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高速無線LAN 11n 企業向け導入のポイント
高速無線LAN 11n 企業向け導入のポイント シスコシステムズ合同会社 シスコシステムズ合同会社 ソリューションズ システムズ エンジニアリング システムズ エンジニア 芝川 晃一 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 1 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 2 802.11n 標準化 2009年 年9月 月11日 日, 最終批准 シスコは シスコは標準化と 標準化と早期の 早期の採用化を 採用化を進めてきました 既に50万台 万台の ドラフト 2.0 対応 企業向け 万台の11nドラフト 企業向け アクセスポイントを アクセスポイントを出荷 Wi-Fiアライアンス アライアンス(WFA)の のテストベッドにて が採用され アライアンス テストベッドにてシスコ にてシスコAP1250が シスコ 採用され、 され、 800以上 以上の 以上のデバイスが デバイスがドラフト2.0に ドラフト に認定されています 認定されています インテルなど インテルなどクライアント などクライアント製品 クライアント製品の 製品のメーカーと メーカーと、さらに企業向 さらに企業向けに 企業向けに必要 けに必要な 必要な 無線LANの のテストを 無線 テストを行っています Draft 1.0 May ’06 Draft 2.0 Mar ’07 WFA Draft 2.0 Inter-op Jun ’07 AP1250 ships Oct ’07 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Draft 11.0 Jun ’09 Sept ’08 IEEE 802.11n Standard Ratified Sep ’09 3 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 4 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 5 MIMOによる による空間多重 による空間多重 MIMO (Multiple Input, Multiple Output) 情報は 情報は分割され 分割され、 され、複数の 複数のストリームで ストリームで送信されます 送信されます ストリーム 1 MIMO AP ストリーム 2 パフォーマンス 送信・受信両方 で動作 同じチャネルで 同時に送信 帯域幅が増加 MIMO クライアン トが必要 ×空間ストリーム数 の高速化 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 6 40MHz チャネル連結 チャネル連結 MIMO (Multiple 40Mhz Input, Channels Multiple Output) 道路に 道路に例えるならば、 えるならば、車線が 車線が2レーンから レーンから4 から4レーンに レーンに 20-MHz 20-MHz Gained Space 40-MHz 1台の端末で 端末で周波数を 周波数を独り占めします 全体の 全体のシステムパフォーマンスが システムパフォーマンスが大きく向上 きく向上するわけではあ 向上するわけではあ りません アプリケーションの アプリケーションの帯域ニーズ 帯域ニーズや ニーズや無線チャネル 無線チャネルの チャネルの増加に 増加に合 わせて、 わせて、将来的な 将来的な拡張枠として 拡張枠として検討 として検討すべき 検討すべき © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 7 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 8 効率の 効率の良い周波数利用 5GHz & 2.4GHz 5GHzの のススメ 11nには5GHzをお薦めします W52,W53の8chを使用することができます デジタルコードレス電話やブルートゥースからの干渉を避けられます 40MHzチャネル連結は5GHzのみで推奨です W53はレーダーを検知する場所では使えない可能性があります 2.4GHz ではチャネル連結は推奨できませんが、 MIMOやMAC効率の改善による効果があります 2.4GHz Channels 5GHz(W52,W53) Channels 1 6 4 2 11 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 1 3 8 6 5 7 9 効率の 効率の良い周波数利用 5GHz & 2.4GHz 既に11abgを を使用している 導入は で 使用している場合 している場合、 場合、11n導入 導入は5GHzで 11nと と11abgクライアント クライアントは クライアントは 共存が 共存が可能です 可能です WLANコントローラ しかし互換性維持 しかし互換性維持のため 互換性維持のため、 のため、パ フォーマンスが フォーマンスが低下します 低下します 11n 54 Mb 2.4G 300 Mb 5G 11bg © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 11n 従来の 従来のクライアントを クライアントを 2.4GHz で継続使用し での 継続使用し、 5GHzでの 11n導入 導入をお 導入をお薦 をお薦めします 分離することで 分離することでパフォーマンス することでパフォーマンス が向上します 向上します 10 MIMO技術 技術は 技術は既存クライアント 既存クライアントにも クライアントにも有効 にも有効 Cisco Clientlink VoWi-Fi with 11g 11b AP VoWi-Fi with 11n AP 11a 11g 11n FLOOR PLAN FLOOR PLAN 5 5 0 0 MOS Score MOS Score MOS値:電話の通話品質を示す値 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 11 アクセスポイントの アクセスポイントの設置 abg アクセスポイントの アクセスポイントの設置 データのみの場合、500 ㎡ に1台 音声、位置検出の場合、300 ㎡に1台 abg abg ラジオ リソース マネージメント 自動的にチャネル / 出力を最適化 定期的に調整し、環境変化に対応 abg Web Email abg 使用するアプリケーション © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 12 アクセスポイントの アクセスポイントの設置 1 対 1 の交換 1140 は 1130の取り付け金具に取り 付けることもできます(要オプション金具) ABG ABG 高データレートの データレートのカバー範囲 カバー範囲が 範囲が 改善されています 改善されています ERP Backup Video Voice Web Email ABG ABG 使用するアプリケーション 高速化により 多くのアプリケーションを無線で © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 13 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 14 クライアント製品 クライアント製品の 製品の選び方 Wi-Fiアライアンス アライアンス ロゴ CCX対応 対応11nクライアント クライアント製品 対応 クライアント製品( 製品(一例) 一例) CCX認定 認定ロゴ 認定ロゴ CCX対応 対応の 対応の企業向け 企業向け品質の 品質のクライアント製品 クライアント製品をお 製品をお勧 をお勧めします © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 15 11nと と暗号化・ 暗号化・認証方式 11nではAESによる暗号化が採用されています 従来のWEPやTKIP方式での暗号化では11nの速度が得 られません 802.11i標準のWPA2-EAPの使用を推奨します WPA-PSKは個人用途であり、企業用途には向きません ゲスト向けに”暗号化なし”は使用可能 無線LANの安全性はWEPによる暗号化の時代に比べ、 飛躍的に高まっています © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 16 まとめ 標準化が完了し、本格的に11n導入を検討できる時期が 来ました 11nはラストワンマイルのボトルネックを解消し、高速化 をもたらします 11nには2.4GHzではなく5GHzの使用をお勧めします 既存環境との互換性を保ったまま、段階的な導入が可 能です 多くの場合、従来APと1対1の交換が可能です CCX対応クライアントをご選択ください 11nと合わせてWPA2-EAPの導入をご検討ください © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 17 © 2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 18