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お問い合わせは さらに詳しい情報は、担当営業または販売店、 あるいは下記までお問い合わせください。 • ホームページ:www.agilent.com/chem/jp • カストマコンタクトセンタ: フリーダイヤル 0120-477-111 Agilent HPLC 用 Agilent HPLC 用カラムセレクションガイド カラムセレクションガイド 最高の分離と効率的な分析を実現し、 高品質の結果を提供するカラムの総合ガイド 本資料に記載の情報、説明、製品仕様等は 予告なしに変更されることがあります。 アジレント・テクノロジー株式会社 © Agilent Technologies, Inc. 2010 Printed in Japan April 16, 2010 5990-4435JAJP Our measure is your success. 新製品 .................................................................................................1 HPLC カラム選択ガイドライン .....................................................3 HPLC カラム選択フローチャート ......................................................................................................4 ZORBAX 逆相結合相のクイックガイド ............................................................................................5 ZORBAX 逆相 HPLC カラム選択フローチャート .............................................................................6 カラムと移動相選択のためのガイド:逆相 ..................................................................................8 HPLC カラムの USP 表記 ....................................................................................................................11 pH 1 ~12 でのメソッド開発 ............................................................................................................13 カートリッジ選択ガイド ..................................................................................................................18 分析 HPLC 用カラム .......................................................................19 Poroshell 120 ..........................................................................................................................................20 ZORBAX Eclipse Plus...............................................................................................................................23 ZORBAX Eclipse PAH ..............................................................................................................................30 ZORBAX Eclipse XDB ..............................................................................................................................32 ZORBAX 80Å StableBond .......................................................................................................................40 ZORBAX Rx .............................................................................................................................................49 ZORBAX 80Å Extend-C18.......................................................................................................................52 ZORBAX Bonus-RP..................................................................................................................................56 ZORBAXオリジナル逆相カラム .......................................................................................................61 ZORBAX 順相カラム ............................................................................................................................62 ZORBAX HILIC Plus .................................................................................................................................66 ZORBAXメソッド開発キット ...........................................................................................................68 ZORBAX メソッドバリデーションキット ......................................................................................70 ZORBAX イオン交換カラム – SAX、SCX ........................................................................................71 Agilent e-セミナー アジレントの eセミナーは、web上で最新技術と 最新情報を紹介するプログラムです。 特殊アプリケーション用 HPLC カラム .....................................73 ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition 1.8 µm.........................................................74 ZORBAX ラピッドレゾリューションハイスループット 1.8 µm ................................................77 ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm ..................................................................................85 ZORBAX ソルベントセーバ................................................................................................................90 ZORBAX PrepHT......................................................................................................................................94 Agilent Prep LCカラム.........................................................................................................................100 Ultron ES Chiral カラム .......................................................................................................................103 バイオ分析用カラム ...................................................................105 ZORBAX を用いてタンパク質およびペプチドを分析する逆相メソッド開発方法 ............106 Poroshell 300 ........................................................................................................................................110 ZORBAX 300Å StableBond ..................................................................................................................113 ZORBAX 300Å Extend-C18...................................................................................................................118 ZORBAX アミノ酸分析 (AAA) カラムおよび部品 ........................................................................122 ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラム ....................................................................................124 Agilent バイオモノリス HPLC カラム ............................................................................................128 トラブルシューティング、メンテナンス、インフォマティックス、 コンプライアンス、アプリケーションなど、さまざまコンテンツを 提供しています。自分の机から気軽にアクセスできる eセミナーを ご活用ください。オンラインセミナーは無料で、60 ~ 90 分のプロ グラムです。 • ご自身のスケジュールに合わせてライブまたは録画から選択 • オフィス、自宅、ホテルなど、どこからでも参加可能 • Q&A セッションで質問可能 詳細情報、セミナータイトルについては、 www.agilent.com/chem/jp をご覧ください。 アジレントのカラムは、酸性、塩基性、 中性化合物のすべてに対し、高い生産性と 優れたピーク形状を提供します。 従来のクロマトグラフィや超高速クロマトグラフィ、生体分子の分離、複雑な塩基性 化合物の分析など、さまざまな分析において、アジレントは、高速で再現性の高い結 果を実現する業界最高性能のカラムを提供します。比類のない品質と信頼性をお届け します。 • 新製品 Poroshell120カラム -2µm未満のカラムよりも 50%低い圧力で高効率と高分 離能を実現します。 • ZORBAXラピッドレゾリューション HighDefinition(RRHD)カラム –Agilent1290InfinityLC と組み合わせて使用するために最大 120MPa(1200bar)で安定性を実現する、改良さ れた充てん処理を備えた 1.8µmカラムです。 • 新しい EclipsePlusカラム –C18および C8カラムは、優れたピーク形状を提供しつつ、 新しいフェニルヘキシル結合相と PAH 分離用の C18 結合相でより多くのアプリケー ションに対応します。 • ラピッドレゾリューションハイスループット (RRHT) カラム – 1.8 µm カラムを含 む、140種類以上の豊富なラインナップから、スピード、分離、感度のニーズに合わ せて選択できます。 AgilentZORBAXLCカラムを選択するということは、信頼性の高い製品はもちろん、それ 以上のものが得られるということを意味します。つまり、世界最大のクロマトグラ フィサプライヤであるアジレントのサポートや、40年を超える専門知識、テクニカル サポートも同時に得られることになるのです。インターネット、電話、担当者を通 じ、アジレントはお客様の直面する課題解決をサポートいたします。 www.agilent.com/chem/jp 1 新製品 新製品 Agilent1290InfinityLCシステム 最高の液体クロマトグラフシステムをお届けします 新製品 Agilent1290InfinityLCには、 他のどのシステムよりも広い動作圧力範囲 (2mL/min で 120MPa(1200bar、5mL/minで 80MPa(800bar))を誇ります。InfinityLCは、比類のな い性能、柔軟性、メソッド互換性を提供し、LCおよび LC/MSにおける分析上の難題を 解決するために、無限の可能性を提供します。 • 1290Infinityバイナリポンプは、アクティブダンピング機能に加えて、10µLというき わめて低いディレイボリュームを兼ね備えています。これらの機能は、新しい AgilentJetWeaverミキサーのマルチレイヤー技術により実現したものです。これによ り、超高速グラジエントと優れた UV検出感度が実現しています。 • AgilentMax-Lightカートリッジフローセルをはじめ、 1290Infinityダイオードアレイ検出 器の光学設計は、最高 160Hzのデータレートでの高速スペクトル取り込みなど、新た なレベルの UV感度とベースラインの安定性を提供します。 • 1290Infinityオートサンプラの次世代フロースルー設計は、 少量注入と大量注入の両方 において、きわめて高い精度を実現します。サンプルループを変更する必要はあり ません。 • 1290フレキシブルキューブとオートサンプラを組み合わせれば、固定ループ注入モー ドにより、きわめて短いサンプル注入サイクル時間が実現します。また、ニードル シートの自動洗浄バックフラッシュにより、きわめて低いキャリーオーバーを実現す ることも可能です。 • 1290 Infinity カラムコンパートメントの新しいプルアウト式バルブドライブとユー ザーによる交換が可能なバルブヘッドは、利便性を向上するほか、超ハイスルー プットのマルチメソッドソリューションや自動メソッド開発ソリューションを可能 にします。 • ZORBAXラピッドレゾリューション HighDefinition(1.8µm)LCカラムは、共通するカラ ムケミストリにより、HPLCから UHPLCへの簡単で迅速、かつ安全なメソッド変換を 容易にします。 詳細については、www.agilent.com/chem/1290:jp をご覧ください 2 www.agilent.com/chem/jp HPLC カラム選択ガイドライン HPLC カラム選択およびメソッド開発の方法 特定のアプリケーションに適したカラムの選択は簡単ではありません。しかし、次の 項目をご覧いただければ、より簡単にカラムをお選びいただけます。カラム選択に 使っていた時間を有効に活用できます。 HPLC カラム選択フローチャート ここでは、分析対象成分や移動相などの条件に基づいて、メソッド開発のためのカラ ム選択方法を段階的に説明します。チャートに従うと、最適なカラムの掲載ページが 示されます。 逆相 HPLC カラムを選択するためのガイドライン 結合相やカラムコンフィグレーションなどの条件に基づいて、低分子やタンパク質/ ペプチドの分析に最適なカラムの選択方法を示します。 USP 表記と HPLC カラムの対応表 この項では、 アジレントの ZORBAX カラムファミリと USP (米国薬局方) 表記についての 対応表を掲載しています。USP、他の薬局方に従ったカラムを簡単に選択できます。 逆相 HPLC メソッド開発 クロマトグラフ上での 2 つ以上のピーク分離は、カラム効率、選択性、保持時間に依存 し、これらすべての要因が pH の影響を受けます。1 つのタイプのカラムで多くの分離 を行える場合がありますが、このセクションでは、移動相の pH の変動に基づいたメソッ ド開発方法を説明します。 www.agilent.com/chem/jp 3 HPLC カラム選択ガイドライン HPLC カラム選択フローチャート サンプルと移動相に従って、下のカラム選択ガイドを左から右に進んでください。右端に示されているページでカラムの詳細を ご覧いただけます。 LC カラムおよび消耗品の全リストについては、 『Agilent カラム分析機器部品カタログ 2009-2010 版』をご覧ください。 ヘキサンに可溶 順相モード - 未修飾シリカ 参照ページ 62 順相モード - 化学結合タイプ 参照ページ 62 有機溶媒に可溶 MeOH および MeOH:H2O または ACN および ACN:H2O に 可溶 THF に可溶 逆相モード - 化学結合タイプ 参照ページ 19 ゲル浸透 (低分子) 分子量 < 2000 非イオン性 逆相モード - 化学結合タイプ 19 逆相モード - イオン化コントロール 水に可溶 参照ページ 参照ページ 19 逆相モード - イオンペア試薬を使用した 化学結合タイプ 参照ページ 19 イオン性 サンプル 逆相モード - 未修飾シリカ (HILIC) 参照ページ 66 イオン交換モード 参照ページ 71 有機溶媒に可溶 分子量 > 2000 ゲル浸透クロマトグラフィ ゲルろ過クロマトグラフィ 参照ページ 124 水に可溶 イオン交換モード - ワイドポア充てん剤 逆相モード - ワイドポア充てん剤 参照ページ 71 & 128 参照ページ 113 "Practical HPLC Methodology and Applications," Brian A. Bidlingmeyer, John Wiley & Sons, Inc., New York, p. 109 より許可を得て転載 4 www.agilent.com/chem/jp HPLC カラム選択ガイドライン ZORBAX 逆相結合相のクイックガイド ZORBAX RP-HPLC カラム Eclipse Plus 推奨用途およびアプリケーション ページ ü メソッド開発における第 1 の選択肢 ü pH 2 ~ 9 で、塩基性、酸性、中性化合物に対して信頼性の高い分離が可能で、 23 なおかつ長寿命 ü 塩基性化合物に対して優れたピーク形状 ü 1.8、3.5、5 µm カラムでの高い分離および効率 ü 長期再現性を実現するための厳しい QA/QC テストを実施 20 Poroshell 120 ü 低圧で高効率を実現するための表面多孔質粒子 ü 2.7 µm 粒子で 2 µm 未満の粒子と同様の効率 ü 選択性を最適化するため、エンドキャップ処理/未処理の C18 相から選択可能 ü 40 MPa および 60 MPa の LC に適合 32 Eclipse XDB ü 柔軟性の高いメソッド開発のための 4 種類の選択肢 ü pH 2 ~ 9 の広い pH 範囲で高性能を発揮 ü 塩基性、酸性、中性に対する優れたピーク形状 ü 高密度結合とダブルエンドキャッピングで長寿命を実現 ü 1.8 および 3.5 µm カラムを使用して高速、超高速、高分離能を実現 ü キャピラリから分取用まで対応 40 ü 塩基性、酸性、中性化合物のいずれにも対応 ü 低 pH での優れた安定性 ü 高温 (C18 は最高 90 °C、C8、C3、Phenyl、CN、Aq は最高 80 °C) および低 pH で非常に StableBond (SB) 安定 ü さまざまな選択性を示す幅広い結合相 (C18、C8、C3、CN、Phenyl、Aq) から選択可能 ü 移動相としてギ酸、酢酸、または TFA を使用できるため、LC/MS に使用可能 ü ペプチドおよびタンパク質の分離用に TFA を含む移動相を使用可能 ü 高速分離に対応する 1.8 および 3.5 µm カラム ZORBAX Rx ü SB カラムとは異なる選択性で、低 pH での塩基性、酸性、中性化合物を分離 ü Rx-C8 は SB-C8 と同じ製品 Bonus-RP ü 水比率の高い移動相での塩基性化合物の分離 ü 中性 pH から低 pH での塩基性、中性、酸性化合物の分離 (低 pH で特に安定) ü 異なる選択性でのペプチドの分離 ü 高速分離に対応する、1.8 および 3.5 µm カラム ü 遊離塩基構造の pKa より高い塩基性化合物の分離、pH 11.5 までの高 pH での塩基性、 49 56 52 酸性、中性化合物の分離 Extend-C18 ü 低分子またはペプチドの LC/MS 分析で水酸化アンモニウムを移動相添加剤として使用 ü 高 pH、中 pH、低 pH の分離で,異なる選択性を提供 ü 高速分離に対応する、1.8 および 3.5 µm カラム オリジナル ZORBAX カラム 推奨用途およびアプリケーション ページ ü SB カラムとは異なる選択性で、低 pH での塩基性、酸性、中性化合物を分離。 SB より活性シラノール基が多い ü より中性に近い pH 値での「混合モード」分離 61 ZORBAX ü SB または XDB カラムとは異なる選択性で、中 pH から低 pH の塩基性、酸性、 61 ZORBAX ODS Classic (エンドキャップ処理なし) 中性化合物を分離 www.agilent.com/chem/jp 5 HPLC カラム選択ガイドライン ZORBAX 逆相 HPLC カラム選択フローチャート 低分子、高分子分析のために 多くの分析者にとって、逆相 HPLC は主要な分析方法の 1 つです。逆相 HPLC では、イオン性および非イオン性の分析対象成分を分 析できます。そのため、この ZORBAX カラム選択フローチャートでは、逆相カラムに焦点を合わせてご説明します。このページの 概要に従って、低分子および高分子用のメソッド開発に使用する逆相カラムを簡単に選択することができます。 このフローチャートでは、低分子サンプルやタンパク質およびペプチドサンプル用のメソッド開発の際に最初に使用するカラム の選択情報を提供するとともに、結合相とカラムコンフィグレーションを決定するための必要事項についても解説します。 低分子 高分子 MW < 2000 MW > 2000 80 ~ 120 Å 充てん剤のポアサイズ 300 Å 充てん剤のポアサイズは、分析する分子のサイズを基にして選びます。一般的に小さな分子は、ポアサイズが 80 ~ 120 Å 前後で容易に拡散します が、ペプチドやタンパク質の場合はそうはなりません。そのため、ペプチドやタンパク質のアイソクラティックまたはグラジエント分離には、 ポアサイズ 300 Å の充てん剤 (300SB) を推奨します。 Eclipse Plus C18 最初のカラム結合相 StableBond 300SB-C18 C18 は、中程度の極性から無極性の化合物を良好に保持するため、大部分のサンプルで最初に選択するカラム結合相としてお勧めします。 分解能を C18 相で最適化できない場合、または大きいタンパク質を分析したい場合には、短鎖相を考慮する必要があります。 カラム内径 4.6 mm 4.6 mm カラム内径は、カラムに注入できる検体量 (質量) を注入できるかで規定します。内径が小さいほど良好なピーク形状を維持でき、注入量は少なくてすみ ます。内径が小さいカラムほど感度が向上するため、LC/MS やサンプル量に制限のあるアプリケーションでは、内径の小さいカラムが主に使用されます。 6 感度向上 4.6 サンプル負荷 量 (近似値) 標準流量 0.5 ~ 3 mL/min 0.1 ~ 1.5 mg ソルベントセーバ 3.0 150 ~ 500 ug 0.3 ~ 1.5 mL/min + 標準 HPLC 機器を使用して溶媒使用量を節約 ナローボア 2.1 50 ~ 120 ug 0.1 ~ 0.5 mL/min ++ 高感度、サンプル量が少ない場合、LC/MS、溶媒を節約 マイクロボア 1.0 10 ~ 50 ug 10 ~ 100 µL/min ++++ 高感度、サンプル量が少ない場合、LC/MS キャピラリ 0.5, 0.3 1 ~ 10 ug 1 ~ 15 µL/min +++++ 非常に高感度、LC/MS、ペプチドとタンパク質 ナノ 0.1, 0.075 100 ~ 200 ng 200 ~ 500 nL/min ++++++ 非常に高感度、LC/MS、ペプチドとタンパク質 セミ分取 9.4 1 ~ 10 mg 5 ~ 10 mL/min mg レベルの分取用分離 分取 21.2 20 ~ 250 mg 20 ~ 60 mL/min 数 100 mg から 1 g レベルの分取 カラムの 種類 内径 (mm) アナリティカル アプリケーション 標準分離 www.agilent.com/chem/jp HPLC カラム選択ガイドライン 低分子 高分子 MW < 2000 MW > 2000 標準多孔質粒子径 5 µm および 3.5 µm 5 µm 通常の低分子および高分子の分析に使用される標準粒子径は 5 µm です。ただし、これより小さい粒子径も用意されており、 これらを使用するとさらに高い効率と分離能が得られます。これらは短いカラム長でも提供されています。 3.5 µm の粒子は、メソッドの再バリデーションを必要とすることなく最大 5 µm、最小 1.8 µm のスケーラビリティを提供するため、 最初に使用する粒子径として適しています。 高速分析用粒子径 ラピッドレゾリューション 3.5 µm ラピッドレゾリューション HT 1.8 µm ラピッドレゾリューション HD 1.8 µm ラピッドレゾリューション 3.5 µm 粒子径 3.5 µm のラピッドレゾリューションカラムは、5 µm 粒子と比較し て 60 % 高い効率を持ち、粒子径 1.8 µm のラピッドレゾリューション HT 60 MPa (600 bar) およびラピッドレゾリューション HD 120 MPa (1200 bar) は 効率が 200 % 高くなります。さらに短いカラムを使用すれば、低分子の分 析時間を大幅に短縮できます。 ペプチドの場合は、粒子径 3.5 µm のラピッドレゾリューションカラムを 使用することにより、短いカラムで高分解能グラジエント分析を高速に行 うことができます。一方、タンパク質の場合は、ソリッドコアと多孔質外 殻を持つ Poroshell カラムを使用すると、最高速の分析を実行できます。 Poroshell 5 µm カラム長 150 mm 5 µm 粒子で高分解能分離を実現するための標準的なカラム長は 150 mm ま たは 250 mm です。これらのカラムを使用すると 20 ~ 30 分の分析時間で 高分解能分析が可能なため、標準的な分析の検討開始には最適です。高速 な分析には、より小さい粒子径 (3.5 µm) でより短いカラム (75 mm および 50 mm) を使用する必要があります。 150 mm タンパク質およびペプチド消化物の場合は、長さ 150 mm のカラムからス タートするのもよい方法です。この長さのカラムを用いた高分解能分析で は、標準グラジエント時間は 30 ~ 60 分です。分析を高速にするには、よ り小さな粒子 (3.5 µm) とより短いカラム (50 mm) を使用する必要があります。 最初に選択するカラム 高分子 低分子 標準分析 高速分析 標準分析 高速分析 Eclipse Plus C18 ラピッドレゾリューション ZORBAX 300SB-C18 ラピッドレゾリューション 4.6 x 150 mm, 5 µm 959993-902 Eclipse Plus C18 4.6 x 150 mm, 5 µm 883995-902 ZORBAX 300SB-C18 4.6 x 150 mm, 3.5 µm 959963-902 4.6 x 75 mm, 3.5 µm 959933-902 4.6 x 50 mm, 3.5 µm 865973-902 Poroshell 300SB-C18 ラピッドレゾリュ―ション HT、600 bar 2.1 x 75 mm, 5 µm 660750-902 Eclipse Plus C18 4.6 x 50 mm, 1.8 µm 959941-902 * 1200 bar ナローボア RRHD、 Eclipse Plus C18 2.1 x 50 mm, 1.8 µm 959757-902 * 圧力上限 100 MPa (1000 bar)。1290 Infinity LC または他の UHPLC に最適 www.agilent.com/chem/jp 7 HPLC カラム選択ガイドライン カラムと移動相選択のためのガイド:逆相 HPLC カラムは 2 つの部分、カラムの化学的性質とハードウェアから構成されています。 適切なカラムの化学的性質については、各タイプの結合相のカタログセクションを参 照してください。カラムハードウェアと粒子径を選択するには、 「Agilent ZORBAX ラピッ 「ソルベント ドレゾリューションおよびラピッドレゾリューション HT カラム」の他、 「カラムサイズと高速分離の セーバおよびキャピラリカラムと PrepHT カラム」も含め、 選択」のセクションをご覧ください。 ポアサイズの選択 カラム選択の詳細については、 www.zorbaxmethodjp.com を ご覧ください。 溶質の分子量が約 5000 未満の場合は、ポアサイズの小さい (60 ~ 120 Å) カラム充てん 剤を選択します。 それ以外の場合は、 ポアサイズ 300 Å のカラム充てん剤を使用します。 粒子径の選択 HPLC カラム用の標準粒子径は 5 µm で、メソッド開発には現在 3.5 µm が主流となりつ つあります。高速分析または高分離能の分析が必要な場合には、粒子径 1.8 µm や 3.5 µm の充てん剤を使用します。粒子径 1.8 µm で短いカラム長のラピッドレゾリューション HT カラムを使用すると、高速で高分離能の分析を行うことができ、最高の効率が得ら れます。通常の動作圧力で動作する粒子径 3.5 µm のカラムは、すべての LC で使用でき ます。短い (50 mm 以下) 1.8 µm RRHT カラムを使用して標準 LC を最適化できますが、長 いカラムでは高圧 LC (400 bar を超える圧力に対応した機種) が必要な場合があります。 カラムコンフィグレーション 分析メソッドの開発に最も多く推奨されるカラムサイズは、4.6 x 150 mm または 4.6 x 75 mm です。より高い分解能が必要な場合は、さらに長い 4.6 x 250 mm のカラムを使用 するか、同じ長さでより小さい粒子径のカラムを使用してください。メソッド開発時 には、他のアプリケーション条件 (感度、溶媒使用量など) や、装置の種類 (キャピラリ、 ナノ、分取) に対応したカラム内径 (2.1、3.0 mm など) を選択します。 8 www.agilent.com/chem/jp HPLC カラム選択ガイドライン シリカのタイプと結合相 シリカのタイプ Agilent ZORBAX 逆相カラムでは、3 種類の多孔質シリカ粒子 (オリジナルの ZORBAX SIL、ZORBAX Rx-SIL、改良型 ZORBAX Rx-SIL) を使用します。ZORBAX Rx-SIL と改良型 ZORBAX Rx-SIL は、オリジナルの ZORBAX SIL よりも純度が高く酸性度の低いシリカです。シリカ の酸度が低いほど、分析対象成分とシリカ表面のシラノール基が相互作用する可能性 が低いことを意味し (溶質が塩基性の場合には特にその傾向が高くなります)、ピーク形 状の向上に寄与します。新しいメソッドの開発には、改良型 ZORBAX Rx-SIL (Eclipse Plus) および ZORBAX Rx-SIL (Eclipse、StableBond など) をベースにした逆相カラムの使用を強く お勧めします。しかし、ZORBAX SIL は高品質で信頼性が高く、優れたメソッドが多く開 発されてきたため、アジレントでは本製品も引き続き供給します。 結合相 最初に選択する結合相としては、C18 または C8 を推奨します。対象のサンプルがこれ らの直鎖アルキル相のカラムで十分に分離されない場合は、 異なる選択性を示す CN や Phenyl カラムを試してください。 一般に、タンパク質などの大きな分子量を持つ物質は、短鎖逆相カラム (C3、CN) で最 もよく分離され、ペプチドや小分子は長鎖カラム (C8、C18) で分離されます。しかし、こ のような一般則が成り立たない場合も多くあります。たとえば、短鎖カラムを使用し てもペプチドが効率的に分離されることがあり、疎水性ペプチドが長鎖相でより優れ た回収率を示すこともあります。そのため、最初は疎水性系列の中程度の相 (C8 など) を選択し、結果とサンプルの溶解度特性に応じて、より疎水性の高い相または親水性 の高い相に変更するのが最善です。 www.agilent.com/chem/jp 9 HPLC カラム選択ガイドライン pH および移動相 逆相システム用の移動相を選択するには、まず有機溶媒を選択します。アセトニトリ ル、メタノール、テトラヒドロフラン (THF) のいずれを用いるかによって、選択性とサ ンプル保持時間は大きく変わります。サンプルの溶解度も溶媒によって異なる可能性 が高いため、使用できる溶媒やその組み合わせに影響することもあります。溶媒に よっては、特定波長での UV 検出が不可能になることがあります (200 nm でのメタノー ルなど)。 わずかな条件変動によって結果が大幅に変動する不安定なメソッドを作成しないよう にするには、移動相の水溶液部分の pH とイオン強度の両方が重要です。イオン化合物 の場合、代表的な化学種の保持時間は pH 値によって大きな変化を示します。このよう な逆相システムでは、pH を制御して、保持時間とバンド間隔を安定させることが非常 に重要です。一般的に pH 範囲が 2 4 の場合、pH の変動に対しての保持時間の変動は ~ 軽微であるため、塩基性化合物や一般的な弱酸を含む大部分のサンプル用メソッド開 発を開始するには、この pH 範囲を推奨します。 HPLC カラム カラムサイズ 固定相 表面の種類 10 ポアサイズ 粒子径 長さ 化学的性質 物理的性質 化学的寿命/感度 リテンションファクタ 効率 速度 www.agilent.com/chem/jp 内径 HPLC カラム選択ガイドライン HPLC カラムの USP 表記 米国薬局方 (USP) には、多数の医薬品の分析方法について標準的な情報があります。USP は、メーカーではなく、充てん剤によってカラムを指定します。USP は L1 の定義を更 新しました。下記のリストでは、最新の定義と、このカラム選択ガイドに掲載してい るカラムの適合についての一覧を示しています。ラピッドレゾリューションハイス ループット (RRHT) カラムは現在、L1、L7、および L11 カテゴリに選択できます。 USP 表記の全リストは、 『2009-2010 Agilent カラム分析器部品カタログ』(資料番号 59899611JAJP) をご参照ください。 USP 表記 USP 充てん剤 カラム 粒子径 (µm) ポア サイズ (Å) L1 多孔質シリカまたはセラミックミクロ粒子 (直径 1.5 ~ 10 µm) に化学結合したオクタデシルシラン ZORBAX Eclipse Plus C18 ZORBAX Eclipse Plus XDB-C18 ZORBAX SB-C18 ZORBAX Extend-C18 ZORBAX Rx-C18 ZORBAX ODS ZORBAX ODS Classic 1.8, 3.5, 5 1.8, 3.5, 5, 7 1.8, 3.5, 5, 7 1.8, 3.5, 5, 7 3.5, 5 3.5, 5, 7 5 95 80 80 80 80 70 70 L3 多孔質シリカ粒子 (直径 5 ~ 10 µm) ZORBAX Sil ZORBAX Rx-Sil 5 5 95 80 80 80 70 L7 完全多孔質マイクロシリカ粒子 (直径 1.5 ~ 10 µm) に オクチルシランを化学結合した充てん剤 ZORBAX Eclipse Plus C8 ZORBAX Eclipse XDB-C8 ZORBAX SB-C8 ZORBAX Rx-C8 ZORBAX C8 1.8, 3.5, 5 1.8, 3.5, 5, 7 1.8, 3.5, 5, 7 1.8, 3.5, 5, 7 5 95 80 80 80 70 L8 完全多孔質シリカゲル担体 (直径 10 µm) に単分子層の アミノプロピルシランを化学結合した充てん剤 ZORBAX NH2 5 70 L10 多孔質シリカ粒子 (直径 3 ~ 10 µm) にニトリル基を 化学結合した充てん剤 ZORBAX Eclipse XDB-CN ZORBAX SB-CN ZORBAX CN 3.5, 5 3.5, 5 3, 5 80 80 70 L11 多孔質シリカ粒子 (直径 1.5 ~ 10 µm) にフェニル基を 化学結合した充てん剤 ZORBAX Phenyl ZORBAX SB-Phenyl ZORBAX Eclipse XDB Phenyl ZORBAX Eclipse Plus Phenyl-Hexyl 5 1.8, 3.5, 5 3.5, 5 1.8, 3.5, 5 70 80 80 95 www.agilent.com/chem/jp 11 HPLC カラム選択ガイドライン USP 表記 USP 充てん剤 カラム ポア 粒子径 (µm) サイズ (Å) L13 多孔質シリカ粒子 (直径 3 ~ 10 µm) に化学結合したトリメチルシラン ZORBAX TMS 5 70 L14 強塩基性第 4 級アンモニウムアニオン交換基を化学結合したシリカゲル (直 径 10 µm) ZORBAX SAX 4 70 L20 多孔質シリカ粒子 (直径 3 ~ 10 µm) にジヒドロキシプロパン基を化学結合し た充てん剤 ZORBAX GF-250 5 150 L33 分子量範囲 4,000 ~ 400,000 da でタンパク質を分離できる充てん剤。シリカ を基本とする球状で、pH 安定性を持たせるように処理されています。 ZORBAX GF-250 4 150 L35 親水性 (ジオールタイプ) 単分子層結合相を持つ、ジルコニウムで安定化した 球状シリカ充てん剤 ZORBAX GF-250 ZORBAX GF-450 4 6 150 300 L56 完全多孔質シリカ粒子 (直径 3 ~ 10 µm) に化学結合したプロピルシラン ZORBAX SB-C3 1.8, 3.5, 5 80 L57 不斉認識タンパク質のオボムコイドをシリカ粒子 (直径約 5 µm、ポアサイズ 120 Å) に化学結合した充てん剤 Ultron ES-OVM 5 120 L60 球形、多孔質シリカゲル、直径 10 µm 以下、アルキルアミド基で共有結合修 飾およびエンドキャップ処理された表面 Bonus-RP 1.8, 3.5, 5 80 12 www.agilent.com/chem/jp HPLC カラム選択ガイドライン pH 1 ~12 でのメソッド開発 複数のピーク間のクロマトグラフィ分解 能は、カラム効率、選択性、保持時間の 3 つの要因に左右されます。塩基や酸など 保持時間 のイオン化しやすい対象化合物の分離で は、これらすべての要素が移動相の pH に よって劇的に変わります。たとえば、分 離 pH を変更することで保持を向上でき、 イオン性の化合物を非イオン化状態で分 離できます。移動相の pH を変更するとカ ラム効率も向上します。その理由は、サ ンプルのイオン化と残存シラノールの解 離状態が移動相の pH により変わる可能 性があるからです。これにより、ピーク 形状不良の原因となる分析対象成分とシ リカ基の 2 的次相互作用を最小限に抑え られます。最適な分解能を実現するには、 移動相の pH の変更も必要な場合があり ます。次に、カラム寿命を保ちながら、 どのようにメソッド開発を行うかを説明 サンプルの電荷 /中性 + 中性 シリカ表面の電荷 中性 イオン交換による 二次相互作用 NO YES NO Eclipse Plus または StableBond Eclipse Plus または Bonus-RP Extend-C18 推奨結合相 中性/- 図 1:塩基性化合物の HPLC 分離における 3 つの pH 領域 この図は、pKa と pH についての塩基性分析対象化合物の保持状態を示しています。このサンプルの pKa は 6.5 です。 します。 図 1 は、低、中、高の pH 領域を示してい 低 pH < 3 – 領域 A 中性 pH 7 - 領域 B 高 pH > 9 – 領域 C ます。この図では、イオン性分析対象成 ü RP-HPLC カラムのシラノールが解 ü pH に多少の変化が生じても保持 ü この領域では、塩基性化合物は遊 分の分離を各 pH 領域で行う利点を示し ています。メソッド開発では、まず低 pH でクロマトグラフの分離を調べながら、 最 適な結果が達成されるまで pH を高めて いきます。各 pH 領域に対して理想的なカ ラムが提供されています。 離していない低 pH でメソッド開 の変動を最小限に抑えるために、 離塩基として存在している可能性 発を始めます。これにより、シラ pKa が少なくとも 1 離れた条件で が高くなります。 ノール/塩基性化合物の相互作用 メソッドを開発します。 が排除され、ピークテーリングは ü シリカ表面の SiOH 基は、pH 4 ~ 最小限に抑えられます。 ü 低 pH では、塩基性化合物は正に があります。 持力が増します。 ü 通常、保持時間は pH の小さな変 まります。 5 で SiO‾ になるため、テーリング ü この領域では保持はほとんど変化 が発生する可能性があります。 荷電し、その保持は低下すること ü エンドキャッピングされたカラム ü 酸性化合物はプロトン化され、保 ü 塩基性化合物の保持と分解能が高 せず、そのため堅牢なメソッド開 発ができます。 を選択するか、TEA (トリエチレル ü シリカの分解は、革新的な二座型 アミン、あまり望ましくない) な シラン、エンドキャッピング、Rx- どの添加剤を使用するか、または SIL の使用、最適な移動相により 極性基内包型の結合相を使用し 防止されます。 化に対して安定しており、堅牢な て、相互作用を最小限に抑えま メソッドになります。 す。 ü LC/MS には、ギ酸やトリフルオロ ü シリカの溶解は、革新的な結合技 酢酸 (TFA) などの揮発性移動相が 術や、エンドキャッピング、Rx- よく使用されます。 SIL の使用により防止されます。 www.agilent.com/chem/jp ü 水酸化アンモニウムなどを、高 pH での優れた揮発性移動相とし て使用できます。 13 HPLC カラム選択ガイドライン 低 pH (pH 2 ~ 3) でメソッド開発をスタート 選択可能なカラムが多くある中で、メソッド開発のスタートに適したカラムをどのよ うに選択すればよいのでしょうか。メソッド開発のスタートには、緩衝作用を持たせ た低 pH 移動相 (約 pH 2 ~3) の使用を推奨します。低 pH の移動相を使用すると、シリ カベースカラムを用いた塩基性化合物の分析で最良のピーク形状が得られます。低 pH では、シリカ表面のシラノールは完全にプロトン化され、正電荷を帯びた塩基性化 合物は強い反応を起こしません。その結果、良好なピーク形状が得られます。酸性化 合物の多くは電気的に中性であるため、低 pH での保持時間は最大化されます。これら は低 pH でメソッド開発を行う主な利点です。 標準的な分析作業では、LC/MS 以外のアプリケーションに対しては、移動相有機溶媒と してアセトニトリルを、水性成分として 20 ~ 50 mM のリン酸緩衝液 (pH 2 ~ 3) を使用 してメソッド開発を開始します。この条件により、イオン化合物の分析で最大の再現 性を得るために必要な良好な pH 制御が可能になります。LC/MS アプリケーションでは、 ギ酸または TFA が低 pH 用の移動相としてよく使用されます。 最良のピーク形状のために Agilent ZORBAX Eclipse Plus をまず選択 低 pH でメソッドを開発するには、ZORBAX Eclipse Plus C18 または C8 カラムをまず選択 します。Eclipse Plus カラムは、Eclipse ファミリに新たに加わったカラムで、改良型シリ カと結合技術を使用して、塩基性化合物に対して良好なピーク形状を示します。 Eclipse Plus カラムは pH 2 ~9 で使用できるため、メソッド開発を柔軟に行うことができ ます。これらのカラムは最低 pH 2 まで安定性を発揮し、最初のメソッド開発には最適 です。 14 www.agilent.com/chem/jp HPLC カラム選択ガイドライン 低 pH で溶媒と結合相を最適化 メソッド開発の最初のステップにより、満足な分離が非常に速く得られることがあり ます。しかし、さらに最適化が必要な場合は、アセトニトリルをメタノールまたはテ トラヒドリフランに交換し、分離をさらに最適化できます。このステップにより満足 のいく結果を得ることができますが、さらなる選択性の最適化が必要な場合は、カラ ム結合相を変更します。 低 pH では、最適化にあたって多くの結合相から最適なものを選択します。結合相の種 類には、Eclipse Plus の他、C18、C8、Phenyl、CN などの Eclipse XDB ファミリも含まれま す。別の選択肢としては、SB-C18、SB-C8、SB-Phenyl、SB-CN、SB-C3、SB-Aq の 6 種類の StableBond 結合相があります。 低 pH 領域では、酸性化合物の保持時間を調整する必要が生じることもあります。その 場合は、pH を pH 1 ~ 2 まで下げ、StableBond カラムを使用します。StableBond カラムは、 選択性を調整して最高の分離を得ることができ 非常に低い pH で最高の安定性を示し、 ます。 中性 pH (4 ~ 9) でのメソッド開発 Agilent ZORBAX Eclipse Plus を選択 低 pH では分離できない、または中性 pH の方が可溶性や安定性が高まるサンプルもあ ります。Eclipse Plus C18 カラムでは、中性 pH 領域でのメソッド開発が可能です。Eclipse Plus カラムは最高 pH 9 まで安定しているため、中性 pH でも低 pH と同等に信頼性が高 くなります。ダブルエンドキャップカラムには、2 つの大きな利点があります。1 つは 低 pH と中性 pH で良好なピーク形状を示すこと、もう 1 つは、十分な結合密度を持ち、 pH 6 ~ 9 でのカラムのシリカ劣化を防ぐことです。 中性 pH では、塩基性化合物 (アミンなど) は正電荷を帯び、シリカ表面のシラノールは 負電荷を帯びています。そのため、中性 pH では、シラノール基をできるだけ表面に出 さないようにすると最良のピーク形状が得られます。これにより、Eclipse Plus C18 は、中 性 pH で最初に選択するカラムとして最適です。リン酸緩衝液は、緩衝範囲が pH 6.1 ~ 8.1 であるため、通常は pH 7 での移動相溶媒の第 1 の選択肢です。中性 pH に対する 2 番目の選択肢は、酢酸緩衝液です。これは pH 3.8 ~ 5.8 で緩衝し、揮発性でもあること から、LC/MS に適しています。 www.agilent.com/chem/jp 15 HPLC カラム選択ガイドライン 別の選択肢 - Agilent ZORBAX Eclipse Plus Phenyl-Hexyl、Eclipse XDBPhenyl、CN、Bonus-RP 低 pH での手順と同様に、中性 pH でのメソッド開発プロセスでも、分解能が十分に得 られない場合には、有機溶媒の最適化や代替結合相の選択を行います。中性 pH での代 替結合相は、Eclipse Plus Phenyl-Hexyl、Eclipse XDB-Phenyl、Eclipse XDB-CN、Bonus-RP です。 これらは、多くのサンプルに対して選択性が非常に異なるため、メソッド開発プロセ スをさらに進めることができます。Bonus-RP カラムには、極性のあるアミド基が導入さ れており、多くのサンプルで異なる選択性を示すとともに、塩基性化合物も良好な ピーク形状で分離します。Bonus-RP カラムは最大 100 % の水溶液の移動相で使用でき ます。 高 pH (9 ~ 12) でのメソッド開発用 Agilent ZORBAX Extend-C18 カラム が最適 低 pH または中性 pH では、十分な保持や選択性が得られない塩基性化合物があります。 これらのサンプルでは、高 pH 分離が適切な場合があります。最近まで、高 pH では基 材であるシリカゲルの溶解によりカラム寿命が短くなることから、シリカ系カラムで しかし、 シリカの溶解を防ぐことができる ZORBAX の高 pH 分離は敬遠されてきました。 Extend-C18 などの新しいカラム技術により、満足のいくカラム寿命が実現し、高 pH で の選択性の違いを利用できるようになりました。 Extend-C18 カラムによる高 pH での移動相緩衝液には、トリエチルアミンや水酸化アン モニウムなどの有機緩衝液が最適です。高 pH でカラム寿命を延ばすには、これらの緩 衝液の有機溶媒としてメタノールを使用することをお勧めします。 16 www.agilent.com/chem/jp HPLC カラム選択ガイドライン スタート 化合物の保持が不十分 サンプル 低 pH 3 初期分離 低 pH から高 pH までの メソッド開発ガイドライン ステップ 1 ・ZORBAX Eclipse Plus C18 または C8 ・pH 2.5 (2 ~ 3) 20 ~ 50 mM バッファ ・T = 30 °C (周囲温度 60 °C まで) ・% ACN を 0.5 < k < 20 の範囲で調整 ピーク分離不十分 ステップ 2a カラム温度を変更: Eclipse XDB = 最高 60 °C まで、Stablebond = 80 ~ 90 °C まで ステップ 2 ピーク 分離 不十分 有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v) 増加 または減少 ピーク分離不十分 ステップ 3 ・有機溶媒を変更 (MeOH または THF) ・有機溶媒の量 (%) を 0.5 < k < 20 の 範囲で調整 ・ステップ 2 から再スタート 化合物の保持が不十分 酸 ステップ 1a ・ZORBAX SB-C18 または SB-C8 ・pH 1 ~ 3、20 ~ 50 mM バッファ ・T = 30 °C (周囲温度 90 °C まで) ・% ACN を 0.5 < k < 20 の範囲で調整 ピーク分離不十分 ステップ 1b ピーク分 離不十分 ステップ 1c 有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v) 増加または減少 ピーク 分離 不十分 ピーク分離不十分 ステップ 1d ・結合相を機能性の異なる Eclipse XDB-C18、C8、Phenyl に変更 ・SB-CN、AQ、Phenyl、Bonus-RP ・ステップ 1 から再スタート 有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v) 増加/減少 ステップ 1e ピーク分離不十分 ・有機溶媒を変更 (ACN または THF) ・0.5 < k < 20 の範囲に調整 ステップ 5 または 中性 (pH 7) 塩基性化合物 (イオンペア形成) ・MeOH 有機溶媒使用、10 mM ヘキサ 25 ~ 50 mM バッファ ンスルホン酸、 (pH 3) を使用 ・% MeOH を 0.5 < k < 20 の範囲で調整 ピーク分離不十分 ステップ 4 ・ZORBAX Eclipse Plus C18 または C8 ・pH 7 (6 ~ 9) 20 ~ 50 mM バッファ ・T = 30 °C (周囲温度 40 °C まで) ・% MeOH を 0.5 < k < 20 の範囲で調整 ま た は 塩基 化合物の保持が不十分 ピーク分離不十分 ステップ 5a ステップ 6 酸性化合物 (イオンペア形成) ・MeOH 有機溶媒使用、10 mM リン酸 テトラブチルアンモニウム、25 ~ 50 mM バッファ (pH 7) を使用 ・% MeOH を 0.5 < k < 20 の範囲で調整 有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v) 増加 または減少 ピーク分離不十分 ピーク 分離不 十分 ステップ 7 ・有機溶媒を変更 (ACN または THF) ・0.5 < k < 20 の範囲に調整 ・ステップ 6 から再スタート ピーク分離不十分 ピーク分離不十分 ステップ 5c 有機溶媒量 (%) を 5 % (v/v) 増加または減少 ステップ 8 ・結合相を機能の異なる ZORBAX Eclipse XDB-Phenyl または Bonus-RP に変更 ・ステップ 5 から再スタート ピーク分離不十分 ステップ 9 ステップ 5b ピーク 分離 不十分 結合相の推奨温度範囲内で温度を 変更 ピーク分離不十分 ステップ 5d ・有機溶媒を変更 (ACN または THF) ・0.5 < k < 20 の範囲に調整 ・ZORBAX Extend-C18 ・pH 10.5 (9 ~ 11.5)、5-20 mM アンモニ アまたは TEA、または 10 ~ 50 mM 有機バッファ、またはホウ酸塩バッ ファ ・T = 25 °C (周囲温度 40 °C まで) ・% MeOH を 0.5 < k < 20 の範囲で調整 高 pH 9 ピーク分離不十分 ステップ 10a 結合相の推奨温度範囲内で温度 を変更 ピーク分離不十分 ステップ 10 ピーク 分離 不十分 ピーク分離不十分 有機溶媒を変更 (ACN または THF) 0.5 < k < 20 に調整 異なる HPLC モードを試してください アジレントにお問い合わせください www.agilent.com/chem/jp 17 HPLC カラム選択ガイドライン カートリッジカラムシステム アジレントは、さまざまな HPLC 充てん剤のカートリッジを提供します。 各種ガードカートリッジハードウェアシステムに対応するガードカートリッジについては、 アイコンを確認して選択してください。 カートリッジ選択ガイド アイ コン カートリッジの種類 Agilent HPLC カートリッジ ZORBAX ガードカートリッジ: スタンドアロンシステム ZORBAX ラピッドレゾリューションおよび ラピッドレゾリューション HT カートリッ ジカラム: 3.5 µm および 1.8 µm 充てん剤、スタンド アロンシステム ZORBAX セミ分取ガード HPLC ハードウェア キット スタンドアロンシステム ZORBAX および Agilent 分取カートリッジ カラムおよびガード HPLC システム: スタンドアロンおよび一体型ハードウェア オプション 18 特徴 効果 エンドフィッティングに逆コレットを接続 して、ガードカートリッジを追加できます 安価 カラムの寿命延長 迅速なカラム交換が可能 2、3、4、4.6 mm カートリッジを使用可能 カートリッジは両端にフィルタとシーブが 付いています 詰まり防止に有効 高効率、スタンドアロン、低デッドボリュー ムカートリッジ 最高 400 bar (40MPa) まで密閉 ガスケットは必要なし 金属面に対して漏れをなくした樹脂カート リッジ PEEK より溶媒耐性が高い 再使用可能なフィッティング 1/16" LC フィッティングへの接続に適合 ハイスループット LC/MS、LC/MS/MS 用 Eclipse XDB を充てん (pH 2 ~ 9 用) StableBond を充てん (低 pH 領域用) 全種類の分析対象化合物用 低ブリード 1 本または 3 本入りで提供 簡単な低デッドボリュームアセンブリ 金属面に対して漏れをなくしたチューブ (ポリフェニレンスルホン) 最高 2,000 psi (135 bar, 13.5MPa) まで密閉 ガスケット不要 再使用可能なフィッティング 1/16" LC フィッティングへの接続に適合 簡単な低デッドボリュームアセンブリ カラムの寿命を伸ばす 再使用可能なフィッティング 迅速なカラム交換が可能 一体型または外部ガード用のハードウェア オプション 内径 21.1 mm および 30 mm のカラムに使用 可能 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム 優れたピーク形状と分解能の実現。 分析開始時にカラム選択で迷うことはありません。 特定のアプリケーションに対して、カラムの検討の時間が十分に取れなくても心配は いりません。ZORBAXカラムは、その豊富な種類から、お客様のサンプルや移動相に適 したカラムを選べます。 さらに、アジレントの ZORBAXシリカは他社から購入したものではなく、自社で製造し ています。製造工程のすべての段階を自社管理していいるため、ロット間の一貫性、 優れた性能、および長期にわたる信頼性の高い結果を確保できます。 この項では、幅広い pH範囲にわたり最適な分解能を得るように設計された、さまざま な ZORBAXカラムを紹介します。 • Poroshell120カラム –2µm未満のカラムよりも 50%低い圧力で高効率と高分離能を 備えています。 • ZORBAXEclipsePlusHPLCカラム –塩基性化合物に対して優れたピーク形状を確実に生 成できるように設計されています。 • ZORBAXEclipsePAHHPLCカラム –「平面認識能」を必要とするアプリケーションまた は幾何異性体の分離に理想的です。 • ZORBAXEclipseXDBHPLCカラム –分析メソッドや規制メソッドに対して最適な選択肢 です。 • ZORBAXStableBondHPLCカラム –低 pHアプリケーション用の業界標準カラムです。 • ZORBAXRxHPLCカラム –pH9まで優れた安定性を示します。 • ZORBAXExtend-C18HPLC カラム – 高 pH で高分解能分離を可能にする二座型結合相を 備えています。 • ZORBAXBonus-RPHPLC カラム – 塩基性化合物に対して優れたピーク形状を示すとと もに、代替選択性を持つアルキルアミドカラムです。 • オリジナルの ZORBAXHPLC カラム – タイプ A シリカで作られ、多くの既存の分離メ ソッドで使用されます。 • ZORBAXHILICPlusカラム –HILICモードのシリカで、極性塩基性化合物に対して優れた ピーク形状と保持を示します。 • ZORBAXメソッド開発キット –2本の価格で 3本のカラムが含まれます。それぞれ、最 適な選択性を得るための異なる結合相を持っています。 • ZORBAXメソッドバリデーションキット –必要なカラムをお選びください。メソッド バリデーションを簡単に、低コストに行えます。 • ZORBAXイオン交換カラム –強アニオン交換 (SAX)と強カチオン交換 (SCX)を提供して います。 www.agilent.com/chem/jp 19 分析 HPLC用カラム Poroshell120 • 高効率と高分解能 • 2µm未満のカラムよりも 50%低い圧力 • 40MPaおよび 60MPa(400barおよび 600bar)の LCに対応 • 選択性とピーク形状に優れた 2つの結合相 AgilentPoroshell120カラムは、1.7µmのソリッドコアと 0.5µmの多孔質外殻を持つ 2.7 µm粒子です。この小さな粒子径によって、2µm未満のカラムと同様の高い効率が得ら れますが、圧力は 40~ 50%低くなります。これらの高効率高分離カラムは、どのタ イプの LCでも使用できます。多孔質外殻とソリッドコアによって拡散距離が制限され、 分離スピードが向上する一方で、粒子径が小さいため効率と分離能が向上します。ソ リッドコアによって、拡散距離が制限され、分離スピードが向上します。カラムは高 圧に対応し、複数のカラムを使用すると、可能な限り最高の分離能と効率を実現でき ます。生体分子の高速、高分解能の分離に理想的な Poroshell300カラムでも同じ原理が 使用されています。 カラム仕様 結合相 ポアサイズ 上限温度 pH範囲 エンド キャップ カーボン ロード SB-C18 120Å 90°C 1.0-8.0 なし 7.5% EC-C18 120Å 60°C 2.0-8.0 シングル 8% EC-C8 120Å 60°C 2.0-8.0 シングル 5% 仕様は代表的な値のみを表しています。 20 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム Poroshell120 説明 寸法(mm) SB-C18 EC-C18 EC-C8* アナリティカル 4.6x150 2.7 683975-902 693975-902 693975-906 アナリティカル 4.6x100 2.7 685975-902 695975-902 695975-906 アナリティカル 4.6x75 2.7 687975-902 697975-902 697975-906 アナリティカル 4.6x50 2.7 689975-902 699975-902 699975-906 アナリティカル 4.6x30 2.7 681975-902 691975-902 691975-906 ソルベントセーバ 3.0x150 2.7 683975-302 693975-302 693975-306 ソルベントセーバ 3.0x100 2.7 685975-302 695975-302 695975-306 ソルベントセーバ 3.0x75 2.7 687975-302 697975-302 697975-306 ソルベントセーバ 3.0x50 2.7 689975-302 699975-302 699975-306 ソルベントセーバ 3.0x30 2.7 681975-302 691975-302 691975-306 ナローボア 2.1x150 2.7 683775-902 693775-902 693775-906 ナローボア 2.1x100 2.7 685775-902 695775-902 695775-906 ナローボア 2.1x75 2.7 687775-902 697775-902 697775-906 ナローボア 2.1x50 2.7 689775-902 699775-902 699775-906 ナローボア 2.1x30 2.7 681775-902 691775-902 691775-906 粒子径 (µm) *近日販売開始予定 www.agilent.com/chem/jp 21 分析 HPLC用カラム Poroshell120カラムを用いた環境フェノールの分析 カラム A: カラム B: グラジエント: 検出器: 注入: Agilent1200SL40°C Poroshell120EC-C18 695975-902 4.6x100mm,2.7µm 1. ヒドロキノン 6. o-クレゾール 2. レソルシノール 7. 2-ニトロフェノール 3. カテコール 8. EclipsePlusC18 959964-902 4.6x100mm,1.8µm 4. A 2,3ジメチルフェノール 9. 4-ニトロフェノール 2,5ジメチルフェノール 10. 1-ナフトール p-クレゾール 5. 1 2 A:水 0.1%ギ酸 B:アセトニトリル 0.1%ギ酸 2mL/min 初期:8%B 10分:30%B 3 P=332bar 9 4 5 6 0 275nm2mmフローセル 10µL 2 4 6 7 10 8 8 10 Time (min) B 1 2 パルスダンパなし 3 ミキサなし 3µLヒータ P=510bar 9 4 5 7 6 8 10 Poroshell120は 2µm未満カラムと同様の効率を低圧で 達成します。 0 2 4 6 Time (min) 22 www.agilent.com/chem/jp 8 10 EP_Poro120 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipsePlus • 塩基性化合物でも優れたピーク形状 • 酸性化合物、塩基性化合物、中性化合物について、ピーク形状、分解能、寿命など、 すべてにおいて最高レベルの性能を発揮 • 厳格な QA/QC試験による優れた再現性 • 工程すべてを管理することにより、製造プロセスがさらに改善 (特許取得済) • 粒子径 1.8、3.5、5µmの各タイプを揃え、一般分析用、高分解能分析、高速 LC分析用 に対応 新しい AgilentZORBAXEclipsePlusカラムは、シリカベースのカラムとして卓越した性能 を提供します。効率と分解能が向上し、塩基性化合物でも対称形のピーク形状を示し ます。アジレントは、充てん剤製造プロセスのすべてを自社でコントロールすること により、高性能のカラムを提供しています。 EclipsePlusカラムは多岐にわたるサンプルのメソッド作成にとっ その高い性能により、 て理想的な選択肢です。高速メソッド開発と優れた生産性を実現する必要がある場 合、高分解能な粒子径 1.8µmカラムをお使いください。標準メソッドに対しては、粒 子径 5µm のカラムまたはラピッドレゾリューション 3.5µm カラムをお使いください。 すべての粒子径で、メソッドトランスファを簡単に行えます。 厳格な QA/QC試験により、ロット間の再現性が保たれ、長期間にわたり信頼性の高い 結果が得られます。 カラム仕様 結合相 ポア サイズ 表面積 上限 温度 pH範囲* エンド キャップ カーボン ロード ZORBAXEclipsePlusC18 95Å 160m2/g 60°C 2.0-9.0 ダブル 9% ZORBAXEclipsePlusC8 95Å 160m2/g 60°C 2.0-9.0 ダブル 7% ZORBAXEclipsePAH 95Å 160m2/g 60°C 2.0-8.0 なし 14% ZORBAXEclipsePlus Phenyl-Hexyl 95Å 160m2/g 60°C 2.0-8.0 ダブル 9% 仕様は代表的な値のみを表しています。 *pH7および温度 40°Cを超える場合は、カラム寿命が大幅に短くなります。シリカを基材とするカラムを pH6~9の範囲で最高の安定性にて使用するには、40°C未満の使用温度、0.01~ 0.02Mの範囲の低濃度緩 衝液(特に、リン酸緩衝液と炭酸塩緩衝液)を使用します。 www.agilent.com/chem/jp 23 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipsePlus:優れたピーク形状、最小限のテーリング カラム: 移動相: EclipsePlusC18 959996-902 4.6x100mm,5µm 流量: A:60%水 B:40%アセトニトリル 1.0mL/min 温度: 室温 検出器: UV254nm 資料番号: 5989-4934EN サンプル: ピリジン、フェノール 1 1. Pyridine 2. Phenol 2 Eclipse Plus C18 Ace 5 C18 SunFire C18 XBridge C18 Discovery HS C18 Luna C18 (2) Gemini C18 XTerra MS C18 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 Time (min) LCEC001 1. スルファニルアミド 2. スルファジアジン ZORBAXEclipsePlusの優れたピーク形状と効率 カラム A: XBridgeC18、4.6x150mm、5µm カラム B: EclipsePlusC18 959993-902 4.6x150mm,5µm 移動相: 流量: グラジエント: 3. スルファチアゾール 4. スルファメラジン A 1 A:0.1%ギ酸 B:0.1%ギ酸 ACN溶液 1.0mL/min 温度: 0.0分 10%B 15分 30%B 40°C 検出器: UV254nm 資料番号: 5989-4934EN サンプル: スルホンアミド 3 2 0 2 B 1 24 2 N = 41000 Tf = 1.13 5 4 4 6 Time (min) 6 8 10 N = 23000 Tf = 1.01 2 0 5. スルファメタジン 6. スルファメトキサゾール N = 14000 Tf = 1.25 12 N = 60000 Tf = 1.00 3 4 www.agilent.com/chem/jp 4 6 Time (min) 6 5 8 10 12 LCEC003 分析 HPLC用カラム EclipsePlusカラムによるテーリングの抑制と分離の最適化 1 EclipsePlusC18、4.6x50mm カラム A: EclipsePlusC184.6x50mm カラム B: 競合他社 C18、4.6x50mm 移動相: 65%ACN:35%25mMリン酸緩衝液 (pH7.4) 、 Tf=1.20 EclipsePlusを用いた優れたピーク形状と選択性は、より高い分解能、 容易な定量、優れた分離結果を意味します。 競合他社 C18、4.6x50mm 1 1. ノルトリプチリン 2. フタル酸ジプロピル Tf=4.86 2 2 0 0.5 1 1.5 2 min EclipsePlusC18と C8、および RRHTと RRの比較 カラム A: EclipsePlusC18 959941-902 4.6x50mm,1.8µm カラム B: EclipsePlusC8 959943-906 4.6x50mm,3.5µm 移動相: 水:アセトニトリル (30:70) 流量: 2.0mL/min 温度: 30°C 検出器: UV230nm サンプル: リップクリーム抽出物 ACN溶液 (100°C の ACNで溶かし、冷却後 0.45µmでろ過) オキシベンゾン 2. 内部標準 3. メトキシ桂皮酸オクチル A 247 bar N: 8800 Pw : 0.014 min. TF: 1.20 0 保持時間が短いため、分析時間が大幅に短縮されます。こ こでは C8が最適です。RRHTカラムは期待される効率と分 解能を実現しますが、C8結合相が最適な場合があります。 1. B 0 1 N: 5000 Pw : 0.019 min. TF: 1.09 N: 11600 Pw : 0.047 min. TF: 1.06 2 N: 6600 Pw : 0.037 min. TF: 0.99 1 www.agilent.com/chem/jp 2 N: 11800 Pw : 0.093 min. TF: 1.02 3 4 min 88 bar N: 6300 Pw : 0.061 min. TF: 0.98 22 min. 3 4 min 25 分析 HPLC用カラム 鎮痛剤錠剤の高速分析、pH2と pH7での選択性の違い カラム: グラジエント: サンプル: EclipsePlusC8 959946-906 4.6x50mm,5µm 10-60%B/3分 pH2.7:A:0.1%ギ酸 B:0.1%ギ酸 ACN溶液 pH7.0:A:20mMリン酸ナトリウム B:ACN 1. アセトアミノフェン 2. カフェイン 3. アセチルサリチル酸 4. 未知化合物 ジェネリック エキセドリン錠剤 pH 2.7 3 1 EclipsePlusC18と C8は、どちらも広範囲の pHで、選択性と分析時間を最適化 できます。 2 0 0.5 1 4 1.5 2 2.5 3 3.5 min pH 7.0 1 3 2 min. 2 4 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 min EclipsePlusC8は EclipsePlusC18よりも保持時間が短い カラム A: EclipsePlusC8 959996-906 4.6x100mm,5µm カラム B: EclipsePlusC18 959996-902 4.6x100mm,5µm 移動相: 80%メタノール 8mM(合計)K2HPO4 pH7 流量: 1.0mL/min 検出器: UV215nm サンプル: アミトリプチリン 0.05µg/µL(0.5µL注入) A 3.789 C8カラムは C18カラムよりも保持時間が短く、分析時間が短縮されるため、 通常は C8カラムが選択されます。 0 1 2 3 Tf=1.04 4 B 5 6 7 8 9 min 7 8 9 min 5.777 EclipsePlusC8 カラムは、分離が困難な塩基性化合物でも優れたピーク形 Tf=1.00 状で同様の分離を達成します。 0 26 1 2 www.agilent.com/chem/jp 3 4 5 6 分析 HPLC用カラム EclipsePlusを用いた塩基性化合物の高速、超高速分析 カラム A: カラム B: 移動相: 流量: EclipsePlusC18 959941-902 4.6x50mm,1.8µm A O EclipsePlusC18 959993-902 4.6x150mm,5µm N+ O 温度: 室温 UV254nm 資料番号: 5989-4934EN サンプル: ベルベリン、0.4mg/mL、2µL 1. ベルベリン OCH3 Tf = 1.00 OCH3 A:50%8mMK2HPO4、pH7 B:50%ACN 1.0mL/min 検出器: Cl- 0 0.5 1 1.5 2 2.5 min B Tf = 1.06 0 0.5 1 1.5 2 2.5 min EP103 www.agilent.com/chem/jp 27 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipsePlus EclipsePlus Phenyl-Hexyl USPL11 959990-912 Eclipse PAH USPL1 959990-918 アナリティカル 4.6x250 5 アナリティカル 4.6x150 5 959993-902 959993-906 959993-912 959993-918 アナリティカル 4.6x100 5 959996-902 959996-906 959996-912 959996-918 アナリティカル 4.6x50 5 959946-902 959946-906 ラピッドレゾリューション 4.6x150 3.5 959963-902 959963-906 959963-912 959963-918 ラピッドレゾリューション 4.6x100 3.5 959961-902 959961-906 959961-912 959961-918 ラピッドレゾリューション 4.6x75 3.5 959933-902 959933-906 959933-912 ラピッドレゾリューション 4.6x50 3.5 959943-902 959943-906 959943-912 ラピッドレゾリューション 4.6x30 3.5 959936-902 959936-906 959936-912 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x100 1.8 959964-902 959964-906 959964-912 959964-918 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x75 1.8 959951-902 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50 1.8 959941-902 959941-906 959941-912 959941-918 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x30 1.8 959931-902 959931-906 959931-912 959931-918 ハードウェア 説明 28 Eclipse PlusC8 USPL7 959990-906 Eclipse PlusC18 USPL1 959990-902 寸法(mm) 粒子径 (µm) ソルベントセーバ 3.0x250 5 ソルベントセーバ 3.0x150 5 959993-302 959993-306 ソルベントセーバプラス 3.0x150 3.5 959963-302 959963-306 959963-312 ソルベントセーバプラス 3.0x100 3.5 959961-302 959961-306 959961-312 ソルベントセーバ HD、1200bar 3.0x100 1.8 959758-302 959943-918 959990-318 ソルベントセーバ HD、1200bar 3.0x50 1.8 959757-302 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x100 1.8 959964-302 959964-306 959964-312 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x50 1.8 959941-302 959941-306 959941-312 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipsePlus ハードウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) Eclipse PlusC18 USPL1 Eclipse PlusC8 USPL7 EclipsePlus Phenyl-Hexyl USPL11 Eclipse PAH USPL1 959701-912 959701-918 ナローボア 2.1x250 5 ナローボア 2.1x150 5 959701-902 959701-906 ナローボア 2.1x50 5 959746-902 959746-906 ナローボア RR 2.1x150 3.5 959763-902 959763-906 959763-912 ナローボア RR 2.1x100 3.5 959793-902 959793-906 959793-912 ナローボア RR 2.1x50 3.5 959743-902 959743-906 959743-912 959733-906 959733-912 959790-918 959793-918 ナローボア RR 2.1x30 3.5 959733-902 ナローボア RRHD、1200bar 2.1x150 1.8 959759-902 ナローボア RRHD、1200bar 2.1x100 1.8 959758-902 ナローボア RRHD、1200bar 2.1x50 1.8 959757-902 ナローボア RRHT、600bar 2.1x100 1.8 959764-902 959764-906 959764-912 959764-918 ナローボア RRHT、600bar 2.1x50 1.8 959741-902 959741-906 959741-912 959741-918 ナローボア RRHT、600bar 2.1x30 1.8 959731-902 959731-906 959731-912 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-936 820950-937 820950-938 820950-939 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 821125-936 821125-937 821125-938 821125-939 0 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 ガードハードウェアキット www.agilent.com/chem/jp 29 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipsePAH • EPA610で 16の PAHを高分解能で分離 • 広範囲の粒子径 (1.8、3.5、5µm)と、高速高分解能分離用のサイズ • 予想される使用条件下での再現性を最大にするために、物質の各バッチは PAHでテス ト済み • Eclipse Plus カラム高品質の改良されたシリカを使用して優れたパフォーマンスを実 現 • 「平面認識能」を必要とするアプリケーションまたは幾何異性体の分離に最適 AgilentZORBAXEclipsePAHカラムは、多環芳香族炭化水素の分離にお勧めします。PAHは、 優先汚染物質とみなされ、水中、土壌、および食品に存在する可能性のあるこのよう な発癌性化合物の分析は非常に重要です。EclipsePAHカラムは、EPAメソッド 610で 16 の PAHすべてを高分解で分離します。 カラム仕様 結合相 ポア サイズ 表面積 上限 温度 ZORBAXEclipsePAH 95Å 160m2/g 60°C 仕様は代表的な値のみを表しています。 30 www.agilent.com/chem/jp pH範囲 2.0-8.0 エンド キャップ カーボン ロード なし 14% 分析 HPLC用カラム RRHTEclipsePAHカラムによる高速高分離分析 EclipsePAH カラム: 959941-918 mAU 4.6x50mm,1.8µm 2000 移動相: A=水、B=アセトニトリル %B グラジエント: 時間 (分) 1750 40 0.00 1500 100 3.5 100 5.2 1250 40 5.5 40 流量: 6.5 2.0mL/min 温度: 25°C 750 検出器: DAD220、4nmNoRef. DADストップタイム =6.0分 500 ストップタイム =7.0 Rs=2.2と 2.0 4.6x50mm、3.5µm Rs=2.2 1000 250 0 1 2 3 Time (min) 4 5 LCEPlusPAH ZORBAXEclipsePAH ハードウェア 説明 Eclipse PAH USPL1 アナリティカル 寸法(mm) 4.6x250 5 959990-918 アナリティカル 4.6x150 5 959993-918 アナリティカル 4.6x100 5 959996-918 ラピッドレゾリューション 4.6x150 3.5 959963-918 ラピッドレゾリューション 4.6x100 3.5 959961-918 ラピッドレゾリューション 4.6x50 3.5 959943-918 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x100 1.8 959964-918 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50 1.8 959941-918 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x30 1.8 959931-918 ソルベントセーバ 3.0x250 5 959990-318 ナローボア 2.1x250 5 959790-918 ナローボア 2.1x150 5 959701-918 ナローボア RR* 2.1x100 3.5 959793-918 ナローボア RRHT、600bar 2.1x100 1.8 959764-918 ナローボア RRHT、600bar 2.1x50 1.8 959741-918 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-939 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 821125-939 ガードハードウェアキット 粒子径 (µm) 820888-901 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm www.agilent.com/chem/jp 31 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipseXDB CH3 O Si CH3 CH3 O Si CH3 CH3 CH3 O Si CH3 CH3 CH3 O • 1.8µm~ 7µmの粒子径 • 高密度結合とダブルエンドキャッピングで長寿命を実現 Si CH3 CH3 O • メソッド開発に合わせ 4 種類から選択可能 • 塩基性、酸性、中性の化合物で良好なピーク形状 • pH2~ 9の広い pH範囲で高性能を発揮 Si CH3 高密度結合相とダブルエンドキャッピングを 導入した EclipseXDB結合相 AgilentZORBAXEclipseXDB カラムでは、メソッド開発を最適化できるよう、4つの結合相 (C18、C8、Phenyl、CN)を提供しています。このため、pH2~ 9 の幅広い領域で良好な ピーク形状を実現し、メソッド開発における柔軟性を 1 シリーズのカラムで得るこ EclipseXDB カラムは低 pH(2~ 3)でのメソッド開発に適したカラムで、 あ とができます。 らゆるタイプの化合物で高い分解能と良好なピーク形状が得られます。また、中性 pH(6~ 8)での使用も可能です。中性 pH 領域では、残存シラノール基が活性が高くなり、 テーリングが起こりやすくなります。こうしたテーリングを抑えるために、Eclipse XDB カラムでは独自のプロセスにより超高密度結合とダブルエンドキャッピングを導 入し、シラノール基の活性をできるかぎり抑えてい ます。その結果、pH2~ 9の範囲 で塩基性化合物のピーク形状が向上しています。EclipseXDBカラムには 1.8µm、3.5µm、 5µm、および 7µmの粒子径が用意されており、高速、高分解能の分析および分取スケー ルの分離を実現します。 カラム仕様 結合相 ポア サイズ 表面積 上限 温度 ZORBAXEclipseXDB-C18 80Å 180m2/g 60°C pH範囲* 2.0-9.0 ZORBAXEclipseXDB-C8 80Å 180m2/g 60°C 2.0-9.0 ZORBAXEclipseXDB-Phenyl 80Å 180m2/g 60°C 2.0-9.0 ダブル 7.2% ZORBAXEclipseXDB-CN 180m2/g 60°C 2.0-8.0 ダブル 4.3% 80Å エンド キャップ カーボン ロード ダブル 8% ダブル 7.6% 仕様は代表的な値のみを表しています。 *EclipseXDBカラムは、幅広い pH範囲で使用できるように設計されています。シリカを基材とするカラムを pH6~9の範囲で最高の安定性にて使用するには、40°C未満の使用温度、0.01~ 0.02Mの範囲の低濃度緩 衝液を使用します。 32 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム サンプル: 広範囲の pHで最高のピーク形状が得られる ZORBAXEclipseXDB カラム: EclipseXDB-C8 993967-906 4.6x150mm,5µm 移動相: A: pH3.075%25mM A リン酸緩衝液 1.5mL/min 温度: 40°C 2 3 pH3.0:25%ACN B: pH7.090%20mM リン酸 pH7.0 10%ACN 流量: B 2 1 A: 1.マレイン酸エステル 2.ドキシラミン 3.クロロフェニルアミン 4.トリプロリジン 5.ジフェンヒドラミン B: 1.プロカインアミド 2.N-アセチルプロカインアミド 3.N-プロピオニルプロカインアミド 3 4 5 1 0 2.5 5.0 Time (min) 7.5 0 2.5 5.0 Time (min) 7.5 LCEC004 幅広い pH範囲で優れたピーク形状が得られるため、ZORBAXEclipseXDBカラムは pH2~ 9 の範囲のメソッド開発で選択するのにふさわしいカラムです。 pH7.0におけるカラム安定性のテスト カラム A: 他社の C8 SIL-タイプ 1826カラムボリューム後 カラム B: EclipseXDB-C8 993967-906 4.6x150mm,5µm SOL-タイプ 1843カラムボリューム後 移動相: A 60%ACN 40%250mMリン酸緩衝液、 pH7.0 流量: 1.5mL/min 温度: 60°C サンプル: 三環系抗うつ剤 B 1 5 2, 3 1. ウラシル 1 2. ノルトリプチリン 5 3. ドキセピン 4. アミトリプチリン 4 5. トリミプラミン 2 3 4 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 Time (min) 0 1 2 3 4 5 Time (min) 6 7 8 LCEC006 ダブルエンドキャッピングと高密度結合を導入した耐久性の高い Rx-Sil粒子 (sol-タイプ)は、ここで使用されているシングルエンドキャッピングの sil-ゲルカラム と比べて、pH7におけるカラム寿命が長くなっています。このテストのような高温 (60°C)、高塩分濃度 (250mM)という条件下では、シリカの溶解が加速するた め、sil-ゲルタイプのカラムの寿命が短くなります。 www.agilent.com/chem/jp 33 分析 HPLC用カラム pH3および 60°C におけるカラム安定性のテスト カラム: 移動相: ZORBAXSB-C8 883975-906 4.6x150mm,5µm 7.0 EclipseXDB-C8 993967-906 4.6x150mm,5µm 6.5 流量: パージ条件: 70%50mMNaAc-HCl、pH3.0 30%ACN 保持力試験条件: 65%メタノール 35%水 1.0mL/min 温度: 60°C サンプル: 三環系抗うつ剤 K of Amitriptyline カラム: 6.0 ZORBAXSB-C8 5.5 ZORBAXEclipseXDB-C8 競合他社 C8 5.0 0 6 8 4 Column Volumes of Mobile Phase (X1000) 2 10 12 LCEC005 EclipseXDB カラムは、幅広い pH 範囲で安定しています。低 pH では、エンドキャップされた Eclipse カラムは安定性が極めて高く、pH3 ではエンドキャップされ ていないカラム、SB-C8 と同程度の安定性を示します。各カラムは 60°C、pH3 の移動相でパージしました。その後、強塩基性化合物を用いたテストにより、エ ンドキャッピングまたは結合相がシリカ表面から加水分解されているかどうかを調べました。カラムボリューム 12,000 までのテスト範囲でアミトリプチリン のリテンションの値にばらつきが少ないことから、EclipseXDB カラムは極めて安定性が高いことが分かります。他のエンドキャップされたカラムは同様の条件下 で安定性が低くなっています。 EclipseXDBと StableBondによる塩基性化合物の選択性の変化 カラム A: EclipseXDB-C8 966967-906 4.6x75mm,3.5µm カラム B: ZORBAXRx/SB-C8 866953-906 4.6x75mm,3.5µm 移動相: 流量: 70%25mMNaH2PO4、pH3.0 30%メタノール 1.0mL/min 温度: 35°C EclipseXDB と StableBond カラムは同じシリカを A B 2 3 ベースとしていますが、結合相とエンドキャッ ピングが異なります。そのため、この例で示さ れているように、同じサンプル、同じ条件にお いて大きく異なる選択性が得られます。 1. バルビタール 2. スルファメトキサゾール 3. カフェイン 2 3 1 1 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 Time (min) 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 Time (min) LCEC008 34 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム EclipseXDBの選択性の違いを利用した分離の最適化: 日焼け止め剤の分析 カラム A: A EclipseXDB-Phenyl 963967-912 4.6x150mm,3.5µm 1 2 カラム B: EclipseXDB-C8 963967-906 4.6x150mm,3.5µm カラム C: EclipseXDB-C18 963967-902 4.6x150mm,3.5µm 移動相: 15%H20:85%MeOH 流量: 1.0mL/min 温度: 35°C サンプル: 日焼け止め剤 1. オキシベンゾン 2. パディメート-O 3. サリチル酸エチルヘキシル 3 0 B 2 4 6 8 10 12 14 16 10 12 14 16 1 2 3 0 C 2 4 6 8 1 EclipseXDBの全 3種類の結合相 (C18、C8、Phenyl)を使用した日焼け止め剤の 分離では、様々な結合相を分離の最適化に使用できることがわかります。 2 3 種類の結合相全てで十分な分離能が得られていますが、EclipseXDB-Phenyl 3 ではピークの溶出順序が異なるとともに、全体の分析時間も短くなってい ます。また、3種類の結合相全てで、移動相に添加剤を加えなくても良好な ピーク形状が得られています。 0 2 4 6 8 10 Time (min) 12 14 16 LCEC007 尿素系農薬の選択性 カラム A: カラム B: カラム C: 移動相: EclipseXDB-C18 993967-902 4.6x150mm,5µm A 2 3 EclipseXDB-CN 993967-905 4.6x150mm,5µm EclipseXDB-C18 993967-902 4.6x150mm,5µm 流量: A.60:40MeOH:水 B.60:40MeOH:水 C.77:23MeOH:水 1.0mL/min 温度: 25°C サンプル: 尿素農薬 4 1 5 6 0 10 B 1 4 6 Time (min) 8 10 2 34 1 0 5 6 2 C 尿素系農薬の分離では、EclipseXDB-CN カラムを使用 するとリテンションタイムが短縮され、Eclipse XDBC18 カラムと比べて良好な選択性が得られます。 30 Time (min) 40 50 2 34 0 20 2 1. フェヌロン 2. モニュロン 3. モノリニュロン 4. ジウロン 5. リニュロン 6. ペンシクロン 5 6 4 6 Time (min) 8 10 www.agilent.com/chem/jp LCEC010 35 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipseXDB ハード ウェア 説明 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) 寸法(mm) 粒子径 (µm) Eclipse XDB-C18 USPL1 Eclipse XDB-C8 USPL7 Eclipse XDB-CN USPL10 セミ分取 9.4x250 5 990967-202 990967-206 アナリティカル 4.6x250 5 990967-902 990967-906 990967-912 990967-905 アナリティカル 4.6x150 5 993967-902 993967-906 993967-912 993967-905 アナリティカル 4.6x50 5 946975-902 946975-906 ラピッドレゾリューション 4.6x150 3.5 963967-902 963967-906 963967-912 963967-905 ラピッドレゾリューション 4.6x100 3.5 961967-902 961967-906 ラピッドレゾリューション 4.6x75 3.5 966967-902 966967-906 966967-912 966967-905 ラピッドレゾリューション 4.6x50 3.5 935967-902 935967-906 935967-912 ラピッドレゾリューション 4.6x30 3.5 934967-902 934967-906 961967-905 ラピッドレゾリューション 4.6x20 3.5 932967-902 932967-906 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x100 1.8 928975-902 928975-906 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50 1.8 927975-902 927975-906 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x30 1.8 924975-902 924975-906 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x20 1.8 926975-902 926975-906 ソルベントセーバ 3.0x250 5 990967-302 990967-306 990967-312 ソルベントセーバ 3.0x150 5 993967-302 993967-306 993967-312 993967-305 ソルベントセーバプラス 3.0x150 3.5 963954-302 963954-306 963954-312 963954-305 ソルベントセーバプラス 3.0x100 3.5 961967-302 961967-306 961967-312 ソルベントセーバプラス 3.0x75 3.5 966954-302 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x100 1.8 928975-302 928975-306 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x50 1.8 927975-302 927975-306 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x30 1.8 924975-302 924975-306 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x20 1.8 926975-302 926975-306 ナローボア 2.1x150 5 993700-902 993700-906 993700-912 993700-905 ナローボア 2.1x50 5 960967-902 960967-906 960967-912 960967-905 ナローボア RR* 2.1x150 3.5 930990-902 930990-906 ナローボア RR* 2.1x100 3.5 961753-902 961753-906 ナローボア RR* 2.1x75 3.5 966735-902 ナローボア RR* 2.1x50 3.5 971700-902 971700-906 ナローボア RR* 2.1x30 3.5 974700-902 974700-906 ナローボア RR* 2.1x20 3.5 972700-902 972700-906 特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm **RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm 36 Eclipse XDB-Phenyl USPL11 www.agilent.com/chem/jp 990967-305 961753-905 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipseXDB ハード ウェア 粒子径 (µm) Eclipse XDB-C18 USPL1 Eclipse XDB-C8 USPL7 Eclipse XDB-Phenyl USPL11 Eclipse XDB-CN USPL10 説明 寸法(mm) ナローボア RRHT、600bar** 2.1x100 1.8 928700-902 928700-906 ナローボア RRHT、600bar** 2.1x50 1.8 927700-902 927700-906 ナローボア RRHT、600bar** 2.1x30 1.8 924700-902 924700-906 ナローボア RRHT、600bar** 2.1x20 1.8 926700-902 926700-906 マイクロボア RR* 1.0x150 3.5 963600-902 963600-906 マイクロボア RR* 1.0x50 3.5 965600-902 965600-906 マイクロボア RR* 1.0x30 3.5 961600-902 961600-906 マイクロボアガード、3個 1.0x17 5 5185-5921 5185-5921 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-925 820950-926 820950-927 820950-935 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 821125-926 821125-926 821125-926 821125-935 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 ガードハードウェアキット PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要) PrepHTカートリッジ 21.2x250 7 977250-102 977250-106 PrepHTカートリッジ 21.2x150 7 977150-102 977150-106 PrepHTカートリッジ 21.2x150 5 970150-902 970150-906 PrepHTカートリッジ 21.2x100 5 970100-902 970100-906 PrepHTカートリッジ 21.2x50 5 970050-902 970050-906 PrepHTガードカートリッジ 17x7.5 5 820212-925 820212-926 ガードカートリッジハードウェアキット 820444-901 820444-901 PrepHTエンドフィッティング、2個 820400-901 820400-901 特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm **RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm www.agilent.com/chem/jp 37 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipseXDB ハード ウェア 寸法(mm) 説明 粒子径 (µm) Eclipse XDB-C18 USPL1 Eclipse XDB-C8 USPL7 Agilentカートリッジカラム (ハードウェアキット 5021-1845が必要) アナリティカル 4.6x250 5 7995118-585 7995108-585 アナリティカル 4.6x150 5 7995118-595 7995108-595 ラピッドレゾリューション 4.6x75 3.5 7995118-344 7995108-344 ソルベントセーバプラス 3.0x75 3.5 7995230-344 ガードカートリッジ、10個 4.0x4 5 7995118-504 7995118-504 5021-1845 5021-1845 922975-906 カートリッジホルダー 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) ラピッドレゾリュ―ション HT 4.6x50 1.8 922975-902 ラピッドレゾリューション HT、3個 4.6x50 1.8 922975-932 ナローボア RRHT 2.1x50 1.8 922700-902 ナローボア RRHT、3個 2.1x50 1.8 922700-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ (ハードウェアキット 820555-901が必要) 38 ラピッドレゾリューションカートリッジ 4.6x30 3.5 933975-902 933975-906 ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個 4.6x30 3.5 933975-932 933975-936 ラピッドレゾリューションカートリッジ 4.6x15 3.5 931975-902 931975-906 ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個 4.6x15 3.5 931975-932 931975-936 ラピッドレゾリューションカートリッジ 2.1x30 3.5 973700-902 973700-906 ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個 2.1x30 3.5 973700-932 973700-936 ラピッドレゾリューションカートリッジ 2.1x15 3.5 975700-902 975700-906 ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個 2.1x15 3.5 975700-932 975700-936 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 4.6x50 1.8 925975-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 4.6x50 1.8 925975-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 4.6x30 1.8 923975-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 4.6x30 1.8 923975-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 4.6x15 1.8 921975-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 4.6x15 1.8 921975-932 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXEclipseXDB ハード ウェア Eclipse XDB-C18 USPL1 説明 寸法(mm) ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 2.1x50 1.8 925700-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 2.1x50 1.8 925700-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 2.1x30 1.8 923700-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 2.1x30 1.8 923700-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 2.1x15 1.8 921700-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 2.1x15 1.8 921700-932 粒子径 (µm) RRおよび RRHTカートリッジ用ハードウェアキット Eclipse XDB-C8 USPL7 820555-901 キャピラリフローカラム (ガラス内面ステンレス) キャピラリ 0.5x250 5 5064-8286 キャピラリ 0.5x150 5 5064-8287 キャピラリ RR 0.5x150 3.5 5064-8288 キャピラリ RR 0.5x35 3.5 5064-8298 キャピラリ 0.3x250 5 5064-8269 キャピラリ 0.3x150 5 5064-8291 キャピラリ RR 0.3x150 3.5 5064-8271 キャピラリ 0.5x35 5 5064-8296 キャピラリ 0.3x35 5 5064-8297 www.agilent.com/chem/jp 39 分析 HPLC用カラム ZORBAX80ÅStableBond R • pH1までの低 pH移動相による分離において、カラム寿命と再現性が非常に良いカラ O Si R1 R 落を抑制します OH • 6つの異なる化学結合相により広範囲な分析に対応できます (SB-C18、 SB-C8、 SB-CN、 SBR O ムです • 特許取得済みの StableColumnChemistryにより、高温下および低 pH下での結合相の脱 Si Phenyl、SB-C3、SB-Aq) R1 • 優れたピーク形状を得るために高純度 (Bタイプ)シリカを採用しています ZORBAXStableBondカラムは、低 pHでの耐久性の鍵となるシロキサン結合の加水分解を 抑制するために、ジイソブチル基 (SB-C18)やジイソプロピル (SB-C8、SB-C3、SB-Phenyl、SBCN、SB-Aq) を側鎖に持つユニークな単官能基シラン (特許取得済) を使用しています。 StableBond充てん剤は、酸性移動相で優れた安定性や長いカラム寿命と最良の再現性を R OH R 維持するために、エンドキャッピングを行っていません。高純度で酸性度の低いシリ O Si R R1 カの使用により、 酸性化合物、塩基性化合物および中性化合物で素晴らしいピーク形 状を示します。そのため、StableBondカラムは多くのメソッド開発で最良の選択肢とな ります。ZORBAXStableBondカラムは、水溶液比率の高い移動相も含めて一般的な移動 相全般を使用できます。 立体的に保護された StableBond結合相 カラム仕様 ポア サイズ 結合相 表面積 上限 温度* pH範囲* エンド キャップ カーボン ロード ZORBAXSB-C18 80Å 180m2/g 90°C 0.8-8.0 なし 8% ZORBAXSB-C8 80Å 180m2/g 80°C 1.0-8.0 なし 5.5% ZORBAXSB-C3 80Å 180m /g 80°C 1.0-8.0 なし 4% ZORBAXSB-Phenyl 80Å 180m2/g 80°C 1.0-8.0 なし 5.5% ZORBAXSB-CN 80Å 180m2/g 80°C 1.0-8.0 なし 4% ZORBAXSB-Aq 80Å 180m2/g 80°C 1.0-8.0 なし 独自 2 仕様は代表的な値のみを表しています。 *StableBondカラムは低 pHで最高の性能を発揮するように設計されています。シリカを基材とするカラムを pH6~8の範囲で最高の安定性にて使用するには、40°C未満の使用温度、0.01~ 0.02Mの範囲の低濃度緩 衝液を使用します。中性 pHでは、EclipsePlus、EclipseXDB、および Bonus-RPの使用をお勧めします。 40 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム StableBondSB-C18は、低 pH、高温下で良好な安定性を示します (pH0.8、90°C) カラム: ZORBAXSB-C18 883975-902 4.6x150mm,5µm カラム: ZORBAXRx-C18 883967-902 4.6x150mm,5µm 移動相: 50%メタノール/50%水 1.0%TFA溶液 テスト溶質 :トルエン 90°C 温度: カラムの劣化を調べるため、移動相を使用したカラムをパージした後、トルエンのリテンションタイムを測定しました。StableBondSB-C18は、非常に低い pH (0.8)と高温 (90°C)下で 3カ月の使用にも耐えます。ZORBAXRx-C18 も、安定した寿命を示し StableBondSB-C18 に代わるカラムとして使用できます。 StablebondSB-C18(Diisobutyl-C18) 1.0 ZORBAXRx-C18(Dimethyl-C18) 競合他社 A-C18 Relative Retention 0.8 競合他社 B-C18 0.6 競合他社 C-C18 0.4 競合他社 D-C18 競合他社 E-C18 0.2 0.0 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 Column Volumes of Mobile Phase Purge LCSB001 SB-CN 短鎖 ZORBAXSB-CN は 低 pH(pH2.0、50°C)下で安定性を示します ZORBAXSB-CN 883975-905 4.6x150mm,5µm 移動相: 0.1%TFA、pH2:ACN 1mL/min 流量: グラジエント: 温度: サンプル: 0~ 100%ACN 50°C 80 % k Remaining カラム: 100 1-フェニルヘプタン、 50%AC/50%水の 0.1%TFA溶液 60 40 Si-(Me)2PrCN 20 ZORBAXStableBondSB-CN や他の短鎖結合相の StableBond は低 pHでも非常に安定しています。従来のジメチル CN などの短鎖結合相の常識を覆す安定性です。 0 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 Column Volumes LCSB002 www.agilent.com/chem/jp 41 分析 HPLC用カラム SB-CNにより保持力と分離が最適化されます ZORBAXSB-C18 カラム A: A 866953-902 4.6x75mm,3.5µm カラム B: 1 ZORBAXSB-CN 866953-905 4.6x75mm,3.5µm 移動相: 30%ACN 70%25mMNaH2PO4、pH2.5 流量: 1.0mL/min 温度: 35°C 2 4 3 B 1. エストリオール 2. ダイゼイン 3. ケルセチン 4. ゲニステイン 5. ジエチルスチルベストロール 5 2 4 5 1 0 5 10 15 Time (min) 20 25 0 2 3 4 6 8 10 Time (min) 12 LCSB003 この例では SB-CNカラムの使用によって分析時間が 50%短縮されました。大部分の疎水性サンプルの保持時間は半分になっています。同時に、より極性の高い、 早く溶出するピークの保持時間はやや増加しています。 多くの RRHT結合相から選択でき、迅速なメソッド開発が可能 カラム A: カラム B: カラム C: カラム D: 移動相: ZORBAXSB-C18 827975-901 4.6x50mm,1.8µm SB-C8 827975-906 4.6x50mm,1.8µm ZORBAXSB-Phenyl 827975-912 4.6x50mm,1.8µm ZORBAXSB-CN 827975-905 4.6x50mm,1.8µm アセトニトリル (40%): 緩衝液 60%pH=2.425mM NaH2PO4 流量: 検出器: サンプル: mAU 450 トルメチン 2. ナプロキセン 3. ジフルニサル 4. イブプロフェン 5. ジクロフェナク ピーク 3,4,5の溶出順序の変化 A 2 1 400 3 5 4 350 1 B 300 2 3 5 4 250 200 DAD,254nm 150 LC:Agilent1200RRLC 100 1 C 1.85mL/min リストのとおり、1µL注入 1. 3 2 5 4 1 2 5 D 3 50 4 StableBondでは、5つの異なる結合相が提供されて いるため、メソッドの最適化に対応できます。 注:SB-Aqは示されていません 42 0 0 1 2 3 4 5 min MoreRRHT www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム 5種類の異なる結合相により、選択性の自由度が拡大 カラム A: ZORBAXSB-C18 883975-902 4.6x150mm,5µm 3 1 5 4 カラム B: ZORBAXSB-C8 883975-906 4.6x150mm,5µm カラム C: ZORBAXSB-C3 883975-909 4.6x150mm,5µm カラム D: A 2 3 B 1 ZORBAXSB-Phenyl 883975-912 4.6x150mm,5µm カラム E: ZORBAXSB-CN 883975-905 4.6x150mm,5µm 移動相: 18.8分で 0~ 100%B A:50mMNaH2PO4、 pH2.5、95%H2O/5%ACN B:50mMNaH2PO4、 pH2.5、47%H2O/53%ACN 流量: 1.0mL/min 温度: 26°C 検出器: 254nm サンプル: 1.プロカイン 2.リドカイン 3.d-シンコニン 4.ブタカイン 5.テトラカイン 5 4 2 3 C 1 5 4 2 3 D 1 5 4 2 SB-C3は、StableBondが提供する 5種類の選択性の 1つです。この例では、SB-C3 を使用したときに最適分解能が得られました。すべて同じ高純度 Rx-SILをベー スとしています。そのため、異なる結合相を持つことによって大きな選択性 の変化が得られ、信頼性の高いメソッド開発が可能になります。 E 13 5 4 2 0 5 10 15 Time (min) LCSB004 www.agilent.com/chem/jp 43 分析 HPLC用カラム ZORBAX80ÅStableBond ハード ウェア 説明 寸法(mm) 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) 44 粒子径 (µm) SB-C18 USPL1 SB-C8 USPL7 SB-CN USPL10 SB-C3 USPL56 SB-Phenyl USPL11 880967-201 880975-205 880975-209 880975-212 SB-Aq セミ分取 9.4x250 5 880975-202 セミ分取 9.4x150 5 883975-202 セミ分取 9.4x100 5 884975-202 セミ分取 9.4x50 5 846975-202 アナリティカル 4.6x250 5 880975-902 880975-906 880975-905 880975-909 880975-912 880975-914 アナリティカル 4.6x150 5 883975-902 883975-906 883975-905 883975-909 883975-912 883975-914 アナリティカル 4.6x50 5 846975-902 846975-906 ラピッドレゾリューション 4.6x250 3.5 884950-567 ラピッドレゾリューション 4.6x150 3.5 863953-902 863953-906 863953-905 863953-912 863953-914 ラピッドレゾリューション 4.6x100 3.5 861953-902 861953-906 861953-905 861953-912 861953-914 ラピッドレゾリューション 4.6x75 ラピッドレゾリューション 4.6x50 3.5 866953-902 866953-906 866953-905 866953-912 866953-914 3.5 835975-902 835975-906 835975-905 835975-912 835975-914 ラピッドレゾリューション 4.6x30 3.5 834975-902 834975-906 ラピッドレゾリューション 4.6x20 3.5 832975-902 832975-906 ラピッドレゾリュ― ション HT、600bar 4.6x150 1.8 829975-902 829975-906 829975-905 829975-912 829975-914 ラピッドレゾリュ― ション HT、600bar 4.6x100 1.8 828975-902 828975-906 828975-905 828975-912 828975-914 ラピッドレゾリュ― ション HT、600bar 4.6x50 1.8 827975-901 827975-906 827975-905 827975-912 827975-914 ラピッドレゾリュ― ション HT、600bar 4.6x30 1.8 824975-902 824975-906 824975-905 824975-912 824975-914 ラピッドレゾリュ― ション HT、600bar 4.6x20 1.8 826975-902 826975-906 ソルベントセーバ 3.0x250 5 880975-302 880975-306 880975-305 880975-309 880975-312 880975-314 ソルベントセーバ 3.0x150 5 883975-302 883975-306 883975-305 883975-309 883975-312 883975-314 ソルベントセーバプラス 3.0x150 3.5 863954-302 863954-306 863954-305 863954-312 863954-314 ソルベントセーバプラス 3.0x100 3.5 861954-302 861954-306 861954-305 861954-309 861954-312 861954-314 www.agilent.com/chem/jp 846975-914 分析 HPLC用カラム ZORBAX80ÅStableBond ハード ウェア 粒子径 3x100 (µm) 1.8 SB-C18 USPL1 858700-302 SB-C8 USPL7 SB-CN USPL10 ソルベントセーバ HD、1200bar 3x50 1.8 857700-302 ソルベントセーバプラス 3.0x75 3.5 866953-302 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x150 1.8 829975-302 829975-306 829975-305 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x100 1.8 828975-302 828975-306 828975-305 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x50 1.8 827975-302 827975-306 827975-305 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x30 1.8 824975-302 824975-306 824975-305 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x20 1.8 826975-302 826975-306 ナローボア 2.1x150 5 883700-922 883700-906 883700-905 883700-909 883700-912 ナローボア 2.1x50 5 860975-902 860975-906 860975-905 860975-909 860975-912 860975-914 ナローボア RR* 2.1x150 3.5 830990-902 830990-906 ナローボア RR* 2.1x100 3.5 861753-902 861753-906 861753-912 861753-914 ナローボア RR* 2.1x75 3.5 866735-902 ナローボア RR* 2.1x50 3.5 871700-902 871700-906 ナローボア RR* 2.1x30 3.5 874700-902 874700-906 説明 寸法(mm) ソルベントセーバ HD、1200bar ナローボア RR* 2.1x20 3.5 872700-902 872700-906 ナローボア RRHD、1200bar 2.1x150 1.8 859700-902 859700-906 ナローボア RRHD、1200bar 2.1x100 1.8 858700-902 858700-906 SB-C3 USPL56 SB-Phenyl USPL11 SB-Aq 829975-312 828975-309 828975-312 828975-314 827975-312 827975-314 830990-914 861753-905 871700-914 特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm **RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm www.agilent.com/chem/jp 45 分析 HPLC用カラム ZORBAX80ÅStableBond ハード ウェア 粒子径 SB-C18 USPL1 857700-902 SB-C8 USPL7 857700-906 SB-CN USPL10 2.1x50 (µm) 1.8 2.1x150 1.8 820700-902 820700-906 820700-905 820700-912 2.1x100 1.8 828700-902 828700-906 828700-905 828700-912 828700-914 2.1x50 1.8 827700-902 827700-906 827700-905 827700-912 827700-914 2.1x30 1.8 824700-902 824700-906 824700-905 824700-912 824700-914 2.1x20 1.8 826700-902 826700-906 マイクロボア RR* 1.0x150 3.5 863600-902 863600-906 マイクロボア RR* 1.0x50 3.5 865600-902 865600-906 マイクロボア RR* 1.0x30 3.5 861600-902 861600-906 マイクロボアガード、3個 1.0x17 5 5185-5920 5185-5920 ガードカートリッジ、2個 9.4x15 7 820675-115 820675-115 820675-124 820675-124 820675-115 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-920 820950-915 820950-916 820950-922 820950-917 820950-933 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 821125-915 821125-915 821125-924 821125-924 821125-915 821125-933 ガードハードウェアキット 9.4x15 0 840140-901 840140-901 840140-901 840140-901 840140-901 0 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 877250-105 877250-112 877250-114 説明 寸法(mm) ナローボア RRHD、1200bar ナローボア RRHT、 SB-C3 USPL56 SB-Phenyl USPL11 SB-Aq 600bar** ナローボア RRHT、 600bar** ナローボア RRHT、 600bar** ナローボア RRHT、 600bar** ナローボア RRHT、 600bar** ガードハードウェアキット 863600-905 PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要) PrepHTカートリッジ 21.2x250 7 877250-102 877250-106 PrepHTカートリッジ 21.2x150 7 877150-102 877150-106 877150-114 PrepHTカートリッジ 21.2x150 5 870150-902 870150-906 870150-914 PrepHTカートリッジ 21.2x100 5 870100-902 870100-906 870100-914 PrepHTカートリッジ 21.2x50 5 870050-902 870050-906 870050-914 PrepHTガードカート リッジ、2個 17x7.5 5 820212-920 820212-915 820212-915 ガードカートリッジ ハードウェアキット 820444-901 820444-901 820444-901 PrepHTエンドフィッ ティング、2個 820400-901 820400-901 820400-901 特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm **RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm 46 www.agilent.com/chem/jp 820212-915 820212-933 820444-901 820444-901 820444-901 820400-901 820400-901 820400-901 分析 HPLC用カラム ZORBAX80ÅStableBond ハード ウェア 寸法(mm) 説明 粒子径 (µm) SB-C18 USPL1 SB-C8 USPL7 SB-Phenyl USPL11 Agilentカートリッジカラム (ハードウェアキット 5021-1845が必要) アナリティカル 4.6x250 5 7995218-585 7995208-585 アナリティカル 4.6x150 5 7995218-595 7995208-595 ラピッドレゾリューション 4.6x75 3.5 7995218-344 7995208-344 ガードカートリッジ、10個 4.0x4 5 7995118-504 7995118-504 5021-1845 5021-1845 822975-906 カートリッジホルダー 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) ラピッドレゾリュ―ション HT(RRHT) 4.6x50 1.8 822975-902 ラピッドレゾリュ―ション HT(RRHT),3個 4.6x50 1.8 822975-932 ナローボア RRHT 2.1x50 1.8 822700-902 ナローボア RRHT,3個 2.1x50 1.8 822700-932 ラピッドレゾリューションカートリッジ (ハードウェアキット 820555-901が必要) ラピッドレゾリューションカートリッジ 4.6x30 3.5 833975-902 833975-906 ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個 4.6x30 3.5 833975-932 833975-936 ラピッドレゾリューションカートリッジ 4.6x15 3.5 831975-902 831975-906 ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個 4.6x15 3.5 831975-932 831975-936 ラピッドレゾリューションカートリッジ 2.1x30 3.5 873700-902 873700-906 ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個 2.1x30 3.5 873700-932 873700-936 ラピッドレゾリューションカートリッジ 2.1x15 3.5 875700-902 875700-906 ラピッドレゾリューションカートリッジ、3個 2.1x15 3.5 875700-932 875700-936 833975-912 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ (ハードウェアキット 820555-901が必要) ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 4.6x50 1.8 825975-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 4.6x50 1.8 825975-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 4.6x30 1.8 823975-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 4.6x30 1.8 823975-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 4.6x15 1.8 821975-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 4.6x15 1.8 821975-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 2.1x50 1.8 825700-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 2.1x50 1.8 825700-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 2.1x30 1.8 823700-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 2.1x30 1.8 823700-932 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ 2.1x15 1.8 821700-902 ラピッドレゾリューション HTカートリッジ、3個 2.1x15 1.8 821700-932 RRおよび RRHTカートリッジ用ハードウェアキット www.agilent.com/chem/jp 820555-901 47 分析 HPLC用カラム ZORBAX80ÅStableBond 寸法(mm) 説明 粒子径 (µm) SB-C18 USPL1 キャピラリフローカラム (ガラス内面ステンレス) 48 キャピラリ 0.5x250 5 5064-8258 キャピラリ 0.5x150 5 5064-8256 キャピラリ 0.5x35 5 5064-8254 キャピラリ RR 0.5x150 3.5 5064-8262 キャピラリ RR 0.5x35 3.5 5064-8260 キャピラリ 0.3x250 5 5064-8257 キャピラリ 0.3x150 5 5064-8255 キャピラリ 0.3x35 5 5064-8253 キャピラリ RR 0.3x150 3.5 5064-8261 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXRx • Rx-C18は低 pH用カラムとして、EclipseXDB-C18および StableBondSB-C18と同様にお 奨めできるカラムです。高温での分析には StableBondの方が適しています。このカラ ムは、SB-C18カラムより高いカーボン量を持っています (Rx=12%、SB=10%) • Rx-C18は低 pHでのアプリケーションで優れた安定性と良好なピーク形状を示します • Rx-C18はジメチルオクタデシルシランを使用しており、エンドキャッピングされてい ません。pH8まで安定して使用できます • Rx-C8カラムは SB-C8と同じ製品です カラム仕様 結合相 ポア サイズ 表面積 上限 温度 ZORBAXRx-C18 80Å 180m2/g 60°C pH範囲* キャップ 2.0-8.0 なし ZORBAXRx-C8 80Å 180m2/g 80°C 1.0-8.0 エンド なし カーボン ロード 12% 5.5% 仕様は代表的な値のみを表しています。 *シリカを基材とするカラムを pH6~9の範囲で最高の安定性にて使用するには、40°C未満の使用温度、 0.01~ 0.02Mの範囲の低濃度緩衝液を使用します。 Rx-C18によるジアゼパムの分離 ZORBAXRx-C18 カラム: 880967-302 3.0x250mm,5µm 移動相: 流量: 1 2 35%H2O:65%MeOH 0.5mL/min 1. エチルパラベン 2. ジアゼパム Rx-C18カラムを使用した、ジアゼパムと内部標準エチルパラベンの USP分析例で す。内径 3.0mmのソルベントセーバ Rx-C18カラムを使用すると、4.6x250mmカ ラムで分析した場合に比べ、溶媒使用量が 60%減少できます。 0.0 2.5 Time (min) 5.0 7.5 LCRX001 www.agilent.com/chem/jp 49 分析 HPLC用カラム Rx-C8と SB-C8を用いた分析例(同じ性能を持つカラム) ZORBAXRx-C8 カラム A: 880967-901 4.6x250mm,5µm カラム B: サンプル: ZORBAXSB-C8 880975-906 4.6x250mm,5µm サルファ薬 水中に各 0.125mg/mL A 流量: 1.5mL/min グラジエント: tn で 10%B、25分以上 35%Bに増加、 5 分で 10%B に減少、10 分で 10%B 2 3 26°C DAD: 254nm サルファジアジン 2. サルファピリジン 3. サルファメラジン 4. サルファメタジン 5. サルファメトキシピリダジン 6. サルファクロルピリダジン 7. サルファメトキサゾール 8. サルファジメトキシン 8 5 を保持 TCC: 1. 4 1 6 7 5 10 15 20 25 Time (min) 2 B 3 5 8 4 1 6 7 5 10 15 20 25 Time (min) RxC8_SBC8 50 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXRx ハード ウェア Rx-C18 USPL1 Rx-C8 USPL7** 5 880967-202 880967-201 5 880967-902 880967-901 4.6x150 5 883967-902 883967-901 4.6x150 3.5 863967-902 863953-906 ラピッドレゾリューション 4.6x100 ラピッドレゾリューション 4.6x75 3.5 861967-902 861953-906 3.5 866967-902 866953-906 説明 寸法(mm) セミ分取 9.4x250 アナリティカル 4.6x250 アナリティカル ラピッドレゾリューション 粒子径 (µm) ソルベントセーバ 3.0x250 5 880967-302 880975-306 ソルベントセーバ 3.0x150 5 883967-302 883975-306 ソルベントセーバプラス 3.0x150 3.5 863967-302 863954-306 ソルベントセーバプラス 3.0x100 3.5 861967-302 861954-306 ナローボア 2.1x150 5 883700-902 883700-906 ナローボア RR* 2.1x100 3.5 861767-902 861753-906 ガードカートリッジ、2個 9.4x15 7 820675-115 820675-115 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-914 820950-913 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 821125-915 821125-915 ガードハードウェアキット 9.4x15 0 840140-901 840140-901 0 820888-901 820888-901 ガードハードウェアキット PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要) PrepHTカートリッジ 21.2x250 7 PrepHTカートリッジ 21.2x150 7 877150-106 PrepHTカートリッジ 21.2x150 5 870150-906 PrepHTカートリッジ 21.2x100 5 870100-906 PrepHTカートリッジ 21.2x50 5 PrepHTガードカートリッジ、2個 5 877967-102 877250-106 870050-906 820212-914 820212-915 ガードカートリッジハードウェアキット 820444-901 820444-901 PrepHTエンドフィッティング、2個 820400-901 820400-901 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm **Rx-C8は SB-C8と同じ製品です www.agilent.com/chem/jp 51 分析 HPLC用カラム ZORBAX80ÅExtend-C18 • pH11.5までの高 pHで高効率で長寿命 • ユニークな二座型結合相とダブルエンドキャッピングにより高 pH での安定を C18 O 示します Si • ポリマーベースのカラムよりカラム効率がよく、ピーク形状も良好です • 塩基性化合物の保持・分離能・ピーク形状 が向上します • ペプチドの高感度 LC/MS 分離に最適です Si れにより、シリカベースのカラムを用いた高 pH 移動相での高分解能分離が可能にな AgilentZORBAXExtend-C18 カラムには、最新の二座型結合技術が活用されています。こ O C18 りました。高 pHでは、非電荷塩基性化合物は基材であるシリカと相互作用しません。そ の結果、高い分離効率と良好なピーク形状が得られるとともに、分離能も向上しま Silica Support す。また、高 pH での分離は、高 pH 溶液で安定性と溶解性が増す化合物の分析に最 適です。高 pH 移動相用の緩衝液としては、トリエチルアミン、ピロリジン、グリシ ン、ホウ酸塩、水酸化アンモニウムなどが挙げられます。水酸化アンモニウム系移動 相 (pH10.5)は、ペプチドや低分子化合物の LC/MS 分析に適した移動相成分で、TFA を 使用した低 pH 移動相よりも優れた感度が得られます。Extend-C18 カラムは pH2~ 11.5 の範囲で安定性を発揮し、あらゆるタイプの化合物を良好なピーク形状で分離しま Extend-C18 結合相には、新開発の二座型結合技術 (C18-C18間)が使用されています す。また、Extend-C18 カラムは低 pH 領域でも優れた選択性を発揮します。 カラム仕様 結合相 ポア サイズ 表面積 上限 温度* pH範囲** エンド キャップ カーボン ロード ZORBAXExtend-C18 80Å 180m2/g 60°C 2.0-11.5 ダブル 12.5% 仕様は代表的な値のみを表しています。 *温度上限:pH8までは 60°C、pH8~ 11.5は 40°C。 **pH6を超える場合は、使用温度を 40°C以下に下げ、低い緩衝液濃度 (0.01~ 0.02M)または有機緩衝液を 使用することで、シリカベースカラムの最高のカラム安定性が得られます。 52 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム Extend-C18による高 pH移動相での塩基性抗ヒスタミン剤の分析 pH7 ZORBAXExtend-C18 773450-902 4.6x150mm,5µm カラム: 移動相: 7 4 2, 3 1 pH7: 30%20mMNa2HPO4 70%MeOH 5 6 pH11: 30%20mMTEA 70%MeOH 流量: 1.0mL/min 温度: 室温 検出器: 254nm サンプル: 抗ヒスタミン剤 0 5 Time (min) pH11 7 4 1. マレイン酸エステル 2. スコポラミン 3. プソイドエフェドリン 4. ドキシラミン 5. クロロフェニラミン 6. トリプロリジン 7. ジフェンヒドラミン 3 5 1 2 プソイドエフェドリンとスコポラミンは、低 pH~中性では 保持するのが難しい成分です。プソイドエフェドリンの分析 には、イオン交換法がよく用いられます。Extend-C18カラムは、 高 pHでこれら化合物を電荷のない状態で保持し、分離能を向 上させます。 0 6 10 5 Time (min) LC80001 高 pH でも長寿命の Extend-C18 移動相: 30 ZORBAXExtend-C18 773450-902 4.6x150mm,5µm 流量: 20%メタノール 80%0.1M炭酸塩緩衝液、pH10 1.0mL/min 温度: 室温 ZORBAXExtend-C18 高い pH ではシリカの溶解が起こるためにカラムが機能しなくなりま す。他社カラム W と比較すると、この例から、高 pH においては ZORBAXExtend-C18 のほうが長寿命であることが分かります。カラム寿命 は溶解したシリカ量から測定しています。 Amount of Dissolved Silica (mg) カラム: 競合他社カラム W 20 10 0 0 3 5 9 12 15 Volume Eluent (L) LC80002 www.agilent.com/chem/jp 53 分析 HPLC用カラム Extend-C18は低 pHでも良好なピーク形状を保ちます ZORBAXExtend-C18 カラム: 773450-902 4.6x150mm,5µm 移動相: 流量: 80%25mMNaH2PO4、pH3.0 20%メタノール 1.0mL/min 温度: 35°C 検出器: 254nm サンプル: 塩基性化合物 1 3 1. テオブロミン 2. ジメチルキサンチン 3. テオフィリン 4. カフェイン 4 2 Extend-C18を使用すれば、 これらの塩基性化合物を低 pH 領域で良好なピーク形状で分離します。 Extend-C18は高 pH、低 pH領域でも使用できます。 0 1 2 3 4 5 6 Time (min) 7 LC80003 ZORBAX80ÅExtend-C18 ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) Extend-C18 USPL1 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) 54 アナリティカル 4.6x250 5 770450-902 アナリティカル 4.6x150 5 773450-902 アナリティカル 4.6x50 5 746450-902 ラピッドレゾリューション 4.6x150 3.5 763953-902 ラピッドレゾリューション 4.6x100 3.5 764953-902 ラピッドレゾリューション 4.6x75 3.5 766953-902 ラピッドレゾリューション 4.6x50 3.5 735953-902 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAX80ÅExtend-C18 ハード ウェア 粒子径 (µm) Extend-C18 USPL1 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x100 1.8 728975-902 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50 1.8 727975-902 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x30 1.8 724975-902 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x20 1.8 726975-902 ソルベントセーバ 3.0x250 5 770450-302 ソルベントセーバ 3.0x150 5 773450-302 ソルベントセーバプラス 3.0x150 3.5 763954-302 ソルベントセーバプラス 3.0x100 3.5 764953-302 ソルベントセーバプラス 3.0x50 3.5 735954-302 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x100 1.8 728975-302 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x50 1.8 727975-302 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x30 1.8 724975-302 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x20 1.8 726975-302 ナローボア 2.1x150 5 773700-902 ナローボア 2.1x50 5 760450-902 ナローボア RR* 2.1x100 3.5 761753-902 ナローボア RR* 2.1x50 3.5 735700-902 ナローボア RRHT、600bar** 2.1x100 1.8 728700-902 ナローボア RRHT、600bar** 2.1x50 1.8 727700-902 ナローボア RRHT、600bar** 2.1x30 1.8 724700-902 ナローボア RRHT、600bar** 2.1x20 1.8 726700-902 マイクロボア RR* 1.0x150 3.5 763600-902 マイクロボア RR* 1.0x50 3.5 765600-902 マイクロボア RR* 1.0x30 3.5 761600-902 マイクロボアガード、3個 1.0x17 5 5185-5923 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-930 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 821125-930 0 820888-901 説明 寸法(mm) ガードハードウェアキット PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要) PrepHTカートリッジ 21.2x150 5 770150-902 PrepHT 21.2x100 5 770100-902 PrepHT 21.2x50 5 770050-902 17x7.5 5 820212-930 PrepHTエンドフィッティング、2個 PrepHTガードカートリッジ、2個 ガードカートリッジハードウェアキット 820400-901 820444-901 特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm **RRHT:ラピッドレゾリューション HT1.8µm www.agilent.com/chem/jp 55 分析 HPLC用カラム ZORBAXBonus-RP R1 O Si PG R R1 CH3 Si CH3 CH3 アジレントの ZORBAXBonus-RP カラムはアルキル鎖中にアミド基 (高極性) が導入され R1 O CH3 Si Si • 低 pH~中性領域で非常にシャープなピーク形状で塩基性化合物を分離できます • ユニークな選択性を示します • 導入された極性基と立体的保護基のある斬新な技術を使用しています • 100%水溶液の移動相が使用可能です ています。この斬新な結合相は塩基性化合物とシリカ担体との間の相互作用を減少さ PG R せ、非常に扱い難い塩基性化合物のピーク形状を向上させます。ピーク形状とカラム 寿命は、三重エンドキャッピングによって一層、改善されています。さらに、ジイソ R1 プロピル基を側鎖に導入し、低 pH における酸加水分解から結合相を保護しています。 CH3 します。 Bonus-RP カラムは、C18 および C8 アルキル結合相とは異なるユニークな選択性を示 CH3 R1 O Si カラム仕様 PG R1 ユニークな極性アルキルグループを持つ Bonus-RP 結合相 56 R 結合相 ポア サイズ 表面積 上限 温度* pH範囲 エンド キャップ カーボン ロード ZORBAXBonus-RP 80Å 180m2/g 60°C 2.0-9.0 トリプル 9.5% 仕様は代表的な値のみを表しています。 *温度上限:pH8までは 60°C、pH8~ 9は 40°C。 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム Bonus-RPを使用した塩基性化合物のピーク形状の向上 Alkyl-C8 カラム: 4.6x150mm、5µm 1. ドキシラミン 2. クロロフェニラミン 移動相: 3. トリプロリジン 流量: 75%25mMNH4OAc、pH5.5 25%ACN 1.5mL/min 温度: 40°C 検出器: 254nm 1 2 TF 1. 1.8 2. 1.7 3. 2.1 Bonus-RPは代表的な C8結合相と比較して塩基性化合物のテーリングが小さ 3 くなっています。中性領域では解離したシラノール基と塩基性化合物との 相互作用が大きくなるので、テーリングが起こりやすくなります。BonusRP 結合相の極性基はシラノール基と塩基性化合物との相互作用を減少させ ることで、ピーク形状を改善します。 0 カラム: ZORBAXBonus-RP 883668-901 4.6x150mm,5µm 移動相: 流量: 80%25mMNH4OAc、pH5.5 20%ACN 1.5mL/min 温度: 40°C 検出器: 254nm 1 2 3 4 5 6 Time (min) 7 8 9 10 LCBR001 3 TF 1. 1.1 2. 1.1 3. 1.1 0 1 1. ドキシラミン 2. クロロフェニラミン 3. トリプロリジン 2 1 2 3 4 Time (min) www.agilent.com/chem/jp 5 6 LCBR002 57 分析 HPLC用カラム 移動相: 60%25mM リン酸緩衝液、 pH7.0:40%ACN 流量: 1.5mL/min 温度: 23°C Toluene Plate Height, cm ZORBAXBonus-RPは低 pHから中性領域で安定しています ZORBAXBonus-RP カラム: 883668-901 0.0018 4.6x150mm,5µm 競合他社アルキル/アミドカラム Bonus-RP 0.0016 0.0014 0.0012 Bonus-RP は 3 重エンドキャッピングを採用して いるため、pH7 での安定性が向上しています。カ ラムボリュームは 10,000 で、ほぼ 1ヶ月分の稼 働に相当します。 0.0010 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 Column Volume of Purge LCBR003 Dimethyl-C18/amide、Bonus-RP ZORBAXBonus-RP カラム: 883668-901 4.6x150mm,5µm 流量: 温度: エージング: 50%MeOH 50%0.1%TFA 試験: 80%MeOH 20%H2O 1.0mL/min エージング: 60°C 試験: 23°C 側鎖による立体的保護により、類似の極性ア ルキル結合相よりも低 pH 領域での安定性が 向上し、カラム寿命が長くなっています。 0.0055 Dimethyl-C18/amide 0.0050 Toluene Plate Height, cm 移動相: Bonus-RP 0.0045 0.0040 0.0035 0.0030 0.0025 0.0020 0 10,000 20,000 30,000 40,000 Column Volume of Purge LCBR004 58 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXBonus-RPはユニークな選択性を示します ZORBAXBonus-RP カラム A: A 883668-901 mAu 4.6x150mm,5µm 1. セファレキシン 2. セファクロール 3. カラム B: セフロキシム 4. セフォキシチン EclipseXDB-C8 993967-906 4.6x150mm,5µm 15 10 3 移動相: 75% 25 mM クエン酸ナトリウム、5 pH6 0 25%MeOH 流量: 1.0mL/min 2 0 2 4 4 6 室温 検出器: 254nm B サンプル: 3µL mAu 10 1 15 Bonus-RP を使用するとピーク溶出順序は大きく変わ ります。この例では、最初の 3ピークの溶出順序が変 化します。 8 Time (min) 温度: セファロスポリン 1 3 10 4 5 2 0 0 2 4 6 8 Time (min) 10 LCBR005 ZORBAXBonus-RP ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) Bonus-RP USPL60 5 880668-901 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) アナリティカル 4.6x250 アナリティカル 4.6x150 5 883668-901 ラピッドレゾリューション 4.6x250 3.5 884950-577 ラピッドレゾリューション 4.6x150 3.5 863668-901 ラピッドレゾリューション 4.6x100 3.5 864668-901 ラピッドレゾリューション 4.6x75 3.5 866668-901 ラピッドレゾリューション 4.6x50 3.5 835668-901 www.agilent.com/chem/jp 59 分析 HPLC用カラム ZORBAXBonus-RP ハード ウェア 粒子径 (µm) Bonus-RP USPL60 4.6x100 1.8 828668-901 4.6x75 1.8 830668-901 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50 1.8 827668-901 ソルベントセーバ 3.0x250 5 880668-301 ソルベントセーバ 3.0x150 5 883668-301 ソルベントセーバプラス 3.0x150 3.5 863668-301 説明 寸法(mm) ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar ソルベントセーバプラス 3.0x100 3.5 864668-301 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x100 1.8 828668-301 ソルベントセーバ HT、600bar 3.0x50 1.8 827668-301 ナローボア 2.1x150 5 883725-901 ナローボア 2.1x50 5 861971-901 ナローボア RR* 2.1x150 3.5 863700-901 ナローボア RR* 2.1x100 3.5 861768-901 ナローボア RR* 2.1x50 3.5 861700-901 ナローボア RRHT、600bar 2.1x100 1.8 828768-901 ナローボア RRHT、600bar 2.1x50 1.8 827768-901 マイクロボア RR* 1.0x150 3.5 863608-901 マイクロボア RR* 1.0x50 3.5 865608-901 マイクロボア RR* 1.0x30 3.5 861608-901 マイクロボアガード、3個 1.0x17 5 5185-5922 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-928 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 821125-928 0 820888-901 ガードハードウェアキット PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要) PrepHTカートリッジ 21.2x250 7 878250-101 PrepHTカートリッジ 21.2x150 7 878150-101 PrepHTカートリッジ 21.2x150 5 868150-901 PrepHTカートリッジ 21.2x100 5 868100-901 PrepHTカートリッジ 21.2x50 5 868050-901 PrepHTエンドフィッティング、2個 PrepHTガードカートリッジ、2個 ガードカートリッジハードウェアキット 特に指示のない限り、カラム圧力上限は 40MPaです。 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5µm 60 www.agilent.com/chem/jp 820400-901 17x7.5 5 820212-928 820444-901 分析 HPLC用カラム ZORBAX オリジナル逆相カラム アジレントオリジナルの ZORBAX カラムはタイプ A シリカで作られており、多くの酸 性や中性化合物の分析に使用することができます。このカラムは高い活性レベルを持 ち、そのため異性体 (シス-トランス異性体、幾何異性体)や、その他シラノール活性が 選択性を高める化合物の分離に有効 です。オリジナル ZORBAX カラムは多くの確立さ れたメソッドで使用することができます。 ハード ウェア 説明 寸法(mm) ODS(C18) 粒子径 (µm) USPL1 C8 USPL7 フェニル USPL11 CN USPL10 TMS USPL13 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) セミ分取 9.4x250 5 880952-202 880952-206 アナリティカル (エンドキャップあり) 4.6x250 5 880952-702 880952-706 880952-712 884950-507 880952-710 アナリティカル (エンドキャップなし) 4.6x250 5 884950-543 アナリティカル 4.6x150 5 883952-702 883952-706 883952-712 884950-526 883952-710 ソルベントセーバ 3.0x250 5 880952-302 ソルベントセーバ 3.0x150 5 883952-302 ガードカートリッジ、2個 9.4x15 7 820675-115 820675-115 820675-115 820675-124 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-902 820950-906 820950-912 820950-905 820950-924 ガードハードウェアキット 840140-901 840140-901 840140-901 840140-901 840140-901 ガードハードウェアキット 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 877952-102 877952-106 877952-105 820400-901 820400-901 820400-901 ガードカラム (ハードウェアが必要) PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要) PrepHTカートリッジ PrepHTエンドフィッティング、2個 21.2x250 7 www.agilent.com/chem/jp 61 分析 HPLC用カラム ZORBAX順相カラム 順相クロマトグラフィ用として、AgilentZORBAX製品ラインには結合および非結合シリ カ充てん剤が揃っています。 ZORBAXRx-SIL • 高純度 (>99.995%) の多孔質シリカ微細球製 (ポアサイズは固体シリカ微粒子の間の 距離です) • 1.8と 5µmの粒子径を用意 • 他の種類のシリカよりも強力 • ZORBAX-SILよりも弱い酸性で、金属含有量が少ない • 低い酸性度と低い金属含量という特徴により、ZORBAXRx-SILは、酸性の強いシリカで ピーク対称性が悪い極性化合物の順相分離に理想的 • 強い親水性を持つ化合物を有機溶媒を多くした移動相で HILICモードで分離する用途 に有用 ZORBAXEclipseXDB-CN • 高純度 Rx-SILから製造 • 塩基性化合物の順相分析に最適 • ZORBAXRx-SILよりも速く平衡化し、同じ順相分析の多くに使用 ZORBAXCN • ZORBAXSILに結合されたシアノプロピルジメチルシラン単分子層 • ZORBAXSILよりも速く平衡化し、同じ順相分析の多くに使用 • 詰まりにくく、シリカよりも親水性ではありません ZORBAXNH2 • ZORBAXSILに結合されたアミノプロピルシラン相 • 順相分離と弱アニオン交換、および極性化合物の逆相 HPLC に使用 • ビタミン Aと Dは順相モードで分離されます • 炭水化物と糖類は逆相モードで分離されます 62 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム カラム仕様 結合相 ポア サイズ 表面積 pH範囲 エンド キャップ ZORBAXRx-SIL 80Å 180m2/g 0-8.0 なし カーボン ロード ZORBAXEclipseXDB-CN 80Å 180m /g 2.0-8.0 あり ZORBAXSIL 70Å 300m2/g 0-8.0 なし ZORBAXCN 70Å 300m2/g 2.0-7.0 あり 7% ZORBAXNH2 70Å 300m2/g 2.0-7.0 あり 4% 2 4.3% オクチルフェノキシエタノール表面活性剤 (n=10)の高分離, ZORBAXCN カラム: ZORBAXCN 880952-705 4.6x250mm,5µm 移動相: 第 1:ヘプタン 第 2:2-メトキシエタノール/イソプロパノール (50/50) 流量: 2mL/min グラジエント: 温度: 10分で 2~ 20%第 2移動相、20%で直線保持 50°C 検出器: 278nm サンプル: オクチルフェノキシ (ポリエチレンオキシ) エタノール界面活性剤 (n=10) 0 5 10 15 Time (min) 20 LCNP001 www.agilent.com/chem/jp 63 分析 HPLC用カラム ZORBAXRx-SILが基材の順相カラム ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) Rx-SIL USPL3 Eclipse XDB-CN USPL10 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) セミ分取 9.4x250 5 880975-201 アナリティカル 4.6x250 5 880975-901 990967-905* 993967-905* アナリティカル 4.6x150 5 883975-901 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x100 1.8 828975-901 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 4.6x50 1.8 827975-901 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 3.0x100 1.8 828975-301 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 3.0x50 1.8 827975-301 ナローボア 2.1x150 5 883700-901 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 2.1x100 1.8 828700-901 ラピッドレゾリュ―ション HT、600bar 2.1x50 1.8 827700-901 ガードカートリッジ、2個 9.4x15 5 820675-119 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-919 820950-935 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 821125-919 821125-935 ガードハードウェアキット 0 840140-901 ガードハードウェアキット 0 820888-901 877250-101 993700-905* ガードカラム (ハードウェアが必要) 820888-901 PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要) PrepHTカートリッジ 21.2x250 7 PrepHTカートリッジ 21.2x250 7 17x7.5 5 PrepHTエンドフィッティング、2個 PrepHTガードカートリッジ、2個 820400-901 ガードカートリッジハードウェアキット 820212-919 820444-901 *これらのカラムは逆相溶媒を充てんした状態で出荷されます。イソプロパノールで洗浄してから順相溶媒を使うようにしてください。これらのカラムは HILICモード でも使用できます。 64 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXOriginalSILが基材の順相カラム ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) SIL USPL3 CN USPL10 NH2 USPL8 糖分 分析 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) セミ分取 9.4x250 5 880952-201 880952-205 880952-208 アナリティカル 4.6x250 5 880952-701 880952-705 880952-708 840300-908* アナリティカル 4.6x150 5 883952-701 883952-705 883952-708 843300-908* ナローボア 2.1x50 5 ガードカートリッジ、2個 9.4x15 5 820675-119 820675-111 820675-111 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 5 820950-901 820950-905 820950-908 ガードカートリッジ、4個 2.1x12.5 5 860700-708 ガードカラム (ハードウェアが必要) ガードハードウェアキット ガードハードウェアキット 0 840140-901 840140-901 840140-901 820888-901 820888-901 820888-901 877952-101 877952-105 877952-108 820400-901 820400-901 820400-901 820950-908* 820888-901* PrepHTカートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901が必要) PrepHTカートリッジ 21.2x250 7 PrepHTエンドフィッティング、2個 PrepHTガードカートリッジ、2個 17x7.5 5 ガードカートリッジハードウェアキット *これらのカラムは逆相溶媒を充てんした状態で出荷されます。イソプロパノールで洗浄してから順相溶媒を使うようにしてください。これらのカラムは HILICモード でも使用できます。 www.agilent.com/chem/jp 65 分析 HPLC用カラム ZORBAXHILICPlus • 低分子の極性分析対象成分に対して優れた保持 • EclipsePlusシリカをベースにし、優れたピーク形状を実現 • LC/MSアプリケーションで高い感度を実現 • EPAメソッド 1694に推奨 AgilentZORBAXHILICPlusカラムは、 親水性相互作用クロマトグラフィ (HILIC)アプリケー ションで使用するためのカラムです。HILICは、通常は極性の小さい化合物の保持と分 解に使用されます。HILICPlusカラムは、ZORBAXEclipsePlusカラムで使用される高性能 シリカに基づく非結合シリカカラムです。このシリカは、優れたピーク形状を実現 し、多くの極性塩基性分析対象成分に不可欠です。これらのカラムは、一般に HILIC分 離に必要な広範囲の平衡化を削減するために、出荷時には HILICモード (アセトニトリ ル :水を含む)で使用するように前処理されています。HILICPlusカラムは、高分離用の 3.5µm 粒子径と、質量分析計または標準 UV 検出器に対応するための内径 2.1 および 4.6mmが用意されています。 カラム仕様 結合相 ポアサイズ 表面積 pH範囲 非結合シリカ 95Å 160m2/g 0-8.0 仕様は代表的な値のみを表しています。 66 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXHILICPlusカラムでの EPA1694のグループ 4の分離 カラム: ZORBAXHILICPlus 959793-901 2.1x100mm,3.5µm 移動相: 90%アセトニトリル:10%水 0.25mL/min 流量: グラジエント: 7分で 55%アセトニトリルの直線グラジエント 55%に保持 温度: 25°C シメチジン メトホルミン x102 1.00 0.95 0.90 0.85 0.80 0.75 0.70 0.65 0.60 0.55 0.50 0.45 0.40 0.35 0.30 0.25 0.20 0.15 0.10 0.05 0 アルブテロール ラニチジン x102 1.00 0.95 0.90 0.85 0.80 0.75 0.70 0.65 0.60 0.55 0.50 0.45 0.40 0.35 0.30 0.25 0.20 0.15 0.10 0.05 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 7.0 7.5 8.0 8.5 9.0 9.5 10.0 10.5 11.0 11.5 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0 15.5 16.0 16.5 17.0 17.5 18.0 18.5 19.0 19.5 20.0 20.5 21.0 21.5 22.0 22.5 23.0 23.5 24.0 24.5 EPA1694 カラム USCJP0004を用いて2回分析。分析間の平衡化時間は10分。 ZORBAXHILICPlus 説明 ZORBAXHILICPlus 寸法(mm) 4.6x100 粒子径 (µm) 部品番号 3.5 959961-901 ZORBAXHILICPlus 4.6x50 3.5 959943-901 ZORBAXHILICPlus 2.1x100 3.5 959793-901 ZORBAXHILICPlus 2.1x50 3.5 959743-901 www.agilent.com/chem/jp 67 分析 HPLC用カラム ZORBAX メソッド開発キット アジレントは、迅速なメソッド開発を可能にするキットをお求めやすい価格で提供し ています。各キットには 3本のカラムが含まれています。6つの新しいキットが追加さ れました。Agilent自動メソッド開発 LC用に推奨します。キットには、さまざまな結合相 のラピッドレゾリューション HT(1.8µm) カラムを含むものと、さまざまな結合相のラ ピッドレゾリューション (3.5µm)カラムを含むものがあり、いずれもメソッド最適化を 簡単に行うことができます。これらのキットには、広範囲の化合物に対して優れた ピーク形状と最適な性能が得られる EclipsePlusファミリカラムが含まれています。 選択性を最適化するための RRHTメソッド選択性開発キット EclipsePlusPhenyl-Hexyl 959741-912 2.1x50mm,1.8µm mAU 20 10 0 0.5 EclipsePlusC18 959741-902 2.1x50mm,1.8µm 1 1.5 2 2.5 3 3.5 min 1.5 2 2.5 3 3.5 min 1.5 2 2.5 3 3.5 mAU 20 10 0 0.5 Bonus-RP 827768-901 2.1x50mm,1.8µm mAU 20 10 0 0.5 1 min RRHT_MDEV EclipsePlusPhenyl-hexylカラムのみがすべての成分を分離できました。 68 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXメソッド開発キット 3本のカラムをキット化 説明 部品番号 ラピッドレゾリューション HT(RRHT)選択性メソッド開発キット、内径 2.1mm 2.1x50mm、1.8µm、600barカラム:EclipsePlusC18、EclipsePlusPhenyl-Hexyl、BonusRP各 1 本を含む 5190-1431 ラピッドレゾリューション HT(RRHT)pH選択性メソッド開発キット、内径 2.1mm 2.1x50mm、1.8µm、600barカラムを含む:EclipsePlusC18、SB-C18、Extend-C18 各 1 本を含む 5190-1432 ラピッドレゾリューション HT(RRHT)選択性メソッド開発キット、内径 4.6mm 4.6x50mm、1.8µm、600barカラム:EclipsePlusC18、EclipsePlusPhenyl-Hexyl、BonusRP 各 1 本を含む 5190-1433 ラピッドレゾリューション HT(RRHT)pH選択性メソッド開発キット、内径 4.6mm 4.6x50mm、1.8µm、600barカラム:EclipsePlusC18、SB-C18、Extend-C18 各 1 本を 5190-1434 ラピッドレゾリューション選択性メソッド開発キット、内径 4.6mm 4.6x100mm、3.5µmカラム:EclipsePlusC18、EclipsePlusPhenyl-Hexyl、Bonus-RP 各 1 本を含む 5190-1435 ラピッドレゾリューション pHメソッド開発キット、内径 4.6mm 4.6x100mm、3.5µmカラム:EclipsePlusC18、SB-C18、Extend-C18 各 1 本を含む 5190-1436 含む www.agilent.com/chem/jp 69 分析 HPLC用カラム ZORBAXメソッドバリデーションキット ZORBAXメソッドバリデーションキットは、同じ種類 HPLCカラム (結合相、粒子径、コ ンフィグレーション) を別製造ロットから入手する必要があるお客様に提供されてい ます。別のロットのカラムを依頼するには、以下の手順でアジレントまたは担当販売 店にお問い合わせください。 • バリデーションキット (別ロットのカラム) をご請求ください (部品番号 899999-888 をお使いください)。 • 使用中のカラムの部品番号をご指定ください。 • 使用中のカラムのロット番号をご指定ください。 • 別ロットから入手したいカラムの本数をご指定ください (例:現在、1本のカラムを所 有し、別ロットから 2本追加したい) • 納期については担当営業にお問い合わせください。担当者から回答させていただき ます。カスタムカラムの納期は、ロットの状況によって変わります。 HPLC カスタムカラムの発注方法 カタログに載っていないカスタムカラムも次の手順で簡単に発注いただけます。 ヒントとテクニック カスタム LCカラムのご注文は、担当営 業/販売店までご連絡ください。 • カスタムカラム見積書 (SPQ)を請求してください (部品番号 899999-999をお使いくだ さい)。 • カラム径 (例:4.6x50mm)、結合相の種類 (例:StableBondC3)、粒子径 (例:5µm)、ポア サイズ (例:80Å)をご指定ください。 • 納期については担当営業にお問い合わせください。担当者から回答させていただき ます。カスタムカラムの納期は、ロットの状況によって変わります。 カスタムカラムは標準のカラムに対して、最小限の追加料金で価格設定されています。 70 www.agilent.com/chem/jp 分析 HPLC用カラム ZORBAXイオン交換カラム –SAX、SCX • 堅牢な ZORBAXシリカをベースとした ZORBAXSAXと 300SCXカラム • pH2~ 7の範囲で安定 • 高い効率、高速分離を提供 • 有機移動相溶媒に対応 AgilentZORBAX強イオン交換カラムは、 強陰イオン交換 (SAX)と強陽イオン交換 (300SCX) カラムの両方を用意しています。最も効率性が高くなるようにそれぞれのカラムには 結合済み 5µm 球状 シリカ粒子が充てんされています。 ZORBAXSAX充てん剤には第 4級アミンが結合されています。この充てん剤の製造には 三官能基有機シラン試薬が使用されており、水系移動相に対する安定性が最大化され ています。本カラムは、芳香族/脂肪族カルボン酸やスルホン酸など、水溶性化合物 の分離に理想的です。 ZORBAXSCX充てん剤には芳香族スルホン酸基に結合されたポアサイズ 300Åのシリカ 粒子が使用されています。このカラムは塩基性の水溶性化合物や生体分子の分離に使 用します。 カラム仕様 結合相 ポアサイズ 表面積 最大圧力 70Å 300m2/g pH範囲 2.0-7.0 機能 ZORBAXSAX 第 4級アミン 350bar ZORBAX 300SCX 300Å 50m2/g 2.0-7.0 スルホン酸 350bar 仕様は代表的な値のみを表しています。 www.agilent.com/chem/jp 71 分析 HPLC用カラム 1 咳止め薬 -ZORBAX300SCX カラム: ZORBAX300SCX 880952-704 4.6x250mm,5µm 移動相: 100mMNaH2PO4 (pH6.5) 流量: 3mL/min 温度: 20°C 検出器: サンプル: 1. ピリラミン 2. テオフィリン 3. グリセリルグアイアコラート 210nm 4. カフェイン 風邪薬 5. フェニレフリン 2 3 0 4 5 2 4 Time (min) LCIE001 ZORBAXイオン交換カラム –SAX、SCX 説明 寸法(mm) セミ分取 9.4x250 アナリティカル 4.6x250 アナリティカル SAX 300SCX 5 880952-203 880952-204 5 880952-703 880952-704 4.6x150 5 883952-703 883952-704 アナリティカル 4.6x50 5 846952-704 ソルベントセーバ 3.0x50 5 860700-304 ナローボア 2.1x150 5 883700-704 ナローボア 2.1x50 5 ガードカートリッジ、4個 4.6x12.5 6 ガードハードウェアキット 72 粒子径 (µm) www.agilent.com/chem/jp 860700-704 820950-903 820950-904 820888-901 820888-901 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ハイスループット分析からキャピラリ、分取分析まで、 再現性の高い結果を提供 どれだけ多くのサンプルがあっても、非常に複雑なサンプルでも、さまざまなカラム やコンフィグレーションをテストする時間を無駄にせず、再現性の高い結果を実現で きるでしょう。 以下のカラムファミリは、特定のアプリケーションや分取の課題に対して優れた性能 を提供します。 • 新製品 ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition (RRHD) 1.8 µm カラム – Agilent 1290 Infinity LC 等の UHPLC で使用するために最大 120 MPa (1200 bar) での安定性を実 現します。複雑なサンプルの高速、高分離を実現するために、50、100、150 mm の長 さが用意されています。 • ラインナップが増えた ZORBAX ラピッドレゾリューション (3.5 µm) およびラピッドレ ゾリューションハイスループット (1.8 µm) カラム – 分解能を落とさずに高速分析を 実現し、生産性を高めます。Eclipse Plus、Eclipse XDB、StableBond、他の ZORBAX 結合相 も用意しています。 • ZORBAX ソルベントセーバカラム – 内径 4.6 mm のカラムで溶媒使用量を 50 % 削減し、 大部分の標準 HPLC や LC/MS 検出器と互換性があります。費用効率の高いアプリケー ションに理想的です。 • アジレントの ZORBAX 分取カラム、分取カートリッジカラム、ガードカラムは、高純 度、高回収率、ハイスループットを実現するように設計されています。これらは、 幅広い選択性を備えており、メソッド開発の柔軟性を高めるためにさまざまな結合 相が用意されています。 • Ultron ES Chiral カラム – 2 つの補完的なタンパク質ベースのキラル固定相を持ち、光学 異性体分離用に最適です。医薬品分析アプリケーションに理想的です。 www.agilent.com/chem/jp 73 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition 1.8 µm • 1290 Infinity LC および他の UHPLC 機器で最適な結果を達成できる高圧 (120 MPa = 1200 bar) カラム • 1.8 µm の粒子径により最高の分離能を実現 • 優れたピーク形状を実現する ZORBAX Eclipse Plus C18 と、選択性および低 pH での安定 性に優れた ZORBAX StableBond C18 を用意 • すべての LC に対応するために、同一の結合相を使用した 3.5 および 5 µm ZORBAX カラ ムと同じ選択性を実現 ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition (RRHD) カラムは、ZORBAX 1.8 µm 粒子 カラムのラインナップを拡張したものです。この新しい RRHD カラムは、改良された充 てん処理を使用して、Agilent 1290 Infinity LC または他の UHPLC 機器で使用した場合に最 大 120 MPa (1200 bar) の安定性を実現します。RRHD 1.8 µm カラムは、非常に複雑なサン プルの高速、高分解能 (真の High Definition) での分離を可能にするために、50、100、150 mm の長さが用意されています。 カラム仕様 160 m2/g pH 範囲 2.0-9.0 エンド キャップ あり 80Å 180 m2/g 1.0-8.0* なし 80Å 180 m2/g 1.8-8.0* なし 結合相 ポアサイズ 表面積 ZORBAX Eclipse Plus C18 95Å ZORBAX SB-C18 ZORBAX SB-C8 *StableBond カラムは低 pH で最高の性能を発揮するように設計されています。シリカを基材とするカラムを pH 6 ~8 の範囲で最高の安定性にて使用するには、40 °C未満の使用温度、0.01 ~ 0.02 M の範囲の低濃度緩 衝液を使用します。pH 6 ~ 8 では、Eclipse Plus C18 カラムを選択してください。 74 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム RRHD カラムを用いたカンゾウの分離 カラム A: ZORBAX RRHD SB-C18 857700-902 2.1 x 50 mm, 1.8 µm カラム B: 858700-902 2.1 x 100 mm, 1.8 µm カラム C: 859700-902 2.1 x 150 mm, 1.8 µm 移動相: 流量: 10 ~ 100% B /30 分 A :0 .1 % ギ酸 (fa) B : アセトニトリル、0.1 % fa F = 0.4 mL/min グラジエント: 各カラムとも 30 分のグラジエント 温度: 室温 検出器: 280 nm UV 装置: 1290 Infinity LC 50 mm 7 ピーク A Rs: 0 mAU 200 150 100 50 0 2 0 2 4 6 8 10 12 4 14 16 18 min 100 mm 8 ピーク B Rs: 1.37 mAU 200 150 100 50 0 2 0 2 4 6 8 10 12 4 14 16 18 min 150 mm 9 ピーク C Rs: 2.40 mAU 200 150 100 50 0 2 0 2 4 6 8 10 12 4 14 6 16 18 min RRHD_Licorice www.agilent.com/chem/jp 75 特殊アプリケーション用 HPLC カラム RRHD カラムでの 1 分未満の分離 カラム: ZORBAX RRHD SB-C18 857700-902 2.1 x 50 mm, 1.8 µm グラジエント: H2O (0.05 % トリフルオロ酢酸)/10 ~ 40 % ACN/1 分 温度: 60 °C 注入量: 0.5 µL x 100 ppm each 検出器波長: 275 nm データレート: 160 Hz 3 mAU 500 0.5 分で 6 成分を分離 400 300 F = 2.0 mL/min P = 975 bar 1 2 200 0.5 min 1. 6 100 5 4 0 0 .05 .1 .15 .2 .25 .3 .35 .4 .45 min 2-メチル-4-イソチアゾール-3-オン 2. 5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾール-3-オン 3. カルベンダジム 4. ベンゾイソチアゾール-3(2H)-オン 5. 2-フェノキシエタノール 6. メチルパラベン RRHDSub1m 高圧で使用できるラピッドレゾリューション HD カラム (最大圧力:120 MPa = 1200 bar) 粒子径 Eclipse Plus C18 USP L1 説明 寸法(mm) ソルベントセーバ HD、 3.0 x 100 1.8 959758-302 SB-C18 USP L1 858700-302 3.0 x 50 1.8 959757-302 857700-302 2.1 x 150 1.8 959759-902 859700-902 859700-906 2.1 x 100 1.8 959758-902 858700-902 858700-906 2.1 x 50 1.8 959757-902 857700-902 857700-906 (µm) SB-C8 USP L7 1200 bar ソルベントセーバ HD、 1200 bar ナローボア RRHD、 1200 bar ナローボア RRHD、 1200 bar ナローボア RRHD、 1200 bar 76 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX ラピッドレゾリューション ハイスループット (RRHT) 1.8 µm • 完全多孔質、粒子径 1.8 µm の充てん剤を用いた高耐圧 (60 MPa = 600 bar) のラピッド レゾリューション HT カラムは、超高速、高分解能分析を可能にします。 • 精密に設計された粒子によって、 他の 2 µm 未満の素材より 25 % 低い圧力で最高の分 解能が得られます。 • 分析時間が最大 95 % 短縮されます。 • HPLC メソッドをより速やかに開発できます。 • 140 を超える RRHT カラムから選択できるため、従来のメソッドを問題なく移行でき ます。 • 短いカラムで複雑なサンプルの分析をより高速に最大のピークキャパシティで行う ことができます。 • 3.5、5、7 µm の粒子径に適合し、完全なメソッド拡張性を得ることができます。 • 短い (50 mm 以下) カラムを従来の LC で使用できます。 Agilent ZORBAX ラピッドレゾリューション HT (1.8 µm) カラムは、完全多孔質の 1.8 µm 粒 子を使用して、超高速分析と最大の分解能を実現します。長さ 250 mm のカラムと比較 すると、最大で 95 % まで分析時間を短縮できます。新しい高性能 ZORBAX Eclipse Plus と StableBond、 Extend、 Bonus-RP) を含む 140 以上の RRHT その他の ZORBAX カラム (Eclipse XDB、 カラムから選択でき、迅速なメソッド開発により、分解能を低減することなく小さい 粒子径への移行を可能にします。粒子径が小さいため、同じ長さの 3.5 µm カラムの 2 倍 の効率を得ることができ、その長さで最高の効率と分解能が達成されます。これによ り、最高の分解能とピークキャパシティを維持した状態で、より短いカラムで複雑な サンプルを分析できるようになります。1.8 µm ラピッドレゾリューション HT カラムは、 高速、高分解能 HPLC を新たなレベルに導きます。 この高耐圧カラムは、 耐圧の上限まで Agilent 1200 ラピッドレゾリューション LC で使用 できます。また、RRHT-1100 変換キットを使用して性能を最大限に引き出すことにより、 より短いカラムを Agilent 1200 や 1100 などの他の多くの LC でも使用できます。 www.agilent.com/chem/jp 77 特殊アプリケーション用 HPLC カラム 高速 LC 用 1100 シリーズ変換キット これらのキットを使うと、バイナリポンプ付きの Agilent 1100 システムを RRHT LC カラ ム用の低容量システムに簡単に変換できます。各キットには、全キャピラリ、フロー セル、スタータカラム、システム変換に関する詳細な説明があります。注 :標準メ ソッドとカラム用に変換された 1100 を使用できます。 キット選択 説明 部品番号 可変波長検出器 (VWD) 用 カラム:4.6 x 50 mm、1.8 µm (3) VWD 用フローセル、5 µl キャピラリ、µ-LC インライン フィルタ 5188-5323 ダイオードアレイ検出器 (DAD および DAD SL) および 多波長検出器 (MWD) 用 5188-5324 カラム:4.6 x 50 mm、1.8 µm (2) DAD 用フローセル、5 µl キャピラリ、µ-LC インライン ダイオードアレイ検出器と マススペクトル用 カラム:2.1 x 50 mm、1.8 µm (2) DAD 用フローセル、1.7 µl キャピラリ、ZDV ユニオン フィルタ ラピッドレゾリュ―ション HT:最大 20 倍の高速化 カラム A: ZORBAX SB-C18 827700-902 2.1 x 50 mm, 1.8 µm カラム C: ZORBAX SB-C18 827700-902 2.1 x 50 mm, 1.8 µm グラジエント: 流量: 1. C3-アルキルフェノン 1 2. C4-アルキルフェノン 4 2 A 3 5 3. C5-アルキルフェノン 6 7 カラム B: 移動相: 78 ZORBAX SB-C18 883975-902 4.6 x 150 mm, 5 µm 温度: A : 40 °C B : 40 °C C : 95 °C 検出器: UV 254 nm サンプル: アルキルフェノン 8 4. C6-アルキルフェノン 9 5. C7-アルキルフェノン 0 2 4 6 Time (min) 8 6. C8-アルキルフェノン 10 7. C9-アルキルフェノン 4 B 0 2 1 A : H2O B : ACN 0.0 分 50% B A : 11 分 100%B B : 1.2 分 100%B C : 0.4 分 100%B A : 1.2 mL/min B : 1.0 mL/min C : 2.4 mL/min 5188-5328 0.2 0.4 8. C10-アルキルフェノン 3 5 0.6 Time (min) 9. C12-アルキルフェノン 6 7 0.8 8 9 1.0 4 C 0 1 2 3 0.2 Time (min) www.agilent.com/chem/jp 5 6 7 8 9 0.4 LCRR001 特殊アプリケーション用 HPLC カラム RRHT は、ラピッドレゾリューションカラムの 2 倍の効率です カラム A: カラム B: 移動相: ZORBAX SB-C18 835975-902 4.6 x 50 mm, 3.5 µm ZORBAX SB-C18 827975-901 4.6 x 50 mm, 1.8 µm 流量: 25% 水、75% MeOH 1.5 mL/min k Values 温度: 室温 検出器: 254 nm この図は、ラピッドレゾリューション HT カ ラムが同じカラム長の 3.5 µm のカラムの 2 倍の効率に達することを示しています。こ の高効率は、高分離、ハイスループット分 析に使用できます。 段数 (N) A 2 段数 (N) 1. 3476 1. 6560 2. 4585 2. 8958 3. 5673 4. 6180 B 3. 11508 4. 12266 2 3 4 1 0 3 1. ウラシル 2. フェノール 3. 4- クロロニトロベンゼン 4. トルエン 4 1 0.0 1 Time (min) 0.5 Time (min) 1.0 LCRR002 RRHT カラムによるピーク負荷の増加 カラム A: カラム B: 移動相: Eclipse XDB-C8 928700-906 2.1 x 100 mm, 1.8 µm Eclipse XDB-C18 961753-902 2.1 x 100 mm, 3.5 µm A : H2O B : ACN A mAU 120 100 80 60 40 20 0 1 1 11 0 2 4 ピ ー ク キ ャ パ シ A : 461 B : 343 ティ: 流量: 0.5 mL/min グラジエント: 温度: 0.0 分 - 50% B 20.0 分 - 100% B 40 °C 検出器: UV 254 nm サンプル: アルキルフェノン B mAU 100 1 80 6 8 10 12 Time (min) 14 16 18 1. ウラシル 2. C3-アルキルフェノン 6. C7-アルキルフェノン 3. C4-アルキルフェノン 8. C9-アルキルフェノン 4. C5-アルキルフェノン 9. C10-アルキルフェノン 5. C6-アルキルフェノン 10. C12-アルキルフェノン 7. C8-アルキルフェノン 11. C14-アルキルフェノン 60 11 40 20 0 0 2 4 6 8 10 12 Time (min) 14 16 18 LCRR004 www.agilent.com/chem/jp 79 特殊アプリケーション用 HPLC カラム 分析時間を大幅に短縮する RRHT カラム カラム A: Eclipse XDB-C18 990967-902 4.6 x 250 mm, 5 µm カラム B: Eclipse XDB-C18 963967-902 4.6 x 150 mm, 3.5 µm カラム C: Eclipse XDB-C18 966967-902 4.6 x 75 mm, 3.5 µm カラム D: ZORBAX Eclipse XDB-C18 935967-902 4.6 x 50 mm, 3.5 µm カラム E: Eclipse XDB-C18 925975-902 4.6 x 50 mm, 1.8 µm 移動相: 73% MeOH:27% 20 mM リン酸緩衝液、pH 7.0 流量: 1 mL/min 温度: 室温 検出器: 254 nm A 1 2 B 1 5 2 1 5 2 D 3 1 2 3 4 1 E 0 5 5 2 3 4 6 4 6 5 7 6 7 6 4 3 C 4 3 7 7 1. ウラシル 2. ナプロキセン 3. メファナム酸 4. ブチルパラベン 5. プロプラノロール 6. ナフタレン 7. フタル酸ジプロピル 6 7 2 4 6 Time (min) 8 10 12 LCRR003 この図は、ラピッドレゾリューション HT カラムを使うことによって分析時間を劇的に短縮できることを示すものです。クロマトグラム A では、長さ 25cm、 内径 5µm のカラムで分離が 11.5 分かかったことを示しています。クロマトグラム B、C で示されているラピッドレゾリューションカラム (3.5 µm) では、分離をほ とんど変えることなく、分析時間は大幅に短縮されていることを示しています。ラピッドレゾリューション HT カラムでは分析時間が 2.2 分にまで短縮されて おり、この時間は分析時間の 80%にあたります。しかも、ベースライン分離は保たれたままです。 80 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム 高温でも長寿命な RRHT カラム ZORBAX SB-C18 827700-902 2.1 x 50 mm, 1.8 µm 移動相: A : 60 % H2O B : 40% ACN 流量: 1 mL/min 温度: 80 °C 検出器: UV 254 nm サンプル: QC Test Mix Plates 12000 10000 8000 6000 4000 2000 0 1 499 718 853 988 1153 1305 1506 1641 1776 1911 2046 2181 2319 2508 2643 2778 2913 3085 3220 3468 3603 3738 3887 4054 4189 4324 4537 4756 4892 5033 5201 カラム: Injection Number LCRR005 効率の比較 - RRHT (1.8 µm) と ラピッドレゾリューション (3.5 µm) カラム カラム長 分離能力 分離能力 N (3.5 µm)* N (1.8 µm) 高分離 150 21,000 32,500 100 14,000 24,000 75 10,500 17,000** 50 7000 12,000 30 4200 6000 20 — 3500 15 2100 2500 超高速 分解能 a N1/2 *同じ長さの 5 µm HPLC カラムは 40% 少ない段数 (N 値) になります。内径 4.6 mm **カスタムカラムとして入手可能 www.agilent.com/chem/jp 81 特殊アプリケーション用 HPLC カラム 高圧用ラピッドレゾリューション HT カラム (最大圧力: 600 bar、9000 psi) 粒子径 Eclipse Plus C18 USP L1 Eclipse Plus C8 USP L7 Eclipse Plus Phenyl-Hexyl USP L11 Eclipse PAH USP L1 Eclipse XDB-C18 USP L1 959964-906 959964-912 959964-918 928975-902 Eclipse XDB-C8 USP L7 Extend-C18 USP L1 説明 寸法(mm) ラピッドレゾリュ― ション HT、600 bar 4.6 x 150 1.8 959994-902 ラピッドレゾリュ― ション HT、600 bar 4.6 x 100 1.8 959964-902 ラピッドレゾリュ― ション HT、600 bar 4.6 x 75 1.8 959951-902 ラピッドレゾリュ― ション HT、600 bar 4.6 x 50 1.8 959941-902 959941-906 959941-912 959941-918 927975-902 927975-906 727975-902 ラピッドレゾリュ― ション HT、600 bar 4.6 x 30 1.8 959931-902 959931-906 959931-912 959931-918 924975-902 924975-906 724975-902 ラピッドレゾリュ― ション HT、600 bar 4.6 x 20 1.8 926975-902 926975-906 726975-902 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 100 1.8 959964-302 959964-306 959964-312 928975-302 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 50 1.8 959941-302 959941-306 959941-312 927975-302 927975-306 727975-302 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 30 1.8 924975-302 924975-306 724975-302 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 20 1.8 926975-302 926975-306 726975-302 ナローボア RRHT、 2.1 x 150 1.8 959794-902 2.1 x 100 1.8 959764-902 959764-906 959764-912 959764-918 928700-902 928700-906 728700-902 2.1 x 50 1.8 959741-902 959741-906 959741-912 959741-918 927700-902 927700-906 727700-902 2.1 x 30 1.8 959731-902 959731-906 959731-912 924700-902 924700-906 724700-902 2.1 x 20 1.8 926700-902 926700-906 726700-902 (µm) 728975-902 728975-302 600 bar ナローボア RRHT、 600 bar ナローボア RRHT、 600 bar ナローボア RRHT、 600 bar ナローボア RRHT、 600 bar 82 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム 高圧用ラピッドレゾリューション HT カラム (最大圧力: 600 bar、9000 psi) 粒子径 SB-CN USP L10 ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 150 ン HT、600 bar 1.8 SB-C18 USP L1 829975-902 ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 100 ン HT、600 bar 1.8 828975-902 ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 75 ン HT、600 bar 1.8 ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 50 ン HT、600 bar 1.8 827975-901 827975-906 827975-912 827975-905 827975-914 ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 30 ン HT、600 bar 1.8 824975-902 824975-906 824975-912 824975-905 824975-914 ラピッドレゾリュ―ショ 4.6 x 20 ン HT、600 bar 1.8 826975-902 826975-906 ソルベントセーバ HT、 3.0 x 150 1.8 829975-302 829975-306 829975-312 829975-305 3.0 x 100* 1.8 828975-302 828975-306 828975-312 828975-305 3.0 x 50 1.8 827975-302 827975-306 827975-312 827975-305 3.0 x 30 1.8 824975-302 824975-306 3.0 x 20 1.8 826975-302 826975-306 ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 150 1.8 820700-902 820700-906 820700-912 820700-905 ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 100 1.8 828700-902 828700-906 828700-912 ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 50 1.8 827700-902 827700-906 ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 30 1.8 824700-902 824700-906 ナローボア RRHT、600 bar 2.1 x 20 1.8 826700-902 826700-906 説明 寸法(mm) (µm) SB-C8 USP L7 829975-906 SB-Phenyl USP L11 829975-912 829975-905 SB-Aq 829975-914 828975-906 828975-912 828975-905 828975-914 Rx-SIL USP L3 Bonus-RP USP L60 828975-901 828668-901 830975-906 830668-901 827975-901 827668-901 828975-314 828975-301 828668-301 827975-314 827975-301 827668-301 828700-905 828700-914 828700-901 828768-901 827700-912 827700-905 827700-914 827700-901 827768-901 824700-912 824700-905 824700-914 600 bar ソルベントセーバ HT、 600 bar ソルベントセーバ HT、 600 bar ソルベントセーバ HT、 824975-305 600 bar ソルベントセーバ HT、 600 bar *SB-C3 (部品番号 828975-309) でも使用できます。 www.agilent.com/chem/jp 83 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ラピッドレゾリューション HT カラムおよびカートリッジ (最大圧力: 400 bar、6000 psi) ハード ウェア 説明 寸法(mm) ラピッドレゾリュ―ション HT 4.6 x 50 粒子径 (µm) 1.8 1.8 1.8 1.8 ラピッドレゾリューション HT、3 個 4.6 x 50 ナローボア RRHT 2.1 x 50 ナローボア RRHT、3 個 2.1 x 50 Eclipse XDB-C18 USP L1 Eclipse XDB-C8 USP L7 SB-C18 USP L1 SB-C8 USP L7 Extend-C18 USP L1 922975-902 922975-906 922975-902 822975-906 722975-902 922975-932 922975-932 922700-902 922700-902 922700-932 922700-932 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ (ハードウェアキット 820555-901 が必要) ラピッドレゾリューション HT カー トリッジ 4.6 x 50 1.8 925975-902 825975-902 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ、3 個 4.6 x 50 1.8 925975-932 825975-932 ラピッドレゾリューション HT カー トリッジ 2.1 x 50 1.8 925700-902 825700-902 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ、3 個 2.1 x 50 1.8 925700-932 825700-932 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ 4.6 x 30 1.8 923975-902 823975-902 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ、3 個 4.6 x 30 1.8 923975-932 823975-932 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ 2.1 x 30 1.8 923700-902 823700-902 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ、3 個 2.1 x 30 1.8 923700-932 823700-932 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ 4.6 x 15 1.8 921975-902 821975-902 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ、3 個 4.6 x 15 1.8 921975-932 821975-932 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ 2.1 x 15 1.8 921700-902 821700-902 ラピッドレゾリューション HT カートリッジ、3 個 2.1 x 15 1.8 921700-932 821700-932 820555-901 820555-901 RR および RRHT カートリッジ用ハードウェアキット 84 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm • メソッド開発のスタートに用いるカラムとして最適 • 分析時間と溶媒使用量を減らし、サンプルスループットを高めます • 長さの短いカラムで高効率が得られます • 分析カラム (4.6 mm) およびナローボア (内径 2.1 mm) を用意しています • 5 µm カラムに匹敵する寿命を誇ります ZORBAX ラピッドレゾリューションカラムは粒子径 3.5µm の充てん剤を使用していま す。このカラムを使用した場合、5µm の充てん剤を使用しているカラムと比べると、 さまざまなアプリケーションで分析時間が短縮され、サンプルのスループットが増大 します。ラピッドレゾリューションカラムには長さ 15 ~ 150 mm、内径 1 ~ 4.6 mm の ものがあり、ハイスループット分析、LC/MS、コンビナトリアルケミストリ、その他 の高速分析に最適な構成を選ぶことができます。ZORBAX ラピッドレゾリューションの 3.5 µm の粒子は機械的強度に優れているので、充てん状態が非常に安定しており 5 µm カラムに匹敵する寿命を誇ります。ZORBAX ラピッドレゾリューションカラムは、大部 分の ZORBAX 結合相で利用することができます。 RR カラムは分解能を向上させ分析時間を短縮 1. カフェイン カラム A: 2. ドキシラミン 3. クロロフェニラミン 4. トリプロリジン カラム B: ZORBAX Bonus-RP 883668-901 4.6 x 150 mm, 5 µm 1 4 ZORBAX Bonus-RP 866668-901 4.6 x 75 mm, 3.5 µm カラム C: ZORBAX Bonus-RP 861700-901 2.1 x 50 mm, 3.5 µm 移動相: 80% 25 mM NH4Ac、pH 5.5 20% ACN 1.5 mL/min 1.5 mL/min 0.3 mL/min 流量: A 温度: 40 °C 検出器: 254 nm 2 3 0 B 1 2 3 4 Time (min) 5 C 1 4 1 4 2 2 3 3 ラピッドレゾリューション 3.5 µm カラムは、LC/MS に最適な ナローボアタイプも用意しています。 0 6 1 2 Time (min) 3 0 1 2 Time (min) LC3_501 www.agilent.com/chem/jp 85 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ラピッドレゾリューションカラムによるメソッド開発 カラム: 移動相: ZORBAX SB-C18 866953-902 4.6 x 75 mm, 3.5 µm 1. ジルチアゼム 2. ジピリダモール 3. ニフェジピン A : 25 mM NaH2PO4、pH 3.0 B : MeOH A : 20:80 A B : 30:70 C : 40:60 4. リドフラジン 5. フルナリジン 流量: 2.0 mL/min 温度: 35 °C 検出器: 254 nm B 1 2 C 1 1 3 5 23 5 4 2 3 4 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 Time (min) Time (min) Time (min) LC3_502 ラピッドレゾリューション 4.6 x 75 mm、3.5 µm カラムは、メソッド開発のスタートに用いるカラムとして好適です。カラムと移動相の組み合わせが目的の分離を 達成できるかどうか迅速に決定できます。 ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm Eclipse Plus カラム ハード ウェア 説明 寸法(mm) ラピッドレゾリューション 4.6 x 150 ラピッドレゾリューション 4.6 x 100 ラピッドレゾリューション 4.6 x 75 ラピッドレゾリューション 4.6 x 50 ラピッドレゾリューション 4.6 x 30 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ナローボア RR* 2.1 x 150 ナローボア RR* 2.1 x 100 ナローボア RR* 2.1 x 50 ナローボア RR* 2.1 x 30 ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 ガードカートリッジ、4 個 2.1 x 12.5 ガードハードウェアキット 粒子径 (µm) 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 5 5 0 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm 86 www.agilent.com/chem/jp Eclipse Plus C18 USP L1 Eclipse Plus C8 USP L7 Eclipse Plus Phenyl-Hexyl USP L11 Eclipse PAH USP L1 959963-902 959963-906 959963-912 959963-918 959961-902 959961-906 959961-912 959961-918 959933-902 959933-906 959933-912 959943-902 959943-906 959943-912 959936-902 959936-906 959936-912 959963-302 959963-306 959963-312 959961-302 959961-306 959961-312 959763-902 959763-902 959763-912 959793-902 959793-906 959793-912 959743-902 959743-906 959743-912 959733-902 959733-906 959733-912 820950-936 820950-937 821125-936 821125-937 820888-901 820888-901 959943-918 959793-918 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm Eclipse XDB カラム ハード ウェア 説明 寸法(mm) ラピッドレゾリューション 4.6 x 150 ラピッドレゾリューション 4.6 x 100 ラピッドレゾリューション 4.6 x 75 ラピッドレゾリューション 4.6 x 50 ラピッドレゾリューション 4.6 x 30 ラピッドレゾリューション 4.6 x 20 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ソルベントセーバプラス 3.0 x 75 ナローボア RR* 2.1 x 150 ナローボア RR* 2.1 x 100 ナローボア RR* 2.1 x 75 ナローボア RR* 2.1 x 50 ナローボア RR* 2.1 x 30 ナローボア RR* 2.1 x 20 マイクロボア RR* 1.0 x 150 マイクロボア RR* 1.0 x 50 マイクロボア RR* 1.0 x 30 マイクロボアガード、3 個 1.0 x 17 ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 ガードカートリッジ、4 個 2.1 x 12.5 ガードハードウェアキット 粒子径 (µm) 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 5 5 5 0 Eclipse XDB-C18 USP L1 Eclipse XDB-C8 USP L7 Eclipse XDB-Phenyl USP L11 Eclipse XDB-CN USP L10 963967-902 963967-906 963967-912 963967-905 961967-902 961967-906 966967-902 966967-906 966967-912 935967-902 935967-906 935967-912 934967-902 934967-906 932967-902 932967-906 963954-302 963954-306 963954-312 961967-302 961967-306 961967-312 961967-905 966967-905 963954-305 966954-302 930990-902 930990-906 961753-902 961753-906 961753-905 966735-902 971700-902 971700-906 974700-902 974700-906 972700-902 972700-906 963600-902 963600-906 965600-902 965600-906 961600-902 961600-906 5185-5921 5185-5921 820950-925 820950-926 820950-927 820950-935 821125-926 821125-926 821125-926 821125-935 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm www.agilent.com/chem/jp 87 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX ラピッドレゾリューション3.5µm StableBond カラム ハード ウェア 説明 寸法(mm) ラピッドレゾリューション 4.6 x 150 ラピッドレゾリューション 4.6 x 100 ラピッドレゾリューション 4.6 x 75 ラピッドレゾリューション 4.6 x 50 ラピッドレゾリューション 4.6 x 30 ラピッドレゾリューション 4.6 x 20 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ソルベントセーバプラス 3.0 x 75 ナローボア RR* 2.1 x 150 ナローボア RR* 2.1 x 100 ナローボア RR* 2.1 x 75 ナローボア RR* 2.1 x 50 ナローボア RR* 2.1 x 30 ナローボア RR* 2.1 x 20 マイクロボア RR* 1.0 x 150 マイクロボア RR* 1.0 x 50 マイクロボア RR* 1.0 x 30 マイクロボアガード、3 個 1.0 x 17 ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 ガードカートリッジ、4 個 2.1 x 12.5 ガードハードウェアキット 粒子径 (µm) 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 5 5 5 0 SB-C18 USP L1 SB-C8 USP L7 SB-CN USP L10 SB-Phenyl USP L11 863953-902 863953-906 863953-905 863953-912 863953-914 861953-902 861953-906 861953-905 861953-912 861953-914 866953-902 866953-906 866953-905 866953-912 866953-914 835975-902 835975-906 835975-905 835975-912 835975-914 834975-902 834975-906 832975-902 832975-906 863954-302 863954-306 863954-305 863954-312 861954-302 861954-306 861954-305 861954-312 861753-905 861753-912 SB-Aq 863954-314 861954-309 861954-314 866953-302 830990-902 830990-906 861753-902 861753-906 830990-914 861753-914 866735-902 871700-902 871700-906 874700-902 874700-906 872700-902 872700-906 863600-902 863600-906 865600-902 865600-906 861600-902 861600-906 5185-5920 5185-5920 820950-920 820950-915 820950-916 820950-917 820950-922 820950-933 821125-915 821125-915 821125-924 821125-915 821125-924 821125-933 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm 88 SB-C3 USP L56 www.agilent.com/chem/jp 871700-914 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm Rx、Bonus-RP、Extend-C18 カラム ハード ウェア 説明 寸法(mm) ラピッドレゾリューション 4.6 x 250 ラピッドレゾリューション 4.6 x 150 ラピッドレゾリューション 4.6 x 100 ラピッドレゾリューション 4.6 x 75 ラピッドレゾリューション 4.6 x 50 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ナローボア RR* 2.1 x 150 ナローボア RR* 2.1 x 100 ナローボア RR* 2.1 x 50 マイクロボア RR* 1.0 x 150 マイクロボア RR* 1.0 x 50 マイクロボア RR* 1.0 x 30 マイクロボアガード、3 個 1.0 x 17 ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 ガードカートリッジ、4 個 2.1 x 12.5 ガードハードウェアキット 粒子径 (µm) 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 3.5 5 5 5 0 Rx-C18 USP L1 Rx-C8 USP L7 Bonus-RP USP L60 884950-577 Extend-C18 USP L1 863967-902 863953-906 863668-901 763953-902 861967-902 861953-906 864668-901 764953-902 866967-902 866953-906 866668-901 766953-902 735953-902 863967-302 863954-306 863668-301 763954-302 861967-302 861954-306 864668-301 764953-302 830990-906 863700-901 861753-906 861768-901 761753-902 861700-901 735700-902 863608-901 763600-902 865608-901 765600-902 861608-901 761600-902 861767-902 5185-5922 5185-5923 820950-914 820950-913 820950-928 820950-930 821125-915 821125-915 821125-928 821125-930 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm www.agilent.com/chem/jp 89 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX ソルベントセーバ • 内径 4.6 mm のカラムと比較して、移動相の使用量と廃液生成を 60 % 削減します。 • シグナル/ノイズ比 (S/N 比) が 2~ 3 倍向上 • 中程度の流量で LC/MS 性能を最大限に発揮 • 一般的な従来型の LC 機器構成でも修正を加えずに使用可能 • 粒子径 1.8、3.5、5 µm を提供 Agilent ZORBAX ソルベントセーバカラムの内径は 3.0 mm です。これは、内径 4.6 mm の カラムよりも溶媒使用量を 50 % 減らします。ソルベントセーバカラムは、LC/MS にも 理想的です。0.5 mL/min の一般的な流量で、これらのカラムはほぼすべての LC インタ フェースに対応しています。これらのカラムは、内径 4.6 mm のカラムより感度が 2 ~ 3 倍高まります。ソルベントセーバカラムは、従来型の HPLC 機器で使用でき、費用効 率の高い分析を行うのに適した選択肢です。 ソルベントセーバカラムは溶媒使用量と廃棄量を 60 % 削減 カラム A: ZORBAX SB-C18 883975-902 4.6 x 150 mm, 5 µm カラム B: ZORBAX SB-C18 883975-302 3.0 x 150 mm, 5 µm 移動相: 温度: サンプル: 20% ACN:80% 0.2 M Na2HPO4 + 0.1 M クエン酸、pH 2.6 室温 溶媒消費量が少ないため、 A 抗菌剤 廃液量も減少 1 B 1. スルファメラジン 2. フラゾリドン 3. オキソリン酸 4. スルファジメトキシン 5. スルファキノキサリン 6. ナリジクス酸 1 4 4 内径 4.6 mm および 3.0 mm のカラムを使用 した抗菌剤の分離例では、装置には変更を 加えずカラムをソルベントセーバカラムに 代えただけで、溶液使用量が 50 % 減ったこ とが示されています。これは分析コストの 大幅な削減を意味します。 6 6 2 3 0 2 3 5 Time (min) 40 0 5 Time (min) 40 LCSS001 90 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム RRHT カラムとソルベントセーバカラムの使用による溶媒の削減: ダイエットソーダ カラム A: Eclipse Plus C18 959993-902 4.6 x 150 mm, 5 µm F = 1.0 mL/min (P = 96 bar) カラム B: ソルベントセーバ HT、600 bar Eclipse Plus C18 959941-302 3.0 x 50 mm, 1.8 µm F = 0.43 (P = 181 bar) 移動相: 温度: A : 200 mM リン酸塩 B : アセトニトリル A : B (79:21) 25 °C 検出器: UV 220 nm、16、ref = 420、20 フローセル: 流量: 3 mm、2 µL 1s 注入量 4.6 では 3 µL、3.0 では 1.5 装置: 1200SL サンプル: ろ過したダイエットソーダ 0.2 µm 11 mL/分析 1 A 移動相: 流量: サッカリン カフェイン 3. アスパルテーム 4. 安息香酸 2 4 3 4 2 6 8 min 10 1.6 mL/分析 B 溶媒使用量を 85% 削減 2 3 4 RRHT_dietsoda ソルベントセーバは LC/MS 分析に理想的なカラムです カラム: 1. 2. ZORBAX SB-C18 861954-302 3.0 x 100 mm, 3.5 µm A : 70% メタノール + 0.4% ギ酸 B : 30% 水 + 0.4% ギ酸 0.425 mL/min A LC-UV mAU 検出器: A : UV 254 nm B : ポジティブイオン APCI C : ポジティブイオンエレクトロスプレー サンプル: ステロイド 1 0 B 標準流量が 0.5 mL/min であるソルベントセーバカラムでは、 MS インタフェースをエレクトロスプレーから APCI に変更し ても、カラムを変更せずにサンプルを評価、分析することが でき、LC/MS 分析に理想的なカラムです。 2 トリアムシノロン 2. ヒドロコルチゾン 3. 酢酸コルチゾン 4. デオキシコルチコステロン 5. ヒドロキシプロゲステロン 6. プロゲステロン 4 2 140 120 100 80 60 40 20 0 1. 3 4 5 6 6 8 Time (min) 10 12 14 16 4 6 8 Time (min) 10 12 14 16 4 6 8 Time (min) 10 12 14 16 LC-APCI-MS 35000000 30000000 25000000 20000000 15000000 10000000 5000000 0 0 C 2 LC-ESI-MS 25000000 22500000 20000000 17500000 15000000 10000000 7500000 0 2 www.agilent.com/chem/jp LCSS003 91 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX Eclipse Plus 説明 寸法(mm) ソルベントセーバ 3.0 x 250 ソルベントセーバ 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 100 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 50 粒子径 (µm) 5 5 3.5 3.5 1.8 1.8 Eclipse Plus C18 USP L1 Eclipse Plus C8 USP L7 Eclipse Plus Phenyl-Hexyl USP L11 959993-302 959993-306 959963-302 959963-306 959963-312 959961-302 959961-306 959961-312 959964-302 959964-306 959964-312 959941-302 959941-306 959941-312 Eclipse PAH USP L1 959990-318 ZORBAX 80Å Eclipse XDB 説明 寸法(mm) ソルベントセーバ 3.0 x 250 ソルベントセーバ 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ソルベントセーバプラス 3.0 x 75 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 100 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 50 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 30 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 20 粒子径 (µm) 5 5 3.5 3.5 3.5 1.8 1.8 1.8 1.8 Eclipse XDB-C18 USP L1 Eclipse XDB-C8 USP L7 Eclipse XDB-Phenyl USP L11 Eclipse XDB-CN USP L10 990967-302 990967-306 990967-312 990967-305 993967-302 993967-306 993967-312 993967-905 963954-302 963954-306 963954-312 963954-305 961967-302 961967-306 961967-312 966954-302 928975-302 928975-306 927975-302 927975-306 924975-302 924975-306 926975-302 926975-306 ZORBAX 80Å StableBond 説明 寸法(mm) ソルベントセーバ 3.0 x 250 ソルベントセーバ 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ソルベントセーバ HD、1200 bar 3 x 100 ソルベントセーバ HD、1200 bar 3 x 50 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 150 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 100 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 50 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 30 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 20 92 粒子径 (µm) 5 5 3.5 3.5 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 SB-C18 USP L1 SB-C8 USP L7 SB-CN USP L10 SB-C3 USP L56 SB-Phenyl USP L11 SB-Aq 880975-302 880975-306 880975-305 880975-309 880975-312 880975-314 883975-302 883975-306 883975-305 883975-309 883975-312 883975-314 863954-302 863954-306 863954-305 863954-309 863954-312 863954-314 861954-302 861954-306 861954-305 861954-309 861954-312 861954-314 829975-302 829975-306 829975-305 828975-302 828975-306 828975-305 827975-302 827975-306 827975-305 824975-302 824975-306 824975-305 826975-302 826975-306 858700-302 857700-302 www.agilent.com/chem/jp 829975-312 828975-309 828975-312 828975-314 827975-312 827975-314 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX 300A StableBond 説明 寸法(mm) ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ソルベントセーバプラス 3.0 x 75 粒子径 (µm) 3.5 3.5 3.5 300SB-C18 USP L1 300SB-C8 USP L7 300SB-CN USP L10 300SB-C3 USP L56 863974-302 863974-306 863974-309 863974-309 861973-306 866953-302 ZORBAX 80Å Bonus-RP および Rx Bonus-RP Rx-C18 USP L1 Rx-C8 USP L7 880668-301 880967-302 880975-306 883668-301 883967-302 883975-306 863668-301 863967-302 863954-306 864668-301 861967-302 861954-306 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) USP L60 ソルベントセーバ 3.0 x 250 ソルベントセーバ 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 100 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 50 5 5 3.5 3.5 1.8 1.8 828668-301 827668-301 ZORBAX 80Å Extend-C18 説明 寸法(mm) ソルベントセーバ 3.0 x 250 ソルベントセーバ 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 ソルベントセーバプラス 3.0 x 50 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 100 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 50 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 30 ソルベントセーバ HT、600 bar 3.0 x 20 www.agilent.com/chem/jp 粒子径 (µm) 5 5 3.5 3.5 3.5 1.8 1.8 1.8 1.8 Extend-C18 USP L1 770450-302 773450-302 763954-302 764953-302 735954-302 728975-302 727975-302 724975-302 726975-302 93 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX PrepHT • 分析スケールから分取スケールに簡単にスケールアップが可能 • 2000 mg までの高速分取分離 • 高効率性、高収率をもたらす 5 µm、7 µm の粒子径 • 取り付けやすいフィンガータイトコネクションシールにより、5000 psi/350 bar までの 圧力に対応できます Agilent ZORBAX PrepHT カラムを使えば高純度、高回収率、ハイスループットも簡単に実 現できます。PrepHT カラムは、どのような状況下でも最適な分離能と試料負荷量を実現 するため、Eclipse XDB、StableBond、Bonus-RP、Extend-C18 といった豊富な種類の中から結 合相をお選びいただけます。 ZORBAX PrepHT カラムには 5 µm、7 µm の粒子径の充てん剤が詰められており、非常に高 い分離能をもたらします。この高い分離能は高い試料負荷量をもたらし、高い収率、 純度で化合物を分取することを可能にします。直径が大きく強度の高い ZORBAX 粒子は 100 mL/min までの流量を可能にし、スループットを高めます。 ZORBAX PrepHT カラムは分離能を落とすことなく分析スケールから分取スケールにす ばやくスケールアップできるよう設計されています。複雑な分離目的に使用するサイ ズの大きいカラム (内径 21.2 mm 以上、長さ 150 mm 以上) には、高い効率性と高い試料 負荷量のバランスを慎重に 検討した結果、7 µm の粒子径を選びました。 94 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム 高純度、高回収率分析を実現する ZORBAX PrepHT カラム サンプル: 抗狭心症薬 ZORBAX SB-C18 カラムを使ったマスベースの Abundance (mAU) フラクションコレクションは、各化合物で高 い純度、回収率を実現しています (資料番号 5988-7113EN のアプリケーションノート)。3 種 類の抗狭心剤の分離は一回の分析で成功し、 高い回収率、>90% の純度を得ることができま した。分離の程度によっては、2000 mg までの 分離も可能です。 DMSO 0 1 1. ニフェジピン 2. ニモジピン 3. ニソルジピン 2 3 4 Time (min) 1 2 5 3 DAD 6 7 MSD Vial 2 – 343 Vial 1 – 347 Vial 3 – 389 8000000 6000000 4000000 2000000 0 1 2 3 4 Time (min) 5 6 7 LCPHT01 ニフェジピン ニフモジピン [mg] [mg] [mg] フラクション 1 18.90 0.11 0.16 ニフェジピン純度 98.6% フラクション 2 0.29 17.66 0.77 ニフモジピン純度 94.4% フラクション 3 0.49 19.68 回収率 [mg] 1.66 18.36 ニフソルジピン純度 89.5% 19.43 19.29 回収率 [%] 102.0 101.9 101.3 www.agilent.com/chem/jp ニフソルジピン 95 特殊アプリケーション用 HPLC カラム 分析カラムから Prep ZORBAX SB-C18 カラムへのスケールアップ 流量 カラム 寸法 カラム 1 50 x 150 mm (mL/min) 100 注入 (µL) 検出器セル 部品番号 2200 0.3 mm 石英製 カスタムカラム カラム 2 21.2 x 150 mm 18 400 0.3 mm 石英製 877150-102 カラム 3 9.4 x 150 mm 3.5 80 0.3 mm 石英製 883975-202 カラム 4 4.6 x 150 mm 0.85 2.0 3 mm SST 883975-902 PrepHT へのスケールアップ 2 3500 3 1. テオブロミン 2. テオフィリン 3. カフェイン Abundance (mAU) 3000 2500 2000 Column 1 1500 1 Column 2 1000 Column 3 500 Column 4 0 0 2.5 5.0 7.5 10.0 12.5 Time (min) 15.0 17.5 20.0 LCPHT_ScaleUp 同じ 1100 ポンプを使用すると、分離能を低下させずに内径 4.6 mm から 50 mm へのスケール アップが可能です。メソッドを再作成して調整する所要時間が短縮されるため、スループッ トが向上します。 96 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX PrepHT 80ÅStableBond (ハードウェア 820400-901 が必要) ハード ウェア SB-C18 USP L1 SB-C8 USP L7 SB-Aq SB-CN USP L10 SB-Phenyl USP L11 7 877250-102 877250-106 877250-114 877250-105 877250-112 7 877150-102 877150-106 877150-114 21.2 x 150 5 870150-902 870150-906 870150-914 21.2 x 100 5 870100-902 870100-906 870100-914 PrepHT カートリッジ 21.2 x 50 5 870050-902 870050-906 870050-914 PrepHT ガードカートリッジ、2 個 17 x 7.5 5 820212-920 820212-915 820212-933 820212-933 820212-915 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) PrepHT カートリッジ 21.2 x 250 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 PrepHT カートリッジ PrepHT カートリッジ ZORBAX PrepHT 300ÅStableBond (ハードウェア 820400-901 が必要) ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) 300SB-C18 USP L1 300SB-C8 USP L7 300SB-C3 USP L56 300SB-CN USP L10 PrepHT カートリッジ 21.2 x 250 7 897250-102 897250-106 897250-109 897250-105 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 7 897150-102 897150-106 897150-109 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 5 895150-902 895150-906 895150-909 PrepHT カートリッジ 21.2 x 100 5 895100-902 895100-906 895100-909 PrepHT カートリッジ 21.2 x 50 5 895050-902 895050-906 895050-909 PrepHT ガードカートリッジ、2 個 17 x 7.5 5 820212-921 820212-918 820212-924 820212-924 ガードカートリッジハードウェアキット ガードカラムエンドフィッティング、ポリマーシール、およびシール挿入 ツール (シールホルダーとシールプッシャ) を含む 820444-901 820444-901 820444-901 820444-901 PrepHT エンドフィッティング、2 個 820400-901 820400-901 820400-901 820400-901 ZORBAX PrepHT Original (ハードウェア 820400-901 が必要) ハード ウェア 説明 寸法(mm) PrepHT カートリッジ 21.2 x 250 PrepHT エンドフィッティング、2 個 粒子径 (µm) ODS (C18) USP L1 C8 USP L7 CN USP L10 NH2 USP L8 SIL USP L3 7 877952-102 877952-106 877952-105 877952-108 877952-101 820400-901 820400-901 820400-901 820400-901 820400-901 www.agilent.com/chem/jp 97 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX PrepHT Eclipse XDB (ハードウェア 820400-901 が必要) ハード ウェア Eclipse XDB-C18 USP L1 Eclipse XDB-C8 USP L7 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) PrepHT カートリッジ 21.2 x 250 7 977250-102 977250-106 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 7 977150-102 977150-106 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 5 970150-902 970150-906 PrepHT カートリッジ 21.2 x 100 5 970100-902 970100-906 PrepHT カートリッジ 21.2 x 50 5 970050-902 970050-906 5 820212-925 820212-926 820444-901 ガードカートリッジハードウェアキット ガードカラムエンドフィッティング、ポリマーシール、 およびシール挿入ツール (シールホルダーとシールプッ シャ) を含む 820444-901 PrepHT エンドフィッティング、2 個 820400-901 PrepHT ガードカートリッジ, 17 x 7.5 2個 820400-901 ZORBAX PrepHT Bonus-RP and Extend-C18 (ハードウェア 820400-901 が必要) ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) Bonus-RP USP L60 PrepHT カートリッジ 21.2 x 250 7 878250-101 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 7 878150-101 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 5 868150-901 770150-902 PrepHT カートリッジ 21.2 x 100 5 868100-901 770100-902 PrepHT カートリッジ 21.2 x 50 5 868050-901 770050-902 5 820212-928 820212-930 ガードカートリッジハードウェアキット ガードカラムエンドフィッティング、ポリマーシー ル、およびシール挿入ツール (シールホルダーとシー ルプッシャ) を含む 820444-901 820444-901 PrepHT エンドフィッティング、2 個 820400-901 820400-901 PrepHT ガードカートリッ 17 x 7.5 ジ、2 個 98 www.agilent.com/chem/jp Extend-C18 USP L1 特殊アプリケーション用 HPLC カラム ZORBAX PrepHT Rx-SIL (ハードウェア 820400-901 が必要) ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) PrepHT カートリッジ 21.2 x 250 7 PrepHT カートリッジ 21.2 x 250 7 PrepHT ガードカートリッ ジ、2 個 17 x 7.5 5 Rx-SIL USP L3 Rx-C18 USP L1 877250-101 877967-102 820212-919 820212-914 ガードカートリッジハードウェアキット ガードカラムエンドフィッティング、ポリマーシー ル、およびシール挿入ツール (シールホルダーとシー ルプッシャ) を含む 820444-901 820444-901 PrepHT エンドフィッティング、2 個 820400-901 820400-901 ZORBAX PrepHT アクセサリ ハード ウェア 説明 部品番号 ガードカートリッジハードウェアキット 820444-901 PrepHT エンドフィッティング、2 個 820400-901 交換用シール 820385-901 www.agilent.com/chem/jp 99 特殊アプリケーション用 HPLC カラム Agilent Prep LC カラム • 大容量の試料精製に適した高い試料負荷量 • カラム内径 4.6mm から 50mm まで簡単にスケールアップが可能。迅速なメソッド開 発を実現 • 高速精製に最適なハイスループット 21.2mm ID カートリッジ • pH10 において際立ったカラム安定性、試料負荷量を誇る Agilent Prep LC カラムはミリグラムからグラム単位の製品の精製を行うため、高い試料 負荷に耐えることができるよう設計されています。分取カラムサイズは内径 21.2 mm、30 mm、50 mm、全長 50 ~ 250 mm の範囲からお選びいただけます。カラムは 5 µ または 10 µm の粒子サイズで入手することができ、どの次元でも高い効率性を発揮し ます。こうしたカラムの品揃えで、ほとんどすべての分取試料を取り扱うことができ ます。 Agilent Prep 内径 21.2 mm カラムは Agilent 分取カートリッジハードウェアと共にお求め いただけます。このカートリッジハードウェアによって、異なる長さのカラムを使っ て、簡単、確実に試料負荷量を高めることができます。ガードカラムもこれらのカラ ムに簡単に組み込むこ とができ、分析カラムをしっかり保護します。メソッド作成と より大きいカラムへのスケールアップに先立って最適化を行うため、内径 4.6 mm の分 析スケールカラムも用意しています。バルク充てん剤もお求めいただけます。 分取カラムは、極性、非極性にかかわらず幅広い種類の化合物の精製に適した C18 結合相を充てん剤として使用することができます。また、未結合のシリカカラムもお 求めいただけます。 カラム仕様 カーボン ロード pH 範囲 400 m2/g 60 °C* 2.0-10.0 シングル 24% 400 m2/g ** 1.0-8.0 N/A N/A ポアサイズ 表面積 C18 100Å シリカ 100Å 仕様は代表的な値のみを表しています。 *温度上限: pH 8 までは 60 °C、pH 8 ~ 10 は 40 °C。 **修飾しないシリカの温度上限は移動相の pH に依存します。 100 エンド キャップ 上限温度 結合相 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム 塩基性化合物での Agilent Prep C18 の 優れた負荷量 カラム: 移動相: Agilent Prep C18 443905-902 4.6 x 150 mm, 5 µm 50 % 0.1 %TFA: 50% ACN 流量: 1 mL/min サンプル: 10 µL ドキセピン /アミトリ プチリン 0.5 ~ 50 mg/mL Agilent Prep カラムの分離能と負荷量は競合 他社のカラムよりも優れています。 他社 W-C18 Agilent Prep C18 mAU mAU 4000 = 1.6 3500 3000 2500 2000 1500 1000 500 0 0 1 2 3 4 5 6 Time (min) 7 = 1.57 40 35 30 25 20 15 10 5 0 8 0 9 1 2 3 4 5 6 Time (min) 7 8 9 LCPLC01 ステロイド:Agilent Prep カラムを用いた簡単なスケールアップ カラム A: Agilent Prep C18 443905-902 4.6 x 150 mm, 5 µm A カラム B: 443905-102 21.2 x 150 mm, 5 µm カラム C: 413910-302 30.0 x 150 mm, 10 µm 0 413910-502 50.0 x 150 mm, 10 µm B カラム D: 移動相: 流量: 55 % 水 : 45 % ACN 0.7 mL/min 14.87 mL/min 29.77 mL/min 85.37 mL/min 温度: 室温 検出器: 240 nm サンプル: 2 µL 42.4 µL 170 µL 488 µL 1 2 4 1. ヒドロコルチゾン 2. テストステロン (1mg/mL 中の メタノール溶液) 2 6 8 10 12 1 2 0 2 C 4 6 8 10 12 1 2 0 2 D 4 6 8 10 12 1 2 Agilent Prep C18 は優れたスケーラビリティを示します。 したがって、メソッド変換がシンプルになります。 0 2 4 www.agilent.com/chem/jp 6 Time (min) 8 10 12 LCPLC02 101 特殊アプリケーション用 HPLC カラム Agilent Prep LCカラム ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) C18 シリカ 440910-902 440910-901 443910-902 443910-901 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) 分取検討用 4.6 x 250 分取検討用 4.6 x 150 分取検討用 4.6 x 100 分取検討用 4.6 x 250 分取検討用 4.6 x 150 分取検討用 4.6 x 100 分取検討用 4.6 x 50 10 10 10 5 5 5 5 449910-902 440905-902 440905-901 443905-902 443905-901 449905-902 449905-901 446905-902 446905-901 PrepHT カートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901 が必要)* PrepHT 21.2 x 250 10 410910-102 410910-101 PrepHT 21.2 x 150 10 413910-102 413910-101 PrepHT 21.2 x 50 10 446910-102 PrepHT 21.2 x 150 5 443905-102 443905-101 PrepHT 21.2 x 100 5 449905-102 449905-101 PrepHT 21.2 x 50 5 446905-102 446905-101 820400-901 820400-901 10 10 10 5 5 10 10 10 5 410910-302 410910-301 413910-302 413910-301 419910-302 419910-301 449905-302 449905-301 446905-302 446905-301 410910-502 410910-501 413910-502 413910-501 419910-502 419910-501 449905-502 449905-501 10 420212-902 420212-901 ガードカートリッジハードウェアキット 820444-901 820444-901 PrepHT 外付け用ガードハードウェアキット 420420-901 420420-901 420910-902 420910-901 PrepHT エンドフィッティング、2 個 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) Prep 30 30.0 x 250 Prep 30 30.0 x 150 Prep 30 30.0 x 100 Prep 30 30.0 x 100 Prep 30 30.0 x 50 Prep 50 50.0 x 250 Prep 50 50.0 x 150 Prep 50 50.0 x 100 Prep 50 50.0 x 100 ガードカラム (ハードウェアが必要) PrepHT ガードカートリッジ、21.2 x 10 2個 バルク充てん剤 (1 kg) 10 *すべての PrepHT カートリッジカラムにはガードハードウェアキット (P/N 820400-901) が必要です。内径 21.2 mm のカラムにもガードカラムが必要な場合、PrepHT ガードハードウェアキット (P/N 820444-901) も必要で す。ガードカラムを内径 30 mm のカラムで使用する場合、外部カラムハードウェアキット (P/N 420420-901) が必要です。 102 www.agilent.com/chem/jp 特殊アプリケーション用 HPLC カラム Ultron ES Chiral カラム • 誘導体を経由せず、直接ラセミ体を分離できます • 酸性および塩基性の医薬品(キソバルビタール、イブプロフェン、プロフェナミンな ど) の光学異性体を分離するには Ultron ES-OVM をご使用ください • 他のカラムで分離困難な塩基性化合物も、 Ultron ES-Pepsin Chiral カラムで簡単に分離で きることがあります • ES-OVM カラムと ES-Pepsin カラムには、オボムコイドタンパクとペプシンタンパクを 結合させた 120 Å、5 µm のシリカ充てん剤が使用されています • どちらのタイプのキラルカラムも、移動相としてアセトニトリルやエタノール、リ ン酸緩衝液を使用できます Ultron ES キラルカラムは、 多数のキラル化合物を光学異性体分離するためのキラル認識 部位を備えた不溶化タンパク質カラムです。2 つの補完的なタンパク質ベースのキラル 固定相を持つように設計されているため、誘導体化しないエナンチオマーの HPLC 分離 に最適です。増加する医薬品の分離にも適しています。 フルオキセチン (Prozac) の光学異性体の分離 カラム: Ultron ES-OVM Chiral 702111651 4.6 x 150 mm, 5 µm 移動相: 25:75 (v/v) EtOH / 20 mM KH2PO4, pH 5.5 (adjusted with NaOH) 温度: Ambient 検出器: UV (225 nm) サンプル: Mixture Fluoxetine (Prozac) entantiomers 0 5 Courtesy of D. S. Risley and V. S. Sharp of Lilly Research Laboratories, Eli Lilly and Co. www.agilent.com/chem/jp 10 15 Retention Time (min) 20 25 30 LCUC001 103 特殊アプリケーション用 HPLC カラム エチアジド (利尿剤) の ULTRON ES-OVM カラム による分離 カラム: CI H2N S O O Ultron ES-OVM Chiral 702111651 4.6 x 150 mm, 5 µm 10 20 H N H C2H5 C S NH O O Time (min) 移動相: 20 mM KH2PO4 (pH 4.6) 流量: 1 mL/min 温度: 25 °C 検出器: 220 nm LCUC002 ワルファリンエナンチオマーの光学異性体の分離 100 fg/mL での定量 %RSD の R および S 上限 カラム: イオンソース Ultron ES-OVM Chiral 702111610 2.0 x 150 mm, 5 µm 温度: 30 °C 注入量: 5 µL 50 ~ 500 m/z 5 L/min 乾燥ガス温度: 300 °C スキャン スピード: 500 msec 200 °C MRM 取り込み (Q1 ピーク幅 = 1.2 amu、Q2 ピーク幅 = 0.70 amu) デルタ EMV: 1000V x102 83 % A = H2O + 5 mM ギ酸アンモ ニウム 17 % B = ACN 0.5 mL/min ストップタイム : 7.0 分 Agilent 6410A トリプル四重極 LC/MS/MS、マルチモードソース付 イオンモード: ESI、ネガティブ 5.50 5.25 5.00 4.75 4.50 4.00 3.75 3.50 3.25 3.00 2.75 2.50 2.00 1.75 1.50 1.25 1.00 0.75 0.50 0.25 0 R %RSD = 3,6 S %RSD = 4,9 Warfarin MS 条件 質量範囲: 乾燥ガス (窒素): ベポライザ ニードル洗浄: フラッシュポート (50 : 25 : 25 H2O、IPA : MeOH : H2O、5 秒) 流量: キャピラリ電圧: ネブライザガス (窒素): 40 psi オートサンプ 10 °C ラ温度: 移動相: プロダクトイオンスキャン 2000 V 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 4.8 4.9 5.0 5.1 Recuento vs. Tiempo de Adquisición Ultron ES Chiral カラム 104 説明 寸法(mm) アナリティカル 4.6 x 250 アナリティカル 4.6 x 150 アナリティカル、ガード付 4.6 x 150 ナローボア 2.0 x 150 ガードカラム 4.0 x 10 www.agilent.com/chem/jp 粒子径 (µm) 10 5 5 5 5 ES-OVM USP L57 ES-Pepsin 724111653 702111651 822111651 702111651A 822111631A 702111610 712111630 832111630 バイオ分析用カラム 増え続けるサンプル種類と内容の多様化。 バイオ関連の HPLC アプリケーションに対して、 ラボの準備は万全でしょうか? 塩基性ペプチド分離、高感度、高分解能のアミノ酸分析抗体の高速サイズ排除分離な ど、バイオ関連の HPLC アプリケーションの数は、空前のペースで増え続けています。耐 性能と分析速度に対するラボの 久性と再現性に優れたアジレントの ZORBAX カラムは、 ニーズにお応えします。 以下のページでは、逆相 HPLC、サイズ排除クロマトグラフィ、イオン交換クロマトグ ラフィ、疎水的相互作用クロマトグラフィ用のカラムについての情報と仕様をご覧い ただけます。 • Poroshell 300 カラム – タンパク質、ポリペプチド、抗体を高速高分解能で分離するた めのユニークで強力な粒子を備えています。 • ZORBAX ワイドポア 300StableBond カラム – ペプチドやタンパク質に対して長寿命、高 分解能、良好なピーク形状を実現します。TFA を含む一般的な移動相で使用可能です。 • ZORBAX ワイドポア 300Extend カラム – pH 10 でのタンパク質やペプチドの LC/MS に 理想的です。 • ZORBAX Eclipse アミノ酸分析 (AAA) HPLC カラム – アミノ酸を高速に分離するための効 1 回の注入から次の注入までの時間を 14 分 (長さ 7.5 cm のカラ 率の高いカラムです。 ム) に短縮できます。長さ 15 cm のカラムでも 24 分 です。 • ZORBAX GF-250/450 ゲルろ過カラム – タンパク質のサイズ排除用に特別に設計された 丈夫で再現性の高いカラムです。サイズ排除カラムは有機溶媒や変成剤を添加した 移動相にも適合するため、タンパク質の凝集を防止して分子量を正しく推定できま す。また、GF-250 と GF-450 カラムを直列接続して使用した場合の分離可能な範囲は、 球状タンパク質に対して 4,000 ~ 900,000 です。 • Agilent バイオモノリス HPLC カラム – 抗体 (IgG、IgM)、プラスミド DNA、ウィルス、 ファージ、その他のマクロ生体分子の高速高分解能の分離を実現します。 www.agilent.com/chem/jp 105 バイオ分析用カラム ZORBAX を用いてタンパク質およびペプチドを分析する 逆相メソッド開発方法 この章で説明するタンパク質およびペプチド用 ZORBAX カラム選択方法では、これらの物質を分析するメソッド開発に役立つ情報 が得られます。分子量 2000 未満の低分子ペプチドのメソッド開発については、このガイドの低分子および高分子のメソッド開発方 法に従ってください。高分子を効率的に分離するには、大きなポアサイズ (300 Å) を持つカラムが必要です。分子量の大きいペプチ ドおよびタンパク質のメソッド開発については、下記のガイドラインを参照してください。このカラム選択ガイドの以下のセク ションでは、ワイドポアカラムの選択方法について説明します。 タンパク質およびペプチドについて最初に選択するカラムと分析条件 ペプチド、ポリペプチド、タンパク質 ペプチド、ポリペプチド、タンパク質 MW < 50 kDA MW < 1,000 kDA 最初に選択する結合相 StableBond 300SB-C8 Poroshell 300SB-C18 300 SB カラムは、TFA を含む移動相で比類のない長寿命を持つワイド ポアカラムです。この特性により、ペプチドおよびタンパク質の分離 に最初に選択するカラムとして理想的です。 Poroshell 300SB カラムは、革新的な粒子技術を使用して、タンパク質 を迅速に分離します。Poroshell カラムを使用すると、短い分析時間で 効率のよいピークを簡単に得ることがで きます。 • C8 は中程度の疎水性を特徴とするため、最初に選択する結合相と • C18 は、保持時間を最大にするため、ほとんどのペプチド、ポリペ プチド、タンパク質に対する Poroshell で最初に選択するのに適し して優れています。 • C18 と C8 は、一般にペプチドおよびタンパク質消化物用に選択し ますが、タンパク質にも使用できます。 • C3、C4、CN は、一般に高分子の疎水性ポリペプチドおよびタンパ ク質用に選択される結合相ですが、ペプチドにも使用できます。 た結合相です。 • C8 は一般的に中程度の大きさのタンパク質用として選択されます が、ポリペプチドや非常に分子量の大きいタンパク質にも使用で きます。 • C3 は抗体や大きなタンパク質の分析で選択されますが、ペプチド やポリペプチドにも使用できます。 最初の分離条件 106 カラム: StableBond 300SB-C8 4.6 x 150 mm、3.5 または 5 µm 883995-906 863973-906 移動相: A : 95% H2O : 5% ACN、0.1% TFA B : 5% H2O : 95% ACN、0.085% TFA グラジエント: 60 分で 0 ~ 60% B 温度: 35 ~ 40°C 流量: 1 mL/min カラム: Poroshell 300SB-C18 2.1 x 75 mm、5 µm 660750-902 移動相: A : 95% H2O : 5% ACN、0.1% TFA B : 5% H2O : 95% ACN、0.085% TFA グラジエント: 10 分で 0 ~ 60% B 温度: 35 ~ 40°C 流量: 2 mL/min www.agilent.com/chem/jp バイオ分析用カラム 低 pH で単純な水/有機溶媒グラジエントからスタート 通常は、水/アセトニトリルに 0.1 % TFA を添加したグラジエント溶出で、すべての対象成分が溶出します。300 Å ポアサイズのカラムを使用し た高分解能グラジエント溶出には、通常 30 ~ 50 分必要です。Poroshell カラムを使用すれば、流量を上げて分析時間を短縮することができ、し かも優れた分離能を維持します。さらに分離能を改善するには、グラジエント時間を延長する、カラム長を短くする、または流量を上げると いう方法があります。 サンプル溶解度の最適化 どの pH 領域を使用する場合も、最良のピーク形状と回収率を達成するためには、サンプルを完全に溶解することが重要です。ZORBAX 300StableBond および Poroshell 300SB では、強酸性または中性の溶媒を使用することができ、一方 ZORBAX 300Extend-C18 では中性溶媒および 希釈した塩基性溶媒を使用できます。 タンパク質とペプチドを溶解させる溶媒の選択 • 水/リン酸バッファ 最も弱い • 希釈した酸 (TFA、酢酸、HCl) • 中性 pH 、6 ~ 8 M グアニジン HCl またはイソチオシアネート • 5 % HOAc/6 M 尿素 • 希釈した酸 + 水/有機溶媒 (ACE、MeOH、THF) • 希釈した塩基 (水酸化アンモニウム) • DMSO、または 0.1 % ~ 1 % TFA を溶解した DMSO 最も強い • ホルムアミド 温度を上げる タンパク質およびペプチドの分離は温度の影響を受けます。カラム温度を上げることにより、タンパク質や凝集した疎水性ペプチドの分解と 回収率が劇的に改善されることがあります。 StableBond 300SB – 最高 80 °C Poroshell 300SB – 最高 80 °C 移動相 pH の最適化 低 pH で希望の結果が得られなければ、中~高 pH を試します 最適化した低 pH メソッドで理想的な分離が得られない場合は、中または高 pH 移動相を検討します。酸性のアミノ酸は pH を上げることにより 負に荷電し、一部の塩基性アミノ酸は電荷を失うことがあるため、pH の上昇によって選択性が大幅に変化する可能性があります。 ZORBAX 300Extend-C18 は、中~高 pH 分離に対する優れた選択肢です。 カラム: 300Extend-C18 4.6 x 150 mm、5 µm 773995-902 移動相: A : 20 mM NH4OH を H2O に溶解 B : 20 mM NH4OH を 80 % ACN に溶解 グラジエント: 30 分で 5 % ~ 60 % B 温度: 25 ~ 30 °C (<60 °C) 1 mL/min 流量: www.agilent.com/chem/jp 107 バイオ分析用カラム ペプチド、ポリペプチド、タンパク質の分析分離に最初に選択するカラム 低 pH 中 ~ 高 pH MW < 50 kDa 300SB-C8 MW < 1000 kDa Poroshell 300SB-C18 MW < 25 kDa 300Extend-C18 4.6 x 150 mm、3.5 µm 2.1 x 75 mm、5 µm 4.6 x 150 mm、3.5 µm 863973-906 660750-902 763973-902 逆相 LC/MS メソッドを使用したタンパク質およびペプチドの分離 タンパク質およびペプチドの LC/MS 分析は、 タンパク質のキャラクタライゼーションや翻訳後修飾されたタンパク質の正確な同定、 さらには合成および天然ペプチドの分子量決定のために重要な情報を提供します。プロテオミクスアプリケーションにおける 2D 分離でも、タンパク質の同定を行うために LC/MS が使用されます。そのため、タンパク質およびペプチドの LC/MS 分析は重要な分 離分野であり、目的に適合したカラムや移動相を正しく選択する必要があります。一般に、LC/MS 用には小さなサイズのカラムが 使用され、移動相に TFA を添加すると MS の感度が低下するため、この添加剤の使用を避けるのが普通です。 タンパク質およびポリペプチドの LC/MS 分離で最初に選択するカラム 分析 LC/MS アプリケーション - サンプル量が限られていない場合は、内径 2.1 mm カラムで優れた感度が 得られます。Poroshell カラムの場合は、それよりも小さな内径が使用されます。 中 ~ 高 pH 低 pH MW < 50 kDa 300SB-C8 MW < 1000 kDa Poroshell 300SB-C18 MW < 25 kDa 300Extend-C18 2.1 x 150 mm、3.5 µm 1.0 x 75 mm、5 µm 2.1 x 150 mm、3.5 µm 863750-906 661750-902 763750-902 高感度/プロテオミクスアプリケーション タンパク質およびペプチドの高感度アプリケーションには、キャピラリカラムが使用されます。タンパク質とタンパク質消化物の分離には 内径 0.5 mm カラムが使用され、タンパク質消化物には内径 0.3 mm カラムが最も一般的に使用されます。これらは水酸化アンモニウム移動相を 使用して高 pH で分析できます。ナノカラム (内径 0.1 および 0.075 mm) はプロテオミクス用の 2D LC/MS システムでよく使用され、 最初の選択肢としては C18 結合相が使用されます。 108 www.agilent.com/chem/jp バイオ分析用カラム 高感度キャピラリカラム 低 pH 中 ~ 高 pH MW < 50 kDa 300SB-C18 MW < 1000 kDa Poroshell 300SB-C8 MW < 25 kDa 300Extend-C18 0.5 x 150 mm、3.5 µm 0.5 x 75 mm、5 µm 0.3 x 150 mm、3.5 µm 5064-8268 5065-4468 5065-4464 プロテオミクス/2-D LC/MS 用ナノカラム SCX (1 次元) 逆相 (2 次元) 0.3 x 35 mm、5 µm 0.075 x 150 mm、3.5 µm 5065-9912 5065-9911 移動相についての検討事項 低 pH 中 ~ 高 pH タンパク質およびペプチドの LC/MS 分離には、一般に TFA は使用さ れません。通常、最初のステップとして、TFA を 0.1 ~ 1.0 % ギ酸に 置き換えます。濃度 1 % までの酢酸を代わりの移動相修飾剤として 使用することもできます。低 pH では、移動相に TFA を添加した場合 に最良の分離を得られることがあります。場合によっては、カラム から流出後にプロピオン酸などの別種の酸で TFA を置き換えること ができます。 高 pH では LC/MS 分析用の移動相添加剤として 10 ~ 20 mM NH4OH を 使用することもできます。 www.agilent.com/chem/jp 109 バイオ分析用カラム Poroshell 300 Porous Shell SOLID CORE 5 µm • 表面多孔質粒子構造により生体分子を高分解能分離 • タンパク質(最大 1,000kDa)とモノクローナル抗体の分離で高い効率と回収率を実現 • Poroshell 300SB(低 pH)、300Extend-C18(高 pH)でカラム寿命が向上 • 4 種類の結合相 (300SB-C18、300SB-C8、300SB-C3、300Extend-C18) で回収率と選択性を 最適化 Agilent Poroshell 300 カラムはタンパク質やペプチドの高速分離に理想的なカラムです。 表面多孔質粒子により、流量を大きくしてもシャープで効率の良いピーク形状が損な われることはありません。一般にペプチドやタンパク質分析では、拡散の遅い目的成 分 の ピ ー ク の 拡 が り を 抑 え る た め に 、分 離 は ゆ っ く り と 行 わ れ ま す 。し か し 、 Poroshell カラムでは、 多孔質シリカ表面薄層と硬質シリカコアを組み合わせた独自の粒 子構造が導入されています。そのため、タンパク質の拡散距離が短縮され、500 ~ 1,000 kDA までのペプチドとタンパク質の高速 HPLC 分離が可能になっています。StableBond 結合相と結合した Poroshell カラムは、 TFA およびギ酸移動相で優れた安定性と感度を発 揮します。Poroshell 300Extend- C18 カラムを使用すれば、pH 2 ~ 10 の範囲で無類の分離 性能が得られます。ZORBAX Poroshell カラムは分析用タンパク質分離および LC/MS 分離 に有用です。 カラム仕様 結合相 ポアサイズ 上限温度* Poroshell 300SB-C18、C8、C3 Poroshell 300Extend C18 300 Å 90 °C 300 Å pH 8 超で 40 °C pH 8 未満で 60 °C 仕様は代表的な値のみを表しています。 110 www.agilent.com/chem/jp pH 範囲 1.0-8.0 エンド キャップ なし 2.0-11.0 あり バイオ分析用カラム Poroshell 300 カラムはタンパク質やペプチドを数秒で分離 カラム: Poroshell 300SB-C18 660750-902 2.1 x 75 mm, 5 µm 1. A:0.1% TFA in H20 B:0.07% TFA in ACN 2. Neurotensin 3. RNase 流量: 3.0 mL/min 4. Insulin グラジエント: 5-100% B in 1.0 min 5. Lysozyme 温度: 70°C, 260 bar pressure 6. Myoglobin 検出器: 215 nm 7. Carbonic Anhydrase サンプル: Proteins and Peptides 8. Ovabumin 移動相: 5 4 Angiotensin II 3 1 7 2 6 8 この例における 8 種類のポリペプチドとタンパク質 の分離は 60 秒未満で完了しています。それぞれのピー ク形状はシャープで高い効率を持ちます。 0 1.0 0.5 Time (min) LCPO001 Poroshell 300SB によるペプチドマップ分析時間の短縮 カラム A: Poroshell 300SB-C18 660750-902 2.1 x 75 mm, 5 µm カラム B: ZORBAX 300SB-C18 883750-902 2.1 x 150 mm, 5 µm 移動相: A:95% H2O, 5% ACN, 0.1% TFA B:5% H2O, 95% ACN, 0.07% TFA 流量: 1 mL/min 0.208 mL/min グラジエント: 0-100%B = 12 min 0-100%B = 120 min 温度: 70 °C サンプル: 20 µL (0.22 µg/1 µL) BSA Tryptic Digest (15 hours, 70 pmol) A 1 2 3 4 Time (min) 5 6 7 8 10 20 30 40 Time (min) 50 60 70 80 B タンパク質トリプシン消化物の分析では、1 回のクロマトグラフ分析 に 1 時間以上もかかることがあります。ZORBAX Poroshell カラムを使用す れば、同様の複雑な分離を 1/10 の時間で分析することができます。 LCPO002 www.agilent.com/chem/jp 111 バイオ分析用カラム MicroBore Poroshell 300 カラムは LC/MS で 最高の感度を実現します カラム: Poroshell 300SB-C18 661750-902 1.0 x 75 mm, 5 µm 移動相: A:水 + 0.1% ギ酸 B:ACN + 0.1% ギ酸 600 µL/min 流量: グラジエント: 5.5 分で 20 ~ 100% B 温度: 80 °C MS 条件 LC/MS : ポジティブイオン ESI – Vcap 6000 V 乾燥ガス流量 : 12 L/min 乾燥ガス温度 : 350 °C ネブライザ : 45 psi フラグメンタ電圧 : 140 V スキャン : 600-2500 刻み幅 : 0.15 amu ピーク幅 : 0.06 分 1 µL サンプル: 1EB 80000000 0.5 0.75 1.0 2.5 5.0 60000000 40000000 20000000 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 Time (min) 3.0 3.5 4.0 LCPO003 内径の小さい (2.1 mm、1.0 mm、0.5 mm) ZORBAX Poroshell カラムは、LC/MS に理想的なカラムです。サンプル量が限られている場合、高感度 LC/MS 分析には内径 1.0 mm または 0.5 mm の Poroshell カラムが最適です。Poroshell カラムでは、0.5 ~ 5 pmole の微量タンパク質での高感度 MS 分析が可能です。また Poroshell カラムは、安 定剤や組織培地の存在下でも MS によるタンパク質の高速検出に使用できます。 Poroshell 300 ハード ウェア Poroshell 300SB-C8 660750-906 Poroshell 300SB-C3 660750-909 Poroshell 300Extend-C18 670750-902 5 661750-902 661750-906 661750-909 671750-902 寸法(mm) ナローボア 2.1 x 75 マイクロボア 1.0 x 75 キャピラリ 0.5 x 75 5 ガードカートリッジ、4 個 2.1 x 12.5 ガードハードウェアキット マイクロボアガード、3 個 112 5 Poroshell 300SB-C18 660750-902 粒子径 (µm) 説明 1.0 x 17 5065-4468 5 821075-920 821075-918 821075-924 0 820888-901 820888-901 820888-901 5 5185-5968 5185-5968 5185-5968 www.agilent.com/chem/jp 5185-5968 バイオ分析用カラム ZORBAX 300Å StableBond Agilent ZORBAX 300StableBond カラムは、タンパク質とペプチドを再現性良く分離するた めの理想的な選択肢です。その主な理由は次の 2 つです。第一に、タンパク質とペプチ ドなどの巨大分子を効率的に分離するには検体が結合相表面に近接する必要があるた め、ワイドポア (300 Å) カラムが非常に有効です。第二に、タンパク質やペプチド分離 に使用される低 pH 領域での TFA 含有移動相の使用に対して 300StableBond カラムは卓 越した耐久性を示します。低 pH 領域での LC/MS 分離ではギ酸や酢酸を移動相として使 用することも可能です。300StableBond カラムには異なる 4 種類の結合相 (C18、C8、C3、 タンパク質やペプチドへの選択性と回収率を最適化する および CN) が提供されており、 ことができます。300StableBond カラムを高温条件 (最高 80 ~ 90°C) で使用すれば、分離 の困難なタンパク質の回収率と効率をさらに向上させることができます。300SB-C18 および 300SB-C8 カラムは複雑なタンパク質やタンパク消化物の分離に理想的なカラム 立体的に保護された 300StableBond 結合相 です。キャピラリ (0.3、内径 0.5 mm) およびナノ (0.075、内径 0.1 mm) サイズのカラムは、 タンパク質消化物の逆相 LC/MS 分離に最適です。 キャピラリおよびナノカラムは、1D または 2D プロテオミクス分離に使用できます。 カラム仕様 結合相 ポア サイズ 表面積 上限 温度* pH 範囲* エンド キャップ カーボン ロード ZORBAX 300SB-C18 300 Å 45 m2/g 90 °C 1.0-8.0 なし 2.8% ZORBAX 300SB-C8 300 Å 45 m2/g 80 °C 1.0-8.0 なし 1.5% ZORBAX 300SB-C3 300 Å 45 m2/g 80 °C 1.0-8.0 なし 1.1% ZORBAX 300SB-CN 300 Å 45 m2/g 80 °C 1.0-8.0 なし 1.2% 仕様は代表的な値のみを表しています。 *300StableBond カラムは低 pH で最高の性能を発揮するように設計されています。シリカを基材とするカラ ムを pH 6 ~8 の範囲で最高の安定性にて使用するには、40 °C未満の使用温度、0.01 ~ 0.02 M の範囲の低濃 度緩衝液を使用します。中性または高 pH では、300Extend-C18 の使用をお勧めします。 www.agilent.com/chem/jp 113 バイオ分析用カラム 100 短鎖 ZORBAX 300SB-C3 は低 pH、 高温で安定です ZORBAX 300SB-C3 883995-909 4.6 x 150 mm, 5 µm 移動相: 80 分で 0 ~ 100% B のグラジエン ト A : 0.5% TFA 水溶液 B : 0.5% TFA アセトニトリル溶液 アイソクラティック保持力試験 条件 :1- フェニルヘプタン 50% A、50% B 流量: 1.0 mL/min 温度: 60 °C 90 % k Phenyltheptane Remaining カラム: 80 ZORBAX 300 SB-C3 競合他社 C4 70 60 50 40 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 Volume of Mobile Phase (mL) LCSB005 1. RNase 6. CDR 大型ペプチドの分離に適した 4 種類の 300SB 結合相 2. インスリン 7. ミオグロビン カラム A: 3. シトクロム C 8. 炭酸脱水酵素 4. リゾチーム 9. S-100b 5. パルアルブミン 10. S-100a カラム B: ZORBAX 300SB-C18 883995-902 4.6 x 150 mm, 5 µm 1 ZORBAX 300SB-C8 883995-906 4.6 x 150 mm, 5 µm カラム C: ZORBAX 300SB-C3 883995-909 4.6 x 150 mm, 5 µm カラム D: ZORBAX 300SB-CN 883995-905 4.6 x 150 mm, 5 µm 移動相: 2, 3 A リニアグラジエント、 40 分で 25 ~ 70% B A : 0.1% TFA 水溶液 B : 0.09% TFA 80% アセトニトリル/ 20% 水溶液 6 9 10 B 6, 7 2 1 4 5 8 3 9 10 C 2 1 3 4 7 5 8 6 流量: 1.0 mL/min 温度: 60 °C サンプル: 各タンパク質 3 µg 300SB- C18、C8、C3 および CN 結合相はペプチド混合物に 8 7 5 4 9 10 D 2 1 3 対してそれぞれ異なる分離を与えます。このことはタン パク質分離をすばやく最適化する上での重要なパラメー タになります。300SB-CN カラムはより親水性の高いポリ ペプチドに対して独自の選択性を示します。 4 5 7 8 6 9 10 0 5 10 15 20 Time (min) 25 30 35 40 LCSB006 114 www.agilent.com/chem/jp バイオ分析用カラム UV と MS 検出を用いたキャピラリカラムによる HPLC 分析 50 分で 5 ~ 55% B、55 ~ 57 分で 85% B に A : 0.1% ギ酸水溶液 B : 0.1% ギ酸アセトニトリル溶液 流量: 5.5 µL/min 検出器: 206 nm MS 条件 LC/MS : ポジティブイオン ESI LC/MSD トラップ - Vcap 4000 V 乾燥ガス流量 : 7 L/min 乾燥ガス温度 : 250 °C ネブライザ : 15 psi キャピラリ出口電圧 : 50 V 最大積算時間 : 300 ms 総平均 : 3 分離幅 : 3 m/z フラグメンタ振幅 : 1.0 V 100 nL ベータカゼイン消化物 (4 pmol) サンプル: 60 40 20 0 10 x10 移動相: UV 80 UV at 206 nm ZORBAX 300SB-C18 5064-8263 0.3 x 150 mm, 5 µm % Relative Abundance カラム: 100 ZORBAX 300SB-C18 キャピラリカラム(内径 0.3mm)を用いて タンパ ク質消化物を分離します。UV およびエレクトロスプレー MS で検 出。MS 検出により、ペプチド断片を検出できます。 15 20 25 30 35 Time (min) 40 45 50 15 20 25 30 35 Time (min) 40 45 50 MS 0.8 0.6 0.4 0.2 0.0 10 LCSB007 ZORBAX ナノカラム、LC/MS による高感度タンパク質 消化物分析 カラム: ZORBAX 300SB-C18 5065-9911 0.075 x 150 mm, 3.5 µm 移動相: 流量: A : 水 + 0.1% ギ酸、 B : ACN + 0.1% ギ酸、 600 nL/min グラジエント: 25 分で 2% B から 52% B に 検出器: ポジティブイオンナノエレクトロ スプレー MS サンプル: 8 種類のタンパク質の 100 fm (1 µL) 消化物 Intens. 1.5 1.0 0.5 ZORBAX ナノ HPLC カラム (内径 0.075mm ) は、LC/MS による タンパク質消化物の高感度分析を実現します。 2.5 5.0 7.5 www.agilent.com/chem/jp 10.0 12.5 15.0 Time (min) 17.5 20.0 22.5 LCSB008 115 バイオ分析用カラム ZORBAX 300A StableBond ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) 300SB-C18 USP L1 300SB-C8 USP L7 300SB-CN USP L10 300SB-C3 USP L56 標準カラム (特別なハードウェアは必要としません) セミ分取 9.4 x 250 5 880995-202 880995-206 880995-205 880995-209 アナリティカル 4.6 x 250 5 880995-902 880995-906 880995-905 880995-909 アナリティカル 4.6 x 150 5 883995-902 883995-906 883995-905 883995-909 アナリティカル 4.6 x 50 5 860950-902 860950-906 860950-905 860950-909 ラピッドレゾリューション 4.6 x 150 3.5 863973-902 863973-906 863973-905 863973-909 ラピッドレゾリューション 4.6 x 100 3.5 861973-902 861973-906 ラピッドレゾリューション 4.6 x 50 3.5 865973-902 865973-906 865973-905 865973-909 ソルベントセーバプラス 3.0 x 150 3.5 863974-302 863974-306 ソルベントセーバプラス 3.0 x 100 3.5 ナローボア 2.1 x 250 5 881750-902 ナローボア 2.1 x 150 5 883750-902 ナローボア RR* 2.1 x 150 3.5 ナローボア RR* 2.1 x 100 3.5 861775-902 861775-906 ナローボア RR* 2.1 x 50 3.5 865750-902 865750-906 マイクロボア 1.0 x 250 5 861630-902 マイクロボア RR* 1.0 x 150 3.5 863630-902 マイクロボア RR* 1.0 x 50 3.5 865630-902 865630-906 マイクロボアガード、3 個 1.0 x 17 5 5185-5920 5185-5920 ガードカートリッジ、2 個 9.4 x 15 7 820675-124 ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 5 820950-921 ガードカートリッジ、4 個 2.1 x 12.5 5 ガードハードウェアキット ガードハードウェアキット 883750-906 883750-905 883750-909 820675-124 820675-124 820675-124 820950-918 820950-923 820950-924 821125-918 821125-918 821125-924 821125-924 0 840140-901 840140-901 840140-901 840140-901 0 820888-901 820888-901 820888-901 820888-901 863750-906 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm 116 863974-309 861973-306 www.agilent.com/chem/jp 863630-906 バイオ分析用カラム ZORBAX 300A StableBond ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) 300SB-C18 USP L1 300SB-C8 USP L7 300SB-CN USP L10 300SB-C3 USP L56 897250-105 897250-109 PrepHT カートリッジカラム (エンドフィッティングキット 820400-901 が必要) PrepHT カートリッジ 21.2 x 250 7 897250-102 897250-106 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 7 897150-102 897150-106 897150-109 PrepHT カートリッジ 21.2 x 150 5 895150-902 895150-906 895150-909 PrepHT カートリッジ 21.2 x 100 5 895100-902 895100-906 895100-909 PrepHT カートリッジ 21.2 x 50 5 895050-902 895050-906 820400-901 820400-901 820400-901 820400-901 820212-921 820212-918 820212-924 820212-924 820444-901 820444-901 820444-901 820444-901 PrepHT エンドフィッティング、2 個 PrepHT ガードカートリッジ、2 個 17 x 7.5 5 ガードカートリッジハードウェアキット 895050-909 キャピラリフローカラム (ガラス内面ステンレス) キャピラリ 0.5 x 250 5 5064-8266 キャピラリ 0.5 x 150 5 5064-8264 キャピラリ 0.5 x 35 5 5064-8294 キャピラリ RR* 0.5 x 150 3.5 5064-8268 キャピラリ RR* 0.5 x 35 3.5 5065-4459 キャピラリ 0.3 x 250 5 5064-8265 キャピラリ 0.3 x 150 5 5064-8263 キャピラリ 0.3 x 35 5 5064-8295 キャピラリ RR* 0.3 x 150 3.5 5064-8267 5065-4460 キャピラリ RR* 0.3 x 100 3.5 5064-8259 5065-4461 キャピラリ RR* 0.3 x 50 3.5 5064-8300 5065-4463 キャピラリ RR* 0.3 x 35 3.5 5064-8270 5065-4462 ナノフローカラム (PEEK フューズドシリカ) ナノ RR* 0.1 x 150 3.5 5065-9910 ナノ RR* 0.075 x 150 3.5 5065-9911 ナノ RR* 0.075 x 50 3.5 5065-9924 5065-9923 トラップ/ガード 5 個 0.3 x 5 5 5065-9913 5065-9914 5065-9915 5065-9915 トラップ/ガードハードウェアキット: *RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm www.agilent.com/chem/jp 117 バイオ分析用カラム ZORBAX 300Å Extend-C18 • 堅牢性が高く、 高 pH から低 pH (pH 2 ~ 11.5)の広い 範囲でポリペプチドとペプチドを 分離します • 高 pH と低 pH では異なる選択性を示します • 高 pH 領域で疎水性ペプチドに対して優れた効率と回収率を示します • 水酸化アンモニウムの移動相を使用する LC/MS 分析に最適です Agilent ZORBAX 300Extend-C18 は pH 2 ~ 11.5 の範囲でペプチドを高効率分離するワイド ポア HPLC カラムです。ユニークな二座結合相が高低両方の pH 領域で優れた寿命と再 現性を提供します。 高 pH 領域でのペプチドやポリペプチドに対する保持特性と選択性 はこれらの分子が荷電することによって著しく変化します。疎水性ポリペプチドの優 れた回収率を得るには、室温、高 pH での分離が有効です。ペプチドとポリペプチド Extend-C18 結合相には、新開発の二座構造 C18-C18 結合が使用されています の LC/MS 分析感度を向上させたい場合も、単純な水酸化アンモニウム含有移動相を 用いて高い pH で分析するのが有効です。 カラム仕様 結合相 ポア サイズ 表面積 上限 温度* pH 範囲 エンド キャップ カーボン ロード ZORBAX 300Extend-C18 300 Å 45 m2/g 60 °C 2.0-11.5 ダブル 4% 仕様は代表的な値のみを表しています。 *温度上限: pH 8 までは 60 °C、pH 8 ~ 11.5 は 40 °C。 118 www.agilent.com/chem/jp バイオ分析用カラム 8 高 pH でも長寿命な 300Extend-C18 ZORBAX Extend-C18 773450-902 4.6 x 150 mm, 5 µm 移動相: 20% 20 mM NH4OH、pH 10.5 80% メタノール 流量: 1.5 mL/min 温度: エージング 24 °C 試験 40 °C 4-クロロ-1-ニトロベンゼン トリミプラミン 6 k Values カラム: 4 10,000 カラム容積は、およそ 1 ヶ月の稼働時間に 相当します。 2 0 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 Column Volumes of Mobile Phase LC30001 移動相: カラムエージング: 50% メタノール : 50 % 水 + 1 % TFA カラム試験: 60% メタノール : 40 % 水 テスト溶質 : トルエン 流量: 1.5 mL/min、連続 温度: エージング : 90 °C 試験:室温 300Extend-C18 カラムは高低両方の pH (pH 2 ~ 11.5) で 使用できます。図から明らかなように、300Extend-C18 は低 pH で再現性のある分離を長期間維持するのに必 要な安定性を備えています。そのため、高低両方の pH 範囲(TFA と水酸化アンモニウム移動相) において、1 本 のワイドポアカラムで選択性を最適化できます。 Fraction of Toluene k Remaining Extend-C18 と StableBond SB-C18 の低 pH での安定性 ZORBAX SB-C18 カラム A: 883975-902 4.6 x 150 mm, 5 µm 1.0 ZORBAX Extend-C18 カラム B: 773450-902 4.6 x 150 mm, 5 µm 0.8 ZORBAX Rx-C18 カラム C: 883967-902 4.6 x 150 mm, 5 µm 0.6 Stablebond SB-C18 (Diisobutyl-C18) 0.4 Extend-C18 (二座構造 C18) 0.2 Rx-C18 (Dimethyl-C18) 0.0 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 Column Volumes of Mobile Phase LC30002 www.agilent.com/chem/jp 119 バイオ分析用カラム Extend-C18 を使用したアンギオテンシンの LC/MS 分析 ZORBAX Extend-C18 カラム: 773700-902 2.1 x 150 mm, 5 µm 移動相: 酸性条件: 流量: 0.2 mL/min グラジエント: 15 分で 15 ~ 50% B 温度: 35 °C MS 条件 ポジティブイオン ESI- Vf 70V、Vcap 4.5 kV、 N2- 35 psi、12 L/min、325 °C サンプル: 2.5 µL サンプル (各 50 pmol) アンギオテンシン I、II、III 0 500 100 4.0E7 80 AIII 1.0E7 20 0 0 0 2.5 5.0 7.5 10 Time (min) 12.5 1468.8 1277.9 1326.3 1373.3 433.0 40 +3 659.8 AI 8.477 AII 2.0E7 +2 60 9.621 3.0E7 m/z 1000 0 500 1296.6 12.5 649.0 5.0 7.5 10 Time (min) 5.499 高 pH 1179.1 0 2.5 5.0E7 TIC (200-1500 m/z) 最大:367225 1025.2 20 0 アンギオテンシン I 40 844.8 AI 1.0E6 659.7 720.3 767.3 2.0E6 227.1 60 0 B 433.0 12.050 AII + AIII 3.0E6 +2 +3 80 250.9 低 pH 4.0E6 340.3 398.0 458.0 最大:10889 100 13.261 アンギオテンシン I 5.0E6 TIC (200-1500 m/z) A 649.5 A : 0.1 % TFA 水溶液 B : 0.085 % TFA 80 % アセトニトリル (ACN) 溶液 塩基性条件: A : 10 mM NH4OH 水溶液 B : 10 mM NH4OH 80 % ACN 溶液 1000 +1 m/z LC30003 参考:B.E. Boyes. Separation and Analysis of Peptides at High pH Using RP-HPLC/ESI-MS, 4th WCBP, San Francisco, CA Jan 2000. 低分子ペプチドと高分子ペプチドのいずれについても、高 pH と低 pH で選択性が変化しています。高 pH では、荷電状態が変化するため、3 種類のアンギオテンシ ンすべてを分離できます。さらに、水酸化アンモニウム移動相を使用して高 pH で分析することにより、アンギオテンシン I のスペクトルが著しく明瞭になります。 Extend-C18 カラムは、低分子ペプチドを高 pH で分析する際にも効果を発揮します。 120 www.agilent.com/chem/jp バイオ分析用カラム ZORBAX 300Å Extend-C18 ハード ウェア 説明 寸法(mm) アナリティカル 4.6 x 250 アナリティカル 4.6 x 150 5 773995-902 ラピッドレゾリューション 4.6 x 150 3.5 763973-902 ラピッドレゾリューション 4.6 x 100 3.5 761973-902 ラピッドレゾリューション 4.6 x 50 3.5 765973-902 ナローボア RR* 2.1 x 150 3.5 763750-902 ナローボア RR* 2.1 x 100 3.5 761775-902 ナローボア RR* 2.1 x 50 3.5 765750-902 ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 5 820950-932 ガードカートリッジ、4 個 2.1 x 12.5 5 821125-932 0 820888-901 ガードハードウェアキット 粒子径 (µm) 部品番号 5 770995-902 キャピラリフローカラム (ガラス内面ステンレス) キャピラリ RR* 0.3 x 150 3.5 5065-4464 キャピラリ RR* 0.3 x 100 3.5 5065-4465 キャピラリ RR* 0.3 x 75 3.5 5065-4466 キャピラリ RR* 0.3 x 50 3.5 5065-4467 *RR:ラピッドレゾリューション 3.5 µm www.agilent.com/chem/jp 121 バイオ分析用カラム アミノ酸標準試料 それぞれのアミノ酸標準試料には 次のアミノ酸が含まれます。 • グリシン • L-シスチン • L-ヒスチジン • L-チロシン • L-ロイシン • L-メチオニン • L-セリン • L-アラニン • L-フェニルアラニン • L-グルタミン酸 • L-プロリン • L-イソロイシン • L-アルギニン • L-トレオニン • L-バリン • L-リジン • L-アスパラギン酸 ZORBAX アミノ酸分析 (AAA) カラム および部品 ZORBAX Eclipse アミノ酸分析 (AAA) カラム • 24 種類のアミノ酸の高分解能、高速分析 • アミノ酸分析析用としてテスト済み • OPA および FMOC プレカラム誘導体化法を使用 • Agilent 1100/1200 オートサンプラでオンラインによる誘導体化プロトコルを 使用して簡単に自動化 Agilent ZORBAX Eclipse AAA 高効率カラムは、更新および改良されたプロトコルに従って アミノ酸を迅速に分離します。注入から次の注入までの全分析時間は、7.5 cm のショー トカラムでわずか 14 分 (分析時間は 9 分)、長さ 15 cm のカラムで 24 分 (分析時間は 18 分) です。Agilent 1100/1200 HPLC を使用した 1 回の自動分析で、OPA と FMOC の誘導体化 特性の両方を用いて、優れた感度 (DAD、FLD で 5 ~ 50 pmol) と信頼性を達成します。 ZORBAX Eclipse アミノ酸分析 (AAA) カラム ハードウェア 説明 粒子径 (µm) 部品番号 4.6 x 150 5 993400-902 FLD を使用した日常分析、 4.6 x 150 3.5 963400-902 日常の分析、 ハイスループット 4.6 x 75 3.5 966400-902 ソルベントセーバ、 高感度、高分解能 3.0 x 150 3.5 961400-302 ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 5 820950-931 高分解能 ガードハードウェアキット 122 寸法(mm) 日常の分析 www.agilent.com/chem/jp 820888-901 バイオ分析用カラム アミノ酸標準試料, 10 x 1 mL アンプル* 説明 部品番号 1 nmol/µL 5061-3330 250 pmol/µL 5061-3331 100 pmol/µL 5061-3332 25 pmol/µL 5061-3333 10 pmol/µL 5061-3334 アミノ酸補助キット ノルバリン、サルコシン、アスパラギン、グルタミン、トリプトファン、4-ヒド ロキシプロリン各 1 g を含む 5062-2478 *寿命を考慮して必要量を購入してください。5062-2478 は 1 g バイアルとして出荷されます アミノ酸分離試薬 説明 部品番号 OPA 試薬, 0.4 M ホウ酸緩衝液 o-フタルアルデヒド (OPA)、 3-メルカプトプロピオン酸、各 10 mg/mL, 6 x 1 mL アンプル 5061-3335 FMOC 試薬, アセトニトリルに 2.5 mg/mL、9-フルオレニルメチルクロロギ酸、1 mL, 5061-3337 10 アンプル ホウ酸緩衝液, 100 mL 5061-3339 DTDPA (ジチオジプロプリオニック) 試薬, システイン分析用, 5g 5062-2479 ZORBAX Eclipse-AAA プロトコルを用いた 24 種類 のアミノ酸の高分離 1. Asp カラム: 2. Glu 8. Thr 14. Val 20. Leu 3. Asn 9. Cit 15. Met 21. Lys 移動相: ZORBAX Eclipse AAA 963400-902 4.6 x 150 mm, 3.5 µm 流量: A : 40 mM Na2HPO4、pH 7.8 B : ACN : MeOH : 水、 45:45:10 v/v 2 mL/min 温度: 40 °C 検出器: 蛍光検出器 サンプル: 24 種類のアミノ酸 7. Gly 13. Cys 19. Ile 4. Ser 10. Arg 16. Nva 22. Hyp 5. Gln 11. Ala 17. Trp 23. Sar 6. His 12. Tyr 18. Phe 24. Pro 3 8 2 7 4 1 22 16 17 18 19 15 9 10 14 20 12 11 24 6 24 種類のアミノ酸の高分離分析は 18 分で完了しまし た。ラピッドレゾリューション 4.6 x 75 mm Eclipse AAA カラムを選択すれば、これらのアミノ酸を 9 分で分離 23 21 5 できます。 0 5 10 15 20 25 Time (min) LCPAH01 www.agilent.com/chem/jp 123 バイオ分析用カラム ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラム • 短い分析時間で高い効率性、再現性 • 親水性のジオール結合相で優れたタンパク質回収率 • 有機修飾剤、変成剤に対応 • 広い pH 範囲 (pH 3 ~ 8) に使用可能 Agilent ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラムは、タンパク質やその他の生体分子のサ イズ分離に最適です。GF-250 と GF-450 カラムをつなげて使用すれば、球状タンパク質 の場合、分離範囲は 4,000 ~ 900,000 となります。GF-250/GF-450 ゲルろ過カラムは親水 性ジオール結合相を使用することによって高いタンパク質回収率 (通常 > 90%) を示 し、独自のジルコニア修飾を施したシリカによって pH 3 ~ 8 と広い pH 範囲に対応し ています。GF-250、GF-450 カラムには正確に大きさを揃えた多孔質シリカ微細球が充て んされており、ポアサイズと粒子径のばらつきが小さくなっています。その結果、流 量 3 mL/min までのタンパク質分離において、効率が高く、堅牢で再現性の高いカラム となっています。これらのカラムは移動相内の有機修飾剤 (< 25 %) と変成剤に対応し ており、タンパク凝集を取り除いて正しくタンパク質の大きさを判定することができ ます。一般的な分析用途としては、単量体、二量体、凝集体の分離、脱塩、タンパク 質分子量の推定と修飾タンパク質の分離があります。 カラム仕様 結合相 ポア サイズ 粒子径 表面積 ZORBAX GF-250 150Å 4 µm MW 範囲 4,000-400,000 ZORBAX GF-450 300 Å 6 µm 10,000-900,000 50 m2/g 140 m2/g pH 範囲 流量 3.0-8.0 3.0 mL/min 350 bar 最大圧力 3.0-8.0 350 bar 未満 3.0 mL/min 未満 仕様は代表的な値のみを表しています。 124 www.agilent.com/chem/jp バイオ分析用カラム 5 ZORBAX GF-250 SEC カラムを用いたタンパク質標準の分離 カラム: ZORBAX GF-250 884973-901 9.4 x 250 mm, 4 µm 移動相: 200 mM リン酸ナトリウム、pH 7.0 流量: 2 mL/min 温度: 室温 検出器: 254 nm サンプル: 4 サイズ排除用 BioRad ゲルろ過標準 1. サイログロブリン 670,000 Da 2. ウシ ガンマグロブリン 158,000 Da 3. トリ オブアルブミン 44,000 Da 1 4. ウマミオグロビン 17,000 Da 5. ビタミン B-12 1、350 Da ここで分離されたタンパク質標準試料は一般的に使用されている標 準試料セットです。ZORBAX GF-250 カラムはこのサンプルに対して優 れた分離能を示しています。サイログロブリンの分離能をさらに上 げるために GF-450 カラムを追加連結することも可能です。 2 0 www.agilent.com/chem/jp 1 2 3 4 Time (min) 3 5 6 7 8 LCGF001 125 バイオ分析用カラム 高速サイズ排除分離 高速ゲルろ過分析 2 カラム: ZORBAX GF-450 884973-902 9.4 x 250 mm, 6 µm カラム: 移動相: PBS (リン酸緩衝 食塩水)、pH 7.4 移動相: 流量: 3 mL/min 温度: 室温 検出器: サンプル: 2 mL/min 220 nm 検出器: 225 nm BSA および BSA 二量体 サンプル: 50 mM 中に 10 µg リン酸ナトリウム pH 7.0 B:抗体分離 1 126 2 2 2 0 200 mM リン酸一ナトリウム pH 7.0/0.1 % アジド 流量: A:BSA および BSA 二量体 (二重注入) Inj. #1 ZORBAX GF-450 884973-902 9.4 x 250 mm, 6 µm 1. BSA 二量体 1. IgG 二量体および会合体 2. BSA 単量体 2. マウス IgG 1K (MOPC 31C) 3. アジド 3. 塩:トリス、Na2HPO4、NaCl 1 3 3 3 Inj. #2 5 Time (min) 1 10 0 1 www.agilent.com/chem/jp 2 3 4 5 6 7 Retention Time (min) 8 9 10 LCGF002 バイオ分析用カラム 長寿命の ZORBAX GF-250 カラム 安定性の高いアジレント GF-250:標準タンパク質の K* 3.0 3.0 2.5 2.5 BSA Ovalbumin 1.5 Lysozyme NaN3 1.0 Ovalbumin 1.5 Lysozyme NaN3 1.0 0.5 0.5 0.0 BSA 2.0 K* 2.0 K* 競合他社カラム:標準タンパク質の K* 0.0 0 1000 2000 Column Volumes 3000 0 1000 2000 Column Volumes 3000 LCGF004 ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラム ハード ウェア 説明 寸法(mm) 粒子径 (µm) 部品番号 GF-250、150Å 9.4 x 250 4 884973-901 GF-250、150Å 4.6 x 250 4 884973-701 GF-450、300Å 9.4 x 250 6 884973-902 GF-250 Diol、ガードカートリッジ、2 個 9.4 x 15 6 820675-111 GF-250 Diol、ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 6 820950-911 GF-450 Diol、ガードカートリッジ、2 個 9.4 x 15 6 820675-111 GF-450 Diol、ガードカートリッジ、4 個 4.6 x 12.5 ガードカラム (ハードウェアが必要) 6 820950-911 ガードハードウェアキット 0 840140-901 ガードハードウェアキット 0 820888-901 PrepHT カラム PrepHT GF-250、150Å 21.2 x 250 6 877974-901 PrepHT GF-450、300Å 21.2 x 250 6 877974-910 PrepHT エンドフィッティング、2 個 820400-901 PrepHT GF-250、ガードカートリッジ、2 個 17 x 7.5 5 820212-911 PrepHT GF-450、ガードカートリッジ、2 個 17 x 7.5 5 820212-911 ガードカートリッジハードウェアキット www.agilent.com/chem/jp 820444-901 127 バイオ分析用カラム Agilent バイオモノリス HPLC カラム • 大型生体分子分離用に設計されたポリマーベースのモノリス HPLC カラム • 流速に依存しない分離を実現。拡散、ポア、およびボイドボリュームがないため、 移動相と固定相の間の高速移動が可能 • モノリスディスクは 5.2 mm x 4.95 mm (カラム容量 100 µL) で、拡散による物質移動を 排除 • 超高速分離によって、メソッド開発時間とコストを削減そのため、分析時間とバッ ファを大幅に削減可能 Agilent バイオモノリス HPLC カラムは、 抗体 (IgG、 IgM)、 プラスミド DNA、 ウィルス、 ファー ジ、その他のマクロ生体分子の高速高分解能の分離を実現します。カラムの種類は、 強カチオン交換、強アニオン交換、弱アニオン交換、プロテイン A の各相を用意して います。バイオモノリス HPLC カラムは、Agilent 1100 / 1200 HPLC システムを含む HPLC および分取 LC システムに適合します。 カラム仕様 寸法 カラム容量 5.2 mm x 4.95 mm 100 µL 最大圧力 150 bar (15 MPa、2200 psi)* 最低/最高使用温度 使用: 4 ~ 40 °C 保管: 4 ~ 30 °C 使用範囲: 2-13** 推奨 pH 洗浄: 1-14*** 使用材質 ハードウェア:ステンレス製 パッキング材: ポリ (グリシジル メタクリレート-co-エチレン ジメタクリレート) 多孔モノリス カラー識別リング バイオモノリス QA:青 バイオモノリス DEAE:緑 バイオモノリス SO3:赤 バイオモノリス プロテイン A: 白 保管期限/使用期限 プロテイン A:12 ヶ月 SO3、QA、DEAE: 24 ~ 36 ヶ月 * :プロテイン A は 75 bar (7.5 MPa、1100 psi) ** :プロテイン A は 2-11 *** :プロテイン A は 2-13 128 www.agilent.com/chem/jp バイオ分析用カラム DEAE カラムを用いたファージ精製のモニタリング DEAE 5069-3636 5.2 x 4.95,mm 移動相: A : 125 mM リン酸バッファ、 pH 7.0 B : 125 mM リン酸バッファ + 1M NaCl、pH 7.0 120 50 Time 36 min Time 158 min Time 191 min % Buffer B 45 流量: 1 mL/min グラジエン ト: 100% バッファ A (2.5 分) 0 ~ 100% バッファ B (10 分) 100% バッファ A (2 分) 検出器: UV、280 nm 装置: 高圧グラジエント HPLC システム、Agilent 1200 Relative Absorbance (mAU) 40 35 2 100 80 30 25 60 20 Phages and other components 40 15 3 1 10 % Gradient カラム: 20 5 0 0 0 2 4 6 8 10 12 Time (min) ファージ増殖が進むにつれて、宿主細胞が溶解されているためにゲノム DNA (gDNA) 濃度は高くなります。発酵の最終段階で、gDNA は断片に分解し始めます。精 製培地ではこれらの gDNA 断片を簡単に除去できないため、ゲノム DNA の分解前に発酵サイクルを停止させることが重要です。上記は、36 分、158 分、191 分に バイオリアクターから採取した 3 種類のサンプルのクロマトグラムです。 ピーク 1 はファージ、培地、宿主細胞、ピーク 2 はインタクト gDNA、ピークは断片化 された gDNA を表します。 www.agilent.com/chem/jp 129 バイオ分析用カラム プロテイン A カラムによる IgG 発酵滴定濃度の測定 移動相: 流量: プロテイン A 5069-3639 5.2 x 4.95,mm 240 A : 1x PBS、pH 7.0 B : 0.5 M 酢酸、pH 2.6 1 mL/min 190 グラジエント: 100% バッファ A 100% バッファ B 100% バッファ A (各段階 0.5 分) 検出器: UV、280 nm 装置: 高圧グラジエント HPLC システム Relative absorbance (mAU) カラム: 140 1mL/min 2 mL/min 90 40 Agilent 1200 _10 Time (min) 標準 IgG を 2 つの流量、1 mL/min と 2 mL/min で測定します。これらは、それぞれ 10 カラム容量/分と 20 カラム容量/分に相当します。 サンプル中の IgG 濃度を数分以内に速やかに測定できます。 1600 The calibration curve 1400 1200 Peak area 1000 800 y = 728.55x R2 = 0.9975 600 400 200 0 C (mg/mL) 上記は、ヒト IgG の 2 倍希釈系列の検量線です。 IgG の初期濃度は 2 mg/mL です。 IgG ピーク面積を 積分し、プロットしました。本分析の直線性範囲は、開発および製造細胞培養に必要な範囲をカバー しています。 130 www.agilent.com/chem/jp バイオ分析用カラム Agilent バイオモノリス HPLC カラム カラム 説明 主要アプリケーション 部品番号 バイオモノリス QA 第 4 級アミン結合相 (強アニオン交換) は 使用 pH 範囲 2 ~ 13 で完全に荷電し、負 電荷により生体分子と結合します。 ü アデノウイルスのプロセスモニタリン 5069-3635 グと品質管理 ü IgM 精製のモニタリングと品質管理 ü DNA 不純物除去のモニタリング ü エンドトキシン除去のモニタリング ü HSA 純度分析 バイオモノリス DEAE ジエチルアミノエチル結合相 (弱アニオン ü バクテリオファージ精製のプロセスモ 交換) は、使用 pH 範囲 3 ~ 9 で負電荷を ニタリングと品質管理 帯びるため、生体分子の選択性を拡大し ü プラスミド DNA 精製のプロセスモニタ ます。 リングと品質管理 5069-3636 バイオモノリス SO3 スルホニル結合相 (強カチオン交換) は使 用 pH 範囲 2 ~ 13 で完全に荷電し、正電 荷により生体分子と結合します。 ü タンパク質や抗体などの大型生体分子 5069-3637 バイオモノリス プロテイン A プロテイン A アフィニティカラムは、IgG クラス 3 を除くすべての IgG (ヒトとマウ ス) の分析分離用に設計されています。 ü IgG の定量 (発酵滴定濃度計算) 5069-3639 www.agilent.com/chem/jp の高速高分離 ü ヘモグロビン A1c の高速分析 131 テクニカルサポート ハードウェア、ソフトウェア、アプリケーション、機器の修理、またはトラブル シューティングに関して質問がございますか? アジレントの技術者がお客様のご質問 にお答えします。豊富な分析経験を持つテクニカルサポート担当者が、その知識と経 験をご提供します。 本カタログ記載の製品に関するご質問は、担当営業またはカストマコンタクトセンタ 0120-477-111 までお問い合わせください。ホームページ(www.agilent.com/chem/jp)で もさまざまな情報を紹介しています。 Agilent ZORBAX HPLC カラムで 分析上の問題を解決 ZORBAX カラムのサイト (www.zorbaxmethodjp.com) では、 アプリケーションにお勧めのカラム と詳細情報をご覧いただけます。 132 • よくある質問 (FAQ) • ダウンロードとユーティリティ • 据付およびメンテナンスビデオ • 対話式トラブルシューティング • ワランティ情報 • テクニカルサポートの問い合わせ先情報 新製品 .................................................................................................1 HPLC カラム選択ガイドライン .....................................................3 HPLC カラム選択フローチャート ......................................................................................................4 ZORBAX 逆相結合相のクイックガイド ............................................................................................5 ZORBAX 逆相 HPLC カラム選択フローチャート .............................................................................6 カラムと移動相選択のためのガイド:逆相 ..................................................................................8 HPLC カラムの USP 表記 ....................................................................................................................11 pH 1 ~12 でのメソッド開発 ............................................................................................................13 カートリッジ選択ガイド ..................................................................................................................18 分析 HPLC 用カラム .......................................................................19 Poroshell 120 ..........................................................................................................................................20 ZORBAX Eclipse Plus...............................................................................................................................23 ZORBAX Eclipse PAH ..............................................................................................................................30 ZORBAX Eclipse XDB ..............................................................................................................................32 ZORBAX 80Å StableBond .......................................................................................................................40 ZORBAX Rx .............................................................................................................................................49 ZORBAX 80Å Extend-C18.......................................................................................................................52 ZORBAX Bonus-RP..................................................................................................................................56 ZORBAXオリジナル逆相カラム .......................................................................................................61 ZORBAX 順相カラム ............................................................................................................................62 ZORBAX HILIC Plus .................................................................................................................................66 ZORBAXメソッド開発キット ...........................................................................................................68 ZORBAX メソッドバリデーションキット ......................................................................................70 ZORBAX イオン交換カラム – SAX、SCX ........................................................................................71 Agilent e-セミナー アジレントの eセミナーは、web上で最新技術と 最新情報を紹介するプログラムです。 特殊アプリケーション用 HPLC カラム .....................................73 ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition 1.8 µm.........................................................74 ZORBAX ラピッドレゾリューションハイスループット 1.8 µm ................................................77 ZORBAX ラピッドレゾリューション 3.5 µm ..................................................................................85 ZORBAX ソルベントセーバ................................................................................................................90 ZORBAX PrepHT......................................................................................................................................94 Agilent Prep LCカラム.........................................................................................................................100 Ultron ES Chiral カラム .......................................................................................................................103 バイオ分析用カラム ...................................................................105 ZORBAX を用いてタンパク質およびペプチドを分析する逆相メソッド開発方法 ............106 Poroshell 300 ........................................................................................................................................110 ZORBAX 300Å StableBond ..................................................................................................................113 ZORBAX 300Å Extend-C18...................................................................................................................118 ZORBAX アミノ酸分析 (AAA) カラムおよび部品 ........................................................................122 ZORBAX GF-250、GF-450 ゲルろ過カラム ....................................................................................124 Agilent バイオモノリス HPLC カラム ............................................................................................128 トラブルシューティング、メンテナンス、インフォマティックス、 コンプライアンス、アプリケーションなど、さまざまコンテンツを 提供しています。自分の机から気軽にアクセスできる eセミナーを ご活用ください。オンラインセミナーは無料で、60 ~ 90 分のプロ グラムです。 • ご自身のスケジュールに合わせてライブまたは録画から選択 • オフィス、自宅、ホテルなど、どこからでも参加可能 • Q&A セッションで質問可能 詳細情報、セミナータイトルについては、 www.agilent.com/chem/jp をご覧ください。 お問い合わせは さらに詳しい情報は、担当営業または販売店、 あるいは下記までお問い合わせください。 • ホームページ:www.agilent.com/chem/jp • カストマコンタクトセンタ: フリーダイヤル 0120-477-111 Agilent HPLC 用 Agilent HPLC 用カラムセレクションガイド カラムセレクションガイド 最高の分離と効率的な分析を実現し、 高品質の結果を提供するカラムの総合ガイド 本資料に記載の情報、説明、製品仕様等は 予告なしに変更されることがあります。 アジレント・テクノロジー株式会社 © Agilent Technologies, Inc. 2010 Printed in Japan April 16, 2010 5990-4435JAJP Our measure is your success.