.6x100
1.8
828975-901
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
4.6x50
1.8
827975-901
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
3.0x100
1.8
828975-301
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
3.0x50
1.8
827975-301
ナローボア
2.1x150
5
883700-901
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
2.1x100
1.8
828700-901
ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar
2.1x50
1.8
827700-901
ガードカートリッジ、2個
9.4x15
5
820675-119
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-919
820950-935
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
821125-919
821125-935
ガードハードウェアキット
0
840140-901
ガードハードウェアキット
0
820888-901
877250-101
993700-905*
ガードカラム (ハードウェアが必要)
820888-901
PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要)
PrepHTカートリッジ
21.2x250
7
PrepHTカートリッジ
21.2x250
7
17x7.5
5
PrepHTエンドフィッティング、2個
PrepHTガードカートリッジ、2個
820400-901
ガードカートリッジハードウェアキット
820212-919
820444-901
*これらのカラムは逆相溶媒を充てんした状態で出荷されます。イソプロパノールで洗浄してから順相溶媒を使うようにしてください。これらのカラムは HILICモード
でも使用できます。
64
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
ZORBAXOriginalSILが基材の順相カラム
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
SIL
USPL3
CN
USPL10
NH2
USPL8
糖分
分析
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
セミ分取
9.4x250
5
880952-201
880952-205
880952-208
アナリティカル
4.6x250
5
880952-701
880952-705
880952-708
840300-908*
アナリティカル
4.6x150
5
883952-701
883952-705
883952-708
843300-908*
ナローボア
2.1x50
5
ガードカートリッジ、2個
9.4x15
5
820675-119
820675-111
820675-111
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
5
820950-901
820950-905
820950-908
ガードカートリッジ、4個
2.1x12.5
5
860700-708
ガードカラム (ハードウェアが必要)
ガードハードウェアキット
ガードハードウェアキット
0
840140-901
840140-901
840140-901
820888-901
820888-901
820888-901
877952-101
877952-105
877952-108
820400-901
820400-901
820400-901
820950-908*
820888-901*
PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要)
PrepHTカートリッジ
21.2x250
7
PrepHTエンドフィッティング、2個
PrepHTガードカートリッジ、2個 17x7.5
5
ガードカートリッジハードウェアキット
*これらのカラムは逆相溶媒を充てんした状態で出荷されます。イソプロパノールで洗浄してから順相溶媒を使うようにしてください。これらのカラムは HILICモード
でも使用できます。
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65
分析 HPLC用カラム
ZORBAXHILICPlus
• 低分子の極性分析対象成分に対して優れた保持
• EclipsePlusシリカをベースにし、優れたピーク形状を実現
• LC/MSアプリケーションで高い感度を実現
• EPAメソッド 1694に推奨
AgilentZORBAXHILICPlusカラムは、
親水性相互作用クロマトグラフィ (HILIC)アプリケー
ションで使用するためのカラムです。HILICは、通常は極性の小さい化合物の保持と分
解に使用されます。HILICPlusカラムは、ZORBAXEclipsePlusカラムで使用される高性能
シリカに基づく非結合シリカカラムです。このシリカは、優れたピーク形状を実現
し、多くの極性塩基性分析対象成分に不可欠です。これらのカラムは、一般に HILIC分
離に必要な広範囲の平衡化を削減するために、出荷時には HILICモード (アセトニトリ
ル :水を含む)で使用するように前処理されています。HILICPlusカラムは、高分離用の
3.5µm 粒子径と、質量分析計または標準 UV 検出器に対応するための内径 2.1 および
4.6mmが用意されています。
カラム仕様
結合相
ポアサイズ
表面積
pH範囲
非結合シリカ
95Å
160m2/g
0-8.0
仕様は代表的な値のみを表しています。
66
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分析 HPLC用カラム
ZORBAXHILICPlusカラムでの EPA1694のグループ 4の分離
カラム:
ZORBAXHILICPlus
959793-901
2.1x100mm,3.5µm
移動相:
90%アセトニトリル:10%水
0.25mL/min
流量:
グラジエント: 7分で 55%アセトニトリルの直線グラジエント
55%に保持
温度:
25°C
シメチジン
メトホルミン
x102
1.00
0.95
0.90
0.85
0.80
0.75
0.70
0.65
0.60
0.55
0.50
0.45
0.40
0.35
0.30
0.25
0.20
0.15
0.10
0.05
0
アルブテロール
ラニチジン
x102
1.00
0.95
0.90
0.85
0.80
0.75
0.70
0.65
0.60
0.55
0.50
0.45
0.40
0.35
0.30
0.25
0.20
0.15
0.10
0.05
0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
5.5
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5
9.0
9.5
10.0 10.5 11.0 11.5 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0 15.5 16.0 16.5 17.0 17.5 18.0 18.5 19.0 19.5 20.0 20.5 21.0 21.5 22.0 22.5 23.0 23.5 24.0 24.5
EPA1694
カラム USCJP0004を用いて2回分析。分析間の平衡化時間は10分。
ZORBAXHILICPlus
説明
ZORBAXHILICPlus
寸法(mm)
4.6x100
粒子径 (µm)
部品番号
3.5
959961-901
ZORBAXHILICPlus
4.6x50
3.5
959943-901
ZORBAXHILICPlus
2.1x100
3.5
959793-901
ZORBAXHILICPlus
2.1x50
3.5
959743-901
www.agilent.com/chem/jp
67
分析 HPLC用カラム
ZORBAX メソッド開発キット
アジレントは、迅速なメソッド開発を可能にするキットをお求めやすい価格で提供し
ています。各キットには 3本のカラムが含まれています。6つの新しいキットが追加さ
れました。Agilent自動メソッド開発 LC用に推奨します。キットには、さまざまな結合相
のラピッドレゾリューション HT(1.8µm) カラムを含むものと、さまざまな結合相のラ
ピッドレゾリューション (3.5µm)カラムを含むものがあり、いずれもメソッド最適化を
簡単に行うことができます。これらのキットには、広範囲の化合物に対して優れた
ピーク形状と最適な性能が得られる EclipsePlusファミリカラムが含まれています。
選択性を最適化するための RRHTメソッド選択性開発キット
EclipsePlusPhenyl-Hexyl
959741-912
2.1x50mm,1.8µm
mAU
20
10
0
0.5
EclipsePlusC18
959741-902
2.1x50mm,1.8µm
1
1.5
2
2.5
3
3.5
min
1.5
2
2.5
3
3.5
min
1.5
2
2.5
3
3.5
mAU
20
10
0
0.5
Bonus-RP
827768-901
2.1x50mm,1.8µm
mAU
20
10
0
0.5
1
min
RRHT_MDEV
EclipsePlusPhenyl-hexylカラムのみがすべての成分を分離できました。
68
www.agilent.com/chem/jp
分析 HPLC用カラム
ZORBAXメソッド開発キット
3本のカラムをキット化
説明
部品番号
ラピッドレゾリューション HT(RRHT)選択性メソッド開発キット、内径 2.1mm
2.1x50mm、1.8µm、600barカラム:EclipsePlusC18、EclipsePlusPhenyl-Hexyl、BonusRP各 1 本を含む
5190-1431
ラピッドレゾリューション HT(RRHT)pH選択性メソッド開発キット、内径 2.1mm
2.1x50mm、1.8µm、600barカラムを含む:EclipsePlusC18、SB-C18、Extend-C18
各 1 本を含む
5190-1432
ラピッドレゾリューション HT(RRHT)選択性メソッド開発キット、内径 4.6mm
4.6x50mm、1.8µm、600barカラム:EclipsePlusC18、EclipsePlusPhenyl-Hexyl、BonusRP 各 1 本を含む
5190-1433
ラピッドレゾリューション HT(RRHT)pH選択性メソッド開発キット、内径 4.6mm
4.6x50mm、1.8µm、600barカラム:EclipsePlusC18、SB-C18、Extend-C18 各 1 本を
5190-1434
ラピッドレゾリューション選択性メソッド開発キット、内径 4.6mm
4.6x100mm、3.5µmカラム:EclipsePlusC18、EclipsePlusPhenyl-Hexyl、Bonus-RP
各 1 本を含む
5190-1435
ラピッドレゾリューション pHメソッド開発キット、内径 4.6mm
4.6x100mm、3.5µmカラム:EclipsePlusC18、SB-C18、Extend-C18 各 1 本を含む
5190-1436
含む
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69
分析 HPLC用カラム
ZORBAXメソッドバリデーションキット
ZORBAXメソッドバリデーションキットは、同じ種類 HPLCカラム (結合相、粒子径、コ
ンフィグレーション) を別製造ロットから入手する必要があるお客様に提供されてい
ます。別のロットのカラムを依頼するには、以下の手順でアジレントまたは担当販売
店にお問い合わせください。
• バリデーションキット (別ロットのカラム) をご請求ください (部品番号 899999-888
をお使いください)。
• 使用中のカラムの部品番号をご指定ください。
• 使用中のカラムのロット番号をご指定ください。
• 別ロットから入手したいカラムの本数をご指定ください (例:現在、1本のカラムを所
有し、別ロットから 2本追加したい)
• 納期については担当営業にお問い合わせください。担当者から回答させていただき
ます。カスタムカラムの納期は、ロットの状況によって変わります。
HPLC カスタムカラムの発注方法
カタログに載っていないカスタムカラムも次の手順で簡単に発注いただけます。
ヒントとテクニック
カスタム LCカラムのご注文は、担当営
業/販売店までご連絡ください。
• カスタムカラム見積書 (SPQ)を請求してください (部品番号 899999-999をお使いくだ
さい)。
• カラム径 (例:4.6x50mm)、結合相の種類 (例:StableBondC3)、粒子径 (例:5µm)、ポア
サイズ (例:80Å)をご指定ください。
• 納期については担当営業にお問い合わせください。担当者から回答させていただき
ます。カスタムカラムの納期は、ロットの状況によって変わります。
カスタムカラムは標準のカラムに対して、最小限の追加料金で価格設定されています。
70
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分析 HPLC用カラム
ZORBAXイオン交換カラム –SAX、SCX
• 堅牢な ZORBAXシリカをベースとした ZORBAXSAXと 300SCXカラム
• pH2~ 7の範囲で安定
• 高い効率、高速分離を提供
• 有機移動相溶媒に対応
AgilentZORBAX強イオン交換カラムは、
強陰イオン交換 (SAX)と強陽イオン交換 (300SCX)
カラムの両方を用意しています。最も効率性が高くなるようにそれぞれのカラムには
結合済み 5µm 球状 シリカ粒子が充てんされています。
ZORBAXSAX充てん剤には第 4級アミンが結合されています。この充てん剤の製造には
三官能基有機シラン試薬が使用されており、水系移動相に対する安定性が最大化され
ています。本カラムは、芳香族/脂肪族カルボン酸やスルホン酸など、水溶性化合物
の分離に理想的です。
ZORBAXSCX充てん剤には芳香族スルホン酸基に結合されたポアサイズ 300Åのシリカ
粒子が使用されています。このカラムは塩基性の水溶性化合物や生体分子の分離に使
用します。
カラム仕様
結合相
ポアサイズ
表面積
最大圧力
70Å
300m2/g
pH範囲
2.0-7.0
機能
ZORBAXSAX
第 4級アミン
350bar
ZORBAX
300SCX
300Å
50m2/g
2.0-7.0
スルホン酸
350bar
仕様は代表的な値のみを表しています。
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71
分析 HPLC用カラム
1
咳止め薬 -ZORBAX300SCX
カラム:
ZORBAX300SCX
880952-704
4.6x250mm,5µm
移動相:
100mMNaH2PO4 (pH6.5)
流量:
3mL/min
温度:
20°C
検出器:
サンプル:
1.
ピリラミン
2.
テオフィリン
3.
グリセリルグアイアコラート
210nm
4.
カフェイン
風邪薬
5.
フェニレフリン
2
3
0
4
5
2
4
Time (min)
LCIE001
ZORBAXイオン交換カラム –SAX、SCX
説明
寸法(mm)
セミ分取
9.4x250
アナリティカル
4.6x250
アナリティカル
SAX
300SCX
5
880952-203
880952-204
5
880952-703
880952-704
4.6x150
5
883952-703
883952-704
アナリティカル
4.6x50
5
846952-704
ソルベントセーバ
3.0x50
5
860700-304
ナローボア
2.1x150
5
883700-704
ナローボア
2.1x50
5
ガードカートリッジ、4個
4.6x12.5
6
ガードハードウェアキット
72
粒子径 (µm)
www.agilent.com/chem/jp
860700-704
820950-903
820950-904
820888-901
820888-901
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ハイスループット分析からキャピラリ、分取分析まで、
再現性の高い結果を提供
どれだけ多くのサンプルがあっても、非常に複雑なサンプルでも、さまざまなカラム
やコンフィグレーションをテストする時間を無駄にせず、再現性の高い結果を実現で
きるでしょう。
以下のカラムファミリは、特定のアプリケーションや分取の課題に対して優れた性能
を提供します。
• 新製品 ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition (RRHD) 1.8 µm カラム – Agilent
1290 Infinity LC 等の UHPLC で使用するために最大 120 MPa (1200 bar) での安定性を実
現します。複雑なサンプルの高速、高分離を実現するために、50、100、150 mm の長
さが用意されています。
• ラインナップが増えた ZORBAX ラピッドレゾリューション (3.5 µm) およびラピッドレ
ゾリューションハイスループット (1.8 µm) カラム – 分解能を落とさずに高速分析を
実現し、生産性を高めます。Eclipse Plus、Eclipse XDB、StableBond、他の ZORBAX 結合相
も用意しています。
• ZORBAX ソルベントセーバカラム – 内径 4.6 mm のカラムで溶媒使用量を 50 % 削減し、
大部分の標準 HPLC や LC/MS 検出器と互換性があります。費用効率の高いアプリケー
ションに理想的です。
• アジレントの ZORBAX 分取カラム、分取カートリッジカラム、ガードカラムは、高純
度、高回収率、ハイスループットを実現するように設計されています。これらは、
幅広い選択性を備えており、メソッド開発の柔軟性を高めるためにさまざまな結合
相が用意されています。
• Ultron ES Chiral カラム – 2 つの補完的なタンパク質ベースのキラル固定相を持ち、光学
異性体分離用に最適です。医薬品分析アプリケーションに理想的です。
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73
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX ラピッドレゾリューション
High Definition 1.8 µm
• 1290 Infinity LC および他の UHPLC 機器で最適な結果を達成できる高圧 (120 MPa = 1200
bar) カラム
• 1.8 µm の粒子径により最高の分離能を実現
• 優れたピーク形状を実現する ZORBAX Eclipse Plus C18 と、選択性および低 pH での安定
性に優れた ZORBAX StableBond C18 を用意
• すべての LC に対応するために、同一の結合相を使用した 3.5 および 5 µm ZORBAX カラ
ムと同じ選択性を実現
ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition (RRHD) カラムは、ZORBAX 1.8 µm 粒子
カラムのラインナップを拡張したものです。この新しい RRHD カラムは、改良された充
てん処理を使用して、Agilent 1290 Infinity LC または他の UHPLC 機器で使用した場合に最
大 120 MPa (1200 bar) の安定性を実現します。RRHD 1.8 µm カラムは、非常に複雑なサン
プルの高速、高分解能 (真の High Definition) での分離を可能にするために、50、100、150
mm の長さが用意されています。
カラム仕様
160 m2/g
pH 範囲
2.0-9.0
エンド
キャップ
あり
80Å
180 m2/g
1.0-8.0*
なし
80Å
180 m2/g
1.8-8.0*
なし
結合相
ポアサイズ
表面積
ZORBAX Eclipse Plus C18
95Å
ZORBAX SB-C18
ZORBAX SB-C8
*StableBond カラムは低 pH で最高の性能を発揮するように設計されています。シリカを基材とするカラムを
pH 6 ~8 の範囲で最高の安定性にて使用するには、40 °C未満の使用温度、0.01 ~ 0.02 M の範囲の低濃度緩
衝液を使用します。pH 6 ~ 8 では、Eclipse Plus C18 カラムを選択してください。
74
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特殊アプリケーション用 HPLC カラム
RRHD カラムを用いたカンゾウの分離
カラム A:
ZORBAX RRHD SB-C18
857700-902
2.1 x 50 mm, 1.8 µm
カラム B:
858700-902
2.1 x 100 mm, 1.8 µm
カラム C:
859700-902
2.1 x 150 mm, 1.8 µm
移動相:
流量:
10 ~ 100% B /30 分
A :0 .1 % ギ酸 (fa)
B : アセトニトリル、0.1 % fa
F = 0.4 mL/min
グラジエント:
各カラムとも 30 分のグラジエント
温度:
室温
検出器:
280 nm UV
装置:
1290 Infinity LC
50 mm
7 ピーク
A
Rs: 0
mAU
200
150
100
50
0
2
0
2
4
6
8
10
12
4
14
16
18
min
100 mm
8 ピーク
B
Rs: 1.37
mAU
200
150
100
50
0
2
0
2
4
6
8
10
12
4
14
16
18
min
150 mm
9 ピーク
C
Rs: 2.40
mAU
200
150
100
50
0
2
0
2
4
6
8
10
12
4
14
6
16
18
min
RRHD_Licorice
www.agilent.com/chem/jp
75
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
RRHD カラムでの 1 分未満の分離
カラム:
ZORBAX RRHD SB-C18
857700-902
2.1 x 50 mm, 1.8 µm
グラジエント:
H2O (0.05 % トリフルオロ酢酸)/10 ~ 40 % ACN/1 分
温度:
60 °C
注入量:
0.5 µL x 100 ppm each
検出器波長:
275 nm
データレート:
160 Hz
3
mAU
500
0.5 分で 6 成分を分離
400
300
F = 2.0 mL/min
P = 975 bar
1
2
200
0.5 min 1.
6
100
5
4
0
0
.05
.1
.15
.2
.25
.3
.35
.4
.45
min
2-メチル-4-イソチアゾール-3-オン
2.
5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾール-3-オン
3.
カルベンダジム
4.
ベンゾイソチアゾール-3(2H)-オン
5.
2-フェノキシエタノール
6.
メチルパラベン
RRHDSub1m
高圧で使用できるラピッドレゾリューション HD カラム
(最大圧力:120 MPa = 1200 bar)
粒子径
Eclipse
Plus C18
USP L1
説明
寸法(mm)
ソルベントセーバ HD、
3.0 x 100
1.8
959758-302
SB-C18
USP L1
858700-302
3.0 x 50
1.8
959757-302
857700-302
2.1 x 150
1.8
959759-902
859700-902
859700-906
2.1 x 100
1.8
959758-902
858700-902
858700-906
2.1 x 50
1.8
959757-902
857700-902
857700-906
(µm)
SB-C8
USP L7
1200 bar
ソルベントセーバ HD、
1200 bar
ナローボア RRHD、
1200 bar
ナローボア RRHD、
1200 bar
ナローボア RRHD、
1200 bar
76
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特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX ラピッドレゾリューション
ハイスループット (RRHT) 1.8 µm
• 完全多孔質、粒子径 1.8 µm の充てん剤を用いた高耐圧 (60 MPa = 600 bar) のラピッド
レゾリューション HT カラムは、超高速、高分解能分析を可能にします。
• 精密に設計された粒子によって、
他の 2 µm 未満の素材より 25 % 低い圧力で最高の分
解能が得られます。
• 分析時間が最大 95 % 短縮されます。
• HPLC メソッドをより速やかに開発できます。
• 140 を超える RRHT カラムから選択できるため、従来のメソッドを問題なく移行でき
ます。
• 短いカラムで複雑なサンプルの分析をより高速に最大のピークキャパシティで行う
ことができます。
• 3.5、5、7 µm の粒子径に適合し、完全なメソッド拡張性を得ることができます。
• 短い (50 mm 以下) カラムを従来の LC で使用できます。
Agilent ZORBAX ラピッドレゾリューション HT (1.8 µm) カラムは、完全多孔質の 1.8 µm 粒
子を使用して、超高速分析と最大の分解能を実現します。長さ 250 mm のカラムと比較
すると、最大で 95 % まで分析時間を短縮できます。新しい高性能 ZORBAX Eclipse Plus と
StableBond、
Extend、
Bonus-RP) を含む 140 以上の RRHT
その他の ZORBAX カラム (Eclipse XDB、
カラムから選択でき、迅速なメソッド開発により、分解能を低減することなく小さい
粒子径への移行を可能にします。粒子径が小さいため、同じ長さの 3.5 µm カラムの 2 倍
の効率を得ることができ、その長さで最高の効率と分解能が達成されます。これによ
り、最高の分解能とピークキャパシティを維持した状態で、より短いカラムで複雑な
サンプルを分析できるようになります。1.8 µm ラピッドレゾリューション HT カラムは、
高速、高分解能 HPLC を新たなレベルに導きます。
この高耐圧カラムは、
耐圧の上限まで Agilent 1200 ラピッドレゾリューション LC で使用
できます。また、RRHT-1100 変換キットを使用して性能を最大限に引き出すことにより、
より短いカラムを Agilent 1200 や 1100 などの他の多くの LC でも使用できます。
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77
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
高速 LC 用 1100 シリーズ変換キット
これらのキットを使うと、バイナリポンプ付きの Agilent 1100 システムを RRHT LC カラ
ム用の低容量システムに簡単に変換できます。各キットには、全キャピラリ、フロー
セル、スタータカラム、システム変換に関する詳細な説明があります。注 :標準メ
ソッドとカラム用に変換された 1100 を使用できます。
キット選択
説明
部品番号
可変波長検出器 (VWD) 用
カラム:4.6 x 50 mm、1.8 µm (3)
VWD 用フローセル、5 µl キャピラリ、µ-LC インライン
フィルタ
5188-5323
ダイオードアレイ検出器
(DAD および DAD SL) および
多波長検出器 (MWD) 用
5188-5324
カラム:4.6 x 50 mm、1.8 µm (2)
DAD 用フローセル、5 µl キャピラリ、µ-LC インライン
ダイオードアレイ検出器と
マススペクトル用
カラム:2.1 x 50 mm、1.8 µm (2)
DAD 用フローセル、1.7 µl キャピラリ、ZDV ユニオン
フィルタ
ラピッドレゾリュ―ション HT:最大 20 倍の高速化
カラム A:
ZORBAX SB-C18
827700-902
2.1 x 50 mm, 1.8 µm
カラム C:
ZORBAX SB-C18
827700-902
2.1 x 50 mm, 1.8 µm
グラジエント:
流量:
1. C3-アルキルフェノン
1
2. C4-アルキルフェノン
4
2
A
3
5
3. C5-アルキルフェノン
6
7
カラム B:
移動相:
78
ZORBAX SB-C18
883975-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
温度:
A : 40 °C
B : 40 °C
C : 95 °C
検出器:
UV 254 nm
サンプル:
アルキルフェノン
8
4. C6-アルキルフェノン
9
5. C7-アルキルフェノン
0
2
4
6
Time (min)
8
6. C8-アルキルフェノン
10
7. C9-アルキルフェノン
4
B
0
2
1
A : H2O
B : ACN
0.0 分 50% B
A : 11 分 100%B
B : 1.2 分 100%B
C : 0.4 分 100%B
A : 1.2 mL/min
B : 1.0 mL/min
C : 2.4 mL/min
5188-5328
0.2
0.4
8. C10-アルキルフェノン
3
5
0.6
Time (min)
9. C12-アルキルフェノン
6
7
0.8
8
9
1.0
4
C
0
1
2
3
0.2
Time (min)
www.agilent.com/chem/jp
5
6
7
8
9
0.4
LCRR001
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
RRHT は、ラピッドレゾリューションカラムの 2 倍の効率です
カラム A:
カラム B:
移動相:
ZORBAX SB-C18
835975-902
4.6 x 50 mm, 3.5 µm
ZORBAX SB-C18
827975-901
4.6 x 50 mm, 1.8 µm
流量:
25% 水、75% MeOH
1.5 mL/min k Values
温度:
室温
検出器:
254 nm
この図は、ラピッドレゾリューション HT カ
ラムが同じカラム長の 3.5 µm のカラムの 2
倍の効率に達することを示しています。こ
の高効率は、高分離、ハイスループット分
析に使用できます。
段数 (N)
A
2
段数 (N)
1.
3476
1.
6560
2.
4585
2.
8958
3.
5673
4.
6180
B
3.
11508
4.
12266
2
3
4
1
0
3
1.
ウラシル
2.
フェノール
3.
4- クロロニトロベンゼン
4.
トルエン
4
1
0.0
1
Time (min)
0.5
Time (min)
1.0
LCRR002
RRHT カラムによるピーク負荷の増加
カラム A:
カラム B:
移動相:
Eclipse XDB-C8
928700-906
2.1 x 100 mm, 1.8 µm
Eclipse XDB-C18
961753-902
2.1 x 100 mm, 3.5 µm
A : H2O
B : ACN
A
mAU
120
100
80
60
40
20
0
1
1
11
0
2
4
ピ ー ク キ ャ パ シ A : 461
B : 343
ティ:
流量:
0.5 mL/min
グラジエント:
温度:
0.0 分 - 50% B
20.0 分 - 100% B
40 °C
検出器:
UV 254 nm
サンプル:
アルキルフェノン
B
mAU
100
1
80
6
8
10
12
Time (min)
14
16
18
1. ウラシル
2. C3-アルキルフェノン
6. C7-アルキルフェノン
3. C4-アルキルフェノン
8. C9-アルキルフェノン
4. C5-アルキルフェノン
9. C10-アルキルフェノン
5. C6-アルキルフェノン
10. C12-アルキルフェノン
7. C8-アルキルフェノン
11. C14-アルキルフェノン
60
11
40
20
0
0
2
4
6
8
10
12
Time (min)
14
16
18
LCRR004
www.agilent.com/chem/jp
79
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
分析時間を大幅に短縮する RRHT カラム
カラム A:
Eclipse XDB-C18
990967-902
4.6 x 250 mm, 5 µm
カラム B:
Eclipse XDB-C18
963967-902
4.6 x 150 mm, 3.5 µm
カラム C:
Eclipse XDB-C18
966967-902
4.6 x 75 mm, 3.5 µm
カラム D:
ZORBAX Eclipse XDB-C18
935967-902
4.6 x 50 mm, 3.5 µm
カラム E:
Eclipse XDB-C18
925975-902
4.6 x 50 mm, 1.8 µm
移動相:
73% MeOH:27% 20 mM
リン酸緩衝液、pH 7.0
流量:
1 mL/min
温度:
室温
検出器:
254 nm
A
1
2
B
1
5
2
1
5
2
D
3
1
2 3 4
1
E
0
5
5
2
3 4
6
4
6
5
7
6
7
6
4
3
C
4
3
7
7
1.
ウラシル
2.
ナプロキセン
3.
メファナム酸
4.
ブチルパラベン
5.
プロプラノロール
6.
ナフタレン
7.
フタル酸ジプロピル
6 7
2
4
6
Time (min)
8
10
12
LCRR003
この図は、ラピッドレゾリューション HT カラムを使うことによって分析時間を劇的に短縮できることを示すものです。クロマトグラム A では、長さ 25cm、
内径 5µm のカラムで分離が 11.5 分かかったことを示しています。クロマトグラム B、C で示されているラピッドレゾリューションカラム (3.5 µm) では、分離をほ
とんど変えることなく、分析時間は大幅に短縮されていることを示しています。ラピッドレゾリューション HT カラムでは分析時間が 2.2 分にまで短縮されて
おり、この時間は分析時間の 80%にあたります。しかも、ベースライン分離は保たれたままです。
80
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特殊アプリケーション用 HPLC カラム
高温でも長寿命な RRHT カラム
ZORBAX SB-C18
827700-902
2.1 x 50 mm, 1.8 µm
移動相:
A : 60 % H2O
B : 40% ACN
流量:
1 mL/min
温度:
80 °C
検出器:
UV 254 nm
サンプル:
QC Test Mix
Plates
12000
10000
8000
6000
4000
2000
0
1
499
718
853
988
1153
1305
1506
1641
1776
1911
2046
2181
2319
2508
2643
2778
2913
3085
3220
3468
3603
3738
3887
4054
4189
4324
4537
4756
4892
5033
5201
カラム:
Injection Number
LCRR005
効率の比較 - RRHT (1.8 µm) と
ラピッドレゾリューション (3.5 µm) カラム
カラム長
分離能力
分離能力
N (3.5 µm)*
N (1.8 µm)
高分離
150
21,000
32,500
100
14,000
24,000
75
10,500
17,000**
50
7000
12,000
30
4200
6000
20
—
3500
15
2100
2500
超高速
分解能 a N1/2
*同じ長さの 5 µm HPLC カラムは 40% 少ない段数 (N 値) になります。内径 4.6 mm
**カスタムカラムとして入手可能
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81
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
高圧用ラピッドレゾリューション HT カラム (最大圧力: 600 bar、9000 psi)
粒子径
Eclipse
Plus C18
USP L1
Eclipse
Plus C8
USP L7
Eclipse Plus
Phenyl-Hexyl
USP L11
Eclipse
PAH
USP L1
Eclipse
XDB-C18
USP L1
959964-906
959964-912
959964-918
928975-902
Eclipse
XDB-C8
USP L7
Extend-C18
USP L1
説明
寸法(mm)
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600 bar
4.6 x 150
1.8
959994-902
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600 bar
4.6 x 100
1.8
959964-902
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600 bar
4.6 x 75
1.8
959951-902
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600 bar
4.6 x 50
1.8
959941-902
959941-906
959941-912
959941-918
927975-902
927975-906
727975-902
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600 bar
4.6 x 30
1.8
959931-902
959931-906
959931-912
959931-918
924975-902
924975-906
724975-902
ラピッドレゾリュ―
ション HT、600 bar
4.6 x 20
1.8
926975-902
926975-906
726975-902
ソルベントセーバ
HT、600 bar
3.0 x 100
1.8
959964-302
959964-306
959964-312
928975-302
ソルベントセーバ
HT、600 bar
3.0 x 50
1.8
959941-302
959941-306
959941-312
927975-302
927975-306
727975-302
ソルベントセーバ
HT、600 bar
3.0 x 30
1.8
924975-302
924975-306
724975-302
ソルベントセーバ
HT、600 bar
3.0 x 20
1.8
926975-302
926975-306
726975-302
ナローボア RRHT、
2.1 x 150
1.8
959794-902
2.1 x 100
1.8
959764-902
959764-906
959764-912
959764-918
928700-902
928700-906
728700-902
2.1 x 50
1.8
959741-902
959741-906
959741-912
959741-918
927700-902
927700-906
727700-902
2.1 x 30
1.8
959731-902
959731-906
959731-912
924700-902
924700-906
724700-902
2.1 x 20
1.8
926700-902
926700-906
726700-902
(µm)
728975-902
728975-302
600 bar
ナローボア RRHT、
600 bar
ナローボア RRHT、
600 bar
ナローボア RRHT、
600 bar
ナローボア RRHT、
600 bar
82
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特殊アプリケーション用 HPLC カラム
高圧用ラピッドレゾリューション HT カラム (最大圧力: 600 bar、9000 psi)
粒子径
SB-CN
USP L10
ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 150
ン HT、600 bar
1.8
SB-C18
USP L1
829975-902
ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 100
ン HT、600 bar
1.8
828975-902
ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 75
ン HT、600 bar
1.8
ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 50
ン HT、600 bar
1.8
827975-901
827975-906
827975-912
827975-905
827975-914
ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 30
ン HT、600 bar
1.8
824975-902
824975-906
824975-912
824975-905
824975-914
ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 20
ン HT、600 bar
1.8
826975-902
826975-906
ソルベントセーバ HT、
3.0 x 150
1.8
829975-302
829975-306
829975-312
829975-305
3.0 x 100*
1.8
828975-302
828975-306
828975-312
828975-305
3.0 x 50
1.8
827975-302
827975-306
827975-312
827975-305
3.0 x 30
1.8
824975-302
824975-306
3.0 x 20
1.8
826975-302
826975-306
ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 150
1.8
820700-902
820700-906
820700-912
820700-905
ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 100
1.8
828700-902
828700-906
828700-912
ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 50
1.8
827700-902
827700-906
ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 30
1.8
824700-902
824700-906
ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 20
1.8
826700-902
826700-906
説明
寸法(mm)
(µm)
SB-C8
USP L7
829975-906
SB-Phenyl
USP L11
829975-912
829975-905
SB-Aq
829975-914
828975-906
828975-912
828975-905
828975-914
Rx-SIL
USP L3
Bonus-RP
USP L60
828975-901
828668-901
830975-906
830668-901
827975-901
827668-901
828975-314
828975-301
828668-301
827975-314
827975-301
827668-301
828700-905
828700-914
828700-901
828768-901
827700-912
827700-905
827700-914
827700-901
827768-901
824700-912
824700-905
824700-914
600 bar
ソルベントセーバ HT、
600 bar
ソルベントセーバ HT、
600 bar
ソルベントセーバ HT、
824975-305
600 bar
ソルベントセーバ HT、
600 bar
*SB-C3 (部品番号 828975-309) でも使用できます。
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83
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ラピッドレゾリューション HT カラムおよびカートリッジ (最大圧力: 400 bar、6000 psi)
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
ラピッドレゾリュ―ション HT
4.6 x 50
粒子径
(µm)
1.8
1.8
1.8
1.8
ラピッドレゾリューション HT、3 個 4.6 x 50
ナローボア RRHT
2.1 x 50
ナローボア RRHT、3 個
2.1 x 50
Eclipse
XDB-C18
USP L1
Eclipse
XDB-C8
USP L7
SB-C18
USP L1
SB-C8
USP L7
Extend-C18
USP L1
922975-902
922975-906
922975-902
822975-906
722975-902
922975-932
922975-932
922700-902
922700-902
922700-932
922700-932
ラピッドレゾリューション HT カートリッジ (ハードウェアキット 820555-901 が必要)
ラピッドレゾリューション HT カー
トリッジ
4.6 x 50
1.8
925975-902
825975-902
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ、3 個
4.6 x 50
1.8
925975-932
825975-932
ラピッドレゾリューション HT カー
トリッジ
2.1 x 50
1.8
925700-902
825700-902
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ、3 個
2.1 x 50
1.8
925700-932
825700-932
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ
4.6 x 30
1.8
923975-902
823975-902
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ、3 個
4.6 x 30
1.8
923975-932
823975-932
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ
2.1 x 30
1.8
923700-902
823700-902
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ、3 個
2.1 x 30
1.8
923700-932
823700-932
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ
4.6 x 15
1.8
921975-902
821975-902
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ、3 個
4.6 x 15
1.8
921975-932
821975-932
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ
2.1 x 15
1.8
921700-902
821700-902
ラピッドレゾリューション HT
カートリッジ、3 個
2.1 x 15
1.8
921700-932
821700-932
820555-901
820555-901
RR および RRHT カートリッジ用ハードウェアキット
84
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特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm
• メソッド開発のスタートに用いるカラムとして最適
• 分析時間と溶媒使用量を減らし、サンプルスループットを高めます
• 長さの短いカラムで高効率が得られます
• 分析カラム (4.6 mm) およびナローボア (内径 2.1 mm) を用意しています
• 5 µm カラムに匹敵する寿命を誇ります
ZORBAX ラピッドレゾリューションカラムは粒子径 3.5µm の充てん剤を使用していま
す。このカラムを使用した場合、5µm の充てん剤を使用しているカラムと比べると、
さまざまなアプリケーションで分析時間が短縮され、サンプルのスループットが増大
します。ラピッドレゾリューションカラムには長さ 15 ~ 150 mm、内径 1 ~ 4.6 mm の
ものがあり、ハイスループット分析、LC/MS、コンビナトリアルケミストリ、その他
の高速分析に最適な構成を選ぶことができます。ZORBAX ラピッドレゾリューションの
3.5 µm の粒子は機械的強度に優れているので、充てん状態が非常に安定しており 5 µm
カラムに匹敵する寿命を誇ります。ZORBAX ラピッドレゾリューションカラムは、大部
分の ZORBAX 結合相で利用することができます。
RR カラムは分解能を向上させ分析時間を短縮
1.
カフェイン
カラム A:
2.
ドキシラミン
3.
クロロフェニラミン
4.
トリプロリジン
カラム B:
ZORBAX Bonus-RP
883668-901
4.6 x 150 mm, 5 µm
1
4
ZORBAX Bonus-RP
866668-901
4.6 x 75 mm, 3.5 µm
カラム C:
ZORBAX Bonus-RP
861700-901
2.1 x 50 mm, 3.5 µm
移動相:
80% 25 mM NH4Ac、pH 5.5
20% ACN
1.5 mL/min
1.5 mL/min
0.3 mL/min
流量:
A
温度:
40 °C
検出器:
254 nm
2
3
0
B
1
2
3
4
Time (min)
5
C
1
4
1
4
2
2
3
3
ラピッドレゾリューション 3.5 µm カラムは、LC/MS に最適な
ナローボアタイプも用意しています。
0
6
1
2
Time (min)
3
0
1
2
Time (min)
LC3_501
www.agilent.com/chem/jp
85
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ラピッドレゾリューションカラムによるメソッド開発
カラム:
移動相:
ZORBAX SB-C18
866953-902
4.6 x 75 mm, 3.5 µm
1.
ジルチアゼム
2.
ジピリダモール
3.
ニフェジピン
A : 25 mM NaH2PO4、pH 3.0
B : MeOH
A : 20:80
A
B : 30:70
C : 40:60
4.
リドフラジン
5.
フルナリジン
流量:
2.0 mL/min
温度:
35 °C
検出器:
254 nm
B
1
2
C
1
1
3
5
23
5
4
2 3
4
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0
Time (min)
Time (min)
Time (min)
LC3_502
ラピッドレゾリューション 4.6 x 75 mm、3.5 µm カラムは、メソッド開発のスタートに用いるカラムとして好適です。カラムと移動相の組み合わせが目的の分離を
達成できるかどうか迅速に決定できます。
ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm Eclipse Plus カラム
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
ラピッドレゾリューション
4.6 x 150
ラピッドレゾリューション
4.6 x 100
ラピッドレゾリューション
4.6 x 75
ラピッドレゾリューション
4.6 x 50
ラピッドレゾリューション
4.6 x 30
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ナローボア RR*
2.1 x 150
ナローボア RR*
2.1 x 100
ナローボア RR*
2.1 x 50
ナローボア RR*
2.1 x 30
ガードカートリッジ、4 個
4.6 x 12.5
ガードカートリッジ、4 個
2.1 x 12.5
ガードハードウェアキット
粒子径 (µm)
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
5
5
0
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm
86
www.agilent.com/chem/jp
Eclipse
Plus C18
USP L1
Eclipse
Plus C8
USP L7
Eclipse Plus
Phenyl-Hexyl
USP L11
Eclipse
PAH
USP L1
959963-902
959963-906
959963-912
959963-918
959961-902
959961-906
959961-912
959961-918
959933-902
959933-906
959933-912
959943-902
959943-906
959943-912
959936-902
959936-906
959936-912
959963-302
959963-306
959963-312
959961-302
959961-306
959961-312
959763-902
959763-902
959763-912
959793-902
959793-906
959793-912
959743-902
959743-906
959743-912
959733-902
959733-906
959733-912
820950-936
820950-937
821125-936
821125-937
820888-901
820888-901
959943-918
959793-918
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm Eclipse XDB カラム
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
ラピッドレゾリューション
4.6 x 150
ラピッドレゾリューション
4.6 x 100
ラピッドレゾリューション
4.6 x 75
ラピッドレゾリューション
4.6 x 50
ラピッドレゾリューション
4.6 x 30
ラピッドレゾリューション
4.6 x 20
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ソルベントセーバプラス
3.0 x 75
ナローボア RR*
2.1 x 150
ナローボア RR*
2.1 x 100
ナローボア RR*
2.1 x 75
ナローボア RR*
2.1 x 50
ナローボア RR*
2.1 x 30
ナローボア RR*
2.1 x 20
マイクロボア RR*
1.0 x 150
マイクロボア RR*
1.0 x 50
マイクロボア RR*
1.0 x 30
マイクロボアガード、3 個
1.0 x 17
ガードカートリッジ、4 個
4.6 x 12.5
ガードカートリッジ、4 個
2.1 x 12.5
ガードハードウェアキット
粒子径 (µm)
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
5
5
5
0
Eclipse
XDB-C18
USP L1
Eclipse
XDB-C8
USP L7
Eclipse
XDB-Phenyl
USP L11
Eclipse
XDB-CN
USP L10
963967-902
963967-906
963967-912
963967-905
961967-902
961967-906
966967-902
966967-906
966967-912
935967-902
935967-906
935967-912
934967-902
934967-906
932967-902
932967-906
963954-302
963954-306
963954-312
961967-302
961967-306
961967-312
961967-905
966967-905
963954-305
966954-302
930990-902
930990-906
961753-902
961753-906
961753-905
966735-902
971700-902
971700-906
974700-902
974700-906
972700-902
972700-906
963600-902
963600-906
965600-902
965600-906
961600-902
961600-906
5185-5921
5185-5921
820950-925
820950-926
820950-927
820950-935
821125-926
821125-926
821125-926
821125-935
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm
www.agilent.com/chem/jp
87
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX ラピッドレゾリューション3.5µm StableBond カラム
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
ラピッドレゾリューション 4.6 x 150
ラピッドレゾリューション 4.6 x 100
ラピッドレゾリューション 4.6 x 75
ラピッドレゾリューション 4.6 x 50
ラピッドレゾリューション 4.6 x 30
ラピッドレゾリューション 4.6 x 20
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ソルベントセーバプラス
3.0 x 75
ナローボア RR*
2.1 x 150
ナローボア RR*
2.1 x 100
ナローボア RR*
2.1 x 75
ナローボア RR*
2.1 x 50
ナローボア RR*
2.1 x 30
ナローボア RR*
2.1 x 20
マイクロボア RR*
1.0 x 150
マイクロボア RR*
1.0 x 50
マイクロボア RR*
1.0 x 30
マイクロボアガード、3 個 1.0 x 17
ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5
ガードカートリッジ、4 個 2.1 x 12.5
ガードハードウェアキット
粒子径
(µm)
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
5
5
5
0
SB-C18
USP L1
SB-C8
USP L7
SB-CN
USP L10
SB-Phenyl
USP L11
863953-902
863953-906
863953-905
863953-912
863953-914
861953-902
861953-906
861953-905
861953-912
861953-914
866953-902
866953-906
866953-905
866953-912
866953-914
835975-902
835975-906
835975-905
835975-912
835975-914
834975-902
834975-906
832975-902
832975-906
863954-302
863954-306
863954-305
863954-312
861954-302
861954-306
861954-305
861954-312
861753-905
861753-912
SB-Aq
863954-314
861954-309
861954-314
866953-302
830990-902
830990-906
861753-902
861753-906
830990-914
861753-914
866735-902
871700-902
871700-906
874700-902
874700-906
872700-902
872700-906
863600-902
863600-906
865600-902
865600-906
861600-902
861600-906
5185-5920
5185-5920
820950-920
820950-915
820950-916
820950-917
820950-922
820950-933
821125-915
821125-915
821125-924
821125-915
821125-924
821125-933
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm
88
SB-C3
USP L56
www.agilent.com/chem/jp
871700-914
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm Rx、Bonus-RP、Extend-C18 カラム
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
ラピッドレゾリューション
4.6 x 250
ラピッドレゾリューション
4.6 x 150
ラピッドレゾリューション
4.6 x 100
ラピッドレゾリューション
4.6 x 75
ラピッドレゾリューション
4.6 x 50
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ナローボア RR*
2.1 x 150
ナローボア RR*
2.1 x 100
ナローボア RR*
2.1 x 50
マイクロボア RR*
1.0 x 150
マイクロボア RR*
1.0 x 50
マイクロボア RR*
1.0 x 30
マイクロボアガード、3 個
1.0 x 17
ガードカートリッジ、4 個
4.6 x 12.5
ガードカートリッジ、4 個
2.1 x 12.5
ガードハードウェアキット
粒子径 (µm)
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
3.5
5
5
5
0
Rx-C18
USP L1
Rx-C8
USP L7
Bonus-RP
USP L60
884950-577
Extend-C18
USP L1
863967-902
863953-906
863668-901
763953-902
861967-902
861953-906
864668-901
764953-902
866967-902
866953-906
866668-901
766953-902
735953-902
863967-302
863954-306
863668-301
763954-302
861967-302
861954-306
864668-301
764953-302
830990-906
863700-901
861753-906
861768-901
761753-902
861700-901
735700-902
863608-901
763600-902
865608-901
765600-902
861608-901
761600-902
861767-902
5185-5922
5185-5923
820950-914
820950-913
820950-928
820950-930
821125-915
821125-915
821125-928
821125-930
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm
www.agilent.com/chem/jp
89
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX ソルベントセーバ
• 内径 4.6 mm のカラムと比較して、移動相の使用量と廃液生成を 60 % 削減します。
• シグナル/ノイズ比 (S/N 比) が 2~ 3 倍向上
• 中程度の流量で LC/MS 性能を最大限に発揮
• 一般的な従来型の LC 機器構成でも修正を加えずに使用可能
• 粒子径 1.8、3.5、5 µm を提供
Agilent ZORBAX ソルベントセーバカラムの内径は 3.0 mm です。これは、内径 4.6 mm の
カラムよりも溶媒使用量を 50 % 減らします。ソルベントセーバカラムは、LC/MS にも
理想的です。0.5 mL/min の一般的な流量で、これらのカラムはほぼすべての LC インタ
フェースに対応しています。これらのカラムは、内径 4.6 mm のカラムより感度が 2 ~
3 倍高まります。ソルベントセーバカラムは、従来型の HPLC 機器で使用でき、費用効
率の高い分析を行うのに適した選択肢です。
ソルベントセーバカラムは溶媒使用量と廃棄量を 60 % 削減
カラム A:
ZORBAX SB-C18
883975-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
カラム B:
ZORBAX SB-C18
883975-302
3.0 x 150 mm, 5 µm
移動相:
温度:
サンプル:
20% ACN:80% 0.2 M Na2HPO4
+ 0.1 M クエン酸、pH 2.6
室温
溶媒消費量が少ないため、
A
抗菌剤
廃液量も減少
1
B
1.
スルファメラジン
2.
フラゾリドン
3.
オキソリン酸
4.
スルファジメトキシン
5.
スルファキノキサリン
6.
ナリジクス酸
1
4
4
内径 4.6 mm および 3.0 mm のカラムを使用
した抗菌剤の分離例では、装置には変更を
加えずカラムをソルベントセーバカラムに
代えただけで、溶液使用量が 50 % 減ったこ
とが示されています。これは分析コストの
大幅な削減を意味します。
6
6
2
3
0
2
3
5
Time (min)
40
0
5
Time (min)
40
LCSS001
90
www.agilent.com/chem/jp
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
RRHT カラムとソルベントセーバカラムの使用による溶媒の削減:
ダイエットソーダ
カラム A:
Eclipse Plus C18
959993-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
F = 1.0 mL/min (P = 96 bar)
カラム B:
ソルベントセーバ HT、600 bar
Eclipse Plus C18
959941-302
3.0 x 50 mm, 1.8 µm
F = 0.43 (P = 181 bar)
移動相:
温度:
A : 200 mM リン酸塩
B : アセトニトリル
A : B (79:21)
25 °C
検出器:
UV 220 nm、16、ref = 420、20
フローセル:
流量:
3 mm、2 µL
1s
注入量 4.6 では 3 µL、3.0 では 1.5
装置:
1200SL
サンプル:
ろ過したダイエットソーダ 0.2 µm
11 mL/分析
1
A
移動相:
流量:
サッカリン
カフェイン
3.
アスパルテーム
4.
安息香酸
2
4
3
4
2
6
8
min
10
1.6 mL/分析
B
溶媒使用量を 85% 削減
2
3
4
RRHT_dietsoda
ソルベントセーバは LC/MS 分析に理想的なカラムです
カラム:
1.
2.
ZORBAX SB-C18
861954-302
3.0 x 100 mm, 3.5 µm
A : 70% メタノール + 0.4% ギ酸
B : 30% 水 + 0.4% ギ酸
0.425 mL/min
A
LC-UV
mAU
検出器:
A : UV 254 nm
B : ポジティブイオン APCI
C : ポジティブイオンエレクトロスプレー
サンプル:
ステロイド
1
0
B
標準流量が 0.5 mL/min であるソルベントセーバカラムでは、
MS インタフェースをエレクトロスプレーから APCI に変更し
ても、カラムを変更せずにサンプルを評価、分析することが
でき、LC/MS 分析に理想的なカラムです。
2
トリアムシノロン
2.
ヒドロコルチゾン
3.
酢酸コルチゾン
4.
デオキシコルチコステロン
5.
ヒドロキシプロゲステロン
6.
プロゲステロン
4
2
140
120
100
80
60
40
20
0
1.
3
4
5
6
6
8
Time (min)
10
12
14
16
4
6
8
Time (min)
10
12
14
16
4
6
8
Time (min)
10
12
14
16
LC-APCI-MS
35000000
30000000
25000000
20000000
15000000
10000000
5000000
0
0
C
2
LC-ESI-MS
25000000
22500000
20000000
17500000
15000000
10000000
7500000
0
2
www.agilent.com/chem/jp
LCSS003
91
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX Eclipse Plus
説明
寸法(mm)
ソルベントセーバ
3.0 x 250
ソルベントセーバ
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 100
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 50
粒子径 (µm)
5
5
3.5
3.5
1.8
1.8
Eclipse
Plus C18
USP L1
Eclipse
Plus C8
USP L7
Eclipse Plus
Phenyl-Hexyl
USP L11
959993-302
959993-306
959963-302
959963-306
959963-312
959961-302
959961-306
959961-312
959964-302
959964-306
959964-312
959941-302
959941-306
959941-312
Eclipse
PAH
USP L1
959990-318
ZORBAX 80Å Eclipse XDB
説明
寸法(mm)
ソルベントセーバ
3.0 x 250
ソルベントセーバ
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ソルベントセーバプラス
3.0 x 75
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 100
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 50
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 30
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 20
粒子径 (µm)
5
5
3.5
3.5
3.5
1.8
1.8
1.8
1.8
Eclipse
XDB-C18
USP L1
Eclipse
XDB-C8
USP L7
Eclipse
XDB-Phenyl
USP L11
Eclipse
XDB-CN
USP L10
990967-302
990967-306
990967-312
990967-305
993967-302
993967-306
993967-312
993967-905
963954-302
963954-306
963954-312
963954-305
961967-302
961967-306
961967-312
966954-302
928975-302
928975-306
927975-302
927975-306
924975-302
924975-306
926975-302
926975-306
ZORBAX 80Å StableBond
説明
寸法(mm)
ソルベントセーバ
3.0 x 250
ソルベントセーバ
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ソルベントセーバ HD、1200 bar
3 x 100
ソルベントセーバ HD、1200 bar
3 x 50
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 150
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 100
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 50
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 30
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 20
92
粒子径
(µm)
5
5
3.5
3.5
1.8
1.8
1.8
1.8
1.8
1.8
1.8
SB-C18
USP L1
SB-C8
USP L7
SB-CN
USP L10
SB-C3
USP L56
SB-Phenyl
USP L11
SB-Aq
880975-302
880975-306
880975-305
880975-309
880975-312
880975-314
883975-302
883975-306
883975-305
883975-309
883975-312
883975-314
863954-302
863954-306
863954-305
863954-309
863954-312
863954-314
861954-302
861954-306
861954-305
861954-309
861954-312
861954-314
829975-302
829975-306
829975-305
828975-302
828975-306
828975-305
827975-302
827975-306
827975-305
824975-302
824975-306
824975-305
826975-302
826975-306
858700-302
857700-302
www.agilent.com/chem/jp
829975-312
828975-309
828975-312
828975-314
827975-312
827975-314
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX 300A StableBond
説明
寸法(mm)
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ソルベントセーバプラス
3.0 x 75
粒子径 (µm)
3.5
3.5
3.5
300SB-C18
USP L1
300SB-C8
USP L7
300SB-CN
USP L10
300SB-C3
USP L56
863974-302
863974-306
863974-309
863974-309
861973-306
866953-302
ZORBAX 80Å Bonus-RP および Rx
Bonus-RP
Rx-C18
USP L1
Rx-C8
USP L7
880668-301
880967-302
880975-306
883668-301
883967-302
883975-306
863668-301
863967-302
863954-306
864668-301
861967-302
861954-306
説明
寸法(mm) 粒子径 (µm) USP L60
ソルベントセーバ
3.0 x 250
ソルベントセーバ
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 100
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 50
5
5
3.5
3.5
1.8
1.8
828668-301
827668-301
ZORBAX 80Å Extend-C18
説明
寸法(mm)
ソルベントセーバ
3.0 x 250
ソルベントセーバ
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
ソルベントセーバプラス
3.0 x 50
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 100
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 50
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 30
ソルベントセーバ HT、600 bar
3.0 x 20
www.agilent.com/chem/jp
粒子径 (µm)
5
5
3.5
3.5
3.5
1.8
1.8
1.8
1.8
Extend-C18
USP L1
770450-302
773450-302
763954-302
764953-302
735954-302
728975-302
727975-302
724975-302
726975-302
93
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX PrepHT
• 分析スケールから分取スケールに簡単にスケールアップが可能
• 2000 mg までの高速分取分離
• 高効率性、高収率をもたらす 5 µm、7 µm の粒子径
• 取り付けやすいフィンガータイトコネクションシールにより、5000 psi/350 bar までの
圧力に対応できます
Agilent ZORBAX PrepHT カラムを使えば高純度、高回収率、ハイスループットも簡単に実
現できます。PrepHT カラムは、どのような状況下でも最適な分離能と試料負荷量を実現
するため、Eclipse XDB、StableBond、Bonus-RP、Extend-C18 といった豊富な種類の中から結
合相をお選びいただけます。
ZORBAX PrepHT カラムには 5 µm、7 µm の粒子径の充てん剤が詰められており、非常に高
い分離能をもたらします。この高い分離能は高い試料負荷量をもたらし、高い収率、
純度で化合物を分取することを可能にします。直径が大きく強度の高い ZORBAX 粒子は
100 mL/min までの流量を可能にし、スループットを高めます。
ZORBAX PrepHT カラムは分離能を落とすことなく分析スケールから分取スケールにす
ばやくスケールアップできるよう設計されています。複雑な分離目的に使用するサイ
ズの大きいカラム (内径 21.2 mm 以上、長さ 150 mm 以上) には、高い効率性と高い試料
負荷量のバランスを慎重に 検討した結果、7 µm の粒子径を選びました。
94
www.agilent.com/chem/jp
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
高純度、高回収率分析を実現する ZORBAX PrepHT カラム
サンプル:
抗狭心症薬
ZORBAX SB-C18 カラムを使ったマスベースの
Abundance (mAU)
フラクションコレクションは、各化合物で高
い純度、回収率を実現しています (資料番号
5988-7113EN のアプリケーションノート)。3 種
類の抗狭心剤の分離は一回の分析で成功し、
高い回収率、>90% の純度を得ることができま
した。分離の程度によっては、2000 mg までの
分離も可能です。
DMSO
0
1
1.
ニフェジピン
2.
ニモジピン
3.
ニソルジピン
2
3
4
Time (min)
1
2
5
3
DAD
6
7
MSD
Vial 2 – 343
Vial 1 – 347
Vial 3 – 389
8000000
6000000
4000000
2000000
0
1
2
3
4
Time (min)
5
6
7
LCPHT01
ニフェジピン
ニフモジピン
[mg]
[mg]
[mg]
フラクション 1 18.90
0.11
0.16
ニフェジピン純度
98.6%
フラクション 2 0.29
17.66
0.77
ニフモジピン純度
94.4%
フラクション 3 0.49
19.68
回収率 [mg]
1.66
18.36
ニフソルジピン純度
89.5%
19.43
19.29
回収率 [%]
102.0
101.9
101.3
www.agilent.com/chem/jp
ニフソルジピン
95
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
分析カラムから Prep ZORBAX SB-C18 カラムへのスケールアップ
流量
カラム
寸法
カラム 1
50 x 150 mm
(mL/min)
100
注入 (µL)
検出器セル
部品番号
2200
0.3 mm 石英製
カスタムカラム
カラム 2
21.2 x 150 mm
18
400
0.3 mm 石英製
877150-102
カラム 3
9.4 x 150 mm
3.5
80
0.3 mm 石英製
883975-202
カラム 4
4.6 x 150 mm
0.85
2.0
3 mm SST
883975-902
PrepHT へのスケールアップ
2
3500
3
1.
テオブロミン
2.
テオフィリン
3.
カフェイン
Abundance (mAU)
3000
2500
2000
Column 1
1500
1
Column 2
1000
Column 3
500
Column 4
0
0
2.5
5.0
7.5
10.0
12.5
Time (min)
15.0
17.5
20.0
LCPHT_ScaleUp
同じ 1100 ポンプを使用すると、分離能を低下させずに内径 4.6 mm から 50 mm へのスケール
アップが可能です。メソッドを再作成して調整する所要時間が短縮されるため、スループッ
トが向上します。
96
www.agilent.com/chem/jp
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX PrepHT 80ÅStableBond (ハードウェア 820400-901 が必要)
ハード
ウェア
SB-C18
USP L1
SB-C8
USP L7
SB-Aq
SB-CN
USP L10
SB-Phenyl
USP L11
7
877250-102
877250-106
877250-114
877250-105
877250-112
7
877150-102
877150-106
877150-114
21.2 x 150
5
870150-902
870150-906
870150-914
21.2 x 100
5
870100-902
870100-906
870100-914
PrepHT カートリッジ
21.2 x 50
5
870050-902
870050-906
870050-914
PrepHT ガードカートリッジ、2 個
17 x 7.5
5
820212-920
820212-915
820212-933
820212-933
820212-915
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
PrepHT カートリッジ
21.2 x 250
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
PrepHT カートリッジ
PrepHT カートリッジ
ZORBAX PrepHT 300ÅStableBond (ハードウェア 820400-901 が必要)
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
300SB-C18
USP L1
300SB-C8
USP L7
300SB-C3
USP L56
300SB-CN
USP L10
PrepHT カートリッジ
21.2 x 250
7
897250-102
897250-106
897250-109
897250-105
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
7
897150-102
897150-106
897150-109
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
5
895150-902
895150-906
895150-909
PrepHT カートリッジ
21.2 x 100
5
895100-902
895100-906
895100-909
PrepHT カートリッジ
21.2 x 50
5
895050-902
895050-906
895050-909
PrepHT ガードカートリッジ、2 個
17 x 7.5
5
820212-921
820212-918
820212-924
820212-924
ガードカートリッジハードウェアキット
ガードカラムエンドフィッティング、ポリマーシール、およびシール挿入
ツール (シールホルダーとシールプッシャ) を含む
820444-901
820444-901
820444-901
820444-901
PrepHT エンドフィッティング、2 個
820400-901
820400-901
820400-901
820400-901
ZORBAX PrepHT Original (ハードウェア 820400-901 が必要)
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
PrepHT カートリッジ
21.2 x 250
PrepHT エンドフィッティング、2 個
粒子径
(µm)
ODS (C18)
USP L1
C8
USP L7
CN
USP L10
NH2
USP L8
SIL
USP L3
7
877952-102
877952-106
877952-105
877952-108
877952-101
820400-901
820400-901
820400-901
820400-901
820400-901
www.agilent.com/chem/jp
97
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX PrepHT Eclipse XDB (ハードウェア 820400-901 が必要)
ハード
ウェア
Eclipse
XDB-C18
USP L1
Eclipse
XDB-C8
USP L7
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
PrepHT カートリッジ
21.2 x 250
7
977250-102
977250-106
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
7
977150-102
977150-106
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
5
970150-902
970150-906
PrepHT カートリッジ
21.2 x 100
5
970100-902
970100-906
PrepHT カートリッジ
21.2 x 50
5
970050-902
970050-906
5
820212-925
820212-926
820444-901
ガードカートリッジハードウェアキット
ガードカラムエンドフィッティング、ポリマーシール、
およびシール挿入ツール (シールホルダーとシールプッ
シャ) を含む
820444-901
PrepHT エンドフィッティング、2 個
820400-901
PrepHT ガードカートリッジ, 17 x 7.5
2個
820400-901
ZORBAX PrepHT Bonus-RP and Extend-C18
(ハードウェア 820400-901 が必要)
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
Bonus-RP
USP L60
PrepHT カートリッジ
21.2 x 250
7
878250-101
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
7
878150-101
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
5
868150-901
770150-902
PrepHT カートリッジ
21.2 x 100
5
868100-901
770100-902
PrepHT カートリッジ
21.2 x 50
5
868050-901
770050-902
5
820212-928
820212-930
ガードカートリッジハードウェアキット
ガードカラムエンドフィッティング、ポリマーシー
ル、およびシール挿入ツール (シールホルダーとシー
ルプッシャ) を含む
820444-901
820444-901
PrepHT エンドフィッティング、2 個
820400-901
820400-901
PrepHT ガードカートリッ 17 x 7.5
ジ、2 個
98
www.agilent.com/chem/jp
Extend-C18
USP L1
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
ZORBAX PrepHT Rx-SIL (ハードウェア 820400-901 が必要)
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
PrepHT カートリッジ
21.2 x 250
7
PrepHT カートリッジ
21.2 x 250
7
PrepHT ガードカートリッ
ジ、2 個
17 x 7.5
5
Rx-SIL
USP L3
Rx-C18
USP L1
877250-101
877967-102
820212-919
820212-914
ガードカートリッジハードウェアキット
ガードカラムエンドフィッティング、ポリマーシー
ル、およびシール挿入ツール (シールホルダーとシー
ルプッシャ) を含む
820444-901
820444-901
PrepHT エンドフィッティング、2 個
820400-901
820400-901
ZORBAX PrepHT アクセサリ
ハード
ウェア
説明
部品番号
ガードカートリッジハードウェアキット
820444-901
PrepHT エンドフィッティング、2 個
820400-901
交換用シール
820385-901
www.agilent.com/chem/jp
99
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
Agilent Prep LC カラム
• 大容量の試料精製に適した高い試料負荷量
• カラム内径 4.6mm から 50mm まで簡単にスケールアップが可能。迅速なメソッド開
発を実現
• 高速精製に最適なハイスループット 21.2mm ID カートリッジ
• pH10 において際立ったカラム安定性、試料負荷量を誇る
Agilent Prep LC カラムはミリグラムからグラム単位の製品の精製を行うため、高い試料
負荷に耐えることができるよう設計されています。分取カラムサイズは内径 21.2
mm、30 mm、50 mm、全長 50 ~ 250 mm の範囲からお選びいただけます。カラムは 5 µ
または 10 µm の粒子サイズで入手することができ、どの次元でも高い効率性を発揮し
ます。こうしたカラムの品揃えで、ほとんどすべての分取試料を取り扱うことができ
ます。
Agilent Prep 内径 21.2 mm カラムは Agilent 分取カートリッジハードウェアと共にお求め
いただけます。このカートリッジハードウェアによって、異なる長さのカラムを使っ
て、簡単、確実に試料負荷量を高めることができます。ガードカラムもこれらのカラ
ムに簡単に組み込むこ とができ、分析カラムをしっかり保護します。メソッド作成と
より大きいカラムへのスケールアップに先立って最適化を行うため、内径 4.6 mm の分
析スケールカラムも用意しています。バルク充てん剤もお求めいただけます。
分取カラムは、極性、非極性にかかわらず幅広い種類の化合物の精製に適した C18
結合相を充てん剤として使用することができます。また、未結合のシリカカラムもお
求めいただけます。
カラム仕様
カーボン
ロード
pH 範囲
400 m2/g
60 °C*
2.0-10.0
シングル
24%
400 m2/g
**
1.0-8.0
N/A
N/A
ポアサイズ
表面積
C18
100Å
シリカ
100Å
仕様は代表的な値のみを表しています。
*温度上限: pH 8 までは 60 °C、pH 8 ~ 10 は 40 °C。
**修飾しないシリカの温度上限は移動相の pH に依存します。
100
エンド
キャップ
上限温度
結合相
www.agilent.com/chem/jp
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
塩基性化合物での Agilent Prep C18 の
優れた負荷量
カラム:
移動相:
Agilent Prep C18
443905-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
50 % 0.1 %TFA:
50% ACN
流量:
1 mL/min
サンプル:
10 µL
ドキセピン /アミトリ
プチリン
0.5 ~ 50 mg/mL
Agilent Prep カラムの分離能と負荷量は競合
他社のカラムよりも優れています。
他社 W-C18
Agilent Prep C18
mAU
mAU
4000
 = 1.6
3500
3000
2500
2000
1500
1000
500
0
0
1
2
3
4 5 6
Time (min)
7
 = 1.57
40
35
30
25
20
15
10
5
0
8
0
9
1
2
3
4 5 6
Time (min)
7
8
9
LCPLC01
ステロイド:Agilent Prep カラムを用いた簡単なスケールアップ
カラム A:
Agilent Prep C18
443905-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
A
カラム B:
443905-102
21.2 x 150 mm, 5 µm
カラム C:
413910-302
30.0 x 150 mm, 10 µm
0
413910-502
50.0 x 150 mm, 10 µm
B
カラム D:
移動相:
流量:
55 % 水 : 45 % ACN
0.7 mL/min
14.87 mL/min
29.77 mL/min
85.37 mL/min
温度:
室温
検出器:
240 nm
サンプル:
2 µL
42.4 µL
170 µL
488 µL
1
2
4
1.
ヒドロコルチゾン
2.
テストステロン (1mg/mL 中の
メタノール溶液)
2
6
8
10
12
1
2
0
2
C
4
6
8
10
12
1
2
0
2
D
4
6
8
10
12
1
2
Agilent Prep C18 は優れたスケーラビリティを示します。
したがって、メソッド変換がシンプルになります。
0
2
4
www.agilent.com/chem/jp
6
Time (min)
8
10
12
LCPLC02
101
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
Agilent Prep LCカラム
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
C18
シリカ
440910-902
440910-901
443910-902
443910-901
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
分取検討用
4.6 x 250
分取検討用
4.6 x 150
分取検討用
4.6 x 100
分取検討用
4.6 x 250
分取検討用
4.6 x 150
分取検討用
4.6 x 100
分取検討用
4.6 x 50
10
10
10
5
5
5
5
449910-902
440905-902
440905-901
443905-902
443905-901
449905-902
449905-901
446905-902
446905-901
PrepHT カートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901 が必要)*
PrepHT
21.2 x 250
10
410910-102
410910-101
PrepHT
21.2 x 150
10
413910-102
413910-101
PrepHT
21.2 x 50
10
446910-102
PrepHT
21.2 x 150
5
443905-102
443905-101
PrepHT
21.2 x 100
5
449905-102
449905-101
PrepHT
21.2 x 50
5
446905-102
446905-101
820400-901
820400-901
10
10
10
5
5
10
10
10
5
410910-302
410910-301
413910-302
413910-301
419910-302
419910-301
449905-302
449905-301
446905-302
446905-301
410910-502
410910-501
413910-502
413910-501
419910-502
419910-501
449905-502
449905-501
10
420212-902
420212-901
ガードカートリッジハードウェアキット
820444-901
820444-901
PrepHT 外付け用ガードハードウェアキット
420420-901
420420-901
420910-902
420910-901
PrepHT エンドフィッティング、2 個
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
Prep 30
30.0 x 250
Prep 30
30.0 x 150
Prep 30
30.0 x 100
Prep 30
30.0 x 100
Prep 30
30.0 x 50
Prep 50
50.0 x 250
Prep 50
50.0 x 150
Prep 50
50.0 x 100
Prep 50
50.0 x 100
ガードカラム (ハードウェアが必要)
PrepHT ガードカートリッジ、21.2 x 10
2個
バルク充てん剤 (1 kg)
10
*すべての PrepHT カートリッジカラムにはガードハードウェアキット (P/N 820400-901) が必要です。内径 21.2
mm のカラムにもガードカラムが必要な場合、PrepHT ガードハードウェアキット (P/N 820444-901) も必要で
す。ガードカラムを内径 30 mm のカラムで使用する場合、外部カラムハードウェアキット (P/N 420420-901)
が必要です。
102
www.agilent.com/chem/jp
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
Ultron ES Chiral カラム
• 誘導体を経由せず、直接ラセミ体を分離できます
• 酸性および塩基性の医薬品(キソバルビタール、イブプロフェン、プロフェナミンな
ど) の光学異性体を分離するには Ultron ES-OVM をご使用ください
• 他のカラムで分離困難な塩基性化合物も、
Ultron ES-Pepsin Chiral カラムで簡単に分離で
きることがあります
• ES-OVM カラムと ES-Pepsin カラムには、オボムコイドタンパクとペプシンタンパクを
結合させた 120 Å、5 µm のシリカ充てん剤が使用されています
• どちらのタイプのキラルカラムも、移動相としてアセトニトリルやエタノール、リ
ン酸緩衝液を使用できます
Ultron ES キラルカラムは、
多数のキラル化合物を光学異性体分離するためのキラル認識
部位を備えた不溶化タンパク質カラムです。2 つの補完的なタンパク質ベースのキラル
固定相を持つように設計されているため、誘導体化しないエナンチオマーの HPLC 分離
に最適です。増加する医薬品の分離にも適しています。
フルオキセチン (Prozac) の光学異性体の分離
カラム:
Ultron ES-OVM Chiral
702111651
4.6 x 150 mm, 5 µm
移動相:
25:75 (v/v) EtOH / 20 mM KH2PO4, pH 5.5 (adjusted with
NaOH)
温度:
Ambient
検出器:
UV (225 nm)
サンプル:
Mixture Fluoxetine (Prozac) entantiomers
0
5
Courtesy of D. S. Risley and V. S. Sharp of Lilly Research Laboratories, Eli Lilly and Co.
www.agilent.com/chem/jp
10
15
Retention Time (min)
20
25
30
LCUC001
103
特殊アプリケーション用 HPLC カラム
エチアジド (利尿剤) の ULTRON ES-OVM カラム
による分離
カラム:
CI
H2N
S
O
O
Ultron ES-OVM Chiral
702111651
4.6 x 150 mm, 5 µm
10
20
H
N H C2H5
C
S NH
O
O
Time (min)
移動相:
20 mM KH2PO4 (pH 4.6)
流量:
1 mL/min
温度:
25 °C
検出器:
220 nm
LCUC002
ワルファリンエナンチオマーの光学異性体の分離
100 fg/mL での定量 %RSD の R および S 上限
カラム:
イオンソース
Ultron ES-OVM Chiral
702111610
2.0 x 150 mm, 5 µm
温度:
30 °C
注入量:
5 µL
50 ~ 500 m/z
5 L/min
乾燥ガス温度:
300 °C
スキャン
スピード:
500 msec
200 °C
MRM 取り込み (Q1 ピーク幅 = 1.2
amu、Q2 ピーク幅 = 0.70 amu)
デルタ EMV:
1000V
x102
83 % A = H2O + 5 mM ギ酸アンモ
ニウム
17 % B = ACN
0.5 mL/min
ストップタイム : 7.0 分
Agilent 6410A トリプル四重極
LC/MS/MS、マルチモードソース付
イオンモード: ESI、ネガティブ
5.50
5.25
5.00
4.75
4.50
4.00
3.75
3.50
3.25
3.00
2.75
2.50
2.00
1.75
1.50
1.25
1.00
0.75
0.50
0.25
0
R %RSD = 3,6
S %RSD = 4,9
Warfarin
MS 条件
質量範囲:
乾燥ガス (窒素):
ベポライザ
ニードル洗浄: フラッシュポート (50 : 25 : 25
H2O、IPA : MeOH : H2O、5 秒)
流量:
キャピラリ電圧:
ネブライザガス (窒素): 40 psi
オートサンプ
10 °C
ラ温度:
移動相:
プロダクトイオンスキャン
2000 V
3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 4.8 4.9 5.0 5.1
Recuento vs. Tiempo de Adquisición
Ultron ES Chiral カラム
104
説明
寸法(mm)
アナリティカル
4.6 x 250
アナリティカル
4.6 x 150
アナリティカル、ガード付
4.6 x 150
ナローボア
2.0 x 150
ガードカラム
4.0 x 10
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粒子径 (µm)
10
5
5
5
5
ES-OVM
USP L57
ES-Pepsin
724111653
702111651
822111651
702111651A
822111631A
702111610
712111630
832111630
バイオ分析用カラム
増え続けるサンプル種類と内容の多様化。
バイオ関連の HPLC アプリケーションに対して、
ラボの準備は万全でしょうか?
塩基性ペプチド分離、高感度、高分解能のアミノ酸分析抗体の高速サイズ排除分離な
ど、バイオ関連の HPLC アプリケーションの数は、空前のペースで増え続けています。耐
性能と分析速度に対するラボの
久性と再現性に優れたアジレントの ZORBAX カラムは、
ニーズにお応えします。
以下のページでは、逆相 HPLC、サイズ排除クロマトグラフィ、イオン交換クロマトグ
ラフィ、疎水的相互作用クロマトグラフィ用のカラムについての情報と仕様をご覧い
ただけます。
• Poroshell 300 カラム – タンパク質、ポリペプチド、抗体を高速高分解能で分離するた
めのユニークで強力な粒子を備えています。
• ZORBAX ワイドポア 300StableBond カラム – ペプチドやタンパク質に対して長寿命、高
分解能、良好なピーク形状を実現します。TFA を含む一般的な移動相で使用可能です。
• ZORBAX ワイドポア 300Extend カラム – pH 10 でのタンパク質やペプチドの LC/MS に
理想的です。
• ZORBAX Eclipse アミノ酸分析 (AAA) HPLC カラム – アミノ酸を高速に分離するための効
1 回の注入から次の注入までの時間を 14 分 (長さ 7.5 cm のカラ
率の高いカラムです。
ム) に短縮できます。長さ 15 cm のカラムでも 24 分 です。
• ZORBAX GF-250/450 ゲルろ過カラム – タンパク質のサイズ排除用に特別に設計された
丈夫で再現性の高いカラムです。サイズ排除カラムは有機溶媒や変成剤を添加した
移動相にも適合するため、タンパク質の凝集を防止して分子量を正しく推定できま
す。また、GF-250 と GF-450 カラムを直列接続して使用した場合の分離可能な範囲は、
球状タンパク質に対して 4,000 ~ 900,000 です。
• Agilent バイオモノリス HPLC カラム – 抗体 (IgG、IgM)、プラスミド DNA、ウィルス、
ファージ、その他のマクロ生体分子の高速高分解能の分離を実現します。
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105
バイオ分析用カラム
ZORBAX を用いてタンパク質およびペプチドを分析する
逆相メソッド開発方法
この章で説明するタンパク質およびペプチド用 ZORBAX カラム選択方法では、これらの物質を分析するメソッド開発に役立つ情報
が得られます。分子量 2000 未満の低分子ペプチドのメソッド開発については、このガイドの低分子および高分子のメソッド開発方
法に従ってください。高分子を効率的に分離するには、大きなポアサイズ (300 Å) を持つカラムが必要です。分子量の大きいペプチ
ドおよびタンパク質のメソッド開発については、下記のガイドラインを参照してください。このカラム選択ガイドの以下のセク
ションでは、ワイドポアカラムの選択方法について説明します。
タンパク質およびペプチドについて最初に選択するカラムと分析条件
ペプチド、ポリペプチド、タンパク質
ペプチド、ポリペプチド、タンパク質
MW < 50 kDA
MW < 1,000 kDA
最初に選択する結合相
StableBond 300SB-C8
Poroshell 300SB-C18
300 SB カラムは、TFA を含む移動相で比類のない長寿命を持つワイド
ポアカラムです。この特性により、ペプチドおよびタンパク質の分離
に最初に選択するカラムとして理想的です。
Poroshell 300SB カラムは、革新的な粒子技術を使用して、タンパク質
を迅速に分離します。Poroshell カラムを使用すると、短い分析時間で
効率のよいピークを簡単に得ることがで きます。
• C8 は中程度の疎水性を特徴とするため、最初に選択する結合相と
• C18 は、保持時間を最大にするため、ほとんどのペプチド、ポリペ
プチド、タンパク質に対する Poroshell で最初に選択するのに適し
して優れています。
• C18 と C8 は、一般にペプチドおよびタンパク質消化物用に選択し
ますが、タンパク質にも使用できます。
• C3、C4、CN は、一般に高分子の疎水性ポリペプチドおよびタンパ
ク質用に選択される結合相ですが、ペプチドにも使用できます。
た結合相です。
• C8 は一般的に中程度の大きさのタンパク質用として選択されます
が、ポリペプチドや非常に分子量の大きいタンパク質にも使用で
きます。
• C3 は抗体や大きなタンパク質の分析で選択されますが、ペプチド
やポリペプチドにも使用できます。
最初の分離条件
106
カラム:
StableBond 300SB-C8
4.6 x 150 mm、3.5 または 5 µm
883995-906
863973-906
移動相:
A : 95% H2O : 5% ACN、0.1% TFA
B : 5% H2O : 95% ACN、0.085% TFA
グラジエント:
60 分で 0 ~ 60% B
温度:
35 ~ 40°C
流量:
1 mL/min
カラム:
Poroshell 300SB-C18
2.1 x 75 mm、5 µm
660750-902
移動相:
A : 95% H2O : 5% ACN、0.1% TFA
B : 5% H2O : 95% ACN、0.085% TFA
グラジエント:
10 分で 0 ~ 60% B
温度:
35 ~ 40°C
流量:
2 mL/min
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バイオ分析用カラム
低 pH で単純な水/有機溶媒グラジエントからスタート
通常は、水/アセトニトリルに 0.1 % TFA を添加したグラジエント溶出で、すべての対象成分が溶出します。300 Å ポアサイズのカラムを使用し
た高分解能グラジエント溶出には、通常 30 ~ 50 分必要です。Poroshell カラムを使用すれば、流量を上げて分析時間を短縮することができ、し
かも優れた分離能を維持します。さらに分離能を改善するには、グラジエント時間を延長する、カラム長を短くする、または流量を上げると
いう方法があります。
サンプル溶解度の最適化
どの pH 領域を使用する場合も、最良のピーク形状と回収率を達成するためには、サンプルを完全に溶解することが重要です。ZORBAX
300StableBond および Poroshell 300SB では、強酸性または中性の溶媒を使用することができ、一方 ZORBAX 300Extend-C18 では中性溶媒および
希釈した塩基性溶媒を使用できます。
タンパク質とペプチドを溶解させる溶媒の選択
• 水/リン酸バッファ
最も弱い
• 希釈した酸 (TFA、酢酸、HCl)
• 中性 pH 、6 ~ 8 M グアニジン HCl またはイソチオシアネート
• 5 % HOAc/6 M 尿素
• 希釈した酸 + 水/有機溶媒 (ACE、MeOH、THF)
• 希釈した塩基 (水酸化アンモニウム)
• DMSO、または 0.1 % ~ 1 % TFA を溶解した DMSO
最も強い
• ホルムアミド
温度を上げる
タンパク質およびペプチドの分離は温度の影響を受けます。カラム温度を上げることにより、タンパク質や凝集した疎水性ペプチドの分解と
回収率が劇的に改善されることがあります。
StableBond 300SB – 最高 80 °C
Poroshell 300SB – 最高 80 °C
移動相 pH の最適化
低 pH で希望の結果が得られなければ、中~高 pH を試します
最適化した低 pH メソッドで理想的な分離が得られない場合は、中または高 pH 移動相を検討します。酸性のアミノ酸は pH を上げることにより
負に荷電し、一部の塩基性アミノ酸は電荷を失うことがあるため、pH の上昇によって選択性が大幅に変化する可能性があります。
ZORBAX 300Extend-C18 は、中~高 pH 分離に対する優れた選択肢です。
カラム:
300Extend-C18
4.6 x 150 mm、5 µm
773995-902
移動相:
A : 20 mM NH4OH を H2O に溶解
B : 20 mM NH4OH を 80 % ACN に溶解
グラジエント:
30 分で 5 % ~ 60 % B
温度:
25 ~ 30 °C (<60 °C)
1 mL/min
流量:
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107
バイオ分析用カラム
ペプチド、ポリペプチド、タンパク質の分析分離に最初に選択するカラム
低 pH
中 ~ 高 pH
MW < 50 kDa
300SB-C8
MW < 1000 kDa
Poroshell 300SB-C18
MW < 25 kDa
300Extend-C18
4.6 x 150 mm、3.5 µm
2.1 x 75 mm、5 µm
4.6 x 150 mm、3.5 µm
863973-906
660750-902
763973-902
逆相 LC/MS メソッドを使用したタンパク質およびペプチドの分離
タンパク質およびペプチドの LC/MS 分析は、
タンパク質のキャラクタライゼーションや翻訳後修飾されたタンパク質の正確な同定、
さらには合成および天然ペプチドの分子量決定のために重要な情報を提供します。プロテオミクスアプリケーションにおける 2D
分離でも、タンパク質の同定を行うために LC/MS が使用されます。そのため、タンパク質およびペプチドの LC/MS 分析は重要な分
離分野であり、目的に適合したカラムや移動相を正しく選択する必要があります。一般に、LC/MS 用には小さなサイズのカラムが
使用され、移動相に TFA を添加すると MS の感度が低下するため、この添加剤の使用を避けるのが普通です。
タンパク質およびポリペプチドの LC/MS 分離で最初に選択するカラム
分析 LC/MS アプリケーション - サンプル量が限られていない場合は、内径 2.1 mm カラムで優れた感度が
得られます。Poroshell カラムの場合は、それよりも小さな内径が使用されます。
中 ~ 高 pH
低 pH
MW < 50 kDa
300SB-C8
MW < 1000 kDa
Poroshell 300SB-C18
MW < 25 kDa
300Extend-C18
2.1 x 150 mm、3.5 µm
1.0 x 75 mm、5 µm
2.1 x 150 mm、3.5 µm
863750-906
661750-902
763750-902
高感度/プロテオミクスアプリケーション
タンパク質およびペプチドの高感度アプリケーションには、キャピラリカラムが使用されます。タンパク質とタンパク質消化物の分離には
内径 0.5 mm カラムが使用され、タンパク質消化物には内径 0.3 mm カラムが最も一般的に使用されます。これらは水酸化アンモニウム移動相を
使用して高 pH で分析できます。ナノカラム (内径 0.1 および 0.075 mm) はプロテオミクス用の 2D LC/MS システムでよく使用され、
最初の選択肢としては C18 結合相が使用されます。
108
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バイオ分析用カラム
高感度キャピラリカラム
低 pH
中 ~ 高 pH
MW < 50 kDa
300SB-C18
MW < 1000 kDa
Poroshell 300SB-C8
MW < 25 kDa
300Extend-C18
0.5 x 150 mm、3.5 µm
0.5 x 75 mm、5 µm
0.3 x 150 mm、3.5 µm
5064-8268
5065-4468
5065-4464
プロテオミクス/2-D LC/MS 用ナノカラム
SCX (1 次元)
逆相 (2 次元)
0.3 x 35 mm、5 µm
0.075 x 150 mm、3.5 µm
5065-9912
5065-9911
移動相についての検討事項
低 pH
中 ~ 高 pH
タンパク質およびペプチドの LC/MS 分離には、一般に TFA は使用さ
れません。通常、最初のステップとして、TFA を 0.1 ~ 1.0 % ギ酸に
置き換えます。濃度 1 % までの酢酸を代わりの移動相修飾剤として
使用することもできます。低 pH では、移動相に TFA を添加した場合
に最良の分離を得られることがあります。場合によっては、カラム
から流出後にプロピオン酸などの別種の酸で TFA を置き換えること
ができます。
高 pH では LC/MS 分析用の移動相添加剤として 10 ~ 20 mM NH4OH を
使用することもできます。
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109
バイオ分析用カラム
Poroshell 300
Porous Shell
SOLID
CORE
5 µm
• 表面多孔質粒子構造により生体分子を高分解能分離
• タンパク質(最大 1,000kDa)とモノクローナル抗体の分離で高い効率と回収率を実現
• Poroshell 300SB(低 pH)、300Extend-C18(高 pH)でカラム寿命が向上
• 4 種類の結合相 (300SB-C18、300SB-C8、300SB-C3、300Extend-C18) で回収率と選択性を
最適化
Agilent Poroshell 300 カラムはタンパク質やペプチドの高速分離に理想的なカラムです。
表面多孔質粒子により、流量を大きくしてもシャープで効率の良いピーク形状が損な
われることはありません。一般にペプチドやタンパク質分析では、拡散の遅い目的成
分 の ピ ー ク の 拡 が り を 抑 え る た め に 、分 離 は ゆ っ く り と 行 わ れ ま す 。し か し 、
Poroshell カラムでは、
多孔質シリカ表面薄層と硬質シリカコアを組み合わせた独自の粒
子構造が導入されています。そのため、タンパク質の拡散距離が短縮され、500 ~ 1,000
kDA までのペプチドとタンパク質の高速 HPLC 分離が可能になっています。StableBond
結合相と結合した Poroshell カラムは、
TFA およびギ酸移動相で優れた安定性と感度を発
揮します。Poroshell 300Extend- C18 カラムを使用すれば、pH 2 ~ 10 の範囲で無類の分離
性能が得られます。ZORBAX Poroshell カラムは分析用タンパク質分離および LC/MS 分離
に有用です。
カラム仕様
結合相
ポアサイズ
上限温度*
Poroshell 300SB-C18、C8、C3
Poroshell 300Extend C18
300 Å
90 °C
300 Å
pH 8 超で 40 °C
pH 8 未満で 60 °C
仕様は代表的な値のみを表しています。
110
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pH 範囲
1.0-8.0
エンド
キャップ
なし
2.0-11.0
あり
バイオ分析用カラム
Poroshell 300 カラムはタンパク質やペプチドを数秒で分離
カラム:
Poroshell 300SB-C18
660750-902
2.1 x 75 mm, 5 µm
1.
A:0.1% TFA in H20
B:0.07% TFA in ACN
2.
Neurotensin
3.
RNase
流量:
3.0 mL/min
4.
Insulin
グラジエント:
5-100% B in 1.0 min
5.
Lysozyme
温度:
70°C, 260 bar pressure
6.
Myoglobin
検出器:
215 nm
7.
Carbonic Anhydrase
サンプル:
Proteins and Peptides
8.
Ovabumin
移動相:
5
4
Angiotensin II
3
1
7
2
6
8
この例における 8 種類のポリペプチドとタンパク質
の分離は 60 秒未満で完了しています。それぞれのピー
ク形状はシャープで高い効率を持ちます。
0
1.0
0.5
Time (min)
LCPO001
Poroshell 300SB によるペプチドマップ分析時間の短縮
カラム A:
Poroshell 300SB-C18
660750-902
2.1 x 75 mm, 5 µm
カラム B:
ZORBAX 300SB-C18
883750-902
2.1 x 150 mm, 5 µm
移動相:
A:95% H2O, 5% ACN, 0.1% TFA
B:5% H2O, 95% ACN, 0.07% TFA
流量:
1 mL/min
0.208 mL/min
グラジエント:
0-100%B = 12 min
0-100%B = 120 min
温度:
70 °C
サンプル:
20 µL (0.22 µg/1 µL)
BSA Tryptic Digest
(15 hours, 70 pmol)
A
1
2
3
4
Time (min)
5
6
7
8
10
20
30
40
Time (min)
50
60
70
80
B
タンパク質トリプシン消化物の分析では、1 回のクロマトグラフ分析
に 1 時間以上もかかることがあります。ZORBAX Poroshell カラムを使用す
れば、同様の複雑な分離を 1/10 の時間で分析することができます。
LCPO002
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111
バイオ分析用カラム
MicroBore Poroshell 300 カラムは LC/MS で
最高の感度を実現します
カラム:
Poroshell 300SB-C18
661750-902
1.0 x 75 mm, 5 µm
移動相:
A:水 + 0.1% ギ酸
B:ACN + 0.1% ギ酸
600 µL/min
流量:
グラジエント: 5.5 分で 20 ~ 100% B
温度:
80 °C
MS 条件
LC/MS : ポジティブイオン
ESI – Vcap 6000 V
乾燥ガス流量 : 12 L/min
乾燥ガス温度 : 350 °C
ネブライザ : 45 psi
フラグメンタ電圧 : 140 V
スキャン : 600-2500
刻み幅 : 0.15 amu
ピーク幅 : 0.06 分
1 µL
サンプル:
1EB
80000000
0.5
0.75
1.0
2.5
5.0
60000000
40000000
20000000
0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
Time (min)
3.0
3.5
4.0
LCPO003
内径の小さい (2.1 mm、1.0 mm、0.5 mm) ZORBAX Poroshell カラムは、LC/MS に理想的なカラムです。サンプル量が限られている場合、高感度 LC/MS 分析には内径 1.0
mm または 0.5 mm の Poroshell カラムが最適です。Poroshell カラムでは、0.5 ~ 5 pmole の微量タンパク質での高感度 MS 分析が可能です。また Poroshell カラムは、安
定剤や組織培地の存在下でも MS によるタンパク質の高速検出に使用できます。
Poroshell 300
ハード
ウェア
Poroshell
300SB-C8
660750-906
Poroshell
300SB-C3
660750-909
Poroshell
300Extend-C18
670750-902
5
661750-902
661750-906
661750-909
671750-902
寸法(mm)
ナローボア
2.1 x 75
マイクロボア
1.0 x 75
キャピラリ
0.5 x 75
5
ガードカートリッジ、4 個
2.1 x 12.5
ガードハードウェアキット
マイクロボアガード、3 個
112
5
Poroshell
300SB-C18
660750-902
粒子径 (µm)
説明
1.0 x 17
5065-4468
5
821075-920
821075-918
821075-924
0
820888-901
820888-901
820888-901
5
5185-5968
5185-5968
5185-5968
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5185-5968
バイオ分析用カラム
ZORBAX 300Å StableBond
Agilent ZORBAX 300StableBond カラムは、タンパク質とペプチドを再現性良く分離するた
めの理想的な選択肢です。その主な理由は次の 2 つです。第一に、タンパク質とペプチ
ドなどの巨大分子を効率的に分離するには検体が結合相表面に近接する必要があるた
め、ワイドポア (300 Å) カラムが非常に有効です。第二に、タンパク質やペプチド分離
に使用される低 pH 領域での TFA 含有移動相の使用に対して 300StableBond カラムは卓
越した耐久性を示します。低 pH 領域での LC/MS 分離ではギ酸や酢酸を移動相として使
用することも可能です。300StableBond カラムには異なる 4 種類の結合相 (C18、C8、C3、
タンパク質やペプチドへの選択性と回収率を最適化する
および CN) が提供されており、
ことができます。300StableBond カラムを高温条件 (最高 80 ~ 90°C) で使用すれば、分離
の困難なタンパク質の回収率と効率をさらに向上させることができます。300SB-C18
および 300SB-C8 カラムは複雑なタンパク質やタンパク消化物の分離に理想的なカラム
立体的に保護された 300StableBond 結合相
です。キャピラリ (0.3、内径 0.5 mm) およびナノ (0.075、内径 0.1 mm) サイズのカラムは、
タンパク質消化物の逆相 LC/MS 分離に最適です。 キャピラリおよびナノカラムは、1D
または 2D プロテオミクス分離に使用できます。
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ
表面積
上限
温度*
pH 範囲*
エンド
キャップ
カーボン
ロード
ZORBAX 300SB-C18
300 Å
45 m2/g
90 °C
1.0-8.0
なし
2.8%
ZORBAX 300SB-C8
300 Å
45
m2/g
80 °C
1.0-8.0
なし
1.5%
ZORBAX 300SB-C3
300 Å
45 m2/g
80 °C
1.0-8.0
なし
1.1%
ZORBAX 300SB-CN
300 Å
45 m2/g
80 °C
1.0-8.0
なし
1.2%
仕様は代表的な値のみを表しています。
*300StableBond カラムは低 pH で最高の性能を発揮するように設計されています。シリカを基材とするカラ
ムを pH 6 ~8 の範囲で最高の安定性にて使用するには、40 °C未満の使用温度、0.01 ~ 0.02 M の範囲の低濃
度緩衝液を使用します。中性または高 pH では、300Extend-C18 の使用をお勧めします。
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113
バイオ分析用カラム
100
短鎖 ZORBAX 300SB-C3 は低 pH、
高温で安定です
ZORBAX 300SB-C3
883995-909
4.6 x 150 mm, 5 µm
移動相:
80 分で 0 ~ 100% B のグラジエン
ト
A : 0.5% TFA 水溶液
B : 0.5% TFA アセトニトリル溶液
アイソクラティック保持力試験
条件 :1- フェニルヘプタン 50%
A、50% B
流量:
1.0 mL/min
温度:
60 °C
90
% k Phenyltheptane Remaining
カラム:
80
ZORBAX 300 SB-C3
競合他社 C4
70
60
50
40
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
Volume of Mobile Phase (mL)
LCSB005
1.
RNase
6.
CDR
大型ペプチドの分離に適した 4 種類の 300SB 結合相
2.
インスリン
7.
ミオグロビン
カラム A:
3.
シトクロム C
8.
炭酸脱水酵素
4.
リゾチーム
9.
S-100b
5.
パルアルブミン
10. S-100a
カラム B:
ZORBAX 300SB-C18
883995-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
1
ZORBAX 300SB-C8
883995-906
4.6 x 150 mm, 5 µm
カラム C:
ZORBAX 300SB-C3
883995-909
4.6 x 150 mm, 5 µm
カラム D:
ZORBAX 300SB-CN
883995-905
4.6 x 150 mm, 5 µm
移動相:
2, 3
A
リニアグラジエント、
40 分で 25 ~ 70% B
A : 0.1% TFA 水溶液
B : 0.09% TFA 80% アセトニトリル/
20% 水溶液
6
9
10
B
6, 7
2
1
4
5
8
3
9
10
C
2
1
3
4
7
5
8
6
流量:
1.0 mL/min
温度:
60 °C
サンプル:
各タンパク質 3 µg
300SB- C18、C8、C3 および CN 結合相はペプチド混合物に
8
7
5
4
9
10
D
2
1
3
対してそれぞれ異なる分離を与えます。このことはタン
パク質分離をすばやく最適化する上での重要なパラメー
タになります。300SB-CN カラムはより親水性の高いポリ
ペプチドに対して独自の選択性を示します。
4
5
7
8
6
9
10
0
5
10
15
20
Time (min)
25
30
35
40
LCSB006
114
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バイオ分析用カラム
UV と MS 検出を用いたキャピラリカラムによる HPLC 分析
50 分で 5 ~ 55% B、55 ~ 57 分で
85% B に
A : 0.1% ギ酸水溶液
B : 0.1% ギ酸アセトニトリル溶液
流量:
5.5 µL/min
検出器:
206 nm
MS 条件
LC/MS : ポジティブイオン ESI
LC/MSD トラップ - Vcap 4000 V
乾燥ガス流量 : 7 L/min
乾燥ガス温度 : 250 °C
ネブライザ : 15 psi
キャピラリ出口電圧 : 50 V
最大積算時間 : 300 ms
総平均 : 3
分離幅 : 3 m/z
フラグメンタ振幅 : 1.0 V
100 nL
ベータカゼイン消化物 (4 pmol)
サンプル:
60
40
20
0
10
x10
移動相:
UV
80
UV at 206 nm
ZORBAX 300SB-C18
5064-8263
0.3 x 150 mm, 5 µm
% Relative Abundance
カラム:
100
ZORBAX 300SB-C18 キャピラリカラム(内径 0.3mm)を用いて タンパ
ク質消化物を分離します。UV およびエレクトロスプレー MS で検
出。MS 検出により、ペプチド断片を検出できます。
15
20
25
30
35
Time (min)
40
45
50
15
20
25
30
35
Time (min)
40
45
50
MS
0.8
0.6
0.4
0.2
0.0
10
LCSB007
ZORBAX ナノカラム、LC/MS による高感度タンパク質
消化物分析
カラム:
ZORBAX 300SB-C18
5065-9911
0.075 x 150 mm, 3.5 µm
移動相:
流量:
A : 水 + 0.1% ギ酸、
B : ACN + 0.1% ギ酸、
600 nL/min
グラジエント:
25 分で 2% B から 52% B に
検出器:
ポジティブイオンナノエレクトロ
スプレー MS
サンプル:
8 種類のタンパク質の
100 fm (1 µL) 消化物
Intens.
1.5
1.0
0.5
ZORBAX ナノ HPLC カラム (内径 0.075mm ) は、LC/MS による
タンパク質消化物の高感度分析を実現します。
2.5
5.0
7.5
www.agilent.com/chem/jp
10.0
12.5
15.0
Time (min)
17.5
20.0
22.5
LCSB008
115
バイオ分析用カラム
ZORBAX 300A StableBond
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
300SB-C18
USP L1
300SB-C8
USP L7
300SB-CN
USP L10
300SB-C3
USP L56
標準カラム (特別なハードウェアは必要としません)
セミ分取
9.4 x 250
5
880995-202
880995-206
880995-205
880995-209
アナリティカル
4.6 x 250
5
880995-902
880995-906
880995-905
880995-909
アナリティカル
4.6 x 150
5
883995-902
883995-906
883995-905
883995-909
アナリティカル
4.6 x 50
5
860950-902
860950-906
860950-905
860950-909
ラピッドレゾリューション
4.6 x 150
3.5
863973-902
863973-906
863973-905
863973-909
ラピッドレゾリューション
4.6 x 100
3.5
861973-902
861973-906
ラピッドレゾリューション
4.6 x 50
3.5
865973-902
865973-906
865973-905
865973-909
ソルベントセーバプラス
3.0 x 150
3.5
863974-302
863974-306
ソルベントセーバプラス
3.0 x 100
3.5
ナローボア
2.1 x 250
5
881750-902
ナローボア
2.1 x 150
5
883750-902
ナローボア RR*
2.1 x 150
3.5
ナローボア RR*
2.1 x 100
3.5
861775-902
861775-906
ナローボア RR*
2.1 x 50
3.5
865750-902
865750-906
マイクロボア
1.0 x 250
5
861630-902
マイクロボア RR*
1.0 x 150
3.5
863630-902
マイクロボア RR*
1.0 x 50
3.5
865630-902
865630-906
マイクロボアガード、3 個
1.0 x 17
5
5185-5920
5185-5920
ガードカートリッジ、2 個
9.4 x 15
7
820675-124
ガードカートリッジ、4 個
4.6 x 12.5
5
820950-921
ガードカートリッジ、4 個
2.1 x 12.5
5
ガードハードウェアキット
ガードハードウェアキット
883750-906
883750-905
883750-909
820675-124
820675-124
820675-124
820950-918
820950-923
820950-924
821125-918
821125-918
821125-924
821125-924
0
840140-901
840140-901
840140-901
840140-901
0
820888-901
820888-901
820888-901
820888-901
863750-906
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm
116
863974-309
861973-306
www.agilent.com/chem/jp
863630-906
バイオ分析用カラム
ZORBAX 300A StableBond
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径
(µm)
300SB-C18
USP L1
300SB-C8
USP L7
300SB-CN
USP L10
300SB-C3
USP L56
897250-105
897250-109
PrepHT カートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901 が必要)
PrepHT カートリッジ
21.2 x 250
7
897250-102
897250-106
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
7
897150-102
897150-106
897150-109
PrepHT カートリッジ
21.2 x 150
5
895150-902
895150-906
895150-909
PrepHT カートリッジ
21.2 x 100
5
895100-902
895100-906
895100-909
PrepHT カートリッジ
21.2 x 50
5
895050-902
895050-906
820400-901
820400-901
820400-901
820400-901
820212-921
820212-918
820212-924
820212-924
820444-901
820444-901
820444-901
820444-901
PrepHT エンドフィッティング、2 個
PrepHT ガードカートリッジ、2 個
17 x 7.5
5
ガードカートリッジハードウェアキット
895050-909
キャピラリフローカラム (ガラス内面ステンレス)
キャピラリ
0.5 x 250
5
5064-8266
キャピラリ
0.5 x 150
5
5064-8264
キャピラリ
0.5 x 35
5
5064-8294
キャピラリ RR*
0.5 x 150
3.5
5064-8268
キャピラリ RR*
0.5 x 35
3.5
5065-4459
キャピラリ
0.3 x 250
5
5064-8265
キャピラリ
0.3 x 150
5
5064-8263
キャピラリ
0.3 x 35
5
5064-8295
キャピラリ RR*
0.3 x 150
3.5
5064-8267
5065-4460
キャピラリ RR*
0.3 x 100
3.5
5064-8259
5065-4461
キャピラリ RR*
0.3 x 50
3.5
5064-8300
5065-4463
キャピラリ RR*
0.3 x 35
3.5
5064-8270
5065-4462
ナノフローカラム (PEEK フューズドシリカ)
ナノ RR*
0.1 x 150
3.5
5065-9910
ナノ RR*
0.075 x 150
3.5
5065-9911
ナノ RR*
0.075 x 50
3.5
5065-9924
5065-9923
トラップ/ガード 5 個
0.3 x 5
5
5065-9913
5065-9914
5065-9915
5065-9915
トラップ/ガードハードウェアキット:
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm
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117
バイオ分析用カラム
ZORBAX 300Å Extend-C18
• 堅牢性が高く、
高 pH から低 pH (pH 2 ~ 11.5)の広い 範囲でポリペプチドとペプチドを
分離します
• 高 pH と低 pH では異なる選択性を示します
• 高 pH 領域で疎水性ペプチドに対して優れた効率と回収率を示します
• 水酸化アンモニウムの移動相を使用する LC/MS 分析に最適です
Agilent ZORBAX 300Extend-C18 は pH 2 ~ 11.5 の範囲でペプチドを高効率分離するワイド
ポア HPLC カラムです。ユニークな二座結合相が高低両方の pH 領域で優れた寿命と再
現性を提供します。
高 pH 領域でのペプチドやポリペプチドに対する保持特性と選択性
はこれらの分子が荷電することによって著しく変化します。疎水性ポリペプチドの優
れた回収率を得るには、室温、高 pH での分離が有効です。ペプチドとポリペプチド
Extend-C18 結合相には、新開発の二座構造 C18-C18
結合が使用されています
の LC/MS 分析感度を向上させたい場合も、単純な水酸化アンモニウム含有移動相を
用いて高い pH で分析するのが有効です。
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ
表面積
上限
温度*
pH 範囲
エンド
キャップ
カーボン
ロード
ZORBAX 300Extend-C18
300 Å
45 m2/g
60 °C
2.0-11.5
ダブル
4%
仕様は代表的な値のみを表しています。
*温度上限: pH 8 までは 60 °C、pH 8 ~ 11.5 は 40 °C。
118
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バイオ分析用カラム
8
高 pH でも長寿命な 300Extend-C18
ZORBAX Extend-C18
773450-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
移動相:
20% 20 mM NH4OH、pH 10.5
80% メタノール
流量:
1.5 mL/min
温度:
エージング 24 °C
試験 40 °C
4-クロロ-1-ニトロベンゼン
トリミプラミン
6
k Values
カラム:
4
10,000 カラム容積は、およそ 1 ヶ月の稼働時間に
相当します。
2
0
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
Column Volumes of Mobile Phase
LC30001
移動相:
カラムエージング:
50% メタノール : 50 % 水
+ 1 % TFA
カラム試験:
60% メタノール : 40 % 水
テスト溶質 : トルエン
流量:
1.5 mL/min、連続
温度:
エージング : 90 °C
試験:室温
300Extend-C18 カラムは高低両方の pH (pH 2 ~ 11.5) で
使用できます。図から明らかなように、300Extend-C18
は低 pH で再現性のある分離を長期間維持するのに必
要な安定性を備えています。そのため、高低両方の pH
範囲(TFA と水酸化アンモニウム移動相) において、1 本
のワイドポアカラムで選択性を最適化できます。
Fraction of Toluene k Remaining
Extend-C18 と StableBond SB-C18 の低 pH での安定性
ZORBAX SB-C18
カラム A:
883975-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
1.0
ZORBAX Extend-C18
カラム B:
773450-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
0.8
ZORBAX Rx-C18
カラム C:
883967-902
4.6 x 150 mm, 5 µm
0.6
Stablebond SB-C18 (Diisobutyl-C18)
0.4
Extend-C18 (二座構造 C18)
0.2
Rx-C18 (Dimethyl-C18)
0.0
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
Column Volumes of Mobile Phase
LC30002
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119
バイオ分析用カラム
Extend-C18 を使用したアンギオテンシンの LC/MS 分析
ZORBAX Extend-C18
カラム:
773700-902
2.1 x 150 mm, 5 µm
移動相:
酸性条件:
流量:
0.2 mL/min
グラジエント:
15 分で 15 ~ 50% B
温度:
35 °C
MS 条件
ポジティブイオン ESI- Vf 70V、Vcap 4.5 kV、
N2- 35 psi、12 L/min、325 °C
サンプル:
2.5 µL サンプル (各 50 pmol)
アンギオテンシン I、II、III
0
500
100
4.0E7
80
AIII
1.0E7
20
0
0
0
2.5
5.0 7.5 10
Time (min)
12.5
1468.8
1277.9
1326.3
1373.3
433.0
40
+3
659.8
AI
8.477
AII
2.0E7
+2
60
9.621
3.0E7
m/z
1000
0
500
1296.6
12.5
649.0
5.0 7.5 10
Time (min)
5.499
高 pH
1179.1
0
2.5
5.0E7
TIC (200-1500 m/z)
最大:367225
1025.2
20
0
アンギオテンシン I
40
844.8
AI
1.0E6
659.7
720.3
767.3
2.0E6
227.1
60
0
B
433.0
12.050
AII + AIII
3.0E6
+2
+3
80
250.9
低 pH
4.0E6
340.3
398.0
458.0
最大:10889
100
13.261
アンギオテンシン I
5.0E6
TIC (200-1500 m/z)
A
649.5
A : 0.1 % TFA 水溶液
B : 0.085 % TFA 80 % アセトニトリル (ACN) 溶液
塩基性条件:
A : 10 mM NH4OH 水溶液
B : 10 mM NH4OH 80 % ACN 溶液
1000
+1
m/z
LC30003
参考:B.E. Boyes. Separation and Analysis of Peptides at High pH Using RP-HPLC/ESI-MS, 4th WCBP,
San Francisco, CA Jan 2000.
低分子ペプチドと高分子ペプチドのいずれについても、高 pH と低 pH で選択性が変化しています。高 pH では、荷電状態が変化するため、3 種類のアンギオテンシ
ンすべてを分離できます。さらに、水酸化アンモニウム移動相を使用して高 pH で分析することにより、アンギオテンシン I のスペクトルが著しく明瞭になります。
Extend-C18 カラムは、低分子ペプチドを高 pH で分析する際にも効果を発揮します。
120
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バイオ分析用カラム
ZORBAX 300Å Extend-C18
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
アナリティカル
4.6 x 250
アナリティカル
4.6 x 150
5
773995-902
ラピッドレゾリューション
4.6 x 150
3.5
763973-902
ラピッドレゾリューション
4.6 x 100
3.5
761973-902
ラピッドレゾリューション
4.6 x 50
3.5
765973-902
ナローボア RR*
2.1 x 150
3.5
763750-902
ナローボア RR*
2.1 x 100
3.5
761775-902
ナローボア RR*
2.1 x 50
3.5
765750-902
ガードカートリッジ、4 個
4.6 x 12.5
5
820950-932
ガードカートリッジ、4 個
2.1 x 12.5
5
821125-932
0
820888-901
ガードハードウェアキット
粒子径 (µm)
部品番号
5
770995-902
キャピラリフローカラム (ガラス内面ステンレス)
キャピラリ RR*
0.3 x 150
3.5
5065-4464
キャピラリ RR*
0.3 x 100
3.5
5065-4465
キャピラリ RR*
0.3 x 75
3.5
5065-4466
キャピラリ RR*
0.3 x 50
3.5
5065-4467
*RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm
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121
バイオ分析用カラム
アミノ酸標準試料
それぞれのアミノ酸標準試料には
次のアミノ酸が含まれます。
• グリシン
• L-シスチン
• L-ヒスチジン
• L-チロシン
• L-ロイシン
• L-メチオニン
• L-セリン
• L-アラニン
• L-フェニルアラニン
• L-グルタミン酸
• L-プロリン
• L-イソロイシン
• L-アルギニン
• L-トレオニン
• L-バリン
• L-リジン
• L-アスパラギン酸
ZORBAX アミノ酸分析 (AAA) カラム
および部品
ZORBAX Eclipse アミノ酸分析 (AAA) カラム
• 24 種類のアミノ酸の高分解能、高速分析
• アミノ酸分析析用としてテスト済み
• OPA および FMOC プレカラム誘導体化法を使用
• Agilent 1100/1200 オートサンプラでオンラインによる誘導体化プロトコルを
使用して簡単に自動化
Agilent ZORBAX Eclipse AAA 高効率カラムは、更新および改良されたプロトコルに従って
アミノ酸を迅速に分離します。注入から次の注入までの全分析時間は、7.5 cm のショー
トカラムでわずか 14 分 (分析時間は 9 分)、長さ 15 cm のカラムで 24 分 (分析時間は 18
分) です。Agilent 1100/1200 HPLC を使用した 1 回の自動分析で、OPA と FMOC の誘導体化
特性の両方を用いて、優れた感度 (DAD、FLD で 5 ~ 50 pmol) と信頼性を達成します。
ZORBAX Eclipse アミノ酸分析 (AAA) カラム
ハードウェア 説明
粒子径
(µm)
部品番号
4.6 x 150
5
993400-902
FLD を使用した日常分析、
4.6 x 150
3.5
963400-902
日常の分析、
ハイスループット
4.6 x 75
3.5
966400-902
ソルベントセーバ、
高感度、高分解能
3.0 x 150
3.5
961400-302
ガードカートリッジ、4 個
4.6 x 12.5
5
820950-931
高分解能
ガードハードウェアキット
122
寸法(mm)
日常の分析
www.agilent.com/chem/jp
820888-901
バイオ分析用カラム
アミノ酸標準試料, 10 x 1 mL アンプル*
説明
部品番号
1 nmol/µL
5061-3330
250 pmol/µL
5061-3331
100 pmol/µL
5061-3332
25 pmol/µL
5061-3333
10 pmol/µL
5061-3334
アミノ酸補助キット
ノルバリン、サルコシン、アスパラギン、グルタミン、トリプトファン、4-ヒド
ロキシプロリン各 1 g を含む
5062-2478
*寿命を考慮して必要量を購入してください。5062-2478 は 1 g バイアルとして出荷されます
アミノ酸分離試薬
説明
部品番号
OPA 試薬, 0.4 M ホウ酸緩衝液 o-フタルアルデヒド (OPA)、
3-メルカプトプロピオン酸、各 10 mg/mL, 6 x 1 mL アンプル
5061-3335
FMOC 試薬, アセトニトリルに 2.5 mg/mL、9-フルオレニルメチルクロロギ酸、1 mL, 5061-3337
10 アンプル
ホウ酸緩衝液, 100 mL
5061-3339
DTDPA (ジチオジプロプリオニック) 試薬, システイン分析用, 5g
5062-2479
ZORBAX Eclipse-AAA プロトコルを用いた 24 種類
のアミノ酸の高分離
1.
Asp
カラム:
2.
Glu
8.
Thr
14. Val
20. Leu
3.
Asn
9.
Cit
15. Met
21. Lys
移動相:
ZORBAX Eclipse AAA
963400-902
4.6 x 150 mm, 3.5 µm
流量:
A : 40 mM Na2HPO4、pH 7.8
B : ACN : MeOH : 水、
45:45:10 v/v
2 mL/min
温度:
40 °C
検出器:
蛍光検出器
サンプル:
24 種類のアミノ酸
7.
Gly
13. Cys
19. Ile
4.
Ser
10. Arg
16. Nva
22. Hyp
5.
Gln
11. Ala
17. Trp
23. Sar
6.
His
12. Tyr
18. Phe
24. Pro
3
8
2
7
4
1
22
16 17
18
19
15
9
10
14
20
12
11
24
6
24 種類のアミノ酸の高分離分析は 18 分で完了しまし
た。ラピッドレゾリューション 4.6 x 75 mm Eclipse AAA
カラムを選択すれば、これらのアミノ酸を 9 分で分離
23
21
5
できます。
0
5
10
15
20
25
Time (min)
LCPAH01
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123
バイオ分析用カラム
ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラム
• 短い分析時間で高い効率性、再現性
• 親水性のジオール結合相で優れたタンパク質回収率
• 有機修飾剤、変成剤に対応
• 広い pH 範囲 (pH 3 ~ 8) に使用可能
Agilent ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラムは、タンパク質やその他の生体分子のサ
イズ分離に最適です。GF-250 と GF-450 カラムをつなげて使用すれば、球状タンパク質
の場合、分離範囲は 4,000 ~ 900,000 となります。GF-250/GF-450 ゲルろ過カラムは親水
性ジオール結合相を使用することによって高いタンパク質回収率 (通常 > 90%) を示
し、独自のジルコニア修飾を施したシリカによって pH 3 ~ 8 と広い pH 範囲に対応し
ています。GF-250、GF-450 カラムには正確に大きさを揃えた多孔質シリカ微細球が充て
んされており、ポアサイズと粒子径のばらつきが小さくなっています。その結果、流
量 3 mL/min までのタンパク質分離において、効率が高く、堅牢で再現性の高いカラム
となっています。これらのカラムは移動相内の有機修飾剤 (< 25 %) と変成剤に対応し
ており、タンパク凝集を取り除いて正しくタンパク質の大きさを判定することができ
ます。一般的な分析用途としては、単量体、二量体、凝集体の分離、脱塩、タンパク
質分子量の推定と修飾タンパク質の分離があります。
カラム仕様
結合相
ポア
サイズ 粒子径
表面積
ZORBAX GF-250 150Å
4 µm
MW 範囲
4,000-400,000
ZORBAX GF-450 300 Å
6 µm
10,000-900,000 50 m2/g
140 m2/g
pH 範囲 流量
3.0-8.0 3.0 mL/min
350 bar
最大圧力
3.0-8.0
350 bar
未満
3.0 mL/min
未満
仕様は代表的な値のみを表しています。
124
www.agilent.com/chem/jp
バイオ分析用カラム
5
ZORBAX GF-250 SEC カラムを用いたタンパク質標準の分離
カラム:
ZORBAX GF-250
884973-901
9.4 x 250 mm, 4 µm
移動相:
200 mM リン酸ナトリウム、pH 7.0
流量:
2 mL/min
温度:
室温
検出器:
254 nm
サンプル:
4
サイズ排除用
BioRad ゲルろ過標準
1. サイログロブリン 670,000 Da
2. ウシ ガンマグロブリン 158,000 Da
3. トリ オブアルブミン 44,000 Da
1
4. ウマミオグロビン 17,000 Da
5. ビタミン B-12 1、350 Da
ここで分離されたタンパク質標準試料は一般的に使用されている標
準試料セットです。ZORBAX GF-250 カラムはこのサンプルに対して優
れた分離能を示しています。サイログロブリンの分離能をさらに上
げるために GF-450 カラムを追加連結することも可能です。
2
0
www.agilent.com/chem/jp
1
2
3
4
Time (min)
3
5
6
7
8
LCGF001
125
バイオ分析用カラム
高速サイズ排除分離
高速ゲルろ過分析 2
カラム:
ZORBAX GF-450
884973-902
9.4 x 250 mm, 6 µm
カラム:
移動相:
PBS (リン酸緩衝
食塩水)、pH 7.4
移動相:
流量:
3 mL/min
温度:
室温
検出器:
サンプル:
2 mL/min
220 nm
検出器:
225 nm
BSA および BSA 二量体
サンプル:
50 mM 中に 10 µg
リン酸ナトリウム pH 7.0
B:抗体分離
1
126
2
2
2
0
200 mM
リン酸一ナトリウム
pH 7.0/0.1 % アジド
流量:
A:BSA および BSA 二量体 (二重注入)
Inj. #1
ZORBAX GF-450
884973-902
9.4 x 250 mm, 6 µm
1.
BSA 二量体
1.
IgG 二量体および会合体
2.
BSA 単量体
2.
マウス IgG 1K (MOPC 31C)
3.
アジド
3.
塩:トリス、Na2HPO4、NaCl
1
3
3
3
Inj. #2
5
Time (min)
1
10
0
1
www.agilent.com/chem/jp
2
3
4
5
6
7
Retention Time (min)
8
9
10
LCGF002
バイオ分析用カラム
長寿命の ZORBAX GF-250 カラム
安定性の高いアジレント GF-250:標準タンパク質の K*
3.0
3.0
2.5
2.5
BSA
Ovalbumin
1.5
Lysozyme
NaN3
1.0
Ovalbumin
1.5
Lysozyme
NaN3
1.0
0.5
0.5
0.0
BSA
2.0
K*
2.0
K*
競合他社カラム:標準タンパク質の K*
0.0
0
1000
2000
Column Volumes
3000
0
1000
2000
Column Volumes
3000
LCGF004
ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラム
ハード
ウェア
説明
寸法(mm)
粒子径 (µm)
部品番号
GF-250、150Å
9.4 x 250
4
884973-901
GF-250、150Å
4.6 x 250
4
884973-701
GF-450、300Å
9.4 x 250
6
884973-902
GF-250 Diol、ガードカートリッジ、2 個
9.4 x 15
6
820675-111
GF-250 Diol、ガードカートリッジ、4 個
4.6 x 12.5
6
820950-911
GF-450 Diol、ガードカートリッジ、2 個
9.4 x 15
6
820675-111
GF-450 Diol、ガードカートリッジ、4 個
4.6 x 12.5
ガードカラム (ハードウェアが必要)
6
820950-911
ガードハードウェアキット
0
840140-901
ガードハードウェアキット
0
820888-901
PrepHT カラム
PrepHT GF-250、150Å
21.2 x 250
6
877974-901
PrepHT GF-450、300Å
21.2 x 250
6
877974-910
PrepHT エンドフィッティング、2 個
820400-901
PrepHT GF-250、ガードカートリッジ、2 個
17 x 7.5
5
820212-911
PrepHT GF-450、ガードカートリッジ、2 個
17 x 7.5
5
820212-911
ガードカートリッジハードウェアキット
www.agilent.com/chem/jp
820444-901
127
バイオ分析用カラム
Agilent バイオモノリス HPLC カラム
• 大型生体分子分離用に設計されたポリマーベースのモノリス HPLC カラム
• 流速に依存しない分離を実現。拡散、ポア、およびボイドボリュームがないため、
移動相と固定相の間の高速移動が可能
• モノリスディスクは 5.2 mm x 4.95 mm (カラム容量 100 µL) で、拡散による物質移動を
排除
• 超高速分離によって、メソッド開発時間とコストを削減そのため、分析時間とバッ
ファを大幅に削減可能
Agilent バイオモノリス HPLC カラムは、
抗体 (IgG、
IgM)、
プラスミド DNA、
ウィルス、
ファー
ジ、その他のマクロ生体分子の高速高分解能の分離を実現します。カラムの種類は、
強カチオン交換、強アニオン交換、弱アニオン交換、プロテイン A の各相を用意して
います。バイオモノリス HPLC カラムは、Agilent 1100 / 1200 HPLC システムを含む HPLC
および分取 LC システムに適合します。
カラム仕様
寸法
カラム容量
5.2 mm x 4.95 mm
100 µL
最大圧力
150 bar (15 MPa、2200 psi)*
最低/最高使用温度
使用: 4 ~ 40 °C
保管: 4 ~ 30 °C
使用範囲: 2-13**
推奨 pH
洗浄: 1-14***
使用材質
ハードウェア:ステンレス製
パッキング材: ポリ (グリシジル メタクリレート-co-エチレン
ジメタクリレート) 多孔モノリス
カラー識別リング
バイオモノリス QA:青
バイオモノリス DEAE:緑
バイオモノリス SO3:赤
バイオモノリス プロテイン A: 白
保管期限/使用期限
プロテイン A:12 ヶ月
SO3、QA、DEAE: 24 ~ 36 ヶ月
* :プロテイン A は 75 bar (7.5 MPa、1100 psi)
** :プロテイン A は 2-11
*** :プロテイン A は 2-13
128
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バイオ分析用カラム
DEAE カラムを用いたファージ精製のモニタリング
DEAE
5069-3636
5.2 x 4.95,mm
移動相:
A : 125 mM リン酸バッファ、
pH 7.0
B : 125 mM リン酸バッファ + 1M
NaCl、pH 7.0
120
50
Time 36 min
Time 158 min
Time 191 min
% Buffer B
45
流量:
1 mL/min
グラジエン
ト:
100% バッファ A (2.5 分)
0 ~ 100% バッファ B (10 分)
100% バッファ A (2 分)
検出器:
UV、280 nm
装置:
高圧グラジエント HPLC
システム、Agilent 1200
Relative Absorbance (mAU)
40
35
2
100
80
30
25
60
20
Phages and
other components
40
15
3
1
10
% Gradient
カラム:
20
5
0
0
0
2
4
6
8
10
12
Time (min)
ファージ増殖が進むにつれて、宿主細胞が溶解されているためにゲノム DNA (gDNA) 濃度は高くなります。発酵の最終段階で、gDNA は断片に分解し始めます。精
製培地ではこれらの gDNA 断片を簡単に除去できないため、ゲノム DNA の分解前に発酵サイクルを停止させることが重要です。上記は、36 分、158 分、191 分に
バイオリアクターから採取した 3 種類のサンプルのクロマトグラムです。 ピーク 1 はファージ、培地、宿主細胞、ピーク 2 はインタクト gDNA、ピークは断片化
された gDNA を表します。
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129
バイオ分析用カラム
プロテイン A カラムによる IgG 発酵滴定濃度の測定
移動相:
流量:
プロテイン A
5069-3639
5.2 x 4.95,mm
240
A : 1x PBS、pH 7.0
B : 0.5 M 酢酸、pH 2.6
1 mL/min
190
グラジエント:
100% バッファ A
100% バッファ B
100% バッファ A (各段階
0.5 分)
検出器:
UV、280 nm
装置:
高圧グラジエント HPLC
システム
Relative absorbance (mAU)
カラム:
140
1mL/min
2 mL/min
90
40
Agilent 1200
_10
Time (min)
標準 IgG を 2 つの流量、1 mL/min と 2 mL/min で測定します。これらは、それぞれ 10 カラム容量/分と
20 カラム容量/分に相当します。 サンプル中の IgG 濃度を数分以内に速やかに測定できます。
1600
The calibration curve
1400
1200
Peak area
1000
800
y = 728.55x
R2 = 0.9975
600
400
200
0
C (mg/mL)
上記は、ヒト IgG の 2 倍希釈系列の検量線です。 IgG の初期濃度は 2 mg/mL です。 IgG ピーク面積を
積分し、プロットしました。本分析の直線性範囲は、開発および製造細胞培養に必要な範囲をカバー
しています。
130
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バイオ分析用カラム
Agilent バイオモノリス HPLC カラム
カラム
説明
主要アプリケーション
部品番号
バイオモノリス QA
第 4 級アミン結合相 (強アニオン交換) は
使用 pH 範囲 2 ~ 13 で完全に荷電し、負
電荷により生体分子と結合します。
ü アデノウイルスのプロセスモニタリン
5069-3635
グと品質管理
ü IgM 精製のモニタリングと品質管理
ü DNA 不純物除去のモニタリング
ü エンドトキシン除去のモニタリング
ü HSA 純度分析
バイオモノリス DEAE
ジエチルアミノエチル結合相 (弱アニオン ü バクテリオファージ精製のプロセスモ
交換) は、使用 pH 範囲 3 ~ 9 で負電荷を
ニタリングと品質管理
帯びるため、生体分子の選択性を拡大し ü プラスミド DNA 精製のプロセスモニタ
ます。
リングと品質管理
5069-3636
バイオモノリス SO3
スルホニル結合相 (強カチオン交換) は使
用 pH 範囲 2 ~ 13 で完全に荷電し、正電
荷により生体分子と結合します。
ü タンパク質や抗体などの大型生体分子
5069-3637
バイオモノリス プロテイン A
プロテイン A アフィニティカラムは、IgG
クラス 3 を除くすべての IgG (ヒトとマウ
ス) の分析分離用に設計されています。
ü IgG の定量 (発酵滴定濃度計算)
5069-3639
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の高速高分離
ü ヘモグロビン A1c の高速分析
131
テクニカルサポート
ハードウェア、ソフトウェア、アプリケーション、機器の修理、またはトラブル
シューティングに関して質問がございますか? アジレントの技術者がお客様のご質問
にお答えします。豊富な分析経験を持つテクニカルサポート担当者が、その知識と経
験をご提供します。
本カタログ記載の製品に関するご質問は、担当営業またはカストマコンタクトセンタ
0120-477-111 までお問い合わせください。ホームページ(www.agilent.com/chem/jp)で
もさまざまな情報を紹介しています。
Agilent ZORBAX HPLC カラムで
分析上の問題を解決
ZORBAX カラムのサイト
(www.zorbaxmethodjp.com) では、
アプリケーションにお勧めのカラム
と詳細情報をご覧いただけます。
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• よくある質問 (FAQ)
• ダウンロードとユーティリティ
• 据付およびメンテナンスビデオ
• 対話式トラブルシューティング
• ワランティ情報
• テクニカルサポートの問い合わせ先情報
新製品 .................................................................................................1
HPLC カラム選択ガイドライン .....................................................3
HPLC カラム選択フローチャート ......................................................................................................4
ZORBAX 逆相結合相のクイックガイド ............................................................................................5
ZORBAX 逆相 HPLC カラム選択フローチャート .............................................................................6
カラムと移動相選択のためのガイド:逆相 ..................................................................................8
HPLC カラムの USP 表記 ....................................................................................................................11
pH 1 ~12 でのメソッド開発 ............................................................................................................13
カートリッジ選択ガイド ..................................................................................................................18
分析 HPLC 用カラム .......................................................................19
Poroshell 120 ..........................................................................................................................................20
ZORBAX Eclipse Plus...............................................................................................................................23
ZORBAX Eclipse PAH ..............................................................................................................................30
ZORBAX Eclipse XDB ..............................................................................................................................32
ZORBAX 80Å StableBond .......................................................................................................................40
ZORBAX Rx .............................................................................................................................................49
ZORBAX 80Å Extend-C18.......................................................................................................................52
ZORBAX Bonus-RP..................................................................................................................................56
ZORBAXオリジナル逆相カラム .......................................................................................................61
ZORBAX 順相カラム ............................................................................................................................62
ZORBAX HILIC Plus .................................................................................................................................66
ZORBAXメソッド開発キット ...........................................................................................................68
ZORBAX メソッドバリデーションキット ......................................................................................70
ZORBAX イオン交換カラム – SAX、SCX ........................................................................................71
Agilent e-セミナー
アジレントの eセミナーは、web上で最新技術と
最新情報を紹介するプログラムです。
特殊アプリケーション用 HPLC カラム .....................................73
ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition 1.8 µm.........................................................74
ZORBAX ラピッドレゾリューションハイスループット 1.8 µm ................................................77
ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm ..................................................................................85
ZORBAX ソルベントセーバ................................................................................................................90
ZORBAX PrepHT......................................................................................................................................94
Agilent Prep LCカラム.........................................................................................................................100
Ultron ES Chiral カラム .......................................................................................................................103
バイオ分析用カラム ...................................................................105
ZORBAX を用いてタンパク質およびペプチドを分析する逆相メソッド開発方法 ............106
Poroshell 300 ........................................................................................................................................110
ZORBAX 300Å StableBond ..................................................................................................................113
ZORBAX 300Å Extend-C18...................................................................................................................118
ZORBAX アミノ酸分析 (AAA) カラムおよび部品 ........................................................................122
ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラム ....................................................................................124
Agilent バイオモノリス HPLC カラム ............................................................................................128
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© Agilent Technologies, Inc. 2010
Printed in Japan April 16, 2010
5990-4435JAJP
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